JP6877670B1 - 補助電源アダプタ - Google Patents

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Abstract

補助電源アダプタ(4)は、モジュールユニット(5)とベース(1)との間に配置される。補助電源アダプタ(4)は、ベース(1)に接続されることで、ベース(1)から電力の供給を受け、ベース(1)との間で制御信号を送受信する第1コネクタと、モジュールユニット(5)に接続されることで、モジュールユニット(5)に電力を供給し、モジュールユニット(5)との間で制御信号を送受信する第2コネクタと、モジュールユニット(5)に供給する電力として、ベース(1)から供給される電力およびベース(1)とは異なる電力供給部から供給される電力の、いずれか一方または両方を選択し、第2コネクタからモジュールユニット(5)に電力を供給させる電力系統選択部(44)と、を備える。

Description

本開示は、補助電源アダプタに関する。
プログラマブルコントローラ(以下、PLC:Programmable Logic Controllerと称する)を用いたシステムにおいて、大容量のデータの演算を行うことができる高性能ユニット、高速演算処理ユニット等の消費電力の大きいユニットを用いる場合、電源モジュールによる電源供給量では、電力が足りない可能性がある。そこで、例えば、特許文献1には、既存の電源モジュールによる電力供給を補足する手段として、電源モジュールの内部で生成した電力と、外部から供給される電力とを切り替えてPLCシステムに供給することができる技術が開示されている。
特開2011−187027号公報
特許文献1に開示されている技術では、電源モジュールの内部で生成した電力と、外部から供給される電力とを、切り替えるための機構が必要である。このため、既存のPLCシステムの構成を、そのまま使用することができないという課題がある。また、PLCシステムには、消費電力の大きいユニットだけではなく、消費電力の小さなユニットも含まれる場合がある。この場合、消費電力の小さなユニットに、消費電力の大きいユニットと同じ値の電力が供給されることになると、供給される電力に無駄が生じる。このため、各モジュールユニットに必要な値の電力が供給されることが望ましい。しかしながら、特許文献1に開示されている技術では、PLCシステムの各モジュールユニットに送電するための電源ラインは、PLCシステム全体で共通である。このため、特許文献1に開示されている技術では、各モジュールユニットには一律な値の電力が供給されることになる。したがって、各モジュールユニットに対して、個別に必要な値の電力を供給することが難しいという課題がある。
本開示は上述の課題を解決するためのものであり、PLCシステムの構成を変更することなく、各モジュールユニットに対して、個別に必要な値の電力を供給することができる補助電源アダプタを提供することを目的とする。
上記目標を達成するために、補助電源アダプタは、制御対象機器を制御するモジュールユニットに電力を供給し、かつ、モジュールユニットとの間で制御信号を送受信するベースに接続されることで、ベースから電力の供給を受け、ベースとの間で制御信号を送受信する第1コネクタと、モジュールユニットに接続されることで、モジュールユニットに電力を供給し、モジュールユニットとの間で制御信号を送受信する第2コネクタと、モジュールユニットに供給する電力として、ベースから供給される電力およびベースとは異なる電力供給部から供給される電力の、いずれか一方または両方を選択し、第2コネクタからモジュールユニットに電力を供給させる電力系統選択部と、を備える。
本開示における補助電源アダプタは、PLCシステムのベースとモジュールユニットとの間に装着され、ベースから供給される電力およびベースとは異なる電力供給部から供給される電力の、いずれか一方または両方を選択することにより、PLCシステムの構成を変更することなく、各モジュールユニットに対して、個別に必要な値の電力を供給することができる。
