JP6840605B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、現像剤を収容する収容容器が着脱可能な画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、感光体上に形成された静電潜像を、現像器内の現像剤を用いて現像することによって画像を形成する。現像器内に蓄積できる現像剤の量には限りがあるので、画像形成装置に着脱可能な収容容器から現像器へ適宜現像剤が補給される。
収容容器内の現像剤の量にも限りがあるので、収容容器内に現像剤がなくなると、収容容器から現像器へ現像剤が補給できなくなる。そのため、収容容器内の現像剤がなくなった場合、画像形成装置は収容容器の交換をユーザに通知する。
ところが、収容容器内の現像剤の量が所定量以上であるにも拘わらず、ユーザが収容容器を交換してしまうことがある。そこで、従来の画像形成装置は、収容容器が空となる前に収容容器が取り出された場合に、収容容器に現像剤が残っていることを警告するための画面を表示する(特許文献1)。この画像形成装置によれば、収容容器が交換すべきタイミングではないことをユーザに通知するので、現像剤が残っている収容容器が交換されることを抑制できる。
特開2006−71905号公報
特許文献1に記載の画像形成装置は、収容容器が空となる前に収容容器を取り出さなければならない場合であっても、収容容器が取り出されたタイミングにおいて警告画面が表示されてしまう。例えば、収容容器内の現像剤が凝集している場合、収容容器から正常に現像剤を補給できない可能性がある。この場合、収容容器内の現像剤の凝集を解せば、収容容器から正常に現像剤を補給できる。そこで、ユーザは収容容器を一旦取り出し、収容容器内の現像剤の凝集を解して、収容容器を再装着する状況がある。
しかし、特許文献1に記載の画像形成装置は、収容容器に現像剤が残っている状態で収容容器が取り出された場合、自動的に警告画面が表示されてしまう。そのため、ユーザは収容容器内の現像剤の凝集を解すことなく、収容容器を再装着する。この場合、収容容器は依然として正常な補給が行えない。つまり、特許文献1に記載の画像形成装置はユーザビリティの低下をまねいていた。
そこで、本発明の目的は、現像剤を収容する収容容器が着脱可能な画像形成装置において、ユーザビリティを向上することにある。
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、現像剤を蓄積する現像器を有し、画像データに基づいて感光体に静電潜像を形成し、前記静電潜像を前記現像器内の現像剤を用いて現像することにより、前記静電潜像に基づく画像を形成する画像形成手段と、前記現像器内の前記現像剤の量を検知する検知手段と、前記現像器に補給するための現像剤を収容した収容容器が装着される装着部と、前記装着部に装着された前記収容容器から前記現像器に現像剤を補給する補給手段と、前記検知手段により検知された前記現像剤の量に基づいて前記補給手段を制御する制御手段と、画面を有する表示手段と、前記装着部に装着された収容容器が交換条件を満たしているか否かを判定する判定手段と、前記装着部に装着された収容容器の排出不良を前記検知手段の検知結果に基づいて検出する異常検出手段と、を有し、前記表示手段は、前記判定手段により前記装着部に装着された収容容器が前記交換条件を満たしていると判定された場合、前記装着部に装着された収容容器の交換をユーザに促すための第1ガイダンスを前記画面に表示し、前記表示手段は、前記判定手段により前記装着部に装着された収容容器が前記交換条件を満たしていると判定されずに、前記装着部に装着された収容容器が取り出された場合、前記取り出された収容容器の再装着をユーザに促すための第2ガイダンスを前記画面に表示し、前記表示手段は、前記異常検出手段により前記装着部に装着された収容容器の排出不良が検出された場合、前記装着された収容容器の排出不良を解消する解消動作の実行をユーザに促すための第3ガイダンスを前記画面に表示し、前記表示手段は、前記第3ガイダンスが前記画面に表示された後に前記装着部に装着された収容容器が取り出された場合、前記第3ガイダンスを前記画面に表示し続けることを特徴とする。
本発明によれば、現像剤を収容する収容容器が着脱可能な画像形成装置において、ユーザビリティを向上できる。
画像形成装置の概略断面図 画像形成装置の制御ブロック図 装着部の要部概略部 トナーボトルの要部概略図 フラグセンサの要部概略図 現像器内のトナー濃度の遷移を示した図 交換画面の模式図 警告画面の模式図 排出不良画面の模式図 操作部の画面遷移を示す模式図 補給制御を示すフローチャート図 絞り出し処理を示すフローチャート図 表示画面制御を示すフローチャート図
(画像形成装置の説明)
図1は画像形成装置200の概略断面図である。画像形成装置200は、各色成分のトナー像を形成する4つの画像形成部Pa、Pb、Pc、及びPdが中間転写ベルト7の搬送方向に並んで配置される。画像形成部Paがイエローのトナー像を形成し、画像形成部Pbがマゼンタのトナー像を形成し、画像形成部Pcがシアンのトナー像を形成し、画像形成部Pdがブラックのトナー像を形成する。
画像形成装置200には、画像形成装置200に着脱可能なトナーボトルTa、Tb、Tc、及びTdが装着される。トナーボトルTaはイエローのトナーが収容されており、トナーボトルTbはマゼンタのトナーが収容されており、トナーボトルTcはシアンのトナーが収容されており、トナーボトルTdはブラックのトナーが収容されている。トナーボトルTa、Tb、Tc、及びTdは、トナーを収容する収容容器に相当する。
画像形成部Pa、Pb、Pc、及びPdは同様の構成である。そのため、以下ではイエローのトナー像を形成する画像形成部Paについて説明し、他の画像形成部Pb、Pc、及びPdの構成に関する説明を省略する。
画像形成部Paは、金属ローラの表面に感光体として機能する感光層を備えた感光ドラム1aと、この感光ドラム1aを帯電する帯電器2aと、現像剤(トナー)が蓄積された現像器100aを有する。矢印A方向は、感光ドラム1aが回転する方向である。感光ドラム1aが帯電器2aによって帯電された後、レーザ露光装置3aがイエローの色成分画像データに基づき感光ドラム1aを露光する。これにより、感光ドラム1a上にイエローの色成分の静電潜像が形成される。現像器100aは感光ドラム1a上の静電潜像を、トナーを用いて現像する。これにより、感光ドラム1a上にトナー像が形成される。なお、現像器100aは、現像器100a内の現像剤(トナー)の量を検知するトナー濃度センサ80aを備える。現像器100a内のトナーの量が減少したことをトナー濃度センサ80aが検知した場合、トナーボトルTaから現像器100aにトナーが供給される。
画像形成部Paは、感光ドラム1a上のトナー像を中間転写ベルト7に転写する一次転写ローラ4aを備える。感光ドラム1aと中間転写ベルト7とが一次転写ローラ4aに押圧されている一次転写ニップ部T1aを、感光ドラム1a上に形成されたトナー像が通過している間、一次転写ローラ4aには一次転写電圧が印加される。これによって、感光ドラム1a上のトナー像が中間転写ベルト7に転写される。画像形成部Paは感光ドラム1a上に残留したトナーを除去するドラムクリーナ6aも有している。
中間転写ベルト7は、二次転写対向ローラ8、従動ローラ17、第1テンションローラ18、及び第2テンションローラ19に掛け回されている。この中間転写ベルト7は、二次転写対向ローラ8の回転駆動によって矢印B方向に回転する。つまり、中間転写ベルト7上のトナー像は矢印B方向に搬送される。
