JP6849445B2 - 特定装置、遮断装置及び特定方法 - Google Patents

特定装置、遮断装置及び特定方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6849445B2
JP6849445B2 JP2017006785A JP2017006785A JP6849445B2 JP 6849445 B2 JP6849445 B2 JP 6849445B2 JP 2017006785 A JP2017006785 A JP 2017006785A JP 2017006785 A JP2017006785 A JP 2017006785A JP 6849445 B2 JP6849445 B2 JP 6849445B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
load
current
value
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017006785A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018117447A (ja
Inventor
勝 保坂
勝 保坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Platforms Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Platforms Ltd filed Critical NEC Platforms Ltd
Priority to JP2017006785A priority Critical patent/JP6849445B2/ja
Publication of JP2018117447A publication Critical patent/JP2018117447A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6849445B2 publication Critical patent/JP6849445B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
  • Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、電気経路を遮断する遮断装置に関する。
給電装置が備える複数の給電部が負荷に対し同時に給電する場合がある。
例えば、特許文献1は、複数台の電源装置を並列接続して、冗長システム構成し重要負荷に電力供給する電源装置を開示する。
また、特許文献2は各種の機能を有する複数の回路ユニットと、該複数の回路ユニットに電力を供給する電源回路とを備えた電子装置を開示する。
また、特許文献3は、複数の小容量電源により一つの大容量の電源を構成してなる並列運用電源システムを開示する。
特開平05−038055号公報 特開平05−076127号公報 特開平10−108363号公報
複数の給電部が負荷に対し同時に電流を供給する給電装置からなる給電システムにおいて、負荷部に給電するための給電経路や負荷部における異常や給電部の異常により、負荷に対し想定より過大な電流が流れる場合がある。
そして、給電システムにおいて異常箇所の特定及び復旧が困難であるために、給電システムの復旧が困難になる場合がある。そのため、負荷部への過大な電流の流れ込みが継続されることにより給電経路や負荷部等が焼損し、さらに復旧困難となる危険性が想定され得る。
この危険性を避けるためには、給電装置から負荷への出力を遮断することが有効である。しかしながら、給電装置から負荷への出力の遮断は、給電装置の動作停止を意味する。負荷への過電流は、前述のように給電部の故障により発生する場合もある。その場合は、単にその給電部からの給電を停止し、又は、当該給電部を予備の給電部により置き換えるだけで、給電装置による給電を維持できる。それなのに、上述の給電装置から負荷への出力を遮断する方法は、給電装置の動作を停止してしまう。
本発明は、給電システムや負荷における損傷の拡大防止を抑えつつ、負荷への給電の継続をより確保し得る、特定装置等の提供を目的とする。
本発明の特定装置は特定部を備える。前記特定部は、各電流の電流値と、総合電流の総合電流値と、から、前記負荷と前記各給電装置との導通の遮断に係る遮断箇所を特定する。前記各電流の電流値は、給電装置の複数の給電装置の各々から負荷に対し供給される電流値である。また、総合電流値は、前記複数の給電装置の集合から前記負荷に対し供給される総合電流の電流値である。
本発明の特定装置等は、給電システムや負荷における損傷の拡大防止を抑えつつ、負荷への給電の継続をより長時間確保し得る。
本実施形態の給電システムの構成例を表す概念図である。 遮断箇所をN個のFET(field−effect transistor)から特定する処理の処理フロー例を表す概念図である。 遮断箇所をFET131とするかについての判定処理の処理フロー例を表す概念図である。 制御部が行う処理の処理フロー例を表す概念図である。 本発明の最小限の特定装置の構成を表す概念図である。
[構成と動作]
図1は、本実施形態の給電システムの例である給電システム151の構成を表す概念図である。図1には、給電システム151の給電対象である負荷201を併せて表してある。
給電システム151は、給電装置161と、遮断装置106とを備える。
給電装置161は、N個のユニット171乃至17Nと、電流検出部121と、FET131とを備える。ここで、FETは、field−effect transistorの略である。FETは例えばMOS−FETである。ここで、MOSはMetal−Oxide−Semiconductorの略である。
ユニット17nは、コンバータ1nと、電流検出部2nとFET3nとを備える。ここで、nは、以下の説明も含めて、1以上N以下の整数である。