本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタを含むPLCユニットの全体構成の一例を示す図 本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタの断面図 本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタの構成を示す図 本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタの電力系統選択部の構成を示す図 本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタの電力系統選択部においてベースからの電力供給を示す図 本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタの電力系統選択部において外部電源からの電力供給を示す図 本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタの電力系統選択部においてベースおよび外部電源からの電力供給を示す図 本開示の実施の形態2に係る補助電源アダプタの構成の一例を示す図 本開示の実施の形態2に係る補助電源アダプタのハードウエア構成を示す図 本開示の実施の形態2に係る補助電源アダプタにおける電源切換処理のフローチャート 本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタの構成の変形例を示す図 本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタの構成の変形例を示す断面図 本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタの構成の変形例を示す断面図 本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタの構成の変形例を示す図 本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタにおける電力供給元選択処理の変形例を示すフローチャート
(実施の形態1)
以下、本開示の実施の形態1に係る補助電源アダプタ4について、図面を参照しつつ説明する。なお、同一または同等の部分に同一の符号を付す。
補助電源アダプタ4は、プログラマブルコントローラ(以下、PLC:Programmable Logic Controllerと称する)システム100のベース1とモジュールユニット5との間に装着されることにより、PLCシステム100の電源ラインの定格容量に関わらず、必要な電力をモジュールユニット5に供給することができるアダプタである。
図1は、補助電源アダプタ4を含むPLCシステム100の全体構成の一例を示す図である。PLCシステム100は、各種モジュールユニットが接続されるベース1、各種モジュールユニットを装着するためのモジュール装着部2a、2bと、各種モジュールユニットに電力を供給する電源モジュール3と、特定のモジュールユニット5に電力を供給する補助電源アダプタ4と、各種処理を実行するモジュールユニット7、8とを備える。モジュール装着部2a、2bには、補助電源アダプタ4、モジュールユニット5、7、8等を装着するためのバスコネクタ部11a、11bが備えられている。なお、モジュール装着部2a、2bを総称して、以下では、モジュール装着部2と称する。また、バスコネクタ部11a、11bを総称して、以下では第1バスコネクタ部11と称する。
ここで、図1に示すA−A’線で切り、黒色矢印の方向から見た断面図を、図2に示す。補助電源アダプタ4は、ベース1の第1バスコネクタ部11に、第2バスコネクタ部41により装着されている。補助電源アダプタ4には、外部電源接続部45を介して、外部から電力を供給する外部電源9が接続されている。また、モジュールユニット5は、補助電源アダプタ4の第3バスコネクタ部42に、第4バスコネクタ部51により装着されている。
図3は、補助電源アダプタ4の構成を示す図である。補助電源アダプタ4は、ベース1に装着するための第2バスコネクタ部41と、モジュールユニット5に装着するための第3バスコネクタ部42と、制御信号、バス信号等を中継する信号バイパス部43と、モジュールユニット5に供給するための電力を選択する電力系統選択部44と、外部電源9を接続するための外部電源接続部45とを備える。
第2バスコネクタ部41は、ベース1に補助電源アダプタ4を装着するためのコネクタである。補助電源アダプタ4は、第2バスコネクタ部41を介して、図1に示した電源モジュール3からベース1に供給される電力を受け取る。また、補助電源アダプタ4は、第2バスコネクタ部41を介して、ベース1と制御信号、バス信号等を送受信する。第3バスコネクタ部42は、モジュールユニット5に補助電源アダプタ4を装着するためのコネクタである。補助電源アダプタ4は、第3バスコネクタ部42を介して、電力をモジュールユニット5に供給する。また、補助電源アダプタ4は、第3バスコネクタ部42を介して、モジュールユニット5と制御信号、バス信号等を送受信する。なお、第2バスコネクタ部41は、請求の範囲における第1コネクタの一例である。また、第3バスコネクタ部42は、請求の範囲における第2コネクタの一例である。
