JP6865058B2 - 工作システム、切削加工品の製造方法、加工プログラム修正装置、修正加工プログラムの作成方法、及び工作機械制御装置 - Google Patents

工作システム、切削加工品の製造方法、加工プログラム修正装置、修正加工プログラムの作成方法、及び工作機械制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、工作システム、切削加工品の製造方法、加工プログラム修正装置、修正加工プログラムの作成方法、及び工作機械制御装置に関する。
従来、加工プログラムに従って、被加工部材(以下、「ワーク」という)を所望の形状に切削加工する手法が広く用いられている。特許文献1では、切削加工の効率向上を目的として、ワークを加工する際に、ワークの表面に設定されるマトリクス状の加工ブロックごとに凹凸を測定し、測定された凹凸に応じて加工ブロックごとに送り速度を調整する手法が提案されている。
特開昭63−237840号公報
しかしながら、特許文献1の手法では、ワークの表面に設定された加工ブロックごとでしか送り速度を調整できないため、切削加工の効率を向上するにも限界がある。
本発明は、上述の状況に鑑みてなされたものであり、切削加工の効率を向上可能な工作システム、切削加工品の製造方法、加工プログラム修正装置、修正加工プログラムの作成方法、及び工作機械制御装置の提供を目的とする。
本発明に係る工作システムは、切削工具によって被加工部材を切削加工する工作システムであって、形状測定部と、加工プログラム修正部と、工作機械制御装置とを備える。形状測定部は、被加工部材の実形状を示す実形状データを生成する。加工プログラム修正部は、実形状データに基づいて、原加工プログラムに規定された切削工具の加工パスの本数、及び、加工パスにおける送り速度の少なくとも一方を修正することによって、修正加工プログラムを作成する。工作機械制御装置は、修正加工プログラムに従って、切削工具の動作を制御する。
本発明に係る切削加工品の製造方法は、被加工部材の実形状を示す実形状データを生成する工程と、実形状データに基づいて、原加工プログラムに規定された切削工具の加工パスの本数、及び、加工パスにおける送り速度の少なくとも一方を修正することによって、修正加工プログラムを作成する工程と、修正加工プログラムに従って切削工具の動作を制御することによって被加工部材を切削加工する工程とを備える。
本発明によれば、切削加工の効率を向上可能な工作システム及び切削加工品の製造方法を提供することができる。
実施形態に係る工作システムの構成を示すブロック図 実施形態に係る原加工プログラムによる切削条件を示す模式図 実施形態に係る修正加工プログラムによる切削条件を示す模式図 実施形態に係る工作システムによる切削加工を説明するためのフローチャート 他の実施形態に係る工作システムの構成を示すブロック図
(工作システム1の構成)
本実施形態に係る工作システム1の構成について図面を参照しながら説明する。図1は、工作システム1の構成を示すブロック図である。図2は、原加工プログラムP1による切削条件を示す模式図である。図3は、修正加工プログラムP2による切削条件を示す模式図である。図2及び図3では、回転中心AXを中心として被加工部材(以下、「ワーク」という。)Wを回転させながら旋盤で切削加工することによって、完成品である切削加工品を製造することが想定されている。本実施形態では、回転中心AXの方向にX軸が定義され、X軸に垂直な方向にZ軸が定義されている。
以下の説明において、「切削送り」とは、切削工具によってワークを切削加工することを想定して送り速度が設定された区間である。「早送り」とは、切削工具がワークと接触しないことを想定して送り速度が設定された区間である。通常、「早送り」区間における送り速度は、「切削送り」区間における送り速度よりも速い。「早送り」区間における送り速度は、切削工具の最大移動速度に設定することができる。また、「高送り」とは、「切削送り」区間のうち、設定された送り速度が既定値よりも速くなるように修正された区間である。本実施形態では、後述するように、切削工具とワークは、「高送り」区間において接触しないことが想定されている。従って、「高送り」区間は、「切削送り」区間のうち送り速度が速まるように修正された区間であるので、「修正早送り」区間と称することができる。
工作システム1は、工作機械制御装置10、形状測定部20、加工プログラム修正部30、及び工作機械40を備える。
1.工作機械制御装置10
工作機械制御装置10は、工作機械40を制御する。工作機械制御装置10は、記憶部11、加工パス抽出部12、及び修正加工プログラム実行部13を有する。
