JP6856702B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車載用のアンテナ装置に関する。
従来、車両等に搭載するアンテナ装置として、車両のルーフ上に装着するアンテナ装置が知られている。このようなアンテナ装置は、回路等を配置するベース部材と該ベース部材を覆うケース部材とで構成される閉空間に、通信用の回路基板がコンパクトに収納された構造を有している。また、最近の車載用アンテナ装置は、テレビ信号やラジオ信号に加えて、GNSS(Global Navigation Satellite System)信号、ETC(Electronic Toll Collection System)信号といった様々な周波数帯の信号を受信することが必要となっている。そのため、通信用の回路基板には、様々な周波数帯の信号に対応するアンプ回路、フィルタ回路等が設けられている。
このように、ベース部材とケース部材とで構成される閉空間には、回路基板等の精密機器が配置されるため、内部の空間内に水分及び塵が侵入しないように、良好な防水性及び防塵性が求められる。防水性及び防塵性を確保する技術としては、例えば、特許文献1に記載されるように、ベース部材の下面部と外周部を弾性材からなるパッド部材で覆う技術が知られている。
特開2005−102031号公報
特許文献1に記載された自動車用アンテナは、ベース部材とカバー部材とをねじで固定する方式を採用している。具体的には、カバー部材には、ねじが挿入されるボス部が設けられており、ベース部材に設けられた孔を介してねじをボス部に挿入する。これにより、ベース部材とカバー部材とが固定される。その際、ベース部材とねじの頭部との間にはパッド部材が挟まれている。このように、特許文献1に記載されたアンテナ装置は、ベース部材とねじの頭部との間にパッド部材を介在させることによる、ベース部材の下方からの水分等の侵入を防いでいる。
しかし、自動車用アンテナは、車両の振動を直接受けるため、振動の激しい環境下に置かれることが多い。特許文献1に記載された自動車用アンテナは、車両の振動によってねじが少しでも緩むと、ねじの頭部とパッド部材との間の僅かな隙間から水分等が入り込み、その水分等がねじを伝って内部に侵入してしまう虞がある。このように、特許文献1に記載された自動車用アンテナは、ねじを伝って内部に侵入する水分等に対しては、対処することができなかった。
本発明の課題の一つは、アンテナ装置の良好な防水性及び防塵性を確保することにある。特に、ねじ等の固定具を伝って内部に侵入する水分等を遮断することを課題とする。
本発明の一実施形態におけるアンテナ装置は、ベース部材と、前記ベース部材に固定具を用いて固定されたケース部材と、前記ベース部材の周縁を覆うパッド部材と、を備え、前記ケース部材は、前記固定具が挿入されるボス部を有し、前記ボス部と前記ベース部材を前記固定具で固定することによって、前記パッド部材の一部が圧縮されている。
上記アンテナ装置は、平面視で前記ボス部と重なる領域において、前記パッド部材の上面と前記ベース部材の上面との間に段差があってもよい。
上記アンテナ装置は、前記パッド部材のうち前記ボス部と前記ベース部材との間に位置する第1部分の厚さが前記第1部分に隣接する第2部分の厚さに比べて薄くなっていてもよい。
上記アンテナ装置は、前記パッド部材のうち前記ボス部と前記ベース部材との間に位置する第1部分及び前記第1部分に隣接する第2部分の少なくともいずれかの上面に溝を有していてもよい。
上記アンテナ装置は、平面視において、前記溝は、前記パッド部材の開口部を囲むように設けられていてもよい。
上記アンテナ装置は、断面視において、前記溝が、前記ボス部に近い側の第1側壁と該第1側壁に向かい合う第2側壁とを有し、前記第1側壁と前記第2側壁とが接していないことが望ましい。
本発明の一実施形態におけるアンテナ装置は、ベース部材と、前記ベース部材に固定具を用いて固定されたケース部材と、前記ベース部材の周縁を覆うパッド部材と、を備え、前記ケース部材は、前記固定具によって固定されるボス部を有し、前記パッド部材のうち前記ボス部と前記ベース部材との間に位置する第1部分及び前記第1部分に隣接する第2部分の少なくともいずれかの上面に溝を有する。
上記アンテナ装置は、平面視において、前記溝は、前記パッド部材の開口部を囲むように設けられていてもよい。
上記アンテナ装置は、断面視において、前記溝が、前記ボス部に近い側の第1側壁と該第1側壁に向かい合う第2側壁とを有し、前記第1側壁と前記第2側壁とが接していないことが望ましい。
上記アンテナ装置は、前記固定具が、ねじであってもよい。
本発明の一実施形態によれば、アンテナ装置の良好な防水性及び防塵性を確保することができる。
