JP6869050B2 - 遮蔽装置制御システム及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、遮蔽装置を制御するための遮蔽装置制御システム及びコンピュータプログラムに関する。
従来の電動ブラインドを制御するシステムとしては、特開2016−53255号公報(特許文献1)に示されるものがある。同文献においては、電動ブラインドの駆動装置を制御するコントローラが駆動装置に電気的に接続され、駆動装置を制御するために必要な情報が記憶されたメモリがコントローラに設けられる。そして、コントローラの画面には、電動ブラインドの各種操作ボタンが配置されており、この各種操作ボタンを操作することによって、コントローラによる電動ブラインドのワイヤレス操作を実現している。
特開2016−53255号公報
しかしながら、上記のような従来のブラインド制御システムでは、コントローラの画面に電動ブラインドの各種操作ボタンが配置されているだけであり、従来の機械的な操作ボタン式のコントローラと本質的な違いはない。そして、コントローラの操作ボタンを押す動作とブラインドの動作との間になんらの関連性もないため、コントローラの直観的な操作ができないという問題があった。
そこで本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、コントローラで遮蔽装置を直観的に操作することの可能な遮蔽装置制御システム及びコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、電動の遮蔽装置と、前記遮蔽装置との間で通信を行い前記遮蔽装置を制御するコントローラと、からなる遮蔽装置制御システムが提供される。前記コントローラは、所定時間内における自己の姿勢又は位置の少なくともいずれかの変化に関する自己動作を検知する検知部と、前記検知部で検知された自己動作に対応する動作信号を前記遮蔽装置に送信する送信部と、を備える。前記遮蔽装置は、遮蔽装置本体と、前記コントローラからの前記動作信号を受信する受信部と、前記受信部で受信した動作信号に基づいて前記遮蔽装置本体を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、コントローラの自己動作、例えばコントローラ自体を振ったり捻ったりする動作を利用して、遮蔽装置を容易に直感的に制御することができる。また、細かい指の動作が困難な人でも操作しやすいので、ユニバーサルデザインに配慮できるという効果もある。なお、ここで通信とは、無線通信のみならず有線通信であってもよい。
本発明は様々な応用が可能である。例えば、前記コントローラは、前記検知部としてジャイロセンサーが内蔵されたスマートフォンであってもよい。スマートフォンの普及率が高い昨今においては、スマートフォンにアプリケーションをインストールしてコントローラとする方法が有効である。本発明では、スマートフォンに内蔵されるジャイロセンサーを使って遮蔽装置を制御することにより、従来のリモコンと全く異なるものとすることができる。なお、スマートフォンという名称は、アプリケーションをインストール可能な無線通信機器を総称するものであり、タブレット端末と称される機器も含む。
また、前記検知部は、前記コントローラのヨーイング動作(左右に振る動作)、ローリング動作(左右に捻る動作)又はピッチング動作(引き起こしたり寝かせたりする動作)のいずれか又は組み合わせに基づいて、前記コントローラの自己動作を検知するようにしてもよい。遮蔽装置の動作を、コントローラの類似の動作に関連付けることで、直感的な操作が可能である。遮蔽装置の動作には、スクリーンやスラットを昇降させたり、スラットを回転させたりなど、コントローラの動作と関連付けが可能な動作が多く、制御の応用の幅が広がる。
また、前記送信部は、前記検知部が前記コントローラのピッチング動作を検知したときに、前記遮蔽装置本体の動作を止めることに対応する前記動作信号を前記遮蔽装置に送信するようにしてもよい。遮蔽装置を緊急停止させるときに、ピッチング動作はコントローラを持った人の手首の動作として、一番動かしやすく、安全性に優れる。
また、本発明の第2の観点によれば、携帯型電子機器(スマートフォン、タブレット等)を、上記本発明の第1の観点にかかる遮蔽装置制御システムを構成するコントローラとして機能させるためのコンピュータプログラムが提供される。携帯型電子機器にコンピュータプログラムをインストールすることにより、上記優れた効果を有する遮蔽装置制御システムのコントローラを容易に実現することができる。
本発明によれば、遮蔽装置をコントローラで直観的に操作することが可能である。本発明のその他の効果については、後述する発明を実施するための形態においても説明する。
