JP6827101B2 - テープフィーダ - Google Patents

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Description

本発明は、ラジアルリード部品を供給するテープフィーダに関するものである。
ラジアルリード部品を供給するテープフィーダでは、テープ化部品において、ラジアルリード部品のリードがキャリアテープにテーピングされており、キャリアテープに複数の係合穴が形成されている。その係合穴に係合部材が係合され、係合部材がスライドすることで、テープ化部品が送出される。そして、送出されたテープ化部品において、キャリアテープにテーピングされたリードが切断されることで、ラジアルリード部品が供給される。下記特許文献には、そのようなテープフィーダの一例が記載されている。
特開2013−65802号公報
キャリアテープの係合穴に係合部材が係合され、その係合部材がスライドすることで、テープ化部品が送出されるテープフィーダにおいて、テープ化部品を適切に送出することを課題とする。
上記課題を解決するために、本明細書は、リードを有するラジアルリード部品と、そのラジアルリード部品のリードを保持するキャリアテープとから構成されるテープ化部品と対向する位置において、前記テープ化部品に対して接近離間する方向に移動可能、かつ、前記テープ化部品の延びる方向にスライド可能に配設され、前記テープ化部品への接近により前記キャリアテープに形成された複数の係合穴のうちの任意の係合穴に係合した状態で、スライドすることで、前記テープ化部品を第1の方向に向かって送り出す第1の係合部材と、前記第1の係合部材によって送り出された前記テープ化部品の前記キャリアテープに保持された前記リードを切断し、前記キャリアテープから前記ラジアルリード部品を分離する切断装置と、前記切断装置によって前記ラジアルリード部品が分離された前記キャリアテープである廃テープを、前記第1の方向と異なる方向である第2の方向に向かってガイドするガイド機構と、前記ガイド機構により前記第2の方向に向かってガイドされた前記廃テープと対向する位置において、前記廃テープに対して接近離間する方向に移動可能、かつ、前記廃テープの延びる方向にスライド可能に配設され、前記廃テープへの接近により前記複数の係合穴のうちの任意の係合穴に係合した状態で、スライドすることで、前記廃テープを前記第2の方向に向かって送り出す第2の係合部材と、前記キャリアテープと対向する位置において、前記キャリアテープに対して接近離間する方向に移動可能に配設され、前記第1の係合部材の前記係合穴への係合が解除された状態で前記第1の係合部材が前記第1の方向と反対方向にスライドし、前記第2の係合部材の前記係合穴への係合が解除された状態で前記第2の係合部材が前記第2の方向と反対方向にスライドする際に、前記複数の係合穴の任意のものに係合することで、前記キャリアテープの戻りを防止する第3の係合部材とを備えるテープフィーダであって、前記テープフィーダが、1以上の前記第1の係合部材と、前記第1の係合部材の個数と異なる個数の前記第2の係合部材とを備え、前記第1の係合部材が、前記第2の係合部材より多くの個数、配設されており、前記第3の係合部材が、前記1以上の第1の係合部材のうちの最も前記第1の方向の側に配設されている第1の係合部材と前記キャリアテープを挟んで対向する位置に配設され、当該第1の係合部材が前記係合穴に係合する位置よりも前記第1の方向の側で前記係合穴に係合するテープフィーダを開示する。
本開示によれば、第3の係合部材がキャリアテープの係合穴に係合することで、テープ化部品の送出方向と反対の方向への移動を防止することが可能となり、テープ化部品を適切に送出することが可能となる。
電子部品装着装置を示す斜視図である。 テープフィーダの斜視図である。 テープフィーダの拡大斜視図である。 送出装置と切断装置とを示す斜視図である。 送出装置と切断装置とを示す斜視図である。 送出装置を示す斜視図である。 テープフィーダの断面図である。 ガイド機構を示す斜視図である。 切断装置を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態として、本発明の実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。
(A)電子部品装着装置の構成
図1に、電子部品装着装置10を示す。電子部品装着装置10は、2台の電子部品装着機(以下、「装着機」と略す場合がある)14によって構成されている。各装着機14は、主に、装着機本体20、搬送装置22、移動装置24、装着ヘッド26、供給装置28を備えている。
装着機本体20は、フレーム部32と、そのフレーム部32に上架されたビーム部34とによって構成されている。搬送装置22は、2つのコンベア装置40,42を備えている。それら2つのコンベア装置40,42の各々は、各コンベア装置40,42に支持される回路基板を搬送する。なお、以下の説明において、回路基板の搬送方向をX方向と称し、その方向に直角な水平の方向をY方向と称し、鉛直方向をZ方向と称する。
移動装置24は、XYロボット型の移動装置であり、スライダ50を任意の位置に移動させる。そして、スライダ50に、装着ヘッド26が取り付けられることで、装着ヘッド26は、フレーム部32上の任意の位置に移動させられる。装着ヘッド26は、下端面に設けられた吸着ノズル60を有している。吸着ノズル60は、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。
