JP6857671B2 - 計量ヘッド、計量ヘッドを備えた計量装置、および計量ヘッドを用いた計量方法 - Google Patents

計量ヘッド、計量ヘッドを備えた計量装置、および計量ヘッドを用いた計量方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数のピペット・チップを同時に採取する計量ヘッド、複数のピペット・チップを同時に採取するための計量ヘッドを備えた計量装置、および、複数のピペット・チップを同時に採取するための計量ヘッドを用いて液体を計量する方法に関する。
複数のピペット・チップを同時に採取するための計量ヘッド(「ピペット・ヘッド」)を備えた計量装置(「ピペット装置」)は、特に、液体を計量する臨床検査室、生物検査室、生化学検査室で使用される。
複数のピペット・チップを採取するための計量ヘッドは、隣接して配置されている複数の平行のアタッチメントを有する。このアタッチメントは、ピペット・チップの上端部にある装着用開口部に挿入される。液体が、ピペット・チップに吸引され、そこからピペット・チップの下端部にある先端開口部を通って排出される。
使用後、ピペット・チップはアタッチメントから取り外し可能であり、新しいピペット・チップと交換可能である。このようにして、後続の計量の汚染を防ぐことができる。プラスチックからなるピペット・チップは、単体での使用に経済的に利用可能である。
エア・クッション式ピペット装置として設計される場合、少なくとも1つの変位装置がピペット装置に一体化され、アタッチメントの接続孔を介して接続されて、ピペット・チップと連通する。変位装置を用いることによって、エア・クッションが変位装置によって移動可能となるので、液体がピペット・チップに吸引されピペット・チップから排出される。変位装置は、概して、その中で移動可能なピストンを備えたシリンダである。しかし、1つの変位チャンバおよび少なくとも1つの可変壁を備えている変位装置もまた知られており、この壁の変形によってエア・クッションが変位する。
直接変位式ピペット装置としての本実施形態では、小型のピストンがピペット・チップに配置されており、ピペット・チップがアタッチメントに装着される場合、ピペット・チップがピペット装置のピストン駆動装置に連結される。
好ましくは、液体が単一ステップまたは数回の小さなステップで吸入される。ピペット操作時に液体が単一ステップで分注され、分注時には数回の小さなステップで排出される。
計量装置は、手動または電動モータで駆動し、計量時にユーザの手で把持する実際のマルチチャネル・ピペットとして設計可能である。
計量ステーション(「ピペット・ステーション」)または計量機械(「ピペット機械」)では、計量ヘッドがロボットアームまたは別の移送システムで移動可能であり、計量ヘッドを作業面の上に移動させる。計量ステーションまたは計量機械は、計量ヘッドによって新しいピペット・チップをホルダから採取し、容器から液体を吸引し、液体をピペット・チップによって容器内に排出し、使用済みのピペット・チップをゴミ用容器に破棄することができる。計量ステーションまたは計量機械は、液体の計量以外に別の処理をすることのできる実験用機械(ワークステーション)の構成要素であってもよい。これは、特に、混合、温度制御、および他の物理的処理、化学転化、または生化学転化、および試料分析を含む。
ピペット・チップを保持するためのアタッチメントは、しばしば、ハウジングまたは別の計量装置の保持具に対して、円錐形、円筒形、または部分的に円錐形、または部分的に円筒形の円筒凸部として設計されている。ピペット・チップは、概して、シール・シートによってアタッチメントに装着用開口部に近い上端部で締着可能である。このために、アタッチメントをホルダで利用可能なピペット・チップの装着用開口部に押入するので、ピペット・チップは幾分か拡張し、張力がかかった状態でアタッチメントに堅固に載置する。締着するために加わる力は、ピペット・チップの数で増大する。
締着したピペット・チップをアタッチメントから取り外すために、ピペット装置は駆動装置およびエジェクタを備えた排出装置を有する。駆動装置を作動することによって、エジェクタが移動するので、エジェクタがピペット・チップをアタッチメントから取り外す。駆動装置は、手動で駆動するか、あるいは電動モータで駆動するかのどちらかである。締着したピペット・チップをアタッチメントから取り外す排出力は、ピペット・チップの数で増大する。
強い力を加えて、ピペット・チップを96アタッチメント、または384アタッチメントに締着し、ピペット・チップをアタッチメントから排出しなければならない。
独国特許第10 2004 003 433B4号はマルチチャネル・ピペットを記載しており、ピペット・チップをアタッチメントに締着し、ピペット・チップをアタッチメントから取り外すのに加える力は、アタッチメントがばね懸架式であり、かつエジェクタにより形成される停止部を超えて軸方向に突出することで減少する。ピペット・チップに締着するときにその締着力が特定値を超えると、ピペット・チップがエジェクタに載置されるまでアタッチメントは曲がる。このことによって、締着力は、ピペット・チップがアタッチメントに密封式に保持される値に制限される。排出力もまた、これに応じて制限される。
欧州特許公開第2 735 369A1号は、マルチチャネル・ピペットを記載しており、ここでは、ピペット・チップを押圧してアタッチメントから外すために順次接触する複数の接触要素をエジェクタが有する場合に、排出力がさらに減少する。
国際特許公開第WO01/56695A1号は、96チャネル付きのピペット・ヘッドを記載しており、ここでは、カラーを備えたピペット・チップを装着するための力を減少させるために、アタッチメントがより大きな円錐角を上部より下端部に有しており、ピペット・チップ上端部でより壁厚が大きく、カラーより下では壁厚が小さい。ピペット・ヘッドは、ピペット・チップをアタッチメントから排出するための停止プレートを備える。停止プレートはピペット・チップをアタッチメントから順次押出し、排出力を低減させるために、段が付けられている。プレテンショニング式装置を備えた支柱が停止プレートから突出している。停止プレートによるピペット・チップのアタッチメントからの排出を開始させるために、アタッチメントに接続されているシリンダ内でピストンを移動させるピストン・プレートが、プレテンショニング式装置と接触する。ピペット・チップを排出するためのプレテンショニング式装置を備えた設計は、複雑である。
国際特許公報第WO2005/113149A1号は、ピペット・チップ用の96アタッチメントを有するピペット・ヘッドを備えた、液体を吸引および分注する装置を記載する。96ピストン/シリンダユニットは、アタッチメントに接続され、駆動機構を手動で作動可能である。ピペット・チップをピペット・チップ保持具から採取し、液体を吸引し分注するために、ピペット・ヘッドは縦案内部に沿って移動可能である。96ピペット・チップを採取するのに必要な力を加えるために、トランスミッションレバーを用いてより大きな力で下方に押圧可能である。ピペット・チップをアタッチメントからすり落とすために、アタッチメントは垂直に移動可能な穿孔プレートにある貫通孔に案内される。
独国特許第20 2008 013 533U1号は、ベースプレート、およびベースプレートを外側で横方向に覆う弾性シールプレートを備えたピペット装置を記載しており、所定のパターンで配置されている複数のピペット・チャネルが、このベースプレートおよびシールプレートを通って延びている。同じパターンのそれぞれカラーを有するピペット・チップを備えたマガジンが、マガジン・ホルダにあり、ベースプレートをカラーおよびシールプレートを介して嵌合する力でベースプレートに直接接続する。ピペット・チップをシールプレートと密封式に接触させるために、あるいはピペット・チップをシールプレートから外すために、マガジン・ホルダは、偏心ギヤを介して駆動モータによって上下するマガジンフレームによって形成される。
ピペット・チップをマガジン・ホルダのマガジンに受け、ピペット・チップをシールプレートに押圧するピペット機械は、「i−Pipette」および「i−Pipette Pro」という商品名の、Apricot Designs, Inc, Covina, CA, USAによって販売されている。
不利な点は、このようなピペット機械が特定のマガジンで特定のピペット・チップでしか作動しないことである。さらに不利な点は、マガジン・ホルダが手動で充填されることである。
