JP6813377B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、交流電源から受けた電力を所望の電力に変換して出力する電力変換装置に関し、特に、メガワットオーダーの大電力を出力する電力変換装置に関する。
従来から、交流電源から電力を受電する受電回路、受電回路で受電した交流の電力から直流の電力を生成する整流回路(コンバータ回路)、整流回路で生成した直流の電力を所望の電力に変換する変換回路(インバータ回路)、および変換回路で変換した電力を出力する出力回路等を備えた電力変換装置が知られている(例えば特許文献1参照)。また、このような装置において、電力変換装置の出力電力を大きくするために、整流回路および変換回路を複数並列に設けることも知られている。
特開2015−119603号公報
ところで、電力変換装置を構成する各回路のサイズが大きくなると、運搬容易性を考慮して、図8(A)に示すように、複数の筐体C1〜C5に回路110〜150を機能別に分散させて収容することが行われている。図8(A)では、電力を受電する受電回路110は、第1の筐体C1に収容されることで受電盤101として構成され、直流の電力から交流の電力を生成する整流回路120は、第2の筐体C2に収容されることで整流盤102として構成されている。また、直流の電力を所望の電力に変換する変換回路130は、第3の筐体C3に収容されることで変換盤103として構成され、電力を出力する出力回路140は、第4の筐体C4に収容されることで出力盤104として構成されている。また、変換回路130の動作を制御する制御回路150は、第5の筐体C5に収容されることで制御盤105として構成されている。
しかしながら、高出力化のために図8(A)の整流回路120および変換回路130の並列数を増加させる場合には、図8(B)に示すように、整流盤102と変換盤103とを増設する必要があり、設置スペースの増加量が大きく、回路構成を容易に拡張することができないという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、回路構成を容易に拡張することができる電力変換装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の電力変換装置は、交流電源から電力を受電する受電回路と、前記受電回路で受電した交流の電力から直流の電力を生成する整流回路と、前記整流回路で生成した直流の電力を所望の電力に変換する変換回路と、前記変換回路で変換した電力を出力する出力回路と、前記変換回路の動作を制御する制御回路とを備え、前記制御回路として、前記出力回路に流れる電流に基づいて指令を送るメイン制御回路と、当該メイン制御回路からの指令に基づいて前記変換回路の動作を制御するサブ制御回路とを備え、前記受電回路は、第1の筐体に収容されることで受電盤として構成され、前記整流回路および前記変換回路は、共通の第2の筐体に収容されることで整流/変換盤として構成され、前記出力回路は、第3の筐体に収容されることで出力盤として構成され、前記メイン制御回路は、第4の筐体に収容されることで制御盤として構成され、前記サブ制御回路は、前記第1の筐体に収容されることで前記受電回路とともに前記受電盤を構成していることを特徴とする。
上記構成によれば、高出力化のために整流回路および変換回路を増やす際に、整流/変換盤を増設することで対応することができるため、整流盤および変換盤をそれぞれ増設する構成に比べて、設計/製造工数を低減することができ、設置スペースの増加量も少なくすることができる。したがって、回路構成を容易に拡張することができる。
また、請求項2に記載の電力変換装置は、請求項1に記載の電力変換装置において、互いに並列に接続された複数の前記整流/変換盤を備えていることを特徴とする。この構成によれば、整流/変換盤を並列に接続することで、容易に高出力化することができる。
また、請求項3に記載の電力変換装置は、請求項1または2に記載の電力変換装置において、前記受電回路と前記整流回路との間に設けられた入力フィルタ回路をさらに備え、前記入力フィルタ回路は、前記整流/変換盤に設けられていることを特徴とする。この構成によれば、整流/変換盤を並列に接続したとき、受電盤に設けられた1つの入力フィルタ回路で高周波成分を除去する構成に比べて、整流/変換盤の各々に設けられた入力フィルタ回路に流れる電流を小さくすることができ、小型の入力フィルタ回路を採用することができる。