ブラインド制御システム10の全体構成を示す図である。 コントローラ200の自己動作とブラインド100の動作との関係を示す図であり、(a)はヨーイング動作時を示し、(b)はピッチング動作を示し、(c)はローリング動作を示す。 第1の実施形態の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態の動作を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。なお以下の説明において、ブラインドとは、電動で動作するブラインドのほか、電動と手動とを切り替えられるブラインドも含む。このような電動で動作させることができるブラインドを、以下、単にブラインドといい、電動の動作を中心に説明する。
図1は、本実施形態にかかるブラインド制御システム10の全体構成を示す図である。
本実施形態のブラインド制御システム10は、図1に示したように、ブラインド100と、ブラインド100との間で通信を行いブラインド100を制御するコントローラ200と、を主な構成要素とする。以下、各システム構成要素について、詳細に説明する。
(ブラインド100)
ブラインド100は、図1に示したように、ブラインド本体110と、受信部120と、制御部130とを有する。ここでブラインド本体110は、一般的な横型の電動ブラインドと同様のものとすることができる。すなわち、本実施形態のブラインド100は、通常のブラインドに受信部120及び制御部130を追加したものとして構成することができる。以下、各構成要素について詳細に説明する。
ブラインド本体110は、上述したように、一般的な横型の電動ブラインドと同様の構成を採用することができる。すなわち、ブラインド本体110は、図1に示したように、遮蔽材であるスラット110aと、スラット110aを昇降及び回転させるモーターや巻取ドラムなどで構成される駆動部(不図示)と、を主に備えて構成される。ブラインド本体110の駆動部は、後述する制御部130によって制御される。
受信部120は、後述するコントローラ200からの指令を受信する機能部である。コントローラ200からの指令とは、ブラインド100をどのように制御するかについての指令であり、本実施形態では、コントローラ200の自己動作に基づく信号(動作信号)であることを特徴とする。この点については、コントローラ200の説明とともにさらに後述する。受信部120は、受信した動作信号を制御部130に伝える。
制御部130は、受信部120で受信したコントローラ200からの指令に基づいて、ブラインド本体110を制御する機能部である。制御部130は、ブラインド本体110の駆動部を制御することによりスラット110aの昇降や回転等を制御する。なお、上述したように、コントローラを用いて電動ブラインドを制御すること自体は公知であり、制御部130におけるブラインド本体110の制御そのものにはついては一般的なものとすることができるので、制御部130についてのこれ以上の詳細な説明は割愛する。
以上、システム構成要素のうちブラインド100について説明した。なお、図1にはブラインド100を1台のみ示したが、本システム内に複数台のブラインドがあってもよい。次に、本実施形態において特徴的な構成要素であるコントローラ200について説明する。
(コントローラ200)
コントローラ200は、ユーザーの操作によりブラインド100を制御するための機器であり、コントローラ200の自己動作を検知する検知部210と、検知部210で検知された自己動作に対応する動作信号を上述したブラインド100に送信する送信部220とを有する。コントローラ200は、このブラインド制御システム10に専用の機器であってもよく、あるいは、一般的なスマートフォン等の携帯電子機器にコンピュータプログラムをインストールすることによりコントローラ200を構成するようにしてもよい。
以下、コントローラ200の構成要素を詳細に説明する。なお、本実施形態では、コントローラ200として、スマートフォンにコンピュータプログラムをインストールすることにより、コントローラ200を構成したものとして説明する。
(検知部210)
検知部210は、所定時間内におけるコントローラ200の自己の動作(自己の姿勢(向きと傾き)又は位置の少なくともいずれかの変化)に関する自己動作を検知する。このためにコントローラ200には、ジャイロセンサーが内蔵されている。検知部210はこのジャイロセンサーを含む機能部である。
コントローラ200の姿勢(向きと傾き)の変化は、コントローラ200に内蔵されたジャイロセンサー(角速度センサー)で取得する。ジャイロセンサーは、基本的にXYZの3軸方向の角速度(正確には角加速度)を検知するセンサーである。すなわち、コントローラ200の本体(筐体)がどれだけの速さで回転しているのかを検知することができる。