欧州特許公開第0 737 726A2号は、複数のピペット・チップを直列の平行なアタッチメントを用いて同時に採取する装置を記載しており、アタッチメントは調節可能な溝幅の環状溝にエラストマのOリングを有する。ピペット・チップをアタッチメントに密封式にしっかりと締着し、ピペット・チップをアタッチメントから取り外すために、Oリングの周縁方向の伸張は、溝幅を調節することによって変更可能である。溝幅を調節するために、溝部はそれぞれ、アタッチメントにねじ留めされるねじ付きスリーブによって縁取られ、結合した駆動機構を用いてアタッチメントを作動させることができる。各ねじ付きスリーブは、歯付きホイールに堅固に接続される。歯付ホイールは回転可能な取手によって駆動するシングルラックと噛合う。代替の実施形態では、各個別のねじ付きスリーブが電動モータによって個々に駆動し、電動モータは同期的に操作するために共通の電源に接続される。アタッチメントの下には、装置を下降させる場合にピペット・チップをアタッチメントに位置合わせするための一列の切欠きを備えた案内プレートがある。ピペット・チップをアタッチメントに堅固に締着する駆動部のデザインは複雑である。切欠きによって、ピペット・チップがアタッチメントで傾斜するのを防ぐことはできない。したがって、この装置は、互いにあまり近接して配置されていない少数のピペット・チップを同時に採取することにのみ適している。この例示的実施形態には、4つのピペット・チップを同時に採取する4つのアタッチメントを有する。
独国特許第199 17 375C2号は、ピペット・チップと、アタッチメントとを備えるピペットユニットを記載する。アタッチメントは、下端部に結合スリーブを備えたピペットチューブ、ピペットチューブに押込まれ弾性可変材料からなるOリング、およびピペットチューブに押込まれるスリーブを有する。スリーブはOリングを軸方向に圧縮する役目をするので、Oリングは径方向に変形し、ピペット・チップの内周縁にある環状溝に密封式に係合する。Oリングを解放してピペット・チップを取り外すことが可能である。ピペット・チップをアタッチメントの所定の位置に保持するために、アタッチメントおよびピペット・チップは相互作用する軸方向位置合わせ手段を有する。Oリングがピペット・チップの環状溝で係合するので、互いに接合する軸方向位置合わせ手段には予め張力がかかる。ピペット・チップを排出するために、スリーブを取り囲むエジェクタチューブとして形成される移動可能なエジェクタが設けられている。エジェクタは、油圧式または電動モータによって作動し、あるいは、ピペット・チップをピペットユニットに装着する間に張力がかかる予め荷重が加えられたばねによって作動する。ピペット・チップをアタッチメントに堅固に締着し、取り外す作動手段は複雑であり、大きな空間を必要とする。製造許容差またはピペット・チップをアタッチメントに不正確に位置合わせすることによって、ピペット・チップを特定の結合位置に容易く固定できなくなる。環状溝および軸方向位置合わせ手段は、様々なピペット・チップの使用を限定してしまう。
このような背景に対して、本発明の目的は、多数のピペット・チップを同時に採取するために、多数のアタッチメント、特に96アタッチメント、または384アタッチメントを備えた計量ヘッドを提供することであり、設計上の複雑さを減らして、種々の設計のピペット・チップを自動的に高信頼性で採取し取り外すことができる。
本目的は、請求項1の特徴を有する計量ヘッドにより達成される。本発明の有利な実施形態は、従属請求項に明記されている。
本発明による計量装置のための計量ヘッドは、
・ピペット・チップ(43)を採取するための複数の平行なアタッチメント(42)が互いに隣接して配置されている保持具(2)を備え、
・複数の第1の孔(76)を有する停止プレート(75)を備え、孔(76)を通ってアタッチメント(42)が延びており、各アタッチメント(42)は以下の特徴を有し:
・外側に突出し少なくとも部分的に周縁に延びる支持用突部(30)を下端部に有するチューブ(18)と、
・下端部に周縁テーパ部(33、39)を備え、上記チューブ(18)を包囲し、上記チューブ(18)上を軸方向に移動可能な少なくとも1つのスリーブ(32、38)と、
・チューブ(18)を包囲し、テーパ部(33、39)付近に配置されている、少なくとも1つのエラストマのOリング(31、37)と、
・すべてのアタッチメント(42)のスリーブ(32、38)に結合され、スリーブ(32、38)を解除位置と締着位置との間で変位させるように設計されている、第1の変位装置(74)と、
・停止プレート(75)に接続されている第2の変位装置(77)であって、ピペット・チップ(43)を停止位置にある停止プレート(75)に当接するまでアタッチメント(42)に押し付け、停止プレート(75)を停止位置から排出位置に移動させることによってピペット・チップをアタッチメント(42)から排出するために、支持用凸部(30)から第1の距離にある停止位置と、第1の距離より短い支持用凸部(30)から第2の距離にある排出位置との間で停止プレート(75)を移動させるように設計されている、第2の変位装置(77)と、を備え、
・前記スリーブ(32、38)が、支持用突部(30)から第1の距離にある解除位置と、支持用突部(30)から第1の距離よりも短い第2の距離にある締着位置との間でチューブに沿って移動可能であり、締着位置では、テーパ部(39)を備えたスリーブ(38)が隣接するOリング(37)に圧入され、アタッチメント(42)に押込まれたピペット・チップ(43)を堅固に締着するために、Oリング(31、37)が拡張し、
・第2の変位装置は、保持具(2)に枢動可能に装着される揺れ腕(80)と、スリーブ(32、28)に連結され、互いに1つの揺れ腕(80)の一端に接触する伝動軸(78)と、停止プレート(75)に堅固に接続され、揺れ腕(80)の別の端部にそれぞれ対接している排出軸(81)とを有し、そのため、スリーブ(32、28)が解除位置まで移動すると、伝動軸(78)が揺れ腕(80)を枢動し、伝動軸が排出軸(81)を介して停止プレート(75)を停止位置から排出位置まで押圧する。
本発明による計量ヘッドでは、第1の変位装置によって、すべてのスリーブが同時に移動する。したがって、解除位置から締着位置までスリーブが移動すると、すべてのOリングを拡張することができ、したがってアタッチメントに押込まれたピペット・チップを固定する。逆に、締着位置から解除位置までスリーブが移動すると、すべてのOリングが弛み、したがってピペット・チップの締着をそれによって外すことができる。すべてのスリーブを締着位置まで同時に移動させることによって、多数のピペット・チップを同時に締着可能であり、すべてのスリーブを解除位置まで同時に移動させることによって、ピペット・チップを同時に取り外すことが可能である。本発明は特に、96アタッチメント、または384アタッチメントを備えた計量ヘッドに適している。第1の調節装置からスリーブへ力を伝達することによって、比較的簡単でコンパクトで軽量の構成が促進される。したがって、計量ヘッドを備えた計量装置の設計上の複雑さもまた、軽減可能である。Oリングを拡張することによって堅固に締着することは、異なる形状や寸法のピペット・チップの使用を促進する。本発明は、各アタッチメントが1つのOリングのみと1つの単一スリーブのみとを有する実施形態を含む。さらに、本発明は、各アタッチメントが複数のOリングと複数のスリーブとを有する実施形態を含む。
停止プレートを用いて、ピペット・チップすべてがある所定の位置でアタッチメントに同時に押込められる。このことを達成するために、停止プレートがピペット・チップの上縁部に載置されるまで、アタッチメントを備えた計量ヘッドが設けられているピペット・チップ群に挿入可能である。
第2の変位装置が、停止プレートに接続される。第2の変位装置は、ピペット・チップを停止プレートに当接するまで停止位置にあるアタッチメントに押し付け、停止プレートを停止位置から排出位置に移動させることによってピペット・チップをアタッチメントから排出するために、支持用凸部から第1の距離にある停止位置と、第1の距離より短い支持用凸部から第2の距離にある排出位置との間で停止プレートを移動させるように設計されている。このことによって、Oリングがまだピペット・チップ内にあり、スリーブによって解除された後にピペット・チップを堅固に保持している場合でも、ピペット・チップをアタッチメントから排出することが確実となる。停止プレートは排出プレートとなる。特に、ピペット・チップがスリーブを解放した後にリングに付着可能であるので(「密着」)、ピペット・チップはすぐには落下しない。
