JP6836712B2 - 電子装置、投影装置及び電子装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子装置、投影装置及び電子装置の製造方法に関する。
電子装置が組み込まれた機器としては、パーソナルコンピュータの画面やビデオ画像、更にメモリカード等に記憶されている画像データによる画像等をスクリーンに投影する投影装置が挙げられる。
特許文献1に開示される投影装置は、赤色発光ダイオードからなる赤色光源装置や、青色光源装置ともされる複数の青色レーザダイオードからなる励起光照射装置等の電子装置を備えている。励起光照射装置からの励起光が蛍光ホイールに照射されて、緑色の蛍光光が蛍光ホイールから出射される。そして、赤色、緑色、青色の各色光源光は、表示素子が組み込まれた電子装置に照射されて、その電子装置が画像光を、投影側光学系を介して出射することによりスクリーン上にカラー画像が投影される。
また、赤色発光ダイオードや青色レーザダイオード、DMD(デジタルマイクロミラーデバイス)を含む表示素子等の電子部品は、投影装置の駆動により発熱する。従って、これらの電子部品を備える電子装置には、それぞれの電子部品を冷却するためのヒートシンクが設けられている。
特開2013−196946号公報
電子部品は、一般に粉塵が付着すると所定の性能を発揮することができなくなる場合がある。例えば、投影装置における赤色発光ダイオードや青色レーザダイオード等の半導体発光素子に粉塵が付着すると輝度が低下する恐れがある。また、DMD等の表示素子とレンズ等の光学部品に粉塵が付着すると、画素の欠損や色ムラ等により画質が低下する恐れがある。
一方、密閉構造を強固なものとするために、部材間を接着剤やパテ状物により封止すると、部材の交換等を要する保守の際にその接着剤等を除去する必要が生じてしまう。したがって、このような発熱を伴う電子部品を支持する部材の接続面は保守性を考慮すると密閉構造とすることが難しい。
本発明は、電子部品への粉塵の付着を低減しつつ保守性のよい電子装置、電子装置を備える投影装置、電子装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の電子装置は、熱伝達部を有する放熱装置と、一方面側に前記放熱装置が配置され、前記放熱装置の前記熱伝達部が挿入される第一開口部が形成される板状部材の基板と、前記基板の前記第一開口部側に放熱面が位置するように前記基板の他方面側に配置される電子部品と、前記基板の前記第一開口部において前記放熱装置の前記熱伝達部と間隙を設けて外周に配置される筒部を有する封止部材と、前記放熱装置の前記熱伝達部と前記電子部品の前記放熱面との間、及び前記放熱装置の前記熱伝達部と前記封止部材の前記筒部との間に充填される熱伝導性部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の投影装置は、上述の電子装置と、赤色光源装置と緑色光源装置と青色光源装置とを含む光源装置と、前記光源装置からの光を表示素子である前記電子部品に導光する光源側光学系と、前記電子部品から出射された画像を投影する投影側光学系と、前記光源装置や前記電子部品を制御する制御部と、を備えることを特徴とする。
本発明の電子装置の製造方法は、第一開口部を有する基板と、前記基板に配置された枠状の接続部を介して接続される電子部品の放熱面と、を対向させて配置固定する工程と、前記放熱面に、一端側に環状の平板部を有する筒状の封止部材を載置する工程と、第二開口部を有する押え板を載置して、前記平板部を前記押え板と前記基板とにより挟持する工程と、前記電子部品の前記放熱面に、所定の厚みを有するシート状の熱伝導性部材を載置する工程と、放熱装置の突起状の熱伝達部を前記基板の前記第一開口部及び前記押え板の前記第二開口部に挿入して、前記封止部材を前記熱伝達部の外周に配置させるとともに、前記熱伝導性部材の端部を前記封止部材と前記熱伝達部との間に位置されるよう前記熱伝導性部材を塑性変形させる工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、電子部品への粉塵の付着を低減しつつ保守性のよい電子装置、電子装置を備える投影装置、電子装置の製造方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係る投影装置を示す外観斜視図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の機能ブロックを示す図である。 本発明の実施形態に係る投影装置の内部構造を示す平面模式図である。 本発明の実施形態に係る表示素子装置の一部を断面で表した模式図である。 本発明の実施形態に係る封止部材を上方から見た図である。 本発明の実施形態に係る封止部材の図5のVI−VI断面図である。 本発明の実施形態に係る表示素子装置の図4のVII−VII断面図である。 本発明の実施形態に係る表示素子装置を断面で表した一部分解図である。 本発明の実施形態に係る封止部材の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図1は、投影装置10の外観斜視図である。なお、本実施形態において、投影装置10における左右とは投影方向に対しての左右方向を示し、前後とは投影装置10のスクリーン側方向及び光線束の進行方向に対しての前後方向を示す。
投影装置10の筐体は、図1に示すように、略直方体形状であって、正面パネル12、背面パネル13、右側パネル14及び左側パネル15からなる側面パネルと、上面パネル11と下面パネル16とにより形成されている。投影装置10は、正面パネル12の左側方に投影部を有する。更に、正面パネル12には、複数の吸排気孔17が設けられている。そして、投影装置10は、図示しないが、リモートコントローラからの制御信号を受信するIr受信部を備えている。
また、上面パネル11にはキー/インジケータ部37が設けられる。このキー/インジケータ部37には、電源スイッチキーや電源のオン又はオフを報知するパワーインジケータ、投影のオン、オフを切りかえる投影スイッチキー、光源装置や表示素子又は制御回路等が過熱したときに報知をする過熱インジケータ等のキーやインジケータが配置されている。
更に、背面パネル13には、図示しないUSB端子やアナログRGB映像信号が入力される映像信号入力用のD−SUB端子、S端子、RCA端子、音声出力端子等を設ける入出力コネクタ部及び電源アダプタプラグ等の各種端子が設けられている。また、背面パネル13には、複数の吸気孔が形成されている。
次に、投影装置10の投影装置制御部について図2の機能ブロック図を用いて述べる。投影装置制御部は、制御部38、入出力インターフェース22、画像変換部23、表示エンコーダ24、表示駆動部26等から構成される。
