JP6855018B2 - トイレ装置 - Google Patents
トイレ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6855018B2 JP6855018B2 JP2017108010A JP2017108010A JP6855018B2 JP 6855018 B2 JP6855018 B2 JP 6855018B2 JP 2017108010 A JP2017108010 A JP 2017108010A JP 2017108010 A JP2017108010 A JP 2017108010A JP 6855018 B2 JP6855018 B2 JP 6855018B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flow
- water
- rotating
- filth
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D9/00—Sanitary or other accessories for lavatories ; Devices for cleaning or disinfecting the toilet room or the toilet bowl; Devices for eliminating smells
- E03D9/10—Waste-disintegrating apparatus combined with the bowl
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D11/00—Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
- E03D11/02—Water-closet bowls ; Bowls with a double odour seal optionally with provisions for a good siphonic action; siphons as part of the bowl
- E03D11/06—Bowls with downwardly-extending flanges for the sake of flushing
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D11/00—Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
- E03D11/02—Water-closet bowls ; Bowls with a double odour seal optionally with provisions for a good siphonic action; siphons as part of the bowl
- E03D11/08—Bowls with means producing a flushing water swirl
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Hydrology & Water Resources (AREA)
- Water Supply & Treatment (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
このように構成された本発明においては、トイレ装置の溜水部は、回転体の回転により、回転体近傍において汚物を粉砕する第1回転流を発生させる第1回転流発生部を有するため、第1回転流により回転体近傍に存在する固形汚物等の汚物を粉砕することができる。さらに、溜水部は、溜水面近傍の汚物を第1回転流発生部へ移動するように溜水面の近傍において第1回転流よりも流速が遅い第2回転流を発生する第2回転流発生部を有するように構成されている。従って、第2回転流により溜水面に浮遊する汚物やペーパーを第1回転流発生部まで引き込むように移動させ、第1回転流により粉砕することができる。このようにして、回転体近傍の汚物だけでなく、溜水面に浮遊する汚物やペーパーも粉砕することができる。また、流速の速い第1回転流は回転体近傍において発生されるため、汚物を粉砕する際に第1回転流が溜水面を乱すことを抑制することができる。さらに、第2回転流は溜水面の近傍において形成されるが、第1回転流よりも流速が遅いため、溜水面の乱れを抑制することができる。従って、汚物を粉砕する際に、溜水部内において固形汚物、浮遊汚物、ペーパーのような全ての種類の汚物を粉砕する強力な水流を形成する場合においても、汚物が溜水面からボウル部の外部に飛散すること、汚物が溜水面から溜水部より上方のボウル部の内面に飛散すること、又は溜水面が乱れることによりその水位が上昇して溜水部より上方のボウル部の内面に汚物が付着すること、を抑制することができる。