第2の変位装置が、保持具に枢動可能に装着される揺れ腕と、スリーブに連結され、互いに1つの揺れ腕の一端にある伝動軸と、停止プレートに堅固に接続され、揺れ腕の別の端部にそれぞれ対接している排出軸とを有し、そのため、スリーブが解除位置まで移動すると、伝動軸が揺れ腕を枢動し、伝動軸が排出軸を介して停止プレートを停止位置から排出位置まで押圧する。本実施形態では、停止プレートを排出位置に移動させるために、Oリングを解放するのにスリーブの移動が有利に使用される。このことによって、第2の変位装置の複雑さが低減する。さらに、ピペット・チップを排出する間に生じる力が、計量ヘッドによって取り込まれる。
好ましい実施形態によると、本発明の範囲内のアタッチメントは、ハウジングまたは別の保持具に関して、円錐形、円筒形、または部分的に円錐形、または部分的に円筒形の円筒凸部として設計されている。好ましくは、アタッチメントが計量ヘッドの保持具に堅固に接続されている。
Oリングは、好ましい実施形態による縦断面が円形状であるので、Oリングは全体がトーラスの幾何学的形状をしている。しかし、本発明はまた、Oリングの縦断面が多角形、楕円形、または別の形状である実施形態を含む。
好ましい実施形態によると、エラストマのOリングがゴム、シリコーン、または熱可塑性エラストマからなる。
本発明の範囲内のスリーブは、長く中空円筒の本体であり、その長さは内径を超え、同様に短く中空円筒の本体でもあり、その長さは内径よりも小さい。特に、リング状の本体は、請求項1および2の範囲内のスリーブである。リング状の本体は、異なる断面形状を有していてもよい。特に、リング状の本体は、縦断面が多角形、楕円形、または円形であってもよい。リング状の本体の縦断面が円形である場合、リング状の本体は全体がトーラスの幾何学的形状をしている。
本発明の範囲内のテーパ部は、概して、スリーブの下端部に向けてテーパ付けされている回転面である。別の実施形態によると、テーパ部は好ましくは以下の幾何学図形の少なくとも1つを有する:切頭円錐形の表面(「面取り部」)または円錐形領域。上述の幾何学形状の組み合わせはまた、本発明の範囲内のテーパ部である。
第1の変位装置は、解除位置から締着位置までスリーブを移動させ、かつ締着位置から解除位置までスリーブを移動させるように設計されている。請求項3による計量ヘッドでは、スリーブが解除位置に配置されている場合、圧力プレートもまた解除位置に配置され、スリーブが締着位置にある場合には、圧力プレートもまた締着位置に配置される。
本発明は以下の実施形態を含む:スリーブが締着位置から第1の変位装置がスリーブを解除する解除位置に変位するので、Oリングをリセットする力によってスリーブは締着位置から解除位置に移動する。この場合、第1の変位装置は、たとえば、請求項3による圧力プレートおよび第3の変位装置によって形成される。さらに、本発明は以下の実施形態を含む:第1の変位装置が、締着位置から解除位置までスリーブを能動的に移動させる。
計量ヘッドの好ましい実施形態によると、各アタッチメントは以下の特徴を有し:
・下端部に第1の周縁テーパ部を備え、上記チューブを包囲し、上記チューブを軸方向に移動可能な第1のスリーブと、
・上記チューブを包囲し、第1のテーパ部付近に配置されているエラストマの第1のOリングと、
・下端部に第2の周縁テーパ部を備え、第1のスリーブの上の上記チューブを包囲し、上記チューブを軸方向に移動可能な第2のスリーブと、
・上記チューブを包囲し、第2のテーパ部付近に配置され、下端部で第1のスリーブと接合しているエラストマの第2のOリングと、
・締着位置では、第2のテーパ部を有する第2のスリーブが隣接する第2のOリングに圧入され、第1のテーパ部を有する第1のスリーブが隣接する第1のOリングに圧入され、押されたピペット・チップをアタッチメントに堅固に締着させるために、第1および第2のOリングが拡張し、
・すべてのアタッチメントの第1および第2のスリーブに結合され、第1および第2のスリーブを解除位置と締着位置との間で変位させるように設計されている、第2の変位装置と、を備える。
この計量ヘッドでは、各アタッチメントが第1のOリングと第2のOリングとを有し、第1のスリーブおよび第2のスリーブに圧入されることによって拡張可能であり、それによってピペット・チップに堅固に締着可能である。反対に、ピペット・チップ内の第1のOリングおよび第2のOリングを取り外すことができる。各ピペット・チップが2つにリングを用いてアタッチメントに堅固に締着されるので、多数のピペット・チップを正確に位置合わせすることが可能である。本実施形態は特に、96アタッチメント、または384アタッチメントを備えた計量ヘッドに適しており、ここでは、ピペット・チップが対応する数の異なるシートに同時に導入することができるように、ピペット・チップはできるだけ平行に位置合わせする必要がある。さらに、正確に締着するのに求められる力が、2つのOリングを使用することによって低減される。このことによって、かなり簡潔で、コンパクトで軽量の設計が促進される。したがって、計量ヘッドを備えた計量装置の設計上の複雑さもまた、軽減可能である。さらに、2つのOリングを用いて固定することによって堅固に締着することは、異なる形状や寸法のピペット・チップの使用を促進する。
好ましい実施形態によると、計量ヘッドが、
・スリーブ(32、38)の上に配置され、チューブ(18)が延びる複数の第2の孔(45)を有する圧力プレート(44)であって、圧力プレート(44)は、支持用突部(30)から第1の距離にある解除位置と、支持用突部(30)から第1の距離よりも短い第2の距離にある締着位置との間でチューブ(18)に沿って移動可能であり、圧力プレート(44)は、スリーブ(32、38)が隣接するOリング(31、37)に圧入されるように、締着位置にあるすべてのアタッチメント(42)の隣接するスリーブ(38)の上縁部を押圧し、アタッチメント(42)に押込まれたピペット・チップ(43)を堅固に締着するために、Oリング(31、37)が拡張する、圧力プレート(44)と、
・第3の変位装置(51)であって、圧力プレート(44)に接続され、圧力プレート(44)を解除位置と締着位置との間で移動させるように設計されている、第3の変位装置(51)と、を備える。
本実施形態では、圧力プレートおよび第3の変位装置が第1の変位装置を接合して形成する。この圧力プレートによって、スリーブを締着位置まで同時に移動させてピペット・チップを同時に締着可能であり、かつスリーブを解除位置まで同時に移動させてピペット・チップを同時に取り外すことが可能である。このことによって、極めて簡潔で、コンパクトで軽量の設計が促進される。このことは、スリーブを1つのみ有するアタッチメントならびにスリーブを複数有するアタッチメントの両方で使用可能である。停止プレートが圧力プレートの下に配置されている。
本発明は、スリーブが解除位置と締着位置との間で別の変位装置を用いて調節可能である実施形態を含む。特に、本発明は以下のような実施形態を含む:アタッチメントの上に配置されている各スリーブが、アタッチメントの調節ねじにねじ留めされ、たとえば欧州特許公開第0 737 726 A2号に記載されているような結合歯車機構を用いて回転可能である。好ましくは、各スリーブが共に回転可能なように上部で歯付きホイールに接続され、ラックが一列に配置されている複数のスリーブの歯付きホイールに係合するように、変位装置が設計される。このラックは順次、歯付きホイールによって駆動する。歯付きホイールは、電動モータのモータ軸に堅固に配置可能である。スリーブが数列で配置されると、各列のスリーブがラックおよびそれ自体の電動モータによって駆動可能である。代替として、複数のラックまたは複数列のスリーブが、単一の電動モータによって歯車を介して駆動する。伝動軸がスリーブの上縁部に直接載置可能である。伝動軸が孔付きのストリップ状または板状の伝達要素を介して複数のスリーブの上縁部に当接可能であり、この孔を通ってアタッチメントが案内される。
別の実施形態によると、スリーブが解除位置から締着位置に移動する場合、ばね装置が、停止プレートと、停止プレートを停止位置に戻す保持具との間にある。このことは有利である、というのは、圧力プレートが下降しても揺れ腕が伝動軸によって揺れ戻らないからである。好ましい実施形態によると、保持具が、少なくとも1つの停止装置を備え、それに停止位置にある停止プレートが対接しているので、停止プレートが保持具に向かってさらに移動することは不可能である。簡単な実施形態では、停止装置が少なくとも3つの停止要素から形成され、この停止要素は保持具の底面から下方に突出するので、停止プレートの上面が停止位置で停止要素と接触するようになる。
