JP6809066B2 - 記録分割装置および記録分割システム - Google Patents

記録分割装置および記録分割システム Download PDF

Info

Publication number
JP6809066B2
JP6809066B2 JP2016178024A JP2016178024A JP6809066B2 JP 6809066 B2 JP6809066 B2 JP 6809066B2 JP 2016178024 A JP2016178024 A JP 2016178024A JP 2016178024 A JP2016178024 A JP 2016178024A JP 6809066 B2 JP6809066 B2 JP 6809066B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
unit
topic
history
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016178024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018045326A (ja
Inventor
あおい 高橋
あおい 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2016178024A priority Critical patent/JP6809066B2/ja
Publication of JP2018045326A publication Critical patent/JP2018045326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6809066B2 publication Critical patent/JP6809066B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、記録分割装置および記録分割システムに関する。
特許文献1には、議事録を管理する会議管理部と、携帯情報端末からの表示データを受信する制御を行うネットワーク制御部と、受信した表示データに基づき、表示画面を表示する制御を行う画面制御部と、受信した表示データの付属情報に基づき、議題の切替わりを検知する議題切替検知部と、会議管理部により管理される議事録に紐付けて、議題切替検知部により切り替わりが検知された議題毎の議題情報を作成する議題文書作成部とを含む電子会議システムが記載されている。
特開2015−232769号公報
ところで、近年、電気通信回線を利用したコミュニケーションツールとして、所謂チャットが利用される機会が増加している。そして、このようなチャットなどを利用したコミュニケーションの内容を、コミュニケーションの参加者あるいはその関係者に伝達することがある。
ここで、コミュニケーションの内容を参加者および関係者の全員に伝達するのではなく、一部にのみ伝達したい場合、言い換えると、コミュニケーションの内容の一部を、関係者の一部に伝達したくない場合も想定される。この場合、コミュニケーションの内容を示すメッセージ記録を、その内容ごとに分割することが必要となる。しかしながら、このメッセージ記録の分割をユーザが行うとすると、例えばメッセージ記録全体をユーザが読み、分割すべき点を決定することなどの作業が必要となり、ユーザの負担が大きい。
そこで、本発明では、ユーザ自身がメッセージ記録全体を読みながらメッセージ記録を分割する場合と比較して、ユーザによるメッセージ記録を分割するための作業を軽減することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、複数のユーザ間において、電気通信回線を介して送受信された複数のメッセージを時系列で並べたメッセージ記録を取得する取得部と、前記電気通信回線に接続される装置をユーザが操作した履歴である操作履歴を記憶する記憶部と、前記操作履歴に記録された操作であって、前記メッセージ記録の複数のメッセージが送受信される時期に実行され、かつ少なくとも2人以上のユーザで共通する操作である共通操作の操作履歴に含まれる操作日時と前記メッセージ記録の時系列とに基づいて、前記メッセージ記録を分割する分割部とを有することを特徴とする記録分割装置である。
請求項に記載の発明は、前記メッセージ記録に係るメッセージの送受信よりも前に行われた前記複数のユーザを含む複数の者が参加している情報交換の履歴である情報交換履歴を記憶する他の記憶部と、前記情報交換履歴のうち、前記メッセージ記録の複数のユーザが全て参加している情報交換の参加者のうち当該複数のユーザ以外の参加者としての関係者と、各情報交換の内容に関連する語とを特定する特定部とを有し、前記分割部は、前記メッセージ記録に含まれる前記関係者および前記関連する語の少なくとも一方に基づいて、前記メッセージ記録を分割することを特徴とする請求項1記載の記録分割装置である。
請求項に記載の発明は、前記情報交換履歴における前記関係者と当該関係者が参加している情報交換履歴の前記関連する語とを一対一で組み合わせた組を複数特定する組特定部を有し、前記分割部は、前記メッセージ記録に含まれる前記関係者および前記関連する語の少なくとも一方を特定するとともに、特定された当該一方を含む前記組が、特定された当該関係者または当該関連する語が含まれるメッセージより前のメッセージにおける前記組と異なる場合に、当該前のメッセージと当該一方が含まれるメッセージとの間で当該メッセージ記録を分割することを特徴とする請求項記載の記録分割装置である。
請求項に記載の発明は、前記分割されたメッセージ記録を送信する送信先の候補として、前記関係者の少なくとも1人であって、当該分割されたメッセージ記録に含まれている前記関連する語に組付けられている関係者の情報を表示する表示部と、前記表示部に表示された前記関係者に、前記分割されたメッセージ記録を送信する指示を受け付ける受付部とを有することを特徴とする請求項記載の記録分割装置である。
請求項に記載の発明は、前記分割部は、前記共通操作として前記少なくとも2人以上のユーザによる同一のファイルの操作に基づいて、前記メッセージ記録を分割することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の記録分割装置である。
請求項に記載の発明は、複数のユーザ間において、電気通信回線を介して複数のメッセージを送受信するサービスを提供する提供部と、前記複数のメッセージを時系列で並べたメッセージ記録を取得する取得部と、前記電気通信回線に接続される装置をユーザが操作した履歴である操作履歴を記憶する記憶部と、前記操作履歴に記録された操作であって、前記メッセージ記録の複数のメッセージが送受信される時期に実行され、かつ少なくとも2人以上のユーザで共通する操作である共通操作の操作履歴に含まれる操作日時と前記メッセージ記録の時系列とに基づいて、前記メッセージ記録を分割する分割部とを有することを特徴とする記録分割システムである。
請求項1の発明によれば、ユーザ自身がメッセージ記録全体を読む場合と比較して、ユーザによるメッセージ記録を分割するための作業を軽減することができる。
請求項の発明によれば、メッセージ記録に含まれるユーザ以外の関係者あるいは関連する語を含むメッセージにおいて、メッセージ記録の分割ができる。
請求項の発明によれば、メッセージ記録に含まれる話題が転換したメッセージにおいて、メッセージ記録の分割ができる。
請求項の発明によれば、分割されたメッセージ記録のユーザによる送信作業が容易となる。
請求項の発明によれば、複数のユーザによりなされた同一のファイルの操作に基づいて、メッセージ記録の分割ができる。
請求項の発明によれば、ユーザ自身がメッセージ記録全体を読む場合と比較して、ユーザによるメッセージ記録を分割するための作業を軽減することができる。
