JP6792422B2 - 部品実装装置 - Google Patents

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Description

この発明は、部品実装装置に関し、特に、周方向に並ぶ複数のノズルを有する部品装着ヘッドを備える部品実装装置に関する。
従来、周方向に並ぶ複数のノズルを有する部品装着ヘッドを備える部品実装装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載の部品実装装置は、回転体と、回転体の回転軸線の回りに周状に配置される複数の吸着ノズルとを含む部品装着ヘッドを備えている。部品装着ヘッドは、さらに、回転体を回転させて複数のノズルを回転軸線周りに回転させる回転体駆動装置と、ノズルを回転体の軸方向に平行に昇降させる昇降装置とを含んでいる。昇降装置は、ノズルを上方から押圧して下降させるローラを有している。ローラは、回転体駆動装置により回転するノズルが通る経路上の所定位置に配置されている。
部品実装を行う際には、まず、回転体駆動装置により回転体が回転されることにより、部品実装を行うノズルが昇降部材の下方位置に配置される。そして、昇降装置は、部品実装を行なうノズルを下降させる。このようにして、部品装着ヘッドへの部品の吸着、および、回路基板への部品の実装が行なわれる。
特開2013−69798号公報
しかしながら、上記特許文献1の部品実装装置では、回転体が回転体駆動装置により回転し、複数のノズルが回転体の回転軸線回りを回転するように構成されている。ここで、回転体には複数のノズルが取り付けられているため、回転体を回転させる回転体駆動装置は、回転体を回転させると同時に複数のノズルを回転させるだけの駆動力を有している必要がある。そのため、回転体駆動装置により、部品装着ヘッドの重量が大きくなってしまい易い。さらに、部品装着ヘッドの重量が大きくなってしまうことにより、部品装着ヘッドの移動速度を大きくすることが困難となってしまう。
また、複数のノズルのそれぞれが部品を吸着した状態において、複数のノズルを回転させると、吸着した部品に遠心力がかかる。ここで、複数のノズルのそれぞれが部品を吸着し、かつ、複数のノズルを回転させた状態の部品装着ヘッドが移動する場合、移動速度によっては、吸着した部品がノズルから落下してしまう。そのため、複数のノズルを回転させる場合、部品装着ヘッドの移動速度を大きくすることが困難となる。このため、部品装着ヘッドを軽量化でき、かつ、移動速度を向上させることが可能な部品実装装置が望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、部品装着ヘッドを軽量化でき、かつ、移動速度を向上させることができる部品実装装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による部品実装装置は、ノズルにより部品を吸着して基板に実装可能な部品装着ヘッドを備え、部品装着ヘッドは、固定的に円周状に並んで配置される複数のノズルと、複数のノズルのうちの所望のノズルを選択的に上下移動させるノズル押圧部材と、中心軸線回りに回転可能な第1回転軸とを含み、ノズル押圧部材は、第1回転軸の回転とは独立して昇降可能に第1回転軸に取り付けられている
この発明の一の局面による部品実装装置では、上記のように、複数のノズルは固定的に円周状に配置されるため、複数のノズルは、周方向への回転が行なわれない。また、複数のノズルでは、選択された所望のノズルがノズル押圧部材により上下移動する。これにより、部品装着ヘッドには、複数のノズルが並ぶ周方向に沿って複数のノズルを一体的に回転させるための構成が必要とならない。その結果、周方向に複数のノズルを一体的に回転させる部品装着ヘッドよりも部品装着ヘッドを軽量化することが可能となっている。さらに、部品装着ヘッドを軽量化することができるので、部品装着ヘッドの移動速度を大きくすることができる。また、複数のノズルが固定的であることにより、複数のノズルのそれぞれに吸着した部品に遠心力がかからないので、部品装着ヘッドの移動の際、複数のノズルのそれぞれに吸着した部品がノズルから落下し難くなる。この結果、部品装着ヘッドの移動速度を大きくすることができる。
上記一の局面による部品実装装置において、好ましくは、部品装着ヘッドは、ノズル押圧部材を複数のノズルが並ぶ周方向に沿って所望のノズルの位置に移動させる周方向移動機構をさらに含む。このように構成すれば、ノズル押圧部材は、直線的に移動することにより所望のノズルの位置へ移動するよりも、周方向移動機構を有することにより、よりスムーズに所望のノズルへと移動することができる。その結果、ノズル押圧部材の所望のノズルへの移動の効率を向上させることができる。
上記周方向移動機構を有する部品実装装置において、好ましくは、周方向移動機構は、第1駆動源と、第1駆動源の駆動力により回転する第1回転軸と、第1駆動源の動力を第1回転軸に伝達する回転用伝達機構とを有し、ノズル押圧部材は、第1回転軸の回転とともに第1回転軸の中心軸線回りを回転可能なように構成されている。このように構成すれば、部品装着ヘッドは、ノズル押圧部材が直線的に移動することにより所望のノズルの位置へ移動する機構を有する場合よりも、ノズル押圧部材の移動機構の構成を簡素化することができる。その結果、ノズル押圧部材を直線的に移動することにより所望のノズルの位置へ移動する機構を有する部品装着ヘッドよりも、より部品装着ヘッドを軽量化し易くすることができる。
上記ノズル押圧部材を有する部品実装装置において、好ましくは、部品装着ヘッドは、ノズル押圧部材を上下方向に昇降移動させる昇降移動機構をさらに含み、昇降移動機構は、第2駆動源と、第2駆動源の駆動力によりノズル押圧部材を昇降させる昇降部材と、第2駆動源の動力を昇降部材に伝達する昇降用伝達機構とを有し、ノズル押圧部材は、昇降部材の昇降とともに第1回転軸の中心軸線に沿って昇降可能なよう構成されている。このように構成すれば、昇降部材は、第2駆動源の駆動力により昇降するため、第2駆動源の駆動を調節することにより、ノズル押圧部材の昇降位置を調節することができる。その結果、部品が実装される基板の上下方向の位置に合わせて、ノズル押圧部材の昇降位置を調節することができる。
上記周方向移動機構および昇降移動機構を有する部品実装装置において、好ましくは、ノズル押圧部材は、第1回転軸とともに一体的に回転可能なように、第1回転軸に取り付けられている。このように構成すれば、ノズル押圧部材を、第1回転軸の中心軸線回りに回転可能で、かつ、第1回転軸の中心軸線に沿って移動可能に、第1回転軸に取り付けることができる。その結果、周方向移動機構と昇降移動機構とで第1回転軸が共通の構成として用いることができるので、周方向移動機構および昇降移動機構の構成を簡略化することができる。
