JP6859948B2 - 押しボタンスイッチ - Google Patents

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Description

本開示は、押しボタンスイッチに関する。
特許文献1には、B接点を有する接点部と、この接点部のB接点を開閉操作する操作部と、操作部および接点部を相互に固定可能なロックレバーを有するロック機構とを備えた操作スイッチが開示されている。
前記操作スイッチは、ロックレバーが、操作部および接点部がロック機構によりロックされていないロック解除位置にあるとき、B接点がオフ状態になり、ロックレバーが、操作部および接点部がロック機構によりロックされたロック位置にあるとき、B接点がオン状態になるように構成されている。
特許第4147049号公報
前記操作スイッチでは、例えば、ロック機構により操作部および接点部が相互に固定されたロック状態において、操作部を接点部から離れる方向に引っ張った場合、B接点がオン状態のまま、操作部およびロックレバーが操作不能になり、スイッチの安全性を確保できない可能性がある。
本開示は、安全性を容易に確保できる押しボタンスイッチを提供することを目的とする。
本開示の一例の押しボタンスイッチは、
操作孔が設けられた操作面と、内部に設けられかつ前記操作孔に接続された収容部とを有するハウジングと、
前記ハウジングの外部から前記操作孔を介して前記収容部の内部まで前記操作面に交差する可動方向に沿って延びていると共に、前記ハウジングの前記外部に設けられかつ前記操作面に対向するように配置された押圧面を有し、前記可動方向に沿って前記押圧面が前記操作面に対して接近動作可能な操作部と、
前記ハウジングの前記操作面側の端縁部に設けられて第1位置および第2位置の間を前記可動方向に交差する方向に移動可能なレバー本体と、前記収容部の前記内部に設けられて前記レバー本体と共に移動可能に前記レバー本体に接続されたレバー支持部と、前記第2位置で前記押圧面の前記操作面に対する接近方向から前記レバー本体を押圧して前記レバー本体を保持可能な保持部とを有するロックレバー部と、
前記収容部の内部に設けられ、前記レバー本体を前記第2位置から前記第1位置に向かって付勢する付勢部と、
を備え、
前記レバー支持部が、
前記レバー本体が前記第2位置に位置している場合に、前記操作部と共に前記可動方向に移動可能に前記操作部に接続され、
前記ハウジングが、
前記収容部を構成する内面に設けられ、前記レバー本体が前記第2位置に位置しているときに前記操作部が前記可動方向に沿って前記操作面の前記ハウジングに対する開離方向に引っ張られた場合、前記レバー支持部に接触し前記レバー本体を前記接近方向に移動させて、前記保持部による前記レバー本体に対する押圧を解除可能に、前記レバー本体を変形させる変形部を有する。
前記押しボタンスイッチによれば、ハウジングが、レバー本体が第2位置に位置しているときに操作部がハウジングから開離する開離方向に引っ張られた場合、レバー支持部に接触してレバー本体を移動させ、保持部によるレバー本体に対する押圧を解除可能に、前記レバー本体を変形させる変形部を有している。この変形部により、レバー本体が第2位置にあり固定接点部に対して可動接点部が接触した状態で保持部に保持されていた場合に、操作部がハウジングから開離する開離方向に引っ張られたとしても、保持部によるレバー本体の保持を解除して、固定接点部に対して可動接点部を開離させることができるので、安全性を容易に確保できる押しボタンスイッチを実現できる。
本開示の一実施形態の押しボタンスイッチの斜視図。 図1の押しボタンスイッチの図1とは異なる方向から見た斜視図。 図1の押しボタンスイッチの正面図。 図1の押しボタンスイッチの右側面図。 図1の押しボタンスイッチの左側面図。 図1の押しボタンスイッチの平面図。 図1の押しボタンスイッチの底面図。 図1のVIII-VIII線に沿った断面図。 図1の押しボタンスイッチの操作部の正面図。 図1の押しボタンスイッチの操作部およびロックレバー部の底面図。 図1の押しボタンスイッチの外装部を示す斜視図。 図1の押しボタンスイッチのレバー部の上面図。 図1の押しボタンスイッチのハウジングの一部および操作部20を透過させた斜視図。 図1の押しボタンスイッチのレバー部の右側面図。 図1の押しボタンスイッチのプランジャの斜視図。 図1の押しボタンスイッチの第1プランジャの斜視図。 図1の押しボタンスイッチの第2プランジャの斜視図。 図1の押しボタンスイッチのレバー部およびプランジャの斜視図。 図1の押しボタンスイッチの伝達機構部の動作を説明するための図18の矢印A方向から見た第1の平面図。 図1の押しボタンスイッチの伝達機構部の動作を説明するための図18の矢印A方向から見た第2の平面図。 図1の押しボタンスイッチの第2プランジャ、接点機構部および端子接続機構部を示す斜視図。 図1の押しボタンスイッチの接点機構部の動作を説明するための第1の平面図。 図1の押しボタンスイッチの接点機構部の動作を説明するための第2の平面図。 図1のXXIV-XXIV線に沿った断面図。 図1の押しボタンスイッチの治具を用いたレバー本体31の操作を説明するための第1の正面図。 図1の押しボタンスイッチの治具を用いたレバー本体31の操作を説明するための第2の正面図。 図1の押しボタンスイッチの支点突起部の第1の変形例を説明するための図。 図1の押しボタンスイッチの支点突起部の第2の変形例を説明するための図。 図1の押しボタンスイッチの支点突起部の第3の変形例を説明するための図。
以下、本開示の一例を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した本開示の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本開示の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
本開示の一実施形態の押しボタンスイッチ1は、図1〜図7に示すように、略立方体状のハウジング10と、ハウジング10に取り付けられた操作部20と、ハウジング10の外部に露出するように設けられたロックレバー部30とを備える。
ハウジング10は、操作孔13が設けられた操作面12を有している。操作孔13は、一例として、略円形状を有している。操作部20は、この操作孔13を介してハウジングの外部から内部まで、操作面12に交差する(例えば、直交する)可動方向(以下、単に可動方向という)に延びており、その延在方向における一端部がハウジング10の内部に位置しかつ可動方向に沿って移動可能な状態でハウジング10に取り付けられている。また、ロックレバー部30は、ハウジング10の操作面12の縁部に配置されている。
