JP6859326B2 - ブロードキャスト／マルチキャスト送信のために共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへのアクセスを求めて競合するための技法 - Google Patents

Description

相互参照

[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、２０１６年８月２３日に出願された、「Techniques For Contending For Access To Channels Of A Shared Radio Frequency Spectrum Band For Broadcast/Multicast Transmissions」と題する、Ｚｈａｎｇらによる米国特許出願第１５／２４４，６６２号、および２０１５年９月１１日に出願された、「Techniques For Contending For Access To Channels Of A Shared Radio Frequency Spectrum Band For Broadcast/Multicast Transmissions」と題する、Ｚｈａｎｇらによる米国仮特許出願第６２／２１７，６０７号の優先権を主張する。

[0002]本開示は、たとえば、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、マルチポイント（たとえば、ブロードキャスト／マルチキャスト）送信のために共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへのアクセスを求めて競合するための技法に関する。

[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース（たとえば、時間、周波数、および電力）を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例としては、符号分割多元接続（ＣＤＭＡ）システム、時分割多元接続（ＴＤＭＡ）システム、周波数分割多元接続（ＦＤＭＡ）システム、および直交周波数分割多元接続（ＯＦＤＭＡ）システムがある。

[0004]例として、ワイヤレス多元接続通信システムは、各々が、場合によってはユーザ機器（ＵＥ）デバイスとして知られる、複数の通信デバイスのための通信を同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。基地局は、（たとえば、基地局からＵＥへの送信のために）ダウンリンクチャネル上でＵＥと通信し、（たとえば、ＵＥから基地局への送信のために）アップリンクチャネル上でＵＥと通信し得る。

[0005]いくつかの通信モードは、セルラーネットワークの共有無線周波数スペクトル帯域上での、または異なる無線周波数スペクトル帯域（たとえば、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域）上での基地局とＵＥとの間の通信を可能にし得る。専用（たとえば、認可）無線周波数スペクトル帯域を使用するセルラーネットワークにおけるデータトラフィックの増加とともに、少なくとも一部のデータトラフィックの、共有無線周波数スペクトル帯域へのオフローディングは、セルラー事業者に拡張データ送信容量のための機会を与え得る。共有無線周波数スペクトル帯域はまた、専用無線周波数スペクトル帯域へのアクセスが利用不可能であるエリア中でサービスを与え得る。共有無線周波数スペクトル帯域にオフロードされ（または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信され）得る送信のタイプは、ユニキャスト送信、マルチポイント送信、ブロードキャスト送信、またはマルチキャスト送信を含み得る。

[0006]本開示は、たとえば、マルチポイント（たとえば、ブロードキャスト／マルチキャスト）送信のために共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへのアクセスを求めて競合するための技法に関する。いくつかの例では、マルチポイント送信は、ブロードキャスト送信、マルチキャスト送信、多地点協調（ＣｏＭＰ：coordinated multipoint）送信、またはそれらの組合せであるかまたはそれらを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域のチャネル上で通信する前に、送信装置は、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへのアクセスを獲得するためにリッスンビフォアトーク（ＬＢＴ：Listen Before Talk）プロシージャを実行し得る。そのようなＬＢＴプロシージャは、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルが利用可能であるかどうかを決定するために、クリアチャネルアセスメント（ＣＣＡ：clear channel assessment）プロシージャまたは拡張ＣＣＡ（ｅＣＣＡ：extended CCA）プロシージャを実行することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルが利用可能であると決定されたとき、チャネル予約信号（たとえば、チャネル使用ビーコン信号（ＣＵＢＳ：channel usage beacon signal））を含むプリアンブルが、チャネルを予約するために送信され得る。そのチャネルが利用可能でないと決定されたとき、そのチャネルのためのＣＣＡプロシージャまたはｅＣＣＡプロシージャが、後で再び実行され得る。

[0007]ＣＣＡプロシージャまたはｅＣＣＡプロシージャは、競合ウィンドウ中に実行され得る。いくつかの例では、チャネルへのアクセスを求めて競合するために使用される競合ウィンドウのサイズは、チャネル上での前の送信のパケットの肯定応答（ＡＣＫ）または否定応答（ＮＡＫ）に基づいて調整され得る。しかしながら、共有無線周波数スペクトル帯域上でのマルチポイント送信（たとえば、ブロードキャスト送信、マルチキャスト送信）の場合、そのようなＡＣＫまたはＮＡＫは、送信または受信されないことがある。本開示は、そのようなパケットレベルＡＣＫまたはＮＡＫの不在下で競合ウィンドウのサイズを決定するための技法について説明する。本開示はまた、マルチポイント（たとえば、ブロードキャスト／マルチキャスト）送信およびユニキャスト送信の並列送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへのアクセスを求めて競合するための技法について説明する。

[0008]一例では、ワイヤレス通信のための方法が説明される。本方法は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、競合ウィンドウサイズを決定すること、ここで、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、第１の複数のＵＥをターゲットにする、と、決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合することとを含み得る。いくつかの例では、第１のマルチポイント送信は多地点協調送信であり得る。

[0009]いくつかの例では、本方法は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上の負荷を決定することを含み得、競合ウィンドウサイズは、決定された負荷に少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、本方法は、少なくとも１つのユニキャスト送信を、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信と多重化することと、少なくとも１つのユニキャスト送信についての受信されたＡＣＫまたはＮＡＫのうちの少なくとも１つを識別することとを含み得る。これらの例では、競合ウィンドウサイズは、少なくとも１つのユニキャスト送信についての識別されたＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。

[0010]いくつかの例では、本方法は、第２の複数のＵＥの各ＵＥから、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを受信することを含み得、ここで、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信の前に送信され、第２の複数のＵＥをターゲットにする。これらの例では、競合ウィンドウサイズは、ＵＥ受信ステータスに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信の各ＵＥ受信ステータスは、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信についてのＵＥブロックエラーレート（ＢＬＥＲ：block error rate）を含み得る。いくつかの例では、本方法は、少なくとも第２の複数のＵＥの各ＵＥから関心のブロードキャストサービスの識別情報を受信することと、受信された識別情報から第２の複数のＵＥを識別することと、第２の複数のＵＥを、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信についてのＵＥ受信ステータスを送信するようにトリガすることとを含み得る。いくつかの例では、第１の複数のＵＥと第２の複数のＵＥとは、同じ複数のＵＥまたは異なる複数のＵＥを含み得る。

[0011]いくつかの例では、少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを含み得、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、少なくとも第１のチャネルおよび第２のチャネル上での複数チャネルブロードキャスト送信または複数チャネルマルチキャスト送信を含み得る。いくつかの例では、本方法は、少なくとも１つのユニキャスト送信に対応する複数のＡＣＫまたはＮＡＫを識別することを含み得、ここで、少なくとも１つのユニキャスト送信は、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの１つまたは複数上で送信され、ここで、複数のチャネルは、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信が送信される少なくとも１つのチャネルを含む。これらの例では、競合ウィンドウサイズは、複数のＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク（ＭＢＳＦＮ）送信、単一セル拡張マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）送信、単一セルポイント対マルチポイント（ＳＣ−ＰＴＭ）送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0012]一例では、ワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、競合ウィンドウサイズを決定するための手段、ここで、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、第１の複数のＵＥをターゲットにする、と、決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合するための手段とを含み得る。いくつかの例では、第１のマルチポイント送信は多地点協調送信であり得る。

[0013]いくつかの例では、本装置は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上の負荷を決定するための手段を含み得、競合ウィンドウサイズは、決定された負荷に少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、本装置は、少なくとも１つのユニキャスト送信を、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信と多重化するための手段と、少なくとも１つのユニキャスト送信についての受信されたＡＣＫまたはＮＡＫのうちの少なくとも１つを識別するための手段とを含み得る。これらの例では、競合ウィンドウサイズは、少なくとも１つのユニキャスト送信についての識別されたＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。

[0014]いくつかの例では、本装置は、第２の複数のＵＥの各ＵＥから、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを受信するための手段を含み得、ここで、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信の前に送信され、第２の複数のＵＥをターゲットにする。これらの例では、競合ウィンドウサイズは、ＵＥ受信ステータスに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信の各ＵＥ受信ステータスは、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信についてのＵＥ ＢＬＥＲを含み得る。いくつかの例では、本装置は、少なくとも第２の複数のＵＥの各ＵＥから関心のブロードキャストサービスの識別情報を受信するための手段と、受信された識別情報から第２の複数のＵＥを識別するための手段と、第２の複数のＵＥを、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信についてのＵＥ受信ステータスを送信するようにトリガするための手段とを含み得る。いくつかの例では、第１の複数のＵＥと第２の複数のＵＥとは、同じ複数のＵＥまたは異なる複数のＵＥを含み得る。

[0015]いくつかの例では、少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを含み得、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、少なくとも第１のチャネルおよび第２のチャネル上での複数チャネルブロードキャスト送信または複数チャネルマルチキャスト送信を含み得る。いくつかの例では、本装置は、少なくとも１つのユニキャスト送信に対応する複数のＡＣＫまたはＮＡＫを識別するための手段を含み得、ここで、少なくとも１つのユニキャスト送信は、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの１つまたは複数上で送信され、ここで、複数のチャネルは、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信が送信される少なくとも１つのチャネルを含む。これらの例では、競合ウィンドウサイズは、複数のＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0016]一例では、ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリとを含み得る。プロセッサおよびメモリは、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、競合ウィンドウサイズを決定すること、ここで、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、第１の複数のＵＥをターゲットにする、と、決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合することとを行うように構成され得る。

[0017]いくつかの例では、プロセッサおよびメモリは、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上の負荷を決定するように構成され得、競合ウィンドウサイズは、決定された負荷に少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、プロセッサおよびメモリは、少なくとも１つのユニキャスト送信を、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信と多重化することと、少なくとも１つのユニキャスト送信についての受信されたＡＣＫまたはＮＡＫのうちの少なくとも１つを識別することとを行うように構成され得る。これらの例では、競合ウィンドウサイズは、少なくとも１つのユニキャスト送信についての識別されたＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、プロセッサおよびメモリは、第２の複数のＵＥの各ＵＥから、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを受信するように構成され得、ここで、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信の前に送信され、第２の複数のＵＥをターゲットにする。これらの例では、競合ウィンドウサイズは、ＵＥ受信ステータスに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。

[0018]いくつかの例では、少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを含み得、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、少なくとも第１のチャネルおよび第２のチャネル上での複数チャネルブロードキャスト送信または複数チャネルマルチキャスト送信を含み得る。いくつかの例では、プロセッサおよびメモリは、少なくとも１つのユニキャスト送信に対応する複数のＡＣＫまたはＮＡＫを識別するように構成され得、ここで、少なくとも１つのユニキャスト送信は、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの１つまたは複数上で送信され、複数のチャネルは、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信が送信される少なくとも１つのチャネルを含む。これらの例では、競合ウィンドウサイズは、複数のＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0019]いくつかの例では、コードは、第２の複数のＵＥの各ＵＥから、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを受信するためにプロセッサによって実行可能であり得、ここで、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信の前に送信され、第２の複数のＵＥをターゲットにする。これらの例では、競合ウィンドウサイズは、ＵＥ受信ステータスに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0020]一例では、ＵＥにおけるワイヤレス通信のための方法が説明される。本方法は、複数のＵＥをターゲットにするブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを送信するようにとのインジケーションを受信することと、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を受信することと、受信されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを送信することとを含み得る。

[0021]いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスは、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信についてのＵＥ ＢＬＥＲを含み得る。いくつかの例では、少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを含み得、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、少なくとも第１のチャネルおよび第２のチャネル上での複数チャネルブロードキャスト送信または複数チャネルマルチキャスト送信を含み得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0022]一例では、ＵＥにおけるワイヤレス通信のための装置が説明される。本装置は、複数のＵＥをターゲットにするブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを送信するようにとのインジケーションを受信するための手段と、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を受信するための手段と、受信されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを送信するための手段とを含み得る。

[0023]いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスは、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信についてのＵＥ ＢＬＥＲを含み得る。いくつかの例では、少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを含み得、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、少なくとも第１のチャネルおよび第２のチャネル上での複数チャネルブロードキャスト送信または複数チャネルマルチキャスト送信を含み得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0024]一例では、ＵＥにおけるワイヤレス通信のための別の装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリとを含み得る。プロセッサおよびメモリは、複数のＵＥをターゲットにするブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを送信するようにとのインジケーションを受信することと、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を受信することと、受信されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを送信することとを行うように構成され得る。

[0025]いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスは、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信についてのＵＥ ＢＬＥＲを含み得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0026]一例では、ワイヤレス通信のための別の方法が説明される。本方法は、少なくとも、複数のＵＥをターゲットにするブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するための、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの第１のチャネルと、第１のユニキャスト送信を送信するための、複数のチャネルのうちの第２のチャネルとを識別することを含み得る。本方法はまた、ブロードキャスト再同期境界の第１のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとを含み得る。

[0027]いくつかの例では、本方法は、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することの第２のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つことと、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、ブロードキャスト送信時間においてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信することとを含み得、ブロードキャスト送信時間は、ブロードキャスト再同期境界の後に所定の時間発生する。いくつかの例では、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することは、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することとは無関係に実行され得る。

[0028]いくつかの例では、本方法は、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することが、ブロードキャスト再同期境界より前にしきい値時間内に成功裡に完了されたと決定することと、ブロードキャスト再同期境界の直前に第２のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行することとを含み得る。いくつかの例では、本方法は、ＣＣＡプロシージャを成功裡に実行することに少なくとも部分的に基づいて、第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち、第１のユニキャスト送信を送信することと、ＣＣＡプロシージャを成功裡に実行すると、ブロードキャスト送信時間において第１のユニキャスト送信を送信することとを含み得る。

[0029]いくつかの例では、本方法は、ブロードキャスト再同期境界の前にしきい値時間において第２のチャネル上での第２のユニキャスト送信を停止することと、第２のユニキャスト送信を停止すると、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを実行することとを含み得る。いくつかの例では、本方法は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することが、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを完了する前に成功裡に完了されたと決定することと、ブロードキャスト再同期境界のタイミングとブロードキャスト送信時間との間の所定の時間において少なくとも第１のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行することとを含み得る。いくつかの例では、本方法は、ＣＣＡプロシージャを成功裡に実行することに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つことを含み得る。

[0030]一例では、ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。本装置は、少なくとも、複数のＵＥをターゲットにするブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するための、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの第１のチャネルと、第１のユニキャスト送信を送信するための、複数のチャネルのうちの第２のチャネルとを識別するための手段を含み得る。本装置はまた、ブロードキャスト再同期境界の第１のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合するための手段と、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合するための手段とを含み得る。

[0031]いくつかの例では、本装置は、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することの第２のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つための手段と、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、ブロードキャスト送信時間においてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するための手段とを含み得、ブロードキャスト送信時間は、ブロードキャスト再同期境界の後に所定の時間発生する。いくつかの例では、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することは、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することとは無関係に実行され得る。

[0032]いくつかの例では、本装置は、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することが、ブロードキャスト再同期境界より前にしきい値時間内に成功裡に完了されたと決定するための手段と、ブロードキャスト再同期境界の直前に第２のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行するための手段とを含み得る。いくつかの例では、本装置は、ＣＣＡプロシージャを成功裡に実行することに少なくとも部分的に基づいて、第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち、第１のユニキャスト送信を送信するための手段と、ＣＣＡプロシージャを成功裡に実行すると、ブロードキャスト送信時間において第１のユニキャスト送信を送信するための手段とを含み得る。

[0033]いくつかの例では、本装置は、ブロードキャスト再同期境界の前にしきい値時間において第２のチャネル上での第２のユニキャスト送信を停止するための手段と、第２のユニキャスト送信を停止すると、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを実行するための手段とを含み得る。いくつかの例では、本装置は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することが、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを完了する前に成功裡に完了されたと決定するための手段と、ブロードキャスト再同期境界のタイミングとブロードキャスト送信時間との間の所定の時間において少なくとも第１のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行するための手段とを含み得る。いくつかの例では、本装置は、ＣＣＡプロシージャを成功裡に実行することに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つための手段を含み得る。

[0034]一例では、ワイヤレス通信のための別の装置が説明される。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信しているメモリとを含み得る。プロセッサおよびメモリは、少なくとも、複数のＵＥをターゲットにするブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するための、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの第１のチャネルと、第１のユニキャスト送信を送信するための、複数のチャネルのうちの第２のチャネルとを識別するように構成され得る。プロセッサおよびメモリはまた、ブロードキャスト再同期境界の第１のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとを行うように構成され得る。

[0035]いくつかの例では、プロセッサおよびメモリは、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することの第２のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つことと、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、ブロードキャスト送信時間においてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信することとを行うように構成され得、ブロードキャスト送信時間は、ブロードキャスト再同期境界の後に所定の時間発生する。いくつかの例では、プロセッサおよびメモリは、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することが、ブロードキャスト再同期境界より前にしきい値時間内に成功裡に完了されたと決定することと、ブロードキャスト再同期境界の直前に第２のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行することとを行うように構成され得る。いくつかの例では、プロセッサおよびメモリは、ブロードキャスト再同期境界の前にしきい値時間において第２のチャネル上での第２のユニキャスト送信を停止することと、第２のユニキャスト送信を停止すると、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを実行することとを行うように構成され得る。いくつかの例では、プロセッサおよびメモリは、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することが、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを完了する前に成功裡に完了されたと決定することと、ブロードキャスト再同期境界のタイミングとブロードキャスト送信時間との間の所定の時間において少なくとも第１のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行することとを行うように構成され得る。

[0036]上記は、以下の発明を実施するための形態がより良く理解され得るように、本開示による例の技法および技術的利点についてやや広く概説した。追加の技法および利点が以下で説明される。開示される概念および具体例は、本開示の同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用され得る。そのような等価な構成は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性は、それらの編成と動作の方法の両方とも、関連する利点とともに、添付の図に関連して以下の説明を検討するとより良く理解されよう。図の各々は、例示および説明の目的で与えられるものであり、特許請求の範囲の制限の定義として与えられるものではない。

[0037]本発明の性質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照して実現され得る。添付の図において、同様の構成要素または機能は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、参照ラベルの後に、ダッシュと、それらの同様の構成要素同士を区別する第２のラベルとを続けることによって区別され得る。第１の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、その説明は、第２の参照ラベルにかかわらず、同じ第１の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システムの一例を示す図。 本開示の様々な態様による、ＬＴＥ（登録商標）／ＬＴＥ−Ａが、共有無線周波数スペクトル帯域を使用して異なるシナリオの下で展開され得るワイヤレス通信システムを示す図。 本開示の様々な態様による、第１のマルチポイント送信（たとえば、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信）および第２のマルチポイント送信（たとえば、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信）を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合するタイムラインを示す図。 本開示の様々な態様による、マルチポイント送信（たとえば、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信）を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第１のユニキャスト送信を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとのタイムラインを示す図。 本開示の様々な態様による、マルチポイント送信（たとえば、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信）を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第１のユニキャスト送信を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとのタイムラインを示す図。 本開示の様々な態様による、マルチポイント送信（たとえば、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信）を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第１のユニキャスト送信を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとのタイムラインを示す図。 本開示の様々な態様による、マルチポイント送信（たとえば、ブロードキャスト送信）を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第１のユニキャスト送信を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとのタイムラインを示す図。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。 ]本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置のブロック図。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための基地局（たとえば、ｅＮＢの一部または全部を形成する基地局）のブロック図。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのＵＥのブロック図。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。 本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法の一例を示すフローチャート。