第1実施形態のアンテナ装置における外観を示す斜視図である。 第1実施形態のアンテナ装置におけるアンテナ装着部の内部構造を示す分解斜視図である。 第1実施形態のアンテナ装置におけるアンテナ装着部の内部構造を示す斜視図である。 第1実施形態のアンテナ装置において、ベース部材にケース部材を装着する前のボス部の近傍を示す拡大断面図である。 第1実施形態のアンテナ装置において、ベース部材にケース部材を装着した後のボス部の近傍を示す拡大断面図である。 第1実施形態のアンテナ装置において、ボス部の近傍におけるパッド部材の構成を示す拡大断面図である。 第1実施形態のアンテナ装置のパッド部材に設けられた溝の構成を示す図である。 第2実施形態に係るアンテナ装置において、ボス部の近傍におけるパッド部材の構成を示す拡大断面図である。 第3実施形態に係るアンテナ装置において、ボス部の近傍におけるパッド部材の構成を示す拡大断面図である。 第4実施形態のアンテナ装置におけるボス部の近傍を示す拡大断面図である。 第5実施形態のアンテナ装置におけるパッド部材の開口部の近傍を示す拡大平面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。但し、本発明は、多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に示す例の記載内容に限定して解釈されるものではない。なお、以下の実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
本明細書では、説明の便宜上、「上」又は「下」という語句を用いる場合があるが、アンテナ装置を車両に装着した状態において、車両からアンテナ装置に向かう方向を「上」とし、その逆の方向を「下」とする。また、「前」、「後」、「左」又は「右」という語句を用いる場合があるが、車両の進行方向を「前」とし、その逆の方向を「後」とする。さらに、車両の進行方向に向かって左側を「左」とし、右側を「右」とする。
〈第1実施形態〉
(アンテナ装置の構成)
第1実施形態のアンテナ装置10について説明する。アンテナ装置10は、車両のルーフ上に装着される車載用のアンテナ装置である。本実施形態では、アンテナ装置10として、ロッド状のアンテナエレメントを有するタイプのアンテナ装置を例示する。しかし、この例に限らず、本発明は、シャークフィンアンテナと呼ばれるタイプのアンテナ装置に適用してもよい。なお、アンテナ装置を装着する箇所は、車両のルーフに限定されない。例えば、本実施形態で説明するアンテナ装置10は、車両ルーフ以外にも、スポイラー、トランクカバー等に装着することができる。
図1は、第1実施形態のアンテナ装置10における外観を示す斜視図である。図2は、第1実施形態のアンテナ装置10におけるアンテナ装着部200の内部構造を示す分解斜視図である。図3は、第1実施形態のアンテナ装置10におけるアンテナ装着部200の内部構造を示す斜視図である。具体的には、図3(A)は、ベース部材230に対してケース部材210を装着する前の状態を示す。図3(B)は、ベース部材230に対してケース部材210を装着した後の状態を示す。ただし、図3(A)及び図3(B)では、説明の便宜上、ケース部材210を半分に切断した状態を図示している。
図1に示すように、アンテナ装置10は、アンテナマスト100及びアンテナ装着部200を含む。なお、図1では、アンテナ装着部200の内部構造を点線で示しているが、詳細については後述する。
図1において、アンテナマスト100は、アンテナ装置10のうち、電波を送受信する部分である。アンテナマスト100は、ロッド状のカバー部材110の内部に、樹脂部材で構成される軸部120を有する。図1において、軸部120は点線で示されている。軸部120にはワイヤ状の導体(図示せず)が巻かれ、この導体により、電波の送受信を行うアンテナエレメントが構成されている。
アンテナ装着部200は、アンテナ装置10のうち、車両のルーフ(図示せず)に装着する部分である。図2に示されるように、アンテナ装着部200は、ケース部材210、回路基板220、ベース部材230、及びパッド部材240を含む。後述するように、ケース部材210は、ベース部材230に固定具を用いて固定される。なお、本実施形態では、固定具としてねじ250を例示する。しかし、この例に限らず、固定具としては、リベット又はスナップフィットを用いてもよい。