信号バイパス部43は、第2バスコネクタ部41を介してベース1から制御信号、バス信号等を受信する。信号バイパス部43は、受信した制御信号、バス信号等を、モジュールユニット5に送信する。電力系統選択部44は、第2バスコネクタ部41を介して電源モジュール3から供給される電力と、外部電源接続部45を介して外部電源9から供給される電力を受け取る。電力系統選択部44は、受け取った電源モジュール3から供給される電力と、外部電源9から供給される電力とのいずれか一方、または両方を選択し、第3バスコネクタ部42を介してモジュールユニット5に供給する。外部電源接続部45は、外部電源9を接続するための接続部である。外部電源接続部45は、外部電源9から供給される電力を、電力系統選択部44に供給する。
補助電源アダプタ4の電力系統選択部44は、具体的には、モジュールユニット5の消費電力、PLCシステム100の用途等に応じて、ベース1から供給される電力と、外部電源接続部45に接続される外部電源9から供給される電力とを選択することできる機械的なスイッチとして構成されている。本実施の形態1においては、電力系統選択部44は、操作者によって切り替えられる。これにより、モジュールユニット5には、ベース1から供給される電力と外部電源9から供給される電力とが、適切に供給される。電力系統選択部44の構成の一例を、図4Aから図4Dを参照しつつ、以下に説明する。
図4Aは、電力系統選択部44の構成を示す図である。電力系統選択部44は、供給される電力を切り換える電力切換部441と、一方から供給される電力を通し他方から供給される電力を遮断する電力分離部442とを備える。電力切換部441は、ベース1から供給される電力を選択するための第1電力切換部441aと、外部電源9から供給される電力を選択するための第2電力切換部441bと、ベース1および外部電源9から供給される電力を選択するための第3電力切換部441cと、選択部441dとを含む。電力分離部442は、ベース1から供給される電力を通すと共に外部電源9からの電力を遮断する第1電力分離部442aと、外部電源9から供給される電力を通すと共にベース1からの電力を遮断する第2電力分離部442bとを含む。
電力系統選択部44は、電力切換部441に含まれる第1電力切換部441a〜第3電力切換部441cを、選択部441dにより選択することで、モジュールユニット5に供給される電力の供給元を切り換える。具体的には、図4Bに示すとおり、第1電力切換部441aに選択部441dを接続した場合、ベース1からの電力がモジュールユニット5に供給される。ここで、図4Bから図4Dに示す黒色矢印は、電力の流れを示す矢印である。
図4Cに示すとおり、第2電力切換部441bに選択部441dを接続した場合、外部電源9からの電力がモジュールユニット5に供給される。また、図4Dに示すとおり、第3電力切換部441cに選択部441dを接続した場合、ベース1および外部電源9からの電力がモジュールユニット5に供給される。
以上のとおり、実施の形態1によれば、補助電源アダプタ4は、第2バスコネクタ部41および第3バスコネクタ部42を介して、PLCシステム100のベース1とモジュールユニット5との間に装着され、電力系統選択部44によりベース1から供給される電力および外部電源9から供給される電力の、いずれか一方または両方を選択することができる。これにより、安定して動作するために必要な電力をモジュールユニット5に供給することができる。
また、実施の形態1によれば、補助電源アダプタ4は、信号バイパス部43により、PLCシステム100のベース1とモジュールユニット5との間で制御信号、バス信号等を送受信することができる。これにより、補助電源アダプタ4を、PLCシステム100のベース1とモジュールユニット5との間に装着しても、既存のPLCシステム100の機能を損なわせず、安定して動作させることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、モジュールユニット5に外部電源9から供給される電力を供給できるものとした。しかしながら、外部電源9に停電が生じた場合、実施の形態1の構成では、モジュールユニット5に安定して電力を供給することができない。そこで、実施の形態2では、外部電源9の代わりに蓄電素子部46を備えるものとする。そして、実施の形態2では、ベース1からの電力供給状態が正常か否かを検知し、検知結果に基づいて電力系統選択部44に電力供給元を選択させる指示をする電力供給状態検知部47を備える。