図8に示すように、ハウジング10の内部には操作孔13に接続された収容部11が設けられている。すなわち、操作部20のその延在方向の一端部は、収容部11の内部に配置されている。収容部11の内部には、第1プランジャ41および第2プランジャ42を有するプランジャ40と、伝達機構部50(図19および図20に示す)と、接点機構部60と、付勢部70とが設けられている。
収容部11の可動方向における操作面12側の端部に、プランジャ40が配置され、収容部11の可動方向における操作面12に対向する端子接続面14側の端部に、付勢部70が配置されている。また、プランジャ40と付勢部70との間に、伝達機構部50および接点機構部60が配置されている。
続いて、押しボタンスイッチ1の各構成について説明する。
ハウジング10は、図1および図2に示すように、操作面12に対向する端子接続面14と、操作面12および端子接続面14に交差する方向(例えば、直交方向)に延びる4つの側面とを有し、4つの側面のうちの1つの側面が、支点形成面15を構成している。
支点形成面15には、この支点形成面15から、支点形成面15に交差する方向(例えば、直交方向)に沿ってハウジング10の外部に向かって突出する支点突起部151が設けられている。支点突起部151は、図3に示すように、支点形成面15に直交する方向から見て、可動方向に直交する方向に沿って延びる長円形状を有し、操作面12および端子接続面14の中間でかつ支点形成面15の可動方向に直交する方向における中央よりも一方側に配置されている。
詳しくは、支点突起部151は、支点形成面15に直交する方向から見て、レバー本体31の移動方向において第1位置P1および第2位置P2の中央を通る操作部20の可動方向に延びる中心線CL(図24および図25参照)よりも第1位置P1側に配置されている。
また、支点突起部151は、その延在方向の一方の湾曲面152が、長尺の治具100(図24および図25参照)を用いて後述するロックレバー部30のレバー本体31を第1位置P1から第2位置P2に移動させる場合に、治具100の一端部である先端部101が後述するロックレバー部30の係止部312に係止された治具100の中間部102と接触して、治具100の回動支点となるように構成されている。すなわち、湾曲面152は、治具100の中間部102と接触する部分に設けられ、支点突起部151から治具100に向かって突出している。
端子接続面14には、図7に示すように、複数の開口部141が設けられている。各開口部141は、例えば、図示しない電線の導体部が挿入可能に構成されており、図8に示すように、収容部11の内部に設けられた端子接続機構部16に接続されている。この端子接続機構部16は、一例として、いわゆるプッシュイン接続式を採用しており、電線の導体部を開口部141から差し込むだけで、押しボタンスイッチ1に電線の導体部を接続できるように構成されている。
操作部20は、図1に示すように、略円柱形状で、ハウジング10の外部に設けられかつ操作面12に対向するように配置された押圧面21を有している。この操作部20は、可動方向に沿って押圧面21が操作面12に対して接近する接近動作可能に構成され、この接近動作によってプランジャ40が後述する復帰位置P3(図19参照)に位置するように構成されている。詳しくは、操作部20は、プランジャ40が復帰位置P3以外の非復帰位置(詳しくは、第2プランジャ42が復帰位置P32以外の非復帰位置)にある場合、接近動作によって、操作部20の収容部11側の端部22が初期位置(図8に示す)から押圧位置まで移動して、プランジャ40を可動方向に沿って復帰位置P3(詳しくは、第2プランジャ42を可動方向に沿って復帰位置P32)に移動させる。
図1および図6に示すように、押圧面21には、操作部20をハウジング10に取り付けるときの操作部20の回転方向を示す表示部25が設けられている。この表示部25は、可動方向における押圧面21が操作面12に接近する接近方向(以下、単に接近方向という)から見て、時計回りの矢印で構成されている。
図9に示すように、操作部20の収容部11側の端部22の外周面には、可動方向に延びる第1溝部23と、第1溝部23の可動方向における押圧面21側の端部231に接続されかつ操作部20の収容部11側の端部22の周方向に沿って延びる第2溝部24とが設けられている。第1溝部23および第2溝部24は、後述するロックレバー部30に設けられた係止突起部342を収容可能に構成されている。また、第1溝部23は、レバー本体31が第1位置P1に位置している場合に、係止突起部342を収納可能であり、第2溝部24は、図10に示すように、レバー本体31が第2位置P2にあるときに可動方向において係止突起部342を係止可能に構成されている。
なお、ロックレバー部30の係止突起部342と、操作部20の第1溝部23および第2溝部24とは、移動規制部80を構成している。移動規制部80は、レバー本体31が第1位置P1に位置している場合において、操作部20の収容部11側の端部22が初期位置(すなわち、図9に示すように、係止突起部342が第1溝部23の可動方向における押圧面21側の端部231に位置しているときの操作部20の収容部11側の端部22の位置)に位置しているときにはレバー本体31の第2位置P2への移動を可能にする一方、操作部20の収容部11側の端部22が可動方向において初期位置よりも操作面12側に位置しているときにはレバー本体31の第2位置P2への移動を規制して不可能にする。また、操作部20の収容部11側の端部22が初期位置に位置している場合、操作部20は、一方向(この実施形態では、表示部25の矢印の方向)にのみ回動させることができるように第1溝部23および第2溝部24が接続されている。すなわち、移動規制部80は、収容部11の内部で操作部20とロックレバー部30との間に設けられ、レバー本体31を第2位置P2に移動させることができるか否かにより、操作部20がハウジング10に対して確実に取り付けられたか否かを確認することができる。
また、操作部20の収容部11側の端部22の外周面には、操作部20のハウジング10に対する取付方向を示す表示部26(この実施形態では、可動方向において押圧面21から収容部11側の端部22に向かう方向の矢印)が設けられている。
ロックレバー部30は、図1に示すように、レバー部301と、このレバー部301を覆うようにハウジング10に固定された外装部32とを有している。レバー部301は、図13に示すように、ハウジング10の外部に露出したレバー本体31と、収容部11に配置されたレバー支持部34とを有している。
レバー本体31は、図7に示すように、支点形成面15から支点形成面15に交差(例えば、直交)しかつ支点形成面15から離れる方向に突出していると共に、図3に示すように、可動方向において押圧面21と操作面12との間に配置されている。このレバー本体31は、支点形成面15に直交する方向から見て、第1位置P1(図24参照)および第2位置P2(図25参照)の間を可動方向に交差する方向(例えば、直交方向)に移動可能に構成されている。
