JP6849189B2 - 反転トランスファ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多工程圧造機に装備され、上流側工程から下流側工程へとワークの前後を反転して搬送する反転トランスファ装置に関する。
パンチおよびダイスをそれぞれ有する複数の工程によってワークに順次圧造加工を施す多工程圧造機が知られている。一般的に、多工程圧造機は、上流側工程から下流側工程へとワークを順次搬送するトランスファ装置を備える。さらに、所望されるワークの形状によっては、ワークの前後を反転して搬送する反転トランスファ装置が用いられる。これにより、ワークは、前後両側からの圧造加工が可能になる。本願出願人は、この種の反転トランスファ装置の技術例を特許文献1に開示している。
特許文献1に開示された圧造機のトランスファ装置は、ワークの搬送経路に配置されたトランスファ基部と、トランスファ基部に設けられてワークを把持するフィンガ対と、フィンガ対を開閉駆動するフィンガ駆動部と、上流側工程と下流側工程の間でトランスファ基部を駆動するトランスファ駆動部と、を備える。さらに、トランスファ基部は回転駆動され、これによって、ワークは前後が反転されつつ搬送される。
特開2015−167985号公報
ところで、生産するワークの種類を変更する場合に、ダイスおよびパンチの交換に併せ、ワーク長さに応じてトランスファ基部の位置を調整する。これにより、ワーク長さに関係なく、フィンガ対に把持されたワークとダイスの間が所定距離に保たれるので、ワークの搬送動作が安定する。しかしながら、多工程圧造機では、いずれかの工程の圧造加工によってワーク長さが中途変化する場合がある。この場合、トランスファ基部の位置の調整が全部の工程で共通に実施されるため、ワークとダイスの間に所定距離を確保できない工程が発生する。結果として、ワークの搬送動作に支障が生じ得る。
例えば、或る工程以前の上流側のワーク長さに合わせて調整が行われ、上流側のフィンガ対がワークの長さ方向の中央を把持する場合を想定する。このとき、或る工程の圧造加工によってワーク長さが大きくなると、当該工程のフィンガ対は、ワークの中央よりもダイスに近い箇所を把持する。このため、トランスファ基部の回転駆動によってフィンガ対が次工程に反転移送されたときに、ワークがダイスに衝突するおそれが発生する。また、或る工程の圧造加工によってワーク長さが小さくなると、当該工程のフィンガ対は、ワークの中央よりもダイスから遠い箇所を把持する。このため、トランスファ基部の回転駆動によってフィンガ対が次工程に反転移送されたときに、ワークとダイスの離間距離が大きくなる。これにより、ワークが円滑にダイスに挿入されなくなるおそれが発生する。
本発明は、上述した背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、多工程圧造機の工程ごとに個別の調整を行ってワーク長さの中途変化に対応することにより、ワークの搬送動作を安定化できる反転トランスファ装置を提供することを課題とする。
本発明の反転トランスファ装置は、フレームに設けられたダイス、および軸線方向に動作するパンチをそれぞれ有する複数の工程によってワークに順次圧造加工を施す多工程圧造機に装備され、上流側工程から下流側工程へと前記ワークの前後を反転して搬送する反転トランスファ装置であって、前記ワークを把持した把持部を半回転の回動によって前記上流側工程から前記下流側工程まで移送可能とする反転移送部、前記反転移送部を回動可能に支持する支持部、および前記パンチの動作方向における前記支持部の位置を調整する位置調整部、をそれぞれ有する複数の反転ユニットと、複数の前記反転移送部の前記回動を駆動する反転駆動部と、を備える。
本発明の反転トランスファ装置は、複数の反転ユニットを備え、各反転ユニットの位置調整部は、それぞれ支持部の位置を個別に調整できる。このため、いずれかの工程の圧造加工によってワーク長さが中途変化しても、工程ごとに各把持部がワークの長さ方向の中央を把持するように対応できる。すると、反転移送部によって把持部が上流側工程から下流側工程へと半回転される前後で、ワークとダイスの間がそれぞれ所定距離に保たれる。これにより、ワークの搬送動作が安定化される。