図5は、実施の形態2に係る補助電源アダプタ4Aの構成を示す図である。補助電源アダプタ4Aは、ベース1に装着するための第2バスコネクタ部41と、モジュールユニット5に装着するための第3バスコネクタ部42と、制御信号、バス信号等を中継する信号バイパス部43と、モジュールユニット5に供給するための電力を選択する電力系統選択部44と、ベース1から供給される電力を蓄電する蓄電素子部46と、ベース1からの電力供給状態を検知し電力系統選択部44に電力供給元を選択させる指示をする電力供給状態検知部47とを備える。
蓄電素子部46は、第2バスコネクタを介してベース1から供給される電力を蓄電する。また、蓄電素子部46は、電力系統選択部44からの指示により、蓄電した電力をモジュールユニット5に供給する。蓄電素子部46は、例えば、コンデンサ、充電式バッテリー等を用いて構成することができる。なお、蓄電素子部46と図3に示した外部電源9とは、請求の範囲における電力供給部の一例である。
電力供給状態検知部47は、第2バスコネクタ部41を介してベース1から供給される電力の供給状態を監視する。電力供給状態検知部47は、ベース1からの電力供給状態に異常が生じたことを、例えば、電力値が基準値を下回ったことを検知した場合、電力系統選択部44に電力供給元を切り換える指示を送信する。同様に、電力供給状態検知部47は、信号バイパス部43からベース1からの電力供給状態に異常が生じたことを、例えば、瞬停が生じたことを検知した場合、電力系統選択部44に電力供給元を切り換える指示を送信する。電力系統選択部44は、電力供給状態検知部47からの指示により、電力供給元を選択する。なお、その他の構成については、実施の形態1と同様である。
続いて、補助電源アダプタ4のハードウエア構成の一例を、図6に示す。補助電源アダプタ4は、ベース1に接続するための第2バスコネクタ401と、モジュールユニット5に接続するための第3バスコネクタ402と、外部電源9を接続するための電源ポート403と、電力供給元を切り換えるスイッチ404と、各種プログラム及びデータを保存する記憶装置405と、各種プログラムを読み込むメモリ406と、各種プログラムを実行するプロセッサ407と、バス408とを備える。第2バスコネクタ401と、第3バスコネクタ402と、電源ポート403と、記憶装置405と、メモリ406と、プロセッサ407とは、バス408により相互に接続されている。
第2バスコネクタ401と第3バスコネクタ402とは、例えば、シリアル通信用のシリアルバスコネクタ、パラレル通信用のパラレルバスコネクタを用いて構成することができる。第2バスコネクタ401は、図3に示した第2バスコネクタ部41として機能することができる。また、第3バスコネクタ402は、図3に示した第3バスコネクタ部42として機能することができる。
電源ポート403は、外部電源9を接続し、外部電源9から供給される電力を印加することができるポートである。電源ポート403は、図3に示した外部電源接続部45として機能することができる。電源ポート403は、例えば、外部電源9の接続と電力を印加することができる接続端子により構成することができる。
スイッチ404は、電力供給元として、ベース1および外部電源9の、いずれか一方、または両方を選択し、切り換えることができるスイッチである。スイッチ404は、図3に示した電力系統選択部44として機能することができる。したがって、スイッチ404には、図4Aから図4Dに示した構成が含まれる。スイッチ404は、例えば、ソフトウエア制御によりON、OFFを切り換えることができるスイッチにより構成することができる。
記憶装置405は、プロセッサ407が実行する各種プログラムと、プロセッサ407が各種プログラムを実行する際に必要なデータ等を保存する。また、記憶装置405は、例えば、SD(Secure Digital)カード、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の揮発性または不揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)等の記憶素子及び記憶媒体を用いて構成することができる。
