JP6863449B2 - 鋳造設備の作動方法及び作動装置 - Google Patents

鋳造設備の作動方法及び作動装置 Download PDF

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Description

本発明は、鋳型造型ラインで造型された鋳型へ溶湯を注湯して鋳物を生産する鋳造設備の作動方法及び作動装置に関する。
従来、鋳造設備としての鋳型造型ラインにおいて、鋳物生産の際に鋳型造型ラインから各種データを収集すること、及び、鋳型造型ラインをモニタすることは公知にされている(例えば、特許文献1参照)。
鋳造設備による鋳物生産では、何らかの理由で不良鋳物を生産してしまうことが多々ある。しかし、特許文献1では、鋳型造型ラインから収集した各種データをどのように利用して、不良鋳物の発生防止に繋げるかという点については、具体的、且つ、詳細に検討されていない。このため、不良鋳物の発生への早急な対応ができず、鋳物の生産計画を乱してしまうという問題があった。
本発明は、上記の問題に鑑みて成されたもので、不良鋳物の発生への早急な対応が可能で、鋳物の生産計画の乱れを抑制することができる鋳造設備の作動方法及び作動装置を提供することを目的とする。
特開2001−321927号公報
上記の目的を達成するために本発明の鋳造設備の作動方法は、鋳造設備を構成する少なくとも一つの装置における少なくとも一つの固有データを測定してデータベースに保存する工程と、該保存された前記固有データに基づいて少なくとも一つの不良の発生を判定する工程と、該不良の発生を解消するために前記鋳造設備の作動に係る処置を促す工程と、を有することを特徴とする。
また本発明の鋳造設備の作動方法は、前記不良の発生を判定する工程が、前記固有データが予め設定された閾値外又は許容範囲外であるかどうかを判定する工程を含むことを特徴とする。
さらに本発明の鋳造設備の作動方法は、前記鋳造設備を構成する複数の前記装置における複数の前記固有データを、1ロット毎に測定して収集し、前記データベースに保存することを特徴とする。
さらに本発明の鋳造設備の作動方法は、前記不良が、前記鋳造設備の一部を構成する鋳型造型ラインで造型されて型合せされた上下鋳型の型ずれであることを特徴とする。
さらに本発明の鋳造設備の作動方法は、前記鋳造設備の作動中に前記不良の発生源を推定する工程を有することを特徴とする。
さらに本発明の鋳造設備の作動方法は、前記不良が、前記鋳造設備の一部を構成する抜枠造型機で造型されて型合せされた上下鋳型の型ずれであることを特徴とする。
さらに本発明の鋳造設備の作動方法は、前記鋳造設備の作動中に前記型ずれの発生源を推定する工程が、前記抜枠造型機から前記上下鋳型を押し出す際の該上下鋳型の押し出し方向の第1加速度を第1加速度センサにより測定する工程と、前記抜枠造型機において抜枠される際の前記上下鋳型の抜き出し方向の第2加速度を第2加速度センサにより測定する工程と、を含むことを特徴とする。
さらに本発明の鋳造設備の作動方法は、前記第1加速度及び前記第2加速度は、予め閾値又は許容範囲が設定されており、該閾値又は許容範囲が前記鋳造設備の作動中に変更されることを特徴とする。
さらに本発明の鋳造設備の作動方法は、前記第1加速度センサにより、さらに、前記上下鋳型の上下方向の加速度を測定することを特徴とする。
また上記の目的を達成するために本発明の鋳造設備の作動装置は、鋳造設備を構成する少なくとも一つの装置における少なくとも一つの固有データを測定する測定手段と、該測定された前記固有データを保存するデータベースと、該保存された前記固有データに基づいて少なくとも一つの不良の発生を判定するための制御手段と、を具備することを特徴とする。
また本発明の鋳造設備の作動装置は、前記不良が、前記鋳造設備の一部を構成する鋳型造型ラインで造型されて型合せされた上下鋳型の型ずれであることを特徴とする。
さらに本発明の鋳造設備の作動装置は、前記不良が、前記鋳造設備の一部を構成する抜枠造型機で造型されて型合せされた上下鋳型の型ずれであって、該型ずれを検知する型ずれ検知装置を備えたことを特徴とする。
さらに本発明の鋳造設備の作動装置は、前記抜枠造型機の機外に前記上下鋳型を押し出す鋳型押し出し装置における鋳型押し出し部材に装着された第1加速度センサと、前記抜枠造型機において抜枠される際に前記上下鋳型を受ける鋳型受け部材に装着された第2加速度センサと、を備えたことを特徴とする。
