JP6888352B2 - 現像剤補給装置、現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤補給装置、現像装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像剤補給装置、現像装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1のトナー供給装置は、トナーが空であることを検知する空検知センサの検知面を清掃する清掃部材を有する。この清掃部材をトナー搬送部材に取付けるためのアーム部材は、その板面がトナー搬送部材の回転軸に対し、回転時にトナーを搬送方向と同じ方向に移動させ得る側に斜めに交差した状態で設けられている。
特開平11−223985号公報
現像剤収容体から流入路を通って現像剤が供給される現像剤補給装置がある。この構成では、現像剤収容体から現像剤補給装置へ現像剤を流入させた場合に、流入路の壁に現像剤が付着し、該付着した現像剤にさらに他の現像剤が付着して、流入路で現像剤が堆積する可能性がある。
本発明は、現像剤収容体から流入路を通って現像剤が供給される現像剤補給装置において、補給路内だけで現像剤をほぐす構成に比べて、流入路で現像剤が堆積するのを抑制することを目的とする。
本発明の請求項1に係る現像剤補給装置は、現像剤を収容する現像剤収容体から流入口を介して現像剤が流入する流入路と、該流入路を通して流入した現像剤が現像装置に向けて補給される補給路と、を備えた装置本体と、前記補給路に設けられ、回転して現像剤を搬送する搬送部材と、前記搬送部材に設けられ、前記搬送部材の回転に伴って前記流入路に進入する進入部材と、を有し、前記流入路には、前記搬送部材の回転軸方向から見た場合に、前記現像剤収容体の中で前記流入口の幅方向における一方側から他方側へ移動している現像剤が流入し、前記進入部材は、前記一方側で、かつ前記流入路の下側から前記流入路に進入する。
本発明の請求項2に係る現像剤補給装置は、現像剤を収容する現像剤収容体から流入口を介して現像剤が流入する流入路と、該流入路を通して流入した現像剤が現像装置に向けて補給される補給路と、を備えた装置本体と、前記補給路に設けられ、回転して現像剤を搬送する搬送部材と、前記搬送部材に設けられ、前記搬送部材の回転に伴って前記流入路に進入する進入部材と、前記補給路内の現像剤の残量を検知する検知部材と、を有し、前記進入部材は、弾性を有して前記搬送部材に取付けられる弾性部と、前記弾性部から外側へ延びる線状の腕部と、前記腕部に支持され、前記流入路に進入する進入部と、を有し、前記進入部は、前記搬送部材の回転に伴って前記検知部材の検知面と接触し、前記搬送部材の軸方向における前記進入部の幅は、該軸方向における前記検知面の幅よりも広い
本発明の請求項3に係る現像剤補給装置は、請求項1に記載の現像剤補給装置であって、前記進入部材は、弾性を有して前記搬送部材に取付けられる弾性部と、前記弾性部から外側へ延びる線状の腕部と、前記腕部に支持され、前記流入路に進入する進入部と、を有する。
本発明の請求項4に係る現像剤補給装置は、請求項3に記載の現像剤補給装置であって、前記補給路内の現像剤の残量を検知する検知部材が設けられ、前記進入部は、前記搬送部材の回転に伴って前記検知部材の検知面と接触し、前記搬送部材の軸方向における前記進入部の幅は、該軸方向における前記検知面の幅よりも広い
本発明の請求項5に係る現像剤補給装置は、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像剤補給装置であって、前記進入部材は、前記流入路において、前記搬送部材の回転軸方向から見た場合に、現像剤の流入方向に対して交差する方向に移動する
本発明の請求項6に係る現像剤補給装置は、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の現像剤補給装置であって、前記進入部材は、前記流入口に対する前記補給路側で現像剤と接触する。
本発明の請求項7に係る現像装置は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤補給装置と、前記現像剤補給装置から補給された現像剤を保持する現像剤保持部材と、を有する。
本発明の請求項8に係る画像形成装置は、潜像を保持する潜像保持部材と、前記潜像保持部材の潜像を現像剤を用いて現像する請求項7に記載の現像装置と、前記現像装置で現像された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、記録媒体に転写された現像剤像を定着する定着手段と、を有する。
請求項1及び請求項2の発明は、現像剤収容体から流入路を通って現像剤が供給される現像剤補給装置において、補給路内だけで現像剤をほぐす構成に比べて、流入路で現像剤が堆積するのを抑制することができる。
