JP6861103B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本開示は、手持ち式の電動工具に関する。
特許文献1に、手持ち式の電動工具が開示されている。この電動工具は、ソフトノーロード機能を有する。ソフトノーロード機能とは、工具に外部からの負荷が作用するまでは、目標速度よりも遅い速度でモータを駆動する機能である。このような機能によると、ユーザが作業対象に対して電動工具を位置決めするときに、電動工具の振動や作業対象からの反力が抑制されることから、電動工具の位置決めを行いやすくなる。この電動工具はさらに、ソフトノーロード機能が有効化される第1運転モードと、ソフトノーロード機能が無効化される第2運転モードとを有し、速度調整部材に加えられた操作に応じて、運転モードを切り替えるように構成されている。
特開2015−35844号公報
上記した電動工具では、運転モードの切り替えが、速度調整部材を用いて行われる。本明細書では、このような構成の電動工具において、電動工具の操作性を向上させ得る技術を提供する。
本技術の一側面により、手持ち式の電動工具が開示される。この電動工具は、工具を駆動するモータと、モータの目標速度を設定するためにユーザが操作する速度調整部材と、速度調整部材の位置に応じた目標速度に応じて、モータを制御するコントローラとを備える。コントローラは、モータを互いに異なる態様で制御する複数の運転モードを有するとともに、速度調整部材に加えられた所定の切替操作に応じて、運転モードを切り替えるように構成されている。この所定の切替操作は、速度調整部材が、少なくとも一つ所定の位置に、少なくとも二回にわたって配置される操作であるとよい。このような切替操作は、例えば、速度調整部材が、同一の所定の位置に少なくとも二回配置される操作であってもよいし、互いに異なる複数の所定の位置に合計して少なくとも二回配置される操作であってもよい。
上記した電動工具では、速度調整部材が、少なくとも一つ所定の位置に、少なくとも二回にわたって配置されたときに、運転モードが切り替えられる。このような操作は、目標速度が設定されるときの操作と比較して、大きく異なる。そのことから、ユーザが速度調整部材を操作して単に目標速度を設定するときに、運転モードが意図せず切り替えられることが抑制される。
実施例の電動工具10の外観を示す図。 実施例の電動工具10の構造を示すブロック図。 速度調整部材16を単体で示す図。 図4(A)は第1限界位置にあるときの速度調整部材16を示し、図4(B)は第2限界位置にあるときの速度調整部材16を示す。 速度調整部材の位置(1〜5)と目標速度(S1)の関係を示す。 工具14に外部からの負荷が作用するまで、目標速度(S1)よりも遅い速度(S2)でモータ30が駆動されるソフトノーロード機能を説明する図。 実施例における運転モードの切替操作の一例を示す。 実施例における運転モードの切替操作の他の一例を示す。 他の実施形態における運転モードの切替操作の一例を示す。 他の実施形態における運転モードの切替操作の一例を示す。 図12と共に、コントローラが実行する一連の処理を示すフローチャート。 図11と共に、コントローラが実行する一連の処理を示すフローチャート。 他の実施例の電動工具10の外観を示す図。
一実施形態において、前述した所定の切替操作は、速度調整部材が、少なくとも一つ所定の位置に、少なくとも三回にわたって配置される操作であってよい。このような構成によると、運転モードが意図せず切り替えられることがさらに抑制される。
一実施形態において、速度調整部材が、第1限界位置と第2限界位置との間を移動可能であってよい。この場合、前述した少なくとも一つの所定位置は、第1及び第2限界位置の少なくとも一方を含むとよい。例えば、一つの実施形態では、速度調整部材が第1限界位置へ少なくとも二回(又は少なくとも三回)操作されたときに、コントローラが運転モードを切り替えるように構成されることができる。あるいは、他の実施形態では、速度調整部材が第1限界位置と第2限界位置のそれぞれに少なくとも一回ずつ操作されたときに、コントローラが運転モードを切り替えるように構成されることができる。
