JP6870938B2 - 硬質樹脂管の接続構造及び接続方法 - Google Patents

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Description

本発明は、一方の管の挿口を他方の管の受口に挿し入れてなる管接続構造及び接続方法に関し、特に、繊維強化プラスチック管(以下「FRP管」と称す)や繊維強化プラスチック複合管(以下「FRPM管と称す」)等の硬質樹脂管どうしを接続する構造及び接続方法に関する。
一般に、FRP管やFRPM管等の硬質樹脂管の一端部には挿口が形成され、他端部には受口が形成されている。2つの硬質樹脂管を接続する際は、一方の硬質樹脂管の挿口を他方の硬質樹脂管の受口を挿し込む。この種の硬質樹脂管の接続方式には、B形とC形とがある。B形は、環状のシール部材が挿口の先端部の外周面に設けられて受口の内周面との間をシールしている。C形は、環状のシール部材が受口の先端部の内周面に設けられて挿口の外周面との間をシールしている。
地震や管内圧の上昇等が起きると、硬質樹脂管どうし間に抜け力が作用し、これら硬質樹脂管の接続が外れる虞がある。これを防止するために、B形、C形の何れにおいても、挿口の外周面には挿側離脱防止部材が設けられ、かつ受口の内周面には受側離脱防止部材が設けられている(特許文献1等参照)。硬質樹脂管どうしを接続する際は、挿口及び受口のうちシール部材が設けられていない側の離脱防止部材が、シール部材を乗り越え、更に相手側の離脱防止部材を乗り越える必要がある。
特開2001−263557号公報
通常のポリオレフィン系樹脂管や塩ビ管等の樹脂管であれば弾性変形可能であるため、各離脱防止部材が、シール部材を乗り越え、更に相手側の離脱防止部材を乗り越えるのはそれほど困難ではない。しかし、FRP管等の硬質樹脂管は殆ど弾性変形しないため、接続時に大きな挿入力を加える必要がある。挿入力が大き過ぎると、硬質樹脂管が破損したり、シール部材が損傷したりする虞がある。
本発明は、前記事情に鑑み、硬質樹脂管の接続施工性を高めるとともにシール部材の損傷を防止又は低減できる硬質樹脂管接続構造及び接続方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、挿口を有する一方の硬質樹脂管と、前記挿口を受け入れる受口を有する他方の硬質樹脂管とからなる硬質樹脂管接続構造であって、
前記挿口の外周面に設けられ、かつ前記受口の内周面との間をシールする環状のシール部材と、
前記挿口における前記シール部材よりも挿口先端側の外周面に設けられた挿側離脱防止部材と、
前記受口の内周面に設けられた受側離脱防止部材と、
を備え、前記硬質樹脂管どうしの接続状態における前記受側離脱防止部材が、前記挿側離脱防止部材と前記シール部材との間に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、B形の硬質樹脂管接続構造において、受口及び挿口どうしを接続する際、受口の受側離脱防止部材が挿口のシール部材を乗り越える必要がない。これによって、シール部材の損傷を防止又は低減できる。かつ、硬質樹脂管の接続時の挿入力ないしは仕事量を低減でき、硬質樹脂管の接続施工性を高めることができる。地震などによって抜け力が作用したときは、挿側離脱防止部材と受側離脱防止部材が互いに突き当たって係止されることによって、挿口と受口とが外れるのを防止でき、ひいては硬質樹脂管どうしが外れるのを防止できる。
ここで、硬質樹脂とは、一般的なポリオレフィン系樹脂やポリ塩化ビニルより硬度が高い樹脂を言う。硬質樹脂の弾性係数は、好ましくは30000kgf/cm(3000MPa)以上である。
前記挿側離脱防止部材及び前記受側離脱防止部材のうち少なくとも一方が、前記硬質樹脂管よりも弾性に富むことが好ましい。