ケース部材210は、例えば、電波透過性の合成樹脂で構成される部材である。ケース部材210は、アンテナ装着部200の内部に配置される回路基板220等の電子部品を外部の水分等から保護する役割を有する。図3(A)及び図3(B)に示されるように、ケース部材210の内側の面には、リブ212及び複数のボス部214が設けられている。後述するように、リブ212は、ケース部材210をベース部材230に装着した際、パッド部材240に押し付けられて防水構造及び防塵構造を構成する。ボス部214は、ねじ250を挿入するための円筒状の部位である。また、ケース部材210の頂部には、接続部216が設けられている。接続部216は、アンテナマスト100を装着する部位であり、接続端子218を介して回路基板220に接続される。
回路基板220は、アンテナマスト100で受信した信号の処理及びアンテナマスト100から送信する信号の処理を行う。回路基板220には、例えば、フィルタ回路、アンプ回路その他の信号処理回路(図示せず)が設けられる。これらの信号処理回路は、回路基板220に設けられた接続コネクタ222と電気的に接続される。これにより、接続コネクタ222及び接続端子218を介して、信号処理回路とアンテナエレメントとが電気的に接続される。
なお、本実施形態では、アンテナ装着部200の内部に回路基板220を配置する構成を例示したが、この例に限らず、回路基板220はアンテナ装着部200の外部に配置してもよい。また、ベース部材230の上に、回路基板220に代えて、又は、回路基板220に加えて、平面アンテナ等の他のアンテナエレメントを設けることも可能である。例えば、他のアンテナエレメントとしては、GNSS信号を受信するアンテナ又はセルラー信号を受信するアンテナ等を配置することができる。
ベース部材230は、金属材料で構成される部材である。ベース部材230の上には、回路基板220がねじ等の固定具(図示せず)により固定される。これにより回路基板のグラウンドをとることができる。図示は省略するが、ベース部材230の下面には、アンテナ装置10を車両に取り付けるためのボルト部が、下方に突出して設けられている。ベース部材230には、ねじ250を挿入するための複数のねじ穴232が設けられている。
パッド部材240は、例えばゴム、エラストマー等の弾性部材で構成される部材である。後述するように、パッド部材240の外周部分は、ベース部材230の周縁を覆うことができるように空間244(図4参照)を有する構造となっている。パッド部材240のうち、ベース部材230よりも下方に位置する外縁部分は、アンテナ装置10の外側に向かって広がり、アンテナ装置10を車両に装着した際、車両のルーフに密着するようになっている。車両のルーフに密着したパッド部材240の外縁部分は、ベース部材230の下方への水分等の侵入を防ぐ保護部材として機能する。その他、パッド部材240の外縁部分は、ケース部材210の縁でルーフを傷つけてしまうことを防いだり、ベース部材230等が外部から視認されないようにしたりする役割も担う。
パッド部材240には、ねじ250を挿入するための複数の開口部242が設けられている。各開口部242の径は、ベース部材230のねじ穴232の径よりも大きい。後述するように、ベース部材230にパッド部材240を取り付けた状態において、各開口部242の内側にベース部材230のねじ穴232が収まるようになっている。
以上の構成を有する本実施形態のアンテナ装置10は、一点鎖線で示されるように、ケース部材210のボス部214(図3参照)、ベース部材230のねじ穴232、及びパッド部材240の開口部242の位置が相互に一致するように組み立てられる。したがって、ねじ250を挿入することにより、ベース部材230に対してケース部材210を固定することができる。これにより、回路基板220は、ケース部材210とベース部材230とで構成される空間内に配置される。
このとき、本実施形態のアンテナ装置10は、ベース部材230の周縁が、パッド部材240の外周部分によって覆われている。したがって、図3(B)に示されるように、ベース部材230に対してケース部材210を装着したとき、パッド部材240は、ケース部材210の一部(具体的には、リブ212及びボス部214)とベース部材230とで挟まれた状態になっている。これにより、ケース部材210とベース部材230との間に、外気から遮断された密閉空間を形成することができる。
図4は、第1実施形態のアンテナ装置10において、ベース部材230にケース部材210を装着する前のボス部214の近傍を示す拡大断面図である。図4は、図3(A)に示した状態におけるボス部214の近傍の拡大断面図に相当する。
図4に示されるように、パッド部材240は、外周部分に、ベース部材230の周縁234を収納するための空間244を有している。本実施形態では、ベース部材230の周縁234をパッド部材240の空間244に挿入することにより、ベース部材230とパッド部材240とを組み合わせる。このとき、ベース部材230のねじ穴232は、パッド部材240の開口部242の内側に収まるように配置される。このようにベース部材230とパッド部材240とを組み合わせた状態で、ベース部材230及びパッド部材240の上方からケース部材210が装着される。なお、図4には、挿入前のねじ250が示されている。ねじ250は、ベース部材230のねじ穴232に対して下方から挿入される。ねじ250は、ねじ部252及び頭部254を有する。