装着ヘッド26は、回路基板に対して電子部品を装着するものである。装着ヘッド26の下端面には、吸着ノズル60が設けられている。吸着ノズル60は、負圧エア,正圧エア通路を介して、正負圧供給装置(図示省略)に通じている。これにより、吸着ノズル60は、負圧によって電子部品を吸着保持し、保持した電子部品を正圧によって離脱する。また、装着ヘッド26は、吸着ノズル60を昇降させるノズル昇降装置(図示省略)を有しており、保持する電子部品の上下方向の位置を変更する。
供給装置28は、テープフィーダ70によって部品を供給する装置である。テープフィーダ70は、図2に示すように、フィーダ本体部72を含み、そのフィーダ本体部72において、フレーム部32の端部に設けられた装着台(図1参照)76に着脱可能に装着される。テープフィーダ70は、テープ化部品からラジアルリード部品(以下、「ラジアル部品」と略す)を取り外し、取り外したラジアル部品を供給する装置である。テープフィーダ70は、図3に示すように、送出装置80とガイド機構82と切断装置84とを有し、それら送出装置80とガイド機構82と切断装置84とは、テープフィーダ70の筐体であるフィーダ本体部72の内部に配設されている。なお、テープフィーダ70の説明において、送出装置80が配設されている側を前方側と記載し、その前方側と反対側を後方側と記載する場合がある。
テープ化部品100は、図4及び図5に示すように、複数のラジアル部品102とキャリアテープ104とから構成されている。ラジアル部品102は、概して円柱状の本体部106と、その本体部106の底面から同じ方向に延び出す2本のリード108とを含む。そして、ラジアル部品102の2本のリード108が、下端部において、キャリアテープ104にテーピングされている。また、キャリアテープ104には、複数の送り穴110が等ピッチで形成されている。そして、複数のラジアル部品102は、送り穴110の形成ピッチと同ピッチで、キャリアテープ104にテーピングされている。
また、送出装置80は、テープフィーダ70の前方側において、テープ化部品100の下方に配設されている。送出装置80は、図4乃至図7に示すように、ベースブラケット120とスライド機構122とエアシリンダ124と1対の第1送出用爪部材126と第2送出用爪部材128と戻り防止用爪部材130とを含む。なお、図4及び図5には、送出装置80だけでなく、切断装置84も図示されており、図7には、送出装置80だけでなく、ガイド機構82も図示されている。
スライド機構122は、固定部132と第1スライド部134と第2スライド部136と揺動部138とを含む。固定部132は、概して矩形の板形状をなし、前後方向に延びるように、ベースブラケット120の上面に立設されている。第1スライド部134も、概して矩形の板形状をなし、前後方向に延びるように、固定部132の一方の面に対向する状態で配設されており、固定部132によって前後方向にスライド可能に保持されている。また、第2スライド部136も、概して矩形の板形状をなし、前後方向に延びるように、固定部132の他方の面に対向する状態で配設されており、固定部132によって前後方向にスライド可能に保持されている。
揺動部138も、概して矩形の板形状をなし、中央部において、固定部132により前後方向に搖動可能に保持されている。さらに、揺動部138は、上端部において、第1スライド部134に搖動可能に連結され、下端部において、第2スライド部136に搖動可能に連結されている。なお、揺動部138の揺動軸と第1スライド部134の揺動軸との間の距離と、揺動部138の揺動軸と第2スライド部136の揺動軸との間の距離とは同じとされている。
また、エアシリンダ124は、ベースブラケット120の後端部に固定されており、第1スライド部134の後端部に連結されている。これにより、第1スライド部134と第2スライド部136とは、エアシリンダ124の作動に伴って、連動して、相対的に前後方向にスライドする。つまり、第1スライド部134が前方に向かって所定量、スライドすると、第2スライド部136は後方に向かって、第1スライド部134と同量、スライドする。一方、第1スライド部134が後方に向かって所定量、スライドすると、第2スライド部136は前方に向かって、第1スライド部134と同量、スライドする。
また、1対の第1送出用爪部材126は、図7に示すように、概してL字型をなし、本体部140と、本体部140に対して約90度に屈曲された屈曲部142とにより構成されている。第1送出用爪部材126は、本体部140を前後方向に延ばして、屈曲部142を前方に向けた姿勢で、第1スライド部134に配設されている。なお、第1送出用爪部材126は、屈曲部142の先端を第1スライド部134から離間する方向に向けた姿勢とされている。また、1対の第1送出用爪部材126は、前後方向に並んで配設されており、1対の第1送出用爪部材126の配設ピッチは、テープ化部品100の送り穴110の形成ピッチの2倍のピッチとされている。また、第1送出用爪部材126は、本体部140の後方側の端部において、第1スライド部134により左右方向に搖動可能に保持されている。そして、第1送出用爪部材126は、圧縮コイルスプリング144によって第1スライド部134から離間する方向に付勢されている。なお、屈曲部142の前方側の面は、本体部140に直行する面とされているが、屈曲部142の後方側の面は、屈曲部142の先端に向かうほど前方に向かうテーパ面とされている。このため、屈曲部142の前方側の面を直行面146と記載し、屈曲部142の後方側の面をテーパ面148と記載する。