上記第1回転軸を有する部品実装装置において、好ましくは、部品装着ヘッドは、複数のノズルの各々を中心軸線回りに自転させるノズル自転機構を含み、ノズル自転機構は、第3駆動源と、第1回転軸と同軸上に第1回転軸に対して独立して回転可能に設けられ、第3駆動源の駆動力により中心軸線回りに複数のノズルを回転させる第2回転軸と、第3駆動源の動力を第2回転軸に伝達する自転用伝達機構とを含む。このように構成すれば、第2回転軸により複数のノズルをそれぞれの中心軸回りに回転させることができる。その結果、ノズルに吸着された部品の水平面に対する位置および角度を調節することができる。
上記第1回転軸および第2回転軸を有する部品実装装置において、好ましくは、第2回転軸は、第1回転軸の内側に配置される二重構造となっている。このように構成すれば、第1回転軸および第2回転軸を別々に設ける場合よりも、第1回転軸および第2回転軸を配置するスペースを小さくすることができる。その結果、部品装着ヘッドを小型化することが可能となるので、部品装着ヘッドの重量を小さくすることができる。
上記複数のノズルを有する部品実装装置において、好ましくは、実装する部品を供給する複数の部品供給部と、複数の部品装着ヘッドとを備え、ノズル押圧部材は、複数の部品装着ヘッドのそれぞれの複数のノズルのうち、複数の部品供給部の互いのピッチの整数倍の間隔をあけて並ぶノズル群を下降させる構成となっている。このように構成すれば、複数の部品供給部にある部品のそれぞれを同時に吸着および実装することが可能となる。その結果、部品装着ヘッドの1回の部品の吸着の動作により、より多くの部品を吸着することができる。また、部品装着ヘッドは、一のノズルにより部品の実装の動作を行なっているとき、他のノズルを基板近傍まで下降させておくことができるので、部品装着ヘッドによる部品の実装時間を短縮させることができる。
上記複数のノズルを有している部品実装装置において、好ましくは、部品装着ヘッドは、複数のノズルを収容するハウジングを含み、複数のノズルのそれぞれは、部品を吸着および実装するための空気を通す空気通路を有し、ハウジングには、空気通路と少なくとも所望のノズルの先端部に正圧および負圧を発生させる供給源とを連通させる連通路が、ハウジングの複数のノズルが配置されている領域よりも外側に形成されている。このように構成すれば、回転軸に空気通路を形成することなく、正圧または負圧を発生させる供給源にノズルの空気通路を連通させることができる。その結果、回転軸の構成が、回転軸の内部に空気通路を形成した場合よりも、簡略化することができる。
本発明によれば、上記のように、部品装着ヘッドを軽量化でき、かつ、移動速度を向上させることができる。
本発明の第1、第2および第3実施形態による部品実装装置の概略を示した平面図である。 本発明の第1実施形態による部品装着ヘッドの左側面図である。 本発明の第1実施形態による第1ハウジングを外した状態の部品装着ヘッドの斜視図である。 本発明の第1実施形態による第1ハウジングを外した状態の部品装着ヘッドの左側面図である。 本発明の第1実施形態による部品装着ヘッドにおける図4の100−100線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態による部品装着ヘッドの図5の200部分の拡大図である。 本発明の第1実施形態による部品装着ヘッドの図5の300部分の拡大図である。 図8(a)は図2の400−400線に沿った断面図であり、図8(b)は図2の500−500線に沿った断面図であり、図8(c)は図2の600−600線に沿った断面図である。 本発明の第2実施形態による複数の部品装着ヘッドの斜視図である。 本発明の第2実施形態による複数の部品装着ヘッドの底面図である。 本発明の第3実施形態による部品装着ヘッドの左側面図である。 図12(a)は図11の700−700線に沿った断面図であり、図12(b)は図11の800−800線に沿った断面図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1〜図8を参照して、本発明の第1実施形態による部品実装装置1の構成について説明する。特に、第1実施形態の部品実装装置1は、周状に並ぶ複数のノズル32が周方向に回転しないように固定されている部品装着ヘッド2の例について説明する。
(部品実装装置)
部品実装装置1は、図1に示すように、水平方向に移動自在な部品装着ヘッド2により基板16に部品を装着させるように構成されている。具体的には、部品実装装置1は、基台10と、基板搬送部11と、部品供給部12と、部品装着ヘッド2とを備えている。基板搬送部11および部品供給部12は、基台10上に設置されている。
基板搬送部11は、X方向に基板16を搬送するように構成されている。具体的には、基板搬送部11は、基板16の搬送方向(X方向)に延びる一対のコンベア13を有している。一対のコンベア13は、X1方向側から搬入された基板16を所定の作業位置に搬送する。一対のコンベア13は、作業後に、作業済みの基板16をX2方向側に搬出する。また、作業時には、基板16は、図示しないクランプ機構により基台10の上方の所定位置で保持(固定)される。
部品供給部12は、基板16に実装される部品を保持するように構成されている。具体的には、部品供給部12は、基板搬送部11の前方側(Y2方向側)および後方側(Y1方向側)に配置されている。部品供給部12には、複数のテープフィーダ12aがX方向に並べて配置されている。複数のテープフィーダ12aには、IC、トランジスタおよびコンデンサ等の部品が収納されたテープ(図示せず)が保持されている。そして、テープフィーダ12aは、部品を間欠的に基板搬送部11近傍の所定の部品供給位置12b(12c)に供給する。
図1および図2に示すように、部品装着ヘッド2は、部品供給部12から供給される部品をノズル32に吸着させて基板16に実装する機能を有している。具体的には、部品装着ヘッド2は、基板搬送部11および部品供給部12よりも上方の位置において、基板16の搬送方向(X方向)および前後方向(Y方向)に移動可能となっている。部品装着ヘッド2は、X方向に延びるヘッド支持部材11dによりX方向に移動可能に支持されている。ヘッド支持部材11dは、ボールねじ軸11aに螺合するナット(図示せず)を有している。部品装着ヘッド2は、X軸モータ11bによりボールねじ軸11aが回動されることによって、ヘッド支持部材11dに沿ったX方向に移動される。
ヘッド支持部材11dは、Y方向に延びる一対の固定レール11cを介してY方向に移動可能に支持されている。ヘッド支持部材11dは、ボールねじ軸11eに螺合するナット(図示せず)を有している。ヘッド支持部材11dは、Y軸モータ11fによりボールねじ軸11eが回動されることによって固定レール11cに沿ったY方向に移動される。