図5は、第1実施形態のアンテナ装置10において、ベース部材230にケース部材210を装着した後のボス部214の近傍を示す拡大断面図である。なお、図5は、図3(b)に示した状態におけるボス部214の近傍の拡大断面図に相当する。
図5に示されるように、ベース部材230にパッド部材240を装着した後、ケース部材210のボス部214及びベース部材230のねじ穴232に対し、ねじ250を挿入する。ねじ250を用いてケース部材210とベース部材230とを固定することにより、ケース部材210とベース部材230との間に強い圧力が生じる。その結果、ケース部材210とベース部材230との間に挟まれたパッド部材240が強い力で圧縮され、パッド部材240による防水及び防塵効果を得ることができる。
図5において、枠線21〜23は、パッド部材240による防水及び防塵効果を得ることができる部分を示している。具体的には、枠線21で示される部分では、ケース部材210とベース部材230との間にパッド部材240の一部を挟むことにより防水及び防塵効果を得ている。枠線22で示される部分では、ねじ250の頭部254とベース部材230との間にパッド部材240の一部を挟むことにより防水及び防塵効果を得ている。枠線23で示される部分では、パッド部材240に対してケース部材210のリブ212を押し付けることにより防水及び防塵効果を得ている。
特に、本実施形態のアンテナ装置10において、枠線21で示される部分は、ねじを伝って外部から侵入する水分及び塵を防ぐ上で有効な構造である。ここで、枠線21で示される部分の詳細な構造について、図6及び図7を用いて説明する。
図6は、第1実施形態のアンテナ装置10において、ボス部214の近傍におけるパッド部材240の構成を示す拡大断面図である。具体的には、図6(A)は、ボス部214とベース部材230とによってパッド部材240を圧縮する前の様子を示している。図6(A)は、図4に示す状態においてボス部214の近傍を拡大した図に相当する。また、図6(B)は、ねじ250を締めることによりボス部214とベース部材230とによってパッド部材240を圧縮した後の様子を示している。図6(B)は、図5に示す状態においてボス部214の近傍を拡大した図に相当する。なお、図6(B)では、説明の便宜上、ねじ250の図示を省略している。
図6(A)及び図6(B)に示されるように、本実施形態では、パッド部材240の一部(平面視において、開口部242の周囲の部分)が、ボス部214とベース部材230とで挟まれる構造となっている。本実施形態では、断面視において、パッド部材240のうち、ボス部214とベース部材230との間に位置する部分を「第1部分240a」と呼ぶ。また、断面視において、パッド部材240のうち、第1部分240aに隣接し、ボス部214に重ならない部分を「第2部分240b」と呼ぶ。
第1部分240aは、ベース部材230のねじ穴232を囲むように配置されている部分である。換言すれば、第1部分240aは、パッド部材240のうち、開口部242を囲み、ボス部214に重なる部分である。本実施形態では、第1部分240aの厚さを「T1」とする。
第2部分240bは、第1部分240aに隣接する部分であり、第1部分240aを囲むように配置されている部分である。すなわち、平面視において、第2部分240bは、第1部分240aの周囲に位置する部分、又は、ボス部214の周囲に位置する部分ともいえる。本実施形態では、第2部分240bの厚さを「T2」とする。なお、本実施形態では、第1部分240aの厚さT1が、第2部分240bの厚さT2に比べて薄くなっている。ただし、この例に限らず、第1部分240aの厚さT1と第2部分240bの厚さT2は等しくてもよい。
図6(A)において、平面視でボス部214と重なる領域において、第1部分240aの上面とベース部材230の上面との間には、高さHの段差30が設けられている。本実施形態では、第1部分240aの上面とベース部材230の上面との間に段差30を設けることにより、ねじ250でケース部材210とベース部材230とを固定する際、パッド部材240の一部(第1部分240a)が圧縮される構造になっている。すなわち、図6(B)に示されるように、ボス部214とベース部材230との間において、第1部分240aに強い圧力が加わることにより、第1部分240aが圧縮される。