一方、コントローラ200の位置の変化は、GPSや加速度センサーやカメラ機能(撮像機能)などにより取得することができる。これらの機能も、スマートフォンに内蔵されていることが多いが、コントローラ200の位置の変化を利用してブラインドの制御を行うものは知られていない。
検知部210が検知するコントローラ200の自己動作としては、図2に示したように、例えば以下のものがある。
・ヨーイング動作:コントローラ200を左右に振る動作(図2(a))。
・ピッチング動作:コントローラ200を引き起こしたり寝かせたりする動作(図2(b))
・ローリング動作:コントローラ200を左右に捻る動作(図2(c))
上記のコントローラ200の自己動作を、コントローラ200に内蔵されたジャイロセンサーで所定時間(例えば1〜2秒ほど)検出した場合、例えば以下のようにブラインド100を動作させる。
・コントローラ200をピッチング動作=ブラインド100の昇降動作あるいはスラット110aの回転動作を停止(STOP)
・コントローラ200を寝かせてローリング動作=スラット110aの凸部を室外へ向けて回転動作(REV)
・コントローラ200を立ててローリング動作=スラット110aの凸部を室内へ向けて回転動作(FOR)
・コントローラ200を寝かせてヨーイング動作=ブラインド100を下降動作(CLOSE)
・コントローラ200を立ててヨーイング動作=ブラインド100を上昇動作(OPEN)
上記対応付けは、直感的にわかりやすい対応付けにしてもよく、その他合理的な対応付けにしてもよい。例えば、コントローラ200をピッチング動作したときにブラインド100を停止させる対応付けは、ブラインド100を緊急停止させるときにコントローラ200を持ったユーザーの手首の動作として、最も動かしやすいからである。ローリング動作とスラット110aの回転動作との対応付けは直感的に動きがわかりやすい。その他、どのような対応付けをしても、使用しているうちに操作を体で覚えられるという効果がある。
このように、本実施形態では、検知部210は、コントローラ200に内蔵されたジャイロセンサーにより、所定時間内の姿勢変化を検知する。そして、コントローラ200の動かし方(ピッチング、ヨーイング、ローリングとそれぞれの組合せ)によって、ブラインド動作指令を生成する。ジャイロセンサーによる検知とブラインド動作指令との対応は、例えば、メモリ(不図示)に記録しておくことができる。検知部210は、ブラインド動作指令を送信部220に伝える。
(送信部220)
送信部220は、検知部210により検知した動作毎に割り当てたブラインド動作指令(動作コマンド)を、ブラインド100にワイヤレスにて送信する機能部である。ここで送信とは、情報の受け渡しができるあらゆる手段をいい、無線通信(ワイヤレス通信)でも有線通信でもよい。ワイヤレス通信の規格としては、赤外線や無線Lan(Wi−Fi)やブルートゥース(登録商標)の他、インターネットを介してもよく、さらに将来開発されるいかなる通信規格をも採用することができる。
以上、図1及び図2を参照しながら本実施形態にかかるブラインド制御システム10の構成について説明した。次に、本実施形態の動作について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、コントローラ200のアプリケーションを起動して動作を開始する。
ユーザーは設定が必要かを判断する(ステップS110)。設定が必要であれば、設定工程に入る(ステップS120)。設定工程では、コントローラ200の各種動作に対する機能の割り当て記憶の各工程を、ブラインドの台数分行う。
必要な設定を終えた後、ユーザーはブラインドの操作を行うことができる。まず、ユーザーは操作するブラインドを選択する(S130)。以下ではブラインド100が選択されたとして説明する。ブラインド100が選択されると、姿勢変化検知待機状態に入る(ステップS140)。コントローラ200の表示部に「コントローラを動かして下さい」などと表示したり、動作を促す音を発生したりすることができる。
ユーザーによるコントローラ200の操作が開始される。検知部210により、コントローラ200の姿勢変化検知及び計測が行われる(ステップS150)。この時間は1〜2秒程度である。コントローラ200の動作が確定する(ステップS160)。
コントローラ200の動作に対応して、記憶された動作指令をブラインド100に送信する(ステップS170)。ブラインド100では、この動作指令を受信部120で受け取って、制御部130による制御のもと、動作指令に対応するブラインド本体110の動作が行われる。