コンバータ1nには、端子4nから電力が入力される。コンバータ1nは入力された電力を所定の直流電力に変換する。コンバータ1nは、例えば、DC−DCコンバータである。ここで、DCは、direct currentの略である。コンバータ1nは変換した直流電力を電流検出部2nに対して出力する。
電流検出部2nはコンバータ1nからの出力の電流値を検出し、検出した電流値を遮断装置106の処理部111に送付する。電流検出部2nは当該検出と当該送付を継続的に行う。電流検出部2nを通過したコンバータ1nからの出力はFET3nに到達する。
FET3nは、そのゲート電圧の供給又は供給停止により、そのソースとドレインとの間を導通させ又は導通を遮断する。FET3nは、正常時にはそのソースとドレインとの間がゲート電圧の供給により導通している。FET3nのソースとドレインとの間が導通している場合は、コンバータ1nからの出力は、電流検出部2nを経てFET3nに供給される。FET3nの各々は、例えば、MOS−FETである。
FET3nのソースとドレインの間は、通常動作時には、そのゲートへの電圧供給により導通している。そのため、コンバータ1nの各々からは負荷201に対し電流が供給される。そして、電流検出部121は、コンバータ1nの各々から負荷201に供給される電流の総和を検出する。そして、電流検出部121は、負荷201に供給される電流の総和を表す電流値を遮断装置106の処理部111に送付する。電流検出部121は、当該検出と当該送付を継続的に行う。
処理部111は、電流検出部2n及び121から送られる電流値から遮断する箇所をFET3nの各々及び131の中から特定する。遮断箇所の特定の動作例は、例えば次の通りである。
処理部111は、記録部116から、電流検出部2nが検出する電流値の設計値及び第一の閾値を読み込む。そして、処理部111は、電流検出部2nの各々から送付される各電流値から前記設計値を減じた値(第一の差)が、前記第一の閾値より大きいかについての判定を行う。処理部111は、当該判定を、電流検出部2nの各々から継続的に送付される各電流値について、例えば所定の時間間隔で、継続的に行う。
処理部111は、いずれかの電流検出部2nから送られた電流値について前記第一の差が前記第一の閾値よりも大きいことを判定した場合は、その判定を行った電流値を送った電流検出部2nを特定する情報を、制御部126に送る。
制御部126は、処理部111からの当該特定情報を受けて、当該特定情報により特定される電流検出部2nのすぐ後段のFET3nのソース−ドレイン間の導通を遮断する。
その後、例えば、給電システム151の管理者等は導通を遮断したユニット17nの代わりに予備のユニットから負荷201への給電を行わせる等の措置を行う。コンバータ1nからの出力電流の増加は、コンバータ1nの故障の発生を推定させるからである。前記管理者等は、導通を遮断したユニット17nのコンバータ1nのみを予備のコンバータに切り替える措置をとる場合もあり得る。
一方、処理部111は、上記動作とは独立に、次の動作を行う。
処理部111は、第二の閾値を記録部116から読み込む。そして、処理部111は、各電流検出部2nから送付される電流値についての合計値を導出する。そして、処理部111は、電流検出部121から送付される総合電流値から前記合計値を減じた値(第二の差)を導出する。
処理部111は、前記第二の差が前記第二の閾値より大きいかを判定する。処理部は、当該判定を、例えば所定の時間間隔で、継続的に行う。
そして、処理部111は、前記第二の差が前記第二の閾値より大きいことを判定したときは、遮断箇所をFET131とする情報を制御部126に送る。
制御部126は、当該情報の送付を受けて、FET131のゲートへの電圧印加を解除し、そのソース−ドレイン間の導通を遮断する。
その後、例えば、給電システム151の管理者等は、給電装置161全体を別の給電装置に切り替える等の措置をとる。前記第三の差の発生は、ユニット17nのFET3nのそれぞれと電流検出部121との間の電気経路による電流のリーク等の不具合の発生を強く推定させるからである。前記管理者は、FET3nのそれぞれと電流検出部121との間の配線を予備の配線と交換することもあり得る。また、前記管理者は、FET3nのそれぞれと電流検出部121との間の配線を修理することもあり得る。
なお、記録部116は、前述の第一の閾値、第二の閾値、電流検出部2nが検出する電流値の設計値及び電流検出部121が検出する総合電流値の設計値を保持する。記録部116は、その他、処理部111が指示する情報を記録する。記録部116は、また、処理部111の指示により、保持する情報を処理部111に送付する。
[処理フロー]
図2は、図1に表す遮断装置106の処理部111が行う、遮断箇所をN個のFET3nから特定する処理の処理フロー例を表す概念図である。
なお、図2に表す処理は、図1に表すN個の電流検出部2nの各々は、検出した電流値を処理部111に対し、逐次送付することを前提としている。
処理部111は、例えば、電源のオンにより図2に表す処理を開始する。
そして、処理部111は、S101の処理として、タイマーの設定時刻t1を0に設定し、時刻t1=0からの経過時間の測定を開始する。ここで、処理部111は図示しないタイマーを利用できることを前提としている。
次に、処理部111は、S102の処理として、N個の電流検出部2nの各々から送られる電流値の各々と、記録部116から読み込んだ電流検出部2nが検出する電流値から設計値を減じた値(第一の差)の各々を導出する。
そして、処理部111は、S103の処理として、前記第一の差の各々について記録部116から読み込んだ第一の閾値と比較し、前記第一の差のいずれかが前記第一の閾値以上かについての判定を行う。ここで、第一の閾値は、S103の処理のため予め定められ記録部116が保持する、前記第一の差についての閾値である。第一の閾値は、前記第一の差がノイズ等によるものではなく実質的なものであることを判定するためのものである。第一の閾値は、ノイズ等の存在によっては説明できないと考えられる値から選択される。
