JP2023088705A - 電気機器システム - Google Patents

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Takeshi Umemoto
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Abstract

【課題】携帯端末からの電気機器の遠隔操作を実現できる電気機器システムを提供する。【解決手段】電気機器システムは、電気機器と、前記電気機器との間を通信で接続する通信アダプタと、携帯通信回線を用いて公衆網との間を無線通信で接続すると共に、前記公衆網を経由することなく、前記通信アダプタとの間を直接無線通信で接続し、前記電気機器を遠隔操作する携帯端末と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電気機器システムに関する。
例えば、空気調和機等の電気機器を遠隔操作するリモコンの代わりに、スマートフォン等の携帯端末を使用して、電気機器を遠隔操作する技術が知られている。電気機器は、例えば、無線LAN(Local Area Network)を経由して公衆網であるインターネットと接続する。また、携帯端末も、例えば、LTE(Long Term Evolution)回線等の携帯通信回線を用いてインターネットと接続する。そして、携帯端末は、LTE回線を用いてインターネット及び無線LAN回線経由で電気機器との通信を確立し、使用者の操作に応じたコマンド信号を電気機器に送信する。そして、電気機器は、コマンド信号に応じて制御内容を実行する。つまり、携帯端末は、LTE回線を用いてインターネット及び無線LAN回線経由で、電気機器の遠隔操作を実現している。
特開2015-50752号公報
しかしながら、従来の電気機器では、インターネットと接続する接続環境がない場合、携帯端末と接続することができないため、電気機器を携帯端末から遠隔操作することができない。
本発明ではこのような問題に鑑み、携帯端末からの電気機器の遠隔操作を実現できる電気機器システムを提供することを目的とする。
一つの態様の電気機器システムは、電気機器と、前記電気機器との間を通信で接続する通信アダプタと、携帯通信回線を用いて公衆網との間を無線通信で接続すると共に、前記公衆網を経由することなく、前記通信アダプタとの間を直接無線通信で接続し、前記電気機器を遠隔操作する携帯端末と、を有する。
本発明の電気機器システムによれば、一つの側面として、携帯端末からの電気機器の遠隔操作を実現できる。
図1は、本実施例の空気調和システムの一例を示す説明図である。 図2は、空気調和機の構成の一例を示すブロック図である。 図3は、通信アダプタの構成の一例を示すブロック図である。 図4は、STAモード使用時の通信アダプタの使用一例を示す説明図である。 図5は、サーバ装置の構成の一例を示すブロック図である。 図6は、携帯端末の構成の一例を示すブロック図である。 図7は、遠隔操作処理に関わる携帯端末の制御部の処理動作の一例を示すフロー図である。 図8は、携帯端末における操作用アプリケーションの操作画面の一例を示す説明図である。 図9は、更新処理に関わる携帯端末の制御部の処理動作の一例を示すフロー図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する電気機器システムの実施例を詳細に説明する。尚、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す各実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜変形しても良い。
<空気調和システムの構成>
図1は、本実施例の空気調和システム1の一例を示す説明図である。図1に示す空気調和システム1は、空気調和機2と、通信アダプタ3と、サーバ装置5と、携帯端末6と、公衆網であるインターネット7とを有する。
<空気調和機の構成>
