JP6797830B2 - 異なるハイブリッド自動再送要求(harq)タイミングオプションを用いる低レイテンシ動作 - Google Patents

異なるハイブリッド自動再送要求(harq)タイミングオプションを用いる低レイテンシ動作 Download PDF

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Description

相互参照
[0001]本特許出願は、各々が本出願の譲受人に譲渡された、2015年4月28日に出願された「Low Latency Operation with Different Hybrid Automatic Repeat Request(HARQ)Timing Options」と題する、Chenらによる米国仮特許出願番号第62/153,889号、および2016年3月31日に出願された「Low Latency Operation with Different Hybrid Automatic Repeat Request(HARQ)Timing Options」と題する、Chenらによる米国特許出願番号第15/087,693号の優先権を主張する。
[0002]以下は、一般に、ワイヤレス通信に関し、より詳細には、異なるハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを用いる低レイテンシ動作に関する。
[0003]ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であり得る。そのような多元接続システムの例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム(たとえば、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム)がある。ワイヤレス多元接続通信システムは、場合によってはユーザ機器(UE)として知られ得る、複数の通信デバイスのための通信を各々が同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。
[0004]場合によっては、基地局とUEとは、低レイテンシ物理(PHY)レイヤタイミング構造に基づいて動作し得る。低レイテンシ動作(たとえば、短縮送信時間間隔(TTI)に基づく動作)により、送信とHARQ応答との間の遅延の短縮が可能になり得る。ただし、遅延の短縮はまた、UEが送信を処理し、応答を決定するために利用可能な時間を短縮し得る。長い伝搬遅延(したがって、長いタイミングアドバンス)をもつUEの場合、この短縮された処理時間は、十分でないことがある。
[0005]ユーザ機器(UE)または基地局、あるいはその両方は、UEのためのタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得、識別されたパラメータに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを決定し得る。たとえば、UEが、長いタイミングアドバンスまたは低減された処理容量を有する場合、より長いHARQタイミングが選定され得る。UEが、基地局からダウンリンク(DL)送信を受信すると、UEは、選定されたHARQタイミングに基づいて肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)を送り得る。基地局は、次いで、HARQタイミングに基づいて(NACKの場合は)再送信を送り得る。場合によっては、UEは、特定のHARQタイミングを要求し得るか、または更新されたタイミングアドバンスを要求し得る。HARQ同期が失われる場合、UEおよび基地局は、長いタイミングアドバンスに基づき得る事前構成されたHARQタイミングにデフォルト設定され得る。
[0006]ワイヤレス通信の方法について説明する。本方法は、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別することと、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定することと、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信することとを含み得る。
[0007]ワイヤレス通信のための装置について説明する。本装置は、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別するための手段と、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定するための手段と、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信するための手段とを含み得る。
[0008]ワイヤレス通信のためのさらなる装置について説明する。本装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリに記憶され、プロセッサによって実行されたとき、装置に、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別することと、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定することと、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信することとを行わせるように動作可能な命令とを含み得る。
[0009]ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体について説明する。本コードは、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別することと、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定することと、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信することとを行うように実行可能である命令を含み得る。
[0010]本開示の態様について、以下の図を参照して説明する。
[0011]本開示の様々な態様による、異なるハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを用いる低レイテンシ動作をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。 [0012]本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作をサポートするワイヤレス通信システムの一例を示す図。 [0013]本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作をサポートするオフセットタイミング構成の一例を示す図。 本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作をサポートするオフセットタイミング構成の一例を示す図。 [0014]本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作をサポートするプロセスフローの一例を示す図。 [0015]本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作をサポートする1つまたは複数のワイヤレスデバイスのブロック図。 本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作をサポートする1つまたは複数のワイヤレスデバイスのブロック図。 本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作をサポートする1つまたは複数のワイヤレスデバイスのブロック図。 [0016]本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作をサポートするUEを含むシステムのブロック図。 [0017]本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作をサポートする基地局を含むシステムのブロック図。 [0018]本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法を示す図。 本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法を示す図。 本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法を示す図。 本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法を示す図。 本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法を示す図。 本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法を示す図。 本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法を示す図。 本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法を示す図。
[0019]場合によっては、ワイヤレスシステムは、低レイテンシ動作を利用し得る。これは、短縮送信時間間隔(TTI)を利用することによって達成され得る。低レイテンシ動作を採用するUEは、他のUEよりも、HARQタイミングなどのある送信タイミングによって影響を及ぼされ得る。したがって、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを変更することを考慮するために、HARQタイミングは動的に決定され、調整される必要があり得る。
[0020]低レイテンシ動作中に、異なるユーザ機器(UE)がアップリンクサブフレーム内で周波数多重化される場合、異なるUEのための受信時間が基地局において実質的に整合されるようなUE固有のアップリンク(UL)タイミングアドバンス(TA)を有することが適切であり得る。すなわち、基地局により近いUEは、より短い伝搬遅延を有することに基づいてより小さいTAを有し得る。
[0021]したがって、場合によっては、所与のTTIをもつすべてのULトラフィックがほぼ同時に基地局に到着するようなシステムが設計され得る。これにより、同じサブフレーム中で異なるULトラフィックを周波数多重化するときに、基地局が干渉なしに単一の高速フーリエ変換(FFT)処理を使用することが可能になり得る。低レイテンシUL TAは、低レイテンシトラフィックが他のトラフィックと共存するとき、別様に扱われ得る。すなわち、低レイテンシトラフィックは、異なるTAコマンドまたは異なるTAループを利用し得る。たとえば、基地局は、低レイテンシトラフィックと他のトラフィックとに異なる伝搬エリアをターゲッティングし得る。この手法はまた、相互干渉を回避するために低レイテンシトラフィックと他のトラフィックとが時分割多重化され得る場合に使用され得る。
[0022]異なるUL TA影響を扱うために、DL送信と対応するULフィードバックとの間のリンクはUE固有であり得る。同様に、UL送信と次のDL応答との間のリンクもUE固有であり得る。すなわち、HARQタイミングは、UE処理能力および負荷に依存するのに加えて、各UEのUL TAに依存し得る。したがって、UEは、基地局にそれの処理能力を示すことができる。追加または代替として、UEは、それのUL TAを(明示的にまたは暗黙的に)示すことができる。すなわち、UEは、基地局がHARQタイミングを相応して調整することができるように、明示的TAインジケーションを送信し得る。代替的に、UEは、暗黙的TAインジケーションを送り得る。場合によっては、基地局は、ランダムアクセス手順メッセージの一部として、UL TAコマンドと、場合によっては、UEのための応答時間オプションとを示すことができる。
[0023]フォールバック動作は、たとえば、UEと基地局とが、たとえば、同期が失われる場合に使用し得るデフォルトのタイミング動作があるように構成され得る。場合によっては、デフォルトのタイミング動作は、ワーストケースのUL TAを仮定することができる。低レイテンシブロードキャストがサポートされる場合、共通のタイミングオプション(すなわち、可能なあらゆるUEのためにワーストケースのUL TA)も使用され得る。基準信号依存TTI長もサポートされ得る。
[0024]本開示の態様について、最初に、ワイヤレス通信システムのコンテキストで以下で説明する。次いで、異なる伝搬遅延に基づく様々なUL/DLオフセットタイミング構成についての具体的な例について説明する。本開示のこれらおよび他の態様について、さらに、異なるハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを用いる低レイテンシ動作に関係する装置図、システム図、およびフローチャートによって示し、それらを参照しながら説明する。
[0025]図1に、本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、ユーザ機器(UE)115と、コアネットワーク130とを含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE)/LTEアドバンスト(LTE−a)ネットワークであり得る。場合によっては、ワイヤレス通信システム100は、低レイテンシ動作を利用し得、HARQタイミングは、各UE115のタイミングアドバンスに基づき得る。
[0026]基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレスに通信し得る。各基地局105は、それぞれの地理的カバレージエリア110のための通信カバレージを与え得る。ワイヤレス通信システム100に示されている通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され得、各UE115は固定式またはモバイルであり得る。UE115は、移動局、加入者局、リモートユニット、ワイヤレスデバイス、アクセス端末、ハンドセット、ユーザエージェント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115はまた、セルラーフォン、ワイヤレスモデム、ハンドヘルドデバイス、パーソナルコンピュータ、タブレット、パーソナル電子デバイス、マシンタイプ通信(MTC)デバイスなどであり得る。
