JP6864771B1 - 携帯端末、生成方法及び生成プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが移動する可能性が高い位置にジオフェンスを生成しやすくする携帯端末を提供する。【解決手段】携帯端末1は、仮想的な位置領域を示すジオフェンスを生成する携帯端末であって、携帯端末1の位置である端末位置を特定する位置特定部151と、携帯端末1を使用するユーザの複数の移動先の候補の中から、位置特定部151が特定した端末位置に近い順に複数の移動先の候補を選択する選択部152と、ユーザの移動先の候補が選択されると、移動先の候補の位置にジオフェンスを生成する生成部153と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ジオフェンスを生成する携帯端末、生成方法及び生成プログラムに関する。
従来、携帯端末が特定のエリアに存在するか否かを特定するための技術としてジオフェンシングが知られている(例えば、特許文献1参照)。ジオフェンシングでは、特定のエリアに仮想的な位置領域を示すジオフェンスを生成しておき、携帯端末の位置情報が示す位置が、ジオフェンスが示す位置領域に存在するか否かを判定することにより、携帯端末が特定のエリアに存在するか否かを特定する。
特開2017−111001号公報
携帯端末では、ジオフェンスの生成数に制限が設けられていることがある。このため、携帯端末のユーザの移動先の候補が複数ある場合、ユーザの移動先にジオフェンスを生成することができず、ユーザが存在するエリアを特定できないことがあるという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザが移動する可能性が高い位置にジオフェンスを生成しやすくすることができる携帯端末、生成方法及び生成プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る携帯端末は、仮想的な位置領域を示すジオフェンスを生成する携帯端末であって、前記携帯端末の位置である端末位置を特定する位置特定部と、前記携帯端末を使用するユーザの複数の移動先の候補の中から、前記位置特定部が特定した前記端末位置に近い順に複数の移動先の候補を選択する選択部と、前記選択部が前記ユーザの移動先の候補を選択すると、前記移動先の候補の位置に前記ジオフェンスを生成する生成部と、を備える。
前記選択部は、前記ユーザが過去に滞在した前記移動先を、前記ユーザの移動先の候補として選択してもよい。
前記生成部は、前記選択部が選択した前記移動先の候補の属性を特定し、前記移動先の候補の位置に対して、特定した属性に基づく広さを有する前記ジオフェンスを生成してもよい。
前記選択部は、前記携帯端末が移動したことを検知すると前記ユーザの移動先の候補を新たに選択し、前記生成部は、前記選択部が前記ユーザの移動先の候補を新たに選択すると、既に生成されている前記ジオフェンスを消去し、新たに選択された前記移動先の候補の位置に対応する前記ジオフェンスを生成してもよい。
前記選択部は、前記生成部が前記ジオフェンスを生成してから前記位置特定部が特定した前記端末位置が所定距離以上変化すると、前記ユーザの移動先の候補を新たに選択してもよい。
前記携帯端末は、前記位置特定部が特定した前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末が前記ジオフェンスに侵入した時刻である侵入時刻と、前記携帯端末が前記ジオフェンスから脱出した時刻である脱出時刻とを特定し、特定した前記侵入時刻から前記脱出時刻までの時間を前記ユーザの移動先の候補への滞在時間として算出する滞在時間算出部をさらに備えてもよい。
前記位置特定部が特定した前記携帯端末の位置に基づいて特定される、前記携帯端末が前記ジオフェンスに侵入した時刻である侵入時刻と、前記携帯端末が前記ジオフェンスから脱出した時刻である脱出時刻とを、前記ユーザを識別する識別情報とを関連付けて前記ユーザの行動を管理するシステムに登録する登録部をさらに備えてもよい。
前記登録部は、前記ジオフェンスが生成された地域、日時、前記ジオフェンスに対応する移動先の候補に関する情報の少なくともいずれかに基づく前記侵入時刻及び前記脱出時刻の前記システムへの登録条件が満たされているか否かを判定し、前記登録条件が満たされていると判定すると、前記侵入時刻及び前記脱出時刻を前記システムに登録してもよい。
前記生成部は、前記ユーザの訪問先の地域を特定し、前記位置特定部が特定した前記端末位置が前記訪問先の地域に含まれる場合に前記ジオフェンスを生成してもよい。
前記生成部は、現在の時刻が予め定められている時間帯に含まれている場合に前記ジオフェンスを生成してもよい。