[0062]共有無線周波数スペクトル帯域がワイヤレス通信システム上での通信の少なくとも一部分のために使用される技法が説明される。いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域は、ロングタームエボリューション（ＬＴＥ）またはＬＴＥアドバンスト（ＬＴＥ−Ａ）通信のために使用され得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、専用無線周波数スペクトル帯域と組み合わせて、またはそれとは無関係に使用され得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある無線周波数スペクトル帯域（たとえば、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、特有の使用のために特有のユーザに認可された無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ（登録商標）使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。

[0063]いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せなど、マルチポイント送信（たとえば、ブロードキャスト送信、マルチキャスト送信、ＣｏＭＰ送信）のために使用され得る。ｅＭＢＭＳ（たとえば、ＭＢＳＦＮ送信）を使用する単一周波数ネットワーク（ＳＦＮ）送信は、高いブロードキャスト容量を達成することができ、複数のノード（たとえば、基地局）が同期的に同じコンテンツを送信する。単一セルｅＭＢＭＳ送信またはＳＣ−ＰＴＭ送信はまた、高いブロードキャスト容量を達成することができ、ノードが複数のＵＥに同じコンテンツを繰り返し送信することを不要にすることができる。

[0064]マルチポイント送信（たとえば、ブロードキャスト送信、マルチキャスト送信）が、複数のノードによって共有無線周波数スペクトル帯域中で行われたとき、送信を行うノードは、ノードにおけるＬＢＴプロシージャの実行を同期させることによって同期され（または再同期され）得る。ＬＢＴプロシージャを実行した後に、ノードのうちのいくつかは、共有無線周波数スペクトル帯域の１つまたは複数のチャネルへのアクセスを獲得し得、他のノードは、（たとえば、ローカル干渉のために）共有無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを獲得しないことがある。いくつかの例では、ノードはスモールセルを含み得、ブロードキャスト／マルチキャスト送信は、ノーマルサイクリックプレフィックス（ＣＰ）を使用して行われ得る。本開示では、少なくとも１つのブロードキャスト送信または少なくとも１つのマルチキャスト送信に関連する技法および方法に関係する説明は、少なくとも１つのマルチポイント送信にも関係し得る。いくつかの例では、少なくとも１つのブロードキャスト送信または少なくとも１つのマルチキャスト送信に関連する技法および方法に関係する説明は、少なくとも１つのＣｏＭＰ送信に関係し得る。

[0065]以下の説明は、例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明される要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に様々なプロシージャまたは構成要素を省略、置換、または追加し得る。たとえば、説明される方法は、説明される順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの例に関して説明される特徴は、他の例において組み合わせられ得る。

[0066]図１は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム１００の一例を示す。ワイヤレス通信システム１００は、基地局１０５と、ＵＥ１１５と、コアネットワーク１３０とを含み得る。コアネットワーク１３０は、ユーザ認証と、アクセス許可と、トラッキングと、インターネットプロトコル（ＩＰ）接続性と、他のアクセス、ルーティング、またはモビリティ機能とを与え得る。基地局１０５は、バックホールリンク１３２（たとえば、Ｓ１など）を通してコアネットワーク１３０とインターフェースし得、ＵＥ１１５との通信のための無線構成およびスケジューリングを実行し得るか、または基地局コントローラ（図示せず）の制御下で動作し得る。様々な例では、基地局１０５は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク１３４（たとえば、Ｘ１など）を介して、直接的または間接的のいずれかで（たとえば、コアネットワーク１３０を通して）、互いと通信し得る。

[0067]基地局１０５は、１つまたは複数の基地局アンテナを介してＵＥ１１５とワイヤレス通信し得る。基地局１０５のサイトの各々は、それぞれの地理的カバレージエリア１１０に通信カバレージを与え得る。いくつかの例では、基地局１０５は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードＢ、ｅノードＢ（ｅＮＢ）、ホームノードＢ、ホームｅノードＢ、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることがある。基地局１０５のための地理的カバレージエリア１１０は、カバレージエリアの一部分を構成するセクタに分割され得る（図示せず）。ワイヤレス通信システム１００は、異なるタイプの基地局１０５（たとえば、マクロ基地局またはスモールセル基地局）を含み得る。異なる技術のための重複する地理的カバレージエリア１１０があり得る。

[0068]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム１００はＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａネットワークを含み得る。ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａネットワークでは、発展型ノードＢ（ｅＮＢ）という用語は、基地局１０５を表すために使用され得、ＵＥという用語は、ＵＥ１１５を表すために使用され得る。ワイヤレス通信システム１００は、異なるタイプのｅＮＢが様々な地理的領域にカバレージを与える、異種ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａネットワークであり得る。たとえば、各ｅＮＢまたは基地局１０５は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに通信カバレージを与え得る。「セル」という用語は、コンテキストに応じて、基地局、基地局に関連するキャリアまたはコンポーネントキャリア、あるいはキャリアまたは基地局のカバレージエリア（たとえば、セクタなど）を表すために使用され得る３ＧＰＰ（登録商標）用語である。

[0069]マクロセルは、比較的大きい地理的エリア（たとえば、半径数キロメートル）をカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているＵＥによる無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して、マクロセルと同じまたは異なる（たとえば、認可、共有などの）無線周波数スペクトル帯域内で動作し得る低電力基地局であり得る。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセルとフェムトセルとマイクロセルとを含み得る。ピコセルは、比較的小さい地理的エリアをカバーし得、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているＵＥによる無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、比較的小さい地理的エリア（たとえば、自宅）を同じくカバーし得、フェムトセルとの関連を有するＵＥ（たとえば、限定加入者グループ（ＣＳＧ：closed subscriber group）中のＵＥ、自宅内のユーザのためのＵＥなど）による制限付きアクセスを与え得る。マクロセルのためのｅＮＢはマクロｅＮＢと呼ばれることがある。スモールセルのためのｅＮＢは、スモールセルｅＮＢ、ピコｅＮＢ、フェムトｅＮＢまたはホームｅＮＢと呼ばれることがある。ｅＮＢは、１つまたは複数の（たとえば、２つ、３つ、４つなどの）セル（たとえば、コンポーネントキャリア）をサポートし得る。

[0070]ワイヤレス通信システム１００は同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は近似的に時間的に整合され得る。非同期動作の場合、基地局は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明される技法は、同期動作または非同期動作のいずれかのために使用され得る。

[0071]様々な開示される例のうちのいくつかに適応し得る通信ネットワークは、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル（ＰＤＣＰ：Packet Data Convergence Protocol）レイヤにおける通信はＩＰベースであり得る。無線リンク制御（ＲＬＣ：Radio Link Control）レイヤが、論理チャネル上で通信するためにパケットセグメンテーションおよびリアセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御（ＭＡＣ：Medium Access Control）レイヤが、優先度ハンドリングと、トランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化とを実行し得る。ＭＡＣレイヤはまた、リンク効率を改善するためにＭＡＣレイヤにおいて再送信を行うためにハイブリッドＡＲＱ（ＨＡＲＱ）を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御（ＲＲＣ）プロトコルレイヤが、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、ＵＥ１１５と基地局１０５またはコアネットワーク１３０との間のＲＲＣ接続の確立と構成と維持とを行い得る。物理（ＰＨＹ）レイヤにおいて、トランスポートチャネルは物理チャネルにマッピングされ得る。

[0072]ＵＥ１１５は、ワイヤレス通信システム１００全体にわたって分散され得、各ＵＥ１１５は固定または移動であり得る。ＵＥ１１５は、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語を含むか、またはそのように当業者によって呼ばれることもある。ＵＥ１１５は、セルラーフォン、携帯情報端末（ＰＤＡ）、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ（ＷＬＬ）局などであり得る。ＵＥは、マクロｅＮＢ、スモールセルｅＮＢ、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。

[0073]ワイヤレス通信システム１００に示されている通信リンク１２５は、基地局１０５からＵＥ１１５へのダウンリンク送信、またはＵＥ１１５から基地局１０５へのアップリンク送信を含み得る。ダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。

[0074]いくつかの例では、各通信リンク１２５は１つまたは複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは、上記で説明された様々な無線技術に従って変調された複数のサブキャリア（たとえば、異なる周波数の波形信号）からなる信号であり得る。各被変調信号は、異なるサブキャリア上で送られ得、制御情報（たとえば、基準信号、制御チャネルなど）、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送し得る。通信リンク１２５は、周波数領域複信（ＦＤＤ：frequency domain duplexing）動作を使用して（たとえば、対スペクトルリソースを使用して）、または時間領域複信（ＴＤＤ：time domain duplexing）動作を使用して（たとえば、不対スペクトルリソースを使用して）双方向通信を送信し得る。ＦＤＤ動作のためのフレーム構造（たとえば、フレーム構造タイプ１）とＴＤＤ動作のためのフレーム構造（たとえば、フレーム構造タイプ２）とが定義され得る。

[0075]ワイヤレス通信システム１００のいくつかの例では、基地局１０５またはＵＥ１１５は、基地局１０５とＵＥ１１５との間の通信品質と信頼性とを改善するために、アンテナダイバーシティ方式を採用するために複数のアンテナを含み得る。追加または代替として、基地局１０５またはＵＥ１１５は、同じまたは異なるコード化データを搬送する複数の空間レイヤを送信するために、マルチパス環境を利用し得る多入力多出力（ＭＩＭＯ）技法を採用し得る。

[0076]ワイヤレス通信システム１００は、複数のセルまたはキャリア上での動作、すなわち、キャリアアグリゲーション（ＣＡ）またはデュアル接続性動作と呼ばれることがある特徴をサポートし得る。キャリアは、コンポーネントキャリア（ＣＣ）、レイヤ、チャネルなどと呼ばれることもある。「キャリア」、「コンポーネントキャリア」、「セル」、および「チャネル」という用語は、本明細書では互換的に使用され得る。キャリアアグリゲーションは、ＦＤＤコンポーネントキャリアとＴＤＤコンポーネントキャリアの両方とともに使用され得る。

[0077]ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａネットワークでは、ＵＥ１１５は、キャリアアグリゲーションモードまたはデュアル接続性モードで動作しているとき、最高５つのコンポーネントキャリア（ＣＣ）を使用して通信するように構成され得る。ＣＣのうちの１つまたは複数はＤＬ ＣＣとして構成され得、ＣＣのうちの１つまたは複数はＵＬ ＣＣとして構成され得る。また、ＵＥ１１５に割り振られたＣＣのうちの１つは１次ＣＣ（ＰＣＣ）として構成され得、ＵＥ１１５に割り振られた残りのＣＣは２次ＣＣ（ＳＣＣ）として構成され得る。

[0078]いくつかの例では、ワイヤレス通信システム１００は、専用無線周波数スペクトル帯域（たとえば、無線周波数スペクトル帯域が、特有の使用のために特有のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域））、または共有無線周波数スペクトル帯域（たとえば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域））上での動作をサポートし得る。共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、送信装置（たとえば、基地局１０５またはＵＥ１１５）は、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネル上で１つまたは複数のＣＵＢＳを含むプリアンブルを送信し得る。ＣＵＢＳは、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネル上で検出可能なエネルギーを与えることによって、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルを予約し得る。ＣＵＢＳはまた、送信装置を識別するように働くか、または送信装置と受信装置とを同期させるように働き得る。いくつかの例では、ユニキャスト送信、マルチポイント送信、ＣｏＭＰ送信、ブロードキャスト送信、またはマルチキャスト送信のうちの少なくとも１つは、共有無線周波数スペクトル帯域上で（および専用無線周波数スペクトル帯域上でも）送信され得る。

[0079]図２は、本開示の様々な態様による、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａが、共有無線周波数スペクトル帯域を使用して異なるシナリオの下で展開され得るワイヤレス通信システム２００を示す。より詳細には、図２は、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａが共有無線周波数スペクトル帯域を使用して展開される、（認可支援アクセスモードとも呼ばれる）補足ダウンリンクモードと、キャリアアグリゲーションモードと、スタンドアロンモードとの例を示す。ワイヤレス通信システム２００は、図１を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム１００の部分の一例であり得る。その上、第１の基地局２０５および第２の基地局２０５−ａは、図１を参照しながら説明された基地局１０５のうちの１つまたは複数の態様の例であり得、第１のＵＥ２１５、第２のＵＥ２１５−ａ、第３のＵＥ２１５−ｂ、および第４のＵＥ２１５−ｃは、図１を参照しながら説明されたＵＥ１１５のうちの１つまたは複数の態様の例であり得る。

[0080]ワイヤレス通信システム２００における補足ダウンリンクモード（たとえば、認可支援アクセスモード）の例では、第１の基地局２０５は、ダウンリンクチャネル２２０を使用して第１のＵＥ２１５にＯＦＤＭＡ波形を送信し得る。ダウンリンクチャネル２２０は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数Ｆ１に関連し得る。第１の基地局２０５は、第１の双方向リンク２２５を使用して第１のＵＥ２１５にＯＦＤＭＡ波形を送信し得、第１の双方向リンク２２５を使用して第１のＵＥ２１５からＳＣ−ＦＤＭＡ波形を受信し得る。第１の双方向リンク２２５は、専用無線周波数スペクトル帯域における周波数Ｆ４に関連し得る。共有無線周波数スペクトル帯域におけるダウンリンクチャネル２２０と専用無線周波数スペクトル帯域における第１の双方向リンク２２５とは同時に動作し得る。ダウンリンクチャネル２２０は第１の基地局２０５にダウンリンク容量オフロードを与え得る。いくつかの例では、ダウンリンクチャネル２２０は、（たとえば、１つのＵＥに宛てられた）ユニキャストサービスのために、または（たとえば、いくつかのＵＥに宛てられた）マルチキャストサービスのために使用され得る。このシナリオは、専用無線周波数スペクトルを使用し、トラフィックまたはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、任意のサービスプロバイダ（たとえば、モバイルネットワーク事業者（ＭＮＯ））に関して発生し得る。

[0081]ワイヤレス通信システム２００におけるキャリアアグリゲーションモードの一例では、第１の基地局２０５は、第２の双方向リンク２３０を使用して第２のＵＥ２１５−ａにＯＦＤＭＡ波形を送信し得、第２の双方向リンク２３０を使用して第２のＵＥ２１５−ａからＯＦＤＭＡ波形、ＳＣ−ＦＤＭＡ波形、またはリソースブロックインターリーブＦＤＭＡ波形を受信し得る。第２の双方向リンク２３０は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数Ｆ１に関連し得る。第１の基地局２０５はまた、第３の双方向リンク２３５を使用して第２のＵＥ２１５−ａにＯＦＤＭＡ波形を送信し得、第３の双方向リンク２３５を使用して第２のＵＥ２１５−ａからＳＣ−ＦＤＭＡ波形を受信し得る。第３の双方向リンク２３５は、専用無線周波数スペクトル帯域における周波数Ｆ２に関連し得る。第２の双方向リンク２３０は、第１の基地局２０５にダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを与え得る。上記で説明された補足ダウンリンクモード（たとえば、認可支援アクセスモード）のように、このシナリオは、専用無線周波数スペクトルを使用し、トラフィックまたはシグナリング輻輳の一部を軽減する必要がある、任意のサービスプロバイダ（たとえば、ＭＮＯ）に関して発生し得る。

[0082]ワイヤレス通信システム２００におけるキャリアアグリゲーションモードの別の例では、第１の基地局２０５は、第４の双方向リンク２４０を使用して第３のＵＥ２１５−ｂにＯＦＤＭＡ波形を送信し得、第４の双方向リンク２４０を使用して第３のＵＥ２１５−ｂからＯＦＤＭＡ波形、ＳＣ−ＦＤＭＡ波形、またはリソースブロックインターリーブ波形を受信し得る。第４の双方向リンク２４０は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数Ｆ３に関連し得る。第１の基地局２０５はまた、第５の双方向リンク２４５を使用して第３のＵＥ２１５−ｂにＯＦＤＭＡ波形を送信し得、第５の双方向リンク２４５を使用して第３のＵＥ２１５−ｂからＳＣ−ＦＤＭＡ波形を受信し得る。第５の双方向リンク２４５は、専用無線周波数スペクトル帯域における周波数Ｆ２に関連し得る。第４の双方向リンク２４０は、ダウンリンクおよびアップリンク容量オフロードを第１の基地局２０５に与え得る。この例および上記で与えられた例は説明の目的で提示され、容量オフロードのために、専用無線周波数スペクトル帯域におけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａを組み合わせ、共有無線周波数スペクトル帯域を使用する他の同様の動作モードまたは展開シナリオがあり得る。

[0083]上記で説明されたように、共有無線周波数スペクトル帯域におけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａを使用することによって提供される容量オフロードから恩恵を受け得る１つのタイプのサービスプロバイダは、専用無線周波数スペクトル帯域ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａへのアクセス権利を有する旧来のＭＮＯである。これらのサービスプロバイダの場合、動作例は、専用無線周波数スペクトル帯域上のＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ ＰＣＣと共有無線周波数スペクトル帯域上の少なくとも１つの２次コンポーネントキャリア（ＳＣＣ）とを使用するブートストラップモード（たとえば、補足ダウンリンク、キャリアアグリゲーション）を含み得る。

[0084]キャリアアグリゲーションモードでは、データおよび制御は、たとえば、専用無線周波数スペクトル帯域において（たとえば、第１の双方向リンク２２５、第３の双方向リンク２３５、および第５の双方向リンク２４５を介して）通信され得るが、データは、たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域において（たとえば、第２の双方向リンク２３０および第４の双方向リンク２４０を介して）通信され得る。共有無線周波数スペクトル帯域を使用するときにサポートされるキャリアアグリゲーション機構は、ハイブリッド周波数分割複信−時分割複信（ＦＤＤ−ＴＤＤ）キャリアアグリゲーションまたはコンポーネントキャリアにわたる異なる対称性を伴うＴＤＤ−ＴＤＤキャリアアグリゲーションに入り得る。

[0085]ワイヤレス通信システム２００におけるスタンドアロンモードの一例では、第２の基地局２０５−ａは、双方向リンク２５０を使用して第４のＵＥ２１５−ｃにＯＦＤＭＡ波形を送信し得、双方向リンク２５０を使用して第４のＵＥ２１５−ｃからＯＦＤＭＡ波形、ＳＣ−ＦＤＭＡ波形、またはリソースブロックインターリーブＦＤＭＡ波形を受信し得る。双方向リンク２５０は、共有無線周波数スペクトル帯域における周波数Ｆ３に関連し得る。スタンドアロンモードは、スタジアム内アクセス（たとえば、ユニキャスト、マルチキャスト）など、非旧来型ワイヤレスアクセスシナリオにおいて使用され得る。この動作モードのためのサービスプロバイダのタイプの一例は、専用無線周波数スペクトル帯域へのアクセスを有しない、スタジアム所有者、ケーブル会社、イベント主催者、ホテル、企業、または大企業であり得る。