中間転写ベルト7を基準にして二次転写対向ローラ8の反対側には二次転写ローラ9が配設されている。二次転写対向ローラ8に二次転写電圧が印加されることに応じて、二次転写対向ローラ8と中間転写ベルト7とが二次転写ローラ9に押圧されている二次転写ニップ部T2において、中間転写ベルト7上のトナー像が記録材Sに転写される。ベルトクリーナ11は、中間転写ベルト7上に残留したトナーを除去する。
トナー像が転写される記録材Sはカセット部60に格納されている。給紙ローラ(不図示)はカセット部60に収容された記録材Sを給紙する。搬送ローラ61は、給紙ローラ(不図示)によって給紙された記録材Sをレジストレーションローラ62に向けて搬送する。記録材Sがレジストレーションローラ62に搬送された後、レジストレーションローラ62は記録材Sが中間転写ベルト7上のトナー像と接触するように記録材Sを搬送する。
二次転写ローラ9によりトナー像が記録材Sに転写された後、記録材Sは定着器13へ搬送される。定着器13は、ヒータを有する定着ローラと加圧ローラとを備え、ヒータの熱と、定着ローラと加圧ローラの圧力とによって、記録材S上のトナー像を記録材Sに定着させる。定着器13によってトナー像が定着された記録材Sは排紙ローラ64により画像形成装置200から排紙される。
次に、本実施形態の画像形成装置200が、不図示のPCやスキャナ等から転送される画像データに基づいて印刷物を印刷する画像形成動作について説明する。
感光ドラム1a、1b、1c、及び1dが矢印A方向への回転駆動を開始する。帯電器2a、2b、2c、及び2dが感光ドラム1a、1b、1c、及び1dを一様に帯電する。そして、レーザ露光装置3a、3b、3c、及び3dが画像データに基づいて感光ドラム1a、1b、1c、及び1dを露光する。これにより、感光ドラム1a、1b、1c、及び1dには画像データの色成分毎の静電潜像が形成される。このとき、給紙ローラ(不図示)がカセット部60に格納された記録材Sを給紙し、搬送ローラ61がレジストレーションローラ62に向けて記録材Sを搬送し始める。
次いで、現像器100a、100b、100c、及び100dが感光ドラム1a、1b、1c、及び1d上の静電潜像を現像することによって、感光ドラム1a、1b、1c、及び1d上に各色成分のトナー像が形成される。感光ドラム1a、1b、1c、及び1d上のトナー像は、感光ドラム1a、1b、1c、及び1dの矢印A方向への回転に伴い、一次転写ニップ部T1a、T1b、T1c、及びT1dへ搬送される。一次転写ニップ部T1a、T1b、T1c、及びT1dにおいて、感光ドラム1a、1b、1c、及び1d上の各色成分のトナー像は中間転写ベルト7上に転写される。一次転写ローラ4a、4b、4c、及び4dは感光ドラム1a、1b、1c、及び1d上に形成されたトナー像を中間転写ベルト7に転写する。これによって、中間転写ベルト7上にフルカラーのトナー像が形成される。なお、感光ドラム1a、1b、1c、及び1dに残留したトナーは、ドラムクリーナ6a、6b、6c、及び6dによって除去される。
レジストレーションローラ62は、中間転写ベルト7上のトナー像が記録材S上の所望の位置に転写されるように、記録材Sを二次転写ニップ部T2に搬送するタイミングを調整する。二次転写ニップ部T2において、二次転写ローラ9が中間転写ベルト7上のトナー像を記録材Sに転写させる。なお、二次転写ニップ部T2において記録材Sに転写されずに中間転写ベルト7に残留したトナーは、ベルトクリーナ11によって除去される。
トナー像を担持した記録材Sは定着器13に搬送される。これにより、定着器13は記録材S上の未定着のトナー像を記録材Sに溶融定着する。そして、定着器13を通過し終えた記録材Sは排紙ローラ64によって画像形成装置200から排紙される。画像形成装置200は、上述の画像形成動作によって、画像データに基づく印刷物を印刷することができる。
(制御部の構成)
図2は、本実施形態における画像形成装置200の制御ブロック図である。以降の説明においてトナーボトルTa、Tb、Tc、及びTdはトナーボトルTと称し、現像器100a、100b、100c、及び100dは現像器100と称す。同様に、画像形成部Pa、Pb、Pc、及びPdは画像形成部Pと称し、トナー濃度センサ80a、80b、80c、及び80dはトナー濃度センサ80と称す。
制御部700は、画像形成装置200の全体を制御する。制御部700は、CPU701、ROM702、RAM703、モータ駆動回路704、センサ出力検知回路705を備える。
CPU701は、画像形成装置200の各デバイスを制御する制御回路である。ROM702は、画像形成装置200で実行される各種処理を制御するための制御プログラムが格納されている。RAM703は、CPU701が制御プログラムを実行するために使用されるシステムワークメモリである。なお、画像形成部Pや定着器13は図1において説明しているので、ここでの説明を省略する。
ボトルセンサ221はトナーボトルTが画像形成装置200の装着位置に装着されたか否かを検知し、検知結果をCPU701に出力する。
トナー濃度センサ80は、例えば、現像器100内のトナーの量に基づいて変化する透磁率に応じた信号を出力する。なお、トナー濃度センサ80は、現像器100内のトナーの量に基づいて変化する透磁率に応じた信号を出力するセンサに限定されず、現像器100内のトナーの量を検知できるセンサであれば、どのようなセンサであってもよい。CPU701は、トナー濃度センサ80の出力信号を不図示の変換テーブルに基づいてトナー濃度に変換する。CPU701は、トナー濃度が目標濃度となるようにトナーボトルTから現像器100へのトナーの補給を制御する。
操作部706はタッチパネルを有する。操作部706はタッチパネル(画面)を有する表示手段として機能する。操作部706のタッチパネルはCPU701からの信号によってホーム画面、交換画面、排出不良画面、警告画面を表示する。さらに、タッチパネルはCPU701からの信号によってユーザに画像形成装置200の状態を通知する。なお、前述の画面を表示する構成はタッチパネルに限らず、例えば、ネットワークを通じて画像形成装置200と通信可能に接続されたPCのモニタであってもよい。
駆動モータ604は、トナーボトルTから現像器100にトナーを補給するために、トナーボトルTを回転させる駆動源である。モータ駆動回路704は、駆動モータ604を制御するために駆動モータ604に供給する電流を制御する。CPU701が所定時間あたりに駆動モータ604に電流を供給すべき時間の割合を示す制御値であるところのPWM値を設定する。これによって、モータ駆動回路704がPWM値に基づいて駆動モータ604に供給する電流を制御する。本実施形態においては駆動モータ604としてDCモータ(DCブラシモータ)を用いる。そのため、駆動モータ604の回転速度、及び、駆動モータ604の回転駆動力は、所定時間あたりに駆動モータ604に電流が供給された時間の割合に応じて変化する。
なお、CPU701がENB信号を出力している間、モータ駆動回路704が駆動モータ604に電流を供給することができる。つまり、CPU701がENB信号を出力している間、モータ駆動回路704が駆動モータ604にPWM値に基づく電流を供給する。これによりトナーボトルTが回転駆動される。一方、CPU701がENB信号を停止することに応じて、モータ駆動回路704から駆動モータ604への電流の供給が停止される。これによりトナーボトルTの回転が停止される。
回転検知センサ203は発光部と受光部とを備えた光学センサであり、受光部の受光量に応じた信号を出力する。トナーボトルTの所定領域が検出位置を通過している間、回転検知センサ203の受光量は閾値未満に低下する。一方、トナーボトルTが回転する回転方向においてトナーボトルTの所定領域以外の領域が検出位置を通過している間、回転検知センサ203の受光量は閾値以上となる。なお、回転検知センサ203の具体的な構成は、図4を用いて後述する。