本発明の第2の態様に係る生成方法は、携帯端末が実行する、前記携帯端末の位置である端末位置を特定するステップと、前記携帯端末を使用するユーザの複数の移動先の候補の中から、特定された前記端末位置に近い順に複数の移動先の候補を選択するステップと、前記ユーザの移動先の候補が選択されると、前記移動先の候補の位置に仮想的な位置領域を示すジオフェンスを生成するステップと、を有する。
本発明の第3の態様に係る生成プログラムは、携帯端末を、前記携帯端末の位置である端末位置を特定する位置特定部、前記携帯端末を使用するユーザの複数の移動先の候補の中から、前記位置特定部が特定した前記端末位置に近い順に複数の移動先の候補を選択する選択部、及び、前記選択部が前記ユーザの移動先の候補を選択すると、前記移動先の候補の位置に仮想的な位置領域を示すジオフェンスを生成する生成部、として機能させる。
本発明によれば、ユーザが移動する可能性が高い位置にジオフェンスを生成しやすくすることができるという効果を奏する。
本実施形態に係る携帯端末の概要を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末の構成を示す図である。 新たにジオフェンスを生成する例を説明する図である。 本実施形態に係る携帯端末におけるジオフェンスの利用に係る処理の流れを示すフローチャートである。
[携帯端末1の概要]
図1は、本実施形態に係る携帯端末1の概要を示す図である。携帯端末1は、例えば、スマートフォンやタブレット等の携帯電話回線やインターネット回線に接続可能なコンピュータである。携帯端末1は、自身にインストールされているOS(オペレーティングシステム)の機能を利用することにより、実在する位置に対し、仮想的な位置領域を示すジオフェンスを生成する。
OSの機能を利用したジオフェンスの生成数には制約がある。このため、ユーザの移動先の候補が複数ある場合に、生成しようとするジオフェンスの数が制約を超えてしまうと、ユーザの移動先にジオフェンスを生成できないことがある。
このため、携帯端末1は、図1に示すように、ユーザの複数の移動先の候補Cの中から、自身の位置に近い順に複数の移動先の候補Cを選択し、選択した移動先の位置の候補Cに近い領域にジオフェンスGFを生成する。携帯端末1は、例えば1つの候補Cを含み、他の候補Cを含まないジオフェンスGFを生成する。携帯端末1は、移動先の位置の候補Cを含み、かつ移動前の位置を含まない領域にジオフェンスGFを生成してもよい。このようにすることで、携帯端末1は、ユーザが移動する可能性が高い位置にジオフェンスを生成しやすくすることができる。
[携帯端末1の構成]
続いて、携帯端末1の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る携帯端末1の構成を示す図である。図2に示すように、携帯端末1は、操作部11と、表示部12と、通信部13と、記憶部14と、制御部15とを備える。
操作部11は、例えば、ボタンや、表示部12に重畳して配置される接触センサ等により構成されている。操作部11は、各種操作をユーザから受け付ける。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等により構成される。表示部12は、制御部15の制御に応じて、各種情報を表示する。
通信部13は、例えば、携帯電話機の基地局や、無線LANのアクセスポイントと通信を行うための通信インタフェースである。
記憶部14は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。記憶部14は、制御部15が実行するプログラムを記憶している。例えば、記憶部14は、携帯端末1を、位置特定部151、選択部152、生成部153、滞在時間算出部154、登録部155として機能させるジオフェンス管理プログラムを記憶している。
なお、ジオフェンス管理プログラムは複数のプログラムにより構成されていてもよい。例えば、ジオフェンス管理プログラムは、位置特定部151、選択部152、生成部153として機能する生成プログラムと、滞在時間算出部154及び登録部155として機能する管理プログラムとにより構成されていてもよい。
制御部15は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部15は、記憶部14に記憶されたジオフェンス管理プログラムを実行することにより、位置特定部151、選択部152、生成部153、滞在時間算出部154、登録部155として機能する。
位置特定部151は、携帯端末1の位置である端末位置を特定する。位置特定部151は、例えば、携帯端末1に実装されているGNSS(Global Navigation Satellite System/全球測位衛星システム)を利用した位置特定機能やOSに実装されている携帯端末1の移動検知機能を用いて、携帯端末1が位置している緯度、経度を特定することにより端末位置を特定する。位置特定部151は、例えば、OSに実装されている携帯端末1の移動検知機能を用いて携帯端末1の移動を検知すると、GNSSを利用した位置特定機能を用いて端末位置を特定する。