本発明は、鋳造設備を構成する少なくとも一つの装置における少なくとも一つの固有データを測定してデータベースに保存する工程と、該保存された前記固有データに基づいて少なくとも一つの不良の発生を判定する工程と、該不良の発生を解消するために前記鋳造設備の作動に係る処置を促す工程と、を有するようにしたから、不良鋳物の発生への早急な対応が可能で、鋳物の生産計画の乱れを抑制することができる等種々の効果がある。
この出願は、日本国で2017年3月13日に出願された特願2017−047517号に基づいており、その内容は本出願の内容として、その一部を形成する。
また、本発明は以下の詳細な説明により更に完全に理解できるであろう。しかしながら、詳細な説明および特定の実施例は、本発明の望ましい実施の形態であり、説明の目的のためにのみ記載されているものである。この詳細な説明から、種々の変更、改変が、当業者にとって明らかだからである。
出願人は、記載された実施の形態のいずれをも公衆に献上する意図はなく、開示された改変、代替案のうち、特許請求の範囲内に文言上含まれないかもしれないものも、均等論下での発明の一部とする。
本明細書あるいは請求の範囲の記載において、名詞及び同様な指示語の使用は、特に指示されない限り、または文脈によって明瞭に否定されない限り、単数および複数の両方を含むものと解釈すべきである。本明細書中で提供されたいずれの例示または例示的な用語(例えば、「等」)の使用も、単に本発明を説明し易くするという意図であるに過ぎず、特に請求の範囲に記載しない限り本発明の範囲に制限を加えるものではない。
本発明の鋳造設備の実施形態を示す概要構成図である。 型ずれ検知装置を示す概要構成平面図である。 抜枠鋳型造型ラインの一部分を示す正面図である。 抜枠鋳型造型ラインの一部分を示す平面図であって、上下鋳型を押し出した状態を示す図である。 型ずれの発生源を推定する例を説明するためのフローチャートである。 抜枠動作を説明するための部分概要図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳しく説明する。本発明において鋳造設備とは、鋳物を鋳造により生産する設備のことである。なお、ここで言う鋳造設備には、造型する鋳物砂を準備する砂処理ライン、鋳型を造型する鋳型造型ライン、造型された鋳型に溶湯を注湯する注湯ライン、注湯するための溶湯を準備する溶湯搬送ライン、生産された鋳物に所定の処理(例えば、堰折り)を施す後処理ライン、生産された鋳物の検査を行う検査ラインのうち、いずれかのみの場合であっても、これに含まれる。また、砂処理ライン、鋳型造型ライン、注湯ライン、溶湯搬送ライン、後処理ライン、検査ラインの中から選択された複数のラインを組み合わせたものであっても、これに含まれる。なお、鋳型造型ラインには、鋳型内で鋳物(製品)を冷却する冷却ラインも含まれる。
本実施形態の鋳造設備の概要構成について、図1を用いて説明する。なお、本実施形態の鋳造設備は、鋳物砂(本実施形態では生型砂)を用いて鋳型を造型し、造型された鋳型に溶湯を注湯して鋳物を生産する設備である。図1に示すように、鋳造設備は砂処理ライン100を備えており、砂処理ライン100の下流には鋳型造型ライン200が配置されている。
鋳型造型ライン200に隣接した位置には注湯ライン300が配置されており、注湯ライン300の上流には溶湯搬送ライン400が配置されている。また、鋳型造型ライン200の下流には後処理ライン500が配置されており、後処理ライン500の下流には検査ライン600が配置されている。
このように構成された鋳造設備は、鋳造設備を構成する複数の装置における複数の固有データを、1ロット毎に測定して収集し、データベースに保存するようになっている。なお、本発明において1ロット毎とは、例えば、1鋳型毎又は1製品毎のことである。ここでいう1鋳型毎とは、型合わせされる上下鋳型一つ毎の意味であり、1製品毎とは、製品1個毎の意味である。また、本発明において固有データとは、装置によって測定可能なデータのことを言う。
