JP6826246B2 - 洗浄機 - Google Patents

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Description

この発明は、洗浄機に関する。
特許文献1の洗濯機は、貯水槽である外槽と、外槽内に配置された内槽と、内槽の側部に設けられた揚水路と、内槽内の下部に配置された揚水翼とを含む。内槽の周側部のほぼ全域には多数の脱水孔が形成され、内槽の底部の中央には吸水口が形成される。揚水路は、下端部に入水口を有し、上部に出水口を有する。揚水翼は、その下面に多数のポンプ羽根を有する。吸水口は、下側からポンプ羽根を臨み、入水口は、側方からポンプ羽根を臨む。揚水翼が回転駆動されると、揚水翼は、外槽と内槽との隙間にある洗濯水を、ポンプ羽根によって吸水口から吸引し、入水口から揚水路内を上昇させ、出水口から内槽内に吐出する。多量の洗濯水が内槽内の洗濯物にかけられることによって、洗濯物の洗浄力の向上を図れる。
特開2006−223638号公報
特許文献1の洗濯機では、揚水路の出水口から内槽内に吐出された水が、内槽の脱水孔を通って外槽と内槽との隙間に流出する。そのため、ポンプ羽根が回転駆動される間は、水が当該隙間と内槽内との間で循環する。この構成において、ポンプ羽根によって揚水路から内槽内に吐出される水の吐出量が、内槽の脱水孔から当該隙間に流出する水の流出量を上回ると、当該隙間の水が無くなることによって、水の循環を継続することが困難になる。水の循環が継続されないと、循環によって内槽内の洗濯物に浴びせられる水の量が減ることによって洗浄力が低下したり、水の循環路でエア噛みが発生することによって大きな騒音が発生したりする。
この発明は、かかる背景のもとでなされたもので、洗浄対象物が収容される内槽を通るように水を循環させて洗浄対象物を洗浄する構成において、水の循環を継続することができる洗浄機を提供することを目的とする。
本発明は、第1底壁と、前記第1底壁から立ち上がった環状の第1周壁と、前記第1底壁および前記第1周壁によって囲まれた第1内部空間とを有し、前記第1内部空間に水が溜められる外槽と、前記第1底壁の上側に配置された第2底壁と、前記第2底壁から立ち上がり、前記第1周壁によって囲まれた環状の第2周壁と、前記第2底壁および前記第2周壁によって囲まれた第2内部空間とを有し、前記外槽との間で水を行き来させるための貫通穴が前記第2底壁および前記第2周壁に形成され、前記第2内部空間に洗浄対象物が収容される内槽と、前記第2内部空間において前記第2底壁の上側に配置された回転部材であって、回転することによって周囲の水を前記回転部材の回転軸線から離れる方向へ流す回転部材と、前記回転部材の回転によって前記回転軸線から離れる方向へ流れる水を、前記第2内部空間において前記回転部材の上側で洗浄対象物が配置される洗浄領域に供給する供給路と、前記第2底壁において前記貫通穴とは別に設けられ、前記洗浄領域の水を前記回転部材側へ流出させる流出路とを含む、洗浄機である。
また、本発明は、前記第2底壁に設けられ、前記供給路と前記流出路との間を遮断した遮断部を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記洗浄領域において前記流出路から上側へ延びたガイド流路であって、前記洗浄領域の水を取り込むための取込口を上部に有するガイド流路を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記取込口に設けられたフィルタ部材を含むことを特徴とする。
また、本発明は、前記第2底壁に形成され、前記流出路を流れる水を前記回転部材へ導くガイド部を含むことを特徴とする。
本発明によれば、外槽では、第1底壁と環状の第1周壁とによって囲まれた第1内部空間に水が溜められ、内槽では、第1底壁の上側に配置された第2底壁と環状の第2周壁とによって囲まれた第2内部空間に洗浄対象物が収容される。第2底壁および第2周壁に形成された貫通穴によって、内槽と外槽との間で水が行き来できるので、第1内部空間に水が溜められると、第2内部空間にも水が溜まり、第1底壁と第2底壁との隙間にも水が溜まり、第1周壁と第2周壁との隙間にも水が溜まる。
第2内部空間において第2底壁の上側に配置された回転部材が回転すると、回転部材の周囲の水が回転部材の回転軸線から離れる方向へ流れ、供給路によって、第2内部空間において回転部材の上側の洗浄領域に供給される。洗浄領域に供給された水は、例えば、第2周壁の貫通穴を通って第1周壁と第2周壁との隙間に流出し、第1底壁と第2底壁との隙間へ流れ落ちてから第2底壁の貫通穴を通って回転部材の周囲に戻る。これにより、回転部材の回転中では、回転部材の周囲の水が、洗浄領域まで上昇してから回転部材の周囲へ戻るように循環する。このように循環する水は、洗浄領域を通る際に、洗浄対象物に浴びせられて洗浄対象物の洗浄に寄与する。