選択部152は、携帯端末1を使用するユーザの複数の移動先の候補の中から、位置特定部151が特定した携帯端末1の端末位置に近い順に複数の移動先の候補を選択する。具体的には、まず、選択部152は、端末位置情報と、ユーザを識別するユーザIDとを通信部13を介して携帯端末1のユーザの行動を管理する管理システムに送信する。管理システムは、例えば、携帯端末1のユーザの営業活動を支援する営業支援システムである。
管理システムは、ユーザIDと、ユーザの複数の顧客に対応する顧客情報とを関連付けて記憶している。顧客情報には、複数の顧客のそれぞれを識別する顧客IDと、顧客の位置に対応する緯度、経度を示す顧客位置情報とが含まれている。また、管理システムは、ユーザIDと、ユーザの拠点に対応する拠点情報とを関連付けて記憶している。拠点には、ユーザが所属する企業の本社、営業所等、及びユーザの自宅が含まれている。拠点情報には、複数の拠点のそれぞれを識別する拠点IDと、拠点の位置を示す拠点位置情報とが含まれている。
管理システムは、携帯端末1からユーザIDと端末位置情報とを受信すると、ユーザIDに関連付けられている顧客情報及び拠点情報を参照し、端末位置情報が示す端末位置に近い順に所定数の顧客位置情報及び拠点位置情報をユーザの移動先の候補として選択する。所定数は、例えばOSが一度に生成可能なジオフェンスの数であるものとするが、OSが一度に生成可能なジオフェンスの数よりも少なく、ユーザが設定した数であってもよい。なお、ユーザIDに関連付けられる顧客情報は、特定の条件に合致するものに限定しても良い。特定条件は、例えば、ユーザが担当する取引先であるものとするが、ユーザが指定できるようにしてもよい。このようにすることで、ユーザが訪問する可能性が高い移動先の候補を選択しやすくすることができる。
管理システムは、選択したユーザの移動先の候補に対応する顧客ID及び顧客位置情報と、拠点ID及び拠点位置情報とを移動先候補情報として携帯端末1に送信する。選択部152は、通信部13を介して管理システムから移動先候補情報を取得することにより、移動先候補情報が示す顧客及び拠点をユーザの移送先の候補として選択する。このようにすることで、携帯端末1は、自身の位置に近く、ユーザが訪問する可能性が高い移動先の候補を選択しやすくすることができる。
また、選択部152は、ユーザが過去に滞在した移動先を、ユーザの移動先の候補として選択してもよい。この場合、選択部152は、管理システムに端末位置情報を送信し、ユーザが過去の所定期間の間に滞在した顧客及び拠点に対応する移動先候補情報を取得することにより、ユーザの移動先の候補を選択してもよい。所定期間は、例えば、現在日時から1年以内等の固定期間であるものとするが、ユーザが指定できるようにしてもよい。このようにすることで、携帯端末1は、ユーザが過去に訪問し、ユーザが再訪問する可能性が高い移動先の候補を選択しやすくすることができる。
また、選択部152は、ユーザが過去に滞在した顧客のうち、当日中に既に滞在した顧客を、移動先の候補として選択しないようにしてもよい。このようにすることで、携帯端末1は、当日中に既に訪問し、再訪問する可能性が低い顧客を移動先の候補から除外することができる。なお、選択部152は、当日中に既に滞在した顧客を移動先の候補として選択するか否かの設定を受け付けるようにしてもよい。そして、選択部152は、当該設定に基づいて、当日中に既に滞在した顧客を、移動先の候補として選択するか否かを決定してもよい。
また、選択部152は、携帯端末1が移動したことを検知すると、ユーザの移動先の候補を新たに選択してもよい。例えば、選択部152は、OSの機能を利用して、携帯端末1の移動を検知したり、携帯端末1が備える加速度センサ(不図示)が検知した加速度に基づいて、携帯端末1の移動を検知したりすると、位置特定部151が特定した最新の端末位置に基づいてユーザの移動先の候補を新たに選択する。なお、選択部152は、位置特定部151が特定した端末位置に基づいて、ジオフェンスを生成してから携帯端末1が所定距離移動したことを検知すると、ユーザの移動先の候補を新たに選択してもよい。
生成部153は、選択部152がユーザの移動先の候補を選択すると、選択された移動先の候補の位置にジオフェンスを生成する。例えば、生成部153は、選択部152がユーザの移動先の候補を選択したことに応じて、OSにジオフェンスの生成を要求することにより、ジオフェンスを生成する。
図3は、新たにジオフェンスを生成する例を説明する図である。以下、図3を参照しながら携帯端末1がジオフェンスを生成する例を説明する。図3には、移動先の候補C1〜C18が示されている。
