JP6832525B2 - 圧力式調理器及び圧力センサユニット - Google Patents

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Description

本発明は、鍋内の圧力を大気圧以上に加圧して調理物の調理を行う圧力式調理器に関し、より詳しくは当該圧力式調理器に用いる圧力センサユニットに関する。
従来、この種の圧力式調理器として、例えば、特許文献1に記載された圧力式炊飯器が知られている。特許文献1の圧力式炊飯器は、鍋内の圧力を検知する圧力センサを蓋体に内蔵するように構成されている。
特開2003−339524号公報
しかしながら、従来の圧力式調理器においては、鍋内で発生した蒸気が圧力センサに直接的に接触する構成であるため、当該蒸気の水分や温度によって圧力センサが故障や劣化するおそれがある。また、鍋内と圧力センサとを連通させる連通路内で蒸気が結露し、連通路が結露水によって塞がれるおそれがある。この場合、鍋内の圧力を正確に検知することができなくなる。従って、従来の圧力式調理器においては、圧力の検知精度を向上させるという観点において未だ改善の余地がある。
従って、本発明の目的は、前記課題を解決することにあって、圧力の検知精度を向上させることができる圧力式調理器及び圧力センサユニットを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る圧力式調理器は、鍋と、
前記鍋の上部開口部を開閉自在に覆う蓋体と、
前記蓋体に内蔵され、前記鍋内の圧力を検知する圧力センサユニットと、
を備え、
前記圧力センサユニットは、
圧力を検知する圧力センサと、
前記鍋内と前記圧力センサとを連通させる連通路と、
を備え、
前記連通路の中間部には、前記連通路を塞ぐように、弾性体で構成された隔膜部材が設けられ、前記隔膜部材と前記圧力センサとの間の前記連通路内の空間が密閉空間になっている。
また、本発明に係る圧力式調理器は、圧力を検知する圧力センサと、
蒸気が発生する外部空間と前記圧力センサとを連通させる連通路と、
を備え、
前記連通路の中間部には、前記連通路を塞ぐように、弾性体で構成された隔膜部材が設けられ、前記隔膜部材と前記圧力センサとの間の前記連通路内の空間が密閉空間になっている。
本発明によれば、圧力の検知精度を向上させることができる。
本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の模式断面図である。 図1の圧力式炊飯器の斜視図で示す断面図である。 図1の圧力式炊飯器の一部切欠き側面図である。 図1の圧力式炊飯器から外蓋の上外郭部材側の部品を取り外した状態を示す平面図である。 図4の一部の部品を分解して示す斜視図である。 圧力センサユニットを斜め下方から分解斜視図である。 圧力センサユニットを斜め上方から見た分解斜視図である。 圧力センサユニットの組立断面図である。 隔膜部材が圧力センサ側に弾性変形した状態を示す断面図である。 隔膜部材が鍋側に弾性変形した状態を示す断面図である。 隔膜部材の環状の撓み部が圧力センサ側に突出するように設けられた構成を示す断面図である。 隔膜部材の変形例を示す断面図である。
本発明の第1態様によれば、鍋と、
前記鍋の上部開口部を開閉自在に覆う蓋体と、
前記蓋体に内蔵され、前記鍋内の圧力を検知する圧力センサユニットと、
を備え、
前記圧力センサユニットは、
圧力を検知する圧力センサと、
前記鍋内と前記圧力センサとを連通させる連通路と、
を備え、
前記連通路の中間部には、前記連通路を塞ぐように、弾性体で構成された隔膜部材が設けられ、前記隔膜部材と前記圧力センサとの間の前記連通路内の空間が密閉空間になっている、圧力式調理器を提供する。
本発明の第2態様によれば、前記連通路の鍋側の開口端部の直径は、前記連通路の圧力センサ側の開口端部の直径よりも大きく、前記連通路の中間部の直径よりも小さい、第1態様に記載の圧力式調理器を提供する。
本発明の第3態様によれば、前記連通路は、前記隔膜部材よりも圧力センサ側に、前記中間部から圧力センサ側の開口端部に向かって直径が小さくなる第1縮径部を有し、
