JP6819234B2 - ランセット - Google Patents

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Description

本開示は、ランセットに関する。
糖尿病患者が血糖値測定を行う際に、穿刺器具が用いられることがある。穿刺器具には種々のものがあるが、繰り返し使用できる器具本体にランセットと呼ばれる使い捨てのカートリッジを装着して穿刺を行うものが広く用いられている。一般的なランセットは、穿刺針が取り付けられた穿刺体と、穿刺体を収容するケースとを有しており、器具本体に設けられたばね等の付勢力により、穿刺体を駆動して皮膚を穿刺する構成になっている。また、穿刺針に雑菌等が付着したり、穿刺部位以外を誤って穿刺したりしないように、穿刺針を覆うキャップが設けられている。
穿刺針を覆うキャップとして種々の構成が検討されているが、単純に穿刺針に被せてあるだけのキャップの場合、引っ張るだけで不用意に外れてしまうという問題がある。このため、脆弱部を介して穿刺体と一体となっており、キャップをケースに対して相対回転させることにより、脆弱部を破断させて外すキャップも検討されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2015−136602号公報
しかしながら、従来のランセットは、穿刺器具本体に装着しなくてもキャップを容易に外すことができる。穿刺器具本体に装着する前にキャップを外すと、ランセットを穿刺器具本体の装着する際に、穿刺針により怪我をしたり、穿刺針が汚染されたりするおそれがある。
本開示の課題は、穿刺器具本体に装着する前に穿刺針が露出してしまう誤操作を引き起こしにくいランセットを実現できるようにすることである。
本開示のランセットの第1の態様は、穿刺器具本体に装着されるランセットを対象とし、穿刺針が取り付けられた穿刺体と、穿刺体を収容するケースと、穿刺針を覆い、回転させることにより取り外すことができるキャップと、穿刺器具本体に装着されていない状態において、キャップ取り外しを規制する取り外し規制部とを備え、取り外し規制部は、穿刺器具本体に装着した際に、キャップの回転を規制する規制位置から、回転の規制が解除された解除位置へ移動する、回転規制部である。
ランセットの第1の態様によれば、穿刺器具本体に装着していない場合に、穿刺針が露出してしまう誤操作を生じにくくすることができる。
ランセットの第1の態様において、回転規制部は、ケースに設けられたケース側係合部と、キャップに設けられたキャップ側係合部とを有し、規制位置においてキャップ側係合部と係合し、穿刺器具本体に装着した際に規制位置から解除位置へ移動するケース側可動片を有していている構成とすることができる。また、回転規制部は、ケースに設けられたケース側係合部と、キャップに設けられたキャップ側係合部とを有し、規制位置においてケース側係合部と係合し、穿刺器具本体に装着した際に規制位置から解除位置へ移動するキャップ側可動片を有している構成とすることもできる。このような構成とすれば、穿刺器具本体に装着していない場合に、穿刺針が露出してしまう誤操作を防ぐ回転規制部を容易に設けることができる。
ランセットの第1の態様において、回転規制部は、穿刺器具本体に装着した際に基端側の規制位置から先端側の解除位置へ移動する回転規制ピンを有している構成とすることができる。このような構成とすれば、大きな設計変更をすることなく、穿刺器具本体に装着していない場合に、穿刺針が露出してしまう誤操作を防ぐ回転規制部を容易に設けることができる。
この場合において、回転規制ピンは、ケースの内部に設けられた溝部と係合するピン本体と、ケースの外側に配置され、ピン本体と連動して移動する、駆動ピンとを有し、穿刺器具本体に装着した際に、駆動ピンは、穿刺器具本体の外壁に当接して先端側に押圧されるようにすることができる。このような構成とすることにより、穿刺器具本体に装着した際の規制の解除がより確実になることで、穿刺針が露出してしまう誤操作をより防ぐことができる。
この場合において、回転規制部は、駆動ピンを覆う駆動ピンカバーを有していてもよい。このような構成とすれば、駆動ピンを手で操作するような誤使用を生じにくくすることができる。
ランセットの第1の態様においてキャップ及びケースの少なくとも一方は、回転規制ピンの規制位置から解除位置への移動を規制する障壁部を有していてもよい。このような構成とすることにより、穿刺器具本体に装着する以外の操作により、回転規制ピンが移動するおそれを低減でき、穿刺器具本体に装着する前に穿刺針が露出することを防ぐ効果が向上する。
