JP6831055B2 - タバコ抽出物を作製する方法 - Google Patents

タバコ抽出物を作製する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6831055B2
JP6831055B2 JP2019562384A JP2019562384A JP6831055B2 JP 6831055 B2 JP6831055 B2 JP 6831055B2 JP 2019562384 A JP2019562384 A JP 2019562384A JP 2019562384 A JP2019562384 A JP 2019562384A JP 6831055 B2 JP6831055 B2 JP 6831055B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tobacco
extraction solvent
solvent
extraction
mpa
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019562384A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020519290A (ja
Inventor
ヘレナ ディガード,
ヘレナ ディガード,
ジェフ フォス−スミス,
ジェフ フォス−スミス,
フランシス チュン,
フランシス チュン,
Original Assignee
ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド, ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド filed Critical ニコベンチャーズ トレーディング リミテッド
Publication of JP2020519290A publication Critical patent/JP2020519290A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6831055B2 publication Critical patent/JP6831055B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B15/00Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
    • A24B15/18Treatment of tobacco products or tobacco substitutes
    • A24B15/24Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by extraction; Tobacco extracts
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B15/00Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
    • A24B15/10Chemical features of tobacco products or tobacco substitutes
    • A24B15/16Chemical features of tobacco products or tobacco substitutes of tobacco substitutes
    • A24B15/167Chemical features of tobacco products or tobacco substitutes of tobacco substitutes in liquid or vaporisable form, e.g. liquid compositions for electronic cigarettes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B15/00Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
    • A24B15/18Treatment of tobacco products or tobacco substitutes
    • A24B15/24Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by extraction; Tobacco extracts
    • A24B15/241Extraction of specific substances
    • A24B15/243Nicotine
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B15/00Chemical features or treatment of tobacco; Tobacco substitutes, e.g. in liquid form
    • A24B15/18Treatment of tobacco products or tobacco substitutes