なお、本実施形態の場合、第1部分240aが圧縮された後も、平面視でボス部214と重なる領域において、第1部分240aの上面とベース部材230の上面との間には、段差35が存在する場合がある。その場合、図6(B)において、段差35の高さは、H−hで表される。換言すれば、第1部分240aが圧縮された後、ボス部214とベース部材230との間には、高さ(H−h)で表される間隙があるともいえる。ただし、実際には、第1部分240aの潰れた部分が後述する溝部246に逃げるため、段差35は無視できる程度に小さい。なお、後述するように、「h」は、第1部分240aが圧縮された際の高さ方向(上下方向)の変位量である。
図7を用いて後述するように、段差30は、ベース部材230のねじ穴232を囲むように環状に配置される。したがって、仮に、ねじ250を伝って外部から水分等が侵入したとしても、図6を用いて説明した防水及び防塵効果により、ケース部材210とベース部材230とで構成される空間内への水分等の侵入を遮断することができる。このように、本実施形態によれば、アンテナ装置10の良好な防水性及び防塵性を確保することができる。
ところで、本実施形態では、第2部分240bの上面に溝246が設けられている。具体的には、図6(A)に示されるように、溝246は、第2部分240bのうち、第1部分240aとの境界付近の上面に設けられている。平面視においては、溝246は、パッド部材240のうち圧縮される第1部分240aを囲むように配置される。
図7は、第1実施形態のアンテナ装置10のパッド部材240に設けられた溝246の構成を示す図である。具体的には、図7(A)は、パッド部材240及び溝246を平面視した構成を示している。図7(B)は、図7(A)において、枠線40で示される部分の拡大図である。図7(C)は、図7(B)に示される部分のうち開口部242を含む部分を、A−Aで示す一点鎖線に沿って切断した断面図である。
図7(A)において、本実施形態のパッド部材240には、複数の開口部242が設けられている。複数の開口部242のそれぞれは、溝246によって囲まれている。すなわち、図7(B)に示されるように、溝246は、開口部242及びパッド部材240の第1部分240aを囲むように配置されている。なお、パッド部材240のうち溝246の外側に位置する部分が第2部分240bである。図7(C)に示される断面図では、ボス部214及びベース部材230を点線で示してある。ボス部214、ベース部材230及びパッド部材240の位置関係については、図6を用いて説明したとおりである。
以上の構成を有する溝246は、図6(B)に示されるように、圧縮により変形した第1部分240aの一部を逃がすための空間として機能する。すなわち、溝246は、圧縮に伴う変形により第1部分240aの一部が突出しても、その突出部分が収まるように空間を確保する役割を有する。したがって、本実施形態のアンテナ装置10において、第1部分240aの変形の影響は、溝246で吸収され、溝246の外側(第1部分240aが位置する側とは反対側)には及ばない。
ここで、溝246の役割について説明する。上述のとおり、図5において、枠線23で示される部分では、ケース部材210のリブ212が、パッド部材240の一部(具体的には、第2部分240b)の上面に押し付けられる。このように、枠線23に示される部分では、パッド部材240の一部にリブ212を押し付けることにより、パッド部材240の防水及び防塵効果を得ている。
このとき、仮に、溝246が設けられていないとすると、第1部分240aがねじの締結によるベース部材230とボス部214との圧縮により変形した際、その変形の影響(例えば、第1部分240aの圧縮により第2部分240bが圧縮方向(ねじに向かう方向)に引っ張られてしまう等の影響)がリブ212の直下の第2部分240bにも伝わる。この場合、第1部分240aの変形に伴って第2部分240bも変形してしまう場合がある。その結果、リブ212が第2部分240bの上面を均一に押圧することができなくなり、防水性及び防塵性が損なわれてしまう虞がある。
しかし、本実施形態では、パッド部材240に溝246が設けられているため、第1部分240aの変形の影響が、溝246の外側の第2部分240bまで及ばない。したがって、圧縮により変形した第1部分240aの一部が溝246に逃げるため、第1部分240aの圧縮による変形の影響を受けることなく、リブ212が第2部分240bの上面に均一に接するため、枠線23で示される部分において、防水性及び防塵性を確保することができる。
なお、圧縮により変形した第1部分240aの一部を溝246に逃がすためには、溝246の体積をできるだけ大きく確保することが望ましい。図6(A)に示されるように、断面視において、溝246は、ボス部214に近い側の第1側壁246aと、第1側壁246aに向かい合う第2側壁246bとを有する。本実施形態における溝246は、第1部分240aが圧縮により変形しても、第1側壁246aが第2側壁246bと接しないように、十分な体積を有していることが望ましい。
