JP6871330B2 - コンピュータ、その制御方法、及びその制御プログラム - Google Patents
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Description
ルしてプレイするゲームが普及している。このようなゲームには、複数のプレイヤが参加
可能なもの(所謂「ソーシャルゲーム」)があり、プレイヤ同士が、対戦、協力のみなら
ず、相互にコミュニケーション可能なものが知られている。
間(以下「ゲーム空間」と称する)内で街作りを行うもの(所謂「街作りゲーム」)も知
られている(例えば、非特許文献1)。街作りゲームでは、プレイヤは、自分の好きな位
置に様々な施設(例えば、家、道路、港、駅、空港、城、訓練所等)を建設し、自分好み
の街を作り上げていく。
く作り直す必要はなかった。一方、近年の街作りゲーム(例えば、非特許文献2)では、
プレイヤが作った街並みに他のプレイヤが攻撃を加えるが、その勝敗や優劣においては、
その街並み(防御の壁、攻撃対象となる建物、防御する兵士、武器等のアイテムの配置)
が要素の一つとなっている。しかしながら、プレイヤにとっては、その街が発展するほど
自分の街のアイテム(ゲーム媒体)が増えてしまうため、そのアイテムを個別にその配置
、種類、レベル等を変更するのは非常に煩雑であった。また、その街並みを変更すること
が他のプレイヤからの攻撃に対してどのような効果があるかわかりづらかった。したがっ
て、兵士や武器のように、配置、種類、レベル等の変更が容易な一部のアイテムのみを変
更するにとどまってしまうプレイヤも少なくなかった。結果として、ゲームが進行するに
つれてマンネリ化し、プレイヤに飽きられてしまうおそれがあった。
リティを向上させ、プレイヤをゲームに惹きつけ続けることを可能とするコンピュータ、
その制御方法、及びその制御プログラムを提供することを目的とする。
他プレイヤの攻撃から防御するための施設を含み得る複数のゲーム媒体を第1ゲーム空間
内に建設して増やしていくことによりゲームを進行させることと、前記第1空間内の少な
くとも一部に配置されたゲーム媒体の種類および配置位置に基づいて、ゲーム媒体の配置
位置を規定し、他プレイヤの攻撃に対する防御に用いるテンプレートを作成することと、
作成されたテンプレートを、前記第1ゲーム空間とは異なる第2ゲーム空間に適用するこ
とと、を備える。
なお、コンピュータは、上記の手順を実行可能であればよく、例えば、携帯端末、据置
端末、サーバ等である。
第1ゲーム空間とは異なる第2ゲーム空間に適用することでは、前記作成されたテンプレ
ートに含まれるゲーム媒体の少なくとも一部が前記第2ゲーム空間に配置されていない場
合、前記配置されていないゲーム媒体について、ゲーム媒体を格納しておく空間から、前
記テンプレートにより規定されたゲーム媒体の配置位置に配置させるのが好ましい。
第1ゲーム空間とは異なる第2ゲーム空間に適用することでは、前記作成されたテンプレ
ートに含まれるゲーム媒体の少なくとも一部が前記第2ゲーム空間に配置されていない場
合、前記配置されていないゲーム媒体について、プレイヤに対応付けられているゲーム媒
体を前記テンプレートにより規定されたゲーム媒体の配置位置に配置させるのが好ましい
。
第1ゲーム空間とは異なる第2ゲーム空間に適用することでは、前記作成されたテンプレ
ートに含まれる各ゲーム媒体の数と、前記第2ゲーム空間に配置済の各ゲーム媒体の数と
が等しい場合、前記第2ゲーム空間に配置済のゲーム媒体を、前記テンプレートにより規
定されたゲーム媒体の配置位置に配置させるのが好ましい。
ゲーム空間および前記第2空間とは異なる第3ゲーム空間に適用することを備えるのが好
ましい。
示に基づいて、少なくとも他プレイヤの攻撃から防御するための施設を含み得る複数のゲ
ーム媒体を第1ゲーム空間内に建設して増やしていくことによりゲームを進行させること
と、前記第1空間内の少なくとも一部に配置されたゲーム媒体の種類および配置位置に基
づいて、ゲーム媒体の配置位置を規定し、他プレイヤの攻撃に対する防御に用いるテンプ
レートを作成することと、作成されたテンプレートを、前記第1ゲーム空間とは異なる第
2ゲーム空間に適用することと、を実行させる。
て、少なくとも他プレイヤの攻撃から防御するための施設を含み得る複数のゲーム媒体を
第1ゲーム空間内に建設して増やしていくことによりゲームを進行させることと、前記第
1空間内の少なくとも一部に配置されたゲーム媒体の種類および配置位置に基づいて、ゲ
ーム媒体の配置位置を規定し、他プレイヤの攻撃に対する防御に用いるテンプレートを作
成することと、作成されたテンプレートを、前記第1ゲーム空間とは異なる第2ゲーム空
間に適用することと、を実行する。
を用いてゲーム媒体の変更やゲーム媒体の配置を変更可能にすることにより、街作りゲー
ムのユーザビリティを向上させ、プレイヤをゲームに惹きつけ続けることを可能とする。
の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその
均等物に及ぶ点に留意されたい。
1.本実施形態の概略
本実施形態では、プレイヤは、ゲーム空間内で街作りを行う。プレイヤは、ゲーム空間
内にゲーム媒体の一例である様々な施設を配置することができる。また、プレイヤは、ゲ
ーム空間内の所定の範囲について、その範囲内に配置された施設の種類や施設の配置位置
に基づいて、施設の種類や施設の配置位置を規定するテンプレートを作成することもでき
る。さらに、プレイヤは、作成したテンプレートを、ゲーム空間内の所定の範囲に適用す
ることもできる。テンプレートが適用されると、ゲーム空間内に配置された施設は、テン
プレートにより規定された当該施設に自動的に変更されたり、規定された配置位置に自動
的に移動される。
なお、ゲーム媒体とは、ゲームに用いられるデジタルコンテンツのことをいい、施設以
外に、例えば、キャラクタ、兵士、武器、カード、フィギア、アバター、アイテム等であ
る。
図1は、ゲームシステム1の概略構成の一例を示す図である。
2とサーバ3とは、通信ネットワークを介して相互に接続され、例えば、基地局4、移動
体通信網5、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介して相互に接続される。携帯端
末2で実行されるプログラム(例えば、ゲームプログラム)と、サーバ3で実行されるプ
ログラム(例えば、ゲーム管理プログラム)とは、ハイパーテキスト転送プロトコル(Hy
pertext Transfer Protocol, HTTP)等の通信プロトコルを用いて通信を行う。
図2(a)は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
携帯端末2は、必要に応じて、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインタ
ーネット7を介してサーバ3に接続し、サーバ3と通信を行う。そのために、携帯端末2
は、端末通信部21と、端末記憶部22と、操作部23と、表示部24と、端末処理部2
5とを備える。
)を想定するが、本発明はこれに限定されるものではない。携帯端末2は、本発明が適用
可能であればよく、例えば、携帯電話(所謂「フィーチャーフォン」)、携帯情報端末(
Personal Digital Assistant, PDA)、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤ、タブレット端
末、タブレットPC、ノートPC等でもよい。
ェース回路を備え、携帯端末2を無線通信ネットワークに接続する。端末通信部21は、
基地局4により割り当てられるチャネルを介して、基地局4との間でCDMA(Code Div
ision Multiple Access)方式等による無線信号回線を確立し、基地局4との間で通信を
行う。そして、端末通信部21は、端末処理部25から供給されたデータをサーバ3等に
送信する。また、端末通信部21は、サーバ3等から受信したデータを端末処理部25に
供給する。
部25での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム
、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部22は、ドラ
イバプログラムとして、操作部23を制御する入力デバイスドライバプログラム、表示部
24を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、端末記憶部22は
、アプリケーションプログラムとして、ゲームを進行させ、その結果を表示するゲームプ
ログラム等を記憶する。また、端末記憶部22は、データとして、プレイヤの識別番号(
ID)、ゲーム空間内に配置された施設を管理する施設管理テーブル(図2(b))、施
設の種類を管理する施設種類管理テーブル(図2(c))、テンプレートを管理するテン
