JP6814484B2 - 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6814484B2
JP6814484B2 JP2018154387A JP2018154387A JP6814484B2 JP 6814484 B2 JP6814484 B2 JP 6814484B2 JP 2018154387 A JP2018154387 A JP 2018154387A JP 2018154387 A JP2018154387 A JP 2018154387A JP 6814484 B2 JP6814484 B2 JP 6814484B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target
sub
principal component
region
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018154387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020030502A (ja
Inventor
悠貴 小島
悠貴 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Axell Corp
Original Assignee
Axell Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Axell Corp filed Critical Axell Corp
Priority to JP2018154387A priority Critical patent/JP6814484B2/ja
Publication of JP2020030502A publication Critical patent/JP2020030502A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6814484B2 publication Critical patent/JP6814484B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

本発明は画像処理技術に関する。
動画像を圧縮する重要な技術の一つとしてフレーム間予測符号化がある。フレーム間予測符号化では、符号化するフレーム(以下「対象フレーム」という)とは異なる時刻の符号化処理済のフレーム(以下「参照フレーム」という)を基に対象フレームの画像を予測し、対象フレームの実際の画像と予測した画像の差分を符号化する。対象フレームの符号化処理済のフレームとの差分を符号化することによりフレームのデータ量を削減することができる。
フレーム間予測符号化では、フレームを複数に分割したブロック単位で以下の(1)〜(3)の処理が行われる。
(1)対象フレーム内のブロック(以下「対象ブロック」という)に類似するブロック(以下「参照ブロック」という)を参照フレーム内から画像マッチング技術を用いて探索する。
(2)対象ブロックと探索で得られた参照ブロックとの差分画像を求める。
(3)探索で得られた参照ブロックから対象ブロックへの動きを示す動きベクトルを求める。
このようにして圧縮された動画像のフレームを復号するとき、参照ブロックと差分画像と動きベクトルから対象ブロックの画像を復元することができる。
上述したように上記(1)では、対象ブロックと類似する参照ブロックを探索する際に画像マッチング技術が用いられる。画像マッチング技術として特徴ベースマッチングや領域ベースマッチングといった様々な方式が知られている。動画像内での物体の動きには移動や伸縮(スケール変化)の他に回転が含まれる。上記(1)にて、動画像内で回転する物体が存在するブロック同士を互いに類似すると判断するために、対象ブロックと参照ブロックの相対角度を算出することが求められる。また、上述したように、上記(3)にて算出する参照ブロックから対象ブロックへの動きには、移動、伸縮、および回転が含まれる。そのため対象ブロックと参照ブロックの相対角度を算出する必要がある。
特許文献1には動画像圧縮における動きを算出する技術が開示されている。画像平面上の現フレ−ムの既知の領域の3点とこれらの3点について探索された3つの平行移動ベクトルを用いて前フレ−ムの領域の3点の座標を求める。更に、現フレ−ムおよび前フレ−ムの領域の6点の位置座標より各々のベクトルの水平と垂直成分を算出し、それらのベクトルのx、y成分より、水平と垂直方向の回転角度、伸縮倍率、平行移動量の6個のアフィン変換パラメータを算出する。
また、非特許文献1には、画像のスケール変化や回転に関連する技術が開示されている。画像ブロックに含まれる画素の勾配に関するヒストグラムを作成し、ヒストグラムの最大値となるピークをキーポイントのオリエンテーションとして割り当てる。そして、キーポイントのオリエンテーション方向に画像を回転する。
特開平9−98424号公報
Gradientベースの特徴抽出-SIFTとHOG- 藤吉弘亘 情報処理学会 研究報告CVIM 160, pp. 211-224, September, 2007.