図2は、空気調和機2の構成の一例を示すブロック図である。図2に示す空気調和機2は、室内機21と、室外機22と、リモコン23とを有する。室内機21は、例えば、室内に配置され、空調空間である室内の空気を加熱又は冷却する空気調和機2の一部である。室内機21は、例えば、居間や寝室等の空調空間に備えられているものとする。室内機21は、本体21Aと、UART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter)通信部21Bと、受光部21Cと、制御部21Dと、メモリ21Eとを有する。本体21Aは、図示しない室内ファンや室内熱交換器などが備えられ、室内熱交換器で室外機22から供給される冷媒と熱交換を行った室内空気が室内ファンによって吹き出されることで、室内の空気を加熱又は冷却(暖房、冷房、除湿等)が行われる。UART通信部21Bは、UART通信を用いて、室内機21内の制御部21Dと通信アダプタ3とを通信接続する通信I/F(Interface)である。受光部21Cは、赤外線通信を用いて、リモコン23からのコマンド信号を受光し、受光したコマンド信号を制御部21Dに送信する。メモリ21Eは、例えば、各種情報を記憶する記憶部である。制御部21Dは、室内機21全体を制御する。制御部21Dは、赤外線通信を用いて受光部21Cで受光したコマンド信号や、後述する直接無線通信を用いて携帯端末6から受信したコマンド信号に基づき、各種コマンドを実行する。室外機22は、例えば、室外ファンや圧縮機等が備えられている。リモコン23は、利用者の操作に応じて、例えば、赤外線通信を用いて、室内機21を遠隔操作する操作部である。
通信アダプタ3は、室内機21毎に配置されるものである。携帯端末6は、空気調和システム1を使用する複数の利用者が夫々携帯するスマートフォン等の通信端末である。
サーバ装置5は、例えば、室内機21に適用されるファームウェアの更新プログラムを保持し、要求に応じて送信する機能を有する。尚、サーバ装置5は、例えば、データセンタに配置されている。サーバ装置5は、インターネット7と接続される。また、サーバ装置5は、生成又は更新した更新プログラムをインターネット7経由で通信アダプタ3に送信する。
<通信アダプタの構成>
図3は、通信アダプタ3の構成の一例を示すブロック図である。図3に示す通信アダプタ3は、UART通信部31と、WLAN通信部32と、直接通信部33と、記憶部34と、制御部35とを有する。UART通信部31は、室内機21内の制御部21Dと制御部35とをUART通信で通信接続する通信I/Fである。WLAN通信部32は、外部機器と制御部35とをWLAN(Wireless Local Area Network)通信で通信接続する通信I/Fである。直接通信部33は、携帯端末6と制御部35とを直接無線通信で通信接続する通信I/Fである。直接無線通信は、例えば、IEEE 802.11 a/b/g/nの無線規格の無線通信である。記憶部34は、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等で構成され、データやプログラム等の各種情報を格納する。制御部35は、通信アダプタ3全体を制御する。尚、通信アダプタ3は単体で配置されなくてもよく、例えば空気調和機2の室内機21内に収容されていてもよい。
通信アダプタ3内の記憶部34は、SSID記憶部34Aと、プログラム記憶部34Bとを有する。SSID記憶部34Aは、直接無線通信を確立する際に使用する通信アダプタ3を他デバイス(例えば携帯端末3であるスマートフォン)に識別させるために持つ固有のIDであるSSID(Service Set Identifier)及び、通信アダプタ3への直接無線通信の接続を許可するためのパスワードを記憶する。尚、SSID記憶部34Aには、例えば通信アダプタ3の工場出荷時にSSID及びパスワードが登録されているものとする。プログラム記憶部34Bは、例えば、空気調和機2又は通信アダプタ3に適用するファームウェアを記憶する。
通信アダプタ3の通信機能には、例えば、APモードと、STAモードと、AP+STAモードとがある。APモードは、通信アダプタ3のWLAN通信部32のルータ機能を起動してアクセスポイントとして動作するアクセスポイントモードである。STAモードとは、通信アダプタ3のWLAN通信部32のルータ機能を停止して、同じ屋内にある、ルータ3にWLAN(Wireless Local Area Network)通信を用いて接続し、インターネット7に接続できるステーションモードである。AP+STAモードとは、APモード及びSTAモードを併用するモードである。