外装部32は、図6および図7に示すように、レバー本体31の可動方向における上面(すなわち、レバー本体31の操作面12に対向する対向面311(図7のみに示す)の可動方向における反対側の面)に対向しかつレバー本体31の移動方向に延びる第1壁部321と、レバー本体31の可動方向に直交する方向(すなわち、レバー本体31の移動方向)の両側にそれぞれ配置され第1壁部321およびハウジング10の操作面12にそれぞれ接続された第2壁部322および第3壁部323とで構成されている。この外装部32により、レバー本体31の移動範囲が規定されている。
図6に示すように、第1壁部321のその延在方向の一端部(すなわち、図6の右端部)には、レバー本体31を第2位置P2で保持可能な保持部33が設けられている。詳しくは、保持部33は、図11に示すように、第2位置P2でレバー本体31を可動方向の一方から他方に(すなわち、図11の上方から下方に)押圧してレバー本体31を保持可能な弾性保持部331を有している。弾性保持部331は、第1壁部321の延在方向に延びていると共に、第1壁部321のその延在方向の他端部側(すなわち、図11の左側)の端部332が、第1壁部321に接続され、第1壁部321のその延在方向の一端部側の端部333が、第1壁部321および操作面12の間に配置されて、可動方向における操作面12から離れる方向に弾性変形可能に構成されている。
また、図11に示すように、第1壁部321の操作面12に対向する面の第1位置P1側(すなわち、図11の左側)には、表示部37が設けられている。表示部37は、「UNLOCK」の文字と、第2位置P2から第1位置P1へ向かう方向を示す矢印とで構成されている。
図7に示すように、レバー本体31の対向面311には、係止部312と、保持解除部313とが設けられている。係止部312は、レバー本体31の第1位置P1から第2位置P2への移動に用いる長尺の治具100のその延在方向の一端部である先端部101(図25および図26参照)を係止可能に構成されている。また、保持解除部313は、第2位置P2でレバー本体31を可動方向の他方から一方に(すなわち、図7の紙面貫通方向における手前から奥に)押圧して、弾性保持部331によるレバー本体31の保持を解除可能に構成されている。
また、レバー本体31には、支点形成面15に交差する方向において、保持解除部313に対する支点形成面15の反対側(すなわち、図7の上側)に配置されて、支点形成面15に交差する方向において保持解除部313を保護する保護壁部314が設けられている。
さらに、ロックレバー部30は、図12に示すように、レバー本体31と共に移動可能にレバー本体31に接続されたレバー支持部34を有している。このレバー支持部34は、図13に示すように、収容部11の内部に設けられ、操作部20の収容部11側の端部22をその周方向(すなわち、可動方向回り)に取り囲んで、レバー支持部34の内周面341が、操作部20の収容部11側の端部22に対向するように配置されている。
図12に示すように、レバー支持部34には、その内周面341から操作部20に向かって(すなわち、レバー支持部34の径方向内側に向かって)突出する係止突起部342が設けられている。この実施形態では、一例として、4つの係止突起部342が、レバー支持部34の内周面341の周方向に間隔を空けて配置されている。
また、図14に示すように、レバー支持部34は、接続部の一例のレバー接続部345と傾斜部346とで構成されている。
レバー接続部345は、略円環状を有し、操作面12に沿って延びていると共に、その中央部の略円形状の貫通孔部344に操作部20の収容部11の端部22が収容されている。すなわち、レバー本体31は、レバー接続部345の中心を通りかつ可動方向に延びる回動軸回り回動する。また、レバー接続部345は、レバー本体31が第2位置P2にある場合に操作部20と共に可動方向に移動可能な状態で、操作部20に接続されている。傾斜部346は、レバー接続部345とレバー本体31とに接続され、レバー接続部345からレバー本体31に向かうにつれて可動方向沿いを操作面12から押圧面21に向かう開離方向(以下、単に開離方向という)に傾斜している。
レバー接続部345には、レバー支持部34の外周面から径方向外側に向かって突出する複数のカム突起部343(この実施形態では、一例として、2つのカム突起部343)が設けられている。詳しくは、各カム突起部343は、レバー接続部345の貫通孔部344の縁部から可動方向沿いに操作面12から離れる方向に延びる一対の脚部35の外周面351にそれぞれ設けられている。また、各カム突起部343は、その突出方向から見て、全ての角部が面取りされた四角形状を有している。各脚部35は、貫通孔部344の中心CP(図12に示す)を通る同一直線上にそれぞれ配置され、各カム突起部343が、後述する第1プランジャ41の複数のカム溝部412の各々にそれぞれ係合可能に構成されている。
なお、レバー支持部34と、複数のカム突起部343と、複数のカム溝部412とで、伝達機構部50を構成している。すなわち、伝達機構部50は。ロックレバー部30およびプランジャ40の間に配置されている。
図3に示すように、レバー本体31には、支点形成面15に直交する方向から見て、外装部32により覆われていない露出した側面に、表示部36が設けられている。この表示部36は、「LOCK」の文字と、第1位置P1から第2位置P2へ向かう方向を示す矢印とで構成されている。
プランジャ40は、図8に示すように、収容部11の内部における操作面12側の端部に配置され、可動方向に沿って、操作面12から離れた復帰位置P3(図19参照)と、操作面12および復帰位置P3の中間の動作位置(図20参照)との間を移動可能に構成されている。詳しくは、図15に示すように、プランジャ40は、略矩形板状の第1プランジャ41と、第1プランジャ41に対して可動方向に沿って直列的に配置されかつ操作面12から離れて配置されている第2プランジャ42とを有している。第1プランジャ41および第2プランジャ42は、接続されておらず、相互に独立して移動可能に構成されている。
第1プランジャ41は、図16に示すように、略中央部に設けられ可動方向に貫通する略円形状の貫通孔部411と、この貫通孔部411の内周面414に設けられかつ内周面414の周方向に相互に間隔を空けて(例えば、180度間隔を空けて)配置された複数のカム溝部(この実施形態では、一例として、2つのカム溝部)412とを有している。また、貫通孔部411には、図13に示すように、操作部20の収容部11側の端部22が内周面414の周方向(すなわち、可動方向回り)に回動可能に収容されている。