第2底壁において貫通穴とは別に設けられた流出路が、洗浄領域の水を回転部材側へ流出させる。これにより、洗浄領域の水を流出路経由で回転部材側へ積極的に送り込むことができるので、回転部材の周囲の水が減少することを抑制できる。そのため、回転中の回転部材が周囲の水を供給路へ流し続けることができるので、供給路が洗浄領域に水を供給し続けることができる。よって、水の循環を継続することができる。
また、本発明によれば、第2底壁に設けられた遮断部が供給路と流出路との間を遮断するので、供給路を流れる水が洗浄領域に到達する前に流出路に漏れたり、流出路を流れる水が回転部材側へ流出する前に供給路に漏れたりすることが抑制される。これによって、供給路および流出路のそれぞれにおいて水を目的地まで漏れなく流すことができるので、水の循環を確実に継続することができる。
また、本発明によれば、洗浄領域において流出路から上側へ延びたガイド流路が、その上部の取込口から洗浄領域の水を取り込むので、ガイド流路に取り込まれた水は、ガイド流路を流れ落ちて流出路に流入する。この場合、洗浄領域の水を流出路に取り込むための取込口を、洗浄領域の洗浄対象物から上側へ離して配置することができるので、取込口が洗浄対象物によって塞がれにくい。これにより、洗浄領域の水を、途切れることなく取込口からガイド流路経由で流出路に取り込んで、流出路によって回転部材側へ流出させ続けることができる。そのため、水の循環を確実に継続することができる。
また、取込口がガイド流路の上部に位置するので、取込口には洗浄領域内のごみなどの異物が侵入しにくい。そのため、異物の侵入を考慮せずに、取込口、ガイド流路および流出路を広くすることができる。そのため、洗浄領域からの多量の水を取込口からガイド流路および流出路に取り込んで循環させることができるので、水の循環効率を高めることができる。
また、本発明によれば、取込口に設けられたフィルタ部材によって、洗浄領域内の異物を捕獲することができる。これにより、異物の侵入を考慮せずに、取込口を広くすることができる。そのため、洗浄領域からの多量の水を取込口からガイド流路および流出路に取り込んで循環させることができるので、水の循環効率を一層高めることができる。
また、本発明によれば、第2底壁に形成されたガイド部が、流出路を流れる水を回転部材へ導くので、回転部材の周囲の水が減少することを一層抑制できる。そのため、回転中の回転部材が周囲の水を供給路へ確実に流し続けることができるので、水の循環を確実に継続することができる。
図1は、この発明の一実施形態に係る洗浄機の内部構造の縦断面図である。 図2は、洗浄機の内部構造の平面図である。 図3は、変形例に係る洗浄機の内部構造の縦断面図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態に係る洗浄機1について具体的に説明する。洗浄機1は、洗浄対象物Qを洗浄するための装置である。洗浄対象物Qの一例は、衣類などの洗濯物であり、この場合の洗浄機1は、洗濯機である。洗浄対象物Qの別の例は、果物や野菜などである。洗浄機1は、洗浄対象物Qを乾燥する機能を有してもよい。
図1は、洗浄機1の内部構造の縦断面図である。まず、図1における上下方向Zを基準として洗浄機1の概要について説明する。縦方向である上下方向Zのうち、上側を上側Z1といい、下側を下側Z2という。洗浄機1は、ボックス状に形成された筐体(図示せず)と、この筐体内に配置された外槽3と、外槽3内で回転可能な内槽4と、内槽4内に配置された仕切部材5、揚水部材6、ガイド部材7および回転部材8と、内槽4および回転部材8を回転させるモータ9とを含む。
外槽3は、例えば樹脂製であり、上下方向Zに延びた中心軸線を有する有底円筒状に形成される。外槽3は、上下方向Zとほぼ一致した板厚方向を有する円板状の第1底壁3Aと、第1底壁3Aの外周部から上側Z1に立ち上がった環状、詳しくは円環状の第1周壁3Bとを有する。第1底壁3Aと第1周壁3Bとは同軸状に連結され、外槽3には、第1底壁3Aおよび第1周壁3Bによって囲まれた略円柱状の第1内部空間11が形成される。第1内部空間11は、第1周壁3Bの上端によって区画された円形状の開口部3Cによって上側Z1へ露出された状態にある。開口部3Cは、第1周壁3Bの上端部に連結されたカバー(図示せず)によって開閉される。第1内部空間11には、水道水、風呂水および洗剤が溶けた液体などの水が、第1底壁3A側から溜められる。
