JP6877943B2 - ボトル缶の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ボトル缶の製造方法に関するものである。
このようなボトル缶の製造方法として、例えば特許文献1には、アルミニウム合金等の金属材料から絞り加工、絞りしごき加工またはインパクト成形によって造られ、かつ缶本体がキャップ取付部としてのねじ部を有する口部、テーパー状の肩部、胴部および底部から構成され、キャップを螺合して高い密封性を保持できるねじ付金属缶において、口部のねじ部下端から、半径方向に拡大するテーパー状の肩部上端周囲に、内側に滑らかに湾曲する凹部を形成するとともに、この凹部の下方の連続して外側に滑らかに湾曲する凸部を形成することが記載されている。さらに、この特許文献1では、凹部から連続する滑らかな凸部の湾曲の程度として、垂直方向すなわち缶軸に対して35°〜60°の傾斜角、具体的には45°の傾斜角とするのが好ましいと記載されている。
また、例えば特許文献2には、有底筒状に形成されたアルミニウム合金等の金属製の缶体(有底円筒体)の開口部を縮径してなる口金部の上部外周にねじ部が設けられるとともに、このねじ部よりも下方にキャップ本体下部を巻き締めるための膨出部が形成されたボトル缶の製造方法であって、上記開口部を縮径して口金部を形成した後、その口金部の開口端から所定距離分だけ再び拡径して拡径部を形成し、上記ねじ部は、拡径部が形成された後、ねじを形成する部分を縮径して、その縮径された部分にねじ切り加工することによって形成され、上記膨出部は、ねじ部を形成する際に縮径されずに残った拡径部分によって形成されるボトル缶の製造方法が記載されている。この場合に、上記開口部を縮径した口金部における上記膨出部の下方には、肩部から上端側に延びる首部が形成される。
ここで、上述のような肩部の成形は、内径が徐々に小さくなる円筒状の複数の金型を、内径が大きいものから順に有底円筒体の円筒部の上端側部分に圧入して順次塑性変形させることにより、この円筒部の上端側部分のうちの下端側部分を上端側に向けて段階的に内周側に向かうように傾斜させるとともに、この傾斜した下端側部分よりも内周側を内径が小さくなる円筒状に徐々に縮径させることによって行われる。
さらに、特許文献2に記載された膨出部の成形は、こうして傾斜させられた肩部の内周側に縮径した円筒状の首部が成形された後に、この首部の内径よりも僅かに大きな外径の下端外周部を有する拡径工具を上端側から首部に挿入して拡径させ、次いでこの拡径した部分の上端側にねじ切り加工することにより、上述のようにねじ切り加工によって縮径されずに残された部分として成形される。
特開2001−213416号公報 特許第4908544号公報
ところで、近年では、このようなボトル缶を形成する金属材料の省資源化や材料製造の際の省エネルギー化のために缶本体のさらなる薄肉化が強く求められており、例えばアルミニウム合金製のボトル缶の場合には、板厚が0.230mm〜0.300mm程度のアルミニウム合金よりなる金属板から絞り加工により成形されたカップ状素材に再絞りおよびしごき加工を施して上述のような有底円筒体を成形し、さらに肩部や首部、膨出部を成形するとともにねじ切り加工を行ってボトル缶の缶本体を製造するようなことも要求されている。
しかしながら、このように有底円筒体の薄肉化を図ったボトル缶では有底円筒体の強度は低下することになり、特許文献1に記載されているように凸部の缶軸に対する傾斜角が大きくて首部を成形する際の荷重が大きくなったり、あるいは特許文献2に記載された膨出部を成形する際の荷重が大きくなったりすると、これら首部や膨出部の成形の際に有底円筒体に座屈が生じるおそれがある。特に、有底円筒体を成形する際には、肩部や首部、膨出部やキャップ取付部を形成する有底円筒体の円筒部における上端側部分よりも、この円筒部の下端側部分の肉厚を薄くすることがあり、そのような有底円筒体では薄肉とされた胴部の下端側部分での座屈が一層顕著なものとなる。