各カム溝部412は、接近方向から見て、貫通孔部411の内周面414の周方向沿いを時計回りに進むにつれて、操作面12に接近する方向に(言い換えると、レバー本体31の第1位置P1から第2位置P2に向かう移動方向に沿って操作面12から離れるように)それぞれ傾斜しており、ロックレバー部30のレバー支持部34の各カム突起部343にそれぞれ係合可能に配置されている。すなわち、貫通孔部411の内周面414は、レバー支持部34の各脚部35の外周面351に対向しており、各カム溝部412は、それぞれ各カム突起部343に対応している。また、第1プランジャ41の各角部には、円形状の凹部413が設けられている。各凹部413には、図13に示すように、コイルばね71がそれぞれ収容されている。
第2プランジャ42は、図17に示すように、中央部に貫通孔部423が設けられた環状の本体部421と、この本体部421の径方向外側に設けられた複数のプランジャ接続部(この実施形態では、一例として、4つのプランジャ接続部)422が設けられている。
本体部421には、その中央部の貫通孔部423の周縁部から可動方向沿いを操作面12に接近する方向(すなわち、図17の上向き)に突出した環状壁部424が設けられている。この環状壁部424は、第1プランジャ41の貫通孔部411に挿入可能に構成されている。本体部421の環状壁部424の径方向外側には、操作部20の収容部11側の端部22が収容される部分円環状の凹部425が形成されている。
各プランジャ接続部422は、本体部421の外周面の周方向に沿って間隔を空けて配置されている。各プランジャ接続部422は、本体部421から可動方向沿いを操作面12から離れる方向(すなわち、図17の下向き)にそれぞれ延びる略直方体状を有し、接点機構部60に接続されている。
なお、第2プランジャ42の貫通孔部423には、図13に示すように、LEDユニット90が配置されている。
ロックレバー部30およびプランジャ40を接続した状態を図18〜図20に示す。図19は、レバー本体31が第1位置P1にあり、プランジャ40が復帰位置P3にある状態の図18の矢印Aで示す方向から見た平面図であり、図20は、レバー本体31が第2位置P2にあり、プランジャ40が動作位置P4にある状態の図18の矢印Aで示す方向から見た平面図である。
図19および図20に示すように、第1プランジャ41は、伝達機構部50によって、レバー本体31を第1位置P1から第2位置P2に移動させると復帰位置P31から動作位置P41に移動し、レバー本体31を第2位置P2から第1位置P1に移動させると動作位置P41から復帰位置P31に移動するように構成されている。第2プランジャ42は、後述するコイルばね72により可動方向に沿って操作面12に接近する方向に付勢されている。このため、第2プランジャ42は、第1プランジャ41の復帰位置P3から動作位置P4への移動に伴って復帰位置P32から動作位置P42に移動し、第1プランジャ41の動作位置P4から復帰位置P3への移動に伴って動作位置P42から復帰位置P32に移動する。また、第2プランジャ42は、復帰位置P32に位置していない場合には、操作部20の接近動作により、可動方向に沿って復帰位置P32に移動可能に構成されている。すなわち、第2プランジャ42は、操作部20の接近動作によって復帰位置P32に位置するように構成されている。なお、第2プランジャ42は、操作部20の接近動作により復帰位置P32に移動した場合、操作部20の収容部11側の端部22により復帰位置P32で保持される。
すなわち、伝達機構部50は、レバー本体31が第1位置P1から第2位置P2に向かって移動するにつれてプランジャ40を可動方向に沿って復帰位置P3から動作位置P4に移動させる一方、レバー本体31が第2位置P2から第1位置P1に向かって移動するにつれてプランジャ40を可動方向に沿って動作位置P4から復帰位置P3に移動させる。言い換えれば、伝達機構部50は、レバー本体31の移動動作をプランジャ40に伝達させる機能を有している。
接点機構部60は、図21に示すように、収容部11の内部に設けられた複数の固定接点部61と、収容部11の内部で可動方向において各固定接点部61に対向するようにそれぞれ設けられた複数の可動接点部62とを有している。各固定接点部61は、それぞれ端子接続機構部16に接続されている。各可動接点部62は、それぞれ第2プランジャ42の4つのプランジャ接続部422のいずれかに接続され、第2プランジャ42の復帰位置P32から動作位置P42への移動により対向する固定接点部61に接触し、第2プランジャ42の動作位置P42から復帰位置P32への移動により接触している固定接点部61から開離するように構成されている。言い換えると、接点機構部60は、第2プランジャ42の可動方向に沿った移動により、開閉されるように構成されている。
詳しくは、端子接続機構部16は、支点形成面15および支点形成面15に対向する面沿いに、それぞれ一列に並んで配置されている。支点形成面15沿いに配置された端子接続機構部16(以下、第1端子接続機構部161という)に接続されている固定接点部61および対向する可動接点部62は、NO接点63を構成し、支点形成面15に対向する面沿いに配置された端子接続機構部16(以下、第2端子接続機構部162という)に接続されている固定接点部61および対向する可動接点部62は、NC接点64を構成している。すなわち、レバー本体31が第1位置P1にあるとき、図22に示すように、NO接点63が閉鎖され、NC接点64が開放される一方、レバー本体31が第2位置P2にあるとき、図23に示すように、NO接点63が開放され、NC接点64が閉鎖される。
付勢部70は、第1付勢部の一例のコイルばね71(図13に示す)と、第2付勢部の一例のコイルばね72(図8に示す)とを有している。
コイルばね71は、図13に示すように、収容部11の内部において第1プランジャ41の四隅に設けられた凹部413にそれぞれ配置されて、プランジャ40を可動方向に沿って動作位置P4から復帰位置P3に向かって付勢する。詳しくは、各コイルばね71は、第1プランジャ41の凹部413の底面と、この底面に対向するハウジング10の収容部11を構成する内面111(図24参照)とで挟持されており、第1プランジャ41を可動方向に沿って操作面12から離れる方向に押圧し、第1プランジャ41を動作位置P41から復帰位置P31に向かって付勢した状態で配置されている。すなわち、各コイルばね71は、第1プランジャ41への押圧が均等になるように配置され、第1プランジャ41を介して、ロックレバー部30のレバー本体31を第2位置P2から第1位置P1に向かって付勢している。
コイルばね72は、図8に示すように、収容部11の内部において可動方向沿いの端子接続面14および接点機構部60との間に配置されて、プランジャ40を可動方向に沿って復帰位置P3から動作位置P4に向かって付勢する。詳しくは、コイルばね72は、操作部20の可動方向に延びる中心線CL上に配置され、接点機構部60の端子接続面14に対向する部分を操作面12に向かって押圧して、接点機構部60を介して、第2プランジャ42を可動方向に沿って復帰位置P32から動作位置P42に向かって付勢した状態で配置されている。
