JP6791301B2 - 後処理装置 - Google Patents
後処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6791301B2 JP6791301B2 JP2019089678A JP2019089678A JP6791301B2 JP 6791301 B2 JP6791301 B2 JP 6791301B2 JP 2019089678 A JP2019089678 A JP 2019089678A JP 2019089678 A JP2019089678 A JP 2019089678A JP 6791301 B2 JP6791301 B2 JP 6791301B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- roll
- side edge
- tilt
- post
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Registering Or Overturning Sheets (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Description
本発明の目的は、側縁に剛性を与えない場合に比べ、用紙から除去された側縁が効率よく収容される後処理装置などを提供することにある。
請求項2に記載の発明は、前記傾斜ロールよりも搬送方向上流に設けられた検知部材の検出結果から算出し、垂直な方向に対する用紙の傾き量を検知する検知部を更に備え、前記第1の傾き補正では、前記検知部が検知した傾き量に応じて前記傾斜ロールが傾いた状態で、用紙をニップする請求項1に記載の後処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記第2の傾き補正では、前記検知部が検知した傾き量によらず傾き補正を行う請求項2に記載の後処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第2の傾き補正の際は、用紙の端部を当てる請求項3に記載の後処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記補正手段より下流にあって、用紙の端位置を検出する端位置検出部を備え、前記端位置検出部の検出結果で用紙に処理を加える処理部を有する請求項2に記載の後処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記搬送ロールは駆動ロールと従動ロールとからなり、どちらか一方を離間してニップを解除した状態にする請求項1に記載の後処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記搬送ロールは駆動ロールと従動ロールとからなり、両方を離間してニップを解除した状態にする請求項1に記載の後処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記搬送ロールは駆動ロールと従動ロールとからなり、用紙の厚さに応じて、どちらか一方を離間するか両方を離間するかを切り替える請求項1に記載の後処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記傾斜ロールは、用紙が到達する直前に傾く請求項2に記載の後処理装置である。
請求項10に記載の発明は、前記第1の傾き補正による傾きが補正された後に、前記搬送ロールは再びニップした状態に戻る請求項1に記載の後処理装置である。
請求項2の発明によれば、検知部を備えない場合に比べ、傾斜ロールの傾き量が設定しやすい。
請求項3の発明によれば、第2の傾き補正において検知部が検知した用紙の傾き量により補正を行なう場合に比べ、第1の傾き補正に基づいた補正の精度が上がる。
請求項4の発明によれば、用紙の端部を当てない場合に比べ、重力が利用できる。
請求項5の発明によれば、端位置検出部を備えない場合に比べ、用紙の端の位置の異なりに対応して処理ができる。
請求項6の発明によれば、駆動ロールと従動ロールとが離間しない場合に比べ、用紙の傾きの補正が容易にできる。
請求項7の発明によれば、駆動ロールと従動ロールとの両方が離間しない場合に比べ、厚い用紙であっても傾きの補正が容易にできる。
請求項8の発明によれば、用紙の厚さに応じて切り替えない場合に比べ、用紙の厚さに対応した傾きの補正が容易にできる。
請求項9の発明によれば、用紙が到達してから傾く場合に比べ、用紙の搬送の速度が向上する。
請求項10の発明によれば、傾きが補正される前にニップした状態に戻る場合に比べ、補正された状態で用紙が搬送できる。
<画像形成システム100の説明>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム100の全体構成を示した図である。図1に示す画像形成システム100には、例えば電子写真方式によってカラー画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置1、画像形成された用紙Sを受け入れて搬送するとともに他の用紙Sを挿入する用紙挿入装置2、画像形成装置1によって画像が形成された用紙Sに対して後処理を施す後処理装置3が設けられている。
用紙挿入装置2は、画像形成装置1によって画像が形成された用紙Sを搬送する用紙搬送装置として捉えられるが、別に画像形成などがされた用紙Sを搬送経路に追加挿入する機能も有している。
また、後処理装置3は、用紙Sを搬送する機能を有しており、用紙搬送装置として捉えてもよい。
