JP6858605B2 - 支保構造および支保構造の構築方法 - Google Patents

支保構造および支保構造の構築方法 Download PDF

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Description

本発明は、トンネルの内空面に配置されて、トンネルの変形による圧力を受ける支保構造および支保構造の構築方法に関するものである。
従来、NATM工法等で山岳トンネルを掘削する際には、トンネル掘削によって露出した地山を支保工により支保して、地山の安定化を図っているが、今後、リニアトンネルなどの高土被り長大トンネルを構築する場合には、高地圧に起因する大変形が予想される。変形が著しい場合には、支保工が耐荷荷重を超えて支保機能を失ったり、変形量が設計断面を侵したりして、縫い返しを余儀なくされる事態も考えられる。
土圧等による鋼製支保工の脚部の沈下対策として、鋼製支保工に設けたボルト固定部にロックボルトの頭部を固定し、ロックボルトに作用するせん断力によって、鋼製支保工の沈下を防止する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
また、地山側に、トンネル周方向に配列された複数の鋼製支保工を有する一次側支保工を設置し、一次側支保工よりもトンネル掘削断面の内側に、トンネル周方向に配列された複数の鋼製支保工を有する二次側支保工を設置し、二重の支保工により高剛性で高い地圧に対抗する方法もある(例えば、特許文献2参照)。
さらに、ある程度の変形を許すと地圧自体が緩和されることを利用し、初期変形を許した後に支保工強度を発現させるような変形追従支保工が提案されている。例えば、欧州では、2枚のU形鋼を合わせ、それを滑らせて可縮製を与える変形追従支保工の使用実績がある。
特開2016−118040号公報 特開2016−132961号公報
二重支保工等の多重支保工によって地圧に対抗する方法は、通常使用している鋼製支保工等を用いて施工するため、特別な準備の必要はない。しかし、支保工を複数回施工する必要があり、手間がかかる。また、高土被りの場合、変形量が少ない時期での地圧が著しいため、多重支保工でも剛性で対抗できない可能性がある。
変形追従支保工を用いる方法は、高剛性は必要ではなくなるが、変形や強度発現の制御が必要である。欧州で用いられている2枚のU形鋼を滑らせて可縮製を与える変形追従支保工は、スライドの剛性が複数のU形鋼のねじ締め具合に依存するため、変形を制御することが難しく、適切な使用状態とならないと、支保工自体がねじ曲がり座屈する懸念がある。また、構造が複雑で施工が難しいため、国内では殆ど適用事例がない。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、トンネルの覆工体の一部となる支保構造において、高地圧に起因する内空の大変形に追従することができ、容易に施工可能である支保構造および支保構造の構築方法を提供することである。
前述した目的を達成するために第1の発明は、トンネルの内空面に配置されて、トンネルの変形による圧力を受ける支保構造であって、トンネル軸方向の所定幅箇所において、少なくとも1つの鋼製部材と、前記鋼製部材に隣接して配置された圧潰する変形性能を有する圧縮変形容易部とがトンネル周方向に連結されて配置されていて、前記圧縮変形容易部の少なくともトンネル内周面側およびトンネル外周面側を覆うガイド部材が設けられ、前記ガイド部材の一端に、前記鋼製部材の端部が挿入されて、前記鋼製部材が前記ガイド部材に対してスライド可能であることを特徴とする支保構造である。
トンネル軸方向の所定幅箇所において、少なくとも1つの鋼製部材と圧縮変形容易部とをトンネル周方向に連結して配置したり、少なくとも2つの鋼製部材と鋼製部材同士の間に配置された圧縮変形容易部とをトンネル周方向に連結して配置したりすることにより、地圧が作用した場合に圧縮変形容易部が優先的に圧潰して変形し、鋼製部材と圧縮変形容易部とが一体となって地山の変形に追従する支保構造を、容易に施工することができる。