内槽4は、上下方向Zに延びた中心軸線を有し、外槽3よりも一回り小さい有底円筒状に形成される。つまり、内槽4は、縦に配置された状態にある。内槽4は、上下方向Zとほぼ一致した板厚方向を有する円板状の第2底壁4Aと、第2底壁4Aの外周部から上側Z1に立ち上がった環状、詳しくは円環状の第2周壁4Bとを有する。例えば、第2底壁4Aでは、その中心軸線に近い内側部分4Cが金属製であって、当該中心軸線から離れた円環状の外側部分4Dが樹脂製であり、外側部分4Dの外縁部4Eは、上側Z1へ張り出した円環状に形成される。第2周壁4Bのほとんどは、金属製であるが、樹脂製の外側部分4Dの外縁部4Eを、第2周壁4Bの下端部とみなしてもよい。第2底壁4Aと第2周壁4Bとは同軸状に接続される。第2底壁4Aと第2周壁4Bの下端部とは、内槽4の底部を構成する。
内槽4には、第2底壁4Aおよび第2周壁4Bによって囲まれた略円柱状の第2内部空間12が形成される。第2内部空間12は、第2周壁4Bの上端によって区画された円形状の出入口4Fによって上側Z1へ露出された状態にある。第2内部空間12には、洗浄対象物Qを収容される。内槽4は、外槽3内に同軸状で収容される。内槽4は、その円中心を通る中心軸線を中心に回転可能である。内槽4の中心軸線を、回転軸線Jという。以下では、回転軸線Jまわりの周方向を周方向Sといい、回転軸線Jを中心とする径方向を径方向Rという。周方向Sおよび径方向Rは、いずれも水平方向Hに沿う方向である。径方向Rのうち、回転軸線Jに近付く方向を径方向内側R1といい、回転軸線Jから離れる方向を径方向外側R2という。
外槽3内に収容された内槽4では、第2底壁4Aが、第1底壁3Aに非接触で重なるように第1底壁3Aの上側Z1に配置され、第2周壁4Bが、第1周壁3Bと非接触の状態で第1周壁3Bによって径方向外側R2から囲まれた状態にある。出入口4Fは、開口部3Cに下側Z2から連通し、開口部3Cおよび出入口4Fは、前述したカバー(図示せず)によって一括開閉される。洗浄機1の使用者は、開放された出入口4Fを介して、内槽4の第2内部空間12に洗浄対象物Qを出し入れすることができる。第2底壁4Aおよび第2周壁4Bのそれぞれには、複数の貫通穴4Gが形成され、外槽3内の水は、貫通穴4Gを介して、外槽3と内槽4との間で行き来できる。これより、第1内部空間11に水が溜められると、第2内部空間12にも第1内部空間11と同じ水位Lで水が溜まり、第1底壁3Aと第2底壁4Aとの隙間Vにも水が溜まり、第1周壁3Bと第2周壁4Bとの隙間Wにも水が溜まる。第2底壁4Aに形成された複数の貫通穴4Gは、径方向内側R1に偏った位置、詳しくは内側部分4Cにおいて周方向Sに間隔を隔てて配置される。
第2周壁4Bにおいて第2内部空間12を径方向外側R2から区画した内周面4Hの上端部には、環状のバランサ13が取り付けられる。バランサ13は、回転時における内槽4の振動を低減させるものであって、バランサ13の内部の空洞13Aには、振動低減に寄与するための液体、例えば塩水が収容される。
第2底壁4Aの上面部には、下側Z2へ一段窪んだ凹状の配置領域14が形成される。配置領域14は、第2底壁4Aと同軸状をなす上下に扁平な円柱状の空間である。配置領域14は、第2周壁4Bの外側部分4Dの外縁部4Eによって径方向外側R2から取り囲まれた状態にある。
第2底壁4Aにおいて貫通穴4Gとは別の位置、詳しくは外側部分4Dの内部には、流出路15が設けられる。そのため、外側部分4Dの少なくとも一部は、中空に形成される。流出路15は、外側部分4Dにおける径方向内側R1の端面部から径方向外側R2へ延び、外側部分4Dの外縁部4Eに沿うように上側Z1へ湾曲し、外縁部4Eから上側Z1に露出される。流出路15において、外縁部4Eから上側Z1に露出された部分は、入口15Aであり、外側部分4Dにおける径方向内側R1の端面部から径方向内側R1に露出された部分は、出口15Bである。出口15Bは、第2底壁4Aの内側部分4Cの貫通穴4Gに対して径方向外側R2へずれて配置され、配置領域14に直接連通した状態にある。流出路15は、複数設けられてもよく、その場合、複数の流出路15は、周方向Sに並んで配置される。
仕切部材5は、回転軸線Jと一致した中心軸線を有する円板状に形成されて水平方向Hに平坦な蓋であり、配置領域14のほぼ全域を上側Z1から覆った状態で内槽4に取り付けられる。仕切部材5によって、第2内部空間12は、配置領域14と、配置領域14よりも上側Z1の洗浄領域16とに上下に仕切られた状態にある。配置領域14は、第2内部空間12の下端部を占める僅かな領域であるのに対し、洗浄領域16は、第2内部空間12のほとんどを占める領域であって、第2内部空間12における洗浄対象物Qは、仕切部材5より上側Z1の洗浄領域16に配置される。
