JP6853218B2 - センサーデータ分析システムおよびセンサーデータ分析方法 - Google Patents

センサーデータ分析システムおよびセンサーデータ分析方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6853218B2
JP6853218B2 JP2018098055A JP2018098055A JP6853218B2 JP 6853218 B2 JP6853218 B2 JP 6853218B2 JP 2018098055 A JP2018098055 A JP 2018098055A JP 2018098055 A JP2018098055 A JP 2018098055A JP 6853218 B2 JP6853218 B2 JP 6853218B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
server
sensor
sensor data
factory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018098055A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019204224A (ja
Inventor
健 下川原
健 下川原
一弘 高良
一弘 高良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2018098055A priority Critical patent/JP6853218B2/ja
Publication of JP2019204224A publication Critical patent/JP2019204224A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6853218B2 publication Critical patent/JP6853218B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Description

本発明は、センサーデータ分析システムおよびセンサーデータ分析方法に係り、特に、製造業における複数の生産設備からセンサーデータを収集し、工場全体の設備から収集する多様なプロトコルやフォーマットのデータを共通的に扱うための変換を行い、リアルタイムで可視化するのに好適なセンサーデータ分析システムおよびセンサーデータ分析方法に関する。
製造業においては、製品や生産設備の状態を測定するセンサーのデータ収集が進んでいるが、各制御装置の製造会社が提供する独自のプロトコルが多く、旧式のプロトコルが残り続けるなど、多様性を考慮する必要があるため、データの連携や活用は進んでいない。
例えば、製造業における生産設備の稼働情報や製品の品質情報は、インターネット経由で連携するクラウドサービスなどが中心で、一元化のためインターネットクラウド上のサーバで管理されることが多い。これ以外にも生産設備のセンサーデータなどを収集する機能を有するものであれば、様々なシステム形態が考えられるが、クラウド上のサーバでセンサーデータを管理するシステムにおいては、センサーデータをサーバにアップロードするためのネットワーク環境から生じる要因などにより、データの遅延の発生やセキュリティが損なわれるおそれがあり、工場内で閉じたネットワーク内のシステムで処理したいという要請がある。
しかしながら、従来技術においては、工場内で閉じたネットワーク内において生産設備からのセンサーデータを取得・活用までの一気通貫で取り扱うシステムは、自社製造の設備向けのシステムを除き見当たらなかった。これは、データを一時記憶する制御装置のプロトコルやデータフォーマットが各制御装置製造会社の独自規格に基づいており、他社の生産設備のセンサーデータを統一的に収集することが行われていないためである。
生産現場の作業効率化に向けた改善には、多種多様のデータを持つ生産設備からのセンサーデータを現場全体で統合して、意思決定の参考となる可視化を実現する必要があり、様々なプロトコルからなるセンサーのデータを収集する仕組みが考えられる。例えば、特許文献1には、PLC(Programmable Logic Controller)と表示器の通信プロトコルを、表示器とパソコン間の共通プロトコルに変換する技術が開示されている。
特開2001−117612号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたデータ収集システムは、統合したデータの可視化については記載されておらず、また、複数のプロトコルには対応しているが、複数のデータフォーマットの違いには対応していない。すなわち、複数の装置から様々なデータフォーマットが送られてくるので、一括して、データ収集、変換、分析、可視化する処理を行うことはできない。
本発明の目的は、工場の生産設備から収集されるデータを統一的に扱い、工場内のシステムでセンサーデータをリアルタイムで可視化して、分析を行うことのできるセンサーデータ分析システムを提供することにある。
