JP6787141B2 - エアジェット織機における緯入れ診断方法、及びエアジェット織機における緯入れ診断装置 - Google Patents

エアジェット織機における緯入れ診断方法、及びエアジェット織機における緯入れ診断装置 Download PDF

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Description

本発明は、エアジェット織機における緯入れ診断方法、及びエアジェット織機における緯入れ診断装置に関する。
エアジェット織機においては、メインノズル及びサブノズルからのエア噴射により、緯糸飛走経路を経て緯入れされる緯糸の緯入れ状態が正常か異常か否かを判別する緯入れ診断装置を備えている。例えば特許文献1の緯入れ診断装置は、緯糸の緯糸測長貯留装置からの解舒を検出する解舒センサ(バルーンセンサ)と、緯糸の先端の到達を検出する到達センサ(エンドセンサ)と、緯入れ状態を判断するための比較演算装置と、を備えている。そして、比較演算装置は、緯入れ時にバルーンセンサから検出される実際の解舒タイミングと目標の解舒タイミングとのタイミング差、及び緯入れ時にエンドセンサから検出される実際の緯糸の到達タイミングと目標の到達タイミングとのタイミング差から、緯入れ状態が正常か異常か否かを判断する。
特開昭62−162050号公報
ところで、サブノズルの噴射圧や噴射タイミングの状態変化によって緯糸の飛走状態が悪くなると、緯糸が緩んで緯糸の先端が到達センサの検出位置に到達しない緯入れミスであるエンドミスが発生する場合がある。また、サブノズルの噴射圧や噴射タイミングが適正な噴射圧であったとしても、経糸の状態変化によって経糸の張力が緩んで経糸の経糸開口状態が悪くなると、メインノズルから噴射された緯糸が経糸開口の入口で経糸に当たって、経糸開口の入口を過ぎた入口付近で緯糸のループが形成される緯入れミスである入口ループミスが発生する場合がある。この入口ループミスが発生した場合も、エンドミスと同様に、緯糸の先端は到達センサの検出位置に到達しないため、発生した緯入れミスの内容が、エンドミスなのか入口ループミスなのかの判断が付かない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、発生した緯入れミスの内容が、エンドミスなのか入口ループミスなのかを判断することができるエアジェット織機における緯入れ診断方法、及びエアジェット織機における緯入れ診断装置を提供することにある。
上記課題を解決するエアジェット織機における緯入れ診断方法は、緯糸を緯糸飛走経路に緯入れするメインノズル及びサブノズルと、前記緯糸の緯糸測長貯留装置からの解舒を検出するバルーンセンサと、前記緯糸飛走経路における前記メインノズルとは反対側の織幅の外に配置されたエンドセンサと、を備えたエアジェット織機における緯入れ診断方法であって、前記緯糸飛走経路における前記織幅の中央よりも前記メインノズルとは反対側の前記織幅内に織幅内センサを配置し、前記バルーンセンサにおける解舒検出数が正常で、且つ前記エンドセンサ及び前記織幅内センサが前記緯糸を検出しなかった場合、発生した緯入れミスの内容を入口ループミスと判断するとともに、前記バルーンセンサにおける解舒検出数が正常で、且つ前記エンドセンサが前記緯糸を検出せず前記織幅内センサが前記緯糸を検出した場合、発生した緯入れミスの内容をエンドミスと判断する。
入口ループミスが発生した場合、緯糸は織幅の中央付近にしか到達できないため、エンドセンサや、緯糸飛走経路における織幅の中央よりもメインノズルとは反対側の織幅内に配置される織幅内センサが緯糸を検出することはない。一方、エンドミスが発生した場合には、エンドセンサが緯糸を検出しないのは入口ループミスと同じであるが、緯糸の緩みは先端にのみ生じることがほとんどであるので、織幅内センサは緯糸を検出する。したがって、発生した緯入れミスの内容が、エンドミスなのか入口ループミスなのかを判断することができる。
上記エアジェット織機における緯入れ診断方法において、前記緯入れミスの内容に対応した調整方法を表示するとよい。これによれば、作業者が、表示された調整方法を見ることで、調整をスムーズに行うことができる。