(本実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、コントローラ200の自己動作を利用して、ブラインド100を容易に直感的に制御することができる。また、細かい指の動作が困難な人でも操作しやすいので、ユニバーサルデザインに配慮できるという効果もある。
また、コントローラ200として、スマートフォンを利用し、スマートフォンに内蔵されたジャイロセンサーを使ってブラインド100を制御することにより、従来のリモコンと全く異なるものとすることができる。
また、ブラインド100の動作を、コントローラ200の類似の動作に関連付けることで、直感的な操作が可能である。ブラインドの動作には、スクリーンやスラットを昇降させたり、スラットを回転させたりなど、コントローラの動作と関連付けが可能な動作が多く、制御の応用の幅が広がる。
また、コントローラ200として、スマートフォンにコンピュータプログラムをインストールすることにより、上記優れた効果を有するブラインド制御システム10のコントローラ200を容易に実現することができる。
以下、上記第1の実施形態の応用例である他の実施形態について説明する。上記第1の実施形態と同様の点については、重複説明を省略する。
(第2の実施形態)
本実施形態では、コントローラ200(例えば、アプリケーションがインストールされたスマートフォン)に内蔵された機能を活用して、以下のような機能を付加したことを特徴とする、
太陽位置情報を算出して、「とある場所」、「とある方位」、「とある日付」、「とある時刻」に対して最適なブラインド動作を行えるようにする。このためにコントローラ200の検知部210により取得する追加情報として、以下のものがある。
(1)GPSの情報
操作対象となるブラインド100が設置されている緯度・経度を計測して記憶する。これにより「とある場所」の情報が取得される。
(2)電子コンパスの情報
操作対象となるブラインド100が設置されている方位を計測して記憶する。これにより、「とある方位」の情報が取得される。
(3)内蔵時計の情報
操作対象となるブラインド100を操作したいタイミングを取得する。これにより、「とある日付」、「とある時刻」の情報が取得される。
コントローラ200には、GPS機能、電子コンパス機能、時計機能のすべての機能又はいずれかの機能が内蔵されている。例えば、コントローラ200として、所定のアプリケーションがインストールされたスマートフォンであれば、これらの機能をすべて備えていることが多く、このようなコントローラ200の実現が容易である。
本実施形態の動作について、図4のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、コントローラ200のアプリケーションを起動して動作を開始する。
ユーザーは設定が必要かを判断する(ステップS210)。設定が必要であれば、設定工程に入る(ステップS220)。この設定工程では、(1)ブラインドタイプ選択・記憶、(2)GPSによるブラインド設置位置計測・記憶、(3)電子コンパスによるブラインド設置方位計測・記憶、(4)コントローラ200の各種動作に対する機能の割り当て記憶の各工程を、ブラインドの台数分行う。
ステップS130〜S160については、上記第1の実施形態と同様である。コントローラ200の動作が確定すると(ステップS160)、「ソーラー制御」、「日の出」「日の入」、「その他」の各動作に分かれる。
スマートフォンの動作が、「ソーラー制御」の割り当て動作である場合には、内蔵時計から現在の日付時刻を取得し、現在の太陽位置を算出し、記憶された「ブラインド位置」「ブラインド方位」と算出した太陽位置の相関関係から最適遮蔽角度を算出する。そして、最適遮蔽角度の動作指令をブラインドへ送信する(ステップS270−1)。
スマートフォンの動作が、「日の出」の割り当て動作である場合には、内蔵時計から現在の日付時刻を取得し、すでに日の出なら記憶された任意の動作指令をブラインドへ送信する(ステップS270−2)。また、スマートフォンの動作が、「日の入」の割り当て動作である場合には、内蔵時計から現在の日付時刻を取得し、すでに日の入なら記憶された任意の動作指令をブラインドへ送信する(ステップS270−3)。
スマートフォンの動作が、「ソーラー制御」、「日の出」、「日の入」以外の割り当て動作である場合には、上記第1の実施形態のステップS170と同様に、記憶された動作指令をブラインド100に送信する(ステップS270−4)。
(第2の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、コントローラ200(スマートフォン)に内蔵された機能を活用して、各種の有用な機能を付加することが可能である。
(第3の実施形態)
