JP5173976B2 - 建設機械のフロントガード取付装置 - Google Patents

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本発明は、建設機械のフロントガード取付装置に関するものであり、特に、構成および操作の簡易化を図った取付装置を備えた建設機械のフロントガード取付装置に関するものである。
油圧ショベル等の建設機械には、掘削や削岩作業時に飛散する岩石や、ビル等の解体作業時に飛散する瓦礫等から運転室及び運転者を保護するために、フロントガード取付装置(キャブガード)を設けたものがある。
従来の技術では、建設機械の運転室にフロントガード取付装置をボルトで直接固定するものや、片端をヒンジで固定することで開閉式にしたものがあり、その固定方法にも様々な手法が用いられている他、運転室に取り付けたフレームを介して取り付ける方式のフロントガード取付装置もある(例えば特許文献1、特許文献2)。
特開2003−328396号公報 実開平7−15858号公報
既存の建設機械のフロントガード取付装置が、近年の建設機械の作業の多様化によって、作業毎に必要な視界が変化する状況に対応するためには、構造や機能が異なるフロントガード全体を新たに交換する必要がある。その際、固定式か開閉式かを問わず、フロントガードは、特許文献2のように、ボルトで運転室等に固定されているものがほとんどであるため、全体の交換には大きな手間が掛かっていた。
また、既存の建設機械のフロントガードは、変形もしくは破損等したほとんどの場合、フロントガード取付装置全体を交換するか、全体を取り外して修復をしなければならない。この場合、特許文献2のように、ボルトで運転室等に固定されているものがほとんどであるため、交換には大きな手間が掛かっていた。
本発明は、これら従来の問題を改善するためになされたもので、作業毎のフロントガードの交換及び、フロントガードの変形または破損時の取り外し・取り付け等の作業を容易に行える建設機械のフロントガード取付装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の建設機械のフロントガード取付装置は、建設機械の運転室の前面ガラス前方にガードを取り付け、前記運転室を保護する建設機械のフロントガード取付装置において、前記運転室の前面ガラス周辺の前方にガード取付用のフレームを設け、前記フレームの一辺が円形のパイプで構成されるとともに、前記フレームに取り付けられるガード裏面の前記円形のパイプに対向する箇所には円弧状に曲げたフックを備え、前記フレームの他辺は角パイプで構成され、該角パイプには前記ガードを前記フレームに係止する密閉ハンドルを備えたことを特徴とする。
請求項2の建設機械のフロントガード取付装置は、請求項1に記載の建設機械のフロントガード取付装置において、前記ガード裏面の前記フックを備えた辺と対辺する位置にストライカを設け、前記角パイプで構成される前記フレームの他辺うち、前記円形のパイプで構成される前記フレームの一辺と対辺する辺には、前記ストライカと係脱する係脱手段を設けたことを特徴とする。
請求項3の建設機械のフロントガード取付装置は、請求項2に記載の建設機械のフロントガード取付装置において、前記円形のパイプで構成されるフレームの一辺は下辺であり、前記係脱手段が設けられる前記フレームの他辺は上辺であることを特徴とする。
請求項4の建設機械のフロントガード取付装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建設機械のフロントガード取付装置において、前記フレームは、前記運転室に対してヒンジを介して開閉自在に取り付けられていることを特徴とする。
本発明のフロントガード取付装置は、ガード裏面のフックをフレームの1辺の円形のパイプに引っ掛け、ガードを回動させてフレームに装着した後、密閉ハンドルで強固に固定すればよい。この取り付け方法は、工具を必要とせず、ボルトによる固定よりも容易な作業で行える。そのため、作業中断時間を最小限に抑えることができる。
また、ガードが変形もしくは破損した場合、フレームが無事ならば、ガードのみを交換すれば良いため、交換コストを抑えることが出来る。
本発明の実施の形態に係るフロントガード取付装置を採用する建設機械の側面図である。 本発明の実施の形態に係る建設機械の運転室を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るフロントガード取付装置のフレーム部の図である。 本発明の実施の形態に係る建設機械の運転室の側面図である。 本発明の実施の形態に係る建設機械のフロントガード取付装置のフレーム部と運転室の取り付け部の説明図である。 本発明の実施の形態に係る建設機械のフロントガード取付装置の図である。 本発明の実施の形態に係る建設機械のフロントガード取付装置のフレーム部とガードの取り付けの説明図である。 本発明の実施の形態に係る建設機械のフロントガード取付装置のガードの他の実施例を示す図である。
本発明の油圧ショベルの運転室前面に設置されたフロントガード取付装置の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態に係るフロントガード取付装置を採用する建設機械の側面図である。図2は本発明の実施の形態に係る建設機械の運転室を示す斜視図である。図3は本発明の実施の形態に係るフロントガード取付装置のフレームの図である。図4は本発明の実施の形態に係る建設機械の運転室の側面図である。図5は本発明の実施の形態に係る建設機械のフロントガード取付装置のフレームの運転室への取付構造を説明する図である。図6は本発明の実施の形態に係る建設機械のフロントガード取付装置のガードの裏面を示す図である。図7は本発明の実施の形態に係る建設機械のフロントガード取付装置のフレームとガードの取り付けの説明図である。図8は本発明の実施の形態に係る建設機械のフロントガード取付装置のガードの他の実施例を示す図である。
図1に示す油圧ショベルは、履帯2により、走行自在な走行体1に旋回機構3を介して旋回体4が旋回自在に搭載されている。旋回体4には前部にフロントガード取付装置16を装着した運転室5とフロント作業機6が設置され、後部には図示しないエンジンが収容されたエンジン室7とカウンタウェイト8が設置されている。旋回体4の前部に装着されたフロント作業部6は、基端部が旋回体4に枢支され、ブームシリンダー9により先端側が上下方向に回動自在なブーム10と、基端部がブーム10の先端に枢支され、先端側がアームシリンダー11により前後方向に回動自在なアーム12と、アーム12の先端に枢支され、バケットシリンダー13により回動自在なバケット14とから構成されている。
図1に示す運転室5の前面には、図2に示すように運転席5に装着された前面ガラス15周辺の前方に、フレーム16が固定されている。
図3に示すフレーム16は、前面ガラス15が装着された運転室の前面とほぼ同じ大きさに形成されており、下辺は円形のパイプ17で、それ以外の3辺は角パイプで構成されている。その3辺にはガード18を取り付けるための機構として、上辺にキャッチ19を、両側辺にガード係止用の密閉ハンドル20を備えている。このキャッチ19は、後述するようにストライカ23に対する係脱手段を形成する。また、フロント作業部6側となるフレーム16の枢着側は、図4、図5に示すように、複数のヒンジ21によって運転室5の前面に枢着され、フロント作業部6と反対側の開放端側は、フレーム16のキャッチ22とキャブ側のストライカ23により、使用位置に係止されている。フレーム16を枢着するヒンジ21は、上下2箇所設けられており、これらヒンジ21を中心に、係止構造の設けられた開放端側が開放できるようになっている。
図6に示すガード18は、フレーム16と同じ大きさの枠に金属製の丸棒や平鋼を網状に取り付けて構成され、ガード18をフレーム16に取り付けるための機構として、裏面の下辺には鉄板を円弧状に曲げたフック24を備え、上辺にストライカ25を備え、前面の左右の辺には図2に示すように密閉ハンドルの受座26を備えている。
フレーム16にガード18を取り付ける際には、図7に示すようにガード18下部のフック24をフレーム16の下辺の円形のパイプ17に嵌め、パイプ17を回転軸としてガード18を上方に回動させながらガード18上部のストライカ25をフレーム16の上辺に設けたキャッチ19に嵌めた後、フレーム16の左右両側に設けた密閉ハンドル20をガード18の密閉ハンドル受座26に当ててロックすることによって固定する。
本実施の形態によれば、本発明のフロントガード取付装置を採用した建設機械が、作業中にガード18のみを破損し、フレーム16に破損がない場合には、フロントガード装置一式を丸ごと取り外して交換や修復を行うような手間をかける必要が無く、ガード18のみを交換すれば良いので、短時間で交換できる。このため、すぐに作業への復帰が可能となり、建設機械の稼働率の低下を防止することができる。また、ガードのみの交換となるため、交換コストも抑えることができる。
そして図8の(a)〜(d)に示すように、このガード18は、運転室5から前方の視界が妨げられず、かつ落石や飛来する岩石・瓦礫等が通過しない構造のガードであれば、複数パターンの形状を選択可能である。このように、1つのフレーム16に対して、様々な作業現場や作業状況のそれぞれに応じたガード18が選択可能であり、容易に交換可能であることは、本発明のフロントガード取付装置を採用した建設機械の作業の効率及び安全性を高めることにも繋がる。
また、本発明のフロントガード取付装置は、フレームの下辺を円形のパイプで構成し、上辺にキャッチ、両側辺に密閉ハンドルを設けたが、これらの配置は適宜変更することができる。例えば、円形のパイプを一方の側辺に設けて横開きにしたり、キャッチと密閉ハンドルの位置を入れ替えたりすることも可能である。
また、本発明のフロントガード取付装置は、前面ガラスに装着する例で説明したが、運転室の上部の天窓ガラスに適用しても良い。
5 運転室
15 前面ガラス
16 フレーム
17 円形のパイプ
18 ガード
19 キャッチ(係脱手段)
20 密閉ハンドル
21 ヒンジ
24 フック
25 ストライカ

