JP6815697B2 - 後方視認用カメラ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の後方を確認するミラーに換えて用いられるカメラ構造に関するものである。
自動車の後方を確認するためのカメラが提案されている。特許文献1では、車体に対して沿うように折りたたんだ状態で、その後端にカメラを配設し、折りたたんだ状態で車両に対向する面に鏡面が形成された車両斜め後方を視認する車両用カメラ構造が開示されている。
このカメラ構造では、カメラが故障した場合には、折りたたんだ状態から車両外側に開き、鏡面が後方を向くことで後方の視界を視認することができる。
特開2016−037109号公報
特許文献1のカメラ構造では、車両をバックさせる際に、カメラだけで後方の視認を行う。しかし、カメラ直下の領域(運転席から見て助手席の斜め前方)が死角となるという問題がある。
本発明は上記の課題に鑑みて想到されたものであり、カメラ台数を増やすことなく、死角を減らすことのできる後方視認用カメラ構造を提供するものである。
より具体的に本発明に係る後方視認用カメラ構造は、
カメラを内蔵したハウジング部と、
車体に取り付く取付ベース部と、
前記取付ベース部に対して前記ハウジング部を軸支する支持部を有し、
前記支持部は前記ハウジング部又は取付ベース部に対して回転可能に支持され、
前記支持部には鏡部が形成され、
通常の走行時には、前記カメラは後方を視認できる位置に向き、
車両後退時には、前記鏡部が後方を視認できる位置に向き、前記カメラが下方を向くことを特徴とする。
本発明に係る後方視認用カメラ構造では、通常走行時には、カメラを通じて後方視認を行うことができる。また、バック時(後退時)には、鏡部を介した目視と、前席外側足元をカメラを介した映像で確認することができ、安全性な後退操作を行うことができる。また、カメラが故障した場合であっても、鏡部後方が確認できる位置に動かすことで、鏡部を介して後方を確認することができる。
本発明に係る後方視認用カメラ構造の一実施形態を示す図である。 本発明に係る後方視認用カメラ構造の他の実施形態を示す図である。 本発明に係る後方視認用カメラ構造の他の実施形態を示す図である。 本発明に係る後方視認用カメラ構造の他の実施形態を示す図である。
以下に本発明に係る後方視認用カメラ構造について図面を用いながら説明を行う。なお、以下の説明は本発明の一実施形態を例示するものであり、本発明は以下の説明に限定されない。したがって、以下の説明は本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて改変することができる。
図1に本発明に係る後方視認用カメラ構造1を示す。図1(a)を参照して、後方視認用カメラ構造1は、取付ベース部10と、支持部20と、ハウジング部30を有する。取付ベース部10はカメラ32を車体50に取り付ける部分である。取付ベース部10には、カメラ32を操作するためのモータや配線および制御装置が備えられている。なお、モータ、配線、制御装置は、車体50側に設けられていてもよい。支持部20およびハウジング部30に対する駆動力や配線はこの取付ベース部10を介して送られる。また、取付ベース部10は、車体表面に露出していなくてもよい。
支持部20は、後述するハウジング部30と取付ベース部10を繋ぐ部分である。支持部20の上面20uには、シャッター21付きの鏡部22が形成されている。シャッター21によって鏡部22は、雨などの汚れを受けにくくなる。また支持部20は、取付ベース部10に対して回転可能に支持されている。
支持部20は、上面20uが平らで、下面20dが半涙滴状に形成されている。ダウンフォースを得るためである。
ハウジング部30は、空気抵抗を減らす形状をしている。例えば、砲弾形状が好適に利用することができる。ハウジング部30内には、後方視認用のカメラ32が配置されている。そのレンズ部32Lは、ハウジング部30の後端に露出される。ハウジング部30は支持部20に固定されている。
以上の構成を有する後方視認用カメラ構造1の動作を説明する。通常走行している際は、支持部20はシャッター21が上面20uを向いている。また、カメラ32は後方を向いている。そして、運転者は、後方視認用のカメラ32を介して車内のモニタで後方を確認する。
次に運転者が車両をバックさせる場合を説明する。図示しない制御部は、バックギアに入れられたことを認識すると、支持部20およびハウジング部30を、支持部20の上面20uが後方を向くように回転させる。そして、シャッター21を開ける(図1(b)参照)。
この動作によって、運転席からは、鏡部22を介して後方を確認することができる。また、後方視認用のカメラ32が下方を向いている。したがって、カメラ32からの画像によって、車体斜め前の状態を認識することができる。
また、鏡部22は後方に傾斜できるようにしてもよい。図1(c)は、支持部20内において、鏡部22だけが後方に傾斜する場合を示す。また、図1(d)は、支持部20自体が取付ベース部10に対して傾斜する態様を示す。
つまり、車体50の斜め前の状態を確認しつつ後方を鏡部22で確認しながらバックを行うことができる。したがって、本発明に係る後方視認用カメラ構造1は、走行状態に応
じて必要な死角をカバーすることができる。また、図1(c)や図1(d)のように鏡部22が傾斜すれば、より運転席から後方を視認しやすくなる。
なお、ここでハウジング部30は支持部20に固定されているとして説明したが、ハウジング部30および支持部20はそれぞれ独立して回転するようにしてもよい。