計量ヘッドは、好ましくは、Oリングを拡張するのに発生する力が計量ヘッド内に残り、計量ヘッドに接続されることになる計量装置に応力を加えないように設計される。このことを達成するために、第1の変位装置、および/または第2の変位装置は、好ましい実施形態による保持具を接合する。このことを達成するために、たとえば第1または第2の変位装置が保持具に保持されるか固定される。第1および/または第2の変位装置が保持具と接合するので、スリーブを保持具で移動させると、変位装置に作用する反力が偏向する。スリーブを圧入するときにOリングに作用する反力は、支持用凸部によって偏向し、アタッチメントもまた偏向して保持具に入る。したがって、Oリングが拡張する間に生じる力が、計量ヘッド内に残る。
好ましい実施形態によると、第1のOリングの内径は第2のOリングの内径よりも小さく、第1のOリングの外径は第2のOリングの外径よりも小さい。この記載は、第1のOリングおよび第2のOリングが変形していない状態を示す。本実施形態によって、上端部に拡張部を備えるピペット・チップがアタッチメントに堅固に締着されることが向上する。この拡張部によって、アタッチメントをピペット・チップに導入しやすくなる。
別の実施形態によると、第1のOリングがチューブの内周縁に案内され、第2のOリングがそこに係合される第2のスリーブの端部の内周縁に案内される。このことによって、第1のOリングおよび第2のOリングをアタッチメントに有利に心出しする。
好ましい実施形態によると、支持用凸部がチューブの下端部を包囲する支持リングである。支持リングは、製造中にチューブと有利にも組合せ可能である。別の実施形態によると、支持リングがその下端部に向かってテーパが付けられている。このことによって、アタッチメントをピペット・チップの装着用開口部に導入しやすくなる。
好ましい実施形態によると、圧力プレートが保持具の下に配置されている。圧力プレートはスリーブの周縁上端部に直接載置することができる。しかしながら、圧力プレートはまた、保持具の上に配置することも可能であり、保持具内の通路を貫通するスリーブの延長部に載置することが可能である。
好ましい実施形態によると、第3の変位装置が少なくとも1つの案内軸を有し、この案内軸は下部が圧力プレートに接続され、上部が偏心ギヤによって電動モータに連結されている。このことによって、構造的に極めて簡潔で精密な第3の変位装置が可能となる。
別の実施形態によると、4つの案内軸が下端部で圧力プレートに堅固に接続され、上端部で少なくとも1つの偏心ギヤによって電動モータに連結されている。このことによって、設計の複雑さが最小限となる圧力プレートを正確に平行に案内することができる。
別の実施形態によると、各案内軸が保持具内に保持されているボール循環式軸受に装着される。このことによって、特に低摩擦で精密な第1変位装置が可能となる。
別の実施形態によると、各案内軸が、上端部で案内軸に対して垂直に延びるゲートと、第1の軸で案内軸およびゲートに対して垂直に偏向し、ゲートに係合する偏心部とを有し、第1の軸が電動モータに連結されている。このことによって、特に簡潔で低摩擦の方法で、電動モータの回転運動を少なくとも1つの案内軸の軸運動に変換する。
好ましい実施形態によると、各偏心部にはゲートに案内される玉軸受がある。このことによって、偏心部から案内軸に特に低摩擦で力を伝達することができる。
好ましい実施形態によると、単一の電動モータが歯車によって第1の軸すべてに連結されている。このことによって、特に簡潔で、省スペースで、軽量化された設計が可能となる。案内軸を平行に走らすために複数の電動モータを同期化することが不要となる。好ましい一実施形態によると、伝動装置がウォームギアである。
好ましい一実施形態によると、複数の第1の軸が、共同して回転するように、互いに平行に配置され、第1のウォームホイールに接続され、第1のウォームホイールは互いに面一であり、第2の軸が第1のウォームホイールと同一面に配置され、第2の軸は共同して回転するように第1のねじに接続されている。第1のねじは第1のウォームホイールと噛合し、第2の軸は電動モータに連結している。このことによって、省スペースで軽量化された構造が可能となる。別の実施形態によると、第2の軸が共同して回転するように第2のウォームホイールに接続されており、電動モータのモータ軸が共同して回転するように第2のねじに接続されており、第2のウォームホイールに噛合する。このことによって、省スペースで軽量化された構造が促進される。
別の実施形態によると、少なくとも1つの電動モータが電気制御装置に連結されている。電気制御装置は、圧力プレートが解除位置と締着位置との間を移動可動になるように電動モータを制御する。
別の実施形態によると、少なくとも1つの電動モータがロータリエンコーダに連結されている。ロータリエンコーダは電気制御装置に接続されており、電気制御装置は、ロータリエンコーダを用いて検出された電動モータのモータ軸の回転位置に応じて、圧力プレートの位置を決定するように設計されている。本実施形態によって、圧力プレートが解除位置と締着位置との間を特に正確に移動することが保証される。
別の実施形態によると、スペーシング・リングが圧力プレートの横の各チューブに載置されており、スペーシング・リングを介して圧力プレートがスリーブに隣接する上端部に押圧される。このことによって、簡潔な設計が促進される、というのは、圧力プレートがストップ・ライトの近くまで移動可能なためである。
別の実施形態によると、スリーブが平坦面を上部に有し、圧力プレート、または第2のOリング、またはスペーシング・リングがこれに対接している。このことによって、スリーブとOリング間に力を有利に伝達することができる。
別の実施形態によると、ピペット・チップが計量ヘッドのアタッチメントに配置され、Oリングが拡張することによって堅固に締着される。ピペット・チップはそれぞれ、下端部に先端開口部と、上端部に装着用開口部とを備えたチューブである。ピペット・チップの内径および外径は、概して、先端開口部から装着用開口部まで広がっている。好ましい実施形態によると、ピペット・チップの上縁部は、停止プレートの底面に対接している。
好ましい実施形態によると、計量ヘッドが、アタッチメントの接続孔に連通して接続されている少なくとも1つの変位装置を有する。このために、チャネルが、シリンダから、または変位装置の別の変位チャンバから、アタッチメントを通ってアタッチメント内の接続孔まで延びる。好ましい実施形態によると、計量ヘッドが、複数の変位装置を有し、各変位装置の変位チャンバが単一のアタッチメントの接続孔に連通して接続されている。好ましい実施形態によると、各変位装置が、その中で移動可能なピストンを備えたシリンダである。代替として、各変位装置が少なくとも1つの可変壁の変位チャンバである。
さらに、本発明の目的は、多数のピペット・チップを同時に採取するために、多数のアタッチメント、特に96アタッチメント、または384アタッチメントを備えた計量装置を提供することであり、計量装置は種々の設計のピペット・チップを設計上の複雑さを減らして、自動的に高信頼性で採取し取り外すことができる。
本目的は、請求項11の特徴を有する計量装置により達成される。計量装置の有利な実施形態は、従属請求項において特定されている。
請求項11によると、計量装置が上述のタイプの、液体を計量する計量ヘッド、特に請求項1から10のうちの一項に記載の計量ヘッドを備える。
比較的小型で軽量の本発明による計量ヘッドと、ピペット・チップを堅固に締着し計量ヘッドから取り外すのに加えられる力の低減とによって、計量装置の設計をあまり複雑にしなくてもよくなる。Oリングを拡張するときに生じた力が計量ヘッド内に残るように計量ヘッドを設計すると、計量装置をきわめて低荷重で設計することが可能である。
好ましい一実施形態によると、計量装置が、計量ステーション、計量機械、または実験機械である。好ましい実施形態によると、計量ステーション、計量機械、または実験機械が、96ピペット・チップ用の96アタッチメントを備えた計量ヘッド、または384ピペット・チップ用の384アタッチメントを備えた計量ヘッドを備える。