また、圧縮変形容易部の少なくともトンネル内周面側およびトンネル外周面側を覆うように設けたガイド部材の一端に鋼製部材の端部を挿入し、鋼製部材をガイド部材に対してスライド可能とすることにより、地圧が作用した場合に、圧縮変形容易部と鋼製部材との接続部での座屈を防止することができる。
記ガイド部材の他端が、トンネル底部に固定され、前記支保構造のトンネル周方向の断面が逆U字形であってもよい。
ガイド部材の他端をトンネル底部に固定し、支保構造のトンネル周方向の断面を逆U字形にすることにより、地圧が作用した場合に、圧縮変形容易部と鋼製部材との接続部での座屈をさらに効果的に防止することができる。
圧縮変形容易部の周囲にガイド部材が設けられる場合、前記ガイド部材に、トンネル周方向の長孔が設けられ、前記ガイド部材の一端に挿入された前記鋼製部材に突出部材が設けられ、前記突出部材が前記長孔に挿通されてもよい。
ガイド部材にトンネル周方向の長孔を設け、ガイド部材の一端に挿入された鋼製部材に突出部材を設けて長孔に挿通すれば、鋼製部材のガイド部材に対するスライド範囲を限定し、鋼製部材のガイド部材からの抜け出しを防止できる。
前記圧縮変形容易部は、例えば、中空殻を含むコンクリートである。
前記圧縮変形容易部は、体積率で10%以上の気泡を含むコンクリートであってもよい。
圧縮変形容易部を、中空殻を含むコンクリートや、体積率で10%以上の気泡を含むコンクリートとすれば、圧縮時に大きな変形が可能で変形収束後も所要の耐荷重性能を有する圧縮変形容易部を得られる。気泡を含むコンクリートの気泡の体積率は好ましくは15%以上であり、更に好ましくは20%以上としてもよい。
第2の発明は、トンネルの内空面に配置されて、トンネルの変形による圧力を受ける支保構造の構築方法であって、トンネル軸方向に所定の間隔をおいて設けられた所定幅箇所において、少なくとも1つの鋼製部材と、圧潰する変形性能を有する圧縮変形容易部と、前記圧縮変形容易部の少なくともトンネル内周面側およびトンネル外周面側を覆うためのガイド部材を用いて、まず、前記ガイド部材を設け、次に、前記ガイド部材の内部に前記圧縮変形容易部を挿入し、前記ガイド部材の一端に、前記鋼製部材の端部を挿入して、前記鋼製部材を前記ガイド部材に対してスライド可能とすることにより、前記鋼製部材と、前記鋼製部材に隣接して配置された前記圧縮変形容易部とをトンネル周方向に連結して配置し、トンネル軸方向の前記所定幅箇所を除く箇所において、前記圧縮変形容易部に対応する箇所に、前記圧縮変形容易部と同一構造の他の圧縮変形容易部を設け、前記鋼製部材に対応する箇所を吹付けコンクリートで充填することを特徴とする支保構造の構築方法である。
トンネル軸方向に所定の間隔をおいて設けられた所定幅箇所において、鋼製部材と圧縮変形容易部とをトンネル周方向に連結して配置し、所定幅箇所を除く箇所において、圧縮変形容易部に対応する箇所に同一構造の他の圧縮変形容易部を設け、鋼製部材に対応する箇所を吹付けコンクリートで充填することにより、地圧が作用した場合に圧縮変形容易部が優先的に圧潰して変形し、鋼製部材や吹付コンクリートと圧縮変形容易部とが一体となって地山の変形に追従する支保構造を、容易に施工することができる。また、所定幅箇所と所定幅箇所を除く箇所とが同様の変形追従性を有する支保構造を構築できるため、変形追従性の調整が不要となる。
本発明によれば、トンネルの覆工体の一部となる支保構造において、高地圧に起因する内空の大変形に追従することができ、容易に施工可能である支保構造および支保構造の構築方法を提供できる。