[0086]いくつかの例では、図１または図２を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、または２０５−ａのうちの１つ、あるいは図１または図２を参照しながら説明されたＵＥ１１５、２１５、２１５−ａ、２１５−ｂ、または２１５−ｃのうちの１つなどの送信装置は、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルへの（たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域の物理チャネルへの）アクセスを獲得するためにゲーティング間隔を使用し得る。いくつかの例では、ゲーティング間隔は同期および周期的であり得る。たとえば、周期的ゲーティング間隔は、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ無線間隔の少なくとも１つの境界と同期され得る。他の例では、ゲーティング間隔は非同期であり得る。ゲーティング間隔は、欧州通信規格協会（ＥＴＳＩ：European Telecommunications Standards Institute）（ＥＮ３０１ ８９３）において指定されているＬＢＴプロトコルに基づくＬＢＴプロトコルなど、競合ベースプロトコルの適用を定義し得る。ＬＢＴプロトコルの適用を定義するゲーティング間隔を使用するとき、ゲーティング間隔は、送信装置が、ＣＣＡプロシージャまたはｅＣＣＡプロシージャなどの競合プロシージャ（たとえば、ＬＢＴプロシージャ）をいつ実行する必要があるかを示し得る。ＣＣＡプロシージャまたはｅＣＣＡプロシージャの結果は、共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルがゲーティング間隔（たとえば、ＬＢＴ無線フレームまたは送信バースト）のために利用可能であるのか使用中であるのかを送信装置に示し得る。チャネルが、対応するＬＢＴ無線フレームまたは送信バーストのために利用可能（たとえば、使用のために「クリア」）であることをＣＣＡプロシージャまたはｅＣＣＡプロシージャが示すとき、送信装置は、ＬＢＴ無線フレームの一部または全部中に共有無線周波数スペクトル帯域のチャネルを予約または使用し得る。チャネルが利用可能でないこと（たとえば、チャネルが別の送信装置によって使用中または予約済みであること）をＣＣＡプロシージャが示すとき、送信装置は、ＬＢＴ無線フレーム中にチャネルを使用することを妨げられ得る。

[0087]共有無線周波数スペクトル帯域のチャネル上でユニキャスト送信を送信した後に、送信装置は、ユニキャスト送信の様々なパケットに対応するＡＣＫまたはＮＡＫを受信し得、チャネルのための競合ウィンドウサイズ（たとえば、送信装置が、チャネルへのアクセスを求める競合に勝つ前にチャネルが使用のために「クリア」であるとその間に決定する必要がある、ＣＣＡプロシージャの数、または１つまたは複数のＣＣＡプロシージャの（１つまたは複数の）長さ）を調整し得る。いくつかの例では、競合ウィンドウサイズは、ユニキャスト送信についての１つまたは複数のＮＡＫ、またはユニキャスト送信についてのしきい値数超のＮＡＫを受信すると増加され得る。いくつかの例では、競合ウィンドウサイズは、ユニキャスト送信のパケットのすべてについてのＡＣＫを受信すると、同じままであるかまたは減少され得る。

[0088]それは、送信装置が、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信した後に、チャネルのための競合ウィンドウサイズを調整することができる場合に有用であり得る。しかしながら、ＡＣＫまたはＮＡＫは、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のために現在送信されておらず、ブロードキャスト送信のために送信される最小化ドライブテスト（ＭＤＴ：minimization drive test）報告または受信報告など、情報は、（たとえば、そのような報告がアプリケーションレイヤ上で送信されるので）有意味な競合ウィンドウサイズ調整のために十分に早く送信されないことがある。本開示で説明される技法は、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のパケットに対応するＡＣＫまたはＮＡＫ以外の情報に基づいて、チャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（たとえば、マルチポイント送信）の送信に続いて、チャネルのための競合ウィンドウサイズを調整するために使用され得る。

[0089]図３は、本開示の様々な態様による、第１のマルチポイント送信（たとえば、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５）および第２のマルチポイント送信（たとえば、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信３１０）を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合するタイムライン３００を示す。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５は、ＣｏＭＰ送信など、マルチポイント送信の一例であり得る。いくつかの例では、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信３１０は、ＣｏＭＰ送信など、マルチポイント送信の一例であり得る。いくつかの例では、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合は、基地局によって実行され得る。基地局は、図１または図２を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、または２０５−ａのうちの１つまたは複数の態様の一例であり得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信、第１のマルチキャスト送信、第２のブロードキャスト送信、または第２のマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0090]図３に示されているように、基地局は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも第１のチャネル（ｆ１）へのアクセスを求めて競合し得る。第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５を送信するための少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合は、第１の競合ウィンドウサイズを有する第１の競合ウィンドウ３１５中に実行され得る。いくつかの例では、基地局は、第１の競合ウィンドウ３１５中に第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ３２０を実行することによって、第１のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。

[0091]共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、基地局は、ＵＥの第１のセットに、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５を送信し得る。第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５の送信は、プリアンブルの送信によって先行され得る。第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５の送信に続いて、基地局は、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信３１０を送信するために、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信３１０を送信するための少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合は、第２の競合ウィンドウサイズを有する第２の競合ウィンドウ３２５中に実行され得る。第２のウィンドウ競合サイズは、第１の競合ウィンドウサイズと比較して同じであるかまたは異なり得る。いくつかの例では、基地局は、第１の競合ウィンドウ３１５中に第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ３３０を実行することによって、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。

[0092]共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、基地局は、ＵＥの第２のセットに、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信３１０を送信し得る。第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信３１０の送信は、プリアンブルの送信によって先行され得る。いくつかの例では、ＵＥの第２のセットは、ＵＥの第１のセットとは異なり得る。いくつかの例では、ＵＥの第２のセットは、ＵＥの第１のセットと同じＵＥを含み得る。

[0093]いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５および第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信３１０は、随意の第１のユニキャスト送信３３５など、１つまたは複数のユニキャスト送信と多重化され得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５あるいは第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信３１０は、他のチャネル上での１つまたは複数のユニキャスト送信（たとえば、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネル上での第２のユニキャスト送信３４０または共有無線周波数スペクトル帯域の第３のチャネル（ｆ３）上での第３のユニキャスト送信３４５）と並列に送信され得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５あるいは第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信３１０は、単一のチャネル（たとえば、第１のチャネル（ｆ１））上で送信され得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５あるいは第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信３１０は、複数のチャネル（たとえば、第１のチャネル（ｆ１）および第４のチャネル（ｆ４））上で送信され得る。いくつかの例では、同じブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信コンテンツが、複数のチャネルにわたる変動するブロードキャスト送信利得を緩和し、複数のチャネルにわたる信号対雑音比（ＳＮＲ）変動を低減するために、複数のチャネル上で送信され得る（ＳＮＲ変動は、チャネルのうちの１つまたは複数へのアクセスを求める競合に勝たず、またはチャネルのうちの１つまたは複数がバースト的干渉に関連することを生じ得る）。

[0094]いくつかの例では、基地局は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５が送信される少なくとも１つのチャネル上の負荷を決定し、決定された負荷に基づいて第１の競合ウィンドウ３１５および／または第２の競合ウィンドウ３２５のサイズを決定し得る。いくつかの例では、負荷は、基地局が第１のチャネルまたは第４のチャネル上で送信していないときの第１のチャネルまたは第４のチャネル上のエネルギーレベルに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。

[0095]いくつかの例では、基地局は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５あるいは第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信３１０と多重化された少なくとも１つのユニキャスト送信（たとえば、第１のユニキャスト送信３３５）についての受信された受信ステータス（たとえば、ＡＣＫまたはＮＡＫのうちの少なくとも１つ）を識別し得、少なくとも１つのユニキャスト送信についての受信された受信ステータス（たとえば、ＡＣＫまたはＮＡＫ）に少なくとも部分的に基づいて競合ウィンドウ（たとえば、第２の競合ウィンドウ３２５）のサイズを決定し得る。

[0096]いくつかの例では、基地局は、少なくとも第１の複数のＵＥの各ＵＥから関心のブロードキャストサービスまたはマルチキャストサービスの識別情報を受信し得、受信された識別情報から、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５に関連するサービスのタイプに関心がある複数のＵＥ（たとえば、第１の複数のＵＥ）を識別し得る。基地局は、第１の複数のＵＥを、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５についてのＵＥ受信ステータスを送信するようにトリガし得、第１の複数のＵＥの各ＵＥから第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５のＵＥ受信ステータスを受信し得る。基地局は、次いで、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５のＵＥ受信ステータスに少なくとも部分的に基づいて第２の競合ウィンドウ３２５のサイズを決定し得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５のＵＥ受信ステータスは、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５についてのＵＥブロックエラーレート（ＢＬＥＲ）（あるいは第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５のうちのいくつのパケットが受信されたかの他のアグリゲートインジケータ）を含み得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５のＵＥ受信ステータスは、拡張物理アップリンク制御チャネル（ｅＰＵＣＣＨ）上で基地局において受信され得、第１の複数のＵＥにおける各ＵＥは、ｅＰＵＣＣＨの少なくとも１つのリソースを割り当てられる。他の例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５のＵＥ受信ステータスは、拡張物理アップリンク共有チャネル（ｅＰＵＳＣＨ）上で基地局において受信され得、第１の複数のＵＥにおける各ＵＥは、ｅＰＵＳＣＨの少なくとも１つのリソースを割り当てられる。

[0097]いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ユニキャスト送信とは別個のＬＢＴバースト中で送られ得る。これらの例では、基地局は、ユニキャスト送信を含むＬＢＴバーストのための競合ウィンドウサイズとは別個に、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を含むＬＢＴバーストのための競合ウィンドウサイズを決定することができる。いくつかの例では、基地局は、現在のＬＢＴバーストに基づいて競合ウィンドウサイズを決定し、次のＬＢＴバーストが、ブロードキャスト送信のために使用されるのか、マルチキャスト送信のために使用されるのか、ユニキャスト送信のために使用されるのかにかかわらず、次のＬＢＴバーストのために、調整された競合ウィンドウサイズを使用することができる。

[0098]第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５が、複数チャネルブロードキャスト送信または複数チャネルマルチキャスト送信を含むとき、およびいくつかの例では、基地局は、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの１つまたは複数上で送信された少なくとも１つのユニキャスト送信に対応する複数のＡＣＫまたはＮＡＫ（たとえば、第２のユニキャスト送信３４０および第３のユニキャスト送信３４５に対応するＡＣＫまたはＮＡＫ）を受信し得る。これらの例では、基地局は、少なくとも１つのユニキャスト送信に対応する複数のＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて第２の競合ウィンドウ３２５のサイズを決定し得る。

[0099]第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５が、複数チャネルブロードキャスト送信または複数チャネルマルチキャスト送信であるとき、または基地局が、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信３０５と並列に少なくとも１つのユニキャスト送信を送信するとき、第１の競合ウィンドウ３１５または第２の競合ウィンドウ３２５のサイズは、ブロードキャスト／マルチキャストチャネルのすべて、または基地局が送信するチャネルのすべてのために決定され得る。

[0100]装置（たとえば、基地局）が、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第１のチャネルへのアクセスを求めて競合するとき、第１のチャネルへのアクセスを求める競合に、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネルの装置の使用に少なくとも部分的に基づいて勝つかまたは負け得る。いくつかの例では、第２のチャネルは、１つまたは複数のユニキャスト送信を送信するために使用され得る。いくつかの例では、装置は、第１のチャネルと第２のチャネルとを無関係に（たとえば、非同期的に）使用し（ならびに第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求めて競合し）得る。これらの例では、ＣＣＡプロシージャまたはｅＣＣＡプロシージャは、第１のチャネルおよび第２のチャネルの各々について無関係に実行され得る。いくつかの例では、装置は、第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合を同期させるために、第１のチャネルへの第２のチャネルへの（またはすべてのチャネルへの）アクセスを求めて競合するために使用されるブロードキャスト再同期プロシージャを適用し得る。このようにして、第２のチャネル上での送信は、第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信と同期され得、第２のチャネル上での送信は、第１のチャネルへのアクセスを求める競合またはブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信を阻止しないことになる。いくつかの例では、装置は、時間期間の間、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を延期し得る。このようにして、第２のチャネルへのアクセスを求める競合が成功裡に完了される可能性が増加され得、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信が第２のチャネル上での送信を阻止する可能性が減少される。

[0101]装置が、第１のチャネルと第２のチャネルとを無関係に使用し、第１のチャネルへのアクセスを求める競合と第２のチャネルへのアクセスを求める競合とを無関係に行うとき、チャネルのうちの一方の使用（たとえば、第２のチャネル上でのインプロセス送信（in-process transmission））は、他方のチャネルへのアクセスを阻止し得る（たとえば、第１のチャネルの使用は、装置に、第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝たせないことがある）。他方のチャネル（たとえば、第１のチャネル）の前にチャネルのうちの一方（たとえば、第２のチャネル）へのアクセスを求める競合に勝つことはまた、他方のチャネル（たとえば、第１のチャネル）へのアクセスを阻止し得る。

[0102]装置が、第１のチャネルへの第２のチャネルへの（またはすべてのチャネルへの）アクセスを求めて競合するために使用されるブロードキャスト再同期プロシージャを適用するとき、第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合は同期され得る。第１のチャネルへのアクセスを求めて競合するために使用されるブロードキャスト再同期プロシージャが第２のチャネルにどのように適用され得るかを示す例が、図４または図５を参照しながら示される。

[0103]図４は、本開示の様々な態様による、マルチポイント送信（たとえば、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信４０５）を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第１のユニキャスト送信４１０を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとのタイムライン４００を示す。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信４０５は、ＣｏＭＰ送信など、マルチポイント送信の一例であり得る。いくつかの例では、第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合は、基地局によって実行され得る。基地局は、図１または図２を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、または２０５−ａのうちの１つまたは複数の態様の一例であり得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0104]図４に示されているように、基地局は、ブロードキャスト再同期境界４１５のタイミングＴ１に少なくとも部分的に基づいて第１のチャネル（ｆ１）へのアクセスを求めて競合し得る。いくつかの例では、基地局は、ブロードキャスト再同期境界４１５に先行する第１の時間期間４２５中に第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ４２０を実行することによって、第１のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。

[0105]例として、基地局は、第２のチャネル（ｆ２）上での第２のユニキャスト送信４３０を終了し、第２の時間期間４３５中に第１のユニキャスト送信４１０のために第２のチャネルへのアクセスを求めて競合するように示されている。いくつかの例では、基地局は、第２の時間期間４３５中に第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ４４０を実行することによって、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。

[0106]図示のように、基地局は、ブロードキャスト再同期境界４１５のタイミングＴ１に先行する時間Ｔ２において第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち得る。時間Ｔ２が、ブロードキャスト再同期境界４１５のタイミングＴ１の前のしきい値時間期間４４５内にあるとき、基地局は、第１のユニキャスト送信４１０の開始を延期し（たとえば、アイドル期間４７５の間、第２のチャネル上でアイドルのままであり）、第３の時間期間４５５中に第２のチャネルのための第３のＣＣＡプロシージャ４５０を実行し得、第３の時間期間４５５は、ブロードキャスト再同期境界４１５のタイミングＴ１の直前にある。第１の時間期間４２５中に第１のチャネルのために実行された第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ４２０と第３の時間期間４５５中に第２のチャネルのために実行された第３のＣＣＡプロシージャ４５０とが両方とも成功したとき、基地局は、第４の時間期間４７０中に第１のチャネル上で第１のプリアンブル４６０および第２のチャネル上で第２のプリアンブル４６５を送信し、ブロードキャスト送信時間Ｔ３において第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信４０５および第２のチャネル上での第１のユニキャスト送信４１０の送信を開始し得る。ブロードキャスト送信時間Ｔ３は、ブロードキャスト再同期境界４１５のタイミングＴ１の後に所定の時間発生し得る。第１の時間期間４２５中に第１のチャネルのために実行された第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ４２０が成功しなかったが、第３の時間期間４５５中に第２のチャネルのために実行された第３のＣＣＡプロシージャ４５０が成功したとき、基地局は、第４の時間期間４７０中に第２のチャネル上で第２のプリアンブル４６５を送信し、ブロードキャスト送信時間Ｔ３において開始する第２のチャネル上での第１のユニキャスト送信４１０を送信し得る。第１の時間期間４２５中に第１のチャネルのために実行された第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ４２０が成功したが、第３の時間期間４５５中に第２のチャネルのために実行された第３のＣＣＡプロシージャ４５０が成功しなかったとき、基地局は、第４の時間期間４７０中に第１のチャネル上で第１のプリアンブル４６０を送信し、ブロードキャスト送信時間Ｔ３において開始する第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信４０５を送信し得る。

[0107]図５は、本開示の様々な態様による、マルチポイント送信（たとえば、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信５０５）を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第１のユニキャスト送信５１０を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとのタイムライン５００を示す。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信５０５は、ＣｏＭＰ送信など、マルチポイント送信の一例であり得る。いくつかの例では、第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合は、基地局によって実行され得る。基地局は、図１または図２を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、または２０５−ａのうちの１つまたは複数の態様の一例であり得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信５０５は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0108]図５に示されているように、基地局は、ブロードキャスト再同期境界５１５のタイミングＴ１に少なくとも部分的に基づいて第１のチャネル（ｆ１）へのアクセスを求めて競合し得る。いくつかの例では、基地局は、ブロードキャスト再同期境界５１５に先行する第１の時間期間５２５中に第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ５２０を実行することによって、第１のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。

[0109]例として、基地局は、時間Ｔ２において第２のチャネル（ｆ２）上での第２のユニキャスト送信５３０を停止し、第１の時間期間５２５中に第１のユニキャスト送信５１０のために第２のチャネルへのアクセスを求めて競合するように示されている。いくつかの例では、基地局は、第１の時間期間５２５中に第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ５３５を実行することによって、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。

[0110]図示のように、基地局は、ブロードキャスト再同期境界５１５において第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち得る。第１の時間期間５２５中に第１のチャネルのために実行された第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ５２０と第１の時間期間５２５中に第２のチャネルのために実行された第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ５３５とが両方とも成功したとき、基地局は、第２の時間期間５５０中に第１のチャネル上で第１のプリアンブル５４０および第２のチャネル上で第２のプリアンブル５４５を送信し、ブロードキャスト送信時間Ｔ３において第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信５０５および第２のチャネル上での第１のユニキャスト送信５１０の送信を開始し得る。ブロードキャスト送信時間Ｔ３は、ブロードキャスト再同期境界５１５のタイミングＴ１の後に所定の時間発生し得る。第１の時間期間５２５中に第１のチャネルのために実行された第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ５２０が成功しなかったが、第１の時間期間５２５中に第２のチャネルのために実行された第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ５３５が成功したとき、基地局は、第２の時間期間５５０中に第２のチャネル上で第２のプリアンブル５４５を送信し、ブロードキャスト送信時間Ｔ３において開始する第２のチャネル上での第２のユニキャスト送信５３０を送信し得る。第１の時間期間５２５中に第１のチャネルのために実行された第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ５２０が成功したが、第１の時間期間５２５中に第２のチャネルのために実行された第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ５３５が成功しなかったとき、基地局は、第２の時間期間５５０中に第１のチャネル上で第１のプリアンブル５４０を送信し、ブロードキャスト送信時間Ｔ３において開始する第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信５０５を送信し得る。

