JP6813405B2 - ポイント管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の小売店の間で相互に利用することができる共通ポイントサービスを提供するためのポイント管理システムに関する。
従来より、小売店やサービス業者などでは、集客や顧客の囲い込みを目的として、買い物金額に応じて顧客に付与したポイント残額にて、買い物精算時での値引きや景品を提供したりするポイントサービスが実施されている。
そして、近年においては、各小売店で消費者に対し個別に付与しているポイントの共通化が図られてきている(特許文献1を参照)。このような共通ポイントの管理システムは、異なる小売店で同じポイントカードを利用可能にすることで、消費者は、加盟する小売店の全店でポイントを蓄積して、貯めたポイントを消費することができ、消費者にとっては便利なシステムとなっている。そして、小売店にとっても、加盟の各小売店との相乗効果で販売促進につながるメリットがある。
特開2012−168611号公報
しかしながら、従前から個別にポイントサービスを実施している小売店がポイント管理システムの運営に加盟するときには、独自で実施しているポイントカードを共通のポイントカードに切り替えるための手間や費用を要する。
また、小売店によっては、共通ポイントサービスと当該小売店独自の店内ポイントサービスとを並行して実施しているケースも多々見受けられる。そして、このような小売店の顧客にあっては、両方のポイントサービスを希望する場合には、当該顧客は複数のポイントカードを所持する負担を強いられる。
上記点に鑑み本発明は、共通ポイントサービスを実施するための共通ポイントカード等の媒体が不要な共通ポイントのポイント管理システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、それぞれが独自の店内ポイントサービスを実施している複数の小売店に導入される共通ポイントのポイント管理システムであって、共通ポイントを運営するサーバ装置と、各小売店に設けられて前記店内ポイントサービスを実行するポイント処理装置と、ユーザー端末装置と、を通信ネットワークで接続して構成されて、前記サーバ装置は、前記ユーザー端末装置からの前記共通ポイントのサービスを受けるための登録申請に応じて、共通ポイント会員としての共通ポイント会員IDを発行すると共に、前記共通ポイント会員の個々が有する前記店内ポイントサービスに係る店内ポイント会員IDを前記共通ポイント会員IDに対応付けて管理する共通ポイント会員管理部と、前記共通ポイント会員IDに関連付けて前記共通ポイントの点数及び共通ポイント会員毎の消費者データを記憶する共通ポイント格納部と、前記ポイント処理装置から前記店内ポイント会員IDと、前記共通ポイントを付与する対象となる対象商品が販売された情報と、販売した小売店の店舗識別コードとを含む販売情報が送信されると、当該店内ポイント会員IDに対応する前記共通ポイント会員IDで記憶している前記共通ポイント格納部の前記共通ポイントに所定の共通ポイント点数を加算する共通ポイント処理部と、ウェブサイトを通して前記対象商品と取得可能な前記共通ポイントの点数を前記ユーザー端末装置に伝達する対象商品伝達部と、前記共通ポイント会員ID毎に前記店舗識別コード別の前記対象商品の販売数データ及び前記消費者データを含む販売レポートを作成し前記対象商品のメーカー側のメーカー端末装置へ提供する手段と、備えたことを特徴とする。
さらに、前記ユーザー端末装置は、事前に前記サーバ装置からダウンロードされてインストールされたアプリケーションの起動により前記ウェブサイトにアクセスできるようにするとよい。
対象商品伝達部は、共通ポイント会員へ電子メール配信により対象商品を伝達する構成であってもよい。
本発明によるポイント管理システムは、各小売店で実施の店内ポイントサービスでの店内ポイント会員IDから共通ポイント会員IDを採番して、共通ポイント会員IDにより消費者毎に獲得した共通ポイントを管理するものである。よって、消費者は、買い物金額の精算時には店内ポイント会員IDを提示することで共通ポイントと店内ポイントとの両方を獲得することができるため、2通りの会員IDを提示する煩わしさがない。