図4は、STAモード使用時の通信アダプタ3の使用の一例を示す説明図である。STAモード使用時の通信アダプタ3は、例えば、WLAN(Wireless Local Area Network)等で空気調和機2内の室内機21とルータ4との間を通信接続するための通信機能を有する。ルータ4は、例えば室内機21が設置された宅内に設置されて、通信アダプタ3とインターネット7との接続を仲介する装置である。図4に示す通信アダプタ3がSTAモードとして動作する場合には、例えば、携帯端末6は、WLAN通信を用いて、ルータ4を経由してインターネット7に接続される。これに対して、通信アダプタ3がAPモードとして動作する場合には、例えば、携帯端末6は、LTE(Long Term Evolution)回線、インターネット7及びルータ4を経由することなく、直接無線通信を用いて通信アダプタ3と通信で接続される。尚、LTE回線は、当然ながら、携帯端末6と図示しない基地局との間を無線通信で接続する無線回線である。更に、基地局は、インターネット7と通信で接続される。
<サーバ装置の構成>
図5は、サーバ装置5の構成の一例を示すブロック図である。図5に示すサーバ装置5は、インターネット通信部51と、記憶部52と、制御部53とを有する。インターネット通信部51は、インターネット7と制御部53とを通信接続する通信I/Fである。記憶部52は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、ROMやRAM等を有し、データやプログラム等の各種情報を記憶する。制御部53は、サーバ装置5全体を制御する。
サーバ装置5内の記憶部52は、更新プログラム記憶部52Aを有する。更新プログラム記憶部52Aは、通信アダプタ3及び空気調和機2に適用するファームウェアを記憶する。制御部53は、例えば、外部からの要求により更新プログラム記憶部52Aに記憶されているファームウェアを読み出し、インターネット通信部51から送信する。
<携帯端末の構成>
図6は、携帯端末6の構成の一例を示すブロック図である。図6に示す携帯端末6は、空気調和システム1内の空気調和機2を使用する利用者が携帯する。携帯端末6は、例えばスマートフォン等の通信端末である。携帯端末6は、モバイル通信部61と、直接通信部63と、操作部64と、表示部65と、記憶部66と、制御部67とを有する。モバイル通信部61は、例えば、LTE回線等の携帯通信回線を経由して制御部67とインターネット7とを通信接続する通信I/Fである。直接通信部63は、直接無線通信を用いて制御部67と通信アダプタ3とを通信接続する通信I/Fである。操作部64は、携帯端末6を操作するための操作部である。表示部65は、各種情報を表示する。制御部67は、携帯端末6全体を制御する。
記憶部66は、例えば、ROMやRAM等を有し、データやプログラム等の各種情報を記憶する。記憶部66は、空気調和機2を遠隔操作する際に使用する操作用アプリケーションプログラムを格納している。操作用アプリケーションプログラムは、例えばLTE回線等の携帯通信回線と、インターネット7を経由して、携帯端末6がサーバ装置5から事前に受信している。記憶部66は、更新プログラム格納部66Aと、SSID格納部66Bとを有する。更新プログラム格納部66Aは、LTE回線等の携帯通信回線と、インターネット7を経由してサーバ装置5から受信した更新プログラムを記憶する領域である。尚、更新プログラムは、空気調和機2用のファームウェア、または通信アダプタ3用のファームウェアである。SSID格納部66Bは、携帯端末6が直接無線通信で接続する通信アダプタ3が持つSSIDと、認証のためのパスワードとを対応付けて記憶する。尚、SSID格納部66Bには、例えば、直接無線通信を確立する前にSSID及びパスワードが事前に記憶されているものとする。
制御部67は、操作用アプリケーションを起動し、表示部65に操作画面を表示する。制御部67は、操作画面上の所定の操作に応じて、LTE回線及びインターネット7を経由することなく、直接無線通信を用いて、通信アダプタ3経由で空気調和機2を遠隔操作できる。
<携帯端末からの空気調和機の遠隔操作>