ここでは、画像形成装置1によって画像が形成された用紙及び用紙挿入装置2から供給される用紙をともに用紙Sと表記する。
また、画像形成装置1には、原稿から画像を読み取って読取画像データを生成する画像読み取り部11、画像形成部10に用紙Sを供給する用紙供給部12、ユーザからの操作入力を受け付けるとともにユーザへの情報の提示を行う総合ユーザ・インターフェイス13が設けられている。
また、本実施形態では、ユーザ・インターフェイス32が後処理装置3に設けられた構成例を示したが、ユーザ・インターフェイス32は、画像形成装置1に設けてもよい。また、総合ユーザ・インターフェイス13が、ユーザ・インターフェイス32の機能を兼ね備えた構成としてもよい。
図2は、後処理装置3を説明する図である。
後処理装置3には、画像形成装置1から搬送されてきた用紙Sを受け入れる受け入れ口301、用紙Sを排出する排出口302が設けられている。
また、後処理装置3は、受け入れた用紙Sに対して、用紙Sの流れる方向に対する傾き(スキュー)を検知する傾き検知部303、傾きを補正するスイングロール42を備えた第1傾き補正部304、傾き補正ロール43に用紙Sの先端を突き当てることにより傾きを補正する第2傾き補正部305、用紙Sの両端の位置を検出する端位置検出部306、用紙Sに折り筋を形成する折り筋形成部307、用紙Sの側縁CSを除去する側縁除去部(天地トリマー)308及び除去された用紙Sの側縁CSを屑として収容する側縁収容部の一例としての屑収容部309を備えている。
また、第1用紙搬送経路R1は、傾き検知部303、第1傾き補正部304、第2傾き補正部305、端位置検出部306、折り筋形成部307、側縁除去部(天地トリマー)308を経由するように設けられている。この経路により、受け入れ口301にて受け入れられた用紙Sが、傾き検知部303、第1傾き補正部304、第2傾き補正部305、端位置検出部306、折り筋形成部307、側縁除去部308へ向かう。
なお、第1用紙搬送経路R1は、側縁除去部308の下流側(βとして示す部分、以下β部分と称す)にて、第1分岐経路R11と第2分岐経路R12とに枝分かれしている。そして、第1分岐経路R11と第2分岐経路R12は、排出口302の手前(γとして示す部分、以下γ部分と称す)で合流する。
第2用紙搬送経路R2は、第1用紙搬送経路R1から分岐するように設けられている。具体的には、第2用紙搬送経路R2は、第1傾き補正部304の下流側で、折り筋形成部307の上流側(αとして示す部分、以下α部分と称す)にて、第1用紙搬送経路R1から分岐している。さらに、第2用紙搬送経路R2は、第1用紙搬送経路R1に接続している箇所を始点として、排出口302に向かう。
折り筋形成部307における折り筋の形成及び側縁除去部308による側縁の除去を行わない用紙Sは、第2用紙搬送経路R2を通って排出口302に向かうように構成されている。
また、第1用紙搬送経路R1から第2用紙搬送経路R2に分岐するα部分、第1用紙搬送経路R1が第1分岐経路R11と第2分岐経路R12とに分岐するβ部分、第1分岐経路R11、第2分岐経路R12及び第2用紙搬送経路R2が合流するγ部分には、金属板で構成され、金属板が用紙Sをガイドすることで、用紙Sの経路を切り替えるゲートが設けられている。
搬送ロール41は、モータより回転駆動する駆動ロール41Aと、駆動ロール41Aと対向する位置に設けられ、駆動ロール41Aから駆動力を受けて回転する従動ロール41Bとから構成されている。
そして、搬送ロール41では、駆動ロール41Aの弾性体と、従動ロール41Bの弾性体とを接触させた状態(接触状態)とし、駆動ロール41Aを回転させる。すると、駆動ロール41Aに接触された従動ロール41Bが従動する。
用紙Sが駆動ロール41Aと従動ロール41Bとの間に挟み込まれる(ニップされると)と、用紙Sは、駆動ロール41A及び従動ロール41Bの回転する方向に移動する。
なお、後処理制御部31(図1参照)の制御により、駆動ロール41Aと従動ロール41Bのいずれか一方又は両方が、接触状態が解除されて、他方に対して離れた位置に移動する(離間する)ようになっている。
また、後処理装置3の受け入れ口301と排出口302とは、同じ高さに設けられている。これにより、後処理装置3を設けない場合に、折り処理を行う装置、フィニッシャ装置などが画像形成装置1に接続されるようになっている。
傾き検知部303は、例えば、発光素子と受光素子のペアで構成された検知部材が、用紙Sの流れと垂直な方向に2組設けられて構成される。用紙Sが通過しない場合、受光素子は、発光素子から出た光を受光している。そして、2個の検知部材における用紙Sの通過によって遮光された時間(タイミング)差から、搬送されてきた用紙Sの、流れに垂直な方向に対する傾きを算出する。
そして、スイングロール42における駆動ロール42A及び従動ロール42Bは、軸の一端部は固定されているが、他端部は用紙Sの流れに対して垂直な方向に対して、傾けられる(スイングする)ようになっている。用紙Sが到達する直前に、傾き検知部303によって検知された用紙Sの傾き量に合わせて、スイングロール42の傾き量が設定されている。
このとき、スイングロール42が用紙Sをニップした後、スイングロール42の傾きを戻す際に、スイングロール42の上流側にあって、用紙Sをニップしている搬送ロール41(図2では3個)の駆動ロール41Aと従動ロール41Bとのいずれか一方又は両方がニップを解除された状態に移行する。つまり、用紙Sをニップしている弾性体間の距離が広げられる。これにより、スイングロール42による用紙Sの傾きの補正が、容易に行われやすくなる。