本発明の実施形態の反転トランスファ装置が装備される多工程圧造機の全体構成例を模式的に示す平面図である。 ラムの方向から見た反転トランスファ装置の正面図である。 反転トランスファ装置の平面図である。 反転トランスファ装置の側面図である。 下側位置調整部に下側ライナー部材を挿着する途中の状況を示した部分側面図である。 下側ライナー部材の正面視および側面視を示した図である。 上側位置調整部に上側ライナー部材を挿着する途中の状況を示した部分側面図である。 上側ライナー部材の正面視および側面視を示した図である。 位置検出部を説明する反転トランスファ装置の側面図である。
まず、反転トランスファ装置5が装備される多工程圧造機1の全体構成例について説明する。図1は、本発明の実施形態の反転トランスファ装置5が装備される多工程圧造機1の全体構成例を模式的に示す平面図である。多工程圧造機1は、反転トランスファ装置5に加えて、フレーム2、ラム3、5組のパンチ41およびダイス45、ならびに駆動部9などで構成されている。
多工程圧造機1は、5組のパンチ41およびダイス45によって構成された第1〜第5圧造工程で、ワークに順次圧造加工を施す。図1において、第1〜第5圧造工程は、上側から下側へと並んでいる。パンチ41は、図1の左右方向に延びる軸線方向に動作する。ダイス45は、パンチ41と軸線を共通にして配置される。図1の左右方向は、軸線方向であってラム3およびパンチ41の動作方向に相当する。また、図1の上下方向は、幅方向に相当する。
フレーム2は、各部を配設するための筐体であり、鉄製で堅牢に形成されている。5個のダイスホルダ21は、フレーム2の幅方向に並んで設けられる。5個のダイス45は、各ダイスホルダ21の前側(図中の左側)に交換可能に取り付けられる。各ダイス45の図中の左方向を向いた前側に、所定の加工型が形成されている。
ラム3は、平面視で概ね矩形であり、フレーム2に対して軸線方向の前後に往復動作する。5個のパンチホルダ31は、ラム3の前側(図中の右側)の幅方向に並んで設けられる。5個のパンチ41は、各パンチホルダ31の前側(図中の右側)に交換可能に取り付けられる。各パンチ41の図中の右方向を向いた前側に、所定の加工型が形成されている。
多工程圧造機1は、環形の可動カッタ、線材送り機構、およびプッシャ機構を有した切断機構部(図略)を備える。可動カッタは、線材送り機構によって環形の内部に挿入された長尺線材を切断し、所定寸法の円柱状のワークを作成する。プッシャ機構は、可動カッタからワークをプッシュアウトする。ワークの材質として、アルミや鉄、各種の合金などを例示できる。
ラム3を往復駆動するために駆動部9が設けられる。駆動部9は、主駆動源91と各種の伝達機構およびカム機構などで構成される。主駆動源91は、例えば、三相交流電源で動作する誘導モータまたは同期モータとすることができる。駆動部9は、反転トランスファ装置5および切断機構部を併せて駆動する。主駆動源91の駆動力は、フライホイール92、ディスクブレーキ93、および減速機構94を介して、ラム3を駆動するクランク軸95に入力されている。さらに、クランク軸95から分岐歯車対96を介してサイド軸97へと、駆動力が分岐伝達される。
サイド軸97は、駆動力を上方に分岐伝達する。上方に分岐された駆動力は、トランスファカム98を回転駆動する。トランスファカム98は、反転トランスファ装置5を駆動する。また、サイド軸97からトランスファドライブ99を経由した先に、6個のオープンクローズカム9Aが回転駆動されるように連結されている。オープンクローズカム9Aは、幅方向に等間隔で配置されている。オープンクローズカム9Aは、それぞれ後述するフィンガ対712を開閉駆動する。
さらに、サイド軸97には、カッタカム9Bが設けられるとともに、プッシャカム9C、フィードカム9D、フィードローラ9E、および5個のノックアウトカム9Fが連結されている。カッタカム9B、プッシャカム9C、フィードカム9D、およびフィードローラ9Eは、切断機構部を駆動する。ノックアウトカム9Fは、幅方向に等間隔で配置されており、第1〜第5圧造工程の位置にそれぞれ対応する。ノックアウトカム9Fは、図略のノックアウトピンを駆動して、圧造加工されたワークをダイス45から突き出す。