記憶部11は、ワークWを予想形状から目標形状に切削加工するために作成された原加工プログラムP1を記憶する。ワークWの目標形状は、切削加工品の形状である。原加工プログラムP1には、図2に示すように、ワークWの予想形状と、ワークWの目標形状と、ワークWを予想形状から目標形状に切削加工するための切削条件とが規定されている。原加工プログラムP1としては、例えばNC(Numerical Control)プログラムを用いることができるが、これに限られるものではない。
加工パス抽出部12は、原加工プログラムP1を解析することによって、原加工プログラムP1に規定された加工パスCを抽出する。加工パスCとは、ワークWを予想形状から目標形状に切削加工するために、工作機械40の切削工具41を移動させるツールパス(工具軌跡)である。加工パスCは、Z軸方向において少しずつずれた位置に設定される。加工パスCに沿って切削工具41を繰り返し移動させることによって、Z軸方向においてワークWが徐々に切削加工される。
本実施形態に係る原加工プログラムP1では、図2に示すように、ワークWを予想形状から目標形状に切削加工するために第1乃至第3加工パスC1〜C3が規定されている。第1加工パスC1は、切削工具41の1回目のツールパスであり、Z軸方向において最も外側に位置している。第2加工パスC2は、切削工具41の2回目のツールパスであり、Z軸方向において第1加工パスC1と第3加工パスC3の間に位置している。第3加工パスC3は、切削工具41の3回目のツールパスであり、Z軸方向において最も内側に位置している。第3加工パスC3は、ワークWの目標形状に対応している。以下の説明では、第1乃至第3加工パスC1〜C3を「加工パスC」と総称する場合がある。
また、原加工プログラムP1では、第1乃至第3加工パスC1〜C3それぞれについて、「切削送り」及び「早送り」の座標と、「切削送り」及び「早送り」それぞれの送り速度とが規定されている。原加工プログラムP1では、図2に示すように、第1乃至第3加工パスC1〜C3それぞれにおける「切削送り」及び「早送り」のX座標は同じでありZ座標だけが異なっているが、第1乃至第3加工パスC1〜C3ごとに「切削送り」及び「早送り」のX座標が異なっていてもよい。原加工プログラムP1において、「切削送り」の送り速度は一定であり、「早送り」の送り速度は一定である。「切削送り」の送り速度は、切削工具41とワークWの材質に応じて適宜設定されている。
加工パス抽出部12は、原加工プログラムP1に規定されている第1乃至第3加工パスC1〜C3それぞれにおける「切削送り」及び「早送り」の座標と送り速度とを加工プログラム修正部30に送信する。
修正加工プログラム実行部13は、後述する修正加工プログラムP2を加工プログラム修正部30から取得する。修正加工プログラム実行部13は、修正加工プログラムP2に従って、工作機械40に指令値(電流値)を出力することで切削工具41の動作を制御する。
2.形状測定部20
形状測定部20は、未加工状態のワークWの実際の形状(以下、「実形状」という)を測定する。形状測定部20は、ワークWの外表面における凹凸形状を検出する。形状測定部20としては、2Dカメラ及び3Dカメラを用いることができるが、これに限られるものではない。
形状測定部20は、ワークWの実形状を示す実形状データを生成する。形状測定部20は、実形状データを加工プログラム修正部30に送信する。
3.加工プログラム修正部30
加工プログラム修正部30は、ワークWの実形状データに基づいて原加工プログラムP1を修正することによって、修正加工プログラムP2を作成する。加工プログラム修正部30は、比較部31と修正加工プログラム作成部32とを有する。
比較部31は、原加工プログラムP1に規定されている第1乃至第3加工パスC1〜C3における「切削送り」及び「早送り」の座標と送り速度とを工作機械制御装置10の加工パス抽出部12から取得する。比較部31は、ワークWの実形状データを形状測定部20から取得する。
比較部31は、図3に示すように、実形状データによって示されるワークWの実形状と、原加工プログラムP1に規定されている第1乃至第3加工パスC1〜C3とを比較して、第1乃至第3加工パスC1〜C3のうち切削工具41がワークWと接触しない加工パス(以下、「非接触加工パス」という)と、第1乃至第3加工パスC1〜C3のうち切削工具41がワークWと接触する加工パス(以下、「接触加工パス」という)とを検出する。図3に示す例では、第1加工パスC1が非接触加工パスであり、第2及び第3加工パスC2,C3が接触加工パスである。比較部31は、第1乃至第3加工パスC1〜C3に含まれる非接触加工パス(第1加工パスC1)を修正加工プログラム作成部32に通知する。