[0027]基地局105は、コアネットワーク130と通信し、互いに通信し得る。たとえば、基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を通してコアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、直接的または間接的のいずれかで(たとえば、コアネットワーク130を通して)、バックホールリンク134(たとえば、X2など)を介して互いに通信し得る。基地局105は、UE115との通信のための無線構成およびスケジューリングを実行し得るか、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作し得る。いくつかの例では、基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポットなどであり得る。基地局105は、eノードB(eNB)105と呼ばれることもある。
[0028]UE115が基地局105からのシステム情報を復号した後、UE115は、基地局105にランダムアクセスチャネル(RACH)プリアンブルを送信し得る。これは、RACHメッセージ1として知られ得る。たとえば、RACHプリアンブルは、64個の所定のシーケンスのセットからランダムに選択され得る。これは、基地局105が、システムに同時にアクセスすることを試みる複数のUE115間で区別することを可能にし得る。基地局105は、アップリンク(UL)リソース許可と、タイミングアドバンスと、一時的なセル無線ネットワーク一時識別情報(C−RNTI)とを与えるランダムアクセス応答(RAR)またはRACHメッセージ2で応答し得る。次いで、UE115は、(UE115が、同じワイヤレスネットワークに前に接続されていた場合)一時的モバイル加入者識別情報(TMSI)またはランダム識別子とともに無線リソース制御(RRC)接続要求またはRACHメッセージ3を送信し得る。RRC接続要求はまた、UE115が、ネットワークに接続している理由(たとえば、緊急事態、シグナリング、データ交換など)を示し得る。基地局105は、新しいセル無線ネットワーク一時識別情報(C−RNTI)を与え得る、UE115に宛てられた競合解消メッセージまたはRACHメッセージ4で接続要求に応答し得る。UE115が、正しい識別情報をもつ競合解消メッセージを受信した場合、UE115は、RRCセットアップを進め得る。UE115が競合解消メッセージを受信しない場合(たとえば、別のUE115との競合がある場合)、UEは、新しいRACHプリアンブルを送信することによって、RACHプロセスを繰り返し得る。
[0029]LTEにおける時間間隔は、基本時間単位(たとえば、サンプリング周期、Ts=1/30,720,000秒)の倍数単位で表され得る。時間リソースは、0から1023にわたるシステムフレーム番号(SFN)によって識別され得る、10msの長さの無線フレーム(Tf=307200・Ts)に従って編成され得る。各フレームは、0から9までの番号を付けられた10個の1msサブフレームを含み得る。サブフレームは、さらに2つの0.5msスロットに分割され得、その各々は、(各シンボルにプリペンドされたサイクリックプレフィックスの長さに応じて)6つまたは7つの変調シンボル期間を含んでいる。サイクリックプレフィックスを除いて、各シンボルは2048個のサンプル期間を含んでいる。場合によっては、サブフレームは、送信時間間隔(TTI)としても知られる、最小のスケジューリングユニットであり得る。他の場合には、TTIは、サブフレームよりも短いことがあるか、または(たとえば、短いTTIバーストにおいて、または短いTTIを使用する選択されたコンポーネントキャリアにおいて)動的に選択され得る。
[0030]場合によっては、UE115は、UE115と基地局105との間の伝搬遅延を考慮するために、各送信に負のタイミングオフセット(またはタイミングアドバンス(TA))を適用し得る(すなわち、それは、TTIの開始の前に送信を送り得る)。これは、基地局105が異なるUE115からの送信を実質的に同時に受信することを保証し得る。場合によっては、基地局105は、RACH手順中にRARとともにタイミングアドバンスコマンド(TAC)を送り得る。UE115は、次いで、TACに基づいてTAを設定し得る。場合によっては、UE115は、TACを受信した後の事前構成された時間に(たとえば、TACに続く第6のサブフレーム中に)TAを設定し得る。基地局105は、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)内で後続のTAC更新を送り得る。場合によっては、UE115は、TACを受信した後にTAタイマーを設定し得る。タイマーが別のTACを受信することなしに満了する場合、UE115は、それが同期外れを起こしたと決定し(したがって、それのHARQバッファをフラッシュし、UL制御リソースを解放し)得る。
[0031]ワイヤレス通信システム100は、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)手順を使用して通信リンク125の信頼性を改善し得る。HARQは、(たとえば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)誤り検出、前方誤り訂正(FEC)、および再送信(たとえば、自動再送要求(ARQ))の組合せを含み得る。HARQは、劣悪な無線状態(たとえば、信号対雑音状態)での媒体アクセス制御(MAC)レイヤにおけるスループットを改善し得る。インクリメンタル冗長HARQでは、不正確に受信されたデータは、データを正常に復号することの全体的な可能性を改善するために、バッファに記憶され、後続の送信と組み合わされ得る。場合によっては、冗長ビットが送信より前に各メッセージに追加される。これは、劣悪な状態において特に有用であり得る。他の場合には、冗長ビットは各送信に追加されないが、情報を復号しようとする試みの失敗を示す否定応答(NACK)を元のメッセージの送信機が受信した後に再送信される。送信、応答および再送信のチェーンは、HARQプロセスと呼ばれることがある。場合によっては、所与の通信リンク125のために限られた数のHARQプロセスが使用され得る。場合によっては、送信と、HARQ応答(すなわち、それに加えて肯定応答(ACK)または否定ACK(NACK))と、再送信との間の時間は、特定のUE115ごとのTAに依存し得る。
[0032]場合によっては、ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数の拡張コンポーネントキャリア(eCC)を利用し得る。拡張コンポーネントキャリア(eCC)は、フレキシブル帯域幅、異なるTTI、および変更された制御チャネル構成を含む、1つまたは複数の特徴によって特徴づけられ得る。場合によっては、eCCは、キャリアアグリゲーション(CA)構成またはデュアル接続性構成(たとえば、複数のサービングセルが準最適なバックホールリンクを有するとき)に関連付けられ得る。eCCはまた、(たとえば、2つ以上の事業者が、スペクトルを使用することを認可された場合)共有スペクトルまたは無認可スペクトルにおいて使用するために構成され得る。フレキシブルな帯域幅によって特徴づけられるeCCは、全帯域幅を監視することが可能でないか、または(たとえば、電力を節約するために)限られた帯域幅を使用することを選好するUE115によって利用され得る1つまたは複数のセグメントを含み得る。
[0033]場合によっては、eCCまたは低レイテンシコンポーネントキャリア(CC)は、他のCCとは異なるTTI長を利用し得、これは、他のCCのTTIと比較して短縮または可変のシンボル持続時間の使用を含み得る。場合によっては、シンボル持続時間は同じままであり得るが、各シンボルは別個のTTIを表し得る。いくつかの例では、eCCは、異なるTTI長に関連する複数の階層レイヤを含み得る。たとえば、ある階層レイヤにおけるTTIは均一な1msサブフレームに対応し得るが、第2のレイヤでは、可変長TTIは短い持続時間シンボル期間のバーストに対応し得る。いくつかの場合には、より短いシンボル持続時間は、増加されたサブキャリア間隔にも関連付けられ得る。短縮TTI長と併せて、eCCは、動的時分割複信(TDD)動作を利用し得る(すなわち、動的条件に従って短いバーストのためにダウンリンク(DL)動作からアップリンク(UL)動作に切り替わり得る)。
[0034]フレキシブルな帯域幅および可変TTIは、修正された制御チャネル構成に関連し得る(たとえば、eCCは、DL制御情報のために拡張物理ダウンリンク制御チャネル(ePDCCH)を利用し得る)。たとえば、eCCの1つまたは複数の制御チャネルは、フレキシブルな帯域幅使用に適応するために周波数分割多重化(FDM)スケジューリングを利用し得る。他の制御チャネル修正は、(たとえば、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(eMBMS)スケジューリングのための、または可変長ULおよびDLバーストの長さを示すための)追加の制御チャネルの使用、あるいは異なる間隔で送信される制御チャネルの使用を含む。eCCは、変更されたまたは追加のHARQ関連制御情報をも含み得る。
[0035]このようにして、UE115と基地局105とは、UE115のためのタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得、識別されたパラメータに対するハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを決定し得る。たとえば、UE115が、長いタイミングアドバンスまたは低減された処理容量を有する場合、より長いHARQタイミングが選定され得る。UE115が、基地局からDL送信を受信すると、UEは、選定されたHARQタイミングに基づいてACKまたはNACKを送り得る。基地局105は、次いで、HARQタイミングに基づいて(NACKの場合は)再送信を送り得る。場合によっては、UE115は、特定のHARQタイミングを要求し得るか、または更新されたタイミングアドバンスを要求し得る。HARQ同期が失われる場合、UE115および基地局105は、長いタイミングアドバンスに基づき得る事前構成されたHARQタイミングにデフォルト設定され得る。
[0036]図2に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のためのワイヤレス通信システム200の一例を示す。ワイヤレス通信システム200は、図1を参照しながら説明したUE115および基地局105の例であり得る、UE115−aとUE115−bと基地局105−aとを含み得る。ワイヤレス通信システム200に、UE115−aがUE115−bよりも基地局105−aに近い一例を示す。したがって、通信リンク125−aは、通信リンク125−bよりも短い伝搬遅延を有し得る。したがって、基地局105−aは、UE115−bよりも短いHARQ応答時間でUE115−aを構成し得る。
[0037]ワイヤレス通信システム200は、低レイテンシ動作を利用し得る。これは、1シンボル期間のTTI(ノーマルサイクリックプレフィックス(CP)の場合は約71μsおよび拡張CPの場合は約83μs)などの短縮TTIを利用することによって達成され得る。これにより、(LTEに基づき得る)ワイヤレス通信システム200は、低レイテンシ動作を利用しないシステムのオーバージエアHARQレイテンシの1/10を達成することが可能になり得る。すなわち、HARQレイテンシは、4msではなく約300μsになり得る。低レイテンシ動作は、仕様への影響を最小化し、後方互換性を改善するためにLTEヌメロロジー(numerology)を再使用し得る。たとえば、低レイテンシシステムは、(ノーマルCPでは)15kHzのトーン間隔と約71μsのシンボル持続時間とを使用し得る。これにより、低レイテンシ対応デバイスの、低レイテンシ動作が可能でないデバイスとのスムーズな統合が可能になり得る。たとえば、ワイヤレス通信システム200は、リソースブロックレベルの多重化を介してサブフレーム内での共存を達成し得る。スモールセルとマクロセルとの両方のために低レイテンシ動作が利用され得る。
[0038]UE115−aとUE115−bとが1つまたは複数のアップリンクサブフレーム内で周波数多重化される場合、基地局105−aにおけるUE115−aとUE115−bとのための受信時間が実質的に整合されるようなUE固有のUL TAを有することが適切であり得る。すなわち、基地局105−aにより近いUE115−aは、より短い伝搬遅延を有することに基づいてより小さいTAを有し得る。UE115−bの場合、伝搬遅延は長くなり得る。たとえば、基地局105−aとUE115−bとの間の10kmの距離の場合、TAは約67usになり得る。したがって、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)応答のために4シンボルターンアラウンド時間を用いるDL送信の場合)、UE115−bのために利用可能な処理時間は、3つのシンボルからおよそ2シンボル期間に短縮され得る。より長い距離の場合、処理時間はなお一層短縮され得る。たとえば、(200usのTAを用いる)30kmの距離では、実際の処理時間は0に近接し得る(1シンボル期間よりも短くなり得る)。
[0039]所与のTTI内のすべてのULトラフィックがほぼ同時に基地局105−aに到着するようなワイヤレス通信システム200が設計され得る。これにより、同じサブフレーム中で異なるULトラフィックを周波数多重化するときに、基地局105−aが干渉なしに単一の高速フーリエ変換(FFT)処理を使用することが可能になり得る。場合によっては、低レイテンシUL TAは、低レイテンシトラフィックが他のトラフィックと共存するとき、別様に扱われ得る。すなわち、低レイテンシトラフィックは、異なるTAコマンドまたは異なるTAループを利用し得る。たとえば、基地局105−aは、低レイテンシトラフィックと他のトラフィックとに異なる伝搬エリアをターゲッティングし得る。この手法はまた、相互干渉を回避するために低レイテンシトラフィックと他のトラフィックとが時分割多重化され得る場合に使用され得る。