メモリ406は、PLCシステム100の起動時に、記憶装置405に保存されている各種プログラムを読み込み、プロセッサ407に実行させることができるようにする記憶素子である。メモリ406は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリなどの、データを高速に書き込むことができる揮発性または不揮発性の半導体メモリ等を用いて構成することができる。プロセッサ407は、メモリ406に展開されたプログラムを実行する。プロセッサ407は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro−processing Unit)等の各種演算処理装置を用いて構成することができる。
補助電源アダプタ4Aは、記憶装置405に保存されている各種プログラムをメモリ406に読み込み、プロセッサ407で実行することにより、図5に示した電力系統選択部44と電力供給状態検知部47とで実行される各機能を実現することができる。電力系統選択部44において実行される電力供給元を切り換える処理について、図7に示す電源切換処理のフローチャートを参照しつつ、以下に説明する。
電源切換処理は、電源切換処理プログラムとして図6に示した記憶装置405に保存されている。補助電源アダプタ4Aは、起動すると、記憶装置405に保存されている電源切換処理プログラムをメモリ406に読み込み、図6に示したプロセッサ407で実行する。
電力供給状態検知部47は、第2バスコネクタ部41を介してベース1からの電力供給の状態は正常か否か判定する(ステップS11)。電力供給状態検知部47は、ベース1からの電力供給状態が正常であること、例えば、電力値が基準値以上であることを検知した場合、ベース1からの電力供給の状態は正常と判定する(ステップS11;YES)。電力供給状態検知部47は、ベース1から供給される電力が正常であることを電力系統選択部44に通知する(ステップS12)。電力系統選択部44は、ベース1からの電力をモジュールユニット5に供給する。また、電力系統選択部44は、蓄電素子部46にもベース1から供給される電力を供給する(ステップS13)。蓄電素子部46は、ベース1から供給される電力により充電される。
また、ステップS21において、電力供給状態検知部47は、ベース1からの電力供給状態に異常が生じたことを検知した場合、ベース1からの電力供給の状態は異常と判定する(ステップS11;NO)。具体的には、電力供給状態検知部47が、ベース1からの電力供給状態に異常が生じたこと、例えば、電力値が基準値を下回ったことを検知した場合である。または、電力供給状態検知部47が、ベース1からの電力供給状態に異常が生じた時、例えば、瞬停が生じた時に、信号バイパス部43から電力系統選択部44に電力供給元を切り換える指示が送信されたことを検知した場合である。
電力供給状態検知部47は、ベース1から供給される電力が異常であることを電力系統選択部44に通知する(ステップS14)。電力系統選択部44は、モジュールユニット5に供給される電力を、ベース1から供給される電力から、蓄電素子部46から供給される電力に切り換える(ステップS15)。電力供給状態検知部47は、ステップS11に戻り、ステップS11からステップS15までの処理を繰り返す。
以上のとおり、実施の形態2によれば、外部電源9の代わりに蓄電素子部46を備え、電力供給状態検知部47が、ベース1からの電力供給状態が正常か否かを検知し、検知結果に基づいて電力系統選択部44に電力供給元を選択させる指示をする。これにより、実施の形態2では、実施の形態1における効果に加え、ベース1からの電力供給状態に異常が生じた場合、速やかに、蓄電素子部46からの電力供給が可能となる。これにより、モジュールユニット5への電力供給を一定時間維持することが可能になる。このため、モジュールユニット5は、この間に揮発メモリ上のデータを不揮発メモリに退避する、制御対象機器から取得したデータを図6に示した記憶装置405に保存する等、データを保護しつつ通常のシャットダウン処理を行うことができる。したがって、ベース1からの電力供給状態に異常が生じた場合でも、データの消失、破損等を回避することができる。
(変形例1)
上記の実施の形態1および2において、図6に示した補助電源アダプタ4のハードウエア構成として、各種プログラム及びデータを保存する記憶装置405と、各種プログラムを読み込むメモリ406と、各種プログラムを実行するプロセッサ407とを用いるものとした。これに限らず、記憶装置405と、メモリ406と、プロセッサ407とを合わせて、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を用いて実現してもよい。
(変形例2)
上記の実施の形態1において、図3に示した補助電源アダプタ4の電力系統選択部44には、外部電源接続部45を介して外部電源9から電力が直接供給されるものとした。これに限らず、例えば、図8に示す補助電源アダプタ4Bのとおり、外部電源9からモジュールユニット5の仕様に合わせた電力を生成する電力変換部48を、電力系統選択部44と外部電源接続部45との間に入れる構成としてもよい。