比較部31は、図3に示すように、実形状データによって示されるワークWの実形状と、原加工プログラムP1に規定されている接触加工パス(第2及び第3加工パスC2,C3)とを比較して、接触加工パスにおける「切削送り」のうち切削工具41がワークWと接触しない区間(以下、「非接触区間」という)を検出する。図2と図3を比較すると分かるように、第2加工パスC2に含まれる3つの「切削送り」すべてに非接触区間が含まれており、第3加工パスC3の3つの「切削送り」のうち2つの「切削送り」に非接触区間が含まれている。比較部31は、第2及び第3加工パスC2,C3それぞれにおける非接触区間を修正加工プログラム作成部32に通知する。
修正加工プログラム作成部32は、原加工プログラムP1を工作機械制御装置10の記憶部11から取得する。
修正加工プログラム作成部32は、加工パスCに含まれる非接触加工パスを比較部31から取得する。修正加工プログラム作成部32は、原加工プログラムP1に規定された加工パスCから非接触加工パスを削除するように原加工プログラムP1を修正する。図3に示す例では、原加工プログラムP1に規定された第1乃至第3加工パスC1〜C3から第1加工パスC1が削除されている。これによって、加工パスCの本数が3本から2本に削減された修正加工プログラムP2が作成される。
修正加工プログラム作成部32は、加工パスCのうち接触加工パスの「切削送り」に含まれる非接触区間を比較部31から取得する。修正加工プログラム作成部32は、接触加工パスの「切削送り」に含まれる非接触区間の送り速度が速くなるように原加工プログラムP1を修正する。図3に示す例では、第2加工パスC2の3つの「切削送り」に含まれる非接触区間の送り速度が速くなるように原加工プログラムP1を修正するとともに、第3加工パスC3の2つの「切削送り」に含まれる非接触区間の送り速度が速くなるように原加工プログラムP1を修正する。これによって、加工パスCにおける送り速度が高速化された修正加工プログラムP2が作成される。なお、図3では、送り速度を速くした非接触区間には「高送り」と表記されている。
修正加工プログラム作成部32は、加工パスCの本数及び加工パスCにおける送り速度が修正された修正加工プログラムP2を、工作機械制御装置10の修正加工プログラム実行部13に送信する。
4.工作機械40
工作機械40は、切削工具41、モータアンプ42、主軸モータ43、及び送り軸モータ44を有する。切削工具41は、例えば旋盤、フライス、ドリル、ボーリング、及びタップなどであり、図2及び図3では切削工具41が旋盤である場合が想定されているが、これに限られるものではない。
モータアンプ42は、修正加工プログラム実行部13から入力される指令値に基づいて主軸モータ43及び送り軸モータ44を駆動させる。主軸モータ43は、切削工具41の主軸を回転駆動させる。送り軸モータ44は、切削工具41のテーブル送り軸を駆動させる。図3に示すように、「高速切削送り」が設定された第2及び第3加工パスC2,C3を切削工具41が移動することによって、ワークWの切削加工が行われる。
(工作システム1による切削加工)
次に、工作システム1による切削加工について説明する。図4は、工作システム1によるワークWの切削加工を説明するためのフローチャートである。
ステップS1において、工作機械制御装置10は、原加工プログラムP1を解析することによって、切削工具41を繰り返し移動させる加工パスCを抽出する。本実施形態では、図2に示したように、第1乃至第3加工パスC1〜C3が抽出される。
ステップS2において、形状測定部20は、ワークWの実形状を示す実形状データを生成する。
ステップS3において、加工プログラム修正部30は、ワークWの実形状と加工パスCとを比較して、非接触加工パスが存在するかどうか判定する。非接触加工パスが存在しない場合、処理はステップS4に進む。非接触加工パスが存在する場合、ステップS5において、加工プログラム修正部30は、加工パスCから非接触加工パスを削除するように原加工プログラムP1を修正する。
ステップS4において、加工プログラム修正部30は、ワークWの実形状と接触加工パスとを比較して、接触加工パスの切削送りに非接触区間が存在するかどうか判定する。非接触区間が存在しない場合、処理はステップS6に進む。非接触区間が存在する場合、ステップS7において、加工プログラム修正部30は、非接触区間における送り速度が速くなるように原加工プログラムP1を修正する。ステップS5及びステップS7のうち少なくとも一方を経ることによって、原加工プログラムP1が修正されて修正加工プログラムP2が作成される。
ステップS6において、工作機械制御装置10は、修正加工プログラムP2に従って、工作機械40に指令値を出力することで切削工具41の動作を制御する。これにより、ワークWが切削加工されて切削加工品が完成する。
(特徴)