トンネルの内空面6に配置された支保構造3のトンネル軸方向の断面図 トンネルの内空面6に配置された支保構造3のトンネル周方向の断面図 図1に示す範囲Bの部分を構築する工程を示す図 鋼製部材7と圧縮変形容易部11との接合部付近を示す図 断面が逆U字形の支保構造43のトンネル周方向の断面図 支保構造53のトンネル周方向の断面図 長孔19と頭付きスタッド23を設けた例を示す図 トンネルの内空面36に配置された支保構造33のトンネル軸方向の断面図 鋼製部材7と圧縮変形容易部11との接合部付近を示す図 第2の実施の形態において鋼製板材27を含むブロック13aを用いた例を示す図
以下、図面に基づいて、本発明の第1の実施の形態について詳細に説明する。図1は、トンネルの内空面6に配置された支保構造3のトンネル軸方向の断面図である。図2は、トンネルの内空面6に配置された支保構造3のトンネル周方向の断面図である。図2(a)は、図1に示す矢印A−Aによる断面図であり、圧縮変形容易部11が圧縮されていない状態を示す図である。図2(b)は、圧縮変形容易部11が圧縮された状態を示す図である。
図1、図2(a)に示すように、支保構造3は、地山1に掘削されたトンネルの内空面6に配置される。支保構造3は、トンネル軸方向の所定幅箇所2に配置される支保構造3aと、所定幅箇所2を除く箇所4に配置される圧縮変形容易部11および吹付けコンクリート5とからなる。
図1に示す4ヶ所の支保構造3aのうち、最も右側の支保構造3aでは、矩形鋼管9の一部を省略して図示している。図1、図2(a)に示すように、トンネル軸方向の所定幅箇所2に配置される支保構造3aは、2つ以上の鋼製部材7、矩形鋼管9、圧縮変形容易部11等からなる。鋼製部材7は、トンネルの周方向に所定の間隔をおいて配置される。圧縮変形容易部11は、鋼製部材7に隣接して、鋼製部材7同士の間に配置される。鋼製部材7と圧縮変形容易部11とは、トンネル周方向に連結されて配置される。矩形鋼管9は、圧縮変形容易部11の周囲に設けられるガイド部材である。
鋼製部材7は、例えばH型鋼である。圧縮変形容易部11は、変形性能を調整したブロック13である。ブロック13は、例えば、中空ガラス微粒子等の中空殻を含むコンクリート部材や、hiDCon(商品名)と呼ばれるコンクリート部材である。中空殻の殻素材としては、プラスチック等の樹脂であってもよい。
トンネル軸方向の所定幅箇所2を除く箇所4では、所定幅箇所2の圧縮変形容易部11に対応する箇所に圧縮変形容易部11が設けられる。また、鋼製部材7に対応する箇所に吹付けコンクリート5が設けられる。所定幅箇所2を除く箇所4の圧縮変形容易部11は、所定幅箇所2の圧縮変形容易部11と同一構造である。所定幅箇所2を除く箇所4の圧縮変形容易部11は、複数のブロック13をトンネル軸方向に並置して形成される。
図3は、図1に示す範囲Bの部分を構築する工程を示す図である。鋼製部材7と圧縮変形容易部11とを接合するには、まず、図3(a)に示す一方の鋼製部材7−nの上端面15に、図3(b)に示すように板材17を設置する。そして、図3(c)に示すように、鋼製部材7−nの上端面15近傍に矩形鋼管9の下端部21をかぶせ、矩形鋼管9の下端部21を鋼製部材7−nに溶接して固定する。
次に、図3(d)に示すように、矩形鋼管9の内部に圧縮変形容易部11となるブロック13を挿入し、板材17上に配置する。その後、図3(e)に示すように、矩形鋼管9の上端部25に他方の鋼製部材7−(n+1)の端部を挿入する。鋼製部材7−(n+1)の端部には、図示しない板材が設けられる。矩形鋼管9の上端部25は、鋼製部材7−(n+1)に固定されない。鋼製部材7−(n+1)は、矩形鋼管9に対してスライド可能である。
図1に示す支保構造3は、トンネルの掘削に伴って、所定幅箇所2に支保構造3aを設置する工程と、所定幅箇所2を除く箇所4に圧縮変形容易部11および吹付けコンクリート5を設置する工程とを繰り返すことにより構築される。所定幅箇所2に支保構造3aを設置する際には、上述した図3(c)以前の加工を予め工場等で行った部材を現地に搬入し、図3(d)に示す以降の施工を現地で行うことが望ましい。