このように構成された本発明においては、第1回転流及び第2回転流が、それぞれ上面視において水平方向に回転する回転流を形成するので、第1回転流及び第2回転流を鉛直方向に形成する場合に比べて、溜水部の高さ方向の大きさを大きくすることなく第1回転流及び第2回転流を形成することができる。さらに、例えば、第1回転流及び第2回転流を鉛直方向に形成しようとする場合に、溜水部の高さ方向の大きさが大きくなり、新たに仕切り板を設ける必要が生じ、構造が複雑になってしまうことを防ぐことができる。さらに、例えば、溜水部の高さ方向の大きさが大きくなることにより、座面が高くなってしまうデメリットが生じるのを防ぐことができる。さらに、例えば、構造が複雑になって、汚物が溜水部に残りやすくなることを防ぐことができる。従って、シンプルな構造且つ溜水部の高さ方向の大きさを大きくすることなく溜水部を形成し、第1回転流と第2回転流を形成することができる。また、回転体は、上面視において溜水部の溜水面とは重ならない位置に設けられているので、第1回転流を溜水面とは重ならない位置に形成することができる。従って、汚物を粉砕する際に第1回転流が溜水面を乱すことをより確実に抑制することができる。また、第1回転流発生部及び第2回転流発生部は、上面視において水平方向に並んで形成されるので、第1回転流及び第2回転流は、それぞれ上面視において水平方向に並んで形成され、さらに、上面視において水平方向に回転する回転流を形成する。流速の速い第1回転流は、溜水面とは重ならない位置に形成され、流速の遅い第2回転流は、溜水面の近傍に形成されるので、溜水面の乱れをより確実に抑制することができる。
このように構成された本発明においては、回転体は、鉛直方向に延びる回転軸を中心に回転するので、簡易な構成で水平方向に回転する第1回転流を形成できる。
このように構成された本発明においては、上面視において水平方向に並んで形成されている第1回転流及び第2回転流が干渉しにくくなり、第1回転流及び第2回転流のそれぞれを維持することができる。
このように構成された本発明においては、第1回転流発生部において、回転体により発生させる回転流が、回転体の回転軸を中心とする仮想円に沿った壁面に沿って流れることができる。従って、第1回転流発生部内の水流の乱れを抑制することができ、より効率的に第1回転流を発生させることができる。
このように構成された本発明においては、第2回転流発生部において、水流が、第1回転流発生部と反対側の円弧形状の壁面に沿って流れることができる。従って、第2回転流発生部内の水流の乱れを抑制することができ、より確実に第2回転流を発生させることができる。これにより、溜水面に浮遊する汚物やペーパーをより確実に第1回転流発生部まで移動させ且つ粉砕することができる。
このように構成された本発明においては、回転体が溜水部内に一つのみ設けられた簡素な構成により、第1回転流発生部が第1回転流を発生させ、第1回転流が、第2回転流発生部における第2回転流を誘発させることができる。
このように構成された本発明においては、分流部が第1回転流の一部を第2回転流発生部側へと分流させ、第1回転流が第2回転流発生部における第2回転流を発生させやすくすることができる。よって、第2回転流をより確実に形成しやすくなり、溜水面に浮遊する汚物やペーパーをより確実に粉砕することができる。
このように構成された本発明においては、誘導部が分流部から第2回転流発生部側へと向かう水流を壁面に沿って誘導するので、分流部よりも第2回転流発生部側の内壁面上における水流の乱れが生じにくくなり、第2回転流を発生させやすくすることができる。従って、第2回転流をより確実に発生させることができる。
このように構成された本発明においては、回転体は、溜水部内に貯留されている溜水内の上部に配置されているので、回転体が溜水内の下部に配置される場合に比べて、高さ方向において溜水面の比較的に近くに回転体が配置される。従って、回転体により発生させる回転流が高さ方向において溜水面の比較的に近くに形成され、より確実に第2回転流を発生させることができる。また、回転体を溜水の上部に配置することにより回転体に溜水部内で沈殿した汚物を付着しにくくすることができる。
このように構成された本発明においては、ガイド部により第2回転流の外周側の流れを中心側に向けることができる。従って、第2回転流の外周側の流れの乱れにより、汚物の粉砕中に溜水面近傍上方に汚物が付着することを抑制することができる。
このように構成された本発明においては、ガイド部により、第2回転流の回転中心を緩傾斜部側に偏心させることができる。第2回転流の回転中心部では、周辺部に比べて溜水面の上昇が抑制される。よって、第2回転流の形成により溜水面が上昇した場合においても、緩傾斜部側の水位は上昇しにくく、溜水が緩傾斜部側の面上に比較的広く広がって逆流しているように見えることを抑制することができる。一方、急傾斜部側は、水が比較的広がりにくく、逆流しているように見えにくいので、第2回転流により溜水面が比較的大きく上昇してもこれが目立ちにくい。このように、第2回転流が発生している際に、ガイド部により急傾斜部側の溜水面よりも緩傾斜部側の溜水面を低くできるため、溜水面が上昇して緩傾斜部上に広がることを抑制することができる。