この制御部38は、投影装置10内の各回路の動作制御を司るものであって、CPU、各種セッティング等の動作プログラムを固定的に記憶したROM及びワークメモリとして使用されるRAM等により構成されている。
そして、この投影装置制御部により、入出力コネクタ部21から入力された各種規格の画像信号は、入出力インターフェース22、システムバス(SB)を介して画像変換部23で表示に適した所定のフォーマットの画像信号に統一するように変換された後、表示エンコーダ24に出力される。
また、表示エンコーダ24は、入力された画像信号をビデオRAM25に展開記憶させた上でこのビデオRAM25の記憶内容からビデオ信号を生成して表示駆動部26に出力する。
表示駆動部26は、表示素子制御手段として機能するものであり、表示エンコーダ24から出力された画像信号に対応して適宜のフレームレートで空間的光変調素子(SOM)である表示素子51を駆動する。投影装置10は、光源装置60から出射された光線束を、光源側光学系を介して表示素子51に照射することにより、表示素子51の反射光で光像(画像光)を形成し、投影側光学系を介して図示しないスクリーンに画像を投影表示する。なお、この投影側光学系の可動レンズ群235は、レンズモータ45によりズーム調整やフォーカス調整のための駆動が行われる。
画像圧縮/伸長部31は、画像信号の輝度信号及び色差信号をADCT及びハフマン符号化等の処理によりデータ圧縮して着脱自在な記録媒体であるメモリカード32に順次書き込む記録処理を行う。
更に、画像圧縮/伸長部31は、再生モード時にメモリカード32に記録された画像データを読み出し、一連の動画を構成する個々の画像データを1フレーム単位で伸長し、この画像データを、画像変換部23を介して表示エンコーダ24に出力し、メモリカード32に記憶された画像データに基づいて動画等の表示を可能とする処理を行う。
筐体の上面パネル11に設けられるメインキー及びインジケータ等により構成されるキー/インジケータ部37の操作信号は、直接に制御部38に送出され、リモートコントローラからのキー操作信号は、Ir受信部35で受信され、Ir処理部36で復調されたコード信号が制御部38に出力される。
なお、制御部38にはシステムバス(SB)を介して音声処理部47が接続されている。この音声処理部47は、PCM音源等の音源回路を備えており、投影モード及び再生モード時には音声データをアナログ化し、スピーカ48を駆動して拡声放音させる。
また、制御部38は、光源制御手段としての光源制御回路41を制御しており、この光源制御回路41は、画像生成時に要求される所定波長帯域の光が光源装置60から出射されるように、光源装置60の赤色、緑色及び青色の波長帯域光を発光させる個別の制御を行う。
制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43に光源装置60等に設けた複数の温度センサによる温度検出を行わせ、この温度検出の結果から冷却ファンの回転速度を制御させている。また、制御部38は、冷却ファン駆動制御回路43にタイマー等により投影装置本体の電源オフ後も冷却ファンの回転を持続させる、あるいは、温度センサによる温度検出の結果によっては投影装置10本体の電源をオフにする等の制御も行う。
次に、この投影装置10の内部構造について図3に基づいて述べる。図3は、投影装置10の内部構造を示す平面模式図である。投影装置10は、左側パネル15の近傍に制御回路基板241を備えている。この制御回路基板241は、電源回路ブロックや光源制御ブロック等を備える。制御回路基板241の右側パネル14側には、表示素子51や、この表示素子51を冷却する放熱装置とされるヒートシンク190を備える電子装置である表示素子装置300が配置される。本実施形態では、表示素子51として、DMDを用いている。また、投影装置10は、投影装置10筐体の前方右寄りに光源装置60を備えている。更に、光源装置60と背面パネル13との間には、光源側光学系170が配置される。投影装置10の左側パネル15側には、投影側光学系220が配置されている。
光源装置60は、励起光照射装置70と、赤色光源装置120と、緑色光源装置80とを備える。励起光照射装置70は、青色波長帯域光の光源(青色光源装置)であるとともに励起光源でもある。赤色光源装置120は、赤色波長帯域光の光源である。緑色光源装置80は、緑色波長帯域光の光源であり、励起光照射装置70と蛍光板装置100とにより構成される。
光源装置60には、導光光学系140が設けられている。導光光学系140は、励起光照射装置70、赤色光源装置120、緑色光源装置80から出射された、青、赤、緑の各色波長帯域の光を導光し、光源側光学系170へ出射する。
励起光照射装置70は、投影装置10の筐体における前側略中央部分の正面パネル12の近傍に配置される。励起光照射装置70は、右側パネル14及び左側パネル15と光軸が平行になるよう配置された複数の半導体発光素子である青色レーザダイオード71が設けられる。青色レーザダイオード71の正面パネル12側には、ヒートシンク81を備える。また、各青色レーザダイオード71の光軸上には、各青色レーザダイオード71からの出射光を、指向性を高めるように平行光に変換する複数のコリメータレンズ73が配置されている。なお、本実施形態で、励起光照射装置70には、2行4列の合計8個の青色レーザダイオード71及びコリメータレンズ73が配置される。
赤色光源装置120は、励起光照射装置70の右側に並設されており、赤色光源121と集光レンズ群125を備える。赤色光源121は、青色レーザダイオード71の出射光と光軸が平行となるように配置される。赤色光源121は、赤色波長帯域の光を発する半導体発光素子である赤色発光ダイオードである。集光レンズ群125は、赤色光源121から出射された赤色波長帯域光を集光する。赤色光源装置120が出射する赤色波長帯域光の光軸は、励起光照射装置70から出射されて、その後に第一反射ミラー141で反射された青色波長帯域光の光軸と交差する。
赤色光源装置120は、赤色光源121の正面パネル12側にヒートシンク130を備える。一方、励起光照射装置70の左側には冷却ファン261が配置されている。この冷却ファン261からの冷却風は、励起光照射装置70のヒートシンク81や赤色光源装置120のヒートシンク130に送風される。よって、青色レーザダイオード71及び赤色光源121は、それぞれのヒートシンク81,130により冷却される。
緑色光源装置80を構成する蛍光板装置100は、右側パネル14の近傍に配置される。蛍光板装置100は、励起光照射装置70から出射されて、その後に第一反射ミラー141で反射された励起光の光路上に配置される。
ここで、蛍光板装置100は、蛍光板101、モータ110、集光レンズ群111、集光レンズ115を備える。蛍光板101は、蛍光ホイールであり右側パネル14と平行となるように、つまり、励起光照射装置70の出射光の光軸と平行となるように配置される。