図2に後方視認用カメラ構造の他の構成(後方視認用カメラ構造2)を示す。後方視認用カメラ構造2では、カメラ32が収納されたハウジング部30と支持部20が一体化している。そして、支持部20の上面20uには、鏡部22が形成されている。鏡部22は、表面に透明な樹脂板が保護シール部材として貼り付けられていてもよい。支持部20は図1の場合と同様に断面が半涙滴状をしている。
次に、後方視認用カメラ構造2の動作を説明する。図2(a)を参照して、通常走行時には、支持部20は上面20uを上側にして走行する。カメラ32は、後方に向けられている。運転者は、カメラ32からの映像をモニタで見ることで、車両後方の状態を確認することができる。
次に、図2(b)を参照して、車両をバックさせるときは、支持部20を取付ベース部10に対して回転させる。すると、支持部20は上面20uが後方を向くように、取付ベース部10に対して回転させられる。この動作によって、運転者は鏡部22によって後方を確認でき、カメラ32による映像によって、車体50の斜め前の状態を確認できる。
後方視認用カメラ構造2では、ハウジング部30が支持部20と一体に形成されているので、機構としては簡単でコストも低く、また制御も複雑にならない。もちろん、本発明に係る後方視認用カメラ構造2も、走行状態に応じて必要な死角をカバーすることができる。
図3に後方視認用カメラ構造の他の構成(後方視認用カメラ構造3)を示す。後方視認用カメラ構造3は、支持部20の下面20dに鏡部22が設けてある。通常走行時は、これまでの実施形態同様に、カメラ32が後方を向いており、運転者は車内のモニタを通じてカメラ32の後方画像を確認することができる。
車両後退させる際は、図3(c)で示すように、支持部20が下面20dを後方に向ける。すると、下面20dに配置させておいた鏡部22が後方を向く。
一方、ハウジング部30は、カメラ32のレンズ部32Lが下方を向くように回転する。このような動作によって、運転者は鏡部22で後方を確認しながら、カメラ32で車両前方の死角の部分を確認することができる。なお、鏡部22は、運転者の遠隔操作によって、表面を運転者側にシフトできるようにしてもよい。また、図3(b)に示すように、支持部20およびハウジング部30は通常独立操作できるようにしておいてもよい。
後方視認用カメラ構造3は、鏡部22が支持部20の下面20dに設けられているので、雨風からの汚れを受けにくい。また、不要な反射を運転者に送ることもないので好適である。また、下面20dは半涙滴状に形成されるが、鏡部22の上面を透明樹脂で埋めることで、鏡面と半涙滴形状を同時に両立させることができる。もちろん、本発明に係る後方視認用カメラ構造3も、走行状態に応じて必要な死角をカバーすることができる。
図4に後方視認用カメラ構造の他の構成(後方視認用カメラ構造4)を示す。後方視認用カメラ構造4では、支持部20は取付ベース部10に対して回転しない。ハウジング部30は取付ベース部10に対して回転することができる。この場合、支持部20は取付ベース部10に対しては回転しないが、ハウジング部30が支持部20に対して回転するの
で、支持部20はハウジング部30に対して回転可能に支持されていると言ってよい。
後方視認用カメラ構造4の動作について説明する。通常走行時には、他の実施例同様に、カメラ32のレンズ部32Lは後方に向けてある。運転者は車室内のモニタで、カメラ32を通した後方視野を得ることができる。
一方、図4(c)を参照して、バック時には、支持部20の一部として組み込まれていた鏡部22が立ち上がる。そして、カメラ32もレンズ部32Lを下方に向ける。また、鏡部22は運転者側に傾いてもよい。
なお、後方視認用カメラ構造4の場合も、鏡部22だけが立ち上がってもよい。カメラ32が故障している場合などがあるからである(図4(b)参照)。
後方視認用カメラ構造4の場合は、支持部20が車体50に対して固定されている部分があるので、車体50に対して強度の高い固定方法を選択することができる。したがって、支持部20の半翼面形状から得られるダウンフォースをより効果的に車体50側に伝えることができる。もちろん、本発明に係る後方視認用カメラ構造4も、走行状態に応じて必要な死角をカバーすることができる。
また、鏡部22が支持部20に収納されている際には、鏡部22は風雨にさらされることがないので、汚れが少ないという効果もある。
以上にように、本発明に係る後方視認用カメラ構造は、通常走行時には、後方カメラ映像で確認し、バック時には、後方をミラー、前方下部をカメラ映像で確認することができ、運転状態にあった死角視認性を有する。
本発明に係る後方視認用カメラ構造は、車両の後方を確認するミラーに換えて用いられるカメラ構造として好適に利用することができる。
1 後方視認用カメラ構造
2 後方視認用カメラ構造
3 後方視認用カメラ構造
4 後方視認用カメラ構造
10 取付ベース部
20 支持部
20u 上面
20d 下面
21 シャッター
22 鏡部
30 ハウジング部
32 カメラ
32L レンズ部
50 車体

Claims (1)

  1. カメラを内蔵したハウジング部と、
    車体に取り付く取付ベース部と、
    前記取付ベース部に対して前記ハウジング部を軸支する支持部を有し、
    前記支持部は前記ハウジング部又は取付ベース部に対して回転可能に支持され、
    前記支持部には鏡部が形成され、
    通常の走行時には、前記カメラは後方を視認できる位置に向き、
    車両後退時には、前記鏡部が後方を視認できる位置に向き、前記カメラが下方を向くことを特徴とする後方視認用カメラ構造。
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