プレート管理テーブル(図2(d))、施設、テンプレート等に係る画像データ、映像デ
ータ等を記憶する。さらに、端末記憶部22は、所定の処理に係る一時的なデータを一時
的に記憶してもよい。
ついて、当該施設のID、種類ID、ゲーム空間内での配置位置等が記憶される。
なお、本実施形態では、ゲーム空間は格子状に構成されており、一の施設は一の格子に
配置され、その位置は所定の格子(例えば、ゲーム空間左上)を原点とする格子の座標で
表現されるものとするが、本発明はこれに限定されるものではない。ゲーム空間の構成等
は、本発明が適用可能であれば、どのようなものでもよい。
施設の各種類について、当該種類のID、名称、画像データのファイル名等が記憶される
。
ルには、各テンプレートについて、当該テンプレートのID、サムネイル画像データのフ
ァイル名、各施設の種類ID及びテンプレート内での配置位置等が記憶される。
なお、図2(b)と同様に、施設の配置位置は、所定の格子(例えば、テンプレート左
上)を原点とする格子の座標で表現されるものとするが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。配置位置の表現は、本発明が適用可能であれば、どのようなものでもよい。
、タッチパネル、キーボタン等である。プレイヤは、操作部23を用いて、文字、数字、
記号等を入力することができる。操作部23は、プレイヤにより操作されると、その操作
に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、プレイヤの指示として、端末処理
部25に供給される。
ば、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。表
示部24は、端末処理部25から供給された画像データに応じた画像、映像データに応じ
た映像等を表示する。
25は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Ce
ntral Processing Unit)である。端末処理部25は、携帯端末2の各種処理が端末記憶
部22に記憶されているプログラム、操作部23の操作等に基づいて適切な手順で実行さ
れるように、端末通信部21、表示部24等の動作を制御する。端末処理部25は、端末
記憶部22に記憶されているプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライ
バプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末
処理部25は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行するこ
とができる。
図3は、携帯端末2の表示画面の一例を示す図である。
されている。
ゲーム進行画面300には、ゲーム空間301と、その空間内に配置された様々な施設
302〜306とが表示されている。
また、ゲーム進行画面300下部には、複数のボタンが表示されている。「作成」ボタ
ン307の押下によりテンプレートの作成が、「適用」ボタン308の押下によりテンプ
レートの適用が、それぞれ指示される。
指示したときに表示される範囲選択画面310が示されている。
範囲選択画面310にはゲーム空間301が表示されており、例えば、任意の二点のタ
ップにより、当該二点を対頂点とする範囲311が選択される。
また、範囲選択画面310下部には「決定」ボタン312が表示されており、当該ボタ
ンの押下により、選択された範囲311についてテンプレート作成の実行が指示される。
適用を指示したときに表示されるテンプレート選択画面320が示されている。
テンプレート選択画面320には、各テンプレートについて、当該テンプレートのサム
ネイル画像321及び「選択」ボタン322が表示されている。「選択」ボタン322の
押下により、対応するテンプレートが選択される。
選択したときに表示されるテンプレート表示画面330が示されている。
テンプレート表示画面330左部には、テンプレートをゲーム空間内の所定の範囲(例
えば、中央周辺)に適用したプレビュー画像331が表示されている。
また、テンプレート表示画面330右部には、テンプレートにより配置位置が規定され
た各施設の名称及び数332が一覧表示されている。
さらに、テンプレート表示画面330下部には「決定」ボタン333が表示されており
、当該ボタンの押下により、テンプレートが決定される。
決定したときに表示される範囲選択画面340が示されている。
範囲選択画面340にはゲーム空間301が表示されており、例えば、任意の二点のタ
ップにより、当該二点を対頂点とする範囲341が選択される。
また、範囲選択画面340下部には「決定」ボタン342が表示されており、当該ボタ
ンの押下により、選択された範囲341についてテンプレート適用の実行が指示される。
ている。即ち、施設「●」が四つ、施設「▲」が三つ、及び施設「■」が二つ配置されて
いる。
、作成したテンプレートを示している。テンプレート410により、種類「○」の施設「
●」が(1,1)及び(1,2)に、種類「△」の施設「▲」が(1,3)、(2,1)
、及び(2,2)に、種類「□」の施設「■」が(2,3)に配置されることが規定され
ている。
されている。即ち、施設「●」が二つ、施設「▲」が三つ、及び施設「■」が一つ配置さ
れている。
ーム空間420内に配置された施設の各種類の数は、テンプレート410により配置位置
が規定された施設の各種類の数と同じである。したがって、ゲーム空間420内に配置さ
れたすべての施設が、テンプレート410により規定された当該施設の配置位置に移動さ
れる。実際には、範囲421外に配置された施設422〜425が、範囲421内の当該
施設の配置位置に移動される。420’は、施設422〜425が移動された後のゲーム
空間420を示している。
が配置されている。即ち、施設「●」が三つ、施設「▲」が五つ、及び施設「■」が一つ
配置されている。
ーム空間430内に配置された施設の各種類の数は、テンプレート410により配置位置
が規定された施設の各種類の数と同じであるか、それよりも多い。したがって、ゲーム空
間420内に配置された施設のうちのテンプレート410により規定された当該施設の配
置位置への移動距離(例えば、マンハッタン距離)が最小となる施設が、当該施設の配置
位置に移動される。実際には、範囲431外に配置された施設432〜435が、範囲4
31内の当該施設の配置位置に移動される。430’は、施設432〜435が移動され
た後のゲーム空間430を示している。
なお、移動距離が最小となる施設に限らず、移動対象となる施設や移動対象となる施設
を含む範囲をプレイヤが指定してもよい。また、予め移動させない施設や移動させない施
設を含む範囲をプレイヤが指定してもよい。
が配置されている。即ち、施設「●」が一つ、施設「▲」が二つ、及び施設「■」が一つ
配置されている。
ーム空間440内に配置された施設の各種類の数は、テンプレート410により配置位置
が規定された施設の各種類の数と同じであるか、それよりも少ない。したがって、ゲーム
空間440内に配置されたすべての施設が、テンプレート410により規定された当該施
設の配置位置のうちの移動距離が最小となる配置位置に移動される。実際には、範囲44
1外に配置された施設442及び443が、範囲441内の当該施設の配置位置に移動さ
れる。440’は、施設442及び443が移動された後のゲーム空間440を示してい
る。
なお、ゲーム空間440’には、テンプレート410により規定された施設の配置位置
のうちの当該施設が配置されなかった配置位置に、当該施設の種類が識別可能な態様(例
えば、「○」444及び「△」445)で示されている。
また、施設が配置されなかった場合に、プレイヤに対して、同種の施設や類似の施設を
候補として提示することも可能である。
さらに、施設が配置されなかった配置位置に対応する施設をプレイヤが購入したり、後
述するマルチプレイヤ環境では、他のプレイヤからトレード等により入手したりすること
も可能である。さらに、テンプレートに規定された施設を、プレイヤがゲーム空間には配
置してはいないが、倉庫に格納していたような場合、テンプレートに基づいてその施設を
配置するようにし、逆にテンプレートに規定されていない施設を倉庫に格納するようにし
てもよい。また、テンプレートはプレイヤが作成するようにしたが、サービス側のサーバ
3から配布されたり、他のプレイヤから入手するようにしてもよい。その場合、テンプレ
ートに規定されている施設をプレイヤが持っていないこともあり得るが、携帯端末2側も
しくはサーバ3側で所持の有無を判断し、所持していないと判断した施設を購入する画面
を携帯端末2上で表示することで自動的にプレイヤを購入画面に誘導するようにしてもよ
い。
以上の機能を実現するために、端末処理部25は、ゲーム進行部251と、テンプレー