[0111]前に説明されたように、装置が、時間期間の間、第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を延期するとき、第２のチャネルへのアクセスを求める競合がブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の開始の前に成功裡に完了される可能性が増加され得、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信が第２のチャネル上での送信を阻止する可能性が減少されることになる。ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信がどのように延期され得るかを示す一例が、図６を参照しながら示される。

[0112]図６は、本開示の様々な態様による、マルチポイント送信（たとえば、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信６０５）を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第１のユニキャスト送信６１０を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとのタイムライン６００を示す。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信６０５は、ＣｏＭＰ送信など、マルチポイント送信の一例であり得る。いくつかの例では、第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合は、基地局によって実行され得る。基地局は、図１または図２を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、または２０５−ａのうちの１つまたは複数の態様の一例であり得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0113]図６に示されているように、基地局は、ブロードキャスト再同期境界６１５のタイミングＴ１に少なくとも部分的に基づいて第１のチャネル（ｆ１）へのアクセスを求めて競合し得る。いくつかの例では、基地局は、ブロードキャスト再同期境界６１５に先行する第１の時間期間６２５中に第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ６２０を実行することによって、第１のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。

[0114]例として、基地局は、第２の時間期間６３０中に第１のユニキャスト送信６１０のために第２のチャネル（ｆ２）へのアクセスを求めて競合するように示されている。いくつかの例では、基地局は、第２の時間期間６３０中に第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ６３５を実行することによって、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。

[0115]図示のように、基地局は、ブロードキャスト再同期境界６１５のタイミングＴ１において第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち得るが、基地局は、時間Ｔ２まで第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝たないことがある。ブロードキャスト再同期境界６１５のタイミングＴ１とブロードキャスト送信時間Ｔ３との間の第３の時間期間６４０が、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信６０５のために送信されるべき第１のプリアンブル６４５の長さよりも大きいとき、基地局は、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信６０５の開始を延期し（たとえば、アイドル期間６７０の間、第１のチャネル上でアイドルのままであり）、第４の時間期間６５５中に第１のチャネルのための第３のＣＣＡプロシージャ６５０を実行し得る。ブロードキャスト送信時間Ｔ３は、ブロードキャスト再同期境界６１５のタイミングＴ１の後に所定の時間発生し得、第４の時間期間６５５は、ブロードキャスト再同期境界６１５のタイミングＴ１とブロードキャスト送信時間Ｔ３との間の所定の時間において開始し得る。第４の時間期間６５５のタイミングは、第１のチャネル上で第１のプリアンブル６４５を送信する直前の第３のＣＣＡプロシージャ６５０の実行を可能にし得る。

[0116]第４の時間期間６５５中に第１のチャネルのために実行された第３のＣＣＡプロシージャ６５０と第２の時間期間６３０中に第２のチャネルのために実行された第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ６３５とが両方とも成功したとき、基地局は、第５の時間期間６６５中に第１のチャネル上で第１のプリアンブル６４５および第２のチャネル上で第２のプリアンブル６６０を送信し、ブロードキャスト送信時間Ｔ３において第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信６０５および第２のチャネル上での第１のユニキャスト送信６１０の送信を開始し得る。第４の時間期間６５５中に第１のチャネルのために実行された第３のＣＣＡプロシージャ６５０が成功しなかったが、第２の時間期間６３０中に第２のチャネルのために実行された第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ６３５が成功したとき、基地局は、第５の時間期間６６５中に第２のチャネル上で第２のプリアンブル６６０を送信し、ブロードキャスト送信時間Ｔ３において開始する第２のチャネル上での第１のユニキャスト送信６１０を送信し得る。第４の時間期間６５５中に第１のチャネルのために実行された第３のＣＣＡプロシージャ６５０が成功したが、第２の時間期間６３０中に第２のチャネルのために実行された第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ６３５が成功しなかった（またはまだ完了されていない）とき、基地局は、第５の時間期間６６５中に第１のチャネル上で第１のプリアンブル６４５を送信し、ブロードキャスト送信時間Ｔ３において開始する第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信６０５を送信し得る。

[0117]ブロードキャスト再同期境界６１５と第４の時間期間６５５との間のアイドル期間６７０は、別の装置が、第１のチャネルへのアクセスを獲得することを可能にし、それにより、基地局が、第１のチャネルへのアクセスに負け、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信６０５を送信することができなくなることを引き起こし得る。しかしながら、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信６０５が、ネイバリング基地局（または基地局）によっても送信されるＭＢＳＦＮ送信であるとき、１つの基地局からブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信６０５を送信することができないことは、ＵＥがネイバリング基地局からブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を受信することができるので、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信６０５を場合によっては受信したであろうＵＥに対する有意でない影響を有し得る。

[0118]いくつかの例では、異なるパラメータ（たとえば、異なる競合ウィンドウサイズまたは異なるＣＣＡ／ｅＣＣＡエネルギー検出しきい値）が、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信のために、第１のチャネルへのアクセスを求めて競合するために、およびユニキャスト送信の送信のために、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合するために使用され得る。ブロードキャスト／マルチキャスト送信とユニキャスト送信との間のより良い同期を与えるために、基地局は、図６を参照しながら説明されたように、並列ブロードキャスト／マルチキャスト送信およびユニキャスト送信のために、チャネルへのアクセスを求めて競合するために使用されるパラメータの同じセット（たとえば、パラメータのブロードキャストセット）をＣＣＡプロシージャまたはｅＣＣＡプロシージャに適用し得る。

[0119]図７は、本開示の様々な態様による、マルチポイント送信（たとえば、ブロードキャスト送信７０５）を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第１のユニキャスト送信７１０を送信するために、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとのタイムライン７００を示す。いくつかの例では、ブロードキャスト送信７０５は、ＣｏＭＰ送信など、マルチポイント送信の一例であり得る。いくつかの例では、第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合は、基地局によって実行され得る。基地局は、図１または図２を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、または２０５−ａのうちの１つまたは複数の態様の一例であり得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0120]図７に示されているように、基地局は、ブロードキャスト再同期境界７１５のタイミングＴ１に少なくとも部分的に基づいて第１のチャネル（ｆ１）へのアクセスを求めて競合し得る。いくつかの例では、基地局は、ブロードキャスト再同期境界７１５に先行する第１の時間期間７２５中に第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ７２０を実行することによって、第１のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。

[0121]例として、基地局はまた、第１の時間期間７２５中に第１のユニキャスト送信７１０のために第２のチャネル（ｆ２）へのアクセスを求めて競合し得る。いくつかの例では、基地局は、第１の時間期間７２５中に第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ７３０を実行することによって、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ７３０は、第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ７２０のために使用される同じパラメータ（たとえば、競合ウィンドウサイズまたはＣＣＡ／ｅＣＣＡエネルギー検出しきい値）を使用して実行され得る（たとえば、第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャと第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャの両方が、ブロードキャスト送信パラメータのセットを使用し得る）。

[0122]図示のように、基地局は、ブロードキャスト再同期境界７１５において第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち得る。第１の時間期間７２５中に第１のチャネルのために実行された第１のＣＣＡプロシージャまたは第１のｅＣＣＡプロシージャ７２０と第１の時間期間７２５中に第２のチャネルのために実行された第２のＣＣＡプロシージャまたは第２のｅＣＣＡプロシージャ７３０とが両方とも成功したとき、基地局は、第２の時間期間７４５中に第１のチャネル上で第１のプリアンブル７３５および第２のチャネル上で第２のプリアンブル７４０を送信し、ブロードキャスト送信時間Ｔ２において第１のチャネル上でのブロードキャスト送信７０５および第２のチャネル上での第１のユニキャスト送信７１０の送信を開始し得る。ブロードキャスト送信時間Ｔ２は、ブロードキャスト再同期境界７１５のタイミングＴ１の後に所定の時間発生し得る。

[0123]ブロードキャスト送信７０５および第１のユニキャスト送信７１０の完了後に、基地局は、第２のユニキャスト送信７５０のために第１のチャネルへのアクセスを求めて競合し、第３のユニキャスト送信７５５のために第２のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。基地局は、第３の時間期間７６５中に第３のＣＣＡプロシージャまたは第３のｅＣＣＡプロシージャ７６０を実行することによって、第２のユニキャスト送信７５０のために第１のチャネルへのアクセスを求めて競合し得、第４のＣＣＡプロシージャまたは第４のｅＣＣＡプロシージャ７７０を実行することによって、第３のユニキャスト送信７５５のために第２のチャネルへのアクセスを求めて競合し得る。第３のＣＣＡプロシージャまたは第３のｅＣＣＡプロシージャ７６０は、第４のＣＣＡプロシージャまたは第４のｅＣＣＡプロシージャ７７０のために使用される同じパラメータ（たとえば、競合ウィンドウサイズまたはＣＣＡ／ｅＣＣＡエネルギー検出しきい値）を使用して実行され得る（たとえば、第３のＣＣＡプロシージャまたは第３のｅＣＣＡプロシージャと第４のＣＣＡプロシージャまたは第４のｅＣＣＡプロシージャの両方が、ユニキャスト送信パラメータのセットを使用し得る）。

[0124]第２のユニキャスト送信７５０および第３のユニキャスト送信７５５の各々は、プリアンブルによって先行され得る。

[0125]いくつかの例では、基地局によって送信されるＰＦＦＩＣＨ（またはダウンリンク制御チャネル）は、次の数個のサブフレームまたはダウンリンク送信バーストのための構成情報を含み得る。ＰＦＦＩＣＨは、ＭＢＳＦＮ固有またはセル固有であり得る。いくつかの例では、各ＭＢＳＦＮサブフレームの数個のリソース要素は、他のノードよりも後でチャネルが「クリア」であると決定するノードが、ＰＦＦＩＣＨ（またはダウンリンク制御チャネル）を送信することを可能にするために、ＰＦＦＩＣＨ（またはダウンリンク制御チャネル）送信のために予約され得る。いくつかの例では、上位レイヤは、ＭＢＳＦＮまたはマルチキャスト送信のために使用され得る潜在的サブフレームをＵＥに示し得る。したがって、ＲＲＣ＿ＩＤＬＥモードで動作するＵＥは、ＰＦＦＩＣＨ（またはダウンリンク制御チャネル）をすべてのダウンリンクバーストまたはダウンリンクサブフレームについてモニタする代わりに、ＭＢＳＦＮまたはマルチキャスト送信のためのサブフレームがあり得るとき、ＰＦＦＩＣＨ（またはダウンリンク制御チャネル）をモニタし得る。

[0126]図８は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置８０５のブロック図８００を示す。装置８０５は、図１または図２を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、または２０５−ａのうちの１つまたは複数の態様の一例であり得る。装置８０５はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置８０５は、受信機８１０、ワイヤレス通信マネージャ８２０、または送信機８３０を含み得る。これらの構成要素の各々は、互いと通信していることがある。

[0127]装置８０５の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された１つまたは複数の特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）を使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、１つまたは複数の他の処理ユニット（またはコア）によって、１つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路（たとえば、ストラクチャード／プラットフォームＡＳＩＣ、フィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）、システムオンチップ（ＳｏＣ）、および／または他のタイプのセミカスタムＩＣ）が使用され得る。各構成要素の機能はまた、全体的にまたは部分的に、１つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。

[0128]いくつかの例では、受信機８１０は、専用無線周波数スペクトル帯域（たとえば、無線周波数スペクトル帯域が、特有の使用のために特有のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域）、または共有無線周波数スペクトル帯域（たとえば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域））上での送信を受信するように動作可能な少なくとも１つの無線周波数（ＲＦ）受信機など、少なくとも１つのＲＦ受信機を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図１、図２、図３、図４、図５、図６、または図７を参照しながら説明されたように、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信のために使用され得る。受信機構成要素８１０は、図１または図２を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム１００または２００の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号（すなわち、送信）を受信するために使用され得る。通信リンクは、第１の無線周波数スペクトル帯域または第２の無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。

[0129]いくつかの例では、送信機８３０は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも１つのＲＦ送信機など、少なくとも１つのＲＦ送信機を含み得る。送信機８３０は、図１または図２を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム１００または２００の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号（すなわち、送信）を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。

[0130]いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ８２０は、装置８０５のためのワイヤレス通信の１つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ８２０の一部は、受信機８１０または送信機８３０に組み込まれるか、またはそれらと共有され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ８２０は、競合ウィンドウサイズマネージャ８３５またはチャネルアクセス競合器８４０を含み得る。

[0131]競合ウィンドウサイズマネージャ８３５は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のマルチポイント送信（たとえば、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信）のための競合ウィンドウサイズを決定するために使用され得る。第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、第１の複数のＵＥをターゲットにし得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、マルチポイント送信の一例であり得る。いくつかの場合には、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、ＣｏＭＰ送信の一例であり得る。チャネルアクセス競合器８４０は、決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合するために使用され得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0132]図９は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置９０５のブロック図９００を示す。装置９０５は、図１または図２を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、または２０５−ａのうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８を参照しながら説明された装置８０５の態様の一例であり得る。装置９０５はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置９０５は、受信機９１０、ワイヤレス通信マネージャ９２０、または送信機９３０を含み得る。これらの構成要素の各々は、互いと通信していることがある。

[0133]装置９０５の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された１つまたは複数のＡＳＩＣを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、１つまたは複数の他の処理ユニット（またはコア）によって、１つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路（たとえば、ストラクチャード／プラットフォームＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ、ＳｏＣ、および／または他のタイプのセミカスタムＩＣ）が使用され得る。各構成要素の機能はまた、全体的にまたは部分的に、１つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。

[0134]いくつかの例では、受信機９１０は、専用無線周波数スペクトル帯域（たとえば、無線周波数スペクトル帯域が、特有の使用のために特有のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域）、または共有無線周波数スペクトル帯域（たとえば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域））上での送信を受信するように動作可能な少なくとも１つのＲＦ受信機など、少なくとも１つのＲＦ受信機を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図１、図２、図３、図４、図５、図６、または図７を参照しながら説明されたように、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信のために使用され得る。受信機９１０は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機（たとえば、専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機９１２）、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機（たとえば、共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機９１４）の形態をとり得る。専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機９１２または共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機９１４を含む受信機９１０は、図１または図２を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム１００または２００の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号（すなわち、送信）を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。

[0135]いくつかの例では、送信機９３０は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも１つのＲＦ送信機など、少なくとも１つのＲＦ送信機を含み得る。送信機９３０は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機（たとえば、専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機９３２）、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機（たとえば、共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機９３４）の形態をとり得る。専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機９３２または共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機９３４を含む送信機９３０は、図１または図２を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム１００または２００の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号（すなわち、送信）を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。

[0136]いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ９２０は、装置９０５のためのワイヤレス通信の１つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ９２０の一部は、受信機９１０または送信機９３０に組み込まれるか、またはそれらと共有され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ９２０は、ブロードキャスト／マルチキャストサービスマネージャ９４５、送信マネージャ９５０、チャネル負荷決定器９６０、ユニキャスト送信ＡＣＫ／ＮＡＫ識別器９６５、ＵＥ受信ステータス受信機９７０、競合ウィンドウサイズマネージャ９３５、またはチャネルアクセス競合器９４０を含み得る。

[0137]ブロードキャスト／マルチキャストサービスマネージャ９４５は、少なくとも第１の複数のＵＥの各ＵＥから関心のブロードキャストサービスまたはマルチキャストサービスの識別情報を受信するために使用され得る。いくつかの例では、ブロードキャスト／マルチキャストサービスマネージャ９４５は、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信に関係するかまたはそれらの例であり得る、ＣｏＭＰ送信に関係するものを含む、関心のマルチポイントサービスの識別情報を受信するために使用され得る。

[0138]いくつかの例では、送信マネージャ９５０は、ＵＥ受信ステータス要求器９５５を含み得る。ＵＥ受信ステータス要求器９５５は、受信された識別情報から第１の複数のＵＥを識別するために随意に使用され得る。第１の複数のＵＥは、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信に関連するサービスのタイプに少なくとも部分的に基づいて、および、第１の複数のＵＥにおけるＵＥが、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信に関連するサービスのタイプに関心があることを示す受信されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいて識別され得る。ＵＥ受信ステータス要求器９５５は、第１の複数のＵＥを、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信についてのＵＥ受信ステータスを送信するようにトリガするためにも使用され得る。ＵＥ受信ステータス要求器９５５は、複数のＵＥを、他のブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信についてのＵＥ受信ステータスを送信するようにトリガするためにも使用され得る。

[0139]送信マネージャ９５０は、第１のブロードキャスト送信のために少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上で、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信を送信するために使用され得る。送信マネージャ９５０は、第２のブロードキャスト送信、第２のマルチキャスト送信、あるいは他のブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のために少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上で第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信（あるいは他のブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信）を送信するためにも使用され得る。第１のブロードキャスト送信または第２のブロードキャスト送信の各々は、単一チャネルブロードキャスト送信または複数チャネルブロードキャスト送信を含み得る。第１のマルチキャスト送信または第２のマルチキャスト送信の各々は、単一チャネルマルチキャスト送信または複数チャネルマルチキャスト送信を含み得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信、第１のマルチキャスト送信、第２のブロードキャスト送信、または第２のマルチキャスト送信は、少なくとも１つのチャネル上での少なくとも１つのユニキャスト送信と多重化され得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信、第１のマルチキャスト送信、第２のブロードキャスト送信、または第２のマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0140]チャネル負荷決定器９６０は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信が送信される共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上の負荷を決定するために随意に使用され得る。チャネル負荷決定器９６０は、共有無線周波数スペクトル帯域の他のチャネル上の負荷を決定するためにも使用され得る。

[0141]ユニキャスト送信ＡＣＫ／ＮＡＫ識別器９６５は、共有無線周波数スペクトル帯域の１つまたは複数のチャネル上での少なくとも１つのユニキャスト送信についての受信されたＡＣＫまたはＮＡＫのうちの少なくとも１つを識別するために随意に使用され得る。

[0142]ＵＥ受信ステータス受信機９７０は、第１の複数のＵＥの各ＵＥから、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを受信するために随意に使用され得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスは、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信についてのＵＥ ＢＬＥＲを含み得る。ＵＥ受信ステータス受信機９７０は、他のブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを受信するためにも使用され得る。

[0143]競合ウィンドウサイズマネージャ９３５は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信のための競合ウィンドウサイズを決定するために使用され得る。第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信は、第２の複数のＵＥをターゲットにし得る。第１の複数のＵＥと第２の複数のＵＥとは、同じ複数のＵＥまたは異なる複数のＵＥを含み得る。いくつかの例では、競合ウィンドウサイズは、チャネル負荷決定器９６０によって決定された負荷に少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、競合ウィンドウサイズは、ユニキャスト送信ＡＣＫ／ＮＡＫ識別器９６５によって少なくとも１つのユニキャスト送信についての識別されたＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。いくつかの例では、競合ウィンドウサイズは、ＵＥ受信ステータス受信機９７０によって受信されたＵＥ受信ステータスに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。競合ウィンドウサイズマネージャ９３５は、他のブロードキャスト送信、マルチキャスト送信、またはユニキャスト送信のための競合ウィンドウサイズを決定するためにも使用され得る。

