JP6888413B2 - 乗物用シート - Google Patents

乗物用シート Download PDF

Info

Publication number
JP6888413B2
JP6888413B2 JP2017097319A JP2017097319A JP6888413B2 JP 6888413 B2 JP6888413 B2 JP 6888413B2 JP 2017097319 A JP2017097319 A JP 2017097319A JP 2017097319 A JP2017097319 A JP 2017097319A JP 6888413 B2 JP6888413 B2 JP 6888413B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire portion
seat
support wire
end side
anchor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017097319A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018192886A (ja
Inventor
裕介 山本
裕介 山本
章平 船木
章平 船木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2017097319A priority Critical patent/JP6888413B2/ja
Publication of JP2018192886A publication Critical patent/JP2018192886A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6888413B2 publication Critical patent/JP6888413B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

本願は、チャイルドシートを係合固定するためのアンカーを備える乗物用シートに関する。
チャイルドシートを装着するためのアンカーは、ISO−FIX方式に準拠したものであって、チャイルドシートと係合する係合部を有するものである。例えば、特許文献1に記載の乗物用シートでは、車両のフロアパネルにアンカーが固定されている。
特開2002−2347号公報
シートフレームにベルト固定部が設けられている場合には、シート幅方向位置において、ベルト固定部とアンカーとが重なってしまう場合がある。なお、ベルト固定部とは、タング側ベルトを固定するための部位である。タング側ベルトとは、シートベルトのタングプレートが連結されたベルトである。
上記場合においては、利用者がチャイルドシートをアンカーに装着する際に、タング側ベルトが障害となる可能性がある。本願は、左記点を考慮した乗物用シートの一例を開示する。
チャイルドシートを係合固定するためのアンカー(15)を備える乗物用シートは、少なくとも以下の(a)〜(d)を備える。
(a)アンカー(15)の一部を構成するとともに、チャイルドシートが係合可能な係合ワイヤー部(15A)であって、シート幅方向に延びる係合ワイヤー部(15A)
(b)アンカー(15)の一部を構成するとともに、シート前後方向に延びる第1支持ワイヤー部(15B)であって、後端側がシートフレーム(76)のうちベルト固定部(11)に対してシート幅方向一方側にずれた位置に固定され、前端側が係合ワイヤー部(15A)の延び方向一端側に連結された第1支持ワイヤー部(15B)
(c)アンカー(15)の一部を構成する第2支持ワイヤー部(15C)であって、係合ワイヤー部(15A)の延び方向端他端側に連結されて当該他端側からシート後方側に延びる第2支持ワイヤー部(15C)
(d)アンカー(15)の一部を構成する第3支持ワイヤー部(15D)であって、延び方向一端側が第2支持ワイヤー部(15C)の後端側に連結され、当該延び方向他端側がシートフレーム(76)のうちベルト固定部(11)に対してシート幅方向他方側にずれた位置に固定された第3支持ワイヤー部(15D)
これにより、シート幅方向位置において、ベルト固定部とアンカーとが重なった構成であっても、係合ワイヤー部(15A)がベルト固定部(11)に対してシート幅方向にずれた構成とすることが可能な乗物用シートを得ることができ得る。
したがって、係合ワイヤー部(15A)がタング側ベルト(30)に対してシート幅方向にずれた構成となるので、利用者がチャイルドシートをアンカー(15)に装着する際に、タング側ベルト(30)が障害となってしまうことを抑制でき得る。
乗物用シートは、以下の構成でもよい。
すなわち、第3支持ワイヤー部(15D)は、上下方向において係合ワイヤー部(15A)に対して予め決められた寸法より低い位置に設けられていることが望ましい。これにより、シートベルトに張力が発生したきに、当該シートベルト、つまりタング側ベルト(30)が第3支持ワイヤー部(15D)及び係合ワイヤー部(15A)に接触してしまうことを抑制できる。
なお、タング側ベルト(30)は、係合ワイヤー部(15A)、第1支持ワイヤー部(15B)、第2支持ワイヤー部(15C)及び第3支持ワイヤー部(15D)により囲まれた部位を貫通している構成であっても、タング側ベルト(30)が第3支持ワイヤー部(15D)及び係合ワイヤー部(15A)に接触してしまうことを抑制できる。
タング側ベルト(30)とベルト固定部(11)との連結箇所(11A)は、係合ワイヤー部(15A)に対してシート幅方向にずれていることが望ましい。これにより、タング側ベルト(30)が第3支持ワイヤー部(15D)及び係合ワイヤー部(15A)に接触してしまうことを確実に抑制できる。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係る乗物用シートの説明図である。 本発明の実施形態に係る乗物用シートの説明図である。 本発明の実施形態に係るアンカーの説明図である。 本発明の実施形態に係るアンカーの説明図である。 本発明の実施形態に係るアンカーの説明図である。 本発明の実施形態に係るアンカーの特徴を説明するための図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
(第1実施形態)
1.乗物用シートの概要