部品装着ヘッド2は、部品の吸着および部品の実装が可能なように構成されている。具体的には、部品装着ヘッド2は、複数のノズル32(図2参照)を有している。複数のノズル32は、それぞれが個別に部品の吸着および部品の実装が可能となっている。部品装着ヘッド2は、部品供給部12の上方に配置される。そして、部品装着ヘッド2は、部品供給部12から部品を吸着する。また、部品装着ヘッド2は、部品を吸着した状態において、基板16の上方に配置される。そして、部品装着ヘッド2は、基板16に部品を実装する。
また、部品装着ヘッド2は、図1に示すように、基板16を撮像して認識するための基板撮像部14を含む。基板撮像部14は、基板16の位置および姿勢を認識する機能を有する。具体的には、基板撮像部14は、クランプ機構(図示せず)により固定された基板16のフィデューシャルマーク(図示せず)を上方から撮像する。これにより、部品装着ヘッド2と基板16との相対的な位置関係を補正することができる。そのため、部品実装装置1では、基板16の任意の実装位置の上方に部品装着ヘッド2のノズル32を位置付け、部品実装を行うことが可能となっている。
また、部品実装装置1は、基台10上の前方側(Y2方向側)および後方側(Y1方向側)にそれぞれ設けられた部品撮像部15を含んでいる。部品撮像部15は、部品装着ヘッド2のノズル32に吸着された状態の部品を下方から撮像して認識する機能を有する。具体的には、部品撮像部15は、部品装着ヘッド2により吸着された部品を下方から撮像する。このようにして、部品撮像部15は、部品装着ヘッド2(ノズル32)により部品供給部12から取り出された部品の保持状態を認識する。これにより、部品実装装置1では、保持状態における、部品の吸着位置ずれおよび向きが認識される。また、部品実装装置1では、認識結果に基づいて基板16の実装位置に適切な位置および向きにおいて部品実装を行うことが可能となっている。
(部品装着ヘッド)
部品装着ヘッド2は、図2、図3および図4に示すように、ノズル32により部品を吸着して基板16に実装可能に構成されている。具体的には、部品装着ヘッド2は、先端にノズル32が設けられた複数のノズル部材3と、第1ハウジング21と、第2ハウジング22とを含んでいる。また、部品装着ヘッド2は、図5に示すように、ノズル押圧部材4と、周方向移動機構5と、昇降移動機構6と、ノズル自転機構7とを含んでいる。ここで、第2ハウジング22は、特許請求の範囲の「ハウジング」の一例である。
ノズル部材3は、周方向に複数並んで配置されている。また、ノズル部材3は、第2ハウジング22に回転自在、かつ、上下移動可能に取り付けられている。ノズル押圧部材4は、周方向に沿って回転可能となり、上下方向に移動可能となっている。ここで、ノズル部材3は、ノズル押圧部材4の上下移動に伴い上下移動する。
周方向移動機構5は、ノズル押圧部材4を複数のノズル部材3が並ぶ周方向に沿って所望のノズル32の位置に移動させる構成となっている。具体的には、回転用モーター51、回転用駆動ギア52、第1回転軸53および回転用従動ギア54を有している。回転用モーター51には、サーボモーターが用いられている。回転用モーター51は、上下方向(Z軸方向)を中心軸線とする。回転用モーター51は、出力軸を中心軸線回りに回転させる。回転用モーター51の出力軸には、回転用駆動ギア52が取り付けられている。図6に示すように、回転用駆動ギア52は、上下方向(Z方向)の中心軸線回りに回転する。回転用駆動ギア52は、中心軸線回りに回転する。回転用従動ギア54は、第1回転軸53に固定されている。回転用従動ギア54は、第1回転軸53の上端部に固定されている。回転用従動ギア54は、上下方向の中心軸線回りを回転する。回転用従動ギア54は、回転用駆動ギア52と機械的に噛み合って接続されている。回転用駆動ギア52および回転用従動ギア54は、回転用モーター51の動力を第1回転軸53に伝達する。ここで、回転用モーター51は、特許請求の範囲の「第1駆動源」の一例である。また、回転用駆動ギア52、第1回転軸53および回転用従動ギア54は、特許請求の範囲の「回転用伝達機構」の一例である。
図5に示すように、第1回転軸53は、回転用モーター51の駆動力により中心軸線回りに回転するように構成されている。具体的には、第1回転軸53は、上下方向の回転軸線上の回りを回転する。第1回転軸53には、上下方向に貫通する貫通孔53a(図6参照)が形成されている。図4に示すように、第1回転軸53は、周面に形成される溝部53bを有する。溝部53bは、第1回転軸53の周面に形成されている。溝部53bは、上下方向に長く形成されている。また、溝部53bは、第1回転軸53の回転方向に複数形成されている。溝部53bは、第1回転軸53の径方向の内方向に凹んでいる。このように、第1回転軸53はスプライン軸となっている。また、図5に示すように、第1回転軸53には、突出部53cが形成されている。突出部53cは、第1回転軸53の下端部に形成されている。突出部53cは、第1回転軸53の径外方向に突出している。
昇降移動機構6は、図5に示すように、ノズル押圧部材4を上下方向に昇降移動させるように構成されている。具体的には、昇降移動機構6は、昇降用モーター61(第2駆動源の一例)と、ボールねじ62(昇降用伝達機構の一例)と、移動体63(昇降用伝達機構の一例)と、連結体64(昇降部材の一例)とを有している。昇降用モーター61は、サーボモーターとなっている。昇降用モーター61は、上下方向を中心軸線とする。昇降用モーター61は、中心軸線回りに回転する。ここで、昇降用モーター61は、特許請求の範囲の「第2駆動源」の一例である。また、ボールねじ62および移動体63は、特許請求の範囲の「昇降用伝達機構」の一例である。連結体64は、特許請求の範囲の「昇降部材」の一例である。
ボールねじ62および移動体63は、図5に示すように、昇降用モーター61の駆動力を連結体64に伝達するように構成されている。具体的には、ボールねじ62は、昇降用モーター61に接続されている。ボールねじ62は、上下方向を回転軸線として回転する。ボールねじ62には、移動体63が取り付けられている。移動体63は、ボールナットとなっている。移動体63は、ボール軸に回転軸線に沿って上下方向に移動可能に取り付けられている。すなわち、移動体63は、ボールねじ62の回転軸線回りの回転により、ボールねじ62の回転軸線方向を移動する。
連結体64は、昇降用モーター61(第2駆動源)の駆動力によりノズル押圧部材4を昇降させるように構成されている。具体的には、連結体64は、一方が移動体63の中間部に固定されている。連結体64は、他方がノズル押圧部材4の上端部に上下移動可能に取り付けられている。連結体64は、移動体63とノズル押圧部材4とを連結している。さらに、連結体64は、ノズル押圧部材4と一体的に回転しないように取り付けられている。連結体64の他方の端部は、回転用従動ギア54とノズル押圧部材4との間に配置されている。また、連結体64の他方の端部は、第2回転軸71に回転可能に取り付けられている。連結体64の他方の端部は、第2回転軸71に上下方向に移動可能に取り付けられている。