ランセットの第1の態様において、取り外し規制部は、回転規制ピンの規制位置から解除位置への移動をガイドする移動ガイド部を有し、移動ガイド部は、回転規制ピンに設けられ、キャップ又はケースに嵌合する係合部を有していてもよい。このような構成とすることにより、回転規制ピンの規制位置から解除位置への移動をスムーズに行うことができる。
ランセットの第2の態様は、穿刺器具本体に装着されるランセットを対象とし、穿刺針が取り付けられた穿刺体と、穿刺体を収容するケースと、穿刺針を覆い、取り外すことができるキャップと、前記穿刺器具本体に装着されていない状態において、キャップの取り外しを規制する取り外し規制部とを備え、取り外し規制部は、キャップ及びケースを収容するカバーを有する。
ランセットの第2の態様によれば、大きな設計変更をすることなく、穿刺器具本体に装着されていない場合に穿刺針が露出しないようにできる。また、カバーを設けることにより。ランセットの取り扱いが容易となり、手先が不自由な使用者も容易に扱うことができる。
ランセットの第2の態様において、カバーは、穿刺器具本体に装着する前に、キャップから分離されないようにする分離防止部を有していてもよい。このような構成とすれば、穿刺器具本体に装着前において、軸方向へのカバーの引き抜くこと等によりカバーが外れてしまうことを防止できる。
この場合において、分離防止部は、キャップと嵌合する嵌合爪を有していてもよい。このような構成とすれば、カバーをキャップから容易に分離できないようにすることができる。
ランセットの第2の態様において、カバーはケースから独立してキャップと共に回転するようにできる。このような構成とすれば、カバーとキャップとを同時に取り外すことができる。したがって、カバーを外した後にキャップを外すという煩雑な作業が不要となる。
ランセットの第2の態様において、穿刺器具本体は、穿刺動作を開始させる穿刺ボタンを有し、穿刺器具本体に装着した際に、カバーは、穿刺ボタンを覆うようにすることができる。このような構成とすることにより、キャップを取り外す前に、穿刺ボタンを押してしまう誤操作を生じにくくすることができる。
ランセットの第3の態様は、穿刺器具本体に装着されるランセットを対象とし、穿刺針が取り付けられた穿刺体と、穿刺体を収容し、穿刺器具本体に装着されるケースと、穿刺針を覆うキャップと、穿刺器具本体に装着されていない状態において、キャップの取り外しを規制する取り外し規制部とを備え、取り外し規制部は、ケースに設けられ、キャップの先端部を収容するキャップ収容部を有し、キャップは、穿刺器具本体に装着した際に、先端部がキャップ収容部に収容された第1の位置から、先端部がキャップ収容部から突出した第2の位置に移動する。
ランセットの第3の態様によれば、穿刺器具本体に装着する前にキャップを把持することができないため、効果的に、誤操作を防止することができる。
本開示のランセットによれば、穿刺器具本体に装着する前に穿刺針が露出してしまう誤操作を引き起こしにくくすることができる。
一実施形態に係るランセットを示す斜視図である。 一実施形態に係るランセットの穿刺体及びキャップを示す側面図である。 一実施形態に係るランセットを装着する穿刺器具本体を示す斜視図である。 一実施形態に係るランセットを示す断面図である。 一実施形態に係るランセットを穿刺器具本体に装着した状態を示す断面図である。 第1変形例に係るランセットを示す斜視図である。 第1変形例に係るランセットを穿刺器具本体に装着した状態を示す側面図である。 第2変形例に係るランセットを示す側面図である。 第2変形例に係るランセットを穿刺器具本体に装着した状態を示す側面図である。 回転規制ピンの一例を示す斜視図である。 第2変形例に係るランセットを示す側面図である。 第3変形例に係るランセットを示す側面図である。 第3変形例に係るランセットを穿刺器具本体に装着した状態を示す側面図である。 第4変形例に係るランセットを示す斜視図である。 第4変形例に係るランセットを示す断面図である。 第4変形例に係るランセットを穿刺器具本体に装着した状態を示す断面図
図1及び図2に示すように、一実施形態に係るランセット100は、穿刺針104が取り付けられた穿刺体101と、穿刺体101を収容するケース102と、穿刺針104を覆うキャップ103と、穿刺器具本体に装着されていない状態において、キャップ103の取り外しを規制する取り外し規制部105とを備えている。ランセット100は、図3に示すような穿刺器具本体200の装着部211に装着して使用する。