なお、駆動ロール41Aと従動ロール41Bとのいずれか一方を用紙Sから離間させれば、用紙Sの動きが容易になる。しかし、用紙Sが厚い場合(厚い用紙S)には、駆動ロール41A又は従動ロール41Bの弾性体との接触が、用紙Sの動きを妨げるおそれがある。このような場合には、駆動ロール41A及び従動ロール41Bをともに、用紙Sから離間させてもよい。
なお、第1傾き補正部304で、用紙Sの大きな傾きは補正されている。よって、第2傾き補正部305は、傾きの補正の精度をさらに上げるように働く。
折り筋を設けることで、折り処理がより円滑に行われる。
なお、折り筋形成部307は、用紙Sに対して、折り筋を形成しないようにも設定される。すなわち、用紙Sが折り筋形成部307を経由しても、折り筋形成部307が機能しないように設定しうる。この場合、用紙Sは、折り筋が形成されない状態で、側縁除去部308に向かう。
用紙Sの幅は、作製する冊子などにより異なるため、端位置検出部306で検出された用紙Sの端の位置と、用紙Sのトリミングする側縁CSのサイズに合わせて、2個のカッターユニット50が軸に沿って移動して、用紙Sの側縁CSを切り落す。
屑収容部309は、側縁除去部308で切り落とされた用紙Sの側縁CSを屑として収容する。
なお、側縁除去部308は、用紙Sの側縁CSを除去しないようにも設定される。すなわち、用紙Sが側縁除去部308を経由しても、側縁除去部308が機能しないように設定しうる。この場合、用紙Sは、側縁CSが除去されない状態で、排出口302に向かう。
後処理装置3では、まず、傾き検知部303により、用紙Sの流れに対して垂直な方向の傾きが検知される。
次に、第1傾き補正部304及び第2傾き補正部305で傾きが補正される。
そして、端位置検出部306により、用紙Sの両端の位置が検知される。
さらに、側縁除去部308により、用紙Sの側縁CSが除去される。
そして、先行して搬送されてきた用紙S(以下、「先行用紙S」と称する)は、第1分岐経路R11に送り込まれる。そして、この第1分岐経路R11上に、先行用紙Sが一時的に滞留(待機)される。
次いで、後続して搬送されてきた用紙S(以下、「後続用紙S」と称する)は、第2分岐経路R12に送り込まれる。
そして、先行用紙Sと後続用紙Sとが重なった状態の用紙S(以下、「重なり用紙S」と称する)が、排出口302に向けて送り出される。
例えば、緩衝部310を備えていない場合、用紙束の折り処理などの時間を要する処理が後続する場合、この折り処理よりも処理効率が高い、画像形成装置1における画像形成動作を停止等させる必要が生じて、全体の処理効率が低下する。
具体的には、後続用紙Sを送り込む第2分岐経路R12が設けられており、時間を要する処理が後続する場合でも、この第2分岐経路R12に後続用紙Sを送り込むことで、画像形成装置1における画像形成動作が継続して行える。これより、処理効率の低下が抑制される。
後処理装置3が備える処理部、ここでは、用紙Sに折り筋を形成する折り筋形成部307、用紙Sの側縁CSを除去する側縁除去部308、第1分岐経路R11及び第2分岐経路R12が構成する緩衝部310を使用しない場合には、第1用紙搬送経路R1から分岐した第2用紙搬送経路R2を使用して、用紙Sが搬送される。
後処理装置3では、まず、傾き検知部303により、用紙Sの傾きが検知される。
次に、第1傾き補正部304で傾きが補正される。そして、傾きが補正された用紙Sは、第2用紙搬送経路R2を経由して、排出口302に向けて送り出される。
後処理装置3が備える各処理部を経由しない場合、用紙Sの搬送時間が短縮される。また、用紙Sが経由する経路長が、各処理部を経由する場合に比べて短いため、用紙Sに与える負荷が小さく、用紙Sに汚れや傷などがつきにくい。
図3は、側縁除去部308が備えるカッターユニット50を説明する図である。図3(a)は、カッターユニット50の構造を示す図、図3(b)は、用紙Sの側縁CSを示す図である。
側縁除去部308には、カッターユニット50が、用紙Sの流れに垂直な方向に2個設けられている。これらにより、用紙Sの流れの方向の両端の側縁CSが除去(天地トリマー)される。なお、図3(a)では、用紙Sの流れに対して左側に置かれたカッターユニットを示している。
カッター部311は、円盤状の刃であるロータリーカッター52とロータリーカッター52が押さえつけられる円筒状の押さえ部材53とを備えている。
筋入れ部312は、円板54と円板54の先端を受け入れる溝57とを備えている。
すなわち、軸51Aの軸上には、ロータリーカッター52と、溝57が形成されたゴムなどで構成された円筒状の弾性体55とが予め定められた間隙を介して設けられている。
一方、軸51Bの軸上には、ロータリーカッター52が押さえつけられる押さえ部材53と、押さえ部材53に隣接する円板54と、円板54に隣接するゴムなどで構成された円筒状の弾性体56とが設けられている。円板54の外径は、押さえ部材53より大きく設定されているので、円板54の外周は、押さえ部材53の外側にはみ出している。なお、弾性体56の外径は、押さえ部材53の外径に設定されている。
さらに、弾性体55と弾性体56とが接触して、駆動力が伝わるようになっている。
よって、用紙Sの側縁CSに、軸51Bに設けられた円板54が、軸51Aに設けられた弾性体55の溝57に押し付けられることにより、筋58が形成される。
例えば、用紙Sの側縁CSの幅は7〜25mmとした場合、最も狭い7mmでも、筋58が形成されるように、ロータリーカッター52から5mmの位置に設けている。よって、筋58は、細長い側縁CSに沿って形成される。
筋58が形成された側縁CSは、筋58が形成されていない場合に比べて、筋58に直交する方向に折れ曲がりにくくなる。すなわち、筋58が形成されることで、剛性が増している。