仕切部材5において回転軸線Jから離れた外周部には、複数の連通口5Aが周方向Sに間隔を隔てて形成される(図2参照)。各連通口5Aは、仕切部材5の外周部を上下方向Zに貫通し、配置領域14の外周部と洗浄領域16とを連通させた状態にある。なお、各連通口5Aに格子5Bが設けられてもよいし、仕切部材5において回転軸線J側に複数の貫通穴5Cがまとまって形成されてもよい(図2参照)。前述した流出路15の入口15Aは、上下方向Zにおいて連通口5Aとほぼ同じで、連通口5Aに径方向外側R2から隣接した位置において、洗浄領域16を下側Z2から臨むように配置される。
揚水部材6は、径方向内側R1へ膨出しかつ上下方向Zに延びる樋状に形成され、洗浄領域16において、内槽4の第2周壁4Bの内周面4Hに対して径方向内側R1から取り付けられる。なお、内周面4Hにおいて揚水部材6に対向する部分には、貫通穴4Gが存在しない。揚水部材6の上端は、バランサ13に対して下側Z2から連結される。揚水部材6は、複数設けられてもよく、その場合、複数の揚水部材6は、周方向Sに並んで配置される。揚水部材6において径方向内側R1の側面の上端部には、例えば周方向Sに延びるスリット状の吐出口6Aが、径方向外側R2から回転軸線Jを臨むように形成される。揚水部材6と内周面4Hとの間には、上下方向Zに延びる揚水路17が形成される。揚水路17の上端部は、吐出口6Aから径方向内側R1に露出される。揚水路17の下端を吸込口17Aという。吸込口17Aは、配置領域14の外周部において仕切部材5に覆われない部分に対して、上側Z1から接続される。前述した流出路15の入口15Aは、径方向Rにおいて吸込口17Aよりも外側R2に位置する。
ガイド部材7は、揚水部材6と同様に上下方向Zに延びる樋状に形成され、洗浄領域16において、内槽4の第2周壁4Bの内周面4Hに対して径方向内側R1から取り付けられる。なお、内周面4Hにおいてガイド部材7に対向する部分には、貫通穴4Gが存在しない。ガイド部材7は、内槽4の第2底壁4Aの流出路15と対応して設けられ、流出路15が複数存在する場合には、流出路15と同数設けられ、周方向Sに並んで配置される。ガイド部材7の上端は、バランサ13から下側Z2へ離れて配置され、上下方向Zにおける第2内部空間12の中央の近傍、詳しくは当該中央からやや上側Z1へずれた位置に配置される。
ガイド部材7と内槽4の内周面4Hとの間には、ガイド流路18が形成される。ガイド流路18は、対応する流出路15の入口15Aに上側Z1から接続され、洗浄領域16において流出路15から上側Z1へ延びる。そのため、入口15Aは、洗浄領域16に直接露出されない。ガイド流路18の上部、詳しくは上端部が、取込口18Aとして、ガイド部材7において径方向内側R1の側面から回転軸線Jに臨むように形成される。取込口18Aは、上下方向Zにおいて第1内部空間11における水位Lと同じか水位Lよりも下側Z2に配置されるように、設定される。ガイド部材7は、取込口18Aに配置される格子7Aを含む。
取込口18Aには、フィルタユニット19が設けられる。フィルタユニット19は、取込口18Aを径方向内側R1から覆うフィルタ部材19Aと、フィルタ部材19Aを保持する保持部材19Bとを含む。フィルタ部材19Aは、網やスポンジなどで構成される。保持部材19Bは、開口19Cを有する額縁状に形成され、フィルタ部材19Aを開口19Cから径方向内側R1に露出されるように保持した状態で、ガイド部材7に固定される。
回転部材8は、内槽4の第2底壁4Aおよび仕切部材5の両方に対して非接触な状態で、配置領域14において第2底壁4Aの上側Z1に配置される。この場合、第2底壁4Aの外側部分4Dにおいて流出路15の入口15Aが設けられた外縁部4Eが、回転部材8を非接触で径方向外側R2から取り囲む。また、洗浄領域16は、配置領域14における回転部材8の上側Z1に配置される。回転部材8は、内槽4と同軸状に配置された円板状の天板部20および底板部21と、天板部20と底板部21との間に架設された状態で径方向外側R2へ放射状に延びるフィン状に形成された複数の羽根部22とを有する。底板部21の円中心部には、底板部21を上下方向Zに貫通した円形状の取込口21Aが形成される。周方向Sに隣り合う羽根部22同士の間には、取込口21Aから径方向外側R2へ延びた水路23が形成される。各水路23は、天板部20と底板部21とによって上下から塞がれた状態にある。各水路23における径方向外側R2の端部は、径方向外側R2に露出された出口23Aである。なお、底板部21が省略されてもよい。