特許文献1に開示された技術では、平行移動ベクトルを探索する処理が複雑である。非特許文献1に開示された技術では、画像の勾配強度と勾配方向とを用いてヒストグラムを作成する処理が複雑である。そのため、対象ブロックと参照ブロックとの相対的な拡大または縮小の比率を求める計算量が多くなるという問題があった。拡大または縮小のことを以下「拡縮」という場合がある。また、拡大または縮小の比率のことを以下「拡縮率」という場合がある。
本発明の目的は、領域同士の拡大または縮小の比率を少ない計算量で算出する技術を提供することである。
1つの態様による画像処理装置は、対象領域の拡大または縮小の基準となる参照領域を決定する参照領域決定部と、前記対象領域内の複数のサブ対象領域と、前記サブ対象領域のそれぞれに対応する前記参照領域内の複数のサブ参照領域との相対的な位置関係に基づく複数のベクトルを主成分分析することにより得られる主成分の固有値に基づいて前記拡大または縮小の比率を決定する拡縮算出部と、を有する。
本発明によれば、参照領域に対する対象領域の拡大または縮小の比率を少ない計算量で算出することができる。
画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 画像処理装置による全体処理のフローチャートである。 対象画像の一例を示す図である。 参照画像の一例を示す図である。 第1の拡縮演算処理のフローチャートである。 対象領域内にサブ対象領域が作成された様子を示す図である。 参照領域内でサブ参照領域が決定された様子を示す図である。 サブ参照領域を基準として正規化されたサブ対象領域の一例を示す図である。 ステップS203で求めた複数のベクトルの主成分の固有ベクトルを示す図である。 第2の拡縮演算処理のフローチャートである。 参照領域内にサブ参照領域が作成された様子を示す図である。 対象領域内でサブ対象領域が決定された様子を示す図である。 ステップS303で求めた複数のベクトルの主成分の固有ベクトルを示す図である。 拡縮決定処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態では、画像の拡大あるいは縮小の比率を算出する装置の一例として画像の差分符号化を行う画像符号化装置を例示する。差分符号化は、符号化の対象となる静止画フレームの画像(対象画像)と、符号化に利用する静止画フレームの画像(参照画像)から予測した画像(予測画像)との差分を符号化する符号化方式である。参照画像は、例えば、既に符号化された前フレームの画像である。参照画像から対象画像にできるだけ近い予測画像を生成すれば、対象画像と予測画像との差分が小さくなり、その結果、符号化後のデータ量を小さくすることができる。例えば、対象画像に限りなく近い予測画像が得られれば差分がほとんどなくなり、符号化後のデータ量は小さくなる。逆に、予測が不能であれば、例えば、対象画像と参照画像との差分をそのまま符号化し、符号化後のデータ量が大きくなる。
図1は、画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。図2は、画像処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1を参照すると、画像処理装置1は、制御部10と、記憶部20とを備える。記憶部20には、フレーム情報21と、差分符号情報22とが格納される。フレーム情報21は、動画を構成する各フレームの画像データである。差分符号情報22は、差分符号化により符号化された各フレームの画像データである。
制御部10は、記憶部20に格納されたフレーム情報21を用いてフレームの画像を符号化し、符号化後の画像データを差分符号情報22として記憶部20に記録する。
図2を参照すると、画像処理装置1のハードウェアは一例としてコンピュータ装置400である。コンピュータ装置400は、制御回路401と、記憶装置402と、読書装置403と、記録媒体404と、通信インターフェイス405と、入出力インターフェイス406と、入力装置407と、表示装置408とを有している。制御回路401、記憶装置402、読書装置403、通信インターフェイス405、入出力インターフェイス406、および表示装置408はバス410により互いに接続される。記録媒体404は読書装置403に接続される。入力装置407は入出力インターフェイス406に接続される。また通信インターフェイス405はネットワーク409と接続される。
制御回路401は、コンピュータ装置400全体を制御する。制御回路401は一例としてプロセッサである。制御回路401は、記憶装置402に記録された不図示の画像処理プログラムを実行することにより、図1に示した制御部10として動作する。
記憶装置402は、制御回路401を制御部10として機能させる画像処理プログラムを記憶する。また、記憶装置402は、制御回路401が動作するための各種データを記憶する。また、記憶装置402は、図1における記憶部20として機能する。
読書装置403は、着脱可能な記録媒体404からデータを読み出し、また記録媒体404へデータを書き込む。
記録媒体404は、SD(Secure Digital)メモリーカード、FD(Floppy Disk)、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu−ray Disk:登録商標)、およびフラッシュメモリなどの非一時的記録媒体である。記録媒体404は、例えば、コンピュータ装置400に与えるデータ、コンピュータ装置400で生成されたデータ、およびコンピュータ装置400で取得されたデータを格納する。また、記録媒体404は、図1に示した記憶部20内の情報を記憶してもよい。
通信インターフェイス405は、ネットワーク409を介してコンピュータ装置400と不図示の他の装置とを通信可能に接続する。