インペラ34は、円盤形状の円盤部34aと、円盤部34aから部分的に突出して設けられた突起部34bとを備えている。インペラ34の回転によって発生する遠心力により、汚物及び洗浄水がポンプ室32から排水トラップ管路12に向かって比較的強力に押し出され、且つ圧送される。
溜水部14は、ボウル部10下方に形成されている。溜水部14は、ポンプ室32を介して排水トラップ管路12と連通している。溜水部14は、ボウル部10下方に溜水面W0(待機状態の溜水面)を形成するように、排水トラップ管路12の上流側に溜水を貯留する。溜水部14は、ボウル部10の下部から後方側に延びるL字形状の貯溜部を形成している。溜水部14は、汚物を粉砕する時点において、溜水面W0より下方側且つ後方側に延びる部分において洗浄水を貯溜している状態となっている。
溜水部14には、分流部44から第2回転流発生部42側へと向かう水流を壁面に沿って誘導する誘導部46が、溜水部14の水平断面において、第1回転流発生部40と第2回転流発生部42との間の分流部44よりも第2回転流発生部42側の内壁面に設けられている。誘導部46は、分流部44から壁面に沿って流れる水流が剥離しにくくなるように、分流部44側の壁面と、第2回転流発生部42との間を滑らかな湾曲面により形成している。
制御部24は、粉砕装置18の電動モーター30を作動させ、回転体26を回転させる。回転体26の回転により、回転体26の近傍に回転流が生じる。第1回転流発生部40は、この回転流から、第1回転流F1を発生させる。第1回転流F1は、回転体26の下方側に形成される。第1回転流F1は、図14、図15及び図16に示すように、上面視において水平方向に回転する回転流として形成される。このとき、第1回転流F1は、壁面40aに沿って円の外周に滑らかに沿うような旋回流を形成する。さらに、第1回転流F1は、図12に示すように、縦方向断面においては、第1回転流発生部40の外周に沿って下降する流れ及び第1回転流発生部40の中心近傍から上昇する流れを形成している。このように、第1回転流F1は、回転体26の近傍領域において、洗浄水及び汚物A(図8等)の水平方向及び鉛直方向に強力に粉砕する流れを形成する。
第2回転流F2は、図3及び図13に示すように、渦状の旋回流を形成し、この旋回流の中心近傍から下降する下降流を形成する。第2回転流F2は、溜水面W3上の浮遊系汚物を中心近傍から下方に引き込む流れを形成する。第2回転流F2は、縦方向断面において、第2回転流発生部42の中心領域から下方に流れ、溜水部14の下方から第1回転流発生部40側に流れ、第1回転流発生部40の中心近傍から上方に流れる循環流も形成する。このように、第2回転流F2は、第1回転流発生部40近傍において第1回転流F1に再び合流する。第1回転流F1及び第2回転流F2は溜水部14内の複数の部分で繋がるようにされている。第2回転流F2の流速V2は、第1回転流F1の流速V1よりも遅く、第2回転流F2は、洗浄水及び汚物A(図8等)を、溜水面W3の近傍から第1回転流発生部40に移動させる流れを形成する。このように、第2回転流F2により、汚物Aが第1回転流F1側に搬送され、第1回転流F1により汚物Aが粉砕され、所定の大きさ以下の汚物aとされる。
図17Aにおいては、溜水部14において、第2回転流F2が発生する前の溜水面W3の状態を示している。図17Bにおいては、溜水部14において、第2回転流F2の回転中心Xが緩傾斜部10a側に偏心されている場合の溜水面W3の状態を示している。回転中心Xは回転中心X0(図18B参照)よりも前方側の緩傾斜部10a側に移動されている。溜水面W3は、第2回転流F2の回転中心部の位置が最も低く、回転中心部から周辺部側に向かうにつれ、遠心力により溜水面W3が上方に盛り上がる状態となる。図17Cに示すように、回転中心Xが緩傾斜部10a側に偏心されているので、回転中心Xから緩傾斜部10aまでの距離l1は比較的短く、粉砕されている汚物を含む洗浄水は盛り上がり高さh1が比較的低くなり、汚物等が緩傾斜部10a側に流出することが抑制される。盛り上がり高さh1は、回転中心Xから緩傾斜部10aの内側端部までの溜水面W3の盛り上がり高さを示している。
一方、回転中心Xから急傾斜部10bまでの距離l2は距離l1よりも遠くなり、溜水面W3の盛り上がり高さh2は盛り上がり高さh1よりも高くなり、汚物を含む洗浄水が急傾斜部10b側に流出する。盛り上がり高さh2は、回転中心Xから急傾斜部10bの内側端部までの溜水面W3の盛り上がり高さを示している。しかしながら、急傾斜部10b側の壁面の傾斜角度が比較的急であり、流出した洗浄水の急傾斜部10b上での流出高さが抑制される。さらに、見た目にも急傾斜部10b上への洗浄水の流出範囲及び面積を比較的目立たなくすることができる。