穿刺体101は、穿刺針104が取り付けられた基部111と、基部111の基端に設けられ、穿刺器具本体200の駆動ロッド215が連結される連結部112と、基部111から両側方に拡がるアーム113とを有している。ケース102は、穿刺体101及びキャップ103の本体部131を収容する筒状である。キャップ103は、穿刺針104を覆い、ケース102内に収容される本体部131と、本体部131の先端側に設けられ、ケース102から突出する把持部132とを有している。本体部131の基端は、穿刺体101の先端と接続された接続部133となっている。
使用前の状態において、穿刺体101及びキャップ103の本体部131は、ケース102内に収容されている。穿刺体101のアーム113は、穿刺前の状態においてケース102に設けられた第1開口部121と係合し、穿刺後の状態において第1開口部121よりも先端側に設けられた第2開口部122と係合する。アーム113が、第1開口部121と係合している場合には、穿刺体101は、ケース102に対して、軸方向の移動も、周方向の回転も規制されている。
キャップ103の把持部132は、ケース102の外側に突出している。ケース102が固定された状態で、把持部132を把持して回転させると、キャップ103は、ケース102内に収容された穿刺体101に対して相対回転するため、穿刺体101との接続部133がねじ切られ、キャップ103が、穿刺体101から分離される。
取り外し規制部105は、ケース102に設けられたケース側係合部151と、キャップ103に設けられたキャップ側係合部161とを有し、キャップ103のケース102に対する回転を規制する回転規制部である。ケース側係合部151は、ケース102の外壁の一部が、基端側で接続されるようにコ字状に切り欠かれて形成されたケース側可動片152と、ケース側可動片152の先端側に設けられたケース側係合凸部153とを有している。キャップ側係合部161は、把持部132の基端からケース102の上へ張り出した板状片134に設けられ、径方向内側に突出した凸部により構成されている。
図4に示すように、ランセット100が穿刺器具本体200に装着されていない場合には、ケース側係合凸部153が先端部に設けられたケース側可動片152は、規制位置にあり、ケース側係合部151とキャップ側係合部161とが係合している。このため、キャップ103を回転することができず、キャップを穿刺体101から分離して取り外すことができない。
図5に示すように、ランセット100が穿刺器具本体200に装着されると、ケース側可動片152に設けられた突起154が穿刺器具本体200の内壁に押圧され、先端部にケース側係合凸部153が設けられたケース側可動片152は、規制位置から、内側の解除位置に移動する。これにより、ケース側係合部151とキャップ側係合部161との係合が解除され、キャップ103を回転させることが可能となる。ケース102は穿刺器具本体200に固定されているため、穿刺器具本体200と把持部132とを把持してひねると、キャップ103はケース102内に収容された穿刺体101に対して回転する。これにより、キャップ103と穿刺体101との接続部133がねじ切られ、キャップ103を穿刺体101から分離して取り外すことができる。
本実施形態において、ケース102の内部には、キャップ103の本体部131に設けられた凸状の内側ガイド135と係合し、キャップ103が先端側から見て右方向にしか回転しないようにする方向規制部が設けられている。このため、キャップ側係合部161の凸部は、右方向への回転を規制するように、先端方向から見て右側側面が、ケース側係合凸部153の左側側面と当接して係合するように設けられている。キャップ103が先端側から見て左方向にしか回転しないようにした場合には、キャップ側係合部161の凸部を反対側に設け、先端側から見て左方向への回転を規制すればよい。また、キャップ103を左右どちらの方向にも回転できるようにした場合は、ケース側係合凸部153を両側から挟み込むようにキャップ側係合部161の凸部を設けることにより、左右いずれの方向への回転も規制できる。ケース側係合部151及びキャップ側係合部161が単純な凸部同士の組合せである例を示したが、互いに噛み合うような凹凸の組み合わせとすることもできる。
