JP6823982B2 - シートパッド - Google Patents

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Description

本発明はシートパッドに関し、特にぐらつき感を抑制できるシートパッドに関するものである。
車両や船舶、航空機等の乗物に装備される座席や家具等の椅子などに用いられる軟質ポリウレタンフォーム製のシートパッドでは、使用者が横方向のぐらつき感を覚えることがある。例えば、車両が緩いカーブを走行したり車線変更したりするときの低周波数帯(例えば1Hz程度)の振動入力により、シートパッドが変形して、横滑りやロール軸回りの横揺れ等のぐらつき感が生じることがある。ぐらつき感は、操縦安定性に影響を与える要因である。このぐらつき感を抑制するために、シートパッドの硬さを設定する技術がある(特許文献1)。
特開2016−22320号公報
しかしながら、上述した従来の技術に対して、燃費向上等の観点からシートパッドの軽量化の要求がある。
本発明は上述した要求に応えるためになされたものであり、ぐらつき感を抑制しつつ軽量化できるシートパッドを提供することを目的としている。
課題を解決するための手段および発明の効果
この目的を達成するために請求項1記載のシートパッドは、軟質ポリウレタンフォーム製であり、表面と裏面との間を厚さ方向に5等分して表面側から順に第1層、第2層、第3層、第4層、第5層としたときに、第4層の硬さと第3層の硬さとが等しいものを含み、硬さが大きいものから第5層、第4層、第3層、第2層の順に並ぶ。第4層の硬さは第1層の硬さ以上で、第2層の硬さは第1層の硬さより小さく設定され、硬さは、JISK6400−2(2012年版)に規定されるD法に準拠して測定される25%硬さである。第1層、第2層、第3層、第4層、第5層に包まれるように着座者は体が支持されるので、ぐらつき感を抑制できる効果がある。シートパッドは、表面および裏面を除く中心部の密度が45〜55kg/mに設定されるので軽量化できる。従って、ぐらつき感を抑制しつつ軽量化できる効果がある。
請求項記載のシートパッドによれば、第1層の硬さに対する第5層の硬さの比率は1.2以上に設定されるので、請求項1の効果に加え、第5層によって着座者の体が沈み込み過ぎないようにできる効果がある。
請求項記載のシートパッドによれば、JISK6400−5(2012年版)に準拠した引張試験により求めた応力−ひずみ曲線における、ひずみ1.0から1.5までの傾きである引張モジュラスが150kPa以下である。シートパッドの表面に対して水平方向の引張応力を抑制できるので、振動入力によって着座者の体が垂直方向に対して傾く角度を小さくできる。よって、請求項1又は2の効果に加え、着座者が覚えるぐらつき感をさらに抑制できる効果がある。
本発明の一実施の形態における軟質ポリウレタンフォームが適用されるシートパッドの断面図である。 第1層から第5層までの硬さ勾配を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態における軟質ポリウレタンフォームが適用されるシートパッド10の断面図である。本実施の形態では、自動車のシートクッションに適用されるシートパッド10について説明する。図1の矢印U−D,L−R,F−Bは、シートパッド10が搭載された車両(図示せず)の上下方向、左右方向、前後方向をそれぞれ示している。図1では、理解を容易にするため、サポート部11のハッチングが省略されている。
図1に示すようにシートパッド10は、軟質ポリウレタンフォーム製であり、着座者の臀部および大腿部の裏側を支持するサポート部11と、サポート部11の左右方向(矢印L−R方向)の両側に配置されるサイド部12とを備えている。サポート部11は、着座者の体が押し付けられる表面13と、表面13の反対側の裏面14とを有している。
サイド部12は、着座者の大腿部および臀部の側部を支持する部位である。サポート部11とサイド部12との境界部分には、前後方向(図1紙面垂直方向)に延びる一対の溝15が形成される。溝15は、ファブリックや合成皮革または皮革等の表皮(図示せず)を引き寄せた状態でシートパッド10に固定するための部位である。