本発明は、このような背景の下になされたもので、ボトル缶の缶本体に成形される金属板や有底円筒体の薄肉化を図っても、首部や膨出部の成形の際に有底円筒体に座屈が生じるのを防ぐことが可能なボトル缶の製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、第1に、缶本体の底部と一体に成形される外周部に、上記底部から上記缶本体の上端開口部に向けて順に缶軸を中心とした円筒状の胴部と、上端側に向かうに従い縮径する肩部と、この肩部からさらに上端側に向かって延びる首部と、キャップ取付部とが形成されたボトル缶の製造方法であって、板厚0.230mm〜0.300mmの金属板から絞り加工により成形されたカップ状素材に再絞りおよびしごき加工と底部成形加工を施して、上記底部と、上記胴部と同外径で、前記肩部、前記首部、および前記キャップ取付部となる上端側部分の厚さが0.180mm〜0.225mm、かつ前記胴部となる下端側部分の厚さが前記上端側部分よりも薄い円筒部が形成された有底円筒体を成形するDIプレス工程と、この有底円筒体の上記上端側部分を縮径させることにより、上記肩部と、この肩部から上端側に向かうに従いさらに縮径する上記首部とを成形するボトルネック成形工程と、上記首部の上端部に上記キャップ取付部を成形するキャップ取付部成形工程とを備え、上記ボトルネック成形工程においては、上記首部において縮径する首部縮径部の上記缶軸に対する傾斜角を18°〜24°の範囲に成形するとともに、上記肩部の上端から上記首部縮径部の最小縮径位置までの上記缶軸に対する直径方向の外径の縮径量を0.5mm〜2.2mmの範囲とすることを特徴とする。
また、本発明は、第2に、缶本体の底部と一体に成形される外周部に、上記底部から上記缶本体の上端開口部に向けて順に缶軸を中心とした円筒状の胴部と、上端側に向かうに従い縮径する肩部と、この肩部からさらに上端側に向かって延びる首部と、キャップ取付部とが形成されたボトル缶の製造方法であって、板厚0.230mm〜0.300mmの金属板から絞り加工により成形されたカップ状素材に再絞りおよびしごき加工と底部成形加工を施して、上記底部と、上記胴部と同外径で、前記肩部、前記首部、および前記キャップ取付部となる上端側部分の厚さが0.180mm〜0.225mm、かつ前記胴部となる下端側部分の厚さが前記上端側部分よりも薄い円筒部が形成された有底円筒体を成形するDIプレス工程と、この有底円筒体の上記上端側部分を縮径させて上記肩部と上記首部とを成形するボトルネック成形工程と、上記首部の上端部に、外周側に膨らむ膨出部を介して上記キャップ取付部を成形するキャップ取付部成形工程とを備え、上記キャップ取付部成形工程においては、上記膨出部において上記首部の上端から拡径する膨出部拡径部の上記缶軸に対する傾斜角を18°〜24°の範囲に成形するとともに、上記首部の上端から上記膨出部の最大膨出位置までの上記缶軸に対する直径方向の内径の拡径量を0.5mm〜2.2mmの範囲とすることを特徴とする。
これらのようなボトル缶の製造方法においては、首部における首部縮径部や膨出部における膨出部拡径部の缶軸に対する傾斜角が18°〜24°の範囲であって缶軸に対して浅い角度であり、従って金型や拡径工具を挿入することにより首部を縮径して成形するときや膨出部を拡径して成形するときの缶軸方向の荷重を小さくすることができる。また、肩部上端から首部縮径部の最小縮径位置までの缶軸に対する直径方向の外径の縮径量や首部上端から膨出部の最大膨出位置までの缶軸に対する直径方向の内径の拡径量も0.5mm〜2.2mmの範囲と小さく、すなわち首部や膨出部の成形量自体が小さいので、これら首部や膨出部を成形する際に有底円筒体に作用する荷重を抑えることができる。
このため、上記構成のボトル缶の製造方法によれば、たとえカップ状素材に成形される金属板の板厚が0.230mm〜0.300mmと薄く、またこのカップ状素材から成形された有底円筒体における円筒部の上端側部分の厚さも0.180mm〜0.225mmと薄くて、さらに円筒部の下端側部分の厚さはこれよりも薄い場合であっても、これら首部や膨出部の成形の際の荷重によって有底円筒体に座屈が生じるのを防ぐことができる。従って、このような座屈によるボトル缶の製造歩留まりや製造効率等の低下を招くことなく、ボトル缶の缶本体の薄肉化を図ることができ、さらなる省資源化や省エネルギー化を促すことが可能となる。