また、第2送出用爪部材128は、第1送出用爪部材126と略同形状とされており、第1送出用爪部材126と同様に、本体部150と屈曲部152とにより構成されている。第2送出用爪部材128は、本体部150を前後方向に延ばし、屈曲部152を後方に向けた姿勢で、第2スライド部136に配設されている。なお、第2送出用爪部材128は、屈曲部152の先端を第2スライド部136から離間する方向に向けた姿勢とされている。また、第2送出用爪部材128は、本体部150の前方側の端部において、第2スライド部136により左右方向に搖動可能に保持されている。そして、第2送出用爪部材128は、圧縮コイルスプリング154によって第2スライド部136から離間する方向に付勢されている。なお、第2送出用爪部材128においても、第1送出用爪部材126と同様に、屈曲部152の後方側の面を直行面156と記載し、屈曲部152の前方側の面をテーパ面158と記載する。
また、戻り防止用爪部材130は、第1送出用爪部材126と同形状とされており、第1送出用爪部材126と同様に、本体部160と屈曲部162とにより構成されている。戻り防止用爪部材130は、本体部160を前後方向に延ばし、屈曲部162を前方に向けた姿勢で、ベースブラケット120に配設されている。なお、戻り防止用爪部材130は、1対の第1送出用爪部材126の前方側に配設された第1送出用爪部材126とX方向において対向するように配設されており、戻り防止用爪部材130は、屈曲部162の先端を戻り防止用爪部材130に向けた姿勢とされている。ただし、戻り防止用爪部材130は、その第1送出用爪部材126より僅かに前方側に配設されており、戻り防止用爪部材130の屈曲部162は、第1送出用爪部材126の屈曲部142より前方側に位置している。また、戻り防止用爪部材130は、本体部160の後方側の端部において、ベースブラケット120により左右方向に搖動可能に保持されている。そして、戻り防止用爪部材130は、圧縮コイルスプリング164によって第1送出用爪部材126に接近する方向に付勢されている。
また、戻り防止用爪部材130の屈曲部162の先端部と、第1送出用爪部材126の屈曲部142の先端部とは、Y方向において重なった状態とされている。なお、戻り防止用爪部材130の屈曲部162の先端と、第1送出用爪部材126の屈曲部142の先端との間の距離は、テープ化部品100の送り穴110の形成ピッチに相当する距離とされている。また、戻り防止用爪部材130においても、第1送出用爪部材126と同様に、屈曲部162の後方側の面を直行面166と記載し、屈曲部162の前方側の面をテーパ面168と記載する。
また、ガイド機構82は、図8に示すように、内壁部170と外壁部172とにより構成されている。内壁部170は、帯状の板部材が概してU字型に屈曲された形状とされ、外壁部172も、帯状の板部材が概してU字型に屈曲された形状とされている。それら内壁部170と外壁部172とは、所定の寸法(数mm程度)を隔てて対向した状態で、複数のボルト176によって連結されている。また、内壁部170には、X方向において対向するように、1対のスリット(図では1つのスリットのみが図示されている)178が形成され、外壁部172には、それら1対のスリット178と対向するように、1対のスリット(図では1つのスリットのみが図示されている)180が形成されている。
また、ガイド機構82は、図3に示すように、内壁部170及び外壁部172のU字型に屈曲された部分が前方側を向くように、フィーダ本体部72の内部に配設されている。そのフィーダ本体部72の内部に配設されたガイド機構82では、図7に示すように、内壁部170の内側に、送出装置80のスライド機構122と1対の第1送出用爪部材126と第2送出用爪部材128とが配設されている。一方、外壁部172の外側に、送出装置80の戻り防止用爪部材130が配設されている。そして、1対のスリット178の一方と、その一方と対向するスリット180に、1対の第1送出用爪部材126の屈曲部142の先端部および、戻り防止用爪部材130の屈曲部162の先端部が挿入されている。また、1対のスリット178の他方と、その他方と対向するスリット180に、第2送出用爪部材128の屈曲部152の先端部が挿入されている。
このような構造において、ガイド機構82では、内壁部170と外壁部172との間に、テープ化部品100のキャリアテープ104が、立設された状態で挿入されている。そして、キャリアテープ104に保持されたラジアル部品102は、内壁部170と外壁部172との間から上方に延び出している。また、第1送出用爪部材126は、内壁部170と外壁部172との間に挿入されているテープ化部品100と対向する位置に配設されている。そして、第1送出用爪部材126の屈曲部142は、そのテープ化部品100に接近離間する方向に搖動可能とされ、圧縮コイルスプリング144によりテープ化部品100に向かって付勢されている。このため、内壁部170と外壁部172との間に挿入されているキャリアテープ104の送り穴110に、内壁部170のスリット178を介して、第1送出用爪部材126の屈曲部142が係合している。