本発明に係わるポイント管理システムの概念図を示す。 本発明に係わるポイント管理システムの全体構成を説明するブロック図を示す。 共通ポイントデータベースの構成を模式的に表す説明図を示す。 共通ポイント会員登録時におけるユーザー端末とサーバ装置の処理を説明するフローチャートを示す。 消費者が対象商品の購入により共通ポイントを獲得するときのユーザー端末とサーバ装置とPOSシステムの処理を説明するフローチャートを示す。 ユーザー端末に表示される対象商品表示画面の構成を模式的に例示する説明図を示す。 販売レポートデータの構成を模式的に例示する説明図を示す。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明に係わるポイント管理システム100の運用を説明する概念図を示している。
同図において、ポイント管理システム100は、共通ポイントシステムに加盟している複数の小売店1と、小売店1に商品を供給するメーカー2と、共通ポイントサービスを主幹する共通ポイント運営事業者3とにより運用されて、共通ポイントサービスを通して消費者4の囲い込みを図ろうとするものである。尚、小売店1とメーカー2と消費者4とは、便宜的にそれぞれ1つしか示されていないが、それぞれ多数存在している。
共通ポイントサービスは、消費者4が加盟する小売店1でメーカー2の商品を購入したときに、この商品が予め定めた対象商品であるときには、メーカー2が設定する所定の点数の共通ポイントが付与されて、消費者4は貯まった共通ポイントの点数に応じた特典が提供される仕組みとなっている。このような共通ポイントサービスは、自社商品の市場でのシェアを拡大したい各メーカー2から提供される原資を元にして共通ポイント運営事業者3によって運用される。そして、加盟する各小売店1にとっては、当該メーカー2の対象商品を自店から購入してもらうことで、店の売り上げの向上が図れる。
一方、小売店1においては、このような共通ポイントサービスとは別に各小売店2で独自に運営される店内ポイントサービス、所謂、FSP(フリークエント・ショッパーズ・プログラム)を実施している場合がある。すなわち、小売店1が顧客(消費者4)にFSPを実施するときの媒体となる店内ポイントカード11を発行して、買い物の精算時に店内ポイントカード11から店内ポイント会員IDを読み取り、買い物の精算金額に応じたポイントを当該消費者4に付与することで、当該小売店2内でポイント点数に応じた値引き等の特典を提供する。このような店内ポイントサービスは、小売店1による店舗内での販売促進を目的としており、同じ系列の傘下の複数の小売店1が同一の店内ポイントサービスを運用しているケースもある。
共通ポイントサービスの説明に戻ると、消費者4が共通ポイントによるサービスを受けようとするには、共通ポイント運営事業者3に事前に共通ポイント会員の登録を行うことで共通ポイント会員IDを取得することになる。この登録は、消費者4が共通ポイントサービスに加盟する小売店1が独自に実施している店内ポイント会員IDを共通ポイント運営事業者3に届出することで行われる。この場合、消費者4によっては、各小売店1がそれぞれで運営しているポイント会員に入会して、複数の加盟小売店1の店内ポイント会員IDを保有していることもあり、そのときには、全ての店内ポイント会員IDが登録されることになる。
これにより、共通ポイント運営事業者3は、共通ポイント会員となった消費者4に共通ポイント会員IDを付与して、この共通ポイント会員IDに対応付けて当該消費者4が所持している店内ポイント会員IDを共通ポイントデータベース43に格納して管理する。
共通ポイント運営事業者3は、メーカー2から示される共通ポイントを提供する対象商品と、購入により獲得できる共通ポイント点数とをウェブサイト44に表示して公開し、消費者4がこれを確認する。このとき消費者4は、自身が所持している店内ポイントカードを発行している小売店4が購入希望の対象商品を販売しているか否かを確認することができる。
そして、小売店1は販売時点管理を行うPOSシステム10を備えるが、本例のPOSシステム10は、小売店1の店内での販売時点管理と共に店内ポイントサービスでのポイント管理を行うポイント処理装置を兼用している。そして、ポイント処理装置であるこのPOSシステム10は、消費者4が小売店1で対象商品を購入したときには、当該顧客に付与している店内ポイント会員IDと、販売された対象商品の商品コードと、当該小売店1の識別コードとを、共通ポイント運営事業者3へ送る。店内ポイント会員IDは、上記したように小売店1が顧客に対して発行する店内ポイントカード11に記録されており、POSシステム10は、ポイントカード11から店内ポイント会員IDを読み取って共通ポイント運営事業者3に送る。しかし、店内ポイント会員IDを記録する媒体はカードとは限らず、ICチップや無線IDチップ等がある。
また、小売店1によっては、POSシステム10と別の店内ポイントのポイント管理装置を設ける例もある。この場合、各小売店1の事情に応じて種々のポイント管理装置があるが、要は対象商品の販売があったときにはその商品コードと読み取った店内ポイント会員IDを共通ポイント運営事業者3へ送る機能を備えていればよい。
共通ポイント運営事業者3は、商品コードと識別コードと店内ポイント会員IDが送られてきたとき、商品コードと識別コードとからは対象商品とそれが販売された小売店1を判別し、店内ポイント会員IDからは対応する共通ポイント会員IDを検出する。そして、検出した共通ポイント会員IDの共通ポイントアカウントに当該対象商品のポイント点数を加算する。よって、本例においては、POSシステム10が共通ポイント運営事業者3に商品コードを送ることで、共通ポイントを付与する対象となる対象商品が販売された情報が共通ポイント運営事業者3に示されたことになる。
共通ポイント運営事業者3は、メーカー2からの原資を元にして、共通ポイント会員が貯めた共通ポイント点数に応じた特典を消費者に提供する。例えば、共通ポイントの点数に応じたキャッシュバック、電子マネーや他のポイントシステムへのポイント移換等である。この場合、共通ポイントの移換は、消費者4が所持している店内ポイントカード11のポイントに移換してもよい。
メーカー2は、メーカー端末装置21に共通ポイント運営事業者3から当該メーカー2が設定している対象商品の売上とその売上店、これに加えて購入した顧客の共通ポイント会員IDや属性データを含む購買情報が提供されることで、対象商品を誰が何処の小売店1で購入したかを把握でき、対象商品の市場分析を行うことができる。そして、消費者4が複数の小売店1でそれぞれが独自に運営している店内ポイントカード11を提示して同じ商品を購入していても、共通ポイント運営事業者3は共通ポイント会員IDによって消費者4の名寄せが行えるため、メーカー2は購入者の実数を把握できる。
図2は、ポイント管理システム100のハード構成をブロック図で示している。POSシステム10は、POSサーバ12と、店舗内の精算レジカウンタに配置される精算端末機(POS端末)13とをLAN(Local Area Network)17で接続し構成している。POS端末13は、店舗の規模に応じて1台又は複数が精算レジカウンタに設置される。
POSサーバ12は、商品コードと商品名と価格とを対応させたPLU(Price Look Up)ファイル15を備えて、POS端末13からスキャナ16によって読み取った商品コードを含む問合せメッセージが送信されてくると、PLUファイル15から当該商品コードに対応する商品名及び価格を検索して、当該問合せメッセージを送ってきたPOS端末13へ返信する。
POS端末13は、送られてきた価格に基づき顧客の買い物の精算処理を行い、精算完了により顧客が購入した商品の商品コードやその個数、それによる売上金額、そのときの日時や時刻を表わす販売日時及び当該POS端末13の端末コードを含む売上情報をPOSサーバ12へ送信する。よって、POSサーバ12はこの売上情報に基づき店舗での売上管理を行う。尚、傘下の複数の小売店1の販売時点管理を統合して行う場合には、更に上位のPOSサーバを設けて公衆回線又は専用回線で接続されている。
このPOSシステム10においては、磁気カード又はICカードを利用して作成されている店内ポイントカード11から店内ポイント会員IDを読み取るためのポイントカードリーダ14が各POS端末13に設けられている。したがって、POS端末13は、買い物の精算時に顧客が提示したポイントカード11から店内ポイント会員IDを読み取っているときには、上記の売上情報にこの店内ポイント会員IDを付加した販売情報をPOSサーバ12へ送信する。
POSサーバ12は、売上情報に店内ポイント会員IDが付加された販売情報が送信されてくると、このときの精算金額に応じた店内ポイントサービスで実施のポイント点を当該店内ポイント会員IDに関連付けて記憶しているポイント残額に加算する。かかる店内ポイント処理は、各小売店1でそれぞれ独自に行われている処理であるためここでの詳しい説明は省略する。ここで重要なのは、本ポイント管理システム100においては、POSサーバ2は売上情報と共に店内ポイント会員IDが送信されてきたときには、売上情報に店内ポイント会員IDを付加した販売情報を共通ポイント運営事業者3が設置しているサーバ装置40に送信することにある。
サーバ装置40は、インターネット、電話回線、移動体通信網等による通信ネットワーク5を介して、各小売店1のPOSサーバ12に接続されている。サーバ装置40は、ネット接続サービスに対応するウェブサーバ41と、共通ポイント管理サーバ42と、共通ポイントデータベース43とを備える。ウェブサーバ41は、WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)上に共通ポイント管理サイトを開設してハイパーテキスト伝送プロトコル(http)によるHTMLフォーマットのウェブページ44を提供する。
共通ポイントデータベース43は、共通ポイントに関する各種データを格納する。図3は、共通ポイントデータベース43の構成を示し、共通ポイント会員毎の消費者データ43aは、会員登録した消費者4の共通ポイント会員IDに関連付けて、当該消費者4の性別や生年月日等の属性情報と、店内ポイント会員IDと、購入した対象商品の商品コード及び購入した小売店1の店舗識別コードと、共通ポイント累計点数の各記憶領域を含む。
消費者4は、コンピュータやスマートフォン等のユーザー端末31を備えて、ユーザー端末31にインストールしているアプリケーションプログラム32(以下、「アプリ」と称す)を起動することで、ウェブサーバ41が開設している共通ポイント管理サイトを通してデータの授受を行う。アプリ32は、通信ネットワーク5を通じてウェブサーバ41からダウンロードされる。
そして、各メーカー2は、それぞれのメーカー端末装置21により通信ネットワーク5を通してサーバ装置40とデータの授受を行う。
上記構成の共通ポイントサービスシステムにおいてのサーバ装置40とユーザー端末31の動作の流れを説明する。
図4は、消費者4による共通ポイント会員の登録時の動作の流れを示している。消費者4はユーザー端末31からサーバ装置40のウェブサーバ41が開設している共通ポイント会員登録サイトにアクセスする(ステップS01)。ウェブサーバ41は、会員登録のウェブページを送信してユーザー端末31のディスプレイに共通ポイント会員登録画面を表示する(ステップS02)。消費者4は、会員登録画面にしたがって、性別や生年月日等の属性情報と所持している店内ポイント会員IDを入力し送信する(ステップS03)。
サーバ装置40は属性情報と店内ポイント会員IDとを受信すると、共通ポイント管理サーバ42は、当該消費者4に対する共通ポイント会員IDを発行すると共に、この共通ポイント会員IDに関連付けて、これらの属性情報と店内ポイント会員IDとを共通ポイントデータベース43に格納する(ステップS04)。したがって、共通ポイント管理サーバ42は、共通ポイント会員管理部として、店内ポイント会員IDを共通ポイント会員IDに関連付けて管理する。そして、共通ポイント管理サーバ42は、共通ポイント会員IDとアプリ32とをユーザー端末31へダウンロードし(ステップS05)、ユーザー端末31はこれらをインストールする(ステップS06)。
図5は、共通ポイント会員を登録した消費者4が共通ポイントを入手する動作の流れを示している。消費者4がユーザー端末31のアプリ32を起動すると、共通ポイント会員IDで共通ポイント管理サイトへアクセスする(ステップS11)。
ウェブサーバ41は共通ポイント会員IDの認証確認を行って(ステップS12)、認証が得られると購入されると共通ポイントを付与する対象商品を表示しているウェブページを送信し(ステップS13)、ユーザー端末31はディスプレイに対象商品画面を表示する(ステップS14)。図6は、ユーザー端末31がスマートフォンの場合に表示される対象商品画面31aを模式的に示しており、それぞれのメーカー2からの購入により共通ポイントを提供する商品画像が表示されている。