センサ出力検知回路705は、回転検知センサ203の出力信号に基づき、回転検知センサ203の受光量が閾値以上であればハイレベルの信号を出力し、回転検知センサ203の受光量が閾値未満であればローレベルの信号を出力する。即ち、センサ出力検知回路705は、トナーボトルTの所定領域が検出位置を通過している間にローレベルの信号を出力し、トナーボトルTの所定領域以外の領域が検出位置を通過している間にハイレベルの信号を出力する。
読取部224は、画像形成装置200の装着位置に装着されたトナーボトルTのメモリ223(図4)に記録された補給情報を読み取ってCPU701へ通知する。さらに、読取部224は、CPU701から通知された補給情報をトナーボトルTのメモリ223(図4)へ書き込むこともできる。前述の補給情報は、例えば、トナーボトルTの色、トナーボトルTの製造番号、トナーボトルTの補給履歴を含む。なお、トナーボトルTの補給履歴は、例えば、トナーボトルTの回転回数である。CPU701は、トナーボトルTを1回転する度に、読取部224によってトナーボトルTの回転回数の情報をメモリ223(図4)に記録する。トナーボトルTの回転回数はトナーボトルの補給回数に相当する。
モータ駆動回路704、センサ出力検知回路705、回転検知センサ203、ボトルセンサ221、及び読取部224は色毎に設けられている。また、駆動モータ604も色毎に設けられている。しかし、駆動モータ604は、例えば、複数のトナーボトルTを1つの駆動モータによって回転する構成であってもよい。クラッチが駆動モータ604からトナーボトルTへ駆動力を伝達可能な状態と、伝達不可能な状態とに制御できる構成であれば、1つの駆動モータ604が複数のトナーボトルTを選択的に回転できる。
(装着部の説明)
トナーボトルTは画像形成装置200に設けられた装着部310に装着される。図3を用いて装着部310の構成について説明する。図3(a)は装着部310をトナーボトルTの装着方向正面から見た部分正面図、図3(b)は装着部310の内部を説明するための斜視図である。なお、トナーボトルTは、図3(b)に示すように、装着部310に対して矢印M方向に装着される。この矢印M方向は、画像形成装置200の感光ドラム1a、1b、1c、及び1dの回転軸線方向と平行である。また、トナーボトルTの装着部310からの取り出し方向は、このM方向とは反対方向となる。
装着部310は、駆動ギア300、トナーボトルTの回転に応じてトナーボトルTのキャップ部222(図4)が回転することを規制する回転規制部311、底部321、規制部312を備える。規制部312は、トナーボトルTのキャップ部222(図4)を係止することでキャップ部222(図4)の回転軸線方向への移動を規制する。
底部321には、トナーボトルTが装着された場合に、トナーボトルTの排出口(排出孔)211(図4)と連通し、トナーボトルTから排出されたトナーを受け入れる受け入れ口(受け入れ孔)313が形成されている。トナーボトルTの排出口211(図4)から排出されたトナーは受け入れ口313を通って現像器100へと供給される。なお、本実施形態において、受け入れ口の直径は排出口211(図4)と同じであり、例えば、約2[mm]である。
駆動ギア300は、装着部310に装着されたトナーボトルTに対して駆動モータ604からの回転駆動力を伝達する。
(トナーボトルの説明)
図4(a)は、装着部310に装着されたトナーボトルTの外観図である。図4(b)、及び、図4(c)は、装着部310に装着されたトナーボトルTのキャップ部222内の構造を示した概略図である。
トナーボトルTは、トナーを収容する収容部207、駆動モータ604から回転駆動力が伝達される駆動伝達部206、トナーを排出する排出口211を有する排出部212、排出部212内のトナーを排出口211から排出するためのポンプ部210を備える。さらにトナーボトルTは、ポンプ部210を伸縮させる往復動部材213を備える。駆動伝達部206は、凸部220(所定部分)とカム溝214を有する。カム溝214は、トナーボトルTの駆動伝達部206が回転する回転方向において駆動伝達部206の一周に亘って形成されている。
駆動伝達部206に形成されたカム溝214、及び、凸部220は、駆動伝達部206と一体に回転する。駆動モータ604が駆動ギア300を介してトナーボトルTの駆動伝達部206に回転駆動力を伝達することによって、トナーボトルTの駆動伝達部206、及び、駆動伝達部206に連結された収容部207は回転する。収容部207の内部には、螺旋状に凸部205が形成されており、収容部207の回転に伴って収容部207内のトナーを排出口211に向けて搬送する。
一方、キャップ部222は、装着部310によって回転が規制されているので、駆動伝達部206が回転したとしても回転しない。排出口211、ポンプ部210、往復動部材213もキャップ部222とともに回転しないように規制されており、駆動伝達部206が回転したとしても、排出口211、ポンプ部210、往復動部材213は回転しない。
キャップ部222の内側には駆動伝達部206が回転することによって往復動部材213が回転することを規制する回転規制溝が形成されており、往復動部材213は回転規制溝に係合される(図5)。さらに、往復動部材213は、ポンプ部210に接続されると共に、不図示の爪部が駆動伝達部206のカム溝214に係合する。これにより、駆動伝達部206が回転することに応じて、往復動部材213が回転することを規制された状態で往復動部材213がカム溝214に沿って移動するので、往復動部材213が矢印X方向(トナーボトルTの長手方向)に往復動する。
往復動部材213は、ポンプ部210と連結されている。往復動部材213が往復動することによってポンプ部210は伸長と圧縮を交互に繰り返す。往復動部材213が矢印X方向に移動することによりポンプ部210が伸長する。そして、ポンプ部210が伸長することによりトナーボトルT内の内圧が低下し、排出口211から空気が吸い込まれ、排出部212内のトナーを解す。次に、往復動部材213が矢印X方向と逆方向に移動することによりポンプ部210が圧縮する。そして、ポンプ部210が圧縮することによりトナーボトルT内の内圧が上昇し、排出口211に堆積したトナーが排出口211からトナー搬送路を通って現像器100に供給される。つまり、駆動モータ604は、装着部310に装着されたトナーボトルTを回転させ、トナーボトルTの回転駆動に伴いポンプ部210を伸縮させる駆動部として機能する。
キャップ部222は、このトナーボトルTの装着方向(矢印M方向)の奥側に突起222aを有する。画像形成装置200に設けられているボトルセンサ221は、トナーボトルTが装着部310(図3)に装着されたことを検出する。トナーボトルTが装着位置に装着された場合、ボトルセンサ221がキャップ部222の突起222aを検出することに応じてボトルセンサ221はトナーボトルTが装着されていることを示す信号をCPU701(図2)に出力する。
また、キャップ部222には、トナーボトルTに関する情報を記録したメモリ223が貼り付けられている。CPU701(図2)は、読取部224によって、メモリ223と通信を行い、トナーボトルTの補給情報を読み取る。さらに、CPU701(図2)は、トナーボトルTが1回転する度に、読取部224によって、トナーボトルTの回転回数の情報をメモリ223に書き込む。
さらに、キャップ部222は、排出口211を封止するシール部材222bを備えている。このシール部材222bにより排出口211が封止されていれば、トナーボトルT内のトナーが排出口211から漏れ出すことを防止できる。なお、トナーボトルTが装着部310(図3)に装着される前にユーザがシール部材222bを除去することによって、トナーボトルTの排出口211が開放される。