また、戻り防止用爪部材130も、内壁部170と外壁部172との間に挿入されているテープ化部品100と対向する位置に配設されている。そして、戻り防止用爪部材130の屈曲部162は、そのテープ化部品100に接近離間する方向に搖動可能とされ、圧縮コイルスプリング164によりテープ化部品100に向かって付勢されている。このため、内壁部170と外壁部172との間に挿入されているキャリアテープ104の送り穴110に、外壁部172のスリット180を介して、戻り防止用爪部材130の屈曲部162が係合している。
さらに、第2送出用爪部材128も、内壁部170と外壁部172との間に挿入されているテープ化部品100と対向する位置に配設されている。そして、第2送出用爪部材128の屈曲部152は、そのテープ化部品100に接近離間する方向に搖動可能とされ、圧縮コイルスプリング154によりテープ化部品100に向かって付勢されている。このため、内壁部170と外壁部172との間に挿入されているキャリアテープ104の送り穴110に、内壁部170のスリット178を介して、第2送出用爪部材128の屈曲部152が係合している。
また、切断装置84は、図4及び図5に示すように、送出装置80の下方に配設されている。切断装置84は、図4、図5、図7及び図9に示すように、固定部材190と揺動部材192とローラ194とエアシリンダ196と変換機構198とを含む。固定部材190と揺動部材192とは、図7に示すように、送出装置80の第1送出用爪部材126及び戻り防止用爪部材130の前方側において、ガイド機構82の内壁部170及び外壁部172を挟んで、X方向に並んで配設されている。
固定部材190は、ガイド機構82の外壁部172と対向した状態で、上下方向に延びる姿勢で固定的に配設されている。なお、固定部材190の上端部は、外壁部172の上端より上方に延び出しており、固定部材190の上端部には、挟持プレート200が固定されている。また、揺動部材192は、ガイド機構82の内壁部170と対向した状態で、上下方向に延びる姿勢で配設されており、上下方向の中央部において、Y方向に延びる軸(図9参照)201により揺動可能とされている。なお、揺動部材192の上端部は、内壁部170の上端より上方に延び出しており、揺動部材192の上端部には、挟持プレート202が固定されている。
そして、揺動部材192が、上端部を固定部材190に接近させる方向に揺動することで、内壁部170と外壁部172との間に挿入されているテープ化部品100のラジアル部品102のリード108が、固定部材190の挟持プレート200と揺動部材192の挟持プレート202とによって挟持される。また、揺動部材192の挟持プレート202の下方には、揺動側カッタ(図示省略)が配設されており、固定部材190には、その搖動側カッタと対向するように、固定側カッタ(図示省略)が配設されている。
また、エアシリンダ196は、図4に示すように、送出装置80の下方において、ロッド206を前方に向けた状態で前後方向に延びるように配設されている。そのエアシリンダ196の前方側に、変換機構198が配設されており、エアシリンダ196のロッド206が変換機構198に連結されている。変換機構198は、図9に示すように、概してL字型の押部材208を有しており、押部材208は中央部において、上下方向に延びる軸210により搖動に支持されている。そして、変換機構198は、エアシリンダ196のロッド206が前後方向に移動することで、押部材208を搖動させる。
また、ローラ194は、揺動部材192の下端面において、上下方向に延びる軸212により回転可能に保持されている。そのローラ194は、変換機構198の押部材208と対向している。そして、揺動部材192は、ローラ194を押部材208に接近させる方向に、圧縮コイルスプリング216によって付勢されている。これにより、ローラ194が押部材208に密着しており、エアシリンダ196の作動に伴って押部材208が搖動することで、揺動部材192が搖動する。詳しくは、エアシリンダ196のロッド206が後方に向かって移動することで、押部材208がローラ194に接近する方向に揺動する。これにより、揺動部材192が、圧縮コイルスプリング216の弾性力に抗して、上端部が固定部材190に接近する方向に揺動する。一方、エアシリンダ196のロッド206が前方に向かって移動することで、押部材208がローラ194から離れる方向に揺動する。これにより、揺動部材192が、圧縮コイルスプリング216の弾性力によって、上端部が固定部材190から離れる方向に揺動する。
(B)テープフィーダの作動
上記構造により、テープフィーダ70では、送出装置80のエアシリンダ124の作動により、テープ化部品100が送り出され、切断装置84のエアシリンダ196の作動により、キャリアテープ104からラジアル部品102が分離される。具体的には、送出装置80において、エアシリンダ124の作動により、スライド機構122の第1スライド部134が前方にスライドする。これにより、1対の第1送出用爪部材126が、ガイド機構82に挿入されているテープ化部品100の延びる方向に沿って、前方にスライドする。