配置領域14において回転部材8よりも径方向外側R2の外周部には、第2底壁4Aの外側部分4Dの外縁部4Eと回転部材8とによって径方向Rから挟まれた外側領域14Aが存在する。仕切部材5の各連通口5Aと、外側領域14Aにおいて対応する連通口5Aが接続された部分とは、供給路25Aを構成する。揚水路17と、外側領域14Aにおいて揚水路17の吸込口17Aが接続された部分とは、供給路25Bを構成する。なお、供給路25Aおよび供給路25Bを供給路25と総称することがある。
少なくともいずれかの供給路25Aの径方向外側R2に、第2底壁4Aの外側部分4Dの流出路15の入口15Aが位置する。外側部分4Dにおいて流出路15を上側Z1から塞いだ部分は、遮断部4Iを構成する。遮断部4Iは、径方向外側R2へ略水平に延びた後に湾曲しながら上側Z1へ延びる板状に形成される。遮断部4Iにおいて湾曲しながら上側Z1へ延びた部分は、供給路25Aと、流出路15における入口15A側の部分との間に位置し、供給路25Aと流出路15との間を遮断した状態にある。
第2底壁4Aの外側部分4Dには、ガイド部4Jが形成される。ガイド部4Jは、外側部分4Dの一部として流出路15を下側Z2から塞いだ板状に形成される。ガイド部4Jにおいて流出路15に臨む上面は、流出路15に沿うように、径方向外側R2へ延びるにつれて上側Z1へ傾斜して形成される。
モータ9は、洗浄機1の筐体(図示)の内部において外槽3の第1底壁3Aの下側Z2に配置される。モータ9の出力軸は、上側Z1へ延びる管状の第1伝達軸31と、第1伝達軸31に対して遊びを持って挿通された第2伝達軸32とに分岐する。モータ9は、公知の変速機構33などを介することによって、駆動力を第1伝達軸31および第2伝達軸32のどちらかから選択的に出力することができる。
第1伝達軸31は、上側Z1へ延びて第1底壁3Aの円中心部を貫通し、内槽4の第2底壁4Aの円中心部に接続される。第1伝達軸31の上端部は、鍔状に張り出したフランジ部31Aを有し、フランジ部31Aが第2底壁4Aの内側部分4Cに対して下側Z2から固定されることによって、内槽4に連結される。モータ9が駆動されて第1伝達軸31に駆動力が伝達されると、内槽4が回転軸線Jまわりに回転する。第2伝達軸32においてフランジ部31Aよりも上側Z1にはみ出た上端部32Aは、回転部材8の底板部21の取込口21Aに対して下側Z2から挿通され、天板部20の円中心部に固定される。モータ9が駆動されて第2伝達軸32に駆動力が伝達されると、回転部材8が回転軸線Jまわりに回転する。
洗浄機1において実行される運転は、例えば、洗い工程と、すすぎ工程と、脱水工程とを含む。洗い工程およびすすぎ工程を、洗浄工程と総称してもよい。洗い工程が開始されると、洗剤を含んだ水が、内槽4の第2内部空間12に供給され、外槽3および内槽4に溜められる。この状態でモータ9が駆動され、回転部材8が回転する。回転部材8の回転中において、内槽4は、停止した状態にある。配置領域14において回転部材8の周囲、詳しくは回転部材8の下側Z2に存在する水は、実線の矢印で示すように、回転部材8の回転による遠心力によって、底板部21の取込口21Aから各水路23に流れ込んで各水路23を径方向外側R2へ流れる。すると、外槽3の第1底壁3Aと内槽4の第2底壁4Aとの隙間Vに存在する水が、回転部材8の回転に応じて、第2底壁4Aの貫通穴4Gから配置領域14に吸い込まれ、取込口21Aを経由して各水路23を径方向外側R2へ流れる。このように回転部材8の回転によって各水路23を径方向外側R2へ流れた水は、水路23の出口23Aから流出した後に、各供給路25に到達する。
供給路25Aに到達した水は、回転部材8の回転に伴う後続の水に押されることによって、実線の矢印で示すように、連通口5Aから洗浄領域16に上側Z1へ勢いよく吹き出すように供給される。供給路25Bに到達した水は、回転部材8の回転に伴う後続の水に押されることによって、実線の矢印で示すように、供給路25内つまり揚水路17内を上昇し、揚水部材6の吐出口6Aから勢いよく吹き出して洗浄領域16内に降り注ぐように供給される。このように回転部材8の回転に応じて連通口5Aおよび吐出口6Aから洗浄領域16に吹き出した水によって、洗浄領域16には水流が発生する。この水流が洗浄領域16の洗浄対象物Qに浴びせられたり、洗浄対象物Qを撹拌したりすることによって、洗浄対象物Qが洗浄される。また、水に含まれる洗剤によって洗浄対象物Qの汚れが分解される。