図7は、遠隔操作処理に関わる携帯端末6の制御部67の処理動作の一例を示すフロー図である。図7において携帯端末6の制御部67は、操作用アプリケーションの起動を検出したか否かを判定する(ステップS11)。制御部67は、操作用アプリケーションの起動を検出した場合(ステップS11:Yes)、直接通信部61を通じて、通信アダプタ3との間の直接無線通信を確立する(ステップS12)。制御部67は、直接無線通信を確立した後、操作用アプリケーションの操作画面を表示部65に表示する(ステップS13)。その結果、携帯端末6の利用者は、操作画面から通信アダプタ3経由で空気調和機2を遠隔操作できる。
制御部67は、監視タイマの計時を開始する(ステップS14)。尚、監視タイマは、操作用アプリケーションの操作画面上のボタン操作が行われたか否かを監視するためのタイマであって、例えば、タイマの設定時間は5分間である。制御部67は、監視タイマの計時を開始した後、操作用アプリケーションの操作画面上のボタン操作を検出したか否かを判定する(ステップS15)。尚、操作画面上のボタン操作は、空気調和機2の遠隔操作である。
制御部67は、操作用アプリケーションの操作画面上のボタン操作を検出した場合(ステップS15:Yes)、直接無線通信を用いて、ボタン操作に応じたコマンド信号を通信アダプタ3に送信する(ステップS16)。制御部67は、コマンド信号を送信した後、ステップS14で開始した計時中のタイマ時間をリセットし(ステップS17)、監視タイマの計時を再開すべく、ステップS14の処理に戻る。
制御部67は、操作用アプリケーションの操作画面上のボタン操作を検出しなかった場合(ステップS15:No)、操作用アプリケーションの操作画面がフォアグランド画面からバックグラウンド画面に移行したか否かを判定する(ステップS18)。制御部67は、操作用アプリケーションの操作画面がバックグラウンド画面に移行した場合(ステップS18:Yes)、操作用アプリケーションの操作がされなくなるため、通信アダプタ3との間の直接無線通信を切断する(ステップS19)。更に、制御部67は、直接無線通信を切断した後、操作用アプリケーションをシャットダウンして操作用アプリケーションを終了させることで(ステップS20)、図7に示す処理動作を終了する。
制御部67は、操作用アプリケーションの操作画面がフォアグラウンド画面からバックグラウンド画面に移行したのでない場合(ステップS18:No)、すなわち、操作用アプリケーションの操作画面がフォアグラウンド画面のままの場合、監視タイマのタイマ時間がタイムアップしたか否かを判定する(ステップS21)。制御部67は、監視タイマのタイマ時間がタイムアップした場合(ステップS21:Yes)、操作用アプリケーションが利用者により操作されていないと判断し、直接無線通信を切断すべく、ステップS19の処理に進む。
また、制御部67は、監視タイマのタイマ時間がタイムアップしていない場合(ステップS21:No)、操作用アプリケーションの操作画面上のボタン操作を検出したか否かを判定すべく、ステップS15の処理に戻る。また、制御部67は、操作用アプリケーションの起動を検出したのでない場合(ステップS11:No)、図7に示す処理動作を終了する。
ここで、操作用アプリケーションの操作画面の一例について説明する。図8(a)、図8(b)は、携帯端末6における操作用アプリケーションの操作画面の一例を示す説明図である。制御部67は、操作用アプリケーションを起動した場合、操作用アプリケーションの操作画面70を表示部65に表示させる。図8(a)に示す操作画面70は、例えば、利用者が複数の空気調和機2を所有している場合、操作対象となり得る複数の空気調和機2の一覧を表示する。操作対象となりうる空気調和機2は例えば予めユーザによって登録されている。操作画面70には、操作対象となり得る空気調和機2の運転状態(運転モードや設定温度など)や空気調和機2が設置された部屋の室温などが表示される。通信アダプタ3がAPモードを使用する場合には、携帯端末6と空気調和機2とが直接無線通信で接続される。従って、空気調和機2の一覧を表示する表示画面には、直接無線通信の接続対象となっている空気調和機2の運転状態や空気調和機2が設置された部屋の室温などが表示される。