JP6801358B2 - 配列型表示装置 - Google Patents
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Description
第1の発明は、光を発する複数の発光素子が設けられた表示部の出射面の側に配置される光学シートであって、前記発光素子から発せられた光が入射する第1面(21a)及び光が出射する第2面(21b)を有し、複数の前記発光素子の各々と対応する画素領域(25)が複数設けられたシート本体(21)と、前記シート本体に設けられ、前記第1面から入射した光を拡散させる複数の拡散部(23)と、前記シート本体において、隣接する前記画素領域の間に配置された遮光部(24)と、前記シート本体の前記第2面側に設けられ、光透過性及び前記シート本体と同等の屈折率を有し、前記シート本体と前記表示部の前記出射面とを接合する接合層(22)と、を備える光学シート(20)である。
第2の発明は、第1の発明の光学シートであって、光学シートの厚さをH、隣接する画素(25)の中心間の距離をPとした場合に、50°<90°−arc・tan(H/(P/2))<70°を満たすこと、を特徴とする光学シート(20)である。
第3の発明は、第1又は第2の発明の光学シートであって、複数の前記拡散部(23)は、前記シート本体(21)に離散的に配置されていること、を特徴とする光学シート(20)である。
第4の発明は、第3の発明の光学シートであって、複数の前記拡散部(23)は、前記シート本体(21)の前記第2面(21b)の側に配置されていること、を特徴とする光学シート(20)である。
第5の発明は、第1から第4までのいずれかの発明の光学シートであって、前記遮光部(24)は、前記シート本体(21)の厚さ方向に沿って延在し、側面に光反射層又は光吸収層を備えること、を特徴とする光学シート(20)である。
第6の発明は、第1から第5までのいずれかの発明の光学シート(20)と、光を発する複数の発光素子(11)が設けられた表示部(10)と、を備える表示装置(1)である。
第7の発明は、第6の発明の表示装置(1)を複数備え、前記表示装置の側面同士が隙間を介して対向するように設置された配列型表示装置であって、前記表示装置は、前記光学シート(20)の側面に達した光を、前記側面から前記隙間を介して観察側に出射させる導光部(200)を備えることを特徴とする配列型表示装置(100)である。
第8の発明は、第7の発明の配列型表示装置であって、前記導光部(200)は、第1傾斜面(211)及び前記第1傾斜面と対向する第2傾斜面(212)から構成される単位光学形状部(210)を複数備えること、を特徴とする配列型表示装置(100)である。
第9の発明は、第8の発明の配列型表示装置であって、前記単位光学形状部(210)は、前記光学シート(20)の前記第1面(21a)側から前記第2面(21b)側に向かうにつれて、高さが段階的に低くなること、を特徴とする配列型表示装置(100)である。
本明細書等において、形状、幾何学的条件、これらの程度を特定する用語、例えば、「平行」、「直交」、「方向」等については、その用語の厳密な意味に加えて、同様の光学的機能を奏し、ほぼ平行、ほぼ直交等とみなせる程度の範囲、概ねその方向とみなせる範囲を含む。
なお、各図においては、表示装置1の画面に平行であって、互いに直交する2方向をX(X1−X2)方向、Y(Y1−Y2)方向とし、画面と直交する方向をZ方向とする。Z(Z1−Z2)方向において、Z1側が背面側となり、Z2側が観察側となる。
シート本体21は、第1面21a及び第1面21aと反対側の第2面21bを有するシート状の透明部材である。第1面21aは、LED11(表示部10)から発せられた光が入射する面である。第2面21bは、シート本体21に入射した光が出射する面である。
シート本体21は、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等により形成される。シート本体21の厚さは、例えば、0.3〜5mmの範囲とすることが好ましい。
接合層22の屈折率は、シート本体21と同等であることが好ましい。接合層22の屈折率をシート本体21と同等とすることにより、接合層22からシート本体21の第1面21aに入射する光の屈折を小さくして、光をより真っ直ぐ進行させることができる。
図2に示すように、光学シート20の厚さをH、表示部10のX−Y方向に隣接するそれぞれのLED11の中心間の距離をPとした場合に、
50°<90°−arc・tan(H/(P/2))<70°・・・(1)
を満たすように、光学シート20の厚さH及び表示部10におけるLED11の距離Pが設定されている。
なお、接合層22が十分に薄い場合(例えば、50μm以下の場合)には、シート本体21の厚さをHとしてもよい。
本実施形態の光学シート20において、シート本体21の第1面21aから入射したLED11の光は、シート本体21に配置された複数の拡散部23により拡散される。これによれば、光学シート20は、LED11から発せられた光を、画素の部分だけでなく、画素間にも拡散させることができるため、表示装置1において、画素間の黒色空間を目立ちにくくすることができる。また、光学シート20において、シート本体21の第1面21aから入射した光の多くは、隣接する画素への進行が遮光部24により遮られ、隣接する画素に入射した光と画素間で混ざり合うことがないため、表示装置1において、画素間において画像がぼやけることがない。また、光学シート20の遮光部24は、画素間を完全に分離しないため、表示装置1において、画素間で画像がぼやけることがなく、また画素間の黒色空間を目立ちにくくすることができる。
従って、本実施形態の光学シート20及びこれを備えた表示装置1によれば、表示される映像の画質をより向上させることができる。
図6は、本実施形態の配列型表示装置100の外観図である。図7は、図6のX−X線断面図である。図6及び図7では、先に説明した実施形態と同じ構成部材に同一符号を付して説明する。
なお、配列型表示装置100に用いられる各表示装置1は、隣接する他の表示装置1と対向する側において、最も外側の遮光部24(図2参照)が省略されている。
第2傾斜面212は、第1傾斜面211で全反射した光Lが出射する面である。第2傾斜面212は、X方向(又はY方向)と略平行となるように形成されている。
これに対して、本実施形態の配列型表示装置100では、図7に示すように、光学シート20の側面に達した光Lが、単位光学形状部210の第1傾斜面211で全反射し、第2傾斜面212から観察側へ出射する。このように、配列型表示装置100の各表示装置1では、光学シート20の側面において、各単位光学形状部210から光Lが出射するため、隣接する表示装置1との間の隙間Sが筋として視認されにくくなる。
上述した導光部200A、200Bにおいても、光学シート20の側面に達した光をより多く観察側に向けて出射させることができるため、隣接する表示装置1との間の隙間Sが筋として視認されにくくなる。
本実施形態では、表示部10の出射面10a上に、LED11が互いに直交するX方向及びY方向に等間隔で配置される例について説明したが、これに限定されない。LED11は、例えば、千鳥状に配置されてもよいし、特定のパターンに基づいて規則的に配置されてもよい。
10 表示部
11 LED
20 光学シート
21 シート本体
21a 第1面
21b 第2面
22 接合層
23 拡散部
24 遮光部
24a 反射層
100 配列型表示装置
200,200A,200B 導光部
210 単位光学形状部
211 第1傾斜面
212 第2傾斜面
Claims (7)
- 光を発する複数の発光素子が設けられた表示部と、前記表示部の出射面の側に配置される光学シートとを備える表示装置を、複数備える配列型表示装置であって、
前記光学シートは、
前記発光素子から発せられた光が入射する第1面及び光が出射する第2面を有し、複数の前記発光素子の各々と対応する画素領域が複数設けられたシート本体と、
前記シート本体に設けられ、前記第1面から入射した光を拡散させる複数の拡散部と、
前記シート本体において、隣接する前記画素領域の間に配置された遮光部と、
前記シート本体の前記第2面側に設けられ、光透過性及び前記シート本体と同等の屈折率を有し、前記シート本体と前記表示部の前記出射面とを接合する接合層と、
を備え、
前記表示装置の側面同士が隙間を介して対向するように設置され、
前記表示装置は、前記光学シートの側面に達した光を、前記側面から前記隙間を介して観察側に出射させる導光部を備えること、
を特徴とする配列型表示装置。 - 請求項1に記載の配列型表示装置であって、
前記光学シートの厚さをH、隣接する前記画素領域の中心間の距離をPとした場合に、
50°<90°−arc・tan(H/(P/2))<70°
を満たすこと、
を特徴とする配列型表示装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の配列型表示装置であって、
複数の前記拡散部は、前記シート本体に離散的に配置されていること、
を特徴とする配列型表示装置。 - 請求項3に記載の配列型表示装置であって、
複数の前記拡散部は、前記シート本体の前記第2面の側に配置されていること、
を特徴とする配列型表示装置。 - 請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の配列型表示装置であって、
前記遮光部は、前記シート本体の厚さ方向に沿って延在し、側面に光反射層又は光吸収層を備えること、
を特徴とする配列型表示装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の配列型表示装置であって、
前記導光部は、第1傾斜面及び前記第1傾斜面と対向する第2傾斜面から構成される単位光学形状部を複数備えること、
を特徴とする配列型表示装置。 - 請求項6に記載の配列型表示装置であって、
前記単位光学形状部は、前記光学シートの前記第1面側から前記第2面側に向かうにつれて、高さが段階的に低くなること、
を特徴とする配列型表示装置。
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JP2016205654A JP6801358B2 (ja) | 2016-10-20 | 2016-10-20 | 配列型表示装置 |
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2016
- 2016-10-20 JP JP2016205654A patent/JP6801358B2/ja active Active
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