本発明のセンサーデータ分析システムの構成は、好ましくは、工場内の生産設備に設置されるセンサーから出力されセンサーデータを分析するセンサーデータ分析システムであって、データ収集装置と、データ連携サーバとを備え、データ収集装置とデータ連携サーバは、工場内の同一ネットワークにより接続され、データ収集装置は、センサーデータを受信して、プロトコル変換を行って、データ連携サーバに送信し、データ連携サーバは、所定のデータフォーマットとデータ型に従って、受信したセンサーデータのデータフォーマット変換とデータ型変換を行って、外部に送信するようにしたものである。
本発明によれば、工場の生産設備から収集されるデータを統一的に扱い、工場内のシステムでセンサーデータをリアルタイムで可視化して、センサーデータの分析を行うことのできるセンサーデータ分析システムを提供することができる。
センサーデータ分析システムの概要構成図である。 データ連携サーバのハードウェア・ソフトウェア構成図である。 データ可視化サーバのハードウェア・ソフトウェア構成図である。 外部連携サーバのハードウェア・ソフトウェア構成図である。 センサーデータの一例を示す図である。 データフローの一例を示す図である。 センサーデータ分析システムの処理を示すフローチャートである。 メッセージベースでデータを送信するときの各プロトコルとフォーマットを説明する図である。 データフォーマット変換画面の一例を示す図である。 データ型変換画面の一例を示す図である。 送信先指定画面の一例を示す図である。 監視画面レイアウト定義画面の一例を示す図である。 センサーデータ監視画面の一例を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態を、図1ないし図13を用いて説明する。
先ず、本発明の実施形態に係るセンサーデータ分析システムの概要について説明する。
本発明の実施形態に係るセンサーデータ分析システムは、生産設備からのセンサーデータ取得を実施し、また分析や活用を容易化するためにデータフォーマットを変換し、グラフや表などでリアルタイムな可視化を実現するシステムである。
本システムでは、データ連携サーバがデータ収集装置から送信されるデータを受信する。受信するデータは、メッセージベースまたはファイルベースであり、例えば、MQTT(Message Queue Telemetry Transport)やFTP(File Transfer Protocol)のなどのプロトコルを使用することにより、DBMS(DataBase Management System)によって管理されるデータソースとの連携に対応することができる。データ連携サーバは、メッセージベースにおいては、メッセージを送信する送信機能、受信する受信機能、それらを仲介する中継機能を有するも装置であれば実現することができる。メッセージベースでの連携には適していない大サイズのデータファイルやバイナリデータ等の受信については、ファイル名やデータソース関連情報等の関連メタ情報のみをメッセージベースで展開し、実ファイル等についてはリアルタイムまたはオンデマンドでのファイル転送要求を行うことで、FTPでファイルベースのデータ受信を行うようにすればよい。
データを受信後、データ連携サーバは、ユーザが事前にブラウザ上で設定したデータフォーマットやデータ型への変換を行う。データフォーマットについては、例えば、テキストベースのデータフォーマットであるCSV(Comma-Separated Values)、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)、XML(eXtensible Markup Language)などのフォーマットからユーザが連携先に合わせて指定したフォーマットに変換する。これ以外にもテキストベースのデータフォーマットであれば、実現可能である。データ型は、ユーザがブラウザ上で設定した項目をキーにデータの中を探索し、一致した項目の値を文字列型と数値型で相互変換を行う。一括変換ではなく、ユーザが項目を指定することで、文字列として扱いたい数値のようにデータを項目に応じて変換の対象から外すことができる。
そして、データ連携サーバは、変換したデータをデータ可視化サーバや外部連携サーバに、メッセージベースのデータは、MQTTやHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)、ファイルベースのデータは、FTPのプロトコルを使用してそれぞれ送信する。また、受信データの内容に応じて、予めユーザがブラウザ上で設定した閾値と比較して、閾値を超える場合には、警告装置に異常を示す信号を送信する。
データ可視化サーバは、データ連携サーバからのデータを受信して、DB(DataBase)に格納する。格納したデータは、ユーザがブラウザから表やグラフの画面レイアウトを設定し、ブラウザ上でリアルタイムなデータ参照を実現する。ユーザは、そのようにデータを参照して異常時の対応や通常時の予兆分析を行うことができる。
また、外部連携サーバは、データ連携サーバからのデータを受信して、工場外の全社サーバに送信する。そして、全社サーバの管理者は、各工場から収集されたデータを元に、全社的な経営分析や改善活動につなげることができる。
