JP6877465B2 - 真空イジェクタ装置 - Google Patents

真空イジェクタ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6877465B2
JP6877465B2 JP2018555201A JP2018555201A JP6877465B2 JP 6877465 B2 JP6877465 B2 JP 6877465B2 JP 2018555201 A JP2018555201 A JP 2018555201A JP 2018555201 A JP2018555201 A JP 2018555201A JP 6877465 B2 JP6877465 B2 JP 6877465B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
duct
vent
seal
compressed air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018555201A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019515169A (ja
Inventor
テル,ピーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Piab AB
Original Assignee
Piab AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Piab AB filed Critical Piab AB
Publication of JP2019515169A publication Critical patent/JP2019515169A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6877465B2 publication Critical patent/JP6877465B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J15/00Gripping heads and other end effectors
    • B25J15/06Gripping heads and other end effectors with vacuum or magnetic holding means
    • B25J15/0616Gripping heads and other end effectors with vacuum or magnetic holding means with vacuum
    • B25J15/0675Gripping heads and other end effectors with vacuum or magnetic holding means with vacuum of the ejector type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04FPUMPING OF FLUID BY DIRECT CONTACT OF ANOTHER FLUID OR BY USING INERTIA OF FLUID TO BE PUMPED; SIPHONS
    • F04F5/00Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow
    • F04F5/14Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow the inducing fluid being elastic fluid
    • F04F5/16Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow the inducing fluid being elastic fluid displacing elastic fluids
    • F04F5/20Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow the inducing fluid being elastic fluid displacing elastic fluids for evacuating
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04FPUMPING OF FLUID BY DIRECT CONTACT OF ANOTHER FLUID OR BY USING INERTIA OF FLUID TO BE PUMPED; SIPHONS
    • F04F5/00Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow
    • F04F5/44Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04F5/02 - F04F5/42
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04FPUMPING OF FLUID BY DIRECT CONTACT OF ANOTHER FLUID OR BY USING INERTIA OF FLUID TO BE PUMPED; SIPHONS
    • F04F5/00Jet pumps, i.e. devices in which flow is induced by pressure drop caused by velocity of another fluid flow
    • F04F5/44Component parts, details, or accessories not provided for in, or of interest apart from, groups F04F5/02 - F04F5/42
    • F04F5/48Control
    • F04F5/52Control of evacuating pumps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Description