また、請求項4に記載の電力変換装置は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置において、前記変換回路と前記出力回路との間に設けられた出力フィルタ回路をさらに備え、前記出力フィルタ回路は、前記整流/変換盤に設けられていることを特徴とする。この構成によれば、整流/変換盤を並列に接続したとき、出力盤に設けられた1つの出力フィルタ回路で高周波成分を除去する構成に比べて、整流/変換盤の各々に設けられた出力フィルタ回路に流れる電流を小さくすることができ、小型の出力フィルタ回路を採用することができる。
また、請求項5に記載の電力変換装置は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置において、複数の前記受電盤を備え、複数の前記受電盤は、少なくとも1つの前記整流/変換盤を介して共通の前記出力盤に接続されていることを特徴とする。この構成によれば、高出力化のために整流/変換盤を増設するとき、当該整流/変換盤を介して出力盤に接続される受電盤も併せて増設することになる。このため、1つの受電盤で電力を受電する構成に比べて、受電盤の各々に設けられた受電回路に流れる電流を小さくすることができ、受電回路の構成部品として小型の電気部品を採用することができる。
本発明によれば、回路構成を容易に拡張することができる電力変換装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る電力変換装置のブロック図である。 同実施形態に係る電力変換装置の回路構成図である。 同実施形態に係る電力変換装置のハードウェア構成図である。 本発明の第2実施形態に係る電力変換装置のブロック図である。 同実施形態に係る電力変換装置のハードウェアの構成を示す側面図である。 変形例に係る電力変換装置の回路構成図である。 変形例に係る電力変換装置のハードウェアの構成を示す平面図である。 従来の電力変換装置のハードウェアの構成を示す側面図である。
(第1実施形態)
図1〜3を参照して、本発明の第1実施形態に係る電力変換装置について説明する。図1は、第1実施形態に係る電力変換装置の全体構成を示している。
図1に示すように、電力変換装置は、受電回路10と、入力フィルタ回路20と、整流回路30と、変換回路40と、出力フィルタ回路50と、出力回路60と、メイン制御回路70と、サブ制御回路80とを備えている。
受電回路10は、三相交流の電力を出力する交流電源Sに接続され、交流電源Sから交流の電力を受電する。こうして、電力変換装置には、三相交流の電力が入力電力として入力される。
入力フィルタ回路20は、受電回路10と整流回路30との間に設けられ、受電回路10で受電した電力から高周波成分を除去する。
整流回路30は、入力フィルタ回路20と変換回路40との間に設けられ、入力フィルタ回路20を介して受電回路10に接続されている。整流回路30は、受電回路10で受電した交流の電力から直流の電力を生成する。すなわち、整流回路30は、AC/DC変換回路として機能する。
変換回路40は、整流回路30と出力フィルタ回路50との間に設けられ、出力フィルタ回路50を介して出力回路60に接続されている。変換回路40は、整流回路30で生成した直流の電力を所望の交流の電力に変換する。すなわち、変換回路40は、DC/AC変換回路として機能する。整流回路30にスイッチング素子を用いたユニット(スイッチングユニット)により昇圧するコンバータ回路を使用する場合には、部品点数を低減する観点から、整流回路30に使用するスイッチングユニットと変換回路40に使用するスイッチングユニットとを同一にすることができる。
出力フィルタ回路50は、変換回路40と出力回路60との間に設けられ、変換回路40で変換した電力から高周波成分を除去する。
出力回路60は、負荷Lに接続され、変換回路40で変換した電力を負荷Lに出力する。こうして、電力変換装置は、例えば、粒子加速器を駆動するために、電磁石を構成する誘導性の負荷L(コイル)に電流を供給する。
メイン制御回路70は、出力回路60に流れる電流に基づき、サブ制御回路80を介して整流/変換部T1〜T3の動作を制御する。サブ制御回路80は、メイン制御回路70からの指令に基づき、整流/変換部T1〜T3の動作を制御する。具体的には、制御回路70,80は、スイッチング素子31〜36(図2参照)のオン/オフの切り替え、および、スイッチング素子41〜44(図2参照)のオン/オフの切り替えを制御する。
本実施形態においては、電力変換装置は、互いに並列に接続された3つの整流/変換部T1〜T3を備えている。整流/変換部T1〜T3の各々は、直列に接続された入力フィルタ回路20、整流回路30、変換回路40、および、出力フィルタ回路50により構成されている。
次に、図2を参照して、各回路10〜60の構成について説明する。なお、図2では、1つの整流/変換部T1のみを図示し、整流/変換部T2,T3の図示は省略している。