次に、実施形態の反転トランスファ装置5の詳細について説明する。図1に示されるように、反転トランスファ装置5は、ダイスホルダ21の上方からダイス45の前方にかけて配設される。反転トランスファ装置5は、上流側工程でワークを把持し、ワークの前後を反転しながら下流側工程まで搬送する。図2は、ラム3の方向から見た反転トランスファ装置5の正面図である。また、図3は、反転トランスファ装置5の平面図であり、図4は、反転トランスファ装置5の側面図である。図4の左側が反転トランスファ装置5の前側(正面)で、図4の右側が反転トランスファ装置5の後側となる。なお、図2および図3においては、一部の部材が図示省略されている。
反転トランスファ装置5は、基体ブラケット6、6組の反転ユニット7、および反転駆動部8などで構成されている。基体ブラケット6には、上側幅方向位置決め部65および下側幅方向位置決め部66が設けられる。図4に示されるように、各反転ユニット7は、把持部71、反転移送部72、支持部73、上側位置調整部74、下側位置調整部75、位置調整時駆動部76、および位置検出部77で構成される。
基体ブラケット6は、上板部61、後板部62、および下板部63などからなる。基体ブラケット6は、フレーム2に固定されており、フレーム2の一部と見なすことができる。基体ブラケット6は、図4に示される側面視で前方に開口する略コ字状に形成される。基体ブラケット6の略コ字状の内部空間に、6個の支持部73が幅方向に並んで配置される。上板部61の前側に、6組の上側位置調整部74が幅方向に並んで配置される。また、下板部63の前側に、6組の下側位置調整部75が幅方向に並んで配置される。後板部62の上部寄りを前後方向に貫通する6個のピストン支持部64が幅方向に並んで配置される。
6組の反転ユニット7は、それぞれワークの前後を反転して搬送する。図2および図3の最も左側に配置された第1の反転ユニット7Aは、切断機構部でワークを把持して、第1圧造工程のダイス45の前側まで搬送する。第2の反転ユニット、第3の反転ユニット、第4の反転ユニット7D、および第5の反転ユニット7Eは、上流側の圧造工程でダイス45から突き出されたワークを把持して、下流側の圧造工程のダイス45の前側まで搬送する。図2および図3の最も右側に配置された第6の反転ユニット7Fは、第5圧造工程でダイス45から突き出されたワークを把持して、図略の搬出部まで搬送する。
把持部71は、上下方向に延びる本体筒711、フィンガ対712、操作軸713、操作機構部714などからなる。フィンガ対712は、本体筒711の下側に開閉動作可能に支持される。操作軸713は、本体筒711の内部に昇降可能に配設される。操作軸713は、その下部がフィンガ対712に係合し、その上部が操作機構部714に連結される。操作機構部714は、前述したオープンクローズカム9Aから駆動されて、操作軸713を昇降駆動する。これにより、フィンガ対712は、開閉動作してワークを把持および解放する。
反転移送部72は、上下方向に延びる軸形状の部材である。反転移送部72は、把持部71の本体筒711に結合する上結合点721および下結合点722を前側に有する。反転移送部72の上部には、把持部71を操作する操作機構部714の一部が設けられている。反転移送部72は、上結合点721よりも上部に上軸部723を有し、下結合点722よりも下部に下軸部724を有する。上軸部723および下軸部724は、支持部73に回転可能に支持される。
反転移送部72は、上結合点721と下結合点722の間の後側にピニオンギヤ85を有する。反転移送部72は、ピニオンギヤ85に駆動されて半回転する。反転移送部72は、半回転の回動により、ワークを把持した把持部71を上流側工程から下流側工程まで移送しつつ半回転させる。また、反転移送部72は、逆回転方向の半回転の回動により、ワークを解放した把持部71を下流側工程から上流側工程に戻す。図4は、反転移送部72が逆回転方向に90°だけ回動した状態を例示している。