    • A24B15/24Treatment of tobacco products or tobacco substitutes by extraction; Tobacco extracts
    • A24B15/241Extraction of specific substances
    • A24B15/245Nitrosamines
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/10Devices using liquid inhalable precursors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • A24F40/42Cartridges or containers for inhalable precursors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D11/00Solvent extraction
    • B01D11/02Solvent extraction of solids
    • B01D11/0203Solvent extraction of solids with a supercritical fluid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D11/00Solvent extraction
    • B01D11/02Solvent extraction of solids
    • B01D11/0288Applications, solvents
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D11/00Solvent extraction
    • B01D11/02Solvent extraction of solids
    • B01D11/0292Treatment of the solvent

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
  • Extraction Or Liquid Replacement (AREA)

Description

本発明は、タバコ抽出物を作製する方法、及び該方法から得られるタバコ抽出物に関する。本発明はまた、喫煙品に使用するための該タバコ抽出物を含有するカートリッジ、及び該タバコ抽出物を含む喫煙品を提供する。
背景
タバコ材料中に含有される物質を放出し、これらをエアロゾルとして送達することを目的として、タバコ材料は喫煙品内で加熱される。
喫煙品、例えば、紙巻タバコ、葉巻タバコなどは、使用中にタバコを燃焼させてタバコの煙を作り出す。化合物を燃焼させずに放出する製品を作り出すことによって、タバコを燃焼させるこれらの物品に代わるものを提供しようとする試みがなされてきた。そのような製品の例は、材料を加熱するが燃焼させないことによって化合物を放出する加熱デバイスである。材料は、例えば、タバコ製品であっても他の非タバコ製品であってもよく、これらの製品は、ニコチンを含有していてもしていなくてもよい。
電子タバコ、又は「eシガレット」は、可燃性製品に代わるものとして配合された別の製品である。これらのデバイスは、加熱時に吸入可能なエアロゾルを発生する揮発性(volatilisble)溶液を含有する。これらの溶液は、タバコの成分を含有してもよい。したがって、タバコ成分を選択的に抽出することができると有用である。
欧州特許第1915064号は、タバコを抽出するステップを含む、再生タバコを作製するための方法を記載している。該抽出方法は、超臨界二酸化炭素を使用してタバコ成分を抽出し、次いでタバコ成分を含有する超臨界二酸化炭素をプロピレングリコールに接触させる。タバコ成分は、プロピレングリコール中に移行する。二酸化炭素は、全体を通して超臨界である。
概要
本発明の第1の態様によれば、タバコ抽出物を作製する方法であって、
(a)タバコを抽出溶媒に、抽出溶媒が超臨界であるように選択される第1の温度及び第1の圧力で接触させて、タバコの香味及び/又は香り成分がタバコから溶媒中に抽出されるようにするステップ;
(b)残留しているタバコ固体を、タバコ成分を含有する超臨界抽出溶媒から分離するステップ;
(c)タバコ成分を含有する抽出溶媒を、抽出溶媒が亜臨界である容器内の条件に曝露し、それによってタバコ成分を抽出溶媒から放出させるステップ、
(d)残留しているタバコ固体を抽出溶媒に、抽出溶媒が超臨界であるように選択される第2の温度及び第2の圧力で接触させて、ニコチンがタバコから抽出溶媒中に抽出されるようにするステップであって、
第2の温度及び/又は第2の圧力が、第1の温度又は第1の圧力よりそれぞれ高い、ステップ;
(e)タバコ固体を、タバコ成分を含有する超臨界抽出溶媒から分離するステップ;
(f)タバコ成分を含有する抽出溶媒を、抽出溶媒が亜臨界である容器内の条件に曝露し、それによってタバコ成分を抽出溶媒から放出させるステップであって、