本実施形態では1鋳型毎に、複数の装置における複数の固有データを測定して収集し、データベースに保存している。この点につき、例示すると、鋳型造型ライン200の一部を構成する抜枠造型機201では、固有データとして、例えば、上下鋳型のスクイズ圧力を測定する。スクイズ圧力は測定手段としての圧力センサで測定する。また、鋳枠内へ鋳物砂を充填するためのエアレーションエアーの圧力を測定する。エアレーションエアーの圧力は、スクイズ圧力測定手段としての圧力センサとは別の、測定手段としての圧力センサで測定する。
また、鋳型造型ライン200の一部を構成する造型機上部ベルトフィーダ202では、固有データとして、例えば、造型機上部ベルトフィーダ202上の鋳物砂の圧縮強度、引張強度、せん断強度、含水率、通気度、コンパクタビリティ値、砂温度を測定する。これらの鋳物砂の砂性状は、造型機上部ベルトフィーダ202に隣接された測定手段としての砂性状測定装置で測定する。
このように測定して収集した複数の装置における複数の固有データは、1鋳型毎に、制御手段700(本実施形態では制御盤)内のデータベース701に保存される。なお、鋳造設備を構成する砂処理ライン100、鋳型造型ライン200、注湯ライン300、溶湯搬送ライン400、後処理ライン500、検査ライン600と、制御手段700とは電気的に接続されている。(接続状態は図示省略)
なお、本実施形態では、上述した鋳型造型ライン200のみならず、砂処理ライン100、注湯ライン300、溶湯搬送ライン400、後処理ライン500、検査ライン600でも、必要に応じて1鋳型毎に複数の装置における複数の固有データを測定して収集し、データベース701に保存している。(具体的な例示は省略)
このように本実施形態では、鋳造設備を構成する砂処理ライン100、鋳型造型ライン200、注湯ライン300、溶湯搬送ライン400、後処理ライン500、検査ライン600において、1鋳型毎に複数の装置における複数の固有データを測定して収集し、データベース701に保存している。このため、鋳造設備を構成する複数の装置における複数の固有データが1鋳型毎に関連付けられてデータベース701に保存されることになる。
次に、データベース701に保存された固有データに基づいて不良の発生を判定する一例を説明する。なお、本発明において不良とは、不良鋳物が発生する原因となる因子のことを言う。不良の一例としては例えば、型合せされた上下鋳型のずれによる鋳型不良である「型ずれ」が挙げられる。型ずれした上下鋳型に溶湯を注湯した場合、鋳物の上半部と下半部にずれが生じた不良鋳物になる。
ここで、データベース701に保存された固有データに基づいて型ずれの発生を判定する一例を説明する。図2は抜枠鋳型造型ラインにおいて、図示されない搬送手段(プッシャー装置及びクッション装置)により1ピッチ分(1鋳型分)ずつ間欠搬送される上下鋳型1、2を平面視で示している。上下鋳型1、2の搬送方向がY軸方向で、上下鋳型1、2の搬送方向と直交する方向がX軸方向である。上下鋳型1、2に隣接する位置には昇降可能な型ずれ検知装置3が配設されている。符号7は第1距離測定手段4、第2距離測定手段5、第3距離測定手段6の支持フレームで、この三つの距離測定手段は、本実施形態ではレーザー変位センサを用いている。
まず、上鋳型1において、第1距離測定手段4で点1aまでの距離S1を、第2距離測定手段5で点1bまでの距離S2を、第3距離測定手段6で点1cまでの距離S3を測定する。測定した距離S1、S2、S3は、データベース701に保存され、演算手段702にて、上鋳型1の水平方向の中心位置と回転角が算出される。
次に、型ずれ検知装置3が図示されない昇降シリンダにより下降される。その後、下鋳型2において、第1距離測定手段4で点2aまでの距離S4を、第2距離測定手段5で点2bまでの距離S5を、第3距離測定手段6で点2cまでの距離S6を測定する。この測定までを間欠搬送で上下鋳型1、2が停止している間に行う。測定した距離S4、S5、S6は、データベース701に保存され、演算手段702にて、下鋳型2の水平方向の中心位置と回転角が算出される。
演算手段702では、上鋳型1及び下鋳型2の中心位置と回転角から、矩形の4隅の位置座標を算出する。そして、上鋳型1と下鋳型2の相対する4隅の水平座標間距離を算出する。演算手段702で算出した上鋳型1と下鋳型2の相対する4隅の水平座標間距離に基づき、型ずれを判定する。本実施形態では、該水平座標間距離の許容範囲を0.5mm以下としており、この場合、許容される範囲は0〜0.5mmとなる。4隅のずれがこの許容範囲内に入っているかを調べて、型ずれを判定する。
