JP6848746B2 - 半導体装置 - Google Patents

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本明細書が開示する技術は、半導体装置に関する。
図2に、非特許文献1に開示される半導体装置100を示す。この半導体装置100は、n型の窒化物半導体基板110、窒化物半導体基板110の表面に積層した窒化物半導体層120、窒化物半導体基板110の裏面を被覆するドレイン電極132、窒化物半導体層120の表面の一部を被覆するように設けられているソース電極134、及び、窒化物半導体層120の表面の一部を被覆するように設けられている絶縁ゲート部136を備える。窒化物半導体層120は、n型のドリフト領域121、n型の電流狭窄領域122、p型のp型埋設領域123、n型のソース領域124及びヘテロ接合領域127を有する。ヘテロ接合領域127は、n型の下側ヘテロ領域125及びアンドープの上側ヘテロ領域126を有する。上側ヘテロ領域126のバンドギャップは下側ヘテロ領域125のバンドギャップよりも広い。これにより、下側ヘテロ領域125と上側ヘテロ領域126のヘテロ接合面のうちの下側ヘテロ領域125側に2次元電子ガスが生成される。絶縁ゲート部136は、ヘテロ接合領域127の表面の全範囲に配置されており、ゲート絶縁膜136a及びゲート電極136bを有する。
この半導体装置100がオンのときは、下側ヘテロ領域125に生成される2次元電子ガスを経由してソース領域124から電流狭窄領域122に電子が流入する。電流狭窄領域122に流入した電子は、電流狭窄領域122を縦方向に流れてドレイン電極132に向かう。これにより、ドレイン電極132とソース電極134が導通する。
半導体装置100がオフのときは、p型埋設領域123から電流狭窄領域122内に空乏層が伸びる。電流狭窄領域122は、両側から伸びてくる空乏層が繋がってピンチオフの状態となるように設計されている。電流狭窄領域122がピンチオフすることで、絶縁ゲート部136のゲート絶縁膜136aに加わる電界が緩和され、ゲート絶縁膜136aの絶縁破壊が抑えられる。
Masakazu KANECHIKA et al. (2007) A Vertical Insulated Gate AlGaN/GaN Heterojunction Field-Effect Transistor, Japanese Journal of Applied Physics, Vol. 46, No. 21, pp.L503-L505
しかしながら、電流狭窄領域の不純物濃度が設計値よりも濃い状態で製造されると、半導体装置がオフしたときに、電流狭窄領域が良好にピンチオフされず、ゲート絶縁膜の絶縁破壊が懸念される。電流狭窄領域の不純物濃度のバラツキに対して高い信頼性を有する半導体装置が必要とされている。
本明細書が開示する半導体装置は、窒化物半導体層、窒化物半導体層の一方の主面上に設けられている絶縁ゲート部、及び、窒化物半導体層の主面上に設けられているp型ゲート部を備えることができる。窒化物半導体層は、n型のドリフト領域、n型の電流狭窄領域、p型のp型埋設領域、ヘテロ接合領域、及び、n型のソース領域を有する。電流狭窄領域は、ドリフト領域上に設けられている。p型埋設領域は、ドリフト領域上に設けられており、電流狭窄領域を間に置いて配置されている。ヘテロ接合領域は、電流狭窄領域及びp型埋設領域上に設けられており、ヘテロ接合を有する。ソース領域は、p型埋設領域上に設けられており、ヘテロ接合領域によって電流狭窄領域から隔てられている。絶縁ゲート部は、ヘテロ接合領域上に設けられており、p型ゲート部よりもソース領域側に配置されている。p型ゲート部は、ヘテロ接合領域に接するp型のp型ゲート領域を有する。p型ゲート領域は、窒化物半導体層の主面に直交する方向から観測したときに、少なくともp型埋設領域と重複する位置に配置されている部分を有する。