ト作成部252と、テンプレート適用部253とを備える。これらの各部は、端末処理部
25が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである
。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
2、テンプレート適用部253等に処理の実行を指示する。
ゲーム進行部251は、ゲーム進行画面300を表示する。
即ち、ゲーム進行部251は、端末記憶部22に記憶されている施設管理テーブルを参
照し、各施設の種類ID及び配置位置を抽出する。また、ゲーム進行部251は、抽出し
た種類IDをキーとして、端末記憶部22に記憶されている施設種類管理テーブルを参照
し、対応する種類の画像データのファイル名を抽出する。また、ゲーム進行部251は、
抽出したファイル名に対応する画像データを端末記憶部22から取得する。そして、ゲー
ム進行部251は、取得した画像データが示す画像を、抽出した配置位置に基づいて表示
すると共に、テンプレート作成、テンプレート適用等の指示を受け付けるボタン等を所定
のレイアウトで表示するゲーム進行画面300を構成し、表示部24に出力する。
進行部251は、テンプレート作成部252に処理の実行を指示する。
進行部251は、テンプレート適用部253に処理の実行を指示する。
1は、当該他の処理を実行する。
に、作成したテンプレートをサーバ3に登録する。
された場合に、テンプレート作成部252は、テンプレートを作成する。
即ち、テンプレート作成部252は、選択された範囲を示す座標をキーとして、端末記
憶部22に記憶されている施設管理テーブルを参照し、選択された範囲内に配置された各
施設の種類ID及びゲーム空間内での配置位置を抽出する。また、テンプレート作成部2
52は、抽出したゲーム空間内での配置位置を、テンプレート内での配置位置に変換する
。さらに、テンプレート作成部252は、選択された範囲について、サムネイル画像デー
タを作成し、端末記憶部22に格納する。そして、テンプレート作成部252は、格納し
たサムネイル画像データのファイル名、抽出した各施設の種類ID及びテンプレート内で
の配置位置等を、新たに採番したテンプレートIDを付与した上で、端末記憶部22に記
憶されているテンプレート管理テーブルに格納する。
即ち、テンプレート作成部252は、プレイヤのID、採番したテンプレートID、作
成したサムネイル画像データ、並びに抽出した各施設の種類ID及びテンプレート内での
配置位置をパラメータとして、テンプレート登録要求を、端末通信部21を介してサーバ
3に送信する。
、取得したテンプレートを適用する。
即ち、テンプレート適用部253は、端末記憶部22に記憶されているテンプレート管
理テーブルを参照し、各テンプレートのID及びサムネイル画像データのファイル名を抽
出する。また、テンプレート適用部253は、抽出したファイル名に対応するサムネイル
画像データを端末記憶部22から取得する。
必要に応じて、テンプレート適用部253は、プレイヤのIDをパラメータとして、テ
ンプレート一覧提供要求を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する。また、テンプ
レート適用部253は、サーバ3から端末通信部21を介して、各テンプレートのID及
びサムネイル画像データを受信する。
そして、テンプレート適用部253は、取得等したサムネイル画像データが示すサムネ
イル画像、テンプレート選択の指示を受け付けるボタン等を所定のレイアウトで表示する
テンプレート選択画面320を構成し、表示部24に出力する。
適用部253は、テンプレート表示画面330を表示する。
即ち、選択されたテンプレートがサーバ3から提供されるものである場合に、テンプレ
ート適用部253は、選択されたテンプレートのIDをパラメータとして、テンプレート
提供要求を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する。また、テンプレート適用部2
53は、サーバ3から端末通信部21を介して、対応するテンプレートのサムネイル画像
データ並びに各施設の種類ID及び配置位置を受信する。そして、テンプレート適用部2
53は、受信したサムネイル画像データを端末記憶部22に格納する。また、テンプレー
ト適用部253は、選択されたテンプレートのID、格納したサムネイル画像データのフ
ァイル名、受信した各施設の種類ID及び配置位置等を、端末記憶部22に記憶されてい
るテンプレート管理テーブルに格納する。
選択されたテンプレートのIDをキーとして、端末記憶部22に記憶されているテンプ
レート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートの各施設の種類IDを抽出する。ま
た、テンプレート適用部253は、抽出した施設の各種類の数を計数する。また、テンプ
レート適用部253は、抽出した種類IDをキーとして、端末記憶部22に記憶されてい
る施設種類管理テーブルを参照し、対応する種類の名称を抽出する。さらに、テンプレー
ト適用部253は、選択されたテンプレートをゲーム空間内の所定の範囲に適用したプレ
ビュー画像を作成する。そして、テンプレート適用部253は、抽出した各施設の名称及
び数、作成したプレビュー画像、テンプレート決定の指示を受け付けるボタン等を所定の
レイアウトで表示するテンプレート表示画面330を構成し、表示部24に出力する。
なお、テンプレートを適用する手順については後述する。
適用部253は、範囲選択画面340を表示する。
された場合に、テンプレート適用部253は、テンプレートを適用する。
即ち、テンプレート適用部253は、端末記憶部22に記憶されている施設管理テーブ
ルを参照し、各施設のID、種類ID、及びゲーム空間内での配置位置を抽出する。また
、テンプレート適用部253は、抽出した施設の各種類の数を計数する。同様に、テンプ
レート適用部253は、選択されたテンプレートのIDをキーとして、端末記憶部22に
記憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートの各施設の種
類ID及びテンプレート内での配置位置を抽出する。また、テンプレート適用部253は
、抽出した施設の各種類の数を計数する。さらに、テンプレート適用部253は、抽出し
たテンプレート内での配置位置を、選択された範囲を示す座標に基づいて、ゲーム空間内
での配置位置に変換する。そして、テンプレート適用部253は、施設の各種類について
、ゲーム空間内の当該種類の施設の数と、テンプレート内の当該種類の施設の数とを比較
する。
両者が同じである場合に、テンプレート適用部253は、ゲーム空間内の当該種類の施
設を、テンプレート内の当該種類の施設の配置位置に移動させる。即ち、テンプレート適
用部253は、ゲーム空間内の当該種類の施設のIDをキーとして、端末記憶部22に記
憶されている施設管理テーブルを参照し、対応する施設のゲーム空間内での配置位置とし
て、テンプレート内の当該種類の施設の配置位置を格納する。
一方、前者が後者よりも多い場合に、テンプレート適用部253は、ゲーム空間内の当
該種類の施設のうちのテンプレート内の当該種類の施設の配置位置への移動距離が最小と
なる施設を、当該施設の配置位置に移動させる。即ち、テンプレート適用部253は、テ
ンプレート内の当該種類の施設の各配置位置について、ゲーム空間内の当該種類の施設の
うちの当該配置位置への移動距離が最小となる施設を特定する。そして、テンプレート適
用部253は、特定した施設のIDをキーとして、端末記憶部22に記憶されている施設
管理テーブルを参照し、対応する施設のゲーム空間内での配置位置として、当該配置位置
を格納する。
一方、前者が後者よりも少ない場合に、テンプレート適用部253は、ゲーム空間内の
当該種類の施設を、テンプレート内の当該種類の施設の配置位置のうちの移動距離が最小
となる配置位置に移動させる。即ち、テンプレート適用部253は、ゲーム空間内の当該
種類の各施設について、テンプレート内の当該種類の施設の配置位置のうちの移動距離が
最小となる配置位置を特定する。そして、テンプレート適用部253は、当該施設のID
をキーとして、端末記憶部22に記憶されている施設管理テーブルを参照し、対応する施
設のゲーム空間内での配置位置として、特定した配置位置を格納する。
なお、移動距離が最小となる施設に限らず、移動対象となる施設や移動対象となる施設
を含む範囲をプレイヤが指定してもよい。また、予め移動させない施設や移動させない施
設を含む範囲をプレイヤが指定してもよい。
図5(a)は、サーバ3の概略構成の一例を示す図である。
ために、サーバ3は、サーバ通信部31と、サーバ記憶部32と、サーバ処理部33とを
備える。
ース回路を備え、インターネット7との間で通信を行う。そして、サーバ通信部31は、
携帯端末2等から受信したデータをサーバ処理部33に供給する。また、サーバ通信部3
1は、サーバ処理部33から供給されたデータを携帯端末2等に送信する。
置のうちの少なくともいずれか一つを備える。サーバ記憶部32は、サーバ処理部33で
の処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリ
ケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、サーバ記憶部32は、アプリケー
ションプログラムとして、テンプレートの登録及び提供を行うゲーム管理プログラム等を
記憶する。また、サーバ記憶部32は、データとして、プレイヤを管理するプレイヤ管理
テーブル(図5(b))、テンプレートを管理するテンプレート管理テーブル(図5(c
))、プレイヤ、テンプレート等に係る画像データ、映像データ等を記憶する。さらに、
サーバ記憶部32は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
各プレイヤについて、当該プレイヤのID、名前、画像データのファイル名、作成したテ
ンプレートのID等が記憶される。
ンプレート管理テーブルには、各テンプレートについて、当該テンプレートのID、サム
ネイル画像データのファイル名、各施設の種類ID及びテンプレート内での配置位置等が
記憶される。
理部33は、サーバ3の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUで
ある。サーバ処理部33は、サーバ3の各種処理がサーバ記憶部32に記憶されているプ
ログラム等に基づいて適切な手順で実行されるように、サーバ通信部31等の動作を制御
する。サーバ処理部33は、サーバ記憶部32に記憶されているプログラム(オペレーテ
ィングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)に基
づいて処理を実行する。また、サーバ処理部33は、複数のプログラム(アプリケーショ
ンプログラム等)を並列に実行することができる。
サーバ処理部33は、サーバ制御部331と、テンプレート登録部332と、テンプレ
ート提供部333とを備える。これらの各部は、サーバ処理部33が備えるプロセッサで
実行されるプログラムにより実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部
は、ファームウェアとしてサーバ3に実装されてもよい。
プレート提供部333等に処理の実行を指示する。
した場合に、サーバ制御部331は、受信したテンプレート登録要求をパラメータとして
、テンプレート登録部332に処理の実行を指示する。
ト提供要求を受信した場合に、サーバ制御部331は、受信したテンプレート一覧提供要
求等をパラメータとして、テンプレート提供部333に処理の実行を指示する。
331は、対応する他の処理を実行する。
即ち、テンプレート登録部332は、与えられたテンプレート登録要求を解析し、プレ
イヤのID、テンプレートのID、サムネイル画像データ、並びに各施設の種類ID及び
配置位置を特定する。そして、テンプレート登録部332は、特定したサムネイル画像デ
ータをサーバ記憶部32に格納する。また、テンプレート登録部332は、特定したプレ
イヤIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているプレイヤ管理テーブルを参照
し、対応するプレイヤが作成したテンプレートのIDとして、特定したテンプレートID
を格納する。さらに、テンプレート登録部332は、特定したテンプレートID、格納し
たサムネイル画像データのファイル名、特定した各施設の種類ID及び配置位置等を、サ
ーバ記憶部32に記憶されているテンプレート管理テーブルに格納する。
トを取得し、取得したテンプレート一覧等を携帯端末2に送信する。
3は、サーバ記憶部32からテンプレート一覧を取得する。
即ち、テンプレート提供部333は、与えられたテンプレート一覧提供要求を解析し、
プレイヤのIDを特定する。そして、テンプレート提供部333は、特定したプレイヤI
Dをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているプレイヤ管理テーブルを参照し、対
応するプレイヤ以外のプレイヤが作成したテンプレートのIDを抽出する。また、テンプ
レート提供部333は、抽出したテンプレートIDをキーとして、サーバ記憶部32に記
憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートのサムネイル画
像データのファイル名を抽出する。さらに、テンプレート提供部333は、抽出したファ
イル名に対応するサムネイル画像データをサーバ記憶部32から取得する。
バ記憶部32からテンプレートを取得する。
即ち、テンプレート提供部333は、与えられたテンプレート提供要求を解析し、テン
プレートのIDを特定する。そして、テンプレート提供部333は、特定したテンプレー
トIDをキーとして、サーバ記憶部32に記憶されているテンプレート管理テーブルを参
照し、対応するテンプレートのサムネイル画像データのファイル名並びに各施設の種類I
D及び配置位置を抽出する。また、テンプレート提供部333は、抽出したファイル名に
対応するサムネイル画像データをサーバ記憶部32から取得する。
即ち、テンプレート提供部333は、抽出した各テンプレートのID及びサムネイル画
像データ、又は取得等したテンプレートのサムネイル画像データ並びに各施設の種類ID
及び配置位置を、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する。
図6は、携帯端末2の動作フローの一例を示す図である。
なお、以下に説明する動作フローは、予め端末記憶部22に記憶されているプログラム
に基づいて、主に端末処理部25により、携帯端末2の各要素と協働して実行される。
理部25は、ゲームプログラムに基づいて処理を開始する。即ち、ゲームプログラムによ
り実現されるゲーム進行部251は、ゲーム進行画面300を表示する(ステップS10
0)。
プS102−Yes)、ゲーム進行部251は、テンプレート作成部252に処理の実行
を指示する(ステップS104)。
ート作成の実行が指示された場合に、テンプレート作成部252は、テンプレートを作成
する(ステップS124)。
S126)。そして、テンプレート作成部252は、処理を終了する。
ステップS106−Yes)、ゲーム進行部251は、テンプレート適用部253に処理
の実行を指示する(ステップS108)。
30)。
32)、テンプレート適用部253は、テンプレート表示画面330を表示する。
34)、テンプレート適用部253は、範囲選択画面340を表示する。
ート適用の実行が指示された場合に、テンプレート適用部253は、テンプレートを適用
する(ステップS138)。そして、テンプレート適用部253は、処理を終了する。
106−No)、ゲーム進行部251は、当該他の処理を実行する(ステップS110)
。
なお、以下に説明する動作フローは、予めサーバ記憶部32に記憶されているプログラ
ムに基づいて、主にサーバ処理部33により、サーバ3の各要素と協働して実行される。
ステップS200−Yes)、サーバ制御部331は、受信したテンプレート登録要求を
パラメータとして、テンプレート登録部332に処理の実行を指示する(ステップS20
2)。
ーバ記憶部32に格納する(ステップS220)。そして、テンプレート登録部332は
、処理を終了する。
プレート提供要求を受信した場合に(ステップS204−Yes)、サーバ制御部331
は、受信したテンプレート一覧提供要求等をパラメータとして、テンプレート提供部33
3に処理の実行を指示する(ステップS206)。
レート提供部333は、与えられたテンプレート一覧提供要求内のプレイヤIDに対応す
るプレイヤ以外のプレイヤに係るテンプレート一覧を、サーバ記憶部32から取得する(
ステップS232)。
レート提供部333は、与えられたテンプレート提供要求内のテンプレートIDに対応す
るテンプレートを、サーバ記憶部32から取得する(ステップS234)。
ステップS236)。そして、テンプレート提供部333は、処理を終了する。
プS204−No)、サーバ制御部331は、対応する他の処理を実行する(ステップS
208)。
り、街作りゲームのユーザビリティを向上させ、プレイヤをゲームに惹きつけ続けること
が可能となる。
もとづいて自動的に施設がゲーム空間に配置される例について説明を行ったが、テンプレ
ートを適用する場合、目安となる表示がゲーム空間上に表示され、プレイヤは、その表示
を目安にして、自ら施設の種類や、施設の配置を変更することにしてもよい。
また、例えば、建物や壁・柵といったような施設のみならず、他のプレイヤからの攻撃
に対して応戦する兵士や武器の種類、数量といった情報であってもよい。
また、テンプレートには、その目的に応じて複数用意されており、目的に応じてプレイ
ヤが選択可能にしてもよい。具体例としては、他のプレイヤの攻撃してくる兵士の種類に
は複数あり、弓矢を用いた兵士への防御に強い街並みを実現するテンプレート、巨人を用
いる攻撃への防御に力を発揮する街並みを実現するテンプレート、空からの攻撃への防御
に強いテンプレート等である。
1.本実施形態の概略
第1実施形態では、プレイヤが一人でゲームを進行させるシングルプレイヤ環境を想定
していた。しかしながら、本発明は、プレイヤが複数人でゲームを進行させるマルチプレ
イヤ環境にも適用することができる。本実施形態では、複数人のプレイヤが一のゲーム空
間内で街作りを行うものとし、各プレイヤがゲーム空間内の所定の範囲にテンプレートを
適用するものとする。プレイヤによりテンプレートが適用されると、ゲーム空間内に配置
された施設のうちの当該プレイヤに係る施設が、テンプレートにより規定された当該施設
の配置位置に移動される。
ゲームシステム1の概略構成は、図1に示されるものと同一であるので、以下では説明
を省略する。
図8(a)は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
てゲームを進行させる。また、携帯端末2は、必要に応じて、基地局4、移動体通信網5
、ゲートウェイ6、及びインターネット7を介してサーバ3に接続し、サーバ3と通信を
行う。そのために、携帯端末2は、端末通信部21と、端末記憶部22’と、操作部23
と、表示部24と、端末処理部25とを備える。
なお、これらの構成のうち、端末通信部21、操作部23、及び表示部24については
、図2(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
処理部25での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログ
ラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、端末記憶部22’は
、ドライバプログラムとして、操作部23を制御する入力デバイスドライバプログラム、
表示部24を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、端末記憶部
22’は、アプリケーションプログラムとして、ゲームを進行させ、その結果を表示する
ゲームプログラム等を記憶する。また、端末記憶部22’は、データとして、プレイヤの
ID、ゲーム空間内に配置された施設を管理する施設管理テーブル(図8(b))、施設
の種類を管理する施設種類管理テーブル(図2(c))、テンプレートを管理するテンプ
レート管理テーブル(図2(d))、施設、テンプレート等に係る画像データ、映像デー
タ等を記憶する。さらに、端末記憶部22’は、所定の処理に係る一時的なデータを一時
的に記憶してもよい。
ヤについて、当該プレイヤがゲーム空間内に配置した各施設のID、種類ID、ゲーム空
間内での配置位置等が記憶される。
25は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUであ
る。端末処理部25は、携帯端末2の各種処理が端末記憶部22’に記憶されているプロ
グラム、操作部23の操作等に基づいて適切な手順で実行されるように、端末通信部21
、表示部24等の動作を制御する。端末処理部25は、端末記憶部22’に記憶されてい
るプログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケー
ションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部25は、複数のプロ
グラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
図9は、マルチプレイヤ環境でのテンプレートの適用の概念を示す図である。
ている。即ち、施設「●」が四つ、施設「▲」が四つ、及び施設「■」が四つ配置されて
いる。これらの施設のうち、右上の3×3マスに配置されている一つの施設「●」及び二
つの施設「▲」は、プレイヤ1に係るものであるとする。同様に、右下の3×3マスに配
置されている三つの施設「■」はプレイヤ2に係るものであり、左下の3×3マスに配置
されている二つの施設「▲」及び一つの施設「■」はプレイヤ3に係るものであり、左上
の3×3マスに配置されている三つの施設「●」はプレイヤ4に係るものであるとする。
したとする。同様に、プレイヤ2〜プレイヤ4が、範囲902〜904について、テンプレ
ート920〜940をそれぞれ適用したとする。ゲーム空間900内に配置された施設の
うちのプレイヤ1に係るものの各種類の数は、テンプレート910により配置位置が規定
された施設の各種類の数と同じである。したがって、プレイヤ1に係るすべての施設が、
テンプレート910により規定された当該施設の配置位置に移動される。同様に、プレイ
ヤ2〜プレイヤ4に係るすべての施設が、テンプレート920〜940により規定された当
該施設の配置位置に移動される。900’は、すべての施設が移動された後のゲーム空間
900を示している。
以上の機能を実現するために、端末処理部25は、ゲーム進行部251’と、テンプレ
ート作成部252と、テンプレート適用部253と、第2テンプレート適用部254とを
備える。これらの各部は、端末処理部25が備えるプロセッサで実行されるプログラムに
より実現される機能モジュールである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとし
て携帯端末2に実装されてもよい。
なお、これらの構成のうち、テンプレート作成部252及びテンプレート適用部253
については、図2(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
52、テンプレート適用部253、第2テンプレート適用部254等に処理の実行を指示
する。
ゲーム進行部251’は、ゲーム進行画面300を表示する。
進行部251’は、テンプレート作成部252に処理の実行を指示する。
進行部251’は、テンプレート適用部253に処理の実行を指示する。
、ゲーム進行部251’は、受信したテンプレート適用指示をパラメータとして、第2テ
ンプレート適用部254に処理の実行を指示する。
1’は、当該他の処理を実行する。
プレートを適用する。
即ち、第2テンプレート適用部254は、与えられたテンプレート適用指示を解析し、
プレイヤのID、テンプレートのID、及びテンプレートが適用される範囲を示す座標を
特定する。また、第2テンプレート適用部254は、特定したテンプレートIDをパラメ
ータとして、テンプレート提供要求を、端末通信部21を介してサーバ3に送信する。ま
た、第2テンプレート適用部254は、サーバ3から端末通信部21を介して、対応する
テンプレートのサムネイル画像データ並びに各施設の種類ID及び配置位置を受信する。
そして、第2テンプレート適用部254は、受信したサムネイル画像データを端末記憶部
22’に格納する。また、第2テンプレート適用部254は、特定したテンプレートID
、格納したサムネイル画像データのファイル名、受信した各施設の種類ID及び配置位置
等を、端末記憶部22’に記憶されているテンプレート管理テーブルに格納する。
即ち、第2テンプレート適用部254は、特定したプレイヤIDをキーとして、端末記
憶部22’に記憶されている施設管理テーブルを参照し、対応するプレイヤに係る各施設
のID、種類ID、及びゲーム空間内での配置位置を抽出する。また、第2テンプレート
適用部254は、抽出した施設の各種類の数を計数する。同様に、第2テンプレート適用
部254は、特定したテンプレートIDをキーとして、端末記憶部22’に記憶されてい
るテンプレート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートの各施設の種類ID及びテ
ンプレート内での配置位置を抽出する。また、第2テンプレート適用部254は、抽出し
た施設の各種類の数を計数する。さらに、第2テンプレート適用部254は、抽出したテ
ンプレート内での配置位置を、特定した範囲を示す座標に基づいて、ゲーム空間内での配
置位置に変換する。そして、第2テンプレート適用部254は、施設の各種類について、
ゲーム空間内の当該種類の施設の数と、テンプレート内の当該種類の施設の数とを比較し
、その結果に応じて、ゲーム空間内の当該種類の施設を、テンプレート内の当該種類の施
設の配置位置に移動させる。
サーバ3の概略構成は、図5(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を
省略する。
図10は、携帯端末2の動作フローの一例を示す図である。
なお、以下に説明する動作フローは、予め端末記憶部22’に記憶されているプログラ
ムに基づいて、主に端末処理部25により、携帯端末2の各要素と協働して実行される。
なお、これらのステップのうち、ステップS100〜S108については、図6(a)
に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
(ステップS300−Yes)、ゲーム進行部251’は、受信したテンプレート適用指
示をパラメータとして、第2テンプレート適用部254に処理の実行を指示する(ステッ
プS302)。
IDに対応するテンプレートをサーバ3から取得する(ステップS310)。
2)。そして、第2テンプレート適用部254は、処理を終了する。
300−No)、ゲーム進行部251’は、当該他の処理を実行する(ステップS110
)。
いて施設の配置を変更可能にすることにより、街作りゲームのユーザビリティを向上させ
、プレイヤをゲームに惹きつけ続けることが可能となる。
、複数のテンプレートを組み合わせて一のテンプレートを作成するには、プレイヤが複数
のテンプレートをそれぞれゲーム空間内の所定の領域に適用するか、複数人のプレイヤが
それぞれテンプレートをゲーム空間内の所定の領域に適用した上で、それらの領域を包含
する所定の領域についてテンプレートを作成するものとした。しかしながら、プレイヤが
複数のテンプレートを指定するか、複数人のプレイヤがそれぞれテンプレートを指定した
上で、それらを直接組み合わせて一のテンプレートを作成してもよい。
図11は、マルチプレイヤ環境でのテンプレートの組み合わせの概念を示す図である。
プレイヤ1が、範囲1100について、テンプレート1110を指定したとする。同様
に、プレイヤ2〜プレイヤ4が、範囲1101〜1103について、テンプレート112
0〜1140をそれぞれ指定したとする。1150は、テンプレート1110〜1140
が組み合されたテンプレートを示している。
以上の機能を実現するために、携帯端末2は、以下のような処理を行えばよい。
プレイヤにより操作部23を介して、テンプレートの作成が指示された場合に、携帯端
末2は、所定の画面を表示し、テンプレート及び範囲の指定を受け付ける。同様に、携帯
端末2は、他の携帯端末2からテンプレート及び範囲の指定を受け付ける。そして、携帯
端末2は、指定されたテンプレートを端末記憶部22又はサーバ3から取得し、取得した
テンプレートを指定された範囲に配置することにより、新たなテンプレートを作成する。
即ち、携帯端末2は、取得したテンプレートにより規定された各施設の配置位置を、指
定された範囲が示す座標に基づいて補正する。そして、携帯端末2は、取得したテンプレ
ートにより規定された各施設の種類ID及び補正配置位置等を、新たに採番したテンプレ
ートIDを付与した上で、端末記憶部22に記憶されているテンプレート管理テーブルに
格納する。
1.本実施形態の概略
上記実施形態では、テンプレートは、プレイヤが作成するものとした。しかしながら、
サーバ等が既成のテンプレートを配布することもできる。本実施形態では、街作りゲーム
でのイベント(例えば、敵キャラクタから街を防御する)の開催に応じてサーバが既成の
テンプレートを配布するものとし、プレイヤは配布されたテンプレートを自身のゲーム空
間内の所定の範囲に適用し、必要に応じて施設を移動したり、追加したりして、イベント
の実行に備えるものとする。所定の時間が経過した後にイベントが実行され、その結果に
応じてプレイヤには様々な特典(例えば、テンプレート、施設等)が付与される。ここで
いうテンプレートは、イベントにおけるプレイヤに与えられた課題のようなものともいえ
る。
ゲームシステム1の概略構成は、図1に示されるものと同一であるので、以下では説明
を省略する。
図12は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
携帯端末2は、必要に応じて、基地局4、移動体通信網5、ゲートウェイ6、及びインタ
ーネット7を介してサーバ3に接続し、サーバ3と通信を行う。そのために、携帯端末2
は、端末通信部21と、端末記憶部22と、操作部23と、表示部24と、端末処理部2
5とを備える。
なお、これらの構成のうち、端末通信部21、端末記憶部22、操作部23、及び表示
部24については、図2(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略す
る。
25は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUであ
る。端末処理部25は、携帯端末2の各種処理が端末記憶部22に記憶されているプログ
ラム、操作部23の操作等に基づいて適切な手順で実行されるように、端末通信部21、
表示部24等の動作を制御する。端末処理部25は、端末記憶部22に記憶されているプ
ログラム(オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーショ
ンプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、端末処理部25は、複数のプログラ
ム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
端末処理部25は、ゲーム進行部251’’と、テンプレート作成部252と、テンプ
レート適用部253と、第3テンプレート適用部255とを備える。これらの各部は、端
末処理部25が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュー
ルである。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとして携帯端末2に実装されても
よい。
なお、これらの構成のうち、テンプレート作成部252及びテンプレート適用部253
については、図2(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
252、テンプレート適用部253、第3テンプレート適用部255等に処理の実行を指
示する。
ゲーム進行部251’’は、ゲーム進行画面300を表示する。
進行部251’’は、テンプレート作成部252に処理の実行を指示する。
進行部251’’は、テンプレート適用部253に処理の実行を指示する。
行部251’’は、受信したイベント開始通知をパラメータとして、第3テンプレート適
用部255に処理の実行を指示する。
1’’は、当該他の処理を実行する。
、取得したテンプレートを適用する。
3から取得する。
即ち、第3テンプレート適用部255は、与えられたイベント開始通知を解析し、イベ
ントのIDを特定する。また、プレイヤにより操作部23を介して、イベントへの参加が
指示された場合に、第3テンプレート適用部255は、プレイヤのID及び特定したイベ
ントIDをパラメータとして、イベント参加要求を、端末通信部21を介してサーバ3に
送信する。また、第3テンプレート適用部255は、サーバ3から端末通信部21を介し
て、対応するイベントに係るテンプレートのID、サムネイル画像データ、並びに各施設
の種類ID及び配置位置を受信する。そして、第3テンプレート適用部255は、受信し
たサムネイル画像データを端末記憶部22に格納する。また、第3テンプレート適用部2
55は、受信したテンプレートID、格納したサムネイル画像データのファイル名、受信
した各施設の種類ID及び配置位置等を、端末記憶部22に記憶されているテンプレート
管理テーブルに格納する。
即ち、第3テンプレート適用部255は、端末記憶部22に記憶されている施設管理テ
ーブルを参照し、各施設のID、種類ID、及びゲーム空間内での配置位置を抽出する。
また、第3テンプレート適用部255は、抽出した施設の各種類の数を計数する。同様に
、第3テンプレート適用部255は、受信したテンプレートIDをキーとして、端末記憶
部22に記憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、対応するテンプレートの各
施設の種類ID及びテンプレート内での配置位置を抽出する。また、第3テンプレート適
用部255は、抽出した施設の各種類の数を計数する。さらに、第3テンプレート適用部
255は、抽出したテンプレート内での配置位置を、プレイヤにより操作部23を介して
選択された範囲を示す座標に基づいて、ゲーム空間内での配置位置に変換する。そして、
第3テンプレート適用部255は、施設の各種類について、ゲーム空間内の当該種類の施
設の数と、テンプレート内の当該種類の施設の数とを比較し、その結果に応じて、ゲーム
空間内の当該種類の施設を、テンプレート内の当該種類の施設の配置位置に移動させる。
図13(a)は、サーバ3の概略構成の一例を示す図である。
、イベントの管理及びテンプレートの提供を行う。そのために、サーバ3は、サーバ通信
部31と、サーバ記憶部32’と、サーバ処理部33とを備える。
なお、これらの構成のうち、サーバ通信部31については、図5(a)に示されるもの
と同一であるので、以下では説明を省略する。
装置のうちの少なくともいずれか一つを備える。サーバ記憶部32’は、サーバ処理部3
3での処理に用いられるオペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、ア
プリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、サーバ記憶部32’は、アプ
リケーションプログラムとして、テンプレートの登録及び提供並びにイベントの管理を行
うゲーム管理プログラム等を記憶する。また、サーバ記憶部32’は、データとして、プ
レイヤを管理するプレイヤ管理テーブル(図5(b))、テンプレートを管理するテンプ
レート管理テーブル(図5(c))、イベントを管理するイベント管理テーブル(図13
(b))、プレイヤ、テンプレート等に係る画像データ、映像データ等を記憶する。さら
に、サーバ記憶部32’は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい
。
、各イベントについて、当該イベントのID、開始日時、用いられるテンプレートのID
、参加しているプレイヤのID等が記憶される。
理部33は、サーバ3の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUで
ある。サーバ処理部33は、サーバ3の各種処理がサーバ記憶部32’に記憶されている
プログラム等に基づいて適切な手順で実行されるように、サーバ通信部31等の動作を制
御する。サーバ処理部33は、サーバ記憶部32’に記憶されているプログラム(オペレ
ーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、アプリケーションプログラム等)
に基づいて処理を実行する。また、サーバ処理部33は、複数のプログラム(アプリケー
ションプログラム等)を並列に実行することができる。
サーバ処理部33は、サーバ制御部331’と、テンプレート登録部332と、テンプ
レート提供部333と、イベント管理部334とを備える。これらの各部は、サーバ処理
部33が備えるプロセッサで実行されるプログラムにより実現される機能モジュールであ
る。あるいは、これらの各部は、ファームウェアとしてサーバ3に実装されてもよい。
なお、これらの構成のうち、テンプレート登録部332及びテンプレート提供部333
については、図5(a)に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
ンプレート提供部333、イベント管理部334等に処理の実行を指示する。
した場合に、サーバ制御部331’は、受信したテンプレート登録要求をパラメータとし
て、テンプレート登録部332に処理の実行を指示する。
ト提供要求を受信した場合に、サーバ制御部331’は、受信したテンプレート一覧提供
要求等をパラメータとして、テンプレート提供部333に処理の実行を指示する。
トのIDをパラメータとして、イベント管理部334に処理の実行を指示する。
即ち、サーバ制御部331’は、サーバ記憶部32’に記憶されているイベント管理テ
ーブルを参照し、各イベントのID及び開始日時を抽出する。また、サーバ制御部331
’は、不図示の時計から現在日時を取得する。そして、取得した現在日時が開始日時を経
過したイベントが存在する場合に、サーバ制御部331’は、当該イベントのIDをパラ
メータとして、イベント管理部334に処理の実行を指示する。
バ制御部331’は、受信したイベント参加要求をパラメータとして、イベント管理部3
34に処理の実行を指示する。
331’は、対応する他の処理を実行する。
ト管理部334は、イベントに係るテンプレートをサーバ記憶部32’から取得し、取得
したテンプレートを携帯端末2に送信する。
の開始通知を携帯端末2に送信する。
即ち、イベント管理部334は、サーバ記憶部32’に記憶されているプレイヤ管理テ
ーブルを参照し、各プレイヤを特定する。そして、イベント管理部334は、サーバ通信
部31を介して特定した各プレイヤの携帯端末2に、与えられたイベントIDをパラメー
タとして、イベント開始通知を送信する。
ントにプレイヤを参加させる。
即ち、イベント管理部334は、与えられたイベント参加要求を解析し、イベントのI
D及びプレイヤのIDを特定する。そして、イベント管理部334は、特定したイベント
IDをキーとして、サーバ記憶部32’に記憶されているイベント管理テーブルを参照し
、対応するイベントに参加しているプレイヤとして、特定したプレイヤIDを格納する。
から取得する。
即ち、イベント管理部334は、特定したイベントIDをキーとして、サーバ記憶部3
2’に記憶されているイベント管理テーブルを参照し、対応するイベントに係るテンプレ
ートのIDを抽出する。そして、イベント管理部334は、抽出したテンプレートIDを
キーとして、サーバ記憶部32’に記憶されているテンプレート管理テーブルを参照し、
対応するテンプレートのサムネイル画像データのファイル名並びに各施設の種類ID及び
配置位置を抽出する。また、イベント管理部334は、抽出したファイル名に対応するサ
ムネイル画像データをサーバ記憶部32’から取得する。
即ち、イベント管理部334は、取得等したテンプレートのサムネイル画像データ並び
に各施設の種類ID及び配置位置を、サーバ通信部31を介して携帯端末2に送信する。
図14は、携帯端末2の動作フローの一例を示す図である。
なお、以下に説明する動作フローは、予め端末記憶部22に記憶されているプログラム
に基づいて、主に端末処理部25により、携帯端末2の各要素と協働して実行される。
なお、これらのステップのうち、ステップS100〜S108については、図6(a)
に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
S400−Yes)、ゲーム進行部251’’は、受信したイベント開始通知をパラメー
タとして、第3テンプレート適用部255に処理の実行を指示する(ステップS402)
。
る(ステップS410)。
2)。そして、第3テンプレート適用部255は、処理を終了する。
400−No)、ゲーム進行部251’’は、当該他の処理を実行する(ステップS11
0)。
なお、以下に説明する動作フローは、予めサーバ記憶部32’に記憶されているプログ
ラムに基づいて、主にサーバ処理部33により、サーバ3の各要素と協働して実行される
。
なお、これらのステップのうち、ステップS200〜S206については、図7(a)
に示されるものと同一であるので、以下では説明を省略する。
制御部331’は、当該イベントのIDをパラメータとして、イベント管理部334に処
理の実行を指示する(ステップS502)。
携帯端末2に送信する(ステップS510)。そして、イベント管理部334は、処理を
終了する。
(ステップS504−Yes)、サーバ制御部331’は、受信したイベント参加要求を
パラメータとして、イベント管理部334に処理の実行を指示する(ステップS506)
。
プレイヤを参加させる(ステップS520)。
から取得する(ステップS522)。
524)。そして、イベント管理部334は、処理を終了する。
プS504−No)、サーバ制御部331’は、対応する他の処理を実行する(ステップ
S208)。
置に応じたイベントの開催等が可能となり、街作りゲームの興趣を向上させ、プレイヤを
ゲームに惹きつけ続けることが可能となる。
、イベントの開催に応じて既成のテンプレートを配布するものとしたが、イベントが実行
される際にテンプレートを利用するだけでなく、種々の施設をどのように配置して遊ぶべ
きものかを分り易く覚えてもらうことを目的とした所謂チュートリアルの際に、バランス
型やリソース保護型等、用途の異なる配置のテンプレートを提供してもよい。
たが、サーバ3で行ってもよい。その場合に、サーバ3は、各プレイヤについて、ゲーム
空間内に配置された施設を記憶し、プレイヤからの指示に応じて、当該プレイヤに係るゲ
ーム空間内の所定の範囲について、テンプレートの作成及び/又は適用を行えばよい。
明を行ったが、施設の種類を変更する例であってもよい。
また、いわゆる建物、壁、柵といったようなものに限られず、他のプレイヤの攻撃に対
して応戦可能な兵士、武器等、どのようなゲームアイテムであってもよい。
るためのコンピュータプログラムは、半導体記録媒体、磁気記録媒体、光記録媒体等のコ
ンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録された形で提供され、当該記録媒体から
公知のセットアッププログラム等を用いて端末記憶部22及びサーバ記憶部32にインス
トールされてもよい。
これに加えることが可能であることを理解されたい。以下に、 本願の原出願の出願当初
の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