この判定は演算手段702で行ってもよいし、型ずれ検知装置3に専用の演算手段(図示せず)で行ってもよい。本実施形態では、4隅のうちいずれか一つのずれが許容範囲を超えていれば型ずれと判定する。
上述のようにして型ずれと判定された場合、今後の型ずれの発生を解消するために鋳造設備の作動に係る処置を促す。この一例について説明する。型ずれが発生する原因の一つとしては、抜枠造型機201から機外の定盤台車10上に上下鋳型1、2を押し出す鋳型押し出し装置8(図3参照)の鋳型を押し出す際の初速が速すぎることが挙げられる。したがって、鋳型押し出し装置8の初速が遅くなるように促す。例えば、制御手段700でその動作をさせるための信号を送信しても、その動作をさせるように表示しても、その動作をさせるようにアラーム音を発してもよい。鋳型押し出し装置8の初速を遅くするように促されると、該初速の設定を自動又は手動で修正する。このような処置を施して、次のサイクルからの型ずれの発生を解消する。
型ずれと判定された場合、上述のような処置を施して、次のサイクルからの型ずれの発生を解消すれば、事実上、問題は生じない。だが、これに加えて、鋳造設備の作動中に型ずれの発生源を推定すると、より好ましい。次に、この鋳造設備の作動中に型ずれの発生源を推定することを加えた一例について、抜枠鋳型造型ラインを例にとって説明する。
図3は抜枠鋳型造型ラインの一部分を示す正面図である。図3において、符号8は抜枠造型機201の基台9上に配設された鋳型押し出し装置である。ここで鋳型押し出し装置8の構成について図4も用いて説明する。図4は抜枠鋳型造型ラインの一部分を示す平面図であって、上下鋳型1、2を押し出した状態を示す図である。
鋳型押し出し装置8は、間隔をおいて配置された2本の第1シリンダ8aを備えている。第1シリンダ8aのピストンロッドの先端には中間部材8bが連結されている。中間部材8bの中央には第2シリンダ8cが装着されており、第2シリンダ8cのピストンロッドの先端には鋳型押し出し部材8dが連結されている。鋳型押し出し装置8は、第1シリンダ8a、第2シリンダ8cの順に伸長作動されることにより、抜枠造型機201から機外の定盤台車10上に上下鋳型1、2を押し出すようになっている。
鋳型押し出し部材8dの裏面には第1加速度センサ11が装着されている。この第1加速度センサ11は、X、Y、Zの3方向(図3、図4参照)の加速度を測定できるセンサである。また、基台9の中央上部には、抜枠される上下鋳型1、2を受ける鋳型受け部材12が配設されている。鋳型受け部材12は図示されない昇降シリンダにより昇降可能にされている。図3は抜枠が終了して上下鋳型1、2が下降された状態である。
鋳型受け部材12の裏面には第2加速度センサ13が装着されている。この第2加速度センサ13は、X、Y、Zの3方向の加速度を測定できるセンサである。符号14は、鋳型受け部材12から定盤台車10まで上下鋳型1、2を押し出すために、基台9上に配設された受け渡し板である。なお、定盤台車10まで押し出された上下鋳型1、2は、定盤台車10上に載置された状態で、図示されない搬送手段(プッシャー装置及びクッション装置)により1ピッチ分(1鋳型分)ずつ間欠搬送される。定盤台車10はレール15上を走行する。
本例の作動について、図5のフローチャートに基づき説明する。本例では第1加速度センサ11により、抜枠造型機201から上下鋳型1、2を押し出す際の該上下鋳型1、2の押し出し方向(X方向)の第1加速度Gを測定する。この第1加速度は予め閾値G01が設定されており、本実施形態では閾値G01は2G以下(Gは重力加速度)と設定されている。
測定された第1加速度Gはデータベース701に保存され、G≦G01であるかを判定する。即ち、第1加速度Gが2G以下であるかを判定する。第1加速度Gが2G以下である場合、上述した型ずれ検知装置3での型ずれの判定結果を確認する。該結果が「型ずれしていない」場合、第1加速度Gが閾値内に納まっており、型ずれもしていないので、異常はないと判断し、上下鋳型1、2には通常通り注湯する。