本開示は、真空カップ(vacuum cup)または同様の装置に適用可能な負圧を生成するために圧縮空気によって駆動される真空イジェクタ(vacuum ejector)装置に関する。
本発明は、広くには、マテリアルハンドリング(material handling)システムに関し、より詳細には、対象物と係合するマテリアルハンドリングシステムの真空カップアセンブリのための真空装置であって、この真空装置に接続された真空源または空気圧装置の動作によって真空カップアセンブリを対象物へと実質的に密着させる真空装置に関する。実質的に平坦な物体またはパネルなどの対象物と係合し、この対象物を持ち上げて所望の位置へと移動させるように構成された真空カップなどを含むマテリアルハンドリングシステムを提供することが知られている。このような真空カップまたは吸着カップを、対象物に係合させることができ、真空源を作動させて対象物とカップとの間に真空を生じさせることで、対象物を目標の場所へと運ぶときに対象物をカップに保持することができる。
カップにおいて生じる真空を、ベンチュリノズルによってもたらすことができ、圧縮空気がカップに関してベンチュリノズルへと供給され、あるいはもたらされ、ベンチュリノズルを通って押し流される空気が、カップにおいて真空を生成し、カップを対象物の表面に密着させる。
ベンチュリノズルは、空気供給源に接続された入口ポートと、空気が吹き出る出口ポートとを有する。真空カップと対象物とによって定められる内部キャビティは、ベンチュリノズルに連通しているため、空気がベンチュリノズルを通って流れるときに、キャビティから空気が引き出される。空気の供給が停止すると、カップのキャビティ内の真空は、真空カップのキャビティを装置の外部へと接続する通気ポートを介して消散でき、真空が充分に消散したとき、真空カップを対象物から解放することができる。
先行技術の装置が、例えば搬送または昇降の目的に使用される負圧を生成するための真空イジェクタポンプを開示している欧州特許出願公開第1064464号明細書から公知である。また、米国特許第7950422号明細書には、マテリアルハンドリングシステム用の自動解放真空装置が開示されている。
現時点において使用されているシステムは、多くの利点を有しているが、使用されている装置は、場合によっては、過度にかさばり、ユーザフレンドリではないと考えられる。さらに、不活化時間、すなわち真空カップのベントに要する時間が、いくつかの場合には、長すぎると考えられる。
欧州特許出願公開第1064464号明細書 米国特許第7950422号明細書
本発明の目的は、よりユーザフレンドリな取り扱いおよびより短い不活化時間によって、上述の欠点を解消し、あるいは少なくとも軽減する改良された真空イジェクタ装置を達成することである。
上記の目的は、独立請求項による本発明によって達成される。
好ましい実施形態が、従属請求項に記載される。
したがって、本開示は、例えば吸着カップなどの把持部材へと供給される少なくとも或る程度の真空を発生させるための真空イジェクタ装置に関する。この装置は、長手軸Aに沿った細長い形状を有している装置本体と、装置本体の第1の端部に設けられ、圧縮空気の供給源から圧縮空気を受け取るように構造付けられた空気入口ポートと、装置本体の第1の端部の反対側の第2の端部に設けられ、真空ダクトに連通している真空接続ポートとを備える。真空接続ポートは、把持部材に連通する真空チューブの一端を受け入れ、この一端につながるように構造付けられる。空気入口ポートおよび真空接続ポートは、基本的に長手軸Aに沿って配置され、圧縮空気管および真空チューブが基本的に一列に並び、長手軸Aに沿った向きとなるように構造付けられる。真空発生ダクトが設けられ、空気入口ポートに連通しており、少なくとも1つの真空発生部材が、真空発生ダクトに配置され、真空発生ダクト内に配置され、あるいは少なくとも部分的に真空発生ダクト内に配置される。真空ダクトは、真空発生ダクトにつながり、真空発生ダクトに連通し、真空接続ポートを終端とし、真空発生部材は、圧縮空気の供給源の作動時に真空ダクトに少なくとも或る程度の真空を生じさせるように構成される。さらに、可動のシールおよびベント要素が設けられ、選択的に、空気の供給源の作動時にはシール位置において真空ダクトを実質的に閉じてシールし、真空源または空気の供給源の停止時にはベント位置において把持部材内の真空を通気ダクトを介して解放またはベントすべく真空ダクトを開放またはベントするように、構造付けられる。