ステップ(f)の間、容器が、抽出溶媒から放出されたタバコ成分を溶解させる捕捉溶媒を含有し、捕捉溶媒がエアロゾル発生剤を含む、ステップ
を含む、方法が提供される。
一実施形態では、ステップ(c)における容器は、抽出溶媒から分離されたタバコ成分を溶解させる捕捉溶媒を含有し、捕捉溶媒は、エアロゾル発生剤を含む。ある場合には、同じ捕捉溶媒がステップ(c)及び(f)に使用されてもよく、すなわち、ステップ(c)に使用された捕捉溶媒が保持され、ステップ(f)で再び使用されてもよい。
本発明者らは、超臨界抽出溶媒を使用する抽出方法を変化させると、タバコ抽出物の組成及び/又は抽出物の物理的特性が変化することを確証した。
本発明者らは、異なる条件下で異なる成分が抽出されることを見出した。第1の抽出ステップ(a)では、超臨界条件はより穏和であり(すなわち、第1の温度及び圧力のうちの少なくとも1つが、第2の温度及び圧力よりそれぞれ小さい)、本発明者らは、香味及び香りが、これらの揮発性化合物を劣化させることなく抽出されることを明らかにした。条件をより厳しくすると、ある揮発性(低分子量)タバコ成分の分解が引き起こされ、それによって香味プロファイルが影響を受けることを見出した。ステップ(a)で抽出される、ニコチン及び不揮発性化合物などのより高い分子量の化合物の濃度は低い。幾つかの実施形態では、ニコチンなどのより高い分子量の化合物は、ステップ(a)における条件下では実質的に溶解/抽出されていない。
ステップ(d)で使用されるより厳しい条件によって、ニコチン及び不揮発性化合物が効率的に抽出されることが見出された。
ステップ(c)からの液体生成物(liquid output)が、ステップ(f)から得られた液体生成物から分離される実施形態では、該方法は、これらの液体を混合する追加のステップ(g)を含んでもよい。混合時の相対比を選択して、混合液の配合を制御することができる。
捕捉溶媒が存在すると、電子タバコなどに使用するのに直ちに適したタバコ抽出物が生じる。亜臨界条件に移行すると、タバコ成分と抽出溶媒の効率的且つ効果的な分離が可能となる。効率的且つ効果的な分離とは、欧州特許第1915064号の方法(この方法では抽出溶媒が全体を通して超臨界である)と比較して、捕捉溶媒中の(すなわち、タバコ抽出物中)タバコ成分の濃度が高く、化学的組成が異なっていることを意味している。これによって、抽出物の官能的特性が向上する。
さらに、欧州特許第1915064号の方法から得られる抽出物は、本発明による方法から得られるものより低い粘度を有する。この理由は、欧州特許第1915064号の超臨界抽出溶媒がプロピレングリコール捕捉溶媒に接触し、気体の二酸化炭素がプロピレングリコールに同伴されることになるからである。喫煙品に使用するのに、抽出物の粘度が高い方が良い。何故なら、抽出物を扱いやすく、物品中に含有/保持しやすいからである。
二組の超臨界条件を使用すると、第1の条件で系を維持するのに必要とされるエネルギーが少なくなり、結果的にプロセスの運転が安価になるという点でも有利である。
分離に亜臨界条件を使用することはまた、抽出溶媒が全体を通して超臨界であるような条件での方法より、条件を維持するのに必要とされるエネルギーが少ないために有利である。したがって、該方法の方が、エネルギー効率が良く、運転が安価であり、設置が早い。
ある場合には、捕捉溶媒は、1つ又は複数のエアロゾル発生剤からなる又は本質的になる。
ある場合には、上の方法に使用される抽出溶媒は、二酸化炭素を含む。ある場合には、抽出溶媒は、二酸化炭素からなる又は本質的になる。
抽出溶媒が二酸化炭素を含む場合、ステップ(a)が行われる圧力は、ある場合には、約8MPa、9MPa、又は10MPa〜約15MPa、12MPa、11MPa、又は10MPaであってもよく、好適には8〜15MPa、9〜12MPa、又は約9〜11MPa、好適には10MPaであってもよい。抽出溶媒が二酸化炭素を含む場合、ステップ(a)の抽出が行われる温度は、ある場合には、約308K、313K、又は316K〜約328K、323K、又は320Kであってもよく、好適には308〜328K、313〜323K、又は316〜320K、好適には約318Kであってもよい。
抽出溶媒が二酸化炭素を含む場合、ステップ(d)が行われる圧力は、ある場合には、約15MPa、20MPa、又は25MPa〜約85MPa、70MPa、55MPa、40MPa、又は30MPa、好適には15〜85MPa、20〜55MPa、又は約25〜30MPa、好適には26MPaであってもよい。抽出溶媒が二酸化炭素を含む場合、ステップ(d)の抽出が行われる温度は、ある場合には、約328K、333K、又は336K〜約473K、430K、390K、350K、又は340Kであってもよく、好適には328〜473K、333〜430K、又は333〜340Kであってもよい。
ある場合には、上の方法に使用される捕捉溶媒は、ポリオールを含む。ある場合には、捕捉溶媒は、グリセロール及び/又はプロピレングリコールを含む。ある場合には、捕捉溶媒は、グリセロールからなる又は本質的になる。
ある場合には、本明細書に記載される方法は、溶解したタバコ成分を含有する捕捉溶媒(すなわち、タバコ抽出物)をカートリッジ内に提供するステップであって、カートリッジが喫煙品内で使用されるように構成されている、ステップをさらに含んでもよい。