なお、用紙Sの本体MSは、β部分から、設けられたガイドに沿って、第1分岐経路R11又は第2分岐経路R12に搬送される。
図4(a)に示すように、屑収容部309は、屑収容箱61と、誘導板の一例としての側縁ガイド62(62A、62B)とを備えている。
屑収容箱61は、切り取られた側縁CSを収容する。側縁ガイド62は、斜めに設けられた板状の部材で構成されている。図4(a)に示すように、それぞれ左右に側縁ガイド62A、62Bとして設けられている。ここでは、側縁ガイド62A、62Bは逆ハの字になるように配置されている。
カッターユニット50Bから筋58が形成された側縁CSが落下する場合は、側縁ガイド62Bの傾斜面によって誘導されて、側縁CSの向きは、側縁ガイド62Bの傾斜方向に垂直な方向に揃う。そして、側縁ガイド62Bの傾斜面を転がって、屑収容箱61に収容される。
すなわち、側縁ガイド62A、62Bの傾斜面は、側縁CSの長手方向に対して交差する方向に傾いている。なお、側縁ガイド62A、62Bの傾斜面は、必ずしも平らであることを要せず、上側又は下側にカーブしている面であってもよい。
本実施の形態に係らない側縁CSとは、筋58を設けない場合の側縁CSである。
これに対して、図5(b)に示すように、本実施の形態に係らない筋58を設けない場合には、側縁CSに剛性が低いため、屈曲して収容されて、収容効率が悪くなっている。
図6(a)、(b)では、側縁ガイド62の傾斜面の向きを、図4(a)、(b)で示した場合と逆にハ字状にしている。他の構成は、図4(a)、(b)と同様であるので、異なる部分を説明し、同様な部分の説明を省略する。
よって、側縁CSの収容効率が、筋58を入れない場合に比べて高い。
また、ここでは、円板54の端部を溝57に突き当てて筋を設けた。この際、円板54の端部は、角がとれたカーブ状であってもよい。また、円板54の厚さは、側縁CSがコの字状にくぼむようであってもよい。
さらに、本発明は、上記の実施の形態に限定されない。
Claims (10)
- 用紙の側縁を除去する側縁除去手段と、
前記側縁除去手段で除去される前記側縁に、当該側縁の長手方向に、当該側縁が除去される本体に比べ、高い剛性を付与する剛性付与手段と、
搬送される用紙の搬送方向に対する傾きを補正する第1の傾き補正と、
前記第1の傾き補正で傾き補正された前記用紙の搬送方向に対する傾きを、前記第1の傾き補正より精度よく補正する第2の傾き補正とからなる補正手段と、を備え、
前記補正手段は、前記用紙の搬送方向に垂直な方向に対する傾きに対応して、軸が当該搬送方向に垂直な方向から傾く傾斜ロールを有し、前記第1の傾き補正で当該傾斜ロールが傾きを戻す際にニップを解除した状態に移行する、当該傾斜ロールの上流に配置された搬送ロールを有する後処理装置。 - 前記傾斜ロールよりも搬送方向上流に設けられた検知部材の検出結果から算出し、垂直な方向に対する用紙の傾き量を検知する検知部を更に備え、
前記第1の傾き補正では、前記検知部が検知した傾き量に応じて前記傾斜ロールが傾いた状態で、用紙をニップする請求項1に記載の後処理装置。 - 前記第2の傾き補正では、前記検知部が検知した傾き量によらず傾き補正を行う請求項2に記載の後処理装置。
- 前記第2の傾き補正の際は、用紙の端部を当てる請求項3に記載の後処理装置。
- 前記補正手段より下流にあって、用紙の端位置を検出する端位置検出部を備え、
前記端位置検出部の検出結果で用紙に処理を加える処理部を有する請求項2に記載の後処理装置。 - 前記搬送ロールは駆動ロールと従動ロールとからなり、どちらか一方を離間してニップを解除した状態にする請求項1に記載の後処理装置。
- 前記搬送ロールは駆動ロールと従動ロールとからなり、両方を離間してニップを解除した状態にする請求項1に記載の後処理装置。
- 前記搬送ロールは駆動ロールと従動ロールとからなり、用紙の厚さに応じて、どちらか一方を離間するか両方を離間するかを切り替える請求項1に記載の後処理装置。
- 前記傾斜ロールは、用紙が到達する直前に傾く請求項2に記載の後処理装置。
- 前記第1の傾き補正による傾きが補正された後に、前記搬送ロールは再びニップした状態に戻る請求項1に記載の後処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019089678A JP6791301B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 後処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019089678A JP6791301B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 後処理装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015065221A Division JP6531458B2 (ja) | 2015-03-26 | 2015-03-26 | 後処理装置及び画像形成システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019123627A JP2019123627A (ja) | 2019-07-25 |
JP6791301B2 true JP6791301B2 (ja) | 2020-11-25 |
Family