処理部111は、S103の処理による判定結果がyesの場合は、S105の処理を行う。
一方、処理部111は、S103の処理による判定結果がnoの場合は、S107の処理を行う。
処理部111は、S105の処理を行う場合は、同処理として、第一の差が前記第一の閾値以上であることが判定された電流値を送付した電流検出部2nのすぐ後段のFET3nを遮断箇所として特定する。
そして、処理部111は、S106の処理として、S105の処理により特定したFET3nを表す情報を、制御部126に送付する。
そして、処理部111は、S107の処理を行う。
処理部111は、S107の処理を行う場合は、同処理として、図2に表す処理を終了するかについての判定を行う。処理部111は、当該判定を、例えば、外部からの終了情報の入力の有無により行う。当該終了情報は、例えば、図1に表される遮断装置106における電源オフによるものである。
処理部111は、S107による判定結果がyesの場合は、図2に表す処理を終了する。
一方、処理部111は、S107による判定結果がnoの場合は、S104の処理を行う。
処理部111は、S104の処理を行う場合は、同処理として、S101の処理により測定を開始した経過時間が時間ΔTを超えたかについての判定を行う。ここで、ΔTは、図2に表す処理のループの一回を時間ΔTごとに行うために予め設定された経過時間の閾値である。
処理部111は、S104の処理による判定結果がyesの場合は、前述のS101の処理を再度行う。
一方、処理部111は、S104の処理による判定結果がnoの場合は、S104の処理を再度行う。
図3は、図1に表す遮断装置106の処理部111が行う、遮断箇所をFET131とするかについての判定処理の処理フロー例を表す概念図である。図3に表す処理は、図2に表す処理と並行して行われる。
なお、図3に表す処理は、図1に表す電流検出部2nの各々及び121は、検出した電流値を処理部111に対し、逐次送付していることを前提としている。
処理部111は、例えば、電源のオンにより図3に表す処理を開始する。
そして、処理部111は、S201の処理として、タイマーの設定時刻t2を0に設定し、時刻t2=0からの経過時間の測定を開始する。ここで、処理部111は図示しないタイマーを利用できることを前提としている。
次に、処理部111は、S202の処理として、電流検出部2nの各々から送られる電流値の和を導出する。
そして、処理部111は、S203の処理として、電流検出部121が送付した総合電流値から、S202の処理により導出した各電流値の和を減じた値である第二の差を導出する。
そして、処理部111は、S203の処理により導出した第二の差が、記録部116から読み込んだ第二閾値以上かについての判定を行う。
処理部111は、S205の処理による判定結果がyesの場合は、S207の処理を行う。
一方、処理部111は、S205の処理による判定結果がyesの場合は、S209の処理を行う。
処理部111は、S207の処理を行う場合は、同処理として、FET131を遮断箇所として特定する。
そして、処理部111は、S208の処理として、図1に表す制御部126に対し、FET131を遮断箇所とする通知を行う。
そして、処理部111は、S209の処理を行う。
処理部111は、S209の処理を行う場合は、同処理として、図3に表す処理を終了するかについての判定を行う。処理部111は、当該判定を、例えば、外部からの終了情報の入力の有無により行う。当該終了情報は、例えば、図1に表される遮断装置106における電源オフによるものである。
処理部111は、S209による判定結果がyesの場合は、図3に表す処理を終了する。
一方、処理部111は、S209による判定結果がnoの場合は、S206の処理を行う。
処理部111は、S206の処理を行う場合は、同処理として、S206の処理により測定を開始した経過時間が時間ΔTを超えたかについての判定を行う。ここで、ΔTは、図3に表す処理のループの一回を時間ΔTごとに行うために予め設定された経過時間の閾値である。
処理部111は、S206の処理による判定結果がyesの場合は、前述のS201の処理を再度行う。
一方、処理部111は、S206の処理による判定結果がnoの場合は、S206の処理を再度行う。
図4は、図1に表す制御部126が行う処理の処理フロー例を表す概念図である。
制御部126は、例えば、電源のオンにより図4に表す処理を開始する。
そして、制御部126は、S301の処理として、遮断位置として特定されたFETを表す情報の送付が、図1に表す処理部111からあったかについての判定を行う。
制御部126は、S301の処理による判定結果がyesの場合は、S302の処理を行う。
一方、制御部126は、S301の処理による判定結果がnoの場合は、S301の処理を再度行う。
制御部126は、S302の処理を行う場合は、S301の処理により送付があったことを判定した情報において遮断位置として特定されたFETのソース−ドレイン間の導通を遮断する。制御部126は、当該遮断を、例えば、当該FETのゲートへの電圧供給を停止することにより行う。
そして、制御部126は、S303の処理として、図4に表す処理を終了するかについての判定を行う。制御部126は、当該判定を、例えば、外部からの終了情報の入力の有無により行う。当該終了情報は、例えば、図1に表される遮断装置106における電源オフによるものである。
制御部126は、S303による判定結果がyesの場合は、図4に表す処理を終了する。
一方、制御部126は、S303による判定結果がnoの場合は、S301の処理を再度行う。
[効果]
以上説明したように、給電システム151は、各ユニット17nからの出力に係る電流値の増加量と、並列に接続された各ユニットの後段における出力に係る総合電流値の増加量とを測定する。
そして、各ユニット17nの各々から出力に係る電流値の増加量が第一の閾値を超えた場合には、そのユニット17n内部に異常が発生したとして、そのユニット17nからの給電を停止する。