また、請求項の発明は、進入部材が流入路の他方側に進入する構成に比べて、流入路の一方側に現像剤が堆積するのを抑制することができる。
請求項2及び請求項3の発明は、進入部材が板状の構成に比べて、補給路への現像剤の供給量の変動を抑制することができる。
請求項2及び請求項4の発明は、進入部の幅が検知面の幅よりも狭い構成に比べて、補給路における現像剤の残量検知の誤検知を抑制することができる。
請求項5の発明は、現像剤の流入方向に対して進入部材の移動方向が該流入方向と同じ方向となる構成に比べて、現像剤をほぐし易くなる。
請求項6の発明は、進入部材が流入口から現像剤収容体へ突出する構成に比べて、現像剤収容体と進入部材との接触を抑制することができる。
請求項7の発明は、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤補給装置を有していない構成に比べて、現像に用いる現像剤が不足するのを抑制することができる。
請求項8の発明は、請求項7の現像装置を有していない構成に比べて、現像に用いる現像剤が不足することに起因して生じる画像不良を抑制することができる。
本実施形態に係る画像形成装置を示す全体構成図である。 本実施形態に係るトナー補給装置及びトナーカートリッジを示す構成図である。 本実施形態に係るトナー補給装置の説明図である。 本実施形態に係る搬送部材の平面図である。 本実施形態に係るワイヤ部材の斜視図である。 本実施形態に係る搬送部材及びワイヤ部材を示す斜視図である。 本実施形態に係るトナーの流入口及びトナーセンサの検知面に対するワイヤ部材の配置状態を示す説明図である。 本実施形態に係るトナーの流入口に対するワイヤ部材の配置を示す説明図である。 (A)本実施形態に係るトナーの流入口にトナーが溜まる状態を示す説明図であり、(B)本実施形態に係るトナーの流入口に溜まったトナーをワイヤ部材が崩す状態を示す説明図である。
本実施形態に係る現像剤補給装置、現像装置及び画像形成装置の一例について説明する。
[全体構成]
図1には、本実施形態の画像形成装置10が示されている。なお、以下の説明では、図1に矢印Yで示す方向を装置高さ方向、矢印Xで示す方向を装置幅方向とする。また、装置高さ方向及び装置幅方向のそれぞれに直交する方向(Zで示す)を装置奥行き方向とする。そして、画像形成装置10を正面視して、装置高さ方向、装置幅方向、装置奥行き方向をY方向、X方向、Z方向と記載する。さらに、X方向、Y方向、Z方向のそれぞれ一方側と他方側を区別する必要がある場合は、画像形成装置10を正面視して、上側をY側、下側を−Y側、右側をX側、左側を−X側、奥側をZ側、前側を−Z側と記載する。
画像形成装置10は、用紙Pを搬送するロール対13を含む搬送部12と、搬送部12により搬送される用紙P上に現像剤Gを用いてトナー像TAを形成する画像形成部20と、画像形成装置10の各部の動作を制御する制御部14とを有する。用紙Pは記録媒体の一例である。本実施形態では、用紙P上へのトナー像TAの形成について、トナー像TAが用紙Pに転写されるだけでなく、トナー像TAが用紙Pに定着されることを含める。
なお、現像剤Gは、一例として、負極性に帯電する粉体の一例としてのトナーTと、正極性に帯電する磁性体の一例としての鉄製のキャリアCとを主成分として、さらに、添加剤を含んで構成されている。トナーTは、一例として、ポリエステル樹脂製である。トナー像TAは、現像剤像の一例である。
画像形成部20は、一例として、それぞれ4つの感光体22、帯電ロール23、露光部24及び現像装置30と、1つの転写部26と、1つの定着部28とを有する。
感光体22は、潜像保持部材の一例であり、円筒状に形成され、Z方向を軸方向として回転される。また、感光体22は、円筒状の導電性基体の外周面に図示しない電荷発生層及び電荷輸送層が形成された構成とされている。そして、感光体22は、帯電ロール23との電位差により生じる放電によって帯電状態とされ、この帯電状態で露光部24から光が照射されることによって形成された図示しない潜像を外周面に保持する。
現像装置30は、感光体22の潜像を現像剤Gを用いて現像(顕在化)する。なお、現像装置30の詳細については後述する。
転写部26は、中間転写ベルト26Aと、一次転写ロール26Bと、二次転写ロール26Cと、対向ロール26Dとを含んで構成されている。転写部26は、後述する現像装置30で現像されたトナー像TAを、感光体22と一次転写ロール26Bとの電位差により中間転写ベルト26Aに一次転写させる。さらに、転写部26は、中間転写ベルト26A上のトナー像TAを二次転写ロール26Cと対向ロール26Dとの電位差により用紙Pに二次転写させる。
定着部28は、用紙Pに転写されたトナー像TAを加熱及び加圧して用紙Pに定着する。定着部28においてトナー像TAが定着された用紙Pは、一例として、画像形成装置10の外側に設けられた図示しない排出部に排出される。