シートパッド10は、車両の上下方向、即ちサポート部11の厚さ方向の硬さ(25%ILD)が異なる点に特徴がある。硬さを測定するための試験片は、サポート部11を厚さ方向に5等分して表面13側から順に第1層21、第2層22、第3層23、第4層24、第5層25とし、各層の中央からそれぞれ採取する。試験片は縦横それぞれ400mmの正方形の板状であり、試験片の厚さはサポート部11を5等分した厚さである。硬さの測定はJIS K6400−2(2012年版)のD法に準拠する。
シートパッド10は密度が45〜55kg/mに設定される。密度を測定するための試験片は、サポート部11の表面13及び裏面14を除く中心部から採取する。表面13及び裏面14を除くのは、硬いスキンを除くためである、試験片の質量と体積とを測定し密度を算出する。密度を45〜55kg/mに設定することにより、座り心地を犠牲にしてシートパッド10の厚さを必要以上に薄くしなくても軽量化できる。その結果、車両の燃費の向上に寄与する軽量化と座り心地の確保とを両立できる。
図2はシートパッド10の第1層21から第5層25までの硬さ(25%ILD)を示す図である。図2は第1層21の硬さに対する硬さ勾配を示す線図である。図2において、A及びBはシートパッド10の代表的な硬さ勾配を示す線図であり、Cは比較例におけるシートパッドの線図である。図2の横軸はサポート部11の層であり、縦軸は第1層21の硬さを1としたときの各層の硬さの比率を示している。
図2のA及びBにおけるシートパッド10は、硬さが大きいものから第5層25、第4層24、第3層23、第2層22の順に並んでいる。これにより、着座者がシートパッド10に腰掛けると、第1層21、第2層22、第3層23、第4層24、第5層25に体が沈む込み、第1層21、第2層22、第3層23、第4層24、第5層25に包まれるように体が支持される。さらに、第4層24の硬さは第1層21の硬さよりも大きいので、第4層24及び第5層25によって臀部や大腿部の沈み込みを抑制できる。その結果、底つき感を抑制しつつ、ぐらつき感を抑制できる。
一方、図2のCにおけるシートパッドは、硬さが小さいものから第3層、第4層、第5層の順に並んでいるが、第2層の硬さと第3層の硬さとが略同じである。また、第4層の硬さは第1層の硬さよりも小さい。このシートパッドに着座者が腰掛けると、第1層から第4層までが大きく圧縮され、それらが第5層に対して揺れ動く。そのため、ぐらつき感が現れ易いという問題点がある。
A及びBにおけるシートパッド10は、この問題点を解決できる。さらにA及びBに示すシートパッド10は、第4層24の硬さに対する第5層25の硬さの比率が、第1層21の硬さに対する第4層24の硬さの比率よりも大きい。即ち図2において、第4層24の硬さと第5層25の硬さとを結ぶ直線の傾きが、第1層21の硬さと第4層24の硬さとを結ぶ直線の傾きよりも大きい。これにより、第5層25による支持力を確保できるので、ぐらつき感および底つき感の抑制に効果がある。
A及びBにおけるシートパッド10は、第1層21の硬さに対する第5層25の硬さの比率が1.2〜2.0に設定されるのが好ましい。第5層25によって着座者の体が沈み込み過ぎないようにすると共に、第5層25が硬くなり過ぎることによる違和感を抑制するためである。
A及びBにおけるシートパッド10は、第1層21の硬さに対する第4層24の硬さの比率が1.0〜1.5に設定されるのが好ましい。第4層24による支持力を確保するためである。また、A及びBにおけるシートパッド10は、第1層21の硬さに対する第3層23の硬さの比率が1.0〜1.4に設定されるのが好ましい。第3層23から第5層25による支持力を確保するためである。A及びBにおけるシートパッド10は、第2層22の硬さに対する第3層23の硬さの比率が、1.05〜1.33に設定されるのが好ましい。これも第3層23から第5層25による支持力を確保するためである。
