JP6841450B1 - 磁選機 - Google Patents

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Abstract

【課題】清掃作業を容易にできる磁選機を提供する。【解決手段】被処理物に含まれる磁性体を吸着するマグネットバー21と、被処理物の投入口12と、マグネットバー21を通過した被処理物の排出口と、マグネットバー21を出し入れ方向に出し入れさせるマグネット出入口14と、を有するケース10と、マグネットバー21をマグネット出入口14に対して出し入れ方向にスライド可能にケース10に支持するスライド機構41と、マグネット出入口14から出たマグネットバー21を出し入れ方向に直交する方向軸周りに回転させる回転機構45と、を有するマグネット支持機構40と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、磁選機に関する。
従来、粉粒状、液状、流動体状などの各種原料や製品中に混入した鉄系およびステンレス系の金属摩耗粉や金属片などの異物を、マグネットで吸着除去する磁選機が知られている。マグネットは、ケースに出し入れ可能に収容される。
特開2016−097338号公報
マグネットに異物が堆積すると、マグネットはケースから取り出され、異物を除去する作業が行われる。マグネットを取り出し、それを作業員が保持したまま異物を除去する作業は、マグネットの重量や大きさから容易ではなく、作業性の向上が求められていた。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、清掃作業を容易にできる磁選機を提供することを目的とする。
本発明に係る磁選機は、上述した課題を解決するために、被処理物に含まれる磁性体を吸着するマグネットバーと、前記被処理物の投入口と、前記マグネットバーを通過した前記被処理物の排出口と、前記マグネットバーを出し入れ方向に出し入れさせるマグネット出入口と、を有するケースと、前記マグネットバーを前記マグネット出入口に対して前記出し入れ方向にスライド可能に前記ケースに支持するスライド機構と、前記マグネット出入口から出た前記マグネットバーを前記出し入れ方向に直交する方向軸周りに回転させる回転機構と、を有するマグネット支持機構と、を備える。
本発明に係る磁選機においては、清掃作業を容易にできる。
本発明に係る磁選機の一実施形態を示す前方から見た外観構成図。 図1の磁選機の左方から見た外観構成図。 図1の磁選機の上方から見た外観構成図。 マグネットユニットとモータとの関係を示す、上下方向に沿う断面図。
本発明に係る磁選機の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る磁選機の一実施形態を示す前方から見た外観構成図である。
図2は、図1の磁選機1の左方から見た外観構成図である。
図3は、図1の磁選機1の上方から見た外観構成図である。
図4は、マグネットユニット20と減速機30との関係を示す、上下方向に沿う断面図である。
以下の説明においては、磁選機1の上下、左右および前後方向は、図1から図4における定義に従う。
磁選機1は、主に被処理物中に含まれる、金属などの磁性体をマグネットバー21で選別して除去する。磁選機1は、マグネットユニット20が回転する、いわゆるロータリーマグネットである。被処理物は、例えば粉体である。磁選機1は、ケース10と、マグネットユニット20と、減速機30と、マグネット支持機構40と、を有する。
ケース10は、本体11と、投入口12と、排出口13と、マグネット出入口14と、蓋15と、を有する。
本体11は、内部にマグネットバー21を収容し、被処理物の経路となる処理空間11aを有する。投入口12は本体11の上方に形成され、被処理物が投入される。排出口13は、投入口12に対して下方(鉛直方向下方)に形成される。排出口13は、マグネットバー21を通過した被処理物、すなわち、被処理物中から磁性体が除去されたものである粉体が排出される。マグネット出入口14は、マグネットバー21を前後方向に沿う方向である、出し入れ方向に出し入れさせる。
すなわち、ケース10は、投入口12および排出口13を結ぶ方向が上下方向(鉛直方向)になるように、投入口12および排出口13を有する。また、ケース10は、マグネットバー21の出し入れ方向が鉛直方向に直交する方向になるように、マグネット出入口14を有する。
蓋15は、マグネット出入口14を覆う。蓋15は、左右両端側に、取っ手16を有する。蓋15は、本体11に対するロック機構(図示せず)を有し、磁選機1の動作中は強固にマグネット出入口14を閉じる。蓋15は、シャフト23の前端を回転可能に収容する収容部18を有する。収容部18は、蓋15の略中心位置に形成される、前後方向に伸びた円柱状の凹状空間である。また、収容部18には、シャフト23用のベアリング19が配置されている。