ノズル押圧部材4は、複数のノズル部材3のうちの所望のノズル部材3を選択的に上下移動させる構成となっている。具体的には、図6に示すように、ノズル押圧部材4は、ベース41と、押圧体42とを有している。ベース41は、第1回転軸53の溝部53bに嵌まり合うことにより、第1回転軸53に機械的に接続されている。ベース41は、第1回転軸53に上下移動自在に取り付けられている。すなわち、ベース41は、第1回転軸53の回転軸線に沿って上下方向に移動可能となっている。また、ベース41は、第1回転軸53と一体的に回転可能となっている。このように、ノズル押圧部材4は、ベース41を介して第1回転軸53に、上下方向に移動可能に取り付けられている。また、ノズル押圧部材4は、ベース41を介して第1回転軸53に、回転軸線回りを回転可能に取り付けられている。このように、ノズル押圧部材4は、第1回転軸53の回転とともに第1回転軸53の中心軸回りを回転可能なように構成されている。さらに、ノズル押圧部材4は、連結体64の昇降とともに第1回転軸53の中心軸線に沿って昇降可能なように構成されている。すなわち、ノズル押圧部材4は、第1回転軸53に独立して昇降可能となっている。このようにして、ノズル押圧部材4は第1回転軸53に取り付けられている。
ベース41は、図6に示すように、円筒状となっている。ベース41は、回転用従動ギア54よりも下方に配置されている。ベース41には、第2回転軸71が挿入される挿入孔41aが形成されている。挿入孔41aは、ベース41を上下方向に貫通している。ベース41には、押圧体42が取り付けられる取付部41bが設けられている。取付部41bは、ベース41の下端部に配置されている。押圧体42は、取付部41bの外側部分に取り付けられている。ベース41には、カバー体43が取り付けられている。カバー体43は、ベース41の外側に配置されている。すなわち、カバー体43は、外方側からベース41を覆っている。カバー体43は、円筒状に形成されている。
第1回転軸53には、図5に示すように、第1弾性材53dが取り付けられている。第1弾性材53dは、下端部が突出部53cに固定されている。第1弾性材53dは、上端部がノズル押圧部材4のベース41に固定されている。第1弾性材53dは、突出部53cを基点として上下方向に伸縮する。第1弾性材53dは、ノズル押圧部材4のベース41を上方向へ付勢している。第1弾性材53dは、バネ材となっている。
ノズル自転機構7は、複数のノズル部材3の各々を中心軸線回りに自転させるように構成されている。具体的には、ノズル自転機構7は、第2回転軸71、自転用モーター72と、自転用駆動ギア73とを有している。また、ノズル自転機構7は、第1自転用従動ギア74と、第2自転用従動ギア75とを有している。ここで、自転用モーター72は、特許請求の範囲の「第3駆動源」の一例である。また、自転用駆動ギア73、第1自転用従動ギア74および第2自転用従動ギア75は、特許請求の範囲の「自転用伝達機構」の一例である。
第2回転軸71は、第1回転軸53と同軸上に第1回転軸53に対して独立して回転可能に設けられるように構成されている。また、第2回転軸71は、自転用モーター72の駆動力により中心軸線回りに回転し、複数のノズル部材3をそれぞれの回転軸線回りに回転させるように構成されている。具体的には、第2回転軸71は、第1回転軸53の内側に配置されている。すなわち、第2回転軸71は、第1回転軸53の貫通孔53a(図6参照)に回転自在に挿入されている。また、第2回転軸71は、第1ハウジング21および第2ハウジング22に回転自在に取り付けられている。第2回転軸71は、上下方向に平行な回転軸線上の回りを回転する。第2回転軸71は、第1回転軸53の回転軸線と同軸となっている。
図6に示すように、第2回転軸71には、第1空気通路71aが形成されている。第1空気通路71aは、第2回転軸71の内部に形成されている。第1空気通路71aは、第2回転軸71を上下方向に貫通している。また、第1回転軸53の貫通孔53aにおいて、第2回転軸71の外面と第1回転軸53の内面との間には、第2空気通路53eが形成されている。
図5に示す自転用モーター72には、サーボモーターが用いられている。自転用モーター72は、上下方向を中心軸線とする。自転用モーター72の出力軸は、中心軸線回りに回転する。自転用モーター72の出力軸には、自転用駆動ギア73が取り付けられている。自転用駆動ギア73は、上下方向を中心軸線としている。自転用駆動ギア73は、中心軸線回りに回転する。第1自転用従動ギア74および第2自転用従動ギア75は、第2回転軸71に固定されている。第1自転用従動ギア74は、第2回転軸71の上部に配置されている。第1自転用従動ギア74は、第2回転軸71の回転軸線と同軸となっている。第2自転用従動ギア75は、第2回転軸71の下部に配置されている。第2自転用従動ギア75は、第2回転軸71の回転軸線と同軸となっている。第1自転用従動ギア74は、第2自転用従動ギア75よりも上方に配置されている。第1自転用従動ギア74は、自転用駆動ギア73に機械的に噛み合って接続されている。このように、自転用駆動ギア73および第1自転用従動ギア74は、自転用モーター72の駆動力を第2回転軸71に伝達している。
ノズル部材3は、部品の吸着および実装を行なう機能を有している。具体的には、ノズル部材3は、第2ハウジング22に上下移動可能に取り付けられている。ノズル部材3は、第1回転軸53(第2回転軸71)の周囲に複数(12本)配置されている。ノズル部材3は、第1回転軸53(第2回転軸71)の周囲に円周状に等角度間隔(約30°間隔)において配置されている。ノズル部材3は、ノズルシャフト31と、ノズルシャフト31に取り付けられるノズル32とを有している。ノズル部材3において、ノズルシャフト31は円柱状の部分であり、ノズル32は円筒状の部分となっている。複数のノズルシャフト31および複数のノズル32は、第1回転軸53(第2回転軸71)の周囲に配置されている。
図5に示すように、ノズルシャフト31は、シャフト本体31aと、上側規制部31bと、下側規制部31cと、第2弾性材33とを有している。シャフト本体31aは、上下方向に延びる円柱状に形成されている。シャフト本体31aの中心軸は、上下方向と平行となっている。上側規制部31bは、シャフト本体31aの上端部に位置している。下側規制部31cは、上側規制部31bよりも下方に配置されている。下側規制部31cは、シャフト本体31aの下部に位置している。また、下側規制部31cは、シャフト本体31aに沿って上下移動可能となっている。第2弾性材33は、上側規制部31bと下側規制部31cとの間に配置されている。第2弾性材33は、上端部が上側規制部31bに固定されている。第2弾性材33は、下端部が下側規制部31cに固定されている。第2弾性材33は、上側規制部31bを基点として上下方向に伸縮する。第2弾性材33は、バネ材となっている。下側規制部31cには、図7に示すように、第3自転用従動ギア31dが回転可能に取り付けられている。第3自転用従動ギア31dは、第2自転用従動ギア75に機械的に噛み合って接続されている。
ノズル32は、図5に示すように、ノズルシャフト31の下端部に取り付けられている。ノズル32は、上下方向に延びる円筒状に形成されている。ノズル32は、先細り形状となっている。ノズル32は、部品を吸着および実装するための空気を通す第3空気通路32aを有している。第3空気通路32aは、ノズル32の内部に形成されている。第3空気通路32aは、上下方向にノズル32内を貫通している。ノズル32は、第1回転軸53の周りに複数配置されている。複数のノズル32は、第1回転軸53の回りに周状に配置されている。ここで、複数のノズル32は、第1回転軸53線上の回りを回転しないように固定的に円周状に並んで配置されている。複数のノズル32は、第1回転軸53(第2回転軸71)の周囲に円周状に等角度間隔(約30°間隔)において12本配置されている。ここで、第3空気通路32aは、特許請求の範囲の「空気通路」の一例である。
第2ハウジング22は、円筒状となっている。第2ハウジング22は、1つの第1取付孔22aと、複数の第2取付孔22bとを有している。第1取付孔22aには、第1回転軸53が回転自在に取り付けられている。第1取付孔22aは、第1回転軸53が挿入可能な位置に配置されている。第1取付孔22aは、第2ハウジング22を上下方向に貫通している。第2取付孔22bは、第2ハウジング22に複数形成されている。ぞれぞれの第2取付孔22bは、それぞれのノズル部材3が挿入可能な位置に配置されている。複数の第2取付孔22bのそれぞれには、ノズル部材3が回転自在に取り付けられている。第2取付孔22bは、第2ハウジング22を上下方向に貫通している。
第2ハウジング22は、図8に示すように、第1連通路22cおよび第2連通路22dを有している。また、第2ハウジング22には、第3空気通路32aに連通させる空気通路を切り替えるための電磁弁223が設けられている。第1連通路22cは、第1空気通路71aと第3空気通路32aとを電磁弁223を介して接続している。複数のノズル32の第3空気通路32aは、それぞれ第1連通路22cおよび電磁弁223を介して第1空気通路71aに接続されている。第2連通路22dは、第2空気通路53eと第3空気通路32aとを電磁弁223を介して接続している。複数のノズル32の第3空気通路32aは、それぞれ第2連通路22dおよび電磁弁223を介して第2空気通路53eに接続されている。
<ノズル部材>
以下、自転用モーター72、回転用モーター51および昇降用モーター61による、ノズル部材3の回転および移動について記載する。
図5に示すように、自転用モーター72が駆動することにより、自転用駆動ギア73に機械的に接続された第2回転軸71の第1自転用従動ギア74が回転する。第1自転用従動ギア74が回転することにより、第2回転軸71が上下方向を回転軸線として回転する。第2回転軸71が回転することにより、第2自転用従動ギア75が回転する。そして、第2自転用従動ギア75が回転することにより、ノズル部材3のそれぞれに固定された第3自転用従動ギア31dが回転する。このようにして、複数のノズル部材3のそれぞれが、ノズルシャフト31の回転軸線を回転中心として回転(自転)する。
回転用モーター51が駆動することにより、第1回転軸53が上下方向を回転軸線として回転する。第1回転軸53が回転することにより、ノズル押圧部材4が回転する。ここで、ノズル押圧部材4が回転することにより、ベース41と押圧体42とが一体的に第1回転軸53の回転軸線上回りを回転する。これにより、所望のノズル部材3の上方位置へ、ノズル押圧部材4が移動可能となっている。
昇降用モーター61が駆動することにより、ボールねじ62が回転する。ボールねじ62が回転(正回転)することにより、移動体63が下方に移動する。移動体63が下方に移動することにより、移動体63と連結体64とが一体的に下方に移動する。そして、連結体64が下方に移動することにより、連結体64とノズル押圧部材4とが一体的に下方に移動する。これにより、ノズル押圧部材4の押圧体42が下方へ移動することができる。このとき、第1弾性材53dは、移動体63が下方へ移動し連結体64が下方へ移動することにより、ノズル押圧部材4のベース41が下方に移動すると、第1弾性材53dに下方への力が加えられて縮む。このとき、ノズル32は、部品を吸着または実装する位置へと移動する。
昇降用モーター61が駆動することにより、ボールねじ62が回転する。ボールねじ62が回転(逆回転)することにより、移動体63が上方に移動する。移動体63が上方に移動することにより、移動体63と連結体64とが一体的に上方に移動する。そして、連結体64が上方に移動することにより、連結体64とノズル押圧部材4とが一体的に上方に移動する。これにより、ノズル押圧部材4の押圧体42が上方へ移動することができる。このとき、第1弾性材53dは、移動体63が上方へ移動し連結体64が上方へ移動することにより、ノズル押圧部材4のベース41が上方に移動する。これにより、第1弾性材53dの付勢力により、第1弾性材53dは、上方向へ伸びる。このとき、ノズル32は、待機位置へと移動する。
このように、自転用モーター72、回転用モーター51および昇降用モーター61の駆動をさせることにより、所望のノズル部材3の自転および上下移動が行なわれている。
ノズル部材3のノズル32では、第1空気通路71aに負圧がかかっている。このとき、電磁弁223を作動させ、第1空気通路71aと第3空気通路32aとを連通させると、第1連通路22cを介して第3空気通路32aに負圧がかかる。これにより、ノズル32の先端に負圧がかかり、ノズル32に部品を吸着することができる。また、ノズル部材3のノズル32では、第2空気通路53eに正圧がかかっている。このとき、電磁弁223を作動させ、第2空気通路53eと第3空気通路32aとを連通させると、第2連通路22dを介して第3空気通路32aに正圧がかかる。これにより、ノズル32の先端に正圧がかかり、ノズル32に吸着された部品を基板16に実装することができる。
[第1実施形態の効果]
第1実施形態では、部品装着ヘッド2は、円周状に固定的に配置される複数のノズル32と、所望のノズル32を選択的に上下移動させるノズル押圧部材4とを含んでいる。すなわち、複数のノズル32は、円周上に固定的に配置されているので、複数のノズル32が並ぶ周方向への回転が行なわれない。また、複数のノズル32では、選択された所望のノズル32がノズル押圧部材4により上下移動する。これにより、部品装着ヘッド2には、複数のノズル32を第1回転軸53の回転軸線回りに回転させる構成が必要とならない。この結果、複数のノズル32を回転させる部品装着ヘッド2よりも、部品装着ヘッド2の構成を簡略化することができ、かつ、部品装着ヘッド2を軽量化できる。さらに、部品装着ヘッド2を軽量化することができるので、部品装着ヘッド2の移動速度を大きくすることができる。また、複数のノズル32が固定的であることにより、複数のノズル32のそれぞれに吸着した部品に遠心力がかからないので、部品装着ヘッド2の移動の際、複数のノズル32のそれぞれに吸着した部品がノズル32から落下し難くなる。この結果、部品装着ヘッド2の移動速度を大きくすることができる。
また、第1実施形態では、部品装着ヘッド2は、ノズル押圧部材4を移動させる周方向移動機構5をさらに含む。これにより、ノズル押圧部材4は、直線的に移動することにより所望のノズル32の位置へ移動するよりも、よりスムーズに所望のノズル32へと移動することができる。この結果、ノズル押圧部材4の所望のノズル32への移動の効率を向上させることができる。
また、第1実施形態では、ノズル押圧部材4は、第1回転軸53の回転とともに第1回転軸53の中心軸線回りを回転可能なように構成されている。これにより、部品装着ヘッド2は、ノズル押圧部材4が直線的に移動する機構を有する場合よりも、ノズル押圧部材4の移動機構の構成がより簡素化することができる。この結果、ノズル押圧部材4を直線的に移動する機構を有する部品装着ヘッド2よりも、より部品装着ヘッド2を軽量化し易くすることができる。
また、第1実施形態では、ノズル押圧部材4は、昇降移動機構6により、ノズル押圧部材4の昇降とともに第1回転軸53の中心軸線に沿って昇降可能なよう構成されている。これにより、ノズル押圧部材4が昇降用モーター61の駆動力により昇降するため、昇降用モーター61の駆動を調節することにより、ノズル押圧部材4の昇降位置を調節することができる。この結果、部品が実装される基板16の上下方向の位置に合わせて、ノズル押圧部材4の昇降位置を調節することができる。
また、本実施形態では、ノズル押圧部材4は、第1回転軸53とともに一体的に回転可能となっている。さらに、ノズル押圧部材4は、第1回転軸53に対して独立して昇降可能なようになっている。これにより、ノズル押圧部材4は、第1回転軸53の中心軸線回りに回転可能、かつ、第1回転軸53の中心軸線に沿って移動可能となっている。その結果、周方向移動機構5と昇降移動機構6とにおいて、第1回転軸53が共通の構成として用いられていることにより、周方向移動機構5および昇降移動機構6の構成を簡略化することができる。
また、第1実施形態では、部品装着ヘッド2は、複数のノズル32の各々を中心軸線回りに自転させるノズル自転機構7を含んでいる。これにより、第2回転軸71により複数のノズル32をそれぞれの中心軸回りに回転させることができる。その結果、ノズル32に吸着された部品の水平面に対する位置および角度を調節することができる。
また、第1実施形態では、第2回転軸71は、第1回転軸53の内側に配置される二重構造となっている。これにより、第1回転軸53および第2回転軸71を別体とするよりも、第1回転軸53および第2回転軸71を配置するスペースを小さくすることができる。その結果、部品装着ヘッド2を小型化することが可能となるので、部品装着ヘッド2の重量を小さくすることができる。
[第2実施形態]
次に、図9および図10を参照して、本発明の第2実施形態の部品実装装置1について説明する。特に、第2実施形態の部品実装装置1では、部品装着ヘッド2が複数設けられていることを特徴とする。
部品実装装置1は、図9に示すように、第1実施形態の部品装着ヘッド2と同様の構成を2つ有している。部品実装装置1は、第1装着ヘッド201と、第2装着ヘッド202とを有している。第1装着ヘッド201は、複数の部品装着ヘッド2のうちの一方側(X2方向側)の部品装着ヘッド2となっている。また、第2装着ヘッド202は、複数の部品装着ヘッド2のうちの他方側(X1方向側)の部品装着ヘッド2となっている。部品実装装置1は、第1装着ヘッド201および第2装着ヘッド202を用いて部品の吸着および実装を行なうことができる。
第1装着ヘッド201は、図10に示すように、中心軸周りに複数のノズル32(以下、第1ノズル部230)を有している。第1装着ヘッド201は、12個のノズル32を有している。第1ノズル部230は、第1装着ヘッド201の中心角に対して等角度に配置されている。第1ノズル部230は、第1装着ヘッド201における部品供給部12が並ぶ方向に直交する方向(Y方向)に延びる中心線(以下、第1中心線C1)に対して線対称に配置(以下、第1線対称配置)されている。第1線対称配置において、第1ノズル部230は、それぞれが部品供給部12が並ぶ方向(X方向)に対向している。ここで、第1装着ヘッド201では、第1中心線C1上に配置されている2つのノズル32のうち、部品供給部12側のノズル32を第1ノズル231とする。また、第1装着ヘッド201では、第1中心線C1上に配置されている2つのノズル32のうち、部品供給部12とは反対側のノズル32を第2ノズル232とする。
第2装着ヘッド202は、中心軸周りに複数のノズル32(以下、第2ノズル部240)を有している。第2装着ヘッド202は、12個のノズル32を有している。第2ノズル部240は、第2装着ヘッド202の中心角に対して等角度に配置されている。第2ノズル部240は、第2装着ヘッド202における部品供給部12が並ぶ方向に直交する方向(Y方向)に延びる中心線(以下、第2中心線c2)に対して線対称に配置(以下、第2線対称配置)されている。第2線対称配置において、第2ノズル部240は、それぞれが部品供給部12が並ぶ方向(X方向)に対向している。ここで、第2装着ヘッド202では、第2中心線c2上に配置されている2つのノズル32のうち、部品供給部12側のノズル32を第3ノズル241とする。また、第2装着ヘッド202では、第2中心線c2上に配置されている2つのノズル32のうち、部品供給部12とは反対側のノズル32を第4ノズル242とする。
部品実装装置1では、第1装着ヘッド201の中心と第2装着ヘッド202の中心との間隔が、複数の部品供給部12の互いのピッチの3倍となっている。すなわち、第1装着ヘッド201の中心と第2装着ヘッド202の中心との間隔が、複数の部品供給部12が保持しているそれぞれの部品同士の間隔(以下、部品間隔)の3倍となっている。そのため、第1ノズル231と第3ノズル241との間隔は、部品間隔の3倍となっている。すなわち、第1ノズル231と第3ノズル241との間隔は、部品間隔の整数倍となっている。また、第2ノズル232と第4ノズル242との間隔は、部品間隔の整数倍となっている。たとえば、図10において、第1ノズル231と第3ノズル241との間隔は、部品間隔の3倍となっている。ここで、第1ノズル231および第3ノズル241は、第1ノズル群251となっている。第2ノズル232および第4ノズル242は、第2ノズル群252となっている。ここで、第1ノズル群251および第2ノズル群252は、特許請求の範囲の「ノズル群」の一例である。