上記エアジェット織機における緯入れ診断方法において、前記緯入れミスに関するデータを記録し、記録された前記データを一覧表示するとよい。これによれば、作業者が、一覧表示された緯入れミスに関するデータを確認することにより、どのような緯入れミスが発生しているかを容易に確認することができる。
上記課題を解決するエアジェット織機における緯入れ診断装置は、緯糸を緯糸飛走経路に緯入れするメインノズル及びサブノズルと、前記緯糸の緯糸測長貯留装置からの解舒を検出するバルーンセンサと、前記緯糸飛走経路における前記メインノズルとは反対側の織幅の外に配置されたエンドセンサと、前記緯糸飛走経路における前記織幅の中央よりも前記メインノズルとは反対側の前記織幅内に配置された織幅内センサと、前記バルーンセンサにおける解舒検出数が正常で、且つ前記エンドセンサ及び前記織幅内センサが前記緯糸を検出しなかった場合、発生した緯入れミスの内容を入口ループミスと判断するとともに、前記バルーンセンサにおける解舒検出数が正常で、且つ前記エンドセンサが前記緯糸を検出せず前記織幅内センサが前記緯糸を検出した場合、発生した緯入れミスの内容をエンドミスと判断する判断部と、前記緯入れミスの内容を表示する表示部と、を備えた。これによれば、前記緯入れ診断方法を実施することができる。したがって、発生した緯入れミスの内容が、エンドミスなのか入口ループミスなのかを判断することができる。
上記エアジェット織機における緯入れ診断装置において、前記表示部は、前記緯入れミスの内容に対応した調整方法を表示するとよい。これによれば、作業者が、表示部に表示された調整方法を見ることで、調整をスムーズに行うことができる。
上記エアジェット織機における緯入れ診断装置において、前記緯入れミスに関するデータを記録する記録部と、前記記録部によって記録された前記データを一覧表示する一覧表示部と、を備えているとよい。これによれば、作業者が、記録部によって記録されたデータが一覧表示された一覧表示部の表示内容を確認することにより、どのような緯入れミスが発生しているかを容易に確認することができる。
この発明によれば、発生した緯入れミスの内容が、エンドミスなのか入口ループミスなのかを判断することができる。
実施形態におけるエアジェット織機の緯入れ装置を示す概略図。 緯糸が正常に緯入れされている状態を示す模式図。 (a)はエンドミスが発生している状態を示す模式図、(b)は制御装置に記録された緯入れミスに関するデータを示す図、(c)は表示装置に表示された緯入れミスの内容と緯入れミスの内容に対応した調整方法とを示す図。 (a)は入口ループミスが発生している状態を示す模式図、(b)は制御装置に記録された緯入れミスに関するデータを示す図、(c)は表示装置に表示された緯入れミスの内容と緯入れミスの内容に対応した調整方法とを示す図。 (a)及び(b)は緯入れミスが発生している状態を示す模式図、(c)は制御装置に記録された緯入れミスに関するデータを示す図、(d)は表示装置に表示された緯入れミスの内容と緯入れミスの内容に対応した調整方法とを示す図。
以下、エアジェット織機における緯入れ診断装置を具体化した一実施形態を図1〜図5にしたがって説明する。なお、以下の説明において、緯糸を経糸開口内に緯入れして緯糸を搬送する緯入れ方向に対し、緯入れ方向とは反対側を上流、緯入れ方向側を下流とする。
図1に示すように、緯入れ装置10は、緯入れノズル11、給糸部12、緯糸測長貯留装置13、筬14、複数のサブノズル15、及び制御装置16を備える。制御装置16には、表示機能及び入力機能を有する表示装置16aが付属されている。
給糸部12は、緯入れノズル11の上流側に配設されている。給糸部12の緯糸Yは、緯糸測長貯留装置13の巻付けアーム(図示せず)の回転により引き出され、貯留ドラム17に巻き付けられた状態で貯留される。
緯糸測長貯留装置13には、緯糸係止ピン18、及び緯糸Yの緯糸測長貯留装置13からの解舒を検出するバルーンセンサ19が設けられている。緯糸係止ピン18及びバルーンセンサ19は、貯留ドラム17の周囲に配設されている。緯糸係止ピン18は、制御装置16と電気的に接続されている。緯糸係止ピン18は、制御装置16に予め設定された織機回転角度において、貯留ドラム17に貯留された緯糸Yを解舒する。緯糸係止ピン18による緯糸Yの解舒が行われるタイミングは、緯入れ開始タイミングである。