本実施形態において、板状片134には、キャップ側係合部161である凸部と共に、ケース102の表面を囲むC字状に設けられたケース側ガイド凸部126と係合する外側ガイド136が設けられている。これにより、接続部133をねじ切らずにキャップ103を無理に先端方向へ引っ張って、穿刺体101から脱離させるような誤操作が行われないようにできる。ケース側ガイド凸部126をC字状に設けることにより、キャップ103を所定の位置まで回転させて、接続部133をねじ切った後に、キャップ103をケースから引き抜けるようにできる。また、ケース側ガイド凸部126にガイドされて、回転に応じてキャップが先端側に押し出されるようにすることもできる。外側ガイド136及び、ケース側ガイド凸部126は、必要に応じて設ければよく、設けなくてもよい。
図6は、第1変形例に係るランセット100Aを示している。第1変形例のランセット100Aは、取り外し規制部105Aを有している。取り外し規制部105Aは、ケース側係合部151Aとキャップ側係合部161Aとを有する回転規制部である。ケース側係合部151Aは、ケース102の表面に設けられたケース側係合凸部により構成されている。キャップ側係合部161Aは、板状片134から基端側へ突出したキャップ側可動片162Aとキャップ側可動片162Aの基端側に設けられ、径方向内側に突出したキャップ側係合凸部163Aとを有している。
ランセット100Aが穿刺器具本体200に装着されていない場合には、キャップ側係合凸部163Aが基端側に設けられたキャップ側可動片162Aは、規制位置にあり、キャップ側係合凸部163Aとケース側係合部151Aとが係合している。このため、キャップ103をケース102に対して回転することができず、キャップを穿刺体101から分離して取り外すことができない。
図7に示すように、ランセット100Aが穿刺器具本体200の装着部211に装着されると、キャップ側可動片162Aが穿刺器具本体200の外壁と当接し、基端部にキャップ側係合凸部163Aが設けられたキャップ側可動片162Aは、規制位置から、外側の解除位置に移動する。これにより、キャップ側係合凸部163Aとケース側係合部151Aとの係合が解除され、キャップ103をケース102に対して回転させることが可能となる。
本変形例は、方向規制部が設けられており、キャップ103の回転方向が先端側から見て右方向に限定されている例を示した。しかし、先に述べたように、回転方向が左方向に限定されている場合や、回転方向が限定されていない場合にも適用することができる。また、キャップ103が板状片134を有し、キャップ側可動片162Aが板状片134に接続されている例を示したが、キャップ側可動片162Aが把持部132の基端部に直接接続されているようにしてもよい。
図8は、第2変形例に係るランセット100Bを示している。本変形例において取り外し規制部105Bは、基端側の規制位置から先端側の解除位置へ移動可能にキャップ103に取り付けられた回転規制ピン171と、ケース102の内部に設けられ、規制位置において回転規制ピン171と係合する、ピン係合溝172とを有する回転規制部である。
回転規制ピン171は、ピン係合溝172と係合するピン本体173と、ピン本体173と平行に設けられ、ケース102の外側に配置される駆動ピン174と、ピン本体173と駆動ピン174とを接続するピン接続部175とを有している。
ランセット100Bが穿刺器具本体200に装着されていない場合には、回転規制ピン171は、基端側の規制位置にあり、ピン本体173がケース102の内部に設けられたピン係合溝172と係合している。このため、キャップ103をケース102に対して回転することができず、キャップ103を穿刺体101から分離して取り外すことができない。
図9に示すように、ランセット100Bが穿刺器具本体200の装着部211に装着されると、駆動ピン174の基端が穿刺器具本体200の外壁と当接し、先端方向に押されるため、回転規制ピン171は先端側の解除位置へ移動する。これによりピン本体173とピン係合溝172との係合が解除され、キャップ103をケース102に対して回転することが可能となる。本変形例において、ピン本体173、駆動ピン174及びピン接続部175は、ランセット100Bを穿刺器具本体200に装着する前において回転を規制し、装着した後において規制を解除できれば、大きさ及び形状等を自由に設計することができる。