図2に示すように、受電回路10は、交流電源Sに接続される3つの入力端子11と、入力端子11の各々に接続された電路を開閉する遮断器12とを備えている。入力端子11を介して、交流電源Sから電力が入力され、漏電等の異常時には、遮断器12により電路が遮断される。
入力フィルタ回路20は、整流回路30に接続された3つの電路の各々に設けられたコンデンサ21とコイル22との組み合わせにより構成されている。これらの受動素子により、整流回路30に入力される電流の高周波成分が除去される。
整流回路30は、3相全波整流回路を構成する6つのスイッチング素子31〜36と、平滑コンデンサ37とを備えている。スイッチング素子31〜36による電路の開閉により、交流の電力から直流の電力が生成され、平滑コンデンサ37により、生成される電力の変動が低減される。
変換回路40は、Hブリッジを構成する4つのスイッチング素子41〜44を備えている。スイッチング素子41〜44による電路の開閉により、所望の電圧を有する交流の電力が生成される。
出力フィルタ回路50は、変換回路40に接続された2つの電路の各々に設けられたコイル51とコンデンサ52と抵抗53との組み合わせにより構成されている。これらの受動素子により、変換回路40から出力された電流の高周波成分が除去される。
出力回路60は、負荷Lに接続される2つの出力端子61と、出力電流を検出するための変流器62とを備えている。出力端子61を介して、負荷Lに電力が出力され、変流器62により、負荷Lへの出力電流をメイン制御回路70が検出する。
図3を参照して、電力変換装置のハードウェア構成について説明する。
図3に示すように、電力変換装置は、第1の筐体C1と、複数の第2の筐体C2と、第3の筐体C3と、第4の筐体C4とを備えている。
受電回路10は、第1の筐体C1に収容されることで受電盤1として構成されている。さらに、第1の筐体C1にはサブ制御回路80が収容されることで、サブ制御回路80が受電盤1に設けられている。すなわち、受電盤1は、第1の筐体C1と受電回路10とサブ制御回路80とにより構成されている。
整流回路30および変換回路40は、共通の第2の筐体C2に収容されることで整流/変換盤2として構成されている。さらに、第2の筐体C2には入力フィルタ回路20および出力フィルタ回路50が収容されることで、入力フィルタ回路20と出力フィルタ回路50とが整流/変換盤2に設けられている。すなわち、整流/変換盤2は、第2の筐体C2と入力フィルタ回路20と整流回路30と変換回路40と出力フィルタ回路50とにより構成されている。整流/変換部T1を構成する回路20〜50と、整流/変換部T2を構成する回路20〜50と、整流/変換部T3を構成する回路20〜50は、それぞれ異なる第2の筐体C2に収容されている。直列に接続された回路20〜50が、第2の筐体C2に収容されている。
出力回路60は、第3の筐体C3に収容されることで出力盤3として構成されている。すなわち、出力盤3は、第3の筐体C3と出力回路60とにより構成されている。
メイン制御回路70は、第4の筐体C4に収容されることで制御盤4として構成されている。すなわち、制御盤4は、第4の筐体C4とメイン制御回路70とにより構成されている。
以上のように構成された受電盤1、複数の整流/変換盤2、出力盤3、および、制御盤4は、ここに列挙した順番で一列に並べられている。電路を構成するバスバー(図示略)は、一列に並んだ筐体C1〜C4を貫いて設けられている。
本実施形態によれば以下の効果を奏する。
(1)整流/変換盤2を増設することで、整流回路30および変換回路40等の並列数を増やすことができる。すなわち、高出力化のために整流回路30および変換回路40を増やす際には、1種の整流/変換盤2を増設することで対応することができる。このため、整流盤102および変換盤103をそれぞれ増設する構成(図8参照)に比べて、設置スペースの増加量を低減することができ、回路構成を容易に拡張することができる。
(2)4種の盤1〜4により電力変換装置が構成されるため、5種の盤101〜105により構成された従来の電力変換装置(図8参照)に比べて、電力変換装置の構成を簡素化することができ、設計工数および製造工数を低減することができる。また、電力変換装置の構成を簡素化することができるため、部品点数を削減することができ、同一構成の盤を複数製造するに際し、部品を統一化することで保守性を向上させることができる。
(3)電流変換装置は、互いに並列に接続された複数の整流/変換盤2を備えているため、整流/変換盤2を並列に接続することで、容易に高出力化することができる。また、この場合、整流/変換盤2の構成が統一化されているため、整流/変換盤2の動作を制御するためのサブ制御回路80のプロクラムも統一化できるので設計工数を低減することができる。