ここで、首部縮径部や膨出部拡径部の缶軸に対する傾斜角が24°を上回ると、首部を縮径したり膨出部を拡径したりするときに作用する荷重の缶軸方向の成分を十分に小さくすることができず、座屈を招くおそれがある。同様に、肩部上端から首部縮径部の最小縮径位置までの缶軸に対する直径方向の外径の縮径量や首部上端から膨出部の最大膨出位置までの缶軸に対する直径方向の内径の拡径量が2.2mmを上回っても、成形荷重が大きくなって上述のように薄肉の有底円筒体では座屈を生じるおそれがある。一方、上記傾斜角が18°を下回ったり、上記外径の縮径量や内径の拡径量が0.5mmを下回ったりすると、必要な傾斜角や外径の首部や膨出部を成形できなくなるおそれがある。
なお、このようなボトル缶の缶本体に有底円筒体を経て成形される上記金属板は、JIS H 4000におけるA3004またはA3104のアルミニウム合金であって、205℃×20分ベーキング後の0.2%耐力が235N/mm〜265N/mmの範囲であることが望ましい。このベーキング後の耐力が235N/mmを下回ると、上述のような傾斜角や外径拡縮径量としても首部や膨出部の成形の際に有底円筒体の座屈が生じるおそれがあり、また逆にベーキング後の耐力が265N/mmを上回っても、成形に必要な荷重が大きくなって荷重制御が困難となるおそれがある。
以上説明したように、本発明によれば、首部や膨出部を成形する際の有底円筒体の座屈を防止することができ、このような座屈によるボトル缶の製造歩留まりや製造効率等の低下を防ぎつつ、ボトル缶の缶本体のさらなる薄肉化を図って、一層の省資源化や省エネルギー化を促進することが可能となる。
本発明の一実施形態により製造されるボトル缶の一部破断側面図である。 本発明の一実施形態を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態におけるボトルネック成形工程において(a)首部が成形される前の有底円筒体を示す断面図、(b)首部を成形する金型を示す断面図、(c)図(b)に示す金型の首部成形部周辺を示す拡大断面図である。 本発明の一実施形態のボトルネック成形工程により成形された有底円筒体を示す断面図である。 本発明の一実施形態におけるキャップ取付部成形工程において(a)膨出部が成形される前の有底円筒体を示す断面図、(b)膨出部を成形する拡径工具を示す断面図、(c)図(b)に示す拡径工具の拡径部周辺を示す拡大断面図である。 本発明の一実施形態のキャップ取付部成形工程により成形された有底円筒体を示す断面図である。
図1は、本発明の一実施形態により製造されるボトル缶の缶本体1を示すものであり、図2ないし図6は、このような缶本体1を製造するための本発明の一実施形態を示すものである。本実施形態によって製造されるボトル缶は、その缶本体1が図1に示すように、底部2と、この底部2と一体に形成されて底部2の外周縁から上端側(図1において上側)に延びる外周部3とを備えており、この上端側に向けて縮径する缶軸Cを中心とした概略多段の有底円筒状をなしている。
底部2には、缶軸C方向の内側(缶本体1の上端側)に凹む断面略円弧状のドーム部2aが中央に形成されるとともに、このドーム部2aの外周には缶軸C方向の外側(缶本体1の下端側)に突出する上記環状凸部2bが缶軸C回りの周方向に連続して形成されている。また、外周部3には底部2から缶本体1の上端側の開口部4に向けて順に、缶軸Cを中心とした円筒状の胴部5と、上端側に向かうに従い一定の傾斜で漸次縮径する円錐台面状の肩部6と、この肩部6からさらに上端側に向かって延びる筒状の首部7と、下端側に上記膨出部8を備えたやはり筒状で、本実施形態ではねじ切り加工が施されたキャップ取付部9とが形成されている。
このようなボトル缶を製造する本発明のボトル缶の製造方法の一実施形態においては、図2のフローチャートに示すように、まずカッピングプレス機によるカッピングプレス工程においてアルミニウム合金等の金属板を円板状に打ち抜いて絞り加工を施すことにより深さの浅いカップ状素材を製造し、このカップ状素材にDIプレス機によるDIプレス工程において再絞りおよびしごき加工を施して缶軸C方向に延伸することにより、底部2に上記ドーム部2aと環状凸部2bが形成された有底円筒体(DI缶)を成形する。
ここで、カッピングプレス工程においてカップ状素材に成形される金属板は、本実施形態ではJIS H 4000におけるA3004またはA3104のアルミニウム合金であって、205℃×20分ベーキング後の0.2%耐力が235N/mm〜265N/mmの範囲のものが用いられる。また、このカップ状素材から成形される有底円筒体には、外周部に上記缶軸Cを中心とした円筒部が形成され、この円筒部の外径は缶本体1の胴部5の外径と略等しい一定外径である。ただし、この円筒部は、その上端側部分の厚さが0.180mm〜0.225mmの範囲である一方、下端側部分の厚さはこの上端側部分よりも極僅かに薄い。
