JP6802593B2 - 飛行物体による一定の土地に対する日陰生成法 - Google Patents

飛行物体による一定の土地に対する日陰生成法 Download PDF

Info

Publication number
JP6802593B2
JP6802593B2 JP2020116036A JP2020116036A JP6802593B2 JP 6802593 B2 JP6802593 B2 JP 6802593B2 JP 2020116036 A JP2020116036 A JP 2020116036A JP 2020116036 A JP2020116036 A JP 2020116036A JP 6802593 B2 JP6802593 B2 JP 6802593B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground surface
drones
predetermined ground
shade
flying object
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020116036A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020179848A (ja
Inventor
幸助 野浦
幸助 野浦
Original Assignee
幸助 野浦
幸助 野浦
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 幸助 野浦, 幸助 野浦 filed Critical 幸助 野浦
Priority to JP2020116036A priority Critical patent/JP6802593B2/ja
Publication of JP2020179848A publication Critical patent/JP2020179848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6802593B2 publication Critical patent/JP6802593B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Toys (AREA)

Description

本発明は、飛行物体による一定の土地に対する日陰生成法に関する。
従来、人体などの移動対象物の上空を覆う状態で、移動対象物に追従して移動し、移動対象物が自ら傘を開くことなく雨等を凌ぐためのドローンのような防御装置に係る技術があった。
特開2015‐48025号公報 特開2017‐56898号公報
従来、屋根や屋根を付すための支柱等のない学校の校庭や陸上競技場等の一定の土地に対して全体的かつ効率的に日陰を生成する方法がなかった。
また、従来、人体などの移動対象物に追従して移動し、当該移動対象物に日陰を生成する装置に係る技術はあったものの、それでは、屋外におけるサッカーやラグビーの競技時のように、被覆対象の動きが早くかつ予測困難な場合、又は、被覆対象の直上での被覆が競技の妨げとなる場合に、被覆対象である競技者の行動の目的を妨げるという課題があった。
さらに、従来の技術のように、特定個人を対象に、その直上において被覆をする方法では、屋外における音楽ライブ時のように多人数が密集する場合において、飛行物体の混雑や飛行物体による視界の妨害という課題があった。
本発明は、屋根や屋根を付すための支柱等のない学校の校庭や陸上競技場等の一定の土地に対して全体的かつ効率的に日陰を生成する方法を提供する。
また、本発明は、上記のような被覆対象の動きが早くかつ予測困難な場合、又は、被覆対象の直上での被覆が被覆対象の行動の妨げとなる場合においても、被覆対象の行動を妨げることなく継続的に被覆対象に日陰を生成することを可能にする方法を提供する。
さらに、本発明は、屋外における音楽ライブ時のように多人数が密集する場合においても、飛行物体の混雑や飛行物体による視界の妨害を生じさせることなく継続的に被覆対象に日陰を生成することをも可能にする方法を提供する。
紫外線及び太陽熱を遮断又は軽減するシートを、当該シートが一定の面を形成するように、(ア)複数の飛行物体の下部又は(イ)複数の飛行物体の側面(周縁部)に固定する。
太陽の位置、飛行物体の所在する地点の緯度、経度、日時、シートの大きさ、並びに、紫外線及び太陽熱を遮断又は軽減したい土地の大きさ及び場所のいずれかを基に、各飛行物体の飛行位置(高さを含む。)を決める。
上記シートが固定された各飛行物体を、上記の決められた飛行位置の情報(高さを含む。)に従い、(ア)人間が外部携帯装置を用い、(イ)当該情報を予め入力された外部携帯装置が自動的に、又は、(ウ)当該情報を予め入力された各飛行物体自身が自律的に、飛行させる。
本発明によれば、被覆対象の動きが早くかつ予測困難な場合、被覆対象の直上での被覆が被覆対象の行動若しくはその周囲の者の視界の妨げとなる場合、又は、多人数が密集する場合においても、被覆対象の行動の目的を妨害することなく、若しくは、飛行物体の混雑や飛行物体による視界の妨害を生じさせることなく、被覆対象が属する土地に対して、紫外線又は太陽熱の遮断又は軽減を行うことが可能となる。
さらに、時間の経過とともに変化する太陽の位置に応じて、シート部材により形成された面がその位置(高さを含む。)を変更することにより、太陽の移動にもかかわらず、継続的に、被覆対象が属する土地に対して、紫外線又は太陽熱の遮断又は軽減を行うことが可能となる。
本発明の第一の実施形態に関する飛行物体の構成例を上から見た図である。 本発明の第一の実施形態に関する飛行物体の構成例を横から見た図である。 本発明の第二の実施形態に関する飛行物体の構成例を上から見た図である。 本発明の第二の実施形態に関する飛行物体の構成例を横から見た図である。 本発明の第三の実施形態に関する飛行物体の構成例を横から見た図である。 本発明の第一乃至第三の実施形態に関する飛行物体の内部の構成例を示す図である。 東京都心部の冬至における特定の時間に関する日影図である。 東京都心部の冬至における特定の時間に関する、シート部材と被覆対象の土地との関係を示す図である。 本発明の他の実施形態(自律飛行型)に関する飛行物体の内部の構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態(太陽電池利用型)に関する飛行物体の構成例を上から見た図である。 本発明の他の実施形態(太陽電池利用型)に関する飛行物体の内部の構成例を示す図である。 本発明の他の実施形態(自律飛行型かつ太陽電池利用型)に関する飛行物体の内部の構成例を示す図である。
図1は、本発明の第一の実施形態の飛行物体の構成例を上から見た図である。当該飛行物体は、その駆動や制御等主要な機能を含む胴体部と、該胴体部から水平に伸びる4本のアームの各先端に接続する各2翅のプロペラとを有し、これらのプロペラが回転駆動することで、飛行物体が飛行するよう構成されている。第一の実施形態においては、飛行物体の胴体部の底面に直接シート部材の一部が固定されている。同様の構成の飛行物体を複数設け、飛行させることで、上から見て、各飛行物体にその一部を固定されたシート部材が全体として面を形成する。飛行時にシート部材によって形成される面積をできる限り確保するために、シート部材の角の各々を各飛行物体に固定することが望ましい。 図2は、本発明の第一の実施形態の飛行物体の構成例を横から見た図である。
この状態において、各飛行物体を、(ア)垂直飛行させ、一定の高度を維持させることにより、又は、(イ)(垂直飛行でなくとも)離陸時と同様の相互の間隔を保ったまま飛行させ、一定の位置(高さを含む。)に着いた段階においてホバリングさせることにより、空中にシート部材からなる一定の面を形成し、その下部の地上面に、一定の日陰を生成することが可能となる。
なお、シート部材については、太陽光を遮断又は軽減する効果が得られれば、特定の素材に限定されないが、風通しのよいメッシュ素材が望ましい。なぜなら、(ア)その方が、シート部材が上空の風の影響を受けにくく、かつ、(イ)飛行物体周辺の気流をできるだけ妨げないことが飛行物体の通常の飛行性能を維持するためにも望ましい、ためである。
また、飛行物体をシート部材と同一面上に組み込む方法も考えられる。図3は、本発明の第二の実施形態の飛行物体の構成例を上から見たものであり、他方で、図4は、その構成例を横から見たものである。この構成例においては、図3に示すように、制御部等を内蔵する胴体部から水平方向に4本のアームがのび、その先端に各2翅のプロペラが付され、その各プロペラを胴体部と共に取り囲むように周縁部が存する。図4に示すように、各飛行物体の当該周縁部がシート部材と同一面を構成するべく接着されている。本実施形態によれば、飛行物体とシート部材とが同一面上に形成されるため、より安定した飛行を実現することができる。シート部材に組み入れる飛行物体の数を増やしたほうが、飛行安定性は増す。
図5は、本発明の第三の実施形態の構成例を横から見た図である。飛行物体の底面とシート部材の一部とを、紐状又は棒状の部材を用いて接合させている。その他の部分については、図1及び図2の説明と同様である。