なお、Aにおけるシートパッド10は第2層22の硬さが第1層21の硬さより大きく、Bにおけるシートパッド10は第2層22の硬さが第1層21の硬さより小さい。Aにおけるシートパッド10は第2層22の硬さが第1層21の硬さより大きいので、Bにおけるシートパッド10に比べて、第1層21に体が押し付けられるときの柔らかさと第2層22から第5層25によるホールド性とを向上できる。
シートパッド10は、引張モジュラスが150kPa以下に設定されるのが好ましい。引張モジュラスは、JISK6400−5(2012年版)に準拠した引張試験により求めた応力−ひずみ曲線における、ひずみ1.0から1.5までの傾きをいう。引張試験のためのダンベル型の試験片は、サポート部11の表面13及び裏面14を除く中心部から採取する。試験片に引張力を加えたときのひずみを横軸にとり、試験前の試験片の断面積で引張力を除して得られる応力を縦軸にとることで、応力−ひずみ曲線を作図する。ひずみが1.5のときの応力σ[Strain1.5]とひずみが1.0のときの応力σ[Strain1.0]とを応力−ひずみ曲線から求め、(σ[Strain1.5]−σ[Strain1.0])/0.5の計算式により算出される値を引張モジュラス(単位:kPa)とする。
シートパッド10のサポート部11が着座者を支持すると、着座者によって、サポート部11の表面13に対して垂直方向の圧縮応力および水平方向の引張応力がサポート部11に作用する。車両が緩いカーブを走行したり車線変更したりするときの水平方向の低周波数帯(例えば1Hz程度)の振動がサポート部11に入力されると、引張応力の方向や大きさが変化し、それに伴い圧縮応力との合力の方向や大きさが変化する。シートパッド10は、サポート部11の引張モジュラスが150kPa以下に設定されると、合力の方向(傾き)を垂直方向へ近づけることができる。その結果、振動入力によって着座者の体が垂直方向に対して傾く角度を小さくできるので、シートパッド10は着座者が覚えるぐらつき感を抑制できる。
なお、シートパッド10は引張モジュラスが40kPa以上に設定されるのが好ましい。サポート部11の表面13に対する水平方向の荷重入力に対する反発力を確保し、ホールド性を確保するためである。
次にシートパッド10の製造方法について説明する。シートパッド10は、ポリオール成分、発泡剤、架橋剤および整泡剤を含有するポリオール組成物と、イソシアネート成分とを混合し、その混合液(発泡原液)を成形型(図示せず)へ注入し、成形型内で発泡・硬化させて製造する。以下、軟質ポリウレタンフォーム(フォーム)を製造するためのポリオール組成物およびイソシアネート成分について説明する。
ポリオール成分は、ポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリオレフィンポリオール、ラクトン系ポリオール等のポリオールが挙げられ、このうちの1種または2種以上の混合物を使用することができる。この中でも、原料費が安価で耐水性に優れている点で、ポリエーテルポリオールが好ましい。
ポリオール成分は、必要に応じてポリマーポリオールを併用できる。ポリマーポリオールとしては、例えば、ポリアルキレンオキシドからなるポリエーテルポリオールにポリアクリルニトリル、アクリロニトリル−スチレン共重合体等のポリマー成分をグラフト共重合させたものが挙げられる。
ポリオール成分の重量平均分子量は5000〜10000であることが好ましい。重量平均分子量が5000未満の場合、得られるフォームの柔軟性が失われ、物性の悪化や弾性性能が低下しやすい。重量平均分子量が10000を超える場合は、フォームの硬度が低下しやすい。
発泡剤としては、主に水が用いられる。必要に応じて、少量のシクロペンタンやノルマルペンタン、イソペンタン、HFC−245fa等の低沸点有機化合物を併用することや、ガスローディング装置を用いて原液中に空気、窒素ガス、液化二酸化炭素等を混入溶解させて成形することもできる。