ここで、図4(b)はトナーボトルTのポンプ部210が最大限伸張された状態、図4(c)はトナーボトルTのポンプ部210が最大限圧縮された状態を示すトナーボトルTの要部断面図である。なお、ポンプ部210は、このポンプ部210の伸縮動作に伴ってポンプ部210の容積が可変する樹脂製の蛇腹状のポンプである。即ち、ポンプ部210は、「山折り」部と「谷折り」部とがトナーボトルTの長手方向に沿って交互に繰り返し並んでいる。
本実施形態では、トナーボトルTが1回転する間に亘って補給動作を2回行う。1回のトナー補給動作は、ポンプ部210が最大圧縮している状態から開始し、ポンプ部210を伸張させ、その後に圧縮させ、ポンプ部210が最大圧縮した状態で終了する。
カム溝214には、2つのピーク部と2つの谷領域が、谷→ピーク→谷→ピークの順番で形成されている。往復動部材213が係合しているカム溝214の位置が谷からピークへ変化する間に、ポンプ部210が最大限伸張する。そして、往復動部材213が係合しているカム溝214の位置がピークから谷へ変化する間に、ポンプ部210が最大限圧縮する。往復動部材213が係合しているカム溝214の位置が谷である場合に、ポンプ部210は最大限圧縮した状態を維持する。
(回転検知センサの構成)
次に、画像形成装置200に設けられた回転検知センサ203について図5に基づいて説明する。回転検知センサ203は、発光部と、発光部から照射された光を受光する受光部とを有する光学センサである。フラグ204は自重によってトナーボトルTの駆動伝達部206に接触する。よって、フラグ204は、駆動伝達部206の凸部220に押されて回転軸204aを中心に揺動し、発光部からの光を遮光する。つまり、回転検知センサ203によって、フラグ204が凸部220に接触しているか否かを検知することができる。これによって、回転検知センサ203はトナーボトルTの回転位置を検知することができる。
図5(a)は、トナーボトルTが装着される方向において凸部220が形成されている領域と重なる位置、且つ、駆動伝達部206が回転する回転方向において凸部220と異なる領域(他の領域)にフラグ204が当接している様子を示している。この場合、フラグ204が発光部と受光部の間に位置していないので、受光部は発光部から発せられた光を受光することができる。本実施形態においては、フラグ204が発光部と受光部の間に位置していなければ、受光部の受光光量が閾値以上となる。ここで、センサ出力検知回路705(図2)は、受光部に受光される光の受光光量が閾値以上であればハイレベルの信号(論理‘H’)を出力し、受光部に受光される光の受光光量が閾値未満であればローレベルの信号(論理‘L’)を出力する。つまり、フラグ204が凸部220以外の領域に接触している場合、センサ出力検知回路705(図2)はハイレベルの信号(論理‘H’)をCPU701(図2)に出力する。
一方、図5(b)は、フラグ204が凸部220に当接している様子を示している。この場合、フラグ204が発光部と受光部の間に位置しているので、受光部は発光部から発せられた光を受光することができない。つまり、受光部の受光光量は閾値未満となる。つまり、フラグ204が凸部220に接触している場合、センサ出力検知回路705(図2)はローレベルの信号(論理‘L’)をCPU701(図2)に出力する。
ここで、本実施形態においては、センサ出力検知回路705(図2)の出力信号がローレベルからハイレベルへ変化した後、ポンプ部210が伸張し始める。センサ出力検知回路705(図2)の出力信号がハイレベルを維持している間、ポンプ部210は最大限伸張された状態を経て圧縮し始める。そして、センサ出力検知回路705(図2)の出力信号がハイレベルからローレベルへ変化する前に、ポンプ部210が最大限圧縮された状態へ移行する。
トナーボトルTから現像器100に補給されるトナーの量(補給量)は、トナーボトルTの内圧が変化する速度に応じた値となることが実験によって分かっている。また、トナーボトルTの重量が減少することによってトナーボトルTの回転速度が速くなってしまうこともわかっている。そこで、本実施形態では、ポンプ部210が伸張を開始するまでにDCモータが目標回転速度に安定するように、開始状態の位置が設計されている。つまり、前回のトナー補給の終了状態の位置が設計されている。
さらに、本実施形態では、トナーボトルTの回転速度をフィードバック制御することにより、トナーボトルTの重量の変化に応じたトナーボトルTの回転速度の変化を低減させている。フィードバック制御を高精度に行うためには、トナーボトルTの回転速度を高精度に測定することが重要である。DCモータ(DCブラシモータ)は、目標回転速度までの立ち上がりおよび停止において時間がかかるという特性を有する。したがって、DCモータ(DCブラシモータ)が目標回転速度で安定しているタイミングを検出し、回転速度を測定する必要がある。
本実施形態では、ポンプ部210が伸張を開始するまでにDCモータ(DCブラシモータ)が目標回転速度で安定するように設計されている。従って、ポンプ部210が伸張してからポンプ部210が圧縮するまでの期間におけるトナーボトルTの回転速度を測定する。
さらに、ポンプ部210が最大限圧縮された状態でトナーボトルTの回転が停止するように、カム溝214の谷領域の幅がカム溝のピーク領域の幅に比べて広くなっている。これにより、ポンプ部210が最大限圧縮されていない状態で停止される可能性を低減させている。
(トナー無し検知シーケンス)
本実施形態に示すトナー無し検知シーケンスに関して説明する。図6は現像器100内のトナー濃度の推移を示す模式図である。トナー濃度センサ80により検知されたトナー濃度が目標トナー濃度Dtargetとなるように、CPU701(図2)はトナーボトルTから現像器100へのトナー補給を制御する。なお、CPU701(図2)はトナー濃度センサ80の出力値を10msecごとに取得する。
CPU701(図2)は、トナー濃度センサ80により検知されたトナー濃度Dが目標トナー濃度Dtarget未満である状態が500msecに亘って維持されると、駆動モータ604を制御してトナーボトルTを回転させる。これによって、トナーボトルTから現像器100へトナーが補給されるので、トナー濃度センサ80により検知されたトナー濃度Dが上昇する。つまり、CPU701は、現像器100内の現像剤の量が目標量となるように、駆動モータ604を制御する制御手段として機能する。
現像器100内のトナーの量は画像形成中に低下する。そのため、CPU701(図2)は、トナー濃度Dが目標トナー濃度Dtarget未満の状態が500msecに亘って維持されるたびに、トナーボトルTから現像器100へトナーを補給する。図6の時刻t0から時刻t1までの期間に示すように、現像器100内のトナー濃度Dは目標トナー濃度Dtargetに制御される。
また、トナーボトルT内のトナーの量がZ1未満となると、トナーボトルTから現像器100へ補給されるトナーの量が著しく減少する。そして、トナーボトルT内のトナーの量がZ2未満となると、トナーボトルTが回転しても現像器100内にトナーは補給されない。そのため、トナーボトルT内のトナーの量が所定量(Z2)未満ならば、画像形成装置200が画像形成動作を実行している間に現像器100内のトナーの量は減少し続ける。トナーボトルT内のトナーの量がZ2未満となると、図6の時刻t1から時刻t2までの期間に示すように、現像器100内のトナー濃度Dは減少し続ける。そして、図6の時刻t2においてトナー濃度Dが閾値Dout未満となる。なお、トナーの量Z2はトナーの量Z1より少ない。