前記第1縮径部の形状は、前記隔膜部材が前記第1縮径部に向けて弾性変形した形状と略同一である、第1又は2態様に記載の圧力式調理器を提供する。
本発明の第4態様によれば、大気圧をPとし、前記隔膜部材が前記第1縮径部に向けて弾性変形したときに当該隔膜部材が受ける圧力をP1とし、前記隔膜部材と前記第1縮径部とで囲まれる空間の体積をVkとし、前記第1縮径部と前記連通路の圧力センサ側の開口端部とを連通する空間の体積をVaとするとき、P0(Va+Vk)/P1・Va>1の関係を満たす、第3態様に記載の圧力式調理器を提供する。
本発明の第5態様によれば、前記隔膜部材は、非弾性変形状態において、前記隔膜部材の厚さ方向に突出する環状の撓み部を有する、第1〜3態様のいずれか1つに記載の圧力式調理器を提供する。
本発明の第6態様によれば、前記環状の撓み部は、鍋側に突出している、第5態様に記載の圧力式調理器を提供する。
本発明の第7態様によれば、前記環状の撓み部の内径は、前記連通路の鍋側の開口端部の直径以上である、第5又は6態様に記載の圧力式調理器を提供する。
本発明の第8態様によれば、前記連通路は、前記隔膜部材よりも鍋側に、前記中間部から鍋側の開口端部に向かって直径が小さくなる第2縮径部を有し、
前記第2縮径部は、前記第2縮径部に向けて弾性変形した前記隔膜部材に接触しないようにテーパ状に形成されている、第1〜7態様のいずれか1つに記載の圧力式調理器を提供する。
本発明の第9態様によれば、圧力を検知する圧力センサと、
蒸気が発生する外部空間と前記圧力センサとを連通させる連通路と、
を備え、
前記連通路の中間部には、前記連通路を塞ぐように、弾性体で構成された隔膜部材が設けられ、前記隔膜部材と前記圧力センサとの間の前記連通路内の空間が密閉空間になっている、圧力センサユニットを提供する。
本発明の第10態様によれば、前記連通路の外部空間側の開口端部の直径は、前記連通路の圧力センサ側の開口端部の直径よりも大きく、前記連通路の中間部の直径よりも小さい、第9態様に記載の圧力センサユニットを提供する。
本発明の第11態様によれば、前記連通路は、前記隔膜部材よりも圧力センサ側に、前記中間部から圧力センサ側の開口端部に向かって直径が小さくなる第1縮径部を有し、
前記第1縮径部の形状は、前記隔膜部材が前記第1縮径部に向けて弾性変形した形状と略同一である、第9又は10態様に記載の圧力センサユニットを提供する。
本発明の第12態様によれば、大気圧をPとし、前記隔膜部材が前記第1縮径部に向けて弾性変形したときに当該隔膜部材が受ける圧力をP1とし、前記隔膜部材と前記第1縮径部とで囲まれる空間の体積をVkとし、前記第1縮径部の開口部と前記連通路の圧力センサ側の開口端部とを連通する空間の体積をVaとするとき、P0(Va+Vk)/P1・Va>1の関係を満たす、第11態様に記載の圧力センサユニットを提供する。
本発明の第13態様によれば、前記隔膜部材は、非弾性変形状態において、前記隔膜部材の厚さ方向に突出する環状の撓み部を有する、第9〜12態様のいずれか1つに記載の圧力センサユニットを提供する。
本発明の第14態様によれば、前記環状の撓み部は、外部空間側に突出している、第13態様に記載の圧力センサユニットを提供する。
本発明の第15態様によれば、前記環状の撓み部の内径は、前記連通路の外部空間側の開口端部の直径以上である、第13又は14態様に記載の圧力センサユニットを提供する。
本発明の第16態様によれば、前記連通路は、前記隔膜部材よりも外部空間側に、前記中間部から外部空間側の開口端部に向かって直径が小さくなる第2縮径部を有し、
前記第2縮径部は、前記第2縮径部に向けて弾性変形した前記隔膜部材に接触しないようにテーパ状に形成されている、第9〜15態様のいずれか1つに記載の圧力センサユニットを提供する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
《実施形態》
本発明の実施形態に係る圧力式調理器の一例である圧力式炊飯器について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る圧力式炊飯器の模式断面図である。図2は、図1の圧力式炊飯器の斜視図である。
