JP6787441B2 - 車両診断装置、車両診断方法 - Google Patents
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Description
本発明の課題は、車両の診断を行なう際の通信負荷を抑制することである。
《構成》
図1は、第1実施形態における車両診断装置の構成図である。
車両診断装置11は、車載システム12と、ネットワーク13と、を備える。
先ず車載システム12は、車両情報取得部14と、音声データ取得部15と、通信部16と、コントローラ17と、情報伝達部18と、を備える。
音声データ取得部15は、車室内に設けたマイクからなり、乗員の発話を取得する。
通信部16は、ネットワーク(インターネット)13に接続され、このネットワーク13を介してクラウドサービス事業者のサーバ31と相互にデータ通信を行なう。
情報伝達部18は、タッチパネル、及びスピーカからなり、運転者に各種情報を伝達する。タッチパネルは、タッチ式の入力デバイスと、液晶パネルとを組み合わせたデバイスであり、コントローラ17からの指令に応じて各種情報を表示すると共に、運転者が液晶パネルのタッチ面をタッチするときに、その位置情報をコントローラ17に入力する。例えば、液晶パネルに表示された記号や文字をタッチすることで各種入力が行なわれる。また、スピーカによって、各種情報を音声によって出力する。
一次診断部21は、車両情報取得部14で取得した第一の車両データ、及び音声データ取得部15で取得した乗員の発話に応じて、車両に異常があるか否かを一次診断する。第一の車両データとは、例えば各種フェイル信号であり、この第一の車両データに応じた一次診断は、異常の有無を調べる簡易的な診断である。
感知判断部22は、一次診断部21で異常があると一次診断されたときに、その異常が運転者にとって感知可能で、且つ車両の走行に影響する内容であるか否かを判断する。
二次診断結果受信部24は、通信部16を介してサーバ31から二次診断の診断結果を受信する。
サーバ31は、二次診断部32と、サポート部33と、を備える。
二次診断部32は、車載システム12からの第二の車両データを受信し、二次診断の要求を受けたときに、異常の詳細を二次診断し、その診断結果を車載システム12へと送信する。第二の車両データは、第一の車両データよりも多いか、又は第一の車両データとは異なるものであり、詳細な診断を行なうのに必要なデータである。
サポート部33は、二次診断部32の診断結果に応じて、ロードサービスの救援を要請したり、販売店に整備入庫の予約を行なったりする点で、ユーザのサポートを行なう。
図2は、第1実施形態における車両側の車両診断処理を示すフローチャートである。
ステップS101では、第一の車両データに応じて一次診断を行なう。具体的には、各種フェイル信号や、乗員の発話等に応じて、簡易的な一次診断を行なう。乗員の発話に応じた診断とは、例えば自然音声認識(VOC:Voice Of the Customer)により、乗員の会話を認識し、エアコンやヒーターの不調を訴えるような発話を検出する。
続くステップS102では、一次診断の結果、異常が検出されたか否かを判定する。異常が検出されていないときには、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、異常が検出されたときにはステップS103に移行する。
ステップS104では、一次診断によって検出された異常が、運転者にとって感知できる内容であるか否かを判定する。ここで、運転者にとって感知できると判定されたときにはステップS105に移行する。運転者にとって感知できる異常とは、警告灯が点灯又は点滅するような異常や、またエアコンやヒーター等の異常(不調)である。一方、運転者にとって感知できないと判定されたときはステップS106に移行する。
ステップS107では、走行を終了したか否かを判定する。例えば、シフトポジションをドライブレンジからパーキングレンジに変更し、且つパーキングブレーキを作動させたときに、走行を終了したと判定する。ここで、走行を終了したと判定したときにはステップS108に移行する。一方、走行を終了していないと判定したときには、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。
一方、ステップS109では、情報伝達部18に指令を出力し、一次診断の診断結果を運転者に伝達する。
続くステップS110では、通信部16を介して外部のサーバ31に対して第二の車両データを送信すると共に、第二の車両データに応じて異常の詳細について二次診断することを要求する。
ステップS112では、二次診断フラグをfs=1にセットする。