生成部153は、例えば、選択されたユーザの移動先の候補に対応する顧客位置情報及び拠点位置情報のそれぞれに対応する位置と、ジオフェンスの半径とを指定してOSにジオフェンスの生成を要求することにより、当該位置を中心とし、指定した半径を有する円形の仮想領域であるジオフェンスをOSに生成させる。例えば、一度に生成するジオフェンスの数が6つであり、選択部152が図3(a)に示す候補C4〜C7、C9、C10を選択した場合、生成部153は、これらの6つの候補に対してジオフェンスを生成する。
なお、生成部153は、顧客位置情報及び拠点位置情報のそれぞれに対応する位置を中心としてジオフェンスを生成したが、これに限らない。生成部153は、顧客位置情報及び拠点位置情報のそれぞれに対応する位置を含むようにジオフェンスを生成すればよく、顧客位置情報及び拠点位置情報のそれぞれに対応する位置がジオフェンスの中心とならないようにジオフェンスを生成してもよい。
また、生成部153は、選択部152が携帯端末1の移動を検知してユーザの移動先の候補を新たに選択すると、既に生成されているジオフェンスを消去し、新たに選択された移動先の候補の位置に対応するジオフェンスを生成する。
例えば、生成部153は、選択部152がユーザの移動先の候補を新たに選択すると、既に生成されているジオフェンスのうち、新たに選択されなかった移動先の候補に対応するジオフェンスを消去する。例えば、携帯端末1が図3(b)に示す位置に移動し、選択部152が携帯端末1の移動を検知して候補C9、C12〜C16を選択したとする。この場合、生成部153は、図3(b)に示すように、新たに選択されなかった移動先の候補C4〜C7、C10に対応するジオフェンスを消去する。
そして、生成部153は、選択部152が新たに選択したユーザの移動先の候補のうち、ジオフェンスが生成されていない移動先の候補に対して新たにジオフェンスを生成する。例えば、携帯端末1が図3(b)に示す位置に移動した場合、生成部153は、図3(c)に示すように、ジオフェンスが生成されていない候補C12〜C16に対して新たにジオフェンスを生成する。このようにすることで、携帯端末1は、自身の移動に合わせてジオフェンスを生成しなおすことができる。また、携帯端末1は、位置の変化に基づいてジオフェンスを生成することで、ジオフェンスの生成回数を抑制し、ジオフェンスの生成に伴う電力消費を抑制することができる。
なお、生成部153は、選択部152がユーザの移動先の候補を選択したことに応じて無条件にジオフェンスを生成することとしたが、これに限らない。生成部153は、ユーザの訪問先の地域を特定し、位置特定部151が特定した端末位置が訪問先の地域に含まれる場合にジオフェンスを生成し、端末位置が当該訪問先の地域に含まれていない場合にジオフェンスを生成しないようにしてもよい。この場合、生成部153は、例えば携帯端末1のユーザが使用する管理システムにアクセスし、ユーザの訪問先の地域を特定してもよい。そして、生成部153は、位置特定部151が特定した端末位置が訪問先の地域に含まれている場合に、選択部152がユーザの移動先の候補を選択したことに応じて、ジオフェンスを生成してもよい。
また、生成部153は、現在の時刻が予め定められている時間帯に含まれている場合にジオフェンスを生成し、当該時間帯に含まれていない場合にジオフェンスを生成しないようにしてもよい。予め定められている時間帯は、例えば、ユーザの就業時間帯、通勤時間帯、及び帰宅時間帯である。この場合、生成部153は、現在の時刻が予め定められた時間帯になったタイミングでジオフェンスを生成し、予め定められた時間帯でなくなったタイミングで、生成されているジオフェンスを消去するようにしてもよい。
また、生成部153は、現在の曜日が予め定められている曜日と一致する場合にジオフェンスを生成し、当該曜日と一致しない場合にジオフェンスを生成しないようにしてもよい。予め定められている曜日は、例えば、ユーザが就業する曜日である。このようにすることで、ユーザの活動時間に限定してジオフェンスを生成することができるので、ジオフェンスの生成に伴う電力消費を抑制することができる。
また、管理システムにおいて、祝日等のユーザの非稼働日や、ユーザが臨時で稼働する指定稼働日を管理してもよい。そして、生成部153は、現在の日付がユーザの非稼働日と一致する場合に、ジオフェンスを生成しないようにし、現在の日付がユーザの指定稼働日と一致する場合に、ジオフェンスを生成するようにしてもよい。また、ユーザの非稼働日及び非稼働曜日は、ユーザ自身が設定できるようにしてもよい。