[0144]チャネルアクセス競合器９４０は、決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合するために使用され得る。チャネルアクセス競合器９４０は、他のブロードキャスト送信、マルチキャスト送信、マルチポイント送信、ＣｏＭＰ送信、またはユニキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル、または他のチャネルへのアクセスを求めて競合するためにも使用され得る。

[0145]図１０は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置１０１５のブロック図１０００を示す。装置１０１５は、図１または図２を参照しながら説明されたＵＥ１１５、２１５、２１５−ａ、２１５−ｂ、または２１５−ｃのうちの１つまたは複数の態様の一例であり得る。装置１０１５はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置１０１５は、受信機１０１０、ワイヤレス通信マネージャ１０２０、または送信機１０３０を含み得る。これらの構成要素の各々は、互いと通信していることがある。

[0146]装置１０１５の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された１つまたは複数のＡＳＩＣを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、１つまたは複数の他の処理ユニット（またはコア）によって、１つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路（たとえば、ストラクチャード／プラットフォームＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ、ＳｏＣ、および／または他のタイプのセミカスタムＩＣ）が使用され得る。各構成要素の機能はまた、全体的にまたは部分的に、１つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。

[0147]いくつかの例では、受信機１０１０は、専用無線周波数スペクトル帯域（たとえば、無線周波数スペクトル帯域が、特有の使用のために特有のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域）、または共有無線周波数スペクトル帯域（たとえば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域））上での送信を受信するように動作可能な少なくとも１つのＲＦ受信機など、少なくとも１つのＲＦ受信機を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図１、図２、図３、図４、図５、図６、または図７を参照しながら説明されたように、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信のために使用され得る。受信機１０１０は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機（たとえば、専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機１０１２）、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機（たとえば、共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機１０１４）の形態をとり得る。専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機１０１２または共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機１０１４を含む受信機１０１０は、図１または図２を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム１００または２００の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号（すなわち、送信）を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。

[0148]いくつかの例では、送信機１０３０は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも１つのＲＦ送信機など、少なくとも１つのＲＦ送信機を含み得る。送信機１０３０は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機（たとえば、専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機１０３２）、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機（たとえば、共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機１０３４）の形態をとり得る。専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機１０３２または共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機１０３４を含む送信機１０３０は、図１または図２を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム１００または２００の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号（すなわち、送信）を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。

[0149]いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ１０２０は、装置１０１５のためのワイヤレス通信の１つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ１０２０の一部は、受信機１０１０または送信機１０３０に組み込まれるか、またはそれらと共有され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ１０２０は、送信受信マネージャ１０３５または送信受信ステータス報告マネージャ１０４０を含み得る。

[0150]送信受信マネージャ１０３５は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での、複数のＵＥをターゲットにするブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を受信するために使用され得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＣｏＭＰ送信など、マルチポイント送信の一例であり得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信が受信される少なくとも１つのチャネルは、単一のチャネルを含み得る。他の例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信が受信される少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを含み得、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、複数チャネルブロードキャスト送信または複数チャネルマルチキャスト送信を含み得る。

[0151]送信受信ステータス報告マネージャ１０４０は、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを送信するようにとのインジケーションを受信し、受信されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを送信するために使用され得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスは、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信についてのＵＥ ＢＬＥＲを含み得る。

[0152]図１１は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置１１０５のブロック図１１００を示す。装置１１０５は、図１または図２を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、または２０５−ａのうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８または図９を参照しながら説明された装置８０５または９０５のうちの１つまたは複数の態様の一例であり得る。装置１１０５はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置１１０５は、受信機１１１０、ワイヤレス通信マネージャ１１２０、または送信機１１３０を含み得る。これらの構成要素の各々は、互いと通信していることがある。

[0153]装置１１０５の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された１つまたは複数のＡＳＩＣを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、１つまたは複数の他の処理ユニット（またはコア）によって、１つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路（たとえば、ストラクチャード／プラットフォームＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ、ＳｏＣ、および／または他のタイプのセミカスタムＩＣ）が使用され得る。各構成要素の機能はまた、全体的にまたは部分的に、１つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。

[0154]いくつかの例では、受信機１１１０は、専用無線周波数スペクトル帯域（たとえば、無線周波数スペクトル帯域が、特有の使用のために特有のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域）、または共有無線周波数スペクトル帯域（たとえば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域））上での送信を受信するように動作可能な少なくとも１つのＲＦ受信機など、少なくとも１つのＲＦ受信機を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図１、図２、図３、図４、図５、図６、または図７を参照しながら説明されたように、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信のために使用され得る。受信機１１１０は、図１または図２を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム１００または２００の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号（すなわち、送信）を受信するために使用され得る。通信リンクは、第１の無線周波数スペクトル帯域または第２の無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。

[0155]いくつかの例では、送信機１１３０は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも１つのＲＦ送信機など、少なくとも１つのＲＦ送信機を含み得る。送信機１１３０は、図１または図２を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム１００または２００の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号（すなわち、送信）を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。

[0156]いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ１１２０は、装置１１０５のためのワイヤレス通信の１つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ１１２０の一部は、受信機１１１０または送信機１１３０に組み込まれるか、またはそれらと共有され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ１１２０は、送信対チャネルマッパ（transmission-to-channel mapper）１１３５、チャネルアクセス競合器１１４０、または送信マネージャ１１４５を含み得る。

[0157]送信対チャネルマッパ１１３５は、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（たとえば、マルチポイント送信）を送信するための、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも第１のチャネルを識別し、第１のユニキャスト送信を送信するための、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネルを識別するために使用され得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＣｏＭＰ送信など、マルチポイント送信の一例であり得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0158]チャネルアクセス競合器１１４０は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合するために使用され得る。チャネルアクセス競合器１１４０は、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合するためにも使用され得る。ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信のために、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第１のユニキャスト送信の送信のために、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとは、無関係に、同期して、および／または並列に実行され得る。いくつかの例では、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することは、ブロードキャスト再同期境界と同期され得る。いくつかの例では、第２のチャネルへのアクセスを求める競合のタイミングに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち得る。たとえば、少なくとも第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合が同期されるとき、または第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つ前に少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つとき、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち得る。少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つ前に第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つとき、または第２のチャネルが、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することの完了において使用中であるとき、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝たないことがある（たとえば、第１のユニキャスト送信（または別の送信）のための第２のチャネルの使用は、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のための少なくとも第１のチャネルへのアクセスを阻止し得る）。

[0159]送信マネージャ１１４５は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、ブロードキャスト送信時間においてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するために使用され得る。ブロードキャスト送信時間は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングの後に所定の時間発生し得る。

[0160]図１２は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するための装置１２０５のブロック図１２００を示す。装置１２０５は、図１または図２を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、または２０５−ａのうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８、図９または図１１を参照しながら説明された装置８０５、９０５、または１１０５のうちの１つまたは複数の態様の一例であり得る。装置１２０５はまた、プロセッサであるか、またはプロセッサを含み得る。装置１２０５は、受信機１２１０、ワイヤレス通信マネージャ１２２０、または送信機１２３０を含み得る。これらの構成要素の各々は、互いと通信していることがある。

[0161]装置１２０５の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された１つまたは複数のＡＳＩＣを使用して、個々にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、１つまたは複数の他の処理ユニット（またはコア）によって、１つまたは複数の集積回路上で実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る他のタイプの集積回路（たとえば、ストラクチャード／プラットフォームＡＳＩＣ、ＦＰＧＡ、ＳｏＣ、および／または他のタイプのセミカスタムＩＣ）が使用され得る。各構成要素の機能はまた、全体的にまたは部分的に、１つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。

[0162]いくつかの例では、受信機１２１０は、専用無線周波数スペクトル帯域（たとえば、無線周波数スペクトル帯域が、特有の使用のために特有のユーザに認可されているので、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある、無線周波数スペクトル帯域）、または共有無線周波数スペクトル帯域（たとえば、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域））上での送信を受信するように動作可能な少なくとも１つのＲＦ受信機など、少なくとも１つのＲＦ受信機を含み得る。いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域は、たとえば、図１、図２、図３、図４、図５、図６、または図７を参照しながら説明されたように、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信のために使用され得る。受信機１２１０は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の受信機を含み得る。別個の受信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機（たとえば、専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機１２１２）、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機（たとえば、共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機１２１４）の形態をとり得る。専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機１２１２または共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ受信機１２１４を含む受信機１２１０は、図１または図２を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム１００または２００の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号（すなわち、送信）を受信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。

[0163]いくつかの例では、送信機１２３０は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で送信するように動作可能な少なくとも１つのＲＦ送信機など、少なくとも１つのＲＦ送信機を含み得る。送信機９３０は、いくつかの場合には、専用無線周波数スペクトル帯域および共有無線周波数スペクトル帯域のための別個の送信機を含み得る。別個の送信機は、いくつかの例では、専用無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機（たとえば、専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機１２３２）、および共有無線周波数スペクトル帯域上で通信するためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機（たとえば、共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機１２３４）の形態をとり得る。専用ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機１２３２または共有ＲＦスペクトル帯域のためのＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ送信機１２３４を含む送信機１２３０は、図１または図２を参照しながら説明されたワイヤレス通信システム１００または２００の１つまたは複数の通信リンクなど、ワイヤレス通信システムの１つまたは複数の通信リンク上で様々なタイプのデータまたは制御信号（すなわち、送信）を送信するために使用され得る。通信リンクは、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で確立され得る。

[0164]いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ１２２０は、装置１２０５のためのワイヤレス通信の１つまたは複数の態様を管理するために使用され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ１２２０の一部は、受信機１２１０または送信機１２３０に組み込まれるか、またはそれらと共有され得る。いくつかの例では、ワイヤレス通信マネージャ１２２０は、送信対チャネルマッパ１２３５、チャネルアクセス競合器１２４０、または送信マネージャ１２４５を含み得る。

[0165]送信対チャネルマッパ１２３５は、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するための、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも第１のチャネルを識別し、第１のユニキャスト送信を送信するための、共有無線周波数スペクトル帯域の第２のチャネルを識別するために使用され得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＣｏＭＰ送信など、マルチポイント送信の一例であり得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0166]チャネルアクセス競合器１２４０は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合するために使用され得る。チャネルアクセス競合器１２４０は、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合するためにも使用され得る。（各々が、ＣｏＭＰ送信など、マルチポイント送信の一例であり得る）ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信のために、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することと、第１のユニキャスト送信の送信のために、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することとは、無関係に、同期して、および／または並列に実行され得る。いくつかの例では、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することのタイミングに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち得る。いくつかの例では、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することのタイミングに少なくとも部分的に基づいて、第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち得る。

[0167]いくつかの例では、チャネルアクセス競合器１２４０は、ユニキャスト送信延期マネージャ１２５０、ユニキャスト送信終了マネージャ１２５５、またはブロードキャスト／マルチキャスト送信延期マネージャ１２６０を含み得る。ユニキャスト送信延期マネージャ１２５０は、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することが、ブロードキャスト再同期境界より前にしきい値時間内に成功裡に完了されたと決定し、チャネルアクセス競合器１１４０を、（第２のチャネルへのアクセスを求める競合が、ブロードキャスト再同期境界より前にしきい値時間内に成功裡に完了されたという決定に少なくとも部分的に基づいて）ブロードキャスト再同期境界の直前に第２のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行するようにトリガするために随意に使用され得る。ＣＣＡプロシージャを成功裡に実行すると、第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち得る。このようにして、第２のチャネル上での第１のユニキャスト送信の送信は、少なくとも第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信と同期され得、第１のユニキャスト送信の送信は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合を阻止（またはブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信を阻止）しないことになる。

[0168]ユニキャスト送信終了マネージャ１２５５は、ブロードキャスト再同期境界の前にしきい値時間において第２のチャネル上での第２のユニキャスト送信を停止するために随意に使用され得る。第２のユニキャスト送信は、第１のユニキャスト送信に先行し得る。第２のユニキャスト送信を停止することは、送信のうちの一方の送信が送信の他方を阻止しないように、（ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信のために）少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合と（第１のユニキャスト送信の送信のために）第２のチャネルへのアクセスを求める競合との同期を可能にし得る。

[0169]ブロードキャスト／マルチキャスト送信延期マネージャ１２６０は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することが、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを完了する前に成功裡に完了されたと決定し、チャネルアクセス競合器１１４０を、（少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することが、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを完了する前に成功裡に完了されたという決定に少なくとも部分的に基づいて）ブロードキャスト再同期境界のタイミングとブロードキャスト送信時間との間の所定の時間において少なくとも第１のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行するようにトリガするために随意に使用され得る。ブロードキャスト送信時間は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングの後に所定の時間発生し得る。少なくとも第１のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを成功裡に実行すると、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち得る。このようにして、少なくとも第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信は、第２のチャネル上での第１のユニキャスト送信の送信と同期され得、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信は、第２のチャネルへのアクセスを求める競合を阻止しないか、または第１のユニキャスト送信の送信を阻止しないことになる。

[0170]いくつかの例では、送信マネージャ１２４５は、ブロードキャスト／マルチキャスト送信マネージャ１２６５またはユニキャスト送信マネージャ１２７０を含み得る。ブロードキャスト／マルチキャスト送信マネージャ１２６５は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、（または、チャネルアクセス競合器１２４０が、ブロードキャスト送信時間の直前に、少なくとも第１のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行するとき、チャネルアクセス競合器１２４０が、少なくとも第１のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを成功裡に実行すると、）ブロードキャスト送信時間においてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するために使用され得る。いくつかの例では、ブロードキャスト／マルチキャスト送信マネージャ１２６５は、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の一例であり得る、マルチポイント送信に関係する、送信することなど、動作を可能にするために使用され得る。ユニキャスト送信マネージャ１２７０は、チャネルアクセス競合器１２４０が、第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、（または、チャネルアクセス競合器１２４０が、ブロードキャスト送信時間の直前に、第２のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行するとき、チャネルアクセス競合器１２４０が、第２のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを成功裡に実行すると、）ブロードキャスト送信時間において第１のユニキャスト送信を送信するために使用され得る。

[0171]図１３は、本開示の態様による、ワイヤレス通信において使用するための基地局１３０５（たとえば、ｅＮＢの一部または全部を形成する基地局）のブロック図１３００を示す。いくつかの例では、基地局１３０５は、図１または図２を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、または２０５−ａの１つまたは複数の態様、あるいは図８、図９、図１１、または図１２を参照しながら説明された装置８０５、９０５、１１０５、または１２０５のうちの１つまたは複数の態様の一例であり得る。基地局１３０５は、図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７、図８、図９、図１１、または図１２を参照しながら説明された基地局の技法および機能のうちの少なくともいくつかを実装するかまたは可能にするように構成され得る。

[0172]基地局１３０５は、基地局プロセッサ１３１０、基地局メモリ１３２０、（（１つまたは複数の）基地局トランシーバ１３５０によって表される）少なくとも１つの基地局トランシーバ、（（１つまたは複数の）基地局アンテナ１３５５によって表される）少なくとも１つの基地局アンテナ、または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０を含み得る。基地局１３０５はまた、基地局コミュニケータ１３３０またはネットワークコミュニケータ１３４０のうちの１つまたは複数を含み得る。これらの構成要素の各々は、１つまたは複数のバス１３３５上で、直接または間接的に、互いと通信していることがある。

[0173]基地局メモリ１３２０は、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）または読取り専用メモリ（ＲＯＭ）を含み得る。基地局メモリ１３２０は、実行されたとき、たとえば、１つまたは複数のブロードキャスト送信、マルチキャスト送信、マルチポイント送信、ＣｏＭＰ送信、および／またはユニキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の１つまたは複数のチャネルへのアクセスを求めて競合することを含む、ワイヤレス通信に関係する本明細書で説明される様々な機能を基地局プロセッサ１３１０に実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード１３２５を記憶し得る。代替的に、コンピュータ実行可能コード１３２５は、基地局プロセッサ１３１０によって直接的に実行可能ではないが、（たとえば、コンパイルされ、実行されたとき）本明細書で説明される機能のうちのいくつかを基地局１３０５に実行させるように構成され得る。

[0174]基地局プロセッサ１３１０は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、中央処理ユニット（ＣＰＵ）、マイクロコントローラ、ＡＳＩＣなどを含み得る。基地局プロセッサ１３１０は、（１つまたは複数の）基地局トランシーバ１３５０、基地局コミュニケータ１３３０、またはネットワークコミュニケータ１３４０を通して受信された情報を処理し得る。基地局プロセッサ１３１０はまた、（１つまたは複数の）アンテナ１３５５を通した送信のために（１つまたは複数の）トランシーバ１３５０に送られるべき情報、１つまたは複数の他の基地局（たとえば、基地局１３０５−ａおよび基地局１３０５−ｂ）への送信のために基地局コミュニケータ１３３０に送られるべき情報、または図１を参照しながら説明されたコアネットワーク１３０の１つまたは複数の態様の一例であり得る、コアネットワーク１３４５への送信のためにネットワークコミュニケータ１３４０に送られるべき情報を処理し得る。基地局プロセッサ１３１０は、単独で、または、基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０とともに、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で通信すること（またはそれの上での通信を管理すること）の様々な態様を扱い得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある無線周波数スペクトル帯域（たとえば、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、特有の使用のために特有のユーザに認可された無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。

[0175]（１つまたは複数の）基地局トランシーバ１３５０は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために（１つまたは複数の）基地局アンテナ１３５５に与え、（１つまたは複数の）基地局アンテナ１３５５から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。（１つまたは複数の）基地局トランシーバ１３５０は、いくつかの例では、１つまたは複数の基地局送信機および１つまたは複数の別個の基地局受信機として実装され得る。（１つまたは複数の）基地局トランシーバ１３５０は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域における通信をサポートし得る。（１つまたは複数の）基地局トランシーバ１３５０は、（１つまたは複数の）アンテナ１３５５を介して、図１または図２を参照しながら説明されたＵＥ１１５、２１５、２１５−ａ、２１５−ｂ、または２１５−ｃのうちの１つまたは複数、あるいは図１０を参照しながら説明された装置１０１５など、１つまたは複数のＵＥまたは装置と双方向に通信するように構成され得る。基地局１３０５は、たとえば、複数の基地局アンテナ１３５５（たとえば、アンテナアレイ）を含み得る。基地局１３０５は、ネットワークコミュニケータ１３４０を通してコアネットワーク１３４５と通信し得る。基地局１３０５はまた、基地局コミュニケータ１３３０を使用して、基地局１３０５−ａおよび基地局１３０５−ｂなど、他の基地局と通信し得る。