続くステップS113では、二次診断の診断結果に応じて、車両が走行可能であるか否かを判定する。ここで、走行可能である、つまり車両走行の継続を許容できると判定されたときにはステップS114に移行する。一方、走行不可である、つまり車両の停止が要求されていると判定したときにはステップS124に移行する。
ステップS115では、車両の現在位置が、目的地の予め定めた範囲内であるか否かを判定する。ここで、車両の現在位置が目的地の予め定めた範囲外であるときには、目的地までは遠いと判断してステップS116に移行する。一方、車両の現在位置が目的地の予め定めた範囲内であるときには、目的地に近いと判断してステップS119に移行する。
続くステップS117では、伝達フラグをft=1にセットしてからステップS119に移行する。
一方、ステップS118では、伝達フラグがft=0にリセットされているか否かを判定する。ここで、伝達フラグがft=0にリセットされているときには、二次診断の診断結果をまだ運転者に伝達していないと判断してステップS116に移行する。一方、伝達フラグがft=1にセットされているときには、二次診断の診断結果を既に運転者に伝達していると判断してステップS119に移行する。
ステップS120では、車両が停車しているか否かを判定する。例えば、シフトポジションをドライブレンジからニュートラルレンジ又はパーキングレンジに変更し、且つパーキングブレーキを作動させたときに、車両が停車していると判定する。ここで、車両が停車していないときには、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、車両が停車しているときにはステップS121に移行する。
一方、ステップS122では、車両の整備入庫を予約済みであるか否かを判定する。ここで、整備入庫をまだ予約していないときにはステップS114に移行する。一方、整備入庫を既に予約しているときにはステップS123に移行する。
ステップS123では、必要に応じて、例えば整備入庫の日が近づいてきたときに、情報伝達部18に指令を出力し、整備入庫の予定を運転者に通知してから所定のメインプログラムに復帰する。
続くステップS125では、サポート部33とのデータ通信を利用したクラウドサービスにより、ロードサービスの救援を要請してから所定のメインプログラムに復帰する。
なお、車両の整備が完了し、異常が解消されたときに、二次診断フラグがfs=0にリセットされると共に、伝達フラグがft=0にリセットされる。
上記が車両側の車両診断処理である。
図3は、第1実施形態におけるサーバ側の車両診断処理を示すフローチャートである。
ステップS131では、車載システム12から第二の車両データと共に二次診断の要求を受信したか否かを判定する。ここで、二次診断の要求を受信していないときには、そのまま所定のメインプログラムに復帰する。一方、二次診断の要求を受信したときにはステップS132に移行する。
ステップS132では、第二の車両データに応じて、異常の詳細について二次診断を実行する。
続くステップS133では、二次診断の診断結果を車載システム12へと送信してから所定のメインプログラムに復帰する。
上記がサーバ側の車両診断処理である。
次に、第1実施形態の作用について説明する。
車両の診断を、インターネットを利用したクラウドサービスによって行なうことが考えられるが、詳細な点まで全てをクラウドサービスで行なうと、通信料金も含めて通信負荷が高くなってしまう。また、車両走行に直ちに影響がないような異常でも、詳細な診断を行ない、逐一、その診断結果を伝達する、ということもユーザにとっては煩わしさとなることがある。
先ず、異常が運転者にとって感知できると判断されたときは、一次診断の診断結果を運転者に伝達し(ステップS109)、次いで二次診断の後に、この二次診断の診断結果に応じて取るべき行動を運転者に伝達する(ステップS116)。このように、一次診断の診断結果、次いで二次診断の診断結果と、それに応じて取るべき対応を順に案内することで、運転者にとっては安心感の向上につながる。
なお、定期点検が近いときには(ステップS106の判定が“Yes”)、診断結果の伝達を控える。このように、近日中に保守点検がなされ、修繕されることが明らかであるなら、診断結果の伝達を控えても問題はなく、煩わしさをさらに低減することができる。
一方、二次診断の結果、走行不可と診断され、車両の停止が要求されることもある。この場合には、速やかに車両を停止させる必要があるため、その旨を運転者に伝達する(ステップS124)。さらに、クラウドサービスを利用して、ロードサービスの救援を要請する(ステップS125)。これにより、速やかなロードサービスが受けられ、利便性が向上する。