実施の形態が適用される記録分割システムの全体構成例を示した図である。 サーバの構成例を説明するための図である。 メッセージ記録の一例を示す。 話題リストの一例を示す。 サーバによる話題リストの作成動作例を示したフローチャートである。 ファイル操作履歴に基づく話題転換推測動作を示したフローチャートである。 メッセージ記録に含まれる人物ワードに基づく話題転換推測動作を示したフローチャートである。 (a)および(b)は該当レコード一覧を取得する動作を説明するための図である。 (a)および(b)はワード抽出リストを取得する動作を説明するための図である。 (a)乃至(d)はサーバによる話題リスト作成動作の具体例を説明するための図である。 議事録作成用のユーザインターフェイスの構成例を説明するための図である。 (a)および(b)はユーザインターフェイスの構成例を説明するための図である。 サーバのハードウェア構成例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
<記録分割システム1>
図1は、実施の形態が適用される記録分割システム1の全体構成例を示した図である。
この記録分割システム1は、第1クライアント11、第2クライアント12および第3クライアント13を含むクライアント群10と、サーバ20とを有する。また、クライアント群10と、サーバ20とは、ネットワーク40を介して接続されている。なお、記録分割システム1は、記録分割装置の一例である。
クライアント群10を構成する第1クライアント11〜第3クライアント13のそれぞれは、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ、タブレット型コンピュータやスマートフォンなどのコンピュータ装置によって構成される。なお、図示の例では、クライアント群10を3台のクライアントで構成しているが、クライアントの台数についてはこれに制限されない。
サーバ20は、コンピュータ装置によって構成される。本実施の形態のサーバ20は、第1クライアント11〜第3クライアント13に提供されるユーザ向けのサービス(ユーザサービス)において、ユーザ同士で交換されたメッセージ(電子メッセージ)を処理する機能を備えている。
ここで、図示の例においてユーザ向けのサービスとは、所謂チャットである。また、チャットのサービスを提供する主体(提供部)は、サーバ20であってもよいし、ネットワーク40に含まれるサーバ20以外のコンピュータ装置であってもよい。
ここで、チャットは、電気通信回線を通じて複数人でメッセージを交換するサービス(サービスソフト)である。また、チャットにより、ユーザ同士が話し合い、議論、あるいは会議などを行うことができる。なお、チャットは、複数人のユーザがネットワークに接続した状態でテキストデータを交換するシステムとして捉えることができる。また、チャットで交換されるメッセージは、各ユーザの発言として捉えることができる。
付言すると、チャットは、ソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)など、コミュニティ型の会員制のサービスにおいて提供されることがある。また、チャットにおいては、複数人がリアルタイムで短い文章を交換することが可能である。そして、交換された文章は、各ユーザが使用するクライアント(第1クライアント11〜第3クライアント13)などにおいて、一つの画面で表示される(一覧として表示される)。また、メッセージは、上記のようにテキストデータにより構成され、文字の種類(フォント)やサイズ、文字修飾などの情報を含まない。
さて、一般的に、チャットは簡易で気軽にメッセージの交換ができるという利点がある。そのため、在宅や海外など遠隔地で仕事をする際に利用される機会が増加している。また、立ち話の代わりに利用されることもある。
一方で、情報を広く展開する・蓄積するには、チャットではなく、電子メールが使用されることも多い。すなわち、チャットと電子メールとは、目的やツールの形態が違うため、各々の特徴に応じた使用がなされている。
ここで、チャットで話し合われた内容(交換されたメッセージ群)を、そのチャット参加者や、あるいは参加者ではないもののその内容の関係者に伝達したいことがある。この場合、例えばチャットで話し合われた内容全文をそのまま電子メールで送信すると、セキュリティ上問題となるケースが考えられる。特に、チャットで話し合われた内容において複数の話題があり、その話題ごとに関係者が異なる場合には、特定の話題を関係者全員に伝達することが好ましくないという状況も考えられる。
そこで、本実施の形態においては、チャットで話し合われた内容を、話題毎に分割し、その話題に関係する人にのみ、電子メールを送信するなどして情報の伝達を行う。さらに説明をすると、チャット参加者の行動履歴、利用者間の仕事関係、人間関係などから、チャットにおける話題の転換点(以下、転換点)を推測する。そして、この転換点においてチャットで話し合われた内容を分割し、関係者に伝達する。
ここで、チャットにおける話題とは、チャットで交換されるメッセージで議論や対話をする対象(議題、トピック)である。
また、転換点とは、チャットにおける話題が異なるものに移った区切りをいう。なお、以下の説明では、転換点を、前の話題から次の話題へ移った際の最初のメッセージに便宜上置くこととする。すなわち、次の話題に移った最初のメッセージが、転換点として認識される。なお、この例とは異なり、前の話題における最後のメッセージや、前の話題における最後のメッセージと次の話題における最初のメッセージの間を転換点としてもよい。
また、本実施形態における転換点は、一連のメッセージ群(メッセージ記録)において、各メッセージで言及している対象の関係者が、変化する点として捉えることもできる。また、メッセージ記録に含まれる転換点の数は、メッセージの内容に応じて変化する。したがって、メッセージ記録に含まれる転換点がない場合もあれば、転換点が1つまたは2つ以上であることもある。
さて、本実施の形態においては、チャット参加者のファイル操作に基づいて転換点を推測するとともに、チャットで話し合われた内容における人物(人物名)やワード(キーワード)に基づいて転換点を推測する。
付言すると、ファイル操作に基づく転換点の推測は、チャットにおいて話題の対象となる資料の存在を前提とする。言い替えると、ファイルの操作履歴から転換点を推測することにより、話題が変わったことを検知する。
また、人物・ワードに基づく転換点の推測は、チャットにおいて話題の対象となる資料の存在を前提とせず、チャット参加者のコミュニケーション履歴から、話題にされる可能性のある人物・ワードを検知することで転換点を推測することにより、話題が変わったことを検知する。また、人物とワードとを結び付けた処理をすることで、特定のワードや特定の人物が別々の発言の中で登場した時であっても、同じ話題であることを認識し得る(詳細は後述)。
なお、チャットなどのコミュニケーションツールを利用したコミュニケーションにおいては、必ずしも文書や表などの資料を用いながらメッセージが交換されるわけではない。さらに説明をすると、資料が存在する話題と、資料が存在しない話題とが混在する場合もある。
したがって、例えば、話題の対象となる資料のみに基づいてチャットの記録における転換点を特定すると、資料を用いない話題についての転換点の特定が困難となる。しかしながら、本実施の形態においては、話題の対象となる資料が存在しない場合でも、話題の切り替わりを検知し得る。
<サーバ20>
<サーバ20の構成例>
図2は、サーバ20の構成例を説明するための図である。
次に、図1および図2を参照しながらサーバ20の構成例について説明をする。
本実施の形態のサーバ20は、入出力部200と、操作情報取得部201と、話題リスト作成部203と、議事録作成部205と、送信部207と、話題転換推測部210と、ファイル操作履歴推進部221と、コミュニケーション履歴記憶部223とを有する。
入出力部200は、ネットワーク40との間で各種データを入出力する。
操作情報取得部201は、ユーザによるクライアント(第1クライアント11〜第3クライアント13)の操作に関する情報である操作情報を取得する。この操作情報は、ファイル操作の情報と、コミュニケーション内容の情報とを含む。
話題リスト作成部203は、複数のユーザによりなされた話題(発言記録)のリストを記載した話題リストを作成する。詳細は後述するが、話題転換推測部210により推測された転換点に基づいて、話題リストを作成する。話題リスト作成部203は、特定部および組特定部の一例である。