シールおよびベント要素は、基本的に長手軸Aに配置され、比較的短い通気ダクトは、シールおよびベント要素と、装置本体の長い側面に設けられた通気出口ポートとの間に配置され、両者の間の連通をもたらす。
ここで、本明細書において、「基本的に長手軸に配置され」という表現は、或る程度のオフセットも含む。
一実施形態によれば、上述の実施形態に加えて、通気ダクトは、真空イジェクタ装置の装置本体の長手軸Aに対して実質的に垂直な主方向を有する。
ここで、本明細書において、「通気ダクトが長手軸Aに対して実質的に垂直な主方向を有する」という表現は、±45°の角度の範囲内の垂直からの変動も含む。
真空イジェクタ装置が細長い形状であること、ならびに空気入口ポート、可動なシールおよびベント要素、および真空接続ポートが基本的に装置の長手軸Aに配置されていることが、通気出口ポートが装置本体の長い側面に設けられているがゆえに通気ダクトが比較的短いことと相まって、ベントの時間が短く、コンパクトでユーザフレンドリな装置が得られる。
2つの異なる動作状態にある本発明による真空イジェクタ装置の一実施形態を概略的に示す断面図である。 2つの異なる動作状態にある本発明による真空イジェクタ装置の一実施形態を概略的に示す断面図である。 2つの異なる動作状態にある本発明による真空イジェクタ装置の別の実施形態を概略的に示す断面図である。 2つの異なる動作状態にある本発明による真空イジェクタ装置の別の実施形態を概略的に示す断面図である。 異なる動作状態にある本発明による真空イジェクタ装置の一実施形態を概略的に示す断面図を示している。 異なる動作状態にある本発明による真空イジェクタ装置の一実施形態を概略的に示す断面図を示している。 異なる動作状態にある本発明による真空イジェクタ装置の一実施形態を概略的に示す断面図を示している。 本発明による真空イジェクタ装置の一形状を概略的に示す斜視図である。 本発明による真空イジェクタ装置の別の形状を概略的に示す斜視図である。
次に、添付の図面を参照して、真空イジェクタ装置を詳細に説明する。図面の全体を通して、同一または類似のアイテムは、同じ参照符号を有する。さらに、アイテムおよび図面は、必ずしも一定の縮尺ではなく、代わりに、本発明の原理を説明することに重点が置かれている。
ここで図面および図面に示されている例示の実施形態を参照すると、細長い真空イジェクタ装置が、少なくとも1つの真空カップを備える把持部材4に連通可能に接続されるように構造付けられ、真空カップが対象物の表面に係合したときに把持部材(真空カップ)4内に真空または或る程度の真空を生成するように動作することができる。本明細書の全体を通して、把持部材は、真空カップによって例示されるが、負圧によって制御することができる任意の他の装置を、真空イジェクタ装置に対して適用することが可能である。
真空イジェクタ装置を、好ましくは、マテリアルハンドリングシステムの支持アセンブリへと取り付けることができ、マテリアルハンドリングシステムは、支持アセンブリ(あるいは、複数の真空カップアセンブリまたは吸着カップ)を移動させて対象物に係合させるように動作することができ、真空カップは、対象物を取り上げて移動させるために、対象物に係合して密着することができる。マテリアルハンドリングシステムは、真空カップ4の対象物への実質的に真空の密着を達成するために、真空カップへと接続された真空イジェクタ装置に圧縮空気をもたらす空気供給源10を含む。真空イジェクタ装置2は、後述されるように、空気供給源の停止時に真空カップから真空を実質的にベントするために、真空ダクトの停止に応答して大気へと開放され得るシールおよびベント要素24を含む。図示の実施形態において、真空イジェクタ装置は、圧縮空気の供給源へと接続され、あるいは圧縮空気の供給源に連通した少なくとも1つのベンチュリノズルを備え、やはり後述されるように、圧縮空気の供給源の作動時に、圧縮空気がベンチュリ装置を通って流れ、真空ダクトおよび真空カップに真空を生じさせる。
図1aおよび図1bを参照すると、本発明の一実施形態による真空イジェクタ装置2の概略の側面断面図が示されている。図1aは、ベント位置にある装置を示しており、図1bは、シール位置にある装置を示している。
真空イジェクタ装置は、例えば真空カップなどの把持部材4へと供給される少なくとも或る程度の真空を生成するように構成され、装置は、長手軸Aに沿って細長い形状を有する装置本体6を備える。