別の実施形態によると、計量装置は、手動または電動モータで駆動し、計量時にユーザの手で把持可能な、扱いやすいマルチチャネル・ピペットである。マルチチャネル・ピペットは、好ましくは8ピペット・チップ用の8アタッチメントを有し、あるいはピペット・チップの数に対応する、8アタッチメントの整数倍の数を有する。
好ましい実施形態によると、計量ステーション、計量機械、または実験機械が、以下の装置のうち少なくとも1つを備える:
・その中に複数のピペット・チップが保持されている少なくとも1つのホルダ、
・液体試料を供給するための少なくとも1つの試料容器、
・試薬を供給するための少なくとも1つの試薬容器、
・使用済みのピペット・チップを採取するための少なくとも1つのゴミ用容器。
好ましい実施形態によると、計量ステーション、計量機械、または実験機械が、計量ヘッドを空間内で三軸に沿って移動させるように設計されている三軸移送ユニットに保持される。
さらに、本発明の目的は、計量ヘッドを用いて液体を計量する方法を作成することであり、多数のピペット・チップ、特に、96ピペット・チップ、または384ピペット・チップ、特に異なる設計のピペット・チップを、設計上の複雑さを減らして、同時に、高信頼性で自動的に採取し、取り外す。

本目的は、請求項15の特徴を有する液体を計量する方法により達成される。本発明の有利な実施形態は、従属請求項に明記されている。
液体を計量する本発明による方法では、上述のタイプの計量ヘッドを用いて、特に請求項1から18のうちの一項に記載の計量ヘッドを用いて、液体が計量される。本発明による方法は、本発明による計量ヘッドを使用する。本方法は、上述の記載による計量ヘッドに基づく利点を利用する。
本方法の好ましい実施形態によると、
・ピペット・チップ群が、ピペット・チップ用のホルダに設けられており、
・スリーブが解除位置まで移動し、
・アタッチメントを備えた計量ヘッドが、用意されたピペット・チップの装着用開口部に導入されるので、Oリングが用意されたピペット・チップに入り込み、
・スリーブが締着位置に入り、それによってピペット・チップがアタッチメントに堅固に締着され、
・計量ヘッドが上昇し、それに堅固に締着されているピペット・チップがホルダから除去され、
・計量ヘッドのアタッチメントに堅固に締着されているピペット・チップを用いて、計量が実施され、
・締着位置から解除位置までスリーブを移動させることによって、ピペット・チップがアタッチメントから解除される。
好ましい実施形態によると、計量ステーション、計量機械、または実験機械が、計量ヘッドを備え、計量機械または実験機械の三軸移送ユニットによって、計量ヘッドが移動する。
別の実施形態によると、計量ヘッドが計量機械または実験機械の電気制御装置に連結されており、計量ヘッドの第1または第2の変位装置が電子制御装置によって制御される。
別の実施形態によると、アタッチメントをピペット・チップに入れ込む前に停止プレートが停止位置に入り、ピペット・チップの上端部が停止プレートに対接するまでアタッチメントがピペット・チップに入り込み、ついで、スリーブを解除位置から締着位置に移動させることによって、ピペット・チップがアタッチメントに堅固に締着され、計量が行われたあと、締着位置から解除位置までスリーブを移動させ、停止プレートを停止位置から排出位置まで移動させることによって、ピペット・チップがアタッチメントから取り外される。
別の実施形態によると、計量ヘッドのピペット・チップを使用して、液体が容器から吸引され、容器に分注される。
別の実施形態によると、ピペット・チップをアタッチメントから排出する前に、計量ヘッドがゴミ用容器の上まで移動し、ピペット・チップがゴミ用容器に排出される。
本発明を、例示的実施形態の添付図面に基づいて、以下に説明する。
計量ヘッドの、正面および側面から斜めにみた斜視図である。 ピペット・チップを備えた計量ヘッドの、正面および別の側面から斜めにみた斜視図である。 ピペット・チップを備えた計量ヘッドの、背面および側面から斜めにみた斜視図である。 ピペット・チップを堅固に締着する前の、ピペット・チップに導入された計量ヘッドのアタッチメントの縦断面図である。 ピペット・チップに堅固に締着されているアタッチメントの縦断面図である。 堅固に取付けられているピペット・チップを備えた計量ヘッドの部分破断正面図である。 ピペット・チップを排出中の計量ヘッドの部分破断正面図である。 固締ピンおよびピストン・プレートを備えた計量ツールの上部の垂直断面図である。 計量機械にある計量ヘッドの、上面および側面から斜めにみた斜視図である。
本願では、用語「上部」および「下部」は、垂直方向にあるアタッチメントを備えた計量ヘッドの向きを示し、アタッチメントは下部に配置され、計量ヘッドの他の部品は上に配置されている。
図1から図3によると、計量ヘッド1が複部構成の保持具2を有する。この保持具2は、矩形の保持プレート3と、その下に、上部が開口している箱型の保持ハウジング4を有する。保持ハウジング4は、底壁5と、底壁5の縁部から上方に突出する側壁6、7、8、9とを有する。保持プレート3は、底壁5に対して平行に向いている。保持プレート3は、保持ハウジング4の上縁部からある距離でスタッド10によって固定されている。スタッド10の端部は、保持プレート3の四隅と保持ハウジング4の上縁部で、第1および第2のねじ孔11、12にねじ留めされる。簡潔にするために、1つのスタッド10のみを示している。
合計で96個の第3のねじ孔13が、8行12列の配列パターンで底壁5に形成されている。計量ヘッドは、96個の平行なピストン/シリンダユニット14を備える。このパターンは、生体分子スクリーニング協会(Society for Biomolecular Screening:SBS)基準による、マイクロタイタープレートの凹部のパターンに相当する。各ピストン/シリンダユニット14は、1つのシリンダ15と1つのピストン16とを有する。各シリンダ15は、第3のねじ孔13のうちの1つにねじ留めされている雄ねじ17を有する。各シリンダ15は、下部にチューブ18を有し、このチューブは底壁5から下方に突出している。
周縁を密封し軸方向に可動なピストン16が、各シリンダ15に挿入される。各ピストン16は、上部でシリンダ15から突出する複数のピストン・ロッド19に接続されている。各ピストン・ロッド19は、ピストン・ヘッド20を上端部に、その下に、周縁環状溝21を有する。
保持プレート3に平行な矩形のピストン・プレート22が保持プレート3の下に配置されている。底面では、ピストン・プレート22は8つのチャネル23を有し、このチャネル23は下部で開口し、底壁5の第3のねじ孔13からなる行に平行に走る。
各チャネル23は、2つのストリップ状のチャネル壁24と、チャネル壁24の下端部から内側に突出する2つのチャネル・ショルダ25によって縁取られている。ピストン・プレート22の2つの縦縁部にあるチャネル壁24はそれぞれ、隣接するチャネル23を片側のみで縁取る。他のチャネル壁24はそれぞれ、隣接するチャネル22を片側で縁取る。チャネル・ショルダ25の間に、各チャネルは溝付き開口部26を有する。
ピストン・プレート22の短縁部に、チャネル23が正面開口部27を備える。ピストン・ロッド19のピストン・ヘッド20が正面開口部27を通ってチャネル23に挿入されるので、チャネル・ショルダ25が環状溝21をぴったりと係合する。したがって、ピストン・プレート22をシリンダ15内で垂直方向に移動させることによって、ピストン16が移動可能である。
保持プレート3の上面から、差し込みロックの固締ピン28が上方に突出している。固締ピン28の中央に、軸方向移動が可能なねじナット29が配置され、その下端部は、ピストン・プレート22をシリンダ15の軸方向に移動させるために、ピストン・プレート22に堅固に接続されている。固締ピン28の詳細を以下に記す。
下端部では、各チューブ18が径方向に突出する周縁支持用凸部30を有する。これは、チューブに固定されている支持リングとして設計されている。
図4によると、エラストマ材料からなる第1のOリング31が、支持用凸部30の隣にあるチューブ18に案内される。周縁面取り部の形をした第1のテーパ部33と下端部に備えた第1スリーブ32が、チューブ18で第1のOリング31の上に案内される。第1のスリーブ32は、第1のテーパ部33によって、第1のOリング31により深く挿入可能である。上部の第1の端部34では、第1のスリーブ32が周縁カラー35を有し、周縁カラー35は上面で平坦な第1の面36をさらに有する。エラストマ材料からなり、チューブ18に案内される第2のOリング37が、第1のスリーブの上面と接合する。