マグネットユニット20は、複数本(本実施形態においては7本)のマグネットバー21と、連結板22と、シャフト23と、回転軸カバー25と、を有する。
マグネットバー21は、被処理物に含まれる磁性体を吸着する。マグネットバー21は、前後方向に沿って伸びた、棒状部材である。マグネットバー21は、例えば、マグネットパイプと、複数の永久磁石と、複数のヨークと、一対のエンドプラグと、を有する。
マグネットパイプは、非磁性体金属(例えばステンレス鋼、チタン)からなり、長さ方向に直交する断面形状が略円形の中空形状である。マグネットパイプは、配列された永久磁石、ヨークおよびエンドプラグを内部に収容する。永久磁石、ヨークおよびエンドプラグは、マグネットバー21の長さ方向(以下単に「長さ方向」という場合がある)に直交する断面形状がマグネットパイプの内形に対応する形状を有する。
永久磁石は、例えばネオジウム系の希土類磁石からなる磁石である。永久磁石は、長さ方向に同極同士が対向するように配置されている。ヨークは、鉄などの磁性体である。エンドプラグは、略円形の非磁性体金属(例えばSUS304、SUS316、SUS316Lなどのステンレス鋼)である。永久磁石およびヨークは、マグネットパイプ内に交互に配置される。一対のエンドプラグは、永久磁石およびヨークをマグネットバー21の両端で挟持する。
連結板22は、前後方向に対向して平行に配置された一対の板状部材である。前側の連結板22は、マグネットバー21の前端と、マグネットバー21の長さ方向に直交するように連結する。後側の連結板22は、マグネットバー21の後端と、マグネットバー21の長さ方向に直交するように連結する。連結板22は、複数のマグネットバー21を円形に配列する。後側の連結板22は、略中心位置に、貫通孔22aを有する。貫通孔22aは、後述する回転軸31を貫通させる。
シャフト23は、前側の連結板22の略中央位置から、連結板22に対して前方に直交して伸びる。シャフト23の前端は、蓋15の収容部18まで伸び、ベアリング19を介して回転可能に支持される。
回転軸カバー25は、連結板22の略中央位置に、貫通孔22aと中心軸が一致するように配置される。回転軸カバー25は、例えば断面略四角形状の管状部材である。回転軸カバー25は、回転軸31の内周面と接して(線接触して)嵌まり合う。回転軸カバー25の後端25aは、後側の連結板22の貫通孔22aと接続された開口端である。回転軸カバー25の前端25bは、前側の連結板22と接続された閉口端である。
減速機30は、マグネットユニット20を回転させるためのモータである。減速機30は、ベアリングやダストシールを介して、本体11の後方に取り付けられる。減速機30は、本体11を前後方向に貫通する回転軸31を有する。
回転軸31は、ケース10内で前後方向(出し入れ方向)軸回りに回転する。回転軸31は、本体11内にマグネットユニット20が配置された場合に、回転軸カバー25に挿入され、覆われる。また、回転軸31の外周面は、回転軸カバー25の内周面と接し、嵌まり合う。これにより、回転軸31の回転に伴い、回転軸カバー25を介して接触するマグネットユニット20も回転する。また、回転軸31は、マグネットユニット20が取り外し方向の力を受けた場合には、スムーズに取り外される。すなわち、回転軸31および回転軸カバー25は、回転時には互いに嵌まり合い、取り外し時にはスムーズに取り外し可能なように、互いの寸法が決定される。
マグネット支持機構40は、ケース10の外側において、蓋15を介してマグネットユニット20(マグネットバー21)を支持する。マグネット支持機構40は、マグネットユニット20をケース10から前後方向に出し入れし、かつケース10から取り出されたマグネットユニット20を上下方向軸回りに回転させる。マグネット支持機構40は、スライド機構41と、回転機構45と、を有する。
スライド機構41は、マグネットバー21をマグネット出入口14に対して前後方向にスライド可能に、ケース10に支持する。スライド機構41は、二組のロッド支持部42およびロッド43を有する。ロッド支持部42は、本体11の左側面の上下方向の2箇所に、固定される。ロッド支持部42は、前後方向に貫通した、ロッド43の径よりも大きい径を有する支持孔42aを有する。ロッド43は、前後方向に伸び、支持孔42aに対してスライド可能に支持される。ロッド43の後端は、抜け止め板44により連結されており、各ロッド43は支持孔42aから抜け落ちないようになっている。