入出力インターフェイス406は、入力装置407等の各種入出力装置と接続するインターフェイスである。入出力インターフェイス406は、入力装置407から入力された信号を、バス410を介して制御回路401に出力する。また、入出力インターフェイス406は、制御回路401から出力された信号を、バス410を介して入出力装置に出力する。入力装置407は入出力装置の例である。
入力装置407は、キーボード、マウス等の入力装置である。入力装置407は、ユーザによる情報の入力操作を受け付け、入力された情報に対応する信号を入出力インターフェイス406に出力する。例えば、ユーザが入力装置407に映像の差分符号化の開始の指示を入力すると、入力装置407は指示を示す信号を入出力インターフェイス406に出力する。
表示装置408は、制御回路401からの制御により各種情報を画面に表示する。
ネットワーク409は、コンピュータ装置400と他の装置を通信可能に接続する。
以下、図1の制御部10の詳細について説明する。
図1を参照すると、制御部10は、参照領域決定部11と、拡縮算出部12と、予測画像生成部13と、差分符号化部14とを含む。
参照領域決定部11は、記憶部20のフレーム情報21から符号化対象である対象画像の画像データを取得し、対象画像内にあるブロック領域(対象領域)の符号化に利用する参照画像における対象領域に類似する領域を参照領域として決定する。類似するというのは、類似の程度を示す指標の値が大きいことをいう。以下、類似の程度を示す指標を類似度ともいう。画像同士の類似度の評価方法は特に限定されないが、例えば画素値の二乗誤差和などで評価することができる。例えば、対象領域との類似度が所定の閾値を超える領域を参照領域としてもよい。あるいは対象領域との類似度が参照画像における他の領域と比べて高い領域を参照領域としてもよい。参照領域を決定するとき、参照領域決定部11は、参照画像内で参照領域の候補を順次スライドしながら、総当たりで候補の領域と対象領域との類似度を算出することにより、対象領域との類似度が高い領域を探索する。後述する予測画像の作成において参照領域を拡大または縮小して対象領域の画像を予測するので、参照領域は対象領域の拡大または縮小の基準となる。
拡縮算出部12は、対象領域内の複数のサブ対象領域と、各サブ対象領域に対応する参照領域内の複数のサブ参照領域との相対的な位置関係に基づく複数のベクトルを主成分分析することにより得られる主成分の固有値に基づいて、対象領域の参照領域に対する拡大または縮小の比率を決定する。
本実施形態によれば、平行移動ベクトルを探索したり画像の勾配強度および勾配方向を用いたヒストグラムを作成したりするような複雑な処理を必要とせず、参照領域に対する対象領域の拡大または縮小の比率を少ない計算量で算出することができる。
予測画像生成部13は、参照領域を拡縮算出部12により決定された比率で拡大または縮小した画像を用いて、参照画像から対象画像を予測した予測画像を生成する。
差分符号化部14は、予測画像生成部13で生成された予測画像と対象画像との差分を符号化する。差分を符号化した符号データは記憶部20に差分符号情報22として記録される。
本実施形態によれば、少ない計算量で比率を計算し、その比率で参照領域を拡大または縮小した画像を用いて対象領域の予測画像を生成するので、少ない計算量で良好な差分符号化を行うことができる。
なお、参照領域決定部11は、参照画像内の互いに重複可能な複数の領域を候補領域とし、候補領域を所定の回転角度だけ回転させた回転候補領域と、対象領域との類似度を算出し、類似度に基づいて、複数の候補領域の中から参照領域を決定することにしてもよい。参照画像内の領域を回転させた領域と対象領域との類似度を用いて参照領域を探索するので、良好な参照領域を決定することができ、その結果、良好な差分符号化をすることができる。このとき、例えば、複数の回転角度を予め定めておき、それぞれの候補領域について各回転角度だけ回転させた回転候補領域を作成し、それら複数の回転候補領域と対象領域との類似度を総当たりで算出し、最も類似度の高い回転候補領域の元の候補領域を参照領域とすることにしてもよい。また、このときの回転候補領域の回転角度が、対象領域と参照領域の相対的な回転角度であると言える。
図3は、画像処理装置による全体処理のフローチャートである。
図3を参照すると、まず、ステップS101にて、参照領域決定部11は、対象画像内の対象領域に類似する参照画像内の領域を参照領域として決定する。
図4は対象画像の一例を示す図である。図5は参照画像の一例を示す図である。ここでは図4に示した対象画像100内の対象領域110と類似度が高い領域を、図5に示した参照画像200内から探索するものとする。本例では、参照領域決定部11は、参照画像200内で参照領域の候補である候補領域211を順次スライドさせ、候補領域211を所定の回転角度だけ回転させて回転候補領域とし、対象領域110との類似度を算出し、類似度が最も高かった回転候補領域の元となった候補領域211を参照領域210とする。
次に、ステップS102にて、拡縮算出部12は第1の拡縮演算処理を実行する。第1の拡縮演算処理は対象領域から参照領域を見た場合の拡大または縮小に関する演算処理である。
図6は、第1の拡縮演算処理のフローチャートである。
図6を参照すると、まず、ステップS201にて、拡縮算出部12は、対象領域内に複数のサブ対象領域を作成する。図7は、対象領域内にサブ対象領域が作成された様子を示す図である。図7に示すように、拡縮算出部12は、対象領域110の中心を中心とする円周上に等間隔で複数のサブ対象領域(第1サブ対象領域)121を作成する。ここでは1から8までの番号が付された8個のサブ対象領域121が作成されている。