この上で、第2のスリーブ38がチューブ18に案内される。第2のスリーブ38は、面取り部の形をした第2のテーパ部39を下部に有する。第2のスリーブ38は、第2のテーパ部39と共に第2のOリング37により深く挿入可能である。
第2のスリーブ38は、平坦な第2の面40を上部に有する。チューブ18に案内されるスペーシング・リング41が、第2の面40と接合する。
第1および第2のスリーブ32、38は、金属またはプラスチックなどの剛性材料からなる。第1および第2のOリング31、37は、ゴム、シリコーン、または熱可塑性エラストマなどのエラストマ材料からなる。スペーシング・リング41は、エラストマまたはほぼ剛性の材料からなる。
チューブ18は、支持用凸部30と、第1および第2のOリング31、37と、第1および第2のスリーブ32、38とともに、ピペット・チップ43を堅固に締着するためのアタッチメント42を形成する。
圧力プレート44が、底壁5の下および第2のスリーブ38の上に配置されている。圧力プレート44は、アタッチメント42のチューブ18が案内される第2の孔45を有する。第2の孔45は、圧力プレート44がスペーシング・リング41の上面にある第2の孔45の縁部と対接するように寸法決めされている。
図3および図4によると、ピペット・チップ43は、下端部に先端開口部47を有し、上端部に装着用開口部48を有するチューブ46である。ピペット・チップ43は、装着用開口部48に隣接する内部にシール・シート49を有する。ピペット・チップ43の内径および外径は、概して、先端開口部47から装着用開口部48まで広がっている。本実施例では、ピペット・チップ43が、複数の円錐円筒領域、ならびに、上端部の近傍に円筒形拡張部50を有する。
図4によると、計量ヘッド1のアタッチメント42が、装着用開口部48を通ってピペット・チップ43に導入される。Oリング31、37が、シール・シート49の高さに配置されている。図5によると、圧力プレート44を下方に移動させることによって第1および第2のスリーブ32、38が押込まれるので、第1および第2のOリング31、37が共に軸方向に押圧され、周縁方向に拡張する。このことによって、装着済みのピペット・チップ43をアタッチメントに堅固に密封式に締着する。圧力プレート44を上昇させることによって、ピペット・チップ43のアタッチメント42への締着を解除することができる。
図1から図3によると、圧力プレート44を垂直方向に移動させる第3の変位装置51がある。この変位装置51は、4つの案内軸52を有し、圧力プレート44に堅固に接続されている。各案内軸52は、圧力プレート44の下部にねじ留めされる。各案内軸52が、保持ハウジング4内に保持されている循環ボール式歯車53に低摩擦で案内される。
4つの案内軸52が、底壁5の第1の貫通孔54および保持プレート3の第2の貫通孔55を通って案内され、保持プレート3の上に上方に突出する。そこに、各案内軸52がゲート要素56に接続され、ゲート要素56は下部にゲートベース部57を有し、その中に案内軸52がねじ留めされる。ゲートベース部57の上面に、各ゲート要素56がスロットの形をしたゲート58を有する。
4つのゲート58が、保持プレート3の縦縁部で固締ピン28に対して左右対称に配置されている。
保持プレート3の上面には、第1のシャフト61が、それぞれ第1の玉軸受60が中に保持されている2つの第1のベアリング・ブロック59に装着されている。第1のシャフト61はそれぞれ、端部に、偏心部63が配置されている偏心円板62を有する。第2の玉軸受64が、各偏心部63に装着され、ゲート58内で係合する。
各偏心円板62が、第1のウォームホイール65を周縁に有する。2つの第1のウォームホイール65が平面に配置されている。
2つのウォームホイール65の上にあるこの平面にあるのは、第2のシャフト66であり、これにウォームホイール65と噛合する2つの第1のねじ67が形成されている。第2のシャフト66が第2の軸受ブロック68に装着される。第2の軸受ブロック68は、ウォームホイール65に加えて第1のシャフト61を支持する第1の軸受ブロック59の上縁部に固定されている。
第2のウォームホイール69が第2のシャフト66の端部に載置されている。第2のウォームホイール69が第2のねじ70と噛合する。第2のねじ70は、第1のシャフト61と平行に位置合わせされている電動モータ72のモータ軸71に固定されている。
電動モータ72のモータ軸71の回転運動は、第2のシャフト66によって、第1のシャフト61に伝達される。これによって、偏心ギヤ73を介して偏心部63とゲート58と案内軸52とともに、圧力プレート44が移動する。電動モータ72を様々な方向に駆動させることによって、圧力プレート44がそれに応じて上昇または下降することが可能となる。このことによって、アタッチメント42のピペット・チップ43を固定したり解除したりできる。
したがって、第3の変位装置51が、案内軸52から電動モータ72までのすべての構成部品を有し、圧力プレート44を移動させる。第3の変位装置51および圧力プレート44がともに、スリーブ32、38を移動させるための第1の変位装置74を形成する。
矩形の停止プレート75が圧力プレート44の下に配置されている。この停止プレート75は、アタッチメント42が係合する第1の孔76を有する。第1の孔76は、支持用凸部30と、第1および第1のOリング31、37と、第1および第2のスリーブ32、38とを含むアタッチメント42が第1の孔76を通って挿入可能なように寸法決めされている。
停止プレート75は、垂直方向に移動可能である。さらに上方に位置する停止位置では、停止プレート75がピペット・チップ43を装着する停止部としての役目をする。さらに下方に位置する排出位置では、停止プレート75がピペット・チップ43すべてを押してアタッチメント42から離す。
図6および図7によると、停止プレート75を垂直方向に移動させる第2の変位装置77がある。第2の変位装置77は、伝動軸78を備え、2つの伝動軸78が圧力プレート44の各縦面から上方に突出している。伝動軸78はその下端部によって、圧力プレート44のねじ孔79にねじ留めされる。
伝動軸78の上端部は揺れ腕80の端部に緩く対接しており、この揺れ腕80は保持ハウジング4の内側に枢動可能に装着されている。揺れ腕80の他端は、排出軸81の上端部に緩く対接しており、この排出軸81は第3の貫通孔82を通って圧力プレート44に案内され、その下端部は停止プレート75の第4のねじ孔83にねじ留めされる。
図3によると、停止プレート75は、4つのばね要素84を介して、保持ハウジング4の底壁5を接合する。ばね要素84は、その下端部で停止プレート75の第5のねじ孔86にねじ留めされる案内ロッド85を有する。プレート87が案内ロッド85の上端部に固定されている。予め張力を加えられた、停止プレート75を押し上げるコイルばね88が、プレート87と底壁5の上面との間の案内ロッド85に案内される。停止プレート75の上方移動は、圧力プレート44を接合する停止プレート75によって、圧力プレート44の貫通孔82を通って案内される排出軸81、揺れ腕80、および圧力プレート44から上方に突出する伝動軸78を用いて制限される。
ピペット・チップ43が装着しようとする場合には、圧力プレート44は解除位置にあり、停止プレート75は図4から図6による停止位置にある。ピペット・チップ43は、停止プレート75に対接するまで、アタッチメント42で押込まれてもよい。
偏心ギヤ73および案内軸52を用いて、圧力プレート44が締着位置まで下方に移動し、それによって、ピペット・チップ43をアタッチメント42に堅固に締着する。そうすることで、好ましくは、停止プレート75が、底壁5から下方に突出する停止要素を備えた停止装置によって、停止位置から上方に逃げることがなくなる。この状況を図2、図3、図5、および図6に示す。
ピペット・チップを排出するために、圧力プレート44がその解除位置まで上方に移動する。そうすることで、アタッチメント42のピペット・チップ43の締着が解除される。同時に、伝動軸78が揺れ腕80の先を付き、揺れ腕80が排出軸81を移動させ、従って、停止プレート75を排出位置まで下方に移動させる。このことで、アタッチメント42のピペット・チップ43が擦り落ちる。この状況を図7に示す。
再びピペット・チップ43を採取するために、圧力プレート44が解除位置に到達するまで案内軸52が上昇し、停止プレート75は図1による停止位置に到着する。