[0040]異なるUL TA影響を扱うために、DL送信と対応するULフィードバックとの間のリンクはUE固有であり得る。同様に、UL送信と次のDL応答との間のリンクもUE固有であり得る。すなわち、HARQタイミングは、UE処理能力および負荷に依存するのに加えて、各UE115のUL TAに依存し得る。たとえば、1シンボルTTIでは、UE115−aは、4シンボルHARQ応答時間のために構成され得(すなわち、ACK/NACKが、送信の4シンボル後に送られ得)、またはそれが比較的少量の利用可能な処理能力を有する場合、UE115−aは、5シンボル応答時間で構成され得、UE115−aはまた、伝搬遅延に基づいて5シンボル応答時間で構成され得、または、それが比較的小さい処理能力(または非常に長いUL TA)を有する場合、それは、6シンボル応答時間で構成され得る。場合によっては、基地局再送信遅延(すなわち、基地局105−aがNACKを受信するのと、データのブロックを再送信するのとの間の時間)は、送信と再送信との間の総遅延が定数(たとえば、8つのシンボル)となり得るように構成され得る。他の場合には、総遅延は、UE応答時間に基づき得る。
[0041]HARQタイミングがUE能力に依存する場合、UE115−aとUE115−bとは、基地局にそれらの処理能力を示すことができる。追加または代替として、UE115−aとUE115−bとは、それらのそれぞれのUL TAを(明示的にまたは暗黙的に)示すことができる。すなわち、UE115−aとUE115−bとは、明示的TAインジケーションを送信し得、したがって、基地局105は、HARQタイミングをそれに応じて調整することができる。たとえば、UE115−aは、地理的カバレージエリア110内を迅速に移動している場合、基地局が別のタイミングアドバンスコマンドを送る前に変化するタイミングアドバンスを予期し得る。代替的に、UE115−aとUE115−bとは、暗黙的TAインジケーションを送り得る。たとえば、UE115−aとUE115−bとは、所望の応答タイミングについての要求を単に送り得る。場合によっては、基地局105−aは、異なる個別の応答タイミングレベルに関連するTAの1つまたは複数の上限および下限を115−aまたはUE115−bに与え得る。場合によっては、ピンポン効果を回避するためにヒステリシス値が与えられ得る。たとえば、UE115−bは、40usのTAを現在有する場合、伝搬遅延が30usのしきい値を5us(ヒステリシス値)下回ってドロップする場合のみ(すなわち、それが25usにドロップする場合)、所望の応答時間を示すことができる。TAが上がって戻る場合、UE115−bは、TAおよび/またはHARQタイミングを調整する(または調整を要求する)前に、伝搬遅延が30usのしきい値を5us上回るまで(すなわち、それが35usに増加する場合を)待ち得る。
[0042]場合によっては、基地局105−aは、ランダムアクセス手順メッセージの一部として、UE115−aとUE115−bとのための、UL TAコマンドと、場合によっては、応答時間オプションとを示すことができる。たとえば、TAが長い場合、基地局は、5シンボル応答時間を示し得、そうでない場合、4シンボル応答時間が示され得る。基地局105−aは、次いで、他のファクタ(たとえば、過去のTAコマンド、スケジューリング要求、処理能力など)に基づいて後ほどUE115−aまたはUE115−bに更新された応答時間を送り得る。
[0043]場合によっては、フォールバック動作は、たとえば、同期が失われる場合にUE115−aと基地局105−aとが使用し得るようなデフォルトタイミング動作が常にあるように構成され得る。場合によっては、デフォルトのタイミング動作は、ワーストケースのUL TAを仮定することができる。低レイテンシブロードキャストがサポートされる場合、共通のタイミングオプション(すなわち、可能なあらゆるUE115のためのワーストケースのUL TA)も使用され得る。上記の説明が、様々なTTI長(たとえば、1シンボル、2シンボル、1スロットなど)に適用可能であり得ることに留意されたい。基準信号依存TTI長もサポートされ得る。たとえば、セル固有基準信号(CRS)ベースの低レイテンシ動作の場合、1シンボルのTTI長が使用され得、復調基準信号(DM−RS)ベースのULLの場合、(場合によっては、2シンボルのTTIを用いるDM−RSパターンを設計することがより容易であり得るので)2シンボルのTTI長が使用され得る。上記の説明は、UE側における処理能力が制限される場合にも適用可能であり得る。たとえば、多数のコンポーネントキャリア(CC)または大きい帯域幅(たとえば、20MHzよりも大きい)を有するCCでは、異なるUE115は、異なる応答時間オプションを利用し得る。
[0044]図3Aに、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のためのオフセットタイミング構成300−aの一例を示す。オフセットタイミング構成300−aは、図1〜図2を参照しながら説明したUE115および基地局105の例であり得る基地局105のためのDLタイミング305−aおよびUE115のためのULタイミング310−aを表し得る。オフセットタイミング構成300−aは、比較的短いタイミングアドバンス(TA)315−aを用いる低レイテンシHARQ動作の一例を表し得る。
[0045]ULタイミング310−aは、対応するUE115と基地局105との間の伝搬遅延を考慮するために、TA312−aだけDLタイミング305−aからオフセットされ得る。これにより、異なるUE115からのUL送信が、基地局105に実質的に同時に到着することが可能になり得る。オフセットタイミング構成300−aの例によれば、送信315−aは、DLサブフレームm中に送信され得る。オフセットタイミングと伝搬遅延とに基づいて、送信は、UE115のシンボルm+1中にほとんど受信される。受信UE115は、次いで、処理期間330−a中に送信を処理し、HARQ応答320−a(ACKまたはNACKのいずれか)で応答し得る。HARQ応答320−aは、4つのシンボルのHARQ遅延335−aがあるように送信され得る。基地局105は、次いで、4つのシンボル後に(m+8に)再送信を送り得る。
[0046]図3Bに、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のためのオフセットタイミング構成300−bの一例を示す。オフセットタイミング構成300−bは、図1〜図2を参照しながら説明したUE115および基地局105の例であり得る基地局105のためのDLタイミング305−bおよびUE115のためのULタイミング310−bを表し得る。オフセットタイミング構成300−bは、比較的長いタイミングアドバンス(TA)312−bを用いる低レイテンシHARQ動作の一例を表し得る。
[0047]ULタイミング310−bは、対応するUE115と基地局105との間の伝搬遅延を考慮するために、TA312−bだけDLタイミング305−bからオフセットされ得る。これにより、異なるUE115からのUL送信が、基地局105に実質的に同時に到着することが可能になり得る。オフセットタイミング構成300−bの例によれば、送信315−bは、DLサブフレームm中に送信され得、オフセットタイミングと伝搬遅延とに基づいて、送信は、UE115のシンボルm+1とm+2中にほとんど受信される。受信UE115は、次いで、処理期間330−b中に送信を処理し、HARQ応答320−b(ACKまたはNACKのいずれか)で応答し得る。HARQ応答320−bは、5つのシンボルのHARQ遅延335−bがあるように送信され得る。すなわち、HARQ遅延335−bは、十分な処理期間330−bを依然として与えながら、長いTA312−bを考慮するために延長され得る。場合によっては、HARQ遅延225−bは、TA312−bと所望の処理期間330−bとの両方に基づいて(たとえば、UE処理能力と負荷とに基づいて)構成され得る。
[0048]基地局105は、次いで、4つのシンボル後に(m+8に)再送信を送り得る。すなわち、場合によっては、送信と再送信との間の総HARQ期間は、HARQ遅延335−bに依存しないことがある。他の場合には、総HARQ期間は、調整され得る。オフセットタイミング構成300−aおよびオフセットタイミング構成300−bは、HARQタイミングが伝搬遅延または処理時間にどのように依存し得るのかの2つの例を表すが、(たとえば、1シンボル期間以外の異なるTTI長を使用する)他の例も可能であり得る。
[0049]図4に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のためのプロセスフロー400の一例を示す。プロセスフロー400は、図1〜図2を参照しながら説明したUE115および基地局105の例であり得る、UE115−cと基地局105−bとを含み得る。プロセスフロー400は、HARQタイミングがタイミングアドバンスまたは処理時間に基づいてどのように構成され得るのかの一例を表すが、他の例も可能である。
[0050]405において、UE115−cは、基地局105−bにRACHプリアンブルを送信し得る。410において、基地局105−bは、RACHプリアンブルに基づいてタイミングアドバンスを計算し得る。415において、基地局105−bはまた、HARQタイミングを決定し得る。したがって、基地局105−bは、UE115−cからRACHメッセージを受信し得、したがって、タイミングアドバンスパラメータは、RACHメッセージに基づいて識別され得る。
[0051]いくつかの例では、タイミングアドバンスパラメータは、過去のタイミングアドバンスコマンドまたはスケジューリング要求、あるいはその両方に基づいて識別される。HARQタイミングは、低レイテンシ動作に基づき得る。いくつかの例では、低レイテンシ動作は、TTI継続時間に基づく。TTI継続時間は、TTI内の基準信号タイプに基づいて決定され得る。いくつかの例では、HARQタイミングは、構成されたCCの数、スケジュールされたCCの数、構成されたCCの帯域幅、スケジュールされたCCの帯域幅、またはそれらの任意の組合せに基づく。
[0052]420において、基地局105−bは、タイミングアドバンスコマンドと、場合によっては、HARQタイミングとを含むランダムアクセス応答を送信し得る。他の場合には、HARQタイミングは、RRC構成メッセージなどの別のメッセージで構成され得る。したがって、基地局105−bは、UE115−cにHARQタイミングを示すシグナリングを送信し得る。いくつかの例では、シグナリングは、ランダムアクセス許可、タイミングアドバンスパラメータ、HARQタイミング、またはそれらの任意の組合せを含み得る。同様に、UE115−cは、基地局105−bからHARQタイミングを示すシグナリングを受信し得、したがって、HARQタイミングは、シグナリングに基づいて決定される。いくつかの例では、シグナリングは、タイミングアドバンスパラメータを含む。
[0053]425において、UE115−cは、TAを識別し得る。430において、UE115−cは、HARQタイミングを識別し得る。UE115−cと基地局105−bとは、UE115−cに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得る。UE115−cと基地局105−bとは、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に基づいてHARQタイミングを決定し得る。いくつかの例では、処理パラメータは、UEの処理能力またはUEの処理負荷、あるいはその両方に関連付けられる。
[0054]場合によっては(図示せず)、UE115−cは、基地局105−bにHARQタイミング選好を送信し得、したがって、HARQタイミングは、HARQタイミング選好に基づいて決定される。同様に、基地局105−bは、UE115−cからHARQタイミング選好を受信し得る。いくつかの例では、HARQタイミング選好は、UE115−cからRACHメッセージ中で受信される。場合によっては、HARQタイミング選好は、ランダムアクセスメッセージ中で送信される。場合によっては(図示せず)、UE115−cは、基地局105−bにタイミングアドバンス更新メッセージを送信し得、したがって、HARQタイミングは、タイミングアドバンス更新メッセージに基づいて決定される。
[0055]場合によっては、UE115−cと基地局105−bとは、タイミングアドバンスしきい値のセットを識別し得、したがって、HARQタイミングは、タイミングアドバンスしきい値のセットに基づいて決定される。いくつかの例では、タイミングアドバンスしきい値のセットは、ヒステリシス値を含み得、したがって、タイミングアドバンスパラメータは、ヒステリシス値に基づいて設定継続時間オフセットに制限され得る。
[0056]場合によっては、UE115−cと基地局105−bとは、HARQ同期誤差を決定し得る。UE115−cと基地局105−bとは、HARQ同期誤差決定に基づいてデフォルトHARQタイミングを選択し得る。いくつかの例では、デフォルトHARQタイミングは、サービングセルの最も長いタイミングアドバンスに基づく。
[0057]435において、基地局105−bは、UE115−cにデータのブロックを送信し得る。440において、UE115−cは、HARQタイミングに基づく遅延を使用してACKまたは、図示のように、NACKで応答し得る。したがって、基地局105−bは、HARQタイミングに従ってUE115−cからACKまたはNACKを受信し得、したがって、HARQ応答メッセージは、受信されたACKまたはNACKに基づくデータパケットの再送信である。
[0058]445において、応答がNACKである場合、基地局105−bは、データブロックを再送信し得る。したがって、UE115−cと基地局105−bとの両方は、HARQタイミングに基づいてHARQ応答メッセージ(すなわち、ACK/NACKまたは再送信のいずれか)を送信し得る。