次に、ステップS202にて、拡縮算出部12は、参照領域内で、複数のサブ対象領域121のそれぞれに類似する領域(サブ参照領域)を探索する。図8は、参照領域内でサブ参照領域が決定された様子を示す図である。拡縮算出部12は、図7に示したそれぞれのサブ対象領域121に類似する領域を参照領域210内で探索し、類似度の高い領域を当該サブ対象領域121に対応するサブ参照領域(第1サブ参照領域)221とする。具体例としては、拡縮算出部12は、対象領域110における当該サブ対象領域121を切り出した位置と同じ参照領域210内の位置から、参照領域210の中心を軸として対象領域110と参照領域210との相対的な回転角度だけ回転させた位置の近傍に候補の領域をスライドさせながら、その都度、その候補の領域とサブ対象領域121との類似度を評価し、評価した中で類似度の最も高い候補の領域をサブ参照領域221と定めることにしてもよい。
全てのサブ対象領域121に対応するサブ参照領域221が決定したら、次に、ステップS203にて、拡縮算出部12は、対象領域110の中心を原点とし複数のサブ対象領域121の位置を示す座標ベクトルの大きさが1となるように、参照領域210の中心を原点とし複数のサブ参照領域221の位置を示す座標ベクトルを正規化した複数のベクトル(第1ベクトル)を求める。ここで求めたベクトルの集合は、対象領域の参照領域に対する拡大または縮小の比率の方向毎の分布を示す。図9は、正規化されたサブ対象領域の一例を示す図である。図9には、正規化の結果として、対応するサブ参照領域221に対して原点Oからの距離が拡大または縮小されたサブ対象領域122が示されている。
次に、ステップS204にて、拡縮算出部12は、ステップS203で求めた複数のベクトルを主成分分析して主成分(主成分A)を求める。ここで求まる主成分の固有ベクトルは拡大または縮小の方向を示し、固有値は拡大または縮小の比率を示す。第1主成分の固有値をα´とし、第2主成分の固有値をβ´とする。第1主成分の固有ベクトルをVα´とし、第2主成分の固有ベクトルをVβ´とする。図10は、ステップS203で求めた複数のベクトルの主成分の固有ベクトルを示す図である。図10を参照すると、第1主成分の固有ベクトルをVα´と、第2主成分の固有ベクトルをVβ´とが示されている。
図3に戻り、更に、ステップS103にて、拡縮算出部12は第2の拡縮演算処理を実行する。第2の拡縮演算処理は参照領域から対象領域を見た場合の拡大または縮小に関する演算処理である。
図11は、第2の拡縮演算処理のフローチャートである。
図11を参照すると、まず、ステップS301にて、拡縮算出部12は、参照領域内に複数のサブ参照領域を作成する。図12は、参照領域内にサブ参照領域が作成された様子を示す図である。図12に示すように、拡縮算出部12は、参照領域210の中心を中心とする円周上に等間隔で複数のサブ参照領域(第2サブ参照領域)222を作成する。ここでは1から8までの番号が付された8個のサブ参照領域222が作成されている。
次に、ステップS302にて、拡縮算出部12は、対象領域内で、複数のサブ参照領域222に類似する領域(サブ対象領域)を探索する。図13は、対象領域内でサブ対象領域が決定された様子を示す図である。拡縮算出部12は、図12に示したそれぞれのサブ参照領域222に類似する領域を対象領域110内で探索し、類似度の高い領域を当該サブ参照領域222に対応するサブ対象領域(第2サブ対象領域)122とする。具体例としては、拡縮算出部12は、参照領域210における当該サブ参照領域222を切り出した位置と同じ対象領域110内の位置から、対象領域110の中心を軸として参照領域210と対象領域110との相対的な回転角度だけ回転させた位置の近傍に候補の領域をスライドさせながら、その都度、その候補の領域とサブ参照領域222との類似度を評価し、評価した中で類似度の最も高い候補の領域をサブ対象領域122と定めることにしてもよい。
全てのサブ参照領域222に対応するサブ対象領域122が決定したら、次に、ステップS303にて、拡縮算出部12は、参照領域210の中心を原点とし複数のサブ参照領域222の位置を示す座標ベクトルの大きさが1となるように正規化した、対象領域110の中心を原点とし複数のサブ対象領域122の位置を示す座標ベクトルである複数のベクトル(第2ベクトル)を求める。ここで求めたベクトルの集合は、対象領域の参照領域に対する拡大または縮小の比率の方向毎の分布を示す。
次に、ステップS304にて、拡縮算出部12は、ステップS303で求めた複数のベクトルを主成分分析して主成分(主成分B)を求める。ここで求まる主成分の固有ベクトルは拡大または縮小の方向を示し、固有値は拡大または縮小の比率を示す。第1主成分の固有値をαとし、第2主成分の固有値をβとする。第1主成分の固有ベクトルをVαとし、第2主成分の固有ベクトルをVβとする。図14は、ステップS303で求めた複数のベクトルの主成分の固有ベクトルを示す図である。図14を参照すると、第1主成分の固有ベクトルをVαと、第2主成分の固有ベクトルをVβとが示されている。
なお、上述した第1の拡縮演算処理と第2の拡縮演算処理を実行する順序は特に限定されない。第2の拡縮演算処理を第1の拡縮演算処理より先に実行してもよい。
図3に戻り、更に、ステップS104にて、拡縮算出部12は、拡縮決定処理を実行する。拡縮決定処理は第1の拡縮演算処理の処理結果と第2の拡縮演算処理の処理結果とに基づき、対象領域の参照領域に対する拡大または縮小の方向および比率を決定する処理である。
図15は、拡縮決定処理のフローチャートである。
図15を参照すると、拡縮算出部12は、ステップS401にて、αα´≦1かつββ´<1であるか否か判定する。ステップS401の判定がYESであれば、拡縮算出部12は、ステップS402にて、固有ベクトルVαが示す方向に固有値αが示す比率で縮小し、固有ベクトルVβが示す方向に固有値βが示す比率で縮小していると判断する。