本実施形態は、車両用シートに本発明を適用したものである。図1に示す乗物用シート1は、車両後部座席の乗物用シートである。当該乗物用シート1はサイドシート3とセンタシート5とが一体となったベンチシート型の乗物用シートである。
サイドシート3は、乗物用シート1のうち車両幅方向一端端側(本実施形態では、右端側)のシート部分である。センタシート5は、当該乗物用シート1のうちサイドシート3に隣接するシート部分である。
図1に示すように、サイドシート3及びセンタシート5それぞれは、シートクッション3A、5A及びシートバック3B、5B等を有する。シートクッション3A、5Aは着席者の臀部等を支持するための部位である。シートバック3B、5Bは着席者の背部を支持するための部位である。
バックフレーム7はシートバック3B、5Bの骨格を構成する。当該バックフレーム7は、少なくとも3つのタワーフレーム71〜73等を有する。それらタワーフレーム71〜73は、図1に示す起立状態では、タワー状に上下方向に延びている。
すなわち、第1タワーフレーム71及び第2タワーフレーム72は、シートバック3Bの骨格を構成する。第2タワーフレーム72及び第3タワーフレーム73は、シートバック5Bの骨格を構成する。
つまり、第2タワーフレーム72は、シートバック3B用のタワーフレームとシートバック5B用のタワーフレームとを兼ねる。各タワーフレーム71〜73は、接続アーム71A〜73Aを介してクッションフレーム(図示せず。)に対して揺動可能に連結されている。
クッションフレームは、シートクッション3A、5Aの骨格を構成する部材である。つまり、乗物用シート1の骨格を成すシートフレームは、バックフレーム7、クッションフレーム及び第1連結部材74〜第3連結部材76等を有して構成される。
第1タワーフレーム71及び第2タワーフレーム72は、第1連結部材74及び第2連結部材75により連結されている。第1連結部材74は、シート幅方向に延びて第1タワーフレーム71の上端側と第2タワーフレーム72の上端側とを連結する。
第2連結部材75は、シート幅方向に延びて第1タワーフレーム71の延び方向中間部と第2タワーフレーム72の延び方向中間部とを連結する。第3連結部材76は、シート幅方向に延びて接続アーム71Aと接続アーム72Aとを連結する。
第2連結部材75には、ブラケット75Aを介してリトラクタ75Bが固定される。リトラクタ75Bは、センタシート5用のタング側ベルト30の一端側を巻き取るための装置である。
タング側ベルト30とは、シートベルトのうちタングプレート(図示せず。)が装着されたベルトをいう。タングプレートと連結されるバックル31(図1参照)は、接続アーム73A又はセンタシート5側のクッションフレームに連結されている。
第1連結部材74には荷重受部74Aが設けられている。荷重受部74Aは、タング側ベルト30に作用する張力をバックフレーム7に伝達するための部位である。第3連結部材76には、ベルト固定部11、第1アンカー13及び第2アンカー15が設けられている。
ベルト固定部11は、タング側ベルト30の他端側が連結される部位である。このため、タング側ベルト30がバックル31に連結されていない状態では、当該タング側ベルト30は、図2に示すように、荷重受部74Aとベルト固定部11との間を渡すように、シートバック3Bの上端から下端側に垂下した状態となる。
タング側ベルト30がバックル31に連結された状態では、当該タング側ベルト30は、図1に示すように、シートバック3Bの上端側からシートバック5Bの下端側に向けて当該シートバック5Bを斜めに横断するように延びた状態となる。
第1アンカー13及び第2アンカー15は、チャイルドシート(図示せず。)を装着するためのアンカーを構成するフック部であって、ISO−FIX方式に準拠したものである。なお、第1アンカー13及び第2アンカー15の詳細は後述する。
第4連結部材77は、第3タワーフレーム73の上端側と第2タワーフレーム72の上端側とを連結する。なお、本実施形態では、第3タワーフレーム73と第4連結部材77とは、1本のパイプ材に曲げ加工が施された一体成形品である。第5連結部材78は、第3タワーフレーム73の延び方向中間部と第2タワーフレーム72の延び方向中間部とを連結する。
2.第1アンカー及び第2アンカーの構成
第1アンカー13及び第2アンカー15は、シートフレームの一部を構成する第3連結部材76に設けられている。それら第1アンカー13及び第2アンカー15は、第3連結部材76に溶接固定されている。
<第1アンカー>
第1アンカー13は、図3に示すように、第3連結部材76のうちシート幅方向他端側、つまりシート幅方向においてセンタシート5と反対側に設けられている。当該第1アンカー13は、シート前方側が湾曲した略U字状又は略コの字状のワイヤー(中実丸棒)にて構成されている。
<第2アンカー>
第2アンカー15は、第3連結部材76のうちシート幅方一端端側、つまりシート幅方向においてセンタシート5と同一側に設けられている。第2アンカー15は、図4に示すように、係合ワイヤー部15A、第1支持ワイヤー部15B、第2支持ワイヤー部15C及び第3支持ワイヤー部15D等を有して構成されている。
係合ワイヤー部15Aは、第1アンカー13と協働してISO−FIX方式に準拠したアンカーフックとして機能する。つまり、係合ワイヤー部15Aは、シート幅方向に延びてチャイルドシートが係合可能なフックの一部を構成する。
第1支持ワイヤー部15Bは、シート前後方向に延びるワイヤーである。当該第1支持ワイヤー部15Bの延び方向前端側は、係合ワイヤー部15Aの延び方向一端側(本実施形態では、左端側)に連結されている。
第1支持ワイヤー部15Bの延び方向後端側は、第3連結部材76に溶接等にて固定されている。第1支持ワイヤー部15Bと第3連結部材76との固定位置は、ベルト固定部11に対してシート幅方向一方側(本実施形態では、左方側)にずれた位置である。
第2支持ワイヤー部15Cは、係合ワイヤー部15Aの延び方向端他端側(本実施形態では、右端側)に連結されて当該他端側からシート後方側に延びるワイヤーである。第3支持ワイヤー部15Dは、第2支持ワイヤー部(15C)の後端側と第3連結部材76と連結支持するワイヤーである。
すなわち、第3支持ワイヤー部15Dの延び方向一端側は、第2支持ワイヤー部15Cの後端側に連結されている、第3支持ワイヤー部15Dの延び方向他端側は、第3連結部材76のうちベルト固定部11に対してシート幅方向他方側(本実施形態では右方側)にずれた位置に溶接にて固定されている。