議事録作成部205は、話題リスト作成部203により作成された話題リストに基づいて、メッセージ記録を分割する。言い替えると、議事録作成部205は、話題リストに基づいて、メッセージ記録から議事録を作成する。
付言すると、以下の説明においては、メッセージ記録を分割したものを議事録とする。言い換えると、メッセージ記録から複数の議事録が作成される。なお、例外として、分割されない場合には、メッセージ記録がそのまま議事録になる。
また、議事録作成部205は、分割部の一例である。
送信部207は、入出力部200を介して、議事録作成部205によって作成された議事録をユーザへ送信する。言い替えると、送信部207は、ユーザへの送信を補助する。また、送信部207は、第1クライアント11〜第3クライアント13においてUI(ユーザインターフェイス、後述)を表示する。なお、第1クライアント11〜第3クライアント13のいずれかのUIによりユーザの操作を受け付けることを契機として、議事録作成部205が議事録を作成する。
また、送信部207は、ユーザへ送信されるメールなどのテンプレートの情報を保持する。また、送信部207は、テンプレートの情報にしたがって、議事録を添付するメールを作成する。なお、送信部207は、表示部および受付部の一例である。
話題転換推測部210は、メッセージ記録における転換点を推測する。なお、この転換点の推測の詳細については後述する。話題転換推測部210は、ファイル操作推測部211および人物ワード推測部213を有する。この話題転換推測部210は、メッセージ記録を取得する取得部および抽出部の一例である。
ファイル操作推測部211は、チャット参加者によるファイル操作情報から転換点を推測する。
人物ワード推測部213は、チャット内容から転換点を推測する。具体的には、チャット内容に含まれるワード、あるいは関係人物(関係人物名)に基づいて転換点を推測する。図示の例では、人物ワード推測部213が、チャット内容に含まれるワードを抽出するワード抽出部215と、関係人物を抽出する関係人物抽出部217を有するものとして説明をする。
ファイル操作履歴記憶部221は、操作情報取得部201が取得したファイル操作に関する情報を記憶する。すなわち、ファイル操作履歴記憶部221は、ファイル操作の履歴を記憶する。なお、ファイル操作履歴記憶部221は、記憶部の一例である。
コミュニケーション履歴記憶部223は、操作情報取得部201が取得したコミュニケーション内容に関する情報を記憶する。すなわち、コミュニケーション履歴記憶部223は、メッセージ記録およびコミュニケーション履歴を記憶する。なお、コミュニケーション履歴記憶部223は、他の記憶部の一例である。また、コミュニケーション履歴は、情報交換履歴の一例である。
図3は、メッセージ記録の一例を示す。
次に、図3を参照しながら、チャットにおいて作成されるメッセージ記録について説明をする。
図3に示すように、メッセージ記録は、複数人により送信された複数のメッセージが時系列で表示される。図示の例においては、「高橋」と「井上」という2人の間で交換されたメッセージを示す。
また、このメッセージ記録においては、各メッセージに、発言番号(参照番号)が時系列順で付されている。例えば、「高橋」による「お疲れ様です。今いいですか?」という1つのメッセージに対して、「1」の発言番号が付される。なお、ここでの1つのメッセージとは、ユーザが1回で送信するテキストデータのまとまりである。
また、図3に示す例においては、各メッセージに、メッセージが送信された日時が付されている。例えば、「高橋」による「お疲れ様です。今いいですか?」というメッセージに対して、「2016/2/4 13:15」という日時が付されている。
なお、ここでは、発言番号および日時が画像の一部として表示されていることを説明するが、発言番号および日時の情報をサーバ20が取得(記憶)していればよく、メッセージとともに表示しなくてもよい。
図4は、話題リストの一例を示す。
次に、図4を参照しながら、メッセージ記録に基づいて作成される話題リストについて説明をする。なお、図4に示す話題リストは、図3に示すメッセージ記録に基づいて作成されたものとする。
まず、話題リストは、メッセージ記録に含まれる話題と、その話題についてのメッセージが送受信された期間を示す。図4に示す話題リストには、話題名と、開始発言番号と、終了発言番号とが記載されている。
ここで、話題名とは、1つまたは複数の連続するメッセージで言及されている話題に付された名称である。また、開始発言番号は、各話題の開始された発言番号を示す。また、終了発言番号は、各話題の終了した発言番号を示す。
例えば、図4における「SSTテストスクリプト」についての話題は、「開始発言番号」が「3」であり、「終了発言番号」が「7」である。これは、図3における発言番号「3」から発言番号「7」までのメッセージが、「SSTテストスクリプト」に関する話題であることを示す。
さらに説明をすると、図3のメッセージ記録における、発言番号「3」の「高橋」からのメッセージである「テストスクリプトの件ですけれど、テスト15は14とかぶってるので消していいですか?」から、発言番号「7」の「高橋」からのメッセージである「了解です。」までが「SSTテストスクリプト」に関するメッセージとなる。
なお、この話題リストにおける列が変わると、話題が転換したことを示す。図4に示す例においては、発言番号が「7」から「8」になる際に、行が「SSTテストスクリプト」から「XY株式会社案件」へと変わる。すなわち、発言番号「8」において、話題が転換したことを示す。ここで、図3のメッセージ記録をみると、発言番号「8」の「高橋」により発信されたメッセージ「あとXY会社様って納期今週中でした?」で話題が転換したことを示す。この例では、発言番号「8」のメッセージが転換点となる。
さて、本実施の形態においては、図4に示すような話題リストに基づいて、議事録が作成される。例えば、図4に示す開始発言番号に基づいて、メッセージ記録が分割され、議事録が作成される。さらに説明をすると、図4においては、「開始発言番号」が「1」、「3」、「8」、「11」から各議事録のメッセージが開始されることとなる。
<サーバ20の動作例>
<話題リストの作成動作>
図5は、サーバ20による話題リストの作成動作例を示したフローチャートである。
次に、図2乃至図5を参照しながら、サーバ20による話題リストの作成動作例を説明する。
まず、上記のように、本実施の形態においては、転換点の推測動作を2つの態様で行う。第1の態様では、チャットによるメッセージ交換がなされている期間(チャット実行期間)に実行された、ユーザ(チャット参加者)によるファイル操作から転換点を推測する。第2の態様では、各メッセージに含まれる語句(人物名、ワード)から転換点を推測する。
以下においては、図3に示すメッセージ記録から、上記2つの態様を組み合わせて推測された転換点に基づいて、図4に示す話題リストを作成する動作例を詳細に説明する。
なお、ここでは、チャットによるメッセージの交換は終了しているものとする。そして、図3に示すようなメッセージ記録が、コミュニケーション履歴記憶部223に記憶されている状態である。また、初期状態においては、図4に示すような話題リストの各項目(話題名など)は埋められておらず、話題リストのフォーマット(記憶領域)が確保されている状態である。
まず、サーバ20の話題リスト作成部203は、ユーザによる操作を契機として、話題リストにおいて最も若い欄に、開始発言番号を入れる(ステップ501)。すなわち、「開始発言番号」として「1」が入力される。このとき、「開始発言番号」として「1」が入力された行における「話題名」および「終了発言番号」は、未入力(空白)の状態である。
次に、話題転換推測部210のファイル操作推測部211は、チャット参加者によるファイル操作履歴(情報)から転換点を推測する(ステップ502)。
次に、話題リスト作成部203は、話題リストが空白を有するかを判断する(ステップ503)。すなわち、話題リストの記載欄が全て埋まっているかを判断する。