例えば、図6(A)及び図6(B)において、断面視における第1部分240aの幅を「W」とし、第1部分240aが高さ方向に「h」だけ圧縮されたとする。この場合、断面視において、第1部分240aが圧縮された面積S1(以下、「圧縮面積S1」という。)は、S1=W×hで求められる。ここで、図6(A)において、溝246において斜線で示される領域の面積を「溝面積S2」と定義したとき、溝面積S2は、圧縮面積S1よりも大きいことが望ましい。つまり、溝面積S2は、少なくともS2≧S1(好ましくは、S2≧2×S1)を満たすことが望ましい。この関係を満たすとき、溝246は、第1部分240aの変形により突出した部分が収まる分の体積を有するといえる。このように、溝面積S2を圧縮面積S1よりも大きく確保することにより、第1部分240aの変形の影響を溝246で適切に吸収することができる。
また、図6(A)に示されるように、本実施形態では、ベース部材230のねじ穴232の周囲に段差234が設けられている。上述の溝246は、段差234と重ならないように設けることにより、ボス部214とベース部材230との間で圧縮された第1部分240aが溝246に逃げやすい構造とすることができる。
以上説明したように、本実施形態では、ボス部214とベース部材230とによってパッド部材240の一部(第1部分240a)を圧縮することにより、ねじ250を伝って侵入する水分及び塵を防ぐ構造となっている。さらに、パッド部材240のうち、第1部分240aの周囲に溝246を設けることにより、第1部分240aの変形の影響を第1部分240aの周囲のパッド部材240に及ぼさない構造となっている。これにより、リブ212とパッド部材240とで構成される防水構造及び防塵構造の効果を損なうことなく、ねじ250を伝って侵入する水分等を防ぐ構造を実現することができる。
なお、本実施形態では、平面視でボス部214と重なる領域において、第1部分240aの上面とベース部材230の上面との間に段差30を設け、さらに第1部分240aに隣接して溝246を設けた構成を示した。しかし、本実施形態の構造は、溝246を設けなくても、ボス部214とベース部材230とによってパッド部材240の一部(第1部分240a)を圧縮する構造となっているため、ねじ250を伝って内部に侵入する水分等を遮断する効果が得られる。
〈第2実施形態〉
第1実施形態では、第1部分240aを圧縮した後もボス部214とベース部材230との間に間隙が残る例を示した(図6(B)参照)が、第1部分240aを圧縮した後にボス部214とベース部材230とが接するようにすることも可能である。なお、本実施形態では、第1実施形態のアンテナ装置10と共通する部分には、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図8は、第2実施形態に係るアンテナ装置10において、ボス部214の近傍におけるパッド部材310の構成を示す拡大断面図である。具体的には、図8(A)は、ボス部214とベース部材230とによってパッド部材310を圧縮する前の様子を示している。また、図8(B)は、ボス部214とベース部材230とによってパッド部材310を圧縮した後の様子を示している。
図8(A)に示されるように、第2実施形態では、パッド部材310の開口部312と、ベース部材230において開口部312と向かい合う面232aとの間に、幅Xの間隙50が設けられている。そのため、図8(B)に示されるように、パッド部材310の一部(第1部分310a)が圧縮されたとき、ボス部214とベース部材230とが接するまでパッド部材310を圧縮することができる。すなわち、ベース部材230におけるボス部214に向かい合う面と第1部分310aの上面とが略同一面に位置する構成となる。なお、この場合、第1部分310aのうち圧縮により変形した部分は、溝314及び間隙50に収まるため、第2部分310bに影響を及ぼすことはない。間隙50の幅Xは、第1部分310aの変形の度合いを考慮して適宜決定すればよい。
本実施形態によれば、ボス部214とベース部材230とが接するまでパッド部材310の一部を圧縮することができるため、ねじ250を締める作業の終点検出が容易である。また、ねじ250を過剰に締め付けてパッド部材310を損傷させたり、逆にねじ250による締め付けが緩くなったりすることを防ぐことができる。
〈第3実施形態〉
第1実施形態では、図6(A)に示されるように、パッド部材240の第2部分240bのうち第1部分240aに近接する部分の上面(第1部分240aと第2部分240bとの境界付近の上面)に溝246を配置する例を示したが、溝246は、第1部分240a及び第2部分240bの少なくともいずれかの上面に配置されていればよい。なお、本実施形態では、第1実施形態のアンテナ装置10と共通する部分には、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。
図9は、第3実施形態に係るアンテナ装置10において、ボス部214の近傍におけるパッド部材320の構成を示す拡大断面図である。具体的には、図9(A)は、溝322が第1部分320aと第2部分320bとに跨るように設けられた例を示している。また、図9(B)は、溝332が第2部分330bに設けられた例を示している。
図9(A)に示される例において、パッド部材320は、ボス部214に重なる第1部分320aと、第1部分320aに隣接する第2部分320bとを含む。このとき、溝322は、第1部分320aと第2部分320bとの境界に配置される。すなわち、溝322は、ボス部214の外側の側壁214aの直下に位置する。
図9(B)に示される例において、パッド部材330は、ボス部214に重なる第1部分330aと、第1部分330aに隣接する第2部分330bとを含む。このとき、溝332は、第1部分320aから距離Dを空けて第2部分330bの上面に配置される。距離Dは、第1部分330aの変形の影響を吸収できるように出来る限り小さくすることが望ましい。また、アンテナ装置10の小型化を図る上でも、距離Dを小さくすることが望ましい。
〈第4実施形態〉
本実施形態では、パッド部材に設ける溝の断面形状の変形例について図10を用いて説明する。なお、図10において、パッド部材及び溝以外の構成については、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図10は、第4実施形態のアンテナ装置10におけるボス部214の近傍を示す拡大断面図である。具体的には、図10(A)〜図10(E)は、それぞれパッド部材60に配置する溝の断面形状が異なる例について模式的に示している。
図10(A)に示す例では、パッド部材60に対し、溝62aを配置している。溝62aは、底部が湾曲しており、底部に至るまで略同一の幅を有する形状となっている。なお、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、平面視における溝62aは、ボス部214の側壁に沿って環状に配置されている。この点については、以下に述べる溝62b〜62eについても同様である。
図10(B)に示す例では、パッド部材60に対し、溝62bを配置している。溝62bは、底部が湾曲しており、底部に至るまで徐々に幅が狭くなる形状となっている。
図10(C)に示す例では、パッド部材60に対し、溝62cを配置している。溝62cは、底部に向かうに従って、径が段階的に狭くなる形状となっている。なお、図10(C)では、異なる2つの径を有する例を示したが、異なる3つ以上の径を有していてもよい。
図10(D)に示す例では、パッド部材60に対し、溝62dを配置している。溝62dは、底部が湾曲しており、底部に至るまで徐々に幅が狭くなる形状となっている。図10(B)と異なる点は、ボス部214に近い側(内側)の側壁がパッド部材60の上面となす角度が、ボス部214から遠い側(外側)の側壁がパッド部材60の上面となす角度よりも小さい点である。つまり、ボス部214に近い側(内側)の側壁がパッド部材60の上面に対して斜めになっているのに対し、ボス部214から遠い側(外側)の側壁はパッド部材60の上面に対して略垂直になっている。
図10(E)に示す例では、パッド部材60に対し、溝62eを配置している。溝62eは、底部が湾曲しており、底部に至るまで徐々に幅が狭くなる形状となっている。図10(D)と異なる点は、ボス部214に近い側(内側)の側壁がパッド部材60の上面となす角度が、ボス部214から遠い側(外側)の側壁がパッド部材60の上面となす角度よりも大きい点である。つまり、ボス部214から遠い側(外側)の側壁がパッド部材60の上面に対し斜めになっているのに対し、ボス部214に近い側(内側)の側壁はパッド部材60の上面に対して略垂直になっている。
以上説明した図10(A)〜図10(E)に示される各溝62a〜62eは、いずれも第1実施形態と同様に、パッド部材60の変形の影響を吸収する機能を有する。すなわち、ボス部214とベース部材230とによってパッド部材60の一部(ボス部214に重なる部分)が圧縮された場合に、圧縮による変形の影響が、各溝62a〜62eより外側のパッド部材60に及ばないようにする効果を有する。
〈第5実施形態〉
本実施形態では、パッド部材に設ける溝の平面形状の変形例について図11を用いて説明する。なお、図11において、パッド部材及び溝以外の構成については、第1実施形態と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図11は、第5実施形態のアンテナ装置10におけるパッド部材70の開口部72の近傍を示す拡大平面図である。具体的には、図11(A)及び図11(B)は、それぞれパッド部材70に配置する溝の平面形状が異なる例を示している。
図11(A)に示す例では、パッド部材70に対し、開口部72を囲むように溝74が配置されている。溝74は、複数の溝74aが間隔を空けて開口部72の周囲に配置されることにより構成されている。
図11(B)に示す例では、パッド部材70に対し、開口部72を囲むように溝76a及び溝76bが配置されている。溝76a及び溝76bは、いずれも環状の溝である。このとき、溝76bは、溝76bの外側(開口部72から遠い側)に配置されている。すなわち、開口部72に対し、同心円上に、環状の溝76a及び溝76bが配置されている。図11(B)に示す例によれば、第1実施形態のように環状の溝を1つだけ設ける構成に比べて、パッド部材70の変形の影響をより受けにくい構造とすることができる。
なお、図11(B)に示す例では、溝76a及び溝76bを環状の溝とする例を示したが、溝76a及び溝76bの少なくともいずれかが、図11(A)に示したように、複数の溝が間隔を空けて開口部72の周囲に配置された構成となっていてもよい。
以上、本発明について図面を参照しながら説明したが、本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。また、上述した実施形態と変形例は、特に技術的な矛盾を生じない限り、それぞれ組み合わせることが可能である。
10…アンテナ装置、30、35…段差、50…間隙、60…パッド部材、62a〜62e…溝、70…パッド部材、72…開口部、74、74a、76a、76b…溝、100…アンテナマスト、110…カバー部材、120…軸部、130…リブ、200…アンテナ装着部、210…ケース部材、212…リブ、214…ボス部、214a…側壁、216…接続部、218…接続端子、220…回路基板、222…接続コネクタ、230…ベース部材、232…ねじ穴、234…周縁、240…パッド部材、240a…第1部分、240b…第2部分、242…開口部、244…空間、246…溝、246a…第1側壁、246b…第2側壁、252…ねじ部、254…頭部、310…パッド部材、310a…第1部分、310b…第2部分、312…開口部、314…溝、320…パッド部材、320a…第1部分、320b…第2部分、322…溝、330…パッド部材、330a…第1部分、330b…第2部分、332…溝

Claims (7)

  1. ベース部材と、
    前記ベース部材に固定具を用いて固定されたケース部材と、
    前記ベース部材の周縁を覆うパッド部材と、
    を備え、
    前記ケース部材は、前記固定具が挿入されるボス部を有し、
    前記ボス部と前記ベース部材を前記固定具で固定することによって、前記パッド部材の一部が前記ボス部と前記ベース部材との間で圧縮されている、アンテナ装置。
  2. 平面視で前記ボス部と重なる領域において、前記パッド部材の上面と前記ベース部材の上面との間に段差がある、請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記パッド部材のうち前記ボス部と前記ベース部材との間に位置する第1部分の厚さが前記第1部分に隣接する第2部分の厚さに比べて薄い、請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記パッド部材のうち前記ボス部と前記ベース部材との間に位置する第1部分及び前記第1部分に隣接する第2部分の少なくともいずれかの上面に溝を有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
  5. 平面視において、前記溝は、前記パッド部材の開口部を囲むように設けられている、請求項4に記載のアンテナ装置。
  6. 断面視において、前記溝は、前記ボス部に近い側の第1側壁と該第1側壁に向かい合う第2側壁とを有し、前記ボス部と前記ベース部材を前記固定具で固定したとき、前記第1側壁と前記第2側壁とが接していない、請求項4又は5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記固定具は、ねじである、請求項1乃至のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
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