バルーンセンサ19は、制御装置16と電気的に接続されている。バルーンセンサ19は、緯入れ中に貯留ドラム17から解舒される緯糸Yを検出し、制御装置16に緯糸解舒信号を発信する。制御装置16は、予め設定された回数(本実施形態では4回)の緯糸解舒信号を受信すると、緯糸係止ピン18を作動する。緯糸係止ピン18は、貯留ドラム17から解舒される緯糸Yを係止し、緯入れを終了させる。
なお、緯糸係止ピン18が緯糸Yを係止するための作動タイミングは、織幅TLに相当する長さの緯糸Yを貯留ドラム17に貯留するために要する巻き付け回数に応じて設定されている。本実施形態では、制御装置16は、バルーンセンサ19の緯糸解舒信号を4回受信すると、緯糸Yを係止する動作信号が緯糸係止ピン18に発信されるように設定されている。したがって、本実施形態の緯入れ装置10では、貯留ドラム17の4巻分の緯糸貯留長さに相当する緯糸Yが緯入れされる。
バルーンセンサ19の緯糸検出信号は、貯留ドラム17からの緯糸Yの解舒信号であり、制御装置16において、エンコーダ20から得られる織機回転角度信号に基づき緯糸解舒タイミングとして認識される。
緯入れノズル11は、貯留ドラム17の緯糸Yを引き出すタンデムノズル21と、緯糸Yを筬14の緯糸飛走経路14aに緯入れするメインノズル22と、を有する。タンデムノズル21の上流側には、緯入れ終了前に、飛走する緯糸Yを制動するブレーキ23が設けられている。
メインノズル22、サブノズル15、及び筬14は、スレイ(図示せず)上に配設され、エアジェット織機の前後方向に往復揺動される。また、タンデムノズル21、ブレーキ23、緯糸測長貯留装置13、及び給糸部12は、エアジェット織機のフレーム(図示せず)又は床面(図示せず)に取り付けられたブラケット(図示せず)等に固定されている。
緯糸飛走経路14aの下流側には、エンドセンサ24及びダブルエンドセンサ25が配設されている。エンドセンサ24及びダブルエンドセンサ25は織幅TLよりも下流側に配置されている。よって、エンドセンサ24及びダブルエンドセンサ25は、緯糸飛走経路14aにおけるメインノズル22とは反対側の織幅TLの外に配置されている。ダブルエンドセンサ25は、エンドセンサ24よりもメインノズル22とは反対側に配置されている。
図2に示すように、エンドセンサ24は、緯糸Yが正常に緯入れされた状態で、貯留ドラム17の4巻分の緯糸貯留長さに相当する緯糸Yの先端位置が、エンドセンサ24の検出位置となるように、織幅TLの外に配置されている。したがって、緯糸Yが正常に緯入れされた状態では、ダブルエンドセンサ25は、緯糸Yを検出しない。図1に示すように、エンドセンサ24及びダブルエンドセンサ25は、制御装置16と電気的に接続されている。また、エンドセンサ24の緯糸検出信号は、緯糸Yの到達信号であり、制御装置16において、エンコーダ20から得られる織機回転角度信号に基づき、緯入れされた緯糸Yの先端がエンドセンサ24の検出位置に到達した緯糸先端到達タイミングTWとして認識される。
エンドセンサ24よりも上流側の織幅TL内の緯糸飛走経路14aには、織幅内センサ45が配設されている。織幅内センサ45は、緯糸飛走経路14aにおける織幅TLの中央よりもメインノズル22とは反対側に配置されている。織幅内センサ45は、緯糸Yが正常に緯入れされた状態で、貯留ドラム17の3巻分の緯糸貯留長さに相当する緯糸Yの先端位置が、織幅内センサ45の検出位置となるように、織幅TL内に配置されている。織幅内センサ45は、制御装置16と電気的に接続されている。織幅内センサ45による緯糸検出信号は、制御装置16において、エンコーダ20から得られる織機回転角度信号に基づき、緯入れされた緯糸Yの先端が織幅内センサ45の検出位置に到達した緯糸中間到達タイミングISとして認識される。