本変形例において、取り外し規制部105Bは、回転規制ピン171の規制位置から解除位置への移動をガイドするための移動ガイド部を有している。移動ガイド部は、キャップ103に設けられた、ピンガイド部138と、回転規制ピン171に設けられたガイド係合部177とにより構成されている。図9に示すように、ピンガイド部138は、軸方向に伸びる凸部である。図10に示すように、ガイド係合部177は、凸部であるピンガイド部138と係合する凹部であり、回転規制ピン171は、ガイド係合部177がピンガイド部138と係合した状態で移動できる。このような構成とすることにより、穿刺器具本体200に装着した際に、回転規制ピン171がスムーズに先端方向に移動し解除が行われる。また、解除された後の回転規制ピン171がキャップ103から脱離しないようにできる。
なお、ピンガイド部138とガイド係合部177とは、互いに係合した状態で回転規制ピン171が軸方向に移動できればよく、例えば、溝状の凹部となったピンガイド部とこれに係合する凸部となったガイド係合部との組合せとすることもできる。ピンガイド部を、キャップ103ではなくケース102に設けることもできる。また、移動ガイド部は、ピンガイド部とガイド係合部との組合せに限らず、他の構成とすることもできる。
本変形例において、キャップ103には、ピンガイド部138の基端部付近に回転規制ピン171の解除位置への移動の障害となる障壁部139が設けられている。凸部である障壁部139を設けることにより、穿刺器具本体200に装着する以外の操作で、回転規制ピン171が外れてしまう誤作動を生じにくくすることができ、穿刺器具本体200に装着せずにキャップ103を外し、穿刺針104が露出する誤操作を防ぐことができる。障壁部139は、ランセット100Bを穿刺器具200の装着部211に押し込む力により、ピン接続部175が乗り越えるような凸部とすることができる。このようにすれば、よりスムーズに解除が行われ、使用しやすくできる。なお、障壁部は、ピン接続部175が乗り越えるような凸部に限らず、回転規制ピン171の解除位置への移動を解除可能に規制する構成であれば、他の構成とすることもできる。また、障壁部は、ケース102等のキャップ103以外の部分に設けることもできる。
回転規制ピン171を設ける場合、図11に示すように、駆動ピン174を覆う庇状の駆動ピンカバー176を設けることができる。駆動ピンカバー176を設けることにより、ランセット100Bを穿刺器具本体200に装着していない状態で、駆動ピン174を押してしまう誤操作を引き起こしにくくできる。
本変形例の回転規制ピンを用いる取り外し規制部は、実施形態の取り外し規制部又は第1変形例の取り外し規制部と組み合わせることができる。
本実施形態及び変形例において、穿刺体101とキャップ103とは、一体に成形することができる。また、別々に成形した後、一体となるように組み立てることもできる。さらに穿刺体101及びキャップ103の一部を別体として成形した後、他の部分と一体となるように組み立てることもできる。
本実施形態及び変形例に示した穿刺体、ケース及びキャップの形状に限らず、回転させることにより取り外すキャップを有しているどのようなランセットにおいても、本実施形態及び変形例において示した回転規制部を設けることができる。例えば、キャップ103が穿刺体101と接続されている例を示したが、キャップ103は、回転させることによりランセットの他の部分から分離して、穿刺針104を使用可能にできればよく、例えばケース102と接続されていてもよい。
図12は、第3変形例に係るランセット100Cを示している。第3変形例のランセット100Cは、穿刺針104が取り付けられた穿刺体101と、穿刺体101を収容するケース102と、キャップ103及びケース102を収容するカバー108とを有している。カバー108は、ランセット100Dを穿刺器具本体200に装着した際に、ランセット100Cのカバー108以外の部分から取り外せるように設けられている。しかし、カバー108がキャップ103及びケース102を覆うため、道具等を用いて意図的に行わない限り、穿刺器具本体200にランセット100Cを装着していない状態において、カバー108を取り外すことはできない。