これによって、離脱防止部材どうしが互いに乗り越える際の挿入力を確実に低減できる。
前記挿側離脱防止部材が、前記挿口と接着され、又は接着可能であることが好ましい。
これによって、挿側離脱防止部材を挿口とは別体に作製して挿口に装着できる。挿側離脱防止部材は、硬質樹脂管どうしの接続前に挿口に接着してもよい。
挿口を受口に挿入する時は挿側離脱防止部材を挿口から分離させておき、挿入後に挿側離脱防止部材を挿口に接着してもよい。すなわち、挿側離脱防止部材が挿口に接着可能であってもよい。この場合、挿口を受口に挿入する時、受側離脱防止部材と挿側離脱防止部材が相互に乗り越える必要がなく、所要の挿入力を確実に低減できる。ひいては、硬質樹脂管の接続施工性を高めることができる。
挿側離脱防止部材がネジ等の機械的固定手段によって挿口に固定されていてもよい。
挿側離脱防止部材が挿口と一体になっていてもよい。挿口の成形金型に挿側離脱防止部材の成形部を設けておき、挿側離脱防止部材が挿口と一体に成形されるようにしてもよい。
受側離脱防止部材を受口とは別体に作製して受口に装着してもよい。前記受側離脱防止部材は、前記受口と接着されていてもよく、ネジ等の機械的固定手段によって固定されていてもよい。
受側離脱防止部材が受口と一体になっていてもよい。受口の成形金型に受側離脱防止部材の成形部を設けておき、受側離脱防止部材が受口と一体に成形されるようにしてもよい。
前記挿口の外周面及び前記挿側離脱防止部材の内周面のうち一方に嵌合溝が形成され、
前記挿口の外周面及び前記挿側離脱防止部材の内周面のうち他方には、前記嵌合溝に嵌め込まれる嵌合突起が形成されていることが好ましい。
これによって、挿側離脱防止部材と挿口との接合強度を高めることができる。更には、抜け力の作用時における係止強度を高めることができる。
前記挿口における前記受側離脱防止部材の配置部分よりも挿口先端側の外周面が前記挿口先端へ向かって縮径するテーパ状になっており、
前記挿側離脱防止部材の内周面が前記配置部分へ向かって拡径するテーパ状になっていることが好ましい。
これによって、挿側離脱防止部材が金属や硬質樹脂等の硬質材によって構成されていても、挿側離脱防止部材の内周面と挿口の外周面を確実に密着させることができる。挿側離脱防止部材の内周面と挿口の外周面との間のクリアランスを高精度に設定する必要がない。
前記挿側離脱防止部材が、前記挿口に対して着脱可能であることが好ましい。
これによって、挿口を受口に挿入する時は挿側離脱防止部材を挿口から分離しておくことができる。そうすることで、受側離脱防止部材と挿側離脱防止部材とが相互に乗り越える必要がなく、硬質樹脂管どうしの接続時の挿入力を大幅に低減できる。また、一度接続した後であっても、挿側離脱防止部材を取り外すことで硬質樹脂管どうしを分離でき、接続作業のやり直し等を行なうことができる。
前記挿側離脱防止部材が、周方向の一箇所に切欠部を有する環状をなして拡縮可能であってもよい。
これによって、挿側離脱防止部材を拡径させて挿口の外周に配置した後、拡径を解除して縮径させることで挿口の外周面に密着させることができ、挿側離脱防止部材の装着作業を一層容易化できる。
本発明方法は、前記硬質樹脂管どうしを接続する方法であって、
前記挿側離脱防止部材を前記挿口から外した状態で、前記挿口を前記受口に挿し入れ、
その後、前記挿側離脱防止部材を前記挿口に取付けることを特徴とする。
本発明方法によれば、挿口を受口に挿入する時、受側離脱防止部材と挿側離脱防止部材とが相互に乗り越える必要がなく、所要の挿入力を大幅に低減できる。ひいては、硬質樹脂管の接続施工性を高めることができる。前記取付工程は、作業者が硬質樹脂管の内部に入って行ってもよく、専用の治具又は装置を用いて行ってもよい。