洗浄領域16に供給された水は、第2周壁4Bの貫通穴4Gを通って第1周壁3Bと第2周壁4Bとの隙間Wに流出し、破線の矢印で示すように、第1底壁3Aと第2底壁4Aとの隙間Vへ流れ落ちてから、回転する回転部材8に引き寄せられることによって、第2底壁4Aの貫通穴4Gを通って配置領域14における回転部材8の周囲に戻る。配置領域14に取り込まれた水は、回転部材8の回転によって、再び各水路23を通って連通口5Aおよび吐出口6Aから洗浄領域16に吹き出す。つまり、回転部材8の回転中では、回転部材8の周囲の水が、洗浄領域16まで上昇してから、貫通穴4Gと隙間Wと隙間Vとで構成された第1の経路K1を経由することによって回転部材8の周囲へ戻るように循環する。循環する水は、内槽4の洗浄領域16を通る際に、前述したように洗浄対象物Qに浴びせられて洗浄対象物Qの洗浄に寄与する。
ただし、回転部材8の回転速度が高かったり、各水路23を流れる水の量が多かったりすることによって、連通口5Aおよび吐出口6Aから洗浄領域16へ吹き出す水の量が、第1の経路K1を経由して回転部材8の周囲へ戻る水の量を上回る場合がある。この場合には、回転部材8の回転中において第1の経路Kの水が減少してしまう。これにより、洗浄領域16へ吹き出す水の量が極端に減り、最悪の場合には水の循環が停止する虞がある。また、第1の経路K1などでエア噛みが発生することによって大きな騒音が発生する虞もある。かといって、洗浄領域16から戻す水の量を増やすために第1の経路K1を広く確保することは困難である。特に、第2周壁4Bにおいて貫通穴4Gが形成される内側部分4Cは、第1伝達軸31のフランジ部31Aに固定される部品であるため、内側部分4Cにおいて貫通穴4Gを大きく確保するには限界がある。
そこで、洗浄領域16における水位Lが、ガイド流路18の取込口18Aと同じか、取込口18Aよりも上側Z1にある場合には、洗浄領域16の水が、1点鎖線の矢印で示すように、フィルタユニット19の保持部材19Bの開口19Cとフィルタ部材19Aと取込口18Aとを順番で通過してガイド流路18に取り込まれ、ガイド流路18を流れ落ちる。ガイド流路18を流れ落ちた水は、1点鎖線の矢印で示すように、流出路15の入口15Aから流出路15に流入し、流出路15に沿って落下しながら回転部材8側へ流れる。その際、第2底壁4Aの外側部分4Dにおいて流出路15を下側Z2から塞いだガイド部4Jが、流出路15を流れる水を径方向内側R1へ向けることによって回転部材8へ導く。このように流出路15によって洗浄領域16から回転部材8側へ接近するように流出させられた水は、出口15Bから、配置領域14における回転部材8よりも下側Z2の部分に流出する。そして、このように流出した水は、回転部材8の回転によって、再び各水路23を通って連通口5Aおよび吐出口6Aから洗浄領域16に吹き出す。つまり、回転部材8の回転中において、内槽4の第2内部空間12における水は、ガイド流路18および流出路15で構成された第2の経路K2を経由することによって、配置領域14と洗浄領域16との間で循環する。
このような水の循環が所定時間繰り返されると回転部材8の回転が停止され、外槽3および内槽4の水が、外槽3に接続された排水路(図示せず)から機外に排水される。これにより、洗い工程が完了する。洗い工程に続いて、すすぎ工程が開始される。すすぎ工程では、洗剤を含まない水、例えば水道水が、内槽4の第2内部空間12に供給され、外槽3および内槽4に溜められる。この状態でモータ9が駆動され、回転部材8が回転する。すすぎ工程でも、内槽4は、停止した状態にある。回転部材8の回転により、内槽4の第2内部空間12における水は、洗い工程の場合と同様に、連通口5Aおよび吐出口6Aから洗浄領域16に吹き出して洗浄領域16に水流を発生させながら、第1の経路K1および第2の経路K2を介して配置領域14と洗浄領域16との間で循環する。この水流が洗浄領域16の洗浄対象物Qに浴びせられたり、洗浄対象物Qを撹拌したりすることによって、洗浄対象物Qがすすがれる。
このような水の循環が所定時間繰り返されると回転部材8の回転が停止され、外槽3および内槽4の水が排水される。これにより、すすぎ工程が完了する。すすぎ工程は複数回繰り返されてもよい。すすぎ工程に続いて、脱水工程が開始される。脱水工程では、モータ9が駆動され、内槽4だけが高速回転する。これにより、内槽4内の洗浄対象物Qに遠心力が作用するので、洗浄対象物Qは、内槽4の内面つまり第2周壁4Bの内周面4Hに押し付けられることによって脱水される。脱水により洗浄対象物Qから染み出た水は排水される。脱水工程は、中間脱水工程として洗い工程の直後や各すすぎ工程の直後に実行されてもよく、その場合、最後のすすぎ工程の直後の脱水工程は、最終脱水工程である。最終脱水工程が終了することにより、洗浄機1の運転が終了する。