発泡剤としての水の配合量は、ポリオール成分100質量部に対して3〜5質量部が好ましい。密度が45〜55kg/mの比較的低密度のフォームの成形性を確保するためである。ポリオール成分100質量部に対して水が3質量部より少なくなるにつれ、得られるフォームの密度が高くなる傾向がみられる。ポリオール成分100質量部に対して水が5質量部より多くなるにつれ、成形時にセルが崩壊し易くなりフォームを成形し難くなる傾向がみられる。
架橋剤としては、低分子量の多価活性水素化合物が使用される。架橋剤により、シートパッドのばね特性の調整が容易になる。架橋剤としては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、トリメチロールプロパン、グリセリン等の多価アルコール類、並びにこれらの多価アルコール類を開始剤としてエチレンオキシドやプロピレンオキシドを重合させて得られる化合物、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、N−メチルジエタノールアミン等のアルカノールアミン類等が挙げられる。これらの化合物は単独で、又は2種以上を混合して使用される。
架橋剤の配合量は、ポリオール成分100質量部に対して0.3〜1.5質量部が好ましい。橋かけ構造を適度に形成して成形時のセルの安定性を確保しつつ、得られるフォームの引張モジュラスを低下させ、且つ、厚さ方向の硬さ勾配を設けるためである。ポリオール成分100質量部に対して架橋剤が0.3質量部より少なくなるにつれ、成形時のセルの安定性が低下する傾向がみられる。ポリオール成分100質量部に対して架橋剤が1.5質量部より多くなるにつれ、得られるフォームの引張モジュラスが上昇する傾向がみられる。
整泡剤は、気泡の形成を促進・安定化する成分である。整泡剤としては、例えば、有機珪素系界面活性剤、脂肪酸塩、硫酸エステル塩、リン酸エステル塩、スルホン酸塩等の陰イオン界面活性剤が使用可能である。整泡剤は、重量平均分子量4000〜6000のものが好ましい。成形時の初期の発泡圧力に耐え得る均一なセルを形成するためである。整泡剤の重量平均分子量が4000よりも小さくなるにつれ、成形時に形成されるセルの強度が低下する傾向がみられる。整泡剤の重量平均分子量が6000よりも大きくなるにつれ、セルの大きさが不均一になる傾向がみられる。
整泡剤の配合量は、ポリオール成分100質量部に対して0.05〜0.1質量部が好ましい。フォームの成形性と寸法安定性とを確保するためである。ポリオール成分100質量部に対して整泡剤が0.05質量部より少なくなるにつれ、成形時にセルが崩壊し易くなりフォームを成形し難くなる傾向がみられる。ポリオール成分100質量部に対して整泡剤が0.1質量部より多くなるにつれ、独立気泡が過剰に形成され易くなり寸法安定性が低下する傾向がみられる。
ポリオール組成物は、さらに必要に応じて、触媒、破泡剤、難燃剤、可塑剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、着色剤、各種充填剤、内部離型剤、その他の加工助剤を含有する。
触媒としては、当該分野において公知である各種ウレタン化触媒が使用できる。例えば、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、ジメチルベンジルアミン、N,N,N′,N′−テトラメチルヘキサメチレンジアミン、N,N,N′,N′,N″−ペンタメチルジエチレントリアミン、ビス−(2−ジメチルアミノエチル)エーテル等の反応性アミン、又は、これらの有機酸塩;酢酸カリウム、オクチル酸カリウム等のカルボン酸金属塩、スタナスオクトエート、ジブチルチンジラウレート、ナフテン酸亜鉛等の有機金属化合物等が挙げられる。また、N,N−ジメチルエタノールアミン、N,N−ジエチルエタノールアミン等の活性水素基を有するアミン触媒も好ましい。触媒の好ましい添加量は、ポリオール成分に対して、0.01〜10質量%である。
破泡剤は、反応時にセルを壊して連続気泡の形成を促進する成分である。破泡剤としては、ポリエーテルポリオール等の脂肪族多価アルコール、パラフィン、ポリブタジエン等が用いられる。脂肪族多価アルコールとしては、重量平均分子量が4000以下のものが好適である。
