JP6847392B2 - 給水装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給水装置に関し、具体的には、洗浄タンクの給水装置に関する。
従来、便器装置の洗浄タンクに、ボールタップ及びフロートを有する給水装置を設けることが知られている。フロートは、洗浄タンク内の水位に連動して昇降する。ボールタップは、洗浄タンクに洗浄水を供給する給水弁及びフロートに接続されるアーム部を有する。給水弁は、ボールタップの下流側の端部に配置される。フロートが水位の上昇に伴って上昇すると、フロートに接続されたアーム部により給水弁が閉じられて止水され、フロートが水位の減少に伴って下降すると、給水弁が開かれて洗浄水が洗浄タンクに供給される(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−177259号公報
給水を早くするためには、洗浄タンクへの給水量を多くすることが求められる。ボールタップを大きくすると、洗浄タンクへの給水量は多くなる。しかし、ボールタップから大量の洗浄水を供給し、急に止水をすると、ウォーターハンマーが発生して異音が生じる場合があった。このため、洗浄タンクへの給水量を増やす一方、ウォーターハンマーの発生しづらい給水装置が望まれていた。
本発明は、洗浄タンクの水位に連動して昇降するフロート(例えば、後述のフロート4)と、前記フロートの昇降に伴って開閉される給水弁を有し、同一の給水源から洗浄水が供給される複数のボールタップ(例えば、後述のボールタップ3)と、を有する給水装置(例えば、後述の給水装置1)に関する。
前記ボールタップのそれぞれは、前記フロートの昇降に連動して前記給水弁を開閉するアーム部(例えば、後述のアーム部5)を有し、
前記アーム部は、前記ボールタップのそれぞれを別々に止水することが好ましい。
前記フロートは、前記ボールタップのそれぞれと接続されずに分離していることが好ましい。
前記フロートは、一つのフロートで構成されることが好ましい。
前記給水装置は、前記フロートを収容し前記フロートが内部を上下に移動するカップ(例えば、後述のボールタップカップ300)をさらに有し、前記ボールタップは、2つ設けられ、前記2つのボールタップは、前記フロートの昇降に連動して前記給水弁を開閉するアーム部を有し、前記アーム部は、前記2つのボールタップからそれぞれ前記カップの内部に延び、前記フロートが前記アーム部のそれぞれに異なるタイミングで接することが好ましい。
また、発明は、便器(例えば、後述の便器102)と、前記便器内に供給する洗浄水を貯水する前記洗浄タンクと、前記洗浄タンク内に配置され、前記洗浄タンクに洗浄水を供給する前記給水装置と、を備える便器装置(例えば、後述の便器装置100)に関する。
本発明によれば、洗浄タンクへの給水量を増やすことができるとともに、ウォーターハンマーの発生しづらい給水装置を提供することができる。
本実施形態の便器装置を示す斜視図である。 本実施形態の便器装置の内部構造を部分的に示す模式図である。 本実施形態の給水装置の断面図である。 本実施形態の給水装置の斜視図である。 本実施形態の給水装置が昇降した状態を示し、図5(a)は、フロート4が下降した状態にある図を示し、図5(b)は、フロートが上昇した状態を示す。
図1は便器装置100の斜視図である。便器装置100は、図1に示すように、便器102が床面f1に設置される床置きタイプである。なお、以下の説明において、便器102の便座(図示せず)に着座した使用者から見た場合の前後の向きを前後方向とする。また、便器102の便座(図示せず)に着座した使用者から見た場合の左右の向きを幅方向とする。さらに、床面f1に対する鉛直方向に沿う上下の向きを上下方向とする。
便器装置100は、図1に示すように、便器102と、便座(図示せず)と、便蓋103と、タンクカバー104と、洗浄タンク2と、を備えている。
便器102は、立壁面f2に近接した床面f1上に設置されている。便器102の上部には、便座(図示せず)及び便蓋103が回動可能に取り付けられている。
タンクカバー104は、便器102の後方側に取り付けられ、後述する給水装置1の外側を覆う。
本実施形態に示すタンクカバー104は、洗浄タンク2の前面側を覆う前カバー104aと、洗浄タンク2の側面側及び後面側を覆う後カバー104bと、洗浄タンク2の上面側を覆う上カバー104cと、を有し、これら各カバー104a〜104cが組み合わされることにより、略直方形となる洗浄タンク2の収容空間を構成している。
