JP6836433B2 - 体液収容器 - Google Patents

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Description

本発明は、体液を収容するための体液収容器に関する。
従来、人の健康状態を診断するための検査に用いる血液・尿等の体液を収容することができる体液収容器が知られている。体液収容器に収容された体液を検査するために、採取された体液から検査対象の所望の成分(例えば、血球等)を抽出する必要がある。特許文献1には、分離剤を入れた体液収容器内の体液を遠心分離機で遠心分離することにより、血漿と血球とを分離する技術が開示されている。
特開2016−22451号公報
しかし、分離剤を用いる場合、体液収容器内の体液を遠心分離する前に、分離剤を体液収容器に入れる作業が必要であった。また、遠心分離後の体液成分(例えば血清と血球)を体液収容器から採取する際に、分離された体液成分が混合してしまうおそれがあった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、分離剤を用いることなく体液を複数の成分に分離した状態を維持できる体液収容器を提供することを目的とする。
本発明の体液収容器は、体液を収容するための第1収容空間を有する第1収容部と、体液を収容するための第2収容空間を有する第2収容部と、前記第1収容空間と前記第2収容空間とを分離する分離部材と、を備え、前記分離部材は、前記第1収容空間と前記第2収容空間とを連通させる開口部を封止する前方封止部と、前記前方封止部に対して前記第2収容部よりも遠い位置において前記第1収容空間を封止する後方封止部と、を有する。
前記第1収容部は、例えば、前記第1収容空間と前記第2収容空間とを連通させる開口部を形成する中空の円錐形状の壁部を有し、前記分離部材は、前記壁部の内壁と密着する第1後方封止部を有し、前記前方封止部と前記第1後方封止部と前記壁部とに囲まれた空間に体液を収容できる。前記壁部は、例えば、前記第2収容部に近づくほど内径が小さい。
前記第1後方封止部は円柱形状であり、前記前方封止部が前記開口部を封止した状態で、前記壁部の内壁に密着してもよい。
前記前方封止部は、外径が前記後方封止部の外径よりも小さい円柱形状であってもよい。また、前記前方封止部の先端部の直径は、前記開口部の内径と等しくてもよい。
前記前方封止部は、前記開口部を封止する開口封止部と、前記後方封止部から延伸する延伸部と、前記開口封止部と前記延伸部との間に設けられており、前記開口封止部よりも細い溝部と、を有してもよい。
前記分離部材は、前記体液を前記第1収容空間に入れるための開放部を封止するための第2後方封止部をさらに有してもよい。
本発明によれば、分離剤を用いることなく体液を複数の成分に分離した状態を維持できるという効果を奏する。
第1の実施形態の体液収容器の構成を示す図である。 第1収容部と第2収容部とが分離された状態の体液収容器の断面図である。 体液採取器を収容空間に収容した状態の体液収容器の断面図である(遠心分離前)。 体液採取器を収容空間に収容した状態の体液収容器の断面図である(遠心分離後)。 遠心分離後の血清を密封する方法について説明するための図である。 体液収容器に収容された体液を取り出す方法について説明するための図である。 体液収容器に収容された体液を取り出す方法について説明するための図である。 第2の実施形態の体液収容器の断面図である。 第1収容部に第2収容部が結合した状態の体液収容器の断面図である。 第2収容部20を第1収容部1から取り外した状態を示す図である。
<第1の実施形態>
[体液収容器100の構成]
図1は、第1の実施形態の体液収容器100の構成を示す図である。図1(a)は、体液収容器100のA−A線断面図であり、図1(b)は、体液収容器100のB−B線断面図である。体液収容器100は、体液を収容し、収容した体液を遠心分離機で遠心分離するために用いられる。以下の説明においては、体液収容器100が血液を収容する場合について説明する。
体液収容器100は、第1収容部1と第2収容部2とを有する。第1収容部1は、遠心分離前の体液、及び遠心分離後の体液の一部の第1成分を収容する容器である。第2収容部2は、遠心分離後の体液の一部の第2成分を収容する容器である。第1収容部1の上部には、蓋3を装着することができる。
図2は、第1収容部1と第2収容部2とが分離された状態の体液収容器100の断面図である。図2(a)は第1収容部1の断面図であり、図2(b)は第2収容部2の断面図である。ユーザは、第2収容部2を第1収容部1に挿入することにより、第1収容部1と第2収容部2とを結合して、図1の状態の体液収容器100を構成することができる。
以下、図1及び図2を参照しながら、第1収容部1及び第2収容部2の構成について説明する。
[第1収容部1の構成]
第1収容部1は、外壁部11と、突起部12と、収容壁部13と、第1収容空間14と、開放空間15とを有する。