このように成形された有底円筒体は、第1の洗浄工程において洗浄、乾燥され、次いで塗装工程において内外面に塗装が施されて焼き付けられる。そして、塗装が施された有底円筒体は、ボトルネッカーによるボトルネック成形工程において円筒部の上記上端側部分の下端側が金型によって縮径されて上記肩部6と首部7が成形され、次いで同じボトルネッカーによるキャップ取付部成形工程において首部7の上端側が拡径工具によって拡径されて上記膨出部8が形成されるとともに、この膨出部8よりもさらに上端側に上記ねじ切り加工等が施されて上記キャップ取付部9が形成され、図1に示したようなボトル缶の缶本体1に成形される。
こうして成形された缶本体1は、第2の洗浄工程によって洗浄、乾燥された後に、検査工程においてピンホールの有無や外面の異物付着、傷、汚れ、印刷不良等が検査されて飲料品工場等に搬送され、飲料品等の内容物が充填された後にキャップ取付部9に図示されないキャップが取り付けられて封止され、出荷される。なお、上記各工程の間や各工程中には、有底円筒体の上端縁を切断するトリミングや、必要に応じて底部の環状凸部2bの断面形状を再成形するボトムリフォームが行われる。
ここで、ボトルネッカーによるボトルネック成形工程のうち、上記肩部6の成形は、内径が徐々に小さくなる円筒状の複数の上記金型を、内径が大きいものから順に有底円筒体の円筒部の上端側部分に圧入して塑性変形させることにより、この円筒部の上端側部分のうちの下端側部分を上端側に向けて段階的に内周側に向かうように傾斜させるとともに、この傾斜した下端側部分よりも内周側を内径が小さくなる円筒状に徐々に縮径させることによって行われる。
図3(a)に示すのは、このように上記ボトルネック成形工程において肩部6の成形が終了した有底円筒体10Aであり、肩部6の内周部上端側には缶軸Cを中心として縮径させられた円筒状部11Aが形成されている。また、図3(b)に示すのは、この有底円筒体10Aの円筒状部11Aに首部7を成形する金型21であり、この金型21は缶軸Cと同軸となる略円筒状をなしていて、その内周部には下端側から上端側に向けて順に、缶軸Cを中心とする大径円筒部22と、内周側に向かうに従い上端側に向かうように傾斜する凹円錐台面状部23と、首部成形部24と、小径円筒部25とが形成されている。
大径円筒部22は、有底円筒体10Aの円筒部(缶本体1の胴部5)の外周面が嵌合可能な内径を有しており、また凹円錐台面状部23は有底円筒体10Aの肩部6よりも缶軸Cに対して大きな傾斜で内周側に向かうに従い上端側に向かうように傾斜している。また、小径円筒部25は、有底円筒体10Aの円筒状部11Aの外径よりも僅かに小さな内径を有している。
さらに、首部成形部24は下端側から上端側に向けて順に、缶軸Cに沿った断面において図3(c)に拡大して示すように、凹円錐台面状部23の上端に接する凸円弧等をなす第1凸曲部24aと、この第1凸曲部24aの上端に接して缶軸Cに略平行に上端側に延びる短い直線状をなす円環部24bと、この円環部24bの上端に接して第1凸曲部24aよりも半径の大きな凹円弧等をなす凹曲部24cと、この凹曲部24cの上端に接して上端側に向かうに従い内周側に向かうように缶軸Cに対して傾斜した、円環部24bよりも長い直線状をなす傾斜部24dと、この傾斜部24dの上端と小径円筒部25の下端とに接する凸円弧等をなす第2凸曲部24eとを備えている。
ここで、円環部24bの内径は、肩部6の成形が終了した有底円筒体10Aの上記円筒状部11Aが嵌合可能な大きさとされている。従って、このような金型21を、肩部6の成形終了後の有底円筒体10Aの上端側から図3に白抜き矢線で示すように缶軸Cと同軸に挿入すると、円筒状部11Aは上端側から円環部24bの内周面に摺接しつつ凹曲部24cおよび傾斜部24dに沿って縮径させられる。
そして、凹円錐台面状部23の上端位置が肩部6の上端位置と缶軸C方向に一致して金型21がストロークエンド(下死点)に達したところで、円筒状部11Aの上端側部分は小径円筒部25の内径と略等しい外径に絞り込まれて縮径されるとともに、こうして縮径した円筒状部11Aの下端側部分から肩部6にかけては、首部成形部24の断面形状を略転写したような外周面の断面形状を有する上記首部7が形成される。これにより、図3(a)に示した有底円筒体10Aは、図4に示すような有底円筒体10Bに成形される。