回転機構45は、マグネット出入口14から出たマグネットユニット20(マグネットバー21)を上下方向(出し入れ方向に直交する方向)軸周りに回転させる。回転機構45は、ロッド連結部46と、蓋連結部47と、を有する。ロッド連結部46は、各ロッド43の前端に固定され、連結される。蓋連結部47は、蓋15の左端側における上下端側の2箇所に固定され、連結される。蓋連結部47は、上下方向に沿う軸周りにロッド連結部46に対して回転可能に、ヒンジ49を介して連結される。
次に、磁選機1の作用について説明する。
処理時において、マグネットユニット20(マグネットバー21)は、回転軸31と連結され、かつ蓋15に回転可能に支持されることにより、前後方向軸回りに回転する。
マグネットバー21に磁性体が堆積し、清掃時機が到来すると、蓋15とケース10とのロックが解除された後、蓋15の取っ手16を介して蓋15が前方に引き出される。蓋15は、前方にスライド可能にケース10に支持されるロッド43と連結されている。また、蓋15は、マグネットユニット20とも連結されている。このため、マグネットユニット20は、蓋15とともにマグネット出入口14からスライドされ引き出される。
ケース10から完全に取り出されたマグネットユニット20は、ヒンジ49を軸に略90度回転する。これにより、左右方向に長さ方向を向けたマグネットバー21からは、マグネット支持機構40(ケース10)に支持された状態で、磁性体が取り除かれる。作業者は、清掃をしながら保持するには重量の大きいマグネットユニット20を手で保持する必要がなく、また、視認性よく磁性体を取り除く作業を行うことができる。ゆえに、本実施形態における磁選機1は、清掃作業を容易にできる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、本発明に係る磁選機は、ロータリーマグネットに限らず、マグネットバーを覆うアウターパイプ付のマグネットユニットを有する磁選機にも適用可能である。また、本発明に係る磁選機において、マグネットユニットが回転することは必須ではない。
回転軸31は、マグネットユニット20の前方の連結板22から突出し、蓋15の収容部18まで伸びていてもよい。また、回転軸31、マグネットユニット20および蓋15の連結は一例であって、本発明が実現可能であれば磁選機1の例に限らない。また、回転支持機構は、上下方向に沿う軸回りのみならず、左右方向、前後方向に沿う軸周りに、マグネットユニットを回転してもよい。
被処理物は、粉体のみならず液体など他の態様であってもよい。
1 磁選機
10 ケース
11 本体
11a 処理空間
12 投入口
13 排出口
14 マグネット出入口
15 蓋
16 取っ手
18 収容部
19 ベアリング
20 マグネットユニット
21 マグネットバー
22 連結板
22a 貫通孔
23 シャフト
25 回転軸カバー
25a 後端
25b 前端
30 減速機
31 回転軸
40 マグネット支持機構
41 スライド機構
42 ロッド支持部
42a 支持孔
43 ロッド
44 抜け止め板
45 回転機構
46 ロッド連結部
47 蓋連結部
49 ヒンジ

Claims (3)

  1. 被処理物に含まれる磁性体を吸着するマグネットバーと、
    前記被処理物の投入口と、前記マグネットバーを通過した前記被処理物の排出口と、前記マグネットバーを出し入れ方向に出し入れさせるマグネット出入口と、を有するケースと、
    前記マグネットバーを前記マグネット出入口に対して前記出し入れ方向にスライド可能に前記ケースに支持するスライド機構と、前記マグネット出入口から出た前記マグネットバーを前記出し入れ方向に直交する方向軸周りに回転させる回転機構と、を有するマグネット支持機構と、を備える磁選機。
  2. 前記ケースは、前記投入口および前記排出口を結ぶ方向が鉛直方向になるように前記投入口および前記排出口を有し、前記出し入れ方向が前記鉛直方向に直交する方向になるように前記マグネット出入口を有し、
    前記回転機構は、前記マグネットバーを前記鉛直方向軸周りに回転させる、請求項1記載の磁選機。
  3. 前記ケース内で前記出し入れ方向軸回りに回転する回転軸を有するモータと、
    前記マグネット出入口を覆う蓋と、をさらに備え、
    前記マグネットバーは、前記回転軸と連結され、かつ前記蓋に回転可能に支持されることにより、前記出し入れ方向軸回りに回転し、
    前記マグネット支持機構は、前記蓋を介して前記マグネットバーを支持する、請求項1または2記載の磁選機。
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