[要部構成]
次に、現像装置30について説明する。
図1に示す現像装置30は、現像剤補給装置40と、現像剤補給装置40から補給された現像剤Gを貯留する筐体32と、筐体32にZ方向を軸方向として回転可能に設けられた現像ロール34とを有する。現像剤補給装置40の詳細については後述する。
現像ロール34は、現像剤保持部材の一例である。また、現像ロール34は、円筒状に形成されており、内側に周方向に並ぶ複数の図示しない磁極が固定されている。現像ロール34は、現像剤補給装置40から補給された現像剤Gを、この磁極の磁力によって外周面に保持するように構成されている。
〔現像剤補給装置〕
図2に示す現像剤補給装置40は、一例として、ハウジング42と、搬送部材46と、第1アジテータ48(図3参照)と、第2アジテータ52と、送込部材54と、ワイヤ部材56と、残量センサ58と、駆動部59(図3参照)とを有する。ハウジング42は、装置本体の一例である。ワイヤ部材56は、進入部材の一例である。残量センサ58は、検知部材の一例である。カバー部44には、現像剤収容体の一例としてのトナーカートリッジ66が装着される。なお、本実施形態では、トナーカートリッジ66から現像剤補給装置40へ現像剤Gを流すことを「供給」と称し、現像剤補給装置40から現像装置30へ現像剤Gを流すことを「補給」と称して区別する。
<ハウジング>
図3に示すハウジング42は、一例として、Z方向を長手方向とする直方体の箱状に形成されており、内部に現像剤Gが収容されている。なお、図3では、現像剤Gを黒丸で示している。具体的には、ハウジング42は、Z方向を長手方向としY側が開口した箱状に形成された本体部43と、本体部43の開口部分を覆うカバー部44(図2参照)とを有する。図2に示すように、ハウジング42は、トナーカートリッジ66から後述する流入口62Aを介して現像剤Gが流入する流入路62と、現像剤Gが現像装置30(図1参照)に向けて補給される補給路63とを備えている。
(本体部)
図3に示すように、本体部43は、X−Z面に沿って配置された底壁43Aと、底壁43Aの−X側、−Z側、X側、Z側に形成された側壁43B、43C、43D、43Eと、底壁43AのX方向及びZ方向の中央部分に立つ仕切部61とを有する。底壁43Aは、Z方向から見た場合に−Y側に凸となるように、X方向で間隔をあけて3箇所で湾曲されている。この3箇所の湾曲された部位のうち真ん中の部位に仕切部61が配置されている。
仕切部61は、Z方向を長手方向としX方向を短手方向として、Y側が開口した直方体の箱状に形成されている。また、仕切部61は、後述する送込部材54を回転可能に支持している。さらに、仕切部61は、Z方向から見た場合に、−X側で底壁43AからY方向に立つ縦壁61Aと、X側で底壁43AからY方向に立つ縦壁61Bとを有する。
補給路63は、搬送路63Aと、接続路63Bと、搬送路63Cと、接続路63Dとを有する。搬送路63Aは、縦壁61Aと側壁43Bとの間の部位である。また、搬送路63Aは、Z方向に沿っている。接続路63Bは、仕切部61と側壁43Cとの間の部位である。また、接続路63Bは、X方向に沿って、搬送路63Aの−Z側端部と搬送路63Cの−Z側端部とを接続している。搬送路63Cは、縦壁61Bと側壁43Dとの間の部位である。また、搬送路63Cは、Z方向に沿っている。接続路63Dは、仕切部61と側壁43Eとの間の部位である。また、接続路63Dは、X方向に沿って、搬送路63AのZ側端部と搬送路63CのZ側端部とを接続している。
側壁43Eにおける仕切部61のZ側端部と対向する部位には、Z方向に貫通した貫通孔47が形成されている。また、側壁43Eにおける貫通孔47の周縁部には、Z方向を軸方向とする円筒状の横パイプ51の−Z側端部が接続されている。横パイプ51のZ側端部には、Y方向に長い縦パイプ53(図2参照)のY側端部が接続されている。縦パイプ53の−Y側端部は、傾斜パイプ55(図1参照)に接続されている。
図1に示すように、傾斜パイプ55には、Y方向に長い供給パイプ57のY側端部が接続されている。供給パイプ57の−Y側端部は、現像装置30の筐体32に接続されている。これにより、ハウジング42から送り出された現像剤Gが、各パイプを経由して現像装置30に補給されるようになっている。
(カバー部)
図2に示すように、カバー部44は、本体部43のY側の開口を覆う底壁44Aと、底壁44AのX側、−X側でY側に向けて立つ側壁44B、側壁44Cとを有しており、Z方向から見た場合の断面がU字状に形成されている。また、カバー部44は、後述するトナーカートリッジ66を装着可能なように形成されている。
底壁44Aは、一例として、−X側端がX側端よりもY側に位置するように傾斜配置されている。また、底壁44AのX方向中央部には、Y側に向けて突出された突出部49が形成されている。