上記した実施形態において、所定の切替操作は、速度調整部材が第1及び第2限界位置の一方に配置され、次いで第1及び第2限界位置の他方に配置され、次いで第1及び第2限界位置の前記一方に再度配置される操作であってよい。このような構成によると、ユーザは、運転モードを切り替えるときに、速度調整部材を第1及び第2限界位置の間で少なくとも一往復させる必要がある。このような操作は、単に目標速度を設定するときの操作としては、通常想定されない。従って、運転モードの意図しない切り替えが有意に抑制される。
一実施形態において、コントローラは、速度調整部材へ所定の切替操作が加えられたときでも、モータを駆動している間は運転モードの切り替えを禁止するように構成されていてもよい。モータが駆動されている間に、速度調整部材へ切替操作が加えられると、モータの速度が意図せず変化してしまう。そのことから、モータが駆動されている間は、運転モードの切り替えが禁止されるとよい。
一実施形態において、電動工具は、モータの駆動を開始/停止するためにユーザが操作する駆動スイッチと、駆動スイッチを有効/無効とするためにユーザが操作するロックスイッチとをさらに備えてもよい。この場合、コントローラは、ロックスイッチの操作によって駆動スイッチが有効化されてから、駆動スイッチの操作によってモータの駆動が開始されるまでの期間において、速度調整部材へ所定の切替操作が加えられたときに、運転モードを切り替えるように構成されてもよい。このように、運転モードの切り替えが特定の期間に制限されることで、運転モードの意図しない切り替えを有意に抑制することができる。
上記した実施形態では、ロックスイッチが操作されると、コントローラへの電力供給が開始され、コントローラが起動して、前記駆動スイッチが有効化されるように構成されてもよい。このような構成によると、駆動スイッチの有効/無効を電気的に切り替えることができる。但し、他の実施形態として、ロックスイッチは、駆動スイッチの有効/無効を機械的に切り替えるように構成されてもよい。
一実施形態において、電動工具は、コントローラが選択している動作モードを識別可能な表示動作を実行する表示器をさらに備えてもよい。この場合、表示器は、コントローラが動作モードを切り替えたときにその表示動作を実行してもよい。加えて、又は代えて、表示器は、コントローラが起動したときに表示動作を実行してもよい。他の実施形態として、電動工具がロックスイッチ及び駆動スイッチを備える場合、ロックスイッチの操作によって駆動スイッチが有効化されたときに、表示器が現在の動作モードを表示するように構成されてもよい。
上記した実施形態では、表示器が、電動工具の作業対象を照明する照明器を含み、その照明器を用いて表示動作を実行するように構成されていてもよい。このように、照明器を用いて動作モードの表示を行うことで、電動工具の構成を簡素にすることができる。
一実施形態において、コントローラは、不揮発性のメモリを有するとよい。この場合、コントローラは、選択した運転モードをメモリに記憶するように構成されているとよい。このような構成によると、コントローラへの電力供給が中断されたときでも、コントローラは以前に選択された動作モードを記憶しておくことができる。
一実施形態において、複数の運転モードは、第1運転モードと第2運転モードとを含むことができる。この場合、第1運転モードでは、工具に外部からの負荷が作用するまで、目標速度よりも遅い速度でモータが駆動されるとよい。第2運転モードでは、工具に外部からの負荷が作用する前から、目標速度でモータが駆動されるとよい。但し、本開示の技術は、複数の運転モードの内容によらず、運転モードの切り替えが速度調整部材を用いて行われる電動工具において、同様に採用することができる。
以下では、本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、以下に開示される追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善された電動工具を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
また、以下の詳細な説明で開示される特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、上記及び下記の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、独立及び従属クレームに記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