本実施形態によるポータブルトイレ装置1によれば、溜水部14は、回転体26により発生させる回転流から、回転体26近傍において汚物を粉砕する第1回転流F1を発生させる第1回転流発生部40を有するため、第1回転流F1により回転体26近傍に存在する固形汚物等の汚物を粉砕することができる。さらに、溜水部14は、溜水面W3近傍の汚物を第1回転流発生部40へ移動するように溜水面W3の近傍において第1回転流F1よりも流速が遅い第2回転流F2を発生する第2回転流発生部42を有するように構成されている。従って、第2回転流F2により溜水面W3に浮遊する汚物やペーパーを第1回転流発生部40まで引き込むように移動させ、第1回転流F1により粉砕することができる。このようにして、回転体26近傍の汚物だけでなく、溜水面W3に浮遊する汚物やペーパーも粉砕することができる。また、流速の速い第1回転流F1は回転体26近傍において発生されるため、汚物を粉砕する際に第1回転流F1が溜水面W3を乱すことを抑制することができる。さらに、溜水面W3の近傍において形成される第2回転流F2は溜水面の近傍において形成されるが、第1回転流F1よりも流速が遅いため、溜水面W3の乱れを抑制することができる。従って、汚物を粉砕する際に、溜水部14内において固形汚物、浮遊汚物、ペーパーのような全ての種類の汚物を粉砕する強力な水流を形成する場合においても、汚物が溜水面W3からボウル部10の外部に飛散すること、汚物が溜水面W3から溜水部14より上方のボウル部10の内面に飛散すること、又は溜水面W3が乱れることによりその水位が上昇して溜水部14より上方のボウル部10の内面に汚物が付着すること、を抑制することができる。
第2実施形態によるトイレ装置の動作についても、第1実施形態によるポータブルトイレ装置1の動作と同じであるので説明を省略する。
第2実施形態によるトイレ装置101によれば、トイレ装置101の溜水部114は、回転体26の回転により、回転体26近傍において汚物を粉砕する第1回転流F1を発生させる第1回転流発生部40を有するため、第1回転流F1により回転体26近傍に存在する固形汚物等の汚物を粉砕することができる。さらに、溜水部114は、溜水面W3近傍の汚物を第1回転流発生部40へ移動するように溜水面W3の近傍において第1回転流F1よりも流速が遅い第2回転流F2を発生する第2回転流発生部42を有するように構成されている。従って、第2回転流F2により溜水面W3に浮遊する汚物やペーパーを第1回転流発生部40まで引き込むように移動させ、第1回転流F1により粉砕することができる。このようにして、回転体近傍の汚物だけでなく、溜水面に浮遊する汚物やペーパーも粉砕することができる。また、流速の速い第1回転流F1は回転体26近傍において発生されるため、汚物を粉砕する際に第1回転流F1が溜水面W3を乱すことを抑制することができる。さらに、第2回転流F2は溜水面W3の近傍において形成されるが、第1回転流F1よりも流速が遅いため、溜水面W3の乱れを抑制することができる。従って、汚物を粉砕する際に、溜水部14内において固形汚物、浮遊汚物、ペーパーのような全ての種類の汚物を粉砕する強力な水流を形成する場合においても、汚物が溜水面W3からボウル部110の外部に飛散すること、汚物が溜水面W3から溜水部114より上方のボウル部110の内面に飛散すること、又は溜水面W3が乱れることによりその水位が上昇して溜水部114より上方のボウル部110の内面に汚物が付着すること、を抑制することができる。
1a 車輪
2 便器本体
4 給水部
6 フレーム
6a フレーム基部
8 給水管
10 ボウル部
10a 緩傾斜部
10b 急傾斜部
10c 吐水口
10d 汚物受け面
12 排水トラップ管路
12a 上昇管
14 溜水部
16 排水管
18 粉砕装置
20 圧送装置
22 フィルタ
22a 通過開口
24 制御部
26 回転体
26a 突起
28 回転軸
30 電動モーター
32 ポンプ室
34 インペラ
34a 円盤部
34b 突起部
36 回転軸
38 電動モーター
40 回転流発生部
40a 壁面
42 回転流発生部
42a 壁面
44 分流部
46 誘導部
48 ガイド部
101 トイレ装置
102 便器本体
108 給水管
110 ボウル部
110c吐水口
114 溜水部
116 排水管
A 汚物
a 汚物
B 洗浄水
C 洗浄水
F 床
F1 第1回転流
F2 第2回転流
l0 距離
l1 距離
l2 距離
V1 流速
V2 流速
W0 溜水面
W1 溜水面
W2 溜水面
W3 溜水面
X 回転中心
X0 回転中心
Claims (12)
- 汚物を粉砕して排出するトイレ装置であって、
上方に向けて開口したボウル形状の汚物受け面を備えたボウル部と、
上記ボウル部と連通する排水管路と、
上記ボウル部下方に溜水面を形成するように、上記排水管路の上流側に溜水を貯留する溜水部と、
上記ボウル部に洗浄水を供給する給水部と、
上記溜水部に貯留された溜水内に配置されると共に上記溜水部内に回転流を発生させる回転体と、を有し、
上記溜水部は、
上記回転体近傍に形成され、上記回転体近傍に第1回転流を発生させる第1回転流発生部と、
上記溜水面に上記第1回転流とは異なる回転流である第2回転流を発生させる第2回転流発生部とを備え、
上記第1回転流発生部は、上記回転体の回転により、第1回転流を発生させ、この第1回転流により汚物を粉砕し、