(1)工作システム1は、形状測定部20、加工プログラム修正部30、及び工作機械制御装置10を備える。形状測定部20は、ワークWの実形状を示す実形状データを生成する。加工プログラム修正部30は、実形状データに基づいて、原加工プログラムP1に規定された加工パスCの本数を修正するとともに、原加工プログラムP1に規定された加工パスCにおける送り速度を修正することによって、修正加工プログラムP2を作成する。工作機械制御装置10は、修正加工プログラムP2に従って、切削工具41の動作を制御する。
従って、ワークWごとに加工パスCの本数と切削工具41の送り速度とを至適化することができるため、原加工プログラムP1をそのまま用いる場合に比べて切削加工を短期化できる。その結果、切削加工の効率を向上させることができる。
(2)加工プログラム修正部30は、加工パスCのうち切削工具41がワークWと接触しない非接触加工パスを削除するように原加工プログラムP1を修正する。従って、実際に切削工具41を移動させる加工パスCの本数を少なくできるため、切削加工の効率を顕著に向上させることができる。
(3)加工プログラム修正部30は、加工パスCのうち切削工具41がワークWと接触する接触加工パスに含まれる「切削送り」のうち、切削工具41がワークWと接触しない非接触区間における送り速度が速くなるように原加工プログラムP1を修正する。従って、接触加工パスにおける送り速度を精細に調整できるため、切削加工の効率を顕著に向上させることができる。
(他の実施形態)
本発明は以上のような実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形又は修正が可能である。
上記実施形態において、加工プログラム修正部30は、加工パスCの本数と加工パスCにおける送り速度の両方を修正することとしたが、いずれか一方だけを修正してもよい。
上記実施形態において、加工プログラム修正部30は、加工パスCのうち非接触加工パスを削除することとしたが、非接触加工パスを削除せず、非接触加工パスにおける送り速度を速くしてもよい。この場合であっても、原加工プログラムP1をそのまま用いる場合に比べて、切削加工の効率を向上させることができる。
上記実施形態に係る工作システム1では、工作機械制御装置10が、加工パス抽出部12を有することとしたが、加工パス抽出部12は、工作機械制御装置10の外部に配置されていてもよいし、加工プログラム修正部30に配置されていてもよい。
例えば、図5に示される工作システム1aのように、工作機械制御装置10から物理的に離れた場所に位置する加工プログラム修正装置30aが、加工パス抽出部12、比較部31及び修正加工プログラム作成部32を備えていてもよい。
工作システム1aは、工作機械制御装置10、形状測定部20、加工プログラム修正装置30a、工作機械40、データ取得部50及びサーバ60を備えている。
データ取得部50は、ネットワーク通信を介して、工作機械制御装置10、形状測定部20及びサーバ60に接続されている。データ取得部50は、原加工プログラムP1を工作機械制御装置10から取得し、実形状データを形状測定部20から取得する。データ取得部50は、これらの情報をサーバ60に送信する。なお、データ取得部50としては、例えばタブレット型コンピュータなどを用いることができる。
サーバ60は、ネットワーク通信を介して、加工プログラム修正装置30aとデータ取得部50とに接続されている。サーバ60は、携帯高速通信技術(LTE)回線を介して、データ取得部50に接続されていてもよい。サーバ60は、データ取得部50から取得した情報を記憶し、加工プログラム修正装置30aからの要求に応じて、データ取得部50から取得した情報を加工プログラム修正装置30aに送信する。
加工プログラム修正装置30aでは、上記実施形態で説明したように、加工パス抽出部12が原加工プログラムP1から第1乃至第3加工パスC1〜C3を抽出し、比較部31が実形状データと第1乃至第3加工パスC1〜C3とを取得して非接触加工パスと非接触区間を検出し、修正加工プログラム作成部32が修正加工プログラムP2を生成する。加工プログラム修正装置30aにおいて生成された修正加工プログラムP2は、記憶媒体(例えば、USBメモリなど)を介して、或いは、ネットワーク通信を介して、工作機械制御装置10の修正加工プログラム実行部13に入力される。
このような工作システム1aにおいても、ワークWごとに加工パスCの本数と切削工具41の送り速度とを至適化することができるため、原加工プログラムP1をそのまま用いる場合に比べて切削加工を短期化できる。
1 工作システム
10 工作機械制御装置
11 記憶部
12 加工パス抽出部
13 修正加工プログラム実行部
20 形状測定部
30 加工プログラム修正部
31 比較部
32 修正加工プログラム作成部
40 工作機械
41 切削工具