本明細書及び/又は特許請求の範囲に記載された全ての特徴は、実施例及び/又はクレームに記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびにクレームされた特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびにクレームされた特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。
図面を参照して、実施例1の電動工具10を説明する。実施例1の電動工具10は、手持ち式の電動工具であって、工具14によってワークピースを切断する切断工具である。電動工具10は、ジグソーとも称される。なお、本明細書で開示される技術は、ジグソーに限定されず、各種の電動工具にも採用することができる。図1、図2に示すように、電動工具10は、ハウジング12と、ハウジング12によって支持された工具14と、工具14を駆動するモータ30とを備える。工具14は、ノコ刃(ジグソーブレードとも称される)であり、ハウジング12に対して往復動可能に支持されている。モータ30は、ハウジング12内に位置しており、工具14に対して機械的に接続されている。工具14の速度はモータ30の速度に応じて変化し、モータ30の速度が速くなるほど、工具14の速度も速くなる。一例ではあるが、本実施例におけるモータ30は、三相ブラシレスモータである。
電動工具10は、モータ30に電力を供給するバッテリパック18を備える。バッテリパック18は、複数の二次電池セルを有しており、繰り返し充放電することができる。一例ではあるが、本実施例におけるバッテリパック18は、直列に接続された複数のリチウムイオン電池セルを有する。バッテリパック18は、ハウジング12に対して着脱可能となっている。バッテリパック18がハウジング12に取り付けられると、バッテリパック18はインバータ回路32を介してモータ30へ接続される。
電動工具10は、速度調整部材16と、可変抵抗器38と、コントローラ36と、速度センサ42とを備える。速度調整部材16は、モータ30の目標速度を設定するために、ユーザによって操作される操作部材である。コントローラ36は、速度調整部材16の位置に対応する目標速度に応じて、モータ30を制御する。一例ではあるが、速度調整部材16は、可変抵抗器38を介してコントローラ36に接続されており、速度調整部材16の位置に応じた信号が、コントローラ36に入力される。速度センサ42は、モータ30の速度を検出するセンサである。速度センサ42は、コントローラ36に接続されており、モータ30の速度に応じた信号が、コントローラ36へ入力される。一例ではあるが、速度センサ42は、一又は複数のホール素子を有することができる。コントローラ36は、可変抵抗器38からの信号と速度センサ42からの信号に基づいて、インバータ回路32を制御する。それにより、モータ30の速度が、速度調整部材16の位置に対応する目標速度に調節される。コントローラ36は、各種のプログラムを記憶する不揮発性のメモリ36aと、メモリ36aに記憶されたプログラムを実行するプロセッサ36bとを有する。
速度調整部材16の具体的な構成は特に限定されない。一例ではあるが、本実施例における速度調整部材16は、図3に示すように、回転式の操作部材であり、その周面に沿って「1」から「5」の数字が付されている。速度調整部材16は、図4(A)に示すように「1」が表示される第1限界位置と、図4(B)に示すように「5」が表示される第2限界位置との間で、回転して移動可能となっている。図5に示すように、速度調整部材16が第1限界位置にあるとき、モータ30の目標速度(S1)は最小に設定され、速度調整部材16が第2限界位置にあるとき、モータ30の目標速度(S2)は最大に設定される。他の実施形態として、速度調整部材16は、例えばスライド式の操作部材であってもよい。