[0059]図5に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のために構成されたワイヤレスデバイス500のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス500は、図1〜図4を参照しながら説明したUE115または基地局105の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス500は、受信機505、低レイテンシHARQタイミングモジュール510、または送信機515を含み得る。ワイヤレスデバイス500はプロセッサをも含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。
[0060]受信機505は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネルに関連する制御情報(たとえば、制御チャネル、データチャネル、および異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作に関係する情報など)などの情報を受信し得る。情報は、低レイテンシHARQタイミングモジュール510に、およびワイヤレスデバイス500の他の構成要素に受け渡され得る。場合によっては、(たとえば、UE115について)、受信機505は、サービングセルからHARQタイミングを示すシグナリングを受信し得、したがって、HARQタイミングは、シグナリングに基づいて決定される。いくつかの例では、シグナリングは、タイミングアドバンスパラメータを含む。
[0061]低レイテンシHARQタイミングモジュール510は、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別することと、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に基づいてHARQタイミングを決定することと、HARQタイミングに基づいてHARQ応答メッセージを送信することとを行い得る。
[0062]送信機515は、ワイヤレスデバイス500の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機515は、トランシーバモジュール中で受信機505とコロケートされ得る。送信機515は、単一のアンテナを含み得るか、または送信機515は、複数のアンテナを含み得る。場合によっては、(たとえば基地局105について)、送信機515は、UE115にHARQタイミングを示すシグナリングを送信し得る。いくつかの例では、シグナリングは、ランダムアクセス許可、タイミングアドバンスパラメータ、HARQタイミング、またはそれらの任意の組合せを含み得る。いくつかの例では、送信機515は、UE115にデータパケットを送信し得る。
[0063]図6に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のためのワイヤレスデバイス600のブロック図を示す。ワイヤレスデバイス600は、図1〜図5を参照しながら説明したワイヤレスデバイス500、基地局105、またはUE115の態様の一例であり得る。ワイヤレスデバイス600は、受信機505−a、低レイテンシHARQタイミングモジュール510−a、または送信機515−aを含み得る。ワイヤレスデバイス600はまた、プロセッサを含み得る。これらの構成要素の各々は互いに通信していることがある。低レイテンシHARQタイミングモジュール510−aはまた、タイミングパラメータモジュール605と、HARQタイミングモジュール610と、HARQ応答モジュール615とを含み得る。
[0064]受信機505−aは、低レイテンシHARQタイミングモジュール510−aに、およびワイヤレスデバイス600の他の構成要素に受け渡され得る情報を受信し得る。低レイテンシHARQタイミングモジュール510−aは、図5を参照しながら説明した動作を実行し得る。送信機515−aは、ワイヤレスデバイス600の他の構成要素から受信された信号を送信し得る。
[0065]タイミングパラメータモジュール605は、図2〜図4を参照しながら説明したように、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得る。いくつかの例では、処理パラメータは、UE115の処理能力またはUE115の処理負荷、あるいはその両方に関連付けられ得る。タイミングパラメータモジュール605はまた、タイミングアドバンスしきい値のセットを識別し得、したがって、HARQタイミングは、タイミングアドバンスしきい値のセットに基づいて決定される。いくつかの例では、タイミングアドバンスしきい値のセットは、ヒステリシス値を含み、したがって、タイミングアドバンスパラメータは、ヒステリシス値に基づいて設定継続時間オフセットに制限され得る。いくつかの例では、タイミングアドバンスパラメータは、過去のタイミングアドバンスコマンドまたはスケジューリング要求、あるいはその両方に基づいて識別され得る。
[0066]HARQタイミングモジュール610は、図2〜図4を参照しながら説明したように、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に基づいてHARQタイミングを決定し得る。HARQタイミングモジュール610はまた、HARQ同期誤差決定に基づいてデフォルトHARQタイミングを選択し得る。いくつかの例では、デフォルトHARQタイミングは、サービングセルの最も長いタイミングアドバンスに基づき得る。いくつかの例では、HARQタイミングは、構成されたCCの数、スケジュールされたCCの数、構成されたCCの帯域幅、スケジュールされたCCの帯域幅、またはそれらの任意の組合せに基づき得る。
[0067]HARQ応答モジュール615は、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミングに基づいてHARQ応答メッセージを送信し得る。HARQ応答モジュール615はまた、HARQタイミングに従ってUE115からACKまたはNACKを受信し得、したがって、HARQ応答メッセージは、受信されたACKまたはNACKに基づくデータパケットの再送信である。
[0068]図7に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のためのワイヤレスデバイス500またはワイヤレスデバイス600の構成要素であり得る低レイテンシHARQタイミングモジュール510−bのブロック図700を示す。低レイテンシHARQタイミングモジュール510−bは、図5〜図6を参照しながら説明した低レイテンシHARQタイミングモジュール510の態様の一例であり得る。低レイテンシHARQタイミングモジュール510−bは、タイミングパラメータモジュール605−aと、HARQタイミングモジュール610−aと、HARQ応答モジュール615−aとを含み得る。これらのモジュールの各々は、図6を参照しながら説明した機能を実行し得る。低レイテンシHARQタイミングモジュール510−bはまた、タイミングアドバンス更新モジュール705と、タイミング選好モジュール710と、HARQ同期モジュール715と、RACHモジュール720と、低レイテンシモジュール725とを含み得る。
[0069]タイミングアドバンス更新モジュール705は、サービングセルにタイミングアドバンス更新メッセージを送信し得、したがって、HARQタイミングは、図2〜図4を参照しながら説明したように、タイミングアドバンス更新メッセージに基づいて決定される。
[0070]タイミング選好モジュール710は、サービングセルにHARQタイミング選好を送信し得、したがって、HARQタイミングは、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミング選好に基づいて決定される。いくつかの例では、HARQタイミング選好は、ランダムアクセスメッセージ中で送信され得る。タイミング選好モジュール710はまた、UE115からHARQタイミング選好を受信し得、したがって、HARQタイミングは、HARQタイミング選好に基づいて決定される。いくつかの例では、HARQタイミング選好は、UE115からRACHメッセージ中で受信され得る。
[0071]HARQ同期モジュール715は、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQ同期誤差を決定し得る。
[0072]RACHモジュール720は、UE115からRACHメッセージを受信し得、したがって、タイミングアドバンスパラメータは、図2〜図4を参照しながら説明したように、RACHメッセージに基づいて識別される。
[0073]低レイテンシモジュール725は、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミングが低レイテンシ動作に基づき得るように構成され得る。いくつかの例では、低レイテンシ動作は、TTI継続時間に基づき得る。いくつかの例では、TTI継続時間は、TTI内の基準信号タイプに基づいて決定され得る。
[0074]ワイヤレスデバイス500、ワイヤレスデバイス600、および低レイテンシHARQタイミングモジュール510の構成要素は、適用可能な機能の一部または全部をハードウェアで実行するように適応された少なくとも1つのASICを用いて個別にまたはまとめて実装され得る。代替的に、それらの機能は、少なくとも1つのIC上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(またはコア)によって実行され得る。他の例では、当技術分野で知られている任意の様式でプログラムされ得る、他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または別のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用または特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ中に組み込まれた命令を用いて実装され得る。
[0075]図8に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のために構成されたUE115を含むシステム800の図を示す。システム800は、図1、図2および図5〜図7を参照しながら説明したワイヤレスデバイス500、ワイヤレスデバイス600、またはUE115の一例であり得るUE115−dを含み得る。UE115−dは、図5〜図7を参照しながら説明した低レイテンシHARQタイミングモジュール510の一例であり得る低レイテンシHARQタイミングモジュール810を含み得る。UE115−dは、低レイテンシモジュール825をも含み得る。UE115−dは、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素をも含み得る。たとえば、UE115−dは基地局105−eと双方向に通信し得る。
[0076]低レイテンシモジュール825により、UE115−dは、本明細書で説明するように、短縮TTIを使用するなど、短縮されたHARQレイテンシを使用して通信することが可能になり得る。
[0077]UE115−dはまた、プロセッサ805と、(ソフトウェア(SW)820を含む)メモリ815と、トランシーバ835と、1つまたは複数のアンテナ840とを含み得、その各々は、(たとえば、バス845を介して)互いに直接または間接的に通信し得る。トランシーバ835は、上記で説明したように、アンテナ840あるいはワイヤードリンクまたはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のネットワークと双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ835は、基地局105または別のUE115と双方向に通信し得る。トランシーバ835は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ840に与え、アンテナ840から受信されたパケットを復調するためのモデムを含み得る。UE115−dは、単一のアンテナ840を含み得るが、UE115−dはまた、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能な複数のアンテナ840を有し得る。
[0078]メモリ815は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と、読取り専用メモリ(ROM)とを含み得る。メモリ815は、実行されたとき、プロセッサ805に、本明細書で説明する様々な機能(たとえば、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作など)を実行させる命令を含むコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード820を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア/ファームウェアコード820は、プロセッサ805によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)コンピュータに、本明細書で説明する機能を実行させ得る。プロセッサ805は、インテリジェントハードウェアデバイス、(たとえば、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)など)を含み得る。
[0079]図9に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のために構成された基地局105を含むシステム900の図を示す。システム900は、図1、図2および図6〜図8を参照しながら説明したワイヤレスデバイス500、ワイヤレスデバイス600または基地局105の一例であり得る基地局105−dを含み得る。基地局105−dは、図6〜図8を参照しながら説明した基地局低レイテンシHARQタイミングモジュール910の一例であり得る基地局低レイテンシHARQタイミングモジュール910を含み得る。基地局105−dはまた、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。たとえば、基地局105−dは、UE115−eまたはUE115−fと双方向に通信し得る。