次に、図1ないし図4を用いて本発明に係るセンサーデータ分析システムの構成について説明する。
センサーデータ分析システム100は、例えば、本社機構と生産設備としての工場を有する製造業の企業で実現されるシステムであり、本社ネットワーク101、工場内ネットワーク102の2種類のネットワークを有している。工場内ネットワーク102では、複数の生産設備/センサー117に接続されている制御装置116が生産設備の制御を行い、また、生産設備/センサー117からデータを取得し記憶する。そして、データ収集装置115が、制御装置116の記憶しているデータを収集し、バイナリデータの物理値変換やマッピングタイムスタンプを付与してデータ連携サーバ114に送信する。この機能は、例えば、OPC UA(OPC Unified Architecture)に準拠したソフトウェアであれば、実現可能である。
データ収集装置は、一般的なPC(Personal Computer)であってもよいし、専用のハードウェアを用いてもよい。生産設備/センサー117を制御する制御装置116は、例えば、PLCである。
ここで、工場内ネットワーク102では、多数の制御装置116と生産設備/センサー117を有しており、それぞれ図1のように、A社製、B社製、C社製のように多数の会社製のものが混在しているとする。そして、A社製のデータ収集装置115には、A社製の制御装置116が接続されており、そのA社製の制御装置116には、A社製の生産設備/センサー117が接続されている。一方、B社製のデータ収集装置115には、B社製の制御装置116とC社製の制御装置116が接続されており、そのB社製の制御装置116には、B社製の生産設備/センサー117が接続されており、そのC社製の制御装置116には、C社製の生産設備/センサー117が接続されている。
このように、工場内では、設備を提供する側のメーカが提供する生産設備/センサー117が他の装置にデータを送信するためのメーカごとのプロトコルがあり、各メーカは自分の推奨するプロトコルを用いるために、多くのプロトコルが混在している。そこで、データ収集装置115を設けることにより、外部のサーバとのプロトコルを統一することが可能である。
データ連携サーバ114は、データ収集装置115から送信されたデータを受信し、指定されたフォーマットとデータ型に従って、変換し、指定された送信先である他のサーバや装置に配信するためのサーバである。データ連携サーバ114では、工場内すべてのデータ収集装置115から送信されたデータをプロトコルに応じて受信する。異なる設備メーカが製造した生産設備/センサー117は、さまざまなデータフォーマットで送られてくるので、通常だと、共通のフォーマットに変換できない。そのため、ユーザがユーザPC120のブラウザ上からデータフローを事前に定義して、データ可視化サーバ112と外部連携サーバ113にデータを送信する。データフローとは、データ連携サーバ114が取り扱うデータをどのようなフォーマットとデータ型に変換し、どこに送信するかを定義するデータである。データフローについては、後に詳説する。また、データフローの作成者は、データフロー内に条件式により発行の有無が左右される条件情報を定義することにより、異常のあるデータの受信をトリガーとして警告装置118やその他稼働状況を告知する機器に送信することも可能である。
データ可視化サーバ112は、データ連携サーバ114からデータを受信して、DBに蓄積し、ユーザからの可視化を実現するサーバである。蓄積されたデータは、ユーザがユーザPC120(クライアント装置)のブラウザ上でレイアウトを定義して、そのデータは、リアルタイムに時系列で表示される。ここで、リアルタイムとは、生産設備/センサー117の出力するデータが、随時、所定のフォーマットに変換されて、連続的な状態で確認できることを意味する。このデータ可視化サーバ112を工場内ネットワーク102に設置することにより、ネットワーク遅延の影響が少なくなるため、工場内ネットワーク内だけでデータのリアルタイム性を確保し、ユーザPC120上でのデータの可視化を実現する。また、ブラウザ上で表示する画面は、秒単位で自動更新され、ユーザのモニタリングによる生産工程の監視が可能である。
外部連携サーバ113は、データ連携サーバ114からデータを受信して、本社ネットワーク101を通じて全社サーバ111に送信するためのサーバである。全社サーバ111は、各工場の外部連携サーバ113からのデータを集約して、全社データとして蓄積、分析をすることにより、経営者または会社の戦略を立案する者が、ユーザPC121を使用して全社的な経営の意思決定に活用することができる。
次に、図2ないし図4を用いてセンサーデータ分析システムの各装置のハードウェア・ソフトウェア構成について説明する。
データ連携サーバ114は、図2に示すように、ハードウェア構成として、一般的なサーバ装置の構成により実現され、例えば、中央処理装置202、主メモリ203、記憶装置201、通信制御装置204がBUSにより接続された形態である。中央処理装置202は、主メモリ203のプログラムを実行して、データ連携サーバ114の各部を制御する。主メモリ203は、記憶装置201に格納されたプログラムと一時的データを記憶する半導体記憶装置である。記憶装置201は、プログラムとデータを格納する大容量記憶装置であり、SSD(Solid State Drive)などの半導体記憶装置か、HDDなどの磁気記憶装置で実現される。通信制御装置204は、LANボードなどのネットワークと接続するためのインタフェース装置である。