この際、1対の第1送出用爪部材126の屈曲部142の先端部が、ガイド機構82に挿入されているテープ化部品100の送り穴110に係合しており、テープ化部品100は、屈曲部142の直行面146によって前方に向かって押される。直行面146は、テープ化部品100に対して直行しているため、直行面146によって前方に向かって押される力がテープ化部品100に伝達し、テープ化部品100が前方に向かって送り出される。なお、テープ化部品100の送り出し量、つまり、第1スライド部134のスライド量は、テープ化部品100でのラジアル部品102の配設ピッチに相当する量とされている。
また、スライド機構122では、上述したように、第1スライド部134が前方にスライドする際に、第2スライド部136は後方にスライドする。これにより、第2送出用爪部材128が、ガイド機構82に挿入されているテープ化部品100の延びる方向に沿って、後方にスライドする。この際、第2送出用爪部材128の屈曲部152の先端部が、ガイド機構82に挿入されているテープ化部品100の送り穴110に係合しており、テープ化部品100は、屈曲部152の直行面156によって後方に向かって押される。直行面156は、テープ化部品100に対して直行しているため、直行面156によって後方に向かって押される力がテープ化部品100に伝達し、テープ化部品100が後方に向かって送り出される。
つまり、ガイド機構82では、テープ化部品100が内壁部170と外壁部172との間に挿入されており、U字型に屈曲された状態で立設されている。そして、テープ化部品100が、U字型に屈曲される箇所の上流側において、1対の第1送出用爪部材126によって前方に向かって送り出される。その前方に向かって送り出されたテープ化部品100は、ガイド機構82のU字型に屈曲された箇所において、後方に向かってガイドされる。そして、第1送出用爪部材126によるテープ化部品100の前方への送り出しと同時に、ガイド機構82のU字型に屈曲された箇所の下流側において、テープ化部品100は第2送出用爪部材128によって後方に向かって送り出される。このように、U字型に屈曲される箇所の上流側と下流側との両方において、テープ化部品100が送り出されることで、テープ化部品100をガイド機構82の内部で停滞させることなく、適切に送り出すことが可能となる。
なお、ガイド機構82に挿入されているテープ化部品100の送り穴110には、戻り防止用爪部材130が圧縮コイルスプリング164の弾性力によって係合しているが、テープ化部品100が送り出される際に、戻り防止用爪部材130の係合は解除される。詳しくは、テープ化部品100が送り出される際に、送り穴110に係合している戻り防止用爪部材130の屈曲部162は、テーパ面168において、送り穴110を区画する縁部により前方に向かって押される。テーパ面168は、テープ化部品100と直行しておらず、屈曲部162の先端部に近づくほど前方に向かって傾斜している。つまり、テーパ面168は、屈曲部162の基端部、つまり、本体部160に近づくほど後方に向かって傾斜している。このため、テーパ面168を前方に向かって押す力が、屈曲部162を本体部160に近づける方向、つまり、テープ化部品100から離間させる方向の力に分散される。これにより、戻り防止用爪部材130が、圧縮コイルスプリング164の弾性力に抗してテープ化部品100から離間する方向に揺動し、テープ化部品100が送り出される際に、戻り防止用爪部材130のテープ化部品100への係合が解除される。
また、テープ化部品100の送出が完了した後に、エアシリンダ124の作動により、スライド機構122の第1スライド部134が後方にスライドするとともに、第2スライド部136が前方にスライドする。このため、1対の第1送出用爪部材126が後方にスライドするとともに、第2送出用爪部材128が前方にスライドする。この際、テープ化部品100は、戻り防止用爪部材130によって、送出方向と反対方向への戻りが防止されるとともに、第1送出用爪部材126及び第2送出用爪部材128の送り穴110への係合が解除される。
詳しくは、第1送出用爪部材126が後方にスライドする際に、送り穴110に係合している第1送出用爪部材126の屈曲部142は、テーパ面148において、送り穴110を区画する縁部を後方に向かって押す。また、送り穴110に係合している第2送出用爪部材128の屈曲部152は、テーパ面158において、送り穴110を区画する縁部を前方に向かって押す。このため、テープ化部品100に、送出方向と反対方向に戻す力が伝達される。
この際、戻り防止用爪部材130の屈曲部162は、圧縮コイルスプリング164の弾性力によって送り穴110に係合しており、その屈曲部162の直行面166が、送り穴110を区画する縁部によって後方に向かって押される。しかしながら、直行面166はテープ化部品100と直行しているため、直行面166を押す力は左右方向に分散されず、戻り防止用爪部材130は揺動しない。このため、戻り防止用爪部材130の送り穴110への係合が維持され、テープ化部品100の送出方向と反対方向への戻りが防止される。