外壁部11は、例えば円筒形状の部材であり、上方に開放部101を有し、下方に開放部102を有する。外壁部11は、例えば、長さが約50mmであり、開放部101の内径が約8mmであるが、外壁部11の形状及び大きさは任意である。突起部12は、外壁部11の上方側の開口付近に形成された円形の突起であり、蓋3を支える部位である。
収容壁部13は、外壁部11の上方の内面から、開放部102に向けて延伸している中空の円錐形状の部材である。収容壁部13は、第1収容空間14と後述の第2収容空間21とを連通させる開口部103を下方側に有する。収容壁部13が中空の円錐形状をしているので、開口部103の内径は開放部101の内径よりも小さく、例えば2mmである。
第1収容空間14は、外壁部11における収容壁部13と接する位置よりも上方の内面と収容壁部13の上方の面とによって画定される空間であり、体液を収容することができる。第1収容空間14には、体液の採取に用いられた体液採取器(例えば体液採取器の先端チップ)を収容することもできる。
開放空間15は、外壁部11における収容壁部13と接する位置よりも下方の内面と収容壁部13の下方の面とによって画定される空間である。図2に示すように、開放空間15は、第2収容部2が結合されていない状態で外部に開放された空間である。
[第2収容部2の構成]
続いて、図1及び図2を参照しながら、第2収容部2の構成について説明する。第2収容部2は、第2収容空間21と、円筒状の凸部22とを有する、円柱形状の部材である。第2収容部2は、第1収容部1の下方側において第1収容部1と結合している。
第2収容空間21は、第1収容空間14に収容されていた体液の一部の成分を収容する凹部である。第2収容空間21の深さは、第1収容部1に収容される体液の量によって定められる。ユーザは、それぞれ深さが異なる第2収容空間21を有する複数の第2収容部2から、採取した体液の量に適した第2収容部2を選択して使用してもよい。
凸部22は、円環状の突起であり、収容壁部13の先端部の外径よりもわずかに大きな内径を有している。凸部22が収容壁部13の先端に押し込まれることで、第2収容部2が収容壁部13の先端において第1収容部1と結合する。
[体液を分離する方法]
図3及び図4は、体液採取器4を第1収容空間14に収容した状態の体液収容器100の断面図である。図3は、体液採取器4に収容された体液を遠心分離する前の状態を示しており、図4は、遠心分離した後の状態を示している。
図3及び図4を参照しながら、体液を分離する方法について説明する。図3に示す体液収容器100の第1収容空間14には、採取した血液aが入った体液採取器4が挿入されている。この状態で、体液収容器100を遠心分離機に載置して遠心分離をすることにより、図4に示すように、遠心分離中に第2収容空間21に移動した血球cと、遠心分離中に第2収容空間21に移動しなかった血清bとが分離された状態になる。なお、ユーザは、採取した血液aを遠心分離した後に得られる血球cの容量に合った第2収容部2を使用することで、図4に示すように、血清bと血球cとの境界位置を収容壁部13の先端に一致させることができる。
[体液を密封する方法]
図5は、遠心分離後の血清bを密封する方法について説明するための図である。ユーザは、遠心分離後に体液採取器4を取り外して、第1収容空間14に分離部材5を挿入することで、血清bと血球cとの間を分離することができる。分離部材5は、第1空間としての第1収容空間14と第2収容空間21とを分離するための部材である。
図5は、体液収容器100に分離部材5が挿入された状態を示している。図5(a)は、体液収容器100のA−A断面図である。図5(b)は、体液収容器100のC−C断面図である。分離部材5は、前方封止部51と、第1後方封止部52と、第2後方封止部53とを有する。第1後方封止部52及び第2後方封止部53は、前方封止部51に対して第2収容部2よりも遠い位置において第1収容空間14を封止する後方封止部である。
前方封止部51は、第1後方封止部52から延伸している部分であり、収容壁部13に囲まれた領域に挿入される。前方封止部51は、第1後方封止部52の外径よりも小さな外径を有する円柱形状をしている。前方封止部51の先端部分の外径は、開口部103の内径と略等しく、開口部103の先端において開口部103を封止する。
第1後方封止部52は、前方封止部51よりも大きな外径を有する円柱形状をしており、収容壁部13の内壁と密着する。第1後方封止部52は、例えば、前方封止部51の先端が収容壁部13の先端に達した状態で、前方封止部51の側の底面のエッジが収容壁部13に接触する。この状態で、前方封止部51、第1後方封止部52及び収容壁部13で囲まれた空間が形成される。
第2後方封止部53は、第1収容部1における第2収容部2の側と反対側に形成された、体液を第1収容空間14に入れるための開放部101を封止する。第2後方封止部53は、前方封止部51が開口部103を封止し、かつ第1後方封止部52が収容壁部13と密着した状態で、外壁部11に嵌合して開放部101を封止する。