なお、タンクカバー104の下方は、前面プレート105aと側面プレート105bとからなる下部プレート105によって覆われている。これにより、便器102の後方側に配置される給排水管等が目隠しされるとともに、便器102の後方側が、タンクカバー104と一体に上下方向に延びる薄型の略直方形の箱体状となる。
図2は、便器装置100の内部構造を部分的に示す模式図である。
図2に示すように、便器装置100は、洗浄タンク2の内部に収容される給水装置1を有する。給水装置1については後述する。
また、便器装置100は、洗浄タンク2の下部に形成される排水口22に設けられた排水弁7と、排水弁7から上方へ延びる玉鎖71とを有する。
また、便器装置100は、排水弁7に接続されて、便器102に洗浄水を供給するレバーアーム8及びハンドル9を有する。
洗浄タンク2は、上部が開口し、洗浄水を貯留可能な略直方体の容器である。洗浄タンク2は、タンクカバー104に周囲を覆われる前壁(図示せず)、後壁(図示せず)、底面部2c、一対の側壁2dを有する。洗浄タンク2は、後壁側で給水管21に接続される。洗浄タンク2は、下部における左右方向の中央に排水口22が形成され、排水口22は洗浄タンク2の下方に配置される便器102に連通している。
排水弁7は、排水口22を開閉可能に覆っている略円形の蓋体により構成されている。
玉鎖71は、排水弁7に接続され、玉鎖71が上方に引き上げられると、排水弁7が開き、排水口22から洗浄タンク2に貯留された洗浄水を流すように構成されている。
オーバーフロー管6は、上部に開口部を有し、上下方向に延びる略円筒状の管である。オーバーフロー管6には、後述するボールタップ3から補給水が供給される。オーバーフロー管6は、下端側が、排水口22に連通している。オーバーフロー管6は、洗浄タンク2に貯留された洗浄水の水位が所定位置を上回って溢れた際に、洗浄水が開口部6aから流入して排水の際に便器102へ流出するようになっている。
レバーアーム8は、玉鎖71の上端から洗浄タンク2の上部で略水平方向に延びる。レバーアーム8は回転可能な軸部である。レバーアーム8は玉鎖71と接続されている。
ハンドル9は、洗浄タンク2の外部に配置され、レバーアーム8と連動して回動可能に取り付けられている。使用者がハンドル9を操作して回すことで、レバーアーム8が回動する。ハンドル9の操作により、レバーアーム8の回動に伴って玉鎖71が上方に引っ張られ、排水弁7が開くように構成されている。
給水装置1は、図2に示すように、複数のボールタップ3と、カップとしてのボールタップカップ300と、フロート4と、を含む。給水装置1は、洗浄タンク2内の水位に応じて、洗浄水を洗浄タンク2に供給する装置である。
ボールタップ3は、本実施形態では2つ設けられ、洗浄水を洗浄タンク2に供給する給水栓である。ボールタップ3は、洗浄タンク2内に2つ配置され、ボールタップ3のそれぞれに、同一の給水源である1本の給水管21から洗浄水が供給される。ボールタップ3のそれぞれは、略円筒形の形状を有し、上流側が給水管21から分岐する二股の接続管21aに接続される。ボールタップ3の下流側の端部は、洗浄水を供給する管に接続される。本実施形態では、ボールタップ3の一方は、洗浄タンク2に洗浄水を供給する吐水管(図示せず)に接続され、ボールタップ3の他方は、オーバーフロー管6の上部(図示せず)に接続される。
図3は、ボールタップ3の断面図である。説明の便宜のため、ボールタップカップ300は省略している。図3に示すように、ボールタップ3のそれぞれは、下流側の側面に設けられる開口部31と、開口部31に取り付けられる給水弁34と、給水弁34を開閉するアーム部5と、を有する。
開口部31は、ボールタップ3の内部から外側に開口する貫通孔である。開口部31は、ボールタップ3の側面から、ボールタップ3の軸方向に交差する方向に延びる短い管状部の端面に形成される。開口部31は、側部311と、給水弁保持部312と、開口部キャップ313と、を有する。
側部311は、開口部31が形成される短い管状部分の外周壁である。側部311の外側には、ねじが形成されている。
給水弁保持部312は、開口部31内に固定されて給水弁34を内部に保持する部品である。給水弁保持部312は、嵌合部312aと、アーム保持部312bと、端部壁312cと、を有する。