具体的に、本変形例のランセット100Cは、穿刺体101に対して回転させることにより穿刺体101から分離されるキャップ103を有しており、カバー108は、キャップ103に固定されている。このため、カバー108をランセット100Cの他の部分に対して回転させると、カバー108と共にキャップ103が回転し、キャップ103と穿刺体101との接続がねじ切られる。これにより、カバー108をキャップ103と共に、ランセット100Cの残りの部分から取り外すことができる。しかし、カバー108がケース102を覆っているため、ケース102を指等により把持することが困難であり、カバー108をランセット100Cの残りの部分に対して回転させることは困難である。また、カバー108はキャップ103を覆っているため、キャップ103を把持して回転させることも困難である。
図13に示すように、ランセット100Cを穿刺器具本体200に装着すると、ケース102は穿刺器具本体200に固定される。このため、穿刺器具本体200とカバー108とを把持してひねる動作を行うことにより、カバー108をランセット100Cの他の部分に対して回転させることができ、カバー108を取り外すことができる。このように、キャップ103が設けられている場合、カバー108はキャップ103の取り外しを規制する取り外し規制部として機能する。
カバー108は、ランセット100Dを穿刺器具本体200に装着できるように、基端部の内径が穿刺器具本体200の装着部211の外径よりも大きい。ランセット100Cの先端側は、装着部211内に収容されないため、カバー108のランセット100Cの先端側を覆う部分の内径は、装着部211の外径よりも小さくすることができる。なお、カバー108全体の内径を装着部211の外径よりも大きくすることもできる。
ケース102を把持できないようにするという観点から、カバー108は、ケース102の基端よりも基端側まで存在し、ケース102を完全に収容することが好ましい。この場合、カバー108の基端をシールすれば、カバー108をランセット本体の容器としても用いることができる。但し、ケース102を把持することが困難であればよく、ケース102の基端部が僅かにカバー108から突出していても問題ない。
図13に示すように、ランセット100Cを穿刺器具本体200に装着した際に、カバー108が、穿刺器具本体200の側壁に設けられた穿刺ボタン213を覆うようにすることができる。このようにすれば、キャップ103を外していない状態で穿刺ボタン213を操作してしまうことを避けることができる。また、カバー108を設けることにより、ランセット100Cの外径が大きくなり、手先が不自由な操作者でも容易に穿刺器具本体200にランセット100Cを装着することができるようになる。
カバー108は、キャップ103と一体となって回転できればよい。例えば、キャップ103の先端部に嵌合させたり、接着剤等を用いて固定したりすることができる。図11においては、カバー108の内部に設けられた嵌合爪181が、キャップ103の先端に設けられた円盤状の部分と嵌合して固定されている例を示した。また、カバー108の内部に設けられた突条を、キャップ103の十字状の部分等と係合させることにより、キャップ103が回転せず、キャップ103だけが回転しまわないようにできる。また、カバー内周に設けられた溝がキャップ外周と嵌合するように構成されていてもよい。これらのカバー108とキャップ103とを係合させる構成は、穿刺器具本体200にランセット100Cを装着していない状態で、カバー108をキャップ103から分離できないようにする分離防止部として機能する。
カバー108の材質は特に限定されないが、透明又は半透明の材料により形成すれば、内部に収容された部分を確認することが容易となり好ましい。但し、カバー108を不透明として、内部が見えないようにすることもできる。
カバー108とキャップ103とが別々に成形されたものである例を示したが、カバー108とキャップ103とは一体成形することもできる。また、回転させることにより接続部133がねじ切られるキャップ103に限らず、単純に引き抜くことにより取り外せるキャップに本変形例のカバー108を設けることもできる。
カバー108がケース102の先端を塞ぐ場合には、キャップ103がなくても穿刺針104が露出しないため、キャップ103を設けない構成とすることもできる。この場合、カバー108をケース102の先端部に嵌合させて、ケース102に対してカバー108をひねる等の動作を行うことにより、ケース102から分離するように固定することができる。また、ケース102の先端部に弱化部を設け、カバー108をケース102の弱化部よりも先端側の部分に固定し、カバー108とケース102の先端部とがランセットの他の部分から分離するようにすることもできる。さらに、カバー108は、ケース102から単純に引き抜けるような構成とすることもできる。