織幅内センサ45は、投光用光ファイバー及び受光用光ファイバーを有する。そして、エアジェット織機の駆動時、織幅内センサ45の投光用光ファイバーから緯糸飛走経路14aに向けて光が出射され、筬14及び緯糸Yで反射した光が受光用光ファイバーに受光される。受光用光ファイバーで受光された光は、フィラーアンプ(図示せず)に入力される。フィラーアンプは、入力された光を受光部としてのフォトダイオードで受光して電気信号に変換し、変換された電気信号を増幅した後、制御装置16へ出力する。
メインノズル22は、配管22aを介してメインバルブ22vに接続されている。メインバルブ22vは、配管22bを介してメインエアタンク26に接続されている。タンデムノズル21は、配管21aを介してタンデムバルブ21vに接続されている。タンデムバルブ21vは、配管21bを介してメインバルブ22vと共通のメインエアタンク26に接続されている。
メインエアタンク26は、メイン圧力計27、メインレギュレータ28、元圧力計29、及びフィルタ30を介して、織布工場に設置された共通のエアコンプレッサ31に接続されている。メインエアタンク26では、エアコンプレッサ31から供給され、メインレギュレータ28により設定圧力に調整された圧縮エアが貯蔵される。また、メインエアタンク26に供給される圧縮エアの圧力は、メイン圧力計27により常時検出されている。
サブノズル15は、1例として6群に分けられ、各群は、4本のサブノズル15により構成されている。各群に対応して6個のサブバルブ32が配設され、各群のサブノズル15は、それぞれ配管33を介して各サブバルブ32に接続されている。各サブバルブ32は、共通のサブエアタンク34に接続されている。
サブエアタンク34は、サブ圧力計35を介してサブレギュレータ36に接続されている。また、サブレギュレータ36は、配管36aにより、メイン圧力計27とメインレギュレータ28とを接続している配管28aに接続されている。サブエアタンク34では、エアコンプレッサ31から供給され、サブレギュレータ36により設定圧力に調整された圧縮エアが貯蔵される。また、サブエアタンク34に供給される圧縮エアの圧力は、サブ圧力計35により常時検出されている。
メインバルブ22v、タンデムバルブ21v、サブバルブ32、元圧力計29、メイン圧力計27、サブ圧力計35、及びブレーキ23は、制御装置16と電気的に接続されている。制御装置16には、メインバルブ22v、タンデムバルブ21v、サブバルブ32、及びブレーキ23を作動するための作動タイミングや作動期間が予め設定されている。また、制御装置16は、元圧力計29、メイン圧力計27、及びサブ圧力計35の検出信号を受信する。
メインバルブ22v及びタンデムバルブ21vには、緯糸係止ピン18が作動する緯入れ開始タイミングよりも早いタイミングで制御装置16から作動指令信号が出力され、メインノズル22及びタンデムノズル21から圧縮エアが噴射される。ブレーキ23には、緯糸係止ピン18が作動して貯留ドラム17の緯糸Yを係止する緯糸先端到達タイミングTWよりも早い時期に制御装置16から作動指令信号が出力される。ブレーキ23は、高速で飛走する緯糸Yを制動して緯糸Yの飛走速度を低下させ、緯糸先端到達タイミングTWにおける緯糸Yの衝撃を緩和する。
制御装置16には、各種の織物条件及び製織条件が登録され、記憶されている。織物条件としては、例えば、緯糸Yに使用する糸の材質、番手、等の緯糸種類、緯糸密度、経糸に使用する糸の材質、番手等の経糸種類、経糸密度、織幅、織物組織等が含まれている。製織条件としては、例えば、織機の回転数、メインエアタンク26及びサブエアタンク34の圧縮エアの圧力、メインバルブ22v及びタンデムバルブ21vの開度、緯入れ開始タイミング、目標緯糸先端到達タイミング等が含まれる。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図3(a)に示すように、サブノズル15の噴射圧や噴射タイミングの状態変化によって緯糸Yの飛走状態が悪くなると、緯糸Yが緩んで緯糸Yの先端がエンドセンサ24の検出位置に到達しない緯入れミスであるエンドミスが発生する場合がある。
図3(b)には、エンドミスが発生したときのエンドセンサ24のパルス数、緯糸先端到達タイミングTWにおける機台角度、緯糸中間到達タイミングISにおける機台角度、及びバルーンセンサにおける解舒検出数等のデータを示している。これらのデータは、制御装置16に記録されている。したがって、制御装置16は、緯入れミスに関するデータを記録する記録部として機能している。