また、生成部153は、選択部152が選択した移動先の候補の属性を特定してもよい。例えば、移動先の候補の属性は、例えばジオフェンスの広さの決定に用いる情報であり、敷地の広さを示す情報である。候補の属性は、例えば管理システムにおいて、顧客ID、拠点IDに関連付けられて記憶されている。生成部153は、選択部152が選択した移動先の候補に対応する顧客ID又は拠点IDを含み、属性の取得を要求する属性取得要求を管理システムに送信し、管理システムから属性を示す属性情報を取得することにより、移動先の候補の属性を特定する。生成部153は、移動先の候補の位置に対して、特定した属性に基づく広さを有するジオフェンスを生成する。このようにすることで、携帯端末1は、移動先の候補の所在地の広さに対応してジオフェンスを生成することができる。
また、生成部153は、属性に基づく広さを有するジオフェンスを生成した後に、ユーザが当該ジオフェンスに侵入又は脱出したことに応じて、ジオフェンスの広さが適切であるか否かの選択を操作部11を介してユーザから受け付けるようにしてもよい。そして、生成部153は、ジオフェンスの広さが適切ではないとユーザが選択した場合に、操作部11を介してユーザからジオフェンスの広さを示す広さ情報を受け付け、受け付けた広さ情報を、当該ジオフェンスに対応する顧客ID、拠点IDに関連付けて記憶させるようにしてもよい。そして、再び当該ジオフェンスを生成する場合に、広さ情報に対応する広さを有するジオフェンスを生成してもよい。
滞在時間算出部154は、位置特定部151が特定した携帯端末1の位置に基づいて、携帯端末1がジオフェンスに侵入した時刻である侵入時刻と、携帯端末1がジオフェンスから脱出した時刻である脱出時刻とを特定する。滞在時間算出部154は、例えばOSからジオフェンスへの侵入時刻と、ジオフェンスからの脱出時刻とを取得することにより、侵入時刻と脱出時刻とを取得する。
滞在時間算出部154は、ジオフェンスからの脱出時刻をOSから取得することにより脱出時刻を特定すると、特定した侵入時刻から脱出時刻までの時間を、当該ジオフェンスに対応する移動先の候補に対応する滞在時間として算出する。このようにすることで、携帯端末1は、ジオフェンスへの侵入時刻と脱出時間とに基づいて、ユーザの訪問先への訪問時間を特定することができる。
登録部155は、滞在時間算出部154が滞在時間を算出すると、滞在時間が算出されたジオフェンスに対応する移動先を示す情報と、算出された滞在時間と、ユーザIDとを関連付けて管理システムに登録する。なお、登録部155は、滞在時間が算出されたことに応じて、滞在時間が算出されたジオフェンスに対応する移動先を示す情報と、算出された滞在時間と、ユーザIDとを関連付けて管理システムに登録したが、これに限らない。登録部155は、携帯端末1がジオフェンスに侵入したタイミングで侵入時刻とユーザIDとを関連付けて管理システムに登録してもよい。同様に、登録部155は、携帯端末1がジオフェンスから脱出したタイミングで脱出時刻とユーザIDとを関連付けて管理システムに登録してもよい。そして、管理システムは、侵入時刻と脱出時刻とに基づいて滞在時間を算出してもよい。
具体的には、登録部155は、滞在時間が算出されたジオフェンスが顧客に対応している場合、当該顧客の顧客IDと、算出された滞在時間と、ユーザIDとを関連付けた訪問履歴情報を、通信部13を介して管理システムに送信することにより、顧客への訪問履歴を管理システムに登録する。登録部155は、ジオフェンスがユーザの勤務地としての拠点に対応している場合に、ジオフェンスへの侵入時刻を勤務先への出社時間又は帰社時間、ジオフェンスからの脱出時刻を退社時間又は外出時間として管理システムに登録する。登録部155は、侵入時刻が属する時間帯に基づいて侵入時刻が出社時間であるか帰社時間であるかを判定したり、脱出時刻が属する時間帯に基づいて脱出時刻が退社時間であるか外出時間であるかを判定してもよい。
なお、登録部155は、ジオフェンスが拠点に対応している場合には、ジオフェンスへの侵入時刻、脱出時刻の一方を管理システムに登録するようにしてもよい。例えば、登録部155は、ジオフェンスが自宅に対応している場合に、ジオフェンスからの脱出時刻を自宅から訪問先への直行時間、ジオフェンスへの侵入時刻を訪問先から自宅への直帰時間として管理システムに登録してもよい。また、出社時間、脱出時間、直行時間、直帰時間の登録先は、ユーザが所属する企業等が利用する勤怠システムであってもよい。
また、登録部155は、滞在時間算出部154が算出した滞在時間が予め定められた時間(例えば3分)以内である場合に、算出した滞在時間を管理システムに登録しないようにしてもよい。このようにすることで、ユーザが、ジオフェンスに対応する顧客の周辺を通過した場合に、管理システムに訪問履歴情報として誤登録されることを抑制することができる。
また、登録部155は、ジオフェンスが生成された地域、日時、当該ジオフェンスに対応する移動先の候補に関する情報の少なくともいずれかに基づく侵入時刻及び脱出時刻の管理システムへの登録条件が満たされているか否かを判定してもよい。この場合、例えば、記憶部14に、管理システムへの登録条件を記憶させておく。
