JP6797060B2 - 電子式電力量計 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば電力量を計測する計器が収納された電子式電力量計に関し、特に基本ベースに配置される電源端子部、および基本ベースに載置される中ベースの構造に関するものである。
従来の電子式電力量計は、計量パルスサービス端子及び通信端子に対して上部又は下部にスイッチ部を配置するとともに、計量パルスサービス端子と通信端子とスイッチ部とを、端子ブロックとは別の凹形の別ピースブロックに組み込み、該別ピースブロックをユニットとして端子ブロックに組み込むことを特徴としている。
また、端子ブロックには処理部の設定を行う設定操作部以外に、処理部に外部から通信して処理部で処理した処理データを出力させるインタフェイス部が配設されることがあり、このインタフェイス部は取り付けスペースの関係上、端子ブロックの設定操作部が配設された面以外に配設されるように構成させている。
特開2002−365314号公報
上述した従来の電子式電力量計は、高圧計器用と低圧計器用とがあり、高圧計器用は鉄製の基本ベースに樹脂製の端子部(電源端子部+通信・パルス端子部)をねじ締めする構造となっている。
電子式電力量計の高圧計器用にのみ、通信・パルス端子部が必要であり、高圧計器の端子部と低圧計器の端子部はそれぞれ専用の端子部となっている。高圧計器の端子部の電源端子部と低圧計器の端子部の電源端子部については同一寸法であり共用化が可能であるが、電源端子部を共用するためには、通信・パルス端子部を電源端子部から分離し、電源端子部と通信・パルス端子部をそれぞれ基本ベースにねじ締めする必要があるという問題点があった。
基本ベースと端子部間の隙間埋め、及び端子金具の固定用としてゴムパッキンを使用した構造となっていることから、通信・パルス端子部と基本ベースの固定方法及び異物の侵入を防ぐための隙間埋めをどうするのかが課題である。
また、電子式電力量計の高圧計器用においては、通信・パルス端子部は構成部品3点(モジュラージャック及びスイッチを有する基板と、イヤホジャック及びスイッチを有する基板と、ジャックスペーサ)を同時に一方向から基板収納スペースに挿入する必要があり、それぞれの基板を単体で挿入できない構造であるため、組立性の自由度が低いという問題点があった
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、高圧計器用と低圧計器用を共有化した電源端子部を一体的に成形した基本ベースとし、電源端子部側壁部側に通信・パルス端子部を収納可能な兼用スペースを配置したことにより、高圧計器用と低圧計器用の共有化を実現することができる電子式電力量計を提供するもの
である。
この発明に係わる電子式電力量計は、前壁部、後壁部、第1側壁部、第2側壁部により凹形状に形成された基本ベースと、前記基本ベースの前記前壁部側で前記第1側壁部から中央部にかけて配置され、前記基本ベースと一体的に成形された電源端子部と、前記電源端子部の電源端子側壁部と前記前壁部と前記第2側壁部との間に位置する兼用スペースと、前記基本ベースに装着される中ベースとを備え、前記基本ベースの前記前壁部の内面に第1係合体が設けられ、前記兼用スペースに位置する前記基本ベースの前記第2側壁部の内面に第2係合体が設けられ、前記電源端子部の前記電源端子側壁部に第3係合体が設けられ、前記中ベースに前記電源端子部を押える電源端子押え部が設けられたものである。
この発明に係わる電子式電力量計によれば、高圧計器用と低圧計器用を共有化した電源端子部を基本ベースと一体的に成形し、基本ベースの電源端子部の側壁部側に通信・パルス端子部を収納可能な兼用スペースを配置したことにより、高圧計器用と低圧計器用の共有化を実現することができる電子式電力量計を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における計器カバーを外した状態を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図2の正面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す展開斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における基本ベースを示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における基本ベースを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を示す平面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を基本ベースに装着する状態を前方から見た状態を示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を基本ベースに装着する状態を後方から見た状態を示す要部斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を基本ベースに装着する状態を示す全体斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における基本ベースに中ベースを取り付ける状態を示す展開斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における中ベースを示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における中ベースを示す正面