このように成形された有底円筒体10Bの首部7においては、金型21の上記円環部24bにより、首部7の肩部6側に縮径される前の直径の円筒状部11Aが僅かに残されるとともに、その上端側に首部成形部24の凹曲部24cから傾斜部24dによって、上端側に向かうに従い縮径する首部縮径部7aが成形される。そして、この首部縮径部7aのうち傾斜部24dによって成形された上端側の円錐台面状部分の缶軸Cに対する傾斜角αは18°〜24°の範囲とされており、本実施形態では例えば24°とされている。従って、図3(c)に示す金型21の首部成形部24における傾斜部24dの断面が缶軸Cに対してなす傾斜角αも18°〜24°の範囲とされて、本実施形態では24°とされる。
また、肩部6の上端から首部縮径部7aの最小縮径位置(本実施形態では、金型21の小径円筒部25によって縮径された円筒状部11Bの位置)までの縮径量は、首部成形部24による首部7の成形量となる。そして、この肩部6の上端から首部縮径部7aの最小縮径位置までの缶軸Cに対する直径方向の外径の縮径量、すなわち肩部6側に残された縮径前の円筒状部11Aの直径(外径)d1と、首部縮径部7aよりも上端側の縮径した円筒状部11Bの直径(外径)d2との差d1−d2は、0.5mm〜2.2mmの範囲とされている。従って、図3(c)に示す金型21の首部成形部24における円環部24bの直径(内径)d1と小径円筒部25の直径(内径)d2との差d1−d2も上記縮径量と等しく、0.5mm〜2.2mmの範囲とされている。
次に、こうして首部7が成形された図4および図5(a)に示す有底円筒体10Bの金型21によって縮径された円筒状部11Bには、キャップ取付部成形工程において図5(b)に示すような拡径工具31が挿入されて、首部7の上端側に膨出部8が成形される。この拡径工具31は、外径が2段の円筒状をなしていて、下端側の小径部32の外径は縮径した円筒状部11Bの内周に嵌合可能な大きさとされるとともに、上端側の大径部33の外径は縮径した円筒状部11Bの内径よりも僅かに大きくされており、やはり缶軸Cと同軸に配置される。
また、これら小径部32と大径部33との間には、缶軸Cに沿った断面において図5(c)に拡大して示すように、上端側に向かうに従い外周側に向けて一定の傾斜で拡径する拡径部34が形成されている。この拡径部34は、小径部32とは断面凹円弧等の凹曲部34aを介して接するとともに、大径部33とは凹曲部34aよりも半径の大きな断面凸円弧等の凸曲部34bを介して接する断面直線状に形成されている。
このような拡径工具31を、図5に白抜き矢線で示すように缶軸Cと同軸に縮径した円筒状部11Bの内周に小径部32を摺接しつつ挿入すると、拡径部34から大径部33が形成された部分によって円筒状部11Bが上端側から拡径させられる。本実施形態では、こうして挿入された拡径工具31の小径部32の上端が首部7の首部縮径部7aの上端から缶軸C方向に僅かに上端側に間隔をあけた位置に配設されたところで拡径工具31はストロークエンド(下死点)に達し、首部縮径部7aの上端側には縮径した円筒状部11Bが首部7に残され、そのさらに上端側に連なるように上端側に向かうに従い拡径する膨出部8が成形されて、この膨出部8よりも上端側は大径部33によって拡径した円筒状部11Cとされる。これにより、図4および図5(a)に示した有底円筒体10Bは、図6に示すような有底円筒体10Cに成形される。
そして、このように拡径させられた膨出部8の首部7上端(本実施形態では首部7に残された縮径した円筒状部)から拡径する膨出部拡径部8aの缶軸Cに対する傾斜角βは、上記傾斜角αと同じく18°〜24°の範囲とされていて、本実施形態では20°とされている。従って、図5(c)に示す拡径工具31の拡径部34が缶軸Cに対してなす傾斜角βも18°〜24°の範囲とされて、本実施形態では20°とされる。