一次診断部21、及びステップS101の処理が「一次診断部」に対応する。感知判断部22、及びステップS104、S105の処理が「感知判断部」に対応する。二次診断要求部23、及びステップS110の処理が「二次診断要求部」に対応する。二次診断結果受信部24が「二次診断結果受信部」に対応する。情報伝達部18、及びステップS108、S109、S116、S124の処理が「情報伝達部」に対応する。サポート部33、及びステップS121の処理が「入庫予約部」に対応する。サポート部33、及びステップS125の処理が「救援要請部」に対応する。二次診断部32、及びステップS132の処理が「二次診断部」に対応する。
第1実施形態では、異常を運転者が感知できないと判断したときに、走行が終了してから一次診断の診断結果を運転者に伝達しているが、これに限定されるものではなく、次回の走行前に一次診断の診断結果を運転者に伝達してもよい。何れにしても、走行中に診断結果の伝達を控えることで、注意が逸らされることなく、運転に集中することができる。
第1実施形態では、車載システム12の通信部16を介して、サーバ31とのデータ通信を行なっているが、これに限定されるものではない。すなわち、例えばPDA(Personal Digital Assistant)、タブレット端末、携帯電話(スマートフォン、フィーチャーフォン等)、ノートPC(Personal Computer)などの携帯型の情報端末を介して、サーバ31とのデータ通信を行なってもよい。
次に、第1実施形態における主要部の効果を記す。
(1)第1実施形態に係る車両診断装置は、一次診断部21で第一の車両データに応じて車両に異常があるか否かを一次診断し、一次診断部21で異常があると診断されたときに、感知判断部22で異常が運転者にとって感知可能な内容であるか否かを判断する。そして、感知判断部22で異常が運転者にとって感知できると判断されたときに、車両に搭載された二次診断要求部23が、通信部16を介して外部のサーバ31に対して第二の車両データを送信すると共に、第二の車両データに応じて異常の詳細について二次診断することを要求する。一方、感知判断部22で異常が運転者にとって感知できないと判断されたときには、二次診断要求部23が、サーバ31に対する第二の車両データの送信及び二次診断の要求をしない。
このように、異常が運転者にとって感知できるときに、データ通信を介して二次診断を要求し、異常が運転者にとって感知できないときには、データ通信を介した二次診断を要求しないので、通信負荷を抑制することができる。
このように、一次診断部21、及び感知判断部22が車両に設けられることにより、サーバ31で一次診断や感知判断を行なうよりも、通信負荷を抑制することができる。
このように、運転者にとって感知可能であるか否か、及び車両の走行に影響するか否かを判断することにより、二次診断を実施するか否かを適切に見極めて、状況や重要性に合った決定を下すことができる。
このように、運転者にとって感知可能であるか否かを判断することにより、運転者に対して適切な情報伝達を行なうことができる。
このように、運転者にとって感知できないと判断したときに、一次診断の診断結果だけを伝達することで、必要十分な情報だけを伝達し、煩わしさを低減することができる。
このように、走行終了後、又は次回走行前に、一次診断の診断結果を伝達することで、注意が逸らされることなく、運転に集中することができる。
このように、法定点検まで近いときには、診断結果の伝達を控えることで、煩わしさをさらに低減することができる。
このように、一次診断の診断結果を伝達し、それから二次診断の診断結果に応じて取るべき行動を伝達することで、運転者に安心感を与えることができる。
このように、ロードサービスの救援を要請することで、利便性が向上する。
このように、整備入庫を予約することで、利便性が向上する。
このように、車両が停止しているときに、運転者の選択や同意を求めるので、注意が逸らされることなく運転に集中することができる。
このように、目的地への到着が近いときには、到着してから伝達を行なうことで、注意が逸らされることなく運転に集中することができる。
このように、異常が運転者にとって感知できるときに、データ通信を介して二次診断をし、異常が運転者にとって感知できないときには、データ通信を介した二次診断をしないので、通信負荷を抑制することができる。
このように、異常が運転者にとって感知できるときに、データ通信を介して二次診断を要求し、異常が運転者にとって感知できないときには、データ通信を介した二次診断を要求しないので、通信負荷を抑制することができる。
《構成》
第2実施形態は、二次診断のみならず、一次診断もクラウドサービスを利用して実行するものである。
ここでは、車載システム12で行なっていた一次診断を、サーバ31で行なうように変更したことを除いては、前述した第1実施形態と同様であるため、共通する部分については、詳細な説明を省略する。
車載システム12は、前述した一次診断部21の代わりに、一次診断要求部25と、一次診断結果受信部26と、を備える。