本実施形態の記憶装置201には、プログラム205として、データ受信プログラム(メッセージ)211、データ受信プログラム(ファイル)212、データフォーマット変換プログラム213、データ型変換プログラム214、データ日付フォーマット変換プログラム215、データ送信プログラム(メッセージ)216、データ送信プログラム(ファイル)217、データフロー定義プログラム218がインストールされている。また、記憶装置201には、データとして、データフロー定義ファイル219を保持する。データ受信プログラム(メッセージ)211と、データ受信プログラム(ファイル)212は、それぞれメッセージベース、ファイルベースでデータを受信するプログラムである。データフォーマット変換プログラム213は、データのフォーマット変換を行うプログラムである。データ型変換プログラム214は、データの型変換を行うプログラムである。データ日付フォーマット変換プログラム215は、受取るデータの日付に関するフォーマットを変換するプログラムである。データ送信プログラム(メッセージ)216、データ送信プログラム(ファイル)217は、それぞれメッセージベース、ファイルベースでデータを送信するプログラムである。データフロー定義プログラム218は、ユーザPCから入力される情報に従って、データフローを定義するデータフロー定義ファイル219を生成するプログラムである。
データ可視化サーバ112も、図3に示されるように、ハードウェア構成として、一般的なサーバ装置の構成により実現され、例えば、中央処理装置302、主メモリ303、記憶装置301、通信制御装置304がBUSにより接続された形態である。各部の機能は、図2に示すデータ連携サーバ114と同様である。
本実施形態の記憶装置301には、プログラム305として、データ格納プログラム311、画面レイアウト作成プログラム312、データ出力プログラム313がインストールされている。また、記憶装置301には、データベースとして、データ格納DB314を保持する。データ格納プログラム311は、送信されてくる設備/センサーデータの出力データをデータ格納DB314に格納するプログラムである。画面レイアウト作成プログラム312は、ユーザPC120に出力されるセンサーデータ監視画面(詳細は後述)の画面レイアウト情報を作成するプログラムである。データ出力プログラム313は、画面レイアウト情報に従ったセンサーデータをユーザPC120に出力するプログラムである。
外部連携サーバ113も、図4に示されるように、ハードウェア構成として、一般的なサーバ装置の構成により実現され、例えば、中央処理装置402、主メモリ403、記憶装置401、通信制御装置404がBUSにより接続された形態である。各部の機能は、図2に示すデータ連携サーバ114と同様である。
本実施形態の記憶装置401には、プログラム405として、データ受信プログラム(メッセージ)411、データ受信プログラム(ファイル)412、データ外部送信プログラム(メッセージ)413、データ外部送信プログラム(ファイル)414がインストールされている。また、記憶装置201には、データとして、データフロー定義ファイル419を保持する。データ受信プログラム(メッセージ)411と、データ受信プログラム(ファイル)412は、それぞれメッセージベース、ファイルベースでデータを受信するプログラムである。データ外部送信プログラム(メッセージ)413、データ外部送信プログラム(ファイル)414は、それぞれメッセージベース、ファイルベースでデータを、工場内のネットワーク外部のサーバ、例えば、インターネットにより接続された全社サーバ111に送信するプログラムである。
次に、図5ないし図6を用いてセンサーデータ分析システムで取り扱うデータ構造について説明する。
センサーデータ901は、生産設備/センサー117が出力し、データ収集装置115を中継して、データ連携サーバ114が受信するデータである。
センサーデータ901は、図5が示されるように、生産設備ID901a、センサーID901b、センサーの種類901c、値901d、時刻901eの各項目からなる。生産設備ID901a、センサーID901bには、それぞれセンサーを稼動させている生産設備の一意的な識別子と、データを出力するセンサーの一意的な識別子が格納される。センサーの種類901cには、そのセンサーの種類が格納される。値901dは、センサーデータの値が格納される。時刻901eには、センサーデータが出力された時刻が格納される。
センサーの種類901cは、図5に示されるように、例えば、プレス加工などで計測する圧力(kPa)、生産設備を稼働させるためのモーターの回転数(rpm)やオイルの流量(l)がある。その他にも、製造工程における加工作業の種類によって、物体の有無を計測するカウンター(個)、加工時に発生する温度(°C)などがある。
データフロー1200は、図6に示されるように、データフローID1201、データフォーマット1202、変換項目1203、データ型1204、送信先1205a、1205b、…、条件1206の各項目を有する。