本発明の第2の態様によれば、本明細書に記載される方法によって得られる又は得ることができるタバコ抽出物が提供される。
さらなる態様によれば、喫煙品内で使用されるように構成されているカートリッジであって、本明細書に記載される方法によって得られる又は得ることができるタバコ抽出物を含有するカートリッジが提供される。カートリッジは、電子タバコ内で使用されるように構成されていてもよい。
さらなる態様によれば、吸入可能なエアロゾルを発生させるための、本明細書に記載される方法によって得られる又は得ることができるタバコ抽出物の使用が提供される。ある場合には、タバコ抽出物は、吸入可能なエアロゾルを発生させるために、喫煙品内で使用される。
さらなる態様によれば、本明細書に記載される方法によって得られる又は得ることができるタバコ抽出物を含有する喫煙品が提供される。ある場合には、喫煙品は、差し込み可能なカートリッジ内にタバコ抽出物を含有してもよく、カートリッジは、喫煙品内で使用されるように構成されている。喫煙品は、マウスピースを追加的に含んでもよい。喫煙品は、タバコ抽出物を含有する捕捉溶媒を使用中に揮発させるヒーターを追加的に含んでもよい。
喫煙品は、電子タバコであってもよい。
本発明のさらなる特徴及び利点は、以下の本発明の好ましい実施形態の説明から明らかとなろう。これらの説明は、単なる例として示される。
詳細な説明
誤解を避けるために、「タバコ抽出物」という用語は、本明細書で使用される場合、上のステップ(c)、(f)、及び(g)のいずれかから得られる液体生成物を指す。典型的には、抽出物は、捕捉溶媒に溶解したタバコ成分であると見込まれる。
「ニコチンが実質的に溶解/抽出されていない」という語句は、ある場合には、タバコ出発物質中のニコチンのうちの15重量%未満、好適には12重量%、10重量%、8重量%、6重量%、又は4重量%未満(タバコの乾燥重量に基づいて算出される)が抽出溶媒中に溶解されていることを意味し得る。
抽出溶媒は、本明細書に記載される方法の幾つかのステップにおいて、超臨界流体を含んでもよい又は超臨界流体であってもよい。超臨界流体は、その臨界点を上回る温度及び圧力で、液相と気相とが個別に存在しない任意の物質である。超臨界流体は気体のように固体を通り抜けて拡散し、液体のように材料を溶解させることができる。超臨界流体は、気体より高い流体密度を有しており、したがってより高い溶媒能を有する。
ある場合には、1つ又は複数の香料がタバコ抽出物に添加されてもよい。本明細書で使用される場合、「香料」という用語は、現地の規制が許す場合に、成人消費者向け製品に所望の味又は香りを作り出すために使用することができる材料を指す。香料として、抽出物(例えば、甘草、アジサイ、ホオノキの葉、カモミール、フェヌグリーク、クローブ、メンソール、ニホンハッカ、アニシード、シナモン、薬草、ウィンターグリーン、チェリー、ベリー、モモ、リンゴ、ドランビュイ、バーボン、スコッチ、ウイスキー、スペアミント、ペパーミント、ラベンダー、カルダモン、セロリ、カスカリラ、ナツメグ、ビャクダン、ベルガモット、ゼラニウム、はちみつエッセンス、ローズ油、バニラ、レモン油、オレンジ油、カッシア、キャラウェイ、コニャック、ジャスミン、イランイラン、セージ、ウイキョウ、ピーマン、ショウガ、アニス、コリアンダー、コーヒー、又はハッカ(Mentha)属の任意の種からのミント油)、香味強化剤、苦味受容体部位遮断剤、感覚受容体部位活性化剤又は刺激剤、糖及び/又は代替糖(例えば、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、サッカリン、チクロ、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ソルビトール、又はマンニトール)、並びに他の添加剤、例えば、チャコール、クロロフィル、ミネラル、植物性物質、又は息清涼剤を挙げることができる。香料は、模造品、合成若しくは天然原材料、又はそれらのブレンドであってもよい。香料は、任意の好適な形態、例えば、油、液体、又は粉末であってもよい。
本明細書で使用される場合、「エアロゾル発生剤」は、加熱時にエアロゾルの発生を促進する作用物質である。エアロゾル発生剤は、初期の気化を促進することにより、並びに/又は気体から吸入可能な固体及び/若しくは液体エアロゾルへの凝縮を促進することにより、エアロゾルの発生を促進することができる。
一般に、好適なエアロゾル発生剤として、ポリオール、例えば、ソルビトール、グリセロール、及びグリコール、例えば、プロピレングリコール又はトリエチレングリコール;非ポリオール、例えば一価アルコール、高沸点炭化水素、酸、例えば乳酸、グリセロール誘導体、エステル、例えば、ジアセチン、トリアセチン、トリエチレングリコールジアセテート、クエン酸トリエチル、又はミリスチン酸エステル、例えば、ミリスチン酸エチル及びミリスチン酸イソプロピル、並びに脂肪族カルボン酸エステル、例えば、ステアリン酸メチル、ドデカン二酸ジメチル、及びテトラデカン二酸ジメチルが挙げられるが、これらに限定されない。ある場合には、エアロゾル発生剤は、グリセロール、プロピレングリコール、トリアセチン、及びミリスチン酸イソプロピルのうちの1つ又は複数を含み、好適にはグリセロール及び/又はプロピレングリコールを含む。