本変形例の取り外し規制部であるカバー108は、他の実施形態及び変形例の取り外し規制部と組み合わせて用いることができる。
図14及び図15は、第4変形例に係るランセット100Dを示している。ランセット100Dは、取り外し規制部である把持部収容部109がケース102の先端部に設けられている。穿刺器具本体200に装着されていない場合、キャップ103の把持部132は、ケース102の先端部に設けられた把持部収容部109内に収容されており、把持することができない。
図16に示すように、ランセット100Dを穿刺器具本体200に装着すると、アーム113とケース102との係合が解除され、駆動ロッド215により穿刺体101が先端側に押される。これにより、把持部132が、把持部収容部109から突出し、把持して回転させることが可能となる。本実施形態においては、把持部132を先端側に引っ張る又は押し出す動作と、アーム113とケース102との係合を解除する動作を同時に行わなければ、把持部132を露出させることができないため、安全機構が二重に設けられた構成となっている。
本変形例においては、把持部132を平板状とし、把持部収容部109に、把持部132と係合する溝部156を設けている。このようにすることにより、把持部収容部109内に把持部132が収容されている場合に、把持部132を把持できなくして回転を規制するだけでなく、溝部156による物理的な回転の規制も行うことができる。但し、把持部132の形状はこれに限らない。また、物理的な回転の規制を行うための構成は、把持部132の形状に応じて適宜選択することができる。また、物理的な回転の規制を行うための構成は設けなくてもよい。
また、接続部133をねじ切らずに把持部132を先端側に引っ張ってキャップ103を取り外すことができないように、把持部132をケース102に対して所定角度回転させなければキャップ103を引き抜けないようにする引き抜き防止機構を設けることができる。例えば、キャップ103に設けられた凸部と、ケース102の内周に設けられた、キャップ103の凸部と係合するC字状のガイド溝又はガイド突起とにより、引き抜き防止機構を実現することができる。
本変形例においても、穿刺体101とキャップ103とは、一体に成形することができる。また、別々に成形した後、一体となるように組み立てることもできる。さらに穿刺体101及びキャップ103の一部を別体として成形した後、他の部分と一体となるように組み立てることもできる。さらに、キャップ103は、穿刺針104を覆い、回転させることによりランセットの他の部分から分離できればよく、例えばケース102と接続されていてもよい。
本変形例に示した穿刺体、ケース及びキャップの形状に限らず、回転させることにより取り外すキャップを有しているどのようなランセットにおいても、本実施形態及び変形例において示した回転規制部を設けることができる。さらに、本変形例の取り外し規制部は、回転させることによりランセットの他の部分から分離される構成のキャップに限らず、引き抜くような構成のキャップに対しても有効である。
本開示のランセットは、穿刺器具本体に装着する前にキャップを外してしまう誤操作を引き起こしにくく、血液検査等に用いる穿刺器具のランセットとして有用である。
100 ランセット
100A ランセット
100B ランセット
100C ランセット
100D ランセット
101 穿刺体
102 ケース
103 キャップ
104 穿刺針
105 取り外し規制部
105A 取り外し規制部
105B 取り外し規制部
108 カバー
109 把持部収容部
111 基部
112 連結部
113 アーム
121 第1開口部
122 第2開口部
126 ケース側ガイド凸部
131 本体部
132 把持部
133 接続部
134 板状片
135 内側ガイド
136 外側ガイド
138 ピンガイド部
139 障壁部
151 ケース側係合部
151A ケース側係合部
152 ケース側可動片
153 ケース側係合凸部
154 突起
156 溝部
161 キャップ側係合部
161A キャップ側係合部
162A キャップ側可動片
163A キャップ側係合凸部
171 回転規制ピン
172 ピン係合溝
173 ピン本体
174 駆動ピン
175 ピン接続部
176 駆動ピンカバー
177 ガイド係合部
181 嵌合爪
200 穿刺器具本体
211 装着部
213 穿刺ボタン
215 駆動ロッド

Claims (14)