上記半導体装置では、p型ゲート部がヘテロ接合領域上に設けられており、半導体装置がオフのときに、そのp型ゲート部のp型ゲート領域からヘテロ接合領域内に空乏層が伸びる。また、p型ゲート部のp型ゲート領域は、窒化物半導体層の主面に直交する方向から観測したときに、少なくともp型埋設領域と重複する位置に配置されている部分を有する。このため、ヘテロ接合領域の少なくとも一部は、p型埋設領域とp型ゲート領域で挟まれており、半導体装置がオフのときに、この部分が良好に空乏化される。絶縁ゲート部は、p型埋設領域とp型ゲート領域で挟まれたヘテロ接合領域の部分よりもソース領域側に配置されていることから、半導体装置がオフのときに、絶縁ゲート部に高電界が加わることが抑えられる。即ち、上記半導体装置では、電流狭窄領域の不純物濃度が設計値よりも濃い状態で製造されても、絶縁ゲート部に高電界が加わることが抑えられ、絶縁ゲート部の絶縁破壊が抑えられる。このように、上記半導体装置は、電流狭窄領域の不純物濃度のバラツキに対して高い信頼性を有することができる。
本明細書が開示する半導体装置では、p型ゲート部のp型ゲート領域が、窒化物半導体層の主面に直交する方向から観測したときに、電流狭窄領域に重複する位置からp型埋設領域と重複する位置まで延在して設けられていてもよい。このように、p型ゲート部のp型ゲート領域が広い範囲に設けられていると、半導体装置がオフしたときに、p型ゲート部のp型ゲート領域からヘテロ接合領域及び電流狭窄領域内に向けて空乏層が広範囲に広がることができ、絶縁ゲート部の絶縁破壊がさらに抑えられる。
本明細書が開示する半導体装置は、駆動部をさらに備えていてもよい。駆動部は、オン状態のときに、絶縁ゲート部に第1駆動電圧を印加するとともにp型ゲート部に第2駆動電圧を印加するように構成されている。第1駆動電圧が第2駆動電圧よりも大きい。この半導体装置のスイッチング動作は、絶縁ゲート部に印加される第1駆動電圧に基づいて制御される。即ち、この半導体装置は、高い閾値電圧を有しており、ノイズによる誤動作が抑えられる。
半導体装置の要部断面図を模式的に示す。 従来の半導体装置の要部断面図を模式的に示す。
図1に示されるように、半導体装置1は、n型の窒化物半導体基板10、窒化物半導体基板10の表面に積層した窒化物半導体層20、窒化物半導体基板10の裏面を被覆するドレイン電極32、窒化物半導体層20の表面の一部を被覆するように設けられているソース電極34、窒化物半導体層20の表面の一部を被覆するように設けられている絶縁ゲート部36、及び、窒化物半導体層20の表面の一部を被覆するように設けられているp型ゲート部38を備える。窒化物半導体層20は、n型のドリフト領域21、n型の電流狭窄領域22、p型のp型埋設領域23、n型のソース領域24及びヘテロ接合領域27を有する。ヘテロ接合領域27は、n型の下側ヘテロ領域25とアンドープの上側ヘテロ領域26を有する。
窒化物半導体基板10は、n型不純物としてシリコンを高濃度に含む窒化ガリウム(GaN)を材料とする。窒化物半導体基板10の裏面全体にドレイン電極32が被覆するように設けられており、窒化物半導体基板10にオーミック接触している。ドレイン電極32は、チタンとアルミニウムの積層電極である。窒化物半導体基板10は、窒化物半導体層20がエピタキシャル成長するための下地基板でもある。
ドリフト領域21は、n型不純物としてシリコンを含む窒化ガリウム(GaN)を材料とする。ドリフト領域21は、有機金属化学気相成長法(Metal Organic Chemical Vapor Deposition:MOCVD)を利用して、窒化物半導体基板10の表面から結晶成長して形成される。