このように、ウェブサーバ41は、ウェブサイト44を通じて対象商品を消費者4に公開することで、対象商品伝達部として機能する。対象商品伝達部は、ウェブサーバ41以外にも、例えばメールサーバで構成しメールで各ユーザー端末31に対象商品を伝達してもよい。
また、消費者4は、対象商品表示画面31aの「お店を探す」ボタンをタップすると、加盟小売店1を表示するウェブページが送られてきて、ユーザー端末31のディスプレイに表示される。
消費者4が小売店1で対象商品を購入して商品代金を精算したとき、POSシステム10はPOS端末13により対象商品の商品コードを読み取って精算処理を行う(ステップS15)。同時に、このときPOS端末13は、消費者4が提示する店内ポイント会員カード11に記録されている店内ポイント会員IDを読み取る。そして、POSシステム10は、購入された対象商品の商品コードと店内ポイント会員IDと当該小売店1の店舗識別コードとを含む販売情報をサーバ装置40へ送信する(ステップS16)。
サーバ装置40の共通ポイント管理サーバ42は、POSシステム10から販売情報が送られてくると、店内ポイント会員IDから共通ポイントデータベース43を検索して共通ポイント会員IDを検出し(ステップS17)、この共通ポイント会員IDに関連付けて、店内ポイント会員IDと共に送られてきた商品コードと店舗識別コードとを共通ポイントデータベース43に格納する処理を行う(ステップS18)。そして、この共通ポイント会員IDに対応して格納している共通ポイント累計点数に、今回対象商品のポイント点数を加算する(ステップS19)。したがって、共通ポイント管理サーバ42は、ステップS17乃至ステップS19を処理することで、共通ポイント処理部として機能する。
共通ポイント運営業者3は、共通ポイント会員からの共通ポイント交換の要求があると、当該共通ポイント会員IDに対応している共通ポイント累計点数に応じた特典を提供する。
また、ポイント管理システム100は、メーカー2のメーカー端末装置21から当該メーカー2の対象商品の購買情報提供の要求があると、共通ポイント管理サーバ42は、共通ポイントデータベース43からこのメーカー2の対象商品の商品コードを格納している消費者データ43aを取り出して、販売レポートを作成し送信する。
図7は、一つの対象商品に対する販売レポートデータ45の構成を例示しており、共通ポイント会員ID別の個別表示レコード部45aと、全共通ポイント会員IDの総合である全体表示レコード部45bとから成る。個別表示レコード部45aは、共通ポイント会員ID毎に、当該会員の属性情報及び販売した小売店1(店舗識別コード)別の対象商品の販売数データと、総販売数データとで構成される。また、全体表示レコード部45bは、対象商品を販売した共通ポイント加盟の全小売店1別の対象商品の総販売数データ452と、全小売店1での合計販売数データとで構成される。メーカー2は、このような販売レポートデータ45から対象商品に関する市場動向を分析することができる。
上記したポイント管理システム100によれば、各小売店1で実施している既存の店内ポイント会員IDから共通ポイント会員IDを採番して、共通ポイント会員IDにより消費者4毎に獲得した共通ポイントを管理するものである。したがって、消費者4は、買い物金額の精算時には店内ポイント会員IDを記録した媒体を提示することで、店内ポイントと共通ポイントの両方のポイントを同時に獲得することができる。そして、サーバ装置40は、POSデータと店内ポイント会員IDを収集して、共通ポイント会員IDに対応付けて各小売店1のPOSデータを管理することで、共通ポイントサービスの原資を提供するメーカー2と加盟の小売店1と会員の消費者4との関係を密接に結びつけるようにしたシステムとなる。
また、上記説明においては、共通ポイントサービスと店内ポイントサービスとを併存させた小売店1で説明したが、小売店1によっては、以前から実施していた店内ポイントサービスを停止して共通ポイントサービスに切り替えることがある。このような場合においても、店内ポイントサービスに用いていた店内ポイント会員IDや店内ポイントカード11を廃止する必要がなく、消費者4は従前と同様に精算時には店内ポイントカード11を提示すれば共通ポイントを獲得することができる。したがって、手間やコストを掛けずに、店内ポイントサービスから共通ポイントサービスへ移行することができる。