データフローID1201には、定義するデータフローを一意に識別する識別子が格納される。データフォーマット1202には、データのフォーマット変換の方法が格納される。図6では、JSON形式をCSV形式にデータフォーマットすることが設定されている。変換項目1203には、データ型を変換するデータ項目が格納される。データ型1204には、変換するデータの型が格納される。図6では、String(文字列)をNumber(数値)に変換することが指定されている。送信先1205a、1205b、…には、送信先を一意的に識別する識別子が格納される。送信先は、図6に示されるように、IPアドレスで指定することができる。条件1206には、その条件を満たしたときにのみ、その送信先にデータを送信する条件を格納する。図6の例では、pressure(圧力)が800kPaより大きいときに、指定された送信先に、送信データを送信する例が示されている。条件1206は、例えば、異常がおきたときに、警告装置118にデータを送るという使い方をすることができる。
次に、図7および図8を用いてセンサーデータ分析システムの処理について説明する。
先ず、初めに、制御装置116が設備に付随するセンサーのデータを取得する(S501)。
次に、データを取得した制御装置116は、主メモリ上にデータの値を記録する(S502)。
次に、データ収集装置が予め設定したプロトコルや時間間隔に従って、制御装置の主メモリ上のデータを収集およびデータ連携サーバ114に配信する(S503)。
データ連携サーバ114では、ユーザが事前に、データフロー定義プログラム218を実行し、データの種類に応じて送信条件や変換条件を定義したデータフロー定義ファイル219を作成する(S504)。データフロー定義ファイル219は、図6に示したようなデータフローを定義するファイルである。次に、データ連携サーバ114は、データ受信プログラム(メッセージ)211またはデータ受信プログラム(ファイル)212を実行して、データ収集装置115が配信したデータを受信する(S505)。そして、データフロー定義ファイル219に従って、データフォーマット変換プログラム213やデータ型変換プログラム214、データ日付フォーマット変換プログラム215といった様々な変換処理プログラムを実行して、様々な変換処理を行い(S506)、データ送信プログラム(メッセージ)216やデータ送信プログラム(ファイル)217を実行し、データ可視化サーバ112や外部連携サーバ113に配信する(S507)。また、データが異常値などの対応の緊急性が高いものについては、警告装置にもデータを送信する。
データ可視化サーバ112は、データ格納プログラム312を実行し、データ連携サーバ114のデータをサーバ内のデータ格納DB311に格納する(S508)。ユーザは、事前にデータ可視化サーバ112にアクセスして、画面レイアウト作成プログラム313を実行して、DB内のデータを表示するための画面レイアウトを定義する(S509)。データ可視化サーバ112は、データ出力プログラム314を実行して定義した画面レイアウトに基づき、DB内のデータを出力する(S510)。
外部連携サーバ113は、データ受信プログラム(メッセージ)411またはデータ受信プログラム(ファイル)412を実行して、データ連携サーバ114のデータを受信して(S511)、データ送信プログラム(メッセージ)413またはデータ送信プログラム(ファイル)414を実行して、工場外のネットワークを経由する全社サーバ111などにデータを送信する(S512)。
警告装置が異常値などのセンサーデータを受信したときには、発報する(S513)。
図7で説明したセンサーデータ分析システムの処理におけるメッセージベースでデータを送信するときの各プロトコルとフォーマットの流れを示すと、図8のようになる。
工場内には複数のメーカの生産設備/センサーがあることが通常である。異なるメーカが製造した生産設備/センサー601、602、603(例えば、A社製、B社製、C社製)は、対応する制御装置611、612、613がデータを記憶するため、さまざまなプロトコルI、K、Mでデータが扱われる。また、データフォーマットもデータフォーマットJ、L、Nのように、生産設備/センサーや制御装置に依存するため、通常だとデータのやりとりが行われず、共通のフォーマットに変換できないことが想定される。そこで、データのやりとりを行うために、データ収集装置621、622でプロトコルを変換して共通化をすることが一般的に知られている。しかしながら、プロトコルの変換だけでは、実際のデータフォーマットやデータ型が統一できていないことがあり、特に、日付フォーマットの違いなどによって、データの分析や可視化を行う上では、統一的な比較ができず取り扱うことができない。そのため、データ連携サーバ114は、データ受信プログラム(メッセージ)211を実行することにより、メッセージを受信し、データフォーマット変換機プログラム213で実行することにより、データフォーマットJ、L、NからデータフォーマットPに統一する。以上のように、プロトコルの変換とデータフォーマットやデータ型の変換をして統一の形式にすることにより、生産設備/センサーのメーカが異なる環境でも一括して、データ収集、変換、分析、可視化する処理が可能となる。