本実施形態においては、CPU701(図2)は、トナー濃度センサ80により検知されたトナー濃度Dが閾値Dout未満になると画像形成動作を停止する。そして、CPU701(図2)は駆動モータ604(図2)を制御して絞り出し処理を実行する。絞り出し処理とは、トナーボトルTから現像器100への補給量が通常の補給動作における補給量よりも多くなるように駆動モータ604(図2)の駆動を制御する処理である。絞り出し処理が実行されると、CPU701(図2)は、例えば、トナーボトルTを4回転させた後に2秒間回転を停止する動作を5回繰り返す。絞り出し処理は所定の補給動作に相当する。
トナーボトルT内のトナーの量が所定量(Z2)以上ならば、絞り出し処理が実行されている間に現像器100内のトナー濃度Dが増加するはずである。CPU701(図2)は、絞り出し処理が実行されてもトナー濃度Dが目標トナー濃度Dtargetに達しなければ、トナーボトルT内のトナーの量が所定量(Z2)未満であると判定する。
図7はトナーボトルT内のトナーの量が所定量(Z2)未満であると判定された後に、操作部706のタッチパネルに表示される交換画面の模式図である。交換画面ではトナーボトルT内のトナーがなくなったこと、及び、トナーボトルTを新しいトナーボトルTに交換する必要があることをユーザに通知するための画面である。交換画面は、装着部310に装着されたトナーボトルTの交換をユーザに促すための第1ガイダンスに相当する。
ユーザは交換画面の指示に従い、トナーボトルTを装着部310から取り出し、新しいトナーボトルTを装着部310に装着する。CPU701(図2)は、ボトルセンサ221(図2)によってトナーボトルTが取り外されたことを検出した後にボトルセンサ221(図2)によってトナーボトルTが装着されたことを検出すると、交換画面を消す。トナーボトルTが交換された場合、操作部706のタッチパネルにはホーム画面が表示される。
ホーム画面は交換画面、排出不良画面、及び警告画面とは異なる画面である。ホーム画面は、例えば、ユーザが画像形成装置200の印刷設定を変更するための画面である。ホーム画面では、例えば、印刷枚数、印刷物の濃度、及び印刷モードをユーザが設定できる。
なお、トナーボトルTが交換された直後は現像器100内のトナー濃度Dが目標トナー濃度Dtargetより低いので、CPU701(図2)が駆動モータ604(図2)を制御してトナー補給を実行する。そして、現像器100内のトナー濃度Dが目標トナー濃度Dtargetを越えた後、画像形成装置200は画像形成動作が実行可能となる。
(取り出し警告シーケンス)
前述のトナー無し検知シーケンスによりトナーボトルT内のトナーの量が所定量(Z2)未満であると判定される前に、トナーボトルTが取り出された場合、本来交換する必要のないトナーボトルTがユーザにより交換される可能性が高い。そこで、本実施形態においては、トナーボトルT内のトナーの量が所定量(Z2)未満であると判定されていない状態で、ボトルセンサ221がトナーボトルTの取り出しを検知した場合、操作部706(図2)のタッチパネルに図8に示す警告画面が表示される。
警告画面には、取り出されたトナーボトルT内のトナーの色に関する情報、及び、取り出されたトナーボトルTを装着部310に再装着するようにユーザに促すためのメッセージが表示される。これにより、ユーザが誤って交換不要なトナーボトルTを交換してしまうことを抑制できる。警告画面は、取り出されたトナーボトルTの再装着をユーザに促すための第2ガイダンスに相当する。
警告画面はユーザが装着部310にトナーボトルTを再装着した場合に消える。このとき、操作部706のタッチパネルには前述のホーム画面が表示される。つまり、警告画面が表示された状態でボトルセンサ221がトナーボトルTの装着を検出した場合、操作部706のタッチパネルにはホーム画面が表示される。
(排出不良通知シーケンス)
トナーボトルTがキャップ部222を重力方向下へ向けた状態で長時間放置されると、トナーボトルTはトナー補給を正常に実施することができない可能性がある。これは、トナーボトルTがキャップ部222を重力方向下へ向けた状態で長時間放置された場合、トナーボトルT内のトナーが排出部212において凝集して排出口211からトナーが排出されないからである。以下の説明では駆動モータ604がトナーボトルTを回転してもトナーボトルTからトナーが排出されない異常を排出不良と称す。なお、排出不良は装着部310に初めて装着されたトナーボトルTにおいて発生する異常であることがわかっている。
排出口221に凝集したトナーを解すためにはキャップ部222を重力方向上に向けた状態でトナーボトルTを振ればよい。そのため、トナーボトルTに排出不良が発生した場合、操作部706のタッチパネルには図9に示す排出不良画面が表示される。
排出不良画面には、排出不良が検出されたトナーボトルT内のトナーの色に関する情報、及び、排出不良を解消するための動作をユーザに促すための画面が表示される。ユーザは、排出不良画面の指示に従い、排出不良を解消するための動作を行うことができる。排出不良画面は、装着部310に装着されたトナーボトルTの排出不良を解消する解消動作の実行をユーザに促すための第3ガイダンスに相当する。
画像形成装置200は、駆動モータ604がトナーボトルTを回転しても現像器100内のトナー濃度が上昇せず、且つ、トナーボトルTの補給回数が所定回数未満の場合、トナーボトルTに排出不良が発生していると判定する。トナーボトルTの補給回数は、メモリ223に記憶された補給回数を用いる。所定回数は、例えば、100回とする。なお、トナーボトルTが排出不良を発生していなければ、トナー補給100回分の補給量は閾値Doutと目標トナー濃度Dtargetの差分に相当するトナー量よりも十分に多い。
(ユーザビリティ)
トナーボトルTが排出不良を発生した後の操作部706のタッチパネルの画面推移を、図10(a)に示す比較例と図10(b)に示す本実施形態とを用いて説明する。
図10(a)に示す比較例の画像形成装置は、排出不良が発生した状態ではトナーボトルT内のトナーの量が所定量未満であると判定していない。そのため、図10(a)に示す比較例の画像形成装置は、トナーボトルTが取り出された後に警告画面を表示してしまう。この場合、トナーボトルTが取り出された後、ユーザは排出不良を解消する動作を実施する必要があるのか判断できない。図10(a)に示す比較例の画像形成装置では、ユーザが排出不良を解消する動作を実施せずにトナーボトルTを装着部310へ再装着する可能性がある。再装着されたトナーボトルTは排出不良が解消されないので、トナーボトルTから現像器100へトナーが補給されない。
一方、図10(b)に示す本実施形態の画像形成装置200は、トナーボトルTが取り出された後も排出不良画面を表示し続ける。そのため、ユーザは排出不良を解消する動作を実施する必要があることを判断できる。つまり、トナーボトルTが取り出された後も排出不良画面が表示され続けるので、図10(b)に示す本実施形態の画像形成装置200はユーザビリティが良い。これによって、図10(b)に示す本実施形態の画像形成装置200では、ユーザが排出不良を解消する動作を実施した後にトナーボトルTを装着部310に再装着する。図10(b)に示す本実施形態の画像形成装置200は、再装着されたトナーボトルTから現像器100へトナーが補給されるので、画像形成動作が実行できないダウンタイムを抑制することができる。
(補給制御)
次に、画像形成装置200がトナーボトルTから現像器100へトナーを補給する補給制御を、図2の制御ブロック図と図11のフローチャートに基づいて説明する。なお、図11に示す補給制御は、図2に示すCPU701がROM702に格納されたプログラムを読み出すことにより実行される。