エアロゾル発生剤のタバコに対する重量比(乾燥重量)は、約2:1〜約1:3、好適には3:2〜約1:2、好適には約1:1であってもよい。
本発明による方法は、水をタバコに添加するという初期ステップを追加的に含んでもよい。添加される水の量は、タバコの乾燥重量に基づいて約2%〜約20%、好適には約2%、5%、又は8%〜約12%、15%、18%、又は20%であってもよい。この水との事前処理によって、極性のタバコ成分(香料など)のタバコから捕捉溶媒への移行が増大する。
本発明による方法において、超臨界条件下で圧力及び温度を高くすると、溶媒能が増大し、抽出の効率が増大する。しかし、より高い圧力及び温度を実現し、維持するためには、より多くのエネルギーが必要とされ、また、そのような条件は、香味及び香りなどの揮発性タバコ成分の分解をもたらすおそれがある。
よって、ステップ(a)及び(d)における超臨界条件は、これらの相反する要件の釣り合いを取るように好適に選択される。
亜臨界条件に移行すると、抽出溶媒の流体密度が低減し、結果的にタバコ成分の析出をもたらす。条件は、圧力が抽出溶媒の臨界圧を下回り、及び/又は温度が抽出溶媒の臨界温度を下回るようなものでなければならない。熱効率に関して、条件は、温度が臨界温度を上回ったままでありながら、圧力が抽出溶媒の臨界圧を下回るようなものであることが好適である。
タバコ成分と抽出溶媒の分離の効率は、条件が抽出溶媒の臨界点のさらに下に移るにつれて向上する。しかし、抽出溶媒は、典型的には、分離後に回収され、保管される(圧縮が必要とされる)こととなる。ある場合には、抽出溶媒は、抽出チャンバ内に再循環されてもよい。よって、亜臨界条件は、エネルギー効率を向上させるために臨界点よりはるかに下回らないことが好適である。亜臨界条件は、これらの相反する要件の釣り合いを取るように好適に選択される。抽出溶媒が二酸化炭素を含む場合、分離が行われる圧力は、ある場合には、約3MPa、4MPa、5MPa、又は5.5MPa〜約7.3MPa、7MPa、6.5MPa、6MPa、5.5MPa、又は5MPaであってもよく、好適には3〜7.3MPa、又は4〜6MPaであってもよい。抽出溶媒が二酸化炭素を含む場合、分離が行われる亜臨界条件の温度は、ある場合には、約280K、300K、320K、又は330K〜約473K、430K、390K、又は350Kであってもよく、好適には308〜473K、308〜430K、又は328〜350Kであってもよい。
分析法
下に報告する水分活性値は、Aqualab Prewater Activity計量器を使用して、24.9〜25.2℃で測定した。この水分活性値は、露点法を使用して決定した。
下に報告する粘度値は、Bohlin Instruments製のGemini Rheometerを使用して、25℃で測定した。
事前抽出(タバコの事前処理):
挽いた355μm〜3.5mmの範囲の粒子径のバージニア種のタバコ葉を、水の添加(総タバコ重量の10%)によって事前処理した。タバコと水との混合物を平衡化させるために水の添加後15分間放置した(この時間は水が十分に吸収されるのに十分な時間である)。
事前処理したタバコ(1.2kgに加えて10重量%の水)をステンレス鋼の抽出バスケットに入れ、バスケットを抽出容器(5Lオートクレーブ)に入れた。バスケットは、焼結金属のプレート(孔径100μm、プレート全体の圧力低下が1バール以下)によってバスケットの端部を閉じ、プレートによって、入口で超臨界流体を分散させ、出口で固体粒子の流出を防止した。バスケットを使用することによって、抽出容器の早い充填及び排出も可能になった。バスケットは、超臨界流体がバスケットの周囲に流れないように抽出容器壁に対して密封した。
実施例1:本発明による方法の実施例
抽出容器を移送ラインによって分離容器に連結した。ライン中には圧力調整弁が存在していた。二酸化炭素は、5〜23kg/時の速度で系に好適に圧送されてもよい。実施例1の場合、二酸化炭素を10kg/時の速度で系に圧送した。1.2kgのグリセロールを分離容器内に供給した。分離チャンバは4.5MPa及び318Kに維持した。
第1の抽出ステップの間、抽出容器内の条件は10MPa及び318Kであった。第1の抽出条件を1時間維持した。次いでグリセロールを分離チャンバから抜いた。
超臨界COは、これらの条件でおよそ628.7kg/mの密度を有する。この溶媒は比較的低い溶解力を有し、揮発性(低分子量)化合物の穏やかな抽出をもたらす。そのような低い温度では、揮発性物質の分解は最小限に抑えられる。これらの条件によって、ニコチン及び不揮発性物質の抽出も最小限に抑えられ、高分子量化合物の共抽出が回避される。
気体のCOは、気液分離器を通過した後に(これによって気体に同伴されたあらゆる残留液体抽出物が除去された)分離器を出た。COを回収し、抽出チャンバに再循環させた。
Figure 0006831055
次いで、第2の抽出ステップに向けて、さらなる1.2kgの新たなグリセロールを分離チャンバに入れた。第2の抽出ステップの間、抽出容器内の条件は26MPa及び338Kであった。これらの条件を2時間維持し、その後系全体を除圧し、抽出物を分離チャンバから抜いた。