[0176]基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上でのワイヤレス通信に関係する図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７、図８、図９、図１１、または図１２を参照しながら説明された技法または機能の一部または全部を実行または制御するように構成され得る。たとえば、基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域を使用して、補足ダウンリンクモード（たとえば、認可支援アクセスモード）、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０は、専用無線周波数スペクトル帯域におけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信を扱うように構成された、専用ＲＦスペクトル帯域のための基地局ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ構成要素１３６５と、共有無線周波数スペクトル帯域におけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信を扱うように構成された、共有ＲＦスペクトル帯域のための基地局ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ構成要素１３７０とを含み得る。基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、またはそれの部分はプロセッサを含み得、あるいは基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０の機能の一部または全部は、基地局プロセッサ１３１０によって実行されるか、または基地局プロセッサ１３１０とともに実行され得る。いくつかの例では、基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０は、図８、図９、図１１、または図１２を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０、９２０、１１２０、または１２２０の一例であり得る。

[0177]図１４は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信において使用するためのＵＥ１４１５のブロック図１４００を示す。ＵＥ１４１５は、パーソナルコンピュータ（たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータなど）、セルラー電話、ＰＤＡ、ＤＶＲ、インターネット機器、ゲームコンソール、電子リーダーなどに含まれるかまたはそれらの一部であり得る。ＵＥ１４１５は、いくつかの例では、モバイル動作を可能にするために、小型バッテリーなどの内部電源（図示せず）を有し得る。いくつかの例では、ＵＥ１４１５は、図１または図２を参照しながら説明されたＵＥ１１５、２１５、２１５−ａ、２１５−ｂ、または２１５−ｃのうちの１つまたは複数の態様、あるいは図１０を参照しながら説明された装置１０１５の態様の一例であり得る。ＵＥ１４１５は、図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７、または図１０を参照しながら説明されたＵＥまたは装置の技法および機能のうちの少なくともいくつかを実装するように構成され得る。

[0178]ＵＥ１４１５は、ＵＥプロセッサ１４１０、ＵＥメモリ１４２０、（（１つまたは複数の）ＵＥトランシーバ１４３０によって表される）少なくとも１つのＵＥトランシーバ、（（１つまたは複数の）ＵＥアンテナ１４４０によって表される）少なくとも１つのＵＥアンテナ、またはＵＥワイヤレス通信マネージャ１４５０を含み得る。これらの構成要素の各々は、１つまたは複数のバス１４３５上で、直接または間接的に、互いと通信していることがある。

[0179]ＵＥメモリ１４２０はＲＡＭまたはＲＯＭを含み得る。ＵＥメモリ１４２０は、実行されたとき、たとえば、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（たとえば、マルチポイント送信）のＵＥ受信ステータスを送信することを含む、ワイヤレス通信に関係する本明細書で説明される様々な機能をＵＥプロセッサ１４１０に実行させるように構成された命令を含んでいるコンピュータ可読、コンピュータ実行可能コード１４２５を記憶し得る。代替的に、コンピュータ実行可能コード１４２５は、ＵＥプロセッサ１４１０によって直接的に実行可能ではないが、（たとえば、コンパイルされ、実行されたとき）本明細書で説明される機能のうちのいくつかをＵＥ１４１５に実行させるように構成され得る。

[0180]ＵＥプロセッサ１４１０は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、ＣＰＵ、マイクロコントローラ、ＡＳＩＣなどを含み得る。ＵＥプロセッサ１４１０は、（１つまたは複数の）ＵＥトランシーバ１４３０を通して受信された情報、または（１つまたは複数の）ＵＥアンテナ１４４０を通した送信のために（１つまたは複数の）ＵＥトランシーバ１４３０に送られるべき情報を処理し得る。ＵＥプロセッサ１４１０は、単独で、または、ＵＥワイヤレス通信マネージャ１４５０とともに、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上で通信すること（またはそれの上での通信を管理すること）の様々な態様を扱い得る。専用無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合しないことがある無線周波数スペクトル帯域（たとえば、ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信のために使用可能な認可無線周波数スペクトル帯域など、特有の使用のために特有のユーザに認可された無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。

[0181]（１つまたは複数の）ＵＥトランシーバ１４３０は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のために（１つまたは複数の）ＵＥアンテナ１４４０に与え、（１つまたは複数の）ＵＥアンテナ１４４０から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。（１つまたは複数の）ＵＥトランシーバ１４３０は、いくつかの例では、１つまたは複数のＵＥ送信機および１つまたは複数の別個のＵＥ受信機として実装され得る。（１つまたは複数の）ＵＥトランシーバ１４３０は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域における通信をサポートし得る。（１つまたは複数の）ＵＥトランシーバ１４３０は、（１つまたは複数の）ＵＥアンテナ１４４０を介して、図１、図２、または図１３を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、２０５−ａ、または１３０５のうちの１つまたは複数、あるいは図８、図９、図１１、または図１２を参照しながら説明された装置８０５、９０５、１１０５、または１２０５のうちの１つまたは複数の態様と双方向に通信するように構成され得る。ＵＥ１４１５は単一のＵＥアンテナを含み得るが、ＵＥ１４１５が複数のＵＥアンテナ１４４０を含み得る例があり得る。

[0182]ＵＥワイヤレス通信マネージャ１４５０は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域上でのワイヤレス通信に関係する図１、図２、図３、図４、図５、図６、図７、または図１０を参照しながら説明されたＵＥまたは装置の技法または機能の一部または全部を実行または制御するように構成され得る。たとえば、ＵＥワイヤレス通信マネージャ１４５０は、専用無線周波数スペクトル帯域または共有無線周波数スペクトル帯域を使用して、補足ダウンリンクモード（たとえば、認可支援アクセスモード）、キャリアアグリゲーションモード、またはスタンドアロンモードをサポートするように構成され得る。ＵＥワイヤレス通信マネージャ１４５０は、専用無線周波数スペクトル帯域におけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信を扱うように構成された、専用ＲＦスペクトル帯域のためのＵＥ ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ構成要素１４５５と、共有無線周波数スペクトル帯域におけるＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ通信を扱うように構成された、共有ＲＦスペクトル帯域のためのＵＥ ＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ構成要素１４６０とを含み得る。ＵＥワイヤレス通信マネージャ１４５０、またはそれの部分はプロセッサを含み得、あるいはＵＥワイヤレス通信マネージャ１４５０の機能の一部または全部は、ＵＥプロセッサ１４１０によって実行されるか、またはＵＥプロセッサ１４１０とともに実行され得る。いくつかの例では、ＵＥワイヤレス通信マネージャ１４５０は、図１０を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１０２０の一例であり得る。

[0183]図１５は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法１５００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法１５００は、図１、図２、または図１３を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、２０５−ａ、または１３０５のうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８または図９を参照しながら説明された装置８０５または９０５のうちの１つまたは複数の態様に関して以下で説明される。いくつかの例では、基地局が、以下で説明される機能を実行するように基地局の機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの１つまたは複数を実行し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（あるいはそれらの組合せ）に関係する方法１５００について説明される方法および技法は、マルチポイント送信（たとえば、ＣｏＭＰ送信）にも関係し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、マルチポイント送信の一例であり得る。

[0184]ブロック１５０５において、方法１５００は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のための競合ウィンドウサイズを決定することを含み得る。第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、第１の複数のＵＥをターゲットにし得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。ブロック１５０５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図８または図９を参照しながら説明された競合ウィンドウサイズマネージャ８３５または９３５を使用して実行され得る。

[0185]ブロック１５１０において、方法１５００は、決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック１５１０における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図８または図９を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器８４０または９４０を使用して実行され得る。

[0186]方法１５００のいくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0187]したがって、方法１５００はワイヤレス通信を提供し得る。方法１５００は一実装形態にすぎないこと、および方法１５００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0188]図１６は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法１６００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法１６００は、図１、図２、または図１３を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、２０５−ａ、または１３０５のうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８または図９を参照しながら説明された装置８０５または９０５のうちの１つまたは複数の態様に関して以下で説明される。いくつかの例では、基地局が、以下で説明される機能を実行するように基地局の機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの１つまたは複数を実行し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（あるいはそれらの組合せ）に関係する方法１６００について説明される方法および技法は、マルチポイント送信（たとえば、ＣｏＭＰ送信）にも関係し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、マルチポイント送信の一例であり得る。

[0189]ブロック１６０５において、方法１６００は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上の負荷を決定することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。ブロック１６０５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明されたチャネル負荷決定器９６０を使用して実行され得る。

[0190]ブロック１６１０において、方法１６００は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のための競合ウィンドウサイズを決定することを含み得る。第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、第１の複数のＵＥをターゲットにし得る。競合ウィンドウサイズは、ブロック１６０５において決定された負荷に少なくとも部分的に基づいて決定され得る。ブロック１６１０における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図８または図９を参照しながら説明された競合ウィンドウサイズマネージャ８３５または９３５を使用して実行され得る。

[0191]ブロック１６１５において、方法１６００は、決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック１６１５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図８または図９を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器８４０または９４０を使用して実行され得る。

[0192]ブロック１６２０において、方法１６００は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合に勝つかどうかを決定することを含み得る。少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、方法１６００はブロック１６２５において継続し得る。少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合に勝たないと、方法１６００はブロック１６３０において継続し得る。ブロック１６２５において、方法１６００は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信を送信することを含み得る。ブロック１６３０において、方法１６００は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信を送信することを控えることを含み得る。ブロック１６２０、１６２５、または１６３０における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明された送信マネージャ９５０を使用して実行され得る。

[0193]方法１６００のいくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0194]したがって、方法１６００はワイヤレス通信を提供し得る。方法１６００は一実装形態にすぎないこと、および方法１６００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0195]図１７は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法１７００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法１７００は、図１、図２、または図１３を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、２０５−ａ、または１３０５のうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８または図９を参照しながら説明された装置８０５または９０５のうちの１つまたは複数の態様に関して以下で説明される。いくつかの例では、基地局が、以下で説明される機能を実行するように基地局の機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの１つまたは複数を実行し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（あるいはそれらの組合せ）に関係する方法１７００について説明される方法および技法は、マルチポイント送信（たとえば、ＣｏＭＰ送信）にも関係し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、マルチポイント送信の一例であり得る。

[0196]ブロック１７０５において、方法１７００は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での少なくとも１つのユニキャスト送信と少なくとも１つのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信とを多重化することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。ブロック１７０５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明された送信マネージャ９５０を使用して実行され得る。

[0197]ブロック１７１０において、方法１７００は、少なくとも１つのユニキャスト送信についての受信されたＡＣＫまたはＮＡＫのうちの少なくとも１つを識別することを含み得る。ブロック１７１０における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明されたユニキャスト送信ＡＣＫ／ＮＡＫ識別器９６５を使用して実行され得る。

[0198]ブロック１７１５において、方法１７００は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のための競合ウィンドウサイズを決定することを含み得る。第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、第１の複数のＵＥをターゲットにし得る。競合ウィンドウサイズは、ブロック１７１０において少なくとも１つのユニキャスト送信についての識別されたＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。ブロック１７１５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図８または図９を参照しながら説明された競合ウィンドウサイズマネージャ８３５または９３５を使用して実行され得る。

[0199]ブロック１７２０において、方法１７００は、決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック１７２０における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図８または図９を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器８４０または９４０を使用して実行され得る。

[0200]ブロック１７２５において、方法１７００は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のために、少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合に勝つかどうかを決定することを含み得る。少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、方法１７００はブロック１７３０において継続し得る。少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合に勝たないと、方法１７００はブロック１７３５において継続し得る。ブロック１７３０において、方法１７００は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信を送信することを含み得る。ブロック１７３５において、方法１７００は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信を送信することを控えることを含み得る。ブロック１７２５、１７３０、または１７３５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明された送信マネージャ９５０を使用して実行され得る。

[0201]方法１７００のいくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0202]したがって、方法１７００はワイヤレス通信を提供し得る。方法１７００は一実装形態にすぎないこと、および方法１７００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0203]図１８は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法１８００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法１８００は、図１、図２、または図１３を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、２０５−ａ、または１３０５のうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８または図９を参照しながら説明された装置８０５または９０５のうちの１つまたは複数の態様に関して以下で説明される。いくつかの例では、基地局が、以下で説明される機能を実行するように基地局の機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの１つまたは複数を実行し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（あるいはそれらの組合せ）に関係する方法１８００について説明される方法および技法は、マルチポイント送信（たとえば、ＣｏＭＰ送信）にも関係し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、マルチポイント送信の一例であり得る。

[0204]ブロック１８０５において、方法１８００は、少なくとも第１の複数のＵＥの各ＵＥから関心のブロードキャストサービスの識別情報を受信することを含み得る。ブロック１８０５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明されたブロードキャスト／マルチキャストサービスマネージャ９４５を使用して実行され得る。

[0205]ブロック１８１０において、方法１８００は、受信された識別情報から第１の複数のＵＥを識別することを含み得る。第１の複数のＵＥは、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信に関連するサービスのタイプに少なくとも部分的に基づいて、および、第１の複数のＵＥにおけるＵＥが、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信に関連するサービスのタイプに関心があることを示す受信されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいて識別され得る。ブロック１８１０における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明された送信マネージャ９５０を使用して実行され得る。

[0206]ブロック１８１５において、方法１８００は、第１の複数のＵＥを、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信についてのＵＥ受信ステータスを送信するようにトリガすることを含み得る。ブロック１８１５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明されたＵＥ受信ステータス要求器９５５を使用して実行され得る。

[0207]ブロック１８２０において、方法１８００は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上で第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信を送信することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。ブロック１８２０における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明された送信マネージャ９５０を使用して実行され得る。

[0208]ブロック１８２５において、方法１８００は、第１の複数のＵＥの各ＵＥから、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを受信することを含み得る。いくつかの例では、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスは、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信についてのＵＥ ＢＬＥＲを含み得る。ブロック１８２５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明されたＵＥ受信ステータス受信機９７０を使用して実行され得る。

[0209]ブロック１８３０において、方法１８００は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信のための競合ウィンドウサイズを決定することを含み得る。第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信は、第２の複数のＵＥをターゲットにし得る。第１の複数のＵＥと第２の複数のＵＥとは、同じ複数のＵＥまたは異なる複数のＵＥを含み得る。競合ウィンドウサイズは、ＵＥ受信ステータスに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。ブロック１８３０における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図８または図９を参照しながら説明された競合ウィンドウサイズマネージャ８３５または９３５を使用して実行され得る。

[0210]ブロック１８３５において、方法１８００は、決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、第２のブロードキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック１８３５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図８または図９を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器８４０または９４０を使用して実行され得る。

[0211]ブロック１８４０において、方法１８００は、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信のために、少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合に勝つかどうかを決定することを含み得る。少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、方法１８００はブロック１８４５において継続し得る。少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求める競合に勝たないと、方法１８００はブロック１８５０において継続し得る。ブロック１８４５において、方法１８００は、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信を送信することを含み得る。ブロック１８５０において、方法１８００は、第２のブロードキャスト送信または第２のマルチキャスト送信を送信することを控えることを含み得る。ブロック１８４０、１８４５、または１８５０における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明された送信マネージャ９５０を使用して実行され得る。

[0212]方法１８００のいくつかの例では、第１のブロードキャスト送信、第１のマルチキャスト送信、第２のブロードキャスト送信、または第２のマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0213]したがって、方法１８００はワイヤレス通信を提供し得る。方法１８００は一実装形態にすぎないこと、および方法１８００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0214]図１９は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法１９００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法１９００は、図１、図２、または図１３を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、２０５−ａ、または１３０５のうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８または図９を参照しながら説明された装置８０５または９０５のうちの１つまたは複数の態様に関して以下で説明される。いくつかの例では、基地局が、以下で説明される機能を実行するように基地局の機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの１つまたは複数を実行し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（あるいはそれらの組合せ）に関係する方法１９００について説明される方法および技法は、マルチポイント送信（たとえば、ＣｏＭＰ送信）にも関係し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、マルチポイント送信の一例であり得る。

[0215]ブロック１９０５において、方法１９００は、少なくとも１つのユニキャスト送信に対応する複数のＡＣＫまたはＮＡＫを識別することを含み得る。少なくとも１つのユニキャスト送信は、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの１つまたは複数上で送信され得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。ブロック１９０５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明されたユニキャスト送信ＡＣＫ／ＮＡＫ識別器９６５を使用して実行され得る。

[0216]ブロック１９１０において、方法１９００は、第１の複数チャネルブロードキャスト送信または第１の複数チャネルマルチキャスト送信のための競合ウィンドウサイズを決定することを含み得る。第１の複数チャネルブロードキャスト送信または第１の複数チャネルマルチキャスト送信は、複数のＵＥをターゲットにし得る。競合ウィンドウサイズは、ブロック１９０５において識別された複数のＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定され得る。ブロック１９１０における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図８または図９を参照しながら説明された競合ウィンドウサイズマネージャ８３５または９３５を使用して実行され得る。

[0217]ブロック１９１５において、方法１９００は、決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、第１の複数チャネルブロードキャスト送信または第１の複数チャネルマルチキャスト送信のために、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの少なくとも第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック１９１５における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図８または図９を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器８４０または９４０を使用して実行され得る。

[0218]ブロック１９２０において、方法１９００は、第１の複数チャネルブロードキャスト送信または第１の複数チャネルマルチキャスト送信のために、少なくとも第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つかどうかを決定することを含み得る。少なくとも第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、方法１９００はブロック１９２５において継続し得る。少なくとも第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝たないと、方法１９００はブロック１９３０において継続し得る。ブロック１９２５において、方法１９００は、第１の複数チャネルブロードキャスト送信または第１の複数チャネルマルチキャスト送信のために、第１のチャネルおよび第２のチャネルを送信することを含み得る。ブロック１９３０において、方法１９００は、第１の複数チャネルブロードキャスト送信または第１の複数チャネルマルチキャスト送信のために、第１のチャネルおよび第２のチャネルを送信することを控えることを含み得る。ブロック１９２０、１９２５、または１９３０における（１つまたは複数の）動作は、図８、図９、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ８２０または９２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図９を参照しながら説明された送信マネージャ９５０を使用して実行され得る。

[0219]方法１９００のいくつかの例では、第１の複数チャネルブロードキャスト送信または第１の複数チャネルマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。

[0220]したがって、方法１９００はワイヤレス通信を提供し得る。方法１９００は一実装形態にすぎないこと、および方法１９００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0221]図２０は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法２０００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法２０００は、図１、図２、または図１４を参照しながら説明されたＵＥ１１５、２１５、２１５−ａ、２１５−ｂ、２１５−ｃ、または１４１５のうちの１つまたは複数の態様、あるいは図１０を参照しながら説明された装置１０１５の態様に関して以下で説明される。いくつかの例では、ＵＥは、以下で説明される機能を実行するようにＵＥの機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、ＵＥは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの１つまたは複数を実行し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（あるいはそれらの組合せ）に関係する方法２０００について説明される方法および技法は、マルチポイント送信（たとえば、ＣｏＭＰ送信）にも関係し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、マルチポイント送信の一例であり得る。

[0222]ブロック２００５において、方法２０００は、複数のＵＥをターゲットにするブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを送信するようにとのインジケーションを受信することを含み得る。ブロック２００５における（１つまたは複数の）動作は、図１０または図１４を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１０２０またはＵＥワイヤレス通信マネージャ１４５０、あるいは図１０を参照しながら説明された送信受信ステータス報告マネージャ１０４０を使用して実行され得る。