突出部49には、底壁44Aの厚さ方向に貫通した流入路62が形成されている。また、突出部49には、突出部49をX方向に挟むスライド部材68が設けられている。スライド部材68は、突出部49に対してZ方向に移動可能とされている。そして、スライド部材68は、突出部49上にトナーカートリッジ66の後述するフランジ部66Dが載せられた状態で、Z方向に移動されることで、カバー部44に対してトナーカートリッジ66を固定するように構成されている。
流入路62におけるトナーカートリッジ66側(Y側)の開口部分を流入口62Aと称する。流入路62には、流入口62Aを介して、トナーカートリッジ66から現像剤Gが流入する。流入口62Aは、貫通方向(現像剤Gが流れる方向)から見た場合にZ方向に長い四角形状に形成されている。なお、流入路62を形成する壁のうち、X側の壁62Bは、Z方向から見た場合にほぼY方向に沿って配置されており、−X側の壁62Cは、Z方向から見た場合にY方向に対して交差する方向に沿って配置されている。流入路62は、−Y側に向けてX方向の幅が拡大されている。
図3に示すように、流入口62Aは、一例として、ハウジング42の搬送路63AにおけるZ側端部でかつ仕切部61とX方向に並ぶ部位に対して、Y側に位置している。
図2に示すように、ハウジング42とトナーカートリッジ66とは、カバー部44へのトナーカートリッジ66の装着状態において、後述する流路66Cと流入口62Aとが繋がるように配置されている。これにより、トナーカートリッジ66の内部の現像剤Gが、流路66C及び流入口62Aを通ってハウジング42の内部へ流入するようになっている。
<トナーカートリッジ>
図2に示すように、トナーカートリッジ66は、Z方向を軸方向とする円筒状とされた本体部66Aと、本体部66Aを自軸回りに回転可能に支持する円筒状の取付部66Bとを有する。本体部66Aの内部には、現像剤Gが収容されている。また、本体部66Aの周壁の一部には、径方向に貫通した図示しない貫通孔が形成されている。
取付部66Bには、流入口62Aと繋がる流路66Cが形成されている。流路66Cは、−Y側がY側よりも−X側に位置するように斜め方向に延びている。流路66Cの−Y側端部は、カバー部44に取付部66Bが取付けられていないとき(トナーカートリッジ66の非装着時)には、図示しないシャッタにより閉じられている。また、流路66Cの−Y側端部は、カバー部44に取付部66Bが取付けられたとき(トナーカートリッジ66の装着時)には、該シャッタがZ方向に移動することで開放される。なお、取付部66Bにおける流路66Cの−Y側端の周縁部には、X側及び−X側に張出されたフランジ部66Dが形成されている。フランジ部66Dは、突出部49に載せられている。
本体部66Aは、Z側を向いて、Z方向から見た場合に、一例として、時計回り方向に回転されるようになっている。この回転方向は、トナーカートリッジ66の中で、流入口62Aに近づく位置において、流入口62Aの幅方向における一方側(X側)から他方側(−X側)に向かう方向となっている。このため、流入路62には、Z側を向いて、Z方向から見た場合に、流入口62Aの幅方向の一方側(X側)が、他方側(−X側)よりも現像剤Gが多く流入するようになっている。つまり、流入路62では、後述するワイヤ部材56が移動しない場合に、X側の壁62Bの付近に現像剤Gが堆積され易くなっている。
<駆動部>
図3に示す駆動部59は、図示しないギヤ及びモータを含んで構成されており、制御部14(図1参照)により動作が制御される。また、駆動部59は、後述する第1アジテータ48、第2アジテータ52及び送込部材54を回転駆動させるようになっている。
<第1アジテータ>
第1アジテータ48は、軸部48Aと螺旋状部48Bとを有し、Z方向を軸方向として搬送路63Aに配置されている。また、第1アジテータ48のZ側端は後述する搬送部材46に取付けられており、−Z側端はハウジング42に図示しないベアリングを用いて回転可能に支持されている。螺旋状部48Bの太さ及びZ方向のピッチは、現像剤GをZ方向に搬送可能となるように設定されている。第1アジテータ48は、一例として、搬送部材46の回転に伴って回転し、現像剤Gを搬送路63AのZ側から−Z側へ搬送する。
<第2アジテータ>
第2アジテータ52は、軸部52Aと螺旋状部52Bとを有し、Z方向を軸方向として搬送路63Cに配置されている。また、第2アジテータ52のZ側端及び−Z側端は、ハウジング42に図示しないベアリングを用いて回転可能に支持されている。螺旋状部52Bの太さ及びZ方向のピッチは、現像剤GをZ方向に搬送可能となるように設定されている。第2アジテータ52は、一例として、回転に伴って、現像剤Gを搬送路63Cの−Z側からZ側へ搬送する。
<送込部材>