上記第2回転流発生部は、上記溜水面の近傍において上記第1回転流よりも流速が遅い第2回転流を発生させ、この第2回転流により上記溜水面近傍の汚物を上記第1回転流発生部へ移動させることを特徴とする、トイレ装置。 - 上記回転体は、上面視において上記ボウル部下方の上記溜水面とは重ならない位置に設けられ、上記第1回転流発生部及び上記第2回転流発生部は、上面視において水平方向に並んで形成され、上記第1回転流及び上記第2回転流は、それぞれ上面視において水平方向に回転する回転流として形成される、請求項1に記載のトイレ装置。
- 上記回転体の回転軸は、鉛直方向に延びている、請求項2に記載のトイレ装置。
- 上記第1回転流発生部及び上記第2回転流発生部は、上記第2回転流が、上記第1回転流とは反対の方向に回転するように配置されている、請求項2又は3に記載のトイレ装置。
- 上記第1回転流発生部は、上面視において、その内壁の少なくとも一部が、上記回転体の回転軸を中心とする仮想円に沿った壁面となるように形成されている、請求項2乃至4の何れか一項に記載のトイレ装置。
- 上記第2回転流発生部は、上面視において、上記第1回転流発生部と反対側の壁面が略円弧形状となるように形成されている、請求項2乃至5の何れか一項に記載のトイレ装置。
- 上記回転体は、上記溜水部内に一つのみ設けられ、上記回転体により発生された上記第1回転流が、上記第2回転流発生部における上記第2回転流を誘発させる、請求項2乃至6の何れか一項に記載のトイレ装置。
- 上記溜水部には、上記第1回転流発生部と上記第2回転流発生部との間に、上記第1回転流の一部を上記第2回転流発生部側へと分流させる分流部が設けられている、請求項7に記載のトイレ装置。
- 上記溜水部には、上記分流部から上記第2回転流発生部側へと向かう水流を壁面に沿って誘導する誘導部が、上記溜水部の水平断面において、上記分流部よりも第2回転流発生部側の内壁面に設けられている、請求項8に記載のトイレ装置。
- 上記回転体は、上記溜水部内に貯留されている溜水の上部に配置されている、請求項2乃至9の何れか一項に記載のトイレ装置。
- 上記第2回転流発生部は、上記第2回転流の外周側の流れを中心側に向けるようにガイドするガイド部を有する、請求項2乃至10の何れか一項に記載のトイレ装置。
- 上記溜水面を取り囲む上記ボウル部の壁面が、緩やかな傾斜の緩傾斜部と、上記緩傾斜部よりも急な傾斜の急傾斜部を備え、
上記ガイド部は、壁面の曲率半径が次第に小さくなるように形成され、これにより、上記ガイド部によりガイドされる上記第2回転流の回転中心が上記緩傾斜部側に偏心される、請求項11に記載のトイレ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017108010A JP6855018B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | トイレ装置 |
CN201810500557.XA CN108978828B (zh) | 2017-05-31 | 2018-05-23 | 冲厕装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017108010A JP6855018B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | トイレ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018204219A JP2018204219A (ja) | 2018-12-27 |
JP6855018B2 true JP6855018B2 (ja) | 2021-04-07 |
Family
ID=64542585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017108010A Active JP6855018B2 (ja) | 2017-05-31 | 2017-05-31 | トイレ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6855018B2 (ja) |
CN (1) | CN108978828B (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6826760B2 (ja) * | 2018-08-23 | 2021-02-10 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
JP7092100B2 (ja) * | 2019-09-30 | 2022-06-28 | Toto株式会社 | 水洗大便器 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR1349257A (fr) * | 1962-11-07 | 1964-01-17 | Water-closet à pompe | |
US3157888A (en) * | 1963-07-22 | 1964-11-24 | John B Violette | Double duty toilet |