図1から図3および図8によると、固締ピン28が上部に円筒形の上部ピン部91を有する。外周縁に、上部ピン部91が2つの部分的に周縁の接続要素92を支持する。この接続要素92は互いに180度偏位しており、バイオネット接続93を形成するために外側に径方向に突出する。接続要素92は、底面にわずかなねじピッチを有し、バイオネット接続部のピン・ホルダに嵌合接続要素で締め付けられる。
上部ピン部91の近傍に、固締ピン28が円筒形の中央ピン部94を備え、上部ピン部91よりも外径が大きい。
その下に、固締ピン28が、円錐状に下方に拡張する下部ピン部95を有する。下部ピン部95はその底部で保持プレート3の上面に固定される。
中央孔96が固締ピン28の長手方向に延びる。中央孔96は、2つの直径方向に対向する縦溝97を有する。
スリーブ状のねじナット29が中央孔96に挿入され、上端部で2つの径方向に突出する羽根98によって縦溝97に案内される。
さらに、スピンドル99がねじナット29にねじ留めされる。このねじの上に、スピンドル99は突出する軸受ピン100を有し、この軸受ピン100によって、第3の玉軸受101に装着される。第3の玉軸受101が軸受保持具103の軸受ブシュ102に保持される。軸受保持具103は、2つのタブ104有し、このタブ104は両面から直径方向に突出し、上部ピン部91の上縁部にあり、そこにねじを用いて固定されている。
第3の玉軸受101を超えて突出する軸受ピン100の一部に、ドライバ106が、径方向のねじピン105を用いて非回転式に固定され、ドライバ106は、その上面で径方向および軸方向に延びる、爪状の駆動部を導入するためのスロット107を有する。
スピンドル99は第3の玉軸受101の面を接合する。ドライバ106は軸受キャリア103の上面と接合する。これによって、スピンドル99は軸方向に移動不可能なように固締ピン28に保持される。
ねじナット29の1つの羽根では、溝109によって軸受保持具103に案内されるシリンダピン108が固定されている。軸受保持具103はねじナット29の中軸に対して平行に向いており固締ピン28から上方に突出する。
ドライバ106を回転させることによって、固締ピン28に軸方向に固定されているスピンドル99が、固締ピン28に軸方向に非回転式に案内されているねじナット29を移動させる。このことで、ピストン・プレート22およびピストン16がシリンダ15内で移動する。ドライバ106を様々な方向に回転させることによって、ピストン16をシリンダ15内で様々な方向に移動可能である。シリンダピン108の位置を走査することによって、ピストン16のシリンダ15におけるそれぞれの位置を測定することができる。
固締ピン28と、ねじナット29および内蔵されているスピンドル99を備えた駆動装置は、欧州特許第1 407 861B1号による図1から図4ならびに図6の例示的実施形態に相当する。関連する記載は、参照によって本願に含まれる。
計量機械または実験機械は、固締ピンに連結されている、差し込みロックの相補型ピン・ホルダを備える。好ましくは、相補型接続部が、上述の特許の図7から図10によるツールホルダに相当する。関連する記載は、参照によって本願に含まれる。
図9によると、計量ヘッド1が計量機械111の三軸移送ユニット110に連結されている。このために、固締ピン28が、三軸移送ユニット110の対応するピン・ホルダ112に保持される。計量機械111の電動モータ72および電子制御装置116用の計量機械の電源115の第1のプラグイン接続部113と第2のプラグイン接続部114を計量ヘッド1と結合するさらなる装置もまた、三軸移送ユニット110内にある。第2のプラグイン接続部114を用いて、たとえばモータ軸71の回転位置を検出するロータリエンコーダからの信号が、制御装置110に伝達され、モータ制御信号が制御装置116から計量ヘッド1のモータ制御部に伝達される。
計量機械111の力を借りて、ピペット・チップ43を自動的に採取し、排出することができ、液体を計量することができる。図9では、ピペット・チップ43を採取した後、計量ヘッド1が締着されたピペット・チップ43を備えたホルダ117から上昇している。先端開口部が貯蔵容器118に浸潤するように、計量ヘッド1が移動してリザーバ118から液体を吸引することができる。液体を吸引したあと、ピペット・チップ43を備えた計量ヘッド1は、液体をウェルに分注するために、マイクロタイタープレート120のウェル119まで移動可能である。液体はさらにマイクロタイタープレート120で処理されてもよく、たとえば、別の液体と混合され、または、物理的、化学的、生化学的に処理されたり分析されたりしてもよい。最後に、計量ヘッド1をゴミ用容器121の上まで移動可能であり、ピペット・チップ43をゴミ用容器121に排出可能である。
1 計量ヘッド
2 保持具
3 保持プレート
4 保持ハウジング
5 床壁
6 側壁
7 側壁
8 側壁
9 側壁
10 スタッド
11 (第1の)ねじ孔
12 (第2の)ねじ孔
13 (第3の)ねじ孔
14 ピストン/シリンダユニット
15 シリンダ
16 ピストン
17 雄ねじ
18 チューブ
19 ピストン・ロッド
20 ピストン・ヘッド
21 環状溝
22 ピストン・プレート
23 チャネル
24 チャネル壁
25 チャネル・ショルダ
26 溝付き開口部
27 正面開口部
28 固締ピン
29 ねじナット
30 支持用凸部
31 (第1の)Oリング
32 (第1の)スリーブ
33 (第1の)テーパ部
34 (第1の)端部
35 カラー
36 (第1の)面
37 (第2の)Oリング
38 (第2の)スリーブ
39 (第2の)テーパ部
40 (第2の)面
41 スペーシング・リング
42 アタッチメント
43 ピペット・チップ
44 圧力プレート
45 (第2の)孔
46 チューブ
47 上部シリンジ開口部
48 装着用開口部
49 シール・シート
50 拡張部
51 (第3の)変位装置
52 案内シャフト
53 循環ボール式歯車
54 (第1の)貫通孔
55 (第2の)貫通孔
56 ゲート要素
57 ゲートベース部
58 ゲート
59 (第1の)軸受ブロック
60 (第1の)玉軸受
61 (第1の)軸
62 偏心円板
63 偏心部
64 (第2の玉軸受)
65 (第1の)ウォームホイール
66 (第2の)軸
67 (第1の)ねじ
68 (第2の)軸受ブロック
69 (第2の)ウォームホイール
70 (第2の)ねじ
71 モータ軸
72 電動モータ
73 偏心ギヤ
74 (第1の)変位装置
75 停止プレート
76 (第1の)孔
77 (第2の)変位装置
78 伝動軸
79 ねじ孔
80 揺れ腕
81 排出軸
82 (第3の)貫通孔
83 (第4の)ねじ孔
84 ばね要素
85 案内ロッド
86 (第5の)ねじ孔
87 プレート
88 コイルばね
91 (上部)ピン部
92 接続要素
93 バイオネット接続
94 (中央)ピン部
95 (下部)ピン部
96 (中央)孔
97 縦溝
98 羽根
99 スピンドル
100 軸受ピン
101 (第3の)玉軸受
102 軸受ブシュ
103 軸受保持具
104 タブ
105 ねじピン
106 駆動装置
107 スロット
108 円柱ピン部材
109 溝
110 三軸移送ユニット
111 計量機械
112 ピン・ホルダ
113 (第1の)プラグイン接続部
114 (第2の)プラグイン接続部
115 電源
116 制御装置
117 ホルダ
118 貯蔵容器
119 ウェル
120 マイクロタイタープレート
121 ゴミ用容器

Claims (18)

  1. 計量機械または別の計量装置用の計量ヘッドであって、
    ・ピペット・チップ(43)を採取するための複数の平行なアタッチメント(42)が互いに隣接して配置されている保持具(2)を備え、
    ・複数の第1の孔(76)を有する停止プレートを備え、孔(76)を通ってアタッチメント(42)が延びており、
    各アタッチメント(42)は以下の特徴を有し:
    ・外側に突出し少なくとも部分的に周縁に延びる支持用突部(30)を下端部に有するチューブ(18)と、
    ・下端部に周縁テーパ部(33、39)を備え、上記チューブ(18)を包囲し、上記チューブ(18)上を軸方向に移動可能な少なくとも1つのスリーブ(32、38)と、
    ・チューブ(18)を包囲し、テーパ部(33、39)付近に配置されている、少なくとも1つのエラストマのOリング(31、37)と、