また、第1送出用爪部材126の屈曲部142のテーパ面148は、屈曲部142の先端部に近づくほど前方に向かって傾斜している。つまり、テーパ面148は、屈曲部142の基端部、つまり、本体部140に近づくほど後方に向かって傾斜している。このため、第1送出用爪部材126が後方にスライドする際にテーパ面148が送り穴110を区画する縁部を押す力の反力が、屈曲部142を本体部140に近づける方向、つまり、テープ化部品100から離間させる方向に生じる。これにより、第1送出用爪部材126が、圧縮コイルスプリング144の弾性力に抗してテープ化部品100から離間する方向に揺動し、第1送出用爪部材126のテープ化部品100への係合が解除される。そして、第1送出用爪部材126が後方にスライドし、テープ化部品100の送出前の位置に戻ることで、圧縮コイルスプリング144の弾性力によって、送出後のテープ化部品100の送り穴110に係合する。
また、第2送出用爪部材128の屈曲部152のテーパ面158は、屈曲部152の先端部に近づくほど後方に向かって傾斜している。つまり、テーパ面158は、屈曲部152の基端部、つまり、本体部150に近づくほど前方に向かって傾斜している。このため、第2送出用爪部材128が前方にスライドする際にテーパ面158が送り穴110を区画する縁部を押す力の反力が、屈曲部152を本体部150に近づける方向、つまり、テープ化部品100から離間させる方向に生じる。これにより、第2送出用爪部材128が、圧縮コイルスプリング154の弾性力に抗してテープ化部品100から離間する方向に揺動し、第2送出用爪部材128のテープ化部品100への係合が解除される。そして、第2送出用爪部材128が前方にスライドし、テープ化部品100の送出前の位置に戻ることで、圧縮コイルスプリング154の弾性力によって、送出後のテープ化部品100の送り穴110に係合する。
これにより、テープ化部品100の送出方向と反対方向への戻りが防止されるとともに、第1送出用爪部材126及び第2送出用爪部材128が、テープ化部品100の送出前の位置に戻される。そして、再度、エアシリンダ124が作動され、スライド機構122の第1スライド部134が前方にスライドすることで、テープ化部品100が送出される。このように、エアシリンダ124の作動により、第1スライド部134が前後方向に、順次、スライドする毎に、テープ化部品100が、ラジアル部品102の配設ピッチに相当する量、送り出される。
また、テープ化部品100の送出が完了したタイミングで、切断装置84において、エアシリンダ196が作動され、ラジアル部品102がキャリアテープ104から分離される。詳しくは、送出装置80において、エアシリンダ124の作動により、第1スライド部134が前方にスライドし、第2スライド部136が後方にスライドする際に、切断装置84では、エアシリンダ196のロッド206は前方に移動している。このため、テープ化部品100が送り出されている際に、揺動部材192は、圧縮コイルスプリング216の弾性力によって、上端部を固定部材190から離間させる方向に揺動している。この際、テープ化部品100の送出に伴って、固定部材190の上端部と揺動部材192の上端部との間に、キャリアテープ104に保持されたラジアル部品102のリード108が入り込む。
そして、テープ化部品100の送出が完了したタイミングで、エアシリンダ196の作動によりロッド206が後方に移動される。これにより、揺動部材192が、圧縮コイルスプリング216の弾性力に抗して、上端部を固定部材190に接近させる方向に揺動する。この際、固定部材190の上端部と揺動部材192の上端部との間に入り込んでいるリード108が、固定部材190の挟持プレート200と揺動部材192の挟持プレート202とによって挟持される。そして、固定部材190の挟持プレート200と揺動部材192の挟持プレート202とによって挟持されたリード108が、揺動部材192の搖動側カッタと固定部材190の固定側カッタとによって、切断される。これにより、ラジアル部品102がキャリアテープ104から分離され、そのラジアル部品102が、リード108において挟持プレート200,202によって挟持された状態で供給される。
このように、テープフィーダ70では、1対の第1送出用爪部材126によってテープ化部品100が前方に向かって送り出され、その送り出されたテープ化部品100において、キャリアテープ104からラジアル部品102が分離される。これにより、ラジアル部品102が、挟持プレート200,202によって挟持された状態で供給される。そして、ラジアル部品102が分離された状態のキャリアテープ104、つまり、廃テープがガイド機構82のU字型に屈曲された箇所において、後方に向かってガイドされる。さらに、廃テープは、第2送出用爪部材128によって後方に向かって送り出され、フィーダ本体部72から排出される。
つまり、テープフィーダ70では、ガイド機構82のU字型に屈曲される箇所の上流側と下流側との両方において、テープ化部品100が送り出されることで、テープ化部品100の送出量を安定させることが可能となる。これにより、切断装置84によるリード108の切断位置のズレを抑制することが可能となり、ラジアル部品102の供給位置を一定にすることが可能となる。