嵌合部312aは、開口部31の側部311の内側に嵌合する筒状の形状を有する。
アーム保持部312bは、開口部31から外側へ突出し、下方が開放された逆U字状の形状を有する(図4参照)。アーム保持部312bは、逆U字の開放された端部の両側部に、以下に説明するアーム部5を取り付け可能な取付孔316(図4参照)を有する。
端部壁312cは、嵌合部312a及びアーム保持部312bの間に、開口部31を部分的に塞ぐように径方向に延びる。
開口部キャップ313は、開口部31の側部311の外側に螺合され、給水弁保持部312を開口部31に取り付けた状態で固定する。
給水弁34は、パイロット弁33と、ダイヤフラム弁340と、背圧室341と、パッキン342と、を有する。
パイロット弁33は、パイロット孔331と、シール部332と、を有する。
パイロット弁33は、後述するアーム部5の先端に配置されるシール部332でパイロット孔331が開閉されることにより、ダイヤフラム弁340を駆動する。
パイロット孔331は、アーム保持部312bの端部壁312cの略中央に形成される小さな貫通孔である。パイロット孔331は、上流側から下流側へ延び、端部壁312cの外側中央部で外側に向かって突出する弁座331aの内部に形成される。
ダイヤフラム弁340は、開口部31の上流側に配置される。ダイヤフラム弁340は、開口部31に径方向に延びる弾性部材で、水圧により上流及び下流に進退可能に保持される。
パッキン342は、ダイヤフラム弁340の内側でダイヤフラム弁340に当接し、ダイヤフラム弁340を保持している。
背圧室341は、ダイヤフラム弁340とアーム保持部312bにおける端部壁312cとの間に形成される空間である。
図4は、給水装置1の斜視図である。説明の便宜のため、ボールタップカップ300は省略している。
図4に示すように、アーム部5は、ボールタップ3の開口部キャップ313に取り付けられる。アーム部5は、アーム本体51と、取付部52と、パイロット弁33の一部を構成するシール部332(図3参照)と、を有する。
アーム本体51は、図3に示すように、側面視で緩い弧状であり、図4に示すように、平面視では、所定幅の平板状の形状を有する。また、アーム本体51は、2つのボールタップ3の一方及び他方から下方に延びて先端側で交差しており、交差する箇所で互いに衝突しないようにコの字型に切り欠かれている。
取付部52は、アーム保持部312bの取付孔316に挿通するヒンジ521を有する。取付部52は、ヒンジ521が回動することで、アーム保持部312bの逆U字の開放端側を回動可能に取り付けられる。
シール部332は、取付部52の先端に設けられる弾性体である。シール部332は、アーム部5の回動動作に伴って、アーム部5の基端側が端部壁312cに形成されたパイロット孔331を開閉する。
図2に戻って、ボールタップカップ300は、カップ本体310と、浮き閉止部材(図示せず)と、を有する。
カップ本体310は、上方が開放した方形筒状に形成され、洗浄水が貯留される。カップ本体310は、その底部に形成される円形状の底部連通孔310aを有する。カップ本体310は、上端が洗浄タンク2の上端の側縁に引っ掛けて固定される。カップ本体310の内部には、ボールタップ3のアーム部5が内部に延び、後述するフロート4が収容される。
浮き閉止部材(図示せず)は、カップ本体310の底部連通孔310aの下に配置される。浮き閉止部材は、浮力を有しており、洗浄タンク2に貯留される洗浄水の水位に連動して上下方向に移動する。
洗浄タンク2に貯留される洗浄水の水位がカップ本体310の底部の高さよりも高い場合には、浮き閉止部材が浮力により浮き上がって、カップ本体310の底部連通孔310aが浮き閉止部材により閉止される。洗浄タンク2に貯留される洗浄水の水位がカップ本体310の底部の高さよりも低い場合には、浮き閉止部材が下降して、底部連通孔310aと浮き閉止部材との間に隙間が形成される。
フロート4は、洗浄タンク2の水位に連動して昇降する円筒状の浮きである。フロート4は、交差する2本のアーム本体51の下面に一つ配置される。フロート4はアーム部5と接続されておらず、完全に分離している。フロート4は、カップ本体310に貯留された洗浄水の水位が上下することに連動して、ボールタップカップ300の内部で上下方向に移動する。フロート4は、ボールタップカップ300の内壁に左右方向の移動を規制されるとともに、上下方向の移動を案内される。