また、前記総合電流値の増加量が、各ユニット171nからの出力に係る電流値の増加量の総和以上の場合は、給電装置161から負荷201への給電を停止する。当該停止を行うのは、各ユニット17nからの出力以降の部分において異常が発生したことが推定されるためである。
上記動作により、給電システム151は、異常箇所の速やかな特定と当該異常個所に応じた給電の停止を可能にする。これにより、給電システム151は、異常を看過し異常に対する対応が遅れることによる負荷201等への被害の拡大を抑えることを可能にする。
また、あるユニット171nからの出力電流のみに異常がある場合は、そのユニット171nからの出力電流のみを遮断する。そのため、少なくとも、当該遮断後に予備のユニットから負荷201への電流供給を行わせた場合には、給電装置161から負荷201への電流供給を継続することができる。
なお、給電装置161が備えるコンバータ1nがDC−DCコンバータである場合には、上記効果は特に顕著である。なぜなら、DC−DCコンバータは、入力された直流電力を交流に変換する部分を備え、当該変換部分の故障に起因し、故障が生じる確率が他のコンバータと比較して大きいためである。
図5は、本発明の最小限の特定装置である特定装置101xの構成を表す概念図である。
特定装置101xは、特定部111xを備える。
特定部111xは、各電流の電流値と、総合電流の総合電流値とから、前記負荷と前記各給電装置との導通に係る遮断箇所を特定する。前記各電流の電流値は、図示しない給電装置の複数の給電部の各々から負荷に対し供給される電流値である。また、総合電流値は、前記複数の給電装置の集合から前記負荷に対し供給される総合電流の電流値である。
特定装置101xは、各電流の電流値と総合電流の総合電流値とから前記遮断箇所を特定する。従い、特定装置101xは、前記給電装置のユーザに対し、当該遮断箇所の遮断や給電部の予備への置き換え等の速やかな対応を可能にする。そのため、特定装置101xは、給電システムや負荷における損傷の拡大防止を抑えつつ、負荷への給電の継続をより長時間確保させ得る。
そのため、特定装置101xは、前記構成により、[発明の効果]の項に記載した効果を奏する。
以上、本発明の各実施形態を説明したが、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の基本的技術的思想を逸脱しない範囲で更なる変形、置換、調整を加えることができる。例えば、各図面に示した要素の構成は、本発明の理解を助けるための一例であり、これらの図面に示した構成に限定されるものではない。
また、前記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記述され得るが、以下には限られない。
(付記A1)
給電装置の複数の給電部の各々から負荷に対し供給される各電流の電流値と、前記複数の給電部の集合から前記負荷に対し供給される総合電流の総合電流値と、から、前記負荷と前記給電部の各々との導通の遮断に係る遮断箇所を特定する特定部、
を備える特定装置。
(付記A2)
前記遮断箇所を、前記給電部の各々と前記負荷との間の各々と、前記すべてと前記負荷との間と、から特定する、付記A1に記載された特定装置。
(付記A3)
前記遮断箇所を一つ特定する、付記A1又は付記A2に記載された特定装置。
(付記A4)
前記給電部の各々からの電流の増加量が第一の閾値を超えたことを判定した場合に、前記第一の閾値を超えたことを判定した増加量に係る前記給電部と前記負荷との間を前記遮断箇所として特定する、付記A1乃至付記A3のうちのいずれか一に記載された特定装置。
(付記A5)
前記総合電流から、前記給電部の各々からの出力の和を減じた値が第二の閾値を超えた場合に、前記すべてと前記負荷との間を前記遮断箇所として特定する、付記A1乃至付記A4のうちのいずれか一に記載された特定装置。
(付記A6)
前記給電部がDC−DCコンバータを備える、付記A1乃至付記A5のうちのいずれか一に記載された特定装置。
(付記A7)
前記給電部がDC−DCコンバータである、付記A1乃至付記A6のうちのいずれか一に記載された特定装置。
(付記A8)
前記各電流の電流値を検出する第一の検出部をさらに備える、付記A1乃至付記A7のうちのいずれか一に記載された特定装置。
(付記A9)
前記総合電流値を検出する第二の検出部をさらに備える、付記A1乃至付記A8のうちのいずれか一に記載された特定装置。
(付記B1)
付記A1乃至付記A9のうちのいずれか一に記載された特定装置が特定した前記遮断箇所の導通の遮断を制御し得る制御部を備える遮断装置。
(付記B2)
付記A1乃至付記A9のうちのいずれか一に記載された特定装置と、
前記特定装置が特定した前記遮断箇所の導通の遮断を制御し得る制御部と
を備える遮断装置。
(付記B3)
前記遮断箇所をさらに備える、付記B1又は付記B2に記載された遮断装置。
(付記B4)
前記遮断箇所がスイッチである、付記B3に記載された遮断装置。
(付記B5)
前記遮断箇所が電界効果トランジスタであるである、付記B3又は付記B4である遮断装置。
(付記C1)
給電装置の複数の給電部の各々が負荷に対し供給する電流値の各々と、前記複数の給電部のすべてが前記負荷に対し供給する電流値とから、前記負荷と前記各々との間の電気経路の遮断箇所を特定する、特定方法。
(付記D1)
給電装置の複数の給電部の各々が負荷に対し供給する電流値の各々と、前記複数の給電部のすべてが前記負荷に対し供給する電流値とから、前記負荷と前記各々との間の電気経路の遮断箇所を特定する処理をコンピュータに実行させる、特定プログラム。
11、12、1n、1N コンバータ
21、22、2n、2N、121 電流検出部
31、32、3n、3N、131 FET
41、42、4N 端子
101、101x 特定装置
106 遮断装置
111 処理部
111x 特定部
116 記録部
126 制御部
151 給電システム
161 給電装置
171、172、17n、17N ユニット
201 負荷

Claims (7)

  1. 給電装置の複数の給電部の各々から負荷に対し供給される各電流の電流値と、前記複数の給電部の集合から前記負荷に対し供給される総合電流の総合電流値と、から、前記負荷と前記給電部の各々との導通の遮断に係る遮断箇所を特定する特定部、
    を備え
    前記遮断箇所は、前記各電流の電流値から設計値を減じた値が第一の閾値を超えたことが判定された場合は、前記第一の閾値を超えたことを判定した前記減じた値に係る前記給電部と前記負荷との間であり、前記遮断箇所は、前記総合電流値から前記給電部の各々からの出力の和を減じた値が第二の閾値を超えたことが判定された場合は、すべての前記給電部と前記負荷との間である、
    特定装置。
  2. 前記給電部がDC(direct current)−DCコンバータを備える、請求項1に記載された特定装置。
  3. 前記各電流の電流値を検出する第一の検出部と、前記総合電流値を検出する第二の検出部とをさらに備える、請求項1又は請求項2に記載された特定装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のうちのいずれか一に記載された特定装置が特定した前記遮断箇所の導通の遮断を制御し得る制御部を備える遮断装置。
  5. 前記遮断箇所をさらに備える、請求項4に記載された遮断装置。
  6. 前記遮断箇所がスイッチである、請求項5に記載された遮断装置。
  7. 給電装置の複数の給電部の各々が負荷に対し供給する電流値の各々と、前記複数の給電部のすべてが前記負荷に対し供給する電流値である総合電流とから、前記負荷と前記給電部の各々との間の電気経路の遮断箇所を特定
    前記遮断箇所は、前記各電流の電流値から設計値を減じた値が第一の閾値を超えたことが判定された場合は、前記減じた値に係る前記給電部と前記負荷との間であり、前記遮断箇所は、前記総合電流から前記給電部の各々からの出力の和を減じた値が第二の閾値を超えたことが判定された場合は、すべての前記給電部と前記負荷との間である、
    特定方法。
JP2017006785A 2017-01-18 2017-01-18 特定装置、遮断装置及び特定方法 Active JP6849445B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017006785A JP6849445B2 (ja) 2017-01-18 2017-01-18 特定装置、遮断装置及び特定方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017006785A JP6849445B2 (ja) 2017-01-18 2017-01-18 特定装置、遮断装置及び特定方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018117447A JP2018117447A (ja) 2018-07-26
JP6849445B2 true JP6849445B2 (ja) 2021-03-24

Family

ID=62985744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017006785A Active JP6849445B2 (ja) 2017-01-18 2017-01-18 特定装置、遮断装置及び特定方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6849445B2 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573520A (en) * 1980-06-05 1982-01-09 Tokyo Shibaura Electric Co Dc power source protecting system
JPH05333949A (ja) * 1992-05-29 1993-12-17 Kikusui Electron Corp 電源装置
JPH08275389A (ja) * 1995-03-31 1996-10-18 Mitsubishi Electric Corp 直流電源装置
JPH11338555A (ja) * 1998-05-21 1999-12-10 Nec Kofu Ltd 電源制御方式
JP4052948B2 (ja) * 2002-01-15 2008-02-27 ローム株式会社 マルチフェーズ型dc/dcコンバータ
JP2010512139A (ja) * 2006-12-06 2010-04-15 ソーラーエッジ エルティーディ Dc電源を用いた分散型電力ハーベストシステムの監視システム及び方法
EP2626712B1 (en) * 2010-10-07 2021-03-24 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation Failure detecting apparatus
DE102012024728A1 (de) * 2012-12-18 2014-07-03 Ellenberger & Poensgen Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Überwachung einer elektrischen Anlage auf einen Rückstrom

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018117447A (ja) 2018-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8232778B1 (en) Independent, redundant overvoltage protection for a generator
JP6246062B2 (ja) 直流発電システムおよび直流発電システムの保護方法
JP5860721B2 (ja) 半導体遮断器、及び直流給電システム
CN107466434B (zh) 控制不间断电源以清除短路负载的方法
JPWO2015029458A1 (ja) 直流発電システムおよび直流発電システムの保護方法
EP2804278B1 (en) Self-power circuit for protecting relay
JP2008118834A (ja) サージ低減回路およびサージ低減回路を備えたインバータ装置
JP5900949B2 (ja) 電源故障検出回路および電源故障検出方法
KR20150128124A (ko) 과전류 계전기
JP6985766B2 (ja) 過電流保護電源切替スイッチ
JP6849445B2 (ja) 特定装置、遮断装置及び特定方法
JP5126241B2 (ja) 過電圧保護回路、及び過電圧保護方法
US10614985B2 (en) 3 phase undervoltage trip device and molded case circuit breaker therewith
JP5486180B2 (ja) 直流配電システムおよびその制御方法
JP2015119555A (ja) 過電流保護回路及び回路装置
JP5818152B2 (ja) 直流給電システム
JP2005102348A (ja) 過電圧保護回路
JP6455719B2 (ja) 無停電電源システム
KR20190043351A (ko) 직류 보호 장치 및 그의 제어 방법
JP5394868B2 (ja) 突入電流防止装置及び突入電流防止装置の短絡診断方法
JP2011041410A (ja) 電子機器用過電流保護装置及び電源遮断制御方法,プログラム
US11984881B2 (en) Thyristor circuit and thyristor protection method
JP7054024B2 (ja) 過電流保護回路及び電気機器
JP2023092522A (ja) ハイブリッド回路遮断器
JPH02241319A (ja) 電源保護制御方式

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201027

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210209

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210304

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6849445

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150