一次診断要求部25は、通信部16を介して外部のサーバ31に対して第一の車両データを送信すると共に、第一の車両データに応じて車両に異常があるか否かの一次診断を要求する。
サーバ31には、一次診断部34が追加される。
一次診断部34は、車載システム12からの第一の車両データを受信し、一次診断の要求を受けたときに、異常の詳細を一次診断し、その診断結果を車載システム12へと送信する。
ここでは、前述したステップS101の処理を、新たなステップS201、S202の処理に変更している。
ステップS201では、通信部16を介して外部のサーバ31に対して第一の車両データを送信すると共に、第一の車両データに応じて車両に異常があるか否かの一次診断を要求する。
続くステップS202では、通信部16を介してサーバ31から一次診断の診断結果を受信したか否かを判定する。ここでは、一次診断の診断結果を受信するまで待機し、一次診断の診断結果を受信したらステップS102に移行する。
上記が車両側の車両診断処理である。
ここでは、前述したステップS131の処理の前に、新たなステップS211〜S213の処理を追加している。
ステップS211では、車載システム12から第一の車両データと共に一次診断の要求を受信したか否かを判定する。ここで、一次診断の要求を受信していないときにはステップS131に移行する。一方、一次診断の要求を受信したときにはステップS212に移行する。
ステップS212では、第一の車両データに応じて、車両に異常があるか否かの一次診断を実行する。
続くステップS213では、一次診断の診断結果を車載システム12へと送信してから所定のメインプログラムに復帰する。
上記がサーバ側の車両診断処理である。
次に、第2実施形態の作用について説明する。
車載システム12は、データ通信を伴うクラウドサービスを利用して、一次診断を要求する(ステップS201)。サーバ31の一次診断部34は、車載システム12からの要求を受信すると(ステップS211の判定が“Yes”)、第一の車両データに応じて車両に異常があるか否かの一次診断を実行し(ステップS212)、その診断結果を車載システム12へ送信する(ステップS213)。
このように、二次診断のみならず、一次診断をもクラウドサービスを利用して実行することにより、車載システム12から一次診断部21を省略することができる。
第2実施形態において、前述した第1実施形態と共通する部分については、同様の作用効果が得られるものとし、詳細な説明は省略する。
一次診断要求部25、及びステップS201の処理が「一次診断要求部」に対応する。一次診断結果受信部26が「一次診断結果受信部」に対応する。一次診断部34、及びステップS212の処理が「一次診断部」に対応する。
次に、第2実施形態における主要部の効果を記す。
(1)第1実施形態に係る車両診断装置は、一次診断部34が、サーバ31に設けられ、感知判断部22が、車両に設けられている。そして、車両に設けられた一次診断要求部25が、通信部16を介してサーバ31に対して第一の車両データを送信すると共に、第一の車両データに応じて一次診断することを要求する。また、車両に設けられた一次診断結果受信部26が、通信部16を介してサーバ31から一次診断の診断結果を受信する。
このように、一次診断をサーバ31で実行することにより、車載システム12を簡素化することができる。
12 車載システム
13 ネットワーク
14 車両情報取得部
15 音声データ取得部
16 通信部
17 コントローラ
18 情報伝達部
21 一次診断部
22 感知判断部
23 二次診断要求部
24 二次診断結果受信部
25 一次診断要求部
26 一次診断結果受信部
31 サーバ
32 二次診断部
33 サポート部
34 一次診断部
Claims (15)
- 第一の車両データに応じて車両に異常があるか否かを一次診断する一次診断部と、
前記一次診断部で異常があると診断されたときに、前記異常が運転者にとって感知可能な内容であるか否かを判断する感知判断部と、
車両に設けられ、前記感知判断部で前記異常が運転者にとって感知できると判断されたときには、通信部を介して外部のサーバに対して第二の車両データを送信すると共に、前記第二の車両データに応じて前記異常の詳細について二次診断することを要求する二次診断要求部と、
前記感知判断部で前記異常が運転者にとって感知できないと判断されたときは、前記一次診断の診断結果だけを運転者に伝達し、前記感知判断部で前記異常が運転者にとって感知できると判断されたときは、前記二次診断の診断結果を運転者に伝達する情報伝達部と、を備えることを特徴とする車両診断装置。 - 前記一次診断部、及び前記感知判断部が、前記車両に設けられることを特徴とする請求項1に記載の車両診断装置。
- 前記一次診断部が、前記サーバに設けられ、
前記感知判断部が、前記車両に設けられたものであり、
前記車両に設けられ、前記通信部を介して前記サーバに対して前記第一の車両データを送信すると共に、前記第一の車両データに応じて前記一次診断することを要求する一次診断要求部と、