第3支持ワイヤー部15Dは、第1ワイヤー部15E及び第2ワイヤー部15Fを有している。第1ワイヤー部15Eは、第2支持ワイヤー部15Cの後端側からシート幅方向と略平行な方向に延びる部位である。
第2ワイヤー部15Fは、第1ワイヤー部15Eの延び方向先端(右端)側から第3連結部材76側に延びる部位である。そして、第2ワイヤー部15Fが第3連結部材76に溶接固定されている。
すなわち、第2アンカー15は、以下の2つの要件を満たしている。(1)第2アンカー15は、第3支持ワイヤー部15Dが係合ワイヤー部15Aよりシート後方側にずれた部位に位置する。
(2)仮想の水平面に投影されたベルト固定部11は、当該仮想の水平面に投影された第2アンカー15と第3連結部材76とにより囲まれた空間内に位置する。仮想の水平面は、図4の紙面に相当する。
したがって、ベルト固定部11に連結されたタング側ベルト30は、係合ワイヤー部15A、第1支持ワイヤー部15B、第2支持ワイヤー部15C及び第3支持ワイヤー部15Dにより囲まれた部位を貫通する。
タング側ベルト30とベルト固定部11との連結箇所11Aは、図4に示すように、係合ワイヤー部15Aに対してシート幅方向(本実施形態では、右方側)にずれている。当該連結箇所11Aは、タング側ベルト30が貫通する連結穴にて構成されている。
なお、本実施形態に係る係合ワイヤー部15A、第1支持ワイヤー部15B〜第3支持ワイヤー部15D(第1ワイヤー部15E及び第2ワイヤー部15F)は、1本のワイヤーが折り曲げられて成形された一体成形品である。
図5に示すように、第3支持ワイヤー部15D(特に、第1ワイヤー部15E)は、上下方向において、係合ワイヤー部15Aに対して予め決められた寸法より低い位置に設けられている。つまり、本実施形態では、第1支持ワイヤー部15B〜第3支持ワイヤー部15Dの中心軸線は、同一の仮想平面上に位置していない。
3.本実施形態に係る乗物用シートの特徴
本実施形態では、図4に示すように、シート幅方向において、第1支持ワイヤー部15Bと第3支持ワイヤー部15D(第2ワイヤー部15F)との間にベルト固定部11が位置する。
このため、仮に、シート幅方向位置において、ベルト固定部11と第2アンカー15とが重なった構成であっても、係合ワイヤー部15Aがベルト固定部11に対してシート幅方向にずれた構成とすることが可能となる。つまり、連結箇所11Aが係合ワイヤー部15Aに対してシート幅方向にずれた構成とすることができる。
したがって、係合ワイヤー部15Aがタング側ベルト30に対してシート幅方向にずれた構成となるので、利用者がチャイルドシートを第1アンカー13及び第2アンカー15に装着する際に、タング側ベルト30が障害となってしまうことを抑制でき得る。
第3支持ワイヤー部15D、つまり第1ワイヤー部15Eは、上下方向において、係合ワイヤー部15Aより低い位置に設けられている。これにより、タング側ベルト30に張力が発生したきに、タング側ベルト30が第3支持ワイヤー部15D及び係合ワイヤー部15Aに接触してしまうことを抑制できる。
したがって、タング側ベルト30は、係合ワイヤー部15A、第1支持ワイヤー部15B、第2支持ワイヤー部15C及び第3支持ワイヤー部15Dにより囲まれた部位を貫通する構成であっても、タング側ベルト30が第3支持ワイヤー部15D及び係合ワイヤー部15Aに接触してしまうことを抑制できる。
ところで、図6に示すように、第2支持ワイヤー部15C及び第1ワイヤー部15Eが廃止された構成、つまり第2アンカー15が略U字形状であっても、利用者がチャイルドシートを第1アンカー13及び第2アンカー15に装着する際に、タング側ベルト30が障害となってしまうことを抑制でき得る。
しかし、図6に示す構成では、係合ワイヤー部15Aの延び方向寸法が長くなるので、仮に、利用者がチャイルドシートを係合ワイヤー部15Aの右端側に装着した場合には、利用者は、当該チャイルドシートの右端側を第1アンカー13に装着することができない。
これに対して、本実施形態に係る係合ワイヤー部15Aは、第1アンカー13と協働してISO−FIX方式に準拠したアンカーフックとして機能する。さらに、第1ワイヤー部15Eの位置は、ISO−FIX方式の規格と異なる位置にあるので、利用者が、誤ってチャイルドシートを第1ワイヤー部15Eに装着してしまう可能性は極めて低い。
したがって、「チャイルドシートの右端側が第1アンカー13に装着できない」といったことの発生を未然に抑制しつつ、利用者がチャイルドシートを第1アンカー13及び第2アンカー15に装着する際に、「タング側ベルト30が障害となってしまう」ことを抑制でき得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、第1ワイヤー部15Eが係合ワイヤー部15Aに対して低い位置に設けられていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、第1ワイヤー部15Eが係合ワイヤー部15Aと同じ高さに設けられた構成、又は第1ワイヤー部15Eが係合ワイヤー部15Aより高い位置に設けられた構成であってもよい。
上述の実施形態では、タング側ベルト30は、係合ワイヤー部15A、第1支持ワイヤー部15B、第2支持ワイヤー部15C及び第3支持ワイヤー部15Dにより囲まれた部位を貫通する構成であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態では、連結箇所11Aが係合ワイヤー部15Aに対してシート幅方向にずれた構成であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
上述の実施形態では、車両用後部座席用の乗物用シートに本発明に係る乗物用シートを適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、並びに劇場や家庭用等に用いられる据え置き型シートにも適用できる。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… 乗物用シート 3… サイドシート 5… センタシート
7… バックフレーム 11… ベルト固定部 11A… 連結箇所
13… 第1アンカー 15… 第2アンカー 15A… 係合ワイヤー部
15B… 第1支持ワイヤー部 15C… 第2支持ワイヤー部
15D… 第3支持ワイヤー部 15E… 第1ワイヤー部
15F… 第2ワイヤー部 30… タング側ベルト