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図14のC−C線における断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図2のA−A線における断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図17のD部の拡大断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における第2端子金具を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を基本ベースに装着する状態を示す模式断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図2のA−A線における断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図21のE部の拡大断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における第1端子金具を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における中ベースを通信・パルス端子部に装着する状態を示す模式断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図3のB−B線における断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図25のF部の拡大断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を基本ベースに装着する状態を示す模式断面図である。 この発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す展開斜視図である。 この発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計における中ベースを示す正面図である。 この発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す図17に相当する断面図である。 この発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す図30のG部の拡大断面図である。 この発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す図3に相当する正面図である。 この発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す図32のH−H線における断面図である。 この発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す図33のI部の拡大断面図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1〜図27に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。なお、この実施の形態1においては高圧計器用を対象として説明する。すなわち、通信・パルス端子部を基本ベースに装着するものである。
全体構成については図1〜図16に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す平面図である。図2はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における計器カバーを外した状態を示す平面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図2の正面図である。図4はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す展開斜視図である。図5はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における基本ベースを示す平面図である。図6はこの発明の実施の
形態1に係わる電子式電力量計における基本ベースを示す斜視図である。図7はこの発明
の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を示す平面図である
。図8はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を
示す正面図である。図9はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信
・パルス端子部を示す斜視図である。図10はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電
力量計における通信・パルス端子部を基本ベースに装着する状態を前方から見た状態を示す要部斜視図である。図11はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における
通信・パルス端子部を基本ベースに装着する状態を後方から見た状態を示す要部斜視図である。図12はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端
子部を基本ベースに装着する状態を示す全体斜視図である。図13はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における基本ベースに中ベースを取り付ける状態を示す展開斜視図である。図14はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における中ベースを示す斜視図である。図15はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における中ベースを示す正面図である。図16はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図14のC−C線における断面図である。
この実施の形態1における電子式電力量計は高圧計器用の場合を示し、後述する電源端子部110と通信・パルス端子部500とを備えている。図1に示すように、基本ベース100に中ベース200が取り付けられ、合成樹脂製の計器カバー300と合成樹脂製の端子カバー400が設けられている。
基本ベース100は例えば合成樹脂により樹脂成形され、前壁部101、後壁部102、第1側壁部103、第2側壁部104により凹形状に形成され、計器収納部105が設けられている。図5および図6に示すように、基本ベース100の例えば前壁部101の第1側壁部103から中央部にかけて高圧計器用と低圧計器用を共有化した電源端子部110が基本ベース100と一体的に樹脂成形されている。すなわち、基本ベース100は、高圧計器用および低圧計器用として共有して使用するので、従来のように、高圧計器用の基本ベース、低圧計器用の基本ベースをそれぞれ別々のものを製作する必要がなくなり、大幅なコスト低減を図ることができる。
基本ベース100の電源端子部110の電源端子側壁部111と第2側壁部104および前壁部101との間に兼用スペース120が設けられ、高圧計器用の場合はこの兼用スペース120に通信・パルス端子部500が装着される。なお、低圧計器用の場合は空間スペースとなる。
基本ベース100の兼用スペース120側の前壁部101には、後述する第2時限パルス端子510bの第2端子金具570に接続するための第1外部電線挿入口151と、後述する第2サービスパルス端子511bの第2端子金具570に接続するための第2外部電線挿入口152と、後述する第2通信端子512bの第2端子金具570に接続するための第3外部電線挿入口153とが形成されている。
高圧計器用の電子式電力量計として搭載される通信・パルス端子部500は、図7〜図9に示すように、設定/記憶スイッチ501、数字送りスイッチ502、DM復帰スイッチ503、イヤホンジャック504、モジュラージャック505が例えば右半分に配置されている。第1時限パルス端子510a、第1サービスパルス端子511a、第1通信端子512aが例えば左半分の上側に配置され、第2時限パルス端子510b、第2サービスパルス端子511b、第2通信端子512bが例えば左半分の下側に配置されている。モジュラージャック505の入口面と同一面を有する前端部515を有している。
通信・パルス端子部500のモジュラージャック505の入口面に位置する第1前面部
520の第1側面部522側に段差形成された第2前面部521が設けられ、通信・パルス端子部500の反モジュラージャック側の上面に段差形成された段差部530が設けられている。
通信・パルス端子部500の第2前面部521に例えば突状の第4係合体540が設けられ、第4係合体540は兼用スペース120に位置する基本ベース100の前壁部101の内面部の第4係合体540に対応した位置に設けた例えば凹状の第1係合体106に係合される。
通信・パルス端子部500の第1側面部522の後方の下部側に第5係合体541が設けられ、第5係合体541は兼用スペース120に位置する基本ベース100の第2側壁部104の内面部の第5係合体541に対応した位置の上側に設けたスナップフィットとしての第2係合体107の下面側に係合される。
通信・パルス端子部500の第2側面部523の中央の下部側に第6係合体542が設けられ、第6係合体542は兼用スペース120に位置する電源端子部110の電源端子側壁部111の第6係合体542に対応した位置の上側に設けたスナップフィットとしての第3係合体108の下面側に係合される。
基本ベース100上に装着される例えば合成樹脂により樹脂成形された高圧計器用の中ベース200は、基本ベース100の電源端子部110を抑える電源端子押え部201が設けられている。中ベース200上にプリント基板250、金属製の銘板260を取り付けられている。
通信・パルス端子部500を基本ベース100の兼用スペース120に装着した後、プリント基板250、金属製の銘板260が取り付けられた中ベース200を基本ベース100に嵌合させて装着する。その後、計器カバー300を基本ベース100に装着するとともに端子カバー400を取り付ける。
高圧計器用の中ベース200は、図14〜図16に示すように、前面側に通信・パルス端子部500の段差部530上に押圧片214が接圧される押圧体210が設けられており、押圧体210には、第1時限パルス端子510aの後述する第1端子金具550の移動を阻止する第1支持片211、第1サービスパルス端子511aの後述する第1端子金具550の移動を阻止する第2支持片212、第1通信端子512aの後述する第1端子金具550の移動を阻止する第3支持片213がそれぞれ設けられている。
次に、高圧計器用の電子式電力量計の基本ベース100、通信・パルス端子部500、中ベース200の組み立て要領について図10〜図13に基づいて説明する。
通信・パルス端子部500の基本ベース100の兼用スペース120への取り付けは、通信・パルス端子部500の第5係合体541、第6係合体542が第2係合体107、第3係合体108より後方側の位置において、矢印P1に示すように、通信・パルス端子部500の第1側面部522が基本ベース100の第2側壁部104に、通信・パルス端子部500の第2側面部523が電源端子部110の電源端子側壁部111に略隙間なく上方から下方に向かって入れられて兼用スペース120の底部に置いた後、通信・パルス端子部500を矢印P2に示すように基本ベース100の前壁部101側にスライド移動させる。
通信・パルス端子部500を兼用スペース120の底部面に沿って矢印P2方向にスライド移動させることにより、通信・パルス端子部500の第5係合体541は基本ベース
100の第2係合体107の下面側にスナップフィットとして係合され、通信・パルス端子部500の第6係合体542は基本ベース100の第3係合体108の下面側にスナップフィットとして係合され、通信・パルス端子部500の第4係合体540は基本ベース100の第1係合体106に係合される。これらの係合状態により、ボルトなどの締め付け作業を行うことなく、通信・パルス端子部500は基本ベース100の兼用スペース120の上方側に抜け出ないように固定される。
このように、通信・パルス端子部500を基本ベース100の兼用スペース120に固定した後、図13に示すように、基本ベース100に中ベース200を嵌合させて取り付ける。中ベース200の電源端子押え部201は基本ベース100の電源端子部110の上部に配置されており、電源端子部110を押圧して固定している。
中ベース200の押圧体210の押圧片214が通信・パルス端子部500の段差部530上に接圧されており、通信・パルス端子部500は中ベース200を取り外さない限り基本ベース100の兼用スペース120から取り出せないようになっている。
中ベース200の押圧体210に設けた第1支持片211は第1時限パルス端子510aの第1端子金具550の後方側に係合されて第1端子金具550の上方向および前後方向の移動を阻止している。第2支持片212は第1サービスパルス端子511aの第1端子金具550の後方側に係合されて第1端子金具550の上方向および前後方向の移動を阻止している。第3支持片213は第1通信端子512aの第1端子金具550の後方側に係合されて第1端子金具550の上方向および前後方向の移動を阻止している。
次に、基本ベース100の前壁部101の上面101aと通信・パルス端子部500との嵌合状態について図17〜図20に基づいて説明する。図17はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図2のA−A線における断面図である。図18はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図17のD部の拡大断面図である。図19はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における第2端子金具を示す斜視図である。図20はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を基本ベースに装着する状態を示す模式断面図である。
基本ベース100の前壁部101の上面101aと通信・パルス端子部500の前端部500aの下面とは略隙間なく接触されている。兼用スペース120側の前壁部101には第1外部電線挿入口151、第2外部電線挿入口152、第3外部電線挿入口153がそれぞれ設けられており、図18は例えば第3外部電線挿入口153の後方位置に通信・パルス端子部500の第2通信端子512bの第2端子金具570が配置されている場合を示している。また、基本ベース100の前壁部101には、上面101aより下方に位置する段差部101bが形成されている。
第2端子金具570は、外部電線収納部571と、この外部電線収納部571と連通する端子ネジ孔572と、外部電線収納部571の後方側に通信用端子ネジ孔573と、端子ネジ孔572に螺入された第2通信端子ネジ574と、通信用端子ネジ孔573に螺入された通信用端子ネジ575により構成されている。なお、第2端子金具570は通信・パルス端子部500の第2時限パルス端子510bおよび第2サービスパルス端子511bにもそれぞれ配置されている。
通信・パルス端子部500および第2端子金具570の基本ベース100への嵌合について図20の模式断面図に基づいて説明する。図20(a)においては、通信・パルス端子部500および第2端子金具570を基本ベース100の兼用スペース120の前壁部101の後方側に位置させる。図20(b)においては、通信・パルス端子部500およ
び第2端子金具570を上方から基本ベース100の兼用スペース120の底部に置く。図20(c)においては、通信・パルス端子部500および第2端子金具570を基本ベース100の前壁部101側にスライド移動させ、基本ベース100の前壁部101の上面101aと通信・パルス端子部500の前端部500aの下面とが略隙間なく接触させて嵌合させる。
基本ベース100の前壁部101の上面101aと通信・パルス端子部500の前端部500aの下面とを略隙間なく接触させて嵌合させることにより、異物等が侵入することはない。もし、異物等が侵入することがあると想定した場合、図18の点線S1に示すように、侵入経路は、外部から基本ベース100の前壁部101の上面101aと通信・パルス端子部500の前端部500aの下面との間を通り、前壁部101の上面101aから段差部101bに曲折し、段差部101bを通って第2端子金具570に端面に当接する経路となり、単一の侵入経路ではなく複雑化した侵入経路としたことにより、ゴムパッキンなしで異物等の侵入を防止することができる。
上述した説明においては、第2通信端子512bにおける第2端子金具570について述べたが、図示はしないが、第2時限パルス端子510bおよび第2サービスパルス端子511bにおける第2端子金具570についても同様の構成であり、同様の効果を奏する。
次に、通信・パルス端子部500と中ベース200との嵌合状態について図21〜図24に基づいて説明する。図21はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図2のA−A線における断面図である。図22はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図21のE部の拡大断面図である。図23はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における第1端子金具を示す斜視図である。図24はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における中ベースを通信・パルス端子部に装着する状態を示す模式断面図である。
通信・パルス端子部500の段差部530と中ベース200の押圧体210の押圧片214、第3支持片213とが略隙間なく接触されている。通信・パルス端子部500の上方側には通信・パルス端子部500の第1端子金具550が配置されている。図22は通信・パルス端子部500の第1通信端子512aに配置された第1端子金具550の場合を示している。
第1端子金具550は、電線収納部551と、この電線収納部551と連通する端子ネジ孔552と、電線収納部551の後方側に通信用端子ネジ孔553と、端子ネジ孔552に螺入された第1通信端子ネジ554と、通信用端子ネジ孔553に螺入された通信用端子ネジ555により構成されている。通信用端子ネジ555にはケーブル560が接続されている。なお、第1端子金具550は通信・パルス端子部500の第1時限パルス端子510aおよび第1サービスパルス端子511aにもそれぞれ配置されている。
中ベース200の通信・パルス端子部500および第2端子金具570への嵌合について図24の模式断面図に基づいて説明する。図24(a)においては、中ベース200の押圧体210を通信・パルス端子部500および第1端子金具550の上方側に位置させる。図24(b)においては、中ベース200の押圧体210を上方から通信・パルス端子部500の段差部530の上面近傍に位置させる。図24(c)においては、中ベース200の押圧体210を通信・パルス端子部500の段差部530上に置いてスライド移動させ、中ベース200の押圧体210の押圧片214、第3支持片213と通信・パルス端子部500の段差部530および第1端子金具550とが略隙間なく接触させて嵌合させる。
中ベース200の押圧体210の押圧片214、第1支持片211、第2支持片212、第3支持片213と通信・パルス端子部500の段差部530および第1端子金具550とを略隙間なく接触させて嵌合させることにより、異物等が侵入することはない。もし、異物等が侵入することがあると想定した場合、図22の点線S2に示すように、侵入経路は、通信・パルス端子部500の上面から段差部530の壁面と中ベース200の押圧体210の押圧片214側の前面との間側に曲折し、段差部530の壁面と中ベース200の押圧体210の押圧片214側の前面との間を通り、中ベース200の押圧体210の押圧片214の下面と段差部530の上面との間を通ってさらに段差部530の上面を通り、第1端子金具550と第3支持片213との間側に曲折し、第1端子金具550と第3支持片213との間を通り、第3支持片213の下端側に通り抜ける経路となり、単一の侵入経路ではなく複雑化した侵入経路としたことにより、ゴムパッキンなしで異物等の侵入を防止することができる。
上述した説明においては、第1通信端子512aにおける第1端子金具550について述べたが、図示はしないが、第1時限パルス端子510aおよび第1サービスパルス端子511aにおける第1端子金具550についても同様の構成であり、同様の効果を奏する。
次に、通信・パルス端子部500と基本ベース100の前壁部101、第2側壁部104との嵌合状態について図25〜図27に基づいて説明する。図25はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図3のB−B線における断面図である。図26はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計を示す図25のF部の拡大断面図である。図27はこの発明の実施の形態1に係わる電子式電力量計における通信・パルス端子部を基本ベースに装着する状態を示す模式断面図である。
図26に示すように、基本ベース100の前壁部101において、通信・パルス端子部500のモジュラージャック505の第1前面部520と接触して嵌合される部分に奥側に突出する突起体130を設け、モジュラージャック505の第1前面部520に前壁部101の突起体130に接触して嵌合する係合凹部591を有する係合体590を設け、この係合体590に連設され前壁部101の内面と接触して嵌合される第1接触体592を設け、この第1接触体592に連設され基本ベース100の第2側壁部104の内面と接触して嵌合される第2接触体593を設けている。なお、通信・パルス端子部500の第2側面部523は基本ベース100の電源端子部110の電源端子側壁部111に略隙間なく接触されて嵌合されている。
通信・パルス端子部500と基本ベース100の前壁部101、第2側壁部104との嵌合について図27の模式断面図に基づいて説明する。図27(a)においては、通信・パルス端子部500を基本ベース100の兼用スペース120の前壁部101の後方側に位置させる。図27(b)においては、通信・パルス端子部500の係合体590の係合凹部591をスライド移動させて基本ベース100の突起体130に係合させる。図27(c)においては、通信・パルス端子部500をさらにスライド移動させ、基本ベース100の突起体130に係合体590の係合凹部591を完全に係合させ、通信・パルス端子部500のモジュラージャック505の第1前面部520と基本ベース100の前壁部101とが同一面上に配置される。
基本ベース100の前壁部101の突起体130の壁面と通信・パルス端子部500の係合体590の係合凹部591の内面、基本ベース100の前壁部101の内面と通信・パルス端子部500の第1接触体592の前面、基本ベース100の第2側壁部104の内面と第2接触体593の側面がそれぞれ略隙間なく接触させて嵌合させる。
このように、基本ベース100の前壁部101の突起体130の壁面と通信・パルス端子部500の係合体590の係合凹部591の内面、基本ベース100の前壁部101の内面と通信・パルス端子部500の第1接触体592の前面、基本ベース100の第2側壁部104の内面と第2接触体593の側面とをそれぞれ略隙間なく接触させて嵌合させることにより、異物等が侵入することはない。もし、異物等が侵入することがあると想定した場合、図26の点線S3に示すように、侵入経路は、外部から基本ベース100の前壁部101と通信・パルス端子部500のモジュラージャック505の第1前面部520との間をとおり、係合体590の係合凹部591の左側内面と突起体130の左側壁面との間を通り、係合体590の係合凹部591の凹部底面と突起体130の突起壁面との間側に曲折し、係合体590の係合凹部591の凹部底面と突起体130の突起壁面との間を通り、係合体590の係合凹部591の右側内面と突起体130の右側壁面との間側に曲折し、係合体590の係合凹部591の右側内面と突起体130の右側壁面との間を通り、第1接触体592の前面と前壁部101の内面との間側に曲折し、第1接触体592の前面と前壁部101の内面との間を通り、第2接触体593の側面と第2側壁部104の内面との間側に曲折し、第2接触体593の側面と第2側壁部104の内面との間を通り、第2接触体593の先端側に通り抜ける経路となり、単一の侵入経路ではなく複雑化した侵入経路としたことにより、ゴムパッキンなしで異物等の侵入を防止することができる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2を図28〜図34に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
図28はこの発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す展開斜視図である。図29はこの発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計における中ベースを示す正面図である。図30はこの発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す図17に相当する断面図である。図31はこの発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す図30のG部の拡大断面図である。図32はこの発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す図3に相当する正面図である。図33はこの発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す図32のH−H線における断面図である。図34はこの発明の実施の形態2に係わる電子式電力量計を示す図33のI部の拡大断面図である。
この実施の形態2のものは、低圧計器用の電子式電力量計の場合を示しており、上述した実施の形態1の高圧計器用の電子式電力量計のような通信・パルス端子部500が不要な構成となる。
基本ベース100は低圧計器用においても上述した実施の形態1の高圧計器用と同様のものを使用する。すなわち、基本ベース100は、高圧計器用および低圧計器用として共有して使用するので、従来のように、高圧計器用の基本ベース、低圧計器用の基本ベースをそれぞれ別々のものを製作する必要がなくなり、大幅なコスト低減を図ることができる。
低圧計器用の場合は、通信・パルス端子部500が不要なので、兼用スペース120は空間スペースとなり、基本ベース100の兼用スペース120および前壁部101の第1外部電線挿入口151、第2外部電線挿入口152、第3外部電線挿入口153を中ベース600により閉塞することになる。
基本ベース100上に装着される例えば合成樹脂により樹脂成形された低圧計器用の中ベース600は、基本ベース100の電源端子部110を抑える電源端子押え部602を
支持体601に設けられている。中ベース600上にプリント基板650、樹脂製の銘板660を取り付け、さらに計器カバー700を取り付けている。
中ベース600の兼用スペース120側には兼用スペース120および前壁部101の第1外部電線挿入口151、第2外部電線挿入口152、第3外部電線挿入口153を閉塞するための閉塞体610が設けられている。
閉塞体610には、前壁部101の第1外部電線挿入口151の端面と接触してその第1外部電線挿入口151を閉塞する第1閉塞片611と、第2外部電線挿入口152の端面と接触してその第2外部電線挿入口152を閉塞する第2閉塞片612と、第3外部電線挿入口153の端面と接触しその第3外部電線挿入口153を閉塞する第3閉塞片613とが設けられている。
次に、基本ベース100の前壁部101の上面101aと中ベース600の閉塞体610との閉塞状態について説明する。基本ベース100の前壁部101の上面101aと閉塞体610の前端部610aの下面610bとは略隙間なく接触されている。
閉塞体610の第1閉塞片611により第1外部電線挿入口151を閉塞し、第2閉塞片612により第2外部電線挿入口152を閉塞し、第3閉塞片613により第3外部電線挿入口153を閉塞している。
第1閉塞片611には第1外部電線挿入口151の下方側と係合する第1係合片611aを有し、第2閉塞片612には第2外部電線挿入口152の下方側と係合する第2係合片612aを有し、第3閉塞片613には第3外部電線挿入口153の下方側と係合する第3係合片613aを有している。
図31は第3外部電線挿入口153の閉塞状態を示しており、第3閉塞片613により第3外部電線挿入口153が閉塞され、第3係合片613aが第3外部電線挿入口153の下方側に係合され、閉塞体610の抜け出しが防止されている。なお、図示はしないが、第1外部電線挿入口151および第2外部電線挿入口152も同様に第1閉塞片611、第2閉塞片612により閉塞されている。
基本ベース100の前壁部101の上面101aと閉塞体610の前端部610aの下面610bとは略隙間なく接触させて嵌合させることにより、異物等が侵入することはない。もし、異物等が侵入することがあると想定した場合、図31に基づいて説明するが、侵入経路は、外部から基本ベース100の前壁部101の上面101aと閉塞体610の前端部610aの下面610bとの間を通り、前壁部101の上面101aから段差部101bに曲折し、段差部101bを通って第3閉塞片613に当接して第3外部電線挿入口153の端面と第3閉塞片613の下方側に曲折し、第3外部電線挿入口153の端面と第3閉塞片613との間を通って第3外部電線挿入口153に抜け出る経路となる。
また、第3外部電線挿入口153の端面と閉塞体610の第3閉塞片613とは略隙間なく接触させて嵌合させることにより、異物等が侵入することはない。もし、異物等が侵入することがあると想定した場合、図31に基づいて説明するが、外部から第3外部電線挿入口153を通って第3外部電線挿入口153の端面と第3閉塞片613との間を通り、第3閉塞片613の第3係合片613aと第3外部電線挿入口153の下方側に曲折し、第3係合片613aと第3外部電線挿入口153の下方側との間を通り、第3係合片613aの前面の下方側に曲折し、第3係合片613aの前面を通り、第3係合片613aと基本ベース100の兼用スペース120の底面との間側に曲折し、第3係合片613aと基本ベース100の兼用スペース120の底面との間を通っていく経路となる。
以上のように、異物等が侵入する経路は、単一の侵入経路ではなく複雑化した侵入経路としたことにより、ゴムパッキンなしで異物等の侵入を防止することができる。なお、第3外部電線挿入口153と閉塞体610の第3閉塞片613との侵入経路について述べたが、図示はしないが、第1外部電線挿入口151と閉塞体610の第1閉塞片611との侵入経路および第2外部電線挿入口152と閉塞体610の第2閉塞片612との侵入経路についても同様の侵入経路となり、同様の効果を奏する。
次に、中ベース600の閉塞体610と基本ベース100の前壁部101、第2側壁部104との嵌合状態について説明する。閉塞体610の前端部610aの下面610bは基本ベース100の前壁部101の上面101a上に略隙間なく接触されて嵌合されている。基本ベース100の電源端子部110の電源端子側壁部111に閉塞体610の第1閉塞片614が略隙間なく接触されて嵌合されている。
図34に示すように、閉塞体610の第2閉塞片615が基本ベース100の前壁部101の突起体130に略隙間なく接触されて嵌合されている。第2閉塞片615に連接して設けられた第3閉塞片616が基本ベース100の第2側壁部104に略隙間なく接触されて嵌合されている。
このように、閉塞体610の第2閉塞片615と基本ベース100の前壁部101の突起体130の壁面、第3閉塞片616と基本ベース100の第2側壁部104の内面とをそれぞれ略隙間なく接触させて嵌合させることにより、異物等が侵入することはない。もし、異物等が侵入することがあると想定した場合、侵入経路は、外部から基本ベース100の前壁部101と閉塞体610の前端部610aとの間から第2閉塞片615と突起体130との間を通り、突起体130の上面側に曲折し、突起体130の上面を通り、基本ベース100の第2側壁部104の内面に当接してから第3閉塞片616と基本ベース100の第2側壁部104の内面との間を通っていくという、経路となり、単一の侵入経路ではなく複雑化した侵入経路としたことにより、ゴムパッキンなしで異物等の侵入を防止することができる。
なお、この発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
この発明は、高圧計器用と低圧計器用の共有化を実現することができる電子式電力量計の実現に好適である。
100 基本ベース、101 前壁部、101a 上面、101b 段差部、102 後壁部、103 第1側壁部、104 第2側壁部、106 第1係合体、107 第2係合体、108 第3係合体、110 電源端子部、111 電源端子側壁部、120 兼用スペース、130 突起体、151 第1外部電線挿入口、152 第2外部電線挿入口、153 第3外部電線挿入口、200 中ベース、201 電源端子押え部、210 押圧体、211 第1支持片、212 第2支持片、213 第3支持片、214 押圧片、300 計器カバー、400 端子カバー、500 通信・パルス端子部、501 設定/記憶スイッチ、502 数字送りスイッチ、503 DM復帰スイッチ、504 イヤホンジャック、505 モジュラージャック、510a 第1時限パルス端子、510b 第2時限パルス端子、511a 第1サービスパルス端子、511b 第2サービスパルス端子、512a 第1通信端子、512b 第2通信端子、515 前端部、520 第1前面部、521 第2前面部、522 第1側面部、523 第2側面部、530 段差部、540 第4係合体、541 第5係合体、542 第6係合体、550 第1端子金具、552 端子ネジ孔、554 第1通信端子ネジ、570 第2端子金具、572 端子ネジ孔、574 第2通信端子ネジ、590 係合体、591 係合凹部、592 第1接触体、593 第2接触体、600 中ベース、602 電源端子押え部、610 閉塞体、610a 前端部、611 第1閉塞片、611a 第1係合片、612 第2閉塞片、612a 第2係合片、613 第3閉塞片、613a 第3係合片、614 第1閉塞片、615 第2閉塞片、616 第3閉塞片

Claims (10)

  1. 前壁部、後壁部、第1側壁部、第2側壁部により凹形状に形成された基本ベースと、前記基本ベースの前記前壁部側で前記第1側壁部から中央部にかけて配置され、前記基本ベースと一体的に成形された電源端子部と、前記電源端子部の電源端子側壁部と前記前壁部と前記第2側壁部との間に位置する兼用スペースと、前記基本ベースに装着される中ベースとを備え、前記基本ベースの前記前壁部の内面に第1係合体が設けられ、前記兼用スペースに位置する前記基本ベースの前記第2側壁部の内面に第2係合体が設けられ、前記電源端子部の前記電源端子側壁部に第3係合体が設けられ、前記中ベースに前記電源端子部を押える電源端子押え部が設けられたことを特徴とする電子式電力量計。
  2. 前記兼用スペースに設定/記憶スイッチ、数字送りスイッチ、DM復帰スイッチ、イヤホンジャック、モジュラージャック、時限パルス端子、サービスパルス端子、通信端子を有する通信・パルス端子部が配置され、前記通信・パルス端子部の前面部に前記第1係合体と係合する第4係合体が設けられ、前記通信・パルス端子部の第1側面部に前記第2係合体の下方側にスライド移動されて係合される第5係合体が設けられ、前記通信・パルス端子部の第2側面部に前記第3係合体の下方側にスライド移動されて係合される第6係合体が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の電子式電力量計。
  3. 前記第1係合体は凹状で前記第4係合体は突状であり、前記第2係合体と前記第5係合体および前記第3係合体と前記第6係合体はスナップフィット係合であることを特徴とする請求項2に記載の電子式電力量計。
  4. 前記通信・パルス端子部の後方側の上面に段差部が設けられ、前記中ベースに前記段差部に接触される押圧体が設けられ、前記押圧体に前記通信・パルス端子部の端子金具を支持する支持片が設けられたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電子式電力量計。
  5. 前記基本ベースの前記前壁部の上面に前記通信・パルス端子部の前端部の下面が接触し、前記前壁部の上面より下方となる段差部が設けられたことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の電子式電力量計。
  6. 前記通信・パルス端子部の段差部に前記中ベースの前記押圧体を接触し、前記押圧体に設けられた前記支持片が前記端子金具に接触されたことを特徴とする請求項4に記載の電子式電力量計。
  7. 前記基本ベースの前記前壁部に前記通信・パルス端子部の第1前面部と接触して嵌合される部分に突起体が設けられ、前記通信・パルス端子部の前記第1前面部に前記突起体に接触して嵌合する係合凹部を有する係合体が設けられ、前記係合体に連設され前記基本ベースの前記第2側壁部の内面と接触して嵌合される接触体が設けられたことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか1項に記載の電子式電力量計。
  8. 前記中ベースに前記基本ベースの前記兼用スペースおよび前記前壁部を閉塞する閉塞体が設けられ、前記前壁部に設けられている外部電線挿入口を閉塞する閉塞片が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の電子式電力量計。
  9. 前記基本ベースの前記前壁部の上面に前記閉塞体の前端部の下面が接触し、前記前壁部の上面より下方となる段差部が設けられ、前記閉塞体の前記閉塞片が前記外部電線挿入口の端面に接触して前記外部電線挿入口を閉塞し、前記閉塞片の係合片が前記外部電線挿入口の下方側に係合されたことを特徴とする請求項8に記載の電子式電力量計。
  10. 前記基本ベースの前記前壁部に前記中ベースの前記閉塞体の前端部と接触して嵌合される部分に突起体が設けられ、前記中ベースの前記閉塞体の前記電源端子部の前記電源端子側壁部に接触して嵌合する第1閉塞側片が設けられ、前記閉塞体に前記突起体に接触して嵌合する第2閉塞側片が設けられ、前記第2閉塞側片に連設され前記基本ベースの前記第2側壁部の内面と接触して嵌合される第3閉塞側片が設けられたことを特徴とする請求項8または請求項9に記載の電子式電力量計。
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