第2の抽出ステップは、最大量のニコチンをタバコ葉から抽出するために、このように第1の抽出ステップより高い圧力及び長い時間で完遂される。
超臨界COは、これらの条件でおよそ771.2kg/mの密度を有する。
この密度の増加は、溶解力が増大したこと、及びより高い分子量の化合物が抽出されることを意味している。
気体のCOは、気液分離器を通過した後に(これによって気体に同伴される残留液体抽出物が除去された)分離器を出た。COを回収し、抽出チャンバに再循環させた。
Figure 0006831055
さらに、本発明者らは、第1の組の条件下での抽出によって得られた抽出物が淡黄色を有していることを観察した。第2の組の条件下での抽出によって得られた抽出物は、より多くのニコチンを含有しているために、より暗い黄色を有している。
実施例2:本発明による方法の実施例
バーレー種のタバコを出発物質として使用したことを除いて、実施例1の事前抽出処理及びそれに続く処理ステップを繰り返した。得られた抽出物は以下のように特徴付けられる:
Figure 0006831055
比較試験
比較試験を実施例1と同じ装置を使用して実行した。しかし、条件は、装置全体を通して超臨界(26MPa及び338K)であり、抽出は単一のステップで完遂された。比較試験の他のすべての態様は実施例1と同じであった。
この比較試験は、欧州特許第1915064号に一般的に記載されるプロセスの代表的な実施例である。
Figure 0006831055
オリエンタル種又はバーレー種の出発タバコを使用したときに同様の結果が観察された。
本明細書に記載される様々な実施形態は、特許請求される特徴の理解及び教示を助けるために提示されるに過ぎない。これらの実施形態は、実施形態の代表的な実例として提供されるに過ぎず、網羅的及び/又は排他的なものではない。本明細書に記載する利点、実施形態、実施例、機能、特徴、構造、及び/又は他の態様は、特許請求される範囲によって規定される通りの本発明の範囲を限定するもの、又は特許請求される範囲の等価物を限定するものとして考えられるべきではなく、特許請求される発明の範囲から逸脱することなく、他の実施形態を利用することができ、修正を行うことができることが理解されるべきである。本発明の様々な実施形態は、本明細書に具体的に記載されるもの以外の、開示される要素、成分、特徴、部品、ステップ、手段などの適正な組み合わせを好適に含む、それらからなる、又はそれらから本質的になることができる。加えて、本開示は、現在のところ特許請求されていないが将来特許請求される可能性のある他の発明を含み得る。

Claims (13)

  1. タバコ抽出物を作製する方法であって、
    (a)タバコを抽出溶媒に、前記抽出溶媒が超臨界であるように選択される第1の温度及び第1の圧力で接触させて、タバコの香味及び/又は香り成分が前記タバコから前記溶媒中に抽出されるようにするステップ、
    (b)残留しているタバコ固体を、タバコ成分を含有する前記超臨界抽出溶媒から分離するステップ、
    (c)タバコ成分を含有する前記抽出溶媒を、前記抽出溶媒が亜臨界である容器内の条件に曝露し、それによって前記タバコ成分を前記抽出溶媒から放出させるステップ、
    (d)残留しているタバコ固体を抽出溶媒に、前記抽出溶媒が超臨界であるように選択される第2の温度及び第2の圧力で接触させて、ニコチンが前記タバコから前記抽出溶媒中に抽出されるようにするステップであって、
    前記第2の温度及び/又は第2の圧力が、前記第1の温度又は第1の圧力よりそれぞれ高い、ステップ、
    (e)残留しているタバコ固体を、タバコ成分を含有する前記超臨界抽出溶媒から分離するステップ、
    (f)タバコ成分を含有する前記抽出溶媒を前記抽出溶媒が亜臨界である容器内の条件に曝露し、それによって前記タバコ成分を前記抽出溶媒から放出させるステップであって、
    ステップ(f)の間、前記容器が、前記抽出溶媒から放出された前記タバコ成分を溶解させる捕捉溶媒を含有し、前記捕捉溶媒がエアロゾル発生剤を含む、ステップ
    を含む、方法。
  2. ステップ(c)の間に捕捉溶媒が前記容器内に存在する、請求項1に記載の方法。
  3. ステップ(c)及び(f)で同じ捕捉溶媒が使用される、請求項2に記載の方法。
  4. 前記抽出溶媒が二酸化炭素を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. ステップ(a)の間、
    温度が約308〜473K、好ましくは328〜350Kの範囲内であり、
    圧力が約8〜85MPa、好ましくは20〜30MPaの範囲内である、請求項4に記載の方法。
  6. 前記捕捉溶媒が、ポリオール、例えば、グリセロール及び/又はプロピレングリコールを含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. ステップ(c)から得られた液体画分を、ステップ(f)から得られた液体画分と混合する追加のステップ(g)をさらに含む、請求項1、2、又は4〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 溶解したタバコ成分を含有する前記捕捉溶媒をカートリッジ内に提供するステップであって、前記カートリッジが喫煙品内で使用されるように構成されている、ステップをさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法によって得ることができるタバコ抽出物。