ステップS401の判定がNOであれば、拡縮算出部12は、ステップS403にて、αα´>1かつββ´≧1であるか否か判定する。ステップS403の判定がYESであれば、拡縮算出部12は、ステップS404にて、固有ベクトルVα´が示す方向に固有値α´が示す比率で拡大し、固有ベクトルVβ´が示す方向に固有値β´が示す比率で拡大していると判断する。
ステップS403の判定がNOであれば、拡縮算出部12は、ステップS405にて、αα´>1かつββ´<1かつ固有ベクトルVαと固有ベクトルVα´のなす角が所定角度(例えば45°)より小さいか否か判定する。ステップS405の判定がYESであれば、拡縮算出部12は、ステップS406にて、拡大あるいは縮小の再計算を行う。再計算では、拡縮算出部12は、固有ベクトルVα´付近の第1ベクトルと、固有ベクトルVβ付近の第2ベクトルとの和集合に対して主成分分析をし、得られた主成分の固有値を拡大または縮小の比率とし、固有ベクトルを拡大または縮小の方向とする。なお、固有ベクトルVα´付近のベクトルにいうのは、固有ベクトルVα´に方向が近いベクトルという意味であり、つまり、固有ベクトルVα´の方向と所定範囲内に方向が向いているベクトルをいう。また、本例において、固有ベクトルVαと固有ベクトルVα´のなす角が所定角度(例えば45°)より小さいことを条件としているのは、固有ベクトルVαと固有ベクトルVα´は本来的には近い方向にあるはずなので、これらのなす角度が大きい場合を除外するものである。
ステップS405の判定がNOであれば、拡縮算出部12は、ステップS407にて、αα´=1かつββ´=1であるか否か判定する。ステップS407の判定がYESであれば、拡縮算出部12は、ステップS408にて、対象領域は参照領域に対して拡大も縮小もしていないと判断する。ステップS407の判定がNOであれば、拡縮算出部12は、ステップS409にて、対象領域は参照領域に対して拡大しているのか縮小しているのか不明であると判断する。
図3に戻り、更に、ステップS105にて、予測画像生成部13は、参照画像から対象画像を予測した予測画像を生成する。その際、予測画像生成部13は、参照領域を拡縮算出部12により決定された比率で拡大または縮小した画像を予測画像の対象領域110に相当する領域に用いる。そのために、予測画像生成部13は、参照領域から対象領域への移動量を示す動きベクトルと、参照領域の画像から予測した画像と対象領域の画像との差分画像とを生成する。生成されたデータは予測画像のデータに含められる。なお、拡縮算出部12が拡大しているのか縮小しているのか不明と判断した対象領域に相当する領域には等倍の参照領域の画像を用いてもよい。
続いて、ステップS106にて、差分符号化部14は、予測画像生成部13で生成された予測画像と対象画像との差分画像を用いて対象画像を符号化し、差分を符号化した符号データを記憶部20に差分符号情報22として記録する。
以上説明したように、本実施形態の画像処理装置1では、参照領域決定部11は、対象領域の拡大または縮小の基準となる参照領域を決定する。そして、拡縮算出部12は、対象領域内の複数のサブ対象領域と、サブ対象領域のそれぞれに対応する参照領域内の複数のサブ参照領域との相対的な位置関係に基づく複数のベクトルを主成分分析することにより得られる主成分の固有値に基づいて拡大または縮小の比率を決定する。このようにすることで、平行移動ベクトルを探索したり画像の勾配強度および勾配方向を用いたヒストグラムを作成したりするような複雑な処理を必要とせず、参照領域に対する対象領域の拡大または縮小の比率を少ない計算量で算出することができる。
また、拡縮算出部12は、複数のベクトルを主成分分析して主成分の固有値および固有ベクトルを算出し、対象領域が参照領域に対して、固有ベクトルに基づいて定まる方向に、固有値に基づいて定まる比率で拡大または縮小していることを算出する。このようにすることで、拡大または縮小の比率だけでなく拡大または縮小の方向も求まるので、どの方向にどれだけ拡大または縮小しているかを求めることができる。
また、拡縮算出部12は、第1主成分と第2主成分を算出し、第1主成分の固有ベクトルに基づいて定まる方向に、第1主成分の固有値に基づいて定まる比率で拡大または縮小し、第2主成分の固有ベクトルに基づいて定まる方向に、第2主成分の固有値に基づいて定まる比率で拡大または縮小していることを算出する。このようにすることで、拡大または縮小を画像平面上の直交する2軸のそれぞれ毎に求めることができるので、画像の拡大または縮小を良好に表すことができる。
また、拡縮算出部12は、対象領域に含まれる所定の円周上に複数の第1サブ対象領域を定める。また、拡縮算出部12は、複数の第1サブ対象領域のそれぞれとの類似度に基づいて、参照領域に、複数の第1サブ対象領域のそれぞれに対応する複数の第1サブ参照領域を定める。更に、拡縮算出部12は、参照領域における複数の第1サブ参照領域の位置に基づいて複数の第1ベクトルを定める。そして、拡縮算出部12は、複数の第1ベクトルを主成分分析して主成分Aを算出する。
また、拡縮算出部12は、参照領域に含まれる所定の円周上に複数の第2サブ参照領域を定める。また、拡縮算出部12は、複数の第2サブ参照領域のそれぞれとの類似度に基づいて、対象領域に、複数の第2サブ参照領域のそれぞれに対応する複数の第2サブ対象領域を定める。更に、拡縮算出部12は、対象領域における複数の第2サブ対象領域の位置に基づいて複数の第2ベクトルを定める。そして、拡縮算出部12は、複数の第2ベクトルを主成分分析して主成分Bを算出する。
更に、拡縮算出部12は、主成分Aと主成分Bとに基づいて、拡大または縮小の比率を決定する。このようにすることで、対象領域から参照領域を見た場合と参照領域から対象領域を見た場合の両方の主成分分析から得られる主成分を用いて拡大または縮小の比率を算出するので、画像の拡大または縮小を良好に表すことができる。