本発明によれば、硬質樹脂管の接続施工性を高めることができ、かつシール部材の損傷を防止又は低減することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る硬質樹脂管接続構造を、2つの硬質樹脂管どうしの接続状態で示す正面図である。 図2は、図1のII−II線に沿う、前記接続状態における硬質樹脂管接続構造の平面断面図である。 図3は、前記硬質樹脂管接続構造の挿口と受口とを接続前の状態で示す平面断面図である。 図4(a)〜(c)は、硬質樹脂管どうしの接続工程を順次示した断面図である。 図5は、2つの硬質樹脂管に抜け力が作用したときの状態を示す断面図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る硬質樹脂管接続構造を平面断面図である。 図7は、本発明の第3実施形態に係る硬質樹脂管接続構造を、挿口と受口の接続前状態で示す平面断面図である。 図8(a)〜(c)は、前記第3実施形態に係る硬質樹脂管接続構造における硬質樹脂管どうしの接続工程を順次示した平面断面図である。 図9(a)及び(b)は、本発明の第4実施形態に係る硬質樹脂管接続構造における硬質樹脂管どうしの接続工程を順次示した平面断面図である。 図10(a)及び(b)は、本発明の第5実施形態に係る硬質樹脂管接続構造における硬質樹脂管どうしの接続工程を順次示した平面断面図である。 図11は、本発明の第6実施形態に係る挿側離脱防止部材の斜視図である。 図12(a)〜(c)は、前記第6実施形態に係る硬質樹脂管接続構造における硬質樹脂管どうしの接続工程を順次示した断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面にしたがって説明する。
<第1実施形態>
図1〜図5は、本発明の第1実施形態を示したものである。図1に示すように、本発明形態は、複数(図では2つだけ図示)の硬質樹脂管10の接続構造1に係る。これら硬質樹脂管10が一列に連ねられ、例えば下水管、農業用水管等として提供される。各硬質樹脂管10は、FRPやFRPM等の硬質樹脂にて構成されている。
各硬質樹脂管10の一端部(図1において右端部)に挿口13が設けられ、他端部(図1において左端部)に受口12が設けられている。図1及び図2に示すように、隣接する2つの硬質樹脂管10のうち、一方(同図において左側)の硬質樹脂管10Aの挿口13が、他方の硬質樹脂管10Bの受口12に受け入れられることで、これら硬質樹脂管10A,10Bどうしが接続されている。
以下の説明では、特に断らない限り、挿口13は、硬質樹脂管10Aのものを指し、受口12は、硬質樹脂管10Bのものを指す。
図3に示すように、挿口13にシール部材14が設けられている。したがって、硬質樹脂管接続構造1は、B形である。シール部材14は、ゴム等にて構成され、環状になっている。自然状態におけるシール部材14の外径は、受口12の内径よりも大きい。図2に示すように、硬質樹脂管10どうしの接続状態においては、シール部材14が圧縮されて、受口12の内周面の全周に密着されることで、挿口13と受口12との間がシールされている。
図2に示すように、硬質樹脂管接続構造1には、硬質樹脂管10どうしの離脱防止手段15が備えられている。離脱防止手段15は、挿側離脱防止部材30と、受側離脱防止部材20を含む。図3に示すように、挿口13に挿側離脱防止部材30が設けられ、受口12に受側離脱防止部材20が設けられている。
これら離脱防止部材20,30は、硬質樹脂管10とは別体をなしている。離脱防止部材20,30は、適度な弾性及び硬度を有する樹脂にて構成されている。離脱防止部材20,30の少なくとも一方は、硬質樹脂管10よりも弾性に富む。離脱防止部材20,30の一方が、他方よりも硬質であってもよく、硬質樹脂管10と同程度ないしはそれ以上の硬さになっていてもよい。離脱防止部材20,30の何れか一方については、FRPやFRPM等の硬質樹脂にて構成されていてもよく、FRPの積層構造になっていてもよい。
図3に示すように、挿側離脱防止部材30は、挿口13におけるシール部材14よりも挿口先端13e側(図3において右側)に離れて配置されている。好ましくは、挿側離脱防止部材30は、挿口先端13eの近くに配置されている。
挿側離脱防止部材30は、筒状ないしは環状になっている。挿側離脱防止部材30におけるシール部材14とは反対側(図3において右側)を向く先端面が、挿口先端13eと面一になっている。挿側離脱防止部材30の内周面は、ストレートな円筒面になっている。挿側離脱防止部材30の外周面は、シール部材14側(図3において左側)へ向かって緩やかに拡径されるテーパ状になっている。挿側離脱防止部材30の厚みが、シール部材14側へ向かうにしたがって大きくなっている。
なお、挿側離脱防止部材30の厚みが、全長にわたって一定になっていてもよい。
挿側離脱防止部材30と挿口13とは、接着剤(詳細図示省略)を介して接着されている。接着剤としては、エポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤等の種々の接着剤を適用できる。接着剤に代えて、又は接着剤に加えて、挿側離脱防止部材30と挿口13とをネジ止め等の機械的固定手段によって固定してもよい。挿側離脱防止部材30をFRP積層構造とする場合には、挿口13をサンディングしたうえで積層することが好ましい。
図3に示すように、受側離脱防止部材20は、受口12における受口先端12eよりも奥側(図3において右側)に離れて、受口12の内周面に配置されている。受側離脱防止部材20は、筒状ないしは環状になっている。受側離脱防止部材20の外周面は、ストレートな円筒面になっている。受側離脱防止部材20の内周面は、受口先端12e側(図3において左側)へ向かって緩やかに拡径するテーパ状になっている。受側離脱防止部材20の厚みが、受口先端12eへ向かって小さくなっている。
なお、受側離脱防止部材20の厚みが、全長にわたって一定になっていてもよい。
受側離脱防止部材20と受口12とは、接着剤(詳細図示省略)を介して接着されている。接着剤としては、エポキシ系接着剤、ウレタン系接着剤等の種々の接着剤を適用できる。接着剤に代えて、又は接着剤に加えて、受側離脱防止部材20と受口12とをネジ止め等の機械的固定手段によって固定してもよい。受側離脱防止部材20をFRP積層構造とする場合には、受口12をサンディングしたうえで積層することが好ましい。
図2に示すように、2つの硬質樹脂管10A,10Bどうしの接続状態においては、挿側離脱防止部材30及び受側離脱防止部材20が、挿口13の外周面と受口12の内周面との間の環状のクリアランス(間隙)内に配置されている。かつ、硬質樹脂管10の軸線方向において、受側離脱防止部材20が、挿側離脱防止部材30とシール部材14との間に配置されている。好ましくは、受側離脱防止部材20は、シール部材14よりも挿口先端13e側(図2において右側)へ離れて配置され、シール部材14と接していない。更に、挿側離脱防止部材30の外径>受側離脱防止部材20の内径である。
樹脂管10に離脱方向の力が働いたとき、挿側離脱防止部材30及び受側離脱防止部材20に圧縮方向の力が加わり変形することがあるが、シール部材14には荷重がかからないため変形など損傷を受けることがない。
<硬質樹脂管10の接続方法>
2つの硬質樹脂管10どうしは、次のようにして接続される。
予め、挿口13には挿側離脱防止部材30及びシール部材14を設置し、かつ受口12には受側離脱防止部材20を設置しておく。