また、縮径した円筒状部11Bである首部7の上端から膨出部8の最大膨出位置(本実施形態では図6における拡径した円筒状部11C)までの拡径量は、拡径工具31による膨出部8の成形量となる。そして、この首部7の上端から膨出部8の最大膨出位置までの缶軸Cに対する直径方向の内径の拡径量、すなわち膨出部8の最大膨出位置における外周面の直径(内径)d3と首部7の上端における直径(内径)d4との差d3−d4は、上記縮径量と同じく0.5mm〜2.2mmの範囲とされている。従って、図5(c)に示す拡径工具31における大径部33の直径(外径)d3と小径部32の直径(外径)d4との差d3−d4も、0.5mm〜2.2mmの範囲とされる。
こうして首部7の上端側に膨出部8が形成されるとともに、この膨出部8の上端側では円筒状部11Cが拡径させられた有底円筒体10Cは、この拡径させられた円筒状部11Cの上端側が上述のようにねじ切り加工等が施されることによりキャップ取付部9が形成されて縮径されるとともに、下端側には縮径されずに膨出部8が残される。さらに、このキャップ取付部9の開口部4にはカール部が形成されるなどして、図1に示したようなボトル缶の缶本体1に成形される。
このようなボトル缶の製造方法では、上記ボトルネック成形工程において成形される首部7の首部縮径部7aの缶軸Cに対する傾斜角αや、キャップ取付部成形工程において成形される膨出部8の膨出部拡径部8aの缶軸Cに対する傾斜角βが、いずれも18°〜24°の範囲で缶軸Cに対して浅い角度とされている。このため、金型21や拡径工具31を有底円筒体10A、10Bの円筒状部11A、11Bに挿入することにより該円筒状部11A、11Bを縮径させたり拡径させたりして首部7や膨出部8を成形する際に有底円筒体10A、10Bに作用する缶軸C方向の荷重を小さくすることができる。
また、ボトルネック成形工程における肩部6の上端から首部縮径部7aの最小縮径位置までの缶軸Cに対する直径方向の外径の縮径量d1−d2や、キャップ取付部成形工程における首部7の上端から膨出部8の最大膨出位置までの缶軸Cに対する直径方向の内径の拡径量d3−d4も、いずれも0.5mm〜2.2mmの範囲であって小さく、すなわち首部7や膨出部8の缶軸Cに対する直径方向の成形量自体が小さい。このため、やはりこれら首部7や膨出部8を成形する際に有底円筒体10A、10Bに作用する荷重を抑制することができる。
従って、このようなボトル缶の製造方法によれば、カッピングプレス工程においてカップ状素材に成形される金属板の板厚が0.230mm〜0.300mmと薄く、従ってこのカップ状素材からDIプレス工程において成形された有底円筒体における円筒部の上端側部分の厚さも0.180mm〜0.225mmと薄くて、しかもこの上端側部分よりも下端側の円筒部の厚さは該上端側部分よりさらに薄くても、これらボトルネック成形工程における首部7の成形時やキャップ取付部成形工程における膨出部8の成形時に、缶軸C方向の荷重によって有底円筒体10A、10Bに座屈が生じるのを防止することができる。このため、ボトル缶の製造歩留まりや製造効率を低下させることなく一層の薄肉化を図ることができ、省資源化や省エネルギー化をさらに促進することが可能となる。
ここで、首部縮径部7aの缶軸Cに対する傾斜角αや膨出部拡径部8aの缶軸Cに対する傾斜角βが24°よりも大きいと、金型21や拡径工具31によって首部縮径部7aや膨出部拡径部8aを成形する際に作用する荷重の缶軸C方向の成分を十分に小さくすることができず、有底円筒体10A、10Bの特に薄肉とされた円筒部下端側部分に座屈を生じるおそれがある。その一方で、これらの傾斜角α、βが18°を下回ると金型21の首部成形部24における傾斜部24dや拡径工具31の拡径部34が缶軸Cと平行に近くなり、首部縮径部7aや膨出部拡径部8aを確実かつ再現性よく安定して成形することが困難となるおそれがある。
また、肩部6の上端から首部縮径部7aの最小縮径位置までの缶軸Cに対する直径方向の外径の縮径量d1−d2や、首部7の上端から膨出部8の最大膨出位置までの缶軸Cに対する直径方向の内径の拡径量d3−d4が2.2mmよりも大きい場合でも、成形量自体が大きくなるために座屈を確実に防止できなくなるおそれが生じる。一方、これらの縮径量d1−d2や拡径量d3−d4が0.5mmよりも小さい場合も、首部縮径部7aや膨出部拡径部8aを確実かつ安定的に成形することが困難となるおそれがある。