電流狭窄領域22は、n型不純物としてシリコンを含む窒化ガリウム(GaN)を材料とする。電流狭窄領域22は、ドリフト領域21の表面上の一部に設けられており、ドリフト領域21の表面から突出した凸状の形態を有する。
p型埋設領域23は、p型不純物としてマグネシウムを含む窒化ガリウム(GaN)を材料とする。p型埋設領域23は、ドリフト領域21の表面上の一部に設けられており、電流狭窄領域22を間に置いて配置されている。p型埋設領域23は、図示しない断面で窒化物半導体層20の表面に露出しており、ソース電極34にオーミック接触している。
p型埋設領域23は、有機金属化学気相成長法を利用してドリフト領域21の表面から結晶成長した後に、ドライエッチング技術を利用して電流狭窄領域22に対応する部分を除去して形成される。電流狭窄領域22は、有機金属化学気相成長法を利用して、p型埋設領域23の一部を除去した部分に露出するドリフト領域21の表面から結晶成長して形成される。
ヘテロ接合領域27は、電流狭窄領域22及びp型埋設領域23の表面上に設けられている。下側ヘテロ領域25は、n型不純物としてシリコンを含む窒化ガリウム(GaN)を材料とする。上側ヘテロ領域26は、アンドープの窒化アルミニウムガリウム(AlGaN)を材料とする。下側ヘテロ領域25は、電流狭窄領域22を結晶成長するときに同時に形成される。上側ヘテロ領域26は、有機金属化学気相成長法を利用して、下側ヘテロ接合領域の表面から結晶成長して形成される。
上側ヘテロ領域26のバンドギャップは、下側ヘテロ領域25のバンドギャップよりも広い。このため、下側ヘテロ領域25と上側ヘテロ領域26のヘテロ接合面のうちの下側ヘテロ領域25側に2次元電子ガスが生成される。半導体装置1は、上側ヘテロ領域26の厚み及び/又は上側ヘテロ領域26のアルミニウム組成が調整されることにより、絶縁ゲート部36及びp型ゲート部38が接地されているときに、下側ヘテロ領域25に2次元電子ガスが生成されないように構成されている。これにより、半導体装置1は、ノーマリオフで動作することができる。
ソース領域24は、n型不純物としてシリコンを高濃度に含む領域である。ソース領域24は、p型埋設領域23の表面上に設けられており、窒化物半導体層20の表面に露出しており、ヘテロ接合領域27によって電流狭窄領域22から隔てられている。ソース領域24は、イオン注入技術を利用して、ヘテロ接合領域27の一部に向けてシリコンを照射することで形成されている。ソース領域24は、ソース電極34にオーミック接触している。ソース電極34は、チタンとアルミニウムの積層電極である。
絶縁ゲート部36は、窒化物半導体層20の表面上の一部に設けられており、酸化シリコンのゲート絶縁膜36a及びポリシリコンのゲート電極36bを有する。詳細には、絶縁ゲート部36は、ヘテロ接合領域27の表面の一部を被覆するように設けられており、p型ゲート部38よりもソース領域24側に配置されており、一端がソース領域24に接触している。さらに、絶縁ゲート部36は、窒化物半導体層20の表面に直交する方向から観測したときに、p型埋設領域23の範囲内に収まるように配置されており、p型埋設領域23のソース領域24に隣接する部分と重複するように配置されている。絶縁ゲート部36のゲート電極36bは、駆動部(図示省略)に接続されている。半導体装置1がターンオンするときには、絶縁ゲート部36のゲート電極36bに第1駆動電圧G1が印加される。