W ワーク
P1 原加工プログラム
P2 修正加工プログラム
C1 第1加工パス(非接触加工パス)
C2 第2加工パス(接触加工パス)
C3 第3加工パス(接触加工パス)

Claims (7)

  1. 切削工具によって被加工部材を切削加工する工作システムであって、
    前記被加工部材の実形状を示す実形状データを生成する形状測定部と、
    前記形状測定部から取得される前記実形状データと、原加工プログラムに規定された前記切削工具の加工パスとに基づいて、前記加工パスのうち前記切削工具が前記被加工部材と接触しない非接触加工パス、及び、前記加工パスのうち前記切削工具が前記被加工部材と接触する接触加工パスにおいて前記切削工具が前記被加工部材と接触しない非接触区間の少なくとも一方を検出する比較部と、
    前記比較部の検出結果に基づいて、前記加工パスの本数、及び、前記加工パスにおける送り速度の少なくとも一方を修正することによって、修正加工プログラムを作成する加工プログラム修正部と、
    前記修正加工プログラムに従って、前記切削工具の動作を制御する工作機械制御装置と、
    を備える工作システム。
  2. 前記加工プログラム修正部は、前記非接触加工パスを削除するように前記原加工プログラムを修正する、
    請求項1に記載の工作システム。
  3. 前記加工プログラム修正部は、前記非接触区間における送り速度が速くなるように前記原加工プログラムを修正する、
    請求項1又は2に記載の工作システム。
  4. 切削工具によって切削加工される被加工部材の実形状を示す実形状データを生成する工程と、
    生成された前記実形状データと、原加工プログラムに規定された前記切削工具の加工パスとに基づいて、前記加工パスのうち前記切削工具が前記被加工部材と接触しない非接触加工パス、及び、前記加工パスのうち前記切削工具が前記被加工部材と接触する接触加工パスにおいて前記切削工具が前記被加工部材と接触しない非接触区間の少なくとも一方を検出する工程と、
    前記非接触加工パス及び前記非接触区間の少なくとも一方を検出する工程における検出結果に基づいて、前記加工パスの本数、及び、前記加工パスにおける送り速度の少なくとも一方を修正することによって、修正加工プログラムを作成する工程と、
    前記修正加工プログラムに従って前記切削工具の動作を制御することによって前記被加工部材を切削加工する工程と、
    を備える切削加工品の製造方法。
  5. 切削工具によって切削加工される被加工部材の実形状を示す実形状データと、原加工プログラムに規定された前記切削工具の加工パスとに基づいて、前記加工パスのうち前記切削工具が前記被加工部材と接触しない非接触加工パス、及び、前記加工パスのうち前記切削工具が前記被加工部材と接触する接触加工パスにおいて前記切削工具が前記被加工部材と接触しない非接触区間の少なくとも一方を検出する比較部と、
    前記比較部の検出結果に基づいて、前記加工パスの本数、及び、前記加工パスにおける送り速度の少なくとも一方を修正することによって、修正加工プログラムを作成する修正加工プログラム作成部を備える、
    加工プログラム修正装置。
  6. 切削工具によって切削加工される被加工部材の実形状を示す実形状データを生成する工程と、
    生成された前記実形状データと、原加工プログラムに規定された前記切削工具の加工パスとに基づいて、前記加工パスのうち前記切削工具が前記被加工部材と接触しない非接触加工パス、及び、前記加工パスのうち前記切削工具が前記被加工部材と接触する接触加工パスにおいて前記切削工具が前記被加工部材と接触しない非接触区間の少なくとも一方を検出する工程と、
    前記非接触加工パス及び前記非接触区間の少なくとも一方を検出する工程における検出結果に基づいて、前記加工パスの本数、及び、前記加工パスにおける送り速度の少なくとも一方を修正することによって、修正加工プログラムを作成する工程と
    を備える修正加工プログラムの作成方法。
  7. 切削工具によって切削加工される被加工部材の実形状を示す実形状データと、原加工プログラムに規定された前記切削工具の加工パスとに基づき、前記加工パスのうち前記切削工具が前記被加工部材と接触しない非接触加工パス、及び、前記加工パスのうち前記切削工具が前記被加工部材と接触する接触加工パスにおいて前記切削工具が前記被加工部材と接触しない非接触区間の少なくとも一方を検出した結果に基づいて、前記加工パスの本数、及び、前記加工パスにおける送り速度の少なくとも一方を修正することによって作成された修正加工プログラムを用いて、前記切削工具を制御する、
    工作機械制御装置。
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