モータ110は、この蛍光板101を回転駆動する。集光レンズ群111は、励起光照射装置70から出射されて第一反射ミラー141により反射された励起光の光線束を蛍光板101に集光するとともに、蛍光板101から左側パネル15方向に出射される光線束を集光する。集光レンズ115は、蛍光板101で透過又は拡散透過した光線束を集光する。モータ110の右側パネル14側には冷却ファン262が配置されており、この冷却ファン262によって蛍光板装置100等が冷却される。
蛍光板101には、蛍光発光領域と透過領域とが周方向に連続して設けられている。蛍光発光領域は、励起光照射装置70から集光レンズ群111を介して照射された光を励起光として受けて、緑色波長帯域の蛍光光を出射する。透過領域は、励起光照射装置70から出射された励起光を透過又は拡散透過させる。
蛍光板101の基材には銅やアルミニウム等からなる金属基材を用いることができる。この基材の励起光照射装置70側の表面には、環状の溝が形成される。また、この溝の底部は、銀蒸着等によってミラー加工がされており、その底部には緑色蛍光体の層が敷設されている。更に、透過領域には基材の切抜き透光部に透光性を有する透明基材が嵌入される。また、透過領域として、励起光を拡散透過する領域が配置される場合には表面をサンドブラスト等で微細凹凸を形成した透明基材が嵌入される。
蛍光板101の緑色蛍光体層は、励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光が照射されると、緑色蛍光体が励起され、全方位にその緑色波長帯域光を出射する。蛍光発光された緑色波長帯域光は、左側パネル15側へ出射され、集光レンズ群111に入射する。一方、透過領域に入射した励起光照射装置70から出射された青色波長帯域光は、蛍光板101を透過又は拡散透過し、蛍光板101の背面側(換言すれば、右側パネル14側)に配置された集光レンズ115に入射する。
導光光学系140は、青色波長帯域、赤色波長帯域及び緑色波長帯域の光線束を集光させる集光レンズや、各色波長帯域の光線束の光軸を変換して同一の光軸に導光する反射ミラーやダイクロイックミラー等を備える。具体的に、導光光学系140は、第一反射ミラー141、集光レンズ151、拡散板152、第一ダイクロイックミラー142、第二反射ミラー143、集光レンズ146、第三反射ミラー149、集光レンズ147、集光レンズ145、第二ダイクロイックミラー148からなる。
第一反射ミラー141は、励起光照射装置70の背面パネル13側に配置される。この第一反射ミラー141は、励起光照射装置70から出射される青色波長帯域光の光軸を右側パネル14方向に90度変換する。
集光レンズ151は、第一反射ミラー141の右側パネル14側に配置される。拡散板152は、集光レンズ151の右側パネル14側に配置される。第一反射ミラー141により反射された励起光は、集光レンズ151により集光されて、拡散板152により拡散される。
第一ダイクロイックミラー142は、拡散板152を拡散透過した青色波長帯域光と、蛍光板101から出射される緑色波長帯域光と、赤色光源装置120から出射される赤色波長帯域光とが交差する位置に配置されている。第一ダイクロイックミラー142は、青色波長帯域光及び赤色波長帯域光を透過させ、緑色波長帯域光を反射する。緑色波長帯域光の光軸は、背面パネル13方向に90度変換される。
また、第二反射ミラー143は、集光レンズ115と右側パネル14との間に配置されている。第二反射ミラー143は、青色波長帯域光を反射してこの青色波長帯域光の光軸を背面パネル13方向に90度変換する。第二反射ミラー143の背面パネル13側には、集光レンズ146が配置される。更にこの集光レンズ146の背面パネル13側には、第三反射ミラー149が配置されている。第三反射ミラー149は、第二反射ミラー143により反射されて集光レンズ146を介して入射される青色波長帯域光の光軸を、左側パネル15側に90度変換する。第三反射ミラー149の左側パネル15側には、集光レンズ147が配置されている。
一方、第一ダイクロイックミラー142の背面パネル13側には、集光レンズ145が配置されている。第一ダイクロイックミラー142を透過した赤色波長帯域光と、この赤色波長帯域光の光軸と一致するように第一ダイクロイックミラー142により反射された緑色波長帯域光は、集光レンズ145に入射する。
また、集光レンズ145の背面パネル13側であって、集光レンズ147の左側パネル15側の位置には、第二ダイクロイックミラー148が配置されている。第二ダイクロイックミラー148は、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光を反射し、青色波長帯域光を透過させる。集光レンズ145を透過した赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148により反射され、光源側光学系170の集光レンズ173に入射する。
一方、集光レンズ147を透過した青色波長帯域光は、第二ダイクロイックミラー148を透過して、集光レンズ173に入射する。よって、青色波長帯域光、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光の光軸は、第二ダイクロイックミラー148で透過又は反射することで一致する。
光源側光学系170は、集光レンズ173、ライトトンネル175、集光レンズ178、集光レンズ179、照射ミラー185、コンデンサレンズ195を備える。なお、コンデンサレンズ195は、コンデンサレンズ195の背面パネル13側に配置される表示素子51から出射された画像光を固定レンズ群225及び可動レンズ群235に向けて出射するので、投影側光学系220の一部ともされている。
集光レンズ173は、ライトトンネル175と第二ダイクロイックミラー148の間に配置されている。集光レンズ173は、ライトトンネル175の入射口に光源光を集光する。集光レンズ173により集光された、青色波長帯域光、赤色波長帯域光及び緑色波長帯域光は、ライトトンネル175に入射する。ライトトンネル175に入射した光線束は、ライトトンネル175により均一な強度分布となる。
集光レンズ178,179は、ライトトンネル175の左側パネル15側の光軸上に配置される。ライトトンネル175から出射された光線束は、集光レンズ178,179を介して照射ミラー185に照射され、照射ミラー185によりコンデンサレンズ195に反射する。照射ミラー185で反射された光線束は、コンデンサレンズ195を介して表示素子51に所定の角度で照射される。表示素子51は、背面パネル13側に設けられたヒートシンク190により冷却される。表示素子装置300は、表示素子51、ヒートシンク190、コンデンサレンズ195、集光レンズ179、照射ミラー185及び投影側光学系220等の光学部品を、保持部材310により保持している。