送込部材54は、Z方向を軸方向とする軸部54Aと、軸部54AのZ側端部に形成された螺旋部54Bと、軸部54Aの−Z側端部に形成された板部54Cとを有する。軸部54Aは、仕切部61をZ方向に沿って貫通しており、Z方向の両端部がハウジング42に設けられた図示しないベアリングにより回転可能に支持されている。板部54Cは、軸部54Aの周方向に並ぶ複数の板で構成されており、接続路63Bに配置されている。螺旋部54Bは、接続路63D及び横パイプ51内に配置されている。これにより、送込部材54が回転された場合には、接続路63Dの一部の現像剤Gが横パイプ51内に送り込まれるようになっている。
<残量センサ>
図2に示す残量センサ58は、一例として、圧電振動子式のセンサで構成されており、検知面58Aを有する。また、残量センサ58は、検知面58Aが搬送路63Aに露出する状態で、側壁43Bに固定されている。検知面58Aは、仕切部61とX方向に対向している。残量センサ58は、数キロHz程度の振動状態で使用されており、搬送路63Aにおける現像剤G(検知面58Aと接触する現像剤G)の量が変化した場合に、この変化が振動状態の変化として検知される構成とされている。このように、残量センサ58は、振動状態の変化を検知することで、補給路63内の現像剤Gの残量を検知する構成とされている。
<搬送部材>
図3に示すように、搬送部材46は、補給路63にZ方向を回転軸方向として回転可能に設けられている。具体的には、搬送部材46は、搬送路63AにおけるZ方向の中央部よりもZ側に配置されており、回転して現像剤Gを搬送路63AのZ側から−Z側へ搬送する構成とされている。
図4に示すように、搬送部材46は、一例として、軸部46Aと、翼部46Bと、2つの板部46Cと、2つの支軸部46Dとを有する。なお、図4では、板部46Cが延びる方向をX方向とした配置状態で搬送部材46を示している。軸部46AのZ側端部は、側壁43E(図3参照)に設けられた図示しないベアリングにより回転可能に支持される。軸部46Aの−Z側端部には、第1アジテータ48(図3参照)のZ側端部が連結されている。翼部46Bは、軸部46Aの周囲にZ方向を軸方向として螺旋状に形成されている。翼部46Bの大きさ及び形状は、現像剤G(図3参照)を撹拌すると共にZ方向に搬送可能となるように設定されている。
2つの板部46Cは、Z方向に長さL1の間隔をあけて配置されている。また、2つの板部46Cは、軸部46Aから径方向の外側へ、翼部46Bと接触しないように、Z方向を厚さ方向とする平板状に延びている。軸部46Aの回転中心O(図2参照)から板部46Cの先端までの長さL2は、翼部46Bの半径の長さよりも短い。
2つの支軸部46Dは、2つの板部46Cに1つずつ形成されている。Z側の支軸部46Dは、Z側の板部46CからZ側へ向けて延びている。−Z側の支軸部46Dは、−Z側の板部46Cから−Z側へ向けて延びている。また、2つの支軸部46Dは、一例として、Z方向を軸方向とする円柱状の軸部46Eと、軸部46EのZ側端部又は−Z側端部に形成され軸部46Eよりも大径とされた拡径部46Fとを有する。
<ワイヤ部材>
図5に示すように、ワイヤ部材56は、一例として、円柱状のばね鋼を素材とする1本のワイヤを曲げ加工した構成とされている。具体的には、ワイヤ部材56は、2つの弾性部72と、1つの進入部73と、2つの腕部74とを有する。2つの弾性部72、1つの進入部73及び2つの腕部74は、搬送路63A(図3参照)に現像剤Gが収容された状態において、現像剤Gと接触する。なお、図5では、2つの弾性部72が並ぶ方向をZ方向とし、2つの腕部74が延びる方向をY方向とした配置状態でワイヤ部材56が示されている。
(弾性部)
弾性部72は、一例として、コイル状に複数回巻き回され弾性を有する巻回部72Aと、巻回部72Aの周方向の一部からX方向に沿って外側へ延ばされた延出部72Bとを有する。2つの巻回部72Aは、中心軸が揃うようにZ方向に間隔をあけて配置されている。また、巻回部72Aの内径は、軸部46E(図4参照)の外径よりも大きく、拡径部46F(図4参照)の外径よりも小さい。弾性部72は、巻回部72Aに軸部46Eが挿入されることにより、搬送部材46に取付けられる。
(進入部)
進入部73は、一例として、Z方向に沿って延びる直線部73Aと、直線部73AのZ方向の両端部で巻回部72Aに向けて屈曲された2つの屈曲部73Bとを有する。進入部73のZ方向の幅の長さL3は、翼部46B(図4参照)のZ方向のピッチの長さよりも短い。なお、進入部73のZ方向の幅の長さL3は、Z方向における流入口62Aの幅の長さL4(図7参照)よりも短い。これにより、進入部73が流入路62(図2参照)内に進入するようになっている。
(腕部)
腕部74は、弾性部72の巻回部72Aにおける延出部72Bの基端位置とは周方向に中心角90度ずれた位置から外側へY方向に沿って線状に延びている。線状とは、細長く延びた形状をいい、直線状、曲線状を含む。また、2つの腕部74は、2つの弾性部72と進入部73の両端部とを繋ぐと共に進入部73を支持している。腕部74のY方向の長さは、進入部73が流入路62(図2参照)内に位置しかつ進入部73が流入口62Aよりもトナーカートリッジ66(図2参照)側に突出されないように設定されている。