該結果が「型ずれしている」場合、注湯するかしないかを自動又は手動で選択する。該選択が「注湯する」場合、できあがった製品を検査ライン600で精密に検査する等の対応をする。なお、できあがった製品の検査結果をデータベース701に保存するようにしてもよい。該選択が「注湯しない」場合、一つ多く上下鋳型1、2を造型するように造型計画を変更する指令を制御手段700に出す。
また、本例では第2加速度センサ13により、抜枠造型機201において抜枠される際の上下鋳型1、2の抜き出し方向(Z方向)の第2加速度Gを測定する。この第2加速度は予め閾値G02が設定されており、本実施形態では閾値G02は2G以下と設定されている。
測定された第2加速度Gはデータベース701に保存され、G≦G02であるかを判定する。即ち、第2加速度Gが2G以下であるかを判定する。第2加速度Gが2G以下である場合、第1加速度Gの閾値G01、及び、第2加速度Gの閾値G02を再設定する。具体的には、現状の閾値G01から0.1を減じた数値を新たな閾値G01とする。閾値G02も同様に、現状の閾値G02から0.1を減じた数値を新たな閾値G02とする。
この再設定をする理由について説明する。この場合、上述から分かる通り、測定された第1加速度G及び第2加速度Gが閾値G01及び閾値G02内に納まっているのに、「型ずれしている」状態である。このような状態だと、閾値G01及び閾値G02の数値の設定自体が良くないことが考えられる。したがって、現状の閾値G01及び閾値G02を各々、僅かに狭める処置を施し、閾値G01及び閾値G02の最適化を図る。
また、第2加速度Gが2Gを超えた場合、抜枠造型機201において抜枠される際に上下鋳型1、2を鋳型受け部材12上に落としている可能性がある。したがって、次のような処置を促す。図6は抜枠動作を説明するための部分概要図である。図6において、上下鋳型1、2の下方には第1昇降シリンダ16により昇降される鋳型受け部材12が配設されており、上方には第2昇降シリンダ17により昇降される鋳型押し出し板18が配設されている。符号19は上鋳枠で、符号20は下鋳枠である。
抜枠される際に上下鋳型1、2を鋳型受け部材12上に落とす状態とは、図6(a)に示すように、鋳型受け部材12上面が下鋳型2下面に接触する前に、鋳型押し出し板18下面が上鋳型1上面に接触して上下鋳型1、2を押し出す状態のことである。これだと、鋳型受け部材12上面と下鋳型2下面の隙間分だけ上下鋳型1、2が落下することになり、上下鋳型1、2に衝撃がかかって型ずれの原因となる。
この状態を解消するために、図6(b)に示すように、鋳型受け部材12上面が下鋳型2下面に確実に接触してから、鋳型押し出し板18下面を上鋳型1上面に接触させて上下鋳型1、2を押し出すように第2昇降シリンダ17及び第1昇降シリンダ16の作動のタイミングを自動又は手動で修正する。即ち、抜枠動作を調整する。このような処置を施す。
処置を促したら、あるいは、施したら、その回数を自動又は手動でカウントする。なお、この処置を何回も繰り返した場合、処置を施す毎にカウント数は+1される。
本例では、この処置のカウント数(回数)の閾値を3回と設定している。なお、設定回数である3回は一例を示すものであり、これに限定されるものではない。設定回数は任意の回数に設定できる。
カウント数が2回までは、設備の作動を続行、即ち、サイクルを続行する。カウント数が3回以上の場合は、第1加速度Gの閾値G01が適切か否かを見直す。具体的には、現状の閾値G01から0.1を減じた数値を新たな閾値G01とする。
その理由について説明する。この場合、「型ずれしている」状態が続いたまま、上述の第2昇降シリンダ17及び第1昇降シリンダ16の作動のタイミングの修正を3回も試みた状態である。このような状態だと、型ずれの原因が、第2加速度センサ13が装着されている側ではなく、第1加速度センサ11が装着されている側にあるのではないかと推定できる。この場合、そもそも第1加速度Gの閾値G01の設定が広すぎるのではないかということも考えられる。したがって、現状の閾値G01を僅かに狭める処置を施す。
なお、カウント数が3回以上になった場合は、カウント数は、ここで一度、リセットされる。