光源側光学系170により表示素子51の画像形成面に照射された光源光である光線束は、表示素子51の画像形成面で反射され、投影光として投影側光学系220を介してスクリーンに投影される。
ここで、投影側光学系220は、コンデンサレンズ195、可動レンズ群235、固定レンズ群225等により構成されている。可動レンズ群235は、レンズモータにより移動可能に形成される。また、可動レンズ群235及び固定レンズ群225は、固定鏡筒に内蔵される。よって、投影側光学系220は、ズーム調節やフォーカス調節が可能な可変焦点型レンズとして構成される。
このように投影装置10を構成することで、蛍光板101を回転させるとともに励起光照射装置70及び赤色光源装置120から異なるタイミングで光を出射すると、青色、赤色及び緑色の各波長帯域光は、導光光学系140を介して光源側光学系170の集光レンズ173及びライトトンネル175に順次入射し、更に表示素子51に入射する。そのため、投影装置10の表示素子51であるDMDが表示させるデータに応じて各色の光を時分割表示することにより、スクリーンにカラー画像を投影することができる。
次に、電子装置である表示素子装置300について説明する。図4に示すように、表示素子装置300には、電子部品である表示素子51と、放熱装置であるヒートシンク190の他、コンデンサレンズ195、集光レンズ179、照射ミラー185、投影側光学系220を保持部材310により一体的に保持している。なお、図4では、保持部材310が表示素子51及びヒートシンク190を保持する部分のみを断面図で示している。
保持部材310の中央には、光路空間312が形成されている。この光路空間312には、コンデンサレンズ195が保持されている。一方、保持部材310の後端面には、基板320が設けられている。そして、基板320の中央には、左右方向に長い長矩形形状の第一開口部321が形成されている(図7も参照)。基板320の一方面側である図3における背面パネル13側(すなわち背面側)には、ヒートシンク190が配置されている。基板320の第一開口部321における他方面側である図3における正面パネル12側(すなわち正面側)には、表示素子51が配置されている。表示素子51の正面には、マイクロミラーが配置され、背面には放熱面が設けられている。
表示素子51は、表示素子51の正面側の縁部の当接面がコンデンサレンズ195の背面側における光路空間312に形成される正面視枠状の段部314に当接することで前面支持される。表示素子51は、背面側の縁部において、正面視枠状に形成される表示素子51用のソケット52と接続されている。ソケット52は、中央に開口部521を有し、基板320の第一開口部321の正面側の縁部に配置される。ソケット52の背面からは、接続端子52aが突出している。この接続端子52aは基板320と電気的に接続されている。したがって、この接続端子52aの長さ分により、ソケット52の背面は基板320の正面側の面と所定の間隙だけ離間している。このようにして、ソケット52は、表示素子51が基板320と電気的に接続されるための電子部品の接続部として機能する。
段部314と基板320との間における表示素子51及びソケット52の外周には、枠状のクッション53が設けられている。クッション53は、樹脂、ラバー、不織布等の弾性材料を用いることができる。クッション53は、基板320の正面側から段部314の背面側に亘って配置される。
基板320の背面側には、アルミニウム等の金属や樹脂により形成される押え板330が設けられている。押え板330の背面側には、板金部材340が設けられている。この板金部材340と、押え板330及び基板320には、それぞれのボルト用の孔部にボルト350が挿通される。そして、保持部材310に形成される左右2箇所の雌ねじ部316に2つのボルト350が螺合する。したがって、板金部材340と、押え板330及び基板320は、保持部材310に固定される。また、押え板330及び板金部材340の中央部には、基板320の第一開口部321より狭い第二開口部331及び開口部341がそれぞれ形成されている。なお、押え板330及び板金部材340の第二開口部331,開口部341を、基板320の第一開口部321と同一形状としてもよい。
板金部材340とヒートシンク190との間には、スペーサ390が設けられている。スペーサ390の中央部には、基板320、押え板330及び板金部材340の第二開口部331,開口部341と同一形状の開口部391が形成されている。
放熱装置であるヒートシンク190は、背面に放熱部とされる複数の放熱フィン191を有する。放熱フィン191は、図4においては、手前から奥側に向かう方向に複数配置されている。したがって、複数の放熱フィン191は、図4の左右方向を長手方向として形成される。また、放熱フィン191間に形成される複数の溝は、図4の左右方向に形成される。
ヒートシンク190の正面側には、突起状の熱伝達部192が形成されている。熱伝達部192の正面視における断面は、図7で示されるように、長矩形形状である。図4に示すように、熱伝達部192は、第一開口部321,第二開口部331,開口部341,開口部391に挿入可能な大きさに形成されている。なお、ヒートシンク190は、押し出し成形で形成することができる。なお、ヒートシンク190の熱伝達部192の外周の角部を除く4つの側面には、突部が形成されていても良い。この場合、突部は、放熱フィン191側から表示素子51側に掛けて傾斜して形成されている。突部の高さは、放熱フィン191側の高さは高く、表示素子51側に掛けて徐々に高さが低くなっていく構造となっている。
板金部材340には、左右それぞれに板バネ部342が形成されている。各板バネ部342には、それぞれ雌ねじ部343が形成されている。ヒートシンク190の左右2箇所のボルト孔193には、それぞれボルト360が挿通される。このボルト360は、スペーサ390のボルト孔392にも挿通されて、板バネ部342の雌ねじ部343と螺合する。これにより、スペーサ390及びヒートシンク190は、板金部材340に対して固定されるとともに、付勢手段として機能する板バネ部342の付勢力により正面側の表示素子51に向けて付勢される。
ボルト360の先端部は、押え板330の孔部332内に位置される。これにより、ボルト360の先端と基板320の背面との干渉が防止される。
つぎに、図5及び図6を用いて、封止部材370について説明する。図5は封止部材370を図4の上方から見た図であり、図6は封止部材370の図5のVI−VI断面図である。以下、封止部材370の説明において、ヒートシンク190が配置される側である図5の手前側を裏面とし、その反対側を正面とする。