図6は、上記第一乃至第三の実施形態の飛行物体の内部の構成例を示すものである。モーターを備えた制御部(駆動部)が、通信部とバッテリーと接続され、通信部は、制御部との通信と外部携帯装置との通信をつかさどる。通信部は、飛行物体内部において、現在位置計算部とバッテリーチェック部とつながり、GPSセンサーと高度センサーを備えた現在位置計算部から、現在の位置情報(高さを含む。)を、バッテリー部と接続されたバッテリーチェック部から、バッテリー残量情報を、受け取る。通信部はこれらの情報を、地上のコントローラーの有する外部携帯装置に送信し、外部携帯装置はこれらの情報を当該装置上の画面に表示する。コントローラーは、当該画面に表示された現在の位置情報(高さを含む。)を、後述する方法により算出された望ましい位置情報と比較対照し、これらに差異がある場合には、各飛行物体の現在の位置(高さを含む。)を望ましい位置(高さを含む。)に合致させるべく、外部携帯装置から各飛行物体の通信部へ指令を発する。それを受けた通信部が制御部(駆動部)に対して駆動状態に係る指令を発し、各飛行物体は、その飛行位置(高さを含む。)を、望ましい位置(高さを含む。)に向けて移動する。
上述の望ましい位置情報の算出方法は、以下のとおりである。
まず、日照計画研究会編『日照計画データブック〔第2版〕』(彰国社、昭和51年)6頁以下によれば、緯度α(北極に向かってプラス)、太陽の高度角h(地平を0度とし、地球の北半球の頂点に向かってプラス)、太陽の方位角A(真南を0度として西側に向かってプラス)、時角t(太陽が地球の周りを24時間で1回転することから1時間を15度に換算した角度)、及び、太陽の赤緯β(地球赤道面との角度。冬至にマイナス23度27分、夏至に23度27分、春分及び秋分に0度となる。)の間には、次の関係が成立する。
sinh=sinα・sinβ+cosα・cosβ・cost
sinA=cosβ・sint/cosh
cosA=(sinh・sinα−sinβ)/cosh・cosα
また、同7頁によれば、時角tは、次の式で表される。
日本標準時=t/15−e−(経度−135)/15
上記のeは、均時差と呼ばれるもので、1年を通じての地球の公転速度の不均一と公転軌道面と赤道面の傾きによるもので、1年を通じて16.4分からマイナス14.3分程度の値を取る(同7頁)。
以上の関係式及び以下の計算仮定(ア)から(エ)までを用いて、東京都心部(北緯35度41分、東経139度46分、時差19.1分、磁北差6度20分)の冬至における太陽の高度角h及び方位角Aを計算したのが下記表である(同7頁及び67頁)。
(ア)均時差eは無視する。
(イ)日出、日没の時刻と方位は理論値(太陽中心が地平を通る瞬間の時刻と方位)であり、実際の(気象上の)日出、日没時間と若干の差がある。
(ウ)方位角はそのまま影の方向と読み替え、真北を0度とし西に(午前に)マイナス、東に(午後に)プラスとする。
(エ)高度は角度を影の倍率に換算する。すなわちcoshの値を示す。
これを基に、日影の原因となる建築物と地面とが水平であり、かつ、当該建築物が辺長10メートル及び20メートル並びに高さ40メートルの真北を向いた直方体であると仮定して、いわゆる日影図を、午前9時、午前10時、午後1時及び午後2時に関して、作成すると図7(同8頁参照)のようになる。例えば、当該建築物の頂上面の北西の角部分により、午前9時において生成される影は、当該建築物の北西の角部分と地面の接点から、112メートル(建築物の高さ40メートルに影の倍率2.80を乗じた積)離れた地点であって、真北から西側に39度の場所に生成される。
これに対して、上記実施形態は、時間が経過しても継続的に一定の地面に日陰を生成し続けることに眼目があるため、図7を、日陰を生成したい土地(辺長が10メートル及び20メートルで真北を向いたもの)を中心として、同じ辺長のシート部材を高さ40メートルの高さにおいて当該土地と水平に用いると仮定して、同地点及び同日時において、午前9時、午前10時、午後1時及び午後2時に関して、引き直すと、図8のとおりとなる。なお、シート部材の場合、シート部材とその下の地面との間は空間であるから、図7の日影図のような、建物の中間部分による日陰は生成されない。また、図8は、上記の特定の4つの時間におけるシート部材の望ましい位置を示すものであるが、上述の計算式を用いれば、当該各時間の間における、シート部材の望ましい位置(高さを含む。)を算出することも可能である。さらに、シート部材と一体化された各飛行物体の望ましい位置(高さを含む。)は、上記のシート部材の望ましい位置(高さを含む。)を前提として、各飛行物体とシート部材との位置関係を決定することにより特定される。
シート部材の高さについては、被覆対象の土地で行われているスポーツやイベントを、物理的に、視覚的に、又は、飛行物体が生じさせる騒音により、妨げないよう配慮する必要がある。なお、光源である太陽にシート部材を近づけることで、すなわちシート部材の高さをさらに上げることにより、より小さなシート部材の面積で、さらに高さを上げる前と同等の大きさの日陰を被覆対象である土地に生成することが理論上考えられるが、光源である太陽との距離がありすぎるため、シート部材の高さを少々上げたところで、有意味な違いを得ることは難しい。
各飛行物体の望ましい位置の算出については、上記のような方法のほか、(ア)被覆対象である土地の中心又は重心と太陽とを結ぶ線分と飛行物体が飛行している高さにおける水平面の交点からの距離、及び、(イ)シート部材で一体化された他の飛行物体との距離、の2つを基に決定することも考えられる。
さらに本発明の別の実施形態においては、校庭や競技場のような被覆対象である土地に、シート部材によって日陰が生成されているかを、飛行物体に備えられたカメラを用いて認識し、その後、当該日陰と、同じくカメラを用いて認識された被覆対象である土地との相対位置を比較することで、飛行物体の水平方向の位置を調整することも考えられる。
なお、上記は、シート部材により形成される面が地面と水平であることを仮定したが、同一のシート部材により一体化された複数の飛行物体のうちの一部の高さをその他の飛行物体の高さとあえて異ならせ、シート部材により形成される面を地面と水平にせず、それにより地面に生成される日陰の大きさを調整することも考えられる。この場合も、上述の計算式により、飛行物体の位置を調整することができる。その際には、シート部材により形成される面が地面と水平である場合と同様に、シート部材の大きさ自体により、地面に生成される日陰の大きさも異なってきうる。
前述した図6は、外部携帯装置をコントローラーである人間が操作することを前提としていたが、上述の通り、一定の日時及び場所における望ましいシート部材の位置(高さを含む。)は、あらかじめ決まっているので、外部携帯装置に当該望ましい位置情報(高さを含む。)を組み込んでおき、当該外部携帯装置が、自動的に、飛行物体から送信されてくる現在の位置情報を確認しながら、シート部材が固定された各飛行物体をその日時及び場所において望ましい位置(高さを含む。)に導き、その後も、時間の経過とともに変化する望ましい位置(高さを含む。)に応じて、継続的に当該飛行物体にホバリング又は移動の指令を出す形態も考えられる。
さらに、図9のように、シート部材が固定された飛行物体自体に、時計とともに記憶部を設け、上述の望ましい位置情報(高さを含む。)を当該記憶部に組み込み、当該飛行物体自体が、その内部において、自律的に、現在位置(高さを含む。)と望ましい位置(高さを含む。)を比較対照しながら、その日時及び場所における望ましい位置(高さを含む。)にまで、飛行し、その後も時の経過に応じて変化する望ましい位置(高さを含む。)に合わせ、当該飛行物体の位置(高さを含む。)を漸次的に移動させる形態も考えられる。
上述の自動飛行又は自律飛行の場合、地面に帰還させたい時刻においては、その時刻における望ましい位置(高さを含む。)を、帰還すべき地上面の位置(高さを含む。)としておけばよい。
なお、同一のシート部材で一体化された各飛行物体の望ましい位置情報(高さを含む。)は異なるので、望ましい位置情報(高さを含む。)は、各飛行物体ごとに算出される必要がある。
上記の実施形態の応用形態として、図10のように、シート部材に複数の太陽電池のセル又はモジュールを組み込み、そこから得られた電力をバッテリーに蓄える形態も考えられる。図6の実施形態にこの太陽光発電を組み合わせた場合の飛行物体の構成は図11のようになる。また、図9の実施形態にこの太陽光発電を組み合わせた場合の飛行物体の構成は図12のようになる。図11及び図12ともに、太陽電池セル又はモジュールにより発電された電力をバッテリーに交流として蓄えるために、パワーコンディショナーを、バッテリーと太陽電池セルとの間に介在させている。
また、他の応用例として、複数の飛行物体とシート部材により上空に形成される面を、日陰の生成のためではなく、夜間に地上から見られるスクリーンとして用いることが考えられる。例えば、当該スクリーンに星の映像を投射することで、星空様の映像を当該スクリーンに映し出し、地上からそれを鑑賞することが考えられる。他方で、シート部材自体に、協賛企業のロゴ等、広告を掲載することも考えられる。
さらに、複数の飛行物体とそれに固定されたシート部材により生成される面により保護される対象も、人間のみでなく、過度の日照りから保護すべき作物であることも想定される。
以上、本発明の実施形態として、上記実施形態を挙げたが、本発明はこれに限られず、特許請求の範囲によって特定される発明の範囲内において様々な形態をとることが可能である。また、本明細書において、発明の構成要素が単数若しくは複数のいずれか一方として説明された場合、又は、単数若しくは複数のいずれとも限定せずに説明された場合であっても、文脈上別に解すべき場合を除き、当該構成要素は単数又は複数のいずれであってもよい。
1 シート部材 2 プロペラ 3 アーム 4 胴体部 5 周縁部 6 紐状又は棒状の部材 7 太陽電池セル又はモジュール


















Claims (2)

  1. 所定の地上面に、当該地上面と同一の面積及び平面形状の日陰を生成する方法であって、
    生成しようとする日陰と同一の面積及び平面形状のシート部材を介して接続される複数のドローンを、第一の位置に飛行させ、当該第一の位置において当該シート部材と前記所定の地上面とが水平になるようにホバリングさせるステップと、
    時間の経過とともに、前記複数のドローンの飛行位置を第一の位置から第二の位置に当該シート部材と前記所定の地上面との水平を維持しながら移動させ、当該第二の位置において当該シート部材と前記所定の地上面とが水平になるように当該複数のドローンをホバリングさせるステップとを有し、
    前記複数のドローンは、その各々の外縁部の内側にプロペラを有する、プロペラ内蔵型のドローンであり、
    前記シート部材は、当該シート部材と前記複数のドローンが地上と水平になるように、当該複数のドローンの各々と接続され、
    前記第一の位置は、第一の時刻において、前記シート部材により前記所定の地上面に生成される日陰が当該所定の地上面と合致する対流圏内の位置であって、日付、当該所定の地上面の緯度及び経度並びに前記複数のドローンの飛行高度に基づき決定され、
    前記第二の位置は、第二の時刻において、前記シート部材により前記所定の地上面に生成される日陰が当該所定の地上面と合致する対流圏内の位置であって、日付、当該所定の地上面の緯度及び経度並びに前記複数のドローンの飛行高度に基づき決定され、
    時間の経過に伴う太陽と前記所定の地上面との位置関係の変化にかかわらず、当該所定の地上面のみに当該所定の地上面と同一の面積及び平面形状の日陰を生成し続けることを特徴とする、方法。
  2. 前記複数のドローンとは別のプロペラ内蔵型のドローンが、前記シート部材の内縁部に、当該シート部材と当該別のドローンが地上と水平になるように、接続される、請求項1に記載の方法。
JP2020116036A 2020-07-04 2020-07-04 飛行物体による一定の土地に対する日陰生成法 Active JP6802593B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020116036A JP6802593B2 (ja) 2020-07-04 2020-07-04 飛行物体による一定の土地に対する日陰生成法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020116036A JP6802593B2 (ja) 2020-07-04 2020-07-04 飛行物体による一定の土地に対する日陰生成法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019090333A Division JP6734586B2 (ja) 2019-05-13 2019-05-13 飛行物体による一定の土地に対する日陰生成法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020179848A JP2020179848A (ja) 2020-11-05
JP6802593B2 true JP6802593B2 (ja) 2020-12-16

Family

ID=73024286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020116036A Active JP6802593B2 (ja) 2020-07-04 2020-07-04 飛行物体による一定の土地に対する日陰生成法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6802593B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3141449A1 (fr) * 2022-10-26 2024-05-03 intelligent design Dispositif pour la préservation des glaciers
JP7351033B1 (ja) * 2023-03-20 2023-09-26 Kddi株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5001030B2 (ja) * 2007-03-05 2012-08-15 三菱電機株式会社 太陽光遮光装置
US8857758B2 (en) * 2008-05-15 2014-10-14 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Lighter-than-air vehicle for shading
WO2010113264A1 (ja) * 2009-03-31 2010-10-07 Murakami Hideyo 遮光装置及び遮光方法
JP2012235038A (ja) * 2011-05-09 2012-11-29 Mitsubishi Electric Corp 発電装置、発電システム及び発電方法
KR101141734B1 (ko) * 2011-11-21 2012-05-03 한국항공우주연구원 성층권 비행선과 반사판을 이용한 지표면의 온도 조절 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020179848A (ja) 2020-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6535975B2 (ja) 飛行物体による一定の土地に対する日陰生成法
JP6802593B2 (ja) 飛行物体による一定の土地に対する日陰生成法
TWI528989B (zh) Can independently block the light of the aircraft
JP4666539B2 (ja) 遮光装置及び遮光方法
US9775305B2 (en) Method for controlling land surface temperature using stratospheric airships and reflector
US20110094503A1 (en) Method and apparatus for solar panel tracking
CN104090587A (zh) 一种自维持可调长度和角度的光伏外遮阳装置及调控方法
Gupta Solar radiation and urban design for hot climates
Fesen et al. A method for establishing a long duration, stratospheric platform for astronomical research
CN205770189U (zh) 一种带显示屏的无人机
JP6734586B2 (ja) 飛行物体による一定の土地に対する日陰生成法
CN202879792U (zh) 悬浮式航空摄像与追踪自主飞行器***
CN104040878A (zh) 悬浮式太阳能发电***
Vyas Traditional Indian architecture-the future solar buildings
CN207974609U (zh) 一种无人机遮阳飞蓬
McQuain ATS-I camera experiment successful
Chandrasekaran A study on sun path of Coimbatore and its irradiation effects on buildings using ecotect software and design recommendations for minimizing the heat gain
Park et al. Bio-inspired responsive façades
KR20210136214A (ko) 비행선으로 이동되는 태양광 모듈
Shahwarzi The evaluation of office buildings in terms of shading devices
KR101632641B1 (ko) 태양광 박막전지를 이용한 쿼드로터 차양막
Whitfield An adaptive dual-optimal path-planning technique for unmanned air vehicles with application to solar-regenerative high altitude long endurance flight
Alread et al. Environment: Solar Geometry
RU2559982C1 (ru) Солнечные часы
JP2020000131A (ja) 施設栽培用の施設

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200928

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200928

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200928

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20201030

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201109

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6802593

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150