なお、洗浄機1は、最終脱水工程後の内槽4内に温風を供給する乾燥ユニット(図示せず)を備えてもよい。この場合の洗浄機1は、乾燥ユニットの温風によって内槽4内の洗浄対象物Qを乾燥する乾燥工程を実行できる。乾燥工程では、内槽4が回転することによって内槽4内の洗浄対象物Qが撹拌されるので、洗浄対象物Qの全体に万遍なく温風を浴びせることができる。
以上のように、洗浄機1では、洗い工程やすすぎ工程における回転部材8の回転中において、流出路15が、洗浄領域16の水を回転部材8側へ流出させる。これにより、洗浄領域16の水を、第1の経路K1よりも短い第2の経路K2経由で回転部材8側へ積極的かつ速やかに送り込むことができるので、回転部材8の周囲の水が減少することを抑制できる。そのため、回転中の回転部材8が周囲の水を供給路25に流し続けることができるので、供給路25が洗浄領域16に水を供給し続けることができる。よって、水の循環を効率的に継続することができる。さらに、第1の経路K1と第2の経路K2という2つの経路を用いることによって多量の水を循環させることができるので、洗浄領域16の洗浄対象物に多量の水を浴びせることによって洗浄力の向上を図れる。
また、第2底壁4Aに設けられた遮断部4Iが供給路25と流出路15との間を遮断するので、供給路25を流れる水が洗浄領域16に到達する前に流出路15に漏れたり、流出路15を流れる水が回転部材8側へ流出する前に供給路25に漏れたりすることが抑制される。これによって、供給路25および流出路15のそれぞれにおいて水を目的地まで漏れなく流すことができるので、水の循環を確実に継続することができる。
また、洗浄領域16において流出路15から上側Z1へ延びたガイド流路18が、その上部の取込口18Aから洗浄領域16の水を取り込むので、ガイド流路18に取り込まれた水は、ガイド流路18を流れ落ちて流出路15に流入する。この場合、洗浄領域16の水を流出路15に取り込むための取込口18Aを、洗浄領域16の洗浄対象物Qから上側Z1へ離して配置することができるので、洗浄対象物Qが取込口18Aにへばりついて取込口18Aを塞ぐことを防止できる。これにより、洗浄領域16の水を、途切れることなく取込口18Aからガイド流路18経由で流出路15に取り込んで、流出路15によって回転部材8側へ流出させ続けることができる。そのため、水の循環を確実に継続することができる。
また、取込口18Aがガイド流路18の上部に位置するので、取込口18Aには洗浄領域16内のごみや糸屑などの異物が侵入しにくい。さらに、洗浄領域16の水が取込口18Aに取り込まれる際、取込口18Aに設けられたフィルタ部材19Aによって、この水に含まれるごみや糸屑などの異物を捕獲することができる。そのため、異物の侵入を考慮せずに、取込口18A、ガイド流路18および流出路15を広くすることができる。そのため、洗浄領域16からの多量の水を取込口18Aからガイド流路18および流出路15に取り込んで循環させることができるので、水の循環効率を高めることができる。
また、第2底壁4Aに形成されたガイド部4Jが、流出路15を流れる水を回転部材8の回転軸線J側へ導くので、回転部材8の周囲の水が減少することを一層抑制できる。そのため、回転中の回転部材8が周囲の水を供給路25へ確実に流し続けることができるので、水の循環を確実に継続することができる。
なお、第2底壁4Aには、流出路15を第1底壁3Aと第2底壁4Aとの隙間Vへ上側Z1から連通させる貫通穴4Kが形成されてもよい。洗浄領域16から流出路15を流れる水は、2点鎖線の矢印で示すように貫通穴4Kから隙間Vへ流出した後に、回転部材8の回転に応じて、第2底壁4Aの貫通穴4Gから配置領域14に流入し、回転部材8の取込口21Aに取り込まれて各水路23を径方向外側R2へ流れる。この場合においても、流出路15は、洗浄領域16の水を、貫通穴4Kおよび隙間V経由で回転部材8側へ流出させる。ちなみに、第2底壁4Aの貫通穴4Gは、近くの水を積極的に配置領域14に吸い込む傾向にあるので、ガイド部4Jによって、流出路15を流れる水を貫通穴4Gへ優先的に供給すれば、回転部材8の回転中において第1の経路K1の水が無くなってしまうことを確実に防止できる。なお、貫通穴4Kは、径方向Rにおいて流出路15における入口15Aと出口15Bとの間の途中位置に形成されてもよい。または、貫通穴4Kは、径方向Rにおいて入口15Aとほぼ同じ位置、つまり、入口15Aの直下に位置してもよく、その場合には、貫通穴4Kが出口15Bを兼ね、ガイド部4Jが省略されてもよい。