  1. 穿刺器具本体に装着されるランセットであって、
    穿刺針が取り付けられた穿刺体と、
    前記穿刺体を収容するケースと、
    前記穿刺針を覆い、回転させることにより取り外すことができるキャップと、
    前記穿刺器具本体に装着されていない状態において、前記キャップの取り外しを規制する取り外し規制部とを備え、
    前記取り外し規制部は、前記穿刺器具本体に装着した際に、前記キャップの回転を規制する規制位置から、回転の規制が解除された解除位置へ移動する、回転規制部である、ランセット。
  2. 前記回転規制部は、前記ケースに設けられたケース側係合部と、前記キャップに設けられたキャップ側係合部とを有し、
    前記ケース側係合部は、前記規制位置において前記キャップ側係合部と係合し、前記穿刺器具本体に装着した際に前記規制位置から前記解除位置へ移動するケース側可動片を有している、請求項1に記載のランセット。
  3. 前記回転規制部は、前記ケースに設けられたケース側係合部と、前記キャップに設けられたキャップ側係合部とを有し、
    前記キャップ側係合部は、前記規制位置において前記ケース側係合部と係合し、前記穿刺器具本体に装着した際に前記規制位置から前記解除位置へ移動するキャップ側可動片を有している、請求項1に記載のランセット。
  4. 前記回転規制部は、前記穿刺器具本体に装着した際に基端側の規制位置から先端側の解除位置へ移動する回転規制ピンを有している、請求項1〜3のいずれか1項に記載のランセット。
  5. 前記回転規制ピンは、前記ケースの内部に設けられた溝部と係合するピン本体と、前記ケースの外側に配置され、前記ピン本体と連動して移動する、駆動ピンとを有し、前記穿刺器具本体に装着した際に、前記駆動ピンは、前記穿刺器具本体の外壁に当接して先端側に押圧される、請求項4に記載のランセット。
  6. 前記回転規制部は、前記駆動ピンを覆う駆動ピンカバーを有している、請求項5に記載のランセット。
  7. 前記キャップ及び前記ケースの少なくとも一方は、前記回転規制ピンの前記規制位置から前記解除位置への移動を規制する障壁部を有している、請求項4〜6のいずれか1項に記載のランセット。
  8. 前記取り外し規制部は、前記回転規制ピンの前記規制位置から前記解除位置への移動をガイドする移動ガイド部を有し、
    前記移動ガイド部は、前記回転規制ピンに設けられ、前記キャップ又は前記ケースに嵌合する係合部を有している、請求項4〜7のいずれか1項に記載のランセット。
  9. 穿刺器具本体に装着されるランセットであって、
    穿刺針が取り付けられた穿刺体と、
    前記穿刺体を収容するケースと、
    前記穿刺針を覆い、取り外すことができるキャップと、
    前記穿刺器具本体に装着されていない状態において、前記キャップの取り外しを規制する取り外し規制部とを備え、
    前記取り外し規制部は、前記キャップに固定され、前記キャップ及びケースを収容するカバーを有する、ランセット。
  10. 前記カバーは、穿刺器具本体に装着する前に、前記キャップから分離されないようにする分離防止部を有する、請求項9に記載のランセット。
  11. 前記分離防止部は、前記キャップと嵌合する嵌合爪を有する、請求項10に記載のランセット。
  12. 前記カバーは、前記ケースから独立して前記キャップと共に回転する、請求項9〜11のいずれか1項に記載のランセット。
  13. 前記穿刺器具本体は、穿刺動作を開始させる穿刺ボタンを有し、
    前記穿刺器具本体に装着した際に、前記カバーは、前記穿刺ボタンを覆う、請求項9〜12のいずれか1項に記載のランセット。
  14. 穿刺器具本体に装着されるランセットであって、
    穿刺針が取り付けられた穿刺体と、
    前記穿刺体を収容し、穿刺器具本体に装着されるケースと、
    前記穿刺針を覆うキャップと、
    前記穿刺器具本体に装着されていない状態において、前記キャップの取り外しを規制する取り外し規制部とを備え、
    前記取り外し規制部は、前記ケースに設けられ、前記キャップの先端部を収容するキャップ収容部を有し、
    前記キャップは、前記穿刺器具本体に装着した際に、先端部が前記キャップ収容部に収容された第1の位置から、先端部が前記キャップ収容部から突出した第2の位置に移動する、ランセット。
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