また、本実施形態のCPU701は、画像形成装置200の主電源がオンされた後に読取部224を用いてトナーボトルTの補給情報を取得する。そして、CPU701は補給情報をRAM703に格納する。CPU701は、初期調整制御が実行された後、図11に示す補給制御の処理を開始する。
ステップS100において、CPU701はトナー濃度センサ80の検知結果に基づいて現像器100内のトナー濃度Dが閾値Doutより低いか否かを判定する。ステップS101においてトナー濃度Dが閾値Dout以上ならば、CPU701は処理をステップS101へ移行する。ステップS101において、CPU701はトナー濃度Dが目標トナー濃度Dtargetより低いか否かを判定する。ステップS101においてトナー濃度Dが目標トナー濃度Dtarget以上ならば、CPU701は処理をステップS100へ移行する。つまり、CPU701は、トナー濃度Dが目標トナー濃度Dtarget以上ならばトナー補給を実行しない。
一方、ステップS101においてトナー濃度Dが目標トナー濃度Dtargetより低ければ、CPU701は処理をステップS102へ移行する。ステップS102において、CPU701はトナー補給を前回実行してから経過した時間が禁則時間以上か否かを判定する。ここで、画像形成装置200は、トナーボトルTから現像器100へトナーを補給してから、現像器100内のトナー濃度が変化するまでにタイムラグが生じる。そこで、CPU701は、トナーボトルTから現像器100へのトナー補給が1回実行されてから禁則時間の間(禁則期間)は再びトナー補給を実行しない。これによって、トナーボトルTから現像器100へトナーが過剰に補給されることを抑制している。禁則時間は、例えば、1secとする。CPU701は前回トナー補給が実行されてから経過した時間を不図示のタイマによって計測する。ステップS102において経過時間が禁則時間未満ならば、CPU701はトナー補給を実行せずに、処理をステップS100へ移行する。
一方、ステップS102において経過時間が禁則時間以上ならば、CPU701は処理をステップS103へ移行する。ステップS103において、CPU701は駆動モータ604を駆動してトナーボトルTを回転する。このとき、CPU701は、RAM703に記憶されたPWM値をモータ駆動回路704に設定すると共に、ENB信号をモータ駆動回路704に出力する。ここで、RAM703にPWM値が記憶されていなければ、CPU701は、例えば、PWM値として所定値を設定する。
ここで、駆動モータ604の回転速度制御について説明する。駆動モータ604が回転を開始した後、CPU701は、センサ出力検知回路705の出力信号がローレベルからハイレベルに変化したことに応じて時間を計測し始める。そして、CPU701は、センサ出力検知回路705の出力信号がハイレベルからローレベルに変化したことに応じて時間の計測を停止し、モータ駆動回路704に入力していたENB信号を停止する。これによって、駆動モータ604が停止し、トナーボトルTの回転が停止される。
センサ出力検知回路705がハイレベルの信号を出力している時間が計測時間Tnとする。つまり、計測時間Tnは、トナーボトルTが回転する回転方向において凸部220の後端がフラグ204の押し上げを解除してから、回転方向において凸部220の前端がフラグ204を押し上げるまでの時間を計測した値である。凸部220以外の領域の長さは予め決まっている。そのため、CPU701は、計測時間Tnと凸部220以外の領域の長さとからトナーボトルTの回転速度V(n)を算出する。
そして、CPU701は、RAM703に記憶されたPWM値を式(1)に基づいて補正する。
D(n+1)=D(n)+Ki×(Vtgt−V(n)) ・・・(1)
ここで、D(n)はRAM703に記憶された現在のPWM値、D(n+1)はPWM値の補正値、Kiは比例係数、Vtgtは目標回転速度である。PWM値の補正値D(n+1)は次回の補給動作の際に使用される。
図11の補給制御の説明に戻る。ステップS100においてトナー濃度Dが閾値Doutより低ければ、CPU701は処理をステップS104へ移行する。ステップS104において、CPU701は画像形成部Pによる画像形成動作の実行を停止する。ここで、画像形成装置200は4つの画像形成部Pを備える。そのため、いずれか1つの現像器100内のトナー濃度が閾値未満ならば、画像形成動作の実行を停止する。
画像形成動作が停止された後、CPU701は処理をステップS105へ移行する。ステップS105においてCPU701は絞り出し処理を実行する。つまり、CPU701は、現像器100内のトナー濃度Dが閾値Doutを下回った場合、画像形成部Pに画像形成動作を停止させ、絞り出し処理を実行する。そして、CPU701は処理をステップS106へ移行する。ステップS106において、CPU701はRAM703に記憶されているトナーボトルTの補給回数が所定回数以上か否かを判定する。なお、所定回数は100回である。
ステップS106において補給回数が100回以上ならばCPU701はトナーボトルT内のトナーの量が所定量(Z2)未満であると判定し、処理をステップS107へ移行する。これは、トナー補給が正常に実施できていたトナーボトルTが突然排出不良を発生することはないからである。つまり、未使用のトナーボトルTが排出不良を発生しやすいからである。ステップS107においてCPU701は操作部706に交換画面を表示させる。そして、CPU701は操作部706に交換画面を表示させたまま補給制御を終了させる。
一方、ステップS106において補給回数が100回未満ならば、CPU701はトナーボトルTが排出不良を発生していると判定し、処理をステップS108へ移行する。ステップS108においてCPU701は操作部706に排出不良画面を表示させる。そして、CPU701は操作部706に排出不良画面を表示させたまま補給制御を終了させる。
次に、図11のステップS105に示す絞り出し処理を、図2の制御ブロック図と図12のフローチャートに基づいて説明する。なお、図12に示す絞り出し処理は、図2に示すCPU701がROM702に格納されたプログラムを読み出すことにより実行される。
絞り出し処理が開始されると、ステップS200において、CPU701はカウント値Nを1に設定する。そして、CPU701は処理をステップS201へ移行し、トナーボトルTを4回転させる。ステップS201において、CPU701は、RAM703に記憶されたPWM値をモータ駆動回路704に設定すると共に、ENB信号をモータ駆動回路704に出力する。これによって、駆動モータ604がトナーボトルTの回転を開始する。そして、CPU701は、回転検知センサ203の出力信号がハイレベルからローレベルへ切り替わった回数をカウントする。前述の切り替わった回数が4回に達すると、モータ駆動回路704に入力されていたENB信号を停止する。これによって、駆動モータ604が停止してトナーボトルTの回転が停止する。
トナーボトルTが4回転するとCPU701は処理をステップS202へ移行する。ステップS202において、CPU701は所定時間待機する。これは、トナーボトルTから現像器100へトナーが補給されてからトナー濃度が変化するまでにタイムラグが生じるからである。そして、所定時間が経過した後、CPU701は処理をステップS203へ移行する。
ステップS203において、CPU701は、トナー濃度センサ80の検知結果に基づいて、現像器100内のトナー濃度Dが目標トナー濃度Dtarget未満か否かを判定する。ステップS203において、トナー濃度Dが目標トナー濃度Dtarget以上ならば、CPU701はトナーボトルT内にトナーが残っていると判定し、処理をステップS204へ移行する。ステップS204において、CPU701は画像形成動作の禁止を解いて画像形成動作を再開させる。そして、CPU701は絞り出し処理を終了し、処理を図11に示す補給制御のステップS100へ移行する。