p型ゲート部38は、窒化物半導体層20の表面上の一部に設けられており、p型不純物を含むp型ゲート領域38a及びNi−Auのp型ゲート電極38bを有する。詳細には、p型ゲート部38は、ヘテロ接合領域27の表面の一部を被覆するように設けられており、絶縁ゲート部36よりも電流狭窄領域22側に配置されている。さらに、p型ゲート部38は、窒化物半導体層20の表面に直交する方向から観測したときに、電流狭窄領域22の全体と重複するように配置されているとともに、電流狭窄領域22に重複する位置からp型埋設領域23と重複する位置まで延在して設けられている。p型ゲート部38のp型ゲート電極38bは、駆動部(図示省略)に接続されている。半導体装置1がターンオンするときには、p型ゲート部38のp型ゲート電極38bに第2駆動電圧G2が印加される。第2駆動電圧G2は、第1駆動電圧G1よりも小さい。
次に、半導体装置1の動作を説明する。使用時には、ドレイン電極32に正電圧が印加され、ソース電極34が接地される。絶縁ゲート部36のゲート電極36bに正電圧の第1駆動電圧G1が印加され、p型ゲート部38のp型ゲート電極38bに正電圧の第2駆動電圧G2が印加されると、ヘテロ接合領域27の下側ヘテロ領域25に2次元電子ガスが生成され、半導体装置1がターンオンする。このとき、2次元電子ガスを経由してソース領域24から電流狭窄領域22に電子が流入する。電流狭窄領域22に流入した電子は、その電流狭窄領域22を縦方向に流れてドレイン電極32に向かう。これにより、ドレイン電極32とソース電極34が導通する。
絶縁ゲート部36のゲート電極36b及びp型ゲート部38のp型ゲート電極38bが接地されると、2次元電子ガスが消失し、半導体装置1がターンオフする。このとき、p型埋設領域23及びp型ゲート部38のp型ゲート領域38aから空乏層が伸びてくる。p型ゲート部38のp型ゲート領域38aは、窒化物半導体層20の主面に直交する方向から観測したときに、p型埋設領域23と重複する位置に配置されている部分を有する。このため、ヘテロ接合領域27の一部は、p型埋設領域23とp型ゲート部38のp型ゲート領域38aで挟まれており、半導体装置1がオフのときに、その挟まれた部分が良好に空乏化される。絶縁ゲート部36は、p型埋設領域23とp型ゲート部38で挟まれた部分よりもソース領域24側に配置されていることから、半導体装置1がオフのときに、絶縁ゲート部36に高電界が加わることが抑えられる。即ち、半導体装置1では、電流狭窄領域22の不純物濃度が設計値よりも濃い状態で製造されて電流狭窄領域22が良好にピンチオフされない場合でも、絶縁ゲート部36に高電界が加わることが抑えられ、絶縁ゲート部36の絶縁破壊が抑えられる。このように、半導体装置1は、電流狭窄領域22の不純物濃度のバラツキに対して高い信頼性を有することができる。
さらに、半導体装置1では、p型ゲート部38のp型ゲート領域38aが、窒化物半導体層20の表面に直交する方向から観測したときに、電流狭窄領域22の全範囲に重複するように配置されている。このため、半導体装置1がオフのときには、p型ゲート部38のp型ゲート領域38aから電流狭窄領域22内に向けて空乏層が広範囲に広がることができ、絶縁ゲート部36の絶縁破壊がさらに抑えられる。
また、半導体装置1は、絶縁ゲート部36とp型ゲート部38の2種類のゲート部を有することを特徴とする。例えば、ヘテロ接合領域27の表面にp型ゲート部38のみが設けられている場合を想定する。この場合、p型ゲート部38にはそもそもゲート絶縁膜が存在しないことから、絶縁破壊という問題が生じない。しかしながら、p型ゲート部38では、p型ゲート領域38aと上側ヘテロ領域26のダイオード構造の拡散電位よりも高い電圧(約3.5V以上)がp型ゲート電極38bに印加されると、リーク電流が流れるという問題がある。このため、p型ゲート部38のみが設けられている場合、閾値電圧をダイオード構造の拡散電位よりも低く設定する必要がある。このような低い閾値電圧は、ノイズによる誤動作が発生し易いという問題がある。また、ヘテロ接合領域27の表面に絶縁ゲート部36のみが設けられている場合、閾値電圧を高く設定することが可能となり、ノイズによる誤動作を抑えることができるものの、本願明細書の背景技術で説明したように、ゲート絶縁膜の絶縁破壊が懸念される。このように、絶縁ゲート部36とp型ゲート部38のいずれか一方のみで構成される場合、ゲート絶縁膜の絶縁破壊の抑制とノイズによる誤作動の抑制を両立させることが難しい。