Claims (4)

  1. チャイルドシートを係合固定するためのアンカーを備える乗物用シートにおいて、
    シートフレームに設けられ、タング側ベルトを当該シートフレームに固定するためのベルト固定部と、
    前記アンカーの一部を構成するとともに、チャイルドシートが係合可能な係合ワイヤー部であって、シート幅方向に延びる係合ワイヤー部と、
    前記アンカーの一部を構成するとともに、シート前後方向に延びる第1支持ワイヤー部であって、後端側が前記シートフレームのうち前記ベルト固定部に対してシート幅方向一方側にずれた位置に固定され、前端側が前記係合ワイヤー部の延び方向一端側に連結された第1支持ワイヤー部と、
    前記アンカーの一部を構成する第2支持ワイヤー部であって、前記係合ワイヤー部の延び方向端他端側に連結されて当該他端側からシート後方側に延びる第2支持ワイヤー部と、
    前記アンカーの一部を構成する第3支持ワイヤー部であって、延び方向一端側が前記第2支持ワイヤー部の後端側に連結され、当該延び方向他端側が前記シートフレームのうち前記ベルト固定部に対してシート幅方向他方側にずれた位置に固定された第3支持ワイヤー部とを備え
    前記第3支持ワイヤー部は、第1ワイヤー部及び第2ワイヤー部を有しており、
    前記第1ワイヤー部は、前記第2支持ワイヤー部の後端側からシート幅方向と略平行な方向に延びる部位であり、
    前記第2ワイヤー部は、前記第1ワイヤー部の延び方向先端側から前記シートフレーム側に延びて当該シートフレームに固定されており、
    さらに、前記係合ワイヤー部、前記第2支持ワイヤー部、及び前記第1ワイヤー部により、階段状の部位が構成されている乗物用シート。
  2. 前記第3支持ワイヤー部は、上下方向において前記係合ワイヤー部に対して予め決められた寸法より低い位置に設けられている請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記タング側ベルトは、前記係合ワイヤー部、前記第1支持ワイヤー部、第2支持ワイヤー部及び第3支持ワイヤー部により囲まれた部位を貫通している請求項1に記載の乗物用シート。
  4. 前記タング側ベルトと前記ベルト固定部との連結箇所は、前記係合ワイヤー部に対してシート幅方向にずれている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の乗物用シート。
JP2017097319A 2017-05-16 2017-05-16 乗物用シート Active JP6888413B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017097319A JP6888413B2 (ja) 2017-05-16 2017-05-16 乗物用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017097319A JP6888413B2 (ja) 2017-05-16 2017-05-16 乗物用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018192886A JP2018192886A (ja) 2018-12-06
JP6888413B2 true JP6888413B2 (ja) 2021-06-16