ID=67397852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019089678A Active JP6791301B2 (ja) | 2019-05-10 | 2019-05-10 | 後処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6791301B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011010515A1 (de) * | 2011-02-07 | 2012-08-09 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Falzmaschine mit einer Einrichtung zum Falzkantenbeschnitt und Verfahren zum Falzen von Bogen |
JP5895696B2 (ja) * | 2012-05-11 | 2016-03-30 | コニカミノルタ株式会社 | 用紙搬送装置 |
JP6221282B2 (ja) * | 2012-10-04 | 2017-11-01 | 株式会社リコー | 搬送装置、及び、画像形成装置 |
JP6531458B2 (ja) * | 2015-03-26 | 2019-06-19 | 富士ゼロックス株式会社 | 後処理装置及び画像形成システム |
-
2019
- 2019-05-10 JP JP2019089678A patent/JP6791301B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019123627A (ja) | 2019-07-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4429219B2 (ja) | シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置 | |
JP5264971B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP4811500B2 (ja) | 紙折り装置、およびこれを用いた後処理装置 | |
JP5448609B2 (ja) | 断裁装置及び画像形成装置 | |
JP6497163B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP6531458B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP5799984B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP6131934B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP6791301B2 (ja) | 後処理装置 | |
JP2005349521A (ja) | 後処理装置及び画像形成装置 | |
JP6137091B2 (ja) | 後処理装置、画像形成システム、および後処理方法 | |
JP4150859B2 (ja) | 用紙断裁装置、用紙後処理装置及び画像形成システム | |
JP6743529B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP5419398B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP6790514B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP6540151B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP6743530B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP6186930B2 (ja) | 後処理装置及び画像形成システム | |
JP6565263B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP5562447B2 (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP6264118B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム | |
JP4124075B2 (ja) | 用紙処理装置及び画像形成装置ならびに用紙の搬送方法 | |
JP2010163225A (ja) | シート処理装置及び画像形成装置 | |
JP6390294B2 (ja) | 用紙整合装置及び画像形成システム | |
JP5987561B2 (ja) | 記録材後処理装置および画像形成システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200331 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200526 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201006 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201019 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6791301 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |