JP6794745B2 - 流体圧ポンプ - Google Patents
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Description
前記ポンプ室に収容され、前記内周壁に沿う姿勢の周隔壁部および前記第1内壁に沿う姿勢の主隔壁部を有し、内部にロータ収容空間を有することにより前記主隔壁部の反対側に開口が形成された中間部材と、
前記中間部材の前記ロータ収容空間に回転自在に収容されるポンプロータと、
前記中間部材の開口を、前記第2内壁に接近させる方向に付勢する付勢部材とを備えると共に、
前記ポンプロータと前記中間部材との熱膨張率の差が設定値を超えており、前記中間部材と前記ポンプハウジングとの熱膨張率の差が設定値未満であり、
前記ポンプロータは、アルミニウム材で形成され、
前記ポンプハウジング及び前記中間部材は、鉄系の材料で形成されている点にある。
従って、流体の温度が上昇した場合でもポンプ効率の低下のない流体圧ポンプが構成された。特に、この構成では、流体のリークを抑制するため省エネルギーも実現する。
前記ポンプロータにおいて流体に作用する吐出圧が設定値を超えた際に、吐出圧の作用により前記中間部材が前記ポンプロータから離間する方向への変位を許すように前記付勢部材の付勢力の値が設定されても良い。
〔基本構成〕
図1に示すように、モータハウジング10と、ポンプハウジング20とを連結し、モータハウジング10に電動モータ1を備え、ポンプハウジング20に中間部材30とポンプ部2とを備えて流体圧ポンプとしてのオイルポンプ100が構成されている。
図1、図2に示すように、駆動軸11は、駆動軸芯Xと同軸芯上に配置され、ポンプハウジング20に回転自在に支持されている。この駆動軸11の一方の軸端にモータロータ12が連結し、他方の端部にポンプ部2のインナロータ4が連結する。
図1〜図4に示すように、ポンプハウジング20は、第1ハウジング21と、第2ハウジング22とを連結して構成され、第1ハウジング21に凹状に形成された空間を、プレート状の第2ハウジング22で閉塞することにより、ポンプ室PSが形成されている。
前述したように、インナロータ4とアウタロータ5とが鉄系の焼結金属で形成され、これらの熱膨張率と中間部材30の熱膨張率との差が設定値未満となるように、中間部材30に鉄材が使用されている。また、ポンプハウジング20を構成するアルミニウム材の熱膨張率が、中間部材30の熱膨張率より大きい値となる。
このようなオイルポンプ100の構成から、電動モータ1の駆動により駆動軸11と一体的にインナロータ4が回転し、これに連動してアウタロータ5が回転する。この回転に伴い、吸引領域28に負圧が作用するため吸引ポート28Pからオイルが吸引され、吸引されたオイルは吐出領域29から吐出ポート29Pに送り出される。
これによりインナロータ4とアウタロータ5と、中間部材30の主隔壁部32との間に連通空間Gが作り出され、この連通空間Gを介して高圧側のオイルを低圧側に逃がすことが可能となり過剰な圧力の作用を解消する。
本発明は、上記した実施形態以外に以下のように構成しても良い(実施形態と同じ機能を有するものには、実施形態と共通の番号、符号を付している)。
5 アウタロータ
20 ポンプハウジング
24 内周壁
25 第1内壁
26 第2内壁
30 中間部材
31 周隔壁部
32 主隔壁部
35 連通孔
36 弾性リング(付勢部材)
37 皿バネ(付勢部材)
PS ポンプ室
RS ロータ収容空間
Y ロータ軸芯
Claims (3)
- 軸芯を中心とする断面形状が円形の内周壁と、前記軸芯に直交する姿勢の第1内壁および第2内壁とで取り囲まれたポンプ室を有するポンプハウジングと、
前記ポンプ室に収容され、前記内周壁に沿う姿勢の周隔壁部および前記第1内壁に沿う姿勢の主隔壁部を有し、内部にロータ収容空間を有することにより前記主隔壁部の反対側に開口が形成された中間部材と、
前記中間部材の前記ロータ収容空間に回転自在に収容されるポンプロータと、
前記中間部材の開口を、前記第2内壁に接近させる方向に付勢する付勢部材とを備えると共に、
前記ポンプロータと前記中間部材との熱膨張率の差が設定値を超えており、前記中間部材と前記ポンプハウジングとの熱膨張率の差が設定値未満であり、
前記ポンプロータは、アルミニウム材で形成され、
前記ポンプハウジング及び前記中間部材は、鉄系の材料で形成されている流体圧ポンプ。 - 前記ポンプロータが、前記ロータ収容空間に回転自在に収容されるアウタロータと、このアウタロータの内部に収容されるインナロータとで内接歯車式に構成され、
前記ポンプロータにおいて流体に作用する吐出圧が設定値を超えた際に、吐出圧の作用により前記中間部材が前記ポンプロータから離間する方向への変位を許すように前記付勢部材の付勢力の値が設定されている請求項1に記載の流体圧ポンプ。 - 前記ロータ収容空間のうち吐出圧が作用する部位と、前記ポンプ室のうち前記中間部材の外部に連通させる連通孔が前記主隔壁部に形成されている請求項1又は2に記載の流体圧ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016193360A JP6794745B2 (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 流体圧ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016193360A JP6794745B2 (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 流体圧ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2018053865A JP2018053865A (ja) | 2018-04-05 |
JP6794745B2 true JP6794745B2 (ja) | 2020-12-02 |
Family
ID=61836304
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016193360A Active JP6794745B2 (ja) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | 流体圧ポンプ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6794745B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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JP7251227B2 (ja) * | 2019-03-13 | 2023-04-04 | 株式会社ジェイテクト | ポンプ装置 |
-
2016
- 2016-09-30 JP JP2016193360A patent/JP6794745B2/ja active Active
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JP2018053865A (ja) | 2018-04-05 |
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