真空イジェクタ装置は、装置本体6の第1の端部に設けられ、圧縮空気供給源10から圧縮空気管12を介して圧縮空気を受け取るように構造付けられた空気入口ポート8を備える。
真空接続ポート14が、装置本体6の第1の端部の反対側の第2の端部に設けられ、真空ダクト16に連通している。真空接続ポート14は、把持部材(真空カップ)4に連通する真空チューブ18の一端を受け入れ、この一端につながるように構造付けられている。
空気入口ポート8および真空接続ポート14は、基本的に長手軸Aに沿って配置され、圧縮空気管12および真空チューブ18が基本的に一列に並び、長手軸Aに沿った向きとなるように構造付けられている。
真空イジェクタ装置は、空気入口ポート8に連通した真空発生ダクト20と、真空発生ダクトに配置され、真空発生ダクト内に配置され、あるいは少なくとも部分的に真空発生ダクト内に配置された少なくとも1つの真空発生部材22とをさらに備える。
真空ダクト16は、真空発生ダクト20につながり、真空発生ダクトに連通しており、真空接続ポート14を終端とし、したがって真空カップに連通する。真空発生部材22は、圧縮空気の供給源の作動時に真空ダクトへと少なくとも或る程度の真空を生成するように構成される。真空発生部材22は、ベンチュリノズルを含み、ベンチュリノズルに圧縮空気を加えることによって負圧または真空を発生させる公知の技術に従って作動する。
可動のシールおよびベント要素24が設けられ、選択的に、空気の供給源の作動時には図1bに示されるシール位置において真空ダクト16を実質的に閉じてシールし、真空源または空気の供給源の停止時には図1aに示されるベント位置において真空カップ内の真空を通気ダクト26を介して解放またはベントすべく真空ダクトを開放またはベントするように、構造付けられている。
シールおよびベント要素24は、基本的に長手軸Aに配置されており、これは、ユーザフレンドリかつコンパクトな装置を実現するために重要である。
通気ダクト26は、シールおよびベント要素24と細長い装置本体6の長い側面に設けられた通気出口ポート28との間に配置され、両者の間の連通を提供し、通気ダクト26は、真空イジェクタ装置の装置本体の長手軸Aに対して実質的に垂直な主方向を有する。これは、通気ダクトが比較的短いことと相まって、空気の供給源の停止時に真空カップ内の真空のほぼ即座のベントを達成すると推定される。
シールおよびベント要素24は、空気入口ポート8へと供給される圧縮空気に曝されるように配置される。付勢要素30が設けられ、シールおよびベント要素をベント位置に向かって付勢するように構造付けられる。圧縮空気が入口ポート8へと供給され、したがってシールおよびベント要素24へと供給されるとき、圧力は、付勢要素がもたらす付勢力に打ち勝つような圧力であり、したがってシールおよびベント要素がシール位置に向かって押し進められ、真空ダクト内に真空またはほぼ真空が達成される。
図1aおよび図1bならびに図3a〜図3cに示される一実施形態において、付勢要素は、らせんばねである。
別の実施形態が、図2aおよび図2bに示されている。図1aおよび図1bに示した実施形態との比較において、唯一の異なる特徴は、シールおよびベント要素24の構造である。他のすべての特徴の説明については、図1aおよび図1bに示した実施形態の説明が参照される。
図2aおよび図2bの実施形態において、シールおよびベント要素は、付勢要素を備えた膜部材である。図2aは、ベント位置にある装置を示しており、図2bは、シール位置にある装置を示している。膜部材24は、圧縮空気に曝されたときに真空ダクトへの開口部を完全にシールする所定の伸びまで広がることができるような弾性を有する。付勢要素は、この実施形態においては、膜部材の固有の特徴であってよく、あるいは膜部材に対して設けられた別個の要素であってよい。
両方の実施形態において、シールおよびベント要素24は、シール位置とベント位置との間を長手軸Aに沿って移動できるように構造付けられる。
少なくとも1つの真空発生装置22は、細長い延在部を有し、装置本体の長手軸に沿って装置本体の長手軸に平行に配置されている。これは、図1〜図3に示されている。
装置本体6は、装置本体6を貫く真空発生ダクト20を含み、あるいは装置本体6を貫く真空発生ダクト20を定める。真空発生ダクト20は、真空発生ダクト20の両端に出口ポートおよび入口ポートを定める。真空発生部材22が、真空発生ダクト20に配置され、真空発生ダクト20内に配置され、あるいは部分的に真空発生ダクト20内に配置され、空気入口ポート8を介して空気管12に接続可能である。