なお、コイルばね71は、その付勢力が、コイルばね72の付勢力よりも大きくなるように構成されている。これにより、レバー本体31が操作されない限り、プランジャ40が常に復帰位置P3に位置しNC接点64の可動接点部62が固定接点部61に対して開離した状態が維持されるようにして、押しボタンスイッチ1の安全性を確保している。
次に、図24を参照して、ロックレバー部30のレバー本体31が第2位置P2に位置しているときに、操作部20が可動方向に沿って操作面12から押圧面21に向かって(すなわち、図24に矢印Bで示す開離方向に)引っ張られた場合の押しボタンスイッチ1の動作について説明する。
図24に示すように、ハウジング10の操作面12側の壁部18には、ロックレバー部30の外装部32に接続され、レバー支持部34の傾斜部346に沿って延びる変形部17が設けられている。
ロックレバー部30のレバー本体31が第2位置P2に位置している場合、操作部20の収容部11側の端部22とロックレバー部30のレバー支持部34とは、可動方向に共に移動可能に接続されている。このため、操作部20が開離方向に引っ張られると、レバー支持部34も共に開離方向に引っ張られる。
レバー支持部34が開離方向に引っ張られると、レバー支持部34の傾斜部346が操作部20に向かって移動し、ハウジング10の変形部17に接触する。変形部17に接触した傾斜部346は、接近方向に変形して、レバー本体31を接近方向に移動させ、保持部33によるレバー本体31に対する押圧を解除する。保持部33によるレバー本体31に対する押圧が解除されると、レバー本体31が、コイルばね71により第2位置P2から第1位置P1に移動し、NC接点64の可動接点部62が、対応する固定接点部61から開離する。
続いて、図25および図26を参照して、治具100を用いたレバー本体31の操作について説明する。
まず、図25に示すように、第1位置P1にあるレバー本体31の係止部312に、治具100の先端部101を係止させる。このとき、治具100は、その中間部102が支点突起部151の湾曲面152に接触するように配置する。
そして、治具100の中間部102に接触した支点突起部151の湾曲面152を回動支点として、先端部101を係止部312に係止させたまま、治具100を図25における時計回りに回転させる。これにより、レバー本体31が、図26に示すように、第1位置P1から第2位置P2に移動する。
このように、前記押しボタンスイッチ1では、治具100を用いて、レバー本体31の第1位置P1から第2位置P2への移動を行うことができる。
以上の通り、前記押しボタンスイッチ1によれば、プランジャ40が、ロックレバー部30の伝達機構部50によって復帰位置P3および動作位置P4の間を移動可能な第1プランジャ41と、第1プランジャ41に対して直列的に配置されかつ第1プランジャ41よりも操作面12から離れて配置されていると共に、操作部20によって復帰位置P3に移動可能な第2プランジャ42とを有する。そして、第1プランジャ41および第2プランジャ41が、相互に独立して移動可能であり、第2プランジャ42の移動により、可動接点部62が固定接点部61に対して接触または開離するように構成されている。すなわち、前記押しボタンスイッチ1では、ロックレバー部30の位置精度の確保に影響されることなく、第2プランジャ42および接点機構部50の位置精度を確保するだけで、固定接点部61に対する可動接点部62の接触信頼性を確保することができる。このため、例えば、ロックレバー、カム、ホルダ、および、B接点の位置精度を確保する必要がある特許文献1の操作スイッチと比較して、固定接点部61および可動接点部62の接触信頼性を容易に確保できる。
また、第1プランジャ41が、可動方向に貫通する貫通孔部411と、貫通孔部411の内周面414に設けられかつ内周面414の周方向に相互に間隔を空けて配置されて、レバー本体31の第1位置P1から第2位置P2に向かう移動方向に沿って操作面12から離れるようにそれぞれ傾斜する複数のカム溝部412とを有し、ロックレバー部30が、貫通孔部411に配置され、貫通孔部411の内周面414に沿って延びていると共に、レバー本体31が接続されたレバー支持部34と、複数のカム溝部412の各々にそれぞれ対応するように設けられていると共に、レバー支持部34の内周面414に対向する外周面351から内周面414に向かって突出しかつ対応する複数のカム溝部412の各々にそれぞれ係合する複数のカム突起部343とを有している。そして、伝達機構部50が、複数のカム溝部412、レバー支持部34および複数のカム突起部343で構成されている。この伝達機構部50により、プランジャ40全体を可動方向に沿ってより確実に移動させることができるので、固定接点部61および可動接点部62の接触信頼性を確保できる。
前記押しボタンスイッチ1によれば、ロックレバー部30のレバー本体31が、長尺の治具100のその延在方向の一端部101を係止可能な係止部312を有し、ハウジング10が、治具100を用いてロックレバー部30のレバー本体31を第1位置P1から第2位置P2に移動させる場合に一端部101が係止部312に係止された治具100の中間部102と接触して治具100の回動支点となる支点突起部151を有する。係止部312および支点突起部151により、例えば、ロックレバー部30のレバー本体31の回動操作に大きな力が必要な場合であっても、治具100を用いることで、てこの原理が発生し、ロックレバー部30のレバー本体31をより小さな力で容易に回動操作できる。
また、保持部33が、第2位置P2でレバー本体31を可動方向の一方から他方に押圧してレバー本体31を保持可能な弾性保持部331を有し、レバー本体31が、第2位置P2でレバー本体31を可動方向の他方から一方に押圧して弾性保持部331によるレバー本体31の保持を解除可能な保持解除部313を有する。弾性保持部331および保持解除部313により、より簡単な構成で、レバー本体31を第2位置P2で保持でき、また、弾性保持部331によるレバー本体31の保持を解除できる。
また、レバー本体31が、支点形成面15に交差する方向において、保持解除部313に対する支点形成面15の反対側に配置されて、支点形成面15に交差する方向において保持解除部313を保護する保護壁部314を有する。保護壁部314により、保持解除部313の誤操作を低減できる。
また、支点突起部151が、治具100の中間部102と接触する部分に設けられ、支点突起部151から治具100に向かって突出する湾曲面152を有する。湾曲面152により、治具100の回動支点が一定となり、治具100を用いてレバー本体31をより容易に操作できる。