そして、話題リストが空白を有する場合(ステップ503でYES)、人物ワード推測部213の関係人物抽出部217が関係人物を抽出する(ステップS504)。また、人物ワード推測部213のワード抽出部215が、チャット内容に含まれるワードを抽出する(ステップS505)。
次に、人物ワード推測部213は、関係人物抽出部217により抽出された関係人物、およびワード抽出部215により抽出されたワードから、転換点を推測する(ステップ506)。
次に、話題リスト作成部203は、終了発言番号を入れる(ステップ507)。すなわち、話題リストにおいて最も新しい欄に、「終了発言番号」が入力される。図4に示す例においては、「ArcSuite運営会」における「終了発言番号」の欄に、「12」が記入される。
一方、話題リストが空白を有しない場合(ステップ503でNO)、本処理フローは終了する。
以上より、図4に示すように話題リストの各項目が埋められた状態となる。
<ファイル操作推測動作>
図6は、ファイル操作履歴に基づく話題転換推測動作を示したフローチャートである。
次に、図6を参照しながら、サーバ20によるファイル操作履歴に基づく話題転換推測の動作例を説明する。
なお、ここで説明する話題転換推測の動作例は、上記図5のステップ502における、チャット参加者によるファイル操作履歴から転換点を推測する動作の一例である。
まず、ファイル操作推測部211は、ファイル操作履歴記憶部221に記憶されるファイル操作の履歴に基づいて、該当レコード一覧(後述)を取得する(ステップ601)。
そして、ファイル操作推測部211は、該当レコード一覧において、複数のチャット参加者が、同一のファイルを操作している時期があるかを判断する(ステップ602)。
そして、この同一のファイルを操作している時期に操作されたファイル操作に関する情報に基づき、話題リスト作成部203が話題リストに追加(記入)をする(ステップ503)。すなわち、話題リスト作成部203によって、該当欄に、「話題名」、「開始発言番号」、「終了発言番号」が記入される(詳細は後述)。
<人物ワード推測動作>
図7は、メッセージ記録に含まれる人物ワードに基づく話題転換推測動作を示したフローチャートである。
次に、図7を参照しながら、サーバ20によるメッセージ記録に含まれる人物・ワードに基づく話題転換推測の動作例を説明する。
なお、ここで説明する話題転換推測の動作例は、図5のステップ506における、関係人物抽出部217により抽出された人物およびワード抽出部215により抽出されたワードから、転換点を推測する動作の一例である。
また、抽出されるべき人物やワードは、ワード抽出リスト(後述する図9(b)参照)により予め定められているものとする。
まず、人物ワード推測部213は、メッセージ記録において、関係人物抽出部217により抽出された関係人物、およびワード抽出部215により抽出されたワード(単語)の出現箇所を特定する(ステップ701)。
そして、人物ワード推測部213は、メッセージ記録において、関係人物およびワードが変化したかを判断する(ステップ702)。すなわち、関係人物およびワードの出現箇所ごとに、その出現箇所が含まれるメッセージと、そのメッセージより前のメッセージとの関係人物あるいはワードが、互いに異なるものであるかを判断する。
そして、この関係人物およびワードが変化した点に基づき、話題リスト作成部203が話題リストに記入(追加)をする(ステップ703)。すなわち、話題リスト作成部203によって、該当欄に、「話題名」、「開始発言番号」、「終了発言番号」が記入される。
次に、話題リスト作成部203は、記入した欄が最後の話題の欄であるかを判断する(ステップ704)。すなわち、話題リスト作成部203は、話題リストの最終行であるかを判断する。
そして、最後の話題である場合(ステップ704でYES)には、本処理フローは終了する。一方、最後の話題でない場合(ステップ704でNO)には、ステップ702へ移行する。
<該当レコード一覧>
図8(a)および(b)は、該当レコード一覧を取得する動作を説明するための図である。具体的には、図8(a)はファイル操作履歴データベースを示し、図8(b)は該当レコード一覧を示す。なお、図8(a)に示すファイル操作履歴データベースは、図3に示すメッセージ記録に含まれるメッセージが送受信された時期を含む予め定めた期間のものである。
次に、図8(a)および(b)を参照しながら、該当レコード一覧を取得する動作を説明する。
まず、図8(a)に示すように、ファイル操作履歴データベースは、ユーザによるファイルの操作履歴が格納されているデータベースであり、クライアント(第1クライアント11〜第3クライアント13)で実行された文章作成ソフト、表計算ソフト、スケジュール管理ソフトなどのファイルを操作した履歴が格納されている。なお、図示の例においては、上記文章作成ソフト、表計算ソフト、スケジュール管理ソフトは、上記チャットと同一のアプリケーションで稼働するものである。
図示の例においては、ファイル操作履歴データベースには、操作日時と、操作ファイル名と、操作種別と、操作者(ユーザ名)とが含まれる。
なお、このファイルを操作した履歴は、上記のように、操作情報取得部201(図2参照)によって取得され、ファイル操作履歴記憶部221(図2参照)に記憶される。
さて、図8(a)に示すファイル操作履歴から、図8(b)に示す該当レコード一覧が抽出される。具体的には、ファイル操作推測部211(図2参照)が、ファイル操作履歴データから、チャット実行期間、すなわちチャットの開始時刻から終わり時刻の間にチャット参加者により操作されたファイルの一覧を抽出する。
ここで、上記図3に示す例においては、チャットが、「2016/2/4 13:15」から「2016/2/4 13:38」までの期間で実行されている。そして、図8(a)におけるファイル操作履歴データベースで、この期間に実行されたチャット参加者により操作されたファイルが、図8(b)に示す該当レコード一覧となる。
すなわち、図8(a)における「2016/2/4 13:20」から「2016/2/4 13:30」までの操作履歴(図中括弧参照)が、該当レコード一覧となる。
<ワード抽出リスト>
図9(a)および(b)は、ワード抽出リストを取得する動作を説明するための図である。具体的には、図9(a)はコミュニケーション履歴データベースを示し、図9(b)はワード抽出リストを示す。
次に、図9(a)および(b)を参照しながら、ワード抽出リストを取得する動作を説明する。
まず、図9(a)に示すように、コミュニケーション履歴データベースは、予め定めた期間(例えば現在から半年前まで)の間におけるコミュニケーションの履歴が管理されているデータベースである。例えば、チャットや会議、あるいはメールなど、ユーザ間のコミュニケーションの履歴が含まれる。なお、このユーザ間のコミュニケーションは、ネットワーク40(図1参照)を介したものでなくてもよい。
図示の図9(a)に示すコミュニケーション履歴データベースは、コミュニケーション履歴記憶部223(図2参照)に記憶されている。また、このコミュニケーション履歴データベースは、図3に示すメッセージ記録に含まれるメッセージが送受信された時期よりも前に実行されたコミュニケーションに関するものである。言い替えると、このコミュニケーション履歴データベースから抽出されるワード抽出リストは、分割しようとするメッセージ記録に係るコミュニケーションよりも前に実行された、他のコミュニケーションの履歴に基づいて作成される。
図示の例のコミュニケーション履歴データベースは、コミュニケーション日時、コミュニケーションの種別、コミュニケーションの題名、参加者を含む。すなわち、コミュニケーション履歴データベースには、過去のコミュニケーションの履歴におけるキーワードやファイル名が含まれているものとして捉えることができる。
さて、図9(a)に示すコミュニケーション履歴データベースから、図9(b)に示すワード抽出リストが作成される。なお、図示の例のワード抽出リストには、関係人物と、その関係人物に関連するワードとが含まれる。
まず、人物ワード推測部213は、図3に示すメッセージ記録において、チャットの参加者情報を抽出する。そして、図9(a)に示すコミュニケーション履歴データベースにおいて、チャット参加者が全て参加しているコミュニケーション履歴を抽出する。