[0080]場合によっては、基地局105−dは1つまたは複数のワイヤードバックホールリンクを有し得る。基地局105−dは、コアネットワーク130へのワイヤードバックホールリンク(たとえば、S1インターフェースなど)を有し得る。基地局105−dはまた、基地局間バックホールリンク(たとえば、X2インターフェース)を介して、基地局105−eおよび基地局105−fなどの他の基地局105と通信し得る。基地局105の各々は、同じまたは異なるワイヤレス通信技術を使用してUE115と通信し得る。場合によっては、基地局105−dは、基地局通信モジュール925を利用して105−eまたは105−fなどの他の基地局と通信し得る。いくつかの例では、基地局通信モジュール925は、基地局105のうちのいくつかの間の通信を行うために、LTE/LTE−Aワイヤレス通信ネットワーク技術内のX2インターフェースを与え得る。いくつかの例では、基地局105−dは、コアネットワーク130を通じて他の基地局と通信し得る。場合によっては、基地局105−dは、ネットワーク通信モジュール930を通じてコアネットワーク130と通信し得る。
[0081]基地局105−dは、プロセッサ905と、(ソフトウェア(SW)920を含む)メモリ915と、トランシーバ935と、アンテナ940とを含み得、それらの各々は、(たとえば、バスシステム945を介して)直接または間接的に、互いに通信していることがある。トランシーバ935は、アンテナ940を介して、マルチモードデバイスであり得るUE115と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバ935(または基地局105−dの他の構成要素)はまた、アンテナ940を介して、1つまたは複数の他の基地局(図示せず)と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバ935は、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナ940に与え、アンテナ940から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。基地局105−dは、各々が1つまたは複数の関連するアンテナ940をもつ、複数のトランシーバ935を含み得る。トランシーバは、図5の組み合わされた受信機505と送信機515との一例であり得る。
[0082]メモリ915はRAMとROMとを含み得る。メモリ915は、実行されたとき、プロセッサ905に、本明細書で説明する様々な機能(たとえば、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作、カバレージ拡張技法を選択すること、呼処理、データベース管理、メッセージルーティングなど)を実行させるように構成された命令を含有するコンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェアコード920をも記憶し得る。代替的に、ソフトウェアコード920は、プロセッサ905によって直接的に実行可能でないことがあるが、たとえば、コンパイルされ実行されると、コンピュータに、本明細書で説明する機能を実行させるように構成され得る。プロセッサ905は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば、CPU、マイクロコントローラ、ASICなどを含み得る。プロセッサ905は、エンコーダ、キュー処理モジュール、ベースバンドプロセッサ、無線ヘッドコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)など、様々な専用プロセッサを含み得る。
[0083]基地局通信モジュール925は他の基地局105との通信を管理し得る。いくつかの場合には、通信管理モジュールが、他の基地局105と協働してUE115との通信を制御するためのコントローラまたはスケジューラを含み得る。たとえば、基地局通信モジュール925は、ビームフォーミングまたはジョイント送信などの様々な干渉緩和技法のためのUE115への送信のためのスケジューリングを協調させ得る。
[0084]図10に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法1000を示すフローチャートを示す。方法1000の動作は、図1〜図9を参照しながら説明したように、UE115、基地局105、またはそれらの構成要素などのデバイスによって実施され得る。たとえば、方法1000の動作は、図5〜図8を参照しながら説明したように、低レイテンシHARQタイミングモジュール510によって実行され得る。いくつかの例では、デバイスは、以下で説明する機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、デバイスは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する態様機能を実行し得る。
[0085]ブロック1005において、デバイスは、図2〜図4を参照しながら説明したように、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得る。いくつかの例では、ブロック1005の動作は、図6を参照しながら説明したように、タイミングパラメータモジュール605によって実行され得る。
[0086]ブロック1010において、デバイスは、図2〜図4を参照しながら説明したように、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1010の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQタイミングモジュール610によって実行され得る。
[0087]ブロック1015において、デバイスは、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1015の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQ応答モジュール615によって実行され得る。
[0088]図11に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法1100を示すフローチャートを示す。方法1100の動作は、図1〜図9を参照しながら説明したように、UE115などのデバイスまたはそれの構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1100の動作は、図5〜図8を参照しながら説明したように、低レイテンシHARQタイミングモジュール510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明する機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する態様機能を実行し得る。方法1100はまた、図10の方法1000の態様を組み込み得る。
[0089]ブロック1105において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明したように、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得る。いくつかの例では、ブロック1105の動作は、図6を参照しながら説明したように、タイミングパラメータモジュール605によって実行され得る。
[0090]ブロック1110において、UE115は、サービングセルからHARQタイミングを示すシグナリングを受信し得、したがって、HARQタイミングは、図2〜図4を参照しながら説明したように、シグナリングに少なくとも部分的に基づいて決定される。いくつかの例では、ブロック1110の動作は、図5を参照しながら説明したように、受信機505によって実行され得る。
[0091]ブロック1115において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明したように、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1115の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQタイミングモジュール610によって実行され得る。
[0092]ブロック1120において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1120の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQ応答モジュール615によって実行され得る。
[0093]図12に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法1200を示すフローチャートを示す。方法1200の動作は、図1〜図9を参照しながら説明したようにUE115またはそれの構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1200の動作は、図5〜図8を参照しながら説明したように、低レイテンシHARQタイミングモジュール510によって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明する機能を実行するようにUE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、UE115は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する態様機能を実行し得る。方法1200はまた、図10〜図11の方法1000、および1100の態様を組み込み得る。
[0094]ブロック1205において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明したように、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得る。いくつかの例では、ブロック1205の動作は、図6を参照しながら説明したように、タイミングパラメータモジュール605によって実行され得る。
[0095]ブロック1210において、UE115は、サービングセルにHARQタイミング選好を送信し得、したがって、HARQタイミングは、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミング選好に少なくとも部分的に基づいて決定される。いくつかの例では、ブロック1210の動作は、図7を参照しながら説明したように、タイミング選好モジュール710によって実行され得る。
[0096]ブロック1215において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明したように、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1215の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQタイミングモジュール610によって実行され得る。
[0097]ブロック1220において、UE115は、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1220の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQ応答モジュール615によって実行され得る。
[0098]図13に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、図1〜図9を参照しながら説明したように、UE115、基地局105、またはそれらの構成要素などのデバイスによって実施され得る。たとえば、方法1300の動作は、図5〜図8を参照しながら説明したように、低レイテンシHARQタイミングモジュール510によって実行され得る。いくつかの例では、デバイスは、以下で説明する機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、デバイスは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する態様機能を実行し得る。方法1300はまた、図10〜図12の方法1000、1100、および1200の態様を組み込み得る。
[0099]ブロック1305において、デバイスは、図2〜図4を参照しながら説明したように、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得る。いくつかの例では、ブロック1305の動作は、図6を参照しながら説明したように、タイミングパラメータモジュール605によって実行され得る。
[0100]ブロック1310において、デバイスは、タイミングアドバンスしきい値のセットを識別し得、したがって、HARQタイミングは、図2〜図4を参照しながら説明したように、タイミングアドバンスしきい値のセットに少なくとも部分的に基づいて決定される。いくつかの例では、ブロック1310の動作は、図6を参照しながら説明したように、タイミングパラメータモジュール605によって実行され得る。
[0101]ブロック1315において、デバイスは、図2〜図4を参照しながら説明したように、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1315の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQタイミングモジュール610によって実行され得る。
[0102]ブロック1320において、デバイスは、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1320の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQ応答モジュール615によって実行され得る。