前方封止部51は、開口封止部511、溝部512、及び延伸部513により構成されている。開口封止部511は、収容壁部13の開口部103側において収容壁部13の内壁と密着することにより、第1収容空間14を封止する。収容壁部13は先細り形状になっているので、円柱形状の前方封止部51が開口部103に向けて挿入されるにつれて、血清bが上方に移動する。そして、開口封止部511が開口部103を封止した状態で、開口封止部511と収容壁部13と第1後方封止部52とで囲まれた空間に血清bが収容された状態になる。この空間の容積が第1収容空間14の容積よりも小さいので、血清bに含まれる水分等の蒸発量が少なく、血清bが濃縮されにくい。
第2後方封止部53が開放部101を封止することにより、開放部101から血清bが漏れない状態になる。したがって、この状態で体液収容器100が傾けられても、血清bと血球cとが分離された状態が維持されるので、ユーザは、体液収容器100を検査センターに輸送することができる。
溝部512は、開口封止部511と延伸部513との間に円環状に形成されている部分である。溝部512の位置において、前方封止部51は、開口封止部511及び延伸部513よりも細くなっている。
延伸部513は、第1後方封止部52から第2収容部2に向けて延伸している円柱形状の部分である。延伸部513の直径は、溝部512の直径よりも大きく、かつ第1後方封止部52の直径よりも小さい範囲であれば、任意の大きさであってもよい。延伸部513の直径は、例えば、開口封止部511の直径と同一である。
[体液を取り出す方法]
図6及び図7は、体液収容器100に収容された体液を取り出す方法について説明するための図である。図5に示したように、溝部512の位置において、前方封止部51は、開口封止部511及び延伸部513よりも細くなっている。したがって、開口封止部511が収容壁部13の先端の位置で収容壁部13の内壁に密着している状態でユーザが分離部材5を回転させる力を加えた場合、開口封止部511は回転せず、溝部512よりも上に位置する延伸部513及び第2後方封止部53だけが回転する。その結果、図6に示すように、分離部材5は、溝部512の位置で切断される。
図6は、分離部材5が溝部512の位置で切断されて、開口封止部511と延伸部513及び第2後方封止部53とが分離した状態を示している。開口封止部511は、収容壁部13の先端付近の開口部103を封止した状態で残り、ユーザは、延伸部513、第1後方封止部52及び第2後方封止部53を含む分離部材5を取り出すことができる。
図7は、分離部材5が取り出されるとともに、血清bが収容された第1収容部1を第2収容部2から分離した状態を示す図である。この状態で、ユーザは、開放部101から血清bを取り出すことができる。
[体液収容器100による効果]
以上説明したように、体液収容器100は、第1収容部1が有する第1収容空間14と、第2収容部2が有する第2収容空間21とを連通させる開口部103を形成する中空の円錐形状の収容壁部13を有する。そして、開口部103を封止する前方封止部51と、前方封止部51が開口部103を封止した状態で収容壁部13の内壁に密着する第1後方封止部52とを有する。このようにすることで、体液収容器100は、分離剤を用いることなく、前方封止部51、第1後方封止部52及び収容壁部13により囲まれた空間に収容された血清bと、第2収容部2に収容された血球cとを分離した状態を維持することができる。
また、前方封止部51が開口部103を封止し、かつ第1後方封止部52が収容壁部13の内壁と密着した状態で、第2後方封止部53により開放部101が封止される。したがって、体液収容器100が傾いても血清bと血球cとが分離された状態が維持されるので、ユーザは、体液収容器100を検査センターに輸送することができる。
(変形例)
第1の実施形態の体液収容器100においては、分離部材5が第1後方封止部52を有し、第1後方封止部52が収容壁部13の内壁に密着することにより、血清bを密封できる空間が形成されていた。これに対して、第1後方封止部52が収容壁部13の内壁に接していなかったり、分離部材5が第1後方封止部52を有していなかったりしてもよい。
この場合、開口封止部511が開口部103を封止した状態で、第2後方封止部53が開放部101を封止することにより形成される、開口封止部511、第2後方封止部53、収容壁部13、及び外壁部11で囲まれた第1収容空間14に血清bが密封される。このような構成であっても、体液収容器100が傾いても血清bと血球cとが分離された状態が維持されるので、ユーザは、血清bと血球cとが分離された状態で体液収容器100を検査センターに輸送することができる。
<第2の実施形態>
図8は、第2の実施形態の体液収容器200の断面図である。体液収容器200は、第2収容部2に代えて第2収容部20を有する点で、第1の実施形態の体液収容器100と異なり、他の点で同じである。第2収容部20は、第2収容空間23と、円筒状の凸部24とを有する。
凸部24は、第2収容部2の凸部22よりも長く延伸しており、第2収容空間23の容積は、第2収容部2の第2収容空間21の容積よりも大きい。凸部24の外径は、第1収容部1の外壁部11の内径と略同じであり、凸部24は、外壁部11の内側に嵌合する。