破泡剤の配合量は、ポリオール成分100質量部に対して2〜7質量部が好ましい。連続気泡の形成を促進してフォームの寸法安定性を確保するためである。ポリオール成分100質量部に対して破泡剤が2質量部より少なくなるにつれ、独立気泡が過剰に形成され易くなり成形後のフォームが収縮し易くなるので、フォームの寸法安定性が低下する傾向がみられる。ポリオール成分100質量部に対して破泡剤が7質量部より少なくなるにつれ、セルの破壊が進行してフォームの硬さが低下する傾向がみられる。
イソシアネート成分としては、公知の各種多官能性の脂肪族、脂環族および芳香族のイソシアネートを用いることができる。例えば、トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、トリフェニルジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンポリイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、オルトトルイジンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート等を挙げることができ、これらは1種を単独で、又は2種以上を併用してもよい。
ジフェニルメタンジイソシアネートに代表されるMDI系イソシアネートとしては、ジフェニルメタンジイソシアネート(ピュアMDI)、ポリフェニレンポリメチレンポリイソシアネート(ポリメリックMDI)、これらのポリメリック体、これらのウレタン変性体、ウレア変性体、アロファネート変性体、ビウレット変性体、カルボジイミド変性体、ウレトンイミン変性体、ウレトジオン変性体、イソシアヌレート変性体、更にこれらの2種以上の混合物などが挙げられる。
イソシアネート成分として、末端イソシアネートプレポリマーを用いることも可能である。末端イソシアネートプレポリマーは、ポリエーテルポリオールやポリエステルポリオール等のポリオールとポリイソシアネート(TDI系イソシアネートやMDI系イソシアネート等)とを予め反応させたものである。末端イソシアネートプレポリマーを用いることにより、混合液(発泡原液)の粘度やポリマーの一次構造、相溶性を制御することができるので好適である。
本実施の形態では、イソシアネート成分として、TDI系イソシアネートによる弾性フォームに比べて反発弾性の小さい弾性フォームを成形できるMDI系イソシアネートが好適に用いられる。MDI系イソシアネートとTDI系イソシアネートとの混合物を用いる場合、その質量比はMDI系:TDI系=100:0〜75:25好ましくは100:0〜80:20とされる。イソシアネート成分中のTDI系の質量比が20/100より大きくなるにつれ、得られるフォームのぐらつき感が低下する傾向がみられ、TDI系の質量比が25/100より大きくなると、その傾向が著しくなる。
イソシアネート成分のイソシアネートインデックス(活性水素基に対するイソシアネート基の等量比の百分率)は、例えば85〜130に設定される。イソシアネートインデックスは、ポリオール成分、架橋剤等の内の全ての活性水素基に対して換算する。
本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない。1〜17の各サンプルを成形する原料(ポリオール組成物およびイソシアネート)の配合を表1に示す。表1に示す数値は単位質量(質量比率)である。イソシアネートはイソシアネートインデックスが100になるように配合した。
Figure 0006823982
なお、表1に示す各成分は以下のとおりである。
ポリオール1:ポリエーテルポリオールEP828(三井化学株式会社)、重量平均分子量6000
ポリオール2:ポリエーテルポリオールEL820(旭硝子株式会社)、重量平均分子量5000
ポリオール3:ポリマーポリオールPOP3623(三井化学株式会社)
架橋剤1:ジエタノールアミン
架橋剤2:グリセリン
架橋剤3:EL980(旭硝子株式会社)