図1に示すように、本実施形態に係る圧力式炊飯器は、内部に鍋収納部1aが形成された略有底筒状の炊飯器本体1と、鍋収納部1aに収納され、米や水などの被調理物が入れられる鍋2とを備えている。炊飯器本体1の上部には、炊飯器本体1の上部開口部を開閉可能な中空構造の外蓋3が取り付けられている。外蓋3の内側(鍋2の上部開口部を覆う側)には、鍋2の上部開口部を密閉可能な略円盤状の内蓋4が着脱可能に取り付けられている。本実施形態においては、外蓋3と内蓋4とで、鍋2の上部開口部を開閉可能な蓋体が構成されている。
炊飯器本体1の鍋収納部1aは、上枠1bとコイルベース1cとで構成されている。上枠1bは、収納された鍋2の側壁に対して所定の隙間が空くように配置される筒状部1baと、筒状部1baの上部から外方に突出し炊飯器本体1の上部開口部の内周部に嵌合するフランジ部1bbとを備えている。筒状部1baの上端は、鍋2の上部開口部の周囲に設けられたフランジ部2aを支持している。
コイルベース1cは、鍋2の下部の形状に対応して有底筒状に形成され、その上部が上枠1bの筒状部1baの下端部に取り付けられている。コイルベース1cの外周面には、鍋2を加熱(誘導加熱)する鍋加熱装置の一例である鍋底加熱ユニット5が取り付けられている。鍋底加熱ユニット5は、底内加熱コイル5aと底外加熱コイル5bとで構成されている。底内加熱コイル5aは、コイルベース1cを介して鍋2の底部の中央部周囲に対向するように配置されている。底外加熱コイル5bは、コイルベース1cを介して鍋2の底部のコーナー部に対向するように配置されている。
コイルベース1cの底部の中央部分には開口部が設けられている。当該開口部には、鍋2の温度を測定するための鍋温度検知部の一例である鍋温度センサ6が、鍋収納部1aに収納された鍋2の底部に当接可能に配置されている。鍋2の温度は鍋2内の被調理物の温度と略同じであるので、鍋温度センサ6が鍋2の温度を検知することで、鍋2内の被調理物の温度を検知することができる。
外蓋3は、外蓋3の外郭を構成する上外郭部材3aと下外郭部材3bとを備えている。また、外蓋3は、ヒンジ軸3Aを備えている。ヒンジ軸3Aは、外蓋3の開閉軸であり、炊飯器本体1の上枠1bに両端部を回動自在に固定されている。ヒンジ軸3Aの周囲には、ねじりコイルばね7が取り付けられている。ねじりコイルばね7は、ヒンジ軸3Aを中心として外蓋3を鍋2の上部開口部から離れる方向(開方向)に弾性的に付勢する。
外蓋3の内部には、蓋開放装置8が設けられている。蓋開放装置8は、炊飯器本体1の一部に係合することにより、外蓋3が鍋2の上部開口部を塞いだ状態を保持する。一方、蓋開放装置8は、外蓋3が鍋2の上部開口部を塞いだ状態で炊飯器本体1又は外蓋3に設けられた開蓋ボタン81(図2参照)が押圧されたとき、フック軸8Aを中心に矢印A1方向に回転する。これにより、蓋開放装置8と炊飯器本体1の一部との係合が外れ、外蓋3が、ねじりコイルばね7の付勢力によりヒンジ軸3Aを中心として鍋2の上部開口部から離れる方向に回転する。これにより、外蓋3が、鍋2の上部開口部を塞いでいない開状態になる。なお、外蓋3は、例えば、鍋2の上部開口部を塞いだ位置からヒンジ軸3Aを中心として90度回転すると、当該回転を停止するように構成されている。
上外郭部材3aのヒンジ軸3Aの近傍には、凹部3dが設けられている。凹部3dには、蒸気筒9が着脱可能に取り付けられている。凹部3dの底部には、鍋2内の余分な蒸気を蒸気筒9に向けて排出できるように、蒸気逃がし穴3daが設けられている。蒸気筒9の上壁には、鍋2内の余分な蒸気を炊飯器の外部に排出できるように、蒸気逃がし穴9aが設けられている。
内蓋4には、鍋2内の蒸気を排出するための蒸気排出穴4aと、蒸気排出穴4bとが設けられている。蒸気排出穴4bの直径は、蒸気排出穴4aの直径よりも大きく、例えば、蒸気排出穴4aの直径の2倍以上に設定されている。蒸気排出穴4aの直径は、例えば4mmであり、蒸気排出穴4bの直径は、例えば10mmである。
また、内蓋4には、蒸気排出穴4aを開閉可能な圧力抑制弁10と、蒸気排出穴4bを開閉可能な減圧弁11とが設けられている。
圧力抑制弁10は、鍋2内の圧力が大気圧より高い所定値(例えば、1.2気圧)以上に上昇することを抑制する弁である。本実施の形態において、圧力抑制弁10は、ボールにより構成され、自重により蒸気排出穴4aを閉塞する。一方、圧力抑制弁10は、鍋2内の圧力が自重よりも大きくなったとき(例えば、1.2気圧以上になったとき)、鍋2内の圧力のみに押されて蒸気排出穴4aから離れ、蒸気排出穴4aを開放する。
減圧弁11は、減圧弁移動機構12により、蒸気排出穴4bを閉塞する閉塞位置と、蒸気排出穴4bを開放する開放位置とに移動するに構成されている。
外蓋3には、蒸気排出穴4bを開閉するように減圧弁11を移動させる減圧弁移動機構12が設けられている。減圧弁移動機構12は、減圧弁11を所定値(例えば、1.2気圧)よりも大きな圧力で減圧弁11を押圧して、減圧弁11を閉塞位置で保持するように構成されている。また、減圧弁移動機構12は、鍋2内の圧力が所定値(例えば、1.2気圧)以上になった所定のタイミングで、後述する制御部14の制御により、減圧弁11を閉塞位置から開放位置に移動させるように構成されている。これにより、鍋2内の圧力を一気に減圧(例えば、1.2気圧から1.0気圧に減圧)させて、鍋2内の水を突沸させ、鍋2内の米粒を撹拌させることができる。
また、外蓋3には、炊飯コース、炊飯時間などの各種情報を表示するとともに、白米コースや玄米コース、白米(柔らかめ)コースなどの複数の炊飯コースの中から特定の炊飯コースを選択可能な表示操作部13が設けられている。表示操作部13は、炊飯コース、炊飯時間などの各種情報を表示する液晶ディスプレイ13Aと、炊飯コースの選択の他、炊飯の開始、取り消し、予約などの実行を指示する複数のボタン13Bとを備えている。ユーザは、液晶ディスプレイ13Aに表示された各種情報を参照しつつ、複数のボタン13Bにより特定の炊飯コースを選択して炊飯開始を指示することができる。
また、炊飯器本体1の内部には、制御部14が搭載されている。制御部14は、米を炊飯するための炊飯シーケンスを複数記憶する記憶部を備えている。ここで、「炊飯シーケンス」とは、予熱、昇温、沸騰維持、蒸らしの主として4つの工程を順に行うにあたって、各工程において通電時間、加熱温度、加熱時間、加熱出力等が予め決められている炊飯の手順をいう。各炊飯シーケンスは、複数の炊飯コースのいずれかにそれぞれ対応している。制御部14は、表示操作部13にて選択された炊飯コース及び鍋温度センサ6の検知温度に基づいて、鍋底加熱ユニット5と減圧弁移動機構12とを制御し、炊飯工程を実行する。
図3は、図1の圧力式炊飯器の一部切欠き側面図である。図4は、図1の圧力式炊飯器から外蓋3の上外郭部材3a側の部品を取り外した状態を示す平面図である。図5は、図4の一部の部品を分解して示す斜視図である。
図3〜図5に示すように、外蓋3には、鍋2内の圧力を検知する圧力センサユニット21が内蔵されている。より具体的には、圧力センサユニット21は、外蓋3の下外郭部材3bに取り付けられている。
外蓋3の下外郭部材3bには、図3に示すように、圧力センサユニット21の取り付け位置に貫通穴3cが設けられている。内蓋4には、内蓋4が外蓋3の下外郭部材3bに取り付けられた際に貫通穴3cと対向する位置に、貫通穴4cが設けられている。
図6は、圧力センサユニット21を斜め下方から分解斜視図である。図7は、圧力センサユニット21を斜め上方から見た分解斜視図である。図8は、圧力センサユニット21の組立断面図である。
図6〜図8に示すように、圧力センサユニット21は、鍋側パッキン22と、鍋側キャップ23と、隔膜部材24と、センサケース25と、センサ側パッキン26と、圧力センサ27と、センサ側キャップ28とを備えている。
鍋側パッキン22は、管状の弾性体である。鍋側パッキン22は、内蓋4が外蓋3の下外郭部材3bに取り付けられる際に、外蓋3の貫通穴3c及び内蓋4の貫通穴4cの周囲をシールするように構成されている。鍋側パッキン22は、内蓋4が外蓋3の下外郭部材3bに取り付けられる際に受ける圧力を吸収できるように、直径が拡大された環状の屈曲部221を有している。
鍋側キャップ23は、小径円筒部231と、大径円筒部232と、小径円筒部231のセンサ側端部231aと大径円筒部232の鍋側端部232aとを連結する略円盤状の連結部233とを備えている。鍋側パッキン22は、鍋側キャップ23の小径円筒部231の外周面に着脱自在に取り付けられている。連結部233は中心穴233aを備え、当該中心穴233aを通じて小径円筒部231と大径円筒部232とが互いに連通している。連結部233の外周部は、大径円筒部232よりも外側に突出するように形成されている。連結部233の外周部には、厚み方向に貫通し、後述するセンサ側キャップ28の複数の係合爪部283が挿入される複数の係合穴233bが設けられている。
隔膜部材24は、有底円筒状の弾性体で構成されている。隔膜部材24は、円形の膜部241と、膜部241の外周部に連結された円筒部242とを備えている。円筒部242は、鍋側端部242aで膜部241の外周部と連結されている。膜部241は、非弾性変形状態において、鍋2側に突出する環状の撓み部241aを有する。
センサケース25は、外筒部251と、内筒部252と、外筒部251と内筒部252との間に配置された隔膜取付部253とを備えている。外筒部251は、略円筒状に形成され、一部が内側に凹むように形成されている。内筒部252は、外筒部251よりも小さな直径を有する円筒状に形成されている。隔膜取付部253は、円筒状に形成されている。隔膜部材24の円筒部242は、センサケース25の隔膜取付部253の外周面と鍋側キャップ23の大径円筒部232の内周面との間で、密着するように取り付けられる。
センサケース25の外筒部251と隔膜取付部253とは、略環状の連結部254により連結されている。隔膜取付部253の鍋側端部253aと内筒部252の鍋側端部252aとは、略円盤状の連結部255により連結されている。連結部255には、内筒部252の内径及び小径円筒部231の内径よりも直径が小さい中心穴255aが設けられている。
センサ側パッキン26は、管状の弾性体で構成されている。センサ側パッキン26は、円筒部261と、円筒部261のセンサ側端部261aから外方へ突出するフランジ部262とを有している。センサ側パッキン26は、円筒部261の鍋側端部261bの開口261cがセンサケース25の連結部255の中心穴255aに連通するように、センサケース25の内筒部252の内部に挿入される。
圧力センサ27は、基板271と、基板271の一方の面上に実装され、圧力を検知する圧力センサ素子272とを備えている。圧力センサ素子272は、例えば、ピエゾ素子で構成されている。基板271には、圧力センサ素子272に対向する位置に貫通穴271aが設けられている。圧力センサ素子272は、貫通穴271aを通じて基板271の他方の面側に突出する円筒部272aを備えている。円筒部272aは、センサ側パッキン26の内部に挿入される。センサ側パッキン26は、圧力センサ素子272の円筒部272aの外周面と、センサケース25の内筒部252の内周面との間で、密着するように取り付けられる。この取り付け状態において、センサ側パッキン26のフランジ部262は、圧力センサ27の基板271の貫通穴271a内に位置する。また、基板271には、図8に示すように、圧力センサ素子272を制御部14などに電気的に接続するためのリード線29が取り付けられている。
センサ側キャップ28は、円筒部281と、天壁部282と、天壁部282の外周部から鍋側キャップ23の連結部233の外周部に向けて突出する複数の係合爪部283とを備えている。センサ側キャップ28は、複数の係合爪部283が鍋側キャップ23の連結部233の複数の係合穴233bに挿入されて係合するよう鍋側キャップ23に取り付けられる。この取り付け状態において、円筒部281及び天壁部282は、圧力センサ素子272を覆うように位置する。
本実施形態においては、図8に示すように、鍋側キャップ23とセンサケース25とセンサ側パッキン26の円筒部261の鍋側端部261bとで囲まれた空間により、鍋2内と圧力センサ27とを連通させる連通路CPが構成されている。隔膜部材24は、連通路CPを塞ぐように、連通路CPの中間部に設けられている。これにより、隔膜部材24と圧力センサ27との間の連通路CP内の空間S1が密閉空間になっている。
この構成によれば、隔膜部材24によって連通路CPの圧力センサ27側の空間S1が密閉空間になっているので、圧力センサ27に鍋2内で発生した蒸気が直接的に接触することを抑えることができる。また、空間S1が密閉空間であることにより、当該空間S1が断熱空間として機能する。例えば、鍋2内の蒸気の温度が100度である場合、空間S1の温度は100度よりも低い温度(例えば60度)になる。これにより、圧力センサ27の温度上昇を抑えることができる。従って、本実施形態によれば、蒸気の水分や温度によって圧力センサ27が故障や劣化することを抑えることができる。
また、本実施形態においては、鍋側キャップ23の小径円筒部231の鍋側端部231bが、連通路CPの鍋2側の開口端部を構成する。また、センサ側パッキン26のが、連通路CPの圧力センサ27側の開口端部を構成する。鍋側キャップ23の大径円筒部232は、連通路CPの中間部に位置する。また、連通路CPの鍋2側の開口端部の直径は、連通路CPの圧力センサ27側の開口端部の直径よりも大きく、連通路CPの中間部の直径よりも小さくなっている。
この構成によれば、連通路CPの鍋2側の開口端部及び連通路CPの中間部の直径は、連通路CPの圧力センサ27側の開口端部の直径よりも大きいので、連通路CPの鍋2側の開口端部及び連通路CPの中間部が結露水によって閉塞されることを抑えることができる。また、逆に、連通路CPの圧力センサ27側の開口端部の直径は、連通路CPの鍋2側の開口端部の直径よりも小さいので、空間S1の体積を小さくすることができる。これにより、隔膜部材24の膜部241の弾性変形が小さくても、空間S1の体積変化の割合は大きくなるので、圧力センサ27の検知精度を向上させることができる。
また、本実施形態においては、センサケース25の連結部255の鍋2側の表面255bが、連通路CPの中間部から圧力センサ27側の開口端部に向かって直径が小さくなる第1縮径部を構成する。連結部255の表面255bは、図9に示すように、隔膜部材24が連結部255に向けて弾性変形(最大変形)した形状と略同一形状に形成されている。
この構成によれば、連結部255と隔膜部材24とが接触して隔膜部材24の弾性変形が阻害されることを抑えることができる。また、空間S1の体積をできる限り小さくして、圧力センサ27の検知精度を向上させることができる。
なお、大気圧をPとし、隔膜部材24が連結部255に向けて弾性変形(最大変形)したときに隔膜部材24が受ける圧力をP1とし、隔膜部材24と連結部255の表面255bとで囲まれる空間S2の体積をVkとし、連結部255の表面255bと連通路CPの圧力センサ27側の開口端部とを連通する空間S3の体積をVaとするとき、P0(Va+Vk)/P1・Va>1の関係を満たすことが好ましい。この構成によれば、連結部255と隔膜部材24とが接触して隔膜部材24の弾性変形が阻害されることをより確実に抑えることができる。
また、本実施形態において、隔膜部材24は、非弾性変形状態において、鍋側2に突出する環状の撓み部241aを備えている。この構成によれば、隔膜部材24自体が伸びるだけでなく、撓み部241aが伸びることによって、隔膜部材24を弾性変形し易くすることができる。これにより、例えば、空間S1の温度(例えば60度)が鍋2内の温度(例えば20度)よりも高くなり、空間S1内の空気が膨張したときに、図10に示すように、隔膜部材24の膜部241を鍋2側に突出するように弾性変形させ易くすることができる。これにより、空間S1内の圧力を鍋2内の圧力と同一にすることができ、圧力センサ27が鍋2内の圧力を誤検知してしまうことを抑えることができる。
なお、撓み部241aは、図11に示すように、非弾性変形状態において、圧力センサ27側に突出するように設けられてもよい。すなわち、撓み部241aは、隔膜部材24の厚さ方向に突出するように設けられればよい。この構成によっても、隔膜部材24自体が伸びるだけでなく、撓み部241aが伸びることによって、隔膜部材24を弾性変形し易くすることができる。なお、図11に示すように、撓み部241aを圧力センサ27側に突出するように設けた場合には、撓み部241aが連結部255の表面255bと接触して隔膜部材24の弾性変形が阻害される可能性がある。このため、撓み部241aは、図8に示すように、非弾性変形状態において、鍋側2に突出するように設けられることが好ましい。
また、撓み部241aの内径は、できる限り大きい方が好ましく、図8に示すように、連通路CPの鍋2側の開口端部の直径以上であることが好ましい。これにより、膜部241の弾性変形をより容易にすることができる。
また、本実施形態においては、隔膜部材24と対向する鍋側キャップ231の連結部233の表面233cが、連通路CPの中間部から鍋2側の開口端部に向かって直径が小さくなる第2縮径部を構成する。連結部233の表面233cは、図10に示すように、当該表面233cに向けて弾性変形した隔膜部材24に接触しないようにテーパ状に形成されている。この構成によれば、連結部233と隔膜部材24とが接触して隔膜部材24の弾性変形が阻害されることを抑えることができる。また、例えば、連結部233の表面233cに結露水が発生した場合であっても、当該結露水を鍋2側に戻すことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、前記では、図8に示すように、隔膜部材24の膜部241は、非弾性変形状態において、撓み部241aを除いて平面状であるように図示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図12に示すように、隔膜部材24の膜部241は、非弾性変形状態において、撓み部241aの内側の部分が撓み部241aとは逆方向に撓むように構成されてもよい。この構成によっても、同様の効果を得ることができる。
また、前記では、圧力センサユニット21を圧力式炊飯器の鍋2内の空間の圧力を検知するために用いたが、本発明はこれに限定されない。圧力センサユニット21は、圧力鍋の鍋内の空間など、蒸気が発生する外部空間の圧力を検知するために用いることができる。
また、前記では、圧力センサユニット21が鍋側パッキン22を備えるものとしたが、圧力センサユニット21は鍋側パッキン22を備えなくてもよい。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本発明は、圧力の検知精度を向上させることができるので、特に、蒸気が発生する外部空間の圧力を検知することが求められる圧力式炊飯器や圧力鍋などの圧力式調理器に有用である。
1 炊飯器本体
1A ヒンジ部
1a 鍋収納部
1b 上枠
1ba 筒状部
1bb フランジ部
1c コイルベース
2 鍋
2a フランジ部
3 外蓋
3A ヒンジ軸
3a 上外郭部材
3b 下外郭部材
3c 貫通穴
3d 凹部
3da 蒸気逃がし穴
4 内蓋
4a,4b 蒸気排出穴
4c 貫通穴
5 鍋底加熱ユニット
5a 底内加熱コイル
5b 底外加熱コイル
6 鍋温度センサ
7 ねじりコイルばね
8 蓋開放装置
8A フック軸
9 蒸気筒
9a 蒸気逃がし穴
10 圧力抑制弁
11 減圧弁
12 減圧弁移動機構
13 表示操作部
13A 液晶ディスプレイ
13B ボタン
14 制御部
21 圧力センサユニット
22 鍋側パッキン
221 屈曲部
23 鍋側キャップ
231 小径円筒部
231a センサ側端部
231b 鍋側端部(連通路の鍋側の開口端部)
232 大径円筒部
232a 鍋側端部
233 連結部
233a 中心穴
233b 係合穴
233c 表面(第2縮径部)
24 隔膜部材
241 膜部
241a 撓み部
242 円筒部
242a 鍋側端部
25 センサケース
251 外筒部
252 内筒部
252a 鍋側端部
253 隔膜取付部
253a 鍋側端部
254,255 連結部
255a 中心穴
255b 表面(第1縮径部)
26 センサ側パッキン
261 円筒部
261a センサ側端部
261b 鍋側端部(連通路の圧力センサ側の開口端部)
261c 開口
262 フランジ部
27 圧力センサ
271 基板
271a 貫通穴
272 圧力センサ素子
272a 円筒部
28 センサ側キャップ
281 円筒部
282 天壁部
283 係合爪部
29 リード線
81 開蓋ボタン

Claims (14)

  1. 鍋と、
    前記鍋の上部開口部を開閉自在に覆う蓋体と、
    前記蓋体に内蔵され、前記鍋内の圧力を検知する圧力センサユニットと、