制御装置16によって記録されたデータは、表示装置16aに一覧表示可能になっている。よって、表示装置16aは、制御装置16によって記録されたデータを一覧表示する一覧表示部として機能する。
図3(b)に示す緯入れミスに関するデータでは、バルーンセンサ19の解舒検出数が、緯糸Yが正常に緯入れされたときの解舒検出数である「4」になっているにもかかわらず、エンドセンサ24のパルス数が「0」であったり、緯糸Yが正常に緯入れされたときのエンドセンサ24のパルス数(例えば「15」)に満たない数値であったりする。一方、図3(a)に示すように、緯糸Yの緩みは先端にのみ生じることがほとんどであるので、織幅内センサ45は緯糸Yを検出する。このような場合、制御装置16は、緯入れミスが発生していると判断し、この発生した緯入れミスの内容をエンドミスと判断する。
図3(c)に示すように、制御装置16は、発生した緯入れミスの内容がエンドミスであると判断すると、表示装置16aに緯入れミスの内容が表示されるように表示装置16aを制御する。よって、表示装置16aは、緯入れミスの内容を表示する表示部としても機能する。表示装置16aは、緯入れミスの内容として、「サブノズルの噴射圧、サブノズルの噴射タイミングの状態変化もしくは緯糸の飛走状態変化によるエンドミスが発生しています。」と表示する。
また、表示装置16aは、エンドミスに対応した調整方法を表示する。例えば、表示装置16aは、エンドミスが発生した場合、「サブノズルの噴射圧の調整を推奨します。」と表示する。
図4(a)に示すような入口ループミスが発生する場合がある。入口ループミスとは、サブノズル15の噴射圧や噴射タイミングが適正な噴射圧であっても、経糸の状態変化によって経糸の張力が緩んで経糸の経糸開口状態が悪い場合に、メインノズル22から噴射された緯糸Yが経糸開口の入口で経糸に当たって、経糸開口の入口を過ぎた入口付近で緯糸Yのループが形成される緯入れミスのことである。入口ループミスが発生した場合、緯糸Yは織幅TLの中央付近にしか到達できないため、緯糸飛走経路14aにおける織幅TLの中央よりもメインノズル22とは反対側の織幅TL内に配置される織幅内センサ45が緯糸Yを検出することはない。
図4(b)には、入口ループミスが発生したときのエンドセンサ24のパルス数、緯糸先端到達タイミングTWの機台角度、緯糸中間到達タイミングIS機台角度、及びバルーンセンサにおける解舒検出数等のデータを示している。これらのデータは、制御装置16に記録されている。制御装置16によって記録されたデータは、表示装置16aに一覧表示可能になっている。
図4(b)に示す緯入れミスに関するデータでは、バルーンセンサ19の解舒検出数が、緯糸Yが正常に緯入れされたときの解舒検出数である「4」になっているにもかかわらず、エンドセンサ24及び織幅内センサ45が緯糸Yを検出していない。このような場合、制御装置16は、緯入れミスが発生していると判断し、この発生した緯入れミスの内容を入口ループミスと判断する。
図4(c)に示すように、制御装置16は、発生した緯入れミスの内容が入口ループミスであると判断すると、表示装置16aに緯入れミスの内容が表示されるように表示装置16aを制御する。表示装置16aは、緯入れミスの内容として、「経糸の状態変化による入口ループミスが発生しています。」と表示する。
また、表示装置16aは、入口ループミスに対応した調整方法を表示する。例えば、表示装置16aは、入口ループミスが発生した場合、「経糸の張力の確認、経糸開口状態の確認、緯入れを開始するタイミングの調整を推奨します。」と表示する。
したがって、制御装置16は、バルーンセンサ19における解舒検出数が正常で、且つ織幅内センサ45が緯糸Yを検出しなかった場合、発生した緯入れミスを入口ループミスと判断するとともに、バルーンセンサ19における解舒検出数が正常で、且つエンドセンサ24が緯糸Yを検出せず織幅内センサ45が緯糸Yを検出した場合、発生した緯入れミスの内容をエンドミスと判断する判断部としても機能している。緯入れ診断装置は、このような緯入れ診断方法によって、発生した緯入れミスの内容が、エンドミスなのか入口ループミスなのかを判断する。