そして、抽出したコミュニケーション履歴において、チャット参加者には含まれていないコミュニケーションの関係人物を抽出し、その関係人物のリストをつくる。すなわち、チャット参加者の全てが過去に参加したコミュニケーションにおいて、チャット参加者以外の関係人物がいる場合には、その関係人物を特定し、リストに含める。
例えば、図3に示すメッセージ記録の例においては、チャット参加者は、「高橋」、「井上」である。そして、図9(a)に示すコミュニケーション履歴データベースから「高橋」および「井上」の2名が参加するコミュニケーションを特定する。そして、この2名以外の関係者がいるコミュニケーションをさらに特定する(図中矢印参照)。この特定されたコミュニケーションから、その関係者名と、コミュニケーション題名の名詞部分とを取り出す(抽出する)。
この例においては、関係者名として「田中」、「佐藤」が特定される。また、コミュニケーション題名の名詞部分(ワード)として、「ArcSuite運営会」、「SSTテストスクリプト」、「XY株式会社案件」が特定される。そして、その特定された各関係者名と各ワードとを組としながら、図9(b)に示すようにワード抽出リストとしてリスト化する。なお、このワード抽出リストは、関係人物とワードとを紐づけたリストとして捉えることができる。
なお、図9(b)に示す例においては、「田中」は「ArcSuite運営会」が話題となったコミュニケーションに参加している。また、「佐藤」は「ArcSuite運営会」、「SSTテストスクリプト」、「XY株式会社案件」が話題となったコミュニケーションに参加している。
なお、詳細は後述するが、図9(b)に示すワード抽出リストに含まれる人物およびワードを用いて、メッセージ記録における転換点の推測がなされる。
また、メッセージ記録においてワード(キーワード)が頻出するような場合には、転換点の把握は比較的容易であるが、図9(b)に示すワード抽出リストを用いることで、キーワードではなく人物の名前しか出てこなかった場合においても、その人物の名前によりどんな話題がされているかを推測可能である。
<話題リスト作成動作の具体例>
図10(a)乃至(d)は、サーバ20による話題リスト作成動作の具体例を説明するための図である。なお、図10(a)は該当レコード一覧を示し、上記図8(b)に示す該当レコード一覧と同様の内容である。図10(b)はメッセージ記録を示し、上記図3に示すメッセージ記録と同様の内容である。図10(c)はワード抽出を示し、上記図9(b)に示すワード抽出リストと同様の内容である。図10(d)は話題リストを示し、上記図4に示す話題リストと同様の内容である。
次に、図5および図10(a)乃至(d)を参照しながら、サーバ20による話題リスト作成動作の具体例を説明する。
なお、ここでは、チャットによるメッセージの交換は終了しているものとする。また、図10(a)乃至(c)に示す該当レコード一覧、メッセージ記録、およびワード抽出リストは作成されている状態とする。また、図10(d)に示す話題リストの各項目は埋められておらず、話題リストのフォーマットが確保されている状態である。この状態から、図10(d)に示すように話題リストが埋められた状態、言い替えると話題リストが完成するまでの動作を、以下において説明する。
まず、サーバ20の話題リスト作成部203は、ユーザによる操作を契機として、話題リストにおける最も若い欄に、開始発言番号「1」(図10(d)の符号N1参照)を入れる(上記図5のステップ501参照)。
次に、上記図6で説明したように、話題リスト作成部203は、該当レコード一覧において、複数のチャット参加者が同一のファイルを操作している場合に、そのファイルの情報を話題リストに追加する。
このとき、図10(a)に示す該当レコード一覧においては、ファイルの操作日時の情報は含まれるものの、発言番号の情報はないため、操作日時と発言番号を紐づける必要がある。一方、図10(b)に示す各メッセージには、送信された日時(発言した日時)の情報が含まれている。そこで、ファイルを開いた(操作した)日時で最も古いもの以降で、かつ最も日時が近い発言の発言番号を開始発言番号とする。図示の例においては、「SSTテストスクリプト」を開いた(OPEN)最も古い時間「2016/2/4 13:20」(図10(a)の符号N2参照)以降で、最も近い発言である発言番号「3」が開始発言番号として入れられる(図10(d)の符号N3参照)。
また、既に話題リストがあり、かつ終了発言番号が未入力の場合、上記の入れられた開始発言番号の一つ前の番号を、前の話題の終了発言番号とする。図示の例においては、終了発言番号「2」が入れられる(図10(d)の符号N4参照)。また、話題リスト作成部203は、開始発言番号として「3」が入れられた行の話題名に、そのファイル名を入力する。図示の例においては、「SSTテストスクリプト」が入れられる(図10(b)の符号N5参照)。
なお、図示の例とは異なり、該当レコード一覧においてファイルを閉じた(CLOSE)の記録がある場合には、ファイルを閉じた日時で最も古いもの以降でかつ最も日時が近い発言の発言番号を終了発言番号としてもよい。また、複数のファイル操作がある場合には、各々の記録を追加してもよい。また、チャットのメッセージ記録と対応する連続してファイル操作の記録がない場合、発言番号が埋まらない、あるいは発言番号が連続しない状態となる。
次に、話題リスト作成部203は、話題リストが空白を有するかを判断する(図5のステップ503参照)。このとき、話題リストの各行における開発言番号および終了発言番号だけではなく、発言番号に空白の期間(発言番号の欠落、漏れ)がないかの確認も行う。そして、話題リストの空白や、発言番号の欠落が存在する箇所は、人物・ワードに基づく転換点推測の対象となる(上記図5のステップ506参照)。
次に、上記図5のステップ504で説明したように、話題リスト作成部203は、人物ワード推測部213の関係人物抽出部217が関係人物を抽出する。また、上記図5のステップ505で説明したように、人物ワード推測部213のワード抽出部215が、チャット内容に含まれるワードを抽出する。図示の例においては、図10(c)に示すワード抽出リストに含まれる、「関係人物」および「ワード」が、図10(b)に示すメッセージ記録において出現するかを確認する。なお、ここで確認する対象となるメッセージは、話題リストにおける空白や発言番号の欠落が存在するメッセージである。
次に、特定した関係人物およびワードから、そのメッセージの話題が、前のメッセージから変わっているか(転換しているか)を確認する。
図示の例においては、図10(c)に示すワード抽出リストに示す、「関係人物」および「ワード」の組において、「関係人物」および「ワード」のいずれか一方が変わった場合に、話題が変わったと判断する。
具体的には、特定したワードが変わる場合、話題が変わったと判断する。また、特定した人物が、前のメッセージの話題と関係する人物とは異なる人物である場合、話題が変わったと判断する。また、特定したワードが変わらず、前のメッセージの話題と関係する人物と一致する人物である場合、話題が変わっていないと判断する。
なお、人物の次に登場するのが、ワードである場合、図10(c)に示すワード抽出リストにおいてその人物と組になるワードを参照して比較する。また、ワードの次に登場するのが、人物である場合、図10(c)に示すワード抽出リストにおいてそのワードと組になる人物を参照して比較する。
図示の例においては、図10(d)に示す話題リストにおいて含まれていない発言番号「4」以降のメッセージにおいて、順に関係人物およびワードが特定される。
そして、図10(b)に示すメッセージ記録の発言番号「5」において、「佐藤」が特定される(図10(b)の符号N6参照)。この「佐藤」と関連する「ワード」を図10(c)に示すワード抽出リストにおいて確認する(図10(c)の符号N7参照)。ここで、「関係人物」の「佐藤」は、「ワード」の「SSTテストスクリプト」と同列に記載されている(図10(c)の符号N8参照)。この「SSTテストスクリプト」は、図10(d)における直前の話題名である「SSTテストスクリプト」(符号N5参照)と一致することから、同じ話題が継続していると判断される。すなわち、図10(b)における発言番号「4」のメッセージは、転換点として認識されない。
次に、発言番号「5」における「佐藤」以降で特定された関係人物およびワードにおいても、同様に処理がなされる。そして、図10(b)に示すメッセージ記録の発言番号「8」において、「XY会社」が特定される(図10(b)の符号N9参照)。なお、この「XY会社」は、図10(c)に示すワード抽出リストに含まれている「XY株式会社案件」(図10(c)の符号N10参照)とは正確には一致しないが、ゆらぎの範囲内であるとして、認識される。
この「XY会社」、すなわち「XY株式会社案件」のワードは、「SSTテストスクリプト」(図10(c)の符号N8参照)とは異なるワードである。したがって、話題が変わったと判断される。
そして、図10(d)に示す話題リストにおいて、発言番号「8」が開始発言番号として入れられる(図10(d)の符号N11参照)。また、終了発言番号「7」が入れられる(図10(d)の符号N12参照)。そして、話題リスト作成部203は、開始発言番号として「8」が入れられた行において、特定されたワードが話題名に入力される。図示の例においては、「XY株式会社案件」が入れられる(図10(d)の符号N13参照)。
次に、発言番号「8」における「XY株式会社案件」以降で、図10(b)に示すメッセージ記録の発言番号「11」において、「田中」が特定される(図10(b)の符号N14参照)。この関係人物は、図10(c)に示すワード抽出リストに含まれている(図10(c)の符号N15参照)が、「XY株式会社案件」(図10(c)の符号N10参照)と組となっていない。したがって、話題が変わったと判断される。
そして、図10(d)に示す話題リストにおいて、発言番号「11」が開始発言番号として入れられる(図10(d)の符号N15参照)。また、終了発言番号「10」が入れられる(図10(d)の符号N16参照)。そして、話題リスト作成部203は、開始発言番号として「11」が入れられた行において、「田中」と関連するワードが話題名に入力される(図10(d)の符号N17参照)。図示の例においては、「ArcSuite運営会」が入れられる(図10(d)の符号N18参照)。
次に、図5のステップ507で説明したように、話題リスト作成部203は、終了発言番号を入れる。すなわち、話題リストにおいて最も新しい欄に、「終了発言番号」が入力される。図4に示す例においては、「ArcSuite運営会」における「終了発言番号」の欄に、「12」が記入される(図10(d)の符号N19参照)。
<ユーザインターフェイス例1>
図11は、議事録作成用のユーザインターフェイスの構成例を説明するための図である。
次に、図11を参照しながら、議事録作成用のユーザインターフェイスの構成例を説明する。
図11に示すように、送信部207によって、第1クライアント11〜第3クライアント13にユーザインターフェイスが表示される。このユーザインターフェイスは、クライアント群10を構成するクライアント(第1クライアント11〜第3クライアント13)の画像表示部101(例えば、液晶画面)に表示される画像である。
この例におけるユーザインターフェイスは、メッセージを含むチャット画像102と、メッセージを入力するテキスト入力ボックス103と、テキスト入力ボックス103に入力されたメッセージを送信する送信ボタン104と、音声電話、テレビ電話、カメラなどの機能ボタン105〜107と、議事録作成ボタン108とを有する。
そして、チャットが終了した際に、ユーザが議事録作成ボタン108を選択(例えば、クリック)することにより、議事録が作成される。すなわち、上記図10で説明したように、メッセージ記録における転換点を検出しながらメッセージ記録が分割される。
<ユーザインターフェイス例2>
図12(a)および(b)は、ユーザインターフェイスの構成例を説明するための図である。
次に、図12を参照しながら、議事録送付動作におけるユーザインターフェイスの構成例を説明する。
上記図11で説明したように、ユーザが議事録作成ボタン108を選択することにより、メッセージ記録が分割される。
そして、図12(a)に示すように、分割されたメッセージ記録である議事録を示す画像(ユーザインターフェイス)が画像表示部101に表示される。図示の例においては、第1テキスト画像111、第2テキスト画像113、および第3テキスト画像115が表示される。これらの第1テキスト画像111乃至第3テキスト画像115は、各々話題リストの話題名の表示を含む。
ここで、第1テキスト画像111は「SSTテストスクリプト.txt」、すなわち「SSTテストスクリプト」の話題名が付されたテキストデータである。このテキストデータは、図10(d)における「SSTテストスクリプト」の行に対応するデータであり、「発言番号」が「3」から「発言番号」が「7」までのメッセージが含まれる。
同様に、第2テキスト画像113は、「XY株式会社.txt」である。このテキストデータは、図10(d)における「XY株式会社」の行に対応する。そして、「XY株式会社.txt」のファイル名が付され、「発言番号」が「8」から「発言番号」が「10」までのメッセージが含まれる。
また、第3テキスト画像115は、「ArcSuite運営会.txt」である。このテキストデータは、図10(d)における「ArcSuite運営会」の行に対応し、「発言番号」が「11」から「発言番号」が「12」までのメッセージが含まれる。
なお、図10(d)において、話題リストにおいて話題名がない(空欄)場合、第1テキスト画像111などには、無題であることを示す文字列(例えば、「無題.txt」)が表示される。
ここで、無題である場合には、無題であることがユーザに分かるよう表示をしてもよい。例えば、第1テキスト画像111が無題の場合、第1テキスト画像111を着色することや、点滅させるなど、他のテキスト画像である第2テキスト画像113および第3テキスト画像115とは表示を異ならせ、ユーザが容易に把握できるようにしてもよい。
さて、上記図12(a)に示すように、分割されたメッセージ記録(議事録)を示す画像を用いながら、ユーザにより各メッセージに関係する関係者へメールが送信される。このとき、送信部207(図2参照)により保持されるメールのテンプレートの情報にしたがって、メールが作成される。
ここで、ユーザによるメール送信の際に、メールの送信先に上記で特定した関係者が含まれていない場合に、関係者を追加するアシスト画面を表示してもよい。例えばポップアップなどにより、図12(b)に示す画像が表示される。図示の例においては、画像表示部101に、ユーザへの問い合わせ内容を表示する問合画像114と、ユーザからの指示を受け付ける指示画像116とが表示される。
この例では、ユーザが、「SSTテストスクリプト」のテキストデータを添付するメールの送信先として、「佐藤」を含めていなかったものとする。一方、図10(c)に示すワード抽出リストにおいては、「SSTテストスクリプト」と「佐藤」とが関連づけられている。
そこで、送信部207は、この「SSTテストスクリプト」のテキストデータを「佐藤」に送ることの要否を問い合わせる問合画像114を表示する。そして、ユーザは、指示画像116の「YES」および「NO」のいずれかを選び、「佐藤」に送ることの要否を指示する。このことにより、ユーザによるメッセージ記録の送付漏れが抑制される。なお、ここでは、「佐藤さん」として表示されているが、「佐藤」に関する情報であれば、表示される態様は特に限定されない。例えば、「佐藤」のメールアドレスなどが表示されてもよい。
本実施の形態においては、上記のように、チャットの内容を議事録化する際、話題毎に分割した結果が得られる。これにより、チャット内容を、本来送付不要な人に送付することで、セキュリティ上の課題が生じることが抑制される。また、メールの送信先を選択することで、不要なメールを送ることを阻止もできる。
また、種々の話題が含まれるメッセージ記録が転換点で分割されることから、複数の関係者に展開したい場合、あるいは一部の話題を一部の関係者に伏せておきたい場合などに上記の形態は利用されうる。
<サーバ20のハードウェア構成例>
図13は、サーバ20のハードウェア構成例を示した図である。
サーバ20は、上述のようにコンピュータ装置により実現される。