(4)受電回路10と整流回路30との間に設けられた入力フィルタ回路20が、整流/変換盤2に設けられている。このため、整流/変換盤2を並列に接続したとき、受電盤1に設けられた1つの入力フィルタ回路で高周波成分を除去する構成(不図示)に比べて、整流/変換盤2の各々に設けられた入力フィルタ回路20に流れる電流を小さくすることができ、小型の入力フィルタ回路20を採用することができる。
(5)変換回路40と出力回路60との間に設けられた出力フィルタ回路50が、整流/変換盤2に設けられている。このため、整流/変換盤2を並列に接続したとき、出力盤3に設けられた1つの出力フィルタ回路で高周波成分を除去する構成(不図示)に比べて、整流/変換盤2の各々に設けられた出力フィルタ回路50に流れる電流を小さくすることができ、小型の出力フィルタ回路50を採用することができる。
(6)受電回路10に接続される整流回路30および変換回路40の動作を制御するサブ制御回路80が、受電盤1に設けられている。このため、整流回路30および変換回路40等の並列数を増やす際に、受電盤1を増設することで制御対象の増加に対応することができる。
(第2実施形態)
図4および図5を参照して、本発明の第2実施形態に係る電力変換装置について説明する。図4は、第2実施形態に係る電力変換装置の全体構成を示している。なお、第1実施形態と同様の構成については、同じ符号を付けて説明を省略する。
図4に示すように、電力変換装置は、2つの受電回路10A,10Bと、2つのサブ制御回路80A,80Bを備えている。また、電力変換装置は、並列接続された3つの整流/変換部T1〜T3と、並列接続された3つの整流/変換部T4〜T6とを備えている。
受電回路10Aは、整流/変換部T1〜T3に直列に接続され、受電回路10Bは、整流/変換部T4〜T6に直列に接続されている。サブ制御回路80Aは、メイン制御回路70からの指令に基づき、整流/変換部T1〜T3を制御し、サブ制御回路80Bは、メイン制御回路70からの指令に基づき、整流/変換部T4〜T6を制御する。このように、複数の整流/変換部T1〜T6を動作させるためのサブ制御回路80A,80Bと、全体出力のフィードバック制御を行うメイン制御回路70とに分割することで、メイン制御回路70に組み込まれるプログラムの簡素化を行うことができるとともに、高出力化のために回路を直列/並列に構成したり盤のレイアウトの自由度を高めたりすることができる。整流/変換部T1〜T6は、それぞれ、直列に接続された回路20〜50により構成されており、共通の出力回路60に接続されている。こうして、複数の受電回路10A,10Bは、回路20〜50を介して、1つの出力回路60に接続されている。
図5を参照して、電力変換装置のハードウェア構成について説明する。
図5に示すように、電力変換装置は、複数の第1の筐体C1と、複数の第2の筐体C2と、第3の筐体C3と、第4の筐体C4とを備えている。
受電回路10Aおよびサブ制御回路80Aは、第1の筐体C1に収容されることで受電盤1Aとして構成され、受電回路10Bおよびサブ制御回路80Bは、他の第1の筐体C1に収容されることで受電盤1Bとして構成されている。
整流/変換部T1〜T3を構成する回路20〜50は、第2の筐体C2に収容されることで整流/変換盤2Aとして構成され、整流/変換部T4〜T6を構成する回路20〜50は、他の第2の筐体C2に収容されることで整流/変換盤2Bとして構成されている。
整流/変換部T1〜T6に接続された出力回路60は、第3の筐体C3に収容されることで出力盤3として構成され、サブ制御回路80A,80Bに接続されたメイン制御回路70は、第4の筐体C4に収容されることで制御盤4として構成されている。
以上のように構成された受電盤1A、複数の整流/変換盤2A、出力盤3、制御盤4、複数の整流/変換盤2B、および、受電盤1Bは、ここに列挙した順番で左右一列に並べられている。
本実施形態によれば、上記(1)〜(6)の効果に加えて以下の効果を奏する。
(7)複数の受電盤1A,1Bは、整流/変換盤2A,2Bを介して共通の出力盤3に接続されている。すなわち、受電盤を複数(本実施形態では、受電盤1Aと受電盤1B)に分けるとともに、受電盤の数に応じて整流/変換部の組(本実施形態では、3基の整流/変換盤2Aと3基の整流/変換盤2B)を配設し、複数の整流/変換部の組を共通の出力盤3に接続している。このため、高出力化のために整流/変換盤2(図3参照)を増設するとき、当該整流/変換盤2を介して出力盤3に接続される受電盤1も併せて増設することになる。したがって、1つの受電盤1で電力を受電する構成に比べて、受電盤1A,1Bの各々に設けられた受電回路10に流れる電流を小さくすることができ、受電回路10の構成部品として小型の電気部品(例えば遮断器12)を採用することができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、上記構成を適宜変更することもできる。例えば、上記実施形態を、以下のように変更して実施してもよく、以下の変更を組み合わせて実施してもよい。