封止部材370は、全体が略筒状に形成される。封止部材370は、電気絶縁性及び耐熱性のある材料が用いられ、例えば、絶縁処理が施された金属や、樹脂及びゴム等の可撓性のある材料を用いることができる。また、封止部材370には、熱伝導性のある材料を用いることができる。封止部材370は、平面視(図5参照)略矩形状の角筒状に形成された筒部371を有する。筒部371のヒートシンク190側の一端側の外周には、外側に向かって立設する環状の平板部372が形成される。平板部372は、その外形が平面視略矩形状に形成される。また、筒部371の中央には、矩形状の開口部373が形成される。
また、筒部371の外周側面には、環状に連続して緩衝部材374が設けられる。緩衝部材374は、ゴムなどの弾性部材を用いることができ、Oリング等の環状部材を筒部371の外周に巻回させることにより設けてもよいし、弾性部材を貼着することにより設けてもよい。
封止部材370の筒部371は、図4に示すように、熱伝達部192の外周と、第一開口部321及びソケット52の開口部521の内周との間に配置される。このとき、筒部371と熱伝達部192との間は間隙が形成される。また、図5及び図6に示す筒部371の外周に設けられた緩衝部材374は、筒部371の外周と、第一開口部321,開口部521の内周との間に配置される。平板部372は、基板320と押え板330とにより挟持される。筒部371の下端371aは、表示素子51の放熱面までに亘って形成される。下端371aは、表示素子51に対して当接させるように形成してもよい。
封止部材370の角筒状に形成された筒部371は、変形可能な材料で形成されている。従って、ヒートシンク190の熱伝達部192が押圧される際、ヒートシンク190の熱伝達部192に形成された突部によって、封止部材370が外側に押されるので、緩衝部材374が外側の基板320と確実に接触することになる。また。ヒートシンク190の熱伝達部192を封止部材370の筒部371に挿入し押圧する際、ヒートシンク190の熱伝達部192に形成された突部は傾斜して形成されているので、ヒートシンク190を滑らかに挿入することができる。
熱伝達部192の先端面と表示素子51の背面との間には、熱伝導性パテ等の熱伝導性部材380が設けられている。また、熱伝導性部材380の端部381は、筒部371の内面と熱伝達部192との間に位置するよう、熱伝達部192の先端面よりもヒートシンク190の放熱フィン191側に位置している。
熱伝導性部材380は、熱伝導性、難燃性、電気絶縁性等を有し、主にシリコンからなる硬度の低い粘土状の材料である。従って、熱伝導性部材380は、低い荷重で容易に塑性変形させることができるとともに、密着性も高い。熱伝達部192の先端面と表示素子51の背面との間は、熱伝導性部材380を介して密着されている。
表示素子装置300の表示素子51は、投影装置10が駆動されると発熱する。すると、表示素子51により発生した熱は、表示素子51の裏面側の放熱面から熱伝導性部材380を介して熱伝達部192に伝達される。そして、熱伝達部192に伝達された熱は、ヒートシンク190の複数の放熱フィン191により放熱される。
つぎに、本実施形態の表示素子装置300の防塵機能について説明する。投影装置10が起動すると、冷却ファン261,262(図3参照)により取り込まれた外部空気は、投影装置10の内部を流通し、排気される。このとき、通常の使用環境であっても、投影装置10に取り込まれる外部空気には粉塵が混入している。
通常、光路空間312は、ヒートシンク190の放熱フィン191側の空間から遮蔽されており、外部空間が侵入しないことが望ましいが、基板320や押え板330等の部材同士を密着接続させても、境界面にある僅かな隙間により、空気の流入が発生してしまう。本実施形態では、封止部材370を設けたことにより、光路空間312と放熱フィン191側の空間との遮蔽度合を向上させることができる。
図4で具体的に示すように、外部空気は、ヒートシンク190と、スペーサ390との境界aや、スペーサ390と板金部材340との間隙bから侵入することが想定される。境界aから侵入した外部空気は、開口部391と熱伝達部192との間隙を介して、開口部341と熱伝達部192との間隙、及び第二開口部331と熱伝達部192との間隙に達する。また、間隙bから侵入した外部空気は、開口部341と熱伝達部192との間隙、及び第二開口部331と熱伝達部192との間隙に達する。また、基板320の内周は筒部371に覆われており、境界a及び間隙bから侵入した外部空気は、筒部371と熱伝達部192との間隙に達する。しかし、筒部371の内周と熱伝達部192の外周との間隙は、途中から熱伝導性部材380により封止されている。そのため、外部空気はそれ以降の侵入が防止される。
また、外部空気は、基板320と押え板330との境界cから侵入することが想定される。境界cから侵入した外部空気は、基板320及び押え板330の面方向に沿って移動して基板320の第一開口部321側へ達するが、途中で封止部材370の平板部372により封止されているため、それ以降の侵入が防止される。
更に、外部空気は、保持部材310と基板320との境界dから侵入することが想定される。境界dから侵入した外部空気は、保持部材310と基板320の面方向に沿って移動してソケット52側へ達するが、途中でクッション53によって封止されているため、それ以降の侵入が防止される。したがって、ヒートシンク190、スペーサ390、押え板330、基板320及び保持部材310との間に形成される間隙b及び境界a,c,dによって、外部空気が侵入したとしても、封止部材370、熱伝導性部材380又はクッション53により、光路空間312へ外部空間に含まれる粉塵が侵入することを有効に防止することができる。
表示素子51の正面側の縁部の当接面と段部314の背面が当接される当接部は、シーリングされていない。しかしながら、クッション53により、外部空気の粉塵は、表示素子51の外周から、表示素子51と段部314とが当接する当接部を介して、表示素子51の正面側の複数のマイクロミラーに付着してしまうことはない。
なお、保持部材310は表示素子51に比べて十分大きいので、保持部材310は、表示素子51の発熱による変形はほとんどない。従って、クッション53と保持部材310及び基板320は密着されて、クッション53の外側からの粉塵の侵入は防止されている。
つぎに、図8及び図4により、表示素子装置300の製造方法について説明する。この製造方法は、第一開口部321を有する基板320と、基板320に配置された枠状の接続部であるソケット52を介して接続される電子部品である表示素子51の放熱面と、を対向させて配置固定する工程と、その放熱面に、一端側に環状の平板部372を有する筒状の封止部材370を載置する工程と、第二開口部331を有する押え板330を載置して、平板部372を押え板330と基板320とにより挟持する工程と、電子部品の放熱面に、所定の厚みを有するシート状の熱伝導性部材380を載置する工程と、放熱装置(ヒートシンク190)の突起状の熱伝達部192を第一開口部321,第二開口部331に挿入して、封止部材370を熱伝達部192の外周に配置させるとともに、熱伝導性部材380の端部381を封止部材370と熱伝達部192との間に位置されるよう熱伝導性部材380を塑性変形させる工程と、を含む。