また、拡縮算出部12は、対象領域の中心を原点とし複数の第1サブ対象領域の位置を示す座標ベクトルの大きさが1となるように、参照領域の中心を原点とし複数の第1サブ参照領域の位置を示す座標ベクトルを正規化したベクトルを複数の第1ベクトルと定める。また、拡縮算出部12は、参照領域の中心を原点とし複数の第2サブ参照領域の位置を示す座標ベクトルの大きさが1となるように正規化した、前記対象領域の中心を原点とし複数の第2サブ対象領域の位置を示す座標ベクトルを複数の第2ベクトルと定める。
また、拡縮算出部12は、主成分Aの第1主成分の固有値α´および固有ベクトルVα´と、主成分Aの第2主成分の固有値β´および固有ベクトルVβ´と、主成分Bの第1主成分の固有値αおよび固有ベクトルVαと、主成分Bの第2主成分の固有値βおよび固有ベクトルVβとを算出する。
そして、拡縮算出部12は、αα´≦1,ββ´<1であれば、前記固有ベクトルVαが示す方向に前記固有値αに基づく比率で縮小し、前記固有ベクトルVβが示す方向に前記固有値βに基づく比率で縮小しているとする。また、拡縮算出部12は、αα´>1,ββ´≧1であれば、前記固有ベクトルVα´が示す方向に前記固有値α´に基づく比率で拡大し、前記固有ベクトルVβ´が示す方向に前記固有値β´に基づく比率で拡大しているとする。また、拡縮算出部12は、αα´>1,ββ´<1,固有ベクトルVαと固有ベクトルVα´のなす角が所定角度より小さければ、固有ベクトルVα´の方向と所定範囲内に方向が向いている第1ベクトルと、固有ベクトルVβの方向と所定範囲内に方向が向いている第2ベクトルとの和集合に対して主成分分析をし、得られた主成分の固有値を拡縮率とし、固有ベクトルを拡縮方向とする。また、拡縮算出部12は、αα´=1,ββ´=1であれば、前記対象領域と前記参照領域は等倍であるとする。
また、本実施形態では、対象領域は符号化の対象となる対象画像に含まれる領域であり、参照領域は対象画像の符号化に用いる参照画像に含まれる領域である。そして、画像処理装置1では、予測画像生成部13は、参照領域を上記比率で拡大または縮小した画像を用いて、対象画像を予測した予測画像を生成する。差分符号化部14は、予測画像と対象画像との差分を符号化する。参照領域決定部11は、参照画像内の互いに重複可能な複数の領域を候補領域とし、候補領域を所定の回転角度だけ回転させた回転候補領域と、対象領域との類似度を算出し、その類似度に基づいて候補領域の中から参照領域を決定する。このようにすることで、少ない計算量で比率を計算し、その比率で参照領域を拡大または縮小した画像を用いて対象領域の予測画像を生成するので、少ない計算量で良好な差分符号化をすることができる。また、参照画像内の領域を回転させた領域と対象領域との類似度を用いて参照領域を探索するので、良好な参照領域を決定することができ、その結果、良好な差分符号化をすることができる。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の範囲を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。上記各実施例の装置は、ソフトウェアプログラムをプロセッサで実行することにより実現されるものとして例示したが、これに限定されることはない。制御部10の一部または全部の機能をハードウェアで実現するものであってもよい。また、制御部10の一部または全部の機能を専用プロセッサで実現するものであってもよい。
1…画像処理装置、10…制御部、11…参照領域決定部、12…拡縮算出部、13…予測画像生成部、14…差分符号化部、20…記憶部、21…フレーム情報、22…差分符号情報、100…対象画像、110…対象領域、121…サブ対象領域、122…サブ対象領域、200…参照画像、210…参照領域、211…候補領域、221…サブ参照領域、222…サブ参照領域、400…コンピュータ装置、401…制御回路、402…記憶装置、403…読書装置、404…記録媒体、405…通信インターフェイス、406…入出力インターフェイス、407…入力装置、408…表示装置、409…ネットワーク、410…バス

Claims (9)

  1. 対象領域の拡大または縮小の基準となる参照領域を決定する参照領域決定部と、
    前記対象領域内の複数のサブ対象領域と、前記サブ対象領域のそれぞれに対応する前記参照領域内の複数のサブ参照領域との相対的な位置関係に基づく複数のベクトルを主成分分析することにより得られる主成分の固有値に基づいて前記拡大または縮小の比率を決定する拡縮算出部と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記拡縮算出部は、前記複数のベクトルを主成分分析して前記主成分の前記固有値および固有ベクトルを算出し、前記対象領域が前記参照領域に対して、前記固有ベクトルに基づいて定まる方向に、前記固有値に基づいて定まる比率で拡大または縮小していることを算出する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記拡縮算出部は、第1主成分と第2主成分を算出し、前記第1主成分の固有ベクトルに基づいて定まる方向に、前記第1主成分の固有値に基づいて定まる比率で拡大または縮小し、前記第2主成分の固有ベクトルに基づいて定まる方向に、前記第2主成分の固有値に基づいて定まる比率で拡大または縮小していることを算出する、
    請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記拡縮算出部は、
    前記対象領域に所定の円周上に複数の第1サブ対象領域を定め、前記複数の第1サブ対象領域のそれぞれとの類似度に基づいて、前記参照領域に、前記複数の第1サブ対象領域のそれぞれに対応する複数の第1サブ参照領域を定め、前記参照領域における前記複数の第1サブ参照領域の位置に基づいて複数の第1ベクトルを定め、前記複数の第1ベクトルを主成分分析して主成分Aを算出し、