図5(a)は、フロート4が下降した状態の図を示し、図5(b)は、フロートが上昇した状態を示す。図5(a)及び図5(b)を参照して、給水装置1の動作について説明する。
洗浄タンク2に洗浄水が十分貯留されていないと、ボールタップ3から洗浄タンク2に給水がなされる。このとき、フロート4はボールタップカップ300のカップ本体310の底部側にあるので、アーム本体51の下端は下方に下垂している。この状態では、アーム本体51の上端にあるシール部332は、パイロット孔331を塞いでいない。パイロット孔331が開いていると、そこから水が流れ出し、背圧室341の圧力が低下する。背圧室341の圧力が低下すると、ダイヤフラム弁340が後退してパイロット孔331側に移動する。これにより、給水弁34が開いて洗浄水がボールタップ3を介して吐水管(図示せず)やオーバーフロー管6に供給されている。
洗浄水の水位がボールタップカップ300の底部に達すると、カップ本体310の下方に配置される浮き閉止部材が浮力により上昇して、カップ本体310の底部連通孔310aを閉止する。これにより、ボールタップカップ300の内部に洗浄水が入らない状態で、洗浄タンク2における洗浄水の水位は上昇していく。
洗浄水の水位がボールタップカップ300の上端側まで上昇すると、ボールタップカップ300の内部に、洗浄水が流れ込む。そして、ボールタップカップ300の内部に貯留された洗浄水の水位は上昇する。
図5(b)に示すように、ボールタップカップ300の内部に配置されたフロート4は、ボールタップカップ300の底部側から上昇していく。
フロート4が上昇すると、フロート4の上部で交差している2つのアーム部5を押し上げる。アーム本体51の下方側が押し上げられると、上端側は開口部キャップ313の取付孔316にヒンジ521で取り付けられているので、回動して取付部52がボールタップ3側に近付く。すると、アーム本体51の上端に配置されたパイロット弁33が、ボールタップ3のパイロット孔331を閉じる。このとき、フロート4はボールタップ3と接続されずに分離しており、一つのフロートで構成されている。フロート4が上昇すると、フロート4は、2つのボールタップ3から延びるそれぞれのアーム部に異なるタイミングで接触し、アーム部5を押し上げる。これにより、アーム部5のそれぞれが、ボールタップ3のそれぞれを別々に止水する。
パイロット孔331が閉じられると、背圧室341の圧力が高まるため、背圧室341の上流にあるダイヤフラム弁340が上流側に移動する。ダイヤフラム弁340が上流側に移動することで、ボールタップ3の給水弁34は閉じられ、洗浄タンク2内への給水が止水される。このように、フロート4の昇降に連動してアーム部5が動き、給水弁34が開閉される。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、給水装置1を、洗浄タンク2の水位に連動して昇降するフロート4と、フロート4の昇降に伴って開閉される給水弁34を有し、同一の給水源から洗浄水が供給される複数のボールタップ3と、を含んで構成した。まず、ボールタップ3を複数設けているので、給水量が増加し、給水時間が短くなる。加えて、複数ボールタップ3があると、各ボールタップ3が閉じられるタイミングは、同時ではなくなる。このため、複数のボールタップ3に供給される大流量の水流を急に締め切っても、締め切るタイミングがずれることにより、流量が段階的に調整され、ウォーターハンマーが生じることが防止できる。よって、ウォーターハンマーによる騒音が防止できる。
本実施形態では、ボールタップ3のそれぞれを、フロート4の昇降に連動して給水弁34を開閉するアーム部5を含んで構成し、アーム部5を、ボールタップ3のそれぞれを別々に止水させた。それぞれのボールタップ3のアーム部5が、給水弁34を別々に閉じることができるので、上記と同様の効果を奏する。
本実施形態では、フロート4を、ボールタップ3のそれぞれと接続せずに分離させた。フロート4がボールタップ3と繋がっていないので、フロート4の動きをボールタップ3に別々に作用させることができる。よって、上記と同様の効果を奏する。さらに、アーム部5の形状を変更することにより、フロート4が上昇してアーム部5を押し上げるタイミングやアームに接触する位置を自由に変更することができ、これにより給水弁34を開くタイミングを任意に設定することが可能になる。