電動工具10は、ロックスイッチ20と、駆動スイッチ22とをさらに備える。駆動スイッチ22は、モータ30の駆動を開始/停止するために、ユーザが操作する操作スイッチである。ロックスイッチ20は、駆動スイッチ22を有効/無効とするために、ユーザが操作する操作スイッチである。特に限定されないが、ロックスイッチ20と駆動スイッチ22はそれぞれ、押しボタンである。ロックスイッチ20と駆動スイッチ22は、コントローラ36に接続されている。通常、駆動スイッチ22は無効とされており、ユーザが駆動スイッチ22を操作しても、コントローラ36はモータ30を駆動しない。ユーザがロックスイッチ20を操作すると、所定のロック解除時間に限って、コントローラ36は駆動スイッチ22を有効化する。駆動スイッチ22が有効化されている間に、ユーザが駆動スイッチ22を操作すると、コントローラ36はモータ30を駆動する。駆動スイッチ22が有効化されている状態で、ユーザがロックスイッチ20を再度操作すると、駆動スイッチ22は無効化される。一例ではあるが、本実施例の電動工具10では、ロックスイッチ20が操作されると、コントローラ36への電力供給が開始されてコントローラ36が起動し、それによって駆動スイッチ22が有効化される。そして、ロックスイッチ20が再度操作されると、コントローラ36への電力供給が中止されてコントローラ36が停止し、それによって駆動スイッチ22が無効化される。なお、モータ30が駆動されている間にロックスイッチ20が操作されると、駆動スイッチ22が無効化されるとともに、コントローラ36はモータ30の駆動を停止する。但し、他の実施形態として、モータ30が駆動されている間は、ロックスイッチ20が無効化されてもよい。このような構成によると、モータ30の駆動中にロックスイッチ20が誤って操作されたときに、モータ30の駆動が意図せず中止されることが防止される。
電動工具10は、電流検出回路34をさらに備える。電流検出回路34は、モータ30に供給される電流を検出する。電流検出回路34は、コントローラ36に接続されており、モータ30に供給される電流に応じた信号が、コントローラ36へ入力される。モータ30に供給される電流は、工具14に加えられる負荷に応じて変化する。コントローラ36は、電流検出回路34からの信号に基づいて、工具14に外部からの負荷が作用しているのか否かを判別することができる。即ち、コントローラ36は、工具14がワークピースに接触しているのか否かを判別することができる。
他の実施形態として、電動工具10は、電動工具10の加速度を検出する加速度センサを有してもよい。工具14がワークピースに接触し、工具14に負荷が加えられると、電動工具10に有意な衝撃が加えられる。このような衝撃を加速度センサによって検出しても、コントローラ36は、工具14に外部からの負荷が作用しているのか否かを判別することができる。あるいは、他の実施形態として、コントローラ36は、ワークピースの存在を検出するセンサを用いて、工具14に外部からの負荷が作用しているのか否かを判別してもよい。即ち、本実施例における電動工具10は、電流検出回路34に代えて、又は加えて、工具14に外部からの負荷が作用しているのか否かを判別するためのセンサを備えることができる。
電動工具10は、照明器40を備える。照明器40は、工具14の近傍に設けられており、ワークピースを照明することができる。照明器40は、コントローラ36に接続されており、照明器40の動作はコントローラ36によって制御される。例えば、コントローラ36は、ロックスイッチ20によって駆動スイッチ22が有効化されると照明器40を点灯し、ロックスイッチ20によって駆動スイッチ22が無効化されると照明器40を消灯する。
本実施例の電動工具10は、ソフトノーロード機能を有する。図6に示すように、ソフトノーロード機能とは、工具14に外部からの負荷が作用するまでは、目標速度(S1)よりも遅い速度(S2)でモータ30が駆動される機能である。そして、工具14に外部からの負荷が作用した後は、目標速度(S1)でモータ30は駆動される。このような機能によると、ユーザがワークピースに対して電動工具10を位置決めするときに、電動工具10の振動やワークピースからの反力が抑制されることから、電動工具10の位置決めを行いやすくなる。ここで、図6における時刻T1からT2までの時間は、コントローラ36が外部からの負荷を検出するのに要する時間である。なお、前述した遅い速度(S2)は、固定された値であってもよいし、目標速度(S1)に応じて変更されてもよい。また、設定された目標速度(S1)が、当該遅い速度(S2)よりも低速であるときは、工具14に外部からの負荷が作用する前から、目標速度(S1)でモータ30が駆動されてもよい。