図6に示すように、ワイヤ部材56は、2つの巻回部72Aに2つの軸部46E(図4参照)が挿入されることにより、搬送部材46に取付けられている。なお、2つの板部46Cには、Z側、−Z側へ向けて突出された図示しない突出部分が形成されている。ワイヤ部材56の延出部72B(図5参照)は、搬送部材46の径方向の外側には自由に移動可能とされているが、該径方向の内側への移動は、板部46Cの突出部分との接触により規制されるようになっている。これにより、搬送部材46が回転してワイヤ部材56が側壁43Bと接触すると、弾性部72が弾性変形される。
図7に示すように、現像剤補給装置40を流入路62の貫通方向から見た場合に、流入口62Aの内側には、ワイヤ部材56及び検知面58Aが配置されている。一例として、流入口62AのZ方向の中央位置と、進入部73のZ方向の中央位置と、検知面58AのZ方向の中央位置とは、揃えられている。また、Z方向における進入部73の幅の長さL3は、一例として、Z方向における検知面58Aの最大の幅の長さL5よりも広い。
図8には、現像剤補給装置40を搬送部材46に対する−Z側からZ側に見た場合の各部材の配置が示されている。図8では、一例として、搬送部材46の回転方向は、反時計回り方向に設定されている。また、送込部材54の回転方向は、時計回り方向に設定されており、第2アジテータ52の回転方向は、反時計回り方向に設定されている。なお、トナーカートリッジ66の本体部66A(図2参照)の回転方向は、一例として、時計回り方向に設定されている。
ワイヤ部材56は、底壁43A、側壁43B及び仕切部61と接触しない状態(腕部74が弾性変形しない状態)において、進入部73が流入路62内に位置するように、搬送部材46の回転中心Oから進入部73の外周位置Sまでの回転半径Rが設定されている。また、ワイヤ部材56は、底壁43A、側壁43B及び仕切部61のいずれかと接触するときに、回転方向に対して逆方向に弾性変形するように搬送部材46に設けられている。なお、側壁43Bにおける進入部73と接触する領域には、既述のように検知面58Aが配置されているため、進入部73は検知面58Aと接触する。
また、ワイヤ部材56は、流入路62において、Z方向から見た場合に、現像剤Gの流入方向(既述の斜め方向)に対して交差する方向に移動する。つまり、ワイヤ部材56の進入部73は、流入路62を介して搬送路63A内に流入してくる現像剤Gの流れを横切るように移動する。具体的には、ワイヤ部材56(進入部73)は、流入路62のX側(壁62B側)でかつ−Y側(下側)から、流入路62に進入するように構成されている。
このように、ワイヤ部材56は、搬送部材46の回転に伴って流入路62に進入することで、流入路62の現像剤Gと接触する構成とされている。また、ワイヤ部材56(進入部73)は、搬送部材46の回転に伴って、検知面58Aと接触する構成とされている。さらに、ワイヤ部材56は、流入口62Aに対する補給路63側で(流入路62内で)現像剤Gと接触するように既述の腕部74(図5参照)の長さと、既述の回転半径Rとが設定されている。言い換えると、ワイヤ部材56の進入部73が流入口62Aよりもトナーカートリッジ66側には突出しないように、回転半径Rが設定されている。
<ハウジング内の現像剤>
図3に示す現像剤補給装置40では、トナーカートリッジ66(図2参照)から搬送路63Aに現像剤Gが流入する。流入した現像剤Gは、搬送部材46及び第1アジテータ48の回転により、搬送路63A内を攪拌されながら搬送され、接続路63Bを通って搬送路63C内に流入する。さらに、現像剤Gは、第2アジテータ52の回転により、搬送路63C内を攪拌されながら搬送され、接続路63Dを通って搬送路63Aに流入する。このようにして、現像剤Gが補給路63内を循環される。また、接続路63Dでは、一部の現像剤Gが、送込部材54の螺旋部54Bの回転によって横パイプ51内に送り込まれ、既述のように現像装置30(図1参照)に補給される。
なお、トナーカートリッジ66(図2参照)から現像剤補給装置40への単位時間当たりに移動する現像剤Gの量である供給速度は、現像剤補給装置40から現像装置30(図2参照)への単位時間当たりに移動する現像剤Gの量である補給速度よりも速い。つまり、現像剤補給装置40から現像装置30への現像剤Gの補給量が不足しないように、供給速度及び補給速度が設定されている。
[作用]
次に、本実施形態の作用について説明する。
図9(A)に示すように、現像剤補給装置40にトナーカートリッジ66が装着された状態において、現像剤Gが、トナーカートリッジ66から流入路62を通って搬送路63A内に流入される。このときに、既述の供給速度が補給速度よりも速いため、流入路62で現像剤Gの一部が堆積する可能性がある。