図9に示すように、部品実装装置1では、第1装着ヘッド201はノズル押圧部材4(以下、第1押圧部材205)を有し、第2装着ヘッド202はノズル押圧部材4(以下、第2押圧部材206)を有している。部品実装装置1は、第1押圧部材205と第2押圧部材206とを有している。本実施形態の部品実装装置1では、第1押圧部材205が第1ノズル231を昇降させ、第2押圧部材206が第3ノズル241を昇降させている。また、部品実装装置1では、第1押圧部材205および第2押圧部材206の昇降動作を連動させるように制御する制御部(図示せず)を有している。これにより、部品実装装置1において、第1装着ヘッド201の第1ノズル231を用いて部品を吸着すると同時に、第2装着ヘッド202の第3ノズル241を用いて部品を吸着することができる。
このように、第2実施形態では、部品実装装置1は、複数の部品装着ヘッド2を備えている。ノズル押圧部材4は、複数の部品装着ヘッド2のそれぞれの複数のノズル32のうち、複数の部品供給部12の互いのピッチの整数倍の間隔をあけて並ぶ第1ノズル群251または第2ノズル群252を下降させる。なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、部品実装装置1は、部品装着ヘッド2が実装する部品を供給する複数の部品供給部12を備えている。また、ノズル押圧部材204は、複数のノズル32のうち、第1ノズル231(第2ノズル232)および第3ノズル241(第4ノズル242)を昇降させる構成となっている。これにより、ノズル押圧部材204により第1ノズル231および第3ノズル241を昇降させて、複数の部品供給部12にある部品を同時に吸着および実装することが可能となる。この結果、部品装着ヘッド2の1回の部品の吸着の動作において、第1ノズル231および第3ノズル241により部品を吸着することができる。また、部品装着ヘッド2は、第1ノズル231により部品の実装を行なっているとき、第3ノズル241を基板近傍まで下降させて置くことができ、部品装着ヘッド2による部品の実装時間を短縮させることができる。
[第3実施形態]
次に、図11および図12を参照して、本発明の第3実施形態の部品実装装置1について説明する。特に、第3実施形態の部品実装装置1では、第1回転軸53および第2回転軸71に空気通路が形成されていない。
部品装着ヘッド2の第2ハウジング22には、図11に示すように、アダプター301が取り付けられている。アダプター301は、第2ハウジング22の側面部に取り付けられている。アダプター301は、第1アダプター302と、第2アダプター303とを有している。第1アダプター302は、第2アダプター303よりも上方に配置されている。ここで、第1アダプター302は、ノズル32に負圧を発生させるための第1供給源(図示せず)に接続されている。また、第2アダプター303は、ノズル32に正圧を発生させるための第2供給源(図示せず)に接続されている。
部品装着ヘッド2の第2ハウジング22には、ノズル32の第3空気通路32aとアダプター301の内部通路とを連通させる連通路が形成されている。連通路は、第2ハウジング22内の水平断面の領域において、第3空気通路32aが形成されている領域(以下、環状領域330)よりも外側の領域に形成されている。
連通路は、第3連通路312と、第4連通路313とを有している。第3連通路312は、第1アダプター302の内部通路と第3空気通路32aとを連通している。第3連通路312は、環状領域330よりも外側に形成されている。第3連通路312は、第4空気通路321と、第5空気通路322とを有している。第4空気通路321は、第3空気通路32aから外側に延びている。第4空気通路321は、複数の第3空気通路32aのそれぞれから外側に延びている。第5空気通路322は、複数の第4空気通路321と第1アダプター302の内部通路とを連通させている。第5空気通路322は、環状に形成されている。第5空気通路322は、回転軸と同心上に形成されている。第4連通路313は、第2アダプター303の内部通路と第3空気通路32aとを連通している。第4連通路313は、環状領域330よりも外側に形成されている。第4連通路313は、第6空気通路323と、第7空気通路324とを有している。第6空気通路323は、第3空気通路32aから外側に延びている。第6空気通路323は、複数の第3空気通路32aのそれぞれから外側に延びている。第7空気通路324は、複数の第6空気通路323と第2アダプター303の内部通路とを連通させている。第7空気通路324は、環状に形成されている。第7空気通路324は、回転軸と同心となっている。ここで、第3連通路312および第4連通路は、特許請求の範囲の「連通路」の一例となっている。
本実施形態の部品装着ヘッド2では、第1供給源である真空ポンプにより、負圧が第3連通路312にかかっている。そのため、電磁弁223を切り替えることにより、ノズル32の先端付近の空気が、第3空気通路32a、第4空気通路321および第5空気通路322の順に通過する。これにより、ノズル32の先端に負圧が発生する。また、第2供給源からの圧縮空気の供給により、正圧が第4連通路313にかかっている。そのため、電磁弁223を切り替えることにより、圧縮空気が第7空気通路324、第6空気通路323および第3空気通路32aの順に通過する。これにより、ノズル32の先端に正圧が発生する。
このように、第3実施形態では、部品装着ヘッド2は、複数のノズル32を収容する第2ハウジング22を含んでいる。第2ハウジング22には、第3空気通路32aと少なくとも所望のノズル32の先端部に正圧および負圧を発生させる供給源とを連通させる第1連通路22cおよび第2連通路22dが形成されている。また、第1連通路22cおよび第2連通路22dは、第2ハウジング22の複数のノズル32が配置されている領域よりも外側に形成されている。なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、第2ハウジング22には、ノズル32の第3空気通路32aと第1供給源とを連通するための第1連通路22cが形成されている。また、第2ハウジング22には、ノズル32の第3空気通路32aと第2供給源とを連通するための第2連通路22dが形成されている。これにより、第1回転軸53および第2回転軸71に空気通路を形成することなく、第1供給源または第2供給源に第3空気通路32aを連通させることができる。この結果、第1回転軸53および第2回転軸71の構成を、第1回転軸53および第2回転軸71の内部に空気通路を形成した場合よりも、簡略化することができる。なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
(変形例)