特に、テープフィーダ70では、2個の第1送出用爪部材126によって、テープ化部品100が切断装置84に向かって送り出される。このため、テープ化部品100が切断装置84に向かって送り出される力は、2個の第1送出用爪部材126が係合する2個の送り穴110に分散される。これにより、送り穴110に生じる負荷が小さくなり、送り穴110の変形等を防止することが可能となり、テープ化部品100の送出量を安定させることが可能となる。なお、ラジアル部品102が分離された状態のキャリアテープ104、つまり、廃テープは、1個の第2送出用爪部材128によって後方に向かって送り出される。これは、ラジアル部品102が分離された廃テープを精度良く送り出す必要性は低く、第2送出用爪部材128は、廃テープを後方に向かって送り出すことができればよいためである。これにより、第2送出用爪部材128の個数を少なくすることが可能となり、コストの削減を図ることが可能となる。
また、テープ化部品100の送り出しが完了すると、第1送出用爪部材126及び第2送出用爪部材128は、テープ化部品100の送出方向と反対の方向にスライドする。その際に、テープ化部品100が、第1送出用爪部材126及び第2送出用爪部材128とともに、僅かでも移動すると、テープ化部品100を安定して送り出すことができない。このため、テープ化部品100の送り出しが完了すると、戻り防止用爪部材130がテープ化部品100の送り穴110に係合する。これにより、テープ化部品100の送出方向と反対の方向への移動、つまり、テープ化部品100の戻りを防止することが可能となり、テープ化部品100の安定した送出を担保できる。
また、テープフィーダ70では、テープ化部品100が送り出される際に、戻り防止用爪部材130の送り穴110への係合が解除されているが、テープ化部品100の送り出しが完了すると、戻り防止用爪部材130が送り穴110に係合する。そして、テープ化部品100の送り出しが完了した後に、テープ化部品100からラジアル部品102が分離される。つまり、戻り防止用爪部材130が送り穴110に係合した状態で、ラジアル部品102のリード108が切断される。これにより、テープ化部品100が安定し、好適にリード108を切断することが可能となる。特に、戻り防止用爪部材130は、切断装置84に近い位置において、テープ化部品100の送り穴110に係合するため、リード切断時のテープ化部品100の安定性は更に向上する。
また、戻り防止用爪部材130は、圧縮コイルスプリング164の弾性力によってテープ化部品100の送り穴110に係合している。そして、テープ化部品100が送り出される際にテープ化部品100がテーパ面168を押す力によって、戻り防止用爪部材130が搖動し、送り穴110への係合が解除される。つまり、戻り防止用爪部材130は、エアシリンダ等の駆動源を用いることなく、送り穴110に係合し、その係合が解除される。これにより、コストの削減を図ることが可能となる。
さらに、戻り防止用爪部材130は、上述したように、第1送出用爪部材126と同形状とされている。つまり、第1送出用爪部材126と戻り防止用爪部材130とは、同じ部品とされている。これにより、部品の種類を少なくすることが可能となり、コストの削減を図ることが可能となる。
ただし、第2送出用爪部材128は、第1送出用爪部材126と、僅かであるが、異なる形状とされており、第2送出用爪部材128の屈曲部152は、第1送出用爪部材126の屈曲部142より僅かに短くされている。これは、第2送出用爪部材128の屈曲部152がフィーダ本体部72の外部に露出することを防止するためである。詳しくは、図7に示すように、第1送出用爪部材126の屈曲部142等は、フィーダ本体部72の内部において開口する内壁部170のスリット178及び外壁部172のスリット180に挿入されている。このため、スリット178,180から第1送出用爪部材126の屈曲部142等が突出しても、問題ない。一方、第2送出用爪部材128の屈曲部152は、フィーダ本体部72の外壁面として機能する外壁部172のスリット180に挿入されている。このため、第2送出用爪部材128の屈曲部152がフィーダ本体部72の外部に露出しないように、第2送出用爪部材128の屈曲部152は、第1送出用爪部材126の屈曲部142より短くされている。
なお、テープフィーダ70は、テープフィーダの一例である。切断装置84は、切断装置の一例である。テープ化部品100は、テープ化部品の一例である。ラジアル部品102は、ラジアルリード部品の一例である。キャリアテープ104は、キャリアテープの一例である。リード108は、リードの一例である。ラジアル部品102が分離されたキャリアテープ104は、廃テープの一例である。送り穴110は、係合穴の一例である。第1送出用爪部材126は、第1の係合部材の一例である。第2送出用爪部材128は、第2の係合部材の一例である。戻り防止用爪部材130は、第3の係合部材の一例である。圧縮コイルスプリング164は、弾性体の一例である。直行面166は、直行面及び第1の面の一例である。テーパ面168は、テーパ面及び第2の面の一例である。
また、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することが可能である。具体的には、例えば、上記実施例では、戻り防止用爪部材130が、第1送出用爪部材126の前方かつ、切断装置84によるリード108の切断位置の後方に配設されているが、リード108の切断位置の前方など種々の位置に配設することが可能である。
また、上記実施例では、2個の第1送出用爪部材126と、1個の第2送出用爪部材128が配設されているが、第1送出用爪部材126と第2送出用爪部材128との各々の個数は限定されない。例えば、第2送出用爪部材128の個数が第1送出用爪部材126の個数より多くてもよい。