    を備え、
    前記圧力センサユニットは、
    圧力を検知する圧力センサと、
    前記鍋内と前記圧力センサとを連通させる連通路と、
    を備え、
    前記連通路の中間部には、前記連通路を塞ぐように、弾性体で構成された隔膜部材が設けられ、前記隔膜部材と前記圧力センサとの間の前記連通路内の空間が密閉空間になっており、
    前記連通路の鍋側の開口端部の直径は、前記連通路の圧力センサ側の開口端部の直径よりも大きく、前記連通路の中間部の直径よりも小さい、圧力式調理器。
  2. 前記連通路は、前記隔膜部材よりも圧力センサ側に、前記中間部から圧力センサ側の開口端部に向かって直径が小さくなる第1縮径部を有し、
    前記第1縮径部の形状は、前記隔膜部材が前記第1縮径部に向けて弾性変形した形状と略同一である、請求項1に記載の圧力式調理器。
  3. 大気圧をPとし、前記隔膜部材が前記第1縮径部に向けて弾性変形したときに当該隔膜部材が受ける圧力をP1とし、前記隔膜部材と前記第1縮径部とで囲まれる空間の体積をVkとし、前記第1縮径部の開口部と前記連通路の圧力センサ側の開口端部とを連通する空間の体積をVaとするとき、P0(Va+Vk)/P1・Va>1の関係を満たす、請求項に記載の圧力式調理器。
  4. 前記隔膜部材は、非弾性変形状態において、前記隔膜部材の厚さ方向に突出する環状の撓み部を有する、請求項1〜3のいずれか1つに記載の圧力式調理器。
  5. 前記環状の撓み部は、鍋側に突出している、請求項に記載の圧力式調理器。
  6. 前記環状の撓み部の内径は、前記連通路の鍋側の開口端部の直径以上である、請求項又はに記載の圧力式調理器。
  7. 前記連通路は、前記隔膜部材よりも鍋側に、前記中間部から鍋側の開口端部に向かって直径が小さくなる第2縮径部を有し、
    前記第2縮径部は、前記第2縮径部に向けて弾性変形した前記隔膜部材に接触しないようにテーパ状に形成されている、請求項1〜のいずれか1つに記載の圧力式調理器。
  8. 圧力を検知する圧力センサと、
    蒸気が発生する外部空間と前記圧力センサとを連通させる連通路と、
    を備え、
    前記連通路の中間部には、前記連通路を塞ぐように、弾性体で構成された隔膜部材が設けられ、前記隔膜部材と前記圧力センサとの間の前記連通路内の空間が密閉空間になっており、
    前記連通路の外部空間側の開口端部の直径は、前記連通路の圧力センサ側の開口端部の直径よりも大きく、前記連通路の中間部の直径よりも小さい、圧力センサユニット。
  9. 前記連通路は、前記隔膜部材よりも圧力センサ側に、前記中間部から圧力センサ側の開口端部に向かって直径が小さくなる第1縮径部を有し、
    前記第1縮径部の形状は、前記隔膜部材が前記第1縮径部に向けて弾性変形した形状と略同一である、請求項8に記載の圧力センサユニット。
  10. 大気圧をPとし、前記隔膜部材が前記第1縮径部に向けて弾性変形したときに当該隔膜部材が受ける圧力をP1とし、前記隔膜部材と前記第1縮径部とで囲まれる空間の体積をVkとし、前記第1縮径部の開口部と前記連通路の圧力センサ側の開口端部とを連通する空間の体積をVaとするとき、P0(Va+Vk)/P1・Va>1の関係を満たす、請求項に記載の圧力センサユニット。
  11. 前記隔膜部材は、非弾性変形状態において、前記隔膜部材の厚さ方向に突出する環状の撓み部を有する、請求項10のいずれか1つに記載の圧力センサユニット。
  12. 前記環状の撓み部は、外部空間側に突出している、請求項11に記載の圧力センサユニット。
  13. 前記環状の撓み部の内径は、前記連通路の外部空間側の開口端部の直径以上である、請求項11又は12に記載の圧力センサユニット。
  14. 前記連通路は、前記隔膜部材よりも外部空間側に、前記中間部から外部空間側の開口端部に向かって直径が小さくなる第2縮径部を有し、
    前記第2縮径部は、前記第2縮径部に向けて弾性変形した前記隔膜部材に接触しないようにテーパ状に形成されている、請求項13のいずれか1つに記載の圧力センサユニット。
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