次に、第1加速度Gが閾値G01以下であるかを判定する際、第1加速度Gが閾値G01を超えていた場合について説明する。該第1加速度Gが閾値G01を超えていた場合、上述した型ずれ検知装置3での型ずれの判定結果を確認する。該結果が「型ずれしていない」場合、第1加速度Gの閾値G01を再設定する。第1加速度Gが閾値G01を超えていても、型ずれしていない状態であるから、閾値G01を僅かに広げる方向で再設定する。即ち、第1加速度Gの許容範囲を僅かに広げてやる。具体的には、現状の閾値G01に0.1を加えた数値を新たな閾値G01とする。
そして、閾値G01を再設定(修正)した回数を自動又は手動でカウントする。なお、この再設定を何回も繰り返した場合、再設定をする毎にカウント数は+1される。例えば、閾値G01を2.1G、2.2Gと順次広げて、2.3Gになったときに、型ずれしている状態になったのであれば、閾値G01の適正値は2.2G以下であると言える。この場合、閾値G01を2.2G以下に設定する。このようにすれば、閾値G01の最適化が図れる。
本例では、この再設定のカウント数(回数)の閾値を3回と設定している。なお、設定回数である3回は一例を示すものであり、これに限定されるものではない。設定回数は任意の回数に設定できる。
カウント数が2回までは、上下鋳型1、2には通常通り注湯する。カウント数が3回以上の場合は、第2加速度Gの閾値G02が適切か否かを見直す。具体的には、現状の閾値G02に0.1を加えた数値を新たな閾値G02とする。
その理由について説明する。この場合、「型ずれしていない」状態が続いたまま、閾値G01を0.1ずつ3回増加させた状態である。このような状態だと、第2加速度Gの閾値G02も僅かに広げて閾値G01とのバランスをとる必要がある。したがって、現状の閾値G02を僅かに広げる処置を施す。
なお、カウント数が3回以上になった場合は、カウント数は、ここで一度、リセットされる。また、カウント数が3回以上になった場合でも、上下鋳型1、2には通常通り注湯する。
また、上述した型ずれ検知装置3での型ずれの判定結果を確認する際、該結果が「型ずれしている」場合は、上述した通り、鋳型押し出し装置8の初速が遅くなるように、該初速の設定を修正するように促す。該初速の設定は、自動又は手動で修正する。
そして、注湯するかしないかを自動又は手動で選択する。該選択が「注湯する」場合、できあがった製品を検査ライン600で精密に検査する等の対応をする。なお、できあがった製品の検査結果をデータベース701に保存するようにしてもよい。該選択が「注湯しない」場合、一つ多く上下鋳型1、2を造型するように造型計画を変更する指令を制御手段700に出す。
上述した本例の説明に基づき考察すると、例えば、第1加速度Gが閾値G01内に納まっているにも関わらず、型ずれの判定結果が「型ずれしている」場合、型ずれの発生源が、第2加速度センサ13が装着されている側ではないかと推定できる。即ち、抜枠される際に上下鋳型1、2を鋳型受け部材12上に落としている可能性が高いと推定できる。
なお、本例では上述したように、第1加速度センサ11により、抜枠造型機201から上下鋳型1、2を押し出す際の該上下鋳型1、2の押し出し方向(X方向)の第1加速度Gを測定している。これに加え、第1加速度センサ11により、上下鋳型1、2の上下方向(Z方向)の加速度を測定するようにしてもよい。
該Z方向の加速度は、定盤台車10上の鋳物砂(付着砂)、異物等による上下鋳型1、2の振動を検出するために測定する。即ち、上下鋳型1、2の振動を加速度として検出する。該Z方向の加速度は予め閾値が設定されており、本実施形態では閾値は0.5G以下と設定されている。
測定されたZ方向の加速度はデータベース701に保存される。測定されたZ方向の加速度が閾値、即ち、0.5Gを超えている場合、例えば、定盤台車10上に鋳物砂、異物等が付着していることが考えられる。この場合、例えば、定盤台車10上の確認、清掃を促す点検指示画面を図示されない表示パネルに表示して作業者へ点検を促す。また、抜枠鋳型造型ラインが定盤台車清掃装置を備えている場合は、定盤台車10上面と清掃部材(例えば、スクレーパ、ブラシ等)の接触具合(接触代)を自動又は手動で修正する。
このように、第1加速度センサ11により、上下鋳型1、2の上下方向の加速度を測定すると、定盤台車10上に鋳物砂、異物等が付着していること等の推定が可能になり、より高度な不良対策を実現できるという利点がある。