次に、図9ないし図13を用いてセンサーデータ分析システムのユーザインタフェースについて説明する。
ユーザは、データ連携サーバ114に接続し、図9に示すデータフォーマット変換画面701を操作することにより、データ連携サーバ114が受信したデータのフォーマットの変換方法を設定することが可能である。データフォーマット変換画面701では、CSV、JSON、XMLなどのデータのフォーマットの変換方法をリストボックスから一つ選択し、それをデータフロー上に配備することでフォーマットの変換方法を指定することができる。
また、ユーザは、データ連携サーバ114に接続し、図10に示すデータ型変換画面801を操作することにより、データ連携サーバ114が受信したデータのデータ型の変換を設定することが可能である。データ型変換画面801では、ユーザが指定したデータ項目について文字列型、数値型といったデータ型の変換方法をリストボックスから一つ選択し、それをデータフロー上に配備することでデータ型の変換を指定することができる。指定した項目だけを変換することで、文字列として扱いたい数値データが存在する場合など、一律変換ではなく、連携するシステムの仕様に合わせたデータ変換が可能となる。
また、ユーザは、データ連携サーバ114に接続し、図11に示す送信先指定画面1301を操作することにより、センサーデータの送信先と送信するときの条件を指定することができる。センサーデータの送信先には、例えば、データ可視化サーバ112、外部連携サーバ113、警告装置118のIPアドレスを指定する。条件には、警告装置118にデータを送信するときなどの異常条件などを指定することができる。
また、ユーザは、データ可視化サーバ112に接続し、監視画面レイアウト定義画面1100で各センサーデータを監視するセンサーデータ監視画面に表示するためのレイアウト定義を行う。
監視画面レイアウト定義画面1100には、グラフ表示定義領域1101と、デジタル表示定義領域1110の設定領域を有する。
グラフ表示定義領域1101は、グラフの種類1102、X軸のデータ1103、Y軸の第1軸データ1104、Y軸の第2軸データ1105、表示位置1106、データの更新間隔(秒)1107の設定項目を有する。
また、デジタル表示定義領域1110には、表示項目1110、表示位置1120、データの更新間隔(秒)1130の設定項目を有する。表示項目1110では、表示されているラジオボックス1111〜1115を選択することにより、表示項目1110に表示される項目を指定することができる。
そして、ユーザは、データ可視化サーバ112に接続し、図13に示すセンサーデータ監視画面1000を表示して、工場内で使われている様々なセンサーの出力データを一つの画面を参照することにより、極めて短時間に把握することができる。センサーデータ監視画面1000は、グラフ表示領域1001とデジタル表示領域1002からなる。
ユーザは、このグラフと数値をリアルタイムに参照することにより、値の関連や傾向から生産設備の異常や故障の予兆を確認することができる。
センサーデータ監視画面1000は、ユーザが定義した更新間隔に基づいて自動的にデータが更新される。
以上のように、本実施形態のセンサーデータ分析システムによれば、工場内のセンサーデータを受信して、その情報を監視画面に表示することにより、生産工程全体を通したデータの分析や、分析結果に対する対応や改善活動を行うことが可能である。
したがって、工場全体で生産設備の稼働異常停止時からの復旧までの迅速化を図ることができ、製品の状態監視による不良品発生の抑制をリアルタイムに実施できる。また、データを統合的に変換および分析して、工場全体の生産改善を図る目的で工場全体に多様な設備メーカの生産設備を有する場合においてデータを一元的に管理することができる。
111…全社サーバ
112…データ可視化サーバ
113…外部連携サーバ
114…データ連携サーバ
115…データ収集装置
116…制御装置
117…生産設備/センサー
118…警告装置
120、121…ユーザPC

Claims (5)

  1. 工場内の生産設備に設置されるセンサーから出力されセンサーデータを分析するセンサーデータ分析システムであって、
    データ収集装置と、データ連携サーバとを備え、
    前記データ収集装置と前記データ連携サーバは、前記工場内の同一ネットワークにより接続され、
    前記データ収集装置は、前記センサーデータを受信して、プロトコル変換を行って、前記データ連携サーバに送信し、
    前記データ連携サーバは、データフォーマット変換情報、データ型変換情報、データ送信先情報が定義されたデータフローを参照し、
    前記データフローに定義された前記データフォーマット変換情報、前記データ型変換情報に従って、受信したセンサーデータのデータフォーマット変換とデータ型変換をおこない、前記データフローに定義されたデータ送信先情報に従って、前記センサーデータを外部に送信することを特徴とするセンサーデータ分析システム。
  2. さらに、データ可視化サーバを備え、
    前記データ連携サーバと前記データ可視化サーバは、前記工場内の同一ネットワークにより接続され、