図4(a)に示すように、硬質樹脂管10どうしを一直線上に並べるとともに、挿口13を受口12に挿し入れる。
図4(b)に示すように、やがて離脱防止部材20,30どうしが当たる。ここで、強い挿入力を加えることで、離脱防止部材20,30どうしを相互に乗り越えさせる。離脱防止部材20,30のうち少なくとも一方を弾性材料にて構成しておくことで、該一方の離脱防止部材を弾性変形させることができる。したがって、所要の挿入力を低減できる。更には、受側離脱防止部材20の内周面及び挿側離脱防止部材30の外周面がそれぞれテーパ状になっているため一層挿入しやすくできる。
図4(c)に示すように、前記乗り越えによって、受側離脱防止部材20が挿側離脱防止部材30とシール部材14との間に位置される。また、受口12における受側離脱防止部材20より受口先端12e側(同図において左側)の部分が、シール部材14と圧接される。これによって、硬質樹脂管10どうしの接続操作が終了する。受側離脱防止部材20がシール部材14を乗り越える必要はない。したがって、挿側離脱防止部材30が受側離脱防止部材20を乗り越えるときだけ挿入力を強くすればよく、接続時の仕事量を低減できる。シール部材14に対しては受口12との圧接による負荷を与える程度で済み、シール部材14の損傷を防止又は低減できる。
図5に示すように、地震や管内圧の上昇等によって硬質樹脂管10A,10Bに対して抜け力Fが作用したときは、硬質樹脂管10A,10Bどうしが互いに引き抜き方向へ相対変位することで、受側離脱防止部材20が挿側離脱防止部材30に突き当たって係止される。これによって、硬質樹脂管10A,10Bどうしが外れるのを防止することができる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。以下の実施形態において、既述の形態と重複する構成に関しては、図面に同一符号を付して説明を省略する。
<第2実施形態>
図6は、本発明の第2実施形態を示したものである。第2実施形態に係る硬質樹脂管接続構造1Bにおいては、挿口13と挿側離脱防止部材30Bが凹凸嵌合されている。詳しくは、挿口13における挿口先端13eの近傍の外周面に嵌合溝13bが形成されている。嵌合溝13bは、挿口13の周方向の全周にわたる環状になっている。挿側離脱防止部材30Bの内周面には嵌合突起33が形成されている。嵌合突起33は、挿側離脱防止部材30Bの周方向の全周にわたる環状になっている。嵌合突起33が嵌合溝13bに嵌め込まれている。
これによって、挿側離脱防止部材30Bと挿口13との接合強度を高めることができる。この結果、抜け力F(図5参照)の作用時における係止強度を高めることができる。
<第3実施形態>
図7及び図8は、本発明の第3実施形態を示したものである。図7に示すように、第3実施形態に係る硬質樹脂管接続構造1Cにおいては、挿側離脱防止部材30Cが、挿口13とは別体に作製され、かつ挿口13に接着可能である。すなわち、挿側離脱防止部材30Cが、挿口13及び受口12どうしの嵌め込み後に挿口13に装着可能になっている。
硬質樹脂管接続構造1Cの受側離脱防止部材20は、全長にわたって一定の厚みのストレートな円筒形状になっている。挿側離脱防止部材30Cは、全長にわたって一定の厚みのストレートな円筒形状になっている。
なお、受側離脱防止部材20の内周面及び挿側離脱防止部材30の外周面が、第1実施形態(図2)と同様のテーパ状になっていてもよい。
図7に示すように、第3実施形態においては、硬質樹脂管10A,10Bどうしを接合する前は、挿側離脱防止部材30Cを挿口13から分離させておく。分離させた挿側離脱防止部材30Cを硬質樹脂管10Bの内部に配置しておいてもよい。