図9は、第1収容部1に第2収容部20が結合した状態の体液収容器200の断面図である。第2収容部20の第2収容空間23には、遠心分離後の血球cが収容されている。
図10は、図9の状態の体液収容器200において、第2収容部20を第1収容部1から取り外した状態を示す図である。第2収容部20の第2収容空間23には溶血剤が添加され、溶血剤と血球cとが混合した混合液dが収容されている。
第1の実施形態の第2収容部2のように血球cを収容できる空間の容積が小さい場合、血球cを検査(例えばHbAc1検査)する際には、第2収容部2からピペットで血球cを吸い取って、溶血剤と混合するための別の容器に移す必要があった。これに対して、第2の実施形態の第2収容部20のように血球cを収容できる空間の容積が大きい場合には、血球cを別の容器に移すことなく、第2収容部20にそのまま溶血剤を添加することができる。したがって、体液収容器200を用いることにより、検査効率が大幅に向上する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 第1収容部
2 第2収容部
3 蓋
4 体液採取器
5 分離部材
11 外壁部
12 突起部
13 収容壁部
14 第1収容空間
15 開放空間
20 第2収容部
21 第2収容空間
22 凸部
23 第2収容空間
24 凸部
51 前方封止部
52 第1後方封止部
53 第2後方封止部
100 体液収容器
101 開放部
102 開放部
103 開口部
511 開口封止部
512 溝部
513 延伸部

Claims (8)

  1. 体液を収容するための第1収容空間を有する第1収容部と、
    体液を収容するための第2収容空間を有する第2収容部と、
    前記第1収容空間と前記第2収容空間とを分離する分離部材と、
    を備え、
    前記分離部材は、
    前記第1収容空間と前記第2収容空間とを連通させる開口部を封止する前方封止部と、
    前記前方封止部に対して前記第2収容部よりも遠い位置において前記第1収容空間を封止する後方封止部と、
    を有し、
    前記第1収容部は、前記第1収容空間と前記第2収容空間とを連通させる開口部を形成する中空の円錐形状の壁部を有し、
    前記第2収容部は、前記第1収容部における前記開口部の内径よりも大きな内径の円筒状の凸部を有することを特徴とする体液収容器。
  2. 前記前方封止部は、外径が前記後方封止部の外径よりも小さい円柱形状であることを特徴とする、
    請求項に記載の体液収容器。
  3. 前記前方封止部の先端部の直径は、前記開口部の内径と等しいことを特徴とする、
    請求項1又は2に記載の体液収容器。
  4. 前記分離部材は、前記体液を前記第1収容空間に入れるための開放部を封止するための第2後方封止部をさらに有することを特徴とする、
    請求項1からのいずれか一項に記載の体液収容器。
  5. 体液を収容するための第1収容空間を有する第1収容部と、
    体液を収容するための第2収容空間を有する第2収容部と、
    前記第1収容空間と前記第2収容空間とを分離する分離部材と、
    を備え、
    前記分離部材は、
    前記第1収容空間と前記第2収容空間とを連通させる開口部を封止する前方封止部と、
    前記前方封止部に対して前記第2収容部よりも遠い位置において前記第1収容空間を封止する後方封止部と、
    を有し、
    前記第1収容部は、前記第1収容空間と前記第2収容空間とを連通させる開口部を形成する中空の円錐形状の壁部を有し、
    前記分離部材は、前記壁部の内壁と密着する第1後方封止部を有し、
    前記前方封止部と前記第1後方封止部と前記壁部とに囲まれた空間に体液を収容できることを特徴とする体液収容器。
  6. 前記壁部は、前記第2収容部に近づくほど内径が小さいことを特徴とする、
    請求項に記載の体液収容器。
  7. 前記第1後方封止部は円柱形状であり、前記前方封止部が前記開口部を封止した状態で、前記壁部の内壁に密着することを特徴とする、
    請求項又はに記載の体液収容器。
  8. 体液を収容するための第1収容空間を有する第1収容部と、
    体液を収容するための第2収容空間を有する第2収容部と、
    前記第1収容空間と前記第2収容空間とを分離する分離部材と、
    を備え、
    前記分離部材は、
    前記第1収容空間と前記第2収容空間とを連通させる開口部を封止する前方封止部と、
    前記前方封止部に対して前記第2収容部よりも遠い位置において前記第1収容空間を封止する後方封止部と、
    を有し、
    前記前方封止部は、
    前記開口部を封止する開口封止部と、
    前記後方封止部から延伸する延伸部と、
    前記開口封止部と前記延伸部との間に設けられており、前記開口封止部よりも細い溝部と、
    を有することを特徴とする、
    体液収容器。
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