本実施形態では、各種閾値を示しているが、該閾値は、所定の範囲をもたせた許容範囲であってもよい。また、上述の各種閾値の数値は一例を示しただけであり、上述の数値に限定されるものではない。各種閾値の数値は、任意に設定できる。
なお本実施形態では、不良の発生を判定する工程が、固有データが予め設定された閾値外又は許容範囲外であるかどうかを判定する工程を含んでいる。より詳しくは、上下鋳型1、2の型ずれを判定する工程が、上鋳型1と下鋳型2の相対する4隅の水平座標間距離が許容範囲外であるかどうかを判定する工程を含んでいる。本構成によれば、不良の発生を、抽象的な判定ではなく、数値データに基づいて確実に判定することができるという利点がある。
また本実施形態では、鋳造設備を構成する複数の装置における複数の固有データを、1ロット毎に測定して収集し、データベース701に保存している。本構成によれば、生産された製品のトレーサビリティを確保できるという利点がある。
さらに本実施形態では、鋳造設備の作動中に不良の発生源を推定する工程を有している。本構成によれば、不良の発生の判定、及び、不良の発生を解消するために鋳造設備の作動に係る処置を促すこと、のみならず、鋳造設備の作動中に設備を停止させることなく不良の発生源を推定することができるため、間違った箇所での無駄な不良対策を講じることが減少し、生産性が向上するという利点がある。
さらに本実施形態では、鋳造設備の作動中に型ずれの発生源を推定する工程が、抜枠造型機201から上下鋳型1、2を押し出す際の該上下鋳型1、2の押し出し方向の第1加速度Gを第1加速度センサ11により測定する工程と、抜枠造型機201において抜枠される際の上下鋳型1、2の抜き出し方向の第2加速度Gを第2加速度センサ13により測定する工程と、を含んでいる。本構成によれば、型ずれの発生源となる可能性が高い箇所の加速度を測定することにより、該箇所の装置又は上下鋳型1、2の状態を把握できるため、不良発生の真因究明に、より近い対応がとれるという利点がある。なお、第1加速度Gを第1加速度センサ11により測定する工程と、第2加速度Gを第2加速度センサ13により測定する工程との順序は、上記に限られず、逆に行ってもよい。
さらに本実施形態では、第1加速度G及び第2加速度Gに対して、予め閾値G01、G02又は許容範囲が設定されており、該閾値又は許容範囲を鋳造設備の作動中に変更(再設定)するようにしている。本構成によれば、鋳造設備の作動中に閾値又は許容範囲の最適化が図れるという利点がある。
さらに本実施形態では、抜枠造型機201の機外に上下鋳型1、2を押し出す鋳型押し出し装置8における鋳型押し出し部材8dに装着された第1加速度センサ11と、抜枠造型機201において抜枠される際に上下鋳型1、2を受ける鋳型受け部材12に装着された第2加速度センサ13と、備えている。本構成によれば、型ずれの発生源となる可能性が高い箇所の加速度を測定することができ、該箇所の装置又は上下鋳型1、2の状態を把握できるため、不良発生の真因究明に、より近い対応がとれるという利点がある。
なお本発明の実施形態では、鋳造設備を構成する複数の装置における複数の固有データを測定して収集し、データベース701に保存しているが、これに限定されるものではない。例えば、鋳造設備を構成する少なくとも一つの装置における少なくとも一つの固有データを測定してデータベース701に保存するようにしてもよい。また、該保存された固有データに基づいて少なくとも一つの不良の発生を判定するようにしてもよい。
また本発明の実施形態では、鋳型造型ライン200が抜枠鋳型造型ラインである場合の例を示したが、これに限定されるものではない。本発明は鋳型造型ライン200が枠付鋳型造型ラインの場合にも適用することができる。
さらに本発明の実施形態では、型ずれ検知装置3による型ずれ検知において、上鋳型1と下鋳型2の相対する4隅の水平座標間距離のずれが、4隅のうちいずれか一つのずれが許容範囲を超えていれば型ずれと判定するようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、二つ、三つ、あるいは四つ全てのずれが許容範囲を超えたときに型ずれと判定してもよい。あるいは、4隅のずれの平均値、二乗和平均値などが許容範囲を超えたときに型ずれと判定してもよい。あるいは、上鋳型1及び下鋳型2の中心位置のずれと回転角のずれを用いて型ずれを判定してもよい。