一方、半導体装置1は、絶縁ゲート部36とp型ゲート部38の2種類のゲート部を有する。半導体装置1では、絶縁ゲート部36が設けられているので、閾値電圧を高く設定することが可能となり、ノイズによる誤動作を抑えることができる。また、p型ゲート部38が設けられているので、絶縁ゲート部36のゲート絶縁膜36aの絶縁破壊が抑えられている。このように、半導体装置1は、ゲート絶縁膜の絶縁破壊の抑制とノイズによる誤作動の抑制を両立させることができる。さらに、半導体装置1では、p型ゲート部38がヘテロ接合領域27上の広範囲に設けられているので、2次元電子ガスの密度が濃くなり、ヘテロ接合領域27のオン抵抗が低下する。このように、半導体装置1は、ゲート絶縁膜の絶縁破壊の抑制とノイズによる誤作動の抑制を両立させるとともに、異なる駆動電圧を印加することが可能なため低いオン抵抗を有することができる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:半導体装置、 10:窒化物半導体基板、 20:窒化物半導体層、 21:ドリフト領域、 22:電流狭窄領域、 23:p型領域、 24:ソース領域、 25:下側ヘテロ領域、 26:上側ヘテロ領域、 27:ヘテロ接合領域、 32:ドレイン電極、 34:ソース電極、 36:絶縁ゲート部、 36a:ゲート絶縁膜、 36b:ゲート電極、 38:p型ゲート部、 38a:p型ゲート領域、 38b:p型ゲート電極

Claims (3)

  1. 窒化物半導体層と、
    前記窒化物半導体層の一方の主面上に設けられている絶縁ゲート部と、
    前記窒化物半導体層の前記主面上に設けられているp型ゲート部と、を備えており、
    前記窒化物半導体層は、
    n型のドリフト領域と、
    前記ドリフト領域上に設けられているn型の電流狭窄領域と、
    前記ドリフト領域上に設けられており、前記電流狭窄領域を間に置いて配置されているp型のp型埋設領域と、
    前記電流狭窄領域及び前記p型埋設領域上に設けられており、ヘテロ接合を有するヘテロ接合領域と、
    前記p型埋設領域上に設けられており、前記ヘテロ接合領域によって前記電流狭窄領域から隔てられているn型のソース領域と、を有しており、
    前記絶縁ゲート部は、前記ヘテロ接合領域上に設けられており、前記p型ゲート部よりも前記ソース領域側に配置されており、
    前記p型ゲート部は、前記ヘテロ接合領域に接するp型のp型ゲート領域を有しており、
    前記p型ゲート領域は、前記窒化物半導体層の前記主面に直交する方向から観測したときに、少なくとも前記p型埋設領域と重複する位置に配置されている部分を有する、半導体装置。
  2. 前記p型ゲート部の前記p型ゲート領域は、前記窒化物半導体層の前記主面に直交する方向から観測したときに、前記電流狭窄領域に重複する位置から前記p型埋設領域と重複する位置まで延在して設けられている、請求項1に記載の半導体装置。
  3. オン状態のときに、前記絶縁ゲート部に第1駆動電圧を印加するとともに前記p型ゲート部に第2駆動電圧を印加するように構成されている駆動部をさらに備えており、
    前記第1駆動電圧が前記第2駆動電圧よりも大きい、請求項1又は2に記載の半導体装置。
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