一方、ステップS203において、トナー濃度Dが目標トナー濃度Dtarget未満ならば、CPU701は処理をステップS205へ移行する。ステップS205において、CPU701はカウント値Nが5に達しているか否かを判定する。ステップS205において、カウント値Nが5に達していなければ、CPU701は処理をステップS206へ移行する。ステップS206において、CPU701はカウント値Nを1増加させ、処理をステップS201へ移行する。
一方、ステップS205においてカウント値Nが5に達した場合、CPU701はトナーボトルT内のトナーの量が所定量(Z2)未満であると判定し、処理を図11に示す補給制御のステップS106へ移行する。CPU701は、トナーボトルTを20回転させた後に現像器100内のトナー濃度Dが目標トナー濃度Doutより少なければ、図11に示す補給制御のステップS106へ移行する。
そして、ステップS106において装着部310に装着されたトナーボトルTの補給回数が100回以上ならば、CPU701は装着部310に装着されたトナーボトルTが交換条件を満たしていると判定して処理をステップS107へ移行する。これによって、操作部706は交換画面を表示する。つまり、CPU701はトナーボトルTが交換条件を満たしているか否かを、トナー濃度センサ80の検知結果とトナーボトルTの補給回数とに基づいて判定する判定手段として機能する。
また、ステップS106において装着部310に装着されたトナーボトルTの補給回数が100回未満ならば、CPU701は装着部310に装着されたトナーボトルTに排出不良が発生していることを検出する。つまり、CPU701はトナーボトルTの排出不良を、トナー濃度センサ80の検知結果とトナーボトルTの補給回数とに基づいて検出する異常検出手段として機能する。
絞り出し処理が実行される場合、CPU701は、カウント値Nが5に達するまで、トナーボトルTを4回転させてはトナー濃度Dが目標トナー濃度Dtarget以上であるか否かを判定する。絞り出し処理は現像器100内のトナー濃度Dが目標トナー濃度Dtarget以上となるか、又は、トナーボトルTからの所定のトナー補給が5回実行されるまで終了しない。
そして、トナーボトルTにトナーが残っていればCPU701は画像形成動作を再開し、トナーボトルTにトナーが残っていなければCPU701は交換画面か排出不良画面のいずれかを操作部706に表示させる。
(トナーボトルTが取り出された後の表示画面制御)
次に、トナーボトルTがユーザによって取り出された後の表示画面制御を、図2の制御ブロック図と図13のフローチャートに基づいて説明する。なお、図13に示す表示画面制御は、図2に示すCPU701がROM702に格納されたプログラムを読み出すことにより実行される。ボトルセンサ221がトナーボトルTの取り外しを検出した場合、CPU701は図13に示す表示画面制御の処理を開始する。
ステップS300において、CPU701は操作部706に交換画面が表示されているか否かを判定する。トナーボトルTが装着部310から取り出された場合、操作部706は補給制御(図11)のステップS107において交換画面を表示している可能性がある。
ステップS300において操作部706に交換画面が表示されていなければ、CPU701は処理をステップS301へ移行する。ステップS301において、CPU701は操作部706に排出不良画面が表示されているか否かを判定する。トナーボトルTが装着部310から取り出された場合、操作部706は補給制御(図11)のステップS108において排出不良画面を表示している可能性がある。
ステップS301において操作部706に排出不良画面が表示されていなければ、CPU701は処理をステップS302へ移行する。ステップS302において、CPU701はトナーボトルT内のトナーの残量が所定量よりも多い状態でトナーボトルTが取り出されたと判定し、操作部706に警告画面を表示する。そして、CPU701は処理をステップS303へ移行する。
一方、ステップS300において操作部706に交換画面が表示されていれば、CPU701は処理をステップS303へ移行する。つまり、トナーボトルT内のトナーの残量が所定量以上ならば、ユーザがトナーボトルTを装着部310から取り出しても操作部706には警告画面が表示されない。トナーボトルT内のトナーの残量が所定量以上ならば、ユーザがトナーボトルTを装着部310から取り出しても操作部706には交換画面が表示され続ける。
また、ステップS301において操作部706に排出不良画面が表示されていれば、CPU701は処理をステップS303へ移行する。つまり、トナーボトルTが排出不良を発生していれば、ユーザがトナーボトルTを装着部310から取り出しても操作部706には警告画面が表示されない。トナーボトルTが排出不良を発生していれば、ユーザがトナーボトルTを装着部310から取り出しても操作部706には排出不良画面が表示され続ける。そのため、ユーザはトナーボトルT内のトナーの凝集を解す解消動作を実施することを判断できる。
次に、ステップS303において、CPU701はトナーボトルTが装着されたか否かを判定する。CPU701は、ボトルセンサ221がトナーボトルTの装着を検出するまで待機する。そして、ボトルセンサ221がトナーボトルTの装着を検出すると、CPU701は処理をステップS304へ移行する。ステップS304において、CPU701は操作部706にホーム画面を表示させる。そして、CPU701は処理をステップS305へ移行する。
ステップS305において、CPU701は読取部224によって装着部310に装着されたトナーボトルTのメモリ223から補給情報を読み取る。CPU701は補給情報をRAM703に記憶する。ステップS304において読取部224がメモリ223から補給情報を読み取った後、CPU701は表示画面制御の処理を終了する。表示画面制御が実行された後、CPU701は、再び補給制御(図11)のステップS100へ処理を移行する。
本実施形態の画像形成装置200は、排出不良を発生したトナーボトルTが装着部310から取り出されても、操作部706に排出不良画面を表示し続ける。そのため、本実施形態の画像形成装置200によれば、ユーザが排出不良を解消するための動作を実施せずにトナーボトルTが再装着されることを抑制できる。
また、本実施形態の画像形成装置200は、トナーボトルTに排出不良が発生している状態でトナーボトルTが装着部310から取り出された場合に、排出不良画面を表示し続ける構成とした。しかしながら、画像形成装置200は、トナーボトルTに排出不良が発生している状態でトナーボトルTが装着部310から取り出された場合に、排出不良画面と警告画面との両方を表示する構成としてもよい。この構成によっても、操作部706には排出不良画面が表示され続けるので、ユーザが排出不良を解消するための動作を実施せずにトナーボトルTが再装着されることを抑制できる。
また、本実施形態の画像形成装置200はタッチパネル(画面)を有する操作部706を備える構成とした。しかしながら、画像形成装置200は、操作部706のタッチパネルの代わりに、画像形成装置200に接続された外部装置のモニタに排出不良画面を表示させる構成としてもよい。
また、本実施形態の補給制御(図11)において、CPU701はトナー補給を前回実行してから経過した時間が禁則時間未満ならば、トナー補給の実行を禁止している(S103)。上述のステップS101からステップS103の処理は一例に過ぎない。例えば、ステップS101においてトナー濃度Dが閾値Dtarget未満ならば、CPU701は、駆動モータ604によってトナーボトルTを回転してもよい。トナーボトルTにトナーが残っていれば、トナーボトルTから現像器100へトナーが供給される。