図5(a)に示すように、貯留ドラム17の3巻分の緯糸貯留長さに相当する緯糸Yが緯入れされた状態で緯入れが終了した緯入れミスであるショートピックや、図示は省略するが、貯留ドラムの2巻分緯糸貯留長さに相当する緯糸Yが緯入れされた状態で緯入れが終了してしまった緯入れミスであるショートピックが発生する場合がある。
図5(b)に示すように、貯留ドラム17の5巻分の緯糸貯留長さに相当する緯糸Yが緯入れされた状態で緯入れが終了した緯入れミスであるロングピックが発生する場合がある。
図5(c)には、ショートピック又はロングピックが発生したときのエンドセンサ24のパルス数、緯糸先端到達タイミングTWの機台角度、緯糸中間到達タイミングIS機台角度、及びバルーンセンサにおける解舒検出数等のデータを示している。これらのデータは、制御装置16に記録されている。制御装置16によって記録されたデータは、表示装置16aに一覧表示可能になっている。
ショートピックが発生したとき、バルーンセンサ19の解舒検出数は「3」又は「2」であり、エンドセンサのパルス数が「0」になっている。このような場合、制御装置16は、緯入れミスが発生していると判断し、この発生した緯入れミスの内容をショートピックと判断する。
また、ロングピックが発生したとき、エンドセンサ24のパルス数が、緯糸Yが正常に緯入れされたときのパルス数であるが、バルーンセンサ19の解舒検出数が「5」になっている。このような場合、制御装置16は、緯入れミスが発生していると判断し、この発生した緯入れミスの内容をロングピックと判断する。ちなみに、制御装置16は、ロングピックが発生したか否かを、ダブルエンドセンサ25の緯糸Yの検出の有無によっても判断可能である。
図5(d)に示すように、制御装置16は、発生した緯入れミスの内容がショートピック又はロングピックであると判断すると、表示装置16aに緯入れミスの内容が表示されるように表示装置16aを制御する。表示装置16aは、緯入れミスの内容として、「緯糸係止ピンの状態変化によるショートピック又はロングピックが発生しています。」と表示する。
また、表示装置16aは、ショートピック又はロングピックに対応した調整方法を表示する。例えば、表示装置16aは、ショートピック又はロングピックが発生した場合、「緯糸係止ピンの動作タイミングの調整を推奨します。」と表示する。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)緯糸飛走経路14aにおける織幅TLの中央よりもメインノズル22とは反対側の織幅TL内に織幅内センサ45を配置し、バルーンセンサ19における解舒検出数が正常で、且つエンドセンサ24及び織幅内センサ45が緯糸Yを検出しなかった場合、制御装置16は、発生した緯入れミスの内容を入口ループミスと判断する。また、制御装置16は、バルーンセンサ19における解舒検出数が正常で、且つエンドセンサ24が緯糸Yを検出せず織幅内センサ45が緯糸Yを検出した場合、発生した緯入れミスの内容をエンドミスと判断する。これによれば、発生した緯入れミスの内容が、エンドミスなのか入口ループミスなのかを判断することができる。
(2)表示装置16aは、緯入れミスの内容に対応した調整方法を表示する。これによれば、作業者が、表示装置16aに表示された調整方法を見ることで、調整をスムーズに行うことができる。
(3)表示装置16aは、制御装置16によって記録された緯入れミスに関するデータを一覧表示する。これによれば、作業者が、表示装置16aに一覧表示された表示内容を確認することにより、どのような緯入れミスが発生しているかを容易に確認することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態において、時間当たりの緯入れミスの発生回数が、予め定められた回数を超えた場合に、作業者に警告を出すようにしてもよい。この場合、例えば、表示装置16aに警告を表示するようにしてもよいし、警告表示用のランプを点灯させるようにしてもよい。