Family

ID=64568974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017097319A Active JP6888413B2 (ja) 2017-05-16 2017-05-16 乗物用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6888413B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018192886A (ja) 2018-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5989706B2 (ja) 乗物用シート
JP4539435B2 (ja) 車両用シート
JP2023063393A (ja) シートフレーム
JPWO2009069339A1 (ja) 乗物用シートのシートクッションのフレーム構造
JP6471611B2 (ja) 乗物用シート
JP5675293B2 (ja) エアバッグ装置を備えた車両用シート
JPWO2015033971A1 (ja) シートバックフレーム
JP5440223B2 (ja) シートカバーの吊り込み保持構造
JPWO2014033964A1 (ja) 車両用シート及び車両用シートのシートフレーム
JP6888413B2 (ja) 乗物用シート
JP2013133051A5 (ja)
JP5861570B2 (ja) 車両用シート
JP2017222363A (ja) シートバックフレーム
JP6004959B2 (ja) 車両用シート
JP6396522B2 (ja) 車両用シートのシートフレーム
JP6123508B2 (ja) 支持体
JP5092736B2 (ja) 車両用シート
JP5581780B2 (ja) 乗物シート用シートクッション
JP2018192835A (ja) 乗物用シート
JP6221921B2 (ja) 乗物用シート
JP2013208981A (ja) 車両用シート
JP6822288B2 (ja) シートクッション
JP6499690B2 (ja) 乗物用シート
JP6096963B2 (ja) 車両用シートのシートフレーム
JP2011235827A (ja) ヘッドレスト

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210420

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210503

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6888413

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250