本実施形態では、上記第1の実施形態にさらにブラインド100を微調整する手段を設ける。ここで微調整する手段としては、コントローラ200(スマートフォン)の表示部(画面)に表示されるボタンとすることができる。このようなボタンとしては、例えば以下のものがある。
(1)1ステップ角度を送るボタン
(2)1ステップ角度を戻すボタン
(3)1ステップ上昇ボタン
(4)1ステップ下降ボタン
本実施形態の動作について、図5を参照しながら説明する。
上記第1の実施形態と同様に、コントローラ200によるブラインド100の動作が完了すると(ステップS110〜S170)、ユーザーはブラインド100の調整が必要かを判断する(ステップS380)。ブラインド100の調整が必要な場合には、調整工程に入る(ステップS390)。調整工程では、コントローラ200の表示部に、各種微調整ボタンを表示し、ユーザーにより押下された動作指令をブラインドへ送信する。これをユーザーが納得するまで繰り返す。
(第3の実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、コントローラ200をそのまま用いてブラインド100を微調整することが可能である。
(その他の実施形態)
コントローラ200(スマートフォン)の各種姿勢変化に割り当てることができる機能としては、上記実施形態で説明したものも含めて、以下のようなものがある。なお、ブラインド100の動作をコントローラ200のどのような動作に割り当てるかは、任意に設定することができるが、直感的に対応付けられるものや、その他合理的な対応付けが好ましい。
(1)1ステップずつ角度を部屋内側へ順送りする(第3の実施形態)。
(2)1ステップずつ角度を部屋外側へ逆戻しする(第3の実施形態)。
(3)指定した角度にする。
(4)ブラインドを上昇させる(第1の実施形態)。
(5)ブラインドを下降させる(第1の実施形態)。
(6)指定した高さにする。
(7)ブラインドの動作を停止する(第1の実施形態)。
(8)一気に下降および角度を水平にする。
(9)一気に下降および角度を部屋内全閉する。
(10)一気に下降および角度を部屋外全閉する。
(11)ソーラー制御:太陽位置に対して最適な遮蔽角度にする(第2の実施形態)。
(12)日の出動作:日の出時刻に、ブラインドを任意の状態にする(第2の実施形態)。
(13)日の入動作:日の入時刻に、ブラインドを任意の状態にする(第2の実施形態)。
なお、コントローラ200として、所定のアプリケーションをインストールしたスマートフォンを採用する場合には、上記の操作の割り当て対応を、ソフトウェアやファームウェアの更新により、更新(追加・変更・削除等)することが可能である。
また、コントローラ200に、操作対象とするブラインドのタイプを選択して記憶させることもできる。これは例えば、上記第2の実施形態のように、ソーラー制御で最適遮蔽角度を算出する場合に、ブラインド100のスラット110aの幅や、ラダーコード(不図示)のピッチの情報を利用できるようにするためである。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、コントローラとブラインドとの間の通信として、無線通信を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されず、任意の通信手段を採用することができる。
また、上記実施形態では、コントローラ200の一例として、ジャイロセンサーが内蔵されたスマートフォンとして説明したが、本発明はこれに限定されない。コントローラとしては、スマートフォン以外にも、タブレット型の情報通信端末や、ジャイロセンサーが内蔵されたリモートコントローラなどを採用することができる。
また、上記実施形態では、検知部210は、コントローラ200のヨーイング動作、ローリング動作又はピッチング動作のいずれか又は組み合わせに基づいて、コントローラ200の自己動作を検知する場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。これ以外のコントローラ200の自己動作を検知するようにしてもよい。例えば、コントローラ200に撮像機能を搭載することにより、コントローラ200の動きを画像処理で検出し、これによりコントローラ200の自己動作(向き・傾き・位置など)を検知するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、遮蔽装置の一例として、スラット110aを有する横型のブラインド100について説明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、縦型ブラインド、ロールスクリーン、プリーツスクリーン、ローマンシェード、カーテン等、上下あるいは左右に開閉する他の遮蔽装置にも同様に適用可能である。
上記実施形態、応用例、変形例は、任意に組み合わせて実施することができる。