また、支点突起部151が、支点形成面15に直交する方向から見て、レバー本体31の移動方向において第1位置P1および第2位置P2の中央よりも第1位置P1側に配置されている。これにより、治具100を用いてレバー本体31をより容易に操作できる。
前記押しボタンスイッチ1によれば、ハウジング10が、レバー本体31が第2位置P2に位置しているときに操作部20がハウジング10から開離する開離方向に引っ張られた場合、レバー支持部34に接触してレバー本体31を移動させ、保持部33によるレバー本体31に対する押圧を解除可能に、レバー本体31を変形させる変形部17を有している。この変形部17により、レバー本体31が第2位置P2にあり固定接点部61に対して可動接点部62が接触した状態で保持部33に保持されていた場合に、操作部20がハウジング10から開離する開離方向に引っ張られたとしても、保持部33によるレバー本体31の保持を解除して、固定接点部61に対して可動接点部62を開離させることができるので、安全性を容易に確保できる押しボタンスイッチ1を実現できる。
また、レバー本体31が、可動方向において押圧面21と操作面12との間に配置されており、レバー支持部34が、操作面12に沿って延びて、レバー本体31が第2位置P2にある場合に操作部20と共に可動方向に移動可能に操作部20に接続されたレバー接続部345と、レバー接続部345とレバー本体31とに接続され、レバー接続部345からレバー本体31に向かうにつれて開離方向に傾斜する傾斜部346とを有している。また、変形部17が、傾斜部346に対向しかつ接触可能に配置されていると共に、操作部20が開離方向に引っ張られた場合に、傾斜部346に接触してレバー本体31を接近方向に移動させ、保持部33によるレバー本体31に対する押圧を解除可能に、レバー本体31を変形させる。これにより、レバー本体31が第2位置P2にあり固定接点部61に対して可動接点部62が接触した状態で保持部33に保持されていた場合に、操作部20がハウジング10から開離する開離方向に引っ張られたとしても、保持部33によるレバー本体31の保持をより確実に解除して、固定接点部61に対して可動接点部62を開離させることができる。
前記押しボタンスイッチ1によれば、第1位置P1および第2位置P2の間を移動可能なレバー本体31と、レバー本体31を第2位置P2で保持可能な保持部33とを有するロックレバー部30と、レバー本体31が第1位置P1から第2位置P2に向かって移動するにつれてプランジャ40を復帰位置P3から動作位置P4に移動させる一方、レバー本体31が第2位置P2から第1位置P1に向かって移動するにつれてプランジャ40を動作位置P4から復帰位置P3に移動させる伝達機構部50と、レバー本体31が第1位置P1に位置している場合において、操作部20の収容部11側の端部22が初期位置に位置しているときにはレバー本体31の第2位置P2への移動を可能とする一方、操作部20の収容部11側の端部22が初期位置よりも操作面12側に位置しているときにはレバー本体31の第2位置P2への移動を不可能とする移動規制部80と、プランジャ40を動作位置P4から復帰位置P3に向かって付勢するコイルばね71とを備えている。すなわち、前記押しボタンスイッチ1では、例えば、メンテナンス等で一旦取り外した操作部20をハウジング10に取り付ける際、操作部20の収容部11側の端部22が初期位置に位置しているときには、レバー本体31を第2位置P2に移動させて保持部33で保持することができる一方、操作部20の収容部11側の端部22が可動方向において初期位置よりも操作面12側に位置しているときには、レバー本体31を第2位置P2に移動させることができず、レバー本体31は、第1付勢部71によりプランジャ40を介して付勢されて第1位置P1に移動する。これにより、操作部20を完全な状態で確実に取り付け可能な押しボタンスイッチ1を実現できる。
また、収容部11の内部に設けられ、プランジャ40を可動方向に沿って復帰位置P3から動作位置P4に向かって付勢するコイルばね72をさらに備え、コイルばね71の付勢力が、コイルばね72の付勢力よりも大きくなるように構成されている。そして、プランジャ40が、コイルばね71により付勢可能に配置されていると共に、レバー本体31の第1位置P1および第2位置P2の間の移動に伴い、伝達機構部50によって、復帰位置P31および動作位置P41の間を可動方向に沿って移動可能な第1プランジャ41と、コイルばね72により付勢可能な状態で第1プランジャ41よりも可動方向沿いに操作面12から離れて配置されかつ第1プランジャ41に対して可動方向に沿って直列的に配置されていると共に、操作部20の接近動作によって復帰位置P32に位置する第2プランジャ42とを有している。また、第1プランジャ41および第2プランジャ42が、可動方向に沿って相互に独立して移動可能であり、第2プランジャ42の可動方向に沿った移動により、可動接点部62が固定接点部61に対して接触または開離するように構成されている。これにより、ロックレバー部30の位置精度の確保に影響されることなく、第2プランジャ42および接点機構部50の位置精度を確保するだけで、固定接点部61に対する可動接点部62の接触信頼性を確保することができる。
また、第1プランジャ41が、可動方向に貫通する貫通孔部411と、貫通孔部411の内周面414に設けられかつ内周面414の周方向に相互に間隔を空けて配置されて、レバー本体31の第1位置P1から第2位置P2に向かう移動方向に沿って操作面12から離れるようにそれぞれ傾斜する複数のカム溝部412とを有し、レバー支持部34が、貫通孔部411に配置され、貫通孔部411の内周面414に沿って延びていると共に、複数のカム溝部412の各々にそれぞれ対応するように設けられ、レバー支持部34の内周面414に対向する外周面351から内周面414に向かって突出しかつ対応する複数のカム溝部412の各々にそれぞれ係合する複数のカム突起部343とを有している。そして、伝達機構部50が、複数のカム溝部412、レバー支持部34および複数のカム突起部343で構成されている。この伝達機構部50により、プランジャ40全体を可動方向に沿ってより確実に移動させることができるので、固定接点部61および可動接点部62の接触信頼性を確保できる。