本実施例の電動工具10では、コントローラ36が、ソフトノーロード機能が有効化される第1運転モードと、ソフトノーロード機能が無効化される第2運転モードとを有する。そして、コントローラ36は、速度調整部材16に加えられた所定の切替操作に応じて、運転モードを切り替えるように構成されている。即ち、ユーザは、速度調整部材16に所定の切替操作を加えることで、ソフトノーロード機能の有効/無効を切り替えることができる。このように、速度調整部材16は、目標速度の設定だけでなく、運転モードの切り替えにも利用される。一つの操作部材が複数の目的に使用されることで、電動工具10に必要とされる操作部材の数が減少し、電動工具10を簡素に構成することができる。なお、ソフトノーロード機能が無効化される第2運転モードでは、図6中に破線で示すように、工具14に外部からの負荷が作用する前から、目標速度(S1)でモータ30が駆動される。
本実施例における所定の切替操作とは、図7、図8に示すように、速度調整部材16が第1及び第2限界位置の一方に配置され、次いで第1及び第2限界位置の他方に配置され、次いで第1及び第2限界位置の前記一方に再度配置される操作である。従って、ユーザは、運転モードを切り替えるときに、速度調整部材16を第1及び第2限界位置の間で少なくとも一往復させる必要がある。このような操作は、単に目標速度を設定するときの操作としては、通常想定されない。そのことから、ユーザが速度調整部材16を操作して単に目標速度を設定するときに、運転モードが意図せず切り替えられることが抑制される。なお、図7、8に示す時刻T3は、運転モードの切り替えが行われるタイミングを示す。
上記した切替操作は一例であり、適宜変更することができる。例えば図9、図10に示すように、切替操作は、速度調整部材16が、第1及び第2限界位置の少なくとも一方に、少なくとも二回(又は少なくとも三回)にわたって配置される操作であってもよい。この場合、速度調整部材16が、第1及び第2限界位置のそれぞれに一回ずつ配置された場合(図9)や、及び、第1及び第2限界位置の一方に二回配置された場合(図10)に、運転モードの切り替えが行われる。あるいは、他の実施形態として、切替操作は、第1及び第2限界位置に代えて、速度調整部材16が、他の一又は複数の所定の位置(例えば「2」の位置)に、少なくとも二回(又は少なくとも三回)にわたって配置される操作であってもよい。このような操作もまた、目標速度が設定されるときの操作と比較して、大きく異なる。そのことから、ユーザが速度調整部材16を操作して単に目標速度を設定するときに、運転モードが意図せず切り替えられることが抑制される。図9、10に示す時刻T3についても、運転モードの切り替えが行われるタイミングを示す。
本実施例の電動工具10では、コントローラ36が、速度調整部材16へ前述した切替操作が加えられたときでも、モータ30を駆動している間は運転モードの切り替えを禁止するように構成されている。モータ30が駆動されている間に、速度調整部材16へ切替操作が加えられると、モータ30の速度が無用に変化してしまう。そのことから、モータ30が駆動されている間は、運転モードの切り替えが禁止されるとよい。
本実施例の電動工具10では、コントローラ36が、ロックスイッチ20の操作によって駆動スイッチ22が有効化されてから、駆動スイッチ22の操作によってモータ30の駆動が開始されるまでの期間において、速度調整部材16へ前述した切替操作が加えられたときに、運転モードを切り替えるように構成されている。このように、運転モードの切り替えが特定の期間に制限されることで、運転モードの意図しない切り替えを有意に抑制することができる。
本実施例の電動工具10では、前述したように、ロックスイッチ20が操作されると、コントローラ36への電力供給が開始され、コントローラ36が起動して、駆動スイッチ22が有効化される。このような構成によると、駆動スイッチ22の有効/無効を電気的に切り替えることができる。但し、他の実施形態として、ロックスイッチ20は、駆動スイッチ22の有効/無効を機械的に切り替えるように構成されてもよい。ロックスイッチ20に係る具体的な構成は特に限定されない。