    前記参照領域に所定の円周上に複数の第2サブ参照領域を定め、前記複数の第2サブ参照領域のそれぞれとの類似度に基づいて、前記対象領域に、前記複数の第2サブ参照領域のそれぞれに対応する複数の第2サブ対象領域を定め、前記対象領域における前記複数の第2サブ対象領域の位置に基づいて複数の第2ベクトルを定め、前記複数の第2ベクトルを主成分分析して主成分Bを算出し、
    前記主成分Aと前記主成分Bとに基づいて、前記拡大または縮小の比率を決定する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記拡縮算出部は、
    前記対象領域の中心を原点とし前記複数の第1サブ対象領域の位置を示す座標ベクトルの大きさが1となるように、前記参照領域の中心を原点とし前記複数の第1サブ参照領域の位置を示す座標ベクトルを正規化したベクトルを前記複数の第1ベクトルと定め、
    前記参照領域の中心を原点とし前記複数の第2サブ参照領域の位置を示す座標ベクトルの大きさが1となるように正規化した、前記対象領域の中心を原点とし前記複数の第2サブ対象領域の位置を示す座標ベクトルを前記複数の第2ベクトルと定め、
    請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記拡縮算出部は、
    前記主成分Aの第1主成分の固有値α´および固有ベクトルVα´と、前記主成分Aの第2主成分の固有値β´および固有ベクトルVβ´と、前記主成分Bの第1主成分の固有値αおよび固有ベクトルVαと、前記主成分Bの第2主成分の固有値βおよび固有ベクトルVβとを算出し、
    αα´≦1,ββ´<1であれば、前記固有ベクトルVαが示す方向に前記固有値αに基づく比率で縮小し、前記固有ベクトルVβが示す方向に前記固有値βに基づく比率で縮小しているとし、
    αα´>1,ββ´≧1であれば、前記固有ベクトルVα´が示す方向に前記固有値α´に基づく比率で拡大し、前記固有ベクトルVβ´が示す方向に前記固有値β´に基づく比率で拡大しているとし、
    αα´>1,ββ´<1,前記固有ベクトルVαと前記固有ベクトルVα´のなす角が所定角度より小さければ、固有ベクトルVα´の方向と所定範囲内に方向が向いている第1ベクトルと、固有ベクトルVβの方向と所定範囲内に方向が向いている第2ベクトルとの和集合に対して主成分分析をし、得られた主成分の固有値を拡縮率とし、固有ベクトルを拡縮方向とし、
    αα´=1,ββ´=1であれば、前記対象領域と前記参照領域は等倍であるとする、
    請求項4に記載の画像処理装置。
  7. 前記対象領域は符号化の対象となる対象画像に含まれる領域であり、前記参照領域は前記対象画像の符号化に用いる参照画像に含まれる領域であり、
    前記画像処理装置は、
    前記参照領域を前記比率で拡大または縮小した画像を用いて、前記対象画像を予測した予測画像を生成する予測画像生成部と、
    前記予測画像と前記対象画像との差分を符号化する差分符号化部と、を更に有し、
    前記参照領域決定部は、前記参照画像内の互いに重複可能な複数の領域を候補領域とし、前記候補領域を所定の回転角度だけ回転させた回転候補領域と、前記対象領域との類似度を算出し、前記類似度に基づいて前記候補領域の中から前記参照領域を決定する、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 参照領域決定部が、対象領域の拡大または縮小の基準となる参照領域を決定し、
    拡縮算出部が、互いに対応する前記対象領域内の複数のサブ対象領域と前記参照領域内の複数のサブ参照領域との相対的な位置関係に基づく複数のベクトルを主成分分析することにより得られる主成分の固有値に基づいて前記拡大または縮小の比率を決定する、
    画像処理方法。
  9. 参照領域決定部が、対象領域の拡大または縮小の基準となる参照領域を決定し、
    拡縮算出部が、互いに対応する前記対象領域内の複数のサブ対象領域と前記参照領域内の複数のサブ参照領域との相対的な位置関係に基づく複数のベクトルを主成分分析することにより得られる主成分の固有値に基づいて前記拡大または縮小の比率を決定する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理プログラム。
JP2018154387A 2018-08-21 2018-08-21 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム Active JP6814484B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154387A JP6814484B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018154387A JP6814484B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020030502A JP2020030502A (ja) 2020-02-27
JP6814484B2 true JP6814484B2 (ja) 2021-01-20

Family