また、レバー支持部34が、操作部20の収容部11側の端部22をその周方向(すなわち、可動方向回り)に取り囲み、その内周面341が操作部20の収容部11側の端部22に対向するように配置されていると共に、内周面341から操作部20に向かって突出する係止突起部342を有し、操作部20の収容部11側の端部22が、可動方向に延びてレバー本体31が第1位置P1にある場合に係止突起部342を収容可能な第1溝部23と、第1溝部23の可動方向における押圧面21側の端部231に接続されかつ操作部20の収容部11側の端部22の周方向に沿って係止突起部342を収容可能に延びていると共に、レバー本体31が第2位置P2にあるときに可動方向において係止突起部342を係止する第2溝部24とを有している。そして、移動規制部80が、係止突起部342、第1溝部23および第2溝部24で構成されている。これにより、簡単な構成で、レバー本体31の第2位置への移動を規制できるので、操作部20を完全な状態で確実に取り付け可能な押しボタンスイッチ1を容易に実現できる。
また、第1付勢部が、複数のコイルばね71で構成されている。これにより、簡単な構成で、プランジャ40を可動方向に沿って動作位置P4から復帰位置P3に向かって付勢できる。
また、第2付勢部が、少なくとも1つのコイルばね72で構成されている。これにより、簡単な構成で、プランジャ40を可動方向に沿って復帰位置P3から動作位置P4に向かって付勢できる。
なお、ハウジング10、操作部20、ロックレバー部30および第1付勢部71以外の構成は、可能ならば、省略してもよいし、前記押しボタンスイッチ1とは異なる構成のものと置き換えてもよい。 例えば、ハウジング10の支点突起部151は省略しても構わない。
伝達機構部50は、レバー支持部34と、複数のカム突起部343と、複数のカム溝部412とで構成されている場合に限らない。伝達機構部50は、レバー本体31が第1位置P1から第2位置P2に向かって移動するにつれてプランジャ40を復帰位置P3から動作位置P4に移動させる一方、レバー本体31が第2位置P2から第1位置P1に向かって移動するにつれてプランジャ40を動作位置P4から復帰位置P3に移動させることができる任意の構成を採用できる。
接点機構部60は、固定接点部61と、可動方向において固定接点部61に対向するように設けられ、プランジャ40が復帰位置P3から動作位置P4に移動した場合に固定接点部61に接触し、プランジャ40が動作位置P4から復帰位置P4に移動した場合に固定接点部61から開離する可動接点部62とを有していれば、任意の構成の接点機構部を採用できる。
レバー支持部34のレバー接続部345は、略円環状である場合に限らず、例えば、半円環状であってもよい。
保持部33は、弾性保持部331で構成されている場合限らず、第2位置P2でレバー本体31を保持できれば、任意の構成を採用できる。また、保持解除部313は、保持部33の構成に応じて、適宜変更できる。
保護壁部314は、レバー本体31に設けられている場合に限らず、例えば、外装部32に設けてもよい。
支点突起部151は、長円形状を有する場合に限らない。例えば、図27に示すように、支点形成面15に直交する方向から見て、その延在方向の治具100の中間部102に接触する側のみに湾曲面152を有する支点突起部151であってもよい。また、図28に示すように、支点形成面15に直交する方向から見て、その延在方向の治具100の中間部102に接触する側が、治具100から離れる方向に突出した湾曲面152を有する支点突起部151であってもよい。さらに、図29に示すように、可動方向に貫通する貫通孔部153を有する支点突起部151であってもよい。この場合、貫通孔部153の内周面が治具100の中間部102に接触して、治具100の回動支点となる。
第1付勢部は、複数のコイルばね71で構成されている場合に限らず、プランジャ40を可動方向に沿って動作位置P4から復帰位置P3に向かって付勢可能な任意の構成の付勢部を採用できる。例えば、第1付勢部は、単一または3以上のコイルばね71で構成してもよい。
第2付勢部は、単一のコイルばね72で構成されている場合に限らず、プランジャ40を可動方向に沿って復帰位置P3から動作位置P4に向かって付勢可能な任意の構成の付勢部を採用できる。例えば、第2付勢部は、複数のコイルばね72で構成してもよい。
プランジャ40は、第1プランジャ41および第2プランジャ42を有し、可動方向に沿って復帰位置P3と動作位置P4との間を移動可能であればよく、その形状等は、押しボタンスイッチ1の設計等により、適宜変更できる。
変形部17は、レバー本体31が第2位置P2に位置しているときに操作部20がハウジング10から開離する開離方向に引っ張られた場合、レバー支持部34に接触してレバー本体31を移動させ、保持部33によるレバー本体31に対する押圧を解除可能に、レバー本体31を変形させるように構成されていればよい。すなわち、変形部17は、レバー本体31およびレバー支持部34の形状等に応じて、その形状等を適宜変更することができる。
移動規制部80は、係止突起部342、第1溝部23および第2溝部24で構成されている場合に限らない。移動規制部80は、レバー本体31が第1位置P1に位置している場合において、操作部20の収容部11側の端部22が初期位置に位置しているときにはレバー本体31の第2位置P2への移動を可能とする一方、操作部20の収容部11側の端部22が初期位置よりも操作面12側に位置しているときにはレバー本体31の第2位置P2への移動を不可能とすることができる任意の構成を採用できる。
以上、図面を参照して本開示における種々の実施形態を詳細に説明したが、最後に、本開示の種々の態様について説明する。なお、以下の説明では、一例として、参照符号も添えて記載する。
本開示の第1態様の押しボタンスイッチ1は、
操作孔13が設けられた操作面12と、内部に設けられかつ前記操作孔13に接続された収容部11とを有するハウジング10と、
前記ハウジング10の外部から前記操作孔13を介して前記収容部11の内部まで前記操作面12に交差する可動方向に沿って延びていると共に、前記ハウジング10の前記外部に設けられかつ前記操作面12に対向するように配置された押圧面21を有し、前記可動方向に沿って前記押圧面21が前記操作面12に対して接近動作可能な操作部20と、
前記ハウジング10の前記操作面12側の端縁部に設けられて第1位置P1および第2位置P2の間を前記可動方向に交差する方向に移動可能なレバー本体31と、前記収容部11の前記内部に設けられて前記レバー本体31と共に移動可能に前記レバー本体31に接続されたレバー支持部34と、前記第2位置P2で前記押圧面21の前記操作面12に対する接近方向から前記レバー本体31を押圧して前記レバー本体31を保持可能な保持部33とを有するロックレバー部30と、
前記収容部11の内部に設けられ、前記レバー本体31を前記第2位置P2から前記第1位置P1に向かって付勢する付勢部71と
を備え、
前記レバー支持部34が、
前記レバー本体31が前記第2位置P2に位置している場合に、前記操作部20と共に前記可動方向に移動可能に前記操作部20に接続され、
前記ハウジング10が、