支持部73は、基体ブラケット6の略コ字状の内部空間に配置される。支持部73は、図4に示される側面視で、基体ブラケット6よりも小さく、前方に開口する略コ字状に形成される。支持部73は、略コ字状の上部の前側に円形孔状の上軸支持部731を有する。また、支持部73は、略コ字状の下部の前側に円形孔状の下軸支持部732を有する。
上軸支持部731は、反転移送部72の上軸部723を回動可能に支持する。下軸支持部732は、反転移送部72の下軸部724を回動可能に支持する。支持部73は、上軸支持部731よりも若干後方の位置に、上方に向かって起立した上側調整部733を有する。また、支持部73は、下軸支持部732よりも若干後方の位置に、下方に向かって起立した下側調整部734を有する。
各反転ユニット7の上側位置調整部74および下側位置調整部75は、パンチ41の動作方向(図4の紙面左右方向)における支持部73の位置を調整する。図5は、下側位置調整部75に下側ライナー部材757を挿着する途中の状況を示した部分側面図である。図6は、下側ライナー部材757の正面視および側面視を示した図である。また、図7は、上側位置調整部74に上側ライナー部材747を挿着する途中の状況を示した部分側面図である。図8は、上側ライナー部材747の正面視および側面視を示した図である。
図5に示されるように、下側位置調整部75は、基体ブラケット6の下板部63と、支持部73の下側調整部734の間に設けられる。詳述すると、下板部63の前側に、板状の下側位置基準部材751がネジ752を用いて付設される。下板部63の前側の下方寄りに、ピン収容穴753が穿設される。さらに、下側位置基準部材751の下方寄りに、ピン通過孔754が穿設される。ピン収容穴753の内部には、位置決めピン755が収容される。
位置決めピン755は、前側の太径部、中間位置のフランジ部、および後側の細径部が一体となった軸状の部材である。位置決めピン755のフランジ部は、ピン通過孔754よりも大径であって、ピン収容穴753の内部に収容されつつ前後方向に移動可能となっている。位置決めピン755の細径部の周りに、スプリング756が配置される。スプリング756は、位置決めピン755のフランジ部を前方に付勢する。これにより、位置決めピン755の太径部は、ピン通過孔754を通過して、下側位置基準部材751から突出する。
下側位置調整部75は、下側位置基準部材751と下側調整部734の間に1種類以上の下側ライナー部材757を挿着して支持部73の位置を調整する。図6に示されるように、下側ライナー部材757は、下側に屈曲部をもつ板状の部材である。下側ライナー部材757の厚さTdnは、ワークの長さに対応して複数種類を準備することができる。下側ライナー部材757の屈曲部の中央付近には、下方に開く丸底形状のピン係合溝758が形成されている。
下側ライナー部材757が挿着されたとき、ピン係合溝758に位置決めピン755の太径部が係入する。これにより、下側ライナー部材757の落下や左右方向のずれが防止される。なお、下側ライナー部材757を用いない位置調整も可能である。このとき、下側位置基準部材751と下側調整部734とが密着する。これにより、支持部73は、パンチ41から最も遠い位置に位置決めされる。
上側位置調整部74の構成は、下側位置調整部75の構成に類似する。図7に示されるように、上側位置調整部74は、基体ブラケット6の上板部61と、支持部73の上側調整部733の間に設けられる。詳述すると、上板部61の前側に、板状の上側位置基準部材741がネジ742を用いて付設される。上板部61の前側の下方寄りに、図略のピン収容穴が穿設される。さらに、上側位置基準部材741の下方寄りに、ピン通過孔744が穿設される。ピン収容穴の内部に収容された位置決めピン745は、前後方向に移動可能であって、図略のスプリングにより前方に付勢される。これにより、位置決めピン745は、その前側の太径部がピン通過孔744を通過して、上側位置基準部材741から突出する。