T トナーボトル
80 トナー濃度センサ
100 画像形成部
310 装着部
604 駆動モータ
701 CPU
704 モータ駆動回路
706 操作部

Claims (10)

  1. 現像剤を蓄積する現像器を有し、画像データに基づいて感光体に静電潜像を形成し、前記静電潜像を前記現像器内の現像剤を用いて現像することにより、前記静電潜像に基づく画像を形成する画像形成手段と、
    前記現像器内の前記現像剤の量を検知する検知手段と、
    前記現像器に補給するための現像剤を収容した収容容器が装着される装着部と、
    前記装着部に装着された前記収容容器から前記現像器に現像剤を補給する補給手段と、
    前記検知手段により検知された前記現像剤の量に基づいて前記補給手段を制御する制御手段と、
    画面を有する表示手段と、
    前記装着部に装着された収容容器が交換条件を満たしているか否かを判定する判定手段と、
    前記装着部に装着された収容容器の排出不良を前記検知手段の検知結果に基づいて検出する異常検出手段と、を有し、
    前記表示手段は、前記判定手段により前記装着部に装着された収容容器が前記交換条件を満たしていると判定された場合、前記装着部に装着された収容容器の交換をユーザに促すための第1ガイダンスを前記画面に表示し、
    前記表示手段は、前記判定手段により前記装着部に装着された収容容器が前記交換条件を満たしていると判定されずに、前記装着部に装着された収容容器が取り出された場合、前記取り出された収容容器の再装着をユーザに促すための第2ガイダンスを前記画面に表示し、
    前記表示手段は、前記異常検出手段により前記装着部に装着された収容容器の排出不良が検出された場合、前記装着された収容容器の排出不良を解消する解消動作の実行をユーザに促すための第3ガイダンスを前記画面に表示し、
    前記表示手段は、前記第3ガイダンスが前記画面に表示された後に前記装着部に装着された収容容器が取り出された場合、前記第3ガイダンスを前記画面に表示し続けることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記異常検出手段は、前記補給手段が所定の補給動作を実行した後に前記検知手段により検知された前記現像剤の量が所定量より少なく、且つ、前記装着部に装着された収容容器の補給回数が所定回数未満ならば、前記装着部に装着された収容容器の排出不良を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記現像剤の量が目標量となるように、前記補給手段を制御し、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記現像剤の量が前記目標量より少ない閾値を下回った場合、前記画像形成手段に画像形成動作を停止させ、前記補給手段に所定の補給動作を実行させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判定手段は、前記補給手段が所定の補給動作を実行した後に前記検知手段により検知された前記現像剤の量が所定量より少なく、且つ、前記装着部に装着された収容容器の補給回数が所定回数以上ならば、前記装着部に装着された収容容器が前記交換条件を満たしていると判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記装着部に装着される収容容器は、現像剤を収容する収容部と当該収容部の内圧を変化させて前記収容部から前記現像器へ現像剤を補給するために伸縮するポンプ部とを有し、
    前記補給手段は、前記装着部に装着された収容容器を回転させ、前記装着された収容容器の回転駆動に伴い前記ポンプ部を伸縮させる駆動部を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 現像剤を蓄積する現像器を有し、画像データに基づいて感光体に静電潜像を形成し、前記静電潜像を前記現像器内の現像剤を用いて現像することにより、前記静電潜像に基づく画像を形成する画像形成手段と、
    前記現像器内の前記現像剤の量を検知する検知手段と、
    前記現像器に補給するための現像剤を収容した収容容器が装着される装着部と、
    前記装着部に装着された前記収容容器から前記現像器に現像剤を補給する補給手段と、
    前記検知手段により検知された前記現像剤の量に基づいて前記補給手段を制御する制御手段と、
    画面を有する表示手段と、
    前記装着部に装着された収容容器が交換条件を満たしているか否かを判定する判定手段と、
    前記装着部に装着された収容容器の排出不良を前記検知手段の検知結果に基づいて検出する異常検出手段と、を有し、
    前記表示手段は、前記判定手段により前記装着部に装着された収容容器が前記交換条件を満たしていると判定された場合、前記装着部に装着された収容容器の交換をユーザに促すための第1ガイダンスを前記画面に表示し、
    前記表示手段は、前記判定手段により前記装着部に装着された収容容器が前記交換条件を満たしていると判定されずに、前記装着部に装着された収容容器が取り出された場合、前記取り出された収容容器の再装着をユーザに促すための第2ガイダンスを前記画面に表示し、
    前記表示手段は、前記異常検出手段により前記装着部に装着された収容容器の排出不良が検出された場合、前記装着された収容容器の排出不良を解消する解消動作の実行をユーザに促すための第3ガイダンスを前記画面に表示し、
    前記表示手段は、前記第3ガイダンスが前記画面に表示された後に前記装着部に装着された収容容器が取り出された場合、前記第2ガイダンスを前記画面に表示しないことを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記異常検出手段は、前記補給手段が所定の補給動作を実行した後に前記検知手段により検知された前記現像剤の量が所定量より少なく、且つ、前記装着部に装着された収容容器の補給回数が所定回数未満ならば、前記装着部に装着された収容容器の排出不良を検出することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記現像剤の量が目標量となるように、前記補給手段を制御し、
    前記制御手段は、前記検知手段により検知された前記現像剤の量が前記目標量より少ない閾値を下回った場合、前記画像形成手段に画像形成動作を停止させ、前記補給手段に所定の補給動作を実行させることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
  9. 前記判定手段は、前記補給手段が所定の補給動作を実行した後に前記検知手段により検知された前記現像剤の量が所定量より少なく、且つ、前記装着部に装着された収容容器の補給回数が所定回数以上ならば、前記装着部に装着された収容容器が前記交換条件を満たしていると判定することを特徴とする請求項6乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記装着部に装着される収容容器は、現像剤を収容する収容部と当該収容部の内圧を変化させて前記収容部から前記現像器へ現像剤を補給するために伸縮するポンプ部とを有し、
    前記補給手段は、前記装着部に装着された収容容器を回転させ、前記装着された収容容器の回転駆動に伴い前記ポンプ部を伸縮させる駆動部を有することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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