図4は、鋼製部材7と圧縮変形容易部11との接合部付近を示す図である。図4(a)は、圧縮変形容易部11が圧縮されていない状態を示す図である。図4(b)は、圧縮変形容易部11が圧縮された状態を示す図である。図4では、矩形鋼管9の一部の図示を省略している。
支保構造3aは、地山1から作用する地圧が小さい場合には、図2(a)および図4(a)に示す状態である。支保構造3aは、地山1から大きな地圧が作用すると、図2(b)および図4(b)に示すように、圧縮変形容易部11のブロック13が圧潰して変形する。また、図4(b)に示すように、鋼製部材7−(n+1)の端部が矩形鋼管9に対して矢印Cに示す方向にスライドする。これにより、鋼製部材7と圧縮変形容易部11とが一体となって地山1の変形に追従する。そして、地山1の変形に追従して、図2(b)に示すように支保構造3aのトンネル周方向の外径が小さくなる。
また、支保構造3は、地山1から大きな地圧が作用すると、所定幅箇所2の支保構造3aと同様に、所定幅箇所2を除く箇所4においても、圧縮変形容易部11のブロック13が圧潰して変形する。これにより、吹付けコンクリート5と圧縮変形容易部11とが一体となって地山1の変形に追従し、トンネル周方向の外径が小さくなる。支保構造3では、所定幅箇所2と、所定幅箇所2を除く箇所4とが、同様の変形追従性を有する。
このように、第1の実施の形態では、トンネル軸方向の所定幅箇所2に、鋼製部材7と圧縮変形容易部11とがトンネル周方向に連結された支保構造3aを設ける。支保構造3aは、例えば中空殻を含むコンクリート製のブロック13とH型鋼とを用いることにより、容易に施工することができる。支保構造3aは、地山1から地圧が作用した場合に、圧縮変形容易部11が優先的に圧潰して変形することにより、鋼製部材7と圧縮変形容易部11とが一体となって地山1の変形に追従することができる。
支保構造3aでは、圧縮変形容易部11の周囲に矩形鋼管9を設け、矩形鋼管9の一端に一方の鋼製部材7−(n+1)の端部を挿入してスライド可能とし、矩形鋼管9の他端を他方の鋼製部材7−nの端部近傍に固定する。これにより、地山1から地圧が作用した場合に、圧縮変形容易部11と鋼製部材7との接続部での座屈を防止することができる。
第1の実施の形態では、トンネル軸方向の所定幅箇所2を除く箇所4において、圧縮変形容易部11に対応する箇所に同一構造の他の圧縮変形容易部11を設け、鋼製部材7に対応する箇所に吹付けコンクリート5を設け、所定幅箇所2に設けた支保構造3aと併せて支保構造3を構成する。これにより、支保構造3では、所定幅箇所2と、所定幅箇所2を除く箇所4とが、同様の変形追従性を有するものとなり、変形追従性の調整が不要となる。
また、圧縮変形容易部11のブロック13を中空殻を含むコンクリート部材等とすれば、圧縮時に大きな変形が可能で、変形収束後も所要の耐荷重性能を有する圧縮変形容易部11を得ることができる。
なお、第1の実施の形態では、断面が円形の支保構造3について説明したが、支保構造の断面は円形に限らない。図5は、断面が逆U字形の支保構造43のトンネル周方向の断面図である。図5は、支保構造43のうち、トンネル軸方向の所定幅箇所に配置される支保構造43aを示す図である。図5(a)は、圧縮変形容易部11が圧縮されていない状態を示す図である。図5(b)は、圧縮変形容易部11が圧縮された状態を示す図である。
図5に示すように、トンネル軸方向の所定幅箇所に配置される支保構造43aは、鋼製部材45、矩形鋼管9、圧縮変形容易部11等からなる。矩形鋼管9、圧縮変形容易部11は、第1の実施の形態で用いたものと同じ部材である。鋼製部材45は、トンネルの周方向に所定の間隔をおいて配置される。圧縮変形容易部11は、鋼製部材45−1と鋼製部材45−2との間に配置される。鋼製部材45−1および鋼製部材45−2と圧縮変形容易部11とは、トンネル周方向に連結されて逆U字形に配置される。