前記車両に設けられ、前記通信部を介して前記サーバから前記一次診断の診断結果を受信する一次診断結果受信部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の車両診断装置。 - 前記感知判断部は、
前記異常が、運転者にとって感知可能で、且つ車両の走行に影響する内容であるか否かを判断することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の車両診断装置。 - 前記情報伝達部は、
前記感知判断部で前記異常が運転者にとって感知できないと判断されたときは、走行終了後、又は次回走行前に、前記一次診断の診断結果を運転者に伝達することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の車両診断装置。 - 前記情報伝達部は、
次の法定点検までの日数が、予め定めた日数以内であるときには、前記一次診断の診断結果を運転者に伝達しないことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の車両診断装置。 - 前記車両に設けられ、前記通信部を介して前記サーバから前記二次診断の診断結果を受信する二次診断結果受信部を備え、
前記情報伝達部は、
前記感知判断部で前記異常が運転者にとって感知できると判断されたときは、先ず前記一次診断の診断結果を運転者に伝達し、次いで前記二次診断の後に、前記二次診断の診断結果に応じて取るべき行動を運転者に伝達することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の車両診断装置。 - 前記二次診断の診断結果に応じて、車両走行の停止が求められたときに、ロードサービスの救援を要請する救援要請部を備えることを特徴とする請求項7に記載の車両診断装置。
- 前記二次診断の診断結果に応じて、車両走行の継続が許容されたときに、車両の整備入庫を予約する入庫予約部を備えることを特徴とする請求項7又は8に記載の車両診断装置。
- 前記入庫予約部は、
運転者の選択又は同意を求める場合は、車両が停止しているときに行なうことを特徴とする請求項9に記載の車両診断装置。 - 前記情報伝達部は、
前記二次診断の診断結果に応じて、車両走行の継続が許容された場合、車両の現在位置が、目的地の予め定めた範囲内にあるときには、前記二次診断の診断結果に応じて取るべき行動を、前記目的地に到着してから運転者に伝達することを特徴とする請求項7〜10の何れか一項に記載の車両診断装置。 - 前記感知判断部は、
前記一次診断部で異常があると診断されたときに、前記異常が運転者にとって感知可能な内容であるか又は感知できない内容であるか否かを判断することを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載の車両診断装置。 - 運転者にとって感知可能な異常とは、警告灯が点灯又は点滅するような異常、エアコンの異常、及びヒーターの異常の少なくとも一つを含んでいることを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の車両診断装置。
- 車両に異常があるか否かを一次診断する一次診断部と、
前記一次診断部で異常があると一次診断されたときに、前記異常が運転者にとって感知可能な内容であるか否かを判断する感知判断部と、
車両とデータ通信可能で、前記感知判断部で前記異常が運転者にとって感知できると判断されたときには、前記データ通信を介して前記異常の詳細を二次診断する二次診断部と、
前記感知判断部で前記異常が運転者にとって感知できないと判断されたときは、前記一次診断の診断結果だけを運転者に伝達し、前記感知判断部で前記異常が運転者にとって感知できると判断されたときは、前記二次診断の診断結果を運転者に伝達する情報伝達部と、を備えることを特徴とする車両診断装置。 - 一次診断部で第一の車両データに応じて車両に異常があるか否かを一次診断し、
前記一次診断部で異常があると診断されたときに、感知判断部で前記異常が運転者にとって感知可能な内容であるか否かを判断し、
前記感知判断部で前記異常が運転者にとって感知できないと判断されたときは、前記一次診断の診断結果だけを運転者に伝達し、
前記感知判断部で前記異常が運転者にとって感知できると判断されたときに、車両に搭載された二次診断要求部が、通信部を介して外部のサーバに対して第二の車両データを送信すると共に、前記第二の車両データに応じて前記異常の詳細について二次診断することを要求し、前記二次診断の診断結果を運転者に伝達することを特徴とする車両診断方法。
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