真空発生部材22は、出口端を出口ポートに位置させ、入口端または進入端を入口ポートまたは入口ポートの付近に位置させつつダクト20に沿って配置されたベンチュリノズルを備える。真空ダクト16は、真空発生ダクト20につながり、真空発生ダクト20に連通しており、さらに真空カップ12につながり、シールおよびベント要素24にもつながっている。真空ダクト16は、真空接続ポート14を終端とし、装置本体6は接続ポート14に接続された真空チューブ18を介して真空カップ4へと接続される。
ベンチュリノズルは、ノズル本体と、ノズル本体に沿って長手方向に延びる通路とを含み、通路は、装置本体6の長手軸に沿って、装置本体6の長手軸に平行に延びている。ノズル本体は、空気出口ポート36へとつながる通路へのノズル本体を通る連通をもたらすための少なくとも1つの真空ポートを含む。ベンチュリノズルが本体6の真空発生ダクト20内に配置されると、真空ポートは、おおむね本体6の真空ダクト16に位置し、本体6の真空ダクト16に連通する。
真空カップおよびベンチュリノズルの技術において知られているように、ベンチュリノズルのダクトは、後述されるように、空気の供給源の作動時にベンチュリノズルを通る空気の流速を高めることにより、ベンチュリノズルを通る空気の流れによって真空ダクト16から真空ポートを通って空気を引き出して、真空ダクトがベントされていない場合に真空ダクト16内に真空または或る程度の真空を生じさせるために、狭くなりかつ広くなる通路を備える。
図3a〜図3cが、種々の動作状態にある真空イジェクタ装置の一実施形態を概略的に示す断面図を示している。この実施形態は、図1aおよび図1bに示した装置と同様であり、以下の説明の補足として、これらの図の上述の説明が参照される。
図3aは、非作動状態の装置を示しており、すなわち圧縮空気が装置へと供給されていない。シールおよびベント要素24は、真空ダクト16が通気ダクト26に連通するように、付勢要素30によって付勢されてベント位置に位置している。
図3bにおいて、圧縮空気が、空気管12を介して装置へと供給される。圧縮空気からの力が付勢力を上回ると、シールおよびベント要素24は、真空ダクトと通気ダクトとの間の流体の接続を効果的にシールするシール位置へと(図の右側に)移動する。
同時に、圧縮空気が真空発生ダクト20へと供給され、矢印によって示されるように真空発生部材22を通って空気出口ポート36から流出する一方で、少なくとも或る程度の真空が、真空ダクト内に生じ、したがって平坦な物体として概略的に示されている対象物に取り付けることができる例えば真空カップなどの把持部材4に生じる。
図3cにおいては、圧縮空気の供給が停止され、シールおよびベント要素24がベント位置へと(図の左側に)移動し、したがって空気が真空ダクトへと流入でき、さらに例えば真空カップなどの把持装置へと流入でき、負圧によって取り付けられていた対象物が解放される。
図4および図5は、装置本体4の2つの異なる形状を概略的に示している。
装置本体4は、好ましくは、例えばアルミニウムなどの金属材料またはエンジニアリングプラスチックなどのポリマー材料で鋳造または成形され、あるいは他のやり方で形成される単一体であり、装置本体内のダクトを定めるようにこの単一体を貫いて掘られ、あるいは穿孔されたダクトを有する。
図4の概略図を参照すると、装置本体4は、基本的に平坦な広がりを有し、長手軸Aに平行な方向に向けられた側壁34を備え、とくには、装置本体4は、4つの長方形の側壁32と、2つの長方形の端壁34とを有する細長い直方体の三次元形状を有する。一方の端壁に空気入口ポート8が設けられ、他方の端壁34に真空接続ポート14が設けられている。
図5の概略図を参照すると、装置本体4は、基本的に円形または楕円形の断面を有し、2つの円形/楕円形の端壁34を備える細長い円柱の三次元形状を有する。一方の端壁に空気入口ポート8が設けられ、他方の端壁34に真空接続ポート14が設けられている。
本発明は、上述の好ましい実施形態に限定されない。種々の代替物、変更物、および等価物を、使用することができる。したがって、以上の実施形態を、添付の特許請求の範囲によって定められる本発明の範囲を限定するものと解釈してはならない。

Claims (11)

  1. 長手軸Aに沿った細長い形状を有している装置本体を備えており、把持部材へと供給される少なくとも或る程度の真空を生成するための真空イジェクタ装置であって、
    前記装置本体の第1の端部に設けられ、圧縮空気供給源から圧縮空気管を介して圧縮空気を受け取るように構造付けられた空気入口ポートと、
    前記装置本体の前記第1の端部の反対側の第2の端部に設けられ、真空ダクトに連通しており、前記把持部材に連通する真空チューブの一端を受け入れ、前記一端につながるように構造付けられた真空接続ポートであって、前記空気入口ポートおよび前記真空接続ポートは、基本的に前記長手軸Aに沿って配置され、前記圧縮空気管と前記真空チューブとが基本的に一列に並んで前記長手軸Aに沿った向きとなるように構造付けられている、真空接続ポートと、
    前記空気入口ポートに連通した真空発生ダクト、および前記真空発生ダクトに配置され、前記真空発生ダクト内に配置され、若しくは部分的に前記真空発生ダクト内に配置された少なくとも1つの真空発生部材であって、前記真空ダクトは、前記真空発生ダクトにつながり、前記真空発生ダクトに連通し、前記真空接続ポートを終端とし、前記真空発生部材は、前記圧縮空気供給源の作動時に前記真空ダクトに少なくとも或る程度の真空を生じさせるように構成されている、真空発生ダクトおよび真空発生部材と、
    選択的に、前記圧縮空気供給源の作動時にはシール位置において前記真空ダクトを実質的に閉じてシールし、前記圧縮空気供給源の停止時にはベント位置において前記真空ダクトを開放またはベントすることで前記把持部材内の真空を通気ダクトを介して解放またはベントするように設けられて構造付けられた可動なシールおよびベント要素と
    を備える真空イジェクタ装置であり、
    前記シールおよびベント要素は、基本的に前記長手軸Aに配置され、前記通気ダクトは、前記シールおよびベント要素と、前記細長い装置本体の長い側面に設けられた通気出口ポートとの間に配置され、両者の間の連通をもたらす、ことを特徴とする真空イジェクタ装置。
  2. 前記シールおよびベント要素は、前記空気入口ポートへと供給される圧縮空気に曝されるように配置され、付勢要素が、前記シールおよびベント要素を前記ベント位置に向かって付勢するように構造付けられて設けられ、圧縮空気が、前記入口ポートへと供給されることによって前記シールおよびベント要素へともたらされ、その圧力が前記付勢要素によってもたらされる付勢力に打ち勝つような圧力であるとき、前記シールおよびベント要素は前記シール位置に向かって押し進められる、請求項1に記載の真空イジェクタ装置。
  3. 前記付勢要素は、らせんばねである、請求項2に記載の真空イジェクタ装置。
  4. 前記シールおよびベント要素は、前記付勢要素が設けられた膜部材である、請求項1または2に記載の真空イジェクタ装置。
  5. 前記シールおよびベント要素は、前記シール位置と前記ベント位置との間を前記長手軸Aに沿って移動できるように構造付けられている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の真空イジェクタ装置。
  6. 前記少なくとも1つの真空発生部材は、前記装置本体の長手軸に沿って前記長手軸に基本的に平行に配置された細長い延在部を有する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の真空イジェクタ装置。
  7. 前記装置本体は、ポリマー材料から製作された単一体であり、前記装置本体内に前記ダクトを定めるように前記単一体を貫いて掘られ、または穿孔された前記ダクトを有する、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の真空イジェクタ装置。
  8. 前記装置本体は、基本的に平坦な広がりを有しかつ前記長手軸Aに平行な方向に向けられた側壁を備える、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の真空イジェクタ装置。
  9. 前記装置本体は、4つの長方形の側壁と、2つの長方形の端壁とを有する細長い直方体の三次元形状を有し、前記空気入口ポートおよび前記真空接続ポートの各々は、それぞれの端壁に設けられている、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の真空イジェクタ装置。
  10. 前記装置本体は、基本的に円形または楕円形の断面を有し、2つの円形または楕円形の端壁を備える細長い円柱の三次元形状を有し、前記空気入口ポートおよび前記真空接続ポートの各々は、それぞれの端壁に設けられている、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の真空イジェクタ装置。
  11. 前記把持部材は、少なくとも1つの真空カップを備える、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の真空イジェクタ装置。
JP2018555201A 2016-04-21 2017-04-19 真空イジェクタ装置 Active JP6877465B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16166439.6A EP3236083B1 (en) 2016-04-21 2016-04-21 Vacuum ejector device
EP16166439.6 2016-04-21
PCT/EP2017/059248 WO2017182503A1 (en) 2016-04-21 2017-04-19 Vacuum ejector device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019515169A JP2019515169A (ja) 2019-06-06
JP6877465B2 true JP6877465B2 (ja) 2021-05-26

Family

ID=56068625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018555201A Active JP6877465B2 (ja) 2016-04-21 2017-04-19 真空イジェクタ装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10456930B2 (ja)
EP (1) EP3236083B1 (ja)
JP (1) JP6877465B2 (ja)
CN (1) CN109477497B (ja)
WO (1) WO2017182503A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101699721B1 (ko) * 2016-09-01 2017-02-13 (주)브이텍 진공 펌프 및 그 어레이
KR101685998B1 (ko) * 2016-09-21 2016-12-13 (주)브이텍 프로파일을 이용한 진공 펌프
SE544077C2 (en) * 2018-04-22 2021-12-14 Zenrobotics Oy Waste Sorting Robot Gripper
SE543130C2 (en) * 2018-04-22 2020-10-13 Zenrobotics Oy A waste sorting robot gripper
SE544741C2 (en) 2018-05-11 2022-11-01 Genie Ind Bv Waste Sorting Gantry Robot and associated method
SE2030327A1 (en) 2020-10-28 2021-12-21 Zenrobotics Oy Waste Sorting Robot with gripper that releases waste object at a throw position

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2200800A (en) * 1939-09-28 1940-05-14 F J Littel Machine Co Plate lifter
US3568959A (en) * 1969-04-09 1971-03-09 Leland F Blaff Vacuum cup type work gripping means
US3648853A (en) * 1970-04-03 1972-03-14 Erie Eng Co Vacuum work pick-up attachment for work device
JPS5144866Y2 (ja) * 1973-11-16 1976-10-30
US3912317A (en) * 1974-07-10 1975-10-14 Shiroyama Kogyo Kk Vacuum suction type manipulator
DE2852681C3 (de) * 1978-12-06 1981-11-12 Festo-Maschinenfabrik Gottlieb Stoll, 7300 Esslingen Saugglockenträger
JP2554562Y2 (ja) * 1988-12-26 1997-11-17 株式会社オリイ 真空発生器組立体
JPH0342432A (ja) * 1989-04-14 1991-02-22 Maeda Masaki 吸着具
DE19516740C2 (de) * 1995-05-06 1997-07-31 Sanivac Vakuumtechnik Gmbh Vakuumtoilettensystem
US5928537A (en) * 1997-03-14 1999-07-27 Fortune; William S. Pneumatic pickup tool for small parts
SE511716E5 (sv) 1998-03-20 2009-01-28 Piab Ab Ejektorpump
US6264259B1 (en) * 2000-01-17 2001-07-24 William S. Fortune Hand held multicycle vacuum pump pickup tool
DE20011839U1 (de) * 2000-07-07 2000-12-14 Festo AG & Co, 73734 Esslingen Vakuumerzeugervorrichtung
JP2004293358A (ja) * 2003-03-26 2004-10-21 Myotoku Ltd 真空発生装置
US7540309B2 (en) * 2005-07-11 2009-06-02 Delaware Capital Formation, Inc. Auto-release vacuum device
IT1401930B1 (it) * 2010-09-14 2013-08-28 Catalfamo Attrezzatura di aspirazione per dispositivi destinati alla abrasione di superfici di manufatti
KR101157542B1 (ko) * 2012-04-26 2012-06-22 한국뉴매틱(주) 인-라인 진공펌프
US9605625B2 (en) * 2013-12-19 2017-03-28 Continental Automotive Systems, Inc. High performance vacuum venturi pump
EP3193023B1 (en) * 2016-01-15 2023-03-29 Piab Ab Vacuum generator device

Also Published As

Publication number Publication date
CN109477497A (zh) 2019-03-15
US10456930B2 (en) 2019-10-29
US20190143536A1 (en) 2019-05-16
EP3236083A1 (en) 2017-10-25
JP2019515169A (ja) 2019-06-06
CN109477497B (zh) 2020-03-06
EP3236083B1 (en) 2018-12-12
WO2017182503A1 (en) 2017-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6877465B2 (ja) 真空イジェクタ装置
ES2960751T3 (es) Sistemas y métodos para proporcionar presión de vacío dinámico en un efector final de brazo articulado
JP5209645B2 (ja) 通気機能を有するエジェクタ装置
US9770830B2 (en) Vacuum generating apparatus and vacuum tube lifter having a vacuum generating apparatus
EP2150382B1 (en) Material handling system and method
CN111315546B (zh) 使用单个真空源在端部执行器处提供动态真空压力的***和方法
EP1752264A3 (en) Auto-release vacuum device
JP5922803B2 (ja) 吸着装置
JP2004502905A (ja) 真空発生装置
JP6982393B2 (ja) 真空発生デバイス
US8550790B2 (en) Vacuum generator, driven by high-pressure air, and having means arranged therewith for the active release of an object that is gripped in a vacuum-gripper
JP2006282345A (ja) 非接触搬送装置
ATE384017T1 (de) Steuereinrichtung für einen sauggreifer
KR20180009186A (ko) 흡착 엔드 이펙터
WO2008120261A3 (en) Packaging machine for vacuum products
EP1642728A3 (en) Sheet handling device
CN114641379A (zh) 负压操作设备
JPH04105698U (ja) ドレン回収装置
JP2001030189A (ja) 吸着装置
JP2018024037A (ja) グローブポート栓およびグローブ交換方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190315

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200414

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20200629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201007

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210329

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210427

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6877465

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE

Ref document number: 6877465

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250