矩形鋼管9は、圧縮変形容易部11の周囲に設けられるガイド部材であり、下端部21が、トンネル底部47上に設置された鋼製部材45−1の端部に固定される。矩形鋼管9の上端部25は、鋼製部材45−2に固定されない。鋼製部材45−2は、端部が矩形鋼管9の上端部25に挿入され、矩形鋼管9に対してスライド可能である。
支保構造43aは、地山41から作用する地圧が小さい場合には、図5(a)に示す状態である。支保構造43aは、地山41から大きな地圧が作用すると、図5(b)に示すように、圧縮変形容易部11のブロック13が圧潰して変形する。また、鋼製部材45−2の端部が矩形鋼管9に対して下方にスライドする。これにより、鋼製部材45と圧縮変形容易部11とが一体となって地山41の変形に追従する。
図5に示す支保構造43においても、トンネル軸方向の所定幅箇所を除く箇所では、所定幅箇所の支保構造43aの圧縮変形容易部11に対応する箇所に同一の構造の圧縮変形容易部が設けられ、鋼製部材45に対応する箇所に吹付けコンクリートが設けられる。これにより、支保構造43においても、所定幅箇所と、所定幅箇所を除く箇所とが、同様の変形追従性を有するものとなり、変形追従性の調整が不要となる。
次に、第2の実施の形態について説明する。図6は、支保構造53のトンネル周方向の断面図である。図6は、支保構造53のうち、トンネル軸方向の所定幅箇所に配置される支保構造53aを示す図である。図6(a)は、圧縮変形容易部11が圧縮されていない状態を示す図である。図6(b)は、圧縮変形容易部11が圧縮された状態を示す図である。
図6に示すように、トンネル軸方向の所定幅箇所に配置される支保構造53aは、1つの鋼製部材55、矩形鋼管9、圧縮変形容易部11等からなる。矩形鋼管9、圧縮変形容易部11は、第1の実施の形態で用いたものと同じ部材である。圧縮変形容易部11は、鋼製部材55の両端部に隣接して配置される。鋼製部材55と圧縮変形容易部11とは、トンネル周方向に連結されて逆U字形に配置される。
矩形鋼管9は、圧縮変形容易部11の周囲に設けられるガイド部材であり、下端部21がトンネル底部49に固定される。矩形鋼管9の上端部25は、鋼製部材55に固定されない。鋼製部材55は、端部が矩形鋼管9の上端部25に挿入され、矩形鋼管9に対してスライド可能である。
支保構造53aは、地山51から作用する地圧が小さい場合には、図6(a)に示す状態である。支保構造53aは、地山51から大きな地圧が作用すると、図6(b)に示すように、圧縮変形容易部11のブロック13が圧潰して変形する。また、鋼製部材55の端部が矩形鋼管9に対して下方にスライドする。これにより、鋼製部材55と圧縮変形容易部11とが一体となって地山51の変形に追従する。
図6に示す支保構造53においても、トンネル軸方向の所定幅箇所を除く箇所では、所定幅箇所の支保構造53aの圧縮変形容易部11に対応する箇所に同一の構造の圧縮変形容易部が設けられ、鋼製部材55に対応する箇所に吹付けコンクリートが設けられる。これにより、支保構造53においても、所定幅箇所と、所定幅箇所を除く箇所とが、同様の変形追従性を有するものとなり、変形追従性の調整が不要となる。
なお、第1の実施の形態、図5に示す例、第2の実施の形態では、圧縮変形容易部11の周囲に設けた矩形鋼管9の上端部25および矩形鋼管9の上端部25に挿入された鋼製部材の端部に加工を施さない例を示したが、図7に示すように、矩形鋼管9の上端部25付近および矩形鋼管9の上端部25に挿入された鋼製部材の端部付近に係合のための部材を設けてもよい。図7では、第1の実施の形態における矩形鋼管9付近を例として示す。
図7は、長孔19と頭付きスタッド23を設けた例を示す図である。図7(a)は、矩形鋼管9付近の斜視図である。図7(b)は、図7(a)に示す矢印D−Dによる断面図であり、圧縮変形容易部11が圧縮されていない状態を示す図である。図7(c)は、圧縮変形容易部11が圧縮された状態を示す図である。