  10. 喫煙品内で使用されるように構成されているカートリッジであって、請求項9に記載のタバコ抽出物を含有する、カートリッジ。
  11. 請求項9に記載のタバコ抽出物を含有する喫煙品。
  12. 吸入可能なエアロゾルを発生させるための、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法によって得ることができるタバコ抽出物の使用。
  13. 前記タバコ抽出物が喫煙品内で使用される、請求項12に記載の使用。
JP2019562384A 2017-05-15 2018-05-09 タバコ抽出物を作製する方法 Active JP6831055B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB1707767.8A GB201707767D0 (en) 2017-05-15 2017-05-15 Method of making a tobacco extract
GB1707767.8 2017-05-15
PCT/EP2018/062122 WO2018210680A1 (en) 2017-05-15 2018-05-09 Method of making a tobacco extract

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020519290A JP2020519290A (ja) 2020-07-02
JP6831055B2 true JP6831055B2 (ja) 2021-02-17

Family

ID=59201588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019562384A Active JP6831055B2 (ja) 2017-05-15 2018-05-09 タバコ抽出物を作製する方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US20210153543A1 (ja)
EP (1) EP3624610A1 (ja)
JP (1) JP6831055B2 (ja)
KR (1) KR102386720B1 (ja)
CN (1) CN110662436A (ja)
GB (1) GB201707767D0 (ja)
RU (1) RU2721632C1 (ja)
WO (1) WO2018210680A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB201707758D0 (en) 2017-05-15 2017-06-28 British American Tobacco Investments Ltd Ground tobacco composition
JP2022536036A (ja) * 2019-06-05 2022-08-12 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 2つ以上のタバコからブレンドされた液体タバコ抽出物を生成する方法
CN113727615B (zh) * 2019-06-05 2023-09-05 菲利普莫里斯生产公司 产生液体烟草提取物的改进方法
CN112137157B (zh) * 2020-09-09 2022-06-28 台湾三益创价生技有限公司 一种从烟叶萃取富含尼古丁组合物的方法
CN113749281B (zh) * 2021-09-20 2022-12-27 河南中烟工业有限责任公司 一种利用废弃烟叶制备烟用香料的方法及烟用香料的应用
CN114947181B (zh) * 2022-06-13 2023-09-01 湖北中烟工业有限责任公司 一种亚临界水萃取与有机溶剂萃取耦合提取烟草提取物的方法
CN115088861B (zh) * 2022-06-29 2023-09-15 河南中烟工业有限责任公司 利用废弃烟叶/烟末制备烟叶提取物的方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4153063A (en) * 1970-09-02 1979-05-08 Studiengesellschaft Kohle Mbh Process for the extraction of nicotine from tobacco
GB1362613A (en) * 1972-03-16 1974-08-07 Ici Ltd Smoking mixtures
GB1489761A (en) * 1974-03-08 1977-10-26 Amf Inc Process of treating tobacco