10 ブラインド制御システム(遮蔽装置制御システム)
100 ブラインド(遮蔽装置)
110 ブラインド本体(遮蔽装置本体)
110a スラット
120 受信部
130 制御部
200 コントローラ
210 検知部
220 送信部

Claims (7)

  1. 電動の遮蔽装置と、前記遮蔽装置との間で通信を行い前記遮蔽装置を制御するコントローラと、からなる遮蔽装置制御システムであって、
    前記コントローラは、
    所定時間内における自己の姿勢又は位置の少なくともいずれかの変化に関する自己動作 であって、前記遮蔽装置の遮蔽材の動作の方向と自己の動作の方向とが同じ方向である前 記自己動作を検知する検知部と、
    前記検知部で検知された自己動作に対応する動作信号を前記遮蔽装置に送信する送信部と、
    を備え、
    前記遮蔽装置は、
    遮蔽装置本体と、
    前記コントローラからの前記動作信号を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した動作信号に基づいて前記遮蔽装置本体を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする、遮蔽装置制御システム。
  2. 前記遮蔽装置の開閉状態を微調整する制御指示を受付可能な画面を表示する表示部をさ らに備え、
    前記送信部は、
    前記検知部で前記自己動作が検知された場合には前記自己動作に対応する第1の動作信 号を前記遮蔽装置に送信する機能と、
    前記表示部で表示された画面を介して前記制御指示を受け付けた場合には前記制御指示 に対応する第2の動作信号を前記遮蔽装置に送信する機能と、
    を有し、
    前記受信部は、前記第1の動作信号又は前記第2の動作信号を受信し、
    前記制御部は、前記第1の動作信号又は前記第2の動作信号に基づいて前記遮蔽装置本 体を制御し、
    前記表示部は、前記制御部による前記第1の動作信号に基づく前記遮蔽装置本体の制御 後に、前記画面を表示することを特徴とする、請求項1に記載の遮蔽装置制御システム。
  3. 電動の遮蔽装置と、前記遮蔽装置との間で通信を行い前記遮蔽装置を制御するコントローラと、からなる遮蔽装置制御システムであって、
    前記コントローラは、
    所定時間内における自己の姿勢又は位置の少なくともいずれかの変化に関する自己動作を検知する検知部と、
    前記検知部で検知された自己動作に対応する動作信号を前記遮蔽装置に送信する送信部と、
    前記遮蔽装置の開閉状態を微調整する制御指示を受付可能な画面を表示する表示部と、を備え、
    前記遮蔽装置は、
    遮蔽装置本体と、
    前記コントローラからの前記動作信号を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した動作信号に基づいて前記遮蔽装置本体を制御する制御部と、
    を備え
    前記送信部は、
    前記検知部で前記自己動作が検知された場合には前記自己動作に対応する第1の動作信 号を前記遮蔽装置に送信する機能と、
    前記表示部で表示された画面を介して前記制御指示を受け付けた場合には前記制御指示 に対応する第2の動作信号を前記遮蔽装置に送信する機能と、
    を有し、
    前記受信部は、前記第1の動作信号又は前記第2の動作信号を受信し、
    前記制御部は、前記第1の動作信号又は前記第2の動作信号に基づいて前記遮蔽装置本 体を制御し、
    前記表示部は、前記制御部による前記第1の動作信号に基づく前記遮蔽装置本体の制御 後に、前記画面を表示することを特徴とする、遮蔽装置制御システム。
  4. 前記コントローラは、前記検知部としてジャイロセンサーが内蔵されたスマートフォンであることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の遮蔽装置制御システム。
  5. 前記検知部は、前記コントローラのヨーイング動作、ローリング動作又はピッチング動作のいずれか又は組み合わせに基づいて、前記コントローラの自己動作を検知することを特徴とする、請求項に記載の遮蔽装置制御システム。
  6. 前記送信部は、前記検知部が前記コントローラのピッチング動作を検知したときに、前記遮蔽装置本体の動作を止めることに対応する前記動作信号を前記遮蔽装置に送信することを特徴とする、請求項に記載の遮蔽装置制御システム。
  7. 携帯型電子機器を請求項1〜のいずれかに記載のコントローラとして機能させるためのコンピュータプログラム。
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