なお本発明において、鋳造設備の作動とは、鋳造設備における装置の自動的な作動のみならず、作業者による装置の手動操作、作業者による装置のメンテナンス作業もしくは調整作業等も、これに含まれる。また、鋳造設備の作動方法及び作動装置とは、換言すれば、鋳造設備の管理方法及び管理装置と言うこともできる。
以下、本明細書および図面で用いた主な符号を列挙する。
1 上鋳型
2 下鋳型
3 型ずれ検知装置
8 鋳型押し出し装置
8d 鋳型押し出し部材
11 第1加速度センサ
12 鋳型受け部材
13 第2加速度センサ
200 鋳型造型ライン
201 抜枠造型機
700 制御手段
701 データベース

Claims (11)

  1. 鋳造設備を構成する少なくとも一つの装置における少なくとも一つの固有データを測定してデータベースに保存する工程と、該保存された前記固有データに基づいて少なくとも一つの不良の発生を判定する工程と、該不良の発生を解消するために前記鋳造設備の作動に係る処置を促す工程と、を有し、
    前記不良の発生を判定する工程が、前記固有データが予め設定された閾値外又は許容範囲外であるかどうかを判定する工程を含むことを特徴とする鋳造設備の作動方法。
  2. 前記鋳造設備を構成する複数の前記装置における複数の前記固有データを、1ロット毎に測定して収集し、前記データベースに保存することを特徴とする請求項1に記載の鋳造設備の作動方法。
  3. 前記不良が、前記鋳造設備の一部を構成する鋳型造型ラインで造型されて型合せされた上下鋳型の型ずれであることを特徴とする請求項1に記載の鋳造設備の作動方法。
  4. 前記鋳造設備の作動中に前記不良の発生源を推定する工程を有することを特徴とする請求項1記載の鋳造設備の作動方法。
  5. 前記不良が、前記鋳造設備の一部を構成する抜枠造型機で造型されて型合せされた上下鋳型の型ずれであることを特徴とする請求項4記載の鋳造設備の作動方法。
  6. 前記鋳造設備の作動中に前記型ずれの発生源を推定する工程が、前記抜枠造型機から前記上下鋳型を押し出す際の該上下鋳型の押し出し方向の第1加速度を第1加速度センサにより測定する工程と、前記抜枠造型機において抜枠される際の前記上下鋳型の抜き出し方向の第2加速度を第2加速度センサにより測定する工程と、を含むことを特徴とする請求項5記載の鋳造設備の作動方法。
  7. 前記第1加速度及び前記第2加速度は、予め閾値又は許容範囲が設定されており、該閾値又は許容範囲が前記鋳造設備の作動中に変更されることを特徴とする請求項6記載の鋳造設備の作動方法。
  8. 前記第1加速度センサにより、さらに、前記上下鋳型の上下方向の加速度を測定することを特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の鋳造設備の作動方法。
  9. 鋳造設備を構成する少なくとも一つの装置における少なくとも一つの固有データを測定する測定手段と、該測定された前記固有データを保存するデータベースと、該保存された前記固有データに基づいて少なくとも一つの不良の発生を判定するための制御手段と、を具備し、
    前記不良が、前記鋳造設備の一部を構成する鋳型造型ラインで造型されて型合せされた上下鋳型の型ずれであることを特徴とする鋳造設備の作動装置。
  10. 鋳造設備を構成する少なくとも一つの装置における少なくとも一つの固有データを測定する測定手段と、該測定された前記固有データを保存するデータベースと、該保存された前記固有データに基づいて少なくとも一つの不良の発生を判定するための制御手段と、を具備し、
    前記不良が、前記鋳造設備の一部を構成する抜枠造型機で造型されて型合せされた上下鋳型の型ずれであって、該型ずれを検知する型ずれ検知装置を備えたことを特徴とする鋳造設備の作動装置。
  11. 前記抜枠造型機の機外に前記上下鋳型を押し出す鋳型押し出し装置における鋳型押し出し部材に装着された第1加速度センサと、前記抜枠造型機において抜枠される際に前記上下鋳型を受ける鋳型受け部材に装着された第2加速度センサと、を備えたことを特徴とする請求項10記載の鋳造設備の作動装置。
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