この発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項に記載の範囲内において種々の変更が可能である。
図3は、変形例に係る洗浄機1の内部構造の縦断面図である。図3において、以上で説明した部分と同一の部分には同一番号を付して、当該部分についての説明は省略する。前述した実施形態の洗浄機1は、回転部材8が、上下に扁平に形成されて、洗浄対象物Qに接触しないように仕切部材5によって上側Z1から覆われた状態にある。図3に示す変形例のように、回転部材8は、いわゆるパルセータであってもよく、この場合の天板部20は、洗浄領域16へ盛り上がった形状を有する。この場合、仕切部材5が省略されるが、回転部材8の外周部と、内槽4の第2底壁4Aの外側部分4Dの外縁部4Eとの間に、前述した供給路25Aが形成される。供給路25Aと流出路15との間は、前述した遮断部4Iによって遮断された状態にある。
変形例に係る回転部材8は、洗浄工程において回転しながら洗浄対象物Qに接触することによって洗浄対象物Qを撹拌する。その際、前述した実施形態と同様に、回転部材8の周囲の水が、回転部材8の各水路23を通って径方向外側R2へ流れ、各供給路25から洗浄領域16の洗浄対象物Qに浴びせられる(実線の矢印参照)。洗浄領域16に供給された水は、貫通穴4Gと隙間Wと隙間Vとで構成された第1の経路K1(破線の矢印参照)を経由したり、ガイド流路18と流出路15とで構成された第2の経路K2(1点鎖線の矢印参照)を経由したりすることによって、回転部材8の周囲へ戻るように循環する。
また、前述した回転軸線Jは、上下方向Zに沿って垂直に延びてもよいし、上下方向Zに対して若干傾斜してもよい。
1 洗浄機
3 外槽
3A 第1底壁
3B 第1周壁
4 内槽
4A 第2底壁
4B 第2周壁
4G 貫通穴
4I 遮断壁
4J ガイド部
8 回転部材
11 第1内部空間
12 第2内部空間
15 流出路
16 洗浄領域
18 ガイド流路
18A 取込口
19A フィルタ部材
25 供給路
J 回転軸線
Q 洗浄対象物
R2 径方向外側
Z1 上側

Claims (5)

  1. 第1底壁と、前記第1底壁から立ち上がった環状の第1周壁と、前記第1底壁および前記第1周壁によって囲まれた第1内部空間とを有し、前記第1内部空間に水が溜められる外槽と、
    前記第1底壁の上側に配置された第2底壁と、前記第2底壁から立ち上がり、前記第1周壁によって囲まれた環状の第2周壁と、前記第2底壁および前記第2周壁によって囲まれた第2内部空間とを有し、前記外槽との間で水を行き来させるための貫通穴が前記第2底壁および前記第2周壁に形成され、前記第2内部空間に洗浄対象物が収容される内槽と、
    前記第2内部空間において前記第2底壁の上側に配置された回転部材であって、回転することによって周囲の水を前記回転部材の回転軸線から離れる方向へ流す回転部材と、
    前記回転部材の回転によって前記回転軸線から離れる方向へ流れる水を、前記第2内部空間において前記回転部材の上側で洗浄対象物が配置される洗浄領域に供給する供給路と、
    前記第2底壁において前記貫通穴とは別に設けられ、前記洗浄領域の水を前記回転部材側へ流出させる流出路とを含み、
    前記第2底壁に形成された前記貫通穴は、前記回転軸線側の第1貫通穴と、前記第1貫通穴よりも前記回転軸線から離れた位置に配置されて前記流出路を前記第1底壁と前記第2底壁との隙間へ上側から連通させる第2貫通穴とを含む、洗浄機。
  2. 前記第2底壁に設けられ、前記供給路と前記流出路との間を遮断した遮断部を含む、請求項1に記載の洗浄機。
  3. 前記洗浄領域において前記流出路から上側へ延びたガイド流路であって、前記洗浄領域の水を取り込むための取込口を上部に有するガイド流路と、
    前記取込口に設けられたフィルタ部材とを含む、請求項1または2に記載の洗浄機。
  4. 前記第2内部空間を、前記洗浄領域と、前記洗浄領域の下側に位置して前記回転部材が配置された配置領域とに上下に仕切る仕切部材を含む、請求項1〜のいずれか一項に記載の洗浄機。
  5. 前記第2底壁に形成され、前記流出路を流れる水を前記回転部材へ導くガイド部を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の洗浄機。
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