    前記データ可視化サーバは、前記データ連携サーバから前記センサーデータを受信し、
    前記データ可視化サーバは、接続されたクライアント装置にセンサーデータを出力し、前記クライアント装置は、センサーデータの監視画面に、リアルタイムで前記センサーデータを表示することを特徴とする請求項1記載のセンサーデータ分析システム。
  3. さらに、外部連携サーバを備え、
    前記データ連携サーバと前記外部連携サーバは、前記工場内の同一ネットワークにより接続され、
    前記外部連携サーバは、前記データ連携サーバから前記センサーデータを受信し、前記工場内の同一ネットワークとは異なるネットワークに接続された外部サーバに、前記センサーデータを送信することを特徴とする請求項1記載のセンサーデータ分析システム。
  4. さらに、警報装置を備え、
    前記データ連携サーバと前記警報装置は、前記工場内の同一ネットワークにより接続され、
    前記データフローは、データを送信する際の条件情報を含み、
    前記データ連携サーバは、前記データフローに定義されたデータを送信する際の条件情報に従って、前記センサーデータを前記警報装置に送信することを特徴とする請求項1記載のセンサーデータ分析システム。
  5. 工場内の生産設備に設置されるセンサーから出力されセンサーデータを分析するセンサーデータ分析システムのセンサーデータ分析方法であって、
    前記センサーデータ分析システムは、データ収集装置と、データ連携サーバと、データ可視化サーバと、外部連携サーバと、警報装置とを備え、
    データ収集装置と、データ連携サーバと、データ可視化サーバと、外部連携サーバと、警報装置とは、前記工場内の同一ネットワークにより接続され、
    前記データ収集装置が、前記センサーデータを受信して、プロトコル変換を行って、前記データ連携サーバに送信するステップと、
    前記データ連携サーバが、データフォーマット変換情報、データ型変換情報、データ送信先情報、データを送信する際の条件情報が定義されたデータフローを参照し、前記データフォーマット変換情報、前記データ型変換情報に従って、受信したセンサーデータのデータフォーマット変換とデータ型変換を行い、前記データ送信先情報と前記データを送信する際の条件情報に従い、前記データ可視化サーバ、前記外部連携サーバ、前記警報装置に送信するステップと、
    前記データ可視化サーバが、前記センサーデータを受信し、接続されたクライアント装置にセンサーデータを出力し、前記クライアント装置は、センサーデータの監視画面に、リアルタイムで前記センサーデータを表示するステップと、
    前記外部連携サーバが、前記センサーデータを受信し、前記工場内の同一ネットワークとは異なるネットワークに接続された外部サーバに、前記センサーデータを送信するステップとを有することを特徴とするセンサーデータ分析方法。
JP2018098055A 2018-05-22 2018-05-22 センサーデータ分析システムおよびセンサーデータ分析方法 Active JP6853218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018098055A JP6853218B2 (ja) 2018-05-22 2018-05-22 センサーデータ分析システムおよびセンサーデータ分析方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018098055A JP6853218B2 (ja) 2018-05-22 2018-05-22 センサーデータ分析システムおよびセンサーデータ分析方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019204224A JP2019204224A (ja) 2019-11-28
JP6853218B2 true JP6853218B2 (ja) 2021-03-31

Family

ID=68727128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018098055A Active JP6853218B2 (ja) 2018-05-22 2018-05-22 センサーデータ分析システムおよびセンサーデータ分析方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6853218B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2021256052A1 (ja) * 2020-06-17 2021-12-23
US11583767B2 (en) 2020-06-23 2023-02-21 Gree, Inc. Video modification and transmission
CN114531457A (zh) * 2020-11-04 2022-05-24 南京南瑞继保电气有限公司 基于mqtt的高压电缆在线监测数据采集装置和方法
KR102493034B1 (ko) * 2021-04-27 2023-01-30 주식회사 멕서스 사물인터넷장치와 5g/lte 무선라우터를 통합 관리하는 원격 관제 솔루션 서버
JP7117675B1 (ja) 2022-03-15 2022-08-15 株式会社Medius データ管理システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000269108A (ja) * 1999-03-15 2000-09-29 Sharp Corp 半導体製造装置の管理システム
JP2001195117A (ja) * 2000-01-13 2001-07-19 Toshiba Corp プロセスデータ送信装置
JP4641672B2 (ja) * 2001-07-02 2011-03-02 関西ペイント株式会社 塗装設備管理システム
JP4415789B2 (ja) * 2004-08-20 2010-02-17 株式会社日立製作所 無線通信システム
WO2017037924A1 (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 株式会社日立製作所 データ処理システムおよびデータ処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019204224A (ja) 2019-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6853218B2 (ja) センサーデータ分析システムおよびセンサーデータ分析方法
US10510027B2 (en) Cloud-based global alarm annunciation system for industrial systems
EP3314414B1 (en) Asset-driven dynamically composed visualization system
US11323519B2 (en) Internet of things pub-sub data publisher
US9800667B2 (en) Remote industrial monitoring using a cloud infrastructure
CN107026894B (zh) 用于通过工业资产递送自动通知的装置和方法
EP2924571B1 (en) Cloud manifest configuration management system
EP2924572B1 (en) Cloud-level analytics for boiler networks
US9253054B2 (en) Remote industrial monitoring and analytics using a cloud infrastructure
JP2021121954A (ja) データモデリングスタジオ、コンピュータシステム、及びコンピュータで実装される方法
EP3037901A2 (en) Cloud-based emulation and modeling for automation systems
CN104954242A (zh) 用于将工业数据迁移至云平台的统一数据摄取适配器
US11703848B2 (en) State edge module server system and method
US11336543B2 (en) Edge HMI module server system and method
CN107431713B (zh) 用于将***相关特性和事件转换成网络安全风险评估值的规则引擎
JP7210982B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US11086704B2 (en) Inferred detection of data replication errors of source applications by enterprise applications
EP3386171A1 (en) Common gateway platform
JP2020057091A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、およびデータ構造
JP6359584B2 (ja) ゲートウェイ装置およびデータ収集システム
Salvatierra et al. Cloud Condition Monitoring Platform for Steel Rolling Mill Machines

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201012

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210216

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210311

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6853218

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150