具体的には、以下の通りである。まず、図8で、保持部材310の段部314に表示素子51を載置する。このとき、表示素子51は、背面側の放熱面がヒートシンク190側になるよう段部314に載置する。つぎに、基板320の第一開口部321の正面側の縁部にソケット52が接続されて、ソケット52の外周にクッション53が配置された基板320を、保持部材310の後端に配置する。その後、封止部材370を基板320の裏面側から載置する。押え板330を基板320の背面側に配置し、板金部材340を押え板330の背面側に配置する。そして、ボルト350を保持部材310の雌ねじ部316に螺合させて、板金部材340、押え板330及び基板320を保持部材310に固定する。
つぎに、シート状に形成された熱伝導性部材380を表示素子51の放熱面に載置する。その後、ヒートシンク190の熱伝達部192を基板320、押え板330、板金部材340及びスペーサ390の第一開口部321,第二開口部331,開口部341,開口部391に挿入して、熱伝達部192の先端面と熱伝導性部材380とを当接させる。そして、ヒートシンク190及びスペーサ390のボルト孔193,392にボルト360を挿通させて、ボルト360と、板金部材340の板バネ部342における雌ねじ部343とを螺合させる。
ボルト360を締め込むと、ヒートシンク190は、板バネ部342により正面側に向けて付勢されつつ正面側に移動する。すると、熱伝達部192により熱伝導性部材380に荷重が加えられて、熱伝導性部材380は塑性変形される。熱伝導性部材380の塑性変形により、熱伝達部192の先端面と表示素子51の放熱面との間の熱伝導性部材380は押し潰されて薄くなり、その分、図4に示すように、表示素子51の放熱面と熱伝達部192との間の隙間に熱伝導性部材380が充填され始める。そして、更にボルト360を締め込むことにより、熱伝達部192の外周と筒部371の内周との間に熱伝導性部材380が充填される。なお、基板320と押え板330との間は、封止部材370の平板部372により封止される。
なお、上記の製造方法では、表示素子51を保持部材310に載置して、基板320等を保持部材310に配置して固定した後に熱伝導性部材380を表示素子51の放熱面に載置したが、基板320を保持部材310に配置する前に、ソケット52に表示素子51を接続しておけば、表示素子51の放熱面に熱伝導性部材380を載置した後、基板320等を保持部材310に配置して固定するようにしても良い。
つぎに、封止部材370の変形例について説明する。図9は封止部材370の変形例である封止部材370Aを示す図である。本図は、図5のVI−VI断面に相当する位置における断面図である。なお、以下の説明において、封止部材370と同様の構成については同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
封止部材370は、筒部371の下端371aの厚みが徐々に薄肉となるように形成される。具体的に、角筒状に形成される筒部371は、背面側に外周面と略平行な平行内周面371bを有し、正面側に下端371aに向かうに従い徐々に外周面との距離が近くなって内側に対して凸湾曲状に傾斜した傾斜内周面371cと、を有している。
このような、封止部材370Aが図4のように熱伝達部192の外周に位置するように配置され、熱伝達部192が熱伝導性部材380の配置された表示素子51に向けて付勢されると、熱伝導性部材380と表示素子51の放熱面との接触面積をより広くすることができる。そのため、ソケット52、基板320及び押え板330への熱伝導性部材380の流出を防止するとともに、表示素子51で発生した熱の放熱効果及び防塵効果を高めることができる。なお、傾斜内周面371cは、平面状の傾斜面としてもよい。
以上、本実施形態によると、熱伝導性部材380が基板320やソケット52等の隙間に侵入することがないため、部品交換などでヒートシンク190等を脱着するような保守の際に、ブラッシングなどの熱伝導性部材380の掃除作業を省くことができる。また、表示素子51が持つ湿気などが部品の隙間に侵入して金属部分を劣化させる等の懸念を排除することができる。よって、表示素子装置300は、放熱性を有しながら、防塵性と保守性を向上させることができる。
また、封止部材370の材料に、熱伝導性樹脂や絶縁処理された部材を使用することにより、表示素子51の熱を金属部品である押え板330側へ効率良く移動させることができる。よって、表示素子51から発生した熱を複数個所に分散させて送ることができるため、表示素子51の冷却を有利に進めることができる。
以上、本実施形態の電子装置について説明したが、ヒートシンク190の熱伝達部192について、熱伝導性部材380との接触面を他の構成としてもよい。例えば、熱伝達部192は、熱伝導性部材380との接触面に溝部を設けてもよい。溝部は、直線状に複数設けたり、複数の方向に設けてもよい。また、溝部は、円形状や四角形状の環状に形成してもよい。更に、溝部の断面形状は、凹湾曲状としたり、凹矩形状としてもよい。このような溝部の形状や深さは、熱伝達部192の熱伝導性部材380との接触面における位置によって、変化させる構成としてもよい。
このようにして、電子装置である表示素子装置300を構成したが、本発明は他の電子部品を備える他の電子装置とすることもできる。例えば、発光ダイオードやレーザダイオード等の半導体発光素子を備える電子装置とすることもできる。この場合、電子部品の放熱面の形状に合わせて、熱伝達部を円柱状等の他の形状とすることもできる。
また、ヒートシンク190を正面側に付勢する付勢手段として、本実施形態においては板金部材340に板バネ部342を形成したが、これに限られず、ボルト360に巻回されるコイルバネ等とすることもできる。
また、封止部材370の平板部372には、基板320側又は押え板330側に断面凸湾曲状の突起部を設けてもよい。突起部は、平板部372に沿って環状に形成することができる。これにより、より強固な封止構造を形成することができる。
以上、本発明の実施形態によれば、電子装置(表示素子装置300)及び電子装置を備えた投影装置10は、封止部材370と熱伝導性部材380とを備える。封止部材370は、基板320の第一開口部321及び押え板330の第二開口部331においてヒートシンク190の熱伝達部192と間隙を設けて外周に配置される筒部371と、この筒部371の一端側に基板320と押え板330とにより挟持される環状の平板部372とを有する。また、熱伝導性部材380は、熱伝達部192と表示素子51の放熱面との間、及び熱伝達部192と筒部371との間に充填される。そのため、熱伝導性部材380が筒部371の内周と熱伝達部192の外周との間に充填され、粉塵の侵入を防止する封止構造を形成することができる。よって、電子部品に対する粉塵の付着を低減しつつ保守性のよい電子装置及び投影装置10を構成することができる。