○ 実施形態において、制御装置16は、緯入れミスの内容を、例えば、記号や色によって表示する表示部を有していてもよい。また、制御装置16は、緯入れミスの内容を、音声によって作業者に報知することにより表示する表示部を有していてもよい。
○ 実施形態において、表示装置16aは、制御装置16によって記録された緯入れミスに関するデータを一覧表示する機能を有していない構成であってもよい。
○ 実施形態において、表示装置16aは、制御装置16によって記録された緯入れミスに関するデータを一覧表示する機能を有していなくてもよく、当該一覧表示の機能を有する装置を表示装置16aとは別に設けてもよい。
○ 実施形態において、表示装置16aは、緯入れミスの内容に対応した調整方法を表示する機能を有していなくてもよく、当該調整方法を表示する機能を有する装置を表示装置16aとは別に設けてもよい。
○ 実施形態において、制御装置16は、緯入れミスに関するデータを記録する機能を有していない構成であってもよい。
TL…織幅、Y…緯糸、13…緯糸測長貯留装置、14a…緯糸飛走経路、15…サブノズル、16…判断部及び記憶部として機能する制御装置、16a…表示部及び一覧表示部として機能する表示装置、19…バルーンセンサ、22…メインノズル、24…エンドセンサ、45…織幅内センサ。

Claims (6)

  1. 緯糸を緯糸飛走経路に緯入れするメインノズル及びサブノズルと、
    前記緯糸の緯糸測長貯留装置からの解舒を検出するバルーンセンサと、
    前記緯糸飛走経路における前記メインノズルとは反対側の織幅の外に配置されたエンドセンサと、を備えたエアジェット織機における緯入れ診断方法であって、
    前記緯糸飛走経路における前記織幅の中央よりも前記メインノズルとは反対側の前記織幅内に織幅内センサを配置し、前記バルーンセンサにおける解舒検出数が正常で、且つ前記エンドセンサ及び前記織幅内センサが前記緯糸を検出しなかった場合、発生した緯入れミスの内容を入口ループミスと判断するとともに、前記バルーンセンサにおける解舒検出数が正常で、且つ前記エンドセンサが前記緯糸を検出せず前記織幅内センサが前記緯糸を検出した場合、発生した緯入れミスの内容をエンドミスと判断することを特徴とするエアジェット織機における緯入れ診断方法。
  2. 前記緯入れミスの内容に対応した調整方法を表示することを特徴とする請求項1に記載のエアジェット織機における緯入れ診断方法。
  3. 前記緯入れミスに関するデータを記録し、記録された前記データを一覧表示することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエアジェット織機における緯入れ診断方法。
  4. 緯糸を緯糸飛走経路に緯入れするメインノズル及びサブノズルと、
    前記緯糸の緯糸測長貯留装置からの解舒を検出するバルーンセンサと、
    前記緯糸飛走経路における前記メインノズルとは反対側の織幅の外に配置されたエンドセンサと、
    前記緯糸飛走経路における前記織幅の中央よりも前記メインノズルとは反対側の前記織幅内に配置された織幅内センサと、
    前記バルーンセンサにおける解舒検出数が正常で、且つ前記エンドセンサ及び前記織幅内センサが前記緯糸を検出しなかった場合、発生した緯入れミスの内容を入口ループミスと判断するとともに、前記バルーンセンサにおける解舒検出数が正常で、且つ前記エンドセンサが前記緯糸を検出せず前記織幅内センサが前記緯糸を検出した場合、発生した緯入れミスの内容をエンドミスと判断する判断部と、
    前記緯入れミスの内容を表示する表示部と、を備えたエアジェット織機における緯入れ診断装置。
  5. 前記表示部は、前記緯入れミスの内容に対応した調整方法を表示する請求項4に記載のエアジェット織機における緯入れ診断装置。
  6. 前記緯入れミスに関するデータを記録する記録部と、
    前記記録部によって記録された前記データを一覧表示する一覧表示部と、を備えている請求項4又は請求項5に記載のエアジェット織機における緯入れ診断装置。
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