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1〜3第3実施形態では、第1回転軸53および第2回転軸71が平面視において円状である例を示したが、本発明はこれに限られない。すなわち、本発明は、回転軸が平面視において多角形状であってもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、複数のノズル32の本数が12本となっている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、複数のノズルの本数が12本未満または13本以上であってもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、ノズル押圧部材4が周方向移動機構5により回転している例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、ノズル押圧部材を直線状に移動させる構成であってもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、部品供給部12がテープフィーダ12aとなっている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、部品供給部がパレット上に部品を載せている構成であってもよい。
また、上記第2実施形態では、複数の部品装着ヘッド2の中心位置の互いの間隔は、複数の部品供給部12の互いのピッチの3倍の間隔となっているが、本発明はこれに限られない。本発明は、複数のヘッドの中心位置の互いの間隔が、複数の部品供給部の互いのピッチの3倍以外であってもよい。
また、上記第2実施形態では、第1ノズル231および第3ノズル241の2本を用いて、同時に部品供給部12の部品を吸着および実装を行なうことができるが、本発明はこれに限定されない。本発明は、図10に示すように、第5ノズル261、第7ノズル271、第6ノズル262および第8ノズル272の4本を用いて、部品供給部の部品を吸着および実装を行なう構成であってもよい。
また、上記第2実施形態では、第1装着ヘッド201および第2装着ヘッド202のそれぞれの第1ノズル231および第3ノズル241を用いて、部品供給部12の部品を吸着および実装を行なっているが、本発明はこれに限定されない。本発明は、第2装着ヘッドを用いず、第1装着ヘッドに2つのノズル押圧部材を設ける構成であってもよい。
1 部品実装装置
2 部品装着ヘッド
4 ノズル押圧部材
5 周方向移動機構
6 昇降移動機構
7 ノズル自転機構
12 部品供給部
22 第2ハウジング(ハウジング)
32 ノズル
32a 第3空気通路(空気通路)
51 回転用モーター(第1駆動源)
52 回転用駆動ギア(回転用伝達機構)
53 第1回転軸(回転用伝達機構)
54 回転用従動ギア(回転用伝達機構)
61 昇降用モーター(第2駆動源)
62 ボールねじ(昇降用伝達機構)
63 移動体(昇降用伝達機構)
64 連結体(昇降用伝達機構)
71 第2回転軸(自転用伝達機構)
72 自転用モーター(第3駆動源)
73 自転用駆動ギア(自転用伝達機構)
74 第1自転用従動ギア(自転用伝達機構)
75 第2自転用従動ギア(自転用伝達機構)
201 第1装着ヘッド(複数の部品装着ヘッド)
202 第2装着ヘッド(複数の部品装着ヘッド)
205 第1押圧部材(複数の押圧部材)
206 第2押圧部材(複数の押圧部材)
251 第1ノズル群(ノズル群)
252 第2ノズル群(ノズル群)
312 第3連通路(連通路)
313 第4連通路(連通路)
330 環状領域(領域)

Claims (9)

  1. ノズルにより部品を吸着して基板に実装可能な部品装着ヘッドを備え、
    前記部品装着ヘッドは、
    固定的に円周状に並んで配置される複数のノズルと、
    前記複数のノズルのうちの所望のノズルを選択的に上下移動させるノズル押圧部材と、
    中心軸線回りに回転可能な第1回転軸とを含み、
    前記ノズル押圧部材は、前記第1回転軸の回転とは独立して昇降可能であり、かつ、前記第1回転軸が昇降しない状態で前記第1回転軸に対して昇降可能に前記第1回転軸に取り付けられている、部品実装装置。
  2. 前記部品装着ヘッドは、前記ノズル押圧部材を前記複数のノズルが並ぶ周方向に沿って前記所望のノズルの位置に移動させる周方向移動機構をさらに含む、請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 前記周方向移動機構は、
    第1駆動源と、
    前記第1駆動源の駆動力により回転する前記第1回転軸と、
    前記第1駆動源の駆動力を前記第1回転軸に伝達する回転用伝達機構とを有し、
    前記ノズル押圧部材は、前記第1回転軸の回転とともに前記第1回転軸の中心軸線回りを回転可能なように構成されている、請求項2に記載の部品実装装置。
  4. 前記部品装着ヘッドは、前記ノズル押圧部材を上下方向に昇降移動させる昇降移動機構をさらに含み、
    前記昇降移動機構は、
    第2駆動源と、
    前記第2駆動源の駆動力により前記ノズル押圧部材を昇降させる昇降部材と、
    前記第2駆動源の駆動力を前記昇降部材に伝達する昇降用伝達機構とを有し、
    前記ノズル押圧部材は、前記昇降部材の昇降とともに前記第1回転軸の中心軸線に沿って昇降可能なように構成されている、請求項3に記載の部品実装装置。
  5. 前記ノズル押圧部材は、前記第1回転軸とともに一体的に回転可能なように、前記第1回転軸に取り付けられている、請求項4に記載の部品実装装置。
  6. 前記部品装着ヘッドは、前記複数のノズルの各々を中心軸線回りに自転させるノズル自転機構を含み、
    前記ノズル自転機構は、
    第3駆動源と、
    前記第1回転軸と同軸上に前記第1回転軸に対して独立して回転可能に設けられ、前記第3駆動源の駆動力により中心軸線回りに前記複数のノズルを回転させる第2回転軸と、
    前記第3駆動源の動力を前記第2回転軸に伝達する自転用伝達機構とを含む、請求項3〜5のいずれか1項に記載の部品実装装置。
  7. 前記第2回転軸は、前記第1回転軸の内側に配置される二重構造となっている、請求項6に記載の部品実装装置。
  8. 実装する部品を供給する複数の部品供給部と、
    複数の前記部品装着ヘッドとを備え、
    前記ノズル押圧部材は、前記複数の部品装着ヘッドのそれぞれの前記複数のノズルのうち、前記複数の部品供給部の互いのピッチの整数倍の間隔をあけて並ぶノズル群を下降させる構成となっている、請求項1〜7のいずれか1項に記載の部品実装装置。
  9. 前記部品装着ヘッドは、前記複数のノズルを収容するハウジングを含み、
    前記複数のノズルのそれぞれは、前記部品を吸着および実装するための空気を通す空気通路を有し、
    前記ハウジングには、前記空気通路と少なくとも前記所望のノズルの先端部に正圧および負圧を発生させる供給源とを連通させる連通路が、前記ハウジングの前記複数のノズルが配置されている領域よりも外側に形成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の部品実装装置。
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