また、筒部371が、外周側面に環状に形成される緩衝部材374を更に備える電子装置は、筒部371の外周と、第一開口部321,開口部521の内周との間においても封止構造が形成されるため、外部空気の侵入をより確実に防止することができる。
また、平板部372が、基板320の第一開口部321及び押え板330の第二開口部331の外側に向かって形成される電子装置は、基板320や押え板330の相対位置が平面方向へずれても平板部372の幅を熱伝達部192と筒部371との間隙よりも広く設けているため、封止構造や熱伝導性部材380の配置関係が崩れることがなく、外部空気の侵入を確実に防ぐことができる。
また、筒部371の軸方向の他端側が、電子部品である表示素子51の放熱面までに亘って形成される電子装置は、表示素子51の放熱面から熱伝達部192までを熱伝導性部材380で充填しつつ、その熱伝導性部材380がソケット52、基板320等の周囲の部品に漏れ出すことを容易に防ぐことができる。よって、ヒートシンク190等の部品交換の際、熱伝導性部材380を除去する手間を省くことができる。
また、放熱装置が、付勢手段により電子部品側に向けて付勢される電子装置は、熱伝導性部材380を介した表示素子51と熱伝達部192の密着性を高めるとともに、熱伝導性部材380の端部381を熱伝達部192の外周側へ塑性変形により位置させることができる。よって、表示素子51からヒートシンク190への熱抵抗を低減させるとともに、光路空間312への外部空気の侵入を防止する封止構造を形成することができる。
また、付勢手段が、放熱装置をボルト360により固定する雌ねじ部343を有する板バネ部342である電子装置は、付勢手段を容易に構成することができる。
本実施形態の電子装置(表示素子装置300)の製造方法は、基板320と電子部品(表示素子51)の放熱面とを対向させて配置固定する工程と、放熱面に、一端側に環状の平板部372を有する筒状の封止部材370を載置する工程と、第二開口部331を有する押え板330を載置して、平板部372を押え板330と基板320とにより挟持する工程と、電子部品の放熱面に熱伝導性部材380を載置する工程と、放熱装置(ヒートシンク190)の熱伝達部192を第一開口部321,第二開口部331に挿入して、封止部材370を熱伝達部192の外周に配置させるとともに、熱伝導性部材380の端部381を封止部材370と熱伝達部192との間に位置されるよう熱伝導性部材380を塑性変形させる工程と、を含む。そのため、熱伝導性部材380が筒部371の内周と熱伝達部192の外周との間に充填され、粉塵の侵入を防止する封止構造を形成することができる。よって、電子部品に対する粉塵の付着を低減しつつ保守性のよい電子装置及び投影装置10を構成することができる。
なお、封止部材370のヒートシンク190側の一端側の外周には、外側に向かって立設する環状の平板部372が形成されるとしたが、平板部372は無くても構わない。
また、以上説明した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 熱伝達部を有する放熱装置と、
一方面側に前記放熱装置が配置され、前記放熱装置の前記熱伝達部が挿入される第一開口部が形成される板状部材の基板と、
前記基板の前記第一開口部側に放熱面が位置するように前記基板の他方面側に配置される電子部品と、
前記基板の前記第一開口部において前記放熱装置の前記熱伝達部と間隙を設けて外周に配置される筒部を有する封止部材と、
前記放熱装置の前記熱伝達部と前記電子部品の前記放熱面との間、及び前記放熱装置の前記熱伝達部と前記封止部材の前記筒部との間に充填される熱伝導性部材と、
を備えることを特徴とする電子装置。
[2] 前記放熱装置と前記基板との間に配置され、前記熱伝達部が挿入される第二開口部が形成される押え板を更に備え、
前記封止部材は、前記筒部の一端側に前記基板と前記押え板とにより挟持される環状の平板部を備え、
前記熱伝達部は突起状に形成され、
前記基板の一方面側に前記放熱装置が配置され、
前記電子部品は、前記基板に配置された枠状の接続部を介して接続される、
ことを特徴とする上記[1]に記載の電子装置。
[3] 前記筒部は、外周側面に環状に形成される緩衝部材を更に備えることを特徴とする上記[1]又は上記[2]に記載の電子装置。
[4] 前記平板部は、前記第一開口部及び前記第二開口部の外側に向かって形成されることを特徴とする上記[2]に記載の電子装置。
[5] 前記筒部の軸方向の他端側は、前記電子部品の前記放熱面までに亘って形成されることを特徴とする上記[1]乃至上記[4]の何れかに記載の電子装置。
[6] 前記放熱装置は、付勢手段により前記電子部品側に向けて付勢されることを特徴とする上記[1]乃至上記[5]の何れかに記載の電子装置。
[7]
前記付勢手段は、前記放熱装置をボルトにより固定する雌ねじ部を有する板バネであることを特徴とする上記[6]に記載の電子装置。
[8] 前記放熱装置の前記熱伝達部と対向する位置に設けられた複数の放熱フィンを備え、
前記熱伝達部の外周側面の角部を除く各側面の一部には、各々突部が形成されており、
前記突部は、前記放熱フィン側から前記電子部品側に掛けて傾斜して形成されており、
前記突部は、前記放熱フィン側から前記電子部品側に掛けて高さが徐々に低くなっていくように傾斜して形成されていることを特徴とする上記[1]乃至上記[7]に記載の電子装置。
[9] 上記[1]乃至上記[8]の何れかに記載の電子装置と、
赤色光源装置と緑色光源装置と青色光源装置とを含む光源装置と、
前記光源装置からの光を表示素子である前記電子部品に導光する光源側光学系と、
前記電子部品から出射された画像を投影する投影側光学系と、
前記光源装置や前記電子部品を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする投影装置。
[10] 第一開口部を有する基板と、前記基板に配置された枠状の接続部を介して接続される電子部品の放熱面と、を対向させて配置固定する工程と、
前記放熱面に、一端側に環状の平板部を有する筒状の封止部材を載置する工程と、
第二開口部を有する押え板を載置して、前記平板部を前記押え板と前記基板とにより挟持する工程と、
前記電子部品の前記放熱面に、所定の厚みを有するシート状の熱伝導性部材を載置する工程と、
放熱装置の突起状の熱伝達部を前記基板の前記第一開口部及び前記押え板の前記第二開口部に挿入して、前記封止部材を前記熱伝達部の外周に配置させるとともに、前記熱伝導性部材の端部を前記封止部材と前記熱伝達部との間に位置されるよう前記熱伝導性部材を塑性変形させる工程と、
を含むことを特徴とする電子装置の製造方法。
10 投影装置 11 上面パネル