直接無線通信の接続対象ではない他の空気調和機2については、携帯端末6と接続されていないことを示す表示(OFFLINE表示)がされる。これにより、操作対象となり得る空気調和機の一覧を表示する画面において、直接無線通信の対象となっている空気調和機2を容易に識別することができる。利用者が、操作画面70において直接無線通信の対象となっている空気調和機2を選択した場合、選択された空気調和機2の運転内容を設定する設定画面に遷移する(図8(b))。設定画面は、設定温度を変更する変更操作画面71と、現在設定中の運転モードを表示する運転モード画面72等とを有する。通信アダプタ3は、直接無線通信を用いて、空気調和機2の設定内容を直接無線通信の通信範囲内にある、通信アダプタ3と接続中である各携帯端末6に送信する。各携帯端末6は、直接無線通信を用いて、通信アダプタ3からの空気調和機2の設定内容を受信し、受信した空気調和機2の設定内容を操作画面70として表示部65に表示する。
各携帯端末6の利用者は、表示部65に表示中の操作画面70を視認することで、現在の運転モードや設定温度を認識できる。更に、携帯端末6は、操作画面70上の所定操作を検出した場合、所定操作に応じたコマンド信号を、LTE回線、インターネット7及びルータ4を経由することなく、直接無線通信を用いて通信アダプタ3に送信する。
携帯端末6内の直接通信部63は、操作用アプリケーションを起動したときに通信アダプタ3内の直接通信部33との間の直接無線通信を確立する。携帯端末6内の直接通信部63は、通信アダプタ3との間の直接無線通信を確立した後、操作用アプリケーションに関わる所定操作を検出した場合、所定操作に応じたコマンド信号を、直接無線通信を用いて通信アダプタ3に送信する。
<携帯端末からの更新プログラムの更新動作>
また、携帯端末6内の制御部67は、任意のタイミングでLTE回線及びインターネット7を経由してサーバ装置5に対して更新プログラムの有無を確認し、サーバ装置5はその確認に応じて新規の更新プログラムが更新プログラム記憶部52A内にあるか否かを判定する。サーバ装置5は、新規の更新プログラムがある場合、新規の更新プログラムをインターネット7及びLTE回線を経由して携帯端末6に送信する。
携帯端末6内の制御部67は、サーバ5からLTE回線経由で受信した新規の更新プログラムを更新プログラム格納部66Aに格納する。図9は、更新処理に関わる携帯端末6の制御部67の処理動作の一例を示すフロー図である。図9において携帯端末6内の制御部67は、操作用アプリケーションの起動を検出したか否かを判定する(ステップS31)。制御部67は、操作用アプリケーションの起動を検出した場合(ステップS31:Yes)、直線通信部61を通じて、通信アダプタ3との間で直接無線通信を確立する(ステップS32)。
制御部67は、通信アダプタ3との間の直接無線通信を確立した後、更新プログラム格納部66A内に新規の更新プログラムがあるか否かを判定する(ステップS33)。尚、新規の更新プログラムとは、携帯端末6の更新プログラム格納部66Aに格納されている通信アダプタ3に未送信の新規の更新プログラムである。携帯端末6内の制御部67は、新規の更新プログラムがある場合(ステップS33:Yes)、更新プログラム格納部66Aから新規の更新プログラムを読み出し(ステップS34)、読み出した新規の更新プログラムを、直接無線通信を用いて通信アダプタ3に送信し(ステップS35)、図9に示す処理動作を終了する。
また、制御部67は、操作用アプリケーションの起動を検出していない場合(ステップS31:No)又は、新規の更新プログラムがない場合(ステップS33:No)、図9に示す処理動作を終了する。
通信アダプタ3内の制御部35は、携帯端末6から新規の通信アダプタ3用ファームウェアである更新プログラムを受信した場合、受信した新規の更新プログラムをプログラム記憶部34Bに上書きして記憶する。または、携帯端末6から新規の室内機21用のファームウェアである更新プログラムを受信した場合、通信アダプタ3は、UART通信を用いて新規の更新プログラムを室内機21に送信し、室内機21は受信した新規の更新プログラムをメモリ21Eに上書きして記憶する。