本実施例の電動工具10は、コントローラ36が選択している動作モードを識別可能な表示動作を実行する表示器をさらに備える。この表示器は、主に、コントローラ36と照明器40を用いて構成されている。即ち、コントローラ36は、照明器40を用いて所定の表示動作を実行することにより、現在選択されている動作モードをユーザに報知することができる。例えば、コントローラ36は、動作モードが切り替えられたときに、照明器40を用いて所定の表示動作を実行する。詳しくは、動作モードが第1動作モードから第2動作モードに切り替えられたときは、照明器40を一時的に点滅させる一方で、動作モードが第2動作モードから第1動作モードに切り替えられたときは、照明器40を点灯し続ける。加えて、ロックスイッチ20の操作によってコントローラ36が起動したときにも、コントローラ36は照明器40を用いて同様の表示動作を実行する。ここで、表示器に係る構成は適宜変更可能である。他の実施形態として、電動工具10は、コントローラ36及び照明器40の一部又は全部に代えて、上述した表示動作を実行し得る表示器を備えてもよい。
本実施例の電動工具10では、コントローラ36が、選択した運転モードをメモリ36aに記憶するように構成されている。このような構成によると、コントローラ36への電力供給が中断されたときでも、コントローラ36は以前に選択された動作モードを記憶しておくことができる。これにより、ユーザが動作モードを変更する手間を省くことができる。但し、他の実施形態として、コントローラ36が起動したときは常に、第1モード(又は第2モード)が選択するように構成されてもよい。
次に、図11、図12を参照して、コントローラ36が実行する一連の処理について説明する。コントローラ36は、メモリ36aに記憶されたプログラムをプロセッサ36bによって実行することで、図11、図12に示す一連の処理を実行する。なお、ここで説明する一連の処理は、上述した電動工具10の動作を実現するための一例であり、コントローラ36の構成を限定するものではない。図11に示すように、ロックスイッチ20が操作されると(ステップS12でYES)、コントローラ36への電力供給が開始され、コントローラ36が起動する(S14)。コントローラ36が起動すると、コントローラ36はメモリ36aに記憶された運転モードを読み出す(S16)。このとき、コントローラ36は、照明器40を用いて、読み出した運転モードに対応する表示動作を実行する。次いで、コントローラ36は、計時カウンタを加算する(S18)。計時カウンタの値は、メモリ36aに記憶されている。
コントローラ36は、ロックスイッチ20が操作されてから(S20)、駆動スイッチ22が操作されるまで(S24)の間、ユーザによる運転モードの切替操作を受け付ける。この間に、ユーザが速度調整部材16に切替操作(図7、図8参照)を加えると、コントローラ36は運転モードの切り替えを行う(S22)。そして、ユーザが駆動スイッチ22を操作すると(S24でYES)、コントローラ36はモータ30を駆動するために、図12に示す一連の処理に進む。一方、駆動スイッチ22が操作されない場合(S24でNO)、計時カウンタが所定時間に達するまで(即ち、S26でNO)、ステップS18からステップS26の処理が繰り返し実行される。駆動スイッチ22が操作されないまま、計時カウンタが所定時間に達すると(S26でYES)、コントローラ36への電源供給が遮断され、コントローラ36は動作を停止する。
図12の処理に進むと、コントローラ36は、計時カウンタをクリアする(S30)。次いで、速度調整部材16の位置に応じて、ユーザが設定した目標速度(S1)を取得する。前述したように、コントローラ36には、速度調整部材16の位置に応じた信号が、可変抵抗器38から入力されている。現在の運転モードが第2運転モードであれば(S34でNO)、コントローラ36は、ユーザが設定した目標速度(S1)を実際の目標速度として用いて、インバータ回路32を制御する(S44)。これにより、第2運転モードが選択されている場合は、工具14に外部からの負荷が作用する前から、ユーザが設定した目標速度(S1)でモータ30が駆動される。なお、コントローラ34によるインバータ回路32の制御方式(即ち、モータ30の制御方式)は、特に限定されず、例えばフィードバック制御であってもよいし、オープンループ制御であってもよい。