破泡剤1:ポリエーテルポリオールEP505S(三井化学株式会社)、重量平均分子量3000
破泡剤2:ポリエーテルポリオールFA159(三洋化成工業株式会社)、重量平均分子量6000
整泡剤1:L3625(モメンティブ株式会社)
整泡剤2:B8736LF2(エボニック株式会社)
整泡剤3:SF2936F(東レダウコーニング株式会社)、重量平均分子量4000〜6000、末端基−OCH
整泡剤4:SF2945(東レダウコーニング株式会社)、重量平均分子量4000〜6000、末端基−OH
触媒1:TEDA−L33(東ソー株式会社)
触媒2:ToyocatET(東ソー株式会社)
イソシアネート1:ポリメリックMDI 2,4′−MDI・4,4′−MDI混合物
イソシアネート2:TM20(三井化学株式会社)
なお、ポリオール及び整泡剤の重量平均分子量は、GPC法(ゲル浸透クロマトグラフィ)による測定値である。
(試験方法)
表1に示す質量比率で各成分を常法にて配合し、均一に混合して発泡原液を得た後、その所定量を所定形状の成形型(下型)に注入した。下型に上型を被せて成形型内で発泡・硬化させた。その後、脱型して、底面の一辺が約400mm、厚さ約100mmの正四角柱状の軟質ポリウレタンフォームのサンプル1〜17を得た。
各サンプルについて密度、25%ILD、たわみ及び引張モジュラスを求め、その結果を表1に記した。また、各サンプルを厚さ方向に5等分した各層の25%ILD(硬さ)を求めた後、第1層の硬さに対する各層の硬さの比率(硬さ比)を算出し、表1に記した。
密度は、スキンを除く縦100mm、横100mm、高さ50mmの直方体の試験片をサンプルの中心部から採取し、その試験片の質量を測定することにより算出した(単位:kg/m)。
25%ILDは、JIS K6400−2(2012年版)D法に準拠する以下の方法で試験片に予備圧縮をした後に測定した。サンプル(一辺が約400mm、厚さ約100mm)を試験片とした。予備圧縮は以下の方法によった。試験片の中央が加圧板の中央となるように支持板の上に試験片を置いた。試験片は、サンプルの裏面側(成形型の上型側)を支持板に向けて置いた。加圧板(直径200mmの平らな円盤)で5Nの力を加えたときの加圧板の位置を初期位置とし、そのときの試験片の厚さを0.1mmまで読み取った。その後、速度50mm/分で試験片の厚さの75%まで加圧し、直ちに同じ速度で加圧板を初期位置に戻した(以上が予備圧縮)。予備圧縮後、20秒間放置した後、速度50mm/分で試験片の厚さの25%まで加圧板で加圧し、20秒間保持後の力を読み取り、これを硬さ(25%ILD、単位:N/314cm)とした。
たわみは、JIS K6400−2(2012年版)E法に準拠する以下の方法で試験片に予備圧縮をした後に測定した。予備圧縮は、25%ILDを測定するときの予備圧縮と同じにした。予備圧縮後、60秒間放置した後、速度50mm/分で試験片の厚さの75%まで加圧板で加圧し、直ちに同じ速度で加圧板を初期位置に戻した。この操作において、加圧時の490N荷重印加時のたわみ(単位:mm)を測定した。
引張モジュラスは、JIS K6400−5(2012年版)に準拠する以下の方法で測定した。ダンベル状の打抜き型を使って、スキンを含まないようにサンプルの中心部から厚さ15mmの試験片を採取した。試験片の平行部分に試験片が変形しないよう中心から等間隔かつ長手方向と直角に平行な2本の標線を付けた。標線間距離は40mmとした。試験片の中央の断面に均一に引張力がかかるように、引張試験機のつかみ具を試験片に左右対称に取り付け、200mm/分の速度で引張試験を行い、試験片が破断するまで引張力および標線間距離を測定した。
引張力を加えたときの標線間距離から試験前の標線間距離を減じた距離を試験前の標線間距離で除して得られるひずみを横軸にとり、試験前の試験片の断面積で引張力を除して得られる応力を縦軸にとることで、応力−ひずみ曲線を作図した。ひずみが1.5のときの応力σ[Strain1.5]とひずみが1.0のときの応力σ[Strain1.0]とを応力−ひずみ曲線から求め、(σ[Strain1.5]−σ[Strain1.0])/0.5の計算式により算出される値を引張モジュラス(単位:kPa)とした。