[0103]図14に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、図1〜図9を参照しながら説明したように、UE115、基地局105、またはそれらの構成要素などのデバイスによって実施され得る。たとえば、方法1400の動作は、図5〜図8を参照しながら説明したように、低レイテンシHARQタイミングモジュール510によって実行され得る。いくつかの例では、デバイスは、以下で説明する機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、デバイスは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する態様機能を実行し得る。方法1400はまた、図10〜図13の方法1000、1100、1200、および1300の態様を組み込み得る。
[0104]ブロック1405において、デバイスは、図2〜図4を参照しながら説明したように、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得る。いくつかの例では、ブロック1405の動作は、図6を参照しながら説明したように、タイミングパラメータモジュール605によって実行され得る。
[0105]ブロック1410において、デバイスは、図2〜図4を参照しながら説明したように、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1410の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQタイミングモジュール610によって実行され得る。
[0106]ブロック1415において、デバイスは、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1415の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQ応答モジュール615によって実行され得る。
[0107]ブロック1420において、デバイスは、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQ同期誤差を決定し得る。いくつかの例では、ブロック1420の動作は、図7を参照しながら説明したように、HARQ同期モジュール715によって実行され得る。
[0108]ブロック1425において、デバイスは、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQ同期誤差決定に少なくとも部分的に基づいてデフォルトHARQタイミングを選択し得る。いくつかの例では、ブロック1425の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQタイミングモジュール610によって実行され得る。
[0109]図15に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法1500を示すフローチャートを示す。方法1500の動作は、図1〜図9を参照しながら説明したように、基地局105またはそれの構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1500の動作は、図5〜図8を参照しながら説明したように、低レイテンシHARQタイミングモジュール510によって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下で説明する機能を実行するように基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する態様機能を実行し得る。方法1500はまた、図10〜図14の方法1000、1100、1200、1300、および1400の態様を組み込み得る。
[0110]ブロック1505において、基地局105は、UEからRACHメッセージを受信し得、したがって、タイミングアドバンスパラメータは、図2〜図4を参照しながら説明したように、RACHメッセージに少なくとも部分的に基づいて識別される。いくつかの例では、ブロック1505の動作は、図7を参照しながら説明したように、RACHモジュール720によって実行され得る。
[0111]ブロック1510において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明したように、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得る。いくつかの例では、ブロック1510の動作は、図6を参照しながら説明したように、タイミングパラメータモジュール605によって実行され得る。
[0112]ブロック1515において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明したように、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1515の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQタイミングモジュール610によって実行され得る。
[0113]ブロック1520において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明したように、UEにHARQタイミングを示すシグナリングを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1520の動作は、図5を参照しながら説明したように、送信機515によって実行され得る。
[0114]ブロック1525において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1525の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQ応答モジュール615によって実行され得る。
[0115]図16に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法1600を示すフローチャートを示す。方法1600の動作は、図1〜図9を参照しながら説明したように、基地局105またはそれの構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1600の動作は、図5〜図8を参照しながら説明したように、低レイテンシHARQタイミングモジュール510によって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下で説明する機能を実行するように基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する態様機能を実行し得る。方法1600はまた、図10〜図15の方法1000、1100、1200、1300、1400、および1500の態様を組み込み得る。
[0116]ブロック1605において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明したように、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得る。いくつかの例では、ブロック1605の動作は、図6を参照しながら説明したように、タイミングパラメータモジュール605によって実行され得る。
[0117]ブロック1610において、基地局105は、UEからHARQタイミング選好を受信し得、したがって、HARQタイミングは、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミング選好に少なくとも部分的に基づいて決定される。いくつかの例では、ブロック1610の動作は、図7を参照しながら説明したように、タイミング選好モジュール710によって実行され得る。
[0118]ブロック1615において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明したように、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1615の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQタイミングモジュール610によって実行され得る。
[0119]ブロック1620において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1620の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQ応答モジュール615によって実行され得る。
[0120]図17に、本開示の様々な態様による、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作のための方法1700を示すフローチャートを示す。方法1700の動作は、図1〜図9を参照しながら説明したように、基地局105またはそれの構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1700の動作は、図5〜図8を参照しながら説明したように、低レイテンシHARQタイミングモジュール510によって実行され得る。いくつかの例では、基地局105は、以下で説明する機能を実行するように基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。追加または代替として、基地局105は、専用ハードウェアを使用して、以下で説明する態様機能を実行し得る。方法1700はまた、図10〜図16の方法1000、1100、1200、1300、1400、1500、および1600の態様を組み込み得る。
[0121]ブロック1705において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明したように、UEに関連するタイミングアドバンスパラメータと処理パラメータとを識別し得る。いくつかの例では、ブロック1705の動作は、図6を参照しながら説明したように、タイミングパラメータモジュール605によって実行され得る。
[0122]ブロック1710において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明したように、タイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてHARQタイミングを決定し得る。いくつかの例では、ブロック1710の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQタイミングモジュール610によって実行され得る。
[0123]ブロック1715において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明したように、UEにデータパケットを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1715の動作は、図5を参照しながら説明したように、送信機515によって実行され得る。
[0124]ブロック1720において、基地局105は、HARQタイミングに従ってUEからACKまたはNACKを受信し得、したがって、HARQ応答メッセージは、図2〜図4を参照しながら説明したように、受信されたACKまたはNACKに少なくとも部分的に基づくデータパケットの再送信である。いくつかの例では、ブロック1720の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQ応答モジュール615によって実行され得る。
[0125]ブロック1725において、基地局105は、図2〜図4を参照しながら説明したように、HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答(すなわち、再送信)メッセージを送信し得る。いくつかの例では、ブロック1725の動作は、図6を参照しながら説明したように、HARQ応答モジュール615によって実行され得る。
[0126]したがって、方法1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、および1700は、異なるHARQタイミングを用いる低レイテンシ動作を与え得る。方法1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、および1700は可能な実装形態について説明していること、ならびに動作およびステップは、他の実装形態が可能であるように、並べ替えられるかまたは別の方法で変更され得ることに留意されたい。いくつかの例では、方法1000、1100、1200、1300、1400、1500、1600、および1700のうちの2つ以上からの態様が組み合わされ得る。
[0127]本明細書の説明は例を与えるものであり、特許請求の範囲に記載される範囲、適用可能性、または例を限定するものではない。本開示の範囲から逸脱することなく、説明する要素の機能および構成において変更が行われ得る。様々な例は、適宜に、様々な手順または構成要素を省略、置換、または追加し得る。また、いくつかの例に関して説明した特徴は、他の例において組み合わされ得る。