図7に示す例では、圧縮変形容易部11の周囲に設けた矩形鋼管9の上端部25付近に、トンネル周方向の長孔19が設けられる。また、矩形鋼管9の上端部25に挿入された鋼製部材7−(n+1)の端部付近に、突出部材である頭付きスタッド23が設けられる。頭付きスタッド23は、鋼製部材7−(n+1)に固定され、矩形鋼管9の長孔19に挿通される。
図7(b)に示すように、圧縮変形容易部11が圧縮されていない状態では、頭付きスタッド23が長孔19の上部に位置する。図7(c)に示すように、圧縮変形容易部11が圧縮されて鋼製部材7−(n+1)が矩形鋼管9に対してスライドした状態では、頭付きスタッド23が長孔19の下部に位置する。図7に示す例によれば、鋼製部材7の矩形鋼管9に対するスライド範囲を限定し、鋼製部材7の矩形鋼管9からの抜け出しを防止できる。なお、頭付きスタッド23に代えて、頭部を有さないスタッドであってもよい。このようにしても、矩形鋼管9に対して、鋼製部材7が斜めに圧縮させて、鋼製部材7が矩形鋼管9から抜け出すことを防止できる。
また、第1の実施の形態、図5に示す例、第2の実施の形態では、圧縮変形容易部11の周囲に設けられるガイド部材として矩形鋼管9を用いたが、ガイド部材はこれに限らず、圧縮変形容易部11と鋼製部材7との接合部で圧縮変形容易部が圧潰したときに、一方の鋼製部材7を他方の鋼製部材に沿ってスライドさせることで、挫折を防止できるものであればよい。例えば、ガイド部材の側面と吹付けコンクリート5とを一体化しやすくするために、側面を網状にした鋼製のガイド部材を用いてもよい。
次に、第3の実施の形態について説明する。図8は、トンネルの内空面36に配置された支保構造33のトンネル軸方向の断面図である。図9は、鋼製部材7と圧縮変形容易部11との接合部付近を示す図である。図9(a)は、圧縮変形容易部11が圧縮されていない状態を示す図である。図9(b)は、圧縮変形容易部11が圧縮された状態を示す図である。
図8に示すように、支保構造33は、第1の実施の形態の支保構造3とほぼ同様の構成であるが、支保構造3aの替わりに、圧縮変形容易部11の周囲に矩形鋼管9が設けられない支保構造33aが用いられる。
支保構造33は、地山31に掘削されたトンネルの内空面36に配置される。支保構造33は、トンネル軸方向の所定幅箇所32に配置される支保構造33aと、所定幅箇所32を除く箇所34に配置される圧縮変形容易部11および吹付けコンクリート5とからなる。
トンネル軸方向の所定幅箇所32に配置される支保構造33aは、鋼製部材7、圧縮変形容易部11等からなる。鋼製部材7は、トンネルの周方向に所定の間隔をおいて配置される。圧縮変形容易部11は、鋼製部材7に隣接して、鋼製部材7同士の間に配置される。鋼製部材7と圧縮変形容易部11とは、トンネル周方向に連結されて配置される。
鋼製部材7は、例えばH型鋼である。圧縮変形容易部11は、変形性能を調整したブロック13である。ブロック13は、例えば、中空ガラス微粒子等の中空殻を含むコンクリート部材や、hiDCon(商品名)と呼ばれるコンクリート部材である。中空殻の殻素材としては、プラスチック等の樹脂であってもよい。
トンネル軸方向の所定幅箇所32を除く箇所34では、所定幅箇所32の圧縮変形容易部11に対応する箇所に圧縮変形容易部11が設けられる。また、鋼製部材7に対応する箇所に吹付けコンクリート5が設けられる。所定幅箇所32を除く箇所34の圧縮変形容易部11は、所定幅箇所32の圧縮変形容易部11と同一構造である。所定幅箇所32を除く箇所34の圧縮変形容易部11は、複数のブロック13をトンネル軸方向に並置して形成される。
鋼製部材7と圧縮変形容易部11とを接合するには、まず、一方の鋼製部材7の上端面に図示しない板材を設置する。そして、圧縮変形容易部11となるブロック13を図示しない板材上に配置する。その後、圧縮変形容易部11となるブロック13上に他方の鋼製部材7を配置する。他方の鋼製部材7の端部にも、図示しない板材が設けられる。鋼製部材7の端部に板材を設ける加工は、現場搬入前に行うことが望ましい。