12 正面パネル 13 背面パネル
14 右側パネル 15 左側パネル
16 下面パネル 17 吸排気孔
21 入出力コネクタ部 22 入出力インターフェース
23 画像変換部 24 表示エンコーダ
25 ビデオRAM 26 表示駆動部
31 画像圧縮/伸長部 32 メモリカード
35 Ir受信部 36 Ir処理部
37 キー/インジケータ部 38 制御部
41 光源制御回路 43 冷却ファン駆動制御回路
45 レンズモータ 47 音声処理部
48 スピーカ 51 表示素子
52 ソケット(接続部) 52a 接続端子
53 クッション 60 光源装置
70 励起光照射装置 71 青色レーザダイオード
73 コリメータレンズ 80 緑色光源装置
81 ヒートシンク
100 蛍光板装置 101 蛍光板
110 モータ 111 集光レンズ群
115 集光レンズ 120 赤色光源装置
121 赤色光源 125 集光レンズ群
130 ヒートシンク 140 導光光学系
141 第一反射ミラー 142 第一ダイクロイックミラー
143 第二反射ミラー 145 集光レンズ
146 集光レンズ 147 集光レンズ
148 第二ダイクロイックミラー 149 第三反射ミラー
151 集光レンズ 152 拡散板
170 光源側光学系 173 集光レンズ
175 ライトトンネル 178 集光レンズ
179 集光レンズ 185 照射ミラー
190 ヒートシンク(放熱装置) 191 放熱フィン(放熱部)
192 熱伝達部 193 ボルト孔
195 コンデンサレンズ 220 投影側光学系
225 固定レンズ群 235 可動レンズ群
241 制御回路基板 261 冷却ファン
262 冷却ファン
300 表示素子装置 310 保持部材
312 光路空間 314 段部
316 雌ねじ部 320 基板
321 第一開口部 330 押え板
331 第二開口部 332 孔部
340 板金部材 341 開口部
342 板バネ部 343 雌ねじ部
350 ボルト 360 ボルト
370 封止部材 370A 封止部材
371 筒部 371a 下端
371b 平行内周面 371c 傾斜内周面
372 平板部 372a 突起部
373 開口部 374 緩衝部材
380 熱伝導性部材 381 端部
390 スペーサ 391 開口部
392 ボルト孔 521 開口部
a,c,d 境界 b 間隙

Claims (10)

  1. 熱伝達部を有する放熱装置と、
    一方面側に前記放熱装置が配置され、前記放熱装置の前記熱伝達部が挿入される第一開口部が形成される板状部材の基板と、
    前記基板の前記第一開口部側に放熱面が位置するように前記基板の他方面側に配置される電子部品と、
    前記基板の前記第一開口部において前記放熱装置の前記熱伝達部と間隙を設けて外周に配置される筒部を有する封止部材と、
    前記放熱装置の前記熱伝達部と前記電子部品の前記放熱面との間、及び前記放熱装置の前記熱伝達部と前記封止部材の前記筒部との間に充填される熱伝導性部材と、
    を備えることを特徴とする電子装置。
  2. 前記放熱装置と前記基板との間に配置され、前記熱伝達部が挿入される第二開口部が形成される押え板を更に備え、
    前記封止部材は、前記筒部の一端側に前記基板と前記押え板とにより挟持される環状の平板部を備え、
    前記熱伝達部は突起状に形成され、
    前記基板の一方面側に前記放熱装置が配置され、
    前記電子部品は、前記基板に配置された枠状の接続部を介して接続される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記筒部は、外周側面に環状に形成される緩衝部材を更に備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記平板部は、前記第一開口部及び前記第二開口部の外側に向かって形成されることを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
  5. 前記筒部の軸方向の他端側は、前記電子部品の前記放熱面までに亘って形成されることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の電子装置。
  6. 前記放熱装置は、付勢手段により前記電子部品側に向けて付勢されることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れかに記載の電子装置。
  7. 前記付勢手段は、前記放熱装置をボルトにより固定する雌ねじ部を有する板バネであることを特徴とする請求項6に記載の電子装置。
  8. 前記放熱装置の前記熱伝達部と対向する位置に設けられた複数の放熱フィンを備え、
    前記熱伝達部は、正面視における断面矩形形状とされて前記放熱装置の正面側に形成された突起状であり、
    前記熱伝達部の外周側面の角部を除く各側面の一部には、各々突部が形成されており、
    前記突部は、前記放熱フィン側から前記電子部品側に掛けて傾斜して形成されており、
    前記突部は、前記放熱フィン側から前記電子部品側に掛けて高さが徐々に低くなっていくように傾斜して形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7に記載の電子装置。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかに記載の電子装置と、
    赤色光源装置と緑色光源装置と青色光源装置とを含む光源装置と、
    前記光源装置からの光を表示素子である前記電子部品に導光する光源側光学系と、
    前記電子部品から出射された画像を投影する投影側光学系と、
    前記光源装置や前記電子部品を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする投影装置。
  10. 第一開口部を有する基板と、前記基板に配置された枠状の接続部を介して接続される電子部品の放熱面と、を対向させて配置固定する工程と、
    前記放熱面に、一端側に環状の平板部を有する筒状の封止部材を載置する工程と、
    第二開口部を有する押え板を載置して、前記平板部を前記押え板と前記基板とにより挟持する工程と、
    前記電子部品の前記放熱面に、所定の厚みを有するシート状の熱伝導性部材を載置する工程と、
    放熱装置の突起状の熱伝達部を前記基板の前記第一開口部及び前記押え板の前記第二開口部に挿入して、前記封止部材を前記熱伝達部の外周に配置させるとともに、前記熱伝導性部材の端部を前記封止部材と前記熱伝達部との間に位置されるよう前記熱伝導性部材を塑性変形させる工程と、
    を含むことを特徴とする電子装置の製造方法。
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