図8(a)に示すように、その状態で挿口13を受口12に挿し入れる。ひいては、図8(b)に示すように、挿口13を受側離脱防止部材20に挿し入れるとともに、シール部材14を受口12の内周面に圧接させる。挿口13に挿側離脱防止部材30Cが設けられていないため、離脱防止部材20,30Cどうしを相互に乗り越えさせる必要がなく、所要の挿入力を大幅に低減できる。
図8(b)に示すように、受側離脱防止部材20がシール部材14の近くの所定位置に来るまで、挿口13を受口12に差し入れた後、挿口13における受側離脱防止部材20よりも挿口先端13e側の外周面に接着剤(図示省略)を塗布する。又は、挿側離脱防止部材30Cの内周面に接着剤を塗布しておいてもよい。
続いて、図8(c)に示すように、挿側離脱防止部材30Cを挿口1における受側離脱防止部材20よりも挿口先端13e側の外周に嵌め込む。これによって、受側離脱防止部材20がシール部材14と挿側離脱防止部材30Cとの間に配置される。受側離脱防止部材20がシール部材14を乗り越える必要がなく、シール部材14の損傷を防止又は低減することができる。
挿口13への挿側離脱防止部材30Cの嵌め込みは、作業者が硬質樹脂管10の内部に入って行ってもよく、専用の治具又は装置を用いて行ってもよい。その後、前記接着剤が硬化するまで養生することによって、挿側離脱防止部材30Cと挿口13とを接着させる。接着剤としては、空隙充填性の接着剤を用いてもよい。
<第4実施形態>
図9は、本発明の第4実施形態を示したものである。第4実施形態は、第3実施形態(図7、図8)の後付方式と、第2実施形態(図6)の凹凸嵌合とを組み合わせたものである。すなわち、第4実施形態の硬質樹脂管接続構造1Dにおいては、挿側離脱防止部材30Dが、挿口13及び受口12どうしの嵌め込み後に挿口13に装着可能になっている。かつ、挿側離脱防止部材30Dの内周面に嵌合突起33が形成されている。挿口13の外周面には嵌合溝13bが形成されている。
図9(a)に示すように、挿口13を受口12に挿し入れる際は、挿側離脱防止部材30Dを挿口13から分離させておく。したがって、離脱防止部材20,30Dどうしを相互に乗り越えさせる必要がなく、所要の挿入力を大幅に低減できる。
図9(b)に示すように、挿口13の挿し入れ後、挿側離脱防止部材30Dを挿口13の外周に嵌め込む。このとき、嵌合突起33が挿口13と干渉するために圧入することになるが、離脱防止部材20,30どうしを相互に乗り越えさせる場合(図4(b)等)と比べると、挿入力を大幅に低減できる。圧入には打撃治具等を用いてもよい。
図9(b)に示すように、やがて嵌合突起33が嵌合溝13bに嵌る。これによって、挿側離脱防止部材30Dを挿口13の外周面に位置決めして配置することができる。かつ、挿側離脱防止部材30Dと挿口13との接合強度を高めることができる。更には、抜け力F(図5参照)が作用したとき、これに抗する係止力を十分に確保することができる。
更に、挿口13と挿側離脱防止部材30Dとを接着剤によって接着してもよい。接着剤としては、空隙充填性の接着剤を用いてもよい。
<第5実施形態>
図10は、本発明の第5実施形態を示したものである。第5実施形態は、挿側離脱防止部材を後付けする第3実施形態(図8)の変形態様に係る。硬質樹脂管接続構造1Eにおいては、挿口13における受側離脱防止部材20の配置部分よりも挿口先端13e側(図10(a)において右側)の外周面にテーパ部13aが形成されている。テーパ部13aは、挿口先端13eへ向かって緩やかに縮径されるとともに挿口先端13eに達している。挿口13の先端側部分が、挿口先端13eへ向かって薄肉になっている。