ID=69622468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018154387A Active JP6814484B2 (ja) 2018-08-21 2018-08-21 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6814484B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7388737B2 (ja) * 2021-05-28 2023-11-29 株式会社アクセル 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4513365B2 (ja) * 2004-03-12 2010-07-28 コニカミノルタエムジー株式会社 医用画像処理装置及び医用画像処理プログラム
JP2007079771A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Mitsubishi Electric Corp 個人識別装置
JP2010182150A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Seiko Epson Corp 顔の特徴部位の座標位置を検出する画像処理装置
JP2011224346A (ja) * 2010-03-31 2011-11-10 Toshiba Corp 超音波診断装置、画像処理装置および画像処理方法
JP6610853B2 (ja) * 2014-03-18 2019-11-27 パナソニックIpマネジメント株式会社 予測画像生成方法、画像符号化方法、画像復号方法及び予測画像生成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020030502A (ja) 2020-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3576987B2 (ja) 画像のテンプレートマッチング方法及び画像処理装置
US8718324B2 (en) Method, apparatus and computer program product for providing object tracking using template switching and feature adaptation
JP5777311B2 (ja) 低解像度ビデオから高解像度ビデオを生成する方法
KR102080694B1 (ko) 곡면 모델링을 통한 깊이 영상 부호화에서 움직임 추정 방법 및 장치와 비일시적 컴퓨터 판독가능 기록매체
JP4496992B2 (ja) 動物体アップフレーム検出方法及びプログラム及びプログラムを格納した記憶媒体及び動物体アップショット検出方法及び動物体アップフレームあるいはショット検出方法及びプログラム及びプログラムを格納した記憶媒体
JP6814484B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP2003169338A (ja) 動きベクトル検出方法及び装置並びに方法プログラムを記録した媒体
US20150195565A1 (en) Video encoding and decoding methods based on scale and angle variation information, and video encoding and decoding apparatuses for performing the methods
JP2005167976A (ja) 動きベクトル検出装置及び動きベクトル検出プログラム
JP6681078B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム
JP7388737B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP6740549B2 (ja) 動画像符号化装置、方法、プログラム、および動画像符号化システム
KR101564809B1 (ko) 블록 기반 고속 센서스 변환을 이용한 스테레오 매칭 방법 및 그 장치
US11908144B2 (en) Image processing apparatus, method, and medium using degrees of reliability and similarity in motion vectors
JP4228705B2 (ja) 動きベクトル探索方法および装置
JP3734488B2 (ja) 画像符号化装置
JP6918661B2 (ja) 符号化装置、符号化方法及びプログラム
JP2002051342A (ja) 符号化装置及び符号化方法並びに記憶媒体
JP2009267726A (ja) 動画像符号化装置、録画装置、動画像符号化方法、動画像符号化プログラム
JP6680796B2 (ja) 効率的な低複雑度ビデオ圧縮
JP4473736B2 (ja) カメラワークパラメータ算出方法、この方法を実施する装置、プログラムおよびその記憶媒体
JP3111958B2 (ja) パタン符号化を用いた符号化装置及び符号化方法
KR101670987B1 (ko) 크기 및 각도 변화량 정보에 기초한 영상 부호화 및 복호화 방법 및 크기 및 각도 변화량 정보에 기초한 영상 부호화 및 복호화 장치
JP7270999B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP6990998B2 (ja) カメラワーク判定装置及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190912

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201023

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6814484

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250