なお、本実施形態では、首部7における首部縮径部7aと膨出部8における膨出部拡径部8aの缶軸Cに対する傾斜角α、βの双方を18°〜24°の範囲とするとともに、肩部6の上端から首部縮径部7aの最小縮径位置までの缶軸Cに対する直径方向の外径の縮径量d1−d2と首部7の上端から膨出部8の最大膨出位置までの缶軸Cに対する直径方向の内径の拡径量d3−d4も双方が0.5mm〜2.2mmの範囲となるようにされているが、傾斜角αと縮径量d1−d2とが上記範囲にあれば傾斜角βと拡径量d3−d4の少なくとも一方は上記範囲外であってもよく、また傾斜角βと拡径量d3−d4とが上記範囲にあれば傾斜角αと縮径量d1−d2の少なくとも一方は上記範囲外であってもよい。ただし、本実施形態のように双方が上記範囲にあることが勿論望ましい。
また、本実施形態では、カッピングプレス工程においてカップ状素材に成形されてDIプレス工程において有底円筒体に成形される金属板として、JIS H 4000におけるA3004またはA3104のアルミニウム合金であって、205℃×20分ベーキング後の0.2%耐力が235N/mm〜265N/mmの範囲のものが用いられており、ボトルネック成形工程やキャップ取付部成形工程における有底円筒体10A、10Bの座屈を一層確実に防ぎつつ、必要以上に大きな荷重を作用させなくても成形を行うことが可能となる。
すなわち、この金属板の205℃×20分ベーキング後の0.2%耐力が235N/mmを下回ると、上述のような傾斜角α、βや縮径量d1−d2、拡径量d3−d4としても有底円筒体10A、10Bに座屈が生じ易くなるおそれがあり、逆に205℃×20分ベーキング後の0.2%耐力が265N/mmを上回っても、成形に必要な荷重が大きくなって荷重制御が困難となり、やはり座屈を生じ易くなるおそれがある。
次に、本発明の実施例を挙げて、本発明の効果について説明する。本実施例では、JIS H 4000におけるA3104のアルミニウム合金であって205℃×20分ベーキング後の0.2%耐力が254.8N/mm、板厚0.300mmの金属板からカッピングプレス工程においてカップ状素材を成形し、さらにDIプレス工程において有底円筒体を成形した。
次いで、この有底円筒体にボトルネック成形工程において肩部6を成形した後、首部成形部24における傾斜部24dの缶軸Cに対する傾斜角αが18°〜24°の範囲であり、縮径量d1−d2が0.5mm〜2.2mmの範囲である、それぞれ異なる6種の金型21を用いて首部縮径部7aを有する首部7を成形し、その際の成形荷重を測定するとともに座屈の有無を確認した。これらを実施例1〜6とする。
また、これら実施例1〜6に対する比較例として、首部成形部24における傾斜部24dの傾斜角αは実施例1、2と同じく18°である一方で、縮径量が2.2mmよりも大きい2.6mmとなる金型と、縮径量は実施例2、4、6と同じく2.2mmである一方で、傾斜角αは24°よりも大きい26°とした金型でも、同じく肩部6を成形した有底円筒体10Aに首部7を成形して、その際の成形荷重を測定するとともに座屈の有無を確認した。これらを順に比較例1、2とする。
なお、DIプレス工程において成形された有底円筒体は、円筒部の直径(缶本体1の胴部5の直径)が約66mmであり、この円筒部の上端側部分の厚さは実施例1〜6および比較例1、2ともに0.180mm〜0.225mmの範囲であった。また、この有底円筒体にボトルネック成形工程において肩部6が成形された図3(a)に示した有底円筒体10Aは、底部2の下端から円筒部の上端までの缶軸C方向の高さが137mm、底部2の下端から肩部6の上端までの缶軸C方向の高さが105mm、肩部6の上端側に成形された縮径した円筒状部11Aの直径(外径)は38mmであった。
これら実施例1〜6および比較例1、2について、その上記円筒部の上端側部分の厚さt(mm)、傾斜角α(°)、縮径量d1−d2(mm)、成形荷重F(N)と評価を、次表1にまとめて示す。なお、評価は、成形荷重Fが1000N未満のものを二重丸、2000N未満のものを丸、2300N未満のものを三角とし、2300N以上のものをバツとした。
Figure 0006877943
この表1の結果より、縮径量が2.2mmよりも大きい比較例1や傾斜角αが24°よりも大きい比較例2では、成形荷重Fが2400N以上となっており、実際にボトルネッカーによって首部7を成形しているときでも有底円筒体10Aの円筒部に座屈が頻発した。これに対して、実施例1〜6では成形荷重Fが2000N未満に抑えられていて座屈を生じることはなく、特に傾斜角αと縮径量d1−d2が最も小さい実施例1では成形荷重Fが1000N未満の700Nであって、肩部6が成形される前の有底円筒体における円筒部の上端側部分の厚さtが最も薄い0.180mmであっても座屈を生じることはなかった。