ここで、図9(B)に示すように、搬送部材46が回転されると、搬送部材46の回転に伴って流入路62にワイヤ部材56が進入して現像剤Gと接触する。このため、流入路62の壁62Bなどに付着した現像剤Gが進入部73により掻き落とされると共に、流入路62内の現像剤Gの塊が進入部73により崩され(ほぐされ)、下流側へ流れ易くなる。これにより、補給路63内だけで現像剤Gをほぐす構成に比べて、流入路62で現像剤Gが堆積することが抑制される。
また、現像剤補給装置40では、ワイヤ部材56が、流入路62において、現像剤Gの流入方向に対して交差する方向に移動する。つまり、ワイヤ部材56が現像剤Gの流れを切る方向に移動するので、ワイヤ部材56の移動方向が現像剤Gの流入方向と同じ方向となる構成に比べて、現像剤Gをほぐし易くなる。
さらに、現像剤補給装置40では、トナーカートリッジ66の中においてX側から−X側へ移動している現像剤Gが、流入路62に流入してくる。ここで、ワイヤ部材56は、流入路62に対してX側でかつ−Y側から流入路62に進入する。つまり、ワイヤ部材56が、流入路62における現像剤Gが堆積され易いX側の領域を移動するので、ワイヤ部材56が流入路62の−X側に進入する構成に比べて、流入路62のX側に現像剤Gが堆積することが抑制される。また、ワイヤ部材56は、流入路62のX側に対して、−Y側(下側)からY側(上側)へ現像剤Gを跳ね上げる方向に移動するので、流入路62のX側に現像剤Gが堆積することがさらに抑制される。
加えて、現像剤補給装置40では、ワイヤ部材56が、ワイヤ部材56の移動方向から見た場合に、2つの腕部74を1つの進入部73で繋ぐU字状に形成されている(図5参照)。このため、搬送部材46、2つの腕部74及び1つの進入部73で囲まれている内側の領域は、現像剤Gが通過する。これにより、板状の部材を用いて現像剤Gの塊を崩す構成に比べて、補給路63への現像剤Gの供給量が一時的に減少することが抑制されるので、補給路63への現像剤Gの供給量の変動が抑制される。
また、ワイヤ部材56は、側壁43B、底壁43A及び仕切部61と接触しているときに腕部74が弾性変形した状態となっており、進入部73が流入路62に進入したときに弾性変形が解放される。この弾性変形が解放されるときの腕部74の戻り力が現像剤Gに作用することにより、流入路62内で現像剤Gの塊がほぐされる。
さらに、図7に示すように、現像剤補給装置40では、進入部73の幅の長さL3が、Z方向における検知面58Aの幅の長さL5よりも広い。このため、検知面58Aに現像剤Gの一部が固着した場合に、進入部73が検知面58Aの全体と接触して、この固着した現像剤Gの一部を崩す。これにより、長さL3が長さL5よりも狭い構成に比べて、固着した現像剤Gが搬送途中の現像剤Gと接触して残量センサ58が動作することが抑制されるので、補給路63における現像剤Gの残量検知の誤検知が抑制される。
加えて、図9(B)に示すように、現像剤補給装置40では、ワイヤ部材56が、流入口62Aに対する補給路63側で現像剤Gと接触する。言い換えると、ワイヤ部材56の進入部73は、流入路62内において移動しながら現像剤Gと接触する。これにより、進入部73が流入口62Aからトナーカートリッジ66へ突出されないので、ワイヤ部材56が流入口62Aからトナーカートリッジ66へ突出する構成に比べて、トナーカートリッジ66とワイヤ部材56との接触が抑制される。そして、トナーカートリッジ66とワイヤ部材56との接触が抑制されることにより、トナーカートリッジ66の一部にワイヤ部材56の一部が引っ掛かって搬送部材46の回転が規制されることが抑制される。
図1に示す現像装置30では、現像剤補給装置40において現像剤Gが堆積することが抑制される。これにより、堆積した現像剤Gによって流入路62の開口面積が小さくなることが抑制されるので、現像剤補給装置40を有していない構成に比べて、現像に用いる現像剤Gが不足することが抑制される。
図1に示す画像形成装置10では、現像装置30において、現像に用いる現像剤Gが不足することが抑制されるので、現像装置30を有していない構成に比べて、現像に用いる現像剤Gが不足することに起因して生じる画像不良(画像抜けなど)が抑制される。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されない。
現像剤補給装置40において、現像剤Gの流入方向とワイヤ部材56の移動方向とが揃っていてもよい。また、現像剤補給装置40において、ワイヤ部材56に換えて、進入部材の一例として弾性を有する板状の部材(例えばマイラフィルム)を設けてもよい。さらに、現像剤補給装置40において、進入部73のZ方向の長さL3が、検知面58Aの最大の長さL5よりも狭くてもよい。加えて、現像剤補給装置40において、ワイヤ部材56の進入部73が流入口62Aに対する流入路62側とは反対側で現像剤Gと接触してもよい。