[0128]本明細書で説明した技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、および他のシステムなど、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語はしばしば互換的に使用される。符号分割多元接続(CDMA)システムは、CDMA2000、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS−2000、IS−95、およびIS−856規格をカバーする。IS−2000リリース0およびAは、一般に、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS−856(TIA−856)は、一般に、CDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD:High Rate Packet Data)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))とCDMAの他の変形態とを含む。時分割多元接続(TDMA)システムは、モバイル通信用グローバルシステム(GSM(登録商標):Global System for Mobile Communications)などの無線技術を実装し得る。直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA:Evolved UTRA)、IEEE802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE802.20、Flash−OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE−UTRAはユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。3GPP(登録商標)ロングタームエボリューション(LTE)およびLTEアドバンスト(LTE−a)は、E−UTRAを使用するユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)の新しいリリースである。UTRA、E−UTRA、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)、LTE、LTE−a、およびモバイル通信用グローバルシステム(GSM)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2:3rd Generation Partnership Project 2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明した技法は、上述のシステムおよび無線技術ならびに他のシステムおよび無線技術に使用され得る。ただし、本明細書の説明では、例としてLTEシステムについて説明し、上記の説明の大部分においてLTE用語が使用されるが、本技法はLTE適用例以外に適用可能である。
[0129]本明細書で説明するそのようなネットワークを含むLTE/LTE−aネットワークでは、発展型ノードB(eNB)という用語は、概して、基地局を表すために使用され得る。本明細書で説明する1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプの発展型ノードB(eNB)が様々な地理的領域にカバレージを与える、異種LTE/LTE−aネットワークを含み得る。たとえば、各eNBまたは基地局は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに通信カバレージを提供し得る。「セル」という用語は、状況に応じて、基地局、基地局に関連するキャリアもしくはコンポーネントキャリア、またはキャリアもしくは基地局のカバレージエリア(たとえば、セクタなど)を記述するために使用され得る3GPP用語である。
[0130]基地局は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、ホームeノードB、ホームeノードB、または何らかの他の適切な用語を含み得るか、またはそのように当業者によって呼ばれることがある。基地局のための地理的カバレージエリアは、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタに分割され得る。本明細書で説明する1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプの基地局(たとえば、マクロセル基地局またはスモールセル基地局)を含み得る。本明細書で説明するUEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。異なる技術のための重複する地理的カバレージエリアがあり得る。
[0131]マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと同じまたは異なる(たとえば、認可、無認可などの)周波数帯域で動作し得る、マクロセルと比較して低電力の基地局である。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセルと、フェムトセルと、マイクロセルとを含み得る。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーすることができ、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることができる。また、フェムトセルは、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーし得、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスを与え得る。マクロセルのためのeNBはマクロeNBと呼ばれることがある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれることがある。eNBは、1つまたは複数(たとえば、2つ、3つ、4つなど)のセル(たとえば、コンポーネントキャリア)をサポートし得る。UEは、マクロeNB、スモールセルeNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。
[0132]本明細書で説明するワイヤレス通信システムは、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は、同様のフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は、時間的にほぼ整合され得る。非同期動作の場合、基地局は異なるフレームタイミングを有し得、異なる基地局からの送信は時間的に整合されないことがある。本明細書で説明する技法は、同期動作または非同期動作のいずれかに使用され得る。
[0133]本明細書で説明するダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。たとえば、図1および図2のワイヤレス通信システム100および200を含む、本明細書で説明する各通信リンクは1つまたは複数のキャリアを含み得、ここで、各キャリアは、複数のサブキャリア(たとえば、異なる周波数の波形信号)からなる信号であり得る。各被変調信号は、異なるサブキャリア上で送られ得、制御情報(たとえば、基準信号、制御チャネルなど)、オーバーヘッド情報、ユーザデータなどを搬送し得る。本明細書で説明する通信リンク(たとえば、図1の通信リンク125)は、周波数分割複信(FDD)動作を使用して(たとえば、対スペクトルリソースを使用して)または時分割複信(TDD)動作を使用して(たとえば、不対スペクトルリソースを使用して)双方向通信を送信し得る。周波数分割複信(FDD)(たとえば、フレーム構造タイプ1)およびTDD(たとえば、フレーム構造タイプ2)のためのフレーム構造が定義され得る。
[0134]添付の図面に関して本明細書に記載された説明は、例示的な構成について説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用される「例示的」という用語は、「例、事例、または例示の働きをすること」を意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味しない。詳細な説明は、説明する技法の理解を与えるための具体的な詳細を含む。ただし、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施され得る。いくつかの事例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形式で示される。
[0135]添付の図では、同様の構成要素または特徴は同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素が、参照ラベルの後に、ダッシュと、同様の構成要素を区別する第2のラベルとを続けることによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書において使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
[0136]本明細書で説明する情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上の説明全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁気粒子、光場もしくは光粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
[0137]本明細書の開示に関して説明した様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明した機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、デジタル信号プロセッサ(DSP)とマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)として実装され得る。
[0138]本明細書で説明する機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されるか、あるいはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示の範囲内および添付の特許請求の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質により、上記で説明した機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の部分が異なる物理的位置において実装されるように分散されることを含めて、様々な場所に物理的に位置し得る。また、特許請求の範囲を含めて、本明細書で使用される場合、項目の列挙(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」あるいは「のうちの1つまたは複数」などの句で終わる項目の列挙)中で使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つの列挙が、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的列挙を示す。
[0139]コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を可能にする任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージまたは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令またはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され得、汎用もしくは専用コンピュータまたは汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の非一時的媒体を備えることができる。さらに、いかなる接続もコンピュータ可読媒体と適切に呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、データをレーザーで光学的に再生する。上記のものの組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
[0140]本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することができるように与えられたものである。本開示への様々な変更は当業者には容易に明らかとなり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明した例および設計に限定されるべきでなく、本明細書で開示された原理および新規の特徴に合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ワイヤレス通信の方法であって、
ユーザ機器(UE)に関連するタイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータのうちの少なくとも1つを識別することと、
前記タイミングアドバンスパラメータまたは前記処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを決定することと、
前記HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信することと
を備える、方法。
[C2]
サービングセルにタイミングアドバンス更新メッセージを送信すること、ここにおいて、前記HARQタイミングが、前記タイミングアドバンス更新メッセージに少なくとも部分的に基づいて決定される、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記処理パラメータが、前記UEの処理能力または前記UEの処理負荷、あるいはその両方に関連付けられる、C1に記載の方法。
[C4]
サービングセルから前記HARQタイミングを示すシグナリングを受信すること、ここにおいて、前記HARQタイミングが、前記シグナリングに少なくとも部分的に基づいて決定される、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C5]
サービングセルにHARQタイミング選好を送信すること、ここにおいて、前記HARQタイミングが、前記HARQタイミング選好に少なくとも部分的に基づいて決定される、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C6]