本発明に係るコンピュータの制御プログラムは、ゲーム空間内に配置されたゲーム媒体
及びゲーム媒体の配置位置、並びに一又は複数のゲーム媒体の配置位置を規定するテンプ
レートを記憶する記憶部を備え、プレイヤからの指示に基づいてゲーム空間内にゲーム媒
体を配置することによりゲームを進行させるコンピュータの制御方法であって、プレイヤ
からの指示に基づいてテンプレートがゲーム空間内の所定の範囲に適用された場合に、コ
ンピュータが、ゲーム空間内に配置されたゲーム媒体を、テンプレートにより規定された
ゲーム媒体の配置位置に移動させることを含む。
なお、コンピュータは、上記の手順を実行可能であればよく、例えば、携帯端末、据置
端末、サーバ等である。
[1]に記載のコンピュータの制御方法において、記憶部は、他のプレイヤに係るテン
プレートをさらに記憶し、プレイヤからの指示に基づいて他のプレイヤに係るテンプレー
トがゲーム空間内の所定の範囲に適用された場合に、コンピュータが、ゲーム空間内に配
置されたゲーム媒体を、他のプレイヤに係るテンプレートにより規定されたゲーム媒体の
配置位置に移動させることが好ましい。
[1]に記載のコンピュータの制御方法において、記憶部は、ゲーム空間内に配置され
た他のプレイヤに係るゲーム媒体及びゲーム媒体の配置位置をさらに記憶し、他のプレイ
ヤからの指示に基づいて他のプレイヤに係るテンプレートがゲーム空間内の所定の範囲に
適用された場合に、コンピュータが、ゲーム空間内に配置されたゲーム媒体のうちの他の
プレイヤに係るゲーム媒体を、他のプレイヤに係るテンプレートにより規定されたゲーム
媒体の配置位置に移動させることが好ましい。
[1]に記載のコンピュータの制御方法において、他のコンピュータからイベントの開
始が通知された場合に、コンピュータが、他のコンピュータからイベントに係るテンプレ
ートを取得し、ゲーム空間内に配置されたゲーム媒体を、他のコンピュータから取得した
テンプレートにより規定されたゲーム媒体の配置位置に移動させることが好ましい。
[1]に記載のコンピュータの制御方法において、ゲーム空間内に配置されたゲーム媒
体の数がテンプレートにより配置位置が規定されたゲーム媒体の数よりも少ない場合に、
コンピュータが、ゲーム空間内に配置されたゲーム媒体をテンプレートにより規定された
ゲーム媒体の配置位置のうちの移動距離が最小となる配置位置に移動させることが好まし
い。
[1]に記載のコンピュータの制御方法において、コンピュータが、テンプレートによ
り規定されたゲーム媒体の配置位置のうちのゲーム媒体が配置されなかった配置位置及び
ゲーム媒体を識別可能な態様で表示することが好ましい。
[1]に記載のコンピュータの制御方法において、ゲーム空間内に配置されたゲーム媒
体の数がテンプレートにより配置位置が規定されたゲーム媒体の数よりも多い場合に、コ
ンピュータが、ゲーム空間内に配置されたゲーム媒体のうちのテンプレートにより規定さ
れたゲーム媒体の配置位置への移動距離が最小となるゲーム媒体を配置位置に移動させる
ことが好ましい。
[1]に記載のコンピュータの制御方法において、プレイヤからの指示に基づいてゲー
ム空間内の所定の範囲についてテンプレートが作成される場合に、コンピュータが、所定
の範囲内に配置されたゲーム媒体の配置位置をテンプレートとして記憶部に格納すること
が好ましい。
[1]に記載のコンピュータの制御方法において、プレイヤ、他のプレイヤ、又はプレ
イヤ及び他のプレイヤからの指示に基づいて複数のテンプレートを組み合わせてテンプレ
ートが作成される場合に、コンピュータが、複数のテンプレートの各々により規定された
ゲーム媒体の配置位置をテンプレートとして記憶部に格納することが好ましい。
本発明に係るコンピュータの制御プログラムは、ゲーム空間内に配置されたゲーム媒体
及びゲーム媒体の配置位置、並びに一又は複数のゲーム媒体の配置位置を規定するテンプ
レートを記憶する記憶部を備え、プレイヤからの指示に基づいてゲーム空間内にゲーム媒
体を配置することによりゲームを進行させるコンピュータの制御プログラムであって、プ
レイヤからの指示に基づいてテンプレートがゲーム空間内の所定の範囲に適用された場合
に、コンピュータに、ゲーム空間内に配置されたゲーム媒体をテンプレートにより規定さ
れたゲーム媒体の配置位置に移動させることを実行させる。
本発明に係るコンピュータは、プレイヤからの指示に基づいてゲーム空間内にゲーム媒
体を配置することによりゲームを進行させるコンピュータであって、ゲーム空間内に配置
されたゲーム媒体及びゲーム媒体の配置位置、並びに一又は複数のゲーム媒体の配置位置
を規定するテンプレートを記憶する記憶部と、プレイヤからの指示に基づいてテンプレー
トをゲーム空間内の所定の範囲に適用するテンプレート適用部とを備え、テンプレートが
適用された場合に、テンプレート適用部は、ゲーム空間内に配置されたゲーム媒体をテン
プレートにより規定されたゲーム媒体の配置位置に移動させる。
2 携帯端末
21 端末通信部
22 端末記憶部
23 操作部
24 表示部
25 端末処理部
251 ゲーム進行部
252 テンプレート作成部
253 テンプレート適用部
254 第2テンプレート適用部
255 第3テンプレート適用部
3 サーバ
31 サーバ通信部
32 サーバ記憶部
33 サーバ処理部
331 サーバ制御部
332 テンプレート登録部
333 テンプレート提供部
334 イベント管理部
4 基地局
5 移動体通信網
6 ゲートウェイ
7 インターネット
Claims (11)
- コンピュータに、
イベントに関するイベント開始通知を受信するステップと、
ゲーム媒体の配置位置を示す複数のテンプレートのうち、前記イベント開始通知と関連付けられたテンプレートをサーバから受信するステップと、
前記テンプレートをゲーム空間に適用することによって、前記ゲーム媒体を前記ゲーム空間に配置するステップと、
前記ゲーム空間に配置されたゲーム媒体を用いて前記イベントを実行するステップと、
前記イベントの実行結果に応じて特典の付与を受けるステップと、を実行させるゲーム制御プログラム。 - 前記コンピュータに、前記イベントを実行するステップの前に、前記テンプレートが適用されたゲーム空間にゲーム媒体を追加するステップをさらに実行させる、請求項1に記載のゲーム制御プログラム。
- 前記コンピュータに、前記イベントを実行するステップの前に、前記テンプレートが適用されたゲーム空間に配置されたゲーム媒体を移動するステップをさらに実行させる、請求項1または2に記載のゲーム制御プログラム。
- 前記特典は、テンプレートまたは前記ゲーム空間に配置可能なゲーム媒体である、請求項1乃至3のいずれかに記載のゲーム制御プログラム。
- 前記コンピュータに、
前記イベント開始通知を受信した後に、前記イベントへの参加指示をプレイヤから受けるステップと、
前記参加指示に応答して、前記イベント開始通知に応じてイベント参加要求を送信するステップと、をさらに実行させ、
前記イベント参加要求の送信に対応して、前記テンプレートを前記サーバから受信する、請求項1乃至4のいずれかに記載のゲーム制御プログラム。 - 前記テンプレートは、プレイヤによって作成されたものではない、請求項1乃至5のいずれかに記載のゲーム制御プログラム。
- 前記テンプレートをゲーム空間に適用することは、既にゲーム媒体が配置されている前記ゲーム空間に前記テンプレートを適用することである、請求項1乃至6のいずれかに記載のゲーム制御プログラム。
- 前記テンプレートをゲーム空間に適用することは、前記既に配置されているゲーム媒体を前記テンプレートに従って移動させることを含む、請求項7に記載のゲーム制御プログラム。
- 前記テンプレートを受信することは、前記テンプレートのサムネイル画像を受信することを含む、請求項1乃至8のいずれかに記載のゲーム制御プログラム。
- コンピュータに、
イベントに関するイベント開始通知を受信するステップと、
ゲーム媒体の配置位置を示す複数のテンプレートのうち、前記イベント開始通知と関連付けられたテンプレートをサーバから受信するステップと、
前記テンプレートをゲーム空間に適用することによって、前記ゲーム媒体を前記ゲーム空間に配置するステップと、
前記ゲーム空間に配置されたゲーム媒体を用いて前記イベントを実行するステップと、
前記イベントの実行結果に応じて特典の付与を受けるステップと、を備えるゲーム制御方法。 - イベントに関するイベント開始通知を受信する第1手段と、
ゲーム媒体の配置位置を示す複数のテンプレートのうち、前記イベント開始通知と関連付けられたテンプレートをサーバから受信する第2手段と、
前記テンプレートをゲーム空間に適用することによって、前記ゲーム媒体を前記ゲーム空間に配置する第3手段と、
前記ゲーム空間に配置されたゲーム媒体を用いて前記イベントを実行する第4手段と、 前記イベントの実行結果に応じて特典の付与を受ける第5手段と、を備えるゲーム制御装置。
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