硬さ比を測定した試験片は、サンプルの縦横の中心から、底面の一辺が100mm、厚さ約100mmの正四角柱状のフォームを切り出した後、そのフォームを厚さ方向に5等分して採取した(サンプル13,14を除く)。フォームを厚さ方向に5等分することで、底面の一辺が100mm、厚さ約20mmの5つの試験片を得た。5つの試験片は、フォームの表面側(成形型の下型側)から順に第1層、第2層、第3層、第4層、第5層とした。各層の25%ILD(硬さ)を測定し、第1層の硬さに対する各層の硬さの比率(硬さ比)を求めた。25%ILDの測定方法(予備圧縮を含む)は上述した通りなので、説明を省略する。片面にスキンをもつ試験片は、支持板にスキン側を向けて置き、硬さを測定した。
(評価)
密度、ぐらつき感、成形性について各サンプルを評価し、その結果を表1に記した。密度の評価は、密度が45〜55kg/mのサンプルを「良い(○)」、密度が55kg/mを超えるサンプルを「悪い(×)」とした。密度の評価が「良い」サンプルについて、ぐらつき感の評価を行った。
ぐらつき感は、座面が木製の椅子の上に各サンプル(一辺が約400mm、厚さ約100mmのもの)を置き、試験者がサンプルの上に腰掛けて評価した。試験者は、サンプルの裏面側(成形型の上型側)を椅子の座面に向けて置き、サンプルの表面側(成形型の下型側)に腰を下ろした。試験者が上半身を横に揺らしたときに、上半身に力を入れて留まらないと姿勢が傾くサンプルを「悪い(×)」、上半身に力を入れなくても安定しているサンプルを「良い(○)」とした。
成形性は、外観に異状なく成形が可能なものを「良い(○)」、成形可能だが不均質部分が存在するものを「可(△)」、フォームが崩壊して成形できないものを「悪い(×)」と評価した。
表1に示すように、サンプル13は密度が55kg/mを超えていた。密度を低下させるため、サンプル13に対して発泡剤の配合量を増やしたサンプル14は、フォームが崩壊して成形できなかった。また、トリレンジイソシアネート(TDI)系のイソシアネートを使ったサンプル15〜17は、成形性および密度の評価は良かったが、ぐらつき感の評価が悪かった。
これに対し、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を主体とするイソシアネートを使ったサンプル1〜12は、密度およびぐらつき感の評価が良かった。特に、整泡剤3又は整泡剤4を含むサンプル1〜4,7〜12は、密度、ぐらつき感、成形性の評価がいずれも良好であった。
一方、整泡剤3又は4を含まないサンプル5,6は、密度、ぐらつき感の評価は良好だったものの、成形性の評価が、サンプル1〜4,7〜12に比べてやや劣る結果だった。また、MDI系のイソシアネートを使ったサンプル1〜12は、25%ILD及びたわみに代表される圧縮時の挙動が、TDI系のイソシアネートを使ったサンプル15〜17と同等であった。
しかし、圧縮時の挙動のうち、サンプルを厚さ方向に5等分して得た第1層〜第5層の硬さ比は、サンプル1〜12とサンプル15〜17との間で大きく異なった。即ち、サンプル1〜12は、第5層、第4層、第3層、第2層の順に硬さが小さくなり、且つ、第4層の硬さが第1層の硬さよりも大きいのに対し(図2のA及びB参照)、サンプル15〜17は、第4層の硬さが第1層の硬さよりも小さかった(図2のC参照)。
また、サンプル1〜12は、引張時の挙動である引張モジュラスを150kPa以下にすることができた。サンプル1〜12の引張モジュラスは、サンプル15〜17の引張モジュラスに比べて約40%小さかった。
サンプル1〜12は、サンプル15〜17に対して架橋剤の配合割合およびイソシアネートの種類を変更することで、引張モジュラス及び硬さ比を異ならせることができたと推察する。サンプル1〜12の原料であるポリオール組成物は、ポリオール成分100質量部に対して架橋剤を0.3〜1.5質量部の割合で含有する。これはサンプル15〜17の架橋剤の配合割合よりも低い。その結果、反応時に橋かけ構造を適度に形成できるので、得られるフォームの引張モジュラスを低減できる。