また、携帯端末6では、操作用アプリケーションを起動したときに通信アダプタ3との間の直接無線通信を確立し、更新プログラム格納部66Aに新規の更新プログラムが格納中であるか否かを判定する。携帯端末6は、更新プログラム格納部66Aに新規の更新プログラムが格納中の場合、更新プログラム格納部66Aから新規の更新プログラムを読み出し、読み出した新規の更新プログラムを通信アダプタ3に送信する。
また、携帯端末6は、操作用アプリケーションの起動の代わりに、利用者による操作部64の所定のボタン操作を検出した場合、通信アダプタ3との間の直接無線通信を確立した後、更新プログラム格納部66Aに新規の更新プログラムが格納中であるか否かを判定する。携帯端末6は、更新プログラム格納部66A内に新規の更新プログラムが格納中の場合、更新プログラム格納部66Aから新規の更新プログラムを読み出し、読み出した新規の更新プログラムを通信アダプタ3に送信しても良い。
<実施例の効果>
本実施例の携帯端末6は、LTE回線を用いてインターネット7との間を無線通信で接続すると共に、インターネット7を経由することなく、通信アダプタ3との間を直接無線通信で接続し、空気調和機2を遠隔操作する。その結果、インターネット7と接続する接続環境がない場合でも、リモコン23の代わりに携帯端末6を使用して、携帯端末6からの空気調和機2の遠隔操作を実現できる。また、空気調和システム1では、リモコン23の代わりに携帯端末6を使用する際に、例えば、LTE回線やインターネット7に回線障害が発生した場合でも空気調和機2の遠隔操作が可能となる。更にLTE回線にかかる通信料金を要することなく、携帯端末6からの空気調和機2の遠隔操作を実現できる。
携帯端末6は、操作用アプリケーションの遠隔操作に関わるコマンド信号を、直接無線通信で空気調和機2に送信する。その結果、利用者は、リモコン23の代わりに携帯端末6を使用して空気調和機2を遠隔操作できる。
携帯端末6は、LTE回線を用いてインターネット7経由でサーバ装置5から更新プログラムを受信し、受信された更新プログラムを更新プログラム格納部66Aに記憶する。携帯端末6は、操作用アプリケーションの起動を検出した場合に、更新プログラム格納部66Aに格納中の更新プログラムを読み出し、読み出した更新プログラムを直接無線通信で通信アダプタ3に送信する。その結果、操作用アプリケーションを使用する際に同時に更新プログラムの更新を自動的に実行する。操作アプリケーションは、ユーザが空気調和機2を遠隔操作するときに必ず起動するもののため、更新プログラムであるファームウェアの更新は、遅延なく確実に行われる。
携帯端末6は、通信アダプタ3との間を直接無線通信で接続中に操作用アプリケーションの操作がない状態が所定時間(例えば5分)継続したときに、通信アダプタ3との間の直接無線通信を切断する。その結果、携帯端末6の利用者が直接無線通信を切断し忘れていても直接無線通信が自動的に切断される。従って、例えば携帯端末6がルータ4を経由してインターネット7と自動的に再接続されるため、携帯端末6がWLAN通信を用いてインターネット7から情報の受信を行うことができる。
ここで例えば、Wi-Fi Direct(登録商標)やBluetooth(登録商標)を用いて携帯端末6と通信アダプタ3との間を直接無線通信で接続することも考えられる。しかし、この場合、携帯端末6と通信アダプタ3とが1:1の接続にしか対応できず、例えば、家族のような複数の利用者が個々に携帯する携帯端末6を同時に通信アダプタ3と接続することができない。これに対して、本実施例の直接無線通信では、IEEE 802.11 a/b/g/nの無線規格の無線通信を採用しているので、通信アダプタ3と複数の携帯端末6との間を直接無線通信で同時に接続できる。
尚、説明の便宜上、電気機器として空気調和機2を例示したが、空気調和機2に限定されるものではなく、リモコン23以外の遠隔操作が可能な電気機器であればよく、適宜変更可能である。
また、ファームウェアを更新する新規の更新プログラムを携帯端末6から直接無線通信で通信アダプタ3に送信する場合を例示したが、更新プログラムに限定されるものではなく、例えば、通信アダプタ3にAI(artificial intelligence)による各種処理を実装した場合の学習モデル等の各種プログラムや、各種データ等でも良く、適宜変更可能である。