挿側離脱防止部材30Eは、金属(硬質材)によって構成されている。なお、挿側離脱防止部材30Eが、FRP又はFRPM等の硬質樹脂によって構成されていてもよい。挿側離脱防止部材30Eの内周面は、テーパ部36になっている。テーパ部36は、受側離脱防止部材20の配置側(図10(a)において左側)へ向かって緩やかに拡径されている。したがって、挿側離脱防止部材30Eは、受側離脱防止部材20の配置側へ向かって薄肉になっている。テーパ部36の角度は、テーパ部13aの角度と一致している。なお、図10において、テーパ部36,13aの傾斜角度は誇張されている。
図10(a)に示すように、挿口13を受口12内に挿し入れる際は、挿側離脱防止部材30Eを挿口13から分離させておく。したがって、離脱防止部材20,30Eどうしを相互に乗り越えさせる必要がなく、所要の挿入力を大幅に低減できる。
図10(b)に示すように、挿口13の挿し入れ後、挿側離脱防止部材30Eを挿口13の外周に嵌め込む。挿側離脱防止部材30Eの内周面及び挿口13の外周面が共にテーパ部36,13aになっているため、挿側離脱防止部材30Eと挿口13を全周にわたって互いに密着させることができる。挿側離脱防止部材30Eが金属や硬質樹脂等の硬質材によって構成されていても、挿側離脱防止部材30Eと挿口13とを確実に密着させることができる。したがって、挿側離脱防止部材30Eの内周面と挿口13の外周面との間のクリアランスを高精度に設定する必要がない。
挿側離脱防止部材30Eと挿口13とは接着剤によって接着する。接着剤としては、空隙充填性の接着剤を用いてもよい。
<第6実施形態>
図11及び図12は、本発明の第6実施形態を示したものである。第6実施形態は、挿側離脱防止部材を後付けする第3実施形態(図8)の変形態様に係る。図11に示すように、第6実施形態の硬質樹脂管接続構造1Fにおいては、挿側離脱防止部材30Fが、周方向の一箇所に切欠部35を有する環状(C字状)になっている。挿側離脱防止部材30Fの材質は、例えば鉄、鋼鉄、ステンレス等の金属(硬質材)にて構成されている。好ましくは、挿側離脱防止部材30Fは、バネ鋼によって構成されている。なお、挿側離脱防止部材30Fが、金属に代えて、FRP、その他の硬質樹脂にて構成されていてもよい。
挿側離脱防止部材30Fは、拡径力又は縮径力を加えることによって拡縮可能である。自然状態(前記拡径力又は縮径力が加わっていない無負荷状態)における挿側離脱防止部材30Fの内径は、好ましくは、挿口13の外径より小さい。かつ、自然状態における挿側離脱防止部材30Fの外径は、好ましくは、受口12の内径より小さい。挿側離脱防止部材30Fは、挿口13に対して着脱可能であってもよい。
挿側離脱防止部材30Fの内周面には嵌合突起33が形成されている。嵌合突起33は、挿側離脱防止部材30Fの周方向に沿って延びている。
図12に示すように、挿口13の外周面には嵌合溝13bが形成されている。嵌合溝13bは、挿口13の周方向に沿う閉環状になっている。
図12(a)に示すように、硬質樹脂管10どうしを接続する際は、挿側離脱防止部材30Fを挿口13から分離させておく。そして、挿口13を受口12に挿入し、受側離脱防止部材20をシール部材14と嵌合溝13bとの間に配置する。受側離脱防止部材20がシール部材14を乗り越える必要はない。したがって、シール部材14の損傷を抑制又は防止できる。
続いて、図12(b)に示すように、挿側離脱防止部材30Fを挿口13の外周に嵌める。このとき、挿側離脱防止部材30Fを拡径させ、切欠部35の幅を大きくする。これによって、嵌合突起33が挿口13と干渉するのを回避できる。或いは、嵌合突起33と挿口13との干渉度合を小さくでき、所要の圧入力を低減できる。したがって、挿側離脱防止部材30Fの挿入操作を容易に行なうことができる。
嵌合突起33が嵌合溝13bと一致する位置まで来たら、挿側離脱防止部材30Fの拡径を解除する。これによって、挿側離脱防止部材30Fが弾性復元力によって縮径されて、挿側離脱防止部材30Fの内周面が挿口13の外周面に密着するとともに、嵌合突起33が嵌合溝13bに嵌る。したがって、挿側離脱防止部材30Fを挿口13に対して抜け止めできる。