また、上記実施例では、戻り防止用爪部材130は、駆動源を用いることなく、圧縮コイルスプリング164の弾性力および、テープ化部品100の移動する力を利用して、揺動するが、戻り防止用爪部材130を搖動させる駆動源を用いてもよい。
70:テープフィーダ 84:切断装置 100:テープ化部品 102:ラジアル部品(ラジアルリード部品) 104:キャリアテープ(廃テープ) 108:リード 110:送り穴(係合穴) 126:第1送出用爪部材(第1の係合部材) 128:第2送出用爪部材(第2の係合部材) 130:戻り防止用爪部材(第3の係合部材) 164:圧縮コイルスプリング(弾性体) 166:直行面(第1の面) 168:テーパ面(第2の面)

Claims (3)

  1. リードを有するラジアルリード部品と、そのラジアルリード部品のリードを保持するキャリアテープとから構成されるテープ化部品と対向する位置において、前記テープ化部品に対して接近離間する方向に移動可能、かつ、前記テープ化部品の延びる方向にスライド可能に配設され、前記テープ化部品への接近により前記キャリアテープに形成された複数の係合穴のうちの任意の係合穴に係合した状態で、スライドすることで、前記テープ化部品を第1の方向に向かって送り出す第1の係合部材と、
    前記第1の係合部材によって送り出された前記テープ化部品の前記キャリアテープに保持された前記リードを切断し、前記キャリアテープから前記ラジアルリード部品を分離する切断装置と、
    前記切断装置によって前記ラジアルリード部品が分離された前記キャリアテープである廃テープを、前記第1の方向と異なる方向である第2の方向に向かってガイドするガイド機構と、
    前記ガイド機構により前記第2の方向に向かってガイドされた前記廃テープと対向する位置において、前記廃テープに対して接近離間する方向に移動可能、かつ、前記廃テープの延びる方向にスライド可能に配設され、前記廃テープへの接近により前記複数の係合穴のうちの任意の係合穴に係合した状態で、スライドすることで、前記廃テープを前記第2の方向に向かって送り出す第2の係合部材と、
    前記キャリアテープと対向する位置において、前記キャリアテープに対して接近離間する方向に移動可能に配設され、前記第1の係合部材の前記係合穴への係合が解除された状態で前記第1の係合部材が前記第1の方向と反対方向にスライドし、前記第2の係合部材の前記係合穴への係合が解除された状態で前記第2の係合部材が前記第2の方向と反対方向にスライドする際に、前記複数の係合穴の任意のものに係合することで、前記キャリアテープの戻りを防止する第3の係合部材と
    を備えるテープフィーダであって、
    前記テープフィーダが、
    1以上の前記第1の係合部材と、
    前記第1の係合部材の個数と異なる個数の前記第2の係合部材と
    を備え、
    前記第1の係合部材が、前記第2の係合部材より多くの個数、配設されており、
    前記第3の係合部材が、
    前記1以上の第1の係合部材のうちの最も前記第1の方向の側に配設されている第1の係合部材と前記キャリアテープを挟んで対向する位置に配設され、当該第1の係合部材が前記係合穴に係合する位置よりも前記第1の方向の側で前記係合穴に係合するテープフィーダ。
  2. 前記第3の係合部材が、
    前記第1の係合部材による前記テープ化部品の送出方向における前記第1の係合部材の下流側であり、前記切断装置による前記リードの切断位置の上流側において、前記係合穴に係合する請求項1に記載のテープフィーダ。
  3. 前記第3の係合部材が、
    前記第3の係合部材を前記キャリアテープに向かって付勢する弾性体と、
    前記第3の係合部材が前記係合穴に係合した状態で前記第1の方向を向く第1の面と、
    前記第3の係合部材が前記係合穴に係合した状態で前記第1の方向と反対の方向を向く第2の面と、
    を有し、
    前記第1の面が、前記キャリアテープと直行する直行面であり、
    前記第2の面が、前記第3の係合部材の先端に向かうほど前記第1の方向に向かって傾斜するテーパ面であり、
    前記第1の係合部材の前記係合穴への係合が解除された状態で前記第1の係合部材が前記第1の方向と反対方向にスライドし、前記第2の係合部材の前記係合穴への係合が解除された状態で前記第2の係合部材が前記第2の方向と反対方向にスライドする際に、前記第3の係合部材が前記弾性体の弾性力によって前記キャリアテープに向かって付勢されることで前記係合穴に係合し、その係合穴を区画する箇所に前記直行面が接触することで、前記キャリアテープの戻りを防止し、
    前記第1の係合部材が前記係合穴に係合した状態で前記第1の方向にスライドし、前記第2の係合部材が前記係合穴に係合した状態で前記第2の方向にスライドする際に、前記係合穴に係合する前記第3の係合部材の前記テーパ面が、その係合穴を区画する箇所に押されることで、前記第3の係合部材が前記弾性体の弾性力に抗して前記キャリアテープから離れる方向に移動し、前記第3の係合部材の前記係合穴への係合が解除される請求項1または請求項2に記載のテープフィーダ。
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