登録条件は、例えば、ジオフェンスが生成された地域が、ユーザ又は管理システムにより予め定められた訪問先の地域に含まれていること、ジオフェンスが生成された地域が、ユーザ又は管理システムにより予め定められた非訪問地域に含まれていないことである。登録条件は、ジオフェンスが生成された時間帯又は曜日が、ユーザ又は管理システムにより予め定められたユーザの稼働時間帯又は稼働曜日に含まれていること、ジオフェンスが生成された日が平日であること、又は祝日ではないこと、ジオフェンスが生成された時間帯又は曜日がユーザ又は管理システムにより予め定められたユーザの非稼働日、非稼働曜日に含まれていないことであってもよい。また、登録条件は、ジオフェンスに対応する顧客又は拠点がユーザ又は管理システムにより予め定められた顧客又は拠点と一致すること、ジオフェンスに対応する顧客又は拠点がユーザ又は管理システムにより予め定められた非登録顧客又は非登録拠点と一致しないことであってもよい。また、登録条件は、上述した登録条件の少なくともいずれかを組み合わせたものであってもよい。
そして、登録部155は、ジオフェンスに対応する侵入時刻及び脱出時刻の管理システムへの登録条件が満たされていると判定すると、当該ジオフェンスへの侵入時刻及び脱出時刻を管理システムに登録する。このようにすることで、携帯端末1は、ジオフェンスへの侵入時刻及び脱出時刻の管理システムへの登録を制御することができる。
また、滞在時間算出部154が侵入時刻又は脱出時刻を特定した場合、又は滞在時間を算出した場合に携帯端末1の通信部13が、基地局や無線LANのアクセスポイントと通信できない場合がある。この場合、登録部155は、滞在時間算出部154が侵入時刻、又は脱出時刻を特定したことに応じて、侵入時刻又は脱出時刻と、当該侵入時刻又は脱出時刻が特定されたジオフェンスに対応する移動先に対応する顧客ID又は拠点IDとを関連付けて記憶部14に記憶させる。同様に、登録部155は、滞在時間算出部154が滞在時間を算出したことに応じて、滞在時間と、当該滞在時間が算出されたジオフェンスに対応する移動先に対応する顧客ID又は拠点IDとを関連付けて記憶部14に記憶させる。そして、登録部155は、通信部13による通信が可能となった場合に、通信部13を介して、ユーザIDと、記憶部14に記憶されている侵入時刻、脱出時刻、又は滞在時間と、顧客ID又は拠点IDとを管理システムに送信する。このようにすることで、携帯端末1は、侵入時刻、脱出時刻を特定したタイミング、又は滞在時間を算出したタイミングで通信部13による通信が行えない場合であっても、通信が可能となったタイミングで侵入時刻、脱出時刻、滞在時間を登録することができる。
[携帯端末1における処理の流れ]
続いて、携帯端末1におけるジオフェンスの利用に係る処理の流れについて説明する。図4は、本実施形態に係る携帯端末1におけるジオフェンスの利用に係る処理の流れを示すフローチャートである。携帯端末1は、記憶部14に記憶されているジオフェンス管理プログラムを実行すると、当該プログラムの実行が中止されるまで図4に示すフローチャートの処理を実行する。
まず、位置特定部151は、携帯端末1の移動を検知したか否かを判定する(S1)。位置特定部151は、携帯端末1の移動を検知したと判定すると、S2に処理を移し、携帯端末1の移動を検知していないと判定すると、S1を再実行する。
続いて、位置特定部151は、端末位置を特定する(S2)。
続いて、選択部152は、位置特定部151が特定した端末位置に近い順にユーザの移動先の候補を複数選択する(S3)。
続いて、選択部152は、ジオフェンスが生成済であるか否かを判定する(S4)。選択部152は、ジオフェンスが生成済であると判定すると、S5に処理を移し、ジオフェンスが生成済ではないと判定すると、S6に処理を移す。
続いて、生成部153は、選択部152により選択されていない移動先の候補に対応するジオフェンスを消去する(S5)。
続いて、生成部153は、選択部152により新たに選択された移動先の候補に対応するジオフェンスを生成する(S6)。生成部153は、S6の処理が終了すると、S1に処理を移す。
[本実施形態における効果]
以上説明したように、本実施形態に係る携帯端末1は、ユーザの複数の移動先の候補の中から、位置特定部151が特定した端末位置に近い順に複数の移動先の候補を選択し、選択した移動先の候補の位置にジオフェンスを生成する。このようにすることで、携帯端末1は、ユーザが移動する可能性が高い位置にジオフェンスを生成しやすくすることができる。