図8に示す支保構造33は、トンネルの掘削に伴って、所定幅箇所32に支保構造33aを設置する工程と、所定幅箇所32を除く箇所34に圧縮変形容易部11および吹付けコンクリート5を設置する工程とを繰り返すことにより構築される。
支保構造33aは、地山31から作用する地圧が小さい場合には、図9(a)に示す状態である。支保構造33aは、地山31から大きな地圧が作用すると、図9(b)に示すように、圧縮変形容易部11のブロック13が圧潰して変形する。これにより、鋼製部材7と圧縮変形容易部11とが一体となって地山31の変形に追従する。そして、地山31の変形に追従して、支保構造33aのトンネル周方向の外径が小さくなる。
また、支保構造33は、地山31から大きな地圧が作用すると、所定幅箇所32の支保構造33aと同様に、所定幅箇所32を除く箇所34においても、圧縮変形容易部11のブロック13が圧潰して変形する。これにより、吹付けコンクリート5と圧縮変形容易部11とが一体となって地山31の変形に追従し、トンネル周方向の外径が小さくなる。支保構造33では、所定幅箇所32と、所定幅箇所32を除く箇所34とが、同様の変形追従性を有する。
このように、第3の実施の形態では、トンネル軸方向の所定幅箇所32に、鋼製部材7と圧縮変形容易部11とがトンネル周方向に連結された支保構造33aを設ける。支保構造33aは、例えば中空殻を含むコンクリート製のブロック13とH型鋼とを用いることにより、容易に施工することができる。支保構造33aは、地山31から地圧が作用した場合に、圧縮変形容易部11が優先的に圧潰して変形することにより、鋼製部材7と圧縮変形容易部11とが一体となって地山31の変形に追従することができる。
第3の実施の形態では、トンネル軸方向の所定幅箇所32を除く箇所34において、圧縮変形容易部11に対応する箇所に同一構造の他の圧縮変形容易部11を設け、鋼製部材7に対応する箇所に吹付けコンクリート5を設け、所定幅箇所32に設けた支保構造33aと併せて支保構造33を構成する。これにより、支保構造33では、所定幅箇所32と、所定幅箇所32を除く箇所34とが同様の変形追従性を有するものとなり、変形追従性の調整が不要となる。
また、圧縮変形容易部11のブロック13を中空殻を含むコンクリート部材等とすれば、圧縮時に大きな変形が可能で、変形収束後も所要の耐荷重性能を有する圧縮変形容易部11を得ることができる。
なお、第1、第2、第3の実施の形態や図5に示す例では、中空殻を含むコンクリート部材等のブロック13を用いて圧縮変形容易部11を形成したが、体積率で10%以上の気泡を含むコンクリート部材をブロックとして用いてもよい。気泡を含むコンクリートの気泡の体積率は好ましくは15%以上であり、更に好ましくは20%以上としてもよい。また、鋼製板材を含むコンクリート部材をブロックとして用いてもよい。
図10は、第3の実施の形態において鋼製板材27を含むブロック13aを用いた例を示す図である。図10(a)は、圧縮変形容易部11aが圧縮されていない状態を示す図である。図10(b)は、圧縮変形容易部11aが圧縮された状態を示す図である。
図10に示すブロック13aは、中空殻を含むコンクリート部材や、体積率で10%以上の気泡を含むコンクリート部材に、所定の間隔で鋼製板材27を設けたものである。鋼製板材27は、鋼製部材7の軸方向と直交する方向に配置される。
ブロック13aを用いた支保構造は、地山から大きな地圧が作用すると、図10(b)に示すように、圧縮変形容易部11aのブロック13aが圧潰して変形する。このとき、鋼製板材27を設けることにより、圧縮変形容易部11aのブロック13aの、ブロック外周方向への膨れを防止できる。
第3の実施の形態では、支保構造33aを、複数の鋼製部材7および圧縮変形容易部11で構成したが、第2の実施の形態と同様に、支保構造を単数の鋼製部材および圧縮変形容易部で構成してもよい。また、支保構造の断面形状は円形に限らない。