ポイント管理システム100による共通ポイントサービスは、店内ポイント会員IDを所持していない消費者4も共通ポイント会員に入会できるようにすれば、共通ポイントサービスを普及させる上では好ましい。しかし、店内ポイント会員IDを所持していない消費者4が対象商品を購入する場合には、共通ポイント会員IDを対象商品の購入時に提示する必要がある。それには、カード等の媒体を通して提示することになる。好適には、スマートフォン等の携帯端末に予め例えば二次元コード又はバーコードによる共通ポイント会員IDを運営事業者3からダウンロードしておき、購入時に画面に表示して小売店1のPOSシステム10で読み取らせると良い。
さらに、共通ポイントサービスを普及させる上では、店内ポイントサービスを実施していない小売店1も共通ポイントサービス実施の小売店1に加盟してもらうのが好ましい。この場合も店内ポイントサービスを実施していない小売店1で対象商品を購入する消費者4は、精算時には共通ポイント会員IDを提示することになるが、前述したのと同様に、スマートフォン等の携帯端末に予めダウンロードした二次元コード又はバーコードで提示するようにしておくのが良い。
5 通信ネットワーク
10 POSシステム(ポイント処理装置)
31 ユーザー端末装置
32 アプリケーション
40 サーバ装置
41 ウェブサーバ(対象商品伝達部)
42 共通ポイント管理サーバ(共通ポイント会員管理部、共通ポイント処理部)
43 共通ポイントデータベース(共通ポイント格納部)
44 ウェブサイト
100 ポイント管理システム

Claims (3)

  1. それぞれが独自の店内ポイントサービスを実施している複数の小売店に導入される共通ポイントのポイント管理システムであって、
    共通ポイントを運営するサーバ装置と、各小売店に設けられて前記店内ポイントサービスを実行するポイント処理装置と、ユーザー端末装置と、を通信ネットワークで接続して構成されて、
    前記サーバ装置は、
    前記ユーザー端末装置からの前記共通ポイントのサービスを受けるための登録申請に応じて、共通ポイント会員としての共通ポイント会員IDを発行すると共に、前記共通ポイント会員の個々が有する前記店内ポイントサービスに係る店内ポイント会員IDを前記共通ポイント会員IDに対応付けて管理する共通ポイント会員管理部と、
    前記共通ポイント会員IDに関連付けて前記共通ポイントの点数及び共通ポイント会員毎の消費者データを記憶する共通ポイント格納部と、
    前記ポイント処理装置から前記店内ポイント会員IDと、前記共通ポイントを付与する対象となる対象商品が販売された情報と、販売した小売店の店舗識別コードとを含む販売情報が送信されると、当該店内ポイント会員IDに対応する前記共通ポイント会員IDで記憶している前記共通ポイント格納部の前記共通ポイントに所定の共通ポイント点数を加算する共通ポイント処理部と、
    ウェブサイトを通して前記対象商品と取得可能な前記共通ポイントの点数を前記ユーザー端末装置に伝達する対象商品伝達部と、
    前記共通ポイント会員ID毎に前記店舗識別コード別の前記対象商品の販売数データ及び前記消費者データを含む販売レポートを作成し前記対象商品のメーカー側のメーカー端末装置へ提供する手段と、
    を備えるポイント管理システム。
  2. 前記ユーザー端末装置は、事前に前記サーバ装置からダウンロードされてインストールされたアプリケーションの起動により前記ウェブサイトにアクセスすることを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
  3. 前記対象商品伝達部は、電子メールの配信により前記対象商品を前記ユーザー端末装置に伝達することを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
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