JPS519838A (ja) * 1974-07-16 1976-01-26 Tokyo Shibaura Electric Co Seidensenzokirokuhoho
US4727889A (en) * 1986-12-22 1988-03-01 R. J. Reynolds Tobacco Company Tobacco processing
US5497792A (en) * 1987-11-19 1996-03-12 Philip Morris Incorporated Process and apparatus for the semicontinuous extraction of nicotine from tobacco
FR2629735B1 (fr) * 1988-04-11 1991-03-22 Agronomique Inst Nat Rech Procede d'extraction au dioxyde de carbone supercritique de composes volatils, et composes obtenus
US5435325A (en) * 1988-04-21 1995-07-25 R. J. Reynolds Tobacco Company Process for providing tobacco extracts using a solvent in a supercritical state
US5301694A (en) * 1991-11-12 1994-04-12 Philip Morris Incorporated Process for isolating plant extract fractions
EP1542555B1 (en) 2002-07-18 2011-11-16 Phasex Corporation Reduction of constituents in tobacco
US8887737B2 (en) * 2005-07-29 2014-11-18 Philip Morris Usa Inc. Extraction and storage of tobacco constituents
US7726320B2 (en) * 2006-10-18 2010-06-01 R. J. Reynolds Tobacco Company Tobacco-containing smoking article
CN101338248A (zh) * 2008-08-07 2009-01-07 安阳格林生物能源有限公司 用于提取和回收固体油料作物中油脂的超临界工艺
US8955523B2 (en) * 2010-01-15 2015-02-17 R.J. Reynolds Tobacco Company Tobacco-derived components and materials
CN101830941A (zh) * 2010-05-26 2010-09-15 南京泽朗农业发展有限公司 超临界提取拳参中单宁和绿原酸的方法
WO2015107552A1 (en) * 2014-01-17 2015-07-23 Godfrey Phillips India Limited Device and method of vaporizing a liquid material

Also Published As

Publication number Publication date
EP3624610A1 (en) 2020-03-25
CN110662436A (zh) 2020-01-07
JP2020519290A (ja) 2020-07-02
KR20190132540A (ko) 2019-11-27
US20210153543A1 (en) 2021-05-27
RU2721632C1 (ru) 2020-05-21
KR102386720B1 (ko) 2022-04-13
GB201707767D0 (en) 2017-06-28
WO2018210680A1 (en) 2018-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6831055B2 (ja) タバコ抽出物を作製する方法
JP6912036B2 (ja) タバコ抽出物を作製する方法
JP7335054B2 (ja) カートリッジ、カートリッジの製造方法、装置、キット、及び吸引可能媒体を生成する方法
JP6912037B2 (ja) タバコ抽出物を作製する方法
JP6988053B2 (ja) タバコ抽出物を作製する方法
JP6930807B2 (ja) タバコ抽出物を作製する方法
JP2022535507A (ja) 改善された液体タバコ抽出物の生産方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20201221

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20201221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6831055

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250