1 缶本体
2 底部
3 外周部
4 開口部
5 胴部
6 肩部
7 首部
7a 首部縮径部
8 膨出部
8a 膨出部拡径部
9 キャップ取付部
10A〜10C 有底円筒体
11A〜11C 円筒状部
21 金型
24 首部成形部
24d 傾斜部
31 拡径工具
34 拡径部
C 缶軸
α 首部縮径部7aの缶軸Cに対する傾斜角
β 膨出部拡径部8aの缶軸Cに対する傾斜角
d1 肩部6の上端の缶軸Cに対する直径方向の外径(縮径前の円筒状部11Aの直径)
d2 首部縮径部7aの最小縮径位置の缶軸Cに対する直径方向の外径(縮径した円筒状部11Bの直径)
d3 膨出部8の最大膨出位置の缶軸Cに対する直径方向の内径(拡径した円筒状部11Cの直径)
d4 首部7の上端の缶軸Cに対する直径方向の内径(拡径前の円筒状部11Bの直径)

Claims (3)

  1. 缶本体の底部と一体に成形される外周部に、上記底部から上記缶本体の上端開口部に向けて順に缶軸を中心とした円筒状の胴部と、上端側に向かうに従い縮径する肩部と、この肩部からさらに上端側に向かって延びる首部と、キャップ取付部とが形成されたボトル缶の製造方法であって、
    板厚0.230mm〜0.300mmの金属板から絞り加工により成形されたカップ状素材に再絞りおよびしごき加工と底部成形加工を施して、上記底部と、上記胴部と同外径で、前記肩部、前記首部、および前記キャップ取付部となる上端側部分の厚さが0.180mm〜0.225mm、かつ前記胴部となる下端側部分の厚さが前記上端側部分よりも薄い円筒部が形成された有底円筒体を成形するDIプレス工程と、
    この有底円筒体の上記上端側部分を縮径させることにより、上記肩部と、この肩部から上端側に向かうに従いさらに縮径する上記首部とを成形するボトルネック成形工程と、
    上記首部の上端部に上記キャップ取付部を成形するキャップ取付部成形工程とを備え、
    上記ボトルネック成形工程においては、上記首部において縮径する首部縮径部の上記缶軸に対する傾斜角を18°〜24°の範囲に成形するとともに、上記肩部の上端から上記首部縮径部の最小縮径位置までの上記缶軸に対する直径方向の外径の縮径量を0.5mm〜2.2mmの範囲とすることを特徴とするボトル缶の製造方法。
  2. 缶本体の底部と一体に成形される外周部に、上記底部から上記缶本体の上端開口部に向けて順に缶軸を中心とした円筒状の胴部と、上端側に向かうに従い縮径する肩部と、この肩部からさらに上端側に向かって延びる首部と、キャップ取付部とが形成されたボトル缶の製造方法であって、
    板厚0.230mm〜0.300mmの金属板から絞り加工により成形されたカップ状素材に再絞りおよびしごき加工と底部成形加工を施して、上記底部と、上記胴部と同外径で、前記肩部、前記首部、および前記キャップ取付部となる上端側部分の厚さが0.180mm〜0.225mm、かつ前記胴部となる下端側部分の厚さが前記上端側部分よりも薄い円筒部が形成された有底円筒体を成形するDIプレス工程と、
    この有底円筒体の上記上端側部分を縮径させて上記肩部と上記首部とを成形するボトルネック成形工程と、
    上記首部の上端部に、外周側に膨らむ膨出部を介して上記キャップ取付部を成形するキャップ取付部成形工程とを備え、
    上記キャップ取付部成形工程においては、上記膨出部において上記首部の上端から拡径する膨出部拡径部の上記缶軸に対する傾斜角を18°〜24°の範囲に成形するとともに、上記首部の上端から上記膨出部の最大膨出位置までの上記缶軸に対する直径方向の内径の拡径量を0.5mm〜2.2mmの範囲とすることを特徴とするボトル缶の製造方法。
  3. 上記金属板は、JIS H 4000におけるA3004またはA3104のアルミニウム合金であって、205℃×20分ベーキング後の0.2%耐力が235N/mm〜265N/mmの範囲であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボトル缶の製造方法。
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