上側位置調整部74は、上側位置基準部材741と上側調整部733の間に1種類以上の上側ライナー部材747を挿着して支持部73の位置を調整する。図8に示されるように、上側ライナー部材747は、上側に屈曲部をもつ板状の部材である。上側ライナー部材747の厚さTupは、下側ライナー部材757の厚さTdnと対応して複数種類が準備される。上側ライナー部材747および下側ライナー部材757は、同じ厚さの組合せで用いられる。上側ライナー部材747の下縁の中央付近には、下方に開く丸底形状のピン係合溝748が形成されている。
上側ライナー部材747が挿着されたとき、ピン係合溝748に位置決めピン745の太径部が係入する。これにより、上側ライナー部材747の左右方向のずれが防止される。なお、上側ライナー部材747を用いない位置調整も可能である。このとき、上側位置基準部材741と上側調整部733とが密着する。またこのとき、位置決めピン745の太径部は、スプリングの付勢に抗して、ピン通過孔744の内部まで後退する。これにより、支持部73は、パンチ41から最も遠い位置に位置決めされる。
複数種類の上側ライナー部材747および下側ライナー部材757は、厚さTupおよび厚さTdnの精度を管理するだけで、支持部73の位置を正確に調整できる。また、上側ライナー部材747の厚さTupおよび下側ライナー部材757の厚さTdnは、任意に設定できる。つまり、異なる圧造工程の相互間で、上側ライナー部材747の厚さTupおよび下側ライナー部材757の厚さTdnは相違してもよい。これにより、あらゆるワーク長さの中途変化に対応できる。加えて、上側ライナー部材747および下側ライナー部材757は簡易な板状であるので、部材コストは低廉である。
上側位置調整部74および下側位置調整部75は、位置調整時駆動部76を含む。位置調整時駆動部76は、上側ライナー部材747および下側ライナー部材757を着脱する際に、パンチ41の動作方向に支持部73を駆動する。本実施形態において、位置調整時駆動部76には、加圧エア駆動部が用いられる。図4に示されるように、位置調整時駆動部76は、エアシリンダ761、ピストン762、および加圧エア源763などで構成される。これに限定されず、位置調整時駆動部76に、モータや油圧駆動部などが用いられてもよい。
エアシリンダ761は、基体ブラケット6の後板部62の後側に配置される。ピストン762は、後板部62のピストン支持部64に支持されて、前後方向に動作可能となっている。ピストン762は、その後端がエアシリンダ761に挿入され、その前端が支持部73に結合される。加圧エア源763は、エアシリンダ761内のピストン762の前後の空間に加圧エアを給排する。これにより、ピストン762は、前後方向に駆動されて、支持部73を前後方向に駆動する。
位置調整時駆動部76は、上側ライナー部材747および下側ライナー部材757を着脱する前に、支持部73を前側に駆動する。これにより、下側位置基準部材751と下側調整部734の隙間、および、上側位置基準部材741と上側調整部733の隙間が拡がって、下側ライナー部材757および上側ライナー部材747の着脱作業が容易になる。また、位置調整時駆動部76は、下側ライナー部材757および上側ライナー部材747を着脱した後に、支持部73を後側に駆動する。これにより、支持部73の前後方向の位置が位置決めされる。位置調整時駆動部76を備えることにより、大きな重量の支持部73を手動で操作しなくてよい。
また、各反転ユニット7は、位置検出部77を備える。図9は、位置検出部77を説明する反転トランスファ装置5の側面図である。位置検出部77は、パンチ41の動作方向における支持部73の位置を検出する。本実施形態において、位置検出部77には、上側位置調整部74の隙間からの漏気を検出する隙間検出センサが用いられる。詳述すると、位置検出部77は、漏気検出部771、エア管路772、エア流路773、および加圧エア源763からなる。
漏気検出部771は、加圧エア源763から供給された加圧エアをエア管路772に送り込む。エア管路772は、漏気検出部771から送り込まれた加圧エアをエア流路773に案内する。エア流路773は、基体ブラケット6の上板部61および上側位置基準部材741に穿設される。エア流路773は、最終的に、上側位置基準部材741の前面に開口する。エア流路773の開口が開放している場合に、加圧エアの流れは継続する。エア流路773の開口が閉止されている場合に、加圧エアの流れは無くなる。したがって、漏気検出部771は、漏気の有無を判定することができる。