[0223]ブロック２０１０において、方法２０００は、共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上でブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を受信することを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。ブロック２０１０における（１つまたは複数の）動作は、図１０または図１４を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１０２０またはＵＥワイヤレス通信マネージャ１４５０、あるいは図１０を参照しながら説明された送信受信マネージャ１０３５を使用して実行され得る。

[0224]ブロック２０１５において、方法２０００は、受信されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスを送信することを含み得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信のＵＥ受信ステータスは、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信についてのＵＥ ＢＬＥＲを含み得る。ブロック２０１５における（１つまたは複数の）動作は、図１０または図１４を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１０２０またはＵＥワイヤレス通信マネージャ１４５０、あるいは図１０を参照しながら説明された送信受信ステータス報告マネージャ１０４０を使用して実行され得る。

[0225]方法２０００のいくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信が受信される少なくとも１つのチャネルは、単一のチャネルを含み得る。他の例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信が受信される少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを含み得、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、複数チャネルブロードキャスト送信または複数チャネルマルチキャスト送信を含み得る。

[0226]したがって、方法２０００はワイヤレス通信を提供し得る。方法２０００は一実装形態にすぎないこと、および方法２０００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0227]図２１は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法２１００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法２１００は、図１、図２、または図１３を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、２０５−ａ、または１３０５のうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８または図９を参照しながら説明された装置８０５または９０５のうちの１つまたは複数の態様に関して以下で説明される。いくつかの例では、基地局が、以下で説明される機能を実行するように基地局の機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの１つまたは複数を実行し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（あるいはそれらの組合せ）に関係する方法２１００について説明される方法および技法は、マルチポイント送信（たとえば、ＣｏＭＰ送信）にも関係し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、マルチポイント送信の一例であり得る。

[0228]ブロック２１０５において、方法２１００は、少なくとも、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するための、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの第１のチャネルを識別することと、第１のユニキャスト送信を送信するための、複数のチャネルのうちの第２のチャネルを識別することとを含み得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。ブロック２１０５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネル送信対チャネルマッパ１１３５または１２３５を使用して実行され得る。

[0229]ブロック２１１０における動作とブロック２１１５における動作とは、無関係に、同期して、および／または並列に実行され得る。ブロック２１１０において、方法２１００は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック２１１０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0230]ブロック２１１５において、方法２１００は、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。いくつかの例では、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することは、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することとは無関係に実行され得る。いくつかの例では、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することは、ブロードキャスト再同期境界と同期され得る。ブロック２１１５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0231]ブロック２１２０において、方法２１００は、（ブロック２１１５において）第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することのタイミングに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つことを随意に含み得る。たとえば、少なくとも第１のチャネルおよび第２のチャネルへのアクセスを求める競合が同期されるとき、または第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つ前に少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つとき、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝ち得る。少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つ前に第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つとき、または第２のチャネルが、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することの完了において使用中であるとき、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝たないことがある（たとえば、第１のユニキャスト送信（または別の送信）のための第２のチャネルの使用は、ブロードキャスト送信のための少なくとも第１のチャネルへのアクセスを阻止し得る）。ブロック２１２０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0232]ブロック２１２５において、方法２１００は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、ブロードキャスト送信時間においてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信することを随意に含み得る。ブロードキャスト送信時間は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングの後に所定の時間発生し得る。ブロック２１２５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明された送信マネージャ１１４５または１２４５、あるいは図１２を参照しながら説明されたブロードキャスト／マルチキャスト送信マネージャ１２６５を使用して実行され得る。

[0233]したがって、方法２１００はワイヤレス通信を提供し得る。方法２１００は一実装形態にすぎないこと、および方法２１００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0234]図２２は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法２２００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法２２００は、図１、図２、または図１３を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、２０５−ａ、または１３０５のうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８または図９を参照しながら説明された装置８０５または９０５のうちの１つまたは複数の態様に関して以下で説明される。いくつかの例では、基地局が、以下で説明される機能を実行するように基地局の機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの１つまたは複数を実行し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（あるいはそれらの組合せ）に関係する方法２２００について説明される方法および技法は、マルチポイント送信（たとえば、ＣｏＭＰ送信）にも関係し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、マルチポイント送信の一例であり得る。

[0235]ブロック２２０５において、方法２２００は、少なくとも、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するための、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの第１のチャネルを識別することと、第１のユニキャスト送信を送信するための、複数のチャネルのうちの第２のチャネルを識別することとを含み得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはユニキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。ブロック２２０５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネル送信対チャネルマッパ１１３５または１２３５を使用して実行され得る。

[0236]ブロック２２１０における動作とブロック２２１５における動作とは、無関係に、同期して、および／または並列に実行され得る。ブロック２２１０において、方法２２００は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック２２１０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0237]ブロック２２１５において、方法２２００は、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック２２１５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0238]ブロック２２２０において、方法２２００は、（ブロック２２１５において）第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することのタイミングに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つことを随意に含み得る。ブロック２２２０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0239]ブロック２２２５において、方法２２００は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、ブロードキャスト送信時間においてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信することを随意に含み得る。ブロードキャスト送信時間は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングの後に所定の時間発生し得る。ブロック２２２５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明された送信マネージャ１１４５または１２４５、あるいは図１２を参照しながら説明されたブロードキャスト／マルチキャスト送信マネージャ１２６５を使用して実行され得る。

[0240]ブロック２２３０において、方法２２００は、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することが、ブロードキャスト再同期境界より前にしきい値時間内に成功裡に完了されたと決定することを含み得る。ブロック２２３０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０、あるいは図１２を参照しながら説明されたユニキャスト送信延期マネージャ１２５０を使用して実行され得る。

[0241]ブロック２２３５において、方法２２００は、ブロードキャスト再同期境界の直前に第２のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行することを含み得る。ブロック２２３５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０、あるいは図１２を参照しながら説明されたユニキャスト送信延期マネージャ１２５０を使用して実行され得る。

[0242]ブロック２２４０において、方法２２００は、ＣＣＡプロシージャを成功裡に実行することに基づいて、第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つことを随意に含み得る。このようにして、第２のチャネル上での第１のユニキャスト送信の送信は、少なくとも第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信と同期され得、第１のユニキャスト送信の送信は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合を阻止しないか、あるいはブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信を阻止しないことになる。ブロック２２４０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０、あるいは図１２を参照しながら説明されたユニキャスト送信延期マネージャ１２５０を使用して実行され得る。

[0243]ブロック２２４５において、方法２２００は、ＣＣＡプロシージャを成功裡に実行すると、ブロードキャスト送信時間において第１のユニキャスト送信を送信することを随意に含み得る。ブロック２２４５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明された送信マネージャ１１４５または１２４５、あるいは図１２を参照しながら説明されたユニキャスト送信マネージャ１２７０を使用して実行され得る。

[0244]したがって、方法２２００はワイヤレス通信を提供し得る。方法２２００は一実装形態にすぎないこと、および方法２２００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0245]図２３は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法２３００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法２３００は、図１、図２、または図１３を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、２０５−ａ、または１３０５のうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８または図９を参照しながら説明された装置８０５または９０５のうちの１つまたは複数の態様に関して以下で説明される。いくつかの例では、基地局が、以下で説明される機能を実行するように基地局の機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの１つまたは複数を実行し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（あるいはそれらの組合せ）に関係する方法２３００について説明される方法および技法は、マルチポイント送信（たとえば、ＣｏＭＰ送信）にも関係し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、マルチポイント送信の一例であり得る。

[0246]ブロック２３０５において、方法２３００は、少なくとも、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するための、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの第１のチャネルを識別することと、第１のユニキャスト送信を送信するための、複数のチャネルのうちの第２のチャネルを識別することとを含み得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。ブロック２３０５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネル送信対チャネルマッパ１１３５または１２３５を使用して実行され得る。

[0247]ブロック２３１０において、方法２３００は、ブロードキャスト再同期境界の前にしきい値時間において第２のチャネル上での第２のユニキャスト送信を停止することを含み得る。第２のユニキャスト送信は、第１のユニキャスト送信に先行し得る。第２のユニキャスト送信を停止することは、送信のうちの一方の送信が送信の他方を阻止しないように、（ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信のために）少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合と（第１のユニキャスト送信の送信のために）第２のチャネルへのアクセスを求める競合との同期を可能にし得る。ブロック２３１０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１２を参照しながら説明されたユニキャスト送信終了マネージャ１２５５を使用して実行され得る。

[0248]ブロック２３１５において実行される動作とブロック２３２０において実行される動作とは、無関係に、同期して、および／または並列に実行され得る。ブロック２３１５において、方法２３００は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック２３１５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0249]ブロック２３２０において、方法２３００は、第２のユニキャスト送信を停止すると、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック２３２０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0250]ブロック２３２５において、方法２３００は、（ブロック２３２０において）第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することのタイミングに少なくとも部分的に基づいて、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つことを随意に含み得る。ブロック２３２５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0251]ブロック２３３０において、方法２３００は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、ブロードキャスト送信時間においてブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信することを随意に含み得る。ブロードキャスト送信時間は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングの後に所定の時間発生し得る。ブロック２３３０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明された送信マネージャ１１４５または１２４５、あるいは図１２を参照しながら説明されたブロードキャスト／マルチキャスト送信マネージャ１２６５を使用して実行され得る。

[0252]ブロック２３３５において、方法２３００は、（ブロック２３１５において）少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することのタイミングに少なくとも部分的に基づいて、第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つことを随意に含み得る。ブロック２３３５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０、あるいは図１２を参照しながら説明されたユニキャスト送信延期マネージャ１２５０を使用して実行され得る。

[0253]ブロック２３４０において、方法２３００は、第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、ブロードキャスト送信時間において第１のユニキャスト送信を送信することを随意に含み得る。ブロック２３４０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明された送信マネージャ１１４５または１２４５、あるいは図１２を参照しながら説明されたユニキャスト送信マネージャ１２７０を使用して実行され得る。

[0254]したがって、方法２３００はワイヤレス通信を提供し得る。方法２３００は一実装形態にすぎないこと、および方法２３００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0255]図２４は、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信のための方法２４００の一例を示すフローチャートである。明快のために、方法２４００は、図１、図２、または図１３を参照しながら説明された基地局１０５、２０５、２０５−ａ、または１３０５のうちの１つまたは複数の態様、あるいは図８または図９を参照しながら説明された装置８０５または９０５のうちの１つまたは複数の態様に関して以下で説明される。いくつかの例では、基地局が、以下で説明される機能を実行するように基地局の機能要素を制御するためのコードの１つまたは複数のセットを実行し得る。追加または代替として、基地局は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能のうちの１つまたは複数を実行し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信（あるいはそれらの組合せ）に関係する方法２４００について説明される方法および技法は、マルチポイント送信（たとえば、ＣｏＭＰ送信）にも関係し得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、マルチポイント送信の一例であり得る。

[0256]ブロック２４０５において、方法２４００は、少なくとも、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信を送信するための、共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの第１のチャネルを識別することと、第１のユニキャスト送信を送信するための、複数のチャネルのうちの第２のチャネルを識別することとを含み得る。いくつかの例では、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信は、ＭＢＳＦＮ送信、単一セルｅＭＢＭＳ送信、ＳＣ−ＰＴＭ送信、またはそれらの組合せを含み得る。共有無線周波数スペクトル帯域は、送信装置がそれのためにアクセスを求めて競合し得る、無線周波数スペクトル帯域（たとえば、Ｗｉ−Ｆｉ使用など、無認可使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、異なる無線アクセス技術による使用のために利用可能である無線周波数スペクトル帯域、あるいは等しく共有されるかまたは優先度を付けられた様式で複数の事業者が使用するために利用可能である無線周波数スペクトル帯域）を含み得る。ブロック２４０５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネル送信対チャネルマッパ１１３５または１２３５を使用して実行され得る。

[0257]ブロック２４１０において実行される動作とブロック２４１５において実行される動作とは、無関係に、同期して、および／または並列に実行され得る。ブロック２４１０において、方法２４００は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングに少なくとも部分的に基づいて少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック２４１０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0258]ブロック２４１５において、方法２４００は、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを含み得る。ブロック２４１５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0259]ブロック２４２０において、方法２４００は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することが、第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することを完了する前に成功裡に完了されたと決定することを含み得る。ブロック２４２０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0260]ブロック２４２５において、方法２４００は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングとブロードキャスト送信時間との間の所定の時間において少なくとも第１のチャネルのためのＣＣＡプロシージャを実行することを含み得る。ブロードキャスト送信時間は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングの後に所定の時間発生し得る。このようにして、少なくとも第１のチャネル上でのブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信は、第２のチャネル上での第１のユニキャスト送信の送信と同期され得、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信の送信は、第２のチャネルへのアクセスを求める競合を阻止しないか、または第１のユニキャスト送信の送信を阻止しないことになる。ブロック２４２５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０、あるいはブロードキャスト／マルチキャスト送信延期マネージャ１２６０を使用して実行され得る。

[0261]ブロック２４３０において、方法２４００は、（ブロック２４１５において）第２のチャネルへのアクセスを求めて競合することのタイミングに少なくとも部分的に基づいて、および（ブロック２４２５において）ＣＣＡプロシージャを成功裡に実行すると、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つことを随意に含み得る。ブロック２４３０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、あるいは図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０を使用して実行され得る。

[0262]ブロック２４３５において、方法２４００は、少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、ブロードキャスト送信時間においてブロードキャスト送信を送信することを随意に含み得る。ブロードキャスト送信時間は、ブロードキャスト再同期境界のタイミングの後に所定の時間発生し得る。ブロック２４３５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明された送信マネージャ１１４５または１２４５、あるいは図１２を参照しながら説明されたブロードキャスト／マルチキャスト送信マネージャ１２６５を使用して実行され得る。

[0263]ブロック２４４０において、方法２４００は、（ブロック２３１５において）少なくとも第１のチャネルへのアクセスを求めて競合することのタイミングに少なくとも部分的に基づいて、第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つことを随意に含み得る。ブロック２４４０における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明されたチャネルアクセス競合器１１４０または１２４０、あるいは図１２を参照しながら説明されたユニキャスト送信延期マネージャ１２５０を使用して実行され得る。

[0264]ブロック２４４５において、方法２４００は、第２のチャネルへのアクセスを求める競合に勝つと、ブロードキャスト送信時間において第１のユニキャスト送信を送信することを随意に含み得る。ブロック２４４５における（１つまたは複数の）動作は、図１１、図１２、または図１３を参照しながら説明されたワイヤレス通信マネージャ１１２０または１２２０または基地局ワイヤレス通信マネージャ１３６０、図１１または図１２を参照しながら説明された送信マネージャ１１４５または１２４５、あるいは図１２を参照しながら説明されたユニキャスト送信マネージャ１２７０を使用して実行され得る。

[0265]したがって、方法２４００はワイヤレス通信を提供し得る。方法２４００は一実装形態にすぎないこと、および方法２４００の動作は、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは場合によっては変更され得ることに留意されたい。

[0266]いくつかの例では、図１５、図１６、図１７、図１８、図１９、図２１、図２２、または図２３を参照しながら説明された方法１５００、１６００、１７００、１８００、１９００、２１００、２２００、または２３００の態様が組み合わせられ得る。

[0267]本明細書で説明された技法は、ＣＤＭＡ、ＴＤＭＡ、ＦＤＭＡ、ＯＦＤＭＡ、ＳＣ−ＦＤＭＡ、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。ＣＤＭＡシステムは、ＣＤＭＡ２０００、ユニバーサル地上波無線アクセス（ＵＴＲＡ）などの無線技術を実装し得る。ＣＤＭＡ２０００は、ＩＳ−２０００、ＩＳ−９５、およびＩＳ−８５６規格をカバーする。ＩＳ−２０００リリース０およびＡは、ＣＤＭＡ２０００ １Ｘ、１Ｘなどと呼ばれることがある。ＩＳ−８５６（ＴＩＡ−８５６）は、ＣＤＭＡ２０００ １ｘＥＶ−ＤＯ、高速パケットデータ（ＨＲＰＤ：High Rate Packet Data）などと呼ばれることがある。ＵＴＲＡは、広帯域ＣＤＭＡ（ＷＣＤＭＡ（登録商標）：Wideband CDMA）およびＣＤＭＡの他の変形態を含む。ＴＤＭＡシステムは、モバイル通信用グローバルシステム（ＧＳＭ（登録商標）：Global System for Mobile Communications）などの無線技術を実装し得る。ＯＦＤＭＡシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド（ＵＭＢ）、発展型ＵＴＲＡ（Ｅ−ＵＴＲＡ：Evolved UTRA）、ＩＥＥＥ８０２．１１（Ｗｉ−Ｆｉ）、ＩＥＥＥ８０２．１６（ＷｉＭＡＸ（登録商標））、ＩＥＥＥ８０２．２０、Ｆｌａｓｈ−ＯＦＤＭ（登録商標）などの無線技術を実装し得る。ＵＴＲＡおよびＥ−ＵＴＲＡは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム（ＵＭＴＳ：Universal Mobile Telecommunication System）の一部である。３ＧＰＰ ＬＴＥおよびＬＴＥ−Ａは、Ｅ−ＵＴＲＡを使用するＵＭＴＳの新しいリリースである。ＵＴＲＡ、Ｅ−ＵＴＲＡ、ＵＭＴＳ、ＬＴＥ、ＬＴＥ−ＡおよびＧＳＭは、３ＧＰＰと称する団体からの文書に記載されている。ＣＤＭＡ２０００およびＵＭＢは、「第３世代パートナーシッププロジェクト２」（３ＧＰＰ２：3rd Generation Partnership Project 2）と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明された技法は、無認可または共有帯域幅を介したセルラー（たとえば、ＬＴＥ）通信を含む、上述のシステムおよび
無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。ただし、上記の説明は、例としてＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａシステムについて説明し、上記の説明の大部分においてＬＴＥ用語が使用されるが、本技法はＬＴＥ／ＬＴＥ−Ａ適用例以外に適用可能である。

[0268]添付の図面に関して上記に記載された詳細な説明は、例について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入る例のすべてを表すとは限らない。「例」および「例示的」という語は、この説明で使用されるとき、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明された技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造および装置がブロック図の形式で示されている。

[0269]情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁性粒子、光場または光学粒子、あるいはそれらの任意の組合せによって表され得る。

[0270]本明細書の開示に関して説明された様々な例示的なブロックおよび構成要素は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ（ＤＳＰ）、ＡＳＩＣ、ＦＰＧＡまたは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートまたはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、あるいは本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、ＤＳＰとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、ＤＳＰコアと連携する１つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成としても実装され得る。