電力変換装置を構成する各回路10〜60の構成を適宜変更してもよい。例えば、図6に示すように、整流回路30’は、スイッチング素子31〜36(図2参照)に代えて、複数のダイオード31’〜36’を備えていてもよい。また、例えば、第3の筐体C3に大型の変流器62を収容してもよい。また、例えば、第4の筐体C4にサブ制御回路80を収容することで、制御盤4を、第4の筐体C4とメイン制御回路70とサブ制御回路80とにより構成してもよい。
第1実施形態において、受電盤1、整流/変換盤2、出力盤3、および、制御盤4の全てが一列に並んでいなくてもよい。また、第2実施形態において、受電盤1A,1B、整流/変換盤2A,2B、出力盤3、および、制御盤4の全てが一列に並んでいなくてもよい。例えば、図7(A)に示すように、受電盤1A、整流/変換盤2A、および、出力盤3を左右一列に並べ、受電盤1B、整流/変換盤2B、および、制御盤4を左右一列に並べて、それぞれの列を前後方向に間隔を空けて配置してもよい。また、例えば、図7(B)に示すように、制御盤4、受電盤1A、および、整流/変換盤2Aを左右一列に並べ、受電盤1B、整流/変換盤2B、および、出力盤3を左右一列に並べて、それぞれの列を前後方向に間隔を空けて配置してもよい。
1つの筐体に、2つ以上の整流/変換部を収容してもよい。すなわち、例えば、第1および第2実施形態において、1つの第2の筐体C2に、整流/変換部T1〜T3を構成する回路20〜50を収容してもよい。同様に、第2実施形態において、1つの第2の筐体C2に、整流/変換部T4〜T6を構成する回路20〜50を収容してもよい。
変換回路40は、整流回路30で生成した直流の電力を所望の電圧を有する直流の電力に変換してもよい。すなわち、変換回路40は、DC/DC変換回路として機能してもよい。
1,1A,1B 受電盤
2,2A,2B 整流/変換盤
3 出力盤
4 制御盤
10,10A,10B 受電回路
20 入力フィルタ回路
30 整流回路
40 変換回路
50 出力フィルタ回路
60 出力回路
70 メイン制御回路
80,80A,80B サブ制御回路
T1〜T6 整流/変換部
C1 第1の筐体
C2 第2の筐体
C3 第3の筐体
C4 第4の筐体

Claims (5)

  1. 交流電源から電力を受電する受電回路と、
    前記受電回路で受電した交流の電力から直流の電力を生成する整流回路と、
    前記整流回路で生成した直流の電力を所望の電力に変換する変換回路と、
    前記変換回路で変換した電力を出力する出力回路と、
    前記変換回路の動作を制御する制御回路とを備え、
    前記制御回路として、前記出力回路に流れる電流に基づいて指令を送るメイン制御回路と、当該メイン制御回路からの指令に基づいて前記変換回路の動作を制御するサブ制御回路とを備え、
    前記受電回路は、第1の筐体に収容されることで受電盤として構成され、
    前記整流回路および前記変換回路は、共通の第2の筐体に収容されることで整流/変換盤として構成され、
    前記出力回路は、第3の筐体に収容されることで出力盤として構成され
    前記メイン制御回路は、第4の筐体に収容されることで制御盤として構成され、
    前記サブ制御回路は、前記第1の筐体に収容されることで前記受電回路とともに前記受電盤を構成している
    ことを特徴とする電力変換装置。
  2. 互いに並列に接続された複数の前記整流/変換盤を備えている
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記受電回路と前記整流回路との間に設けられた入力フィルタ回路をさらに備え、
    前記入力フィルタ回路は、前記整流/変換盤に設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電力変換装置。
  4. 前記変換回路と前記出力回路との間に設けられた出力フィルタ回路をさらに備え、
    前記出力フィルタ回路は、前記整流/変換盤に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 複数の前記受電盤を備え、
    複数の前記受電盤は、少なくとも1つの前記整流/変換盤を介して共通の前記出力盤に接続されている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置。
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