第1の実施の形態、図5に示す例、第2の実施の形態では、ガイド部材として、鋼製部材のスライド方向となる2面を除いた、4面を覆う矩形鋼管9を用いたが、ガイド部材の構成はこれに限らない。鋼製部材7の側面の2面には吹付けコンクリートが設置されているので、鋼製部材7の内外面の2面、すなわち圧縮変形容易部11のトンネル内周面側およびトンネル外周面側を鋼製の板材で覆うことでガイド部材としてもよい。ガイド部材は鋼製部材7をガイドするための所定の強度が必要である。例えば、ガイド部材は鋼からなる。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1、31、41、51………地山
2、32………所定幅箇所
3、3a、33、33a、43、43a、53、53a………支保構造
4、34………所定幅箇所を除く箇所
5………吹付けコンクリート
6、36………内空面
7、7−n、7−(n+1)、45、45−1、45−2、55………鋼製部材
9………矩形鋼管
11………圧縮変形容易部
13、13a………ブロック
15………上端面
17………板材
19………長孔
21………下端部
23………頭付きスタッド
25………上端部
27………鋼製板材

Claims (6)

  1. トンネルの内空面に配置されて、トンネルの変形による圧力を受ける支保構造であって、
    トンネル軸方向の所定幅箇所において、少なくとも1つの鋼製部材と、前記鋼製部材に隣接して配置された圧潰する変形性能を有する圧縮変形容易部とがトンネル周方向に連結されて配置されていて、
    前記圧縮変形容易部の少なくともトンネル内周面側およびトンネル外周面側を覆うガイド部材が設けられ、
    前記ガイド部材の一端に、前記鋼製部材の端部が挿入されて、前記鋼製部材が前記ガイド部材に対してスライド可能であることを特徴とする支保構造。
  2. 記ガイド部材の他端が、トンネル底部に固定され
    前記支保構造のトンネル周方向の断面が逆U字形であることを特徴とする請求項1記載の支保構造。
  3. 前記ガイド部材に、トンネル周方向の長孔が設けられ、
    前記ガイド部材の一端に挿入された前記鋼製部材に突出部材が設けられ、
    前記突出部材が前記長孔に挿通されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の支保構造。
  4. 前記圧縮変形容易部が、中空殻を含むコンクリートであることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の支保構造。
  5. 前記圧縮変形容易部が、体積率で10%以上の気泡を含むコンクリートであることを特徴とする請求項1から請求項のいずれかに記載の支保構造。
  6. トンネルの内空面に配置されて、トンネルの変形による圧力を受ける支保構造の構築方法であって、
    トンネル軸方向に所定の間隔をおいて設けられた所定幅箇所において、少なくとも1つの鋼製部材と、圧潰する変形性能を有する圧縮変形容易部と、前記圧縮変形容易部の少なくともトンネル内周面側およびトンネル外周面側を覆うためのガイド部材を用いて、まず、前記ガイド部材を設け、次に、前記ガイド部材の内部に前記圧縮変形容易部を挿入し、前記ガイド部材の一端に、前記鋼製部材の端部を挿入して、前記鋼製部材を前記ガイド部材に対してスライド可能とすることにより、前記鋼製部材と、前記鋼製部材に隣接して配置された前記圧縮変形容易部とをトンネル周方向に連結して配置し、
    トンネル軸方向の前記所定幅箇所を除く箇所において、前記圧縮変形容易部に対応する箇所に、前記圧縮変形容易部と同一構造の他の圧縮変形容易部を設け、前記鋼製部材に対応する箇所を吹付けコンクリートで充填することを特徴とする支保構造の構築方法。
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