また、携帯端末1は、自身がジオフェンスに侵入した侵入時刻と、ジオフェンスから脱出した脱出時刻とを特定する。そして、携帯端末1は、侵入時刻、脱出時刻、及び侵入時刻から脱出時刻までの滞在時間の少なくともいずれかと、ユーザIDと、ジオフェンスに対応する移動先を示す情報とを関連付けてユーザの行動を管理する管理システムに登録する。このようにすることで、ユーザが、顧客を訪問し商談を進める行動、拠点への出社、帰社に関する報告、自宅からの直行、直帰に関する報告を入力する作業を削減することができる。また、管理システムにおいて、侵入時刻、脱出時刻、及び滞在時間がデジタルデータ化されて登録されるので、これらのデータを活用することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、位置特定部151は、携帯端末1が位置している緯度、経度を特定することにより端末位置を特定したが、携帯端末1が位置している標高をさらに特定してもよい。位置特定部151は、GNSS、OSに実装されている位置特定機能、又は携帯端末1が備える加速度センサが検知した加速度に基づいて標高を特定してもよい。
この場合において、顧客の位置に対応する緯度、経度、標高(又は階数)を示す顧客位置情報を管理システムに記憶させておき、選択部152が、同一の水平位置に対し、垂直方向に複数の顧客位置情報を選択してもよい。そして、生成部153は、選択部152が選択した同一の水平位置に対応する複数の顧客位置情報に基づいて、垂直方向に複数のジオフェンスを生成してもよい。このようにすることで、同一のビルの異なる階に複数の顧客が入居している場合であっても、携帯端末1は、複数の顧客それぞれに対応するジオフェンスに基づいて、複数の顧客それぞれに対する滞在時間を特定することができる。
また、例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
1・・・携帯端末、11・・・操作部、12・・・表示部、13・・・通信部、14・・・記憶部、15・・・制御部、151・・・位置特定部、152・・・選択部、153・・・生成部、154・・・滞在時間算出部、155・・・登録部

Claims (11)

  1. 仮想的な位置領域を示すジオフェンスを生成する携帯端末であって、
    前記携帯端末の位置である端末位置を特定する位置特定部と、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの移動先の候補である顧客の位置を示す複数の顧客位置情報と、顧客を識別するための顧客識別情報と、を関連付けて記憶し、前記ユーザの行動を管理する管理システムを参照し、前記携帯端末を使用する端末ユーザの前記ユーザ識別情報に対応する前記複数の顧客位置情報に対応する複数の前記移動先の候補の中から、前記位置特定部が特定した前記端末位置に近い順に複数の前記移動先の候補を選択する選択部と、
    前記選択部が前記端末ユーザに対応する前記複数の移動先の候補を選択すると、前記複数の移動先の候補である顧客の位置に複数の前記ジオフェンスを生成する生成部と、
    前記位置特定部が特定した前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末が前記ジオフェンスに侵入した時刻である侵入時刻と、前記携帯端末が前記ジオフェンスから脱出した時刻である脱出時刻とを特定し、特定した前記侵入時刻から前記脱出時刻までの時間を、前記ジオフェンスに対応する前記顧客の位置における滞在時間として算出する滞在時間算出部と、
    前記滞在時間算出部が算出した前記顧客の位置における前記滞在時間と、前記端末ユーザの前記ユーザ識別情報と、前記滞在時間を算出した前記ジオフェンスに対応する前記顧客の位置に関連付けられた前記顧客識別情報と、を関連付けて前記顧客への訪問履歴として前記管理システムに登録する登録部と、
    を備える携帯端末。
  2. 前記選択部は、前記端末ユーザが過去に滞在した前記移動先を、前記端末ユーザの移動先の候補として選択する、
    請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記生成部は、前記選択部が選択した前記移動先の候補の属性を特定し、前記移動先の候補の位置に対して、特定した属性に基づく広さを有する前記ジオフェンスを生成する、
    請求項1又は2に記載の携帯端末。
  4. 前記選択部は、前記携帯端末が移動したことを検知すると前記端末ユーザの移動先の候補を新たに選択し、
    前記生成部は、前記選択部が前記端末ユーザの移動先の候補を新たに選択すると、既に生成されている前記ジオフェンスを消去し、新たに選択された前記移動先の候補の位置に対応する前記ジオフェンスを生成する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末。
  5. 前記選択部は、前記生成部が前記ジオフェンスを生成してから前記位置特定部が特定した前記端末位置が所定距離以上変化すると、前記端末ユーザの移動先の候補を新たに選択する、