図13に示すように、サーバ20は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)231と、記憶手段であるメインメモリ233およびHDD(Hard Disk Drive)235とを備える。ここで、CPU231は、OS(Operating System)やアプリケーションソフトウェア等の各種プログラムを実行する。また、メインメモリ233は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域である。HDD235は、各種プログラムに対する入力データや各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
また、サーバ20は、外部との通信を行うための通信インターフェイス(通信I/F)237を備えている。なお、CPU231が実行するプログラムは、予めメインメモリ233に記憶させておく形態の他、例えばCD−ROM等の記憶媒体に格納してCPU231に提供したり、あるいは、ネットワーク40(図1参照)を介してCPU231に提供したりすることも可能である。
<その他>
さて、上記の説明においては、図10(c)に示すようなワード抽出リストに含まれる関係人物とワードとを検知することで、転換点を検出することを説明した。しかしながら、転換点を検出する手法は特に限定されない。例えば、「ところで」や「そういえば」など話題を転換する際に用いられる接続詞などの語句を検知して、この語句により転換点を検知してもよい。
また、上記図8(b)の説明においては、複数のチャット参加者が同一のファイルを操作している場合に、そのファイルの情報を話題リストに追加することを説明したが、これに限定されない。例えば、操作する資料が同一のファイルでなくても、同一名称で各々のユーザが保持するファイルを操作している場合や、同一のソフトウェアを使用している場合などを検知してもよい。
また、複数のチャット参加者のうち、一部のチャット参加者が同一のファイルを使用している場合であってもよい。言い替えると、チャット参加者全員でなくても、2人以上のチャット参加者で共通する操作(共通操作)を実行していればよい。
また、上記図11の説明においては、チャット終了とともに議事録を作成することを説明したが、これに限定されない。チャット終了後に記憶手段に記憶した後、議事録を作成する態様でもよい。
また、上記ではファイル操作に基づいて転換点を推測したのちに、人物・ワードに基づいて転換点を推測することを説明したが、これに限定されない。人物・ワードに基づいて転換点を推測したのちに、ファイル操作に基づいて転換点を推測してもよい。また、ファイル操作に基づく複数の転換点の間に含まれるメッセージにおいて、さらに人物・ワードに基づいて転換点を推測してもよい。
また、上記では分割されたメッセージ記録をメールで送信することを説明したが、これに限定されない。例えば、FAX、紙媒体など関係者に分割されたメッセージ記録を参加者および関係者に伝達できればよい。なお、メッセージ記録を伝達することは必須ではなく、転換点を把握するのみでもよい。
また、上記の説明においては、チャット、すなわちテキストメッセージを交換する際の転換点の検出について説明をしたが、これに限定されない。複数人の間におけるコミュニケーション結果(情報交換の履歴)を示すテキストデータであればよく、例えば、複数のメールを用いた場合や、ユーザ同士の会話をテキスト化したものを用いる場合にも適用可能である。
なお、上記では種々の実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例同士を組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
1…記録分割システム、10…クライアント群、20…サーバ、203…話題リスト作成部、210…話題転換推測部、211…ファイル操作推測部、213…人物ワード推測部、205…議事録作成部

Claims (6)

  1. 複数のユーザ間において、電気通信回線を介して送受信された複数のメッセージを時系列で並べたメッセージ記録を取得する取得部と、
    前記電気通信回線に接続される装置をユーザが操作した履歴である操作履歴を記憶する記憶部と、
    前記操作履歴に記録された操作であって、前記メッセージ記録の複数のメッセージが送受信される時期に実行され、かつ少なくとも2人以上のユーザで共通する操作である共通操作の操作履歴に含まれる操作日時と前記メッセージ記録の時系列とに基づいて、前記メッセージ記録を分割する分割部と
    を有することを特徴とする記録分割装置。
  2. 前記メッセージ記録に係るメッセージの送受信よりも前に行われた前記複数のユーザを含む複数の者が参加している情報交換の履歴である情報交換履歴を記憶する他の記憶部と、
    前記情報交換履歴のうち、前記メッセージ記録の複数のユーザが全て参加している情報交換の参加者のうち当該複数のユーザ以外の参加者としての関係者と、各情報交換の内容に関連する語とを特定する特定部と
    を有し、
    前記分割部は、前記メッセージ記録に含まれる前記関係者および前記関連する語の少なくとも一方に基づいて、前記メッセージ記録を分割する
    ことを特徴とする請求項1記載の記録分割装置。
  3. 前記情報交換履歴における前記関係者と当該関係者が参加している情報交換履歴の前記関連する語とを一対一で組み合わせた組を複数特定する組特定部を有し、
    前記分割部は、前記メッセージ記録に含まれる前記関係者および前記関連する語の少なくとも一方を特定するとともに、特定された当該一方を含む前記組が、特定された当該関係者または当該関連する語が含まれるメッセージより前のメッセージにおける前記組と異なる場合に、当該前のメッセージと当該一方が含まれるメッセージとの間で当該メッセージ記録を分割する
    ことを特徴とする請求項記載の記録分割装置。
  4. 前記分割されたメッセージ記録を送信する送信先の候補として、前記関係者の少なくとも1人であって、当該分割されたメッセージ記録に含まれている前記関連する語に組付けられている関係者の情報を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された前記関係者に、前記分割されたメッセージ記録を送信する指示を受け付ける受付部と
    を有することを特徴とする請求項記載の記録分割装置。
  5. 前記分割部は、前記共通操作として前記少なくとも2人以上のユーザによる同一のファイルの操作に基づいて、前記メッセージ記録を分割する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項記載の記録分割装置。
  6. 複数のユーザ間において、電気通信回線を介して複数のメッセージを送受信するサービスを提供する提供部と、
    前記複数のメッセージを時系列で並べたメッセージ記録を取得する取得部と、
    前記電気通信回線に接続される装置をユーザが操作した履歴である操作履歴を記憶する記憶部と、
    前記操作履歴に記録された操作であって、前記メッセージ記録の複数のメッセージが送受信される時期に実行され、かつ少なくとも2人以上のユーザで共通する操作である共通操作の操作履歴に含まれる操作日時と前記メッセージ記録の時系列とに基づいて、前記メッセージ記録を分割する分割部と
    を有することを特徴とする記録分割システム。
JP2016178024A 2016-09-12 2016-09-12 記録分割装置および記録分割システム Active JP6809066B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016178024A JP6809066B2 (ja) 2016-09-12 2016-09-12 記録分割装置および記録分割システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016178024A JP6809066B2 (ja) 2016-09-12 2016-09-12 記録分割装置および記録分割システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018045326A JP2018045326A (ja) 2018-03-22
JP6809066B2 true JP6809066B2 (ja) 2021-01-06

Family

ID=61694941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016178024A Active JP6809066B2 (ja) 2016-09-12 2016-09-12 記録分割装置および記録分割システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6809066B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7331395B2 (ja) 2019-03-20 2023-08-23 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 プロセス抽出装置およびプログラム
JP2021081483A (ja) * 2019-11-15 2021-05-27 前田建設工業株式会社 議事録データ作成システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004213260A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Csk Corp 発話文取得装置、属性付与装置、文書作成装置、発話文取得プログラム、属性付与プログラム、文書作成プログラムおよび情報処理方法
JP2005084858A (ja) * 2003-09-08 2005-03-31 Chubu Electric Power Co Inc ネットワークコミュニケーションシステム、ネットワークコミュニケーション提供サーバ及びこれを動作させるためのプログラム、そのプログラムが記録された記録媒体
JP4347006B2 (ja) * 2003-09-19 2009-10-21 株式会社リコー サーバとなる情報処理装置
JP5317447B2 (ja) * 2007-09-06 2013-10-16 株式会社東芝 議事録作成支援装置、及び議事録作成支援プログラム
JP6340926B2 (ja) * 2014-06-09 2018-06-13 株式会社リコー 情報処理システム、情報処理装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018045326A (ja) 2018-03-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109937427B (zh) 任务管理应用中的效率改善
US20190173817A1 (en) Presentation of Organized Personal and Public Data Using Communication Mediums
US9544265B2 (en) Tracking interactive text-message communications
US8122088B2 (en) Adding personal note capabilities to text exchange clients
US9602453B2 (en) Smart attachment to electronic messages
EP1987479B1 (en) Integrated conversations having both email and chat messages
US8949343B2 (en) Email confirmation page for social network notifications
US20230155851A1 (en) Auto-Generated Object For Impromptu Collaboration
US20070300164A1 (en) Method and system for managing instant message logs from within a calendar application
US20160179773A1 (en) Device and Its Method for Post-Processing Conversation Contents in a Communication Software
US20170078232A1 (en) Personalized electronic message
US8856664B2 (en) Prompting of recipient expertise in collaboration environment
US20180189017A1 (en) Synchronized, morphing user interface for multiple devices with dynamic interaction controls
US20180188896A1 (en) Real-time context generation and blended input framework for morphing user interface manipulation and navigation
RU2635906C2 (ru) Способ (варианты) и клиентское устройство для обработки и отображения электронных писем
JP6809066B2 (ja) 記録分割装置および記録分割システム
US20120198001A1 (en) Method to show/hide e-mail messages by a sender or group of senders within an e-mail thread
EP3057045A1 (en) Method for generating an electronic message on an electronic mail client system, computer program product for executing the method, computer readable medium having code stored thereon that defines the method, and a communications device
KR102103015B1 (ko) 인스턴트 메신저 어플리케이션의 동작 방법 및 장치
US8996491B2 (en) Resolution of contact names
US20230092334A1 (en) Systems and methods for linking notes and transcripts
US20170142056A1 (en) Method and electronic devices for processing emails
US8572497B2 (en) Method and system for exchanging contextual keys
US9443232B1 (en) Calendar integration with text messaging to facilitate no-time-specified events
US20230048451A1 (en) Sending or receiving a message with a subject in a messaging application

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190830

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201026

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6809066

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350