[0271]本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、１つまたは複数の命令またはコードとして、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲および趣旨内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明された機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せを使用して実装され得る。機能を実装する構成要素はまた、機能の部分が、異なる物理ロケーションにおいて実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置され得る。特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、２つ以上の項目の列挙中で使用されるとき、「または」という用語は、列挙された項目のうちのいずれか１つが単独で採用され得ること、または列挙された項目のうちの２つ以上の任意の組合せが採用され得ることを意味する。たとえば、組成が、構成要素Ａ、Ｂ、またはＣを含んでいると記述されている場合、その組成は、Ａのみ、Ｂのみ、Ｃのみ、ＡとＢの組合せ、ＡとＣの組合せ、ＢとＣの組合せ、またはＡとＢとＣの組合せを含んでいることがある。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙（たとえば、「のうちの少なくとも１つ」あるいは「のうちの１つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙）中で使用される「または」は、たとえば、「Ａ、Ｂ、またはＣのうちの少なくとも１つ」の列挙が、ＡまたはＢまたはＣまたはＡＢまたはＡＣまたはＢＣまたはＡＢＣ（すなわち、ＡおよびＢおよびＣ）を意味するような選言的列挙を示す。

[0272]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ（登録商標）、フラッシュメモリ、ＣＤ−ＲＯＭまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る、任意の他の媒体を備えることができる。また、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線（ＤＳＬ）、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、ＤＳＬ、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク（disk）およびディスク（disc）は、コンパクトディスク（disc）（ＣＤ）、レーザーディスク（登録商標）（disc）、光ディスク（disc）、デジタル多用途ディスク（disc）（ＤＶＤ）、フロッピー（登録商標）ディスク（disk）、およびＢｌｕ−ｒａｙ（登録商標）ディスク（disc）を含み、ここで、ディスク（disk）は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク（disc）は、データをレーザーで光学的に再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。

[0273]本開示についての以上の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられた。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示された原理および新規の技法に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
［Ｃ１］
ワイヤレス通信のための方法であって、
共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のマルチポイント送信のために、競合ウィンドウサイズを決定すること、ここにおいて、前記第１のマルチポイント送信は、第１の複数のユーザ機器（ＵＥ）をターゲットにする、と、
前記決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、前記第１のマルチポイント送信のために、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合することと
を備える、方法。
［Ｃ２］
前記第１のマルチポイント送信は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信を備える、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ３］
前記第１のマルチポイント送信は、多地点協調送信を備える、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ４］
前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上の負荷を決定することをさらに備え、
前記競合ウィンドウサイズは、前記決定された負荷に少なくとも部分的に基づいて決定される、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ５］
少なくとも１つのユニキャスト送信を、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上での前記第１のマルチポイント送信と多重化することと、
前記少なくとも１つのユニキャスト送信についての受信された肯定応答（ＡＣＫ）または否定応答（ＮＡＫ）のうちの少なくとも１つを識別することと
をさらに備え、
前記競合ウィンドウサイズは、前記少なくとも１つのユニキャスト送信についての識別された前記ＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定される、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ６］
第２の複数のユーザ機器（ＵＥ）の各ＵＥから、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上での第２のマルチポイント送信のＵＥ受信ステータスを受信することをさらに備え、前記第２のマルチポイント送信は、前記第１のマルチポイント送信の前に送信され、前記第２の複数のＵＥをターゲットにし、
前記競合ウィンドウサイズは、前記ＵＥ受信ステータスに少なくとも部分的に基づいて決定される、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ７］
前記第２のマルチポイント送信の各ＵＥ受信ステータスは、前記第２のマルチポイント送信についてのＵＥブロックエラーレート（ＢＬＥＲ）を備える、
［Ｃ６］に記載の方法。
［Ｃ８］
少なくとも前記第２の複数のＵＥの各ＵＥから関心のブロードキャストサービスの識別情報を受信することと、
前記受信された識別情報から前記第２の複数のＵＥを識別することと、
前記第２の複数のＵＥを、前記第２のマルチポイント送信についての前記ＵＥ受信ステータスを送信するようにトリガすることと
をさらに備える、［Ｃ６］に記載の方法。
［Ｃ９］
前記第１の複数のＵＥと前記第２の複数のＵＥとは、同じ複数のＵＥまたは異なる複数のＵＥを備える、
［Ｃ６］に記載の方法。
［Ｃ１０］
前記少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを備え、前記第１のマルチポイント送信は、少なくとも前記第１のチャネルおよび前記第２のチャネル上での複数チャネルマルチポイント送信を備える、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ１１］
少なくとも１つのユニキャスト送信に対応する複数の肯定応答（ＡＣＫ）または否定応答（ＮＡＫ）を識別することをさらに備え、前記少なくとも１つのユニキャスト送信は、前記共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの１つまたは複数上で送信され、前記複数のチャネルは、前記第１のマルチポイント送信が送信される前記少なくとも１つのチャネルを含み、
前記競合ウィンドウサイズは、前記複数のＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定される、
［Ｃ１０］に記載の方法。
［Ｃ１２］
前記第１のマルチポイント送信は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク（ＭＢＳＦＮ）送信、単一セル拡張マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）送信、単一セルポイント対マルチポイント（ＳＣ−ＰＴＭ）送信、またはそれらの組合せを備える、
［Ｃ１］に記載の方法。
［Ｃ１３］
ワイヤレス通信のための装置であって、
共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のマルチポイント送信のために、競合ウィンドウサイズを決定するための手段、ここにおいて、前記第１のマルチポイント送信は、第１の複数のユーザ機器（ＵＥ）をターゲットにする、と、
前記決定された競合ウィンドウサイズに少なくとも部分的に基づいて、前記第１のマルチポイント送信のために、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合するための手段と
を備える、装置。
［Ｃ１４］
前記第１のマルチポイント送信は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信を備える、
［Ｃ１３］に記載の装置。
［Ｃ１５］
前記第１のマルチポイント送信は、多地点協調送信を備える、
［Ｃ１３］に記載の装置。
［Ｃ１６］
前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上の負荷を決定するための手段をさらに備え、
前記競合ウィンドウサイズは、前記決定された負荷に少なくとも部分的に基づいて決定される、
［Ｃ１３］に記載の装置。
［Ｃ１７］
少なくとも１つのユニキャスト送信を、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上での前記第１のマルチポイント送信と多重化するための手段と、
前記少なくとも１つのユニキャスト送信についての受信された肯定応答（ＡＣＫ）または否定応答（ＮＡＫ）のうちの少なくとも１つを識別するための手段と
をさらに備え、
前記競合ウィンドウサイズは、前記少なくとも１つのユニキャスト送信についての識別された前記ＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定される、
［Ｃ１３］に記載の装置。
［Ｃ１８］
第２の複数のユーザ機器（ＵＥ）の各ＵＥから、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上での第２のマルチポイント送信のＵＥ受信ステータスを受信するための手段をさらに備え、前記第２のマルチポイント送信は、前記第１のマルチポイント送信の前に送信され、前記第２の複数のＵＥをターゲットにし、
前記競合ウィンドウサイズは、前記ＵＥ受信ステータスに少なくとも部分的に基づいて決定される、
［Ｃ１３］に記載の装置。
［Ｃ１９］
前記第２のマルチポイント送信の各ＵＥ受信ステータスは、前記第２のマルチポイント送信についてのＵＥブロックエラーレートを備える、
［Ｃ１８］に記載の装置。
［Ｃ２０］
前記少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを備え、前記第１のマルチポイント送信は、少なくとも前記第１のチャネルおよび前記第２のチャネル上での複数チャネルマルチポイント送信を備える、
［Ｃ１３］に記載の装置。
［Ｃ２１］
少なくとも１つのユニキャスト送信に対応する複数の肯定応答（ＡＣＫ）または否定応答（ＮＡＫ）を識別するための手段をさらに備え、前記少なくとも１つのユニキャスト送信は、前記共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの１つまたは複数上で送信され、前記複数のチャネルは、前記第１のマルチポイント送信が送信される前記少なくとも１つのチャネルを含み、
前記競合ウィンドウサイズは、前記複数のＡＣＫまたはＮＡＫに少なくとも部分的に基づいて決定される、
［Ｃ２０］に記載の装置。
［Ｃ２２］
前記第１のマルチポイント送信は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク（ＭＢＳＦＮ）送信、単一セル拡張マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）送信、単一セルポイント対マルチポイント（ＳＣ−ＰＴＭ）送信、またはそれらの組合せを備える、
［Ｃ１３］に記載の装置。
［Ｃ２３］
ユーザ機器（ＵＥ）におけるワイヤレス通信のための方法であって、
複数のＵＥをターゲットにするマルチポイント送信のＵＥ受信ステータスを送信するようにとのインジケーションを受信することと、
共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上で前記マルチポイント送信を受信することと、
前記受信されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいて前記マルチポイント送信の前記ＵＥ受信ステータスを送信することと
を備える、方法。
［Ｃ２４］
前記マルチポイント送信は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信を備える、
［Ｃ２３］に記載の方法。
［Ｃ２５］
前記マルチポイント送信の前記ＵＥ受信ステータスは、前記マルチポイント送信についてのＵＥブロックエラーレート（ＢＬＥＲ）を備える、
［Ｃ２３］に記載の方法。
［Ｃ２６］
前記少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを備え、前記マルチポイント送信は、少なくとも前記第１のチャネルおよび前記第２のチャネル上での複数チャネルマルチポイント送信を備える、
［Ｃ２３］に記載の方法。
［Ｃ２７］
前記マルチポイント送信は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク（ＭＢＳＦＮ）送信、単一セル拡張マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）送信、単一セルポイント対マルチポイント（ＳＣ−ＰＴＭ）送信、またはそれらの組合せを備える、
［Ｃ２３］に記載の方法。
［Ｃ２８］
ユーザ機器（ＵＥ）におけるワイヤレス通信のための装置であって、
複数のＵＥをターゲットにするマルチポイント送信のＵＥ受信ステータスを送信するようにとのインジケーションを受信するための手段と、
共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上で前記マルチポイント送信を受信するための手段と、
前記受信されたインジケーションに少なくとも部分的に基づいて前記マルチポイント送信の前記ＵＥ受信ステータスを送信するための手段と
を備える、装置。
［Ｃ２９］
前記マルチポイント送信の前記ＵＥ受信ステータスは、前記マルチポイント送信についてのＵＥブロックエラーレート（ＢＬＥＲ）を備える、
［Ｃ２８］に記載の装置。
［Ｃ３０］
前記マルチポイント送信は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク（ＭＢＳＦＮ）送信、単一セル拡張マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）送信、単一セルポイント対マルチポイント（ＳＣ−ＰＴＭ）送信、またはそれらの組合せを備える、
［Ｃ２８］に記載の装置。

Claims (24)

1. ワイヤレス通信のための方法であって、前記方法は、基地局が実行し、
   共有無線周波数スペクトルにわたる送信のために前の競合ウィンドウサイズを決定することと、
   前記共有無線周波数スペクトル帯域にわたる少なくともユニキャスト送信のユニキャスト受信ステータスに基づいて、前記共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のマルチポイント送信のために、現在の競合ウィンドウサイズを決定すること、ここにおいて、前記現在の競合ウィンドウサイズを決定することは、
   前記ユニキャスト送信のための１つまたは複数の否定応答（ＮＡＫ）を受信すると、前記前の競合ウィンドウサイズと比較して前記現在の競合ウィンドウサイズを増加させること、または
   前記ユニキャスト送信のための１つまたは複数の肯定応答（ＡＣＫ）を受信すると、前記前の競合ウィンドウサイズと比較して、前記現在の競合ウィンドウサイズを減少させるまたは同じ前記現在のウィンドウサイズを残すこと
   を備え、
   前記決定された現在の競合ウィンドウサイズに基づいて、前記第１のマルチポイント送信のために、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合することと
   を備える、方法。
2. 前記第１のマルチポイント送信は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信を備える、
   請求項１に記載の方法。
3. 前記第１のマルチポイント送信は、多地点協調送信を備える、
   請求項１に記載の方法。
4. 前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上の負荷を決定することをさらに備え、
   前記競合ウィンドウサイズは、前記決定された負荷に基づいて決定される、
   請求項１に記載の方法。
5. 少なくとも１つのユニキャスト送信を、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上での前記第１のマルチポイント送信と多重化することと、
   前記少なくとも１つのユニキャスト送信についての受信された前記１つまたは複数のＡＣＫまたはＮＡＫを識別することに基づいて前記ユニキャスト受信ステータスを決定することと
   をさらに備え、
   前記現在の競合ウィンドウサイズを決定することは、前記少なくとも１つのユニキャスト送信についての識別された前記ＡＣＫまたはＮＡＫに基づく、
   請求項１に記載の方法。
6. 第２の複数のユーザ機器（ＵＥ）の各ＵＥから、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上での第２のマルチポイント送信の追加のＵＥ受信ステータスを受信することをさらに備え、
   前記第２のマルチポイント送信は、前記第１のマルチポイント送信の前に送信され、前記第２の複数のＵＥをターゲットにし、
   前記現在の競合ウィンドウサイズを決定することは、前記ＵＥ受信ステータスにさらに基づく、
   請求項１に記載の方法。
7. 前記第２のマルチポイント送信の各ＵＥ受信ステータスは、前記第２のマルチポイント送信についてのＵＥブロックエラーレート（ＢＬＥＲ）を備える、
   請求項６に記載の方法。
8. 少なくとも前記第２の複数のＵＥの各ＵＥから関心のブロードキャストサービスの識別情報を受信することと、
   前記受信された識別情報から前記第２の複数のＵＥを識別することと、
   前記第２の複数のＵＥを、前記第２のマルチポイント送信についての前記追加のＵＥ受信ステータスを送信するようにトリガすることと
   をさらに備える、請求項６に記載の方法。
9. 前記第１の複数のＵＥと前記第２の複数のＵＥとは、同じ複数のＵＥまたは異なる複数のＵＥを備える、
   請求項６に記載の方法。
10. 前記少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを備え、前記第１のマルチポイント送信は、少なくとも前記第１のチャネルおよび前記第２のチャネル上での複数チャネルマルチポイント送信を備える、
    請求項１に記載の方法。
11. 少なくとも１つのユニキャスト送信に対応する１つまたは複数のＡＣＫまたはＮＡＫに基づいて前記ユニキャスト受信ステータスを決定することをさらに備え、前記少なくとも１つのユニキャスト送信は、前記共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの１つまたは複数上で送信され、前記複数のチャネルは、前記第１のマルチポイント送信が送信される前記少なくとも１つのチャネルを含む、
    請求項１０に記載の方法。
12. 前記第１のマルチポイント送信は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク（ＭＢＳＦＮ）送信、単一セル拡張マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）送信、単一セルポイント対マルチポイント（ＳＣ−ＰＴＭ）送信、またはそれらの組合せを備える、
    請求項１に記載の方法。
13. ワイヤレス通信のための装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサに結合されるメモリと
    を備え、前記プロセッサおよび前記メモリは、
    共有無線周波数スペクトルにわたる送信のために前の競合ウィンドウサイズを決定することと、
    前記共有無線周波数スペクトル帯域にわたる少なくともユニキャスト送信のユニキャスト受信ステータスに基づいて、前記共有無線周波数スペクトル帯域の少なくとも１つのチャネル上での第１のマルチポイント送信のために、現在の競合ウィンドウサイズを決定することと、前記現在の競合ウィンドウサイズを決定することは、
    前記ユニキャスト送信のための１つまたは複数の否定応答（ＮＡＫ）を受信すると、前記前の競合ウィンドウサイズと比較して前記現在の競合ウィンドウサイズを増加させること、または
    前記ユニキャスト送信のための１つまたは複数の肯定応答（ＡＣＫ）を受信すると、前記前の競合ウィンドウサイズと比較して、前記現在の競合ウィンドウサイズを減少させるまたは同じ前記現在のウィンドウサイズを残すこと
    を備え、
    前記決定された現在の競合ウィンドウサイズに基づいて、前記第１のマルチポイント送信のために、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネルへのアクセスを求めて競合することと
    を行うように構成される、装置。
14. 前記第１のマルチポイント送信は、第１のブロードキャスト送信または第１のマルチキャスト送信を備える、
    請求項１３に記載の装置。
15. 前記第１のマルチポイント送信は、多地点協調送信を備える、
    請求項１３に記載の装置。
16. 前記プロセッサおよび前記メモリは、
    前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上の負荷を決定することをおこなうように構成され
    前記現在の競合ウィンドウサイズを決定することは、前記決定された負荷に基づいて決定される、
    請求項１３に記載の装置。
17. 前記プロセッサおよび前記メモリは、
    少なくとも１つのユニキャスト送信を、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上での前記第１のマルチポイント送信と多重化することと、
    前記少なくとも１つのユニキャスト送信についての受信された識別情報に基づいて前記ユニキャスト受信ステータスを決定することと
    を行うように構成され
    前記現在の競合ウィンドウサイズを決定することは、前記少なくとも１つのユニキャスト送信についての識別された前記ＡＣＫまたはＮＡＫに基づく、
    請求項１３に記載の装置。
18. 前記プロセッサおよび前記メモリは、
    第２の複数のユーザ機器（ＵＥ）の各ＵＥから、前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記少なくとも１つのチャネル上での第２のマルチポイント送信の追加のＵＥ受信ステータスを受信することと、
    前記第２のマルチポイント送信は、前記第１のマルチポイント送信の前に送信され、前記第２の複数のＵＥをターゲットにし、
    前記現在の競合ウィンドウサイズを決定することは、前記ＵＥ受信ステータスにさらに基づく、
    請求項１３に記載の装置。
19. 前記第２のマルチポイント送信の各ＵＥ受信ステータスは、前記第２のマルチポイント送信についてのＵＥブロックエラーレートを備える、
    請求項１８に記載の装置。
20. 前記少なくとも１つのチャネルは、少なくとも第１のチャネルと第２のチャネルとを備え、前記第１のマルチポイント送信は、少なくとも前記第１のチャネルおよび前記第２のチャネル上での複数チャネルマルチポイント送信を備える、
    請求項１３に記載の装置。
21. 前記プロセッサおよび前記メモリは、
    少なくとも１つのユニキャスト送信に対応する１つまたは複数のＡＣＫまたはＮＡＫを識別することに基づいて前記ユニキャスト受信ステータスを決定することを行うように構成され、
    前記少なくとも１つのユニキャスト送信は、前記共有無線周波数スペクトル帯域の複数のチャネルのうちの１つまたは複数上で送信され、前記複数のチャネルは、前記第１のマルチポイント送信が送信される前記少なくとも１つのチャネルを含み、
    前記現在の競合ウィンドウサイズを決定することは、前記複数のＡＣＫまたはＮＡＫにさらに基づく、
    請求項２０に記載の装置。
22. 前記第１のマルチポイント送信は、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク（ＭＢＳＦＮ）送信、単一セル拡張マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス（ｅＭＢＭＳ）送信、単一セルポイント対マルチポイント（ＳＣ−ＰＴＭ）送信、またはそれらの組合せを備える、
    請求項１３に記載の装置。
23. 前記共有無線周波数スペクトル帯域の前記ユニキャスト受信ステータスに基づいて、前記競合ウィンドウサイズを決定することは、前記ユニキャスト送信のためのＮＡＫのしきい値よりも多く受信すると、前記前の競合ウィンドウサイズと比較して前記現在のウィンドウサイズを増加させることをさらに備える、
    請求項１に記載の方法。
24. 前記現在のウィンドウサイズを決定することは、現在のリッスンビフォアトーク（ＬＢＴ）バーストにさらに基づく、
    請求項１に記載の方法。

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