一方、現在の運転モードが第1運転モードの場合(S34でYES)、コントローラ36は、ソフトノーロード機能が既に解除されているのか否かを確認する(S38)。なお、ソフトノーロード機能の解除は、後のステップS48において行われ、コントローラ36は、工具14に外部からの負荷が作用したことを検出したときに、ソフトノーロード機能を解除する。ステップS38に戻り、ソフトノーロード機能が解除されてなければ(S38でNO)、コントローラ36は、ユーザが設定した目標速度(S1)に代えて、ソフトノーロード機能用の遅い速度(図6に示すS2)を実際の目標速度として用いて(S42)、インバータ回路32を制御する(S44)。これにより、第1運転モードが選択されている場合は、工具14に外部からの負荷が作用するまで、ユーザが設定した目標速度(S1)よりも遅い速度(S2)でモータ30が駆動される。但し、ユーザが設定した目標速度(S1)が、ソフトノーロード機能用の遅い速度(S1)よりも遅い場合(S40でYES)、コントローラ36は、ユーザが設定した目標速度(S1)を用いてインバータ回路32を制御する。
次いで、コントローラ36は、ソフトノーロード機能が未だ解除されていないときは(S46でYES)、ソフトノーロード機能を解除すべきか否かを判定する(S48)。前述したように、コントローラ36は、工具14に外部からの負荷が作用したことを検出したときに、ソフトノーロード機能を解除する。本実施例におけるコントローラ36は、電流検出回路34による検出結果に基づいて、工具14に外部からの負荷が作用しているのか否かを検出する。しかしながら、工具14に外部からの負荷が作用しているのか否かを検出する手法は特に限定されない。ユーザが駆動スイッチ22の操作を解除するまで(図11のS24でNO)、図12に示す一連の処理が繰り返される。
上述した一例の処理によると、コントローラ36は、速度調整部材16に加えられた所定の切替操作(図7、図8参照)に応じて、運転モードを切り替えることができる。また、コントローラ36は、速度調整部材16へ切替操作が加えられたときでも、モータ30を駆動している間は、運転モードの切り替えを禁止することができる。言い換えると、コントローラ36は、駆動スイッチ22が有効化されており、かつ、モータ30が駆動されていないときに、速度調整部材16への切替操作による運転モードの切替を許容する。なお、コントローラ36は、ロックスイッチ20の操作によって駆動スイッチ22が有効化されてから、駆動スイッチ22の操作によってモータ30の駆動が開始されるまでの期間に限って、速度調整部材16に加えられる切替操作を受け付けてもよい。この場合、ステップS22の動作モードを切り替える処理では、ロックスイッチ20の操作(S12でYES)の後に、一度でも駆動スイッチ22の操作(S24でYES)があった場合は、その後にモータ30の駆動が停止されたとき(S24のNO)でも、運転モードの切り替えが禁止されるとよい。
電動工具10の具体的な構成は、適宜変更することができる。図13は、他の実施形態の電動工具110を示す。この電動工具110では、主に、ロックスイッチ20と駆動スイッチ22の位置及び構造が変更されている。特に、駆動スイッチ22は、トリガ式のスイッチである。このように、ロックスイッチ20及び駆動スイッチ22の構成は特に限定されず、様々に変更可能である。同様に、速度調整部材16の構造も、本明細書で説明した構造に限定されるものではない。
本実施例の電動工具10、110は、工具14としてノコ刃を有するジグソーであるが、本実施例で採用された技術は、例えばレシプロソー、グラインダ、マルノコ、バンドソー、ハンマ、ハツリ工具、チェーンソー、カンナ、ヘッジトリマ、芝生バリカン、芝刈機、刈払機といった、他の様々な電動工具にも同様に採用することができる。また、運転モードの切り替えに係る技術は、ソフトノーロード機能を有する電動工具に限られず、複数の運転モードを有する電動工具において広く採用することができる。
10、110:電動工具
12:ハウジング
14:工具
16:速度調整部材
18:バッテリパック
20:ロックスイッチ
22:駆動スイッチ
30:モータ
32:インバータ回路
34:電流検出回路
36:コントローラ
38:可変抵抗器
40:照明器
42:速度センサ

Claims (11)