(変形例3)
上記の実施の形態1において、図2に示したとおり、補助電源アダプタ4をベース1とモジュールユニット5との間に配置し、外部電源接続部45を補助電源アダプタ4の下部に設ける構成とした。これに限らず、外部電源接続部45を、図9に示す補助電源アダプタ4の下方向に架かる構成としてもよい。また、外部電源接続部45を、図10に示す補助電源アダプタ4の上方向に架かる構成としてもよい。さらに、外部電源接続部45を、補助電源アダプタ4の脇に架かる構成としてもよい。この構成にした場合、補助電源アダプタ4がベース1とモジュールユニット5との間に占める厚みを抑制することができる。
(変形例4)
上記の実施の形態1において、補助電源アダプタ4の電力系統選択部44は、操作者によって切り替えることのできる機械的なスイッチとして構成されているものとした。これに限らず、ソフトウエアに自動的に切り替えられてもよい。変形例3における補助電源アダプタ4の構成を、図11に示す。補助電源アダプタ4の信号バイパス部43は、図1に示した電源モジュール3の電力供給状態、例えば、安定して電力を供給する正常状態、瞬停、電力低下等の異常状態に応じて、電力系統選択部44に制御信号を通知する。
補助電源アダプタ4は、図6に示した記憶装置405に保存されている各種プログラムをメモリ406に読み込み、プロセッサ407で実行することにより、図11に示した信号バイパス部43と電力系統選択部44とで実行される各機能を実現することができる。電力系統選択部44において実行されるモジュールユニット5への電力供給元の切換処理について、図12に示す電力供給元選択処理のフローチャートを参照しつつ、以下に説明する。
電力供給元選択処理は、電力供給元選択処理プログラムとして記憶装置405に保存されている。補助電源アダプタ4は、起動すると、記憶装置405に保存されている電力供給元選択処理プログラムをメモリ406に読み込み、プロセッサ407で実行する。
電力系統選択部44は、図1に示した電源モジュール3からベース1を介して補助電源アダプタ4に供給される電力が、正常か否か判定する(ステップS21)。具体的には、電力系統選択部44は、図3に示した信号バイパス部43から電源モジュール3の電力供給状態に応じて通知される信号が、正常状態の信号か、異常状態の信号かを判定する。信号バイパス部43から通知される信号が、例えば、安定して電力を供給している正常状態の信号である場合、電力系統選択部44は、補助電源アダプタ4に供給される電力が正常なものと判定する(ステップS21;YES)。
続いて、電力系統選択部44は、モジュールユニット5で高負荷処理を実行中か否かを判定する(ステップS22)。ここでいう高負荷処理とは、例えば、大容量のデータの演算、高速演算処理等の消費電力の大きい処理のことである。モジュールユニット5で高負荷処理を実行中の場合(ステップS22;YES)、電力系統選択部44は、電力供給元として、ベース1と外部電源9とを選択する(ステップS23)。具体的には、図6に示したスイッチ404において、図4Dに示した第3電力切換部441cが選択部441dにより選択される。これにより、モジュールユニット5には、ベース1から供給される電力では足りない分を、外部電源9から供給することができる。
また、モジュールユニット5で高負荷処理を実行中ではない場合(ステップS22;NO)、電力系統選択部44は、電力供給元として、ベース1を選択する(ステップS24)。具体的には、図6に示したスイッチ404において、図4Bに示した第1電力切換部441aが選択部441dにより選択される。これにより、モジュールユニット5に、ベース1から供給される電力が供給される。
また、ステップS21において、信号バイパス部43から通知される信号が、例えば、瞬停、電力低下等の異常状態の信号である場合、電力系統選択部44は、補助電源アダプタ4に供給される電力が異常なものと判定する(ステップS21;NO)。電力系統選択部44は、電力供給元として、外部電源9を選択する(ステップS25)。具体的には、図6に示したスイッチ404において、図4Cに示した第2電力切換部441bが、選択部441dにより選択される。これにより、モジュールユニット5に、外部電源9から供給される電力を供給することができる。電力系統選択部44は、ステップS21に戻り、ステップS21からステップS25の処理を繰り返す。
(変形例5)