    ・すべてのアタッチメント(42)のスリーブ(32、38)に結合され、スリーブ(32、38)を解除位置と締着位置との間で変位させるように設計されている、第1の変位装置(74)と、
    ・停止プレート(75)に接続されている第2の変位装置(77)であって、ピペット・チップ(43)を停止位置にある停止プレート(75)に当接するまでアタッチメント(42)に押し付け、停止プレート(75)を停止位置から排出位置に移動させることによってピペット・チップをアタッチメント(42)から排出するために、支持用凸部(30)から第1の距離にある停止位置と、第1の距離より短い支持用凸部(30)から第2の距離にある排出位置との間で停止プレート(75)を移動させるように設計されている、第2の変位装置(77)と、を備え、
    ・前記スリーブ(32、38)が、支持用突部(30)から第1の距離にある解除位置と、支持用突部(30)から第1の距離よりも短い第2の距離にある締着位置との間でチューブに沿って移動可能であり、締着位置では、テーパ部(39)を備えたスリーブ(38)が隣接するOリング(37)に圧入され、アタッチメント(42)に押込まれたピペット・チップ(43)を堅固に締着するために、Oリング(31、37)が拡張し、
    ・第2の変位装置(77)は、保持具(2)に枢動可能に装着される揺れ腕(80)と、スリーブ(32、28)に連結され、互いに1つの揺れ腕(80)の一端に接触する伝動軸(78)と、停止プレート(75)に堅固に接続され、揺れ腕(80)の別の端部にそれぞれ対接している排出軸(81)とを有し、そのため、スリーブ(32、28)が解除位置まで移動すると、伝動軸(78)が揺れ腕(80)を枢動し、伝動軸が排出軸(81)を介して停止プレート(75)を停止位置から排出位置まで押圧する、計量ヘッド。
  2. ・各アタッチメント(42)は以下の特徴を有し:
    ・下端部に第1の周縁テーパ部(33)を備え、チューブ(18)を包囲し、チューブ(18)上を軸方向に移動可能な、第1のスリーブ(32)と、
    ・チューブ(18)を包囲し、第1のテーパ部(33)付近に配置されているエラストマの第1のOリング(31)と、
    ・下端部に第2の周縁テーパ部(39)を備え、第1のスリーブ(32)の上においてチューブ(18)を包囲し、チューブ(18)上を軸方向に移動可能な第2のスリーブ(38)と、
    ・チューブ(18)を包囲し、第2のテーパ部(39)付近に配置され、下端部で第1のスリーブ(32)と接合しているエラストマの第2のOリング(37)、
    ・締着位置では、第2のテーパ部(39)を有する第2のスリーブ(38)が隣接する第2のOリング(37)に圧入され、第1のテーパ部(33)を有する第1のスリーブ(32)が隣接する第1のOリング(31)に圧入され、アタッチメント(42)に押込まれたピペット・チップ(43)を堅固に締着させるために、第1および第2のOリング(31、37)が拡張し、
    ・すべてのアタッチメント(42)の第1および第2のスリーブ(32、38)に結合され、第1および第2のスリーブ(32、38)を解除位置と締着位置との間で変位させるように設計されている、第1の変位装置(74)と、
    を備える、請求項1に記載の計量ヘッド。
  3. 複数のスリーブ(32、38)の上に配置され、チューブ(18)が貫通して延在する複数の第2の孔(45)を有する圧力プレート(44)であって、圧力プレート(44)は、支持用突部(30)から第1の距離にある解除位置と、支持用突部(30)から第1の距離よりも短い第2の距離にある締着位置との間でチューブ(18)に沿って移動可能であり、圧力プレート(44)は、スリーブ(32、38)が隣接するOリング(31、37)に圧入されるように、締着位置において、すべてのアタッチメント(42)の隣接するスリーブ(38)の上縁部を押圧し、アタッチメント(42)に押込まれたピペット・チップ(43)を堅固に締着するために、Oリング(31、37)が拡張する、圧力プレート(44)と、
    ・第3の変位装置(51)であって、圧力プレート(44)に接続され、圧力プレート(44)を解除位置と締着位置との間で移動させるように設計されている、第3の変位装置(51)と、
    を備える、請求項1または2に記載の計量ヘッド。
  4. 伝動軸(78)が圧力プレート(44)に堅固に接続されそこから上方に突出している、請求項3に記載の計量ヘッド。
  5. 第1の変位装置(74)、および/または第2の変位装置(77)が、保持具(2)を接合する、請求項1から4のうちの一項に記載の計量ヘッド。
  6. 第3の変位装置(51)が少なくとも1つの案内軸(52)を有し、この案内軸(52)は下部が圧力プレート(44)に接続され、上部が偏心ギヤ(73)によって電動モータ(72)に連結されている、請求項3から5のうちの一項に記載の計量ヘッド。
  7. 各案内軸(52)が保持具(2)内に保持されているボール循環式軸受(53)に装着される、請求項6に記載の計量ヘッド。
  8. 各案内軸(52)が、上端部で案内軸に対して垂直に延びるゲート(58)と、第1の軸(61)で案内軸(52)およびゲート(58)に対して垂直に偏向し、ゲート(58)に係合する偏心部(63)とを有し、第1の軸(61)が電動モータ(72)に連結されている、請求項5から7のうちの一項に記載の計量ヘッド。
  9. 各偏心部(63)がゲート(58)に案内される玉軸受(64)を支持する、請求項8に記載の計量ヘッド。
  10. 単一の電動モータ(72)が伝動装置によって第1の軸(61)すべてに連結されている、請求項5から9のうちの一項に記載の計量ヘッド。
  11. 停止プレート(75)が圧力プレート(44)の下に配置されている、請求項3から10のうちの一項に記載の計量ヘッド。
  12. 請求項1から11の一項による計量ヘッド(1)を備える計量装置。
  13. 計量ステーション、計量機械(111)、実験機械、またはマルチチャネル・ピペットである、請求項12に記載の計量装置。
  14. 以下の特徴のうちの少なくとも1つの備える、請求項13に記載の計量装置:
    ・その中に複数のピペット・チップ(43)が保持されている少なくとも1つのホルダ(117)、
    ・液体試料を供給するための少なくとも1つの試料容器(120)、
    ・試薬を供給するための少なくとも1つの試薬容器(118)、
    ・使用済みのピペット・チップ(43)を採取するための少なくとも1つのゴミ用容器(121)。
  15. 計量ヘッド(1)を三軸に沿って移動させるように設計されている三軸移送ユニット(110)に、計量ヘッド(1)が保持される、請求項13または14に記載の計量装置。
  16. 請求項1から10のうちの一項に記載の計量ヘッドを用いて液体が計量される、液体を計量する方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、以下を含む、方法:
    ・ピペット・チップ群が、ピペット・チップ用のホルダに設けられており、
    ・計量ヘッドのスリーブが解除位置まで移動し、
    ・Oリングが用意されたピペット・チップに入り込むまで、アタッチメントを備えた計量ヘッドが、用意されたピペット・チップの上端部に導入され、
    ・スリーブが締着位置に入り、それによってピペット・チップがアタッチメントに堅固に締着され、
    ・計量ヘッドが上昇し、それに堅固に締着されているピペット・チップがホルダから除去され、
    ・計量ヘッドのアタッチメントに堅固に締着されているピペット・チップを用いて、計量が実施され、
    ・締着位置から解除位置までスリーブを移動させることによって、ピペット・チップがアタッチメントから解除される。
  18. アタッチメントをピペット・チップに入れ込む前に停止プレートが停止位置に入り、ピペット・チップの上端部が停止プレートに対接するまでアタッチメントがピペット・チップに入り込み、ついで、スリーブを解除位置から締着位置に移動させることによって、ピペット・チップがアタッチメントに堅固に締着され、計量が行われたあと、締着位置から解除位置までスリーブを移動させ、停止プレートを停止位置から排出位置まで移動させることによって、ピペット・チップがアタッチメントから取り外される、請求項16または17に記載の方法。
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