また、成形型の下型に注入された発泡原液のうちイソシアネート成分とポリオール成分とが反応しポリウレタン樹脂が生成する。同様に、イソシアネート成分と発泡剤とが反応してポリアミンと炭酸ガスとが生成する。イソシアネート成分とポリアミンとが反応してポリウレア樹脂が生成する。架橋剤により橋かけ構造が適度に作られるので、樹脂が発泡・硬化するときの硬さを第5層、第4層、第3層、第2層の順に小さく、且つ、第4層の硬さを第1層の硬さよりも大きくできる。このように第1層から第5層に硬さ勾配が設定され、且つ、引張モジュラスを小さくできるので、ぐらつき感を低減できる。
架橋剤が上記の割合の場合、密度が45〜55kg/mのフォームを得るために発泡剤の割合を増やすと、イソシアネート成分と反応して体積が膨張するときの初期の発泡圧力でセル(気泡)が不安定になり易く、フォームが陥没するおそれがある。サンプル1〜4,7〜12は重量平均分子量4000〜6000の整泡剤をポリオール成分100質量部に対して0.05〜0.10質量部含むので、発泡剤の割合を増やしても、初期の発泡圧力に耐え得るセルを形成できる。従って、ぐらつき感を抑制しつつ軽量化できるフォームを製造できる。
サンプル1〜12は、ポリオール成分100質量部に対して2〜7質量部の破泡剤が含まれるので、破泡剤によってセルを開放し、得られるフォームの連続気泡の形成を促進できる。よって、フォームの寸法安定性を向上できる。
サンプル1〜12は、ポリオール組成物と、MDIを主体とするイソシアネート成分とが反応硬化してなるので、トリレンジイソシアネート(TDI)系のイソシアネート成分を用いるサンプル15〜17に比べてフォームの反発弾性を小さくできる。よって、得られるフォームのぐらつき感をさらに低減できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えば、上記実施の形態で挙げた形状は一例であり、他の形状を採用することは当然可能である。
上記実施の形態では、車両(自動車)に搭載される軟質ポリウレタンフォーム製シートパッド(クッション材)について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。軟質ポリウレタンフォームを自動車以外の他の車両(例えば鉄道車両)や船舶、航空機等の乗物に装備されるクッション材やバックパッド材に適用したり、家具等のクッション材やマット材に適用したりすることは当然可能である。
10 シートパッド
13 表面
14 裏面
21 第1層
22 第2層
23 第3層
24 第4層
25 第5層

Claims (3)

  1. 軟質ポリウレタンフォーム製のシートパッドであって、
    表面および裏面を除く中心部の密度が45〜55kg/m に設定され、
    前記表面と前記裏面との間を厚さ方向に5等分して前記表面側から順に第1層、第2層、第3層、第4層、第5層としたときに、
    前記第4層の硬さと前記第3層の硬さとが等しいものを含み、硬さが大きいものから前記第5層、前記第4層、前記第3層、前記第2層の順に並び、
    前記第4層の硬さは前記第1層の硬さ以上で、前記第2層の硬さは前記第1層の硬さより小さく設定され、
    前記硬さは、JISK6400−2(2012年版)に規定されるD法に準拠して測定される25%硬さであることを特徴とするシートパッド。
  2. 前記第1層の硬さに対する前記第5層の硬さの比率は1.2以上に設定されることを特徴とする請求項1記載のシートパッド。
  3. JISK6400−5(2012年版)に準拠した引張試験により求めた応力−ひずみ曲線における、ひずみ1.0から1.5までの傾きである引張モジュラスが150kPa以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートパッド。
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