上記の実施の形態2において、蓄電素子部46は、ベース1から供給される電力で充電するものとした。これに限らず、予め充電された蓄電素子部46を用いる構成にしてもよい。また、蓄電素子部46は、ベース1とは異なる充電用電源、例えば、外部電源により充電される構成としてもよい。
(変形例6)
上記の実施の形態2において、図5に示した蓄電素子部46は、補助電源アダプタ4Aの内部に配置されるものとした。これに限らず、蓄電素子部46を、補助電源アダプタ4Aの外部に接続する構成としてもよい。また、蓄電素子部46の代わりに、外部電源9、無停電電源装置を使用してもよい。
また、本開示の実施の形態1および2では、電力供給元選択処理プログラムおよび電源切換処理プログラムを、コンピュータが読み取り可能なCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)などの記録媒体に格納して配布し、このプログラムをコンピュータにインストールすることにより、電力供給元選択処理プログラムおよび電源切換処理プログラムに含まれる機能を実現することができるコンピュータを構成してもよい。そして、各機能をOS(Operating System)とアプリケーションとの分担、またはOSとアプリケーションとの協同により実現する場合には、アプリケーションのみを記録媒体に格納してもよい。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。すなわち、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、この開示の範囲内とみなされる。
本開示は、補助電源アダプタに好適に利用することができる。
1 ベース、2、2a、2b モジュール装着部、3 電源モジュール、4、4A、4B 補助電源アダプタ、5、7、8 モジュールユニット、9 外部電源、11 第1バスコネクタ部、11a、11b バスコネクタ部、41 第2バスコネクタ部、42 第3バスコネクタ部、43 信号バイパス部、44 電力系統選択部、45 外部電源接続部、46 蓄電素子部、47 電力供給状態検知部、48 電力変換部、51 第4バスコネクタ部、100 PLCシステム、401 第2バスコネクタ、402 第3バスコネクタ、403 電源ポート、404 スイッチ、405 記憶装置、406 メモリ、407 プロセッサ、408 バス、441 電力切換部、441a 第1電力切換部、441b 第2電力切換部、441c 第3電力切換部、441d 選択部、442 電力分離部、442a 第1電力分離部、442b 第2電力分離部。

Claims (5)

  1. 制御対象機器を制御するモジュールユニットに電力を供給し、かつ、前記モジュールユニットとの間で制御信号を送受信するベースに接続されることで、前記ベースから電力の供給を受け、前記ベースとの間で制御信号を送受信する第1コネクタと、
    前記モジュールユニットに接続されることで、前記モジュールユニットに電力を供給し、前記モジュールユニットとの間で制御信号を送受信する第2コネクタと、
    前記モジュールユニットに供給する電力として、前記ベースから供給される電力および前記ベースとは異なる電力供給部から供給される電力の、いずれか一方または両方を選択し、前記第2コネクタから前記モジュールユニットに電力を供給させる電力系統選択部と、
    を備える、
    補助電源アダプタ。
  2. 前記第1コネクタと前記第2コネクタとの間に配置され、前記第1コネクタが受信した制御信号を前記第2コネクタに中継する信号バイパス部をさらに備える、
    請求項1に記載の補助電源アダプタ。
  3. 前記ベースから供給される電力の供給状態を検知する電力供給状態検知部をさらに備え、
    前記電力供給状態検知部は、前記ベースから供給される電力の供給状態に異常が生じたことを検知した場合、前記電力系統選択部に、前記モジュールユニットへ供給する電力を、前記ベースから供給される電力から前記電力供給部から供給される電力に切り換える指示を送信する、
    請求項1または2に記載の補助電源アダプタ。
  4. 前記電力供給部は、外部に備えられた外部電源である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の補助電源アダプタ。
  5. 前記電力供給部は、前記ベースから供給される電力を蓄電することができる蓄電素子部である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の補助電源アダプタ。
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