流入路62における現像剤Gの流入方向は、Y方向(鉛直方向)に沿っていてもよい。流入口62Aの形状は、四角形状に限らず、円形又は他の多角形状とされていてもよい。
現像剤補給装置40において、第1アジテータ48を除いて、搬送部材46を搬送路63AのZ側端から−Z側端まで延ばしてもよい。
現像剤Gは、トナーTとキャリアCとを主成分とする二成分系の現像剤に限らず、トナーTを主成分とする一成分系の現像剤であってもよい。
残量センサ58は、現像剤がトナーTとキャリアCとを有する構成であれば、圧電振動子式のセンサに限らず、磁気センサで構成されていてもよい。
10 画像形成装置
22 感光体(潜像保持部材の一例)
26 転写部(転写手段の一例)
28 定着部(定着手段の一例)
30 現像装置
34 現像ロール(現像剤保持部材の一例)
40 現像剤補給装置
42 ハウジング(装置本体の一例)
46 搬送部材
56 ワイヤ部材(進入部材の一例)
58 残量センサ(検知部材の一例)
58A 検知面
62 流入路
62A 流入口
63 補給路
66 トナーカートリッジ(現像剤収容体の一例)
72 弾性部
73 進入部
74 腕部

Claims (8)

  1. 現像剤を収容する現像剤収容体から流入口を介して現像剤が流入する流入路と、該流入路を通して流入した現像剤が現像装置に向けて補給される補給路と、を備えた装置本体と、
    前記補給路に設けられ、回転して現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材に設けられ、前記搬送部材の回転に伴って前記流入路に進入する進入部材と、
    を有し
    前記流入路には、前記搬送部材の回転軸方向から見た場合に、前記現像剤収容体の中で前記流入口の幅方向における一方側から他方側へ移動している現像剤が流入し、
    前記進入部材は、前記一方側で、かつ前記流入路の下側から前記流入路に進入する現像剤補給装置。
  2. 現像剤を収容する現像剤収容体から流入口を介して現像剤が流入する流入路と、該流入路を通して流入した現像剤が現像装置に向けて補給される補給路と、を備えた装置本体と、
    前記補給路に設けられ、回転して現像剤を搬送する搬送部材と、
    前記搬送部材に設けられ、前記搬送部材の回転に伴って前記流入路に進入する進入部材と、
    前記補給路内の現像剤の残量を検知する検知部材と、
    を有し、
    前記進入部材は、弾性を有して前記搬送部材に取付けられる弾性部と、前記弾性部から外側へ延びる線状の腕部と、前記腕部に支持され、前記流入路に進入する進入部と、を有し、
    前記進入部は、前記搬送部材の回転に伴って前記検知部材の検知面と接触し、
    前記搬送部材の軸方向における前記進入部の幅は、該軸方向における前記検知面の幅よりも広い現像剤補給装置。
  3. 前記進入部材は、弾性を有して前記搬送部材に取付けられる弾性部と、前記弾性部から外側へ延びる線状の腕部と、前記腕部に支持され、前記流入路に進入する進入部と、を有する請求項に記載の現像剤補給装置。
  4. 前記補給路内の現像剤の残量を検知する検知部材が設けられ、
    前記進入部は、前記搬送部材の回転に伴って前記検知部材の検知面と接触し
    前記搬送部材の軸方向における前記進入部の幅は、該軸方向における前記検知面の幅よりも広い請求項に記載の現像剤補給装置。
  5. 前記進入部材は、前記流入路において、前記搬送部材の回転軸方向から見た場合に、現像剤の流入方向に対して交差する方向に移動する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像剤補給装置。
  6. 前記進入部材は、前記流入口に対する前記補給路側で現像剤と接触する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の現像剤補給装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像剤補給装置と、
    前記現像剤補給装置から補給された現像剤を保持する現像剤保持部材と、
    を有する現像装置。
  8. 潜像を保持する潜像保持部材と、
    前記潜像保持部材の潜像を、現像剤を用いて現像する請求項7に記載の現像装置と、
    前記現像装置で現像された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段と、
    記録媒体に転写された現像剤像を定着する定着手段と、
    を有する画像形成装置。
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