また、通信アダプタ3との間を直接無線通信で接続中に操作用アプリケーションの操作なし状態が所定時間継続したときの例として、例えば、操作用アプリケーションの操作画面が監視タイマの計時開始からタイマ時間がタイムアップするまで、又は、操作画面がフォアグラウンド画面からバックグラウンド画面へ移行した場合を例示した。しかしながら、これに限定されるものではなく、例えば、操作用アプリケーションをシャットダウンする操作を実行した場合でも良い。
また、携帯端末6は、通信アダプタ3との間を直接無線通信で接続中に操作用アプリケーションの操作画面がフォアグラウンド画面からバックグラウンド画面へ移行した場合に直接無線通信を自動的に切断する場合を例示した。しかしながら、このように直接無線通信を自動的に切断した後、操作画面がバックグラウンド画面からフォアグラウンド画面に移行した場合に直接無線通信を再開しても良く、適宜変更可能である。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
更に、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(Central Processing Unit)(又はMPU(Micro Processing Unit)、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良い。また、各種処理機能は、CPU(又はMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行するプログラム上、又はワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部又は任意の一部を実行するようにしても良いことは言うまでもない。
1 空気調和システム
2 空気調和機
3 通信アダプタ
5 サーバ装置
6 携帯端末
7 インターネット
33 直接通信部
63 直接通信部
66A 更新プログラム格納部

Claims (7)

  1. 電気機器と、
    前記電気機器との間を通信で接続する通信アダプタと、
    携帯通信回線を用いて公衆網との間を無線通信で接続すると共に、前記公衆網を経由することなく、前記通信アダプタとの間を直接無線通信で接続し、前記電気機器を遠隔操作する携帯端末と、
    を有することを特徴とする電気機器システム。
  2. 前記携帯端末は、
    当該携帯端末に格納した前記電気機器を遠隔操作する操作用アプリケーションを起動し、当該操作用アプリケーションに対するユーザの操作に応じたコマンド信号を、前記直接無線通信で前記通信アダプタを経由して前記電気機器に送信することを特徴とする請求項1に記載の電気機器システム。
  3. 前記電気機器又は前記通信アダプタ用の更新プログラムを格納するサーバ装置をさらに有し、
    前記携帯端末は、
    前記携帯通信回線を経由して前記サーバ装置から前記更新プログラムを受信し、受信された前記更新プログラムを記憶する記憶部を有することを特徴とする請求項2に記載の電気機器システム。
  4. 前記通信アダプタは、
    複数台の前記携帯端末との間を前記直接無線通信で接続することを特徴とする請求項1に記載の電気機器システム。
  5. 前記携帯端末は、
    前記操作用アプリケーションを起動したときに、前記記憶部に記憶中の前記プログラムを読み出し、読み出した前記プログラムを前記直接無線通信で前記通信アダプタに送信することを特徴とする請求項3に記載の電気機器システム。
  6. 前記携帯端末は、
    所定のボタン操作を検出した場合に、前記記憶部に記憶中の前記プログラムを読み出し、読み出した前記プログラムを前記直接無線通信で前記通信アダプタに送信することを特徴とする請求項3に記載の電気機器システム。
  7. 前記携帯端末は、
    前記通信アダプタとの間を前記直接無線通信で接続中に前記操作用アプリケーションの操作がない状態が所定時間継続したときに、前記通信アダプタとの間の直接無線通信を切断することを特徴とする請求項2に記載の電気機器システム。
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