前記レバー本体31が前記第2位置P2に位置しているときに前記操作部20が前記可動方向に沿って前記操作面12から前記押圧面21に向かって引っ張られた場合、前記レバー支持部34に接触して前記レバー本体31を前記接近方向に移動させ、前記保持部33による前記レバー本体31に対する押圧を解除可能に、前記レバー本体31を変形させる変形部17を有する。
第1態様の押しボタンスイッチ1によれば、変形部17により、レバー本体31が第2位置P2にあり固定接点部61に対して可動接点部62が接触した状態で保持部33に保持されていた場合に、操作部20がハウジング10から開離する開離方向に引っ張られたとしても、保持部33によるレバー本体31の保持を解除して、固定接点部61に対して可動接点部62を開離させることができるので、安全性を容易に確保できる押しボタンスイッチ1を実現できる。
本開示の第2態様の押しボタンスイッチ1は、
前記レバー本体31が、
前記可動方向において前記押圧面21と前記操作面12との間に配置されており、
前記レバー支持部34が、
前記操作面12に沿って延びて、前記レバー本体31が前記第2位置P2にある場合に前記操作部20と共に前記可動方向に移動可能に前記操作部20に接続された接続部と、
前記接続部345と前記レバー本体34とに接続され、前記接続部345から前記レバー本体34に向かうにつれて前記開離方向に傾斜する傾斜部346と
を有し、
前記変形部17が、
前記傾斜部346に対向しかつ接触可能に配置されていると共に、前記操作部20が前記開離方向に引っ張られた場合に、前記傾斜部346に接触して前記レバー本体31を前記接近方向に移動させ、前記保持部33による前記レバー本体31に対する押圧を解除可能に、前記レバー本体31を変形させる。
第2態様の押しボタンスイッチ1によれば、レバー本体31が第2位置P2にあり固定接点部61に対して可動接点部62が接触した状態で保持部33に保持されていた場合に、操作部20がハウジング10から開離する開離方向に引っ張られたとしても、保持部33によるレバー本体31の保持をより確実に解除して、固定接点部61に対して可動接点部62を開離させることができる。
本開示の第3態様の押しボタンスイッチ1は、
前記付勢部が、複数のコイルばね71で構成されている。
第3態様の押しボタンスイッチ1によれば、簡単な構成で、プランジャ40を可動方向に沿って動作位置P4から復帰位置P3に向かって付勢できる。
なお、前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本開示の押しボタンスイッチは、例えば、非常停止スイッチに適用できる。
1 押しボタンスイッチ
10 ハウジング
11 収容部
12 操作面
13 操作孔
14 端子接続面
141 開口部
15 支点形成面
151 支点突起部
152 湾曲面
16 端子接続機構部
161 第1端子接続機構部
162 第2端子接続機構部
17 変形部
18 壁部
20 操作部
21 押圧面
22 端部
23 第1溝部
231 端部
24 第2溝部
25、26 表示部
30 ロックレバー部
301 レバー部
31 レバー本体
311 対向面
312 係止部
313 保持解除部
314 保護壁部
32 外装部
321 第1壁部
322 第2壁部
323 第3壁部
33 保持部
331 弾性保持部
332、333 端部
34 レバー支持部
341 内周面
342 係止突起部
343 カム突起部
344 貫通孔部
345 レバー接続部
346 傾斜部
35 脚部
351 外周面
36、37 表示部
40 プランジャ
41 第1プランジャ
411 貫通孔部
412 カム溝部
413 凹部
414 内周面
42 第2プランジャ
421 本体部
422 プランジャ接続部
423 貫通孔部
424 環状壁部
50 伝達機構部
60 接点機構部
61 固定接点部
62 可動接点部
63 NO接点
64 NC接点
70 付勢部
71、72 コイルばね
80 移動規制部
90 LEDユニット
100 治具
101 先端部
102 中間部
P1 第1位置
P2 第2位置
P3、P31、P32 復帰位置
P4、P41、P42 動作位置
A、B 矢印
CP 中心
CL 中心線

Claims (3)

  1. 操作孔が設けられた操作面と、内部に設けられかつ前記操作孔に接続された収容部とを有するハウジングと、
    前記ハウジングの外部から前記操作孔を介して前記収容部の内部まで前記操作面に交差する可動方向に沿って延びていると共に、前記ハウジングの前記外部に設けられかつ前記操作面に対向するように配置された押圧面を有し、前記可動方向に沿って前記押圧面が前記操作面に対して接近動作可能な操作部と、
    前記ハウジングの前記操作面側の端縁部に設けられて第1位置および第2位置の間を前記可動方向に交差する方向に移動可能なレバー本体と、前記収容部の前記内部に設けられて前記レバー本体と共に移動可能に前記レバー本体に接続されたレバー支持部と、前記第2位置で前記押圧面の前記操作面に対する接近方向から前記レバー本体を押圧して前記レバー本体を保持可能な保持部とを有するロックレバー部と、
    前記収容部の内部に設けられ、前記レバー本体を前記第2位置から前記第1位置に向かって付勢する付勢部と
    を備え、
    前記レバー支持部が、
    前記レバー本体が前記第2位置に位置している場合に、前記操作部と共に前記可動方向に移動可能に前記操作部に接続され、
    前記ハウジングが、
    前記レバー本体が前記第2位置に位置しているときに前記操作部が前記可動方向に沿って前記操作面から前記押圧面に向かって引っ張られた場合、前記レバー支持部に接触して前記レバー本体を前記接近方向に移動させ、前記保持部による前記レバー本体に対する押圧を解除可能に、前記レバー本体を変形させる変形部を有する、押しボタンスイッチ。
  2. 前記レバー本体が、
    前記可動方向において前記押圧面と前記操作面との間に配置されており、
    前記レバー支持部が、
    前記操作面に沿って延びて、前記レバー本体が前記第2位置にある場合に前記操作部と共に前記可動方向に移動可能に前記操作部に接続された接続部と、
    前記接続部と前記レバー本体とに接続され、前記接続部から前記レバー本体に向かうにつれて可動方向沿いを前記操作面から前記押圧面に向かう開離方向に傾斜する傾斜部と
    を有し、
    前記変形部が、
    前記傾斜部に対向しかつ接触可能に配置されていると共に、前記操作部が前記開離方向に引っ張られた場合に、前記傾斜部に接触して前記レバー本体を前記接近方向に移動させ、前記保持部による前記レバー本体に対する押圧を解除可能に、前記レバー本体を変形させる、請求項1の押しボタンスイッチ。
  3. 前記付勢部が、複数のコイルばねで構成されている、請求項1または2の押しボタンスイッチ。
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