上側ライナー部材747が装着された後、位置調整時駆動部76が正常に支持部73を駆動すると、上側ライナー部材747は上側位置基準部材741に密着する。したがって、上側ライナー部材747は、エア流路773の開口を閉止し、漏気は発生しない。漏気検出部771が漏気を検出しないことから、上側ライナー部材747および下側ライナー部材757の着脱作業が良好に行われたと、判明する。
ところが、位置調整時駆動部76に異常が発生して支持部73を駆動しなかった場合や、異物が挟み込まれた場合などに、上側ライナー部材747は上側位置基準部材741に密着しない。したがって、エア流路773の開口は開放されたままとなり、漏気が発生する。漏気検出部771が漏気を検出することから、上側ライナー部材747および下側ライナー部材757の着脱作業が不良であったと、判明する。なお、上側ライナー部材747および下側ライナー部材757を用いない場合に、上側調整部733は、正常時に上側位置基準部材741に密着して、エア流路773の開口を閉止する。したがって、位置検出部77による同じ検出方法が可能となっている。
反転駆動部8は、ラックホルダ81、6個のラックギヤ82、および、反転移送部72にそれぞれ設けられた合計6個のピニオンギヤ85(前述)などで構成される。ラックホルダ81は、帯板状の部材であり、図4に示されるように、支持部73の略コ字状の内部空間に配置される。また、ラックホルダ81は、図2および図3に示されるように、6個の支持部73を横断して幅方向に延在する。ラックホルダ81は、その上面に前後方向に延びる7個の凸部811を有する。そして、隣り合う凸部811の間に、全部で6箇所の凹部812が形成される。ラックホルダ81は、前述したトランスファカム98から駆動されて、幅方向に往復動作する。
6個のラックギヤ82は、ラックホルダ81の6箇所の凹部812にそれぞれ収納配置される。ラックギヤ82の前側には、歯部83が形成される。6個の反転移送部72の各ピニオンギヤ85は、それぞれが異なるラックギヤ82の歯部83に噛み合う。ラックギヤ82の後端84は、支持部73に当接する。支持部73の位置が前後方向に調整されるとき、ラックギヤ82は、支持部73とともに変位して、凹部812の内部を摺動する。また、ラックギヤ82は、ラックホルダ81とともに幅方向に往復動作する。
ラックホルダ81が幅方向に往復動作すると、6個のラックギヤ82も揃って往復動作する。すると、6個のピニオンギヤ85がそれぞれ回転駆動され、さらに、6個の反転移送部72が同期して回転駆動される。つまり、反転駆動部8は、6個の反転移送部72を一括駆動する。これにより、各反転ユニット7は、それぞれワークの前後を反転して搬送する。
図2に示されるように、上側幅方向位置決め部65は、基体ブラケット6の上板部61の下側に設けられる。また、下側幅方向位置決め部66は、基体ブラケット6の下板部63の上側に設けられる。上側幅方向位置決め部65および下側幅方向位置決め部66は、相互に類似した構成であるので、前者を例にして説明する。図3に示されるように、上側幅方向位置決め部65は、基準ブロック651、可動ブロック652、押えブロック654、および押えボルト656などで構成される。
基準ブロック651は、基体ブラケット6の幅方向の一端寄りに固定して配置される。可動ブロック652は、基体ブラケット6の幅方向の他端寄りに配置され、幅方向への変位が可能となっている。可動ブロック652は、前後方向に対してわずかに傾斜したテーパ面653を幅方向の外側に有する。押えブロック654は、可動ブロック652の幅方向外側に配置され、前後方向への変位が可能となっている。押えブロック654は、可動ブロック652のテーパ面653に圧接可能なテーパ面655を幅方向の内側に有する。押えボルト656は、押えブロック654に螺合しており、回転によって押えブロック654を前後方向に変位させる。