Claims (4)

  1. 建設機械の運転室の前面ガラス前方にガードを取り付け、前記運転室を保護する建設機械のフロントガード取付装置において、
    前記運転室の前面ガラス周辺の前方にガード取付用のフレームを設け、
    前記フレームの一辺が円形のパイプで構成されるとともに、前記フレームに取り付けられるガード裏面の前記円形のパイプに対向する箇所には円弧状に曲げたフックを備え、
    前記フレームの他辺は角パイプで構成され、該角パイプには前記ガードを前記フレームに係止する密閉ハンドルを備えたことを特徴とする建設機械のフロントガード取付装置。
  2. 請求項1に記載の建設機械のフロントガード取付装置において、
    前記ガード裏面の前記フックを備えた辺と対辺する位置にストライカを設け、
    前記角パイプで構成される前記フレームの他辺うち、前記円形のパイプで構成される前記フレームの一辺と対辺する辺には、前記ストライカと係脱する係脱手段を設けたことを特徴とする建設機械のフロントガード取付装置。
  3. 請求項2に記載の建設機械のフロントガード取付装置において、
    前記円形のパイプで構成されるフレームの一辺は下辺であり、前記係脱手段が設けられる前記フレームの他辺は上辺であることを特徴とする建設機械のフロントガード取付装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建設機械のフロントガード取付装置において、
    前記フレームは、前記運転室に対してヒンジを介して開閉自在に取り付けられていることを特徴とする建設機械のフロントガード取付装置。
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