FR2668517B1 (fr) * | 1990-10-31 | 1995-01-27 | Joseph Asamade | Appareil sanitaire pour l'evacuation forcee d'eaux usees. |
JP2001020348A (ja) * | 1999-07-06 | 2001-01-23 | Yuji Kawazu | 用便装置 |
JP2001238818A (ja) * | 2000-02-28 | 2001-09-04 | Hiroshi Fujita | トイレ用排出装置 |
EP1873319A1 (en) * | 2005-03-29 | 2008-01-02 | Max Co., Ltd. | Portable facilitated toilet apparatus |
JP4802573B2 (ja) * | 2005-06-24 | 2011-10-26 | マックス株式会社 | トイレシステム |
JP2007217995A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Max Co Ltd | トイレ装置 |
CN203475566U (zh) * | 2013-09-09 | 2014-03-12 | 李春涛 | 马桶的粉碎装置 |
JP6436412B2 (ja) * | 2013-12-19 | 2018-12-12 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 水洗便器 |
JP2015151694A (ja) * | 2014-02-12 | 2015-08-24 | 株式会社Lixil | 水洗式便器 |
CN104514252A (zh) * | 2014-05-06 | 2015-04-15 | 金纯信 | 水轮机动力抽吸式马桶 |
CN205577055U (zh) * | 2016-05-01 | 2016-09-14 | 郑开端 | 一种防止堵塞的马桶 |
-
2017
- 2017-05-31 JP JP2017108010A patent/JP6855018B2/ja active Active
-
2018
- 2018-05-23 CN CN201810500557.XA patent/CN108978828B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN108978828B (zh) | 2020-10-23 |
JP2018204219A (ja) | 2018-12-27 |
CN108978828A (zh) | 2018-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007217996A (ja) | 排出ホースおよびこれを使用したトイレシステム | |
JP6855018B2 (ja) | トイレ装置 | |
CN116427510A (zh) | 冲水大便器 | |
JP6862690B2 (ja) | 水洗大便器 | |
JP3178372U (ja) | 吸引排出水洗トイレ | |
CN116220162A (zh) | 冲水式大便器 | |
JP6855017B2 (ja) | ポータブルトイレ装置 | |
CN108331115B (zh) | 冲水大便器装置 | |
JP2012036684A (ja) | トイレ装置 | |
JP2022171882A (ja) | 水洗大便器 | |
JP2018204220A (ja) | トイレ装置 | |
JP7004956B2 (ja) | 便器装置 | |
JP6914482B2 (ja) | オストメイト用汚物流し | |
JP4506144B2 (ja) | 排水装置 | |
JP7020027B2 (ja) | 便器装置 | |
JP6564659B2 (ja) | 水洗大便器装置 | |
JP6447951B2 (ja) | 圧送式便器装置 | |
JP2006342652A (ja) | 移動式防臭水洗トイレ装置 | |
JP2012036685A (ja) | トイレ装置 | |
JP3729180B2 (ja) | 圧送部付き便器 | |
JP7073750B2 (ja) | 便器装置 | |
JP7046312B2 (ja) | 便器装置 | |
KR100450265B1 (ko) | 다기능 좌변기 | |
WO2023037700A1 (ja) | トイレ装置 | |
JP6962003B2 (ja) | 圧送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210205 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210215 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210228 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6855018 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |