JP6798398B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、給湯器等の住宅設備機器の遠隔操作等を行うための通信システムに関する。
従来から、携帯電話等の通信端末を用いて住宅設備機器を遠隔操作するシステムが知られている。例えば、特許文献1には、携帯電話等の外部端末を用いて、住宅内の電気機器やガス機器を遠隔制御する技術が開示されている。また、特許文献2,3には、通信網を介して設備機器とセンター装置とがデータ通信を行い、設備機器の遠隔操作を行う端末装置が通信網を介してセンター装置とデータ通信を行い、センター装置が端末装置と設備機器との間のデータの受け渡しを行う構成が開示されている。
特許5046416号公報 特許4441430号公報 特許4695423号公報
ところで、住宅の入居者が携帯電話等の通信端末を用いて住宅設備機器の遠隔操作を行うために、通信網に接続された管理装置が、通信端末から住宅設備機器の遠隔操作指令を受けて、その遠隔操作指令を通信網を介して住宅設備機器へ送信するように構成されている場合がある。この場合、管理装置は、通信端末と住宅設備機器との関連付け情報に基づいて、通信端末からの遠隔操作指令を住宅設備機器へ転送するように構成されている。
また、住宅の入居者が通信端末を用いて住宅設備機器の状態の確認を行うために、住宅設備機器から管理装置へ住宅設備機器の状態を示す情報を送信するよう構成され、管理装置は、通信端末から住宅設備機器の状態を示す情報の要求を受信したときに、上記の関連付け情報に基づいて、住宅設備機器の状態を示す情報を通信端末へ送信するよう構成されている場合がある。
上記のような場合において、住宅設備機器が設置されている住宅の入居者(旧入居者)が引っ越しをしたときに、上記の関連付け情報が変更されていないと、旧入居者による通信端末を用いた住宅設備機器の遠隔操作や住宅設備機器の状態の確認が可能になってしまう場合がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、旧入居者の通信端末による住宅設備機器に関する要求を排除することができる通信システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある態様に係る通信システムは、住宅設備機器と、前記住宅設備機器と通信を行う中継装置と、通信網に接続され、前記通信網及び当該通信網に接続された無線LANルータを介して前記中継装置と通信を行う管理装置と、を備え、前記管理装置は、前記中継装置の識別情報と、前記無線LANルータの識別情報と、前記通信網を介して前記管理装置と通信を行う通信端末の使用者識別情報と、を所定の処理によって関連付けし、これらの情報を関連付け情報として記憶し、この記憶された関連付け情報を有効とする制御構成を備え、前記関連付け情報が有効とされた状態において、前記中継装置から前記中継装置の識別情報及び前記無線LANルータの識別情報が送信されてきたときに、前記関連付け情報に基づいて、前記記憶後に送信されてきた前記無線LANルータの識別情報が、前記中継装置の識別情報に関連付けられている前記無線LANルータの識別情報と一致するか否かを判定し、一致しない場合には、前記関連付け情報を無効にするよう構成されるとともに、前記通信端末から前記使用者識別情報とともに前記住宅設備機器に関する要求情報を受信した際に、前記受信した前記使用者識別情報を含む前記関連付け情報が有効であるときにのみ、前記要求情報に応じた処理を行うよう構成されている。
この構成によれば、管理装置が関連付け情報に無線LANルータの識別情報を含めて記憶するようにしている。これにより、旧入居者が転居して新入居者が居住する場合には、無線LANルータが新入居者所有のものに変更され、新入居者の無線LANルータと中継装置との接続設定が行われたときに、旧入居者の無線LANルータの識別情報を含む関連付け情報を無効にすることができ、旧入居者の通信端末による住宅設備機器に関する要求(例えば、住宅設備機器の遠隔操作や状態確認の要求)を排除することができる。
前記管理装置は、前記通信端末から受信した前記要求情報が前記住宅設備機器を遠隔操作するための遠隔操作情報であり、前記関連付け情報が有効であるときには、前記要求情報に応じた処理として前記遠隔操作情報を前記中継装置へ送信するよう構成され、前記中継装置は、受信した前記遠隔操作情報を前記住宅設備機器へ送信するよう構成されていてもよい。
この構成によれば、関連付け情報が有効であるときには、通信端末を用いて住宅設備機器を遠隔操作することができる。
前記中継装置は、前記住宅設備機器から前記住宅設備機器の状態を示す機器状態情報を受信し、この受信した機器状態情報を前記管理装置へ送信するよう構成され、前記管理装置は、受信した前記機器状態情報を記憶するよう構成されるとともに、前記通信端末から受信した前記要求情報が前記住宅設備機器の状態の情報を要求するための機器状態要求情報であり、前記関連付け情報が有効であるときには、前記要求情報に応じた処理として前記機器状態情報を前記通信端末へ送信するよう構成されていてもよい。
この構成によれば、関連付け情報が有効であるときには、通信端末を用いて住宅設備機器の状態を確認することができる。
前記管理装置は、前記関連付け情報を無効にしたときに、その旨の情報を前記通信端末へ送信するよう構成されていてもよい。
この構成によれば、旧入居者に住宅設備機器に関する要求ができなくなったことを知らせることができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、旧入居者の通信端末による住宅設備機器に関する要求を排除することができる通信システムを提供することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態の一例の通信システムの概略構成図である。 図2は、中継装置のシリアル番号にユーザアカウント等を関連付ける手順等の一例を示すフローチャートである。
以下、好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態の一例の通信システムの概略構成図である。
この通信システムは、住宅設備機器の一例である給湯器1(例えば、燃焼加熱式の給湯器)と、給湯器1に内蔵されているコントローラ1aと通信可能に接続された給湯器専用の中継装置2と、インターネット等の通信網4に接続されたコンピュータからなる管理装置5とを備えている。管理装置5は、通信網4及びこの通信網4に接続された無線LANルータ3を介して中継装置2と通信を行う。また、携帯電話等からなる通信端末6は、通信網4等を介して管理装置5と通信を行う。この通信システムは、通信網4、無線LANルータ3及び通信端末6を利用するものである。無線LANルータ3及び通信端末6は、給湯器1が設置されている住宅の入居者(使用者)が所有しているものである。
なお、給湯器1が設置されている住宅は1つでもよいが通常多数存在し、通信システムを構成する給湯器1も1つでもよいが通常多数存在する。ここでは、代表して、1台の給湯器1のみを図示し、また、その給湯器1のみに対応する中継装置2、無線LANルータ3及び通信端末6を図示している。以下では、図示されたものについて説明する。
給湯器1は、住宅の屋外または屋内の所定の場所に設置され、台所や浴槽等に湯水を供給する給湯機能を備えている。給湯器1は、外部交流電源(商用電源)から供給される交流電圧を変換して所定の直流電圧を生成する電源部(図示せず)を有し、この電源部で生成した直流電圧を内部で使用するとともに、2芯ケーブルC1を介して中継装置2へその動作用電源電圧として供給する。
中継装置2は、住宅の屋外または屋内の所定の場所に設置され、2芯ケーブルC1によって給湯器1のコントローラ1aと接続されている。これにより、2芯ケーブルC1を介して中継装置2と給湯器1のコントローラ1aとの間で相互に通信(双方向通信)が行われる。ここで、2芯ケーブルC1には、前述の電源部から中継装置2へ供給される動作用電源電圧に通信の情報が重畳される。
また、中継装置2は、無線LANルータ3と無線LANの接続設定が行われると、無線LANルータ3との間で無線LANによる無線通信が可能である。この中継装置2は、給湯器1のコントローラ1aとの間の通信処理を実行するとともに、無線LANルータ3及び通信網4を介して行う管理装置5との間の通信処理を実行する。中継装置2は、例えば、給湯器1のコントローラ1aから送信されてきた機器情報を、通信形式を変換して無線LANルータ3及び通信網4を介して管理装置5へ送信する。また、管理装置5から通信網4及び無線LANルータ3を介して送信されてきた情報を、通信形式を変換して給湯器1のコントローラ1aへ送信する。
また、中継装置2は、AP(アクセスポイント)機能を有し、この機能を有効化するためのAPボタン2aが設けられている。
無線LANルータ3は、自己の識別情報として48ビットのBSSID(Basic Service Set Identifier)が設定されており、BSSID,SSID(Service Set Identifier)等の情報をビーコンとして所定時間(例えば100ms)間隔で送出している。
管理装置5は、関連付け情報を記憶する記憶部5aを備えている。関連付け情報は、中継装置2のシリアル番号(中継装置2の識別情報)に、通信端末6から送信されたユーザアカウント(使用者識別情報)と無線LANルータ3の識別情報(BSSID)とが関連付けされてなる情報である。
また、管理装置5は、中継装置2から送信された機器情報を記憶する記憶部5bを備えている。ここで、機器情報としては、給湯器1のコントローラ1aから電源投入後に最初に中継装置2へ送信される機器構成情報、給湯器1のコントローラ1aから定期的(例えば1時間間隔)に中継装置2へ送信される給湯器1の運転状態を示す運転状態情報、エラー情報等がある。ここで、機器構成情報は、給湯器1の種類等を示す情報であり、運転状態情報は、給湯器1の給湯設定温度、燃焼運転回数、燃焼運転時間等を含む情報である。エラー情報は、給湯器1に何らかの異常が発生したときに、その異常を示す情報であり、給湯器1のリモコン(図示せず)にも表示される情報である。このリモコンは、2芯ケーブルでコントローラ1aと接続されている。
これらの機器情報は、中継装置2から中継装置2のシリアル番号とともに管理装置5へ送信される。そして管理装置5では、受信した機器情報を、中継装置2のシリアル番号と関連付けて記憶部5bに記憶している。
通信端末6は、スマートフォン等の携帯端末であり、3G(第3世代)あるいは4G(第4世代)携帯電話網の基地局等を介して通信網4に接続可能である。また、通信端末6は、無線LAN接続が可能である。
この通信端末6は、通信システム専用のアプリケーションプログラム(以下、「システム専用アプリ」という)がインストールされて、管理装置5の記憶部5aに関連付け情報が記憶されていれば、中継装置2のシリアル番号と関連付けられているユーザアカウントを用いて、管理装置5等を介して給湯器1の遠隔操作及び状態確認を行うことができる。
次に、中継装置2のシリアル番号にユーザアカウント等を関連付ける手順等について説明する。図2は、中継装置2のシリアル番号にユーザアカウント等を関連付ける手順等の一例を示すフローチャートである。
ここでは、例えば、給湯器1及び中継装置2が新たに設置されて給湯器1の電源投入が開始されている場合を考える。あるいは、入居者が給湯器1及び中継装置2が設置された住宅に転居してきて、給湯器1の電源投入が開始されている場合でもよい。なお、以下の手順のうち、入居者が行う手順については中継装置2の取扱説明書に記載されている。
ステップS1では、入居者は通信端末6を操作して、スマートフォンOSベンダーが提供しているサービスサイトにログインし、前述のシステム専用アプリを通信端末6にダウンロードしてインストールする。この後、入居者は、通信端末6にインストールされたシステム専用アプリを起動し、管理装置5が提供しているユーザ管理サイトにログインする。ユーザ管理サイトにログインすると通信端末6からユーザアカウントが管理装置5へ送信される。このとき、ユーザアカウントがまだない場合は、入居者がユーザアカウントを作成し、作成されたユーザアカウントが管理装置5へ送信される。これにより、管理装置5は、通信端末6から送信されたユーザアカウントを取得する。ユーザアカウントは、例えばID(例えば通信端末6の電子メールアドレス)とパスワードとからなる。
次に、ステップS2では、入居者が中継装置2のAPボタン2aを押してAP機能を有効化する。これにより、中継装置2はSSIDを含むビーコンを送出する。
次に、ステップS3では、中継装置2のAP機能を有効化した状態で、通信端末6を中継装置2に接続する。具体的には、通信端末6の画面に表示されるアクセスポイントのリスト(SSIDのリスト)から中継装置2を選択し、暗号化キーを入力する。中継装置2のAP機能のSSIDと暗号化キーは、中継装置2に貼られたラベルに記載されている。
次に、ステップS4では、上記のステップS3で通信端末6が中継装置2に接続されると、通信端末6はシステム専用アプリによって中継装置2のシリアル番号を中継装置2から取得して通信端末6の内部の記憶部に記憶する。具体的には、システム専用アプリがシリアル番号の要求を中継装置2へ送信し、中継装置2がそれに応答してシリアル番号を通信端末6へ送信する。この後、通信端末6は、システム専用アプリによって、自動的に、中継装置2に対し中継装置2のAP機能を無効にする指令を送信する。AP機能が無効にされることによって、通信端末6と中継装置2との接続が遮断される。
次に、ステップS5では、入居者は、中継装置2と無線LANルータ3との無線LANの接続設定を行う。例えば、中継装置2のWPS(Wi-Fi Protected Setup)ボタン2wと無線LANルータ3のWPSボタン3wとを押すことにより、自動的に接続設定が行われる。このときに、中継装置2は、無線LANルータ3の識別情報であるBSSID(無線LANルータ3のMACアドレス)を取得して、内部の記憶部に記憶する。
次に、ステップS6では、中継装置2は、前述のように無線LANルータ3との接続設定が行われると、自己(中継装置2)のシリアル番号と、無線LANルータ3の識別情報(BSSID)とを、無線LANルータ3及び通信網4を介して管理装置5へ送信する。このとき、中継装置2は給湯器1のコントローラ1aから最初に取得している給湯器1の機器構成情報をともに送信する。この機器構成情報は、管理装置5内の記憶部5bに記憶される。
次に、ステップS7では、通信端末6は、システム専用アプリによって、通信端末6に記憶されている中継装置2のシリアル番号を管理装置5へ送信する。これにより、管理装置5は、通信端末6から送信された中継装置2のシリアル番号を取得する。
次に、ステップS8では、管理装置5は、ステップS1の後に通信端末6から取得したユーザアカウントと、ステップS6で中継装置2から取得した中継装置2のシリアル番号及び無線LANルータ3の識別情報(BSSID)と、ステップS7で通信端末6から取得した中継装置2のシリアル番号と、に基づいて、ステップS6とステップS7とで取得した同一の中継装置2のシリアル番号に、ユーザアカウントと無線LANルータ3の識別情報とを関連付けし、これらの情報を関連付け情報として記憶部5aに記憶する。このとき、上記関連付け情報は有効な情報として記憶部5aに記憶される。
前述のステップS5で接続設定が行われ、ステップS6で中継装置2から機器構成情報が管理装置5へ送信された後、中継装置2は、定期的にコントローラ1aから給湯器1の運転状態情報を取得し、管理装置5へ送信する。また、中継装置2は、コントローラ1aからエラー情報を受信すると、そのエラー情報を管理装置5へ送信する。これらの運転状態情報及びエラー情報は、管理装置5内の記憶部5bに記憶される。
そして、ステップS8の後、入居者は、通信端末6を用いて、給湯器1の遠隔操作及び状態確認を行うことができる。
具体的には、給湯器1の遠隔操作を行う場合、入居者は通信端末6を操作して、管理装置5が提供しているユーザ管理サイトにログインし、給湯器1を遠隔操作するための遠隔操作情報(指令)を管理装置5へ送信する。すると、管理装置5は、ログイン時に取得したユーザアカウントが含まれる関連付け情報を参照し、この関連付け情報に含まれるシリアル番号を有する中継装置2へ遠隔操作情報を送信する。中継装置2では、受信した遠隔操作情報をコントローラ1aへ送信する。コントローラ1aは、受信した遠隔操作情報に基づいて給湯器1を制御する。遠隔操作情報としては、給湯器1の運転開始指令、運転停止指令、給湯温度の設定情報等がある。
また、給湯器1の状態確認を行う場合、入居者は通信端末6を操作して、管理装置5が提供しているユーザ管理サイトにログインし、給湯器1の状態の情報を要求するための機器状態要求情報を管理装置5へ送信する。すると、管理装置5は、ログイン時に取得したユーザアカウントが含まれる関連付け情報を参照し、この関連付け情報に含まれるシリアル番号を有する中継装置2から受信して記憶部5bに記憶している機器状態情報を通信端末6へ送信する。ここで、機器状態情報とは、前述の運転状態情報を含む情報であり、例えば、運転状態情報のみで構成されてもよいし、運転状態情報とエラー情報とで構成されてもよい。
次に、入居者(旧入居者A)が別の住宅へ転居して、別の入居者(新入居者B)が給湯器1の設置されている住宅へ引っ越ししてきた場合、図1において、無線LANルータ3が新入居者Bが所有のものと交換された状態になる。新入居者Bの無線LANルータを無線LANルータ3bとして以下説明する。
新入居者BがステップS1〜ステップS8の手順を行えば、管理装置5に記憶されている関連付け情報が変更されて新入居者Bは所有の通信端末で給湯器1の遠隔操作及び状態確認を行うことができる。一方、新入居者BがステップS1〜ステップS8の手順を行わなかった場合には、新入居者Bは所有の通信端末で給湯器1の遠隔操作及び状態確認を行えないだけでなく、管理装置5による給湯器1の管理も行われない。管理装置5による給湯器1の管理には、例えば、中継装置2からエラー情報を受信したときに、管理装置5からエラー情報を通信端末6へ送信すること、管理装置5からメンテナンス業者の情報処理装置へ同エラー情報を送信すること、管理装置5が運転状態情報等に基づいて給湯器1の構成部材の寿命を予測し、構成部材の交換時期を通信端末6及び/又はメンテナンス業者の情報処理装置へ送信すること等がある。
ところが、新入居者Bが、例えば、給湯器1の遠隔操作及び状態確認を行う必要がなく、あるいは遠隔操作及び状態確認ができることを知らずに、管理装置5による給湯器1の管理だけを行ってもらおうと考えた場合に、ステップS5,S6と同様のステップS11,S12が実施されればよい。これは、新入居者Bにとっては、中継装置2のWPSボタン2wと新入居者Bの無線LANルータ3bのWPSボタン3wとを押すだけでよいので、簡単な操作で済む。
この場合、ステップS11で、新入居者Bが中継装置2のWPSボタン2wと無線LANルータ3bのWPSボタン3wとを押すことにより、中継装置2と新入居者Bの無線LANルータ3bとの無線LANの接続設定が行われる。すると、ステップS12で、中継装置2は、自己(中継装置2)のシリアル番号を、ステップS11で無線LANルータ3bから取得したBSSIDとともに、無線LANルータ3b及び通信網4を介して管理装置5へ送信する。
次に、ステップS13では、管理装置5は、ステップS11で中継装置2から取得した中継装置2のシリアル番号及び無線LANルータ3bの識別情報(BSSID)と、記憶部5aに有効な情報として記憶されている関連付け情報との照合を行い、照合結果に基づいて同関連付け情報を無効にする。
具体的には、管理装置5は、ステップS11で取得した中継装置2のシリアル番号が含まれる関連付け情報を参照し、その関連付け情報に含まれる無線LANルータの識別情報が無線LANルータ3bの識別情報と一致するか否かを判定し、一致しない場合には、上記の関連付け情報を無効にすることで、中継装置2のシリアル番号とユーザアカウントとの関連付けを解除する。本例の場合、上記の関連付け情報には、旧入居者Aの無線LANルータ3の識別情報が含まれており、今回取得した無線LANルータ3bの識別情報と一致しないので関連付け情報を無効にする。なお、関連付け情報を無効にするために、同関連付け情報を記憶部5aから削除するようにしてもよいし、あるいは、同関連付け情報を無効情報(関連付けが無効な情報)として記憶部5aに残しておいてもよい。
本実施形態では、中継装置2と無線LANルータ3との無線LANの接続設定が行われると、その直後に、中継装置2が、中継装置2のシリアル番号と無線LANルータ3の識別情報(BSSID)とを管理装置5へ送信するよう構成されるとともに、管理装置5が関連付け情報に無線LANルータ3の識別情報を含めて記憶するよう構成されている。これにより、旧入居者が転居して新入居者が居住する場合には、無線LANルータが新入居者所有のものに変更され、新入居者の無線LANルータと中継装置2との接続設定が行われたときに、旧入居者の無線LANルータの識別情報を含む関連付け情報を無効にすることができ、旧入居者の通信端末による給湯器1の遠隔操作及び状態確認を阻止することができる。
一方、管理装置5が、仮に、関連付け情報として、無線LANルータの識別情報を含めずに、中継装置2のシリアル番号とユーザアカウントとのみを関連付けした情報とした場合に、新入居者によって中継装置2のWPSボタン2wと無線LANルータ3bのWPSボタン3wが押されて中継装置2と新入居者Bの無線LANルータ3bとの接続設定が行われても、関連付け情報を無効にすることができない。この場合、中継装置2と管理装置5とは通信可能な状態となり、旧入居者の通信端末による給湯器1の遠隔操作及び状態確認が行われる虞がある。このような旧入居者の通信端末による給湯器1の遠隔操作及び状態確認を、本実施形態では確実に防止することができる。
また、本実施形態において、例えば、ステップS11〜S13が行われた後で、管理装置5は、関連付け情報が無効になっている旨、例えば給湯器1の遠隔操作及び状態確認が不可になっていることを旧入居者の通信端末6へ電子メール等によって送信するようにしてもよい。これにより、旧入居者は給湯器1の遠隔操作及び状態確認を行えなくなっていることを知ることができる。
なお、本実施形態では、通信端末6を用いて給湯器1の遠隔操作及び状態確認の両方を行うことができるよう構成されているが、給湯器1の遠隔操作及び状態確認のうちのいずれか一方のみが行えるように構成されていてもよい。
また、管理装置5は、複数の装置に分割され、これら複数の装置が連携して管理装置5として機能するように構成されていてもよい。
また、住宅設備機器として、給湯器1を例に挙げたが、これに限らず、中継装置2及び無線LANルータ3を介して管理装置5と通信可能に構成された機器であればよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、旧入居者の通信端末による住宅設備機器に関する要求を排除することができる通信システム等として有用である。
1 給湯器
2 中継装置
3 無線LANルータ
4 通信網
5 管理装置
6 通信端末

Claims (4)

  1. 住宅設備機器と、
    前記住宅設備機器と通信を行う中継装置と、
    通信網に接続され、前記通信網及び当該通信網に接続された無線LANルータを介して前記中継装置と通信を行う管理装置と、
    を備え、
    前記管理装置は、
    前記中継装置の識別情報と、前記無線LANルータの識別情報と、前記通信網を介して前記管理装置と通信を行う通信端末の使用者識別情報と、を所定の処理によって関連付けし、これらの情報を関連付け情報として記憶し、この記憶された関連付け情報を有効とする制御構成を備え、前記関連付け情報が有効とされた状態において、前記中継装置から前記中継装置の識別情報及び前記無線LANルータの識別情報が送信されてきたときに、前記関連付け情報に基づいて、前記記憶後に送信されてきた前記無線LANルータの識別情報が、前記中継装置の識別情報に関連付けられている前記無線LANルータの識別情報と一致するか否かを判定し、一致しない場合には、前記関連付け情報を無効にするよう構成されるとともに、
    前記通信端末から前記使用者識別情報とともに前記住宅設備機器に関する要求情報を受信した際に、前記受信した前記使用者識別情報を含む前記関連付け情報が有効であるときにのみ、前記要求情報に応じた処理を行うよう構成された、
    通信システム。
  2. 前記管理装置は、
    前記通信端末から受信した前記要求情報が前記住宅設備機器を遠隔操作するための遠隔操作情報であり、前記関連付け情報が有効であるときには、前記要求情報に応じた処理として前記遠隔操作情報を前記中継装置へ送信するよう構成され、
    前記中継装置は、
    受信した前記遠隔操作情報を前記住宅設備機器へ送信するよう構成された、
    請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記中継装置は、
    前記住宅設備機器から前記住宅設備機器の状態を示す機器状態情報を受信し、この受信した機器状態情報を前記管理装置へ送信するよう構成され、
    前記管理装置は、
    受信した前記機器状態情報を記憶するよう構成されるとともに、
    前記通信端末から受信した前記要求情報が前記住宅設備機器の状態の情報を要求するための機器状態要求情報であり、前記関連付け情報が有効であるときには、前記要求情報に応じた処理として前記機器状態情報を前記通信端末へ送信するよう構成された、
    請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記管理装置は、
    前記関連付け情報を無効にしたときに、その旨の情報を前記通信端末へ送信するよう構成された、
    請求項1〜3のいずれかに記載の通信システム。
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