    請求項4に記載の携帯端末。
  6. 前記登録部は、前記滞在時間算出部が特定した前記侵入時刻と前記脱出時刻とを、前記端末ユーザを識別する前記ユーザ識別情報と、前記侵入時刻及び前記脱出時刻を算出した前記ジオフェンスに対応する前記顧客の位置に関連付けられた前記顧客識別情報と、を関連付けて前記顧客への訪問履歴として前記管理システムに登録する
    請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯端末。
  7. 前記登録部は、前記ジオフェンスが生成された地域、日時、前記ジオフェンスに対応する移動先の候補に関する情報の少なくともいずれかに基づく前記侵入時刻及び前記脱出時刻の前記管理システムへの登録条件が満たされているか否かを判定し、前記登録条件が満たされていると判定すると、前記侵入時刻及び前記脱出時刻を前記管理システムに登録する、
    請求項に記載の携帯端末。
  8. 前記生成部は、前記端末ユーザの訪問先の地域を特定し、前記位置特定部が特定した前記端末位置が前記訪問先の地域に含まれる場合に前記ジオフェンスを生成する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の携帯端末。
  9. 前記生成部は、現在の時刻が予め定められている時間帯に含まれている場合に前記ジオフェンスを生成する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の携帯端末。
  10. 携帯端末が実行する、
    前記携帯端末の位置である端末位置を特定するステップと、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの移動先の候補である顧客の位置を示す複数の顧客位置情報と、顧客を識別するための顧客識別情報と、を関連付けて記憶し、前記ユーザの行動を管理する管理システムを参照し、前記携帯端末を使用する端末ユーザの前記ユーザ識別情報に対応する前記複数の顧客位置情報に対応する複数の前記移動先の候補の中から、特定された前記端末位置に近い順に複数の前記移動先の候補を選択するステップと、
    前記端末ユーザに対応する前記複数の移動先の候補が選択されると、前記複数の移動先の候補である顧客の位置に仮想的な位置領域を示す複数のジオフェンスを生成するステップと、
    特定された前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末が前記ジオフェンスに侵入した時刻である侵入時刻と、前記携帯端末が前記ジオフェンスから脱出した時刻である脱出時刻とを特定し、特定した前記侵入時刻から前記脱出時刻までの時間を、前記ジオフェンスに対応する前記顧客の位置における滞在時間として算出するステップと、
    算出された前記顧客の位置における滞在時間と、前記端末ユーザの前記ユーザ識別情報と、前記滞在時間を算出した前記ジオフェンスに対応する前記顧客の位置に関連付けられた前記顧客識別情報と、を関連付けて前記顧客への訪問履歴として前記管理システムに登録するステップと、
    を有する生成方法。
  11. 携帯端末を、
    前記携帯端末の位置である端末位置を特定する位置特定部、
    ユーザを識別するユーザ識別情報と、前記ユーザの移動先の候補である顧客の位置を示す顧客位置情報と、顧客を識別するための顧客識別情報と、を関連付けて記憶し、前記ユーザの行動を管理する管理システムを参照し、前記携帯端末を使用する端末ユーザの前記ユーザ識別情報に対応する複数の顧客位置情報に対応する複数の前記移動先の候補の中から、前記位置特定部が特定した前記端末位置に近い順に複数の前記移動先の候補を選択する選択部
    前記選択部が前記端末ユーザに対応する前記複数の移動先の候補を選択すると、前記複数の移動先の候補である顧客の位置に仮想的な位置領域を示す複数のジオフェンスを生成する生成部、
    前記位置特定部が特定した前記携帯端末の位置に基づいて、前記携帯端末が前記ジオフェンスに侵入した時刻である侵入時刻と、前記携帯端末が前記ジオフェンスから脱出した時刻である脱出時刻とを特定し、特定した前記侵入時刻から前記脱出時刻までの時間を、前記ジオフェンスに対応する前記顧客の位置における滞在時間として算出する滞在時間算出部、及び、
    前記滞在時間算出部が算出した前記顧客の位置における前記滞在時間と、前記端末ユーザの前記ユーザ識別情報と、前記滞在時間を算出した前記ジオフェンスに対応する前記顧客の位置に関連付けられた前記顧客識別情報と、を関連付けて前記顧客への訪問履歴として前記管理システムに登録する登録部、
    として機能させる生成プログラム。
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