  1. 手持ち式の電動工具であって、
    工具を駆動するモータと、
    前記モータの目標速度を設定するためにユーザが操作する速度調整部材と、
    前記速度調整部材の位置に対応する前記目標速度に応じて、前記モータを制御するコントローラと、
    を備え、
    前記コントローラは、前記モータを互いに異なる態様で制御する複数の運転モードを有するとともに、前記速度調整部材に加えられた所定の切替操作に応じて、前記運転モードを切り替えるように構成されており、
    前記速度調整部材は、第1限界位置と第2限界位置との間を移動可能であり、
    前記所定の切替操作は、前記速度調整部材が、前記第1及び前記第2限界位置の一方に配置され、次いで前記第1及び前記第2限界位置の他方に配置され、次いで前記第1及び前記第2限界位置の前記一方に再度配置される操作である、
    電動工具。
  2. 前記モータの駆動を開始/停止するためにユーザが操作する駆動スイッチと、
    前記駆動スイッチを有効/無効とするためにユーザが操作するロックスイッチと、をさらに備え、
    前記コントローラは、前記ロックスイッチの操作によって前記駆動スイッチが有効化されてから、前記駆動スイッチの操作によって前記モータの駆動が開始されるまでの期間において、前記速度調整部材へ前記所定の切替操作が加えられたときに、前記運転モードを切り替える、請求項1に記載の電動工具。
  3. 手持ち式の電動工具であって、
    工具を駆動するモータと、
    前記モータの目標速度を設定するためにユーザが操作する速度調整部材と、
    前記速度調整部材の位置に対応する前記目標速度に応じて、前記モータを制御するコントローラと、
    前記モータの駆動を開始/停止するためにユーザが操作する駆動スイッチと、
    前記駆動スイッチを有効/無効とするためにユーザが操作するロックスイッチと、
    を備え、
    前記コントローラは、前記モータを互いに異なる態様で制御する複数の運転モードを有するとともに、前記ロックスイッチの操作によって前記駆動スイッチが有効化されてから、前記駆動スイッチの操作によって前記モータの駆動が開始されるまでの期間において、前記速度調整部材へ所定の切替操作が加えられたときに、前記運転モードを切り替えるように構成されており、
    前記所定の切替操作は、前記速度調整部材が、少なくとも一つの所定の位置に、少なくとも二回にわたって配置される操作である、
    電動工具。
  4. 前記ロックスイッチが操作されると、前記コントローラへの電力供給が開始され、前記コントローラが起動して、前記駆動スイッチが有効化される、請求項3に記載の電動工具。
  5. 前記コントローラは、前記速度調整部材へ前記所定の切替操作が加えられたときでも、前記モータを駆動している間は、前記運転モードの切り替えを禁止する、請求項1から4のいずれか一項に記載の電動工具。
  6. 前記コントローラが選択している前記動作モードを識別可能な表示動作を実行する表示器をさらに備える、請求項1からのいずれか一項に記載の電動工具。
  7. 前記表示器は、前記コントローラが前記動作モードを切り替えたときに、前記表示動作を実行する、請求項に記載の電動工具。
  8. 前記表示器は、前記コントローラが起動したときに前記表示動作を実行する、請求項又はに記載の電動工具。
  9. 前記表示器は、前記電動工具の作業対象を照明する照明器を含み、前記照明器を用いて前記表示動作を実行するように構成されている、請求項からのいずれか一項に記載の電動工具。
  10. 前記コントローラは、不揮発性のメモリを有するとともに、選択した前記運転モードを前記メモリに記憶するように構成されている、請求項1からのいずれか一項に記載の電動工具。
  11. 前記複数の運転モードは、第1運転モードと第2運転モードとを含み、
    前記第1運転モードでは、前記工具に外部からの負荷が作用するまで、前記目標速度よりも遅い速度で前記モータが駆動され、
    前記第2運転モードでは、前記工具に外部からの負荷が作用する前から、前記目標速度で前記モータが駆動される、
    請求項1から10のいずれか一項に記載の電動工具。
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