挿側離脱防止部材30Fは、硬質樹脂管10どうしの接続施工後においても、挿口13に対して着脱可能になっている。したがって、接続に不具合があった場合には、挿側離脱防止部材30Fを拡径させることで、挿側離脱防止部材30Fを挿口13から取り外すことができる。ひいては、硬質樹脂管10どうしを分離することができる。これによって、接続施工をやり直すことができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の改変をなすことができる。
例えば、第2実施形態(図6)等において、嵌合突起33が挿口13に設けられ、嵌合溝13bが挿側離脱防止部材30Bに設けられていてもよい。
複数の実施形態を互いに組み合わせてもよい。例えば、挿側離脱防止部材30Fを挿口13に設置後、接着剤で接着してもよい。
本発明は、例えば下水道管や農業用水管の継手構造に適用できる。
1,1B〜1F 硬質樹脂管接続構造
10 硬質樹脂管
10A 一方の硬質樹脂管
10B 他方の硬質樹脂管
12 受口
12e 受口先端
13 挿口
13a テーパ部
13b 嵌合溝
13e 挿口先端
14 シール部材
20 受側離脱防止部材
30,30B〜30F 挿側離脱防止部材
33 嵌合突起
35 切欠部
36 テーパ部

Claims (2)

  1. 挿口を有する一方の硬質樹脂管と、前記挿口を受け入れる受口を有する他方の硬質樹脂管とからなる硬質樹脂管接続構造であって、
    前記挿口の外周面に設けられ、かつ前記受口の内周面との間をシールする環状のシール部材と、
    前記挿口における前記シール部材よりも挿口先端側の外周面に設けられた挿側離脱防止部材と、
    前記受口の内周面に設けられた受側離脱防止部材と、
    を備え、前記硬質樹脂管どうしの接続状態における前記受側離脱防止部材が、前記挿側離脱防止部材と前記シール部材との間に配置され、
    前記挿口の外周面が、前記接続状態での前記受側離脱防止部材の配置部分を含む一定径の円筒状の部分と、前記円筒状の部分の挿口先端側の端部と同径をなして連なるとともに挿口先端側へ向かって縮径するテーパ状のテーパ部とを含み、
    前記挿側離脱防止部材の内周面が前記配置部分へ向かって前記テーパ部と同じ傾斜角度で拡径して前記挿側離脱防止部材の前記配置部分を向く端面に達するテーパ状になっており、前記挿側離脱防止部材が、前記テーパ部に配置されて前記テーパ部と接着されていることを特徴とする硬質樹脂管接続構造。
  2. 外周面に挿側離脱防止部材及び環状のシール部材が設けられた挿口を有する一方の硬質樹脂管と、内周面に受側離脱防止部材が設けられた受口を有する他方の硬質樹脂管とを、前記受口が前記挿口を受け入れるように、かつ前記受側離脱防止部材が、前記挿側離脱防止部材と前記シール部材との間に配置されるようにして接続する方法であって、
    前記挿側離脱防止部材を前記挿口から外した状態で、前記挿口における前記シール部材より挿口先端側の部分を前記受口に挿し入れ、さらには前記受側離脱防止部材に挿し入れ、
    その後、前記受側離脱防止部材を通過した前記挿口における前記挿口先端側の部分の外周に前記挿側離脱防止部材を取付け、
    前記挿口における前記受側離脱防止部材の配置部分よりも挿口先端側の外周面が前記挿口先端へ向かって縮径するテーパ状になっており、
    前記挿側離脱防止部材の内周面が前記配置部分へ向かって拡径するテーパ状になっていることを特徴とする硬質樹脂管の接続方法。
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