タイミングアドバンスしきい値のセットを識別すること、ここにおいて、前記HARQタイミングが、前記タイミングアドバンスしきい値のセットに少なくとも部分的に基づいて決定される、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C7]
タイミングアドバンスしきい値の前記セットが、ヒステリシス値を備える、ここにおいて、前記タイミングアドバンスパラメータが、前記ヒステリシス値に少なくとも部分的に基づいて設定継続時間オフセットに制限される、C6に記載の方法。
[C8]
HARQ同期誤差を決定することと、
前記HARQ同期誤差決定に少なくとも部分的に基づいてデフォルトHARQタイミングを選択することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C9]
前記UEからランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージを受信すること、ここにおいて、前記タイミングアドバンスパラメータが、前記RACHメッセージに少なくとも部分的に基づいて識別される、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記UEに前記HARQタイミングを示すシグナリングを送信すること
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C11]
前記シグナリングが、ランダムアクセス許可、前記タイミングアドバンスパラメータ、前記HARQタイミング、またはそれらの任意の組合せを備える、C10に記載の方法。
[C12]
前記UEからHARQタイミング選好を受信すること、ここにおいて、前記HARQタイミングが、前記HARQタイミング選好に少なくとも部分的に基づいて決定される、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C13]
前記UEにデータパケットを送信することと、
前記HARQタイミングに従って前記UEから肯定応答(ACK)または否定応答(NACK)を受信することと、ここにおいて、前記HARQ応答メッセージが、前記受信されたACKまたはNACKに少なくとも部分的に基づく前記データパケットの再送信である、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C14]
前記タイミングアドバンスパラメータが、過去のタイミングアドバンスコマンドまたはスケジューリング要求、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいて識別される、C1に記載の方法。
[C15]
前記HARQタイミングが低レイテンシ動作に少なくとも部分的に基づく、C1に記載の方法。
[C16]
前記低レイテンシ動作が、送信時間間隔(TTI)継続時間に少なくとも部分的に基づく、C15に記載の方法。
[C17]
前記HARQタイミングが、構成されたコンポーネントキャリア(CC)の数、スケジュールされたCCの数、構成されたCCの帯域幅、スケジュールされたCCの帯域幅、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づく、C1に記載の方法。
[C18]
ワイヤレス通信のための装置であって、
ユーザ機器(UE)に関連するタイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータのうちの少なくとも1つを識別するための手段と、
前記タイミングアドバンスパラメータまたは前記処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを決定するための手段と、
前記HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信するための手段と
を備える、装置。
[C19]
サービングセルにタイミングアドバンス更新メッセージを送信するための手段、ここにおいて、前記HARQタイミングが、前記タイミングアドバンス更新メッセージに少なくとも部分的に基づいて決定される、
をさらに備える、C18に記載の装置。
[C20]
前記処理パラメータが、前記UEの処理能力または前記UEの処理負荷、あるいはその両方に関連付けられる、C18に記載の装置。
[C21]
サービングセルから前記HARQタイミングを示すシグナリングを受信するための手段、ここにおいて、前記HARQタイミングが、前記シグナリングに少なくとも部分的に基づいて決定される、
をさらに備える、C18に記載の装置。
[C22]
前記UEからランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージを受信するための手段、ここにおいて、前記タイミングアドバンスパラメータが、前記RACHメッセージに少なくとも部分的に基づいて識別される、
をさらに備える、C18に記載の装置。
[C23]
前記UEに前記HARQタイミングを示すシグナリングを送信するための手段
をさらに備える、C18に記載の装置。
[C24]
ワイヤレス通信のための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行されたとき、前記装置に、
ユーザ機器(UE)に関連するタイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータのうちの少なくとも1つを識別することと、
前記タイミングアドバンスパラメータまたは前記処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを決定することと、
前記HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信することと
を行わせるように動作可能な命令と
を備える、装置。
[C25]
前記命令が、前記装置に、
サービングセルにタイミングアドバンス更新メッセージを送信すること、ここにおいて、前記HARQタイミングが、前記タイミングアドバンス更新メッセージに少なくとも部分的に基づいて決定される、
を行わせるように前記プロセッサによってさらに実行可能である、C24に記載の装置。
[C26]
前記処理パラメータが、前記UEの処理能力または前記UEの処理負荷、あるいはその両方に関連付けられる、C24に記載の装置。
[C27]
前記命令が、前記装置に、
サービングセルから前記HARQタイミングを示すシグナリングを受信すること、ここにおいて、前記HARQタイミングが、前記シグナリングに少なくとも部分的に基づいて決定される、
を行わせるように前記プロセッサによってさらに実行可能である、C24に記載の装置。
[C28]
前記命令が、前記装置に、
前記UEからランダムアクセスチャネル(RACH)メッセージを受信すること、ここにおいて、前記タイミングアドバンスパラメータが、前記RACHメッセージに少なくとも部分的に基づいて識別される、
を行わせるように前記プロセッサによってさらに実行可能である、C24に記載の装置。
[C29]
前記命令が、前記装置に、
前記UEに前記HARQタイミングを示すシグナリングを送信すること
を行わせるように前記プロセッサによってさらに実行可能である、C24に記載の装置。
[C30]
ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コードが、
ユーザ機器(UE)に関連するタイミングアドバンスパラメータまたは処理パラメータのうちの少なくとも1つを識別することと、
前記タイミングアドバンスパラメータまたは前記処理パラメータ、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを決定することと、
前記HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてHARQ応答メッセージを送信することと
を行うように実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読媒体。

Claims (14)

  1. ユーザ機器(UE)によって実行されるワイヤレス通信の方法であって、
    前記UEに関連するタイミングアドバンスパラメータおよび処理パラメータ識別することと、
    前記タイミングアドバンスパラメータおよび前記処理パラメータ基づいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを動的に決定することと、ここにおいて、前記HARQタイミングを決定することは、オフセットタイミング構成のアップリンクタイミングにおけるHARQ応答を送信するUE応答時間、および前記UE応答時間に基づいて調整される総HARQ期間を決定することを含み
    ービングセルから、前記HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてダウンリンク信号の再送信を受信することと
    を備える、方法。
  2. 前記処理パラメータが、前記UEの処理能力または前記UEの処理負荷、あるいはその両方に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  3. タイミングアドバンスしきい値のセットを識別するこ
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. タイミングアドバンスしきい値の前記セットが、ヒステリシス値を備える、ここにおいて、前記タイミングアドバンスパラメータが、前記ヒステリシス値に少なくとも部分的に基づいて設定継続時間オフセットに制限される、請求項に記載の方法。
  5. HARQ同期誤差を決定することと、
    前記HARQ同期誤差決定に少なくとも部分的に基づいてデフォルトHARQタイミングを選択することと
    をさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記タイミングアドバンスパラメータが、過去のタイミングアドバンスコマンドまたはスケジューリング要求、あるいはその両方に少なくとも部分的に基づいて識別される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記HARQタイミングが低レイテンシ動作に少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  8. 前記低レイテンシ動作が、送信時間間隔(TTI)継続時間に少なくとも部分的に基づく、請求項に記載の方法。
  9. 前記HARQタイミングが、構成されたコンポーネントキャリア(CC)の数、スケジュールされたCCの数、構成されたCCの帯域幅、スケジュールされたCCの帯域幅、またはそれらの任意の組合せに少なくとも部分的に基づく、請求項1に記載の方法。
  10. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    前記UEに関連するタイミングアドバンスパラメータおよび処理パラメータ識別するための手段と、
    前記タイミングアドバンスパラメータおよび前記処理パラメータ基づいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを動的に決定するための手段と、ここにおいて、前記HARQタイミングを決定するための手段は、オフセットタイミング構成のアップリンクタイミングにおけるHARQ応答を送信するUE応答時間、および前記UE応答時間に基づいて調整される総HARQ期間を決定するための手段を含み
    ービングセルから、前記HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてダウンリンク信号の再送信を受信するための手段と
    を備える、UE。
  11. 前記処理パラメータが、前記UEの処理能力または前記UEの処理負荷、あるいはその両方に関連付けられる、請求項10に記載のUE。
  12. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信しているメモリと、
    前記メモリに記憶され、前記プロセッサによって実行されたとき、前記UEに、
    前記UEに関連するタイミングアドバンスパラメータおよび処理パラメータ識別することと、
    前記タイミングアドバンスパラメータおよび前記処理パラメータ基づいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを動的に決定することと、ここにおいて、前記HARQタイミングを決定することは、オフセットタイミング構成のアップリンクタイミングにおけるHARQ応答を送信するUE応答時間、および前記UE応答時間に基づいて調整される総HARQ期間を決定することを含み
    ービングセルから、前記HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてダウンリンク信号の再送信を受信することと
    を行わせるように動作可能な命令と
    を備える、UE。
  13. 前記処理パラメータが、前記UEの処理能力または前記UEの処理負荷、あるいはその両方に関連付けられる、請求項12に記載のUE。
  14. ワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コードが、
    ユーザ機器(UE)に関連するタイミングアドバンスパラメータおよび処理パラメータ識別することと、
    前記タイミングアドバンスパラメータおよび前記処理パラメータ基づいてハイブリッド自動再送要求(HARQ)タイミングを動的に決定することと、ここにおいて、前記HARQタイミングを決定することは、オフセットタイミング構成のアップリンクタイミングにおけるHARQ応答を送信するUE応答時間、および前記UE応答時間に基づいて調整される総HARQ期間を決定することを含み
    ービングセルから、前記HARQタイミングに少なくとも部分的に基づいてダウンリンク信号の再送信を受信することと
    を行うように前記UEのプロセッサによって実行可能な命令を備える、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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