本実施形態では、フロート4を、一つのフロート4で構成した。2つのボールタップ3及びアーム部5を有していても、フロート4が一つで構成されることで、洗浄タンク2に配置しやすく、大型化することがない。
本実施形態では、フロート4を収容しフロート4が内部を上下に移動するボールタップカップ300を、給水装置1にさらに含んで構成した。また、ボールタップ3を、2つ設け、2つのボールタップ3を、フロート4の昇降に連動して給水弁34を開閉するアーム部5を含んで構成した。また、アーム部5を、2つのボールタップ3からそれぞれボールタップカップ300の内部に延ばし、フロート4をアーム部5のそれぞれに異なるタイミングで接するようにした。フロート4がボールタップカップ300内部に収容されて上下に昇降するので、フロート4の移動範囲をボールタップカップ300によって規制することができ、アーム部5を確実にフロート4に接触させることができる。特に、フロート4が分離していたり一つの場合にも好適に構成することができる。
本実施形態では、便器装置100を、便器102と、便器102内に供給する洗浄水を貯水する洗浄タンク2と、洗浄タンク2内に配置され、洗浄タンク2に洗浄水を供給する給水装置1と、を含んで構成した。これにより、上記と同様の効果を有する給水装置1を含む便器装置100を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
本発明の給水装置は、2つのボールタップ3に設けられる給水弁を開閉するタイミングをずらすことができれば、その構成は限定されない。例えば、アーム部の長さを変更してもよく、2つのボールタップ3それぞれの形状や、洗浄タンク2内におけるボールタップ3の高さ位置を互いに異なるものとしてもよい。洗浄タンク2に洗浄水が十分貯留された状態で、一方のボールタップ3の止水位置と、他方のボールタップ3の止水位置とが異なるように構成すればよい。
また、上記実施形態では、複数のボールタップ3として、2つボールタップを設けたが、これに限られない。ボールタップの数は、それ以上あってもよい。
1 給水装置
2 洗浄タンク
3 ボールタップ
4 フロート
5 アーム部
300 ボールタップカップ(カップ)

Claims (7)

  1. 洗浄タンクの水位に連動して昇降するフロートと、
    前記フロートの昇降に伴って開閉される給水弁を有し、同一の給水源から洗浄水が供給される複数のボールタップと、を有し、
    前記複数のボールタップは、洗浄水を前記洗浄タンクに供給する給水装置。
  2. 前記複数のボールタップは、互いに異なるタイミングで前記給水弁を開閉する請求項1に記載の給水装置。
  3. 洗浄タンクの水位に連動して昇降するフロートと、
    前記フロートの昇降に伴って開閉される給水弁を有し、同一の給水源から洗浄水が供給される複数のボールタップと、を有し、
    前記フロートは、前記ボールタップのそれぞれと接続されずに分離している給水装置。
  4. 洗浄タンクの水位に連動して昇降するフロートと、
    前記フロートの昇降に伴って開閉される給水弁を有し、同一の給水源から洗浄水が供給される複数のボールタップと、を有し、
    前記フロートは、一つのフロートで構成される給水装置。
  5. 前記ボールタップのそれぞれは、前記フロートの昇降に連動して前記給水弁を開閉するアーム部を有し、
    前記アーム部は、前記ボールタップのそれぞれを別々に止水する請求項1〜4のいずれか1項に記載の給水装置。
  6. 洗浄タンクの水位に連動して昇降するフロートと、
    前記フロートの昇降に伴って開閉される給水弁を有し、同一の給水源から洗浄水が供給される複数のボールタップと、
    記フロートを収容し前記フロートが内部を上下に移動するカップと、を有し、
    前記ボールタップは、2つ設けられ、前記2つのボールタップは、前記フロートの昇降に連動して前記給水弁を開閉するアーム部を有し、
    前記アーム部は、前記2つのボールタップからそれぞれ前記カップの内部に延び、前記フロートが前記アーム部のそれぞれに異なるタイミングで接する給水装置。
  7. 便器と、
    前記便器内に供給する洗浄水を貯水する前記洗浄タンクと、
    前記洗浄タンク内に配置され、前記洗浄タンクに洗浄水を供給する請求項1〜のいずれか1項に記載の給水装置と、を備える便器装置。
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