基準ブロック651と可動ブロック652の間には、6個の支持部73が挟み込まれている。隣り合う支持部73の軸線間距離Dを厳正化するため、厚さを選択できる位置調整用部材657が支持部73の相互間に挿入される。押えボルト656が締め込まれると、押えブロック654は後方へと変位する。このとき、テーパ面655は、テーパ面653を図3の左方に押しつける。これにより、基準ブロック651と可動ブロック652の間に大きな圧接力が発生して、6個の支持部73の幅方向の位置が位置決めされる。支持部73の前後方向の位置を調整する際に、上側幅方向位置決め部65および下側幅方向位置決め部66は、一旦緩められる。
実施形態の反転トランスファ装置5は、フレーム2に固設されたダイス45、および軸線方向に動作するパンチ41をそれぞれ有する複数の工程によってワークに順次圧造加工を施す多工程圧造機1に装備され、上流側工程から下流側工程へとワークの前後を反転して搬送する反転トランスファ装置5であって、ワークを把持した把持部71を半回転の回動によって上流側工程から下流側工程まで移送可能とする反転移送部72、反転移送部72を回動可能に支持する支持部73、およびパンチ41の動作方向における支持部73の位置を調整する上側位置調整部74および下側位置調整部75、をそれぞれ有する複数の反転ユニット7と、複数の反転移送部72の回動を駆動する反転駆動部8と、を備える。
実施形態の反転トランスファ装置5は、複数の反転ユニット7を備え、各反転ユニット7の上側位置調整部74および下側位置調整部75は、それぞれ支持部73の位置を個別に調整できる。このため、いずれかの工程の圧造加工によってワーク長さが中途変化しても、工程ごとに各把持部71がワークの長さ方向の中央を把持するように対応できる。すると、反転移送部72によって把持部71が上流側工程から下流側工程へと半回転される前後で、ワークとダイス45の間がそれぞれ所定距離に保たれる。これにより、ワークの搬送動作が安定化される。
さらに、上側位置調整部74は、上側位置基準部材741と支持部73の上側調整部733の間に、1種類以上の上側ライナー部材747を挿着して支持部73の位置を調整する。同様に、下側位置調整部75は、下側位置基準部材751と支持部73の下側調整部734の間に、1種類以上の下側ライナー部材757を挿着して支持部73の位置を調整する。これによれば、廉価な上側ライナー部材747および下側ライナー部材757を用いて、支持部73の位置を正確に調整できる。また、上側ライナー部材747の厚さTupおよび下側ライナー部材757の厚さTdnを自在に設定することで、あらゆるワーク長さの中途変化に対応できる。
さらに上側位置調整部74および下側位置調整部75は、上側ライナー部材747および下側ライナー部材757を着脱する際に、パンチ41の動作方向に支持部73を駆動する位置調整時駆動部76を含む。これによれば、大きな重量の支持部73を手動で操作しなくてよい。
さらに、実施形態の反転トランスファ装置5は、パンチ41の動作方向における支持部73の位置を検出する位置検出部77をさらに備える。位置検出部77には、上側位置基準部材741と上側ライナー部材747の間、または上側ライナー部材747が挿着されない場合の上側位置基準部材741と上側調整部733の間を対象として隙間の有無を検出する隙間検出センサが用いられる。これによれば、位置検出部77は、上側位置調整部74の隙間からの漏気を検出することで、上側ライナー部材747および下側ライナー部材757の着脱作業の良否を自動で判定する。換言すると、位置検出部77は、支持部73の位置の調整作業の良否を自動で判定できる。
また、反転駆動部8は、パンチ41の動作方向と直交する幅方向に往復動作するラックホルダ81と、ラックホルダ81に設けられて支持部73とともにパンチ41の動作方向に変位し、かつラックホルダ81とともに幅方向に往復動作する複数のラックギヤ82と、複数の反転移送部72にそれぞれ設けられ、かつそれぞれが異なるラックギヤ82に噛み合う複数のピニオンギヤ85と、を有して複数の反転移送部72を一括駆動する。これによれば、個別の調整を行えるように支持部73を分割構成としても、従来の駆動部9の構成を大きく変更することなく、複数の反転移送部72の一括駆動が可能になる。
さらに、実施形態の反転トランスファ装置5は、パンチ41の動作方向と直交する幅方向において、複数の支持部73をまとめて挟み込むことにより位置決めする上側幅方向位置決め部65および下側幅方向位置決め部66をさらに備える。これによれば、支持部73を分割構成としても、隣り合う支持部73の軸線間距離Dを厳正化することができる。
なお、実施形態の反転トランスファ装置5は、全部の工程でワークの前後を反転して搬送するが、これに限定されない。すなわち、いくつかの工程でワークを半回転移動させ、残りの工程でワークを平行移動させる反転平行併用タイプのトランスファ装置にも、本発明を適用することができる。本発明は、その他にも様々な変形や応用が可能である。
1:多工程圧造機
2:フレーム 21:ダイスホルダ
3:ラム 31:パンチホルダ
41:パンチ 45:ダイス
5:反転トランスファ装置
6:基体ブラケット
65:上側幅方向位置決め部 66:下側幅方向位置決め部
7、7A、7D、7E、7F:反転ユニット
71:把持部 72:反転移送部 73:支持部
74:上側位置調整部 747:上側ライナー部材
75:下側位置調整部 757:下側ライナー部材
76:位置調整時駆動部 77:位置検出部
8:反転駆動部
81:ラックホルダ 82:ラックギヤ 85:ピニオンギヤ
9:駆動部 91:主駆動源

Claims (7)

  1. フレームに設けられたダイス、および軸線方向に動作するパンチをそれぞれ有する複数の工程によってワークに順次圧造加工を施す多工程圧造機に装備され、上流側工程から下流側工程へと前記ワークの前後を反転して搬送する反転トランスファ装置であって、
    前記ワークを把持した把持部を半回転の回動によって前記上流側工程から前記下流側工程まで移送可能とする反転移送部、前記反転移送部を回動可能に支持する支持部、および前記パンチの動作方向における前記支持部の位置を調整する位置調整部、をそれぞれ有する複数の反転ユニットと、
    複数の前記反転移送部の前記回動を駆動する反転駆動部と、
    を備える反転トランスファ装置。
  2. 前記位置調整部は、前記フレームと前記支持部の間に1種類以上のライナー部材を挿着して前記支持部の前記位置を調整する、請求項1に記載の反転トランスファ装置。
  3. 前記位置調整部は、前記ライナー部材を着脱する際に、前記パンチの前記動作方向に前記支持部を駆動する位置調整時駆動部を含む、請求項2に記載の反転トランスファ装置。
  4. 前記パンチの前記動作方向における前記支持部の前記位置を検出する位置検出部をさらに備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の反転トランスファ装置。
  5. 前記位置調整部は、前記フレームと前記支持部の間に1種類以上のライナー部材を挿着して前記支持部の前記位置を調整し、
    前記位置検出部は、前記フレームと前記ライナー部材の間、前記ライナー部材と前記支持部の間、前記ライナー部材が挿着されない場合の前記フレームと前記支持部の間の少なくとも一箇所を対象として隙間の有無を検出する隙間検出センサである、請求項4に記載の反転トランスファ装置。
  6. 前記反転駆動部は、
    前記パンチの前記動作方向と直交する幅方向に往復動作するラックホルダと、
    前記ラックホルダに設けられて前記支持部とともに前記パンチの前記動作方向に変位し、かつ前記ラックホルダとともに前記幅方向に往復動作する複数のラックギヤと、
    複数の前記反転移送部にそれぞれ設けられ、かつそれぞれが異なる前記ラックギヤに噛み合う複数のピニオンギヤと、を有して複数の前記反転移送部を一括駆動する、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の反転トランスファ装置。
  7. 前記パンチの前記動作方向と直交する幅方向において、複数の前記支持部